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発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/11/15 (土) 18:57
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:「上野アメ横店」だけで年商25億円を記録していましたの
掲載日:2025/11/15 (土) 18:57
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:「上野アメ横店」だけで年商25億円を記録していましたの
皆さんごきげんよう。
今回は、三木正浩オーナーがエリザベス女王杯に出走させる、エリカエクスプレスについての報告をしておきますわ。
三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しました。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにイギリスのロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売して大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録していましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年
アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年
「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年
ジャスダックに上場
2002年
東証一部に上場
2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3722億0200万円」(2025年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますわ。
一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2024」で10位にランクインしていますから、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、同年と翌年は、
2019年→1勝・獲得賞金700万円
2020年→0勝・獲得賞金598万円
という成績に終わっていましたけど、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわ。
更に2022年は、エリカヴィータでフローラSを制して、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していましたし、一昨年は、アグリで阪急杯を制して、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げて、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。
ただ、昨年は、ジャスティンミラノで共同通信杯と皐月賞を制しましたけど、この馬が、2着だったダービーの後に、屈腱炎で引退してしまったこともあって、獲得賞金は「7億4826万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたわ。
それに…
今回は、三木正浩オーナーがエリザベス女王杯に出走させる、エリカエクスプレスについての報告をしておきますわ。
三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しました。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにイギリスのロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売して大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録していましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年
アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年
「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年
ジャスダックに上場
2002年
東証一部に上場
2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3722億0200万円」(2025年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますわ。
一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2024」で10位にランクインしていますから、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、同年と翌年は、
2019年→1勝・獲得賞金700万円
2020年→0勝・獲得賞金598万円
という成績に終わっていましたけど、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわ。
更に2022年は、エリカヴィータでフローラSを制して、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していましたし、一昨年は、アグリで阪急杯を制して、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げて、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。
ただ、昨年は、ジャスティンミラノで共同通信杯と皐月賞を制しましたけど、この馬が、2着だったダービーの後に、屈腱炎で引退してしまったこともあって、獲得賞金は「7億4826万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたわ。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2025/11/15 (土) 17:29
対象レース:2025/11/16(日)福島11R・福島民友C
見出し:アメリカで最先端の生殖医療技術を学んでおりました
掲載日:2025/11/15 (土) 17:29
対象レース:2025/11/16(日)福島11R・福島民友C
見出し:アメリカで最先端の生殖医療技術を学んでおりました
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、奥裕嗣(おく・ひろつぐ)オーナーが福島民友Cに出走させる、レアンダーについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、奥オーナーの本業は、「ザ・北浜プラザ」(大阪府大阪市中央区)の3階にあるクリニックフロアーに入っており、不妊治療を専門に行なっている「レディースクリニック北浜」の院長です。
同クリニックがある54階建ての「ザ・北浜プラザ」は、京阪電鉄と大阪地下鉄が接続している「北浜駅」と直結しているため、アクセスが非常に便利な場所となっております。
奥オーナーは、愛知医科大学とその大学院で、女性ホルモンの研究などを行ない、1992年に卒業した後、「総合大雄会病院」と「蒲郡市民病院」に勤務し、1998年からの3年間は、最先端の生殖医療技術を学ぶためアメリカに留学しており、帰国後は、「IVF大阪クリニック」、「IVFなんばクリニック」での勤務を経て、2010年に「レディースクリニック北浜」を開設しました。
同クリニックでは、体外受精において、初診から妊娠まで入念な治療にあたっており、世界最先端の医療機器を導入した培養室では、経験豊富な胚培養師が、卵子、精子、受精卵を大切に取り扱っているそうで、妊娠率は全体で56・3%と、全国平均を大きく上回っております。
また、奥オーナーは、クリニックでの治療だけでなく、国内外の学会で数多くの講演を行なっている上、「ふたりの夢を叶える不妊治療」などの書籍も出版しておりますので、「少子化が進む日本にとって、欠かせない存在」と言えるでしょう。
なお、馬主としての奥オーナーは、私が確認したところ、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに33頭を所有しており、2017年までは、
2015年→2勝・獲得賞金1735万円
2016年→2勝・獲得賞金3503万円
2017年→3勝・獲得賞金6107万円
という形で着実に数字を伸ばしておりました。
しかし、昨年までの5年間は、
2020年→1勝・獲得賞金2230万円
2021年→3勝・獲得賞金4329万円
2022年→3勝・獲得賞金5963万円
2023年→1勝・獲得賞金3780万円
2024年→5勝・獲得賞金5802万円
という形で、2016年の賞金を下回っていたため、今年を迎えるにあたって、奥オーナーは巻き返しに燃えていたことでしょう。
実際、今年は…
この度、私が報告するのは、奥裕嗣(おく・ひろつぐ)オーナーが福島民友Cに出走させる、レアンダーについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、奥オーナーの本業は、「ザ・北浜プラザ」(大阪府大阪市中央区)の3階にあるクリニックフロアーに入っており、不妊治療を専門に行なっている「レディースクリニック北浜」の院長です。
同クリニックがある54階建ての「ザ・北浜プラザ」は、京阪電鉄と大阪地下鉄が接続している「北浜駅」と直結しているため、アクセスが非常に便利な場所となっております。
奥オーナーは、愛知医科大学とその大学院で、女性ホルモンの研究などを行ない、1992年に卒業した後、「総合大雄会病院」と「蒲郡市民病院」に勤務し、1998年からの3年間は、最先端の生殖医療技術を学ぶためアメリカに留学しており、帰国後は、「IVF大阪クリニック」、「IVFなんばクリニック」での勤務を経て、2010年に「レディースクリニック北浜」を開設しました。
同クリニックでは、体外受精において、初診から妊娠まで入念な治療にあたっており、世界最先端の医療機器を導入した培養室では、経験豊富な胚培養師が、卵子、精子、受精卵を大切に取り扱っているそうで、妊娠率は全体で56・3%と、全国平均を大きく上回っております。
また、奥オーナーは、クリニックでの治療だけでなく、国内外の学会で数多くの講演を行なっている上、「ふたりの夢を叶える不妊治療」などの書籍も出版しておりますので、「少子化が進む日本にとって、欠かせない存在」と言えるでしょう。
なお、馬主としての奥オーナーは、私が確認したところ、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに33頭を所有しており、2017年までは、
2015年→2勝・獲得賞金1735万円
2016年→2勝・獲得賞金3503万円
2017年→3勝・獲得賞金6107万円
という形で着実に数字を伸ばしておりました。
しかし、昨年までの5年間は、
2020年→1勝・獲得賞金2230万円
2021年→3勝・獲得賞金4329万円
2022年→3勝・獲得賞金5963万円
2023年→1勝・獲得賞金3780万円
2024年→5勝・獲得賞金5802万円
という形で、2016年の賞金を下回っていたため、今年を迎えるにあたって、奥オーナーは巻き返しに燃えていたことでしょう。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2025/11/15 (土) 16:43
対象レース:2025/11/16(日)東京11R・オーロC
見出し:「岐阜県バドミントン協会」の会長を務めております
掲載日:2025/11/15 (土) 16:43
対象レース:2025/11/16(日)東京11R・オーロC
見出し:「岐阜県バドミントン協会」の会長を務めております
少し気の早い話ですが、来年の4月22日(水)から、「サントリー美術館」(東京都港区赤坂)では、「ゴールドマンコレクション・河鍋暁斎の世界」が開催されます。
これは、イギリスに在住している美術商のイスラエル・ゴールドマン氏が所蔵している、幕末から明治にかけて活躍した絵師である河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい)氏の作品が公開される展示会となっており、日本では初公開となる作品も展示されることとなっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、杉山忠国オーナーがオーロCに出走させる、ベガリスに関する報告でございます。
杉山オーナーの本業は、「JR岐阜駅」のすぐそばにある「金華橋通り」沿いの角地に、「フロンティア丸杉ビル」という本社ビルを構え、建築関連鋼材の販売・加工・製造などを手掛けている、「株式会社丸杉」の代表取締役社長です。
1921年、初代社長の杉山清一氏が創業したのが起源であり、2021年の3月で創業から100年を迎えた同社は、現在、「鉄鋼卸業界で国内トップクラスの企業」と言え、同社が鋼材を納入した主な物件としては、JR名古屋駅に併設されている複合施設・「JRセントラルタワーズ」や、東京都江東区にあるショッピングセンター・「ららぽーと豊洲」などの大型施設が挙げられるでしょう。
また、本社以外にも、愛知県稲沢市に「営業本部」、愛知県名古屋市に「名古屋支社」、東京都中央区に「東京支社」、千葉県船橋市に「関東支店」を構え、東海地区を中心に営業所を計14ヶ所も構えている同社は、他にもグループ企業として、
「中央鋼管株式会社」(愛知県名古屋市)
鋼管類全般の切断・加工・販売事業を展開
「株式会社グループホーム」(愛知県名古屋市)
介護事業を展開
を有しております。
更に、株式会社丸杉がスポンサーとなっている、女子プロバトミントンチームの「岐阜Bluvic」には、「フクヒロペア」として広く知られていた(昨年の9月13日【金】にペア解消)、福島由紀選手と廣田彩花選手が所属しており、このペアは、「東京オリンピック2020」の女子ダブルスに出場して5位入賞を果たし、2022年の暮れには、「全日本総合選手権大会」の女子ダブルスで優勝を飾っておりました。
そして、現在の「株式会社丸杉」は300名以上の従業員を雇用しており、2024年3月期の売上高が「923億円」に達しておりますので、これらの企業を率いている杉山オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言うことができ、更に杉山オーナーは、現在、「岐阜県スポーツ協会」の副会長と「岐阜県バドミントン協会」の会長を務めておりますので、「誰もが認める岐阜県の名士」とも言えるでしょう。
馬主としての杉山オーナーは、私が確認したところ、1998年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに現役の31頭を含めて200頭近くを所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のいちょうS(現在のサウジアラビアRC)を制し、オーナーに初の重賞勝ちをもたらしたクラリティスカイが挙げられます。
2015年は、同馬がNHKマイルCを制し、オーナーに初のGI勝ちをもたらしたことなどにより、7勝を上げ、過去最高となる「2億6020万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→13勝・獲得賞金2億3513万円
2017年→8勝・獲得賞金1億8538万円
2018年→5勝・獲得賞金1億2819万円
2019年→12勝・獲得賞金2億2099万円
2020年→12勝・獲得賞金2億0049万円
2021年→8勝・獲得賞金2億1342万円
2022年→12勝・獲得賞金1億8785万円
2023年→12勝・獲得賞金2億0681万円
2024年→12勝・獲得賞金2億0965万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでおり…
これは、イギリスに在住している美術商のイスラエル・ゴールドマン氏が所蔵している、幕末から明治にかけて活躍した絵師である河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい)氏の作品が公開される展示会となっており、日本では初公開となる作品も展示されることとなっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、杉山忠国オーナーがオーロCに出走させる、ベガリスに関する報告でございます。
杉山オーナーの本業は、「JR岐阜駅」のすぐそばにある「金華橋通り」沿いの角地に、「フロンティア丸杉ビル」という本社ビルを構え、建築関連鋼材の販売・加工・製造などを手掛けている、「株式会社丸杉」の代表取締役社長です。
1921年、初代社長の杉山清一氏が創業したのが起源であり、2021年の3月で創業から100年を迎えた同社は、現在、「鉄鋼卸業界で国内トップクラスの企業」と言え、同社が鋼材を納入した主な物件としては、JR名古屋駅に併設されている複合施設・「JRセントラルタワーズ」や、東京都江東区にあるショッピングセンター・「ららぽーと豊洲」などの大型施設が挙げられるでしょう。
また、本社以外にも、愛知県稲沢市に「営業本部」、愛知県名古屋市に「名古屋支社」、東京都中央区に「東京支社」、千葉県船橋市に「関東支店」を構え、東海地区を中心に営業所を計14ヶ所も構えている同社は、他にもグループ企業として、
「中央鋼管株式会社」(愛知県名古屋市)
鋼管類全般の切断・加工・販売事業を展開
「株式会社グループホーム」(愛知県名古屋市)
介護事業を展開
を有しております。
更に、株式会社丸杉がスポンサーとなっている、女子プロバトミントンチームの「岐阜Bluvic」には、「フクヒロペア」として広く知られていた(昨年の9月13日【金】にペア解消)、福島由紀選手と廣田彩花選手が所属しており、このペアは、「東京オリンピック2020」の女子ダブルスに出場して5位入賞を果たし、2022年の暮れには、「全日本総合選手権大会」の女子ダブルスで優勝を飾っておりました。
そして、現在の「株式会社丸杉」は300名以上の従業員を雇用しており、2024年3月期の売上高が「923億円」に達しておりますので、これらの企業を率いている杉山オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言うことができ、更に杉山オーナーは、現在、「岐阜県スポーツ協会」の副会長と「岐阜県バドミントン協会」の会長を務めておりますので、「誰もが認める岐阜県の名士」とも言えるでしょう。
馬主としての杉山オーナーは、私が確認したところ、1998年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに現役の31頭を含めて200頭近くを所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のいちょうS(現在のサウジアラビアRC)を制し、オーナーに初の重賞勝ちをもたらしたクラリティスカイが挙げられます。
2015年は、同馬がNHKマイルCを制し、オーナーに初のGI勝ちをもたらしたことなどにより、7勝を上げ、過去最高となる「2億6020万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→13勝・獲得賞金2億3513万円
2017年→8勝・獲得賞金1億8538万円
2018年→5勝・獲得賞金1億2819万円
2019年→12勝・獲得賞金2億2099万円
2020年→12勝・獲得賞金2億0049万円
2021年→8勝・獲得賞金2億1342万円
2022年→12勝・獲得賞金1億8785万円
2023年→12勝・獲得賞金2億0681万円
2024年→12勝・獲得賞金2億0965万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでおり…
発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2025/11/14 (金) 19:16
対象レース:2025/11/15(土)京都11R・デイリー杯2歳S
見出し:インディチャンプなどが代表的な存在です
掲載日:2025/11/14 (金) 19:16
対象レース:2025/11/15(土)京都11R・デイリー杯2歳S
見出し:インディチャンプなどが代表的な存在です
先日、ステーキの名店、「銀座ひらやま」(東京都中央区銀座)に行く機会がございました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、新橋演舞場のすぐ近くにあるこのお店は、産地にこだわらず、良質なA5ランクの黒毛和牛のヒレ肉を仕入れており、塩コショウを使わずに炭火窯でじっくりと焼き上げたステーキは言葉を失う美味しさです。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」がデイリー杯2歳Sに出走させる、吉岡辰弥厩舎の管理馬カヴァレリッツォについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
また、「シルクレーシング」に於いて、これまでの代表的な存在としては、
1997年の有馬記念などを制したシルクジャスティス
2018年の有馬記念などを制したブラストワンピース
2018年の牝馬三冠とジャパンCなどを制したアーモンドアイ
2019年の安田記念とマイルCSなどを制したインディチャンプ
2019年の朝日杯FSなどを制したサリオス
2019年と2021年の香港ヴァーズなどを制したグローリーヴェイズ
2022年の天皇賞・秋と有馬記念などを制したイクイノックス
といった名前が挙げられるでしょう。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(同2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(同3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(同2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGIを7勝もしており、その上、2021年には、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。
ところが、過去2年は、
2023年→97勝・獲得賞金28億3610万円(同4位)
2024年→106勝・獲得賞金22億6748万円(同3位)
と、2022年までの成績を下回っておりましたので、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、全力で巻き返しを狙っていた筈です。
実際、今年は…
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、新橋演舞場のすぐ近くにあるこのお店は、産地にこだわらず、良質なA5ランクの黒毛和牛のヒレ肉を仕入れており、塩コショウを使わずに炭火窯でじっくりと焼き上げたステーキは言葉を失う美味しさです。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」がデイリー杯2歳Sに出走させる、吉岡辰弥厩舎の管理馬カヴァレリッツォについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
また、「シルクレーシング」に於いて、これまでの代表的な存在としては、
1997年の有馬記念などを制したシルクジャスティス
2018年の有馬記念などを制したブラストワンピース
2018年の牝馬三冠とジャパンCなどを制したアーモンドアイ
2019年の安田記念とマイルCSなどを制したインディチャンプ
2019年の朝日杯FSなどを制したサリオス
2019年と2021年の香港ヴァーズなどを制したグローリーヴェイズ
2022年の天皇賞・秋と有馬記念などを制したイクイノックス
といった名前が挙げられるでしょう。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(同2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(同3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(同2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGIを7勝もしており、その上、2021年には、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。
ところが、過去2年は、
2023年→97勝・獲得賞金28億3610万円(同4位)
2024年→106勝・獲得賞金22億6748万円(同3位)
と、2022年までの成績を下回っておりましたので、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、全力で巻き返しを狙っていた筈です。
実際、今年は…
発信者:調教師情報部・関西育成牧場従業員S
掲載日:2025/11/14 (金) 18:20
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯など
見出し:「好走の可能性が十分にある」という話を聞きました
掲載日:2025/11/14 (金) 18:20
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯など
見出し:「好走の可能性が十分にある」という話を聞きました
長谷川浩大厩舎の2歳牝馬で、姉には、アイビスSDを2勝しているオールアットワンス(父マクフィ)とクイーンCを勝っているプレサージュリフト(父ハービンジャー)がいて、父がサートゥルナーリアのディオレガーロは、11月22日(土)の京都5Rに組まれている、芝1600mの新馬戦でデビューする予定です。
10月30日(木)まで滞在していた「ノーザンファームしがらき」で、かなり念入りに乗り込まれていて、帰厩してからの調整も至って順調と断言でき、厩舎サイドが、鞍上にクリスチャン・デムーロ騎手を確保していることも踏まえて、デビュー戦でどんなレースを見せてくれるのか、目が離せません。
さて、相変わらず仕事が忙しいもので、そろそろ本題に入りますと、昨日と本日は、仕事の合間に、付き合いの長い外厩施設の関係者と連絡を取り合い、その際には…
10月30日(木)まで滞在していた「ノーザンファームしがらき」で、かなり念入りに乗り込まれていて、帰厩してからの調整も至って順調と断言でき、厩舎サイドが、鞍上にクリスチャン・デムーロ騎手を確保していることも踏まえて、デビュー戦でどんなレースを見せてくれるのか、目が離せません。
さて、相変わらず仕事が忙しいもので、そろそろ本題に入りますと、昨日と本日は、仕事の合間に、付き合いの長い外厩施設の関係者と連絡を取り合い、その際には…
発信者:馬主情報部・生産者C
掲載日:2025/11/14 (金) 16:34
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:「吉田勝己オーナー」の名前が書かれている馬のほとんどが…
掲載日:2025/11/14 (金) 16:34
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:「吉田勝己オーナー」の名前が書かれている馬のほとんどが…
12月7日(日)には、「福岡国際マラソン2025」が開催されます。
この大会は、来年の9月に開催される「愛知・名古屋アジア大会」と、2028年に開催される「ロサンゼルスオリンピック」の代表選考を兼ねていることもあって、国内外から有力な選手が集まりますから、白熱したレースが期待できますね。
さて、マラソンの話はほどほどにして、ここから本題に入りますと、今回は、「社台グループオーナーズ」が武蔵野Sに出走させる、コスタノヴァについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュや、今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は…
この大会は、来年の9月に開催される「愛知・名古屋アジア大会」と、2028年に開催される「ロサンゼルスオリンピック」の代表選考を兼ねていることもあって、国内外から有力な選手が集まりますから、白熱したレースが期待できますね。
さて、マラソンの話はほどほどにして、ここから本題に入りますと、今回は、「社台グループオーナーズ」が武蔵野Sに出走させる、コスタノヴァについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュや、今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/11/14 (金) 14:52
対象レース:2025/11/15(土)福島11R・フルーツラインC
見出し:「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っていますの
掲載日:2025/11/14 (金) 14:52
対象レース:2025/11/15(土)福島11R・フルーツラインC
見出し:「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っていますの
皆さんごきげんよう。
今回は、馬場幸夫オーナーがフルーツラインCに出走させる、ワークソングについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、馬場オーナーは、広島県広島市の安佐南(あさみなみ)区にある、「馬場眼科」の院長を務めていますわね。
最寄りの「アストラムライン・安東(やすひがし)駅」からですと、南口を出て川を渡ってすぐに左折して、人気ラーメン店の「来来亭」(安佐南相田店)がある安川通りを東に500メートルほど進んで、緑色の看板が目印の「妹尾病院」の隣にある、ピンク色の建物が「馬場眼科」ですの。
同医院は、白内障、緑内障手術などで入院する方のためにベッドを20床近く完備していて、「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っていますし、馬場オーナーを含めた複数の医師が診療にあたっていますので、非常に多くの患者が通院しているそうで、土曜日も診療を行なっているそうですから、地域の方々にとって、「欠かせない存在」になっているのでしょうね。
馬主としての馬場オーナーは、私が確認したところ、2007年からJRAで馬を走らせていて、2012年までは、ずっと獲得賞金が1億円以下に留まっていましたけど、2013年は、ベストウォーリアを出走させたユニコーンSで初めての重賞勝ちを飾り、アジアエクスプレスを出走させた朝日杯FSで初めてのGI勝ちを飾るなど、「12勝・獲得賞金2億1980万円」という好成績を残していましたし、2016年までの3年間も、
2014年→7勝・獲得賞金2億0516万円
2015年→12勝・獲得賞金2億5539万円
2016年→11勝・獲得賞金2億8287万円
という安定した成績を残していましたの。
でも、昨年までの5年間は、
2020年→3勝・獲得賞金6825万円
2021年→2勝・獲得賞金6167万円
2022年→6勝・獲得賞金9369万円
2023年→6勝・獲得賞金8624万円
2024年→9勝・獲得賞金1億5256万円
という形で、物足りない数字が続いていますわ。
そして…
今回は、馬場幸夫オーナーがフルーツラインCに出走させる、ワークソングについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、馬場オーナーは、広島県広島市の安佐南(あさみなみ)区にある、「馬場眼科」の院長を務めていますわね。
最寄りの「アストラムライン・安東(やすひがし)駅」からですと、南口を出て川を渡ってすぐに左折して、人気ラーメン店の「来来亭」(安佐南相田店)がある安川通りを東に500メートルほど進んで、緑色の看板が目印の「妹尾病院」の隣にある、ピンク色の建物が「馬場眼科」ですの。
同医院は、白内障、緑内障手術などで入院する方のためにベッドを20床近く完備していて、「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っていますし、馬場オーナーを含めた複数の医師が診療にあたっていますので、非常に多くの患者が通院しているそうで、土曜日も診療を行なっているそうですから、地域の方々にとって、「欠かせない存在」になっているのでしょうね。
馬主としての馬場オーナーは、私が確認したところ、2007年からJRAで馬を走らせていて、2012年までは、ずっと獲得賞金が1億円以下に留まっていましたけど、2013年は、ベストウォーリアを出走させたユニコーンSで初めての重賞勝ちを飾り、アジアエクスプレスを出走させた朝日杯FSで初めてのGI勝ちを飾るなど、「12勝・獲得賞金2億1980万円」という好成績を残していましたし、2016年までの3年間も、
2014年→7勝・獲得賞金2億0516万円
2015年→12勝・獲得賞金2億5539万円
2016年→11勝・獲得賞金2億8287万円
という安定した成績を残していましたの。
でも、昨年までの5年間は、
2020年→3勝・獲得賞金6825万円
2021年→2勝・獲得賞金6167万円
2022年→6勝・獲得賞金9369万円
2023年→6勝・獲得賞金8624万円
2024年→9勝・獲得賞金1億5256万円
という形で、物足りない数字が続いていますわ。
そして…
発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2025/11/14 (金) 12:41
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ
掲載日:2025/11/14 (金) 12:41
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ
先週の京都ジャンプSは、美浦の尾関知人厩舎が使っとったローディアマントが勝って、ヤネの伴啓太君に
とっては、「デビュー13年目にして初めての重賞勝ち」になりましたな。
2013年にデビューしとって、2019年から障害に乗っとる伴君は、筋トレが大好きで、ベンチプレスでは、体重の倍近くになる90キロを上げられるそうで、京都ジャンプSの日は、家に帰ったら、5歳になる娘さんが、お祝いのクッキーを焼いて待っててくれたそうですわ。
辻野君は、今までに重賞を8勝もしとるし、開業1年目から積極的に障害のレースで馬を走らせとるんやけど、まだ障害の重賞は勝てとらんから、先週は、「ホンマに悔しい2着」やったんやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君が武蔵野Sに使う、ビダーヤのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から引退した2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東京大学に何人も合格者を出しとる開成高校(東京都荒川区)を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目やった2009年には、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとったし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成しとります。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんやろうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は、JRAだけで「474戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「449戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「409戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
しかも、矢作君は、レースに馬を使う数が多いだけやなくて、
2011年のNHKマイルCなど、重賞を4勝したグランプリボス
2016年のドバイターフなど、重賞を3勝したリアルスティール
2018年の安田記念と2020年のフェブラリーSなど、重賞を3勝したモズアスコット
2019年の有馬記念など、重賞を6勝したリスグラシュー
2020年の牡馬三冠など、重賞を7勝したコントレイル
2021年のブリーダーズCフィリーズ&メアターフなど、重賞を5勝したラヴズオンリーユー
2021年のブリーダーズCディスタフなど、重賞を5勝したマルシュロレーヌ
2022年のドバイターフと2023年のサウジCなど、重賞を4勝したパンサラッサ
とか、管理馬が、国内だけやなくて海外でもよう走っとって、JRAでは、今までにGIを14勝もしとるし、他も入れたら、重賞を59回も勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
それに、去年までの6年間も、JRAで、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
2022年→59勝・獲得賞金12億7726万円(同1位)
2023年→51勝・獲得賞金11億0206万円(同2位)
2024年→55勝・獲得賞金13億2907万円(同1位)
と書けば分かる通り、ずっとリーディングの上位に入っとって、特に去年は、海外で、フォーエバーヤングを使ったサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を勝って、148万ドル(約2億2200万円)の賞金を稼いどったし、地方でも、ジャパンダートクラシック(JpnI)を勝って、7000万円の賞金を稼いどって、JRAでは、「5回目の調教師リーディング1位」になっとりましたな。
そんで今年は…
とっては、「デビュー13年目にして初めての重賞勝ち」になりましたな。
2013年にデビューしとって、2019年から障害に乗っとる伴君は、筋トレが大好きで、ベンチプレスでは、体重の倍近くになる90キロを上げられるそうで、京都ジャンプSの日は、家に帰ったら、5歳になる娘さんが、お祝いのクッキーを焼いて待っててくれたそうですわ。
辻野君は、今までに重賞を8勝もしとるし、開業1年目から積極的に障害のレースで馬を走らせとるんやけど、まだ障害の重賞は勝てとらんから、先週は、「ホンマに悔しい2着」やったんやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君が武蔵野Sに使う、ビダーヤのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から引退した2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東京大学に何人も合格者を出しとる開成高校(東京都荒川区)を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目やった2009年には、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとったし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成しとります。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんやろうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は、JRAだけで「474戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「449戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「409戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
しかも、矢作君は、レースに馬を使う数が多いだけやなくて、
2011年のNHKマイルCなど、重賞を4勝したグランプリボス
2016年のドバイターフなど、重賞を3勝したリアルスティール
2018年の安田記念と2020年のフェブラリーSなど、重賞を3勝したモズアスコット
2019年の有馬記念など、重賞を6勝したリスグラシュー
2020年の牡馬三冠など、重賞を7勝したコントレイル
2021年のブリーダーズCフィリーズ&メアターフなど、重賞を5勝したラヴズオンリーユー
2021年のブリーダーズCディスタフなど、重賞を5勝したマルシュロレーヌ
2022年のドバイターフと2023年のサウジCなど、重賞を4勝したパンサラッサ
とか、管理馬が、国内だけやなくて海外でもよう走っとって、JRAでは、今までにGIを14勝もしとるし、他も入れたら、重賞を59回も勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
それに、去年までの6年間も、JRAで、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
2022年→59勝・獲得賞金12億7726万円(同1位)
2023年→51勝・獲得賞金11億0206万円(同2位)
2024年→55勝・獲得賞金13億2907万円(同1位)
と書けば分かる通り、ずっとリーディングの上位に入っとって、特に去年は、海外で、フォーエバーヤングを使ったサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を勝って、148万ドル(約2億2200万円)の賞金を稼いどったし、地方でも、ジャパンダートクラシック(JpnI)を勝って、7000万円の賞金を稼いどって、JRAでは、「5回目の調教師リーディング1位」になっとりましたな。
そんで今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2025/11/13 (木) 21:37
対象レース:2025/11/15(土)京都11R・デイリー杯2歳S
見出し:メジロドーベルの厩舎で働いていました
掲載日:2025/11/13 (木) 21:37
対象レース:2025/11/15(土)京都11R・デイリー杯2歳S
見出し:メジロドーベルの厩舎で働いていました
どうもこんにちは。
今回は、清水英克君の厩舎がデイリー杯2歳Sに使う、ガリレアについての報告となります。
清水君は、千葉県市川市の出身で、小学6年生だった頃、お父さんの車でたまたま中山競馬場の近くを通った時に、「ここには馬がたくさんいるんだぞ」と教えてもらって、それから、馬を見るために自転車で1時間くらいかけて競馬場に通っていたそうです。
ある日、競馬場で馬を眺めていたら、厩務員さんに声を掛けられて、馬に乗せてくれたそうで、それですっかり馬に乗るのが好きになって、中学生になってからはずっと乗馬をやっていて、進学校として有名な、東京都の墨田区にある安田学園高校に進んでからも馬術を続けていたんですよ。
結局、体が大きくなってしまったので乗り役になるのは諦めたんですけど、それでも、将来は競馬に関わる仕事をしようと決めていた清水君は、高校を卒業した後、1984年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の4月から、天皇賞・秋を勝ったプリテイキャストなどでお馴染みの石栗龍雄厩舎で厩務員をやって、11月からは調教助手をやっていました。
その後は、エルムSを勝ったタイキシャーロックや、クリスタルCを勝ったタイキバカラなどでお馴染みの土田稔厩舎と、オークスや秋華賞など、重賞を6つ勝ったメジロドーベルや、高松宮記念を勝ったショウナンカンプなどでお馴染みの大久保洋吉厩舎で調教助手をやって腕を磨いていたんですよ。
トレセンで働き始めた頃の清水君は、調教師になることを考えていなかったんですけど、土田厩舎にいた時、息子さんが生まれたことがきっかけで、「今よりも頑張っている姿を子供に見せよう」と思って、調教師試験の勉強を始めました。
そして、7回目の挑戦だった2005年に、めでたく調教師の試験に受かっています。
2006年に自分の厩舎を開業した清水君は、最初の年こそ8勝止まりでしたけど、次の年は15勝と、大きく勝ち星を増やしていましたし、2010年は、ガルボを使ったシンザン記念で初めての重賞勝ちを飾ると、その次の日にはフェアリーSをコスモネモシンで勝っていて、2012年には、ガルボで東京新聞杯とダービー卿CTを勝つなど、18勝を上げて、今までで一番多い「4億0448万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後は伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2020年→9勝・獲得賞金1億1174万円
2021年→16勝・獲得賞金1億8189万円
2022年→15勝・獲得賞金2億5255万円
2023年→12勝・獲得賞金2億7124万円
2024年→9勝・獲得賞金2億1748万円
という物足りない数字が続いていたんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって、清水君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに11勝を上げて、その他にも…
今回は、清水英克君の厩舎がデイリー杯2歳Sに使う、ガリレアについての報告となります。
清水君は、千葉県市川市の出身で、小学6年生だった頃、お父さんの車でたまたま中山競馬場の近くを通った時に、「ここには馬がたくさんいるんだぞ」と教えてもらって、それから、馬を見るために自転車で1時間くらいかけて競馬場に通っていたそうです。
ある日、競馬場で馬を眺めていたら、厩務員さんに声を掛けられて、馬に乗せてくれたそうで、それですっかり馬に乗るのが好きになって、中学生になってからはずっと乗馬をやっていて、進学校として有名な、東京都の墨田区にある安田学園高校に進んでからも馬術を続けていたんですよ。
結局、体が大きくなってしまったので乗り役になるのは諦めたんですけど、それでも、将来は競馬に関わる仕事をしようと決めていた清水君は、高校を卒業した後、1984年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の4月から、天皇賞・秋を勝ったプリテイキャストなどでお馴染みの石栗龍雄厩舎で厩務員をやって、11月からは調教助手をやっていました。
その後は、エルムSを勝ったタイキシャーロックや、クリスタルCを勝ったタイキバカラなどでお馴染みの土田稔厩舎と、オークスや秋華賞など、重賞を6つ勝ったメジロドーベルや、高松宮記念を勝ったショウナンカンプなどでお馴染みの大久保洋吉厩舎で調教助手をやって腕を磨いていたんですよ。
トレセンで働き始めた頃の清水君は、調教師になることを考えていなかったんですけど、土田厩舎にいた時、息子さんが生まれたことがきっかけで、「今よりも頑張っている姿を子供に見せよう」と思って、調教師試験の勉強を始めました。
そして、7回目の挑戦だった2005年に、めでたく調教師の試験に受かっています。
2006年に自分の厩舎を開業した清水君は、最初の年こそ8勝止まりでしたけど、次の年は15勝と、大きく勝ち星を増やしていましたし、2010年は、ガルボを使ったシンザン記念で初めての重賞勝ちを飾ると、その次の日にはフェアリーSをコスモネモシンで勝っていて、2012年には、ガルボで東京新聞杯とダービー卿CTを勝つなど、18勝を上げて、今までで一番多い「4億0448万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後は伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2020年→9勝・獲得賞金1億1174万円
2021年→16勝・獲得賞金1億8189万円
2022年→15勝・獲得賞金2億5255万円
2023年→12勝・獲得賞金2億7124万円
2024年→9勝・獲得賞金2億1748万円
という物足りない数字が続いていたんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって、清水君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに11勝を上げて、その他にも…
発信者:調教師情報部・美浦記者C
掲載日:2025/11/13 (木) 21:05
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:今年はUAEダービーを勝っていますけど…
掲載日:2025/11/13 (木) 21:05
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:今年はUAEダービーを勝っていますけど…
お疲れさまです。
宮田敬介厩舎のゾロアストロ(牡2歳・父モーリス)が、来週の東京スポーツ杯2歳Sに向けて、今日、一週前追い切りをやっていました。
レースでも乗る予定のマーカンド騎手が南ウッドに入れて、時計は、5Fが64秒2、ラストの1Fが11秒4というものでして、1勝クラスの3歳馬、オルグジェシダと併せる形で、3馬身先行していた相手に同入していた内容を確認して、厩舎サイドは、かなりの手応えを掴んだようですね。
ただ、今回はそれについての連絡ではなく、加藤征弘(ゆきひろ)厩舎が武蔵野Sに使う、アドマイヤデイトナとラタフォレストについての連絡です。
僕より皆さんの方が詳しいと思いますけど、加藤先生は、お祖父さんとお父さんが馬主さんという、競馬が身近な家庭で育っていて、子供の頃は乗馬のスポーツ少年団に入っていましたし、高校に進んでからは馬術部に入っていましたから、競馬の世界を目指したのは当たり前のことだったのでしょう。
1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入った加藤先生は、その年の9月から、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(現在の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでお馴染みだった二本柳俊一厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、安田記念を勝ったトロットサンダーなどでお馴染みだった相川勝敏厩舎で調教助手をやっていました。
2001年、調教師の試験に受かった加藤先生は、栗東の森秀行厩舎で技術調教師をやって経験を積んで、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
加藤先生の厩舎は、最初の年こそ「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績でしたけど、次の年は「26勝・獲得賞金4億4246万円」と一気に数字を伸ばしていましたし、3年目だった2004年は、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。
しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、今までで一番いい数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。
2015年の加藤先生は、ノンコノユメで地方交流G1のジャパンダートダービーを勝って、4500万円の賞金を稼いでいましたし、JRAでも、この馬でユニコーンSと武蔵野Sを勝つなど、「30勝・獲得賞金6億3629万円」という好成績を残していました。
その後は、
2016年→37勝・獲得賞金5億9744万円
2017年→26勝・獲得賞金4億0691万円
2018年→34勝・獲得賞金5億9583万円
2019年→33勝・獲得賞金5億4207万円
2020年→31勝・獲得賞金5億8243万円
2021年→29勝・獲得賞金4億3763万円
2022年→29勝・獲得賞金4億8075万円
2023年→29勝獲得賞金4億5569万円
という形で数字が伸び悩んでいたんですけど、去年は、エコロブルームでニュージーランドT、アドマイヤベルでフローラSを勝つなど、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「6億6057万円」と、巻き返しに成功しています。
ただ、今年は勢いが止まっていて、海外で、アドマイヤデイトナを使ったUAEダービー(G2)を勝って、「約9100万円」の賞金を稼いでいますけど、JRAでは…
宮田敬介厩舎のゾロアストロ(牡2歳・父モーリス)が、来週の東京スポーツ杯2歳Sに向けて、今日、一週前追い切りをやっていました。
レースでも乗る予定のマーカンド騎手が南ウッドに入れて、時計は、5Fが64秒2、ラストの1Fが11秒4というものでして、1勝クラスの3歳馬、オルグジェシダと併せる形で、3馬身先行していた相手に同入していた内容を確認して、厩舎サイドは、かなりの手応えを掴んだようですね。
ただ、今回はそれについての連絡ではなく、加藤征弘(ゆきひろ)厩舎が武蔵野Sに使う、アドマイヤデイトナとラタフォレストについての連絡です。
僕より皆さんの方が詳しいと思いますけど、加藤先生は、お祖父さんとお父さんが馬主さんという、競馬が身近な家庭で育っていて、子供の頃は乗馬のスポーツ少年団に入っていましたし、高校に進んでからは馬術部に入っていましたから、競馬の世界を目指したのは当たり前のことだったのでしょう。
1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入った加藤先生は、その年の9月から、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(現在の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでお馴染みだった二本柳俊一厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、安田記念を勝ったトロットサンダーなどでお馴染みだった相川勝敏厩舎で調教助手をやっていました。
2001年、調教師の試験に受かった加藤先生は、栗東の森秀行厩舎で技術調教師をやって経験を積んで、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
加藤先生の厩舎は、最初の年こそ「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績でしたけど、次の年は「26勝・獲得賞金4億4246万円」と一気に数字を伸ばしていましたし、3年目だった2004年は、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。
しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、今までで一番いい数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。
2015年の加藤先生は、ノンコノユメで地方交流G1のジャパンダートダービーを勝って、4500万円の賞金を稼いでいましたし、JRAでも、この馬でユニコーンSと武蔵野Sを勝つなど、「30勝・獲得賞金6億3629万円」という好成績を残していました。
その後は、
2016年→37勝・獲得賞金5億9744万円
2017年→26勝・獲得賞金4億0691万円
2018年→34勝・獲得賞金5億9583万円
2019年→33勝・獲得賞金5億4207万円
2020年→31勝・獲得賞金5億8243万円
2021年→29勝・獲得賞金4億3763万円
2022年→29勝・獲得賞金4億8075万円
2023年→29勝獲得賞金4億5569万円
という形で数字が伸び悩んでいたんですけど、去年は、エコロブルームでニュージーランドT、アドマイヤベルでフローラSを勝つなど、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「6億6057万円」と、巻き返しに成功しています。
ただ、今年は勢いが止まっていて、海外で、アドマイヤデイトナを使ったUAEダービー(G2)を勝って、「約9100万円」の賞金を稼いでいますけど、JRAでは…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2025/11/13 (木) 20:39
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:JRAのGIを16勝もしているんですよ
掲載日:2025/11/13 (木) 20:39
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:JRAのGIを16勝もしているんですよ
「埼玉西武ライオンズ」が、ドラフト3位で指名した秋山俊君と、仮契約を済ませたそうですね。
仙台育英高校では、3年生の時、春の甲子園に出ていて、中京大学に進んでからも、大学日本代表に選ばれるなど、世代のトップレベルで活躍してきた秋山君が、来年から、プロの世界でどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみに待ちたいと思っています。
まあ、野球の話はここまでにして、エリザベス女王杯で私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、堀宣行(のりゆき)君の厩舎が使うカナテープです。
千葉県市川市出身の堀君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。
大学を出た後は、電気設備工事などをやっていることで有名な「関電工」で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。
初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで「GIの16勝を含めて重賞を79勝」という実績を残しています。
それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を7勝もしているのですから、本当に大したものです。
2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
その後は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けていましたし、特に2021年と2022年は、「リーディングのトップ10」にも入れなかったんですけど、一昨年は、タスティエーラでダービーを勝つなど、重賞を4勝、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「14億1416万円」と、2022年の数字を大きく上回って、調教師リーディングは9位になっています。
ただ、去年は、チャックネイトでアメリカJCCを勝って、シュトルーヴェで日経賞と目黒記念を勝つなど、重賞を7勝もして、全部で48勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことなどが響いて、稼いだ賞金は「11億3877万円」と、一昨年を大きく下回ってしまったんですよ。
それに、今年も悪い流れが続いていて、海外では、タスティエーラを使ったクイーンエリザベス2世Cを勝って、1568万香港ドル(約3億円)の賞金を稼いでいますし、JRAでは、サトノレーヴで高松宮記念を勝つなど、先週までに34勝を上げていますけど…
仙台育英高校では、3年生の時、春の甲子園に出ていて、中京大学に進んでからも、大学日本代表に選ばれるなど、世代のトップレベルで活躍してきた秋山君が、来年から、プロの世界でどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみに待ちたいと思っています。
まあ、野球の話はここまでにして、エリザベス女王杯で私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、堀宣行(のりゆき)君の厩舎が使うカナテープです。
千葉県市川市出身の堀君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。
大学を出た後は、電気設備工事などをやっていることで有名な「関電工」で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。
初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで「GIの16勝を含めて重賞を79勝」という実績を残しています。
それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を7勝もしているのですから、本当に大したものです。
2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
その後は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けていましたし、特に2021年と2022年は、「リーディングのトップ10」にも入れなかったんですけど、一昨年は、タスティエーラでダービーを勝つなど、重賞を4勝、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「14億1416万円」と、2022年の数字を大きく上回って、調教師リーディングは9位になっています。
ただ、去年は、チャックネイトでアメリカJCCを勝って、シュトルーヴェで日経賞と目黒記念を勝つなど、重賞を7勝もして、全部で48勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことなどが響いて、稼いだ賞金は「11億3877万円」と、一昨年を大きく下回ってしまったんですよ。
それに、今年も悪い流れが続いていて、海外では、タスティエーラを使ったクイーンエリザベス2世Cを勝って、1568万香港ドル(約3億円)の賞金を稼いでいますし、JRAでは、サトノレーヴで高松宮記念を勝つなど、先週までに34勝を上げていますけど…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2025/11/11 (火) 15:13
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めておりました
掲載日:2025/11/11 (火) 15:13
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めておりました
明後日、11月13日(木)から、静岡県の「太平洋クラブ御殿場コース」を舞台に、「三井住友VISA太平洋マスターズ」が開催されます。
今年が「第53回」と、長い歴史を有するこの大会では、過去に4度の優勝を飾っている石川遼選手に注目が集まっておりますが、最終的にどの選手が優勝を飾るのか、目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、寺田千代乃オーナーが武蔵野Sに登録している、マテンロウコマンドについての報告をしておきましょう。
寺田オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めておりましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長です。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置し、翌年、その事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させておりました。
その後は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略によって、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになっております。
1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、
■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送
■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲
■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売
■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営
といった系列企業を有しており、2022年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻しております。
そして2024年9月期の決算は、「連結売上高1762億4200万円」、「連結経常利益126億2700万円」という素晴らしい数字となっており、現在は「アート引越センター株式会社」だけで約3600名の従業員を雇用しておりますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めていることでしょう。
また、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されておりました。
寺田オーナーが馬主になったきっかけは、「マチカネ」の冠名でよく知られていた細川益男オーナー(故人)から京都競馬場に招待された際に、「試しにまず1頭持たれてみてはいかがですか。調教師もお世話します」と勧められたことだそうです。
馬主としての寺田オーナーは、私が確認したところ、1997年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられます。
2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という好成績を残しており、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げ、「2億8486万円」の賞金を獲得しておりました。
その後の2年間は、獲得賞金が、
2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたが、2022年は、マテンロウオリオンでシンザン記念を、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げ、獲得賞金は「3億1190万円」と、前年を大きく上回っており、一昨年は、過去最多の14勝を上げ、「3億3426万円」という獲得賞金もキャリアハイとなっております。
ただ、昨年は、マテンロウスカイで中山記念を制したものの、他の馬があまり活躍できなかったことなどから、最終的な成績が「10勝・獲得賞金2億3456万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
当然…
今年が「第53回」と、長い歴史を有するこの大会では、過去に4度の優勝を飾っている石川遼選手に注目が集まっておりますが、最終的にどの選手が優勝を飾るのか、目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、寺田千代乃オーナーが武蔵野Sに登録している、マテンロウコマンドについての報告をしておきましょう。
寺田オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めておりましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長です。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置し、翌年、その事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させておりました。
その後は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略によって、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになっております。
1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、
■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送
■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲
■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売
■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営
といった系列企業を有しており、2022年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻しております。
そして2024年9月期の決算は、「連結売上高1762億4200万円」、「連結経常利益126億2700万円」という素晴らしい数字となっており、現在は「アート引越センター株式会社」だけで約3600名の従業員を雇用しておりますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めていることでしょう。
また、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されておりました。
寺田オーナーが馬主になったきっかけは、「マチカネ」の冠名でよく知られていた細川益男オーナー(故人)から京都競馬場に招待された際に、「試しにまず1頭持たれてみてはいかがですか。調教師もお世話します」と勧められたことだそうです。
馬主としての寺田オーナーは、私が確認したところ、1997年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられます。
2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という好成績を残しており、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げ、「2億8486万円」の賞金を獲得しておりました。
その後の2年間は、獲得賞金が、
2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたが、2022年は、マテンロウオリオンでシンザン記念を、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げ、獲得賞金は「3億1190万円」と、前年を大きく上回っており、一昨年は、過去最多の14勝を上げ、「3億3426万円」という獲得賞金もキャリアハイとなっております。
ただ、昨年は、マテンロウスカイで中山記念を制したものの、他の馬があまり活躍できなかったことなどから、最終的な成績が「10勝・獲得賞金2億3456万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
当然…
発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2025/11/11 (火) 13:56
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:ユーバーレーベンなどが代表的な存在です
掲載日:2025/11/11 (火) 13:56
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:ユーバーレーベンなどが代表的な存在です
15日(土)には、ウェールズの首都にある「プリンシパリティ・スタジアム」で、ラグビーの「日本代表」対「ウェールズ代表」の試合が行われます。
ウェールズ代表は、世界ランキングで、日本の一つ上である12位にランクインしている強豪国であり、日本代表は、先週と先々週の試合で大敗を喫していることなどから、ここで巻き返しを果たせるのか、最後まで目が離せません。
なお、今週のエリザベス女王杯で私が「好レース」を期待しているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が登録しているフェアエールングです。
現在、同クラブの代表を務めている岡田紘和(ひろかず)氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞81勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
ただ、2021年から一昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲き、巻き返しに成功しておりました。
ところが、昨年は状況が悪化しており、29勝に留まってしまったことや、阪神スプリングジャンプを制したマイネルグロン以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「8億1559万円」と、一昨年までを大きく下回っております。
当然…
ウェールズ代表は、世界ランキングで、日本の一つ上である12位にランクインしている強豪国であり、日本代表は、先週と先々週の試合で大敗を喫していることなどから、ここで巻き返しを果たせるのか、最後まで目が離せません。
なお、今週のエリザベス女王杯で私が「好レース」を期待しているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が登録しているフェアエールングです。
現在、同クラブの代表を務めている岡田紘和(ひろかず)氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞81勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
ただ、2021年から一昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲き、巻き返しに成功しておりました。
ところが、昨年は状況が悪化しており、29勝に留まってしまったことや、阪神スプリングジャンプを制したマイネルグロン以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「8億1559万円」と、一昨年までを大きく下回っております。
当然…
発信者:馬主情報部・馬主B
掲載日:2025/11/11 (火) 13:12
対象レース:2025/11/15(土)京都11R・デイリー杯2歳S
見出し:「大山ヒルズ」の近郊に社員研修所を開設しております
掲載日:2025/11/11 (火) 13:12
対象レース:2025/11/15(土)京都11R・デイリー杯2歳S
見出し:「大山ヒルズ」の近郊に社員研修所を開設しております
現在、インフルエンザが例年よりも早く流行し始めております。
今年は残暑が長引き、冷房が効いた部屋で集まる機会が多かったことなどが、感染の拡大を後押ししていると分析されており、流行は来年の2月頃まで続くと予想されておりますので、手洗いとうがいや、マスクの着用、ワクチン接種などの対策を徹底するべきでしょう。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田幸治オーナーがデイリー杯2歳Sに登録している、グッドピースのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田幸治オーナーは、地下で大阪梅田駅と直結している、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の29階に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長を少し前まで務めており、現在の主な肩書は、同社の関連企業である「アイテックソリューション株式会社」の代表取締役となっております。
1981年に設立された「アイテック株式会社」は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2024年3月期」の売上高は「230億円」という素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26支店を構えており、約2500名の従業員を擁しておりますので、少し前まで同社のトップを務めていた前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場、「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。
「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。
また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・カッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手(現在は調教師)、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
馬主としての前田オーナーは、私が確認したところ、1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、
2002年のスプリンターズSと2003年の高松宮記念を制したビリーヴ
2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、G1を4勝したトランセンド
2011年の宝塚記念を制したアーネストリー
2012年の天皇賞・春を制したビートブラック
2014年のダービーを制したワンアンドオンリー
2016年のJBCクラシックを制したアウォーディー
などが挙げられます。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しており、2021年までの3年間は、
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、2022年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。
しかし、一昨年は、2022年の半分となる11勝に留まっており、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、前年の4割以下となっておりました(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。
当然、昨年を迎えるにあたって前田オーナーは、「2022年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は、ラムジェットで地方交流G1の東京ダービーを制し、海外では、リメイクでコリアスプリントを制し、この2レースで「約1億7700万円」の賞金を獲得していた上、JRAでは、ラムジェットでユニコーンSを制するなど、21勝を上げ、獲得賞金が「3億6428万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして…
今年は残暑が長引き、冷房が効いた部屋で集まる機会が多かったことなどが、感染の拡大を後押ししていると分析されており、流行は来年の2月頃まで続くと予想されておりますので、手洗いとうがいや、マスクの着用、ワクチン接種などの対策を徹底するべきでしょう。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田幸治オーナーがデイリー杯2歳Sに登録している、グッドピースのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田幸治オーナーは、地下で大阪梅田駅と直結している、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の29階に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長を少し前まで務めており、現在の主な肩書は、同社の関連企業である「アイテックソリューション株式会社」の代表取締役となっております。
1981年に設立された「アイテック株式会社」は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2024年3月期」の売上高は「230億円」という素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26支店を構えており、約2500名の従業員を擁しておりますので、少し前まで同社のトップを務めていた前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場、「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。
「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。
また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・カッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手(現在は調教師)、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
馬主としての前田オーナーは、私が確認したところ、1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、
2002年のスプリンターズSと2003年の高松宮記念を制したビリーヴ
2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、G1を4勝したトランセンド
2011年の宝塚記念を制したアーネストリー
2012年の天皇賞・春を制したビートブラック
2014年のダービーを制したワンアンドオンリー
2016年のJBCクラシックを制したアウォーディー
などが挙げられます。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しており、2021年までの3年間は、
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、2022年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。
しかし、一昨年は、2022年の半分となる11勝に留まっており、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、前年の4割以下となっておりました(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。
当然、昨年を迎えるにあたって前田オーナーは、「2022年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は、ラムジェットで地方交流G1の東京ダービーを制し、海外では、リメイクでコリアスプリントを制し、この2レースで「約1億7700万円」の賞金を獲得していた上、JRAでは、ラムジェットでユニコーンSを制するなど、21勝を上げ、獲得賞金が「3億6428万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/11/11 (火) 12:05
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部ですの
掲載日:2025/11/11 (火) 12:05
対象レース:2025/11/15(土)東京11R・武蔵野S
見出し:イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部ですの
皆さんごきげんよう。
今回は、「ゴドルフィン」が武蔵野Sに登録している、ウェットシーズンについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、「株式会社フクキタル」(一口馬主クラブ・ワラウカドのクラブ法人)でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますの。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、一昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして昨年は、レモンポップで地方交流G1のさきたま杯とマイルCS南部杯を制して、この2レースで「1億5500万円」の賞金を獲得していましたし、JRAでは、74勝を上げましたけど、ラジオNIKKEI賞を制したオフトレイルと、チャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金が「15億0537万円」と、一昨年を下回ってしまいましたの。
更に…
今回は、「ゴドルフィン」が武蔵野Sに登録している、ウェットシーズンについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、「株式会社フクキタル」(一口馬主クラブ・ワラウカドのクラブ法人)でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますの。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、一昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして昨年は、レモンポップで地方交流G1のさきたま杯とマイルCS南部杯を制して、この2レースで「1億5500万円」の賞金を獲得していましたし、JRAでは、74勝を上げましたけど、ラジオNIKKEI賞を制したオフトレイルと、チャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金が「15億0537万円」と、一昨年を下回ってしまいましたの。
更に…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2025/11/10 (月) 19:40
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:海外で「約23億2000万円」を獲得しておりますが…
掲載日:2025/11/10 (月) 19:40
対象レース:2025/11/16(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:海外で「約23億2000万円」を獲得しておりますが…
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、藤田晋(すすむ)オーナーがエリザベス女王杯に登録している、ボンドガールについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、藤田オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業当初の同社は、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている「株式会社サイバーエージェント」は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「8029億円」を記録した「2024年9月期」の売上高の内、広告事業が「4363億円」と、半分近くを占めております。
「インターネット広告事業」の他、同社の主要事業となっているのは、「2024年9月期」の売上高が「1959億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1708億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、傘下の「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、「ウマ娘」は子会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に2021年は、国内の競走馬セールに於いて、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった2022年は、ジャングロでニュージーランドTを制し、早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
その上、一昨年は、シンエンペラーで京都2歳Sを制するなど、25勝を上げ、獲得賞金は「5億0184万円」と、2022年を大きく上回っておりました。
更に、昨年は、海外に於いて、フォーエバーヤングでサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を制し、この2レースで148万ドル(約2億2200万円)の賞金を獲得していた上、地方では、同馬でジャパンダートクラシック(JpnI)と東京大賞典を制し、この2レースで「1億7000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、エリキングで京都2歳Sを制するなど、27勝を上げ、尚且つ、シンエンペラーがダービーで3着、ジャパンCで2着(同着)に入ったことなどから、一昨年を大きく上回る「8億4263万円」の賞金を獲得しております。
だだ、今年は、海外に於いて、シンエンペラーでネオムターフC(G2)、フォーエバーヤングでサウジC(G1)とブリーダーズCクラシック(G1)を制し、この3レースで1484万ドル(約23億2000万円)の賞金を獲得し、地方に於いては、フォーエバーヤングで日本テレビ盃を制し、「4000万円」の賞金を獲得しておりますが、JRAでは、先週までに16勝を上げているものの、神戸新聞杯を制したエリキング以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「5億8186万円」と、まだ昨年の7割にも達しておりません。
したがって、現在の藤田オーナーは、「JRAでも多くの賞金を稼ぎたい」という思惑を抱いていることでしょう。
また、藤田オーナーは…
この度、私が報告するのは、藤田晋(すすむ)オーナーがエリザベス女王杯に登録している、ボンドガールについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、藤田オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業当初の同社は、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている「株式会社サイバーエージェント」は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「8029億円」を記録した「2024年9月期」の売上高の内、広告事業が「4363億円」と、半分近くを占めております。
「インターネット広告事業」の他、同社の主要事業となっているのは、「2024年9月期」の売上高が「1959億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1708億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、傘下の「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、「ウマ娘」は子会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に2021年は、国内の競走馬セールに於いて、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった2022年は、ジャングロでニュージーランドTを制し、早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
その上、一昨年は、シンエンペラーで京都2歳Sを制するなど、25勝を上げ、獲得賞金は「5億0184万円」と、2022年を大きく上回っておりました。
更に、昨年は、海外に於いて、フォーエバーヤングでサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を制し、この2レースで148万ドル(約2億2200万円)の賞金を獲得していた上、地方では、同馬でジャパンダートクラシック(JpnI)と東京大賞典を制し、この2レースで「1億7000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、エリキングで京都2歳Sを制するなど、27勝を上げ、尚且つ、シンエンペラーがダービーで3着、ジャパンCで2着(同着)に入ったことなどから、一昨年を大きく上回る「8億4263万円」の賞金を獲得しております。
だだ、今年は、海外に於いて、シンエンペラーでネオムターフC(G2)、フォーエバーヤングでサウジC(G1)とブリーダーズCクラシック(G1)を制し、この3レースで1484万ドル(約23億2000万円)の賞金を獲得し、地方に於いては、フォーエバーヤングで日本テレビ盃を制し、「4000万円」の賞金を獲得しておりますが、JRAでは、先週までに16勝を上げているものの、神戸新聞杯を制したエリキング以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「5億8186万円」と、まだ昨年の7割にも達しておりません。
したがって、現在の藤田オーナーは、「JRAでも多くの賞金を稼ぎたい」という思惑を抱いていることでしょう。
また、藤田オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2025/11/08 (土) 19:27
対象レース:2025/11/09(日)京都11R・みやこS
見出し:「モエレ」のオーナーと深い関わりがあります
掲載日:2025/11/08 (土) 19:27
対象レース:2025/11/09(日)京都11R・みやこS
見出し:「モエレ」のオーナーと深い関わりがあります
「日本で初めての公立美術館」として、1926年に開館した「東京都美術館」が、来年、「開館100周年」を迎えることを受けて、その節目を記念するロゴが制作されました。
ロゴのデザインを手掛けた吉岡徳仁(とくじん)氏は、アメリカの「ニューズウィーク誌」による「世界が尊敬する日本人100人」に選出されるなど、国内に加えて、海外でも非常に高い知名度を誇っており、これまでに手掛けた作品は、アメリカの「ニューヨーク近代美術館」や、フランスの「ポンピドゥー・センター」など、世界各国の美術館で「永久所蔵品」として扱われており、当然、今後も様々な形で活躍することでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、一口馬主クラブの「ロードホースクラブ」がみやこSに出走させる、ロードクロンヌに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、一昨年の7月まで、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めていた中村伊三美氏は、以前、「モエレ」の冠名で広く知られていた中村和夫オーナーの長男です。
また、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、G1級のレースを6勝もしたロードカナロアや、2017年の朝日杯FSなど、重賞を5勝したダノンプレミアムや、2020年の香港スプリントなど、国内外の重賞を8勝したダノンスマッシュや、2022年のアーリントンCとNHKマイルを制したダノンスコーピオンといった活躍馬を生産している「ケイアイファーム」は、1987年に伊三美氏が開設した牧場であり、現在は、奥様の祐子さんが代表を務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、この年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回ってしまいました。
更に、その後も成績が伸び悩んでおり、2021年までの5年間も、
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
2020年→33勝・獲得賞金5億8587万円
2021年→29勝・獲得賞金5億5963万円
という物足りない数字が続いておりましたが、2022年は、「47勝・獲得賞金7億3007万円」という成績を残し、2021年までの数字を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
一昨年は、35勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどにより、獲得賞金が「6億6833万円」と、2022年を下回ってしまいましたが、昨年は、キャリアハイとなる57勝を上げ、獲得賞金が「10億0260万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
更に、今年も好調が続いており、地方では、ロードフォンスでかきつばた記念を制し、「3000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、日経新春杯を制し、大阪杯で2着に入線したロードデルレイの活躍などにより、先週までに37勝を上げ、獲得賞金が「8億5946万円」と、昨年の同時期(11月3日【日】まで)の「7億6432万円」を大きく上回っております。
当然、現在は、クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、「ロードホースクラブ」は…
ロゴのデザインを手掛けた吉岡徳仁(とくじん)氏は、アメリカの「ニューズウィーク誌」による「世界が尊敬する日本人100人」に選出されるなど、国内に加えて、海外でも非常に高い知名度を誇っており、これまでに手掛けた作品は、アメリカの「ニューヨーク近代美術館」や、フランスの「ポンピドゥー・センター」など、世界各国の美術館で「永久所蔵品」として扱われており、当然、今後も様々な形で活躍することでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、一口馬主クラブの「ロードホースクラブ」がみやこSに出走させる、ロードクロンヌに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、一昨年の7月まで、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めていた中村伊三美氏は、以前、「モエレ」の冠名で広く知られていた中村和夫オーナーの長男です。
また、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、G1級のレースを6勝もしたロードカナロアや、2017年の朝日杯FSなど、重賞を5勝したダノンプレミアムや、2020年の香港スプリントなど、国内外の重賞を8勝したダノンスマッシュや、2022年のアーリントンCとNHKマイルを制したダノンスコーピオンといった活躍馬を生産している「ケイアイファーム」は、1987年に伊三美氏が開設した牧場であり、現在は、奥様の祐子さんが代表を務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、この年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回ってしまいました。
更に、その後も成績が伸び悩んでおり、2021年までの5年間も、
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
2020年→33勝・獲得賞金5億8587万円
2021年→29勝・獲得賞金5億5963万円
という物足りない数字が続いておりましたが、2022年は、「47勝・獲得賞金7億3007万円」という成績を残し、2021年までの数字を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
一昨年は、35勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどにより、獲得賞金が「6億6833万円」と、2022年を下回ってしまいましたが、昨年は、キャリアハイとなる57勝を上げ、獲得賞金が「10億0260万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
更に、今年も好調が続いており、地方では、ロードフォンスでかきつばた記念を制し、「3000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、日経新春杯を制し、大阪杯で2着に入線したロードデルレイの活躍などにより、先週までに37勝を上げ、獲得賞金が「8億5946万円」と、昨年の同時期(11月3日【日】まで)の「7億6432万円」を大きく上回っております。
当然、現在は、クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、「ロードホースクラブ」は…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2025/11/08 (土) 18:34
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:アグネスフライトが勝ったダービーを見たのがきっかけで…
掲載日:2025/11/08 (土) 18:34
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:アグネスフライトが勝ったダービーを見たのがきっかけで…
「大井川鐵道」では、車両整備のために運行を休止していた蒸気機関車、「C10形8号機」の営業運転を、11月21日(金)から再開するんですよ。
沿線の紅葉が見頃を迎える時期ということもあって、これは、鉄道ファンだけではなく、観光でこの地域に行こうと思っている方にとっても、「いいお知らせ」と言えるでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君がアルゼンチン共和国杯に使う、ローシャムパークについての報告です。
埼玉県出身の田中博康君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうです。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、2022年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、2021年の3月に開業した田中克典君も同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、他も入れたら、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですけど、田中君は、1回目の挑戦で受かっています。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていたんですよ。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランドなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という、最初の年としては十分な成績を残していましたし、それから一昨年までも、
2019年→22勝・獲得賞金2億7873万円
2020年→28勝・獲得賞金3億9188万円
2021年→18勝・獲得賞金3億4381万円
2022年→35勝・獲得賞金5億1029万円
2023年→31勝・獲得賞金8億8739万円
と書けば分かる通り、2021年以外は「右肩上がり」の成績になっていました。
そして、去年は更に勢いが増していて、海外では、ローシャムパークがブリーダーズCターフで2着に入っていて、地方では、レモンポップがさきたま杯とマイルCS南部杯を勝っていて、この3レースで「約2億7500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは、レモンポップでチャンピオンズCを勝つなど、重賞を4勝して、他も入れたら、全部で46勝を上げて、「調教師リーディング」は6位で、稼いだ賞金が「9億0913万円」と、開業してから一番の数字だったんですよ。
ただ、今年は少し流れが悪くなっていて、ミッキーファイトでJBCクラシックと帝王賞を勝って、ナルカミでジャパンダートクラシックと不来方賞を勝って、アロヒアリイでギヨームドルナノ賞(フランスのG3)を勝つなど、地方と海外で「3億1679万円」の賞金を稼いでいますけど、JRAでは、先週までに稼いだ賞金が…
沿線の紅葉が見頃を迎える時期ということもあって、これは、鉄道ファンだけではなく、観光でこの地域に行こうと思っている方にとっても、「いいお知らせ」と言えるでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君がアルゼンチン共和国杯に使う、ローシャムパークについての報告です。
埼玉県出身の田中博康君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうです。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、2022年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、2021年の3月に開業した田中克典君も同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、他も入れたら、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですけど、田中君は、1回目の挑戦で受かっています。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていたんですよ。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランドなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という、最初の年としては十分な成績を残していましたし、それから一昨年までも、
2019年→22勝・獲得賞金2億7873万円
2020年→28勝・獲得賞金3億9188万円
2021年→18勝・獲得賞金3億4381万円
2022年→35勝・獲得賞金5億1029万円
2023年→31勝・獲得賞金8億8739万円
と書けば分かる通り、2021年以外は「右肩上がり」の成績になっていました。
そして、去年は更に勢いが増していて、海外では、ローシャムパークがブリーダーズCターフで2着に入っていて、地方では、レモンポップがさきたま杯とマイルCS南部杯を勝っていて、この3レースで「約2億7500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは、レモンポップでチャンピオンズCを勝つなど、重賞を4勝して、他も入れたら、全部で46勝を上げて、「調教師リーディング」は6位で、稼いだ賞金が「9億0913万円」と、開業してから一番の数字だったんですよ。
ただ、今年は少し流れが悪くなっていて、ミッキーファイトでJBCクラシックと帝王賞を勝って、ナルカミでジャパンダートクラシックと不来方賞を勝って、アロヒアリイでギヨームドルナノ賞(フランスのG3)を勝つなど、地方と海外で「3億1679万円」の賞金を稼いでいますけど、JRAでは、先週までに稼いだ賞金が…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2025/11/08 (土) 17:29
対象レース:2025/11/09(日)福島11R・みちのくS
見出し:奥さんは乗り役をやっとりましたな
掲載日:2025/11/08 (土) 17:29
対象レース:2025/11/09(日)福島11R・みちのくS
見出し:奥さんは乗り役をやっとりましたな
ワシの好きな時代劇映画の一つに、2002年に公開された「たそがれ清兵衛」があるんですわ。
これは、「男はつらいよ」シリーズとかで有名な山田洋次さんが監督で、貧しいけど幸せに暮らしとった主人公の井口清兵衛が、幼馴染の朋江を助けたことがきっかけで、上意討ちを命じられるっちゅうストーリーで、演出と役者さんの演技がようできとる名作なんや。
で、ワシがみちのくSで期待しとるんは、清水久詞君の厩舎が使うジョーメッドヴィンなんですわ。
清水君は、親父さんの貞光さんが馬主さんで、2004年のスプリンターズSを勝ったカルストンライトオとかを持っとった方やから、もちろん、清水君も馬に関わる機会が多かったんで、子供の頃から「騎手になりたい」と言っとって、幼稚園で七夕の短冊にそう書いとったそうや。
そんで、小5からは乗馬クラブに通っとったんやけど、中3の時、競馬学校の騎手課程に落ちてしもうたんですわ。
それからは、「調教師になる」と目標を切り替えて、栗東高校に通いながら、当時、親父さんがやっとった育成牧場を手伝っとりました。
高校を出た後も親父さんの育成牧場で働いて、24歳だった1997年に競馬学校の厩務員課程に入った清水君は、1993年の菊花賞とかGIを3つ勝ったビワハヤヒデや、1995年の阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)を勝ったビワハイジとかを管理しとった浜田光正厩舎でずっと調教助手をやっとったんや。
この頃には、1998年の桜花賞と秋華賞や、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスを担当しとったんですわ。
そんで清水君は、1998年の2月まで乗り役をやっとった押田年朗さんの娘さんで、親父さんと同じで乗り役やった純子さんと結婚しとって、清水厩舎で調教助手をやっとる押田道郎君は純子さんのお兄さんですな。
7回目の挑戦やった2009年に、めでたく調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した清水君は、5年目の2013年に、トウケイヘイローを使ったダービー卿CTで初めて重賞を勝っとったし、その年は、この馬で他に3つも重賞を勝つなど、「23勝・獲得賞金4億8941万円」っちゅう成績を残しとりました。
それに2015年は、キタサンブラックを使った菊花賞で初めてGIを勝つなど、「26勝・獲得賞金7億2208万円」っちゅう成績を残しとったし、2016年は、キタサンブラックで天皇賞・春と京都大賞典とジャパンCを勝つなど、「27勝・獲得賞金11億1410万円」っちゅうエエ成績を残しとりましたな。
そんで2017年は、キタサンブラックを使った大阪杯と天皇賞・春と天皇賞・秋と有馬記念と、ジョーストリクトリを使ったニュージーランドTと、カシアスを使った函館2歳Sと、重賞を6勝、他も入れたら29勝を上げて、「13億8947万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
キタサンブラックを引退させた後の3年間は、
2018年→21勝・獲得賞金4億0492万円
2019年→32勝・獲得賞金6億9307万円
2020年→37勝・獲得賞金6億8355万円
と書けば分かる通り、賞金が一気に減ってしもうたんやけど、2021年は「42勝・獲得賞金7億5489万円」っちゅう、前の3年を大きく上回る成績を残しとって、2022年は、今までで一番多い「52勝」を上げて「調教師リーディング2位」になっとったし、ホッコーメヴィウスが障害の重賞を3勝したこともあって、稼いだ賞金が「10億2304万円」っちゅう、2017年と2016年の次に多い数字やったんですわ。
ただ、去年までの2年間は、
2023年→39勝・獲得賞金8億5528万円
2024年→34勝・獲得賞金9億1213万円
っちゅう形で2022年の成績を下回っとりました。
それに、今年も悪い流れが続いとって、先週までに25勝を上げとるんやけど…
これは、「男はつらいよ」シリーズとかで有名な山田洋次さんが監督で、貧しいけど幸せに暮らしとった主人公の井口清兵衛が、幼馴染の朋江を助けたことがきっかけで、上意討ちを命じられるっちゅうストーリーで、演出と役者さんの演技がようできとる名作なんや。
で、ワシがみちのくSで期待しとるんは、清水久詞君の厩舎が使うジョーメッドヴィンなんですわ。
清水君は、親父さんの貞光さんが馬主さんで、2004年のスプリンターズSを勝ったカルストンライトオとかを持っとった方やから、もちろん、清水君も馬に関わる機会が多かったんで、子供の頃から「騎手になりたい」と言っとって、幼稚園で七夕の短冊にそう書いとったそうや。
そんで、小5からは乗馬クラブに通っとったんやけど、中3の時、競馬学校の騎手課程に落ちてしもうたんですわ。
それからは、「調教師になる」と目標を切り替えて、栗東高校に通いながら、当時、親父さんがやっとった育成牧場を手伝っとりました。
高校を出た後も親父さんの育成牧場で働いて、24歳だった1997年に競馬学校の厩務員課程に入った清水君は、1993年の菊花賞とかGIを3つ勝ったビワハヤヒデや、1995年の阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)を勝ったビワハイジとかを管理しとった浜田光正厩舎でずっと調教助手をやっとったんや。
この頃には、1998年の桜花賞と秋華賞や、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスを担当しとったんですわ。
そんで清水君は、1998年の2月まで乗り役をやっとった押田年朗さんの娘さんで、親父さんと同じで乗り役やった純子さんと結婚しとって、清水厩舎で調教助手をやっとる押田道郎君は純子さんのお兄さんですな。
7回目の挑戦やった2009年に、めでたく調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した清水君は、5年目の2013年に、トウケイヘイローを使ったダービー卿CTで初めて重賞を勝っとったし、その年は、この馬で他に3つも重賞を勝つなど、「23勝・獲得賞金4億8941万円」っちゅう成績を残しとりました。
それに2015年は、キタサンブラックを使った菊花賞で初めてGIを勝つなど、「26勝・獲得賞金7億2208万円」っちゅう成績を残しとったし、2016年は、キタサンブラックで天皇賞・春と京都大賞典とジャパンCを勝つなど、「27勝・獲得賞金11億1410万円」っちゅうエエ成績を残しとりましたな。
そんで2017年は、キタサンブラックを使った大阪杯と天皇賞・春と天皇賞・秋と有馬記念と、ジョーストリクトリを使ったニュージーランドTと、カシアスを使った函館2歳Sと、重賞を6勝、他も入れたら29勝を上げて、「13億8947万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
キタサンブラックを引退させた後の3年間は、
2018年→21勝・獲得賞金4億0492万円
2019年→32勝・獲得賞金6億9307万円
2020年→37勝・獲得賞金6億8355万円
と書けば分かる通り、賞金が一気に減ってしもうたんやけど、2021年は「42勝・獲得賞金7億5489万円」っちゅう、前の3年を大きく上回る成績を残しとって、2022年は、今までで一番多い「52勝」を上げて「調教師リーディング2位」になっとったし、ホッコーメヴィウスが障害の重賞を3勝したこともあって、稼いだ賞金が「10億2304万円」っちゅう、2017年と2016年の次に多い数字やったんですわ。
ただ、去年までの2年間は、
2023年→39勝・獲得賞金8億5528万円
2024年→34勝・獲得賞金9億1213万円
っちゅう形で2022年の成績を下回っとりました。
それに、今年も悪い流れが続いとって、先週までに25勝を上げとるんやけど…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2025/11/08 (土) 16:58
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:「最高勝率調教師」を2回も受賞しているんですよ
掲載日:2025/11/08 (土) 16:58
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:「最高勝率調教師」を2回も受賞しているんですよ
2007年から2015年まで在籍していた「広島東洋カープ」で97勝を上げて、2016年、ポスティングシステムでメジャーリーグに移籍した後も、全部で68勝を上げている前田健太投手が、「来年は日本でプレーする」と話しているそうです。
今年は、去年から所属していた「デトロイト・タイガース」を自由契約になってしまうなど、いい結果を残せなかった前田投手ですが、来年、どのチームに所属して、どんなピッチングを見せてくれるのか、注目したいですね。
まあ、野球の話はここまでにして、アルゼンチン共和国杯で私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、木村哲也君の厩舎が使うスティンガーグラスです。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうですね。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った木村君は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という好成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」を受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通りで、成績が伸び悩んでいました。
もちろん、2022年の木村君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、2022年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、重賞を4勝、他も入れたら34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という素晴らしい成績を残しています。
それに、一昨年もいい流れが続いて、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいましたし、JRAでは、イクイノックスでジャパンCを勝つなど、重賞を8勝、他も入れたら44勝を上げて、稼いだ賞金が「18億6413万円」と、開業してから一番の数字で、2018年に続いて二度目の「最高勝率調教師」を受賞したんですよ。
ただ、去年は少し勢いがなくなっていて、チェルヴィニアでオークスと秋華賞、レガレイラで有馬記念を勝つなど、全部で36勝を上げましたけど、4月に1勝もできなかったことや、GI以外の重賞を勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「16億3280万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって、木村君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、コスタノヴァで…
今年は、去年から所属していた「デトロイト・タイガース」を自由契約になってしまうなど、いい結果を残せなかった前田投手ですが、来年、どのチームに所属して、どんなピッチングを見せてくれるのか、注目したいですね。
まあ、野球の話はここまでにして、アルゼンチン共和国杯で私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、木村哲也君の厩舎が使うスティンガーグラスです。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうですね。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った木村君は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という好成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」を受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通りで、成績が伸び悩んでいました。
もちろん、2022年の木村君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、2022年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、重賞を4勝、他も入れたら34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という素晴らしい成績を残しています。
それに、一昨年もいい流れが続いて、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいましたし、JRAでは、イクイノックスでジャパンCを勝つなど、重賞を8勝、他も入れたら44勝を上げて、稼いだ賞金が「18億6413万円」と、開業してから一番の数字で、2018年に続いて二度目の「最高勝率調教師」を受賞したんですよ。
ただ、去年は少し勢いがなくなっていて、チェルヴィニアでオークスと秋華賞、レガレイラで有馬記念を勝つなど、全部で36勝を上げましたけど、4月に1勝もできなかったことや、GI以外の重賞を勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「16億3280万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって、木村君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、コスタノヴァで…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2025/11/07 (金) 20:16
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:親父さんはインターグロリアに乗っとったんですわ
掲載日:2025/11/07 (金) 20:16
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:親父さんはインターグロリアに乗っとったんですわ
まいど。
京王杯2歳Sは、福永祐一先生の厩舎が使う、ダイヤモンドノットが面白そうやと思っとります。
誰でもよう知っとる通り、福永先生の親父さんは、乗り役として、ニホンピロムーテーで1971年の菊花賞を勝って、インターグロリアで1977年の桜花賞とエリザベス女王杯を勝つなど、通算で981勝っちゅう実績を残した福永洋一さんですな。
そんな洋一さんの長男として育った福永先生は、中学生の時、騎手になることを決めたんやけど、親父さんの洋一さんが、落馬事故に巻き込まれた時の大ケガが原因で引退しとったこともあって、家族からは大反対されたんやけど、それを押し切って競馬学校を受験したんですわ。
1回目の受験では、二次試験の前に骨折してしもうたこともあって不合格やったんやけど、高校に通いながら次の年にもう一回受験して、1993年に「第12期生」として競馬学校の騎手課程に入ったんや。
ちなみに、競馬学校の同期には、現役の乗り役やったら、柴田大知君、古川吉洋君、和田竜二君がおって、今は調教師をやっとる高橋亮先生も同期なんですわ。
そんで、福永先生は、1996年に北橋修二厩舎から乗り役としてデビューすると、その年にいきなり53勝を上げて、最多勝利新人賞を受賞しとったし、2年目やった1997年には、キングヘイローに乗った東京スポーツ杯3歳S(現在の東京スポーツ杯2歳S)で初めての重賞勝ちを飾っとって、4年目やった1999年には、プリモディーネに乗った桜花賞で初めてのGI勝ちを飾っとりました。
それから、福永先生は、引退するまでに、ラインクラフトに乗った2005年の桜花賞とNHKマイルCや、エピファネイアに乗った2013年の菊花賞や、ジャスタウェイに乗った2013年の天皇賞・秋と2014年のドバイデューティフリーや、コントレイルに乗った2020年の牡馬三冠など、JRAで、GIの34勝を含めて、重賞160勝、通算2636勝っちゅう素晴らしい実績を残しとるし、2011年と2013年は騎手リーディングの1位になっとります。
ちなみに、福永先生は、2013年にフジテレビのアナウンサーやった松尾翠さんと結婚しとるんや。
2022年に調教師の試験に合格した福永先生は、リメイクに乗った一昨年のリヤドダートスプリントを最後に引退して、それからは、美浦の木村哲也厩舎とか田中博康厩舎とか、色々な厩舎で研修を受けとって、去年の3月に、解散した安田隆行厩舎や松永昌博厩舎とかの馬を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業したんですわ。
そんで、去年の3月に開業した福永先生と同期の調教師は、小椋研介先生、河嶋宏樹先生、高橋一哉先生、千葉直人先生、藤野健太先生、森一誠先生、矢嶋大樹先生の7人がいますな。
それから、福永先生の厩舎は、ドロップオブライトを使ったCBC賞で、調教師としては初めての重賞勝ちを飾ると、ランフォーヴァウでデイリー杯2歳Sも勝つなど、全部で17勝を上げて、稼いだ賞金が「4億3966万円」っちゅう、同期の中では一番の成績を残しとりました。
それに…
京王杯2歳Sは、福永祐一先生の厩舎が使う、ダイヤモンドノットが面白そうやと思っとります。
誰でもよう知っとる通り、福永先生の親父さんは、乗り役として、ニホンピロムーテーで1971年の菊花賞を勝って、インターグロリアで1977年の桜花賞とエリザベス女王杯を勝つなど、通算で981勝っちゅう実績を残した福永洋一さんですな。
そんな洋一さんの長男として育った福永先生は、中学生の時、騎手になることを決めたんやけど、親父さんの洋一さんが、落馬事故に巻き込まれた時の大ケガが原因で引退しとったこともあって、家族からは大反対されたんやけど、それを押し切って競馬学校を受験したんですわ。
1回目の受験では、二次試験の前に骨折してしもうたこともあって不合格やったんやけど、高校に通いながら次の年にもう一回受験して、1993年に「第12期生」として競馬学校の騎手課程に入ったんや。
ちなみに、競馬学校の同期には、現役の乗り役やったら、柴田大知君、古川吉洋君、和田竜二君がおって、今は調教師をやっとる高橋亮先生も同期なんですわ。
そんで、福永先生は、1996年に北橋修二厩舎から乗り役としてデビューすると、その年にいきなり53勝を上げて、最多勝利新人賞を受賞しとったし、2年目やった1997年には、キングヘイローに乗った東京スポーツ杯3歳S(現在の東京スポーツ杯2歳S)で初めての重賞勝ちを飾っとって、4年目やった1999年には、プリモディーネに乗った桜花賞で初めてのGI勝ちを飾っとりました。
それから、福永先生は、引退するまでに、ラインクラフトに乗った2005年の桜花賞とNHKマイルCや、エピファネイアに乗った2013年の菊花賞や、ジャスタウェイに乗った2013年の天皇賞・秋と2014年のドバイデューティフリーや、コントレイルに乗った2020年の牡馬三冠など、JRAで、GIの34勝を含めて、重賞160勝、通算2636勝っちゅう素晴らしい実績を残しとるし、2011年と2013年は騎手リーディングの1位になっとります。
ちなみに、福永先生は、2013年にフジテレビのアナウンサーやった松尾翠さんと結婚しとるんや。
2022年に調教師の試験に合格した福永先生は、リメイクに乗った一昨年のリヤドダートスプリントを最後に引退して、それからは、美浦の木村哲也厩舎とか田中博康厩舎とか、色々な厩舎で研修を受けとって、去年の3月に、解散した安田隆行厩舎や松永昌博厩舎とかの馬を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業したんですわ。
そんで、去年の3月に開業した福永先生と同期の調教師は、小椋研介先生、河嶋宏樹先生、高橋一哉先生、千葉直人先生、藤野健太先生、森一誠先生、矢嶋大樹先生の7人がいますな。
それから、福永先生の厩舎は、ドロップオブライトを使ったCBC賞で、調教師としては初めての重賞勝ちを飾ると、ランフォーヴァウでデイリー杯2歳Sも勝つなど、全部で17勝を上げて、稼いだ賞金が「4億3966万円」っちゅう、同期の中では一番の成績を残しとりました。
それに…
発信者:調教師情報部・関西育成牧場従業員S
掲載日:2025/11/07 (金) 19:41
対象レース:2025/11/09(日)京都11R・みやこSなど
見出し:「ノーザンファームしがらき」などの関係者から得た情報によれば…
掲載日:2025/11/07 (金) 19:41
対象レース:2025/11/09(日)京都11R・みやこSなど
見出し:「ノーザンファームしがらき」などの関係者から得た情報によれば…
相変わらず仕事が忙しいもので、連絡が遅くなり、誠に申し訳ございません。
昨日と本日は、仕事の合間に、付き合いの長い外厩施設の関係者と連絡を取り合い、その際には、
※「ノーザンファーム天栄」(住所:福島県岩瀬郡天栄村小川字中曽根1)の利用馬
京王杯2歳Sの…
昨日と本日は、仕事の合間に、付き合いの長い外厩施設の関係者と連絡を取り合い、その際には、
※「ノーザンファーム天栄」(住所:福島県岩瀬郡天栄村小川字中曽根1)の利用馬
京王杯2歳Sの…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2025/11/07 (金) 16:35
対象レース:2025/11/08(土)京都11R・室町S
見出し:「大衆酒場・ちばチャン」などを展開している企業の代表取締役です
掲載日:2025/11/07 (金) 16:35
対象レース:2025/11/08(土)京都11R・室町S
見出し:「大衆酒場・ちばチャン」などを展開している企業の代表取締役です
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、増田和啓(かずひろ)オーナーが室町Sに出走させる、ナナオについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、増田オーナーの本業は、千葉県千葉市中央区に本社を構え、東京都港区新橋に「東京オフィス」を構えている、「株式会社マスミフードサービス」の代表取締役です。
2002年に創業された同社は、「世の中に無いものを生み出し続けることでお客様に幸せを提供する」をスローガンとして、千葉県を中心に飲食店を展開しており、現在は、
■斬新な創作料理を提供する「大衆酒場・ちばチャン」
29店舗
■横浜家系ラーメンを提供する「増田家」
3店舗
■とんこつ醤油ラーメンを提供する「たかし屋」
2店舗
■創作イタリアンを提供する「ちばチャンバル」
4店舗
という形で、順調に規模を拡大しております。
また、同社は、以前、「30億円前後」だった年間売上高を、「60億円」まで伸ばした実績があり、最後に私が確認した時点では800名以上の従業員を雇用しておりましたので、このように同社を大きく成長させた増田オーナーのことは、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょう。
なお、増田オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2012年のことであり、2016年までは勝ち星を上げられなかったものの、2017年の9月9日(土)に初勝利を飾り、「570万円」の賞金を獲得すると、2022年までの5年間は、
2018年→3勝・獲得賞金2735万円
2019年→3勝・獲得賞金3610万円
2020年→6勝・獲得賞金1億5919万円
2021年→2勝・獲得賞金4858万円
2022年→2勝・獲得賞金8108万円
という形で順調に実績を積み重ねており、特に2020年は、キングオブコージを出走させた目黒記念で初の重賞勝ちを飾っておりました。
そして一昨年は、4勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「6508万円」と、2022年を下回っておりましたが、昨年は、桜花賞とオークスで3着に入線したライトバックの活躍などにより、「8勝・獲得賞金2億3197万円」という過去最高の成績を記録しております。
ところが…
この度、私が報告するのは、増田和啓(かずひろ)オーナーが室町Sに出走させる、ナナオについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、増田オーナーの本業は、千葉県千葉市中央区に本社を構え、東京都港区新橋に「東京オフィス」を構えている、「株式会社マスミフードサービス」の代表取締役です。
2002年に創業された同社は、「世の中に無いものを生み出し続けることでお客様に幸せを提供する」をスローガンとして、千葉県を中心に飲食店を展開しており、現在は、
■斬新な創作料理を提供する「大衆酒場・ちばチャン」
29店舗
■横浜家系ラーメンを提供する「増田家」
3店舗
■とんこつ醤油ラーメンを提供する「たかし屋」
2店舗
■創作イタリアンを提供する「ちばチャンバル」
4店舗
という形で、順調に規模を拡大しております。
また、同社は、以前、「30億円前後」だった年間売上高を、「60億円」まで伸ばした実績があり、最後に私が確認した時点では800名以上の従業員を雇用しておりましたので、このように同社を大きく成長させた増田オーナーのことは、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょう。
なお、増田オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2012年のことであり、2016年までは勝ち星を上げられなかったものの、2017年の9月9日(土)に初勝利を飾り、「570万円」の賞金を獲得すると、2022年までの5年間は、
2018年→3勝・獲得賞金2735万円
2019年→3勝・獲得賞金3610万円
2020年→6勝・獲得賞金1億5919万円
2021年→2勝・獲得賞金4858万円
2022年→2勝・獲得賞金8108万円
という形で順調に実績を積み重ねており、特に2020年は、キングオブコージを出走させた目黒記念で初の重賞勝ちを飾っておりました。
そして一昨年は、4勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「6508万円」と、2022年を下回っておりましたが、昨年は、桜花賞とオークスで3着に入線したライトバックの活躍などにより、「8勝・獲得賞金2億3197万円」という過去最高の成績を記録しております。
ところが…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2025/11/07 (金) 15:20
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:厚生大臣から「救急医療功労者」として表彰されております
掲載日:2025/11/07 (金) 15:20
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:厚生大臣から「救急医療功労者」として表彰されております
11月15日(土)から、「徳川美術館」(愛知県名古屋市東区)では、開館90周年を記念して、「源氏物語絵巻」が展示されます。
「源氏物語絵巻」は、現存している源氏物語の絵画の中では最古の作品となっており、その貴重さから国宝に指定され、一般に公開されるのは、今回が10年振りとなっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、嶋田賢(まさる)オーナーがアルゼンチン共和国杯に出走させる、ディマイザキッドに関する報告でございます。
嶋田オーナーが、JR総武本線の「銚子駅」からはタクシーで5分ほど、銚子電鉄の「観音駅」からは徒歩で3分ほどの場所にある、「医療法人積仁会・島田総合病院」(千葉県銚子市東町)の理事長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
2014年の3月末日まで、嶋田オーナーは、同病院の院長も務めておりましたが、ご子息の一成氏が院長を務めている現在は、理事長職に専念しているそうです。
1937年、初代院長の嶋田隆氏が開業した「島田総合病院」には、現在、内科・循環器科・外科など、計12の診療科目があり、24時間体制の集中治療室や、全個室の産婦人科病棟など、「総合病院」の名に相応しい設備を備えており、私が確認したところ、同病院は、患者にベストなケアを行うため、
肝動脈塞栓術などの幅広い検査や治療が行える「多目的フルデジタルX線テレビシステム」
低被ばくで高画質な乳がん検診を行える「デジタルマンモグラフィ装置」
精密検査で5秒以内、広範囲撮影でも10秒以内で終了する「マルチスライスCT」
全身の骨密度を測定する「PRODIGY Fuga」
など、最新の医療機器を積極的に導入しております。
その他にも、在宅看護をサポートするための「訪問看護ステーション」を立ち上げるなど、時代に沿った医療を提供しており、2000年には、厚生大臣から「救急医療功労者」として表彰されていた上、2018年には、「瑞宝小綬章」も受章しておりますので、嶋田オーナーは、地域の方から非常に厚い信頼を寄せられているのでしょう。
なお、馬主としての嶋田オーナーは、1980年頃からJRAで所有馬を走らせている大ベテランであり、ホエールキャプチャを出走させた2012年のヴィクトリアマイルで、初めてのGI勝ちを飾っております。
2016年の嶋田オーナーは、皐月賞やセントライト記念などを制したディーマジェスティの活躍などにより、9勝を上げ、「4億3923万円」というキャリアハイの賞金を獲得しておりました。
しかし、2022年までの5年間は、
2018年→6勝・1億0778万円
2019年→5勝・8942万円
2020年→6勝・1億3650万円
2021年→9勝・1億5485万円
2022年→11勝・2億0310万円
という形で数字が伸び悩んでいたため、一昨年の嶋田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」という思惑を抱いていた筈であり、実際、一昨年は、セットアップを出走させた札幌2歳Sを制するなど、キャリアハイとなる19勝を上げ、獲得賞金は「2億9908万円」と、2022年を上回っております。
ただ、昨年は、「13勝・獲得賞金2億4037万円」と、一昨年を下回っており、更に…
「源氏物語絵巻」は、現存している源氏物語の絵画の中では最古の作品となっており、その貴重さから国宝に指定され、一般に公開されるのは、今回が10年振りとなっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、嶋田賢(まさる)オーナーがアルゼンチン共和国杯に出走させる、ディマイザキッドに関する報告でございます。
嶋田オーナーが、JR総武本線の「銚子駅」からはタクシーで5分ほど、銚子電鉄の「観音駅」からは徒歩で3分ほどの場所にある、「医療法人積仁会・島田総合病院」(千葉県銚子市東町)の理事長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
2014年の3月末日まで、嶋田オーナーは、同病院の院長も務めておりましたが、ご子息の一成氏が院長を務めている現在は、理事長職に専念しているそうです。
1937年、初代院長の嶋田隆氏が開業した「島田総合病院」には、現在、内科・循環器科・外科など、計12の診療科目があり、24時間体制の集中治療室や、全個室の産婦人科病棟など、「総合病院」の名に相応しい設備を備えており、私が確認したところ、同病院は、患者にベストなケアを行うため、
肝動脈塞栓術などの幅広い検査や治療が行える「多目的フルデジタルX線テレビシステム」
低被ばくで高画質な乳がん検診を行える「デジタルマンモグラフィ装置」
精密検査で5秒以内、広範囲撮影でも10秒以内で終了する「マルチスライスCT」
全身の骨密度を測定する「PRODIGY Fuga」
など、最新の医療機器を積極的に導入しております。
その他にも、在宅看護をサポートするための「訪問看護ステーション」を立ち上げるなど、時代に沿った医療を提供しており、2000年には、厚生大臣から「救急医療功労者」として表彰されていた上、2018年には、「瑞宝小綬章」も受章しておりますので、嶋田オーナーは、地域の方から非常に厚い信頼を寄せられているのでしょう。
なお、馬主としての嶋田オーナーは、1980年頃からJRAで所有馬を走らせている大ベテランであり、ホエールキャプチャを出走させた2012年のヴィクトリアマイルで、初めてのGI勝ちを飾っております。
2016年の嶋田オーナーは、皐月賞やセントライト記念などを制したディーマジェスティの活躍などにより、9勝を上げ、「4億3923万円」というキャリアハイの賞金を獲得しておりました。
しかし、2022年までの5年間は、
2018年→6勝・1億0778万円
2019年→5勝・8942万円
2020年→6勝・1億3650万円
2021年→9勝・1億5485万円
2022年→11勝・2億0310万円
という形で数字が伸び悩んでいたため、一昨年の嶋田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」という思惑を抱いていた筈であり、実際、一昨年は、セットアップを出走させた札幌2歳Sを制するなど、キャリアハイとなる19勝を上げ、獲得賞金は「2億9908万円」と、2022年を上回っております。
ただ、昨年は、「13勝・獲得賞金2億4037万円」と、一昨年を下回っており、更に…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2025/11/07 (金) 14:07
対象レース:2025/11/08(土)福島11R・キビタキS
見出し:高崎経済大学附属高校を卒業してから「ビッグレッドファーム」で働いていたんですよ
掲載日:2025/11/07 (金) 14:07
対象レース:2025/11/08(土)福島11R・キビタキS
見出し:高崎経済大学附属高校を卒業してから「ビッグレッドファーム」で働いていたんですよ
山梨県に本社がある「富士急グループ」の「富士山麓電気鉄道株式会社」は、11月30日(日)に、河口湖線の開業75周年を記念して、「富士急電車まつり」を開催します。
このイベントは、家族で楽しめるような内容になっていて、「電車修理工場の特別公開」や、「駅員のお仕事体験」などが行われるそうですから、当日は多くの鉄道ファンで賑わうのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、青木孝文君がキビタキSに使う、ベイビーキッスについての報告です。
群馬県出身の青木君は、中学生の頃にゲームがきっかけで競馬に興味を持って、初めて生でレースを観たのは、アヌスミラビリスが勝った1996年の毎日王冠だったそうです。
彼が通っていた、高崎経済大学附属高校は、名前から分かる通りの進学校で、ご両親からは、何度も「大学に行って欲しい」と言われたそうなんですけど、どうしても競馬の世界で働きたかった青木君は、何度もご両親を説得して、高校を卒業してから、北海道の浦河にある「BTC(軽種馬育成調教センター)育成調教技術者の養成研修所」で、1年間、馬のことを勉強していました。
ちなみに、青木君がBTCの研修に参加した理由は、高校の時、副担任だった先生のお兄さんがJRAの役員で、その方から、BTCについて、「未経験でも、騎乗技術をしっかり教えてもらえる」と聞いたからだそうです。
その後、青木君は、「ビッグレッドファーム」で3年くらい働いていて、その時には、JBCスプリントなどを勝ったマイネルセレクトを担当していましたし、この馬がドバイに遠征した時は、自腹を切って現地に行って応援をしていたんですよ。
そして、「ビッグレッドファーム」で働きながら、「ライディングヒルズ静内」で騎乗技術を学んでいた青木君は、2004年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から成島英春厩舎で厩務員をやっていました。
2005年の4月からは、伊藤正徳厩舎で厩務員と調教助手をやって、その時の担当馬には、日経賞やアメリカJCCなどを勝ったネヴァブションがいます。
それから、小桧山悟厩舎で調教助手をやって、5回目の受験だった2015年に、34歳の若さで調教師の試験に受かりました。
そして、青木君は2017年の3月に自分の厩舎を開業しましたけど、初めの内はなかなか勝てなくて、ようやく初勝利を上げられたのは、7月30日(日)でしたし、この年は、「3勝・獲得賞金8900万円」という物足りない成績でした。
ただ、2年目だった2018年には15勝を上げて、稼いだ賞金が「1億8459万円」と、一気に成績を伸ばしていましたし、一昨年には、マイネルグロンを使った東京ハイジャンプで初めての重賞勝ちを飾ると、この馬を使った中山大障害で初めてのGI勝ちを飾ったこともあって、「3億8214万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいたんですよ。
去年は、16勝を上げましたけど、阪神スプリングジャンプを勝ったマイネルグロン以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「2億9847万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたが…
このイベントは、家族で楽しめるような内容になっていて、「電車修理工場の特別公開」や、「駅員のお仕事体験」などが行われるそうですから、当日は多くの鉄道ファンで賑わうのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、青木孝文君がキビタキSに使う、ベイビーキッスについての報告です。
群馬県出身の青木君は、中学生の頃にゲームがきっかけで競馬に興味を持って、初めて生でレースを観たのは、アヌスミラビリスが勝った1996年の毎日王冠だったそうです。
彼が通っていた、高崎経済大学附属高校は、名前から分かる通りの進学校で、ご両親からは、何度も「大学に行って欲しい」と言われたそうなんですけど、どうしても競馬の世界で働きたかった青木君は、何度もご両親を説得して、高校を卒業してから、北海道の浦河にある「BTC(軽種馬育成調教センター)育成調教技術者の養成研修所」で、1年間、馬のことを勉強していました。
ちなみに、青木君がBTCの研修に参加した理由は、高校の時、副担任だった先生のお兄さんがJRAの役員で、その方から、BTCについて、「未経験でも、騎乗技術をしっかり教えてもらえる」と聞いたからだそうです。
その後、青木君は、「ビッグレッドファーム」で3年くらい働いていて、その時には、JBCスプリントなどを勝ったマイネルセレクトを担当していましたし、この馬がドバイに遠征した時は、自腹を切って現地に行って応援をしていたんですよ。
そして、「ビッグレッドファーム」で働きながら、「ライディングヒルズ静内」で騎乗技術を学んでいた青木君は、2004年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から成島英春厩舎で厩務員をやっていました。
2005年の4月からは、伊藤正徳厩舎で厩務員と調教助手をやって、その時の担当馬には、日経賞やアメリカJCCなどを勝ったネヴァブションがいます。
それから、小桧山悟厩舎で調教助手をやって、5回目の受験だった2015年に、34歳の若さで調教師の試験に受かりました。
そして、青木君は2017年の3月に自分の厩舎を開業しましたけど、初めの内はなかなか勝てなくて、ようやく初勝利を上げられたのは、7月30日(日)でしたし、この年は、「3勝・獲得賞金8900万円」という物足りない成績でした。
ただ、2年目だった2018年には15勝を上げて、稼いだ賞金が「1億8459万円」と、一気に成績を伸ばしていましたし、一昨年には、マイネルグロンを使った東京ハイジャンプで初めての重賞勝ちを飾ると、この馬を使った中山大障害で初めてのGI勝ちを飾ったこともあって、「3億8214万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいたんですよ。
去年は、16勝を上げましたけど、阪神スプリングジャンプを勝ったマイネルグロン以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「2億9847万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたが…
発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2025/11/06 (木) 17:13
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:開業した2か月後にジャパンCを勝っとるんですわ
掲載日:2025/11/06 (木) 17:13
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:開業した2か月後にジャパンCを勝っとるんですわ
先週、土日のどっちも京都の4Rに組まれとった障害のレースは、どっちも森一馬君が勝ちましたな。
森君は、栗東トレセンの中で、「大の車好き」として知られとって、確か今は、中古車でも程度のエエもんやったら2000万円以上で売られとる「ニッサンGTR」に乗っとるし、休みの日には、愛車でサーキットを走ることもあるんや。
このことについて、本人は、「コーナリングやコース取り、アクセルやブレーキの踏み方など、競馬につながる部分も多くて勉強になる」っちゅう話をしとります。
そんでもって今回は、森秀行君が京王杯2歳Sに使う、ユウファラオのことを報告しとくで。
大阪府の大阪市で生まれた育った森君は、守口市にある「大阪電気通信大学高校」に進んで、その頃、スポーツ新聞の記事を見て「調教師になりたい」と思うようになって、実際、高校を出てからは、北海道に引っ越して、「社台ファーム」とかで働いて馬のことを勉強しとったんや。
それからは、皆さんもよう知っとる通り、森君は、1981年の2月から戸山為夫厩舎で厩務員をやって、この年の11月からは調教助手をやっとりました。
戸山厩舎っちゅうたら、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアとか、1992年の皐月賞とダービーを勝ったミホノブルボンなどを管理しとったことでお馴染みですな。
1993年、調教師の試験に受かった森君は、この年の5月に戸山さんが亡くなったんで、急遽、厩舎を引き継ぐ形で9月に開業しとります。
で、2ヶ月後には早くも、レガシーワールドを使ったジャパンCを勝って、周りをアッと言わせましたな。
それからも、シーキングザパールを使った1997年のNHKマイルCや、エアシャカールを使った2000年の皐月賞と菊花賞や、ノボトゥルーを使った2001年のフェブラリーSや、キャプテントゥーレを使った2008年の皐月賞とか、大きなレースで結果を残しとるし、2009年には、それまで渡辺栄さんと山内研二さんの二人しか達成しとらんかった、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります。
そうそう、森君は、管理馬を海外のレースにどんどん挑戦させとって、1995年にはフジヤマケンザンで香港国際C(現在の香港C)を勝っとりますし、1998年にはフランスのモーリス・ド・ギース賞をシーキングザパールで、2000年にはイギリスのジュライCをアグネスワールドで、2020年はサウジアラビアのサンバサウジダービーCをフルフラットで、2021年はサウジアラビアのサウジダービーをピンクカメハメハで勝つとか、キッチリ結果を残しとりますな。
しかも、2001年には、「54勝・獲得賞金12億4585万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとったんや。
ただ、それからは伸び悩んどって、2020年までの5年間も、
2016年→22勝・獲得賞金4億2380万円
2017年→14勝・獲得賞金3億5125万円
2018年→18勝・獲得賞金3億9746万円
2019年→15勝・獲得賞金3億2025万円
2020年→21勝・獲得賞金3億7260万円
っちゅう形で、昔の森厩舎を知っとる者やったら、誰が見ても物足りん数字が続いとったけど、2021年からの3年間は、
2021年→33勝(重賞は3勝)・獲得賞金6億9150万円
2022年→26勝(重賞は2勝)・獲得賞金6億2770万円
2023年→31勝(重賞は1勝)・獲得賞金7億4841万円
っちゅう成績を残して巻き返しに成功しとります。
そんで…
森君は、栗東トレセンの中で、「大の車好き」として知られとって、確か今は、中古車でも程度のエエもんやったら2000万円以上で売られとる「ニッサンGTR」に乗っとるし、休みの日には、愛車でサーキットを走ることもあるんや。
このことについて、本人は、「コーナリングやコース取り、アクセルやブレーキの踏み方など、競馬につながる部分も多くて勉強になる」っちゅう話をしとります。
そんでもって今回は、森秀行君が京王杯2歳Sに使う、ユウファラオのことを報告しとくで。
大阪府の大阪市で生まれた育った森君は、守口市にある「大阪電気通信大学高校」に進んで、その頃、スポーツ新聞の記事を見て「調教師になりたい」と思うようになって、実際、高校を出てからは、北海道に引っ越して、「社台ファーム」とかで働いて馬のことを勉強しとったんや。
それからは、皆さんもよう知っとる通り、森君は、1981年の2月から戸山為夫厩舎で厩務員をやって、この年の11月からは調教助手をやっとりました。
戸山厩舎っちゅうたら、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアとか、1992年の皐月賞とダービーを勝ったミホノブルボンなどを管理しとったことでお馴染みですな。
1993年、調教師の試験に受かった森君は、この年の5月に戸山さんが亡くなったんで、急遽、厩舎を引き継ぐ形で9月に開業しとります。
で、2ヶ月後には早くも、レガシーワールドを使ったジャパンCを勝って、周りをアッと言わせましたな。
それからも、シーキングザパールを使った1997年のNHKマイルCや、エアシャカールを使った2000年の皐月賞と菊花賞や、ノボトゥルーを使った2001年のフェブラリーSや、キャプテントゥーレを使った2008年の皐月賞とか、大きなレースで結果を残しとるし、2009年には、それまで渡辺栄さんと山内研二さんの二人しか達成しとらんかった、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります。
そうそう、森君は、管理馬を海外のレースにどんどん挑戦させとって、1995年にはフジヤマケンザンで香港国際C(現在の香港C)を勝っとりますし、1998年にはフランスのモーリス・ド・ギース賞をシーキングザパールで、2000年にはイギリスのジュライCをアグネスワールドで、2020年はサウジアラビアのサンバサウジダービーCをフルフラットで、2021年はサウジアラビアのサウジダービーをピンクカメハメハで勝つとか、キッチリ結果を残しとりますな。
しかも、2001年には、「54勝・獲得賞金12億4585万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとったんや。
ただ、それからは伸び悩んどって、2020年までの5年間も、
2016年→22勝・獲得賞金4億2380万円
2017年→14勝・獲得賞金3億5125万円
2018年→18勝・獲得賞金3億9746万円
2019年→15勝・獲得賞金3億2025万円
2020年→21勝・獲得賞金3億7260万円
っちゅう形で、昔の森厩舎を知っとる者やったら、誰が見ても物足りん数字が続いとったけど、2021年からの3年間は、
2021年→33勝(重賞は3勝)・獲得賞金6億9150万円
2022年→26勝(重賞は2勝)・獲得賞金6億2770万円
2023年→31勝(重賞は1勝)・獲得賞金7億4841万円
っちゅう成績を残して巻き返しに成功しとります。
そんで…
発信者:馬主情報部・生産者C
掲載日:2025/11/06 (木) 16:42
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:スクリーンヒーローなどが代表的な存在です
掲載日:2025/11/06 (木) 16:42
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:スクリーンヒーローなどが代表的な存在です
11月16日(日)には、「神戸マラソン2025」が開催されます。
今回は、去年までとコースが変更されていて、折り返し地点が明石市の大蔵海岸になっていますし、前回まであった神戸大橋のアップダウンがなくなっていて、最大高低差が10mというフラットなコースになっていますから、トップレベルのランナー達がどんな記録を出すのか、目が離せません。
さて、マラソンの話はほどほどにして、ここから本題に入りますと、今回は、「社台グループオーナーズ」がアルゼンチン共和国杯に出走させる、ホーエリートについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュや、今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は…
今回は、去年までとコースが変更されていて、折り返し地点が明石市の大蔵海岸になっていますし、前回まであった神戸大橋のアップダウンがなくなっていて、最大高低差が10mというフラットなコースになっていますから、トップレベルのランナー達がどんな記録を出すのか、目が離せません。
さて、マラソンの話はほどほどにして、ここから本題に入りますと、今回は、「社台グループオーナーズ」がアルゼンチン共和国杯に出走させる、ホーエリートについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュや、今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2025/11/06 (木) 14:39
対象レース:2025/11/09(日)京都11R・みやこS
見出し:馬術でオリンピックを目指しとったんやけど…
掲載日:2025/11/06 (木) 14:39
対象レース:2025/11/09(日)京都11R・みやこS
見出し:馬術でオリンピックを目指しとったんやけど…
お疲れさんです。
今回は、池添学先生の厩舎がみやこSに登録している、ドゥラエレーデについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが、同じ栗東に厩舎を構えとって、一昨年の2月に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になることを諦めたそうですわ。
けど、それがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからどんどん上達しとったし、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将を任されたほど、馬乗りが達者なんや。
学先生がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、2022年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、今年の4月から、競馬学校の騎手課程で馬乗りの技術を教わっとりますな。
大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、33歳やった2014年に、めでたく調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年に21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどって、それから去年までも、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
2021年→33勝・獲得賞金7億8951万円
2022年→40勝・獲得賞金9億2460万円
2023年→32勝・獲得賞金8億2122万円
2024年→32勝・獲得賞金9億4332万円
っちゅう形で、2021年と2023年以外は、ずっと成績が「右肩上がり」やったし、2022年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてのGI勝ちを飾っとったんですわ。
ただ…
今回は、池添学先生の厩舎がみやこSに登録している、ドゥラエレーデについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが、同じ栗東に厩舎を構えとって、一昨年の2月に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になることを諦めたそうですわ。
けど、それがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからどんどん上達しとったし、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将を任されたほど、馬乗りが達者なんや。
学先生がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、2022年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、今年の4月から、競馬学校の騎手課程で馬乗りの技術を教わっとりますな。
大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、33歳やった2014年に、めでたく調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年に21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどって、それから去年までも、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
2021年→33勝・獲得賞金7億8951万円
2022年→40勝・獲得賞金9億2460万円
2023年→32勝・獲得賞金8億2122万円
2024年→32勝・獲得賞金9億4332万円
っちゅう形で、2021年と2023年以外は、ずっと成績が「右肩上がり」やったし、2022年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてのGI勝ちを飾っとったんですわ。
ただ…
発信者:調教師情報部・美浦記者C
掲載日:2025/11/06 (木) 13:58
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:トロットサンダーの厩舎で調教助手をやっていましたね
掲載日:2025/11/06 (木) 13:58
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:トロットサンダーの厩舎で調教助手をやっていましたね
お疲れさまです。
知っている方もいると思いますが、美浦トレセンでは、今年の4月から、毎月の第2水曜日に、「ターフプラザ早朝開放」が行われているんですよ。
このイベントでは、広報会館の4階にあるターフプラザから調教の様子を眺めることができて、現役の乗り役や調教師と交流できるということもあって、毎回、多くの参加者がいますし、特に今の時期は、GIなどの大きなレースに備えて実績のある馬が在厩していますから、来週の開催でも多くの人が参加するでしょうね。
ただ、今回はそれについての連絡ではなく、加藤征弘(ゆきひろ)厩舎が京王杯2歳Sに登録している、フクチャンショウについての連絡です。
僕より皆さんの方が詳しいと思いますけど、加藤先生は、お祖父さんとお父さんが馬主さんという、競馬が身近な家庭で育っていて、子供の頃は乗馬のスポーツ少年団に入っていましたし、高校に進んでからは馬術部に入っていましたから、競馬の世界を目指したのは当たり前のことだったのでしょう。
1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入った加藤先生は、その年の9月から、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(現在の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでお馴染みだった二本柳俊一厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、安田記念を勝ったトロットサンダーなどでお馴染みだった相川勝敏厩舎で調教助手をやっていました。
2001年、調教師の試験に受かった加藤先生は、栗東の森秀行厩舎で技術調教師をやって経験を積んで、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
加藤先生の厩舎は、最初の年こそ「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績でしたけど、次の年は「26勝・獲得賞金4億4246万円」と一気に数字を伸ばしていましたし、3年目だった2004年は、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。
しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、今までで一番いい数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。
2015年の加藤先生は、ノンコノユメで地方交流G1のジャパンダートダービーを勝って、4500万円の賞金を稼いでいましたし、JRAでも、この馬でユニコーンSと武蔵野Sを勝つなど、「30勝・獲得賞金6億3629万円」という好成績を残していました。
その後は、
2016年→37勝・獲得賞金5億9744万円
2017年→26勝・獲得賞金4億0691万円
2018年→34勝・獲得賞金5億9583万円
2019年→33勝・獲得賞金5億4207万円
2020年→31勝・獲得賞金5億8243万円
2021年→29勝・獲得賞金4億3763万円
2022年→29勝・獲得賞金4億8075万円
2023年→29勝獲得賞金4億5569万円
という形で数字が伸び悩んでいたんですけど、去年は、エコロブルームでニュージーランドT、アドマイヤベルでフローラSを勝つなど、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「6億6057万円」と、巻き返しに成功しています。
ただ…
知っている方もいると思いますが、美浦トレセンでは、今年の4月から、毎月の第2水曜日に、「ターフプラザ早朝開放」が行われているんですよ。
このイベントでは、広報会館の4階にあるターフプラザから調教の様子を眺めることができて、現役の乗り役や調教師と交流できるということもあって、毎回、多くの参加者がいますし、特に今の時期は、GIなどの大きなレースに備えて実績のある馬が在厩していますから、来週の開催でも多くの人が参加するでしょうね。
ただ、今回はそれについての連絡ではなく、加藤征弘(ゆきひろ)厩舎が京王杯2歳Sに登録している、フクチャンショウについての連絡です。
僕より皆さんの方が詳しいと思いますけど、加藤先生は、お祖父さんとお父さんが馬主さんという、競馬が身近な家庭で育っていて、子供の頃は乗馬のスポーツ少年団に入っていましたし、高校に進んでからは馬術部に入っていましたから、競馬の世界を目指したのは当たり前のことだったのでしょう。
1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入った加藤先生は、その年の9月から、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(現在の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでお馴染みだった二本柳俊一厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、安田記念を勝ったトロットサンダーなどでお馴染みだった相川勝敏厩舎で調教助手をやっていました。
2001年、調教師の試験に受かった加藤先生は、栗東の森秀行厩舎で技術調教師をやって経験を積んで、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
加藤先生の厩舎は、最初の年こそ「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績でしたけど、次の年は「26勝・獲得賞金4億4246万円」と一気に数字を伸ばしていましたし、3年目だった2004年は、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。
しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、今までで一番いい数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。
2015年の加藤先生は、ノンコノユメで地方交流G1のジャパンダートダービーを勝って、4500万円の賞金を稼いでいましたし、JRAでも、この馬でユニコーンSと武蔵野Sを勝つなど、「30勝・獲得賞金6億3629万円」という好成績を残していました。
その後は、
2016年→37勝・獲得賞金5億9744万円
2017年→26勝・獲得賞金4億0691万円
2018年→34勝・獲得賞金5億9583万円
2019年→33勝・獲得賞金5億4207万円
2020年→31勝・獲得賞金5億8243万円
2021年→29勝・獲得賞金4億3763万円
2022年→29勝・獲得賞金4億8075万円
2023年→29勝獲得賞金4億5569万円
という形で数字が伸び悩んでいたんですけど、去年は、エコロブルームでニュージーランドT、アドマイヤベルでフローラSを勝つなど、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「6億6057万円」と、巻き返しに成功しています。
ただ…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2025/11/06 (木) 11:41
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:大阪府立大学を出とるんですわ
掲載日:2025/11/06 (木) 11:41
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:大阪府立大学を出とるんですわ
日没が早くなる今くらいの時期は、「冬バテ」になる人が増えてくるんですわ。
「冬バテ」っちゅうのは、日照時間が減って、「幸せホルモン」と言われとる「セロトニン」の分泌が減ると起きることが多くて、身体のダルさを感じたり、食欲不振になることがあるんで、なるべく太陽の光を浴びるようにしたり、運動をしてストレスを減らすようにしたりして、対策をするのがオススメなんや。
でもって今回は、友道康夫君がアルゼンチン共和国杯に登録しとる、セレシオンの話をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、兵庫県赤穂市出身の友道康夫君は、大阪府立大学の農学部獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英厩舎で調教助手をやっとりましたな。
ちなみに、彼がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかでお馴染みやった白井寿昭さんが、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。
友道君が浅見厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったし、NHKマイルCやジャパンCダートを勝ったクロフネを担当しとったんやから、ホンマにエエ経験ができたんやろ。
2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道君は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。
しかも彼は、レースを多く勝つだけやなくて、
2013年と2014年のヴィクトリアマイルを勝ったヴィルシーナ
2016年のダービーを勝ったマカヒキ
2016年の秋華賞と2017年のドバイターフを勝ったヴィブロス
2018年のダービーを勝ったワグネリアン
2019年のNHKマイルCと香港マイルなどを勝ったアドマイヤマーズ
2019年の菊花賞と2021年の天皇賞・春を勝ったワールドプレミア
2022年のダービーと去年のジャパンCなどを勝ったドウデュース
など、多くの馬を活躍させとって、今までにJRAのGIを23回も勝っとるし、他も入れたら重賞を77勝もしとりますな。
2012年の友道君は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう成績を残しとって、それから2015年までは2012年の数字を超えられなかったんやけど、2016年からの9年間は、
2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円
2020年→50勝・獲得賞金11億1020万円
2021年→48勝・獲得賞金14億2059万円
2022年→40勝・獲得賞金15億9590万円
2023年→41勝・獲得賞金18億2003万円
2024年→53勝・獲得賞金22億9614万円
と書けば分かる通りで、毎年10億円以上の賞金を稼いどったし、特に去年は、勝利数と賞金のどっちも、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ…
「冬バテ」っちゅうのは、日照時間が減って、「幸せホルモン」と言われとる「セロトニン」の分泌が減ると起きることが多くて、身体のダルさを感じたり、食欲不振になることがあるんで、なるべく太陽の光を浴びるようにしたり、運動をしてストレスを減らすようにしたりして、対策をするのがオススメなんや。
でもって今回は、友道康夫君がアルゼンチン共和国杯に登録しとる、セレシオンの話をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、兵庫県赤穂市出身の友道康夫君は、大阪府立大学の農学部獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英厩舎で調教助手をやっとりましたな。
ちなみに、彼がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかでお馴染みやった白井寿昭さんが、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。
友道君が浅見厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったし、NHKマイルCやジャパンCダートを勝ったクロフネを担当しとったんやから、ホンマにエエ経験ができたんやろ。
2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道君は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。
しかも彼は、レースを多く勝つだけやなくて、
2013年と2014年のヴィクトリアマイルを勝ったヴィルシーナ
2016年のダービーを勝ったマカヒキ
2016年の秋華賞と2017年のドバイターフを勝ったヴィブロス
2018年のダービーを勝ったワグネリアン
2019年のNHKマイルCと香港マイルなどを勝ったアドマイヤマーズ
2019年の菊花賞と2021年の天皇賞・春を勝ったワールドプレミア
2022年のダービーと去年のジャパンCなどを勝ったドウデュース
など、多くの馬を活躍させとって、今までにJRAのGIを23回も勝っとるし、他も入れたら重賞を77勝もしとりますな。
2012年の友道君は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう成績を残しとって、それから2015年までは2012年の数字を超えられなかったんやけど、2016年からの9年間は、
2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円
2020年→50勝・獲得賞金11億1020万円
2021年→48勝・獲得賞金14億2059万円
2022年→40勝・獲得賞金15億9590万円
2023年→41勝・獲得賞金18億2003万円
2024年→53勝・獲得賞金22億9614万円
と書けば分かる通りで、毎年10億円以上の賞金を稼いどったし、特に去年は、勝利数と賞金のどっちも、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2025/11/04 (火) 16:35
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:パチンコ機器販売企業のトップが…
掲載日:2025/11/04 (火) 16:35
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:パチンコ機器販売企業のトップが…
お疲れさまです。
今回、私から報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「東京ホースレーシング」が京王杯2歳Sに登録している、レッドスティンガーについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを制したユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を制したユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワライディング」です。
クラブの名称が変更された理由は、「エヴァンゲリオンシリーズ」などで広く知られているパチンコ機器販売大手、「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長を、少し前まで務めており、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、クラブ法人の名称が変更された2007年に、愛馬会法人の名称も「ユーワホースクラブ」から「東京サラブレッドクラブ」となり、現在は「レッド」と「ルージュ」の冠名で募集馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したレッドリヴェールや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を制するなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
その後の2年間は、
2020年→40勝・獲得賞金8億9869万円
2021年→39勝・獲得賞金7億1459万円
と、成績が完全に右肩下がりとなっておりましたが、2022年は、レッドガランが中山金杯と新潟大賞典を制するなど、「44勝・獲得賞金8億2714万円」という、2021年を上回る成績を残しており、一昨年も、レッドモンレーヴが京王杯SCを制するなど、合計で40勝を上げ、獲得賞金は「9億9149万円」と、2022年を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
ただ、昨年は、合計で46勝を上げたものの、七夕賞を制したレッドラディエンス以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「8億7707万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
そして…
今回、私から報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「東京ホースレーシング」が京王杯2歳Sに登録している、レッドスティンガーについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを制したユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を制したユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワライディング」です。
クラブの名称が変更された理由は、「エヴァンゲリオンシリーズ」などで広く知られているパチンコ機器販売大手、「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長を、少し前まで務めており、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、クラブ法人の名称が変更された2007年に、愛馬会法人の名称も「ユーワホースクラブ」から「東京サラブレッドクラブ」となり、現在は「レッド」と「ルージュ」の冠名で募集馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したレッドリヴェールや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を制するなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
その後の2年間は、
2020年→40勝・獲得賞金8億9869万円
2021年→39勝・獲得賞金7億1459万円
と、成績が完全に右肩下がりとなっておりましたが、2022年は、レッドガランが中山金杯と新潟大賞典を制するなど、「44勝・獲得賞金8億2714万円」という、2021年を上回る成績を残しており、一昨年も、レッドモンレーヴが京王杯SCを制するなど、合計で40勝を上げ、獲得賞金は「9億9149万円」と、2022年を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
ただ、昨年は、合計で46勝を上げたものの、七夕賞を制したレッドラディエンス以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「8億7707万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
そして…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2025/11/04 (火) 15:16
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:「大宮国際カントリークラブ」などの経営が主な事業です
掲載日:2025/11/04 (火) 15:16
対象レース:2025/11/09(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:「大宮国際カントリークラブ」などの経営が主な事業です
本日の東京外国為替市場における円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比37銭の円高・ドル安となる、1ドル=153円91~92銭で推移しておりました。
昨日、発表されたアメリカ経済の指標により、景気の減速感が意識されていることなどから、円を買いドルを売る動きが目立っておりましたので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、西山茂行オーナーがアルゼンチン共和国杯に登録している、ニシノレヴナントについての報告をしておきましょう。
西山オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎました。
その後は、2008年に、ニシノフラワーなど約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。
なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。
JRA馬主としての西山オーナーは、キャリアが約40年に及んでいる大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の調査委員長を務めております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、
2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー
2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン
2016年と2017年の京阪杯を制したネロ
2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ
2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと2022年と昨年の中山大障害を制したニシノデイジー
といった名前が挙げられるでしょう。
2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。
その後は成績が伸び悩み、2021年までの3年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円
と、物足りない数字に留まっておりましたが、2022年は、先述した通り、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しており、一昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、2022年を上回っております。
更に、昨年も好調が続いており、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億5014万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
ただ、今年は…
昨日、発表されたアメリカ経済の指標により、景気の減速感が意識されていることなどから、円を買いドルを売る動きが目立っておりましたので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、西山茂行オーナーがアルゼンチン共和国杯に登録している、ニシノレヴナントについての報告をしておきましょう。
西山オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎました。
その後は、2008年に、ニシノフラワーなど約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。
なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。
JRA馬主としての西山オーナーは、キャリアが約40年に及んでいる大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の調査委員長を務めております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、
2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー
2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン
2016年と2017年の京阪杯を制したネロ
2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ
2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと2022年と昨年の中山大障害を制したニシノデイジー
といった名前が挙げられるでしょう。
2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。
その後は成績が伸び悩み、2021年までの3年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円
と、物足りない数字に留まっておりましたが、2022年は、先述した通り、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しており、一昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、2022年を上回っております。
更に、昨年も好調が続いており、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億5014万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
ただ、今年は…
発信者:馬主情報部・一口馬主クラブ関係者U
掲載日:2025/11/04 (火) 14:20
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:サンドピアリスなどが代表的な存在ですね
掲載日:2025/11/04 (火) 14:20
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:サンドピアリスなどが代表的な存在ですね
皆さん、お疲れ様です。
先週のファンタジーSは、サートゥルナーリア産駒のフェスティバルヒルが勝ちましたね。
サートゥルナーリアは、父がロードカナロア、母がシーザリオという血統で、兄には、2014年のジャパンCなどを勝ったエピファネイアや、2015年の朝日杯FSを勝ったリオンディーズなどがいます。
現役時代に、2019年の皐月賞などを勝っているサートゥルナーリアは、2021年の1月18日(月)から社台スタリオンステーションで繫養されていて、初年度の種付け料は600万円だったんですけど、さっき名前を挙げた2頭、エピファネイアとリオンディーズが種牡馬として活躍していることや、産駒の評判がいいことなどから、今年の種付け料は1000万円に上がっていますし、実際、先週のフェスティバルヒルや、京都新聞杯を勝ったショウヘイといった活躍馬を出していますから、今後も目が離せませんね。
ところで、私は京王杯2歳Sで、「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」が登録しているシャオママルに注目しています。
1986年に、多くの生産牧場が株主になって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」(以下、ユニオンと記載)は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」です。
「ユニオン」の設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」がいくつもあります。
ちなみに、2022年の9月まで愛馬会法人・「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役を務めていた藤原悟郎さんは、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産したことで広く知られている「藤原牧場」の代表でもあって、「株式会社ジェイエス」の代表取締役も務めていたこともあるんですよ。
「ユニオン」は、今までにJRAで1600頭以上を走らせていて、過去の代表的な存在としては、
1989年のエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリス
1993年の鳴尾記念を勝ったルーブルアクト
2008年の福島記念を勝ったマンハッタンスカイ
2011年のフィリーズレビューを勝ったフレンチカクタス
2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタ
といった名前が挙げられます。
1997年の「ユニオン」は、37勝を上げて、今までで一番多い「6億8057万円」の賞金を稼いでいましたし、2018年には、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、22勝を上げて、「6億2227万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の5年間は、
2019年→26勝・獲得賞金3億8988万円
2020年→17勝・獲得賞金3億5678万円
2021年→25勝・獲得賞金4億9603万円
2022年→26勝・獲得賞金4億6214万円
2023年→20勝・獲得賞金4億8199万円
と書けば分かる通り、賞金が伸び悩んでいましたし、去年は、キングズソードが地方交流G1の帝王賞を勝って、「8000万円」の賞金を稼ぎましたけど、JRAでは、「17勝・獲得賞金3億9303万円」という成績で、一昨年を下回ってしまったんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたっては、「ユニオン」の関係者全員が巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、カピリナで函館スプリントSを勝つなど、先週までに17勝を上げて、稼いだ賞金が「3億6096万円」と、もう去年の9割以上になっています。
ですから、今はクラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そうそう、「ユニオン」は…
先週のファンタジーSは、サートゥルナーリア産駒のフェスティバルヒルが勝ちましたね。
サートゥルナーリアは、父がロードカナロア、母がシーザリオという血統で、兄には、2014年のジャパンCなどを勝ったエピファネイアや、2015年の朝日杯FSを勝ったリオンディーズなどがいます。
現役時代に、2019年の皐月賞などを勝っているサートゥルナーリアは、2021年の1月18日(月)から社台スタリオンステーションで繫養されていて、初年度の種付け料は600万円だったんですけど、さっき名前を挙げた2頭、エピファネイアとリオンディーズが種牡馬として活躍していることや、産駒の評判がいいことなどから、今年の種付け料は1000万円に上がっていますし、実際、先週のフェスティバルヒルや、京都新聞杯を勝ったショウヘイといった活躍馬を出していますから、今後も目が離せませんね。
ところで、私は京王杯2歳Sで、「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」が登録しているシャオママルに注目しています。
1986年に、多くの生産牧場が株主になって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」(以下、ユニオンと記載)は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」です。
「ユニオン」の設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」がいくつもあります。
ちなみに、2022年の9月まで愛馬会法人・「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役を務めていた藤原悟郎さんは、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産したことで広く知られている「藤原牧場」の代表でもあって、「株式会社ジェイエス」の代表取締役も務めていたこともあるんですよ。
「ユニオン」は、今までにJRAで1600頭以上を走らせていて、過去の代表的な存在としては、
1989年のエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリス
1993年の鳴尾記念を勝ったルーブルアクト
2008年の福島記念を勝ったマンハッタンスカイ
2011年のフィリーズレビューを勝ったフレンチカクタス
2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタ
といった名前が挙げられます。
1997年の「ユニオン」は、37勝を上げて、今までで一番多い「6億8057万円」の賞金を稼いでいましたし、2018年には、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、22勝を上げて、「6億2227万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の5年間は、
2019年→26勝・獲得賞金3億8988万円
2020年→17勝・獲得賞金3億5678万円
2021年→25勝・獲得賞金4億9603万円
2022年→26勝・獲得賞金4億6214万円
2023年→20勝・獲得賞金4億8199万円
と書けば分かる通り、賞金が伸び悩んでいましたし、去年は、キングズソードが地方交流G1の帝王賞を勝って、「8000万円」の賞金を稼ぎましたけど、JRAでは、「17勝・獲得賞金3億9303万円」という成績で、一昨年を下回ってしまったんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたっては、「ユニオン」の関係者全員が巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、カピリナで函館スプリントSを勝つなど、先週までに17勝を上げて、稼いだ賞金が「3億6096万円」と、もう去年の9割以上になっています。
ですから、今はクラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そうそう、「ユニオン」は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2025/11/04 (火) 13:17
対象レース:2025/11/09(日)京都11R・みやこS
見出し:「宝仙堂すっぽんコラーゲン」などを販売しております
掲載日:2025/11/04 (火) 13:17
対象レース:2025/11/09(日)京都11R・みやこS
見出し:「宝仙堂すっぽんコラーゲン」などを販売しております
皆さまお元気ですか。
今回は、みやこSにサイモンザナドゥを登録している澤田昭紀オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、澤田オーナーは、少し前まで、東京都千代田区の外神田に本社を構え、医薬品と健康食品の製造などを手掛けている、「株式会社宝仙堂」の代表取締役社長を務めておりました。
創業が1921年と、100年以上の歴史を誇る同社は、1980年から販売している超ロングセラー商品の健康補助サプリメント・「パワーライフ」をはじめ、スポーツ新聞などで広告をよく目にする滋養強壮サプリメント・「凄十(すごじゅう)」や、美容補助サプリメント・「宝仙堂すっぽんコラーゲン」など、原材料に「すっぽん」を用いた人気商品を取り扱っている上、2015年の10月からは、1本で「ヨーグルト10リットル分の乳酸菌」を摂取できる、「美のフローラゼリーFK23」を販売しております。
また、これらの商品は、本社ビルの1階にある「Health&Beauty宝仙堂・外神田本店」など、都内にある3つの直営店舗で購入できる上、全国の主要コンビニやドラッグストアなどでも取り扱っておりますので、同社の代表取締役社長を務めていた澤田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての澤田オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2008年でして、それからこれまでに40頭以上を所有しており、2022年は、サイモンハロルドが清州Sを制するなど、合計で7勝を上げ、「1億0249万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、一昨年は、6勝を上げたものの、特別レースを1勝もできなかったことなどから、獲得賞金が「8762万円」と、2022年を下回っており、その上、昨年は更に状況が悪化しており、平場の1勝しか上げられなかったことなどから、獲得賞金が「6214万円」と、一昨年を下回っております。
当然、今年を迎えるにあたって、澤田オーナーは巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、先週までに4勝を上げ、獲得賞金が「1億1182万円」と、既にキャリアハイの数字となっておりますので、現在の澤田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、澤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
1頭を3520万円で落札
■7月21日(月)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を2585万円で落札
と、計3頭の落札に総額6105万円を投じております(落札価格は全て税込表記)。
当然、現在の澤田オーナーは…
今回は、みやこSにサイモンザナドゥを登録している澤田昭紀オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、澤田オーナーは、少し前まで、東京都千代田区の外神田に本社を構え、医薬品と健康食品の製造などを手掛けている、「株式会社宝仙堂」の代表取締役社長を務めておりました。
創業が1921年と、100年以上の歴史を誇る同社は、1980年から販売している超ロングセラー商品の健康補助サプリメント・「パワーライフ」をはじめ、スポーツ新聞などで広告をよく目にする滋養強壮サプリメント・「凄十(すごじゅう)」や、美容補助サプリメント・「宝仙堂すっぽんコラーゲン」など、原材料に「すっぽん」を用いた人気商品を取り扱っている上、2015年の10月からは、1本で「ヨーグルト10リットル分の乳酸菌」を摂取できる、「美のフローラゼリーFK23」を販売しております。
また、これらの商品は、本社ビルの1階にある「Health&Beauty宝仙堂・外神田本店」など、都内にある3つの直営店舗で購入できる上、全国の主要コンビニやドラッグストアなどでも取り扱っておりますので、同社の代表取締役社長を務めていた澤田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての澤田オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2008年でして、それからこれまでに40頭以上を所有しており、2022年は、サイモンハロルドが清州Sを制するなど、合計で7勝を上げ、「1億0249万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、一昨年は、6勝を上げたものの、特別レースを1勝もできなかったことなどから、獲得賞金が「8762万円」と、2022年を下回っており、その上、昨年は更に状況が悪化しており、平場の1勝しか上げられなかったことなどから、獲得賞金が「6214万円」と、一昨年を下回っております。
当然、今年を迎えるにあたって、澤田オーナーは巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、先週までに4勝を上げ、獲得賞金が「1億1182万円」と、既にキャリアハイの数字となっておりますので、現在の澤田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、澤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
1頭を3520万円で落札
■7月21日(月)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を2585万円で落札
と、計3頭の落札に総額6105万円を投じております(落札価格は全て税込表記)。
当然、現在の澤田オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2025/11/03 (月) 19:02
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:今年は海外の重賞を制しておりますが…
掲載日:2025/11/03 (月) 19:02
対象レース:2025/11/08(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:今年は海外の重賞を制しておりますが…
今週、ホールに導入される新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「株式会社平和」から出るパチンコ機、「eルパン三世VSキャッツ・アイ」です。
本機は、ルパン三世のアニメ化50周年と、キャッツ・アイの原作40周年を記念して制作されており、ラッキートリガーへの突入率が「515・8分の1」と、非常に高く設定されておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」が京王杯2歳Sに登録している、ルートサーティーンについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、他の大手と比較すれば、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人・G1サラブレッドクラブ」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人・G1レーシング」の代表は、晴哉氏のご子息であり、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に実績を積み重ねており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
2022年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。
ただ、その後の2年間は、
2023年→50勝・獲得賞金10億3932万円
2024年→40勝・獲得賞金9億7290万円
と記せば分かる通り、右肩下がりの成績となっております。
その上…
本機は、ルパン三世のアニメ化50周年と、キャッツ・アイの原作40周年を記念して制作されており、ラッキートリガーへの突入率が「515・8分の1」と、非常に高く設定されておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」が京王杯2歳Sに登録している、ルートサーティーンについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、他の大手と比較すれば、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人・G1サラブレッドクラブ」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人・G1レーシング」の代表は、晴哉氏のご子息であり、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に実績を積み重ねており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
2022年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。
ただ、その後の2年間は、
2023年→50勝・獲得賞金10億3932万円
2024年→40勝・獲得賞金9億7290万円
と記せば分かる通り、右肩下がりの成績となっております。
その上…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2025/11/01 (土) 18:24
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:須貝尚介先生とかが競馬学校騎手課程の同期ですな
掲載日:2025/11/01 (土) 18:24
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:須貝尚介先生とかが競馬学校騎手課程の同期ですな
まいど。
今週の天皇賞・秋では、石橋守先生が使うメイショウタバルが気になっとります。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通りで、石橋先生は、親父さんの守義さんが、皐月賞や菊花賞を勝ったダイナナホウシユウや、桜花賞を勝ったホウシユウクインとかを管理しとった上田武司厩舎の厩務員やったんで、子供の頃から栗東に住んどって、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったんですわ。
ちなみに石橋先生は、栗東中学の3年生やった時に水泳部のキャプテンを任されとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。
それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。
乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の京阪杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1995年のフェブラリーSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で473勝を上げとったし、ライブリマウントで第1回のドバイワールドCに出て6着でしたな。
2012年の12月、2回目の挑戦でめでたく調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
乗り役を引退してから自分の厩舎を開業するまでの1年間は、技術調教師として河内洋厩舎に所属して、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、
2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円
2019年→18勝・獲得賞金3億2863万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったんや。
それから、2022年までの3年間は、
2020年→11勝・獲得賞金2億3272万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8396万円
2022年→23勝・獲得賞金3億1649万円
っちゅう成績で、2019年の数字を下回ってしもうたんやけど、一昨年は、「23勝・獲得賞金3億4211万円」ちゅう成績で、前の年までを上回って、巻き返しに成功しとったし、去年は、メイショウタバルを使った毎日杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、この馬で神戸新聞杯も勝つなど、全部で23勝を上げて、稼いだ賞金が「5億0400万円」と、一昨年を大きく上回っとったんですわ。
それに…
今週の天皇賞・秋では、石橋守先生が使うメイショウタバルが気になっとります。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通りで、石橋先生は、親父さんの守義さんが、皐月賞や菊花賞を勝ったダイナナホウシユウや、桜花賞を勝ったホウシユウクインとかを管理しとった上田武司厩舎の厩務員やったんで、子供の頃から栗東に住んどって、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったんですわ。
ちなみに石橋先生は、栗東中学の3年生やった時に水泳部のキャプテンを任されとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。
それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。
乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の京阪杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1995年のフェブラリーSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で473勝を上げとったし、ライブリマウントで第1回のドバイワールドCに出て6着でしたな。
2012年の12月、2回目の挑戦でめでたく調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
乗り役を引退してから自分の厩舎を開業するまでの1年間は、技術調教師として河内洋厩舎に所属して、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、
2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円
2019年→18勝・獲得賞金3億2863万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったんや。
それから、2022年までの3年間は、
2020年→11勝・獲得賞金2億3272万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8396万円
2022年→23勝・獲得賞金3億1649万円
っちゅう成績で、2019年の数字を下回ってしもうたんやけど、一昨年は、「23勝・獲得賞金3億4211万円」ちゅう成績で、前の年までを上回って、巻き返しに成功しとったし、去年は、メイショウタバルを使った毎日杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、この馬で神戸新聞杯も勝つなど、全部で23勝を上げて、稼いだ賞金が「5億0400万円」と、一昨年を大きく上回っとったんですわ。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2025/11/01 (土) 17:38
対象レース:2025/11/02(日)京都11R・まほろばS
見出し:「スーパーGT」に「フェラーリF430GT」で参戦しておりました
掲載日:2025/11/01 (土) 17:38
対象レース:2025/11/02(日)京都11R・まほろばS
見出し:「スーパーGT」に「フェラーリF430GT」で参戦しておりました
お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、大八木信行オーナーがまほろばSに出走させる、ダイシンヤマトのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、大八木オーナーの本業は、京都市の伏見区に拠点を構えている、「京都資材建設株式会社」の代表取締役です。
また、モータースポーツに詳しい方であれば、大八木オーナーのことを、「レーシングドライバー」や、「レーシングチームの監督」と認識していることでしょう。
何しろ、大八木オーナーは、レーシングドライバーとして、「ダイシンADVANシルビア」を駆り、2001年の「全日本GT選手権」(現在のスーパーGT)でシリーズチャンピオンとなった実績がある上、その後、自身が監督を務めていた「チーム・ダイシン」では、2009年の「スーパーGT」に「フェラーリF430GT」で参戦し、同年の「アジアルマンシリーズ・岡山ラウンド」にも参戦するなど、様々な活動を行っていたのですから。
2021年も、「チーム・ダイシン」のドライバーとして「スーパー耐久シリーズ」に参戦しており、第3戦の「富士24時間レース」で優勝しておりました。
なお、馬主としての大八木オーナーは、35年以上に渡ってJRAで所有馬を走らせている大ベテランでして、「京都馬主協会」の会長を務めていた時期があり、現在は、「日本馬主協会連合会」の会長代行を務めており、これまでの代表的な所有馬として挙げられるのは、2010年のアンタレスSと2011年の平安Sを制したダイシンオレンジです。
大八木オーナーは、2008年に、「8勝・獲得賞金1億4184万円」という成績を残しており、2012年には、「8勝・獲得賞金1億1274万円」という、2008年に迫る成績を残しております。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2022年までの5年間も、
2018年→4勝・獲得賞金4142万円
2019年→5勝・獲得賞金8801万円
2020年→4勝・獲得賞金9086万円
2021年→4勝・獲得賞金6581万円
2022年→1勝・獲得賞金5705万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
当然、一昨年の大八木オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は、ダイシンクローバーで京都ハイジャンプを制するなど、4勝を上げ、キャリアハイとなる「1億5449万円」の賞金を獲得し、昨年は、6勝を上げ、「1億4895万円」という前年と同水準の賞金を獲得しております。
しかし…
今回、私がご報告させていただきますのは、大八木信行オーナーがまほろばSに出走させる、ダイシンヤマトのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、大八木オーナーの本業は、京都市の伏見区に拠点を構えている、「京都資材建設株式会社」の代表取締役です。
また、モータースポーツに詳しい方であれば、大八木オーナーのことを、「レーシングドライバー」や、「レーシングチームの監督」と認識していることでしょう。
何しろ、大八木オーナーは、レーシングドライバーとして、「ダイシンADVANシルビア」を駆り、2001年の「全日本GT選手権」(現在のスーパーGT)でシリーズチャンピオンとなった実績がある上、その後、自身が監督を務めていた「チーム・ダイシン」では、2009年の「スーパーGT」に「フェラーリF430GT」で参戦し、同年の「アジアルマンシリーズ・岡山ラウンド」にも参戦するなど、様々な活動を行っていたのですから。
2021年も、「チーム・ダイシン」のドライバーとして「スーパー耐久シリーズ」に参戦しており、第3戦の「富士24時間レース」で優勝しておりました。
なお、馬主としての大八木オーナーは、35年以上に渡ってJRAで所有馬を走らせている大ベテランでして、「京都馬主協会」の会長を務めていた時期があり、現在は、「日本馬主協会連合会」の会長代行を務めており、これまでの代表的な所有馬として挙げられるのは、2010年のアンタレスSと2011年の平安Sを制したダイシンオレンジです。
大八木オーナーは、2008年に、「8勝・獲得賞金1億4184万円」という成績を残しており、2012年には、「8勝・獲得賞金1億1274万円」という、2008年に迫る成績を残しております。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2022年までの5年間も、
2018年→4勝・獲得賞金4142万円
2019年→5勝・獲得賞金8801万円
2020年→4勝・獲得賞金9086万円
2021年→4勝・獲得賞金6581万円
2022年→1勝・獲得賞金5705万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
当然、一昨年の大八木オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は、ダイシンクローバーで京都ハイジャンプを制するなど、4勝を上げ、キャリアハイとなる「1億5449万円」の賞金を獲得し、昨年は、6勝を上げ、「1億4895万円」という前年と同水準の賞金を獲得しております。
しかし…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2025/10/31 (金) 18:49
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:乗り役時代にカワカミプリンセスでGIを勝っとりますな
掲載日:2025/10/31 (金) 18:49
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:乗り役時代にカワカミプリンセスでGIを勝っとりますな
一気に寒くなってきて、ノロウイルスに気を付けなアカン時期になりましたな。
ノロウイルスは、気温と湿度が下がるこれからの時期に感染力が高くなって、抵抗力の弱い乳児とか老人とかは、感染すると重症化しやすいんで、手洗いとうがいを徹底したり、食材をしっかり加熱したりして対策をした方がエエんや。
でもって今回は、本田優(まさる)君がファンタジーSに使う、メイショウハッケイの話をしときますわ。
皆さんようも知っとる通り、本田君は、1980年に、星川薫厩舎から乗り役としてデビューしとりました。
星川厩舎は、1994年のフェブラリーSを勝ったチアズアトムや、1995年のシンザン記念を勝っとって、同じ年のマイルCSで2着やったメイショウテゾロとかを管理しとったことでお馴染みですな。
乗り役やった頃の本田君は、デビュー2年目やった1981年に、ロビンソンシチーに乗った京都記念で初めて重賞を勝っとったし、1986年には、ゴールドシチーに乗った阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)で初めてGIを勝っとりました。
それからも、リキアイノーザンに乗った1989年の中山牝馬Sや、レインボークイーンに乗った1996年のクイーンSや、テイエムオーシャンに乗った2001年の桜花賞と秋華賞や、カワカミプリンセスに乗った2006年のオークスと秋華賞とか、6つのGIを入れて重賞を27回も勝っとったし、全部で757勝っちゅう実績を残しとりましたな。
そんで、調教師の試験に受かった2007年に乗り役を引退して、その年の3月に自分の厩舎を開業しとって、最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「4勝・獲得賞金4547万円」っちゅう成績やったけど、次の年は、バトルブレーヴを使った小倉サマージャンプで初めて重賞を勝つなど、16勝を上げて、「2億8219万円」の賞金を稼いで、一気に数字を伸ばしとったし、2017年までの5年間も、
2013年→18勝・獲得賞金3億6011万円
2014年→27勝・獲得賞金3億9379万円
2015年→28勝・獲得賞金4億1884万円
2016年→37勝・獲得賞金6億0345万円
2017年→29勝・獲得賞金6億5661万円
っちゅう形で、賞金と勝ち星を順調に積み重ねとって、特に2017年は、レーヌミノルを使った桜花賞で初めてGIを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどったんや。
せやけど、一昨年までの6年間は、
2018年→20勝・獲得賞金3億4989万円
2019年→25勝・獲得賞金3億7803万円
2020年→30勝・獲得賞金5億0147万円
2021年→22勝・獲得賞金4億3909万円
2022年→21勝・獲得賞金4億6712万円
2023年→23勝・獲得賞金4億7715万円
と書けば分かる通りで、2017年の賞金を下回っとるし、去年は、ダンツエランを使ったファンタジーSを勝ったんやけど、全部で15勝に終わっとったこともあって、稼いだ賞金が「4億2507万円」と、やはり2017年を下回っとるんや。
それに…
ノロウイルスは、気温と湿度が下がるこれからの時期に感染力が高くなって、抵抗力の弱い乳児とか老人とかは、感染すると重症化しやすいんで、手洗いとうがいを徹底したり、食材をしっかり加熱したりして対策をした方がエエんや。
でもって今回は、本田優(まさる)君がファンタジーSに使う、メイショウハッケイの話をしときますわ。
皆さんようも知っとる通り、本田君は、1980年に、星川薫厩舎から乗り役としてデビューしとりました。
星川厩舎は、1994年のフェブラリーSを勝ったチアズアトムや、1995年のシンザン記念を勝っとって、同じ年のマイルCSで2着やったメイショウテゾロとかを管理しとったことでお馴染みですな。
乗り役やった頃の本田君は、デビュー2年目やった1981年に、ロビンソンシチーに乗った京都記念で初めて重賞を勝っとったし、1986年には、ゴールドシチーに乗った阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)で初めてGIを勝っとりました。
それからも、リキアイノーザンに乗った1989年の中山牝馬Sや、レインボークイーンに乗った1996年のクイーンSや、テイエムオーシャンに乗った2001年の桜花賞と秋華賞や、カワカミプリンセスに乗った2006年のオークスと秋華賞とか、6つのGIを入れて重賞を27回も勝っとったし、全部で757勝っちゅう実績を残しとりましたな。
そんで、調教師の試験に受かった2007年に乗り役を引退して、その年の3月に自分の厩舎を開業しとって、最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「4勝・獲得賞金4547万円」っちゅう成績やったけど、次の年は、バトルブレーヴを使った小倉サマージャンプで初めて重賞を勝つなど、16勝を上げて、「2億8219万円」の賞金を稼いで、一気に数字を伸ばしとったし、2017年までの5年間も、
2013年→18勝・獲得賞金3億6011万円
2014年→27勝・獲得賞金3億9379万円
2015年→28勝・獲得賞金4億1884万円
2016年→37勝・獲得賞金6億0345万円
2017年→29勝・獲得賞金6億5661万円
っちゅう形で、賞金と勝ち星を順調に積み重ねとって、特に2017年は、レーヌミノルを使った桜花賞で初めてGIを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどったんや。
せやけど、一昨年までの6年間は、
2018年→20勝・獲得賞金3億4989万円
2019年→25勝・獲得賞金3億7803万円
2020年→30勝・獲得賞金5億0147万円
2021年→22勝・獲得賞金4億3909万円
2022年→21勝・獲得賞金4億6712万円
2023年→23勝・獲得賞金4億7715万円
と書けば分かる通りで、2017年の賞金を下回っとるし、去年は、ダンツエランを使ったファンタジーSを勝ったんやけど、全部で15勝に終わっとったこともあって、稼いだ賞金が「4億2507万円」と、やはり2017年を下回っとるんや。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2025/10/31 (金) 17:25
対象レース:2025/11/01(土)東京11R・ペルセウスS
見出し:千葉県の銚子市にある医療法人の理事長を務めております
掲載日:2025/10/31 (金) 17:25
対象レース:2025/11/01(土)東京11R・ペルセウスS
見出し:千葉県の銚子市にある医療法人の理事長を務めております
大阪市立美術館では、現在、「天空のアトラス・イタリア館の至宝」が開催されております。
この特別展では、「大阪・関西万博」で話題となったイタリア館の展示品が公開されており、「ファルネーゼのアトラス」や「正義の旗」といった非常に貴重な作品を間近で鑑賞できることなどから、既に全日程のチケットが完売していると聞きました。
では、ここから本題に入りますと、今回は、嶋田賢(まさる)オーナーがペルセウスSに出走させる、オウギノカナメに関する報告でございます。
嶋田オーナーが、JR総武本線の「銚子駅」からはタクシーで5分ほど、銚子電鉄の「観音駅」からは徒歩で3分ほどの場所にある、「医療法人積仁会・島田総合病院」(千葉県銚子市東町)の理事長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
2014年の3月末日まで、嶋田オーナーは、同病院の院長も務めておりましたが、ご子息の一成氏が院長を務めている現在は、理事長職に専念しているそうです。
1937年、初代院長の嶋田隆氏が開業した「島田総合病院」には、現在、内科・循環器科・外科など、計12の診療科目があり、24時間体制の集中治療室や、全個室の産婦人科病棟など、「総合病院」の名に相応しい設備を備えており、私が確認したところ、同病院は、患者にベストなケアを行うため、
肝動脈塞栓術などの幅広い検査や治療が行える「多目的フルデジタルX線テレビシステム」
低被ばくで高画質な乳がん検診を行える「デジタルマンモグラフィ装置」
精密検査で5秒以内、広範囲撮影でも10秒以内で終了する「マルチスライスCT」
全身の骨密度を測定する「PRODIGY Fuga」
など、最新の医療機器を積極的に導入しております。
その他にも、在宅看護をサポートするための「訪問看護ステーション」を立ち上げるなど、時代に沿った医療を提供しており、2000年には、厚生大臣から「救急医療功労者」として表彰されていた上、2018年には、「瑞宝小綬章」も受章しておりますので、嶋田オーナーは、地域の方から非常に厚い信頼を寄せられているのでしょう。
なお、馬主としての嶋田オーナーは、1980年頃からJRAで所有馬を走らせている大ベテランであり、ホエールキャプチャを出走させた2012年のヴィクトリアマイルで、初めてのGI勝ちを飾っております。
2016年の嶋田オーナーは、皐月賞やセントライト記念などを制したディーマジェスティの活躍などにより、9勝を上げ、「4億3923万円」というキャリアハイの賞金を獲得しておりました。
しかし、2022年までの5年間は、
2018年→6勝・1億0778万円
2019年→5勝・8942万円
2020年→6勝・1億3650万円
2021年→9勝・1億5485万円
2022年→11勝・2億0310万円
という形で数字が伸び悩んでいたため、一昨年の嶋田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」という思惑を抱いていた筈であり、実際、一昨年は、セットアップを出走させた札幌2歳Sを制するなど、キャリアハイとなる19勝を上げ、獲得賞金は「2億9908万円」と、2022年を上回っております。
ただ、昨年は、「13勝・獲得賞金2億4037万円」と、一昨年を下回っており、更に…
この特別展では、「大阪・関西万博」で話題となったイタリア館の展示品が公開されており、「ファルネーゼのアトラス」や「正義の旗」といった非常に貴重な作品を間近で鑑賞できることなどから、既に全日程のチケットが完売していると聞きました。
では、ここから本題に入りますと、今回は、嶋田賢(まさる)オーナーがペルセウスSに出走させる、オウギノカナメに関する報告でございます。
嶋田オーナーが、JR総武本線の「銚子駅」からはタクシーで5分ほど、銚子電鉄の「観音駅」からは徒歩で3分ほどの場所にある、「医療法人積仁会・島田総合病院」(千葉県銚子市東町)の理事長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
2014年の3月末日まで、嶋田オーナーは、同病院の院長も務めておりましたが、ご子息の一成氏が院長を務めている現在は、理事長職に専念しているそうです。
1937年、初代院長の嶋田隆氏が開業した「島田総合病院」には、現在、内科・循環器科・外科など、計12の診療科目があり、24時間体制の集中治療室や、全個室の産婦人科病棟など、「総合病院」の名に相応しい設備を備えており、私が確認したところ、同病院は、患者にベストなケアを行うため、
肝動脈塞栓術などの幅広い検査や治療が行える「多目的フルデジタルX線テレビシステム」
低被ばくで高画質な乳がん検診を行える「デジタルマンモグラフィ装置」
精密検査で5秒以内、広範囲撮影でも10秒以内で終了する「マルチスライスCT」
全身の骨密度を測定する「PRODIGY Fuga」
など、最新の医療機器を積極的に導入しております。
その他にも、在宅看護をサポートするための「訪問看護ステーション」を立ち上げるなど、時代に沿った医療を提供しており、2000年には、厚生大臣から「救急医療功労者」として表彰されていた上、2018年には、「瑞宝小綬章」も受章しておりますので、嶋田オーナーは、地域の方から非常に厚い信頼を寄せられているのでしょう。
なお、馬主としての嶋田オーナーは、1980年頃からJRAで所有馬を走らせている大ベテランであり、ホエールキャプチャを出走させた2012年のヴィクトリアマイルで、初めてのGI勝ちを飾っております。
2016年の嶋田オーナーは、皐月賞やセントライト記念などを制したディーマジェスティの活躍などにより、9勝を上げ、「4億3923万円」というキャリアハイの賞金を獲得しておりました。
しかし、2022年までの5年間は、
2018年→6勝・1億0778万円
2019年→5勝・8942万円
2020年→6勝・1億3650万円
2021年→9勝・1億5485万円
2022年→11勝・2億0310万円
という形で数字が伸び悩んでいたため、一昨年の嶋田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」という思惑を抱いていた筈であり、実際、一昨年は、セットアップを出走させた札幌2歳Sを制するなど、キャリアハイとなる19勝を上げ、獲得賞金は「2億9908万円」と、2022年を上回っております。
ただ、昨年は、「13勝・獲得賞金2億4037万円」と、一昨年を下回っており、更に…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2025/10/31 (金) 16:53
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:京都産業大学の卒業生なんですわ
掲載日:2025/10/31 (金) 16:53
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:京都産業大学の卒業生なんですわ
お疲れさんです。
今回は、鈴木孝志先生の厩舎がファンタジーSに使う、フルールジェンヌについての報告をしときます。
鈴木先生は、京都産業大学に通っとった頃、馬術部で大活躍しとって、卒業してからは、皆さんもよう知っとる通り、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から岩元市三厩舎で厩務員をやっとりましたな。
その後、1996年の1月から調教助手をやって、2009年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業するまでの17年間、ずっと岩元厩舎におったんですわ。
1996年の春と秋、1997年の春と、中山大障害を3連覇したポレールは、鈴木先生が調教を担当しとりましたな。
岩元先生からは、「誠実にひとつひとつ努力しなさい」と教えられたそうで、鈴木先生が調教師になってからは、開業1年目が、「5勝・獲得賞金5469万円」っちゅう成績やったけど、その後は、
2011年→7勝・獲得賞金1億2947万円
2012年→17勝・獲得賞金2億3025万円
2013年→18勝・獲得賞金2億8119万円
2014年→17勝・獲得賞金2億9968万円
2015年→23勝・獲得賞金4億1104万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとったんや。
こういう風に、調教師になってからが順調やったんは、岩元さんの教えとか、調教助手をやっとった時に、GIを7つも勝ったテイエムオペラオーとか、さっき名前を挙げたポレールとか、走る馬を間近で見とった経験をキッチリ活かせとるからなんでしょうな。
その後の3年間は、
2016年→15勝・獲得賞金3億3507万円
2017年→17勝・獲得賞金2億8925万円
2018年→20勝・獲得賞金3億2961万円
っちゅう形で伸び悩んどったんやけど、2019年は、「29勝・獲得賞金4億3225万円」っちゅう成績で巻き返しに成功しとって、しかもこの年は、グランドボヌールを使った地方交流のサマーチャンピオンで初めて重賞を勝っとったし、2020年は、コルテジアを使ったきさらぎ賞で、初めてJRAの重賞を勝つなど、「30勝・獲得賞金5億0229万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったんや。
せやけど、2021年と2022年は、
2021年→15勝・獲得賞金3億0817万円
2022年→20勝・獲得賞金3億8991万円
っちゅう成績で、2020年を大きく下回ってしもうたから、一昨年の鈴木先生は、「必ず巻き返したい」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、ベリーヴィーナスを使った中京記念を勝つなど、27勝を上げて、稼いだ賞金は「4億4231万円」と、2022年を上回っとりました。
ただ、去年は、全部で19勝に終わっとったこともあって、稼いだ賞金が「3億3536万円」と、一昨年を下回っとったし…
今回は、鈴木孝志先生の厩舎がファンタジーSに使う、フルールジェンヌについての報告をしときます。
鈴木先生は、京都産業大学に通っとった頃、馬術部で大活躍しとって、卒業してからは、皆さんもよう知っとる通り、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から岩元市三厩舎で厩務員をやっとりましたな。
その後、1996年の1月から調教助手をやって、2009年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業するまでの17年間、ずっと岩元厩舎におったんですわ。
1996年の春と秋、1997年の春と、中山大障害を3連覇したポレールは、鈴木先生が調教を担当しとりましたな。
岩元先生からは、「誠実にひとつひとつ努力しなさい」と教えられたそうで、鈴木先生が調教師になってからは、開業1年目が、「5勝・獲得賞金5469万円」っちゅう成績やったけど、その後は、
2011年→7勝・獲得賞金1億2947万円
2012年→17勝・獲得賞金2億3025万円
2013年→18勝・獲得賞金2億8119万円
2014年→17勝・獲得賞金2億9968万円
2015年→23勝・獲得賞金4億1104万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとったんや。
こういう風に、調教師になってからが順調やったんは、岩元さんの教えとか、調教助手をやっとった時に、GIを7つも勝ったテイエムオペラオーとか、さっき名前を挙げたポレールとか、走る馬を間近で見とった経験をキッチリ活かせとるからなんでしょうな。
その後の3年間は、
2016年→15勝・獲得賞金3億3507万円
2017年→17勝・獲得賞金2億8925万円
2018年→20勝・獲得賞金3億2961万円
っちゅう形で伸び悩んどったんやけど、2019年は、「29勝・獲得賞金4億3225万円」っちゅう成績で巻き返しに成功しとって、しかもこの年は、グランドボヌールを使った地方交流のサマーチャンピオンで初めて重賞を勝っとったし、2020年は、コルテジアを使ったきさらぎ賞で、初めてJRAの重賞を勝つなど、「30勝・獲得賞金5億0229万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったんや。
せやけど、2021年と2022年は、
2021年→15勝・獲得賞金3億0817万円
2022年→20勝・獲得賞金3億8991万円
っちゅう成績で、2020年を大きく下回ってしもうたから、一昨年の鈴木先生は、「必ず巻き返したい」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、ベリーヴィーナスを使った中京記念を勝つなど、27勝を上げて、稼いだ賞金は「4億4231万円」と、2022年を上回っとりました。
ただ、去年は、全部で19勝に終わっとったこともあって、稼いだ賞金が「3億3536万円」と、一昨年を下回っとったし…
発信者:調教師情報部・関西育成牧場従業員S
掲載日:2025/10/31 (金) 12:46
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋など
見出し:付き合いの長い関係者から得た情報です
掲載日:2025/10/31 (金) 12:46
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋など
見出し:付き合いの長い関係者から得た情報です
福永祐一厩舎の2歳馬で、父がコントレイル、母の父がキングヘイローという、誰が見ても「この厩舎にピッタリ」と思うような血統のコンゴウフジは、鞍上に武豊騎手を迎えて、11月23日(日)の京都5Rに組まれている、芝1800mの新馬戦でデビューする予定です。
入厩前に滞在していた「キャニオンファーム土山」で、かなりハードに乗り込まれていましたし、栗東トレセンに来た10月15日(水)以降も至って順調に調整されていて、厩舎サイドの評価もかなり高いようですから、デビュー戦でどんなレースを見せてくれるのか、目が離せません。
さて、相変わらず仕事が忙しいもので、そろそろ本題に入りますと、昨日と本日は、仕事の合間に、付き合いの長い外厩施設の関係者と連絡を取り合い、その際には…
入厩前に滞在していた「キャニオンファーム土山」で、かなりハードに乗り込まれていましたし、栗東トレセンに来た10月15日(水)以降も至って順調に調整されていて、厩舎サイドの評価もかなり高いようですから、デビュー戦でどんなレースを見せてくれるのか、目が離せません。
さて、相変わらず仕事が忙しいもので、そろそろ本題に入りますと、昨日と本日は、仕事の合間に、付き合いの長い外厩施設の関係者と連絡を取り合い、その際には…
発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2025/10/30 (木) 14:31
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:池江泰郎厩舎から乗り役としてデビューしたんや
掲載日:2025/10/30 (木) 14:31
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:池江泰郎厩舎から乗り役としてデビューしたんや
ワシが、「最近、障害レースで管理馬がよう走っとるな」と思っとるのは、辻野泰之君の厩舎なんですわ。
何せ、この厩舎は、今年、障害レースに8回しか馬を使っとらんのやけど、ディナースタがオープンを2勝するなど、「4勝2着4回で連対率が100%」っちゅう安定した成績を残しとりますんで。
もちろん、これからもこの厩舎が障害レースに馬を使ってきた時は、注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、高橋康之君がファンタジーSに登録しとる、ポペットのことを報告しとくで。
高橋康之君は、1989年に競馬学校の騎手課程に入って、1992年に池江泰郎(やすお)厩舎から乗り役としてデビューしとりましたな。
同期には、調教師になっとる上村洋行君や、競馬学校の教官をやっとる小林淳一君とかがおって、2015年に亡くなった後藤浩輝君も同期やったんや。
乗り役時代の高橋君は、障害レースを中心に騎乗しとって、2007年の6月で乗り役を引退して、それから調教師の試験に受かった2011年まで、坪憲章厩舎で調教助手をやっとりました。
その後は、開業するまでに時間があったんで、技術調教師として、池江泰郎厩舎と角居勝彦厩舎で経験を積んで、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は6勝やったけど、2015年には、「15勝・獲得賞金2億1980万円」っちゅう数字を残しとって、2016年には、13勝を上げて、「2億6003万円」の賞金を稼いどったんや。
それに、2019年までは、ずっと10勝以上をキープしとったんやけど、2020年は8勝、2021年は7勝と、勝ち星が伸び悩んどったし、賞金も、この2年間は1億円台で終わっとりました。
もちろん、2022年の高橋君は、巻き返しに燃えとったんやろうな。
実際、2022年は、ドゥーラを使った札幌2歳Sで「初めての重賞勝ち」を飾っとったし、一昨年は、この馬でクイーンSを勝ったこともあって、「17勝・獲得賞金4億0467万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったんや。
ただ、去年は勢いが止まっとって、全部で15勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「3億0387万円」と、一昨年を大きく下回っとったし…
何せ、この厩舎は、今年、障害レースに8回しか馬を使っとらんのやけど、ディナースタがオープンを2勝するなど、「4勝2着4回で連対率が100%」っちゅう安定した成績を残しとりますんで。
もちろん、これからもこの厩舎が障害レースに馬を使ってきた時は、注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、高橋康之君がファンタジーSに登録しとる、ポペットのことを報告しとくで。
高橋康之君は、1989年に競馬学校の騎手課程に入って、1992年に池江泰郎(やすお)厩舎から乗り役としてデビューしとりましたな。
同期には、調教師になっとる上村洋行君や、競馬学校の教官をやっとる小林淳一君とかがおって、2015年に亡くなった後藤浩輝君も同期やったんや。
乗り役時代の高橋君は、障害レースを中心に騎乗しとって、2007年の6月で乗り役を引退して、それから調教師の試験に受かった2011年まで、坪憲章厩舎で調教助手をやっとりました。
その後は、開業するまでに時間があったんで、技術調教師として、池江泰郎厩舎と角居勝彦厩舎で経験を積んで、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は6勝やったけど、2015年には、「15勝・獲得賞金2億1980万円」っちゅう数字を残しとって、2016年には、13勝を上げて、「2億6003万円」の賞金を稼いどったんや。
それに、2019年までは、ずっと10勝以上をキープしとったんやけど、2020年は8勝、2021年は7勝と、勝ち星が伸び悩んどったし、賞金も、この2年間は1億円台で終わっとりました。
もちろん、2022年の高橋君は、巻き返しに燃えとったんやろうな。
実際、2022年は、ドゥーラを使った札幌2歳Sで「初めての重賞勝ち」を飾っとったし、一昨年は、この馬でクイーンSを勝ったこともあって、「17勝・獲得賞金4億0467万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったんや。
ただ、去年は勢いが止まっとって、全部で15勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「3億0387万円」と、一昨年を大きく下回っとったし…
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2025/10/30 (木) 13:20
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:「ノーザンファーム」でディープインパクトの調教を担当していたそうですよ
掲載日:2025/10/30 (木) 13:20
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:「ノーザンファーム」でディープインパクトの調教を担当していたそうですよ
こんにちは、美浦のDです。
最近のお勧めは、トレセンから車で20分くらいのところにある、「食事処みやた」(住所:茨城県稲敷郡阿見町4666-2887)なんですよ。
ここは、ご主人が一人で切り盛りしている蕎麦屋さんで、本格的な手打ち蕎麦が、もりそばなら450円で食べられて、100円追加して大盛りにすれば、かなりのボリュームになりますし、常連のお客さんには、カツ丼やカツカレーが人気ですから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、宮田敬介先生が天皇賞・秋に登録しているブレイディヴェーグです。
宮田先生は、茨城県日立市の出身で、家族や親戚に競馬関係者がいた訳ではなくて、お父さんが旅行会社のJTBで働いているサラリーマン家庭で、3人兄弟の長男として育ちました。
大の競馬好きだったお父さんが、「サンデーレーシング」や「社台レースホース」といった一口馬主クラブの会員になっていて、幼稚園の頃から何度もお父さんと中山競馬場に行っていたそうですし、出資していた馬を応援するために、家族で新潟競馬場まで行ったこともあるそうです。
こういう環境で育った宮田先生が競馬を大好きになったのは、小学生の頃、福島県のいわき市にある「JRA競走馬総合研究所」のリハビリテーションセンターに行った時に、そこで休養していたオグリキャップと会えたことがきっかけで、その後、オグリキャップの引退レースを見て、「調教師になりたい」と思ったそうですね。
地元の茨城高校を卒業した後、麻布大学獣医学科の動物応用学科に進んだ宮田先生は、馬術部に入って、ここで馬乗りを覚えたそうで、大学を卒業した後は、2003年の4月から「ノーザンファーム」で働いて、ここにいた2年半の間に、まだデビューしていなかったディープインパクトの調教を担当したそうですよ。
ちなみに宮田先生は、今、「ノーザンファーム天栄」の場長をやっている木實谷(きみや)雄太さんと、「ノーザンファーム」の同期です。
2005年の10月、競馬学校の厩務員課程に入った宮田先生は、次の年の4月から栗田博憲厩舎で厩務員をやって、2009年の7月からは田島俊明厩舎で調教助手をやっていました。
2010年の7月、国枝栄厩舎に移ると、それから、2018年に調教師の試験に受かるまでずっとここにいましたし、技術調教師になってから、自分の厩舎を開業するまでの間も、国枝厩舎で色んなことを学んでいたんですよ。
国枝厩舎では、2014年の朝日杯FSと2015年の富士Sを勝ったダノンプラチナを担当していましたし、アーモンドアイがデビューする前の調教にも乗っていて、この馬がドバイターフに出た時も現地に帯同していました。
2020年の3月に自分の厩舎を開業した宮田先生は、それから年末までに、「16勝・獲得賞金1億7797万円」という、1年目としてはまずまずの成績を残していましたし、こうやっていいスタートを切れたのは、国枝厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
開業2年目だった2021年は、ダンシングプリンスを使ったカペラSで初めて重賞を勝つなど、全部で14勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5418万円」と、前の年を大きく上回っていましたし、2022年は、JRAで残した成績が、「31勝・獲得賞金4億6852万円」という、開業3年目としては文句ナシの数字でした。
それに2022年は、海外と地方でも、ダンシングプリンスでリヤドダートスプリント(サウジアラビアのG3)と北海道スプリントCとJBCスプリントを勝っていて、この3戦で2億円以上の賞金を稼いでいます。
そして一昨年は、インダストリアを使ったダービー卿CTを勝って、ブレイディヴェーグを使ったエリザベス女王杯で初めてJRAのGIを勝つなど、全部で28勝を上げて、稼いだ賞金が「6億2737万円」と、2022年の数字を大きく上回っていたんですよ。
ただ、去年は、29勝を上げましたけど、小倉大賞典を勝ったエピファニーと、府中牝馬Sを勝ったブレイディヴェーグ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「5億5212万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん…
最近のお勧めは、トレセンから車で20分くらいのところにある、「食事処みやた」(住所:茨城県稲敷郡阿見町4666-2887)なんですよ。
ここは、ご主人が一人で切り盛りしている蕎麦屋さんで、本格的な手打ち蕎麦が、もりそばなら450円で食べられて、100円追加して大盛りにすれば、かなりのボリュームになりますし、常連のお客さんには、カツ丼やカツカレーが人気ですから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、宮田敬介先生が天皇賞・秋に登録しているブレイディヴェーグです。
宮田先生は、茨城県日立市の出身で、家族や親戚に競馬関係者がいた訳ではなくて、お父さんが旅行会社のJTBで働いているサラリーマン家庭で、3人兄弟の長男として育ちました。
大の競馬好きだったお父さんが、「サンデーレーシング」や「社台レースホース」といった一口馬主クラブの会員になっていて、幼稚園の頃から何度もお父さんと中山競馬場に行っていたそうですし、出資していた馬を応援するために、家族で新潟競馬場まで行ったこともあるそうです。
こういう環境で育った宮田先生が競馬を大好きになったのは、小学生の頃、福島県のいわき市にある「JRA競走馬総合研究所」のリハビリテーションセンターに行った時に、そこで休養していたオグリキャップと会えたことがきっかけで、その後、オグリキャップの引退レースを見て、「調教師になりたい」と思ったそうですね。
地元の茨城高校を卒業した後、麻布大学獣医学科の動物応用学科に進んだ宮田先生は、馬術部に入って、ここで馬乗りを覚えたそうで、大学を卒業した後は、2003年の4月から「ノーザンファーム」で働いて、ここにいた2年半の間に、まだデビューしていなかったディープインパクトの調教を担当したそうですよ。
ちなみに宮田先生は、今、「ノーザンファーム天栄」の場長をやっている木實谷(きみや)雄太さんと、「ノーザンファーム」の同期です。
2005年の10月、競馬学校の厩務員課程に入った宮田先生は、次の年の4月から栗田博憲厩舎で厩務員をやって、2009年の7月からは田島俊明厩舎で調教助手をやっていました。
2010年の7月、国枝栄厩舎に移ると、それから、2018年に調教師の試験に受かるまでずっとここにいましたし、技術調教師になってから、自分の厩舎を開業するまでの間も、国枝厩舎で色んなことを学んでいたんですよ。
国枝厩舎では、2014年の朝日杯FSと2015年の富士Sを勝ったダノンプラチナを担当していましたし、アーモンドアイがデビューする前の調教にも乗っていて、この馬がドバイターフに出た時も現地に帯同していました。
2020年の3月に自分の厩舎を開業した宮田先生は、それから年末までに、「16勝・獲得賞金1億7797万円」という、1年目としてはまずまずの成績を残していましたし、こうやっていいスタートを切れたのは、国枝厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
開業2年目だった2021年は、ダンシングプリンスを使ったカペラSで初めて重賞を勝つなど、全部で14勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5418万円」と、前の年を大きく上回っていましたし、2022年は、JRAで残した成績が、「31勝・獲得賞金4億6852万円」という、開業3年目としては文句ナシの数字でした。
それに2022年は、海外と地方でも、ダンシングプリンスでリヤドダートスプリント(サウジアラビアのG3)と北海道スプリントCとJBCスプリントを勝っていて、この3戦で2億円以上の賞金を稼いでいます。
そして一昨年は、インダストリアを使ったダービー卿CTを勝って、ブレイディヴェーグを使ったエリザベス女王杯で初めてJRAのGIを勝つなど、全部で28勝を上げて、稼いだ賞金が「6億2737万円」と、2022年の数字を大きく上回っていたんですよ。
ただ、去年は、29勝を上げましたけど、小倉大賞典を勝ったエピファニーと、府中牝馬Sを勝ったブレイディヴェーグ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「5億5212万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2025/10/30 (木) 12:17
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:乗り役やった頃にカブトヤマ記念を勝っとりますな
掲載日:2025/10/30 (木) 12:17
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:乗り役やった頃にカブトヤマ記念を勝っとりますな
お疲れさんです。
今週のファンタジーSでは、西園正都先生が登録しとるマーブルパレスが気になっとります。
鹿児島県出身の西園先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男さんの甥っ子で、馬が身近におる環境で育っとるから、「騎手になりたい」と思うようになったそうですな。
そんで西園先生は、1974年に大根田裕也厩舎から乗り役としてデビューして、1985年のカブトヤマ記念をチェリーテスコで勝つなど、1997年に調教師の試験に受かって乗り役を引退するまでに、全部で303勝を上げとります。
1998年に自分の厩舎を開業した西園先生は、次の年に、ヒサコーボンバーを使った阪神ジャンプSで初めて重賞を勝つと、2001年には、タムロチェリーを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っとったし、その後も、サダムパテックを使った2012年のマイルCSや、ジュールポレールを使った2018年のヴィクトリアマイルとか、今までにJRAの重賞を31回も勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
そうそう、西園先生の長男で、2014年から先生の厩舎で調教助手をやっとった西園翔太先生が、2021年の12月、調教師試験に受かって、一昨年の3月に自分の厩舎を開業しとりますな。
2012年の西園先生は、サダムパテックとかがよう走ったんで、「43勝・獲得賞金10億5017万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとりました。
けど、その後は成績が伸び悩んどって、一昨年までの6年間も、
2018年→20勝・獲得賞金5億7223万円
2019年→24勝・獲得賞金4億4066万円
2020年→29勝・獲得賞金4億8040万円
2021年→31勝・獲得賞金6億1579万円
2022年→34勝・獲得賞金6億3047万円
2023年→34勝・獲得賞金6億0841万円
っちゅう形で、物足りない数字が続いとったから、去年の西園先生は、巻き返しに燃えとったんでしょうな。
実際、去年は、タガノビューティーを使った地方交流G1のJBCスプリントを勝って、「8000万円」の賞金を稼いどるし、JRAでは、ビッグシーザーを使った京阪杯を勝つなど、33勝を上げて、稼いだ賞金が「7億3077万円」と、一昨年までを大きく上回っとったんですわ。
ただ…
今週のファンタジーSでは、西園正都先生が登録しとるマーブルパレスが気になっとります。
鹿児島県出身の西園先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男さんの甥っ子で、馬が身近におる環境で育っとるから、「騎手になりたい」と思うようになったそうですな。
そんで西園先生は、1974年に大根田裕也厩舎から乗り役としてデビューして、1985年のカブトヤマ記念をチェリーテスコで勝つなど、1997年に調教師の試験に受かって乗り役を引退するまでに、全部で303勝を上げとります。
1998年に自分の厩舎を開業した西園先生は、次の年に、ヒサコーボンバーを使った阪神ジャンプSで初めて重賞を勝つと、2001年には、タムロチェリーを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っとったし、その後も、サダムパテックを使った2012年のマイルCSや、ジュールポレールを使った2018年のヴィクトリアマイルとか、今までにJRAの重賞を31回も勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
そうそう、西園先生の長男で、2014年から先生の厩舎で調教助手をやっとった西園翔太先生が、2021年の12月、調教師試験に受かって、一昨年の3月に自分の厩舎を開業しとりますな。
2012年の西園先生は、サダムパテックとかがよう走ったんで、「43勝・獲得賞金10億5017万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとりました。
けど、その後は成績が伸び悩んどって、一昨年までの6年間も、
2018年→20勝・獲得賞金5億7223万円
2019年→24勝・獲得賞金4億4066万円
2020年→29勝・獲得賞金4億8040万円
2021年→31勝・獲得賞金6億1579万円
2022年→34勝・獲得賞金6億3047万円
2023年→34勝・獲得賞金6億0841万円
っちゅう形で、物足りない数字が続いとったから、去年の西園先生は、巻き返しに燃えとったんでしょうな。
実際、去年は、タガノビューティーを使った地方交流G1のJBCスプリントを勝って、「8000万円」の賞金を稼いどるし、JRAでは、ビッグシーザーを使った京阪杯を勝つなど、33勝を上げて、稼いだ賞金が「7億3077万円」と、一昨年までを大きく上回っとったんですわ。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2025/10/28 (火) 12:39
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:以前は「福島馬主協会」の副会長理事が代表でしたが
掲載日:2025/10/28 (火) 12:39
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:以前は「福島馬主協会」の副会長理事が代表でしたが
先日、東京オペラシティタワー(東京都新宿区西新宿)の53階に店舗を構える、「松坂牛・よし田」に行く機会がございました。
ここは、世界最高峰の時計やジュエリーを扱う「YOSHIDA」が、最高峰の「食」を提供するためにオープンしたお店で、A5ランクの松阪牛を、鉄板焼き、すき焼き、しゃぶしゃぶ、会席料理という4つのコースなどで味わうことができます。
地上200メートルから一望できる東京の夜景を堪能しながら、松坂牛のとろける食感が味わえるこのお店は、私もそうだったように、訪れる方を必ず満足させる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」が天皇賞・秋に登録している、武井亮厩舎の管理馬アーバンシックについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
また、「シルクレーシング」に於いて、これまでの代表的な存在としては、
1997年の有馬記念などを制したシルクジャスティス
2018年の有馬記念などを制したブラストワンピース
2018年の牝馬三冠とジャパンCなどを制したアーモンドアイ
2019年の安田記念とマイルCSなどを制したインディチャンプ
2019年の朝日杯FSなどを制したサリオス
2019年と2021年の香港ヴァーズなどを制したグローリーヴェイズ
2022年の天皇賞・秋と有馬記念などを制したイクイノックス
といった名前が挙げられるでしょう。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(同2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(同3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(同2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGIを7勝もしており、その上、2021年には、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。
ところが、過去2年は、
2023年→97勝・獲得賞金28億3610万円(同4位)
2024年→106勝・獲得賞金22億6748万円(同3位)
と、2022年までの成績を下回っておりましたので、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、全力で巻き返しを狙っていた筈です。
実際、今年は…
ここは、世界最高峰の時計やジュエリーを扱う「YOSHIDA」が、最高峰の「食」を提供するためにオープンしたお店で、A5ランクの松阪牛を、鉄板焼き、すき焼き、しゃぶしゃぶ、会席料理という4つのコースなどで味わうことができます。
地上200メートルから一望できる東京の夜景を堪能しながら、松坂牛のとろける食感が味わえるこのお店は、私もそうだったように、訪れる方を必ず満足させる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」が天皇賞・秋に登録している、武井亮厩舎の管理馬アーバンシックについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
また、「シルクレーシング」に於いて、これまでの代表的な存在としては、
1997年の有馬記念などを制したシルクジャスティス
2018年の有馬記念などを制したブラストワンピース
2018年の牝馬三冠とジャパンCなどを制したアーモンドアイ
2019年の安田記念とマイルCSなどを制したインディチャンプ
2019年の朝日杯FSなどを制したサリオス
2019年と2021年の香港ヴァーズなどを制したグローリーヴェイズ
2022年の天皇賞・秋と有馬記念などを制したイクイノックス
といった名前が挙げられるでしょう。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(同2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(同3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(同2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGIを7勝もしており、その上、2021年には、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。
ところが、過去2年は、
2023年→97勝・獲得賞金28億3610万円(同4位)
2024年→106勝・獲得賞金22億6748万円(同3位)
と、2022年までの成績を下回っておりましたので、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、全力で巻き返しを狙っていた筈です。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2025/10/28 (火) 11:28
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:「バンダイナムコグループ」などが主な取引先です
掲載日:2025/10/28 (火) 11:28
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:「バンダイナムコグループ」などが主な取引先です
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、国本哲秀オーナーがファンタジーSに登録している、ショウナンカリスについてのことでございます。
皆さまもよくご存知の通り、国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの場所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、
2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプ
2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントル
2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラ
などが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
それから一昨年までの8年間は、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたが、昨年は、20勝を上げ、その他にも、ショウナンラプンタが青葉賞で2着、菊花賞で4着に好走したことなどから、獲得賞金が「4億9434万円」と、前年までを上回り、巻き返しに成功しております。
そして…
この度、私が報告するのは、国本哲秀オーナーがファンタジーSに登録している、ショウナンカリスについてのことでございます。
皆さまもよくご存知の通り、国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの場所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、
2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプ
2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントル
2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラ
などが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
それから一昨年までの8年間は、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたが、昨年は、20勝を上げ、その他にも、ショウナンラプンタが青葉賞で2着、菊花賞で4着に好走したことなどから、獲得賞金が「4億9434万円」と、前年までを上回り、巻き返しに成功しております。
そして…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2025/10/27 (月) 18:43
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:「埼玉県内最大級」となるゴルフ場を…
掲載日:2025/10/27 (月) 18:43
対象レース:2025/11/02(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:「埼玉県内最大級」となるゴルフ場を…
本日の東京外国為替市場における円対ドルは、先ほど私が確認したところ、先週末比22銭の円安・ドル高となる、1ドル=153円4~5銭で推移しておりました。
アメリカと中国の貿易摩擦に対する懸念が和らいだことなどから、「低リスク通貨」とされる円を売ってドルを買う傾向が目立っておりましたので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、西山茂行オーナーが天皇賞・秋に登録している、セイウンハーデスについての報告をしておきましょう。
西山オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎました。
その後は、2008年に、ニシノフラワーなど約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。
なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。
西山オーナーは、私が確認したところ、1986年からJRAで馬を走らせている大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の調査委員長を務めております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、
2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー
2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン
2016年と2017年の京阪杯を制したネロ
2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ
2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと2022年と昨年の中山大障害を制したニシノデイジー
といった名前が挙げられるでしょう。
2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。
その後は成績が伸び悩み、2021年までの3年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円
と、物足りない数字に留まっておりましたが、2022年は、先述した通り、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しており、一昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、2022年を上回っております。
更に、昨年も好調が続いており、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億5014万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
ただ…
アメリカと中国の貿易摩擦に対する懸念が和らいだことなどから、「低リスク通貨」とされる円を売ってドルを買う傾向が目立っておりましたので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、西山茂行オーナーが天皇賞・秋に登録している、セイウンハーデスについての報告をしておきましょう。
西山オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎました。
その後は、2008年に、ニシノフラワーなど約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。
なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。
西山オーナーは、私が確認したところ、1986年からJRAで馬を走らせている大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の調査委員長を務めております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、
2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー
2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン
2016年と2017年の京阪杯を制したネロ
2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ
2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと2022年と昨年の中山大障害を制したニシノデイジー
といった名前が挙げられるでしょう。
2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。
その後は成績が伸び悩み、2021年までの3年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円
と、物足りない数字に留まっておりましたが、2022年は、先述した通り、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しており、一昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、2022年を上回っております。
更に、昨年も好調が続いており、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億5014万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2025/10/27 (月) 17:56
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:一般的な歯科治療に加えて「インプラント治療」なども行っております
掲載日:2025/10/27 (月) 17:56
対象レース:2025/11/01(土)京都11R・ファンタジーS
見出し:一般的な歯科治療に加えて「インプラント治療」なども行っております
皆さまお元気ですか。
今回は、節英司(せつ・えいじ)オーナーがファンタジーSに登録している、メイプルハッピーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、節オーナーの本業は、東京都目黒区にある「メイプル歯科診療所」の院長です。
「東急東横線・都立大学駅」のすぐ近くにある同医院は、一般的な歯科治療に加えて、「インプラント治療」、「歯周病治療」、「ホワイトニング」、「顎関節症の治療」などにも対応しており、診療時間は、午前が「9時30分から13時まで」、午後が「14時30分から19時まで」となっており、日曜日と祝日以外は、全ての曜日に診療を行っております。
また、同医院に於ける最大の特長は、保険診療でも、「自費診療レベル」のハイクオリティーな診療を受けられる点でして、ボタン操作一つで歯の状態を知ることができる、歯周組織診査・診断装置の「ペリオテスト」や、口臭測定器の「プレストロン」といった最新の医療機器を完備しておりますので、その院長を務めている節オーナーは、地域の方から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての節オーナーは、私が確認したところ、1989年からJRAで馬を走らせておりますので、既にキャリアが30年近くに及んでいる大ベテランで、これまでに80頭以上を所有しており、2019年には、「6勝・獲得賞金1億0278万円」というキャリアハイの成績を残しておりました。
ただ、昨年までの5年間は、
2020年→1勝・獲得賞金4250万円
2021年→1勝・獲得賞金1261万円
2022年→0勝・獲得賞金0万円
2023年→2勝・獲得賞金1550万円
2024年→2勝・獲得賞金4007万円
という形で、物足りない数字が続いております。
そして…
今回は、節英司(せつ・えいじ)オーナーがファンタジーSに登録している、メイプルハッピーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、節オーナーの本業は、東京都目黒区にある「メイプル歯科診療所」の院長です。
「東急東横線・都立大学駅」のすぐ近くにある同医院は、一般的な歯科治療に加えて、「インプラント治療」、「歯周病治療」、「ホワイトニング」、「顎関節症の治療」などにも対応しており、診療時間は、午前が「9時30分から13時まで」、午後が「14時30分から19時まで」となっており、日曜日と祝日以外は、全ての曜日に診療を行っております。
また、同医院に於ける最大の特長は、保険診療でも、「自費診療レベル」のハイクオリティーな診療を受けられる点でして、ボタン操作一つで歯の状態を知ることができる、歯周組織診査・診断装置の「ペリオテスト」や、口臭測定器の「プレストロン」といった最新の医療機器を完備しておりますので、その院長を務めている節オーナーは、地域の方から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての節オーナーは、私が確認したところ、1989年からJRAで馬を走らせておりますので、既にキャリアが30年近くに及んでいる大ベテランで、これまでに80頭以上を所有しており、2019年には、「6勝・獲得賞金1億0278万円」というキャリアハイの成績を残しておりました。
ただ、昨年までの5年間は、
2020年→1勝・獲得賞金4250万円
2021年→1勝・獲得賞金1261万円
2022年→0勝・獲得賞金0万円
2023年→2勝・獲得賞金1550万円
2024年→2勝・獲得賞金4007万円
という形で、物足りない数字が続いております。
そして…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2025/10/25 (土) 18:45
対象レース:2025/10/26(日)京都11R・菊花賞
見出し:明治大学の馬術部で主将をやっていました
掲載日:2025/10/25 (土) 18:45
対象レース:2025/10/26(日)京都11R・菊花賞
見出し:明治大学の馬術部で主将をやっていました
京都の嵯峨野観光鉄道が、2027年の春から走らせることになっている、新しいトロッコ列車のデザインを発表しました。
新しい列車で、「一般席」になる1号車から4号車までは、お客さんにとって、「景色が主役」となるように、柱や窓枠を黒くしていて、4号車の一部は、「特別室」として作られるそうですね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、高柳瑞樹君が菊花賞に使う、エネルジコについての報告です。
瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
札幌光星高校に入ってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将になっていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたけど、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、初めてJRAの重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝って、巻き返しに成功していました。
そして、2022年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」という今までで一番の数字だったんですよ。
でも、一昨年は11勝しか上げられなくて、しかも、ジャパンCで3着、有馬記念で2着だったスターズオンアースと、京阪杯を勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「7億3091万円」と、2022年を下回ってしまいました。
それに、去年も同じような状況で、16勝を上げましたけど、オーシャンSとセントウルSを勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億8527万円」と、一昨年を大きく下回っています。
もちろん…
新しい列車で、「一般席」になる1号車から4号車までは、お客さんにとって、「景色が主役」となるように、柱や窓枠を黒くしていて、4号車の一部は、「特別室」として作られるそうですね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、高柳瑞樹君が菊花賞に使う、エネルジコについての報告です。
瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
札幌光星高校に入ってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将になっていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたけど、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、初めてJRAの重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝って、巻き返しに成功していました。
そして、2022年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」という今までで一番の数字だったんですよ。
でも、一昨年は11勝しか上げられなくて、しかも、ジャパンCで3着、有馬記念で2着だったスターズオンアースと、京阪杯を勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「7億3091万円」と、2022年を下回ってしまいました。
それに、去年も同じような状況で、16勝を上げましたけど、オーシャンSとセントウルSを勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億8527万円」と、一昨年を大きく下回っています。
もちろん…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2025/10/25 (土) 17:31
対象レース:2025/10/26(日)東京11R・神無月S
見出し:傘下企業が「ルパン三世」などの制作を手掛けております
掲載日:2025/10/25 (土) 17:31
対象レース:2025/10/26(日)東京11R・神無月S
見出し:傘下企業が「ルパン三世」などの制作を手掛けております
昨日、東京外国為替市場に於ける円対ドルは、前日比34銭の円安・ドル高となる、1ドル=152円83~85銭で取引を終えておりました。
原油高によるアメリカのインフレが警戒されたことなどから、円を売りドルを買う動きが見られましたので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、里見治(はじめ)オーナーが神無月Sに出走させる、サトノフェニックスについての報告をしておきましょう。
里見オーナーの本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証プライム上場)の代表取締役会長です。
現在、同社の代表取締役社長グループCEOは、オーナーの長男である治紀(はるき)氏が務めております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、
■パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで広く知られている「サミー株式会社」
■バスケットボールチームの運営などを手掛けている「株式会社サンロッカーズ」
■ゲームソフトの開発・販売などを手掛けている「株式会社セガ」
■ゴルフ場の経営などを手掛けている「セガサミーゴルフエンタテインメント株式会社」
■ダーツ用機器の製造や販売などを手掛けている「株式会社ダーツライブ」
■「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」や「ルパン三世」といったアニメ作品の制作などを手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」
などを傘下に収めており、2025年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「4289億4800万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めていることでしょう。
馬主としては、これまでにJRAで、自身の名義と「サトミホースカンパニー(2023年2月27日付で解散)」の名義で馬を走らせており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。
その後は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
2021年→38勝・獲得賞金7億8519万円
2022年→19勝・獲得賞金5億0591万円
という形で数字が低迷しており、一昨年は、26勝を上げたものの、京都新聞杯と神戸新聞杯を制したサトノグランツ以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金は「5億9035万円」と、やはり全盛期であった2016年の数字を大きく下回っておりましたが、昨年は、サトノカルナバルで函館2歳Sを制し、サトノレーヴで函館スプリントSとキーンランドCを制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億9234万円」と、一昨年を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
ただ…
原油高によるアメリカのインフレが警戒されたことなどから、円を売りドルを買う動きが見られましたので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、里見治(はじめ)オーナーが神無月Sに出走させる、サトノフェニックスについての報告をしておきましょう。
里見オーナーの本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証プライム上場)の代表取締役会長です。
現在、同社の代表取締役社長グループCEOは、オーナーの長男である治紀(はるき)氏が務めております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、
■パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで広く知られている「サミー株式会社」
■バスケットボールチームの運営などを手掛けている「株式会社サンロッカーズ」
■ゲームソフトの開発・販売などを手掛けている「株式会社セガ」
■ゴルフ場の経営などを手掛けている「セガサミーゴルフエンタテインメント株式会社」
■ダーツ用機器の製造や販売などを手掛けている「株式会社ダーツライブ」
■「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」や「ルパン三世」といったアニメ作品の制作などを手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」
などを傘下に収めており、2025年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「4289億4800万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めていることでしょう。
馬主としては、これまでにJRAで、自身の名義と「サトミホースカンパニー(2023年2月27日付で解散)」の名義で馬を走らせており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。
その後は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
2021年→38勝・獲得賞金7億8519万円
2022年→19勝・獲得賞金5億0591万円
という形で数字が低迷しており、一昨年は、26勝を上げたものの、京都新聞杯と神戸新聞杯を制したサトノグランツ以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金は「5億9035万円」と、やはり全盛期であった2016年の数字を大きく下回っておりましたが、昨年は、サトノカルナバルで函館2歳Sを制し、サトノレーヴで函館スプリントSとキーンランドCを制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億9234万円」と、一昨年を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
ただ…
