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発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2023/09/30 (土) 18:54
対象レース:2023/10/01(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:歯科医として厚い信頼を寄せられていることでしょう
掲載日:2023/09/30 (土) 18:54
対象レース:2023/10/01(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:歯科医として厚い信頼を寄せられていることでしょう

ラグビーワールドカップで日本代表チームが、昨日の早朝、サモア代表と対戦し、28対22というスコアで見事な勝利を収めました。
10月8日(日)の次戦では、アルゼンチン代表と対戦することとなっており、ここを勝てば決勝トーナメント進出が確定しますので、ベストコンディションで試合に挑んで欲しいと考えております。
なお、私が「スプリンターズSで注目すべき存在」と考えているのは、奈村睦弘オーナーが出走させるナムラクレアです。
奈村睦弘オーナーの本業は、兵庫県の西宮市にある「なむら歯科」の院長であり、お母様の実家がある九州で生まれ、滋賀県の大津市で育った奈村オーナーは、地元の滋賀県立膳所高校を卒業した後、大阪大学の歯学部に進学しております。
奈村オーナーのお兄様である和記氏も、大阪大学の歯学部を卒業しており、先に大津市で歯科医院を開業しておりましたので、大学を卒業した後の奈村オーナーは、お兄様の診療所で5年ほど研修を積み、1987年、奥様の実家がある西宮市に住居を移し、「なむら歯科」を開業しました。
自費治療となることが多い歯科医院でありながら、「可能な限り、保険適用の診療で済ませること」をモットーとしており、自費治療が必要となる場合に於いても、良心的な価格設定となっておりますので、30年以上に渡って「なむら歯科」の院長を務めている奈村オーナーは、地域の方々から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての奈村オーナーは、これまでに100頭以上を所有しており、2020年は、ナムラカメタローが地方交流重賞の佐賀記念を制したものの、JRAでは、「3勝・獲得賞金4479万円」という成績でした。
しかし、その後の2年間は、ナムラリコリスが函館2歳Sを制し、ナムラクレアが小倉2歳Sと函館スプリントSを制したことなどにより、
2021年:9勝・獲得賞金2億2329万円
2022年:8勝・獲得賞金2億4901万円
と、一気に成績を伸ばしており、特に昨年は、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。
その上…
10月8日(日)の次戦では、アルゼンチン代表と対戦することとなっており、ここを勝てば決勝トーナメント進出が確定しますので、ベストコンディションで試合に挑んで欲しいと考えております。
なお、私が「スプリンターズSで注目すべき存在」と考えているのは、奈村睦弘オーナーが出走させるナムラクレアです。
奈村睦弘オーナーの本業は、兵庫県の西宮市にある「なむら歯科」の院長であり、お母様の実家がある九州で生まれ、滋賀県の大津市で育った奈村オーナーは、地元の滋賀県立膳所高校を卒業した後、大阪大学の歯学部に進学しております。
奈村オーナーのお兄様である和記氏も、大阪大学の歯学部を卒業しており、先に大津市で歯科医院を開業しておりましたので、大学を卒業した後の奈村オーナーは、お兄様の診療所で5年ほど研修を積み、1987年、奥様の実家がある西宮市に住居を移し、「なむら歯科」を開業しました。
自費治療となることが多い歯科医院でありながら、「可能な限り、保険適用の診療で済ませること」をモットーとしており、自費治療が必要となる場合に於いても、良心的な価格設定となっておりますので、30年以上に渡って「なむら歯科」の院長を務めている奈村オーナーは、地域の方々から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての奈村オーナーは、これまでに100頭以上を所有しており、2020年は、ナムラカメタローが地方交流重賞の佐賀記念を制したものの、JRAでは、「3勝・獲得賞金4479万円」という成績でした。
しかし、その後の2年間は、ナムラリコリスが函館2歳Sを制し、ナムラクレアが小倉2歳Sと函館スプリントSを制したことなどにより、
2021年:9勝・獲得賞金2億2329万円
2022年:8勝・獲得賞金2億4901万円
と、一気に成績を伸ばしており、特に昨年は、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。
その上…

発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2023/09/30 (土) 17:46
対象レース:2023年10月1日(日)阪神11R・ポートアイランドS
見出し:2013年の有馬記念などを制しております
掲載日:2023/09/30 (土) 17:46
対象レース:2023年10月1日(日)阪神11R・ポートアイランドS
見出し:2013年の有馬記念などを制しております

29日(金)のニューヨーク外国為替市場に於ける円対ドルは、前日比5銭の円安・ドル高となる、1ドル=149円30~40銭で取引を終えておりました。
米国のインフレが落ち着くとの見方から、円を買ってドルを売る動きが進んでおりますので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」がポートアイランドSに出走させる、サブライムアンセムについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
尚且つ、今年に入ってから先週までも…
米国のインフレが落ち着くとの見方から、円を買ってドルを売る動きが進んでおりますので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」がポートアイランドSに出走させる、サブライムアンセムについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
尚且つ、今年に入ってから先週までも…

発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2023/09/30 (土) 16:50
対象レース:2023年10月01日(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:「上野アメ横店」だけで25億円の年商を…
掲載日:2023/09/30 (土) 16:50
対象レース:2023年10月01日(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:「上野アメ横店」だけで25億円の年商を…

来週からホールに導入される新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「株式会社SANKYO」から出る、「Pフィーバーかぐや様は告らせたいR」です。
これは、アニメ化や映画化もされている人気漫画との初タイアップ機でして、継続と出玉のどちらも期待できる仕様となっているため、導入後はホールを大いに賑わせてくれることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、三木正浩オーナーがスプリンターズSに出走させる、アグリについての報告をしておきます。
三木オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構え、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者であり、2007年の8月まで、同社の代表取締役会長を務めておりました。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学し、同校を卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しております。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しました。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結び、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせております。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更し、その後、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立し、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録しており、三木オーナーは、その後も、
1991年
アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年
「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年
ジャスダックに上場
2002年
東証一部に上場
2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させ、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「2900億円」(2023年2月期)を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた三木オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせており、同年は1勝、翌年は0勝に終わったものの、一昨年(2021年)は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げ、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしておりました。
更に、その後も好調が続いており、昨年は、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、「20勝・獲得賞金4億3535万円」という成績を残し、前年を大きく上回っており、今年は、ジャスティンパレスを出走させた天皇賞・春で初めての…
これは、アニメ化や映画化もされている人気漫画との初タイアップ機でして、継続と出玉のどちらも期待できる仕様となっているため、導入後はホールを大いに賑わせてくれることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、三木正浩オーナーがスプリンターズSに出走させる、アグリについての報告をしておきます。
三木オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構え、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者であり、2007年の8月まで、同社の代表取締役会長を務めておりました。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学し、同校を卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しております。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しました。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結び、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせております。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更し、その後、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立し、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録しており、三木オーナーは、その後も、
1991年
アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年
「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年
ジャスダックに上場
2002年
東証一部に上場
2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させ、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「2900億円」(2023年2月期)を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた三木オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせており、同年は1勝、翌年は0勝に終わったものの、一昨年(2021年)は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げ、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしておりました。
更に、その後も好調が続いており、昨年は、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、「20勝・獲得賞金4億3535万円」という成績を残し、前年を大きく上回っており、今年は、ジャスティンパレスを出走させた天皇賞・春で初めての…

発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2023/09/29 (金) 19:35
対象レース:2023/09/30(土)阪神11R・シリウスS
見出し:大阪でゲームセンターなどを経営している企業の代表取締役ですわね
掲載日:2023/09/29 (金) 19:35
対象レース:2023/09/30(土)阪神11R・シリウスS
見出し:大阪でゲームセンターなどを経営している企業の代表取締役ですわね

皆さんごきげんよう。
今回は、日隈(ひのくま)良江オーナーがシリウスSに出走させる、ハギノアレグリアスについての報告をしておきますわ。
日隈良江オーナーの本業は、「大阪メトロ・野田阪神駅」(大阪市福島区)から徒歩2分の場所に本社を構え、不動産業の他、カフェなどの飲食店や、ゲームセンターなどのアミューズメント施設といった、地域に密着した様々な事業を展開している「株式会社新橋企画」の代表取締役ですわね。
「ハギノ」の冠名と言えば、1980年の桜花賞とエリザベス女王杯を勝ったハギノトップレディや、1983年の宝塚記念を勝ったハギノカムイオーなどを所有していた日隈広吉(こうきち)オーナーが使用していましたけど、1998年の5月に広吉オーナーが亡くなったため、ご息女の良江オーナーが所有馬と冠名を引き継いでいますの。
先代の広吉オーナーは、山口県萩市の出身で、出身校も地元の萩商業高校(現在の萩商工高校)でして、関西で事業を興して成功してからは、1990年に桜の成木を1000本、1992年に梅の苗木を250本、それぞれ萩市に寄贈しているように、故郷を愛する気持ちが非常に強く、「ハギノ」の冠名もその思いから付けられたのでしょうね。
1997年頃からJRAで馬を走らせている良江オーナーは、これまでに100頭近くを所有していて、過去の代表的な存在としては、2001年と2002年の東海Sなど、重賞を3勝したハギノハイグレイドや、2014年の京都新聞杯を制したハギノハイブリッドが挙げられますわ。
2001年のオーナーは、ハギノハイグレイドなどの活躍により、4勝を上げて、過去最高となる「1億3286万円」の賞金を獲得していましたし、2020年は、過去最多の8勝を上げて、「1億2283万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、過去2年は、
2021年:3勝・獲得賞金4860万円
2022年:6勝・獲得賞金9513万円
という形で成績が伸び悩んでしまいましたから、今年を迎えるにあたって、良江オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈ですわ。
実際、今年は、名古屋大賞典で1着、帝王賞で4着というハギノアレグリアスの活躍によって、地方で3300万円の賞金を獲得していますし、JRAでは…
今回は、日隈(ひのくま)良江オーナーがシリウスSに出走させる、ハギノアレグリアスについての報告をしておきますわ。
日隈良江オーナーの本業は、「大阪メトロ・野田阪神駅」(大阪市福島区)から徒歩2分の場所に本社を構え、不動産業の他、カフェなどの飲食店や、ゲームセンターなどのアミューズメント施設といった、地域に密着した様々な事業を展開している「株式会社新橋企画」の代表取締役ですわね。
「ハギノ」の冠名と言えば、1980年の桜花賞とエリザベス女王杯を勝ったハギノトップレディや、1983年の宝塚記念を勝ったハギノカムイオーなどを所有していた日隈広吉(こうきち)オーナーが使用していましたけど、1998年の5月に広吉オーナーが亡くなったため、ご息女の良江オーナーが所有馬と冠名を引き継いでいますの。
先代の広吉オーナーは、山口県萩市の出身で、出身校も地元の萩商業高校(現在の萩商工高校)でして、関西で事業を興して成功してからは、1990年に桜の成木を1000本、1992年に梅の苗木を250本、それぞれ萩市に寄贈しているように、故郷を愛する気持ちが非常に強く、「ハギノ」の冠名もその思いから付けられたのでしょうね。
1997年頃からJRAで馬を走らせている良江オーナーは、これまでに100頭近くを所有していて、過去の代表的な存在としては、2001年と2002年の東海Sなど、重賞を3勝したハギノハイグレイドや、2014年の京都新聞杯を制したハギノハイブリッドが挙げられますわ。
2001年のオーナーは、ハギノハイグレイドなどの活躍により、4勝を上げて、過去最高となる「1億3286万円」の賞金を獲得していましたし、2020年は、過去最多の8勝を上げて、「1億2283万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、過去2年は、
2021年:3勝・獲得賞金4860万円
2022年:6勝・獲得賞金9513万円
という形で成績が伸び悩んでしまいましたから、今年を迎えるにあたって、良江オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈ですわ。
実際、今年は、名古屋大賞典で1着、帝王賞で4着というハギノアレグリアスの活躍によって、地方で3300万円の賞金を獲得していますし、JRAでは…

発信者:調教師情報部・美浦記者C
掲載日:2023/09/29 (金) 18:59
対象レース:2023/09/30(土)中山11R・秋風S
見出し:乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやっていました
掲載日:2023/09/29 (金) 18:59
対象レース:2023/09/30(土)中山11R・秋風S
見出し:乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやっていました

お疲れさまです。
皆さんもよく知っている通り、美浦トレセンの坂路は、改修工事のため、しばらく閉鎖されていましたけど、今週の火曜日、9月26日からプレオープンしています。
全体の高低差が、前の坂路より15mも増えて33メートルになっていて、栗東トレセンの33メートルを上回っていますから、ここで鍛えられた馬達がどんなレースを見せてくれるのか、楽しみにしているんですよ。
ただ、今回はそれについての連絡ではなく、加藤征弘(ゆきひろ)厩舎が秋風Sに使う、ソウテンについての連絡です。
僕より皆さんの方が詳しいと思いますけど、加藤先生は、お祖父さんとお父さんが馬主さんという、競馬が身近な家庭で育っていて、子供の頃は乗馬のスポーツ少年団に入っていましたし、高校に進んでからは馬術部に入っていましたから、競馬の世界を目指したのは当たり前のことだったのでしょう。
1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入った加藤先生は、その年の9月から、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでお馴染みだった二本柳俊一厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、安田記念を勝ったトロットサンダーなどでお馴染みだった相川勝敏厩舎で調教助手をやっていました。
2001年、調教師の試験に受かった加藤先生は、栗東の森秀行厩舎で技術調教師をやって経験を積んで、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
加藤先生の厩舎は、最初の年こそ「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績でしたけど、次の年は「26勝・獲得賞金4億4246万円」と一気に数字を伸ばしていましたし、3年目だった2004年は、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。
しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、今までで一番いい数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。
2015年の加藤先生は、ノンコノユメで地方交流G1のジャパンダートダービーを勝って、4500万円の賞金を稼いでいましたし、JRAでも、この馬でユニコーンSと武蔵野Sも勝つなど、「30勝・獲得賞金6億3629万円」という好成績を残していました。
でも、その後は…
皆さんもよく知っている通り、美浦トレセンの坂路は、改修工事のため、しばらく閉鎖されていましたけど、今週の火曜日、9月26日からプレオープンしています。
全体の高低差が、前の坂路より15mも増えて33メートルになっていて、栗東トレセンの33メートルを上回っていますから、ここで鍛えられた馬達がどんなレースを見せてくれるのか、楽しみにしているんですよ。
ただ、今回はそれについての連絡ではなく、加藤征弘(ゆきひろ)厩舎が秋風Sに使う、ソウテンについての連絡です。
僕より皆さんの方が詳しいと思いますけど、加藤先生は、お祖父さんとお父さんが馬主さんという、競馬が身近な家庭で育っていて、子供の頃は乗馬のスポーツ少年団に入っていましたし、高校に進んでからは馬術部に入っていましたから、競馬の世界を目指したのは当たり前のことだったのでしょう。
1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入った加藤先生は、その年の9月から、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでお馴染みだった二本柳俊一厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、安田記念を勝ったトロットサンダーなどでお馴染みだった相川勝敏厩舎で調教助手をやっていました。
2001年、調教師の試験に受かった加藤先生は、栗東の森秀行厩舎で技術調教師をやって経験を積んで、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
加藤先生の厩舎は、最初の年こそ「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績でしたけど、次の年は「26勝・獲得賞金4億4246万円」と一気に数字を伸ばしていましたし、3年目だった2004年は、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。
しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、今までで一番いい数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。
2015年の加藤先生は、ノンコノユメで地方交流G1のジャパンダートダービーを勝って、4500万円の賞金を稼いでいましたし、JRAでも、この馬でユニコーンSと武蔵野Sも勝つなど、「30勝・獲得賞金6億3629万円」という好成績を残していました。
でも、その後は…

発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2023/09/28 (木) 19:38
対象レース:2023年10月01日(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:エーピーインディの厩舎で武者修行をしとったんですわ
掲載日:2023/09/28 (木) 19:38
対象レース:2023年10月01日(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:エーピーインディの厩舎で武者修行をしとったんですわ

先週の土曜日、中山の8Rに組まれとった清秋ジャンプSは、美浦の国枝栄君が使っとったブルメンダールが勝ちましたな。
1990年の2月に厩舎を開業しとって、アパパネとかアーモンドアイですっかりお馴染みになっとる国枝君は、去年までにJRA通算で1019勝を上げとって、その内、障害レースは16勝だけやったんだけど、今年は、先週を含めてもう障害で4勝を上げとるように、厩舎が障害に力を入れ始めとることがよう分かりますわ。
もちろん、これからも、国枝君の厩舎が障害に馬を使ってきた時は、注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、池江泰寿君がスプリンターズSに使う、ママコチャのことを報告しとくで。
誰でもよう知っとる通り、池江泰寿君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの長男で、泰郎さんは、三冠馬ディープインパクトやメジロマックイーンとかでGIを17勝もして、それを入れて重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。
泰寿君は、保育園から中学校まで武豊君とずっと同級生で、栗東トレセンができる前は、厩舎があった京都競馬場でよく遊んどって、その頃は、豊君と同じで乗り役を目指しとったんや。
けど、体が大きくなってしもうたんで、乗り役になるのを諦めて調教師になると決めたんですわ。
一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った泰寿君は、その年の10月から、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかでお馴染みやった浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。
ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も管理しとったイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。
そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりました。
しかもこの年は、2位が46勝の泰郎さんやったんで、親子で調教師リーディングのワンツーでしたな。
2011年には、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞の11勝を入れて全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。
これは、2004年に藤沢和雄先生が残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。
2012年に、泰寿君の厩舎は2回目のリーディング1位になっとって、2017年は、アルアインを使った皐月賞、サトノアラジンを使った安田記念、ペルシアンナイトを使ったマイルCSとか、重賞を10勝、全部で「63勝」を上げて、3回目のリーディング1位になっとったし、賞金も「18億4737万円」を稼いどったんですわ。
けど、その後の4年間は、
2018年→46勝・獲得賞金13億4400万円
2019年→45勝・獲得賞金13億1681万円
2020年→38勝・獲得賞金10億2171万円
2021年→36勝・獲得賞金8億6330万円
っちゅう形で成績が右肩下がりになっとったし、特に一昨年は、2009年からずっと続いとった「10億円超え」が途切れてしもうたんや。
せやから、去年の泰寿君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、ジャンダルムでスプリンターズSを勝つなど、全部で47勝を上げて、「14億5371万円」の賞金を稼いだんですわ。
そんで今年は、ヴェルトライゼンデを使った日経新春杯と、ボッケリーニを使った鳴尾記念、ソウルラッシュを使った京成杯AHと、重賞を3つ勝っとるんやけど…
1990年の2月に厩舎を開業しとって、アパパネとかアーモンドアイですっかりお馴染みになっとる国枝君は、去年までにJRA通算で1019勝を上げとって、その内、障害レースは16勝だけやったんだけど、今年は、先週を含めてもう障害で4勝を上げとるように、厩舎が障害に力を入れ始めとることがよう分かりますわ。
もちろん、これからも、国枝君の厩舎が障害に馬を使ってきた時は、注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、池江泰寿君がスプリンターズSに使う、ママコチャのことを報告しとくで。
誰でもよう知っとる通り、池江泰寿君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの長男で、泰郎さんは、三冠馬ディープインパクトやメジロマックイーンとかでGIを17勝もして、それを入れて重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。
泰寿君は、保育園から中学校まで武豊君とずっと同級生で、栗東トレセンができる前は、厩舎があった京都競馬場でよく遊んどって、その頃は、豊君と同じで乗り役を目指しとったんや。
けど、体が大きくなってしもうたんで、乗り役になるのを諦めて調教師になると決めたんですわ。
一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った泰寿君は、その年の10月から、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかでお馴染みやった浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。
ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も管理しとったイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。
そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりました。
しかもこの年は、2位が46勝の泰郎さんやったんで、親子で調教師リーディングのワンツーでしたな。
2011年には、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞の11勝を入れて全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。
これは、2004年に藤沢和雄先生が残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。
2012年に、泰寿君の厩舎は2回目のリーディング1位になっとって、2017年は、アルアインを使った皐月賞、サトノアラジンを使った安田記念、ペルシアンナイトを使ったマイルCSとか、重賞を10勝、全部で「63勝」を上げて、3回目のリーディング1位になっとったし、賞金も「18億4737万円」を稼いどったんですわ。
けど、その後の4年間は、
2018年→46勝・獲得賞金13億4400万円
2019年→45勝・獲得賞金13億1681万円
2020年→38勝・獲得賞金10億2171万円
2021年→36勝・獲得賞金8億6330万円
っちゅう形で成績が右肩下がりになっとったし、特に一昨年は、2009年からずっと続いとった「10億円超え」が途切れてしもうたんや。
せやから、去年の泰寿君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、ジャンダルムでスプリンターズSを勝つなど、全部で47勝を上げて、「14億5371万円」の賞金を稼いだんですわ。
そんで今年は、ヴェルトライゼンデを使った日経新春杯と、ボッケリーニを使った鳴尾記念、ソウルラッシュを使った京成杯AHと、重賞を3つ勝っとるんやけど…

発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2023/09/28 (木) 19:03
対象レース:2023/09/30(土)阪神11R・シリウスS
見出し:京都で不動産業などを手掛けている企業の代表取締役です
掲載日:2023/09/28 (木) 19:03
対象レース:2023/09/30(土)阪神11R・シリウスS
見出し:京都で不動産業などを手掛けている企業の代表取締役です

本日の東京外国為替市場に於ける円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比29銭の円安・ドル高となる、1ドル=149円31~21銭で取引を終えておりました。
アメリカの金融引き締めが長期化するとの見方から、米長期金利が16年振りの高水準となったことなどを受け、日米の金利差を意識した円売りとドル買いが進んでおり、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、中辻明オーナーがシリウスSに出走させる、トウセツについての報告をしておきましょう。
中辻オーナーの本業は、京都市上京区に本社を構え、不動産の売買や仲介、一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計や施工などを手掛けている、「株式会社三信工務店」の代表取締役です。
最寄りの「JR山陰本線・二条駅」からですと、東口を出たら左に曲がり、北に700mくらい進み、「千本丸太町」の交差点を右に曲がり、東に500mほど進んだ右側に、ラーメン屋「めん馬鹿」が見えたら、その少し先に「三信工務店」の本社ビルがあります。
1997年から、不動産の売買や一戸建て住宅の分譲などを行っている「株式会社三信工務店」は、建売住宅の個性の無さと注文住宅の煩わしさを解決するために、お客様の希望を低価格で実現できる「セミオーダー」というシステムを取り入れました。
また、同社は、京都市内を中心に数多くの分譲を手掛けており、土日を中心に「オープンハウス」を実施している上、物件によっては、午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」や、自宅にいながら参加できる「インターネット内覧」を実施しており、これらがお客様に好評を博しているとのことです。
2011年からJRAで馬を走らせている中辻オーナーは、これまでに90頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2015年の北九州記念と京阪杯で2着に入り、2016年の高松宮記念とセントウルSを制したビッグアーサーが挙げられ、この2年間の中辻オーナーは、
2015年→9勝・獲得賞金1億7409万円
2016年→5勝・獲得賞金2億0464万円
という成績を残しておりました。
しかし、その後の4年間は、
2017年→2勝・獲得賞金3095万円
2018年→1勝・獲得賞金3219万円
2019年→5勝・獲得賞金6230万円
2020年→4勝・獲得賞金7556万円
という形で数字が伸び悩んでいたため、一昨年の中辻オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、過去最多の10勝を上げ、2016年と2015年に次ぐ、「1億0968万円」の賞金を獲得していた上、地方では、セキフウで1着賞金3000万円の兵庫ジュニアグランプリを制しておりました。
更に昨年は、JRAで獲得した賞金が「1億1765万円」と、僅かとは言え昨年を上回っており、尚且つ、セキフウが、サウジダービーで2着に入り、30万ドル(約3566万円)の賞金を獲得し、コリアCでは3着に入り、1億4000万ウォン(約1400万円)の賞金を獲得しております。
そして、今年も好調が続いており、セキフウでエルムSを制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金は「1億5308万円」と、既に過去2年を大きく上回っておりますので、当然、現在の中辻オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、中辻オーナーは…
アメリカの金融引き締めが長期化するとの見方から、米長期金利が16年振りの高水準となったことなどを受け、日米の金利差を意識した円売りとドル買いが進んでおり、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、中辻明オーナーがシリウスSに出走させる、トウセツについての報告をしておきましょう。
中辻オーナーの本業は、京都市上京区に本社を構え、不動産の売買や仲介、一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計や施工などを手掛けている、「株式会社三信工務店」の代表取締役です。
最寄りの「JR山陰本線・二条駅」からですと、東口を出たら左に曲がり、北に700mくらい進み、「千本丸太町」の交差点を右に曲がり、東に500mほど進んだ右側に、ラーメン屋「めん馬鹿」が見えたら、その少し先に「三信工務店」の本社ビルがあります。
1997年から、不動産の売買や一戸建て住宅の分譲などを行っている「株式会社三信工務店」は、建売住宅の個性の無さと注文住宅の煩わしさを解決するために、お客様の希望を低価格で実現できる「セミオーダー」というシステムを取り入れました。
また、同社は、京都市内を中心に数多くの分譲を手掛けており、土日を中心に「オープンハウス」を実施している上、物件によっては、午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」や、自宅にいながら参加できる「インターネット内覧」を実施しており、これらがお客様に好評を博しているとのことです。
2011年からJRAで馬を走らせている中辻オーナーは、これまでに90頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2015年の北九州記念と京阪杯で2着に入り、2016年の高松宮記念とセントウルSを制したビッグアーサーが挙げられ、この2年間の中辻オーナーは、
2015年→9勝・獲得賞金1億7409万円
2016年→5勝・獲得賞金2億0464万円
という成績を残しておりました。
しかし、その後の4年間は、
2017年→2勝・獲得賞金3095万円
2018年→1勝・獲得賞金3219万円
2019年→5勝・獲得賞金6230万円
2020年→4勝・獲得賞金7556万円
という形で数字が伸び悩んでいたため、一昨年の中辻オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、過去最多の10勝を上げ、2016年と2015年に次ぐ、「1億0968万円」の賞金を獲得していた上、地方では、セキフウで1着賞金3000万円の兵庫ジュニアグランプリを制しておりました。
更に昨年は、JRAで獲得した賞金が「1億1765万円」と、僅かとは言え昨年を上回っており、尚且つ、セキフウが、サウジダービーで2着に入り、30万ドル(約3566万円)の賞金を獲得し、コリアCでは3着に入り、1億4000万ウォン(約1400万円)の賞金を獲得しております。
そして、今年も好調が続いており、セキフウでエルムSを制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金は「1億5308万円」と、既に過去2年を大きく上回っておりますので、当然、現在の中辻オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、中辻オーナーは…

発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2023/09/26 (火) 19:36
対象レース:2023/10/01(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:昔はダンスパートナーなどが活躍していましたね
掲載日:2023/09/26 (火) 19:36
対象レース:2023/10/01(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:昔はダンスパートナーなどが活躍していましたね

相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、仲間の話によると、最近は、苫小牧沖で良いサイズのサバがよく釣れているそうですね。
私も、仕事の合間に時間ができれば、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、行ってみたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「社台グループオーナーズ」がスプリンターズSに登録している、オールアットワンスについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、一昨年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、一昨年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していますし、去年、ドバイのUAEダービーを勝ったクラウンプライドもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は、地方に入厩する馬を除くと、73頭の…
私も、仕事の合間に時間ができれば、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、行ってみたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「社台グループオーナーズ」がスプリンターズSに登録している、オールアットワンスについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、一昨年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、一昨年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していますし、去年、ドバイのUAEダービーを勝ったクラウンプライドもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は、地方に入厩する馬を除くと、73頭の…

発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2023/09/23 (土) 18:25
対象レース:2023年09月23日(日)中山11R・オールカマー
見出し:現在の代表取締役は吉田勝己オーナーの長男です
掲載日:2023/09/23 (土) 18:25
対象レース:2023年09月23日(日)中山11R・オールカマー
見出し:現在の代表取締役は吉田勝己オーナーの長男です

22日(金)のニューヨーク外国為替市場に於ける円対ドルは、前日比80銭の円安・ドル高となる、1ドル=148円35~45銭で取引を終えておりました。
日米金利差の拡大が続くとの見方から、円を売ってドルを買う動きが加速しており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」がオールカマーに出走させる、ジェラルディーナとローシャムパークについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
尚且つ、今年に入ってから先週までも…
日米金利差の拡大が続くとの見方から、円を売ってドルを買う動きが加速しており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」がオールカマーに出走させる、ジェラルディーナとローシャムパークについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
尚且つ、今年に入ってから先週までも…

発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2023/09/23 (土) 17:19
対象レース:2023/09/24(日)阪神11R・神戸新聞杯
見出し:2013年は「7億6767万円」を獲得しておりましたが
掲載日:2023/09/23 (土) 17:19
対象レース:2023/09/24(日)阪神11R・神戸新聞杯
見出し:2013年は「7億6767万円」を獲得しておりましたが

先日、中華料理の名店として広く知られており、場所的に、国会議員の利用も多い、「登龍・麹町店」(東京都千代田区麹町」に行く機会がございました。
ここは、フカヒレ、北京ダックといった伝統的な中華料理に加え、昼から夜まで絶え間なく注文が入る担々麺など、どのメニューも絶品でして、未訪問の方にとっては、「必ず一度は足を運ぶ価値のあるお店」と言えます。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、「ロードホースクラブ」が神戸新聞杯に出走させる、ロードデルレイに関するご報告をさせていただきましょう。
皆様もよくご存知の通り、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏は、以前、「モエレ」の冠名で馬を走らせていた中村和夫オーナーの長男です。
また、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2017年の朝日杯FSなど、重賞を5勝したダノンプレミアムや、2020年の香港スプリントなど、国内外の重賞を8勝したダノンスマッシュや、昨年のアーリントンCとNHKマイルを制したダノンスコーピオンといった活躍馬を生産している「ケイアイファーム」は、1987年に伊三美氏が開設した牧場で、現在は、奥様の祐子氏が代表を務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、この年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回ってしまいました。
その後も成績は伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
2020年→33勝・獲得賞金5億8587万円
2021年→29勝・獲得賞金5億5963万円
という物足りない数字が続いておりましたので、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、昨年は「47勝・獲得賞金7億3007万円」という成績を残し、一昨年の成績を大きく上回っております。
しかし、今年は、先週までに24勝を上げているものの…
ここは、フカヒレ、北京ダックといった伝統的な中華料理に加え、昼から夜まで絶え間なく注文が入る担々麺など、どのメニューも絶品でして、未訪問の方にとっては、「必ず一度は足を運ぶ価値のあるお店」と言えます。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、「ロードホースクラブ」が神戸新聞杯に出走させる、ロードデルレイに関するご報告をさせていただきましょう。
皆様もよくご存知の通り、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏は、以前、「モエレ」の冠名で馬を走らせていた中村和夫オーナーの長男です。
また、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2017年の朝日杯FSなど、重賞を5勝したダノンプレミアムや、2020年の香港スプリントなど、国内外の重賞を8勝したダノンスマッシュや、昨年のアーリントンCとNHKマイルを制したダノンスコーピオンといった活躍馬を生産している「ケイアイファーム」は、1987年に伊三美氏が開設した牧場で、現在は、奥様の祐子氏が代表を務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、この年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回ってしまいました。
その後も成績は伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
2020年→33勝・獲得賞金5億8587万円
2021年→29勝・獲得賞金5億5963万円
という物足りない数字が続いておりましたので、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、昨年は「47勝・獲得賞金7億3007万円」という成績を残し、一昨年の成績を大きく上回っております。
しかし、今年は、先週までに24勝を上げているものの…

発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2023/09/22 (金) 18:32
対象レース:2023年09月23日(土)中山11R・ながつきS
見出し:タイトルホルダーなどの生産牧場が母体です
掲載日:2023/09/22 (金) 18:32
対象レース:2023年09月23日(土)中山11R・ながつきS
見出し:タイトルホルダーなどの生産牧場が母体です

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」がながつきSに出走させる、パウオレのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、その母体は、2007年の有馬記念を勝ったマツリダゴッホや、交流重賞を19勝したスマートファルコンや、2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルーや、一昨年の菊花賞や昨年の天皇賞・春や宝塚記念などを制したタイトルホルダーといった、数多くの活躍馬を生産している「岡田スタッド」です。
この「岡田スタッド」の代表は、一昨年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが務めております。
また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男、岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。
その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。
しかし、このデアリングタクトは、秋華賞の次走から「8連敗中」となっている上、現在は長期休養中であり、これらのことなどが原因となり、過去2年間は、
2021年→28勝・獲得賞金6億4199万円
2022年→38勝・獲得賞金7億8856万円
と、獲得賞金が2020年を大きく下回っておりました。
その上…
今回、私がご報告させていただきますのは、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」がながつきSに出走させる、パウオレのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、その母体は、2007年の有馬記念を勝ったマツリダゴッホや、交流重賞を19勝したスマートファルコンや、2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルーや、一昨年の菊花賞や昨年の天皇賞・春や宝塚記念などを制したタイトルホルダーといった、数多くの活躍馬を生産している「岡田スタッド」です。
この「岡田スタッド」の代表は、一昨年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが務めております。
また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男、岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。
その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。
しかし、このデアリングタクトは、秋華賞の次走から「8連敗中」となっている上、現在は長期休養中であり、これらのことなどが原因となり、過去2年間は、
2021年→28勝・獲得賞金6億4199万円
2022年→38勝・獲得賞金7億8856万円
と、獲得賞金が2020年を大きく下回っておりました。
その上…

発信者:調教師情報部・栗東飼料業者J
掲載日:2023/09/22 (金) 17:28
対象レース:2023年09月23日(土)阪神11R・大阪スポーツ杯
見出し:ダイタクヤマトの生産牧場とかで働いとったんですわ
掲載日:2023/09/22 (金) 17:28
対象レース:2023年09月23日(土)阪神11R・大阪スポーツ杯
見出し:ダイタクヤマトの生産牧場とかで働いとったんですわ

昔は、ほとんどの厩舎で、担当しとる厩務員が自分の判断でカイバの配合を決めて、馬に食わせとったんやけど、最近、厩舎によっては、カイバを作るだけの担当がおって、「フィードマン」って呼ばれとるんですわ。
皆さんもよう知っとる通りで、カイバは馬の体を作るだけやなくて、調教の内容に合わせて配合を調整すると、馬を精神的に落ち着かせることもできたりと、ホンマにメリットが多いんや。
せやから、カイバ作りは、厩舎にとって「企業秘密」と言うても大げさやないほど大事なもんで、これを一人でこなすのは、かなり大変なんですわ。
そんな訳で、最近は、厩舎の「フィードマン」をサポートする「馬の栄養士さん」が多くなっとって、そん中でも、ワシがすぐに名前を思い付く中で言うたら、2015年までJRAの子会社で働いとって、それから独立した河田安弘さんは、栗東と美浦で合わせて10くらいの厩舎と契約しとるほど、「腕利き」として知られとります。
さて、ここから本題に入るんやけど、今回は、石坂公一先生の厩舎が大阪スポーツ杯に使う、サンライズフレイムについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、石坂公一先生は、2007年のジャパンCダートや、2008年のフェブラリーSとか、ダートのG1を勝ちまくったヴァーミリアンや、2012年の牝馬三冠を達成したジェンティルドンナとかを管理しとって、一昨年の2月に定年で引退するまでに、JRAで、GIの14勝を入れて重賞を49勝、通算で690勝っちゅう実績を残しとる、石坂正(せい)先生の息子さんですな。
公一先生は、正先生が管理しとったサンライズペガサスが、屈腱炎を克服して復活した姿に感動して、競馬の世界で働くことを決めたそうで、立命館大学を卒業した後、北海道に行って、ダイタクヤマトを生産したことでよう知られとる平取の「雅牧場」と、「ノーザンファーム空港」で働いてから、2008年の9月に競馬学校の厩務員過程に入って、次の年の5月から羽月(はつき)友彦厩舎で厩務員をやって、その年の7月から調教助手をやっとりました。
ちなみに、羽月先生は、1998年から、調教師の試験に受かった2006年の12月まで、正先生の厩舎で調教助手をやっとりましたな。
2017年の12月、34歳の若さで調教師の試験に受かった公一先生は、技術調教師として、正先生の厩舎で色んなことを勉強してから、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期は、稲垣幸雄先生、上村洋行先生、加藤士津八先生、坂口智康先生、長谷川浩大先生、深山雅史先生の6人がおるんや。
開業した年に、リーガルリリーを使った3月2日(土)の小倉8R・4歳上500万下で、調教師としてのデビュー戦を勝った公一先生は、暮れまでに「6勝・獲得賞金1億3931万円」っちゅう成績を残しとって、2年目やった2020年は、「19勝・獲得賞金3億2517万円」と、大きく成績を伸ばしとりました。
3年目やった一昨年も、「20勝・獲得賞金3億9933万円」と、順調に成績を伸ばしとったし、地方では、テオレーマを使ったマリーンCで、初めての重賞勝ちを飾っとって、この馬で、交流G1のJBCレディスクラシックも勝っとるんですわ。
去年は、JRAで、イズジョーノキセキを使った府中牝馬Sで初めて重賞を勝つなど、「24勝・獲得賞金4億9582万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとるし、地方では、テオレーマを使ったTCK女王盃を勝っとりましたな。
そんでもって今年は、先週までに20勝を上げとるんやけど…
皆さんもよう知っとる通りで、カイバは馬の体を作るだけやなくて、調教の内容に合わせて配合を調整すると、馬を精神的に落ち着かせることもできたりと、ホンマにメリットが多いんや。
せやから、カイバ作りは、厩舎にとって「企業秘密」と言うても大げさやないほど大事なもんで、これを一人でこなすのは、かなり大変なんですわ。
そんな訳で、最近は、厩舎の「フィードマン」をサポートする「馬の栄養士さん」が多くなっとって、そん中でも、ワシがすぐに名前を思い付く中で言うたら、2015年までJRAの子会社で働いとって、それから独立した河田安弘さんは、栗東と美浦で合わせて10くらいの厩舎と契約しとるほど、「腕利き」として知られとります。
さて、ここから本題に入るんやけど、今回は、石坂公一先生の厩舎が大阪スポーツ杯に使う、サンライズフレイムについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、石坂公一先生は、2007年のジャパンCダートや、2008年のフェブラリーSとか、ダートのG1を勝ちまくったヴァーミリアンや、2012年の牝馬三冠を達成したジェンティルドンナとかを管理しとって、一昨年の2月に定年で引退するまでに、JRAで、GIの14勝を入れて重賞を49勝、通算で690勝っちゅう実績を残しとる、石坂正(せい)先生の息子さんですな。
公一先生は、正先生が管理しとったサンライズペガサスが、屈腱炎を克服して復活した姿に感動して、競馬の世界で働くことを決めたそうで、立命館大学を卒業した後、北海道に行って、ダイタクヤマトを生産したことでよう知られとる平取の「雅牧場」と、「ノーザンファーム空港」で働いてから、2008年の9月に競馬学校の厩務員過程に入って、次の年の5月から羽月(はつき)友彦厩舎で厩務員をやって、その年の7月から調教助手をやっとりました。
ちなみに、羽月先生は、1998年から、調教師の試験に受かった2006年の12月まで、正先生の厩舎で調教助手をやっとりましたな。
2017年の12月、34歳の若さで調教師の試験に受かった公一先生は、技術調教師として、正先生の厩舎で色んなことを勉強してから、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期は、稲垣幸雄先生、上村洋行先生、加藤士津八先生、坂口智康先生、長谷川浩大先生、深山雅史先生の6人がおるんや。
開業した年に、リーガルリリーを使った3月2日(土)の小倉8R・4歳上500万下で、調教師としてのデビュー戦を勝った公一先生は、暮れまでに「6勝・獲得賞金1億3931万円」っちゅう成績を残しとって、2年目やった2020年は、「19勝・獲得賞金3億2517万円」と、大きく成績を伸ばしとりました。
3年目やった一昨年も、「20勝・獲得賞金3億9933万円」と、順調に成績を伸ばしとったし、地方では、テオレーマを使ったマリーンCで、初めての重賞勝ちを飾っとって、この馬で、交流G1のJBCレディスクラシックも勝っとるんですわ。
去年は、JRAで、イズジョーノキセキを使った府中牝馬Sで初めて重賞を勝つなど、「24勝・獲得賞金4億9582万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとるし、地方では、テオレーマを使ったTCK女王盃を勝っとりましたな。
そんでもって今年は、先週までに20勝を上げとるんやけど…

発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2023/09/21 (木) 18:43
対象レース:2023年09月24日(日)中山11R・オールカマー
見出し:去年は「8億8329万円」を稼いでいました
掲載日:2023/09/21 (木) 18:43
対象レース:2023年09月24日(日)中山11R・オールカマー
見出し:去年は「8億8329万円」を稼いでいました

どうもこんにちは。
今回は、栗田徹厩舎がオールママーに使う、タイトルホルダーについての報告となります。
栗田君は、市立船橋高校で馬術を始めて、日本獣医畜産大学(今の日本獣医生命科学大学)に進学してからも馬術部に入っていました。
この大学を出ている調教師と言えば、すぐに思い付くのは、1981年の桜花賞を勝ったブロケードなどでお馴染みだった高松邦男さんや、1992年と1993年の安田記念を勝ったヤマニンゼファーや2014年の皐月賞を勝ったイスラボニータなどでお馴染みだった栗田博憲君(2019年の2月一杯で引退)や、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを勝ったウインブライトでお馴染みの畠山吉宏君や、2017年の札幌記念を勝ったサクラアンプルールでお馴染みの金成貴史君や、2020年の宝塚記念と有馬記念や2021年の宝塚記念などを勝ったクロノジェネシスでお馴染みの斉藤崇史君などです。
大学を卒業してから徹君は、「ノーザンファーム」で働いて、そこで「調教師になりたい」と思ったそうで、2002年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から萩原清厩舎で厩務員をやって、5月から栗田博憲厩舎で調教助手をやって、8年くらいそこで腕を磨いていました。
ちなみに徹君は、元々、「佐藤」という名字でしたけど、栗田博憲君の娘さんと結婚して、婿養子になっているので、今は名字が「栗田」になっています。
2010年の12月、4回目の挑戦で調教師の試験に受かった徹君は、次の年の3月に自分の厩舎を開業していて、3ヶ月しか準備期間がなかったんですけど、国枝栄厩舎や角居勝彦厩舎に行って馬のことを色々と教わりながら、合間を縫って、馬を集めに北海道の牧場にも通っていたんですよ。
開業してからは、初めの年に9勝を上げて、他にも、シェアースマイルを使った地方交流重賞のエーデルワイス賞を勝っていましたし、2年目の2012年は5勝止まりでしたけど、2013年と2014年が14勝、2015年が21勝と、順調に数字を伸ばしていました。
その後、2019年までの4年間も、
2016年→22勝・獲得賞金2億9544万円
2017年→16勝・獲得賞金2億8383万円
2018年→27勝・獲得賞金3億8530万円
2019年→29勝・獲得賞金4億8911万円
という安定した成績を残していて、特に2019年は、アルクトスを使ったプロキオンSで初めてJRAの重賞を勝つなど、開業してから一番の勝ち星を上げていたんですよ。
2020年は「26勝・獲得賞金4億5065万円」という成績で、2019年を少し下回ってしまいましたけど、アルクトスを使った、1着賞金が5000万円の地方交流G1・マイルCS南部杯を勝っていましたし、一昨年は、タイトルホルダーを使った菊花賞で初めてJRAのGIを勝つなど、26勝を上げて、「6億3118万円」の賞金を稼いでいました。
そして去年は、タイトルホルダーで日経賞と天皇賞・春と宝塚記念を勝つなど、全部で22勝を上げて、稼いだ賞金は「8億8329万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、今年に入ってから先週までは…
今回は、栗田徹厩舎がオールママーに使う、タイトルホルダーについての報告となります。
栗田君は、市立船橋高校で馬術を始めて、日本獣医畜産大学(今の日本獣医生命科学大学)に進学してからも馬術部に入っていました。
この大学を出ている調教師と言えば、すぐに思い付くのは、1981年の桜花賞を勝ったブロケードなどでお馴染みだった高松邦男さんや、1992年と1993年の安田記念を勝ったヤマニンゼファーや2014年の皐月賞を勝ったイスラボニータなどでお馴染みだった栗田博憲君(2019年の2月一杯で引退)や、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを勝ったウインブライトでお馴染みの畠山吉宏君や、2017年の札幌記念を勝ったサクラアンプルールでお馴染みの金成貴史君や、2020年の宝塚記念と有馬記念や2021年の宝塚記念などを勝ったクロノジェネシスでお馴染みの斉藤崇史君などです。
大学を卒業してから徹君は、「ノーザンファーム」で働いて、そこで「調教師になりたい」と思ったそうで、2002年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から萩原清厩舎で厩務員をやって、5月から栗田博憲厩舎で調教助手をやって、8年くらいそこで腕を磨いていました。
ちなみに徹君は、元々、「佐藤」という名字でしたけど、栗田博憲君の娘さんと結婚して、婿養子になっているので、今は名字が「栗田」になっています。
2010年の12月、4回目の挑戦で調教師の試験に受かった徹君は、次の年の3月に自分の厩舎を開業していて、3ヶ月しか準備期間がなかったんですけど、国枝栄厩舎や角居勝彦厩舎に行って馬のことを色々と教わりながら、合間を縫って、馬を集めに北海道の牧場にも通っていたんですよ。
開業してからは、初めの年に9勝を上げて、他にも、シェアースマイルを使った地方交流重賞のエーデルワイス賞を勝っていましたし、2年目の2012年は5勝止まりでしたけど、2013年と2014年が14勝、2015年が21勝と、順調に数字を伸ばしていました。
その後、2019年までの4年間も、
2016年→22勝・獲得賞金2億9544万円
2017年→16勝・獲得賞金2億8383万円
2018年→27勝・獲得賞金3億8530万円
2019年→29勝・獲得賞金4億8911万円
という安定した成績を残していて、特に2019年は、アルクトスを使ったプロキオンSで初めてJRAの重賞を勝つなど、開業してから一番の勝ち星を上げていたんですよ。
2020年は「26勝・獲得賞金4億5065万円」という成績で、2019年を少し下回ってしまいましたけど、アルクトスを使った、1着賞金が5000万円の地方交流G1・マイルCS南部杯を勝っていましたし、一昨年は、タイトルホルダーを使った菊花賞で初めてJRAのGIを勝つなど、26勝を上げて、「6億3118万円」の賞金を稼いでいました。
そして去年は、タイトルホルダーで日経賞と天皇賞・春と宝塚記念を勝つなど、全部で22勝を上げて、稼いだ賞金は「8億8329万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、今年に入ってから先週までは…

発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2023/09/21 (木) 17:26
対象レース:2023年09月24日(日)阪神11R・神戸新聞杯
見出し:栗東中学で水泳部のキャプテンをやっとったんや
掲載日:2023/09/21 (木) 17:26
対象レース:2023年09月24日(日)阪神11R・神戸新聞杯
見出し:栗東中学で水泳部のキャプテンをやっとったんや

お疲れさんです。
今回は、石橋守先生が神戸新聞杯に使う、スマートファントムについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、石橋先生は、親父さんの守義さんが、皐月賞や菊花賞を勝ったダイナナホウシユウや、桜花賞を勝ったホウシユウクインとかを管理しとった上田武司厩舎で厩務員をやっとったんで、子供の頃から栗東で育ったんや。
そんで、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったそうですわ。
ちなみに石橋先生は、栗東中学の3年生やった時に水泳部のキャプテンをやっとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。
それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。
乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の京阪杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1995年のフェブラリーSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で473勝を上げとったし、ライブリマウントで第1回のドバイワールドCに出て6着でしたな。
そんで、2012年の12月に、2回目の挑戦で調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
乗り役を引退してから自分の厩舎を開業するまでの1年間は、技術調教師として河内洋先生の厩舎に所属して、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、
2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円
2019年→18勝・獲得賞金3億2863万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったし、特に2019年は、開業してから今に至るまでで一番の賞金を稼いだんや。
ただ、そこからは
2020年→11勝・獲得賞金2億3272万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8396万円
っちゅう成績で、2019年の数字を大きく下回ってしもうたんや。
もちろん、去年の石橋先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年の成績は「15勝・獲得賞金3億1649万円」と、前の2年間を上回っとります。
そんで今年は、先週までに14勝を上げとるんやけど…
今回は、石橋守先生が神戸新聞杯に使う、スマートファントムについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、石橋先生は、親父さんの守義さんが、皐月賞や菊花賞を勝ったダイナナホウシユウや、桜花賞を勝ったホウシユウクインとかを管理しとった上田武司厩舎で厩務員をやっとったんで、子供の頃から栗東で育ったんや。
そんで、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったそうですわ。
ちなみに石橋先生は、栗東中学の3年生やった時に水泳部のキャプテンをやっとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。
それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。
乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の京阪杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1995年のフェブラリーSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で473勝を上げとったし、ライブリマウントで第1回のドバイワールドCに出て6着でしたな。
そんで、2012年の12月に、2回目の挑戦で調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
乗り役を引退してから自分の厩舎を開業するまでの1年間は、技術調教師として河内洋先生の厩舎に所属して、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、
2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円
2019年→18勝・獲得賞金3億2863万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったし、特に2019年は、開業してから今に至るまでで一番の賞金を稼いだんや。
ただ、そこからは
2020年→11勝・獲得賞金2億3272万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8396万円
っちゅう成績で、2019年の数字を大きく下回ってしもうたんや。
もちろん、去年の石橋先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年の成績は「15勝・獲得賞金3億1649万円」と、前の2年間を上回っとります。
そんで今年は、先週までに14勝を上げとるんやけど…

発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2023/09/21 (木) 16:27
対象レース:2023年09月24日(日)中山11R・オールカマー
見出し:京成杯AHとか、重賞を3つ勝っとるんやけど
掲載日:2023/09/21 (木) 16:27
対象レース:2023年09月24日(日)中山11R・オールカマー
見出し:京成杯AHとか、重賞を3つ勝っとるんやけど

先週の日曜日、阪神の1Rに組まれとった障害の未勝利戦は、黒岩悠君が乗っとったプラチナドリームが、2着やったロックバウンドに4馬身差を付けて勝ちましたな。
余談なんやけど、黒岩君は、「栗東トレセンの中でトップクラスの麻雀好き」としてよう知られとって、確か2014年の4月には、大阪でやっとった、「グッドプレイヤーズクラブ・関西著名人大会」っちゅう、「ぎゃんぶらあ自己中心派」とかで有名な、漫画家の片山まさゆき先生が主催の麻雀大会に出とったし、黒岩君がここに出とった理由は、その3ヶ月前に予選を勝ち上がっとったからなんですわ。
そんでもって今回は、池江泰寿君がオールカマーに登録しとる、ゼッフィーロのことを報告しとくで。
誰でもよう知っとる通り、池江泰寿君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの長男で、泰郎さんは、三冠馬ディープインパクトやメジロマックイーンとかでGIを17勝もして、それを入れて重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。
泰寿君は、保育園から中学校まで武豊君とずっと同級生で、栗東トレセンができる前は、厩舎があった京都競馬場でよく遊んどって、その頃は、豊君と同じで乗り役を目指しとったんや。
けど、体が大きくなってしもうたんで、乗り役になるのを諦めて調教師になると決めたんですわ。
そんで、一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月からは、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかでお馴染みやった浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。
ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も管理しとったイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。
そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりました。
しかもこの年は、2位が46勝の泰郎さんやったんで、親子で調教師リーディングのワンツーでしたな。
2011年には、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞の11勝を入れて全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。
これは、2004年に藤沢和雄先生が残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。
そんで、2012年には2回目のリーディング1位になっとって、2017年は、アルアインを使った皐月賞、サトノアラジンを使った安田記念、ペルシアンナイトを使ったマイルCSとか、重賞を10勝、全部で「63勝」を上げて、3回目のリーディング1位になっとったし、賞金も「18億4737万円」を稼いどったんですわ。
けど、その後の4年間は、
2018年→46勝・獲得賞金13億4400万円
2019年→45勝・獲得賞金13億1681万円
2020年→38勝・獲得賞金10億2171万円
2021年→36勝・獲得賞金8億6330万円
っちゅう形で成績が右肩下がりになっとったし、特に一昨年は、2009年からずっと続いとった「10億円超え」が途切れてしもうたんや。
せやから、去年の泰寿君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、ジャンダルムでスプリンターズSを勝つなど、全部で47勝を上げて、「14億5371万円」の賞金を稼いだんですわ。
そんで今年は、ヴェルトライゼンデを使った日経新春杯と、ボッケリーニを使った鳴尾記念、ソウルラッシュを使った京成杯AHと、重賞を3つ勝っとるんやけど…
余談なんやけど、黒岩君は、「栗東トレセンの中でトップクラスの麻雀好き」としてよう知られとって、確か2014年の4月には、大阪でやっとった、「グッドプレイヤーズクラブ・関西著名人大会」っちゅう、「ぎゃんぶらあ自己中心派」とかで有名な、漫画家の片山まさゆき先生が主催の麻雀大会に出とったし、黒岩君がここに出とった理由は、その3ヶ月前に予選を勝ち上がっとったからなんですわ。
そんでもって今回は、池江泰寿君がオールカマーに登録しとる、ゼッフィーロのことを報告しとくで。
誰でもよう知っとる通り、池江泰寿君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの長男で、泰郎さんは、三冠馬ディープインパクトやメジロマックイーンとかでGIを17勝もして、それを入れて重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。
泰寿君は、保育園から中学校まで武豊君とずっと同級生で、栗東トレセンができる前は、厩舎があった京都競馬場でよく遊んどって、その頃は、豊君と同じで乗り役を目指しとったんや。
けど、体が大きくなってしもうたんで、乗り役になるのを諦めて調教師になると決めたんですわ。
そんで、一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月からは、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかでお馴染みやった浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。
ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も管理しとったイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。
そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりました。
しかもこの年は、2位が46勝の泰郎さんやったんで、親子で調教師リーディングのワンツーでしたな。
2011年には、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞の11勝を入れて全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。
これは、2004年に藤沢和雄先生が残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。
そんで、2012年には2回目のリーディング1位になっとって、2017年は、アルアインを使った皐月賞、サトノアラジンを使った安田記念、ペルシアンナイトを使ったマイルCSとか、重賞を10勝、全部で「63勝」を上げて、3回目のリーディング1位になっとったし、賞金も「18億4737万円」を稼いどったんですわ。
けど、その後の4年間は、
2018年→46勝・獲得賞金13億4400万円
2019年→45勝・獲得賞金13億1681万円
2020年→38勝・獲得賞金10億2171万円
2021年→36勝・獲得賞金8億6330万円
っちゅう形で成績が右肩下がりになっとったし、特に一昨年は、2009年からずっと続いとった「10億円超え」が途切れてしもうたんや。
せやから、去年の泰寿君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、ジャンダルムでスプリンターズSを勝つなど、全部で47勝を上げて、「14億5371万円」の賞金を稼いだんですわ。
そんで今年は、ヴェルトライゼンデを使った日経新春杯と、ボッケリーニを使った鳴尾記念、ソウルラッシュを使った京成杯AHと、重賞を3つ勝っとるんやけど…

発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2023/09/20 (水) 14:20
対象レース:2023/09/24(土)中山11R・オールカマー
見出し:現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております
掲載日:2023/09/20 (水) 14:20
対象レース:2023/09/24(土)中山11R・オールカマー
見出し:現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております

皆さまお元気ですか。
今回は、金子真人(まこと)オーナーがオールカマーに登録している、ハヤヤッコとマリアエレーナについて報告させていただきます。
一般競馬ファンにも広く知られている通り、金子オーナーは、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めております。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
Zuken・GmbH(ドイツ)
Zuken・USA・Inc(アメリカ)
Zuken・Korea・Inc(韓国)
Zuken・Singapore・Pte・Ltd(シンガポール)
Zuken・Taiwan Inc(台湾)
図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2023年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:350億7300万円
経常利益:47億3500万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、一昨年までの6年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、一昨年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
ただ、今年に入ってから先週までは、フリームファクシできさらぎ賞を制し、ボッケリーニで鳴尾記念を制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことから、先週までの獲得賞金が「8億8086万円」と、まだ昨年の半分ほどに留まっておりますので、現在の金子オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず…
今回は、金子真人(まこと)オーナーがオールカマーに登録している、ハヤヤッコとマリアエレーナについて報告させていただきます。
一般競馬ファンにも広く知られている通り、金子オーナーは、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めております。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
Zuken・GmbH(ドイツ)
Zuken・USA・Inc(アメリカ)
Zuken・Korea・Inc(韓国)
Zuken・Singapore・Pte・Ltd(シンガポール)
Zuken・Taiwan Inc(台湾)
図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2023年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:350億7300万円
経常利益:47億3500万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、一昨年までの6年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、一昨年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
ただ、今年に入ってから先週までは、フリームファクシできさらぎ賞を制し、ボッケリーニで鳴尾記念を制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことから、先週までの獲得賞金が「8億8086万円」と、まだ昨年の半分ほどに留まっておりますので、現在の金子オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず…

発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2023/09/19 (火) 21:05
対象レース:2023/09/24(日)阪神11R・神戸新聞杯
見出し:「ダイバーシティ東京プラザ店」などの計21店舗を…
掲載日:2023/09/19 (火) 21:05
対象レース:2023/09/24(日)阪神11R・神戸新聞杯
見出し:「ダイバーシティ東京プラザ店」などの計21店舗を…

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、国本哲秀オーナーが神戸新聞杯に登録している、ショウナンバシットのことでございます。
国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計21店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年の半分にも達しない状況が続いており、尚且つ、今年も状況が改善された訳ではなく、先週までに13勝を上げているものの、重賞レースを勝てていないことなどから、獲得賞金は「2億8415万円」と、2015年のペースを大きく下回っております。
当然、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、国本オーナーは、自身の名義と、「有限会社湘南」の名義で…
今回、私がご報告させていただきますのは、国本哲秀オーナーが神戸新聞杯に登録している、ショウナンバシットのことでございます。
国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計21店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年の半分にも達しない状況が続いており、尚且つ、今年も状況が改善された訳ではなく、先週までに13勝を上げているものの、重賞レースを勝てていないことなどから、獲得賞金は「2億8415万円」と、2015年のペースを大きく下回っております。
当然、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、国本オーナーは、自身の名義と、「有限会社湘南」の名義で…

発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2023/09/17 (日) 18:41
対象レース:2023年09月18日(月)中山11R・セントライト記念
見出し:フランスでヒルノダムールなどの調教を手伝っていましたね
掲載日:2023/09/17 (日) 18:41
対象レース:2023年09月18日(月)中山11R・セントライト記念
見出し:フランスでヒルノダムールなどの調教を手伝っていましたね

阪神電鉄では、18年振りに阪神タイガースがリーグ優勝したことを祝して、一昨日、9月15日(金)から、5000系の編成には記念ヘッドマークを、それ以外の編成には記念副票を、それぞれ取り付けています。
これは、10月17日(火)まで続くそうですから、タイガースファンの方は、見かけたら嬉しい気分になるでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君がセントライト記念に使う、レーベンスティールについての報告です。
埼玉県出身の田中君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうです。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、去年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、一昨年の3月に開業した田中克典さんも同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですが、田中君は、なんと1回目の挑戦で受かっています。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていました。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランド、オーストラリアなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、それから年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という成績を残していました。
そして、2019年は「22勝・獲得賞金2億7873万円」という、前の年を大きく上回る成績を残していましたし、2020年はもっと数字を伸ばして、「28勝・獲得賞金3億9189万円」という成績を残していたんですよ。
でも一昨年は、「18勝・獲得賞金3億4382万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、去年の田中君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は、今までで一番多い35勝を上げて、稼いだ賞金も「5億1029万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに…
これは、10月17日(火)まで続くそうですから、タイガースファンの方は、見かけたら嬉しい気分になるでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君がセントライト記念に使う、レーベンスティールについての報告です。
埼玉県出身の田中君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうです。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、去年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、一昨年の3月に開業した田中克典さんも同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですが、田中君は、なんと1回目の挑戦で受かっています。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていました。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランド、オーストラリアなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、それから年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という成績を残していました。
そして、2019年は「22勝・獲得賞金2億7873万円」という、前の年を大きく上回る成績を残していましたし、2020年はもっと数字を伸ばして、「28勝・獲得賞金3億9189万円」という成績を残していたんですよ。
でも一昨年は、「18勝・獲得賞金3億4382万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、去年の田中君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は、今までで一番多い35勝を上げて、稼いだ賞金も「5億1029万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに…

発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2023/09/17 (日) 17:38
対象レース:2023年09月18日(月)阪神11R・JRAアニバーサリーS
見出し:開業してすぐにジャパンCを勝っとりましたな
掲載日:2023/09/17 (日) 17:38
対象レース:2023年09月18日(月)阪神11R・JRAアニバーサリーS
見出し:開業してすぐにジャパンCを勝っとりましたな

お疲れさんです。
今回は、森秀行先生が越後Sに使う、ジャスパーグレイトについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとると思いますけど、森先生は、1981年の2月から戸山為夫厩舎で厩務員をやって、この年の11月から調教助手をやっとりました。
戸山厩舎っちゅうたら、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアとか、1992年の皐月賞とダービーを勝ったミホノブルボンなどを管理しとったことでお馴染みですな。
1993年、調教師の試験に受かった森先生は、この年の5月に戸山先生が亡くなったんで、急遽、厩舎を引き継ぐ形で9月に開業しとります。
で、2ヶ月後には早くも、レガシーワールドを使ったジャパンCを勝って、周りをアッと言わせましたな。
それからも、シーキングザパールを使った1997年のNHKマイルCや、エアシャカールを使った2000年の皐月賞と菊花賞や、ノボトゥルーを使った2001年のフェブラリーSや、キャプテントゥーレを使った2008年の皐月賞とか、大きなレースで結果を残しとるし、2009年には、それまで渡辺栄先生と山内研二先生の二人しか達成しとらんかった、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります。
それに森先生は、管理馬を海外のレースにどんどん挑戦させとって、1995年にはフジヤマケンザンで香港国際C(現在の香港C)を勝っとりますし、1998年にはフランスのモーリス・ド・ギース賞をシーキングザパールで、2000年にはイギリスのジュライCをアグネスワールドで、2020年はサウジアラビアのサンバサウジダービーCをフルフラットで、一昨年はサウジアラビアのサウジダービーをピンクカメハメハで勝つとか、キッチリ結果を残しとりますな。
そんで、2001年には、「54勝・獲得賞金12億4585万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとったんや。
けど、それからは伸び悩んどって、2020年までの5年間も、
2016年→22勝・獲得賞金4億2380万円
2017年→14勝・獲得賞金3億5125万円
2018年→18勝・獲得賞金3億9746万円
2019年→15勝・獲得賞金3億2025万円
2020年→21勝・獲得賞金3億7260万円
っちゅう形で、昔の森厩舎を知っとる者やったら、誰が見ても物足りん数字が続いとりました。
せやから、一昨年の森先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、JRAで33勝を上げて、稼いだ賞金は「6億9150万円」と、前の年までを大きく上回っとったし、海外では、さっき書いた通り、ピンクカメハメハを使ったサウジダービーを勝って、90万ドル(約9497万円)の賞金を稼いどります。
去年は26勝と、一昨年の勝利数を下回ってしもうたんやけど、ジャングロでニュージーランドTを勝って、エヒトで七夕賞を勝ったこともあって、稼いだ賞金は「6億2770万円」と、一昨年の9割くらいやったんですわ。
そんで今年は…
今回は、森秀行先生が越後Sに使う、ジャスパーグレイトについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとると思いますけど、森先生は、1981年の2月から戸山為夫厩舎で厩務員をやって、この年の11月から調教助手をやっとりました。
戸山厩舎っちゅうたら、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアとか、1992年の皐月賞とダービーを勝ったミホノブルボンなどを管理しとったことでお馴染みですな。
1993年、調教師の試験に受かった森先生は、この年の5月に戸山先生が亡くなったんで、急遽、厩舎を引き継ぐ形で9月に開業しとります。
で、2ヶ月後には早くも、レガシーワールドを使ったジャパンCを勝って、周りをアッと言わせましたな。
それからも、シーキングザパールを使った1997年のNHKマイルCや、エアシャカールを使った2000年の皐月賞と菊花賞や、ノボトゥルーを使った2001年のフェブラリーSや、キャプテントゥーレを使った2008年の皐月賞とか、大きなレースで結果を残しとるし、2009年には、それまで渡辺栄先生と山内研二先生の二人しか達成しとらんかった、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります。
それに森先生は、管理馬を海外のレースにどんどん挑戦させとって、1995年にはフジヤマケンザンで香港国際C(現在の香港C)を勝っとりますし、1998年にはフランスのモーリス・ド・ギース賞をシーキングザパールで、2000年にはイギリスのジュライCをアグネスワールドで、2020年はサウジアラビアのサンバサウジダービーCをフルフラットで、一昨年はサウジアラビアのサウジダービーをピンクカメハメハで勝つとか、キッチリ結果を残しとりますな。
そんで、2001年には、「54勝・獲得賞金12億4585万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとったんや。
けど、それからは伸び悩んどって、2020年までの5年間も、
2016年→22勝・獲得賞金4億2380万円
2017年→14勝・獲得賞金3億5125万円
2018年→18勝・獲得賞金3億9746万円
2019年→15勝・獲得賞金3億2025万円
2020年→21勝・獲得賞金3億7260万円
っちゅう形で、昔の森厩舎を知っとる者やったら、誰が見ても物足りん数字が続いとりました。
せやから、一昨年の森先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、JRAで33勝を上げて、稼いだ賞金は「6億9150万円」と、前の年までを大きく上回っとったし、海外では、さっき書いた通り、ピンクカメハメハを使ったサウジダービーを勝って、90万ドル(約9497万円)の賞金を稼いどります。
去年は26勝と、一昨年の勝利数を下回ってしもうたんやけど、ジャングロでニュージーランドTを勝って、エヒトで七夕賞を勝ったこともあって、稼いだ賞金は「6億2770万円」と、一昨年の9割くらいやったんですわ。
そんで今年は…

発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2023/09/16 (土) 18:26
対象レース:2023/09/17(日)阪神11R・ローズS
見出し:毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ
掲載日:2023/09/16 (土) 18:26
対象レース:2023/09/17(日)阪神11R・ローズS
見出し:毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ

今日の阪神8Rに組まれとった阪神ジャンプSは、西谷誠君が乗っとったジューンベロシティが勝ちましたな。
西谷君は、去年が3勝だけやったんやけど、その内の1勝が重賞の阪神スプリングジャンプやったし、今年も、今日の阪神ジャンプSが4勝目なんやけど、その内の2勝が重賞と、最近は、賞金の高いレースで勝負強さが目立っとるんで、これからも、彼の手綱捌きには注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君がローズSに使う、ラヴェルのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「523戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「504戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「391戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
そんで、一昨年までの3年間も、
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
2022年→59勝・獲得賞金12億7726万円(同1位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、一昨年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、去年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって今年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどるんやけど、JRAのリーディングは、先週までに39勝を上げとる杉山晴紀厩舎と4勝差の3位なんで、今の矢作君は、「早くトップに返り咲きたい」と考えとるんやろ。
それに、彼の厩舎は…
西谷君は、去年が3勝だけやったんやけど、その内の1勝が重賞の阪神スプリングジャンプやったし、今年も、今日の阪神ジャンプSが4勝目なんやけど、その内の2勝が重賞と、最近は、賞金の高いレースで勝負強さが目立っとるんで、これからも、彼の手綱捌きには注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君がローズSに使う、ラヴェルのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「523戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「504戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「391戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
そんで、一昨年までの3年間も、
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
2022年→59勝・獲得賞金12億7726万円(同1位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、一昨年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、去年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって今年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどるんやけど、JRAのリーディングは、先週までに39勝を上げとる杉山晴紀厩舎と4勝差の3位なんで、今の矢作君は、「早くトップに返り咲きたい」と考えとるんやろ。
それに、彼の厩舎は…

発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2023/09/16 (土) 16:42
対象レース:2023年09月17日(日)中山11R・ラジオ日本賞
見出し:現在はグループ全体で3800名以上の従業員を雇用しております
掲載日:2023/09/16 (土) 16:42
対象レース:2023年09月17日(日)中山11R・ラジオ日本賞
見出し:現在はグループ全体で3800名以上の従業員を雇用しております

来週からホールに導入される予定となっている新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「株式会社藤商事」から出るパチンコ機、「Pリング呪いの7日間3」です。
名称から分かる通り、1991年に小説が発表され、1998年には映画化もされたホラー作品をモチーフとしている同機は、シリーズの第三弾として、「RUSH継続率が約83%」、「呪いの始まり突入率が約80%」といったスペックとなっておりますので、導入後はホールを大いに賑わせてくれることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、寺田寿男オーナーがラジオ日本賞に出走させる、ハピについての報告をしておきます。
寺田寿男オーナーの本業は、大阪府の大阪市中央区に本社を構えている、「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長であり、現在、同社の名誉会長を努めているのは、寿男オーナーの奥様で、同じくJRAの馬主でもある寺田千代乃オーナーです。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させております。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴って、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更しておりました。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加え、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業を展開し、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
といった系列企業を有するまでに成長したため、引越事業が中核であることを明確にするため、昨年の1月1日(土)付けで、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻しております。
なお、2022年9月期の決算は、「連結売上高1445億5460万円」、「連結経常利益67億4100万円」を記録しており、現在はグループ全体で3800名以上の従業員を雇用しておりますので、同社を創業から二人三脚で大きく成長させたオーナー夫妻のことは、多くの方が尊敬しているのでしょう。
そして、馬主としての寿男オーナーは、確か1999年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭以上を所有しており、昨年は6勝を上げ、過去最高となる「1億4605万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし今年は、4勝を上げているものの、特別レースを勝てていないことなどから、獲得賞金は「5508万円」と、まだ昨年の4割にも達しておりません。
そのため、現在の寿男オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、寿男オーナーは…
名称から分かる通り、1991年に小説が発表され、1998年には映画化もされたホラー作品をモチーフとしている同機は、シリーズの第三弾として、「RUSH継続率が約83%」、「呪いの始まり突入率が約80%」といったスペックとなっておりますので、導入後はホールを大いに賑わせてくれることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、寺田寿男オーナーがラジオ日本賞に出走させる、ハピについての報告をしておきます。
寺田寿男オーナーの本業は、大阪府の大阪市中央区に本社を構えている、「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長であり、現在、同社の名誉会長を努めているのは、寿男オーナーの奥様で、同じくJRAの馬主でもある寺田千代乃オーナーです。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させております。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴って、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更しておりました。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加え、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業を展開し、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
といった系列企業を有するまでに成長したため、引越事業が中核であることを明確にするため、昨年の1月1日(土)付けで、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻しております。
なお、2022年9月期の決算は、「連結売上高1445億5460万円」、「連結経常利益67億4100万円」を記録しており、現在はグループ全体で3800名以上の従業員を雇用しておりますので、同社を創業から二人三脚で大きく成長させたオーナー夫妻のことは、多くの方が尊敬しているのでしょう。
そして、馬主としての寿男オーナーは、確か1999年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭以上を所有しており、昨年は6勝を上げ、過去最高となる「1億4605万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし今年は、4勝を上げているものの、特別レースを勝てていないことなどから、獲得賞金は「5508万円」と、まだ昨年の4割にも達しておりません。
そのため、現在の寿男オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、寿男オーナーは…

発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2023/09/15 (金) 19:13
対象レース:2023年09月16日(土)阪神11R・ケフェウスS
見出し:去年は「8億6446万円」の賞金を稼いどったんやけど
掲載日:2023/09/15 (金) 19:13
対象レース:2023年09月16日(土)阪神11R・ケフェウスS
見出し:去年は「8億6446万円」の賞金を稼いどったんやけど

まいど。
ケフェウスSは、松永幹夫先生の厩舎が使う、マテンロウスカイが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、松永先生は、まだ現役で乗り役をやっとる横山典弘君と熊沢重文君と同じ、競馬学校騎手課程の「第2期生」で、1986年に乗り役としてデビューしとって、2006年2月に引退するまで、GIの6勝を含めて、重賞を54勝もしとりますし、全部で1400勝を上げとります。
そんで、1991年のオークスを勝ったイソノルーブルや、1996年の秋華賞を勝ったファビラスラフインや、1997年の桜花賞を勝ったキョウエイマーチや、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスや、「天覧競馬」やった2005年の天皇賞・秋を勝ったヘヴンリーロマンスとか、GIレースを牝馬で勝つことが多かったんで、ファンからは「牝馬のミキオ」と呼ばれとりましたな。
松永先生は、デビューしてから引退するまで、フリーにはならんで、ずっと、ヘヴンリーロマンスとかを管理しとったことでお馴染みやった山本正司さんの厩舎におって、2007年の2月一杯で山本さんが定年で引退することが決まっとったから、厩舎を引き継ぐために調教師を目指して、2006年に試験に受かって、38歳の若さで乗り役を引退しとるんですわ。
それから、2007年の3月に自分の厩舎を開業して、その年は16勝で、次の年も16勝やったけど、3年目やった2009年には、レッドディザイアを使った秋華賞とか、重賞を3勝して、全部で26勝を上げとったし、稼いだ賞金は「7億6710万円」と、順調に成績を伸ばしとりました。
2019年の松永先生は、ラッキーライラックでエリザベス女王杯を勝つなど、「42勝・獲得賞金9億6447万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとったし、2020年も、ラッキーライラックを使った大阪杯とエリザベス女王杯とか、全部で27勝を上げて、2019年の次に多い「8億6446万円」の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、一昨年は、2012年から2020年まで9年続いとった重賞勝ちが途切れてしもうたし、賞金も「5億8542万円」と、2020年の7割くらいしか稼げなかったんや。
せやから、去年の松永先生は、「必ず巻き返したい」と考えとったんやろうし、実際、去年は40勝を上げて、稼いだ賞金は「7億2663万円」と、一昨年を大きく上回っとります。
けど、今年に入ってからは…
ケフェウスSは、松永幹夫先生の厩舎が使う、マテンロウスカイが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、松永先生は、まだ現役で乗り役をやっとる横山典弘君と熊沢重文君と同じ、競馬学校騎手課程の「第2期生」で、1986年に乗り役としてデビューしとって、2006年2月に引退するまで、GIの6勝を含めて、重賞を54勝もしとりますし、全部で1400勝を上げとります。
そんで、1991年のオークスを勝ったイソノルーブルや、1996年の秋華賞を勝ったファビラスラフインや、1997年の桜花賞を勝ったキョウエイマーチや、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスや、「天覧競馬」やった2005年の天皇賞・秋を勝ったヘヴンリーロマンスとか、GIレースを牝馬で勝つことが多かったんで、ファンからは「牝馬のミキオ」と呼ばれとりましたな。
松永先生は、デビューしてから引退するまで、フリーにはならんで、ずっと、ヘヴンリーロマンスとかを管理しとったことでお馴染みやった山本正司さんの厩舎におって、2007年の2月一杯で山本さんが定年で引退することが決まっとったから、厩舎を引き継ぐために調教師を目指して、2006年に試験に受かって、38歳の若さで乗り役を引退しとるんですわ。
それから、2007年の3月に自分の厩舎を開業して、その年は16勝で、次の年も16勝やったけど、3年目やった2009年には、レッドディザイアを使った秋華賞とか、重賞を3勝して、全部で26勝を上げとったし、稼いだ賞金は「7億6710万円」と、順調に成績を伸ばしとりました。
2019年の松永先生は、ラッキーライラックでエリザベス女王杯を勝つなど、「42勝・獲得賞金9億6447万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとったし、2020年も、ラッキーライラックを使った大阪杯とエリザベス女王杯とか、全部で27勝を上げて、2019年の次に多い「8億6446万円」の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、一昨年は、2012年から2020年まで9年続いとった重賞勝ちが途切れてしもうたし、賞金も「5億8542万円」と、2020年の7割くらいしか稼げなかったんや。
せやから、去年の松永先生は、「必ず巻き返したい」と考えとったんやろうし、実際、去年は40勝を上げて、稼いだ賞金は「7億2663万円」と、一昨年を大きく上回っとります。
けど、今年に入ってからは…

発信者:調教師情報部・元調教師A
掲載日:2023/09/15 (金) 16:57
対象レース:2023年09月17日(日)阪神11R・ローズS
見出し:高校を出てから魚市場でアルバイトをしていたんですよ
掲載日:2023/09/15 (金) 16:57
対象レース:2023年09月17日(日)阪神11R・ローズS
見出し:高校を出てから魚市場でアルバイトをしていたんですよ

先週のセントウルSは、4歳のメス馬テイエムスパーダが逃げ切って、私達にとっては、「馬連34820円6点的中の立役者」になってくれましたね。
現役だった頃の私は、メス馬でオトコ馬を負かすことに、かなり力を入れていましたし、現役を退いた今でも、レースでメス馬がオトコ馬を負かすのを見ると、ワクワクするんですよ。
さて、そろそろ話を今週のレースに移しますと、私がローズSで楽しみにしているのは、小島茂之君が使うラファドゥラです。
東京都出身の小島君は、高校を卒業してから、魚市場でアルバイトをしていた頃に、「競馬に関わる仕事がしたい」と考えるようになって、北海道の門別にある育成施設の「ファンタストクラブ」で働き始めました。
彼は、そこで馬乗りを覚えて、1992年の神戸新聞杯と中日スポーツ賞4歳Sを勝ったキョウエイボーガンなどの調教を担当していたんですよ。
そして、1993年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から1年ほど嶋田功さんの厩舎で厩務員をやって、1994年からの5年間は、浅野洋一郎君の厩舎で調教助手をやっていました。
ちなみに、その頃の浅野厩舎と言えば、私がすぐに思い付くのは、1996年の若葉Sで強い勝ち方をして、皐月賞でも4着だったミナモトマリノスで、この馬を担当していたのが小島君だったんですよ。
浅野厩舎を出た後の小島君は、1999年の暮れから2002年の2月まで、岩城博俊厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かると、技術調教師としてアイルランドに行って、ジョン・オックス厩舎で色々なことを勉強していました。
ジョン・オックス厩舎と言えば、皆さんもよく知っている通りで、小島君が行く前には、シンダーで2000年のイギリスダービーや凱旋門賞などを勝っていましたし、彼が日本に戻ってからも、アラムシャーで2003年のキングジョージなどを勝っていて、シーザスターズで2009年のイギリス2000ギニーとイギリスダービーと凱旋門賞などを勝っているように、名門中の名門です。
2003年に自分の厩舎を開業した小島君は、最初の年こそ6勝止まりでしたけど、2004年に10勝を上げてからは、コンスタントに勝ち星を上げていて、2008年には、ブラックエンブレムでフラワーCと秋華賞を勝つなど、「25勝・獲得賞金5億0696万円」という、今までで一番の成績を残していました。
でも、その後は数字が伸び悩んでいて、特に、一昨年までの3年間は、
2019年→16勝・獲得賞金3億2887万円
2020年→9勝・獲得賞金2億3418万円
2021年→17勝・獲得賞金2億4225万円
という物足りない成績でしたし、去年は、オニャンコポンで京成杯を勝って、キタウイングで新潟2歳Sを勝ちましたけど、他の馬がそれほど活躍できなかったので、「18勝・獲得賞金3億2310万円」という、過去最高だった2008年や、「4億円超え」を果たしていた2016年や2018年などと比べたら、物足りない成績だったんですよ。
そして今年は…
現役だった頃の私は、メス馬でオトコ馬を負かすことに、かなり力を入れていましたし、現役を退いた今でも、レースでメス馬がオトコ馬を負かすのを見ると、ワクワクするんですよ。
さて、そろそろ話を今週のレースに移しますと、私がローズSで楽しみにしているのは、小島茂之君が使うラファドゥラです。
東京都出身の小島君は、高校を卒業してから、魚市場でアルバイトをしていた頃に、「競馬に関わる仕事がしたい」と考えるようになって、北海道の門別にある育成施設の「ファンタストクラブ」で働き始めました。
彼は、そこで馬乗りを覚えて、1992年の神戸新聞杯と中日スポーツ賞4歳Sを勝ったキョウエイボーガンなどの調教を担当していたんですよ。
そして、1993年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から1年ほど嶋田功さんの厩舎で厩務員をやって、1994年からの5年間は、浅野洋一郎君の厩舎で調教助手をやっていました。
ちなみに、その頃の浅野厩舎と言えば、私がすぐに思い付くのは、1996年の若葉Sで強い勝ち方をして、皐月賞でも4着だったミナモトマリノスで、この馬を担当していたのが小島君だったんですよ。
浅野厩舎を出た後の小島君は、1999年の暮れから2002年の2月まで、岩城博俊厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かると、技術調教師としてアイルランドに行って、ジョン・オックス厩舎で色々なことを勉強していました。
ジョン・オックス厩舎と言えば、皆さんもよく知っている通りで、小島君が行く前には、シンダーで2000年のイギリスダービーや凱旋門賞などを勝っていましたし、彼が日本に戻ってからも、アラムシャーで2003年のキングジョージなどを勝っていて、シーザスターズで2009年のイギリス2000ギニーとイギリスダービーと凱旋門賞などを勝っているように、名門中の名門です。
2003年に自分の厩舎を開業した小島君は、最初の年こそ6勝止まりでしたけど、2004年に10勝を上げてからは、コンスタントに勝ち星を上げていて、2008年には、ブラックエンブレムでフラワーCと秋華賞を勝つなど、「25勝・獲得賞金5億0696万円」という、今までで一番の成績を残していました。
でも、その後は数字が伸び悩んでいて、特に、一昨年までの3年間は、
2019年→16勝・獲得賞金3億2887万円
2020年→9勝・獲得賞金2億3418万円
2021年→17勝・獲得賞金2億4225万円
という物足りない成績でしたし、去年は、オニャンコポンで京成杯を勝って、キタウイングで新潟2歳Sを勝ちましたけど、他の馬がそれほど活躍できなかったので、「18勝・獲得賞金3億2310万円」という、過去最高だった2008年や、「4億円超え」を果たしていた2016年や2018年などと比べたら、物足りない成績だったんですよ。
そして今年は…

発信者:馬主情報部・一口馬主クラブ関係者U
掲載日:2023/09/15 (金) 16:05
対象レース:2023年09月16日(土)中山11R・初風S
見出し:「セゾンレースホース」だった頃はドリームバレンチノなどが活躍していました
掲載日:2023/09/15 (金) 16:05
対象レース:2023年09月16日(土)中山11R・初風S
見出し:「セゾンレースホース」だった頃はドリームバレンチノなどが活躍していました

皆さん、お疲れ様です。
先週の京成杯AHは、ルーラーシップ産駒のソウルラッシュが勝ちましたね。
現役時代にクイーンエリザベス2世Cなどを勝っていて、2013年から「社台スタリオンステーション」で繫養されているルーラーシップは、キセキが2017年の菊花賞を勝つなど、早い内から産駒が大活躍していましたし、今年も、先週の京成杯AHを含めて産駒がJRAの重賞を4勝しています。
現在の種付け料は350万円と、同じ「社台スタリオンステーション」で繫養されている種牡馬で言えば、アドマイヤマーズの250万円、イスラボニータの150万円、エフフォーリアの300万円などよりも高いんですが、産駒の活躍を考えたら、来年もかなりの人気を集めるでしょうね。
さて、ここから本題に入りますと、私は初風Sで、一口馬主クラブの「ライオンレースホース」が出走させる、ウラカワノキセキに注目しています。
皆さんも詳しいと思いますが、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、自動車関連の様々な事業を手掛けていて、80社以上の系列会社がある「ジーライオングループ」の創業者で、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからでして、それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としては、さっき名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルなどが挙げられます。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、ユニコーンライオンを使った鳴尾記念で4年半振りに重賞を勝つなど、21勝を上げて、獲得賞金は「4億1367万円」という、前年までを大きく上回る成績を残していました。
そして去年は、ユニコーンライオンで福島記念を勝つなど、「28勝・獲得賞金4億5158万円」という、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の成績だったんですよ。
ただ、今年は先週までが14勝に留まっていますし、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金は「3億0158万円」と、まだ去年の7割以下で、このままのペースでしたら、去年の数字を上回れるかどうかが微妙な状況です。
もちろん、今はクラブの関係者全員が、「大きいレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょうね。
そうそう、「ライオンレースホース」は…
先週の京成杯AHは、ルーラーシップ産駒のソウルラッシュが勝ちましたね。
現役時代にクイーンエリザベス2世Cなどを勝っていて、2013年から「社台スタリオンステーション」で繫養されているルーラーシップは、キセキが2017年の菊花賞を勝つなど、早い内から産駒が大活躍していましたし、今年も、先週の京成杯AHを含めて産駒がJRAの重賞を4勝しています。
現在の種付け料は350万円と、同じ「社台スタリオンステーション」で繫養されている種牡馬で言えば、アドマイヤマーズの250万円、イスラボニータの150万円、エフフォーリアの300万円などよりも高いんですが、産駒の活躍を考えたら、来年もかなりの人気を集めるでしょうね。
さて、ここから本題に入りますと、私は初風Sで、一口馬主クラブの「ライオンレースホース」が出走させる、ウラカワノキセキに注目しています。
皆さんも詳しいと思いますが、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、自動車関連の様々な事業を手掛けていて、80社以上の系列会社がある「ジーライオングループ」の創業者で、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからでして、それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としては、さっき名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルなどが挙げられます。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、ユニコーンライオンを使った鳴尾記念で4年半振りに重賞を勝つなど、21勝を上げて、獲得賞金は「4億1367万円」という、前年までを大きく上回る成績を残していました。
そして去年は、ユニコーンライオンで福島記念を勝つなど、「28勝・獲得賞金4億5158万円」という、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の成績だったんですよ。
ただ、今年は先週までが14勝に留まっていますし、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金は「3億0158万円」と、まだ去年の7割以下で、このままのペースでしたら、去年の数字を上回れるかどうかが微妙な状況です。
もちろん、今はクラブの関係者全員が、「大きいレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょうね。
そうそう、「ライオンレースホース」は…

発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2023/09/14 (木) 17:48
対象レース:2023/09/18(月)中山11R・セントライト記念
見出し:昨年の勢いを取り戻したいのでしょう
掲載日:2023/09/14 (木) 17:48
対象レース:2023/09/18(月)中山11R・セントライト記念
見出し:昨年の勢いを取り戻したいのでしょう

本日から、「札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース」(北海道北広島市)を舞台に行われている、「ANAオープンゴルフトーナメント」は、降雨によるコースコンディション不良のため、午後3時過ぎに第1ラウンドのサスペンデッドが決定しており、未消化分は、明日の午前7時30分から行われます。
7アンダーで暫定トップとなっている時松隆光選手は、これまでにツアー3勝を挙げているものの、2018年の「関西オープンゴルフ選手権競技」を制して以来、タイトルから遠ざかっておりますので、ここで久々の勝利を飾れるのか、最後まで注目したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「株式会社ウイン」がセントライト記念に出走させる、ウイングレイテストについての報告をしておきます。
2011年の12月から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、一昨年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、「コスモヴューファーム」の生産馬が中心となっております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、2020年は、ウインマリリンでフローラSを制するなど、38勝を上げ、「8億5482万円」の賞金を獲得しております。
しかし一昨年は、ウインマリリンで日経賞とオールカマー、ウインキートスで目黒記念を制したものの、他の馬があまり活躍できなかったため、「27勝・獲得賞金7億1803万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っておりましたので、昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、ウインマーベルで葵S、ウインマイティーでマーメイドS、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。
ところが、今年は勢いが衰えており、ウインカーネリアンで東京新聞杯を制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことなどから、先週までが16勝に留まっており、獲得賞金は「4億7806万円」と、まだ昨年の半分にも達しておりません。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、「ウイン」は…
7アンダーで暫定トップとなっている時松隆光選手は、これまでにツアー3勝を挙げているものの、2018年の「関西オープンゴルフ選手権競技」を制して以来、タイトルから遠ざかっておりますので、ここで久々の勝利を飾れるのか、最後まで注目したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「株式会社ウイン」がセントライト記念に出走させる、ウイングレイテストについての報告をしておきます。
2011年の12月から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、一昨年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、「コスモヴューファーム」の生産馬が中心となっております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、2020年は、ウインマリリンでフローラSを制するなど、38勝を上げ、「8億5482万円」の賞金を獲得しております。
しかし一昨年は、ウインマリリンで日経賞とオールカマー、ウインキートスで目黒記念を制したものの、他の馬があまり活躍できなかったため、「27勝・獲得賞金7億1803万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っておりましたので、昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、ウインマーベルで葵S、ウインマイティーでマーメイドS、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。
ところが、今年は勢いが衰えており、ウインカーネリアンで東京新聞杯を制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことなどから、先週までが16勝に留まっており、獲得賞金は「4億7806万円」と、まだ昨年の半分にも達しておりません。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、「ウイン」は…

発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2023/09/12 (火) 18:42
対象レース:2023/09/17(日)阪神11R・ローズS
見出し:誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね
掲載日:2023/09/12 (火) 18:42
対象レース:2023/09/17(日)阪神11R・ローズS
見出し:誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね

皆さんごきげんよう。
今回は、三木正浩オーナーがローズSに登録している、アンリーロードについての報告をしておきますわ。
三木オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しました。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を売り上げていましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年→アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年→「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年→「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年→「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年→ジャスダックに上場
2002年→東証一部に上場
2004年→「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「2900億円」(2023年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますので、一代でこの礎を築いた三木オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。
そして、2020年は未勝利に終わったものの、一昨年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。
更に昨年は、エリカヴィータでフローラSを制し、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、キャリアハイとなる20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していますの。
それに…
今回は、三木正浩オーナーがローズSに登録している、アンリーロードについての報告をしておきますわ。
三木オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しました。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を売り上げていましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年→アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年→「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年→「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年→「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年→ジャスダックに上場
2002年→東証一部に上場
2004年→「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「2900億円」(2023年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますので、一代でこの礎を築いた三木オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。
そして、2020年は未勝利に終わったものの、一昨年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。
更に昨年は、エリカヴィータでフローラSを制し、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、キャリアハイとなる20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していますの。
それに…

発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2023/09/09 (土) 18:43
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:レストランで働いてから乗り役になったんや
掲載日:2023/09/09 (土) 18:43
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:レストランで働いてから乗り役になったんや

最近、ワシが楽しみにしとる番組の一つが、「時代劇専門チャンネル」で朝8時から再放送されとる、「新五捕物帳」なんですわ。
1977年から放送されとった、この「新五捕物帳」は、杉良太郎さんが主役の「駒形の新五」を演じとって、悪者をやっつけて、事件を解決する姿がホンマにかっこエエんや。
で、ワシがセントウルSで期待しとるんは、音無秀孝君の厩舎が使うピクシーナイトなんですわ。
皆さんもよう知っとる通り、音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った一昨年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を85回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後の5年間は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
と、立て続けにエエ成績を残しとりました。
ただ、一昨年は「34勝・獲得賞金10億9836万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも前の年までを下回ってしもうたし、去年は、一昨年より多い35勝を上げたんやけど、前の年に4勝しとった重賞を一つしか勝っとらんこともあって、稼いだ賞金は「5億4170万円」と、一昨年の半分以下やったんや。
そんでもって今年は、モズメイメイでチューリップ賞と葵Sを勝っとるんやけど…
1977年から放送されとった、この「新五捕物帳」は、杉良太郎さんが主役の「駒形の新五」を演じとって、悪者をやっつけて、事件を解決する姿がホンマにかっこエエんや。
で、ワシがセントウルSで期待しとるんは、音無秀孝君の厩舎が使うピクシーナイトなんですわ。
皆さんもよう知っとる通り、音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った一昨年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を85回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後の5年間は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
と、立て続けにエエ成績を残しとりました。
ただ、一昨年は「34勝・獲得賞金10億9836万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも前の年までを下回ってしもうたし、去年は、一昨年より多い35勝を上げたんやけど、前の年に4勝しとった重賞を一つしか勝っとらんこともあって、稼いだ賞金は「5億4170万円」と、一昨年の半分以下やったんや。
そんでもって今年は、モズメイメイでチューリップ賞と葵Sを勝っとるんやけど…

発信者:馬主情報部・生産者C
掲載日:2023/09/09 (土) 17:39
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:メイショウマンボの生産者としてお馴染みですね
掲載日:2023/09/09 (土) 17:39
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:メイショウマンボの生産者としてお馴染みですね

2022年シーズンに、「出雲駅伝」と「全日本大学駅伝」と「箱根駅伝」を勝って、「学生駅伝三冠制覇」を達成して、今シーズン、「二年連続三冠制覇」を目指している駒澤大学は、目標の達成に向けて「夏合宿」を行っています。
「箱根駅伝」で優勝したメンバーの内、7選手が残っている今シーズンですが、今年の4月に就任した藤田敦史新監督は、「2022年シーズン以上の結果を目指して、1~3年生の底上げに全力で取り組む」といった話をしていました。
さて、駅伝の話はほどほどにして、ここから本題に入りますと、今回は、「高昭(こうしょう)牧場」が京成杯AHに使う、ミスニューヨークについての報告をしておきます。
創業されたのが1965年と、もう50年以上も続いている老舗の「高昭牧場」(住所:北海道浦河郡浦河町字野深364)は、静内の方からですと、国道235号をずっと東に進んで、荻伏の郵便局を過ぎたところにある「荻伏町」の交差点を左に曲がって、15分ほど走ったところにあって、今の社長は3代目の上山泰憲さんです。
弟の浩司さんは、2006年のオークスと秋華賞を勝ったカワカミプリンセスを生産したことでお馴染みになった、「三石川上牧場」の代表なんですよ。
「高昭牧場」の生産馬で、私が真っ先に思い付くのは、2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯を勝ったメイショウマンボでして、この馬がオークスを勝った時、上山さんは、まず、松本好雄オーナーが地元の兵庫県明石市で開いた祝勝会に出席してから急いで浦河に戻って、牧場の事務所のドアを開けた瞬間、お祝いのお花やお酒がギッシリと並んでいたのを見て、「本当にウチの馬がGIを勝ったんだ」と感激したそうです。
その他では、2016年のチャレンジCを勝ったマイネルハニーや、2019年のラジオNIKKEI賞を勝ったブレイキングドーンも、「高昭牧場」の生産馬です。
ちなみに「高昭牧場」は、40年以上も前からJRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーで、2001年には、ルスナイクリスティでファルコンSを勝つなど、9勝を上げて、今まで一番多い「1億5001万円」の賞金を稼いでいましたし、次の年は、今までで一番多い10勝を上げて、「1億4228万円」の賞金を稼いでいました。
それから2019年までは、物足りない数字が続いてしまったんですけど、その後は、
2020年→6勝・獲得賞金7910万円
2021年→5勝・獲得賞金1億1619万円
と、巻き返しに成功していましたし、特に一昨年は、ミスニューヨークを使ったターコイズSで、ルスナイクリスティを使った2001年のファルコンS以来の重賞勝ちを飾ったんですよ。
でも、去年は、ミスニューヨークを使ったターコイズSで、このレースの連覇を達成しましたけど、他のレースを一つも勝てなかったので、稼いだ賞金は「7229万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたし、今年は、先週までに3勝を上げていますけど…
「箱根駅伝」で優勝したメンバーの内、7選手が残っている今シーズンですが、今年の4月に就任した藤田敦史新監督は、「2022年シーズン以上の結果を目指して、1~3年生の底上げに全力で取り組む」といった話をしていました。
さて、駅伝の話はほどほどにして、ここから本題に入りますと、今回は、「高昭(こうしょう)牧場」が京成杯AHに使う、ミスニューヨークについての報告をしておきます。
創業されたのが1965年と、もう50年以上も続いている老舗の「高昭牧場」(住所:北海道浦河郡浦河町字野深364)は、静内の方からですと、国道235号をずっと東に進んで、荻伏の郵便局を過ぎたところにある「荻伏町」の交差点を左に曲がって、15分ほど走ったところにあって、今の社長は3代目の上山泰憲さんです。
弟の浩司さんは、2006年のオークスと秋華賞を勝ったカワカミプリンセスを生産したことでお馴染みになった、「三石川上牧場」の代表なんですよ。
「高昭牧場」の生産馬で、私が真っ先に思い付くのは、2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯を勝ったメイショウマンボでして、この馬がオークスを勝った時、上山さんは、まず、松本好雄オーナーが地元の兵庫県明石市で開いた祝勝会に出席してから急いで浦河に戻って、牧場の事務所のドアを開けた瞬間、お祝いのお花やお酒がギッシリと並んでいたのを見て、「本当にウチの馬がGIを勝ったんだ」と感激したそうです。
その他では、2016年のチャレンジCを勝ったマイネルハニーや、2019年のラジオNIKKEI賞を勝ったブレイキングドーンも、「高昭牧場」の生産馬です。
ちなみに「高昭牧場」は、40年以上も前からJRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーで、2001年には、ルスナイクリスティでファルコンSを勝つなど、9勝を上げて、今まで一番多い「1億5001万円」の賞金を稼いでいましたし、次の年は、今までで一番多い10勝を上げて、「1億4228万円」の賞金を稼いでいました。
それから2019年までは、物足りない数字が続いてしまったんですけど、その後は、
2020年→6勝・獲得賞金7910万円
2021年→5勝・獲得賞金1億1619万円
と、巻き返しに成功していましたし、特に一昨年は、ミスニューヨークを使ったターコイズSで、ルスナイクリスティを使った2001年のファルコンS以来の重賞勝ちを飾ったんですよ。
でも、去年は、ミスニューヨークを使ったターコイズSで、このレースの連覇を達成しましたけど、他のレースを一つも勝てなかったので、稼いだ賞金は「7229万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたし、今年は、先週までに3勝を上げていますけど…

発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2023/09/08 (金) 18:27
対象レース:2023年09月09日(土)阪神11R・エニフS
見出し:同期に横山典弘君がおるんですわ
掲載日:2023/09/08 (金) 18:27
対象レース:2023年09月09日(土)阪神11R・エニフS
見出し:同期に横山典弘君がおるんですわ

まいど。
エニフSは、松永幹夫先生の厩舎が使う、ジレトールが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、松永先生は、まだ現役で乗り役をやっとる横山典弘君と熊沢重文君と同じ、競馬学校騎手課程の「第2期生」で、1986年に乗り役としてデビューしとって、2006年2月に引退するまで、GIの6勝を含めて、重賞を54勝もしとりますし、全部で1400勝を上げとります。
そんで、1991年のオークスを勝ったイソノルーブルや、1996年の秋華賞を勝ったファビラスラフインや、1997年の桜花賞を勝ったキョウエイマーチや、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスや、「天覧競馬」やった2005年の天皇賞・秋を勝ったヘヴンリーロマンスとか、GIレースを牝馬で勝つことが多かったんで、ファンからは「牝馬のミキオ」と呼ばれとりましたな。
松永先生は、デビューしてから引退するまで、フリーにはならんで、ずっと、ヘヴンリーロマンスとかを管理しとったことでお馴染みやった山本正司さんの厩舎におって、2007年の2月一杯で山本さんが定年で引退することが決まっとったから、厩舎を引き継ぐために調教師を目指して、2006年に試験に受かって、38歳の若さで乗り役を引退しとるんですわ。
それから、2007年の3月に自分の厩舎を開業して、その年は16勝で、次の年も16勝やったけど、3年目やった2009年には、レッドディザイアを使った秋華賞とか、重賞を3勝して、全部で26勝を上げとったし、稼いだ賞金は「7億6710万円」と、順調に成績を伸ばしとりました。
2019年の松永先生は、ラッキーライラックでエリザベス女王杯を勝つなど、「42勝・獲得賞金9億6447万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとったし、2020年も、ラッキーライラックを使った大阪杯とエリザベス女王杯とか、全部で27勝を上げて、2019年の次に多い「8億6446万円」の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、一昨年は、2012年から2020年まで9年続いとった重賞勝ちが途切れてしもうたし、賞金も「5億8542万円」と、2020年の7割くらいしか稼げなかったんや。
せやから、去年の松永先生は、「必ず巻き返したい」と考えとったんやろうし、実際、去年は40勝を上げて、稼いだ賞金は「7億2663万円」と、一昨年を大きく上回っとります。
けど、今年に入ってからは…
エニフSは、松永幹夫先生の厩舎が使う、ジレトールが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、松永先生は、まだ現役で乗り役をやっとる横山典弘君と熊沢重文君と同じ、競馬学校騎手課程の「第2期生」で、1986年に乗り役としてデビューしとって、2006年2月に引退するまで、GIの6勝を含めて、重賞を54勝もしとりますし、全部で1400勝を上げとります。
そんで、1991年のオークスを勝ったイソノルーブルや、1996年の秋華賞を勝ったファビラスラフインや、1997年の桜花賞を勝ったキョウエイマーチや、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスや、「天覧競馬」やった2005年の天皇賞・秋を勝ったヘヴンリーロマンスとか、GIレースを牝馬で勝つことが多かったんで、ファンからは「牝馬のミキオ」と呼ばれとりましたな。
松永先生は、デビューしてから引退するまで、フリーにはならんで、ずっと、ヘヴンリーロマンスとかを管理しとったことでお馴染みやった山本正司さんの厩舎におって、2007年の2月一杯で山本さんが定年で引退することが決まっとったから、厩舎を引き継ぐために調教師を目指して、2006年に試験に受かって、38歳の若さで乗り役を引退しとるんですわ。
それから、2007年の3月に自分の厩舎を開業して、その年は16勝で、次の年も16勝やったけど、3年目やった2009年には、レッドディザイアを使った秋華賞とか、重賞を3勝して、全部で26勝を上げとったし、稼いだ賞金は「7億6710万円」と、順調に成績を伸ばしとりました。
2019年の松永先生は、ラッキーライラックでエリザベス女王杯を勝つなど、「42勝・獲得賞金9億6447万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとったし、2020年も、ラッキーライラックを使った大阪杯とエリザベス女王杯とか、全部で27勝を上げて、2019年の次に多い「8億6446万円」の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、一昨年は、2012年から2020年まで9年続いとった重賞勝ちが途切れてしもうたし、賞金も「5億8542万円」と、2020年の7割くらいしか稼げなかったんや。
せやから、去年の松永先生は、「必ず巻き返したい」と考えとったんやろうし、実際、去年は40勝を上げて、稼いだ賞金は「7億2663万円」と、一昨年を大きく上回っとります。
けど、今年に入ってからは…

発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2023/09/08 (金) 17:41
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:今年の3月5日(日)に「70歳の誕生日」を迎えとりますな
掲載日:2023/09/08 (金) 17:41
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:今年の3月5日(日)に「70歳の誕生日」を迎えとりますな

先週の日曜日、小倉の1Rに組まれとった障害の未勝利戦は、初障害やったフィロロッソが、2着に3秒1っちゅう大差を付けて勝ちましたな。
「メンバーに恵まれた」っちゅう見方もできるんやけど、あの内容やったら、オープンでも通用するやろうから、次のレースでも注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、安田隆行君がセントウルSに使う、アグリのことを報告しとくで。
安田隆行君が、乗り役時代、1991年に皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、全部で680勝を上げとって、引退した次の年の1995年に厩舎を開業しとるんは、ワシが改めて説明せんでも、皆さんがよう知っとるやろう。
今年で開業29年目を迎えとる彼の厩舎は、2010年までに勝った重賞は全部で8つやったけど、その後の3年間は、
2011年→重賞11勝を含む43勝・獲得賞金12億8498万円
2012年→重賞3勝を含む46勝・獲得賞金9億7908万円
2013年→重賞6勝を含む44勝・獲得賞金11億9911万円
っちゅう素晴らしい数字を残しとって、この間には、2013年の高松宮記念とスプリンターズSとかを勝ったロードカナロアと、フェブラリーSなどを勝ったグレープブランデーと、2011年のジャパンCダートとかを勝ったトランセンドと、2011年のスプリンターズSと2012年の高松宮記念とかを勝ったカレンチャンっちゅう、4頭のGI馬がよう稼いどりましたな。
それに安田君は、2004年に自分の厩舎からデビューした川田将雅(ゆうが)君を立派な乗り役に育てとるし、2018年の3月に厩舎を開業しとる次男の翔伍君と高柳大輔君は、安田厩舎で調教助手をやっとったように、馬だけやなくて、弟子もしっかり育てとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
2014年から、安田君の厩舎はしばらく伸び悩んどったんやけど、2019年には、ダノンスマッシュでシルクロードSとキーンランドCを、ダイアトニックでスワンSを勝つなど、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう素晴らしい成績を残して、初めて調教師リーディングの1位になっとったし、2020年は、ダノンザキッドを使ったホープフルSで7年振りにGIを勝つなど、46勝を上げて、「12億5395万円」の賞金を稼いどりました。
せやけど一昨年は、「41勝・獲得賞金11億8246万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも前の年を下回ってしもうたんや。
そんな訳で、去年の安田君は、「キッチリ巻き返さなアカン」って考えとったんやろうし、実際、ダノンスコーピオンを使ったNHKマイルCとか、ダイアトニックを使ったスワンSと阪神Cとか、重賞の7勝を含めて全部44勝を上げとって、稼いだ賞金は「13億0586万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ、今年は、アグリを使った阪急杯、ダイシンクローバーを使った京都ハイジャンプと、重賞を2勝しとるんやけど…
「メンバーに恵まれた」っちゅう見方もできるんやけど、あの内容やったら、オープンでも通用するやろうから、次のレースでも注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、安田隆行君がセントウルSに使う、アグリのことを報告しとくで。
安田隆行君が、乗り役時代、1991年に皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、全部で680勝を上げとって、引退した次の年の1995年に厩舎を開業しとるんは、ワシが改めて説明せんでも、皆さんがよう知っとるやろう。
今年で開業29年目を迎えとる彼の厩舎は、2010年までに勝った重賞は全部で8つやったけど、その後の3年間は、
2011年→重賞11勝を含む43勝・獲得賞金12億8498万円
2012年→重賞3勝を含む46勝・獲得賞金9億7908万円
2013年→重賞6勝を含む44勝・獲得賞金11億9911万円
っちゅう素晴らしい数字を残しとって、この間には、2013年の高松宮記念とスプリンターズSとかを勝ったロードカナロアと、フェブラリーSなどを勝ったグレープブランデーと、2011年のジャパンCダートとかを勝ったトランセンドと、2011年のスプリンターズSと2012年の高松宮記念とかを勝ったカレンチャンっちゅう、4頭のGI馬がよう稼いどりましたな。
それに安田君は、2004年に自分の厩舎からデビューした川田将雅(ゆうが)君を立派な乗り役に育てとるし、2018年の3月に厩舎を開業しとる次男の翔伍君と高柳大輔君は、安田厩舎で調教助手をやっとったように、馬だけやなくて、弟子もしっかり育てとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
2014年から、安田君の厩舎はしばらく伸び悩んどったんやけど、2019年には、ダノンスマッシュでシルクロードSとキーンランドCを、ダイアトニックでスワンSを勝つなど、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう素晴らしい成績を残して、初めて調教師リーディングの1位になっとったし、2020年は、ダノンザキッドを使ったホープフルSで7年振りにGIを勝つなど、46勝を上げて、「12億5395万円」の賞金を稼いどりました。
せやけど一昨年は、「41勝・獲得賞金11億8246万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも前の年を下回ってしもうたんや。
そんな訳で、去年の安田君は、「キッチリ巻き返さなアカン」って考えとったんやろうし、実際、ダノンスコーピオンを使ったNHKマイルCとか、ダイアトニックを使ったスワンSと阪神Cとか、重賞の7勝を含めて全部44勝を上げとって、稼いだ賞金は「13億0586万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ、今年は、アグリを使った阪急杯、ダイシンクローバーを使った京都ハイジャンプと、重賞を2勝しとるんやけど…

発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2023/09/08 (金) 15:24
対象レース:2023年09月09日(土)中山11R・紫苑S
見出し:2018年は48勝もしていたんですよ
掲載日:2023/09/08 (金) 15:24
対象レース:2023年09月09日(土)中山11R・紫苑S
見出し:2018年は48勝もしていたんですよ

去年、主に8回を任されて、パリーグの最多ホールドを記録していた西武ライオンズの平海馬投手は、今年から先発に転向していて、9勝6敗、防御率がリーグ2位の2・25という好成績を残しています。
今日は、「エスコンフィールド」で行われる日本ハムファイターズとの試合に先発しますから、どんなピッチングを見せてくれるのかが楽しみです。
では、ここから本題に入りますが、今回は、木村哲也君の厩舎が紫苑Sに出走させる、ヒップホップソウルについての報告をしておきます。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った彼は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、2年目は9勝、3年目は16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」も受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通り、2018年の数字を下回っていましたから、去年の木村君は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、去年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、全部で34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という過去最高の数字だったんですよ。
でも、今年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいますし、JRAでも、宝塚記念など、重賞を4勝していますけど、1月に1勝しかできなかったことなどが響いて、先週までに稼いだ賞金は…
今日は、「エスコンフィールド」で行われる日本ハムファイターズとの試合に先発しますから、どんなピッチングを見せてくれるのかが楽しみです。
では、ここから本題に入りますが、今回は、木村哲也君の厩舎が紫苑Sに出走させる、ヒップホップソウルについての報告をしておきます。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った彼は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、2年目は9勝、3年目は16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」も受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通り、2018年の数字を下回っていましたから、去年の木村君は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、去年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、全部で34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という過去最高の数字だったんですよ。
でも、今年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいますし、JRAでも、宝塚記念など、重賞を4勝していますけど、1月に1勝しかできなかったことなどが響いて、先週までに稼いだ賞金は…

発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2023/09/08 (金) 14:38
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:乗り役としてビーマイナカヤマなどで重賞を勝っていますね
掲載日:2023/09/08 (金) 14:38
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:乗り役としてビーマイナカヤマなどで重賞を勝っていますね

乗り役としてビーマイナカヤマなどで重賞を勝っていますね
□本文
伊豆箱根鉄道の大雄山線では、一昨日、9月6日(水)から「天狗電車」を走らせていて、使われている5000系5501編成は、先日、車両の定期検査を終えて工場を出た時に、車体が朱色に塗られていたことが話題になっていて、「天狗電車」には、その車両に「天狗の葉うちわ」をイメージさせるヘッドマークが付けられています。
あまり知られていないんですが、大雄山線は、開業が1925年と、かなり歴史のある路線でして、再来年には100周年を迎えるんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、鹿戸雄一君がセントウルSに使う、モリノドリームについての報告です。
鹿戸君は、お父さんが北海道の門別にある牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。
中学校を出た後、鹿戸君は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二君や、調教助手になっている木幡初広君と出津孝一君や、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美君などがいます。
乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸君は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。
調教師の試験に受かってからの彼は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業1年目の鹿戸君は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。
次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、今までで一番多い33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。
一昨年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、開業した年以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、今までで一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいました。
そして去年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、一昨年よりも多い33勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、一昨年の6割くらいでしたし、今年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯を勝って、セットアップで札幌2歳Sを勝っていますけど…
□本文
伊豆箱根鉄道の大雄山線では、一昨日、9月6日(水)から「天狗電車」を走らせていて、使われている5000系5501編成は、先日、車両の定期検査を終えて工場を出た時に、車体が朱色に塗られていたことが話題になっていて、「天狗電車」には、その車両に「天狗の葉うちわ」をイメージさせるヘッドマークが付けられています。
あまり知られていないんですが、大雄山線は、開業が1925年と、かなり歴史のある路線でして、再来年には100周年を迎えるんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、鹿戸雄一君がセントウルSに使う、モリノドリームについての報告です。
鹿戸君は、お父さんが北海道の門別にある牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。
中学校を出た後、鹿戸君は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二君や、調教助手になっている木幡初広君と出津孝一君や、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美君などがいます。
乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸君は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。
調教師の試験に受かってからの彼は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業1年目の鹿戸君は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。
次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、今までで一番多い33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。
一昨年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、開業した年以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、今までで一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいました。
そして去年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、一昨年よりも多い33勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、一昨年の6割くらいでしたし、今年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯を勝って、セットアップで札幌2歳Sを勝っていますけど…

発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2023/09/08 (金) 12:35
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:5月以降は「35戦0勝」という戦績に終わっておりますので
掲載日:2023/09/08 (金) 12:35
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:5月以降は「35戦0勝」という戦績に終わっておりますので

先日、中華料理の名店、「メゾン・ド・ユーロン」(東京都港区赤坂)に行く機会がございました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、赤坂の閑静な住宅街の中にあるこのお店は、西洋の食材を使用し、中国以外の料理技法を取り入れて作る「ヌーベルシノワ」の先駆けとして有名で、2010年と2011年に、ミシュランの一つ星を獲得しております。
看板メニューである、たまり醤油で煮込んだ黒い「フカヒレの姿煮」を始め、フランス料理のような華やかに盛り付けられた繊細な料理はどれも絶品で、私がそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、野田みづきオーナーが京成杯AHに出走させる、ミッキーブリランテに関するご報告をさせていただきます。
野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、少し前まで、自身も同社の取締役相談役を務めていたのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、ここ数年、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年に馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
2016年のみづきオーナーは、ミッキーアイルなどの活躍により、「6億2011万円」という、過去最高の賞金を獲得しており、2018年は、ミッキーロケットなどの活躍により、2016年に次ぐ、「6億1658万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、
2019年→獲得賞金5億3642万円
2020年→獲得賞金3億1076万円
2021年→獲得賞金2億1156万円
2022年→獲得賞金1億9806万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっており、今年は、4月までに7勝を上げるなど、先週までの獲得賞金は「1億2997万円」と、昨年の同時期(9月4日【日】まで)の「9534万円」を上回っているものの、5月以降は「35戦0勝」という戦績に終わっております。
それ故、現在のみづきオーナーは、「早急に所有馬の連敗を止めたい」と強く願っていることでしょう。
また、みづきオーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、昨年の同セールでは、計5頭の落札に総額6億1050万円(税込)を投じていた上、7月10日(月)~11日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計9頭の落札に総額…
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、赤坂の閑静な住宅街の中にあるこのお店は、西洋の食材を使用し、中国以外の料理技法を取り入れて作る「ヌーベルシノワ」の先駆けとして有名で、2010年と2011年に、ミシュランの一つ星を獲得しております。
看板メニューである、たまり醤油で煮込んだ黒い「フカヒレの姿煮」を始め、フランス料理のような華やかに盛り付けられた繊細な料理はどれも絶品で、私がそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、野田みづきオーナーが京成杯AHに出走させる、ミッキーブリランテに関するご報告をさせていただきます。
野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、少し前まで、自身も同社の取締役相談役を務めていたのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、ここ数年、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年に馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
2016年のみづきオーナーは、ミッキーアイルなどの活躍により、「6億2011万円」という、過去最高の賞金を獲得しており、2018年は、ミッキーロケットなどの活躍により、2016年に次ぐ、「6億1658万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、
2019年→獲得賞金5億3642万円
2020年→獲得賞金3億1076万円
2021年→獲得賞金2億1156万円
2022年→獲得賞金1億9806万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっており、今年は、4月までに7勝を上げるなど、先週までの獲得賞金は「1億2997万円」と、昨年の同時期(9月4日【日】まで)の「9534万円」を上回っているものの、5月以降は「35戦0勝」という戦績に終わっております。
それ故、現在のみづきオーナーは、「早急に所有馬の連敗を止めたい」と強く願っていることでしょう。
また、みづきオーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、昨年の同セールでは、計5頭の落札に総額6億1050万円(税込)を投じていた上、7月10日(月)~11日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計9頭の落札に総額…

発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2023/09/07 (木) 18:13
対象レース:2023年09月09日(土)中山11R・紫苑S
見出し:柴田善臣君などと同じ「騎手課程の1期生」です
掲載日:2023/09/07 (木) 18:13
対象レース:2023年09月09日(土)中山11R・紫苑S
見出し:柴田善臣君などと同じ「騎手課程の1期生」です

どうもこんにちは。
今回は武藤善則君の厩舎が紫苑Sに使う、モリアーナについての報告となります。
皆さんもよく知っている通り、武藤君は、まだ現役で頑張っている柴田善臣君や、今は調教師をやっている石橋守君や岩戸孝樹君や須貝尚介君などと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入っていて、1986年に黒坂洋基さんの厩舎からデビューしました。
当時の黒坂厩舎には、1988年と1989年の根岸Sで2着だったツクバセイフウや、1990年の目黒記念で2着だったミナガワイチザンなどのオープン馬が何頭かいて、武藤君はそれらの主戦だったんですよ。
乗り役としての彼は、1989年の金杯・東(現在の中山金杯)をニシノミラーで勝つなど、調教師の試験に受かって引退した2001年までに、全部で154勝を上げていました。
ちなみに、水野貴広厩舎に所属していて、2017年に、関東の新人騎手賞にあたる、「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていた武藤雅君は、武藤君の長男です。
武藤君も、デビューした1986年に「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていて、親子で受賞したのは初めてのことだったんですよ。
2003年に自分の厩舎を開業した武藤君は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので7勝止まりでしたけど、2004年には14勝、2005年には15勝と、コンスタントに勝ち星を上げていましたし、2008年には、セラフィックロンプを使った愛知杯で、初めての重賞勝ちを飾っています。
2012年には、ザラストロを使った新潟2歳Sを勝つなど、「23勝・獲得賞金3億7954万円」という成績を残していました。
それに、一昨年までの5年間は、
2017年→10勝・獲得賞金1億6689万円
2018年→16勝・獲得賞金2億6790万円
2019年→17勝・獲得賞金2億7418万円
2020年→17勝・獲得賞金3億0776万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6947万円
と書けば分かる通り、成績が「完全に右肩上がり」になっていたんですよ。
そして去年は、2012年と2013年と並んで過去最多になる23勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8047万円」と、今までで一番の数字でした。
でも、今年に入ってから先週までは…
今回は武藤善則君の厩舎が紫苑Sに使う、モリアーナについての報告となります。
皆さんもよく知っている通り、武藤君は、まだ現役で頑張っている柴田善臣君や、今は調教師をやっている石橋守君や岩戸孝樹君や須貝尚介君などと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入っていて、1986年に黒坂洋基さんの厩舎からデビューしました。
当時の黒坂厩舎には、1988年と1989年の根岸Sで2着だったツクバセイフウや、1990年の目黒記念で2着だったミナガワイチザンなどのオープン馬が何頭かいて、武藤君はそれらの主戦だったんですよ。
乗り役としての彼は、1989年の金杯・東(現在の中山金杯)をニシノミラーで勝つなど、調教師の試験に受かって引退した2001年までに、全部で154勝を上げていました。
ちなみに、水野貴広厩舎に所属していて、2017年に、関東の新人騎手賞にあたる、「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていた武藤雅君は、武藤君の長男です。
武藤君も、デビューした1986年に「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていて、親子で受賞したのは初めてのことだったんですよ。
2003年に自分の厩舎を開業した武藤君は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので7勝止まりでしたけど、2004年には14勝、2005年には15勝と、コンスタントに勝ち星を上げていましたし、2008年には、セラフィックロンプを使った愛知杯で、初めての重賞勝ちを飾っています。
2012年には、ザラストロを使った新潟2歳Sを勝つなど、「23勝・獲得賞金3億7954万円」という成績を残していました。
それに、一昨年までの5年間は、
2017年→10勝・獲得賞金1億6689万円
2018年→16勝・獲得賞金2億6790万円
2019年→17勝・獲得賞金2億7418万円
2020年→17勝・獲得賞金3億0776万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6947万円
と書けば分かる通り、成績が「完全に右肩上がり」になっていたんですよ。
そして去年は、2012年と2013年と並んで過去最多になる23勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8047万円」と、今までで一番の数字でした。
でも、今年に入ってから先週までは…

発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2023/09/07 (木) 17:40
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:千葉県の市原市にも牧場があるんですよ
掲載日:2023/09/07 (木) 17:40
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:千葉県の市原市にも牧場があるんですよ

相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、仲間から聞いた話によれば、白老の方では、色々な場所でアキアジが釣れ始めているそうです・
私も、仕事の合間に時間ができれば、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、行ってみたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ミルファーム」が京成杯AHに使う、ぶグラニットについての報告をしておきます。
浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「JAひだか東」の理事と、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに300頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは10勝以上をキープしていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。
でも、一昨年は「14勝・獲得賞金3億1001万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、去年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、今までで一番の数字でした。
そして今年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、いいスタートを切っていましたし、2月は勝てなかったんですが…
私も、仕事の合間に時間ができれば、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、行ってみたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ミルファーム」が京成杯AHに使う、ぶグラニットについての報告をしておきます。
浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「JAひだか東」の理事と、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに300頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは10勝以上をキープしていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。
でも、一昨年は「14勝・獲得賞金3億1001万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、去年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、今までで一番の数字でした。
そして今年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、いいスタートを切っていましたし、2月は勝てなかったんですが…

発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2023/09/07 (木) 15:07
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:33歳っちゅう若さで調教師の試験に…
掲載日:2023/09/07 (木) 15:07
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:33歳っちゅう若さで調教師の試験に…

9月の中旬から下旬あたりは、気分が落ち込んだり、疲労感を強く感じる、「季節性うつ」になる人が多いんや。
これは、夏よりも日照時間が短くなって、紫外線を浴びると体内で作られる「ビタミンD」や、日光を浴びることで分泌する「セロトニン」が不足しがちになるのが原因やから、カーテンを開けたり、晴れた日はできるだけ外に出たりして、日光を浴びる時間を増やすよう心がけるのがエエやろうな。
で、ここから本題ですが、今回は、池添学君がセントウルSに使う、ブトンドールについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学君は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとる池添兼雄君で、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学君は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄君に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学君は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
彼がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学君が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。
そんで学君は、大学を卒業してから「ノーザンファーム」で3ヶ月くらい働いた後、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学君は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから去年までも、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
2021年→33勝・獲得賞金7億8950万円
2022年→40勝・獲得賞金9億2460万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、特に去年は、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんですわ。
せやけど、今年は…
これは、夏よりも日照時間が短くなって、紫外線を浴びると体内で作られる「ビタミンD」や、日光を浴びることで分泌する「セロトニン」が不足しがちになるのが原因やから、カーテンを開けたり、晴れた日はできるだけ外に出たりして、日光を浴びる時間を増やすよう心がけるのがエエやろうな。
で、ここから本題ですが、今回は、池添学君がセントウルSに使う、ブトンドールについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学君は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとる池添兼雄君で、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学君は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄君に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学君は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
彼がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学君が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。
そんで学君は、大学を卒業してから「ノーザンファーム」で3ヶ月くらい働いた後、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学君は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから去年までも、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
2021年→33勝・獲得賞金7億8950万円
2022年→40勝・獲得賞金9億2460万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、特に去年は、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんですわ。
せやけど、今年は…

発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2023/09/07 (木) 14:39
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:ラッキーライラックなどが「過去の代表的な存在」です
掲載日:2023/09/07 (木) 14:39
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:ラッキーライラックなどが「過去の代表的な存在」です

本日の東京外国為替市場に於ける円対ドルは、少し前に私が確認したところ、前日比25銭の円安ドル高となる、「1ドル=147円62~63銭辺りで推移しておりました。
米長期金利の上昇などにより、円を売ってドルを買う動きが加速しており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が京成杯AHに登録している、インダストリアについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
尚且つ、今年に入ってから先週までも、ソングラインでヴィクトリアマイルと安田記念を制し、リバティアイランドでオークスと桜花賞を制するなど、重賞10勝を含む79勝を上げ、獲得賞金は「26億2481万円」と、「馬主リーディング」では…
米長期金利の上昇などにより、円を売ってドルを買う動きが加速しており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が京成杯AHに登録している、インダストリアについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
尚且つ、今年に入ってから先週までも、ソングラインでヴィクトリアマイルと安田記念を制し、リバティアイランドでオークスと桜花賞を制するなど、重賞10勝を含む79勝を上げ、獲得賞金は「26億2481万円」と、「馬主リーディング」では…

発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2023/09/05 (火) 18:01
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:「サンプルブック」で業界トップクラスのシェアを誇っております
掲載日:2023/09/05 (火) 18:01
対象レース:2023年09月10日(日)阪神11R・セントウルS
見出し:「サンプルブック」で業界トップクラスのシェアを誇っております

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、幅田昌伸オーナーがセントウルSに登録している、ビッグシーザーのことでございます。
幅田昌伸オーナーは、京都市の中京区に「京都本社」を、東京都の千代田区に「東京支社」を構え、インテリア関連事業や輸入食器の販売などを手掛けている、「株式会社さら」の代表取締役社長を少し前まで務めており、現在の主な肩書きは、関連会社である「株式会社エスコ」の代表取締役です。
ショールームや建築現場では、壁紙や床材などを決める時に、「サンプルブック」という特殊なカタログを用いるケースが多く、「株式会社さら」は、その「サンプルブック」で業界トップクラスのシェアを誇っております。
更に同社は、2000年2月、中国の大連に「大連エスコ」という自社工場を建設したのを皮切りに、2001年9月に「第2工場」を、2004年10月に「第3工場」を設けているように、順調に海外事業を拡大し、現在は、年間で約400万冊の「サンプルブック」を製造しており、2022年1月期に於けるグループ全体の売上高は、「100億円」という素晴らしいものでした。
馬主としての幅田オーナーは、1999年からJRAで馬を走らせている、キャリアが20年以上のベテランでして、現在までに100頭近くを所有しております。
また、奥様の幅田京子オーナーも2008年にJRAの馬主資格を取得しており、代表的な存在としては、2014年の武蔵野Sを制したワイドバッハが挙げられるでしょう。
2015年の幅田昌伸オーナーは、7勝を上げ、その他にも、カジキがカペラSで2着に入るなど、「1億0851万円」の賞金を獲得しており、2019年は、ワイドファラオを出走させたニュージーランドTで初めての重賞勝ちを飾り、同馬でユニコーンSも制するなど、7勝を上げ、過去最高となる「1億7433万円」の賞金を獲得しておりました。
そして2020年は、JRAに於いて8勝を上げ、前年に次ぐ「1億4656万円」の賞金を獲得していた上、ワイドファラオで1着賞金6000万円の地方交流G1・かしわ記念を制しております。
ただ、その後は、
2021年:1億3824万円
2022年:1億2156万円
と、獲得賞金が右肩下がりだったため、今年を迎えるにあたり、幅田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「1億2139万円」と、昨年を上回るのは時間の問題となっておりますので、現在の幅田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、幅田オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」
3頭を7920万円で落札
■8月22日(月)~26日(金)の「HBAサマーセール」
3頭を2068万円で落札
■9月20日(火)~22日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を550万円で落札
■10月17日(月)~18日(火)の「HBAオータムセール」
2頭を671万円で落札
と、計9頭を総額1億1209万円で落札していた上、今年も…
今回、私がご報告させていただきますのは、幅田昌伸オーナーがセントウルSに登録している、ビッグシーザーのことでございます。
幅田昌伸オーナーは、京都市の中京区に「京都本社」を、東京都の千代田区に「東京支社」を構え、インテリア関連事業や輸入食器の販売などを手掛けている、「株式会社さら」の代表取締役社長を少し前まで務めており、現在の主な肩書きは、関連会社である「株式会社エスコ」の代表取締役です。
ショールームや建築現場では、壁紙や床材などを決める時に、「サンプルブック」という特殊なカタログを用いるケースが多く、「株式会社さら」は、その「サンプルブック」で業界トップクラスのシェアを誇っております。
更に同社は、2000年2月、中国の大連に「大連エスコ」という自社工場を建設したのを皮切りに、2001年9月に「第2工場」を、2004年10月に「第3工場」を設けているように、順調に海外事業を拡大し、現在は、年間で約400万冊の「サンプルブック」を製造しており、2022年1月期に於けるグループ全体の売上高は、「100億円」という素晴らしいものでした。
馬主としての幅田オーナーは、1999年からJRAで馬を走らせている、キャリアが20年以上のベテランでして、現在までに100頭近くを所有しております。
また、奥様の幅田京子オーナーも2008年にJRAの馬主資格を取得しており、代表的な存在としては、2014年の武蔵野Sを制したワイドバッハが挙げられるでしょう。
2015年の幅田昌伸オーナーは、7勝を上げ、その他にも、カジキがカペラSで2着に入るなど、「1億0851万円」の賞金を獲得しており、2019年は、ワイドファラオを出走させたニュージーランドTで初めての重賞勝ちを飾り、同馬でユニコーンSも制するなど、7勝を上げ、過去最高となる「1億7433万円」の賞金を獲得しておりました。
そして2020年は、JRAに於いて8勝を上げ、前年に次ぐ「1億4656万円」の賞金を獲得していた上、ワイドファラオで1着賞金6000万円の地方交流G1・かしわ記念を制しております。
ただ、その後は、
2021年:1億3824万円
2022年:1億2156万円
と、獲得賞金が右肩下がりだったため、今年を迎えるにあたり、幅田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「1億2139万円」と、昨年を上回るのは時間の問題となっておりますので、現在の幅田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、幅田オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」
3頭を7920万円で落札
■8月22日(月)~26日(金)の「HBAサマーセール」
3頭を2068万円で落札
■9月20日(火)~22日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を550万円で落札
■10月17日(月)~18日(火)の「HBAオータムセール」
2頭を671万円で落札
と、計9頭を総額1億1209万円で落札していた上、今年も…

発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2023/09/05 (火) 17:24
対象レース:2023年09月09日(土)中山11R・紫苑S
見出し:一昨年は海外のG1を3勝もしていましたわ
掲載日:2023/09/05 (火) 17:24
対象レース:2023年09月09日(土)中山11R・紫苑S
見出し:一昨年は海外のG1を3勝もしていましたわ

皆さんごきげんよう。
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」が紫苑Sに登録している、グランベルナデットについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した「DMMドリームクラブ」は、「現7歳馬が初めて出資者を募集した世代」という新しい一口馬主クラブですの。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社である「株式会社DMM.com証券」が運営していますわね。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわね。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですの。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6720万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年は、11勝を上げましたけど、その内の3勝が新馬戦、残りの8勝が未勝利戦と、賞金の高い特別レースを1つも勝てなかったことなどが影響して、獲得賞金が「1億7466万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたけど、一昨年は、JRAで、ラヴズオンリーユーを出走させた京都記念など16勝を上げて、獲得賞金は「4億4102万円」と、過去最高の数字になっていましたし、海外では、ラヴズオンリーユーで、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしていましたの。
ただ昨年は、タイムトゥヘヴンでダービー卿CTを制しましたけど、他の馬がそれほど活躍できなかったため、「13勝・獲得賞金2億6369万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたので、今年を迎えるにあたっては、「DMMドリームクラブ」の関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈ですわ。
実際、今年は…
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」が紫苑Sに登録している、グランベルナデットについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した「DMMドリームクラブ」は、「現7歳馬が初めて出資者を募集した世代」という新しい一口馬主クラブですの。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社である「株式会社DMM.com証券」が運営していますわね。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわね。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですの。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6720万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年は、11勝を上げましたけど、その内の3勝が新馬戦、残りの8勝が未勝利戦と、賞金の高い特別レースを1つも勝てなかったことなどが影響して、獲得賞金が「1億7466万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたけど、一昨年は、JRAで、ラヴズオンリーユーを出走させた京都記念など16勝を上げて、獲得賞金は「4億4102万円」と、過去最高の数字になっていましたし、海外では、ラヴズオンリーユーで、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしていましたの。
ただ昨年は、タイムトゥヘヴンでダービー卿CTを制しましたけど、他の馬がそれほど活躍できなかったため、「13勝・獲得賞金2億6369万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたので、今年を迎えるにあたっては、「DMMドリームクラブ」の関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈ですわ。
実際、今年は…

発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2023/09/05 (火) 16:48
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:北海道内のトイレットペーパー市場で4割近くのシェアを…
掲載日:2023/09/05 (火) 16:48
対象レース:2023年09月10日(日)中山11R・京成杯AH
見出し:北海道内のトイレットペーパー市場で4割近くのシェアを…

皆さまお元気ですか。
今回は、小林昌志オーナーが京成杯AHに登録している、シャイニーロックについて報告させていただきます。
小林オーナーの本業は、「ニセコスキー場」で有名な北海道虻田(あぶた)郡の倶知安(くっちゃん)町に本社を構え、再生紙を利用したトイレットペーパーの製造販売を主要業務としている、「コアレックス道栄株式会社」の代表取締役社長です。
1978年、北海道からの誘致要請を受け、「道栄紙業株式会社」として札幌市に設立された同社は、翌年、事業規模を拡大するため、本社と本社工場を現在の場所に移転しており、2015年の10月1日(木)、社名を現在の「コアレックス道栄株式会社」に変更しており、本社工場は、東京ドームの約1・5倍(78500平方メートル)という広大な敷地面積を誇っております。
そして同社は、1983年から「コアレス(芯なし)トイレットペーパー」を製造しており、通常のトイレットペーパー(芯あり)と比較して、同じサイズで使用できる量が約2倍となるこの商品は、コピー用紙や牛乳パックなどを再生しておりますので、環境対策に極めて有効とされていまして、実際、この技術は計36ヶ国で特許を取得済みです。
更に、「コアレックス道栄株式会社」は、現在、北海道内のトイレットペーパー市場で4割近くのシェアを誇っておりますので、同社の代表取締役社長を務めている小林オーナーは、「製紙業界の有力者」と言えるでしょう。
また、同社は、日高自動車道の日高富川インターから国道237号を5キロほど走ると右側に見えてくる場所に、生産と育成の拠点として「コアレススタッド」を構えており、ここの生産馬は、ほぼ例外なく小林オーナーの所有となっております。
なお、小林オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か1995年でして、それから現在までに400頭以上を所有しており、私が確認したところ、現在、JRAで所有しているのは5頭です。
2010年の小林オーナーは、ブライティアパルスを出走させたマーメイドSで初の重賞勝ちを飾るなど、14勝を上げ、「2億1867万円」の賞金を獲得しておりましたが、その後は数字が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2018年→4勝・獲得賞金9851万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1818万円
2020年→4勝・獲得賞金1億2918万円
2021年→2勝・獲得賞金7108万円
2022年→4勝・獲得賞金9246万円
と記せば分かる通り、2010年を大きく下回っております。
また、今年に入ってからは…
今回は、小林昌志オーナーが京成杯AHに登録している、シャイニーロックについて報告させていただきます。
小林オーナーの本業は、「ニセコスキー場」で有名な北海道虻田(あぶた)郡の倶知安(くっちゃん)町に本社を構え、再生紙を利用したトイレットペーパーの製造販売を主要業務としている、「コアレックス道栄株式会社」の代表取締役社長です。
1978年、北海道からの誘致要請を受け、「道栄紙業株式会社」として札幌市に設立された同社は、翌年、事業規模を拡大するため、本社と本社工場を現在の場所に移転しており、2015年の10月1日(木)、社名を現在の「コアレックス道栄株式会社」に変更しており、本社工場は、東京ドームの約1・5倍(78500平方メートル)という広大な敷地面積を誇っております。
そして同社は、1983年から「コアレス(芯なし)トイレットペーパー」を製造しており、通常のトイレットペーパー(芯あり)と比較して、同じサイズで使用できる量が約2倍となるこの商品は、コピー用紙や牛乳パックなどを再生しておりますので、環境対策に極めて有効とされていまして、実際、この技術は計36ヶ国で特許を取得済みです。
更に、「コアレックス道栄株式会社」は、現在、北海道内のトイレットペーパー市場で4割近くのシェアを誇っておりますので、同社の代表取締役社長を務めている小林オーナーは、「製紙業界の有力者」と言えるでしょう。
また、同社は、日高自動車道の日高富川インターから国道237号を5キロほど走ると右側に見えてくる場所に、生産と育成の拠点として「コアレススタッド」を構えており、ここの生産馬は、ほぼ例外なく小林オーナーの所有となっております。
なお、小林オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か1995年でして、それから現在までに400頭以上を所有しており、私が確認したところ、現在、JRAで所有しているのは5頭です。
2010年の小林オーナーは、ブライティアパルスを出走させたマーメイドSで初の重賞勝ちを飾るなど、14勝を上げ、「2億1867万円」の賞金を獲得しておりましたが、その後は数字が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2018年→4勝・獲得賞金9851万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1818万円
2020年→4勝・獲得賞金1億2918万円
2021年→2勝・獲得賞金7108万円
2022年→4勝・獲得賞金9246万円
と記せば分かる通り、2010年を大きく下回っております。
また、今年に入ってからは…

発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2023/09/02 (土) 18:36
対象レース:2023年09月03日(日)新潟11R・新潟記念
見出し:これまでに「GIの7勝を含む重賞75勝」という実績を残しております
掲載日:2023/09/02 (土) 18:36
対象レース:2023年09月03日(日)新潟11R・新潟記念
見出し:これまでに「GIの7勝を含む重賞75勝」という実績を残しております

「ジャパンラグビーリーグワン」に於いて、「2023-24シーズン」が開幕するのは12月ですが、その前に、各チームが「プレシーズンマッチ」を予定しており、今週から、毎週のように行われますので、時間が許す限り、その内容と結果をチェックしたいと考えております。
なお、私が「新潟記念で注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が出走させるマイネルウィルトスです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、一昨年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞75勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ユーバーレーベンを出走させたオークスで8年振りにGI勝ちを飾るなど、「41勝・獲得賞金10億1785万円」という成績を記録し、馬主リーディングは9位と、「トップ10」に返り咲きました。
しかし昨年は、前年を大きく上回る「53勝」を上げたものの、重賞では「27戦0勝」に終わったことなどから、獲得賞金は「10億0490万円」と、僅かですが前年を下回っております。
そして今年は、ゴールデンハインドでフローラSを制するなど、先週までに22勝を上げているものの、獲得賞金は「6億2532万円」と、昨年の同時期(8月まで)の「7億6204万円」を大きく下回っておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と強く願っている筈です。
また、「ラフィアン」は…
なお、私が「新潟記念で注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が出走させるマイネルウィルトスです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、一昨年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞75勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ユーバーレーベンを出走させたオークスで8年振りにGI勝ちを飾るなど、「41勝・獲得賞金10億1785万円」という成績を記録し、馬主リーディングは9位と、「トップ10」に返り咲きました。
しかし昨年は、前年を大きく上回る「53勝」を上げたものの、重賞では「27戦0勝」に終わったことなどから、獲得賞金は「10億0490万円」と、僅かですが前年を下回っております。
そして今年は、ゴールデンハインドでフローラSを制するなど、先週までに22勝を上げているものの、獲得賞金は「6億2532万円」と、昨年の同時期(8月まで)の「7億6204万円」を大きく下回っておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と強く願っている筈です。
また、「ラフィアン」は…

発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2023/09/02 (土) 17:45
対象レース:2023年09月03日(日)小倉11R・小倉2歳S
見出し:「JR山陰本線・二条駅」が本社の最寄り駅です
掲載日:2023/09/02 (土) 17:45
対象レース:2023年09月03日(日)小倉11R・小倉2歳S
見出し:「JR山陰本線・二条駅」が本社の最寄り駅です

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、中辻明オーナーが小倉2歳Sに出走させる、ビッグドリームのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、中辻オーナーの本業は、京都市上京区に本社を構え、不動産の売買や仲介、一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計や施工などを手掛けている、「株式会社三信工務店」の代表取締役です。
最寄りの「JR山陰本線・二条駅」からですと、東口を出たら左に曲がり、北に700mくらい進み、「千本丸太町」の交差点を右に曲がり、東に500mほど進んだ右側に、ラーメン屋「めん馬鹿」が見えたら、その少し先に「三信工務店」の本社ビルがあります。
1997年から、不動産の売買や一戸建て住宅の分譲などを行っている「株式会社三信工務店」は、建売住宅の個性の無さと注文住宅の煩わしさを解決するために、お客様の希望を低価格で実現できる「セミオーダー」というシステムを取り入れました。
また、同社は、京都市内を中心に数多くの分譲を手掛けており、土日を中心に「オープンハウス」を実施している他、物件によっては、午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」や、自宅にいながら参加できる「インターネット内覧」を実施しており、これらがお客様に好評を博しているそうです。
2011年からJRAで馬を走らせている中辻オーナーは、これまでに90頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2015年の北九州記念と京阪杯で2着に入り、2016年の高松宮記念とセントウルSを制したビッグアーサーが挙げられ、この2年間の中辻オーナーは、
2015年→9勝・獲得賞金1億7409万円
2016年→5勝・獲得賞金2億0464万円
という成績を残しておりました。
しかし、その後の4年間は、
2017年→2勝・獲得賞金3095万円
2018年→1勝・獲得賞金3219万円
2019年→5勝・獲得賞金6230万円
2020年→4勝・獲得賞金7556万円
という形で数字が伸び悩んでいたため、一昨年の中辻オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、過去最多の10勝を上げ、2016年と2015年に次ぐ、「1億0968万円」の賞金を獲得していた上、地方では、セキフウで1着賞金3000万円の兵庫ジュニアグランプリを制しておりました。
更に昨年は、JRAで獲得した賞金が「1億1765万円」と、僅かとは言え昨年を上回っており、尚且つ、セキフウが、サウジダービーで2着に入り、30万ドル(約3566万円)の賞金を獲得し、コリアCでは3着に入り、1億4000万ウォン(約1400万円)の賞金を獲得しております。
そして、今年も好調が続いており、セキフウでエルムSを制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金は「1億4325万円」と、既に過去2年を大きく上回っておりますので、当然、現在の中辻オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、中辻オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月26日(火)~27日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を1320万円で落札
■8月22日(月)~26日(金)の「HBAサマーセール」
3頭を2860万円で落札
■9月20日(火)~22日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を1276万円で落札
■10月17日(月)~18日(火)の「HBAオータムセール」
2頭を1496万円で落札
と、計8頭を総額6952万円で落札していた上、今年も…
今回、私がご報告させていただきますのは、中辻明オーナーが小倉2歳Sに出走させる、ビッグドリームのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、中辻オーナーの本業は、京都市上京区に本社を構え、不動産の売買や仲介、一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計や施工などを手掛けている、「株式会社三信工務店」の代表取締役です。
最寄りの「JR山陰本線・二条駅」からですと、東口を出たら左に曲がり、北に700mくらい進み、「千本丸太町」の交差点を右に曲がり、東に500mほど進んだ右側に、ラーメン屋「めん馬鹿」が見えたら、その少し先に「三信工務店」の本社ビルがあります。
1997年から、不動産の売買や一戸建て住宅の分譲などを行っている「株式会社三信工務店」は、建売住宅の個性の無さと注文住宅の煩わしさを解決するために、お客様の希望を低価格で実現できる「セミオーダー」というシステムを取り入れました。
また、同社は、京都市内を中心に数多くの分譲を手掛けており、土日を中心に「オープンハウス」を実施している他、物件によっては、午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」や、自宅にいながら参加できる「インターネット内覧」を実施しており、これらがお客様に好評を博しているそうです。
2011年からJRAで馬を走らせている中辻オーナーは、これまでに90頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2015年の北九州記念と京阪杯で2着に入り、2016年の高松宮記念とセントウルSを制したビッグアーサーが挙げられ、この2年間の中辻オーナーは、
2015年→9勝・獲得賞金1億7409万円
2016年→5勝・獲得賞金2億0464万円
という成績を残しておりました。
しかし、その後の4年間は、
2017年→2勝・獲得賞金3095万円
2018年→1勝・獲得賞金3219万円
2019年→5勝・獲得賞金6230万円
2020年→4勝・獲得賞金7556万円
という形で数字が伸び悩んでいたため、一昨年の中辻オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、過去最多の10勝を上げ、2016年と2015年に次ぐ、「1億0968万円」の賞金を獲得していた上、地方では、セキフウで1着賞金3000万円の兵庫ジュニアグランプリを制しておりました。
更に昨年は、JRAで獲得した賞金が「1億1765万円」と、僅かとは言え昨年を上回っており、尚且つ、セキフウが、サウジダービーで2着に入り、30万ドル(約3566万円)の賞金を獲得し、コリアCでは3着に入り、1億4000万ウォン(約1400万円)の賞金を獲得しております。
そして、今年も好調が続いており、セキフウでエルムSを制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金は「1億4325万円」と、既に過去2年を大きく上回っておりますので、当然、現在の中辻オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、中辻オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月26日(火)~27日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を1320万円で落札
■8月22日(月)~26日(金)の「HBAサマーセール」
3頭を2860万円で落札
■9月20日(火)~22日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を1276万円で落札
■10月17日(月)~18日(火)の「HBAオータムセール」
2頭を1496万円で落札
と、計8頭を総額6952万円で落札していた上、今年も…

発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2023/09/02 (土) 16:23
対象レース:2023年09月03日(日)札幌11R・丹頂S
見出し:「第15期生」として競馬学校の騎手課程に入ったんや
掲載日:2023/09/02 (土) 16:23
対象レース:2023年09月03日(日)札幌11R・丹頂S
見出し:「第15期生」として競馬学校の騎手課程に入ったんや

お疲れさんです。
今回は、武英智(ひでのり)先生の厩舎が丹頂Sに使う、ビジンについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通りで、武英智先生は、親父さんが乗り役と調教助手をやっとった武永祥(ながよし)さんで、お祖父さんが、タイギヨウを使った1966年の阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)とか、重賞を20勝、通算で735勝を上げとった元調教師の武平三さんやな。
それに、2014年の2月に調教師を引退した武宏平先生(2009年の菊花賞を勝ったスリーロールスなどを管理)や、2020年の2月に調教師を引退した作田誠二先生や、乗り役と調教師をやっとった武邦彦さん(故人)や、武豊君と武幸四郎先生とかが親戚っちゅうのも、皆さんはよう知っとるやろ。
こういう「筋金入りの競馬一家」に生まれた英智先生は、当たり前のように競馬の世界に進んだんや。
1996年に「第15期生」として競馬学校の騎手課程に入った英智先生は、1999年に領家政蔵厩舎から乗り役としてデビューして、この年に22勝を挙げて、関西の新人騎手賞を受賞しとりましたな。
そんで、2年目には18勝を上げとったんやけど、3年目からはずっと勝ち星が1ケタやったし、目の病気になってしもうたこともあって、2012年の9月に乗り役を引退したんですわ。
その後は、木原一良厩舎で調教助手をやって、ここでは、2013年の共同通信杯を勝ったメイケイペガスターや、2017年のみやこSを勝ったテイエムジンソクとかを担当しとりました。
2016年、調教師の試験に受かった英智先生は、そのまま木原厩舎で技術調教師として腕を磨いて、2018年の3月に自分の厩舎を開業したんや。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「9勝・獲得賞金1億8503万円」っちゅう成績やったけど、次の年は「19勝・獲得賞金2億9301万円」と一気に数字を伸ばしとりました。
2020年は、「14勝・獲得賞金3億2850万円」っちゅう成績で、勝ち星は減ってしもうたんやけど、メイケイエールを使った小倉2歳Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、同じメイケイエールを使ったファンタジーSも勝っとったんですわ。
で、一昨年は、メイケイエールを使ったチューリップ賞を勝つなど、「29勝・獲得賞金4億4964万円」と、一気に成績を伸ばしとりました。
それに、去年も勢いが続いとって、メイケイエールで重賞を三つも勝つなど、「33勝・獲得賞金7億3523万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとります。
そんでもって今年は、ジューンベロシティで東京ジャンプSを勝つなど、先週までに…
今回は、武英智(ひでのり)先生の厩舎が丹頂Sに使う、ビジンについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通りで、武英智先生は、親父さんが乗り役と調教助手をやっとった武永祥(ながよし)さんで、お祖父さんが、タイギヨウを使った1966年の阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)とか、重賞を20勝、通算で735勝を上げとった元調教師の武平三さんやな。
それに、2014年の2月に調教師を引退した武宏平先生(2009年の菊花賞を勝ったスリーロールスなどを管理)や、2020年の2月に調教師を引退した作田誠二先生や、乗り役と調教師をやっとった武邦彦さん(故人)や、武豊君と武幸四郎先生とかが親戚っちゅうのも、皆さんはよう知っとるやろ。
こういう「筋金入りの競馬一家」に生まれた英智先生は、当たり前のように競馬の世界に進んだんや。
1996年に「第15期生」として競馬学校の騎手課程に入った英智先生は、1999年に領家政蔵厩舎から乗り役としてデビューして、この年に22勝を挙げて、関西の新人騎手賞を受賞しとりましたな。
そんで、2年目には18勝を上げとったんやけど、3年目からはずっと勝ち星が1ケタやったし、目の病気になってしもうたこともあって、2012年の9月に乗り役を引退したんですわ。
その後は、木原一良厩舎で調教助手をやって、ここでは、2013年の共同通信杯を勝ったメイケイペガスターや、2017年のみやこSを勝ったテイエムジンソクとかを担当しとりました。
2016年、調教師の試験に受かった英智先生は、そのまま木原厩舎で技術調教師として腕を磨いて、2018年の3月に自分の厩舎を開業したんや。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「9勝・獲得賞金1億8503万円」っちゅう成績やったけど、次の年は「19勝・獲得賞金2億9301万円」と一気に数字を伸ばしとりました。
2020年は、「14勝・獲得賞金3億2850万円」っちゅう成績で、勝ち星は減ってしもうたんやけど、メイケイエールを使った小倉2歳Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、同じメイケイエールを使ったファンタジーSも勝っとったんですわ。
で、一昨年は、メイケイエールを使ったチューリップ賞を勝つなど、「29勝・獲得賞金4億4964万円」と、一気に成績を伸ばしとりました。
それに、去年も勢いが続いとって、メイケイエールで重賞を三つも勝つなど、「33勝・獲得賞金7億3523万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとります。
そんでもって今年は、ジューンベロシティで東京ジャンプSを勝つなど、先週までに…

発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2023/09/01 (金) 18:37
対象レース:2023年09月02日(土)新潟11R・古町S
見出し:早稲田大学を卒業して「楽天株式会社」に入ったものの…
掲載日:2023/09/01 (金) 18:37
対象レース:2023年09月02日(土)新潟11R・古町S
見出し:早稲田大学を卒業して「楽天株式会社」に入ったものの…

皆さまお元気ですか。
今回は、大冨(おおとみ)智弘オーナーが古町Sに出走させる、ワセダハーツについて報告させていただきます。
大冨オーナーの本業は、東京都港区の元赤坂に本社を構え、IT関連の事業や、ゲームの開発などを手掛けている「株式会社ティルス」の代表取締役社長です。
兵庫県出身の大冨オーナーは、2006年に早稲田大学の政治経済学部政治学科を卒業した後、新卒で「楽天株式会社」に入社し、その後は、同社が運営しているポータルサイト、「Infoseek」の運営に携わっておりました。
しかし、僅か半年で「楽天株式会社」を退社したオーナーは、医療系のベンチャー企業にしばらく勤めた後、2008年の2月に、モバイル向けFlashサイト作成支援ツールを手掛ける「株式会社ディテールド」を設立しております。
2010年の1月、大冨オーナーは、ソーシャルゲーム事業に参入するため、「株式会社インブルー」を設立し、その後、同社は「戦国美女絵巻」や「三国志ポケッツ」や「超破壊!バルバロッサ」や「マギアブレイク」といった人気ゲームをリリースし、「優れたコンテンツメーカー」として広く名を知られるようになりました。
ただ、2012年の6月に大冨オーナーは、オンラインゲーム開発の大手である「株式会社ネクソン」に「株式会社インブルー」の全株式を売却し、2015年の1月に同社を退社しております。
しかし、「ユーザーが楽しいと思えるゲームを作りたい」という大冨オーナーの思いは消えず、2015年の2月、「株式会社ティルス」を設立し、私が確認したところ、順調に規模を拡大しておりますので、大冨オーナーは、「業界内の注目人物」と言えるでしょう。
馬主としての大冨オーナーは、2017年からJRAで馬を走らせており、この年は「0勝・獲得賞金75万円」という成績に留まっておりました。
更に、その後の2年間も、
2018年→1勝・獲得賞金1030万円
2019年→1勝・獲得賞金1060万円
という物足りない数字に留まっておりましたが、2020年は、4勝を上げ、キャリアハイとなる「6818万円」という成績を残しております。
しかし、過去2年は、
2021年→3勝・獲得賞金3298万円
2022年→1勝・獲得賞金3727万円
と、2020年を下回ってしまったため、今年を迎えるにあたり、大冨オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は先週までに…
今回は、大冨(おおとみ)智弘オーナーが古町Sに出走させる、ワセダハーツについて報告させていただきます。
大冨オーナーの本業は、東京都港区の元赤坂に本社を構え、IT関連の事業や、ゲームの開発などを手掛けている「株式会社ティルス」の代表取締役社長です。
兵庫県出身の大冨オーナーは、2006年に早稲田大学の政治経済学部政治学科を卒業した後、新卒で「楽天株式会社」に入社し、その後は、同社が運営しているポータルサイト、「Infoseek」の運営に携わっておりました。
しかし、僅か半年で「楽天株式会社」を退社したオーナーは、医療系のベンチャー企業にしばらく勤めた後、2008年の2月に、モバイル向けFlashサイト作成支援ツールを手掛ける「株式会社ディテールド」を設立しております。
2010年の1月、大冨オーナーは、ソーシャルゲーム事業に参入するため、「株式会社インブルー」を設立し、その後、同社は「戦国美女絵巻」や「三国志ポケッツ」や「超破壊!バルバロッサ」や「マギアブレイク」といった人気ゲームをリリースし、「優れたコンテンツメーカー」として広く名を知られるようになりました。
ただ、2012年の6月に大冨オーナーは、オンラインゲーム開発の大手である「株式会社ネクソン」に「株式会社インブルー」の全株式を売却し、2015年の1月に同社を退社しております。
しかし、「ユーザーが楽しいと思えるゲームを作りたい」という大冨オーナーの思いは消えず、2015年の2月、「株式会社ティルス」を設立し、私が確認したところ、順調に規模を拡大しておりますので、大冨オーナーは、「業界内の注目人物」と言えるでしょう。
馬主としての大冨オーナーは、2017年からJRAで馬を走らせており、この年は「0勝・獲得賞金75万円」という成績に留まっておりました。
更に、その後の2年間も、
2018年→1勝・獲得賞金1030万円
2019年→1勝・獲得賞金1060万円
という物足りない数字に留まっておりましたが、2020年は、4勝を上げ、キャリアハイとなる「6818万円」という成績を残しております。
しかし、過去2年は、
2021年→3勝・獲得賞金3298万円
2022年→1勝・獲得賞金3727万円
と、2020年を下回ってしまったため、今年を迎えるにあたり、大冨オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は先週までに…

発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2023/09/01 (金) 17:50
対象レース:2023年09月02日(土)札幌11R・札幌2歳S
見出し:「リーディング2位」となっておりますが
掲載日:2023/09/01 (金) 17:50
対象レース:2023年09月02日(土)札幌11R・札幌2歳S
見出し:「リーディング2位」となっておりますが

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「社台レースホース」が札幌2歳Sに出走させる、トレミニョンのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在、「有限会社社台レースホース」の代表取締役を努めているのは、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、過去最多となる「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としておりました。
したがって、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、海外では、ステイフーリッシュでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制し、JRAでも、計99勝を上げ、前年を大きく上回る「25億3780万円」の賞金を獲得しております。
ただ、馬主リーディングは、前年までの4年間と変わらぬ4位だったため、今年は「社台レースホース」の関係者全員が、「3位以上に返り咲きたい」と考えている筈であり、実際、今年は、ソールオリエンスで皐月賞を制するなど、先週までの馬主リーディングが…
今回、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「社台レースホース」が札幌2歳Sに出走させる、トレミニョンのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在、「有限会社社台レースホース」の代表取締役を努めているのは、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、過去最多となる「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としておりました。
したがって、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、海外では、ステイフーリッシュでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制し、JRAでも、計99勝を上げ、前年を大きく上回る「25億3780万円」の賞金を獲得しております。
ただ、馬主リーディングは、前年までの4年間と変わらぬ4位だったため、今年は「社台レースホース」の関係者全員が、「3位以上に返り咲きたい」と考えている筈であり、実際、今年は、ソールオリエンスで皐月賞を制するなど、先週までの馬主リーディングが…

発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2023/09/01 (金) 17:21
対象レース:2023年09月02日(土)小倉11R・テレQ杯
見出し:2019年に「JRA全10場重賞制覇」を達成しとるんですわ
掲載日:2023/09/01 (金) 17:21
対象レース:2023年09月02日(土)小倉11R・テレQ杯
見出し:2019年に「JRA全10場重賞制覇」を達成しとるんですわ

まだまだ暑い日が続いとるんで、汗をかいた後のビールが美味いんやけど、冷えたビールを一気に飲むと、食道のすぐそばにある心臓が一気に冷えて、血圧が一気に上がってしまうこともあるんや。
せやから、ビールを飲む時は、焦らんでゆっくり飲んだ方がエエやろうし、元々、血圧が高めな方は、特に気を付けた方がエエやろうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、中竹和也君がテレQ杯に使う、セリシアについての報告をしときましょう。
滋賀県出身の中竹和也君は、1980年の4月に吉田三郎さんの厩舎で騎手候補生になって、1984年に試験に受かって、その年の3月に乗り役としてデビューしとりましたな。
そんでもって、ニイキに乗った1985年の阪神障害S・秋で初めて重賞を勝つと、ハッピールイスに乗った1986年の京都大障害・春と中山大障害・秋、ダイカツストームに乗った1995年の中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)と、障害の重賞を4つ勝っとって、調教師の試験に受かって引退した1998年までに、通算で176勝を上げとったんですわ。
ちなみに、1993年には、障害レースで12勝を上げて、障害リーディングになっとりましたな。
で、1999年に自分の厩舎を開業した中竹君は、最初の年こそ5勝止まりやったけど、2000年に10勝を上げると、その後はずっと2ケタに乗せとります。
初めの頃、中竹君はなかなか重賞を勝てなかったんやけど、2009年に、ジョーカプチーノを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つと、その勢いで、この馬を使ったNHKマイルCで初めてGIを勝っとったし、2018年は、アスターペガサスを使った函館2歳Sと、ヨカグラを使った小倉サマージャンプを勝つなど、「56勝・獲得賞金13億6822万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも開業してから一番の数字を残しとりましたな。
しかも中竹君は、2018年から「日本調教師会」の副会長をやっとって、この仕事をこなしながら、調教師としてもエエ成績を残したんやからホンマに大したもんやで。
2019年の中竹君は、ブレイキングドーンでラジオNIKKEI賞を勝って、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとったんやけど、他の馬がイマイチやったから、「26勝・獲得賞金5億9074万円」っちゅう成績で、2018年を大きく下回ってしもうたし、その後も、
2020年→22勝・獲得賞金5億3331万円
2021年→30勝・獲得賞金6億6162万円
2022年→26勝・獲得賞金5億4590万円
っちゅう形で成績が伸び悩んどります。
それに今年も、先週までに18勝を上げとるんやけど…
せやから、ビールを飲む時は、焦らんでゆっくり飲んだ方がエエやろうし、元々、血圧が高めな方は、特に気を付けた方がエエやろうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、中竹和也君がテレQ杯に使う、セリシアについての報告をしときましょう。
滋賀県出身の中竹和也君は、1980年の4月に吉田三郎さんの厩舎で騎手候補生になって、1984年に試験に受かって、その年の3月に乗り役としてデビューしとりましたな。
そんでもって、ニイキに乗った1985年の阪神障害S・秋で初めて重賞を勝つと、ハッピールイスに乗った1986年の京都大障害・春と中山大障害・秋、ダイカツストームに乗った1995年の中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)と、障害の重賞を4つ勝っとって、調教師の試験に受かって引退した1998年までに、通算で176勝を上げとったんですわ。
ちなみに、1993年には、障害レースで12勝を上げて、障害リーディングになっとりましたな。
で、1999年に自分の厩舎を開業した中竹君は、最初の年こそ5勝止まりやったけど、2000年に10勝を上げると、その後はずっと2ケタに乗せとります。
初めの頃、中竹君はなかなか重賞を勝てなかったんやけど、2009年に、ジョーカプチーノを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つと、その勢いで、この馬を使ったNHKマイルCで初めてGIを勝っとったし、2018年は、アスターペガサスを使った函館2歳Sと、ヨカグラを使った小倉サマージャンプを勝つなど、「56勝・獲得賞金13億6822万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも開業してから一番の数字を残しとりましたな。
しかも中竹君は、2018年から「日本調教師会」の副会長をやっとって、この仕事をこなしながら、調教師としてもエエ成績を残したんやからホンマに大したもんやで。
2019年の中竹君は、ブレイキングドーンでラジオNIKKEI賞を勝って、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとったんやけど、他の馬がイマイチやったから、「26勝・獲得賞金5億9074万円」っちゅう成績で、2018年を大きく下回ってしもうたし、その後も、
2020年→22勝・獲得賞金5億3331万円
2021年→30勝・獲得賞金6億6162万円
2022年→26勝・獲得賞金5億4590万円
っちゅう形で成績が伸び悩んどります。
それに今年も、先週までに18勝を上げとるんやけど…

発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2023/08/31 (木) 15:48
対象レース:2023/09/03(日)小倉11R・小倉2歳S
見出し:中山大障害を3連覇したポレールの調教を担当しとったんや
掲載日:2023/08/31 (木) 15:48
対象レース:2023/09/03(日)小倉11R・小倉2歳S
見出し:中山大障害を3連覇したポレールの調教を担当しとったんや

お疲れさんです。
今回は、鈴木孝志先生が小倉2歳Sに登録しとる、キャンシーエンゼルについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、鈴木先生は、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から岩元市三厩舎で厩務員をやっとりましたな。
その後、1996年の1月から調教助手をやって、2009年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業するまでの17年間、ずっと岩元厩舎におったんですわ。
1996年の春と秋、1997年の春と、中山大障害を3連覇したポレールは、鈴木先生が調教を担当しとりましたな。
岩元先生からは、「誠実にひとつひとつ努力しなさい」と教えられたそうで、鈴木先生が調教師になってからは、開業1年目が「5勝・獲得賞金5469万円」っちゅう成績やったけど、その後は、
2011年→7勝・獲得賞金1億2947万円
2012年→17勝・獲得賞金2億3025万円
2013年→18勝・獲得賞金2億8119万円
2014年→17勝・獲得賞金2億9968万円
2015年→23勝・獲得賞金4億1104万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとったんや。
こういう風に、調教師になってからが順調やったんは、岩元さんの教えとか、調教助手をやっとった時に、GIを7つも勝ったテイエムオペラオーとか、走る馬を間近で見とった経験をしっかりと活かせとるからなんでしょうな。
その後の3年間は、
2016年→15勝・獲得賞金3億3507万円
2017年→17勝・獲得賞金2億8925万円
2018年→20勝・獲得賞金3億2961万円
っちゅう形で伸び悩んどったんやけど、2019年は、「29勝・獲得賞金4億3225万円」と数字を伸ばしとって、グランドボヌールを使った地方交流のサマーチャンピオンで初めて重賞を勝っとったし、2020年は、コルテジアを使ったきさらぎ賞で、初めてJRAの重賞を勝つなど、「30勝・獲得賞金5億0229万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったんや。
せやけど一昨年と去年は、
2021年→15勝・獲得賞金3億0817万円
2022年→20勝・獲得賞金3億8991万円
っちゅう成績で、2020年を大きく下回ってしもうたんで、今年を迎えるにあたって鈴木先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は先週までに、セルバーグを使った中京記念を勝つなど、19勝を上げて、稼いだ賞金は…
今回は、鈴木孝志先生が小倉2歳Sに登録しとる、キャンシーエンゼルについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、鈴木先生は、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から岩元市三厩舎で厩務員をやっとりましたな。
その後、1996年の1月から調教助手をやって、2009年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業するまでの17年間、ずっと岩元厩舎におったんですわ。
1996年の春と秋、1997年の春と、中山大障害を3連覇したポレールは、鈴木先生が調教を担当しとりましたな。
岩元先生からは、「誠実にひとつひとつ努力しなさい」と教えられたそうで、鈴木先生が調教師になってからは、開業1年目が「5勝・獲得賞金5469万円」っちゅう成績やったけど、その後は、
2011年→7勝・獲得賞金1億2947万円
2012年→17勝・獲得賞金2億3025万円
2013年→18勝・獲得賞金2億8119万円
2014年→17勝・獲得賞金2億9968万円
2015年→23勝・獲得賞金4億1104万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとったんや。
こういう風に、調教師になってからが順調やったんは、岩元さんの教えとか、調教助手をやっとった時に、GIを7つも勝ったテイエムオペラオーとか、走る馬を間近で見とった経験をしっかりと活かせとるからなんでしょうな。
その後の3年間は、
2016年→15勝・獲得賞金3億3507万円
2017年→17勝・獲得賞金2億8925万円
2018年→20勝・獲得賞金3億2961万円
っちゅう形で伸び悩んどったんやけど、2019年は、「29勝・獲得賞金4億3225万円」と数字を伸ばしとって、グランドボヌールを使った地方交流のサマーチャンピオンで初めて重賞を勝っとったし、2020年は、コルテジアを使ったきさらぎ賞で、初めてJRAの重賞を勝つなど、「30勝・獲得賞金5億0229万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったんや。
せやけど一昨年と去年は、
2021年→15勝・獲得賞金3億0817万円
2022年→20勝・獲得賞金3億8991万円
っちゅう成績で、2020年を大きく下回ってしもうたんで、今年を迎えるにあたって鈴木先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は先週までに、セルバーグを使った中京記念を勝つなど、19勝を上げて、稼いだ賞金は…

発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2023/08/31 (木) 15:22
対象レース:2023/09/02(土)札幌11R・札幌2歳S
見出し:お父さんが神奈川県の大和市で「大魔人」というパチンコ屋を…
掲載日:2023/08/31 (木) 15:22
対象レース:2023/09/02(土)札幌11R・札幌2歳S
見出し:お父さんが神奈川県の大和市で「大魔人」というパチンコ屋を…

「埼玉西武ライオンズ」の松井稼頭央監督は、昨日、「東北楽天ゴールデンイーグルス」との試合でサヨナラホームランを打たれてしまうなど、8月は1勝3敗、防御率が18・69と、明らかに調子を落としている抑えの増田達至投手について、「今後、どういう場面で投げさせるのか、ちょっと話し合ってみます」とコメントしていました。
昨日までに49勝65敗という成績で、最下位に低迷しているライオンズにとって、リリーフ陣の安定は浮上に欠かせない材料ですから、松井監督がどんな采配を見せるのか、注目したいところです。
では、ここから本題に入りますが、今回は、伊坂重信君の厩舎が札幌2歳Sに登録している、マーゴットソラーレについての報告をしておきます。
伊坂君は、弁護士だったお祖父さんの重昭さんと、神奈川県の大和市で「大魔人」というパチンコ屋を経営しているお父さんの重憲さんのどちらもJRAの馬主だったことから、子供の頃から競馬に興味を持っていて、実際、慶應高校と慶應義塾大学のどちらでも馬術部に入っていました。
お父さんの重憲さんは、「シングン」の冠名を使っていて、2019年には、シングンマイケルが「中山大障害」を勝っています。
大学を出てから、2002年の7月、JRA競馬学校の厩務員課程に入った伊坂君は、次の年の1月から中尾銑治で厩務員をやって、8月からは伊藤正徳厩舎で調教助手をやっていました。
2005年から2019年までは、久保田貴士厩舎で調教助手をやっていて、ここでは、2015年の「エリザベス女王杯」と2016年の「宝塚記念」を勝ったマリアライトを担当していたんですよ。
その後、大和田成厩舎に移っていた伊坂君は、9回目の挑戦だった2019年の12月、努力が実ってめでたく調教師の試験に受かって、2020年の8月21日(金)に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので1勝止まりで、稼いだ賞金も「2539万円」でしたけど、2年目だった一昨年は、「8勝・獲得賞金1億0746万円」と、大きく数字を伸ばしていたんですよ。
でも、去年は6勝と、一昨年の勝利数を下回ってしまいましたし、稼いだ賞金も「1億1851万円」と、一昨年と同じような数字でした。
もちろん、今年を迎えるにあたって伊坂君は、「一気に成績を伸ばしたい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は先週までに早くも…
昨日までに49勝65敗という成績で、最下位に低迷しているライオンズにとって、リリーフ陣の安定は浮上に欠かせない材料ですから、松井監督がどんな采配を見せるのか、注目したいところです。
では、ここから本題に入りますが、今回は、伊坂重信君の厩舎が札幌2歳Sに登録している、マーゴットソラーレについての報告をしておきます。
伊坂君は、弁護士だったお祖父さんの重昭さんと、神奈川県の大和市で「大魔人」というパチンコ屋を経営しているお父さんの重憲さんのどちらもJRAの馬主だったことから、子供の頃から競馬に興味を持っていて、実際、慶應高校と慶應義塾大学のどちらでも馬術部に入っていました。
お父さんの重憲さんは、「シングン」の冠名を使っていて、2019年には、シングンマイケルが「中山大障害」を勝っています。
大学を出てから、2002年の7月、JRA競馬学校の厩務員課程に入った伊坂君は、次の年の1月から中尾銑治で厩務員をやって、8月からは伊藤正徳厩舎で調教助手をやっていました。
2005年から2019年までは、久保田貴士厩舎で調教助手をやっていて、ここでは、2015年の「エリザベス女王杯」と2016年の「宝塚記念」を勝ったマリアライトを担当していたんですよ。
その後、大和田成厩舎に移っていた伊坂君は、9回目の挑戦だった2019年の12月、努力が実ってめでたく調教師の試験に受かって、2020年の8月21日(金)に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので1勝止まりで、稼いだ賞金も「2539万円」でしたけど、2年目だった一昨年は、「8勝・獲得賞金1億0746万円」と、大きく数字を伸ばしていたんですよ。
でも、去年は6勝と、一昨年の勝利数を下回ってしまいましたし、稼いだ賞金も「1億1851万円」と、一昨年と同じような数字でした。
もちろん、今年を迎えるにあたって伊坂君は、「一気に成績を伸ばしたい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は先週までに早くも…

発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2023/08/30 (水) 17:26
対象レース:2023/09/03(日)小倉11R・小倉2歳S
見出し:フランスなどで18頭を落札して13億円以上を投じていますの
掲載日:2023/08/30 (水) 17:26
対象レース:2023/09/03(日)小倉11R・小倉2歳S
見出し:フランスなどで18頭を落札して13億円以上を投じていますの

皆さんごきげんよう。
今回は、「ゴドルフィン」が小倉2歳Sに登録している、パッシングシャワーについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、確か道内に7つの牧場を持つまでになっていますし、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で、成績が「右肩下がり」になっていましたわ。
当然、今年を迎えるにあたって、「モハメド殿下」は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、レモンポップでフェブラリーSと根岸Sを制するなど、先週までに54勝を上げて、獲得賞金は「10億0429万円」と、昨年の同じ時期(8月まで)の「9億6054万円」を上回っていますの。
当然、現在のモハメド殿下は、「この勢いを止めたくない」と考えている筈ですわ。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですけど、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」や「パカパカファーム」の名義などで馬を落札する機会が非常に多くて、昨年は、私が確認しているだけで、
■1月11日(火)~17日(月)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を16万豪ドル(約1316万円)で落札
■4月5日(火)~6日(水)の「イングリス・イースター・イヤリングセール」(オーストラリア)
計2頭を68万豪ドル(約6355万円)で落札
■4月11日(月)~13日(水)の「タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセール」(イギリス)
1頭を31万ギニー(約5251万円)で落札
■8月13日(土)~15日(月)の「アルカナ・オーガスト・イヤリングセール」(フランス)
6頭を555万ユーロ(約7億6000万円)で落札
と、計10頭を約8億8922万円で落札していましたし、今年も…
今回は、「ゴドルフィン」が小倉2歳Sに登録している、パッシングシャワーについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、確か道内に7つの牧場を持つまでになっていますし、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で、成績が「右肩下がり」になっていましたわ。
当然、今年を迎えるにあたって、「モハメド殿下」は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、レモンポップでフェブラリーSと根岸Sを制するなど、先週までに54勝を上げて、獲得賞金は「10億0429万円」と、昨年の同じ時期(8月まで)の「9億6054万円」を上回っていますの。
当然、現在のモハメド殿下は、「この勢いを止めたくない」と考えている筈ですわ。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですけど、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」や「パカパカファーム」の名義などで馬を落札する機会が非常に多くて、昨年は、私が確認しているだけで、
■1月11日(火)~17日(月)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を16万豪ドル(約1316万円)で落札
■4月5日(火)~6日(水)の「イングリス・イースター・イヤリングセール」(オーストラリア)
計2頭を68万豪ドル(約6355万円)で落札
■4月11日(月)~13日(水)の「タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセール」(イギリス)
1頭を31万ギニー(約5251万円)で落札
■8月13日(土)~15日(月)の「アルカナ・オーガスト・イヤリングセール」(フランス)
6頭を555万ユーロ(約7億6000万円)で落札
と、計10頭を約8億8922万円で落札していましたし、今年も…

発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2023/08/30 (水) 16:54
対象レース:2023/09/03(日)新潟11R・新潟記念
見出し:「調教師リーディングの1位」になっとるんや
掲載日:2023/08/30 (水) 16:54
対象レース:2023/09/03(日)新潟11R・新潟記念
見出し:「調教師リーディングの1位」になっとるんや

最近、ワシが楽しみにしとるんは、毎日、夜8時から「時代劇チャンネル」で再放送されとる、「続・木枯し紋次郎」なんですわ。
これは、主役の紋次郎を中村敦夫さんが演じとって、どの回も奥が深い話になっとるし、何度見ても、「あっしには関わりのないことでござんす」っちゅう決め台詞がホンマにかっこエエんや。
で、ワシが新潟記念で期待しとるんは、杉山晴紀君の厩舎が登録しとるイクスプロージョンなんですわ。
1981年に神奈川県で生まれた杉山晴紀君は、家族や親戚に関係者がおった訳やなくて、親父さんがサラリーマンっちゅう普通の家庭で育ったそうや。
彼が中学生の頃は、JRAの売上げが4兆円を超えとった時代で、競馬に興味がある同級生が何人もおって、そういう友達の影響でレースを見るようになったそうやな。
中学3年生の時、ダンスインザダークが勝った1996年の菊花賞を見て、「競馬の世界で働きたい」って思うようになった杉山君は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、それには体が重過ぎたんで、結局、中学校の終わり頃から調教助手を目指すようになって、実際、そのことを中学校の卒業アルバムに書いとったそうですわ。
でもって彼は、中学校を卒業したら、そのまま牧場で働いて、競馬学校に行くつもりやったけど、親から「高校だけは出ておきなさい」と言われたんで、地元の公立高校に通いながら、毎日、乗馬クラブで練習しとったそうやな。
高校を卒業してから、すぐに「小松温泉牧場」(石川県小松市・現在の小松トレーニングセンター)で研修生として働き始めた杉山君は、競馬学校の厩務員課程に受かった2004年までの4年間をここで過ごしとったんですわ。
その頃は、2000年の武蔵野Sなどを勝ったサンフォードシチーや、2002年の産経大阪杯など重賞を3勝したサンライズペガサスとかが調整に来とって、彼も乗っとったそうやな。
で、2004年の7月から武宏平厩舎で厩務員をやって、8月から調教助手をやって、2014年の2月に武先生が定年で引退してからは、高橋康之厩舎におったんや。
武厩舎でスリーロールスを担当しとった杉山君は、この馬が2009年の菊花賞を勝ったことがきっかけで、「調教師になりたい」と本気で思うようになって、それからは、調教師になるため、厩舎の仕事をしながら猛勉強して、5回目の挑戦やった2015年の12月に、めでたく試験に受かったんですわ。
この後、杉山君は、厩舎の開業が2年待ちになる予定やったけど、馬に蹴られて大ケガをしてしもうた日吉正和君が勇退することになったんで、日吉厩舎の馬とスタッフを丸々引き継ぐ形で、2016年の10月21日(金)に自分の厩舎を開業しとります。
結局、2016年は開業が遅かったんで、年末までが「3勝・獲得賞金5462万円」っちゅう成績やったけど、2017年は、「18勝・獲得賞金2億7649万円」と一気に数字を伸ばしとりました。
それに、3年目やった2018年は、地方で、ケイティブレイブを使ったダイオライト記念と日本テレビ盃を勝っとったし、JRAでも、ウインテンダネスを使った目黒記念と、ケイティブレイブを使ったJBCクラシックを勝つなど、「19勝・獲得賞金4億8160万円」っちゅう成績を残しとったんですわ。
そんで、2019年も、地方では、ケイティブレイブで浦和記念を勝って、JRAでも、ロードマイウェイを使ったチャレンジCを勝つなど、「30勝・獲得賞金5億7710万円」っちゅう成績を残しとったし、2020年は、デアリングタクトで桜花賞とオークスと秋華賞を、アールスターで小倉記念を勝つなど、42勝を上げて、賞金は「11億4272万円」と、勝ち星と賞金のどっちも、開業からずっと右肩上がりになっとりました。
せやけど一昨年は、「37勝・獲得賞金8億0939万円」っちゅう成績で、初めて前の年の数字を下回ってしもうたんやから、去年の杉山君は「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、去年は、ガイアフォースでセントライト記念を、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を勝つなど、「47勝・獲得賞金11億7224万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったし、調教師リーディングも4位やったんですわ。
それに…
これは、主役の紋次郎を中村敦夫さんが演じとって、どの回も奥が深い話になっとるし、何度見ても、「あっしには関わりのないことでござんす」っちゅう決め台詞がホンマにかっこエエんや。
で、ワシが新潟記念で期待しとるんは、杉山晴紀君の厩舎が登録しとるイクスプロージョンなんですわ。
1981年に神奈川県で生まれた杉山晴紀君は、家族や親戚に関係者がおった訳やなくて、親父さんがサラリーマンっちゅう普通の家庭で育ったそうや。
彼が中学生の頃は、JRAの売上げが4兆円を超えとった時代で、競馬に興味がある同級生が何人もおって、そういう友達の影響でレースを見るようになったそうやな。
中学3年生の時、ダンスインザダークが勝った1996年の菊花賞を見て、「競馬の世界で働きたい」って思うようになった杉山君は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、それには体が重過ぎたんで、結局、中学校の終わり頃から調教助手を目指すようになって、実際、そのことを中学校の卒業アルバムに書いとったそうですわ。
でもって彼は、中学校を卒業したら、そのまま牧場で働いて、競馬学校に行くつもりやったけど、親から「高校だけは出ておきなさい」と言われたんで、地元の公立高校に通いながら、毎日、乗馬クラブで練習しとったそうやな。
高校を卒業してから、すぐに「小松温泉牧場」(石川県小松市・現在の小松トレーニングセンター)で研修生として働き始めた杉山君は、競馬学校の厩務員課程に受かった2004年までの4年間をここで過ごしとったんですわ。
その頃は、2000年の武蔵野Sなどを勝ったサンフォードシチーや、2002年の産経大阪杯など重賞を3勝したサンライズペガサスとかが調整に来とって、彼も乗っとったそうやな。
で、2004年の7月から武宏平厩舎で厩務員をやって、8月から調教助手をやって、2014年の2月に武先生が定年で引退してからは、高橋康之厩舎におったんや。
武厩舎でスリーロールスを担当しとった杉山君は、この馬が2009年の菊花賞を勝ったことがきっかけで、「調教師になりたい」と本気で思うようになって、それからは、調教師になるため、厩舎の仕事をしながら猛勉強して、5回目の挑戦やった2015年の12月に、めでたく試験に受かったんですわ。
この後、杉山君は、厩舎の開業が2年待ちになる予定やったけど、馬に蹴られて大ケガをしてしもうた日吉正和君が勇退することになったんで、日吉厩舎の馬とスタッフを丸々引き継ぐ形で、2016年の10月21日(金)に自分の厩舎を開業しとります。
結局、2016年は開業が遅かったんで、年末までが「3勝・獲得賞金5462万円」っちゅう成績やったけど、2017年は、「18勝・獲得賞金2億7649万円」と一気に数字を伸ばしとりました。
それに、3年目やった2018年は、地方で、ケイティブレイブを使ったダイオライト記念と日本テレビ盃を勝っとったし、JRAでも、ウインテンダネスを使った目黒記念と、ケイティブレイブを使ったJBCクラシックを勝つなど、「19勝・獲得賞金4億8160万円」っちゅう成績を残しとったんですわ。
そんで、2019年も、地方では、ケイティブレイブで浦和記念を勝って、JRAでも、ロードマイウェイを使ったチャレンジCを勝つなど、「30勝・獲得賞金5億7710万円」っちゅう成績を残しとったし、2020年は、デアリングタクトで桜花賞とオークスと秋華賞を、アールスターで小倉記念を勝つなど、42勝を上げて、賞金は「11億4272万円」と、勝ち星と賞金のどっちも、開業からずっと右肩上がりになっとりました。
せやけど一昨年は、「37勝・獲得賞金8億0939万円」っちゅう成績で、初めて前の年の数字を下回ってしもうたんやから、去年の杉山君は「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、去年は、ガイアフォースでセントライト記念を、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を勝つなど、「47勝・獲得賞金11億7224万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったし、調教師リーディングも4位やったんですわ。
それに…