「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/11/03
官公庁から「高速道路の巡回パトロール」などを受託しております
前田幸治氏

本業: アイテックソリューション株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
ラムジェット(みやこS)

※前田晋二オーナーの所有馬
レヴォントゥレット(みやこS)
レイピア(みちのくS)

担当者:馬主情報部 馬主B

前田幸治オーナーは、地下で大阪梅田駅と直結している、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の29階に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長を少し前まで務めており、現在の主な肩書は、同社の関連企業である「アイテックソリューション株式会社」の代表取締役となっております。

1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2024年3月期」の売上高は「230億円」という素晴らしい数字となっておりました。

そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26支店を構えており、約2500名の従業員を擁しておりますので、少し前まで同社のトップを務めていた前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。

また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場、「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。

2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。

「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。

また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・カッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。

前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手(現在は調教師)、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。

馬主としての前田オーナーは、私が確認したところ、1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、

2002年のスプリンターズSと2003年の高松宮記念を制したビリーヴ

2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、G1を4勝したトランセンド

2011年の宝塚記念を制したアーネストリー

2012年の天皇賞・春を制したビートブラック

2014年のダービーを制したワンアンドオンリー

2016年のJBCクラシックを制したアウォーディー

などが挙げられます。

前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しており、2021年までの3年間は、

2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円

と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、2022年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。

しかし、一昨年は、2022年の半分となる11勝に留まってしまった上、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、前年の4割以下となっておりました(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。

当然、昨年を迎えるにあたって前田オーナーは、「2022年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は、ラムジェットで地方交流G1の東京ダービーを制し、海外では、リメイクでコリアスプリントを制し、この2レースで「約1億7700万円」の賞金を獲得していた上、JRAでは、ラムジェットでユニコーンSを制するなど、21勝を上げ、獲得賞金が「3億6428万円」と、一昨年を大きく上回っております。

そして、今年も好調が続いており、インプレスで新潟ジャンプSを制するなど、先週までに12勝を上げ、その他にも、サイードが小倉ジャンプSと東京ジャンプSで、リビアングラスが京都記念で、それぞれ2着に入線したことなどから、獲得賞金が「3億6172万円」と、既に昨年を上回るのは時間の問題となっておりますので、現在の前田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で「競走馬セール」に参加しており、今年も、

■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
5頭を3億5420万円で落札

■7月21日(月)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
4頭を1億1770万円で落札

■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
1頭を2145万円で落札

と、10頭の落札に総額4億9335万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の前田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)のみやこSにラムジェットを登録しておりますので、私がオーナーであれば、同馬を預けている佐々木先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

また、今週は、前田オーナーの弟であるため、「完全に財布が同じ」と言える前田晋二オーナーが、みやこSにレヴォントゥレット、1着賞金が2300万円(同1840万円)のみちのくSにレイピアを登録しておりますので、この2頭も、全く同じ理由で「勝負懸かり」と考えておくべきです。

2025/11/03
「ゴールドマン・サックス証券」に勤めていましたの
諸江幸祐(もろえ・ゆきひろ)氏

本業: 株式会社YUMEキャピタル 代表取締役

今週の主な登録馬:
シーミハットク(京王杯2歳S)
キープサインオン(飯坂温泉特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

1955年7月生まれの諸江幸祐(もろえ・ゆきひろ)オーナーは、かつて石川県に展開していた衣料スーパー、「いとはん」を創業した諸江賢二氏のご子息で、1979年に慶応大学の経済学部を卒業してから、5年ほど大手スーパーの「ジャスコ」(現在のイオン)に勤めていましたの。

その後、南カリフォルニア大学の大学院でMBAを取得して、1985年に野村証券の海外投資顧問室にアナリストとして入社して、1988年にはゴールドマン・サックス証券に移っていました。

それから、1998年に同社のマネージングディレクターに就任して、1999年から2005年までは東京支店の投資調査部長などを務めていましたけど、2008年に「ゴールドマン・サックス証券」を退社して、「株式会社YUMEキャピタル」を設立しましたの。

現在の諸江オーナーは、私が確認したところ、「株式会社YUMEキャピタル」の代表取締役を務めながら、有機・無添加食品の販売を手掛けている「オイシックス・ラ・大地株式会社」の社外監査役を務めるなど、複数の企業で重要なポストに就いていますし、「早稲田大学大学院・ファイナンス研究センター」の講師や、アメリカのコーネル大学が行っている「リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン」の講師を務めた経験があるように、後進の育成にもかなり力を入れていますので、「大いに尊敬すべき人物」と言えますわね。

諸江オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2004年のことで、これまでに70頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2007年のクイーンCで2着、桜花賞で3着だったカタマチボタンや、2013年のスプリンターズSで3着だったワンスインナムーンが挙げられますの。

ちなみに、私が聞いた話によると、カタマチボタンの名前は、諸江オーナーの出身地である石川県金沢市の片町で、オーナーの祖母が経営していた「ぼたん」という喫茶店が由来となっているそうで、カタマチボタンが桜花賞に出走した当日は、ご家族揃って阪神競馬場まで応援に行ったそうですから、1着ダイワスカーレット、2着ウオッカ、4着ローブデコルテといった強いメンバーの中で3着に入ったレースを見て、オーナーご自身はもちろんのこと、ご家族も大いに喜ばれた筈ですわ。

2017年の諸江オーナーは、7勝を上げて、過去最高となる「1億6265万円」の賞金を獲得していましたの。

ただ、昨年までの5年間は、

2020年→8167万円
2021年→5802万円
2022年→5516万円
2023年→5500万円
2024年→6789万円

と記せば分かる通り、2017年の賞金を下回っていますわ。

もちろん、今年を迎えるにあたって、諸江オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、ステークホルダーでサンライズSを制するなど、先週までに6勝を上げていて、獲得賞金が「7779万円」と、もう昨年を上回っていますの。

当然、今の諸江オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。

そして今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の京王杯2歳Sにシーミハットク、1着賞金が1550万円(同1240万円)の飯坂温泉特別にキープサインオンを登録していますので、私がオーナーでしたら、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、お釣りを残さない勝負仕上げをお願いしますわ。

また、諸江オーナーは、馬主としてのキャリアが20年以上になっていますけど、まだ重賞を勝てていませんので、京王杯2歳Sのシーミハットクには、「初めての重賞勝ちをこの馬で」という思いも込められていると私は見ていますの。

2025/11/03
衆議院議員である河野太郎氏の弟が愛馬会法人の代表を…
株式会社グリーンファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レイナデアルシーラ(みやこS)
ナイトアクアリウム(錦秋S)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「グリーンファーム」に於いて「愛馬会法人」の代表を務めている河野二郎氏は、2003年の11月から2009年の7月まで、衆議院議長を務めていた河野洋平氏のご子息であり、現在、自民党所属の衆議院議員を務めている河野太郎氏の弟です。

洋平氏は、現在、「日本軽種馬協会」の会長理事を務めており、太郎氏も、少し前まで、「セレクトセール」を主催している「日本競走馬協会」の会長を務めていた上、河野家は、洋平氏の父である一郎氏の代に「那須野牧場」を開設しており、ここでは、1966年の菊花賞を制したナスノコトブキなどを生産しておりますので、「長きに渡り、競馬界と深く関わっている家柄」と言えるでしょう。

なお、「日本競走馬協会」と「グリーンファーム」は、どちらも「麻布台ビル」(東京都港区麻布台2丁目)を拠点としており、このビルには、一郎氏が創業に尽力し、今は競馬中継でお馴染みとなっている「ラジオ日本」の東京支社がありますので、この事実も、河野家と競馬界の関わりが深いことを証明しております。

「グリーンファーム」は、これまでに400頭以上をJRAで走らせており、過去の代表的な存在としては、

1994年の阪急杯と札幌スプリントSを制したゴールドマウンテン

1999年の根岸Sを制したセレクトグリーン

2009年のエリザベス女王杯を制したクィーンスプマンテ

2017年の愛知杯と中山牝馬Sを制したマキシマムドパリ

などが挙げられるでしょう。

2015年の同クラブは、京王杯2歳Sを制したボールライトニングなどの活躍により、28勝を上げ、過去最高となる「5億2191万円」の賞金を獲得しておりました。

その後は、

2016年→23勝・獲得賞金3億9988万円
2017年→15勝・獲得賞金3億7447万円
2018年→16勝・獲得賞金3億1132万円
2019年→15勝・獲得賞金2億7245万円
2020年→18勝・獲得賞金3億0125万円
2021年→10勝・獲得賞金1億8766万円
2022年→11勝・獲得賞金1億5079万円

と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっておりましたが、一昨年は、23勝を上げ、その他にも、青葉賞で2着、ダービーで3着に入線したハーツコンチェルトの活躍などにより、前年までを大きく上回る「4億6749万円」の賞金を獲得しております。

ただ、昨年は、全体で12勝に留まり、獲得賞金が「2億5131万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。

したがって、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、キャンディードで中京2歳Sを制するなど、先週までに18勝を上げ、獲得賞金が「3億2016万円」と、既に昨年を大きく上回っております。

当然、現在は、クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

また、「グリーンファーム」は、「2024年産募集馬」(現1歳世代)に関して、計22頭のラインナップを発表しておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは7頭のみであり、残りの15頭はまだ出資を受け付けております。

そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの15頭を少しでも早く満口にしたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。

そういった中、今週は1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)のみやこSにレヴォントゥレット、1着賞金1840万円(同1472万円)の錦秋Sにナイトアクアリウムを登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

2025/11/03
京都で不動産の売買などを手掛けている企業の代表取締役です
中辻明氏

本業: 株式会社三信工務店 代表取締役

今週の主な登録馬:
ネネキリマル(京王杯2歳S)

担当者:馬主情報部 馬主N

中辻明オーナーの本業は、京都府京都市上京区に本社を構え、不動産の売買や仲介、一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計や施工などを手掛けている、「株式会社三信工務店」の代表取締役です。

最寄りの「JR山陰本線・二条駅」からですと、東口を出たら左に曲がり、北に700mくらい進み、「千本丸太町」の交差点を右に曲がり、東に500mほど進んだ右側に、ラーメン屋「めん馬鹿」が見えたら、その少し先に「三信工務店」の本社ビルがあります。

1997年から、不動産の売買や一戸建て住宅の分譲などを行っている「株式会社三信工務店」は、建売住宅の個性の無さと注文住宅の煩わしさを解決するために、お客様の希望を低価格で実現できる「セミオーダー」というシステムを取り入れており、これがお客様に好評を博しているそうです。

2011年からJRAで馬を走らせている中辻オーナーは、これまでに100頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2015年の北九州記念と京阪杯で2着に入り、2016年の高松宮記念とセントウルSを制したビッグアーサーが挙げられ、この2年間の中辻オーナーは、

2015年→9勝・獲得賞金1億7409万円
2016年→5勝・獲得賞金2億0464万円

という成績を残しておりました。

その後の4年間は、獲得賞金が1億円に達していなかったものの、一昨年までの3年間は、

2021年→10勝・獲得賞金1億0968万円
2022年→8勝・獲得賞金1億1765万円
2023年→8勝・獲得賞金1億9339万円

と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっております。

ただ、昨年は、10勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「1億7994万円」と、一昨年を下回ってしまいました。

更に、今年も状況が改善した訳ではなく、先週までに9勝を上げているものの、特別レースを勝てていないことなどから、獲得賞金が「1億4169万円」と、昨年の同時期(11月3日【月】まで)の「1億4567万円」を僅かとは言え下回っておりますので、現在の中辻オーナーは、「一昨年までの勢いを取り戻したい」と考えている筈です。

また、中辻オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、

■7月21日(火)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を4400万円で落札

■8月18日(火)~23日(土)の「HBAサマーセール」
4頭を6622万円で落札

と、計6頭を総額1億1022万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の中辻オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

こういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の京王杯2歳Sにネネキリマルを登録しておりますので、私が中辻オーナーであれば、同馬を預けている河嶋先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。