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発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2023/06/03 (土) 18:36
対象レース:2023/06/04(日)東京11R・安田記念
見出し:以前は「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長がクラブの代表でした
掲載日:2023/06/03 (土) 18:36
対象レース:2023/06/04(日)東京11R・安田記念
見出し:以前は「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長がクラブの代表でした

来週からホールに導入される新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「株式会社SANKYO」から出る、「Pフィーバースプラッシュ×スプラッシュ」です。
初当りの50%で突入する「3000overFEVER」は、10連チャンまでの継続が濃厚となっており、1回の大当たりで最低でも300個の出玉を獲得でき、初当りを含めた10回の大当りでは、実質獲得出玉が3000個をオーバーする設定となっているため、導入後はホールを大いに賑わせてくれることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」が安田記念に出走させる、セリフォスについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息で、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、一昨年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
そして昨年の勝利数は「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりましたが、今年は勢いが衰えており、先週までに23勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「4億4103万円」と、昨年の4割ほどに留まっている状況です。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、「G1レーシング」は、「2023年度募集馬」(現1歳世代)に関して、5月15日(月)に…
初当りの50%で突入する「3000overFEVER」は、10連チャンまでの継続が濃厚となっており、1回の大当たりで最低でも300個の出玉を獲得でき、初当りを含めた10回の大当りでは、実質獲得出玉が3000個をオーバーする設定となっているため、導入後はホールを大いに賑わせてくれることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」が安田記念に出走させる、セリフォスについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息で、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、一昨年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
そして昨年の勝利数は「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりましたが、今年は勢いが衰えており、先週までに23勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「4億4103万円」と、昨年の4割ほどに留まっている状況です。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、「G1レーシング」は、「2023年度募集馬」(現1歳世代)に関して、5月15日(月)に…

発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2023/06/03 (土) 17:02
対象レース:2023/06/04(日)阪神11R・松風月S
見出し:「ノーザンファーム」の中に執筆場所があります
掲載日:2023/06/03 (土) 17:02
対象レース:2023/06/04(日)阪神11R・松風月S
見出し:「ノーザンファーム」の中に執筆場所があります

今週、東京株式市場の日経平均株価は、前週末比607円高の3万1524円で取引を終えておりました。
週初めの段階から、為替市場で円安が進行したことを受け、輸出セクターを中心に上昇が見られ、尚且つ、アメリカの債務法案が上院でも可決され、デフォルトが回避される見通しとなったことなどが、積極的な買いを支えており、来週、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「キャロットファーム」が松風月Sに出走させる、ジェネティクスに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
という好成績を残しており、特に2019年は、皐月賞を制したサートゥルナーリア、宝塚記念と有馬記念を制したリスグラシュー、チャンピオンズCを制したクリソリベル、阪神ジュベナイルFを制したレシステンシアなどの活躍により、過去最高の賞金を獲得していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が…
週初めの段階から、為替市場で円安が進行したことを受け、輸出セクターを中心に上昇が見られ、尚且つ、アメリカの債務法案が上院でも可決され、デフォルトが回避される見通しとなったことなどが、積極的な買いを支えており、来週、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「キャロットファーム」が松風月Sに出走させる、ジェネティクスに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
という好成績を残しており、特に2019年は、皐月賞を制したサートゥルナーリア、宝塚記念と有馬記念を制したリスグラシュー、チャンピオンズCを制したクリソリベル、阪神ジュベナイルFを制したレシステンシアなどの活躍により、過去最高の賞金を獲得していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が…

発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2023/06/02 (金) 18:30
対象レース:2023/06/03(土)阪神11R・鳴尾記念
見出し:栗東高校と京都産業大学で馬術部に入っとったんや
掲載日:2023/06/02 (金) 18:30
対象レース:2023/06/03(土)阪神11R・鳴尾記念
見出し:栗東高校と京都産業大学で馬術部に入っとったんや

高血圧の原因の一つに塩分の摂り過ぎがあって、一日あたりで言うたら、男性で7・5グラム未満、女性で6・5グラム未満に抑えるのがエエんやけど、日本人は平均で2グラム以上も多く摂取しとるんや。
塩分の摂り過ぎを抑える方法は色々あるんやけど、醤油やソースを使う場合、「かける」のをやめて「つける」ようにすると、グッと減らせるんで、まずはこれを心掛けるのがエエやろうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、大久保龍志君が鳴尾記念に使う、アドマイヤハダルについての報告をしときましょう。
皆さんもよう知っとる通り、大久保龍志君は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、今年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、大久保龍志厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志君の弟で、去年の3月に、池添学君の厩舎から乗り役としてデビューしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志君は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志君は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を増やしとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までに重賞を24回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志君の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に一昨年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、去年も勢いは続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんでもって今年は、グロリアムンディが地方交流重賞のダイオライト記念を勝って、1着賞金4000万円を稼いどるし、JRAでは、グロリアムンディを使った平安Sとか、先週までに16勝を上げとるんやけど…
塩分の摂り過ぎを抑える方法は色々あるんやけど、醤油やソースを使う場合、「かける」のをやめて「つける」ようにすると、グッと減らせるんで、まずはこれを心掛けるのがエエやろうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、大久保龍志君が鳴尾記念に使う、アドマイヤハダルについての報告をしときましょう。
皆さんもよう知っとる通り、大久保龍志君は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、今年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、大久保龍志厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志君の弟で、去年の3月に、池添学君の厩舎から乗り役としてデビューしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志君は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志君は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を増やしとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までに重賞を24回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志君の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に一昨年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、去年も勢いは続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんでもって今年は、グロリアムンディが地方交流重賞のダイオライト記念を勝って、1着賞金4000万円を稼いどるし、JRAでは、グロリアムンディを使った平安Sとか、先週までに16勝を上げとるんやけど…

発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2023/06/02 (金) 17:45
対象レース:2023/06/03(土)東京11R・アハルテケS
見出し:「住友不動産高輪パークタワー」に本社がありますの
掲載日:2023/06/02 (金) 17:45
対象レース:2023/06/03(土)東京11R・アハルテケS
見出し:「住友不動産高輪パークタワー」に本社がありますの

皆さんごきげんよう。
今回は、猪熊広次オーナーがアハルテケSに出走させる、アラジンバローズについての報告をしておきますわね。
猪熊広次オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役ですわ。
1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を立ち上げ、その後は、
1998年10月→日本移動通信株式会社(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→「IDOプラザ・向ヶ丘遊園」(現在のauショップ・向ヶ丘遊園)をオープン
2001年4月→「auショップ・川崎西口駅前」(現在のauショップ・ラゾーナ川崎)をオープン
2003年7月→「住友不動産高輪パークタワー」に本社を移転
といった形で順調に規模を拡大していますの。
また、同社は近年、「モバイルコンテンツ事業」に力を入れていて、
2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2015年→心理対戦型パーティーゲームの「人狼ゲーム・潜む狼」
2016年→女性向けの恋愛ノベルゲームの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
2017年→近未来学園を描いたアドベンチャーゲームの「AQUA」
2018年→ラブコメアドベンチャーゲームの「お嬢様はご機嫌ナナメ」
2020年→貯めたポイントで豪華賞品に応募できる「懸賞麻雀」
2021年→定番のゲームでポイントを貯めて豪華賞品に応募できる「懸賞ソリティア」
など、次々に新サービスを提供していますわ。
私が確認したところ、これらの中では、「懸賞ソリティア」が特に人気を博していまして、昨年は、「懸賞麻雀」のサービスを終了して、代わりに、「懸賞GAMES」として、
「懸賞ナンプレ」→4月から提供
「懸賞リバーシ」→6月から提供
「懸賞2048」→10月から提供
「懸賞HelixJump」→11月から提供
「懸賞へびゲーム」→12月から提供
と、立て続けに新たなコンテンツをスタートさせていますの。
このように、ユーザーのニーズに合わせて臨機応変にビジネスを展開している猪熊オーナーのことを、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょうね。
馬主としての猪熊オーナーは、確か2003年頃にJRAで馬を走らせ始めて、これまでに250頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、2015年のファンタジーSを制したキャンディバローズや、2018年のCBC賞と北九州記念を制したアレスバローズや、2019年のダービーを制したロジャーバローズなどが挙げられますわ。
2017年の猪熊オーナーは、過去最高となる30勝を上げ、「4億7836万円」の賞金を獲得していた上、2019年は、10勝に留まってしまいましたが、先述した通り、ロジャーバローズでダービーを制したことなどから、賞金は過去最高の「4億8361万円」を獲得していましたの。
2020年は、14勝を上げたものの、獲得賞金は「1億9984万円」と、前年の半分以下に留まっていましたが、その後の2年間は、
2021年:24勝・獲得賞金3億9353万円
2022年:22勝・獲得賞金4億5770万円
という形で巻き返しに成功していて、特に昨年は、獲得賞金が、キャリアの中で三番目に多い数字でしたわ。
でも、今年に入ってからは、先週までに12勝を上げていますけど、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「2億1469万円」と、昨年の同じ時期(5月まで)の「2億2835万円」を、僅かとは言え下回っていますの。
当然、現在のオーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
また、猪熊オーナーは…
今回は、猪熊広次オーナーがアハルテケSに出走させる、アラジンバローズについての報告をしておきますわね。
猪熊広次オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役ですわ。
1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を立ち上げ、その後は、
1998年10月→日本移動通信株式会社(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→「IDOプラザ・向ヶ丘遊園」(現在のauショップ・向ヶ丘遊園)をオープン
2001年4月→「auショップ・川崎西口駅前」(現在のauショップ・ラゾーナ川崎)をオープン
2003年7月→「住友不動産高輪パークタワー」に本社を移転
といった形で順調に規模を拡大していますの。
また、同社は近年、「モバイルコンテンツ事業」に力を入れていて、
2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2015年→心理対戦型パーティーゲームの「人狼ゲーム・潜む狼」
2016年→女性向けの恋愛ノベルゲームの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
2017年→近未来学園を描いたアドベンチャーゲームの「AQUA」
2018年→ラブコメアドベンチャーゲームの「お嬢様はご機嫌ナナメ」
2020年→貯めたポイントで豪華賞品に応募できる「懸賞麻雀」
2021年→定番のゲームでポイントを貯めて豪華賞品に応募できる「懸賞ソリティア」
など、次々に新サービスを提供していますわ。
私が確認したところ、これらの中では、「懸賞ソリティア」が特に人気を博していまして、昨年は、「懸賞麻雀」のサービスを終了して、代わりに、「懸賞GAMES」として、
「懸賞ナンプレ」→4月から提供
「懸賞リバーシ」→6月から提供
「懸賞2048」→10月から提供
「懸賞HelixJump」→11月から提供
「懸賞へびゲーム」→12月から提供
と、立て続けに新たなコンテンツをスタートさせていますの。
このように、ユーザーのニーズに合わせて臨機応変にビジネスを展開している猪熊オーナーのことを、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょうね。
馬主としての猪熊オーナーは、確か2003年頃にJRAで馬を走らせ始めて、これまでに250頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、2015年のファンタジーSを制したキャンディバローズや、2018年のCBC賞と北九州記念を制したアレスバローズや、2019年のダービーを制したロジャーバローズなどが挙げられますわ。
2017年の猪熊オーナーは、過去最高となる30勝を上げ、「4億7836万円」の賞金を獲得していた上、2019年は、10勝に留まってしまいましたが、先述した通り、ロジャーバローズでダービーを制したことなどから、賞金は過去最高の「4億8361万円」を獲得していましたの。
2020年は、14勝を上げたものの、獲得賞金は「1億9984万円」と、前年の半分以下に留まっていましたが、その後の2年間は、
2021年:24勝・獲得賞金3億9353万円
2022年:22勝・獲得賞金4億5770万円
という形で巻き返しに成功していて、特に昨年は、獲得賞金が、キャリアの中で三番目に多い数字でしたわ。
でも、今年に入ってからは、先週までに12勝を上げていますけど、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「2億1469万円」と、昨年の同じ時期(5月まで)の「2億2835万円」を、僅かとは言え下回っていますの。
当然、現在のオーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
また、猪熊オーナーは…

発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2023/06/02 (金) 17:23
対象レース:2023/06/03(土)阪神11R・鳴尾記念
見出し:今年はダービー卿CTを勝っていますけど
掲載日:2023/06/02 (金) 17:23
対象レース:2023/06/03(土)阪神11R・鳴尾記念
見出し:今年はダービー卿CTを勝っていますけど

この前、午前中の仕事が終わった後、記者仲間達と、美浦トレセンから車で10分くらいのところにある、「六兵衛そば屋」に行ってきました。
国道125号沿いにあるこのお店は、外観と店内のどちらも昔ながらのお蕎麦屋さんといった感じで、「かけそば」や「もりそば」なら500円で食べられますし、定食も、1000円でお釣りが来る値段で食べられます。
懐かしい味を、落ち着いた雰囲気の中で楽しみたい気分の日には、ついつい行きたくなるお店なんですよ。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、宮田敬介先生が鳴尾記念に使う、グラティアスについての報告をしておきます。
宮田先生は、茨城県日立市の出身で、家族や親戚に競馬関係者がいた訳ではなくて、お父さんが旅行会社のJTBに勤めているサラリーマン家庭で、3人兄弟の長男として育ちました。
大の競馬好きだったお父さんが、「サンデーレーシング」や「社台レースホース」といった一口馬主クラブの会員になっていて、幼稚園の頃から何度もお父さんと中山競馬場に行っていたそうですし、出資していた馬を応援するために、家族で新潟競馬場まで行ったこともあるそうです。
こういう環境で育った宮田先生が競馬を大好きになったのは、小学生の頃、福島県のいわき市にある「JRA競走馬総合研究所」のリハビリテーションセンターに行った時に、そこで休養していたオグリキャップと会えたことがきっかけで、その後、オグリキャップの引退レースを見て、「調教師になりたい」と思ったそうですね。
地元の茨城高校を卒業した後、麻布大学獣医学科の動物応用学科に進んだ宮田先生は、馬術部に入って、ここで馬乗りを覚えたそうで、大学を卒業した後は、2003年の4月から「ノーザンファーム」で働いて、ここにいた2年半の間に、まだデビューしていなかったディープインパクトの調教を担当したそうですよ。
ちなみに宮田先生は、今、「ノーザンファーム天栄」の場長をやっている木實谷(きみや)雄太さんと、「ノーザンファーム」の同期です。
2005年の10月、競馬学校の厩務員課程に入った宮田先生は、次の年の4月から栗田博憲厩舎で厩務員をやって、2009年の7月からは田島俊明厩舎で調教助手をやっていました。
2010年の7月、国枝栄厩舎に移ると、それから、2018年に調教師の試験に受かるまでずっとここにいましたし、技術調教師になってから、自分の厩舎を開業するまでの間も、国枝厩舎で色んなことを学んでいたんですよ。
国枝厩舎では、2014年の朝日杯FSと2015年の富士Sを勝ったダノンプラチナを担当していましたし、アーモンドアイがデビューする前の調教にも乗っていて、この馬がドバイターフに出た時も現地に帯同していました。
2020年の3月に自分の厩舎を開業した宮田先生は、それから年末までに、「16勝・獲得賞金1億7797万円」という、1年目としてはまずまずの成績を残しています。
こうやっていいスタートを切れたのは、国枝厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
開業2年目だった一昨年は、ダンシングプリンスを使ったカペラSで初めて重賞を勝つなど、全部で14勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5418万円」と、前の年を大きく上回っていましたし、去年は、JRAで残した成績が「31勝・獲得賞金4億6852万円」という、開業3年目としては文句ナシの数字だったんですよ。
それに去年は、海外と地方でも、ダンシングプリンスでリヤドダートスプリント(サウジアラビアのG3)と北海道スプリントCとJBCスプリントを勝っていて、この3戦で2億円以上の賞金を稼いでいます。
でも、今年は…
国道125号沿いにあるこのお店は、外観と店内のどちらも昔ながらのお蕎麦屋さんといった感じで、「かけそば」や「もりそば」なら500円で食べられますし、定食も、1000円でお釣りが来る値段で食べられます。
懐かしい味を、落ち着いた雰囲気の中で楽しみたい気分の日には、ついつい行きたくなるお店なんですよ。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、宮田敬介先生が鳴尾記念に使う、グラティアスについての報告をしておきます。
宮田先生は、茨城県日立市の出身で、家族や親戚に競馬関係者がいた訳ではなくて、お父さんが旅行会社のJTBに勤めているサラリーマン家庭で、3人兄弟の長男として育ちました。
大の競馬好きだったお父さんが、「サンデーレーシング」や「社台レースホース」といった一口馬主クラブの会員になっていて、幼稚園の頃から何度もお父さんと中山競馬場に行っていたそうですし、出資していた馬を応援するために、家族で新潟競馬場まで行ったこともあるそうです。
こういう環境で育った宮田先生が競馬を大好きになったのは、小学生の頃、福島県のいわき市にある「JRA競走馬総合研究所」のリハビリテーションセンターに行った時に、そこで休養していたオグリキャップと会えたことがきっかけで、その後、オグリキャップの引退レースを見て、「調教師になりたい」と思ったそうですね。
地元の茨城高校を卒業した後、麻布大学獣医学科の動物応用学科に進んだ宮田先生は、馬術部に入って、ここで馬乗りを覚えたそうで、大学を卒業した後は、2003年の4月から「ノーザンファーム」で働いて、ここにいた2年半の間に、まだデビューしていなかったディープインパクトの調教を担当したそうですよ。
ちなみに宮田先生は、今、「ノーザンファーム天栄」の場長をやっている木實谷(きみや)雄太さんと、「ノーザンファーム」の同期です。
2005年の10月、競馬学校の厩務員課程に入った宮田先生は、次の年の4月から栗田博憲厩舎で厩務員をやって、2009年の7月からは田島俊明厩舎で調教助手をやっていました。
2010年の7月、国枝栄厩舎に移ると、それから、2018年に調教師の試験に受かるまでずっとここにいましたし、技術調教師になってから、自分の厩舎を開業するまでの間も、国枝厩舎で色んなことを学んでいたんですよ。
国枝厩舎では、2014年の朝日杯FSと2015年の富士Sを勝ったダノンプラチナを担当していましたし、アーモンドアイがデビューする前の調教にも乗っていて、この馬がドバイターフに出た時も現地に帯同していました。
2020年の3月に自分の厩舎を開業した宮田先生は、それから年末までに、「16勝・獲得賞金1億7797万円」という、1年目としてはまずまずの成績を残しています。
こうやっていいスタートを切れたのは、国枝厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
開業2年目だった一昨年は、ダンシングプリンスを使ったカペラSで初めて重賞を勝つなど、全部で14勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5418万円」と、前の年を大きく上回っていましたし、去年は、JRAで残した成績が「31勝・獲得賞金4億6852万円」という、開業3年目としては文句ナシの数字だったんですよ。
それに去年は、海外と地方でも、ダンシングプリンスでリヤドダートスプリント(サウジアラビアのG3)と北海道スプリントCとJBCスプリントを勝っていて、この3戦で2億円以上の賞金を稼いでいます。
でも、今年は…

発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2023/05/31 (水) 18:38
対象レース:2023/06/03(土)阪神11R・鳴尾記念
見出し:親父さんが名古屋競馬で乗り役をやっとりましたな
掲載日:2023/05/31 (水) 18:38
対象レース:2023/06/03(土)阪神11R・鳴尾記念
見出し:親父さんが名古屋競馬で乗り役をやっとりましたな

まいど。
鳴尾記念は、森田直行先生の厩舎が登録しとる、モズベッロが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、森田先生の親父さんは、名古屋競馬で乗り役をやってから、1972年の天皇賞・秋を勝ったヤマニンウエーブなどでお馴染みの中村覚之助厩舎で調教助手をやっとりましたな。
そんで、小さい頃から競馬が身近だった森田先生は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、身長が伸び過ぎたんで諦めて、普通に会社員として働いとりました。
せやけど、親父さんが腰を悪くして、調教助手を辞めることになって、そん時に「お前だけでも競馬に関わってくれないか」と頼まれたんで、23歳の時に競馬学校に入って、1985年から長浜彦三郎厩舎で厩務員をやっとりました。
その後は、1988年から長浜博之厩舎で、1989年から福島信晴厩舎で、2007年から松田博資厩舎で、それぞれ経験を積んでから、2012年に、JRAでは初めて、現役の厩務員として調教師の試験に受かったんですわ。
調教師を目指す場合、厩務員から調教助手になって、それから試験を受けるのが普通やけど、体重が70キロ近くある森田先生は、調教師から「馬に負担が掛かるので乗らないで欲しい」と言われたことがあったそうで、調教に乗らんでええ厩務員のまま、調教師を目指すことにしたんや。
試験に受かった後は、2014年の3月に厩舎を開業するまで、技術調教師として、昔から仲が良かった矢作芳人先生の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方とか、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。
開業してからの森田先生は、最初の年が「4勝・獲得賞金9294万円」っちゅう成績やったけど、キョウエイアシュラを使った地方交流のオーバルスプリントで、初めて重賞を勝っとったし、その後は、
2015年→8勝・獲得賞金1億4576万円
2016年→8勝・獲得賞金1億9788万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3869万円
2018年→21勝・獲得賞金5億7828万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、特に2018年は、ダイメイプリンセスを使ったアイビスSDで初めてJRAの重賞を勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、その後は…
鳴尾記念は、森田直行先生の厩舎が登録しとる、モズベッロが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、森田先生の親父さんは、名古屋競馬で乗り役をやってから、1972年の天皇賞・秋を勝ったヤマニンウエーブなどでお馴染みの中村覚之助厩舎で調教助手をやっとりましたな。
そんで、小さい頃から競馬が身近だった森田先生は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、身長が伸び過ぎたんで諦めて、普通に会社員として働いとりました。
せやけど、親父さんが腰を悪くして、調教助手を辞めることになって、そん時に「お前だけでも競馬に関わってくれないか」と頼まれたんで、23歳の時に競馬学校に入って、1985年から長浜彦三郎厩舎で厩務員をやっとりました。
その後は、1988年から長浜博之厩舎で、1989年から福島信晴厩舎で、2007年から松田博資厩舎で、それぞれ経験を積んでから、2012年に、JRAでは初めて、現役の厩務員として調教師の試験に受かったんですわ。
調教師を目指す場合、厩務員から調教助手になって、それから試験を受けるのが普通やけど、体重が70キロ近くある森田先生は、調教師から「馬に負担が掛かるので乗らないで欲しい」と言われたことがあったそうで、調教に乗らんでええ厩務員のまま、調教師を目指すことにしたんや。
試験に受かった後は、2014年の3月に厩舎を開業するまで、技術調教師として、昔から仲が良かった矢作芳人先生の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方とか、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。
開業してからの森田先生は、最初の年が「4勝・獲得賞金9294万円」っちゅう成績やったけど、キョウエイアシュラを使った地方交流のオーバルスプリントで、初めて重賞を勝っとったし、その後は、
2015年→8勝・獲得賞金1億4576万円
2016年→8勝・獲得賞金1億9788万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3869万円
2018年→21勝・獲得賞金5億7828万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、特に2018年は、ダイメイプリンセスを使ったアイビスSDで初めてJRAの重賞を勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、その後は…

発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2023/05/31 (水) 17:59
対象レース:2023/06/04(日)東京11R・安田記念
見出し:現在は吉田俊介氏が代表取締役を務めております
掲載日:2023/05/31 (水) 17:59
対象レース:2023/06/04(日)東京11R・安田記念
見出し:現在は吉田俊介氏が代表取締役を務めております

本日の東京外国為替市場に於ける円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比52銭の円高ドル安となる、「1ドル=139円73~75銭辺りで推移しておりました。
中国の経済指標が悪化し、景気の先行き懸念が強まり、中国株が大幅安となり、「低リスク通貨」とされる円を買う動きが強まっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が安田記念に登録している、インダストリアとシュネルマイスターとソングラインについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
そして今年も…
中国の経済指標が悪化し、景気の先行き懸念が強まり、中国株が大幅安となり、「低リスク通貨」とされる円を買う動きが強まっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が安田記念に登録している、インダストリアとシュネルマイスターとソングラインについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
そして今年も…

発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2023/05/31 (水) 13:44
対象レース:2023/06/03(土)阪神11R・鳴尾記念
見出し:2018年から「日本調教師会」の副会長をやっとるんですわ
掲載日:2023/05/31 (水) 13:44
対象レース:2023/06/03(土)阪神11R・鳴尾記念
見出し:2018年から「日本調教師会」の副会長をやっとるんですわ

お疲れさんです。
今回は、中竹和也先生がダービー卿CTに使う、スカーフェイスについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、滋賀県出身の中竹先生は、1980年に吉田三郎さんの厩舎の騎手候補生になって、1984年に試験に受かって、その年の3月に乗り役としてデビューしとりましたな。
そんでもって、ニイキに乗った1985年の阪神障害S・秋で初めて重賞を勝つと、ハッピールイスに乗った1986年の京都大障害・春と中山大障害・秋、ダイカツストームに乗った1995年の中山大障害・春(現在の中山グランドジャンプ)と、障害の重賞を4つ勝っとって、調教師の試験に受かって引退した1998年までに、通算で176勝を上げとったんですわ。
1993年には、障害レースで12勝を上げて、障害リーディングになっとりましたな。
1999年に自分の厩舎を開業した中竹先生は、最初の年が5勝止まりやったけど、2000年に10勝を上げると、その後は毎年2ケタに乗せとります。
初めの頃、中竹先生はなかなか重賞を勝てなかったんやけど、2009年に、ジョーカプチーノを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つと、その勢いで、この馬を使ったNHKマイルCで初めてGIを勝っとったし、2018年は、アスターペガサスを使った函館2歳Sと、ヨカグラを使った小倉サマージャンプを勝つなど、「56勝・獲得賞金13億6822万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも、開業してから一番の数字を残しとりましたな。
しかも中竹先生は、2018年から「日本調教師会」の副会長をやっとって、この仕事をこなしながら、調教師としてもエエ成績を残したんやからホンマに大したもんですわ。
そんで、2019年の中竹先生は、ブレイキングドーンでラジオNIKKEI賞を勝って、「JRA全10場重賞制覇」を達成したんやけど、他の馬がイマイチやったから、「26勝・獲得賞金5億9074万円」っちゅう成績で、2018年を大きく下回ってしもうたし…
今回は、中竹和也先生がダービー卿CTに使う、スカーフェイスについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、滋賀県出身の中竹先生は、1980年に吉田三郎さんの厩舎の騎手候補生になって、1984年に試験に受かって、その年の3月に乗り役としてデビューしとりましたな。
そんでもって、ニイキに乗った1985年の阪神障害S・秋で初めて重賞を勝つと、ハッピールイスに乗った1986年の京都大障害・春と中山大障害・秋、ダイカツストームに乗った1995年の中山大障害・春(現在の中山グランドジャンプ)と、障害の重賞を4つ勝っとって、調教師の試験に受かって引退した1998年までに、通算で176勝を上げとったんですわ。
1993年には、障害レースで12勝を上げて、障害リーディングになっとりましたな。
1999年に自分の厩舎を開業した中竹先生は、最初の年が5勝止まりやったけど、2000年に10勝を上げると、その後は毎年2ケタに乗せとります。
初めの頃、中竹先生はなかなか重賞を勝てなかったんやけど、2009年に、ジョーカプチーノを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つと、その勢いで、この馬を使ったNHKマイルCで初めてGIを勝っとったし、2018年は、アスターペガサスを使った函館2歳Sと、ヨカグラを使った小倉サマージャンプを勝つなど、「56勝・獲得賞金13億6822万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも、開業してから一番の数字を残しとりましたな。
しかも中竹先生は、2018年から「日本調教師会」の副会長をやっとって、この仕事をこなしながら、調教師としてもエエ成績を残したんやからホンマに大したもんですわ。
そんで、2019年の中竹先生は、ブレイキングドーンでラジオNIKKEI賞を勝って、「JRA全10場重賞制覇」を達成したんやけど、他の馬がイマイチやったから、「26勝・獲得賞金5億9074万円」っちゅう成績で、2018年を大きく下回ってしもうたし…

発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2023/05/30 (火) 20:57
対象レース:2023/06/4(日)東京11R・安田記念
見出し:一代で「株式会社図研」を大企業に成長させております
掲載日:2023/05/30 (火) 20:57
対象レース:2023/06/4(日)東京11R・安田記念
見出し:一代で「株式会社図研」を大企業に成長させております

男子プロゴルフツアーのメジャー初戦として、6月1日(木)から「宍戸ヒルズカントリークラブ西コース」(茨城県笠間市)で行われる、「BMWツアー選手権森ビル杯」の組み合わせが発表されました。
先週、「ミズノオープン」でツアー初優勝を飾った平田憲聖選手は、石川遼選手、稲森佑貴選手と同組になっており、昨年の覇者である比嘉一貴選手は、米ツアーの「メモリアル・トーナメント」に出場するため欠場となっておりますが、どの選手がどんなプレーを見せてくれるのか、大いに注目したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、金子真人(まこと)オーナーが安田記念に登録している、ソダシについての報告をしておきます。
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「ビジネスエンジニアリング株式会社」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2022年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:315億0200万円
経常利益:41億7700万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、一昨年までの6年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、一昨年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
ただ、今年に入ってから先週までは、フリームファクシできさらぎ賞を制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことから、先週までの獲得賞金が「5億2308万円」と、まだ昨年の3分の1ほどに留まっておりますので、現在の金子オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず…
先週、「ミズノオープン」でツアー初優勝を飾った平田憲聖選手は、石川遼選手、稲森佑貴選手と同組になっており、昨年の覇者である比嘉一貴選手は、米ツアーの「メモリアル・トーナメント」に出場するため欠場となっておりますが、どの選手がどんなプレーを見せてくれるのか、大いに注目したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、金子真人(まこと)オーナーが安田記念に登録している、ソダシについての報告をしておきます。
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「ビジネスエンジニアリング株式会社」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2022年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:315億0200万円
経常利益:41億7700万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、一昨年までの6年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、一昨年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
ただ、今年に入ってから先週までは、フリームファクシできさらぎ賞を制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことから、先週までの獲得賞金が「5億2308万円」と、まだ昨年の3分の1ほどに留まっておりますので、現在の金子オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず…

発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2023/05/27 (土) 19:26
対象レース:2023/05/28(日)東京11R・ダービー
見出し:現在はローマンエンパイアの生産者が代表を…
掲載日:2023/05/27 (土) 19:26
対象レース:2023/05/28(日)東京11R・ダービー
見出し:現在はローマンエンパイアの生産者が代表を…

日本ラグビー界の最高峰、「ジャパンラグビーリーグワン」のディビジョン1、「2022ー23シーズン」では、先週の土曜日、国立競技場に於いて、「プレーオフトーナメント」の決勝が行われ、「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が17対15のスコアで「埼玉ワイルドナイツ」を下し、初の優勝を飾りました。
南アフリカ代表の世界的なフッカー、マルコム・マークス選手など、能力の高い選手が多く所属している「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が、「2023ー24シーズン」は、どんな戦い振りを見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません。
なお、私が「ダービーで注目すべき存在」と考えているのは、「ターフ・スポート」が出走させるファントムシーフです。
皆様もよくご存知の通り、「ターフ・スポート」の法人名で所属馬を走らせている「ターファイトクラブ」は、日高地区を中心とした44の生産牧場が株主となり、共同で運営している一口馬主クラブでして、生産馬をクラブに提供している主な牧場には、
酒井牧場:ホクトベガ、マックスビューティなどを生産
谷川牧場:チョウカイキャロル、サクセスブロッケンなどを生産
丸村村下ファーム:サニーブライアン、サニーサンデーなどを生産
三石川上牧場:カワカミプリンセス、カネトシガバナーなどを生産
村田牧場:ローレルゲレイロ、ユキノビジンなどを生産
などがあります。
現在、「ターファイトクラブ」の代表者は、2002年の京成杯を制したローマンエンパイアなどを生産した「中島牧場」の代表を務めている中島雅春氏であり、「ターフ・スポート」の代表者は、1994年の安田記念とマイルCSを制したノースフライトや、1989年のオークス馬ライトカラーなどを生産した「大北牧場」の代表を務めていた斎藤敏雄氏です。
同クラブは、これまでに1100頭以上をJRAで走らせており、過去の代表的な存在としては、ただいま名前を挙げたローマンエンパイアや、2002年の小倉2歳Sを制したメイプルロードや、2006年の函館スプリントSを制したビーナスラインや、2013年の阪神牝馬Sを制したサウンドオブハートや、2014年のみやこSなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したインカンテーションや、2017年のフラワーCを制したファンディーナといった名前が挙げられ、2001年には、「44勝・獲得賞金7億2168万円」という過去最高の成績を記録しております。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、
2017年→8勝・獲得賞金2億0425万円
2018年→10勝・獲得賞金1億6510万円
2019年→12勝・獲得賞金1億9317万円
2020年→8勝・獲得賞金1億7938万円
2021年→11勝・獲得賞金2億1226万円
という物足りない数字に留まっておりました。
したがって、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、「19勝・獲得賞金2億8821万円」という、前年を大きく上回る成績を記録しております。
更に今年は…
南アフリカ代表の世界的なフッカー、マルコム・マークス選手など、能力の高い選手が多く所属している「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が、「2023ー24シーズン」は、どんな戦い振りを見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません。
なお、私が「ダービーで注目すべき存在」と考えているのは、「ターフ・スポート」が出走させるファントムシーフです。
皆様もよくご存知の通り、「ターフ・スポート」の法人名で所属馬を走らせている「ターファイトクラブ」は、日高地区を中心とした44の生産牧場が株主となり、共同で運営している一口馬主クラブでして、生産馬をクラブに提供している主な牧場には、
酒井牧場:ホクトベガ、マックスビューティなどを生産
谷川牧場:チョウカイキャロル、サクセスブロッケンなどを生産
丸村村下ファーム:サニーブライアン、サニーサンデーなどを生産
三石川上牧場:カワカミプリンセス、カネトシガバナーなどを生産
村田牧場:ローレルゲレイロ、ユキノビジンなどを生産
などがあります。
現在、「ターファイトクラブ」の代表者は、2002年の京成杯を制したローマンエンパイアなどを生産した「中島牧場」の代表を務めている中島雅春氏であり、「ターフ・スポート」の代表者は、1994年の安田記念とマイルCSを制したノースフライトや、1989年のオークス馬ライトカラーなどを生産した「大北牧場」の代表を務めていた斎藤敏雄氏です。
同クラブは、これまでに1100頭以上をJRAで走らせており、過去の代表的な存在としては、ただいま名前を挙げたローマンエンパイアや、2002年の小倉2歳Sを制したメイプルロードや、2006年の函館スプリントSを制したビーナスラインや、2013年の阪神牝馬Sを制したサウンドオブハートや、2014年のみやこSなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したインカンテーションや、2017年のフラワーCを制したファンディーナといった名前が挙げられ、2001年には、「44勝・獲得賞金7億2168万円」という過去最高の成績を記録しております。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、
2017年→8勝・獲得賞金2億0425万円
2018年→10勝・獲得賞金1億6510万円
2019年→12勝・獲得賞金1億9317万円
2020年→8勝・獲得賞金1億7938万円
2021年→11勝・獲得賞金2億1226万円
という物足りない数字に留まっておりました。
したがって、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、「19勝・獲得賞金2億8821万円」という、前年を大きく上回る成績を記録しております。
更に今年は…

発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2023/05/27 (土) 18:49
対象レース:2023/05/28(日)京都10R・安土城S
見出し:「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとしております
掲載日:2023/05/27 (土) 18:49
対象レース:2023/05/28(日)京都10R・安土城S
見出し:「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとしております

東京都中野区の「東京黎明アートルーム」では、一昨日、5月25日(木)から、「良寛の書の世界~清らかな書の成り立ち~」という特別展が開催されております。
これは、江戸時代の後期に僧侶や歌人や書家として幅広く活躍していた良寛の作品から、「書」にスポットを当て、47作品を展示しているものでして、その中には、初公開となる作品も含まれているとのことです。
では、ここから本題に入りますと、今回は、松岡隆雄オーナーが安土城Sに出走させる、サンライズオネストに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、松岡オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しており、1999年には、「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、一昨年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、先月からは、自社加工工場の「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)を稼働させております。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、「冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模」との評判です。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2022年1月期の年間売上高は、「456億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
馬主としての松岡オーナーは、確か2003年にJRAで馬を走らせ始め、私が確認したところ、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし…
これは、江戸時代の後期に僧侶や歌人や書家として幅広く活躍していた良寛の作品から、「書」にスポットを当て、47作品を展示しているものでして、その中には、初公開となる作品も含まれているとのことです。
では、ここから本題に入りますと、今回は、松岡隆雄オーナーが安土城Sに出走させる、サンライズオネストに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、松岡オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しており、1999年には、「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、一昨年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、先月からは、自社加工工場の「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)を稼働させております。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、「冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模」との評判です。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2022年1月期の年間売上高は、「456億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
馬主としての松岡オーナーは、確か2003年にJRAで馬を走らせ始め、私が確認したところ、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし…

発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2023/05/27 (土) 17:40
対象レース:2023/05/28(日)東京12R・目黒記念
見出し:「2022年度販売馬」の状況を考えれば
掲載日:2023/05/27 (土) 17:40
対象レース:2023/05/28(日)東京12R・目黒記念
見出し:「2022年度販売馬」の状況を考えれば

お疲れさまです。
5月23日(火)に札幌競馬場で行われた今年の「HBAトレーニングセール」は、
上場頭数:116頭
落札頭数:91頭
取引総額:6億6704万円(税込)
という結果でした。
もちろん、このセリに参加した馬主さんのほぼ全員が、これからのレースに、「落札資金を回収したい」という思惑を込めるのでしょうから、それがどれくらい結果を大きく左右するのか、注目したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、目黒記念に出る、バラジについての報告をしておきます。
この馬は、岡田牧雄オーナーの名義で走っていますけど、皆さんも知っている通りで、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーだというのも、皆さんはよく知っていることでしょう。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことです。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」ですね。
それに「LEX」は、スクリーンヒーローなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、シーウィザードのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表である吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
地方入厩馬も含めたら、「LEX・PRO」は、「2022年度販売馬」(現2歳世代)について、全部で42頭のラインナップを発表していて、私が確認したところ、これらの内…
5月23日(火)に札幌競馬場で行われた今年の「HBAトレーニングセール」は、
上場頭数:116頭
落札頭数:91頭
取引総額:6億6704万円(税込)
という結果でした。
もちろん、このセリに参加した馬主さんのほぼ全員が、これからのレースに、「落札資金を回収したい」という思惑を込めるのでしょうから、それがどれくらい結果を大きく左右するのか、注目したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、目黒記念に出る、バラジについての報告をしておきます。
この馬は、岡田牧雄オーナーの名義で走っていますけど、皆さんも知っている通りで、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーだというのも、皆さんはよく知っていることでしょう。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことです。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」ですね。
それに「LEX」は、スクリーンヒーローなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、シーウィザードのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表である吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
地方入厩馬も含めたら、「LEX・PRO」は、「2022年度販売馬」(現2歳世代)について、全部で42頭のラインナップを発表していて、私が確認したところ、これらの内…

発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2023/05/26 (金) 19:12
対象レース:2023/05/27(土)東京11R・欅S
見出し:「岡田スタッド」が母体です
掲載日:2023/05/26 (金) 19:12
対象レース:2023/05/27(土)東京11R・欅S
見出し:「岡田スタッド」が母体です

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」が欅Sに出走させる、ゴールドパラディンのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、その母体は、2007年の有馬記念を勝ったマツリダゴッホや、交流重賞を19勝したスマートファルコンや、2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルーや、一昨年の菊花賞や昨年の天皇賞・春や宝塚記念などを制したタイトルホルダーといった、数多くの活躍馬を生産している「岡田スタッド」です。
この「岡田スタッド」の代表は、一昨年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが務めております。
また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男、岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。
その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。
しかし、このデアリングタクトは、秋華賞の次走から「8連敗中」となっている上、現在は長期休養中であり、これらのことなどが原因となり、過去2年間は、
2021年→28勝・獲得賞金6億4199万円
2022年→38勝・獲得賞金7億8856万円
と、獲得賞金が2020年を大きく下回っておりました。
その上、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までが12勝と、昨年のペースを大きく下回っており、獲得賞金は「2億1341万円」と、まだ昨年の3割にも達しておりません。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょう。
また、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、「2021年産募集馬」(現2歳世代)について、地方入厩馬を含めて計56頭のラインナップを発表しており、私が確認したところ、これらの内、既に…
今回、私がご報告させていただきますのは、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」が欅Sに出走させる、ゴールドパラディンのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、その母体は、2007年の有馬記念を勝ったマツリダゴッホや、交流重賞を19勝したスマートファルコンや、2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルーや、一昨年の菊花賞や昨年の天皇賞・春や宝塚記念などを制したタイトルホルダーといった、数多くの活躍馬を生産している「岡田スタッド」です。
この「岡田スタッド」の代表は、一昨年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが務めております。
また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男、岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。
その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。
しかし、このデアリングタクトは、秋華賞の次走から「8連敗中」となっている上、現在は長期休養中であり、これらのことなどが原因となり、過去2年間は、
2021年→28勝・獲得賞金6億4199万円
2022年→38勝・獲得賞金7億8856万円
と、獲得賞金が2020年を大きく下回っておりました。
その上、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までが12勝と、昨年のペースを大きく下回っており、獲得賞金は「2億1341万円」と、まだ昨年の3割にも達しておりません。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょう。
また、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、「2021年産募集馬」(現2歳世代)について、地方入厩馬を含めて計56頭のラインナップを発表しており、私が確認したところ、これらの内、既に…

発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2023/05/26 (金) 17:55
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:乗り役として1985年のオークスを勝っとりますな
掲載日:2023/05/26 (金) 17:55
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:乗り役として1985年のオークスを勝っとりますな

1987年に放送されとった「三匹が斬る」が、「時代劇専門チャンネル」で、一昨日、5月24日(水)から再放送されとるんや。
矢坂平四郎を高橋英樹さんが、久慈慎之介を役所広司さんが、燕陣内を春風亭小朝さんが、それぞれ演じとるこのシリーズが、ワシは昔から大好きなんで、一昨日の放送はもちろんバッチリ見とるし、これからの再放送もホンマに楽しみやな。
で、ワシが葵Sで期待しとるんは、音無秀孝君の厩舎が使うモズメイメイなんですわ。
皆さんも知っとるやろうけど、音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った一昨年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を85回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後の5年間は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
と、立て続けにエエ成績を残しとりました。
ただ、一昨年は「34勝・獲得賞金10億9836万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも前の年までを下回ってしもうたし、去年は、一昨年より多い35勝を上げたんやけど、前の年に4勝しとった重賞を一つしか勝っとらんこともあって、稼いだ賞金は「5億4170万円」と、一昨年の半分以下やったんや。
それに、今年も悪い流れが続いとって、モズメイメイでチューリップ賞を勝っとるんやけど…
矢坂平四郎を高橋英樹さんが、久慈慎之介を役所広司さんが、燕陣内を春風亭小朝さんが、それぞれ演じとるこのシリーズが、ワシは昔から大好きなんで、一昨日の放送はもちろんバッチリ見とるし、これからの再放送もホンマに楽しみやな。
で、ワシが葵Sで期待しとるんは、音無秀孝君の厩舎が使うモズメイメイなんですわ。
皆さんも知っとるやろうけど、音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った一昨年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を85回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後の5年間は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
と、立て続けにエエ成績を残しとりました。
ただ、一昨年は「34勝・獲得賞金10億9836万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも前の年までを下回ってしもうたし、去年は、一昨年より多い35勝を上げたんやけど、前の年に4勝しとった重賞を一つしか勝っとらんこともあって、稼いだ賞金は「5億4170万円」と、一昨年の半分以下やったんや。
それに、今年も悪い流れが続いとって、モズメイメイでチューリップ賞を勝っとるんやけど…

発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2023/05/26 (金) 16:18
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:上に中内田充正厩舎がおる状況なんで
掲載日:2023/05/26 (金) 16:18
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:上に中内田充正厩舎がおる状況なんで

先週の土曜日、新潟の4Rに組まれとった障害のオープンは、蓑島靖典君が乗っとったサクセッションが勝ちましたな。
去年の蓑島君は、1勝だけやったけど、今年は、先週を入れてもう4勝と、波に乗っとるから、これからの障害戦でも注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君が葵Sに使う、テラステラのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「624戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「609戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「467戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
そんで、一昨年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、一昨年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、去年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって今年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどるんやけど、JRAのリーディングは…
去年の蓑島君は、1勝だけやったけど、今年は、先週を入れてもう4勝と、波に乗っとるから、これからの障害戦でも注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君が葵Sに使う、テラステラのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「624戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「609戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「467戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
そんで、一昨年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、一昨年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、去年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって今年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどるんやけど、JRAのリーディングは…

発信者:調教師情報部・元調教師Y
掲載日:2023/05/25 (木) 20:14
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:もう賞金が去年の8割くらいになっとるんですわ
掲載日:2023/05/25 (木) 20:14
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:もう賞金が去年の8割くらいになっとるんですわ

先週のオークスは、中内田充正厩舎のリバティアイランドが強い勝ち方をしましたな。
中内田君の厩舎は、先々週までにJRAで重賞を33勝もしとったんやけど、これらはどれも距離が2000mまでのレースで、それよりも距離が長い重賞を勝ったんは、先週のオークスが初めてなんや。
そんな訳で、中内田厩舎が長い距離の重賞を勝っとらんのを見て、「ダービーやオークスを狙うなら、他の厩舎に預けた方がエエ」と話しとった馬主さんがそれなりにおったんやけど、オークスの結果でその印象が大きく変わるやろうから、中内田君は大喜びしとるんでしょうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、角田晃一君が葵Sに使う、タマモブラックタイについての報告をしときましょう。
1986年の4月に「第5期生」として競馬学校の騎手課程に入っとって、1989年の3月に渡辺栄さんの厩舎からデビューした角田晃一君は、今でも現役で頑張っとる田中勝春君や、美浦で調教師をやっとる小野次郎君や、2014年に乗り役を引退して、今は競馬評論家として活躍しとる佐藤哲三君とかが競馬学校の同期やな。
誰でもよう知っとる通り、乗り役時代の角田君は、デビュー3年目やった1991年に、シスタートウショウに乗った桜花賞で初めてGIを勝っとって、その他にも、ノースフライトに乗った1994年の安田記念とマイルCS、フジキセキに乗った1994年の朝日杯3歳S、ジャングルポケットに乗った2001年のダービー、ヒシミラクルに乗った2002年の菊花賞と2003年の天皇賞・春と宝塚記念とか、GIの10勝を入れて重賞を38回も勝って、全部で713勝もしとりました。
そうそう、一昨年の3月に乗り役としてデビューした角田大和(やまと)君は晃一君の長男で、去年の3月にデビューした角田大河(たいが)君は次男やな。
大和君も大河君も、晃一君が大きいレースで活躍しとる姿に憧れて、乗り役を目指したんや。
調教師の試験に受かった2010年に乗り役を引退した晃一君は、中竹和也厩舎で技術調教師をやって、厩舎をやりくりする方法や、馬の集め方とかを教わっとって、2011年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
初めの年は7勝やったけど、2年目は19勝、3年目は20勝と順調に数字を伸ばしとったし、2013年には、ベルカントを使ったファンタジーSで初めての重賞勝ちを飾っとりました。
その後も順調に勝ち星を積み重ねとって、2017年は、今までで一番多い30勝を上げて、「5億1704万円」の賞金を稼いどったし、2018年は、28勝を上げて、今までで一番多い「5億5825万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、去年までの4年間は、
2019年→23勝・獲得賞金5億3364万円
2020年→19勝・獲得賞金3億7060万円
2021年→19勝・獲得賞金3億3147万円
2022年→18勝・獲得賞金2億6191万円
と書けば分かる通り、賞金が完全に「右肩下がり」やったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって晃一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は先週までに、タマモブラックタイを使ったファルコンSを勝つなど、9勝を上げとって、稼いだ賞金は「2億0925万円」と、もう去年の8割くらいになっとります。
もちろん、今の晃一君は、「この勢いでもっと稼ぎたい」と考えとるんやろうし、今週は…
中内田君の厩舎は、先々週までにJRAで重賞を33勝もしとったんやけど、これらはどれも距離が2000mまでのレースで、それよりも距離が長い重賞を勝ったんは、先週のオークスが初めてなんや。
そんな訳で、中内田厩舎が長い距離の重賞を勝っとらんのを見て、「ダービーやオークスを狙うなら、他の厩舎に預けた方がエエ」と話しとった馬主さんがそれなりにおったんやけど、オークスの結果でその印象が大きく変わるやろうから、中内田君は大喜びしとるんでしょうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、角田晃一君が葵Sに使う、タマモブラックタイについての報告をしときましょう。
1986年の4月に「第5期生」として競馬学校の騎手課程に入っとって、1989年の3月に渡辺栄さんの厩舎からデビューした角田晃一君は、今でも現役で頑張っとる田中勝春君や、美浦で調教師をやっとる小野次郎君や、2014年に乗り役を引退して、今は競馬評論家として活躍しとる佐藤哲三君とかが競馬学校の同期やな。
誰でもよう知っとる通り、乗り役時代の角田君は、デビュー3年目やった1991年に、シスタートウショウに乗った桜花賞で初めてGIを勝っとって、その他にも、ノースフライトに乗った1994年の安田記念とマイルCS、フジキセキに乗った1994年の朝日杯3歳S、ジャングルポケットに乗った2001年のダービー、ヒシミラクルに乗った2002年の菊花賞と2003年の天皇賞・春と宝塚記念とか、GIの10勝を入れて重賞を38回も勝って、全部で713勝もしとりました。
そうそう、一昨年の3月に乗り役としてデビューした角田大和(やまと)君は晃一君の長男で、去年の3月にデビューした角田大河(たいが)君は次男やな。
大和君も大河君も、晃一君が大きいレースで活躍しとる姿に憧れて、乗り役を目指したんや。
調教師の試験に受かった2010年に乗り役を引退した晃一君は、中竹和也厩舎で技術調教師をやって、厩舎をやりくりする方法や、馬の集め方とかを教わっとって、2011年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
初めの年は7勝やったけど、2年目は19勝、3年目は20勝と順調に数字を伸ばしとったし、2013年には、ベルカントを使ったファンタジーSで初めての重賞勝ちを飾っとりました。
その後も順調に勝ち星を積み重ねとって、2017年は、今までで一番多い30勝を上げて、「5億1704万円」の賞金を稼いどったし、2018年は、28勝を上げて、今までで一番多い「5億5825万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、去年までの4年間は、
2019年→23勝・獲得賞金5億3364万円
2020年→19勝・獲得賞金3億7060万円
2021年→19勝・獲得賞金3億3147万円
2022年→18勝・獲得賞金2億6191万円
と書けば分かる通り、賞金が完全に「右肩下がり」やったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって晃一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は先週までに、タマモブラックタイを使ったファルコンSを勝つなど、9勝を上げとって、稼いだ賞金は「2億0925万円」と、もう去年の8割くらいになっとります。
もちろん、今の晃一君は、「この勢いでもっと稼ぎたい」と考えとるんやろうし、今週は…

発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2023/05/25 (木) 19:03
対象レース:2023/05/28(日)東京12R・目黒記念
見出し:今年も「定位置」をキープしております
掲載日:2023/05/25 (木) 19:03
対象レース:2023/05/28(日)東京12R・目黒記念
見出し:今年も「定位置」をキープしております

本日の東京外国為替市場に於ける円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比75銭の円安ドル高となる、「1ドル=139円38~40銭辺りで推移しておりました。
アメリカの長期金利が上昇していることなどから、ドルを買う動きが強まっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が目黒記念に出走させる、セファーラジエルとディアスティマについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
そして…
アメリカの長期金利が上昇していることなどから、ドルを買う動きが強まっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が目黒記念に出走させる、セファーラジエルとディアスティマについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
という好成績を記録し、6年連続で「馬主リーディング1位」となっております。
そして…

発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2023/05/25 (木) 18:17
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:中学校の卒業アルバムに「調教助手になりたい」と書いとったそうですわ
掲載日:2023/05/25 (木) 18:17
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:中学校の卒業アルバムに「調教助手になりたい」と書いとったそうですわ

まいど。
葵Sは、杉山晴紀先生の厩舎が使う、ルガルが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、1981年に神奈川県で生まれた杉山先生は、家族や親戚に関係者がおった訳やなくて、親父さんがサラリーマンっちゅう普通の家庭で育ったんや。
先生が中学生の頃は、JRAの売上げが4兆円を超えとった時代で、競馬に興味がある同級生が何人もおって、そういう友達の影響でレースを見るようになったそうやな。
そんで杉山先生は、中学3年生の時、ダンスインザダークが勝った1996年の菊花賞を見て、「競馬の世界で働きたい」って思うようになって、最初は乗り役を目指しとったんやけど、それには体が重過ぎたんで、結局、中学校の終わり頃から調教助手を目指すようになって、実際、そのことを中学校の卒業アルバムに書いとったそうですわ。
でもって杉山先生は、中学校を卒業したら、そのまま牧場で働いて、競馬学校に行くつもりやったけど、親から「高校だけは出ておきなさい」と言われたんで、地元の公立高校に通いながら、毎日、乗馬クラブで練習しとったそうやな。
高校を卒業してから、すぐに「小松温泉牧場」(石川県小松市・現在の小松トレーニングセンター)で研修生として働き始めた杉山先生は、競馬学校の厩務員課程に受かった2004年までの4年間をここで過ごしとったんですわ。
この頃は、2000年の武蔵野Sなどを勝ったサンフォードシチーや、2002年の産経大阪杯など重賞を3勝したサンライズペガサスとかが調整に来とって、杉山先生も乗っとったそうやな。
で、その年の7月から武宏平厩舎で厩務員をやって、8月から調教助手をやって、2014年の2月に武先生が定年で引退してからは、高橋康之厩舎におったんや。
武厩舎でスリーロールスを担当しとった杉山先生は、この馬が2009年の菊花賞を勝ったことがきっかけで、「調教師になりたい」と本気で思うようになって、それからは、調教師になるため、厩舎の仕事をしながら猛勉強して、5回目の挑戦やった2015年の12月に、めでたく試験に受かったんですわ。
この後、杉山先生は、厩舎の開業が2年待ちになる予定やったけど、馬に蹴られて大ケガをしてしもうた日吉正和先生が勇退することになったんで、日吉厩舎の馬とスタッフを丸々引き継ぐ形で、2016年の10月21日(金)に自分の厩舎を開業しとります。
結局、2016年は開業が遅かったんで、年末までが「3勝・獲得賞金5462万円」っちゅう成績やったけど、2017年は、「18勝・獲得賞金2億7649万円」と一気に数字を伸ばしとりました。
それに、3年目やった2018年は、地方で、ケイティブレイブを使ったダイオライト記念と日本テレビ盃を勝っとったし、JRAでも、ウインテンダネスを使った目黒記念と、ケイティブレイブを使ったJBCクラシックを勝つなど、「19勝・獲得賞金4億8160万円」っちゅう成績を残しとったんですわ。
そんで、2019年も、地方では、ケイティブレイブで浦和記念を勝って、JRAでも、ロードマイウェイを使ったチャレンジCを勝つなど、「30勝・獲得賞金5億7710万円」っちゅう成績を残しとったし、2020年は、デアリングタクトで桜花賞とオークスと秋華賞を、アールスターで小倉記念を勝つなど、「42勝・獲得賞金11億4272万円」っちゅう素晴らしい成績やったように、勝ち星と賞金のどっちも、開業からずっと右肩上がりになっとりました。
せやけど一昨年は、「37勝・獲得賞金8億0939万円」っちゅう成績で、初めて前の年の数字を下回ってしもうたんやから、去年の杉山先生は「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際、去年は、ジャスティンパレスを使った神戸新聞杯とか、重賞を5勝もして、「47勝・獲得賞金11億7224万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとります。
それに…
葵Sは、杉山晴紀先生の厩舎が使う、ルガルが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、1981年に神奈川県で生まれた杉山先生は、家族や親戚に関係者がおった訳やなくて、親父さんがサラリーマンっちゅう普通の家庭で育ったんや。
先生が中学生の頃は、JRAの売上げが4兆円を超えとった時代で、競馬に興味がある同級生が何人もおって、そういう友達の影響でレースを見るようになったそうやな。
そんで杉山先生は、中学3年生の時、ダンスインザダークが勝った1996年の菊花賞を見て、「競馬の世界で働きたい」って思うようになって、最初は乗り役を目指しとったんやけど、それには体が重過ぎたんで、結局、中学校の終わり頃から調教助手を目指すようになって、実際、そのことを中学校の卒業アルバムに書いとったそうですわ。
でもって杉山先生は、中学校を卒業したら、そのまま牧場で働いて、競馬学校に行くつもりやったけど、親から「高校だけは出ておきなさい」と言われたんで、地元の公立高校に通いながら、毎日、乗馬クラブで練習しとったそうやな。
高校を卒業してから、すぐに「小松温泉牧場」(石川県小松市・現在の小松トレーニングセンター)で研修生として働き始めた杉山先生は、競馬学校の厩務員課程に受かった2004年までの4年間をここで過ごしとったんですわ。
この頃は、2000年の武蔵野Sなどを勝ったサンフォードシチーや、2002年の産経大阪杯など重賞を3勝したサンライズペガサスとかが調整に来とって、杉山先生も乗っとったそうやな。
で、その年の7月から武宏平厩舎で厩務員をやって、8月から調教助手をやって、2014年の2月に武先生が定年で引退してからは、高橋康之厩舎におったんや。
武厩舎でスリーロールスを担当しとった杉山先生は、この馬が2009年の菊花賞を勝ったことがきっかけで、「調教師になりたい」と本気で思うようになって、それからは、調教師になるため、厩舎の仕事をしながら猛勉強して、5回目の挑戦やった2015年の12月に、めでたく試験に受かったんですわ。
この後、杉山先生は、厩舎の開業が2年待ちになる予定やったけど、馬に蹴られて大ケガをしてしもうた日吉正和先生が勇退することになったんで、日吉厩舎の馬とスタッフを丸々引き継ぐ形で、2016年の10月21日(金)に自分の厩舎を開業しとります。
結局、2016年は開業が遅かったんで、年末までが「3勝・獲得賞金5462万円」っちゅう成績やったけど、2017年は、「18勝・獲得賞金2億7649万円」と一気に数字を伸ばしとりました。
それに、3年目やった2018年は、地方で、ケイティブレイブを使ったダイオライト記念と日本テレビ盃を勝っとったし、JRAでも、ウインテンダネスを使った目黒記念と、ケイティブレイブを使ったJBCクラシックを勝つなど、「19勝・獲得賞金4億8160万円」っちゅう成績を残しとったんですわ。
そんで、2019年も、地方では、ケイティブレイブで浦和記念を勝って、JRAでも、ロードマイウェイを使ったチャレンジCを勝つなど、「30勝・獲得賞金5億7710万円」っちゅう成績を残しとったし、2020年は、デアリングタクトで桜花賞とオークスと秋華賞を、アールスターで小倉記念を勝つなど、「42勝・獲得賞金11億4272万円」っちゅう素晴らしい成績やったように、勝ち星と賞金のどっちも、開業からずっと右肩上がりになっとりました。
せやけど一昨年は、「37勝・獲得賞金8億0939万円」っちゅう成績で、初めて前の年の数字を下回ってしもうたんやから、去年の杉山先生は「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際、去年は、ジャスティンパレスを使った神戸新聞杯とか、重賞を5勝もして、「47勝・獲得賞金11億7224万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとります。
それに…

発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2023/05/25 (木) 17:56
対象レース:2023/05/28(日)東京11R・ダービー
見出し:先週までに53勝を上げておりますが
掲載日:2023/05/25 (木) 17:56
対象レース:2023/05/28(日)東京11R・ダービー
見出し:先週までに53勝を上げておりますが

本日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比118円45銭高の3万0801円13銭で取引を終えておりました。
値上がり率で上位となっていたのは、「アドバンテスト」、「東京エレクトロン」、「信越化学工業」、「エーザイ」、「安川電機」といった銘柄でして、今後、他の銘柄も含めてどのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「キャロットファーム」がダービーに出走させる、スキルヴィングとタスティエーラに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、現在は、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載中です。
また、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
という好成績を残しており、特に2019年は、皐月賞を制したサートゥルナーリア、宝塚記念と有馬記念を制したリスグラシュー、チャンピオンズCを制したクリソリベル、阪神ジュベナイルFを制したレシステンシアなどの活躍により、過去最高の賞金を獲得していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、
1位:サンデーレーシング→44勝・獲得賞金16億4587万円
2位:社台レースホース→43勝・獲得賞金13億8394万円
3位:キャロットファーム→53勝・獲得賞金11億4024万円
となっており、勝利数では上回っている「サンデーレーシング」と「社台レースホース」に、賞金では決定的な差を付けられております。
当然、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを多く勝って、上との差を詰めたい」と強く願っていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のダービーにスキルヴィングとタスティエーラを出走させますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
実際、この2頭の最終追い切りに関して、私の元に届いている報告が、
「見込み通り、クラブが勝負を懸けてきた」
と判断できる内容でしたから、どちらも好レースが期待できるでしょう。。
また、「キャロットファーム」は、今週、1着賞金が5700万円(同4560万円)の目黒記念にバーデンヴァイラーを出走させますので、この馬も、スキルヴィングとタスティエーラと同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。
値上がり率で上位となっていたのは、「アドバンテスト」、「東京エレクトロン」、「信越化学工業」、「エーザイ」、「安川電機」といった銘柄でして、今後、他の銘柄も含めてどのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「キャロットファーム」がダービーに出走させる、スキルヴィングとタスティエーラに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、現在は、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載中です。
また、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
という好成績を残しており、特に2019年は、皐月賞を制したサートゥルナーリア、宝塚記念と有馬記念を制したリスグラシュー、チャンピオンズCを制したクリソリベル、阪神ジュベナイルFを制したレシステンシアなどの活躍により、過去最高の賞金を獲得していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、
1位:サンデーレーシング→44勝・獲得賞金16億4587万円
2位:社台レースホース→43勝・獲得賞金13億8394万円
3位:キャロットファーム→53勝・獲得賞金11億4024万円
となっており、勝利数では上回っている「サンデーレーシング」と「社台レースホース」に、賞金では決定的な差を付けられております。
当然、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを多く勝って、上との差を詰めたい」と強く願っていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のダービーにスキルヴィングとタスティエーラを出走させますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
実際、この2頭の最終追い切りに関して、私の元に届いている報告が、
「見込み通り、クラブが勝負を懸けてきた」
と判断できる内容でしたから、どちらも好レースが期待できるでしょう。。
また、「キャロットファーム」は、今週、1着賞金が5700万円(同4560万円)の目黒記念にバーデンヴァイラーを出走させますので、この馬も、スキルヴィングとタスティエーラと同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。

発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2023/05/23 (火) 20:13
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:2011年、「天栄ホースパーク」を「ノーザンファーム」に売却しました
掲載日:2023/05/23 (火) 20:13
対象レース:2023/05/27(土)京都11R・葵S
見出し:2011年、「天栄ホースパーク」を「ノーザンファーム」に売却しました

先日、代々木上原で50年近く営業している老舗の「すっぽん料理・田吾作」(東京都渋谷区富ヶ谷)に行く機会がございました。
ここは、最近ではかなり少なくなってしまった「すっぽん料理」の専門店でして、りんごジュースで割った生き血、にんにくを絡ませた名物のから揚げ、ごぼうやきくらげなどの食物繊維とコラーゲンがたっぷりのすっぽん鍋、そして締めの雑炊と、コースですっぽんを堪能できますので、一度は足を運ぶ価値のあるお店と言えます。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、一口馬主クラブの「シルクレーシング」が葵Sに登録している、ペースセッティングに関するご報告をさせていただきましょう。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、2020年は、アーモンドアイでヴィクトリアマイルと天皇賞・秋とジャパンCを、ラウダシオンでNHKマイルCを制するなど、重賞を14勝し、全体で「121勝・獲得賞金36億0254万円」という過去最高の成績を残しており、「馬主リーディング2位」で1年を終えておりました。
しかし一昨年は、ピクシーナイトでスプリンターズSを制したものの、「102勝(重賞10勝)・獲得賞金24億8860万円」と、前年を大きく下回る成績に終わり、「馬主リーディング3位」に留まっていたため、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を制するなど、重賞11勝を含む126勝を上げ、前年を上回る「33億0499万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング2位」となっており、更に、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億0390万円)の賞金を獲得しております。
ただ、今年は…
ここは、最近ではかなり少なくなってしまった「すっぽん料理」の専門店でして、りんごジュースで割った生き血、にんにくを絡ませた名物のから揚げ、ごぼうやきくらげなどの食物繊維とコラーゲンがたっぷりのすっぽん鍋、そして締めの雑炊と、コースですっぽんを堪能できますので、一度は足を運ぶ価値のあるお店と言えます。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、一口馬主クラブの「シルクレーシング」が葵Sに登録している、ペースセッティングに関するご報告をさせていただきましょう。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、2020年は、アーモンドアイでヴィクトリアマイルと天皇賞・秋とジャパンCを、ラウダシオンでNHKマイルCを制するなど、重賞を14勝し、全体で「121勝・獲得賞金36億0254万円」という過去最高の成績を残しており、「馬主リーディング2位」で1年を終えておりました。
しかし一昨年は、ピクシーナイトでスプリンターズSを制したものの、「102勝(重賞10勝)・獲得賞金24億8860万円」と、前年を大きく下回る成績に終わり、「馬主リーディング3位」に留まっていたため、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を制するなど、重賞11勝を含む126勝を上げ、前年を上回る「33億0499万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング2位」となっており、更に、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億0390万円)の賞金を獲得しております。
ただ、今年は…

発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2023/05/20 (土) 18:25
対象レース:2023/05/21(日)京都11R・高瀬川S
見出し:2016年から「四代目」として代表取締役社長を務めております
掲載日:2023/05/20 (土) 18:25
対象レース:2023/05/21(日)京都11R・高瀬川S
見出し:2016年から「四代目」として代表取締役社長を務めております

皆さまお元気ですか。
今回は、犬塚悠治郎オーナーが高瀬川Sに出走させる、ジェットエンブレムについて報告させていただきます。
犬塚オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めております。
同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。
1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。
近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備(上海)有限公司」を設立しました。
そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。
犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、一口馬主として、以前から数多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や一昨年と昨年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアなどの名前が挙げられるでしょう。
そして、個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後の三年間は、
2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
ただ、一昨年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、昨年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、勝利数と賞金のどちらもキャリアハイの数字となっております。
そして、今年も勢いが続いており、先週までに2勝を上げ、獲得賞金は「5437万円」と、昨年を上回るのは時間の問題となっておりますので、現在の犬塚オーナーは、「この勢いを止めたくない」という思惑を抱いているのでしょう。
また、2017年以降、毎年欠かさず…
今回は、犬塚悠治郎オーナーが高瀬川Sに出走させる、ジェットエンブレムについて報告させていただきます。
犬塚オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めております。
同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。
1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。
近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備(上海)有限公司」を設立しました。
そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。
犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、一口馬主として、以前から数多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や一昨年と昨年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアなどの名前が挙げられるでしょう。
そして、個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後の三年間は、
2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
ただ、一昨年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、昨年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、勝利数と賞金のどちらもキャリアハイの数字となっております。
そして、今年も勢いが続いており、先週までに2勝を上げ、獲得賞金は「5437万円」と、昨年を上回るのは時間の問題となっておりますので、現在の犬塚オーナーは、「この勢いを止めたくない」という思惑を抱いているのでしょう。
また、2017年以降、毎年欠かさず…

発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2023/05/20 (土) 17:40
対象レース:2023/05/21(日)東京11R・オークス
見出し:「2023年3月期の売上高」は1001億6700万円でした
掲載日:2023/05/20 (土) 17:40
対象レース:2023/05/21(日)東京11R・オークス
見出し:「2023年3月期の売上高」は1001億6700万円でした

先日、日本料理の名店、「銀座うち山」(東京都中央区銀座)に行く機会がございました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅から5分ほど歩いた場所にあるこのお店は、2008年からミシュランで1つ星を獲得し続けております。
胡麻の豊かな香りが楽しめる「焼きごま豆腐」から始まり、終盤には名物の「鯛茶漬け」が登場するコース料理は、どれも絶品で、私がそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、野田みづきオーナーがオークスに出走させる、ミッキーゴージャスに関するご報告をさせていただきます。
野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、少し前まで、自身も同社の取締役相談役を務めていたのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、ここ数年、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年に馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
2016年のみづきオーナーは、ミッキーアイルなどの活躍により、「6億2011万円」という、過去最高の賞金を獲得しており、2018年は、ミッキーロケットなどの活躍により、2016年に次ぐ、「6億1658万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、
2019年→獲得賞金5億3642万円
2020年→獲得賞金3億1076万円
2021年→獲得賞金2億1156万円
2022年→獲得賞金1億9806万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっておりますので、今年のみづきオーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えている筈であり、実際、今年は先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「1億0948万円」と、既に昨年の55%以上とおりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と強く願っていることでしょう。
また、みづきオーナーは、毎年欠かさず…
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅から5分ほど歩いた場所にあるこのお店は、2008年からミシュランで1つ星を獲得し続けております。
胡麻の豊かな香りが楽しめる「焼きごま豆腐」から始まり、終盤には名物の「鯛茶漬け」が登場するコース料理は、どれも絶品で、私がそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、野田みづきオーナーがオークスに出走させる、ミッキーゴージャスに関するご報告をさせていただきます。
野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、少し前まで、自身も同社の取締役相談役を務めていたのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、ここ数年、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年に馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
2016年のみづきオーナーは、ミッキーアイルなどの活躍により、「6億2011万円」という、過去最高の賞金を獲得しており、2018年は、ミッキーロケットなどの活躍により、2016年に次ぐ、「6億1658万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、
2019年→獲得賞金5億3642万円
2020年→獲得賞金3億1076万円
2021年→獲得賞金2億1156万円
2022年→獲得賞金1億9806万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっておりますので、今年のみづきオーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えている筈であり、実際、今年は先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「1億0948万円」と、既に昨年の55%以上とおりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と強く願っていることでしょう。
また、みづきオーナーは、毎年欠かさず…

発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2023/05/20 (土) 16:23
対象レース:2023/05/21(日)新潟11R・韋駄天S
見出し:去年は「4億3124万円」を稼いでいましたけど
掲載日:2023/05/20 (土) 16:23
対象レース:2023/05/21(日)新潟11R・韋駄天S
見出し:去年は「4億3124万円」を稼いでいましたけど

相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、少し前に仲間が、苫小牧の西港でいい型のクロガシラガレイを釣ったそうです。
私も、仕事の合間に時間ができれば、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、行ってみたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ミルファーム」が韋駄天Sに使う、ジュニパーペリーとトキメキについての報告をしておきます。
浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「JAひだか東」の理事と、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに300頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは10勝以上をキープしていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。
でも、一昨年は「14勝・獲得賞金3億1001万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、去年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、今までで一番の数字でした。
そして今年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、幸先のいいスタートを切りましたけど、その後は…
私も、仕事の合間に時間ができれば、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、行ってみたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ミルファーム」が韋駄天Sに使う、ジュニパーペリーとトキメキについての報告をしておきます。
浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「JAひだか東」の理事と、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに300頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは10勝以上をキープしていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。
でも、一昨年は「14勝・獲得賞金3億1001万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、去年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、今までで一番の数字でした。
そして今年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、幸先のいいスタートを切りましたけど、その後は…

発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2023/05/19 (金) 18:42
対象レース:2023/05/20(土)京都11R・平安S
見出し:乗り役よりも調教師の方が向いとるんでしょうな
掲載日:2023/05/19 (金) 18:42
対象レース:2023/05/20(土)京都11R・平安S
見出し:乗り役よりも調教師の方が向いとるんでしょうな

お疲れさんです。
今回は、西園正都先生が平安Sに使う、メイショウフンジンについての報告をしときますわ。
西園先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯とかを勝ったインターグロリアや、1981年の宝塚記念を勝ったカツアールとかを育てた柳田次男さんの甥っ子で、馬が身近におる環境で育っとるから、「騎手になりたい」と思うようになったそうですな。
そんで西園先生は、1974年に大根田裕也厩舎から乗り役としてデビューして、1985年のカブトヤマ記念をチェリーテスコで勝つなど、1997年に調教師の試験に受かって乗り役を引退するまでに、全部で303勝を上げとります。
1998年に自分の厩舎を開業した西園先生は、次の年に、ヒサコーボンバーを使った阪神ジャンプSで初めて重賞を勝つと、2001年には、タムロチェリーを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っとったし、その後も、サダムパテックを使った2012年のマイルCSや、ジュールポレールを使った2018年のヴィクトリアマイルとか、今までに重賞を30回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を育てる方が向いとるんでしょうな。
2012年の西園先生は、サダムパテックとかがよう走ったんで、「43勝・獲得賞金10億5017万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとって、その後も、2018年までは、「獲得賞金5億円超え」が続いとりました。
せやけど、その後は、2019年が「24勝・獲得賞金4億4065万円」、2020年が「29勝・獲得賞金4億8039万円」と、2年続けて5億円に届かなかったんや。
もちろん、この2年の結果を踏まえて、西園先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は「31勝・獲得賞金6億1578万円」と、前の年を大きく上回っとったし、去年は、アフリカンゴールドで京都記念を勝つなど、「34勝・獲得賞金6億3047万円」と、一昨年を上回っとります。
そんで今年は、先週までに13勝を上げとるんやけど…
今回は、西園正都先生が平安Sに使う、メイショウフンジンについての報告をしときますわ。
西園先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯とかを勝ったインターグロリアや、1981年の宝塚記念を勝ったカツアールとかを育てた柳田次男さんの甥っ子で、馬が身近におる環境で育っとるから、「騎手になりたい」と思うようになったそうですな。
そんで西園先生は、1974年に大根田裕也厩舎から乗り役としてデビューして、1985年のカブトヤマ記念をチェリーテスコで勝つなど、1997年に調教師の試験に受かって乗り役を引退するまでに、全部で303勝を上げとります。
1998年に自分の厩舎を開業した西園先生は、次の年に、ヒサコーボンバーを使った阪神ジャンプSで初めて重賞を勝つと、2001年には、タムロチェリーを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っとったし、その後も、サダムパテックを使った2012年のマイルCSや、ジュールポレールを使った2018年のヴィクトリアマイルとか、今までに重賞を30回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を育てる方が向いとるんでしょうな。
2012年の西園先生は、サダムパテックとかがよう走ったんで、「43勝・獲得賞金10億5017万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとって、その後も、2018年までは、「獲得賞金5億円超え」が続いとりました。
せやけど、その後は、2019年が「24勝・獲得賞金4億4065万円」、2020年が「29勝・獲得賞金4億8039万円」と、2年続けて5億円に届かなかったんや。
もちろん、この2年の結果を踏まえて、西園先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は「31勝・獲得賞金6億1578万円」と、前の年を大きく上回っとったし、去年は、アフリカンゴールドで京都記念を勝つなど、「34勝・獲得賞金6億3047万円」と、一昨年を上回っとります。
そんで今年は、先週までに13勝を上げとるんやけど…

発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2023/05/19 (金) 18:19
対象レース:2023/05/20(土)東京11R・メイS
見出し:親父さんはナリタブライアンとかでお馴染みでしたな
掲載日:2023/05/19 (金) 18:19
対象レース:2023/05/20(土)東京11R・メイS
見出し:親父さんはナリタブライアンとかでお馴染みでしたな

朝食には、睡眠中に下がってしもうた体温を上昇させたり、脳と体の機能を活発にする効果があって、特に、でんぷん質を多く含んどる炭水化物や、チーズや牛乳、卵などのたんぱく質や、野菜や果物など、ビタミンとミネラルが多く含まれとるものを食べるとエエそうやな。
空腹の時間が長く続くと、次の食事で必要以上に食べてしもうて、血糖値が急激に上がることもあって、そうなると、体にけっこうな負担が掛かってしまうそうやから、朝食を含めて、一日に三回、しっかり食事をするんがベストなんやろ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、大久保龍志君がメイSに使う、ノースザワールドについての報告をしときましょう。
皆さんもよう知っとる通り、大久保龍志君は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、今年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、大久保龍志厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志君の弟で、去年の3月に、池添学君の厩舎から乗り役としてデビューしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志君は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志君は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を増やしとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までに重賞を24回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志君の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に一昨年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、去年も勢いは続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんでもって今年は、グロリアムンディが地方交流重賞のダイオライト記念を勝って、1着賞金4000万円を稼いどるし、JRAでは、先週までに14勝を上げとるんやけど…
空腹の時間が長く続くと、次の食事で必要以上に食べてしもうて、血糖値が急激に上がることもあって、そうなると、体にけっこうな負担が掛かってしまうそうやから、朝食を含めて、一日に三回、しっかり食事をするんがベストなんやろ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、大久保龍志君がメイSに使う、ノースザワールドについての報告をしときましょう。
皆さんもよう知っとる通り、大久保龍志君は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、今年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、大久保龍志厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志君の弟で、去年の3月に、池添学君の厩舎から乗り役としてデビューしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志君は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志君は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を増やしとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までに重賞を24回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志君の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に一昨年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、去年も勢いは続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんでもって今年は、グロリアムンディが地方交流重賞のダイオライト記念を勝って、1着賞金4000万円を稼いどるし、JRAでは、先週までに14勝を上げとるんやけど…

発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2023/05/19 (金) 17:36
対象レース:2023/05/21(日)東京11R・オークス
見出し:「竹中工務店」などの大手ゼネコンと取引があります
掲載日:2023/05/19 (金) 17:36
対象レース:2023/05/21(日)東京11R・オークス
見出し:「竹中工務店」などの大手ゼネコンと取引があります

日本ラグビー界の最高峰、「ジャパンラグビーリーグワン」のディビジョン1、「2022ー23シーズン」では、本日の19時から、「プレーオフトーナメント」として、「秩父宮ラグビー場」を舞台に、「横浜キャノンイーグルス」と「東京サントリーサンゴリアス」の試合が行われます。
得点力の高さを誇る「横浜キャノンイーグルス」と、攻守のバランスが取れている「東京サントリーサンゴリアス」のどちらが勝利を収めるのか、当然、最後まで決して目が離せません。
なお、私が「オークスで注目すべき存在」と考えているのは、原禮子(れいこ)オーナーが出走させるイングランドアイズです。
原オーナーは、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長を務めております。
同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。
また、これまでに80頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルトが挙げられるでしょう。
原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は、オメガパフュームが地方交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、
2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、昨年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、13勝を上げ、前年を大きく上回る「2億4544万円」の賞金を獲得しておりまいした。
その上、今年も勢いが続いており、オメガレインボーでポラリスSを制するなど、先週までの獲得賞金が「1億1853万円」と、早くも昨年の5割近くとなっております。
当然、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、原オーナーは…
得点力の高さを誇る「横浜キャノンイーグルス」と、攻守のバランスが取れている「東京サントリーサンゴリアス」のどちらが勝利を収めるのか、当然、最後まで決して目が離せません。
なお、私が「オークスで注目すべき存在」と考えているのは、原禮子(れいこ)オーナーが出走させるイングランドアイズです。
原オーナーは、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長を務めております。
同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。
また、これまでに80頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルトが挙げられるでしょう。
原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は、オメガパフュームが地方交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、
2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、昨年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、13勝を上げ、前年を大きく上回る「2億4544万円」の賞金を獲得しておりまいした。
その上、今年も勢いが続いており、オメガレインボーでポラリスSを制するなど、先週までの獲得賞金が「1億1853万円」と、早くも昨年の5割近くとなっております。
当然、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、原オーナーは…

発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2023/05/19 (金) 17:04
対象レース:2023/05/20(土)新潟11R・大日岳特別
見出し:「桜島」や「指宿」などの観光に欠かせない存在です
掲載日:2023/05/19 (金) 17:04
対象レース:2023/05/20(土)新潟11R・大日岳特別
見出し:「桜島」や「指宿」などの観光に欠かせない存在です

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、山元哲二オーナーが大日岳特別に出走させる、ダンツイノーバのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、山元オーナーの本業は、JR指宿枕崎線と鹿児島市電の「南鹿児島駅」のすぐ近くにある「山元ビル」を拠点として、名前の通り、主に建設関連の業務を手掛けている「山元建設興業株式会社」と、主にタクシーによる観光案内を手掛けている「株式会社山元交通」の代表取締役社長です。
この2社の内、「山元交通」は、本社ビルを含めて、鹿児島市内に7ヶ所の営業拠点を持ち、観光客や地元の方々の足として、非常に重宝されているそうであり、尚且つ、鹿児島を代表する観光スポットの「桜島」や、温泉地として有名な「指宿(いぶすき)市」や「霧島市」といった、近隣のタクシー観光サービスも提供しておりますので、「地域に欠かせない存在」と言えるでしょう。
更に同社は、2013年、スマートフォンとタブレット専用のタクシー配車アプリ、「JAPAN・TAXI」に、県内で初めて参入しており、このように、利用客のニーズに素早く対応している山元オーナーは、「時代の変化に敏感な、尊敬すべき経営者」と言える筈です。
そして馬主としての山元オーナーは、キャリアが40年以上に及んでいる大ベテランで、これまでに450頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、1995年の宝塚記念を勝ったダンツシアトルや、1998年のシンザン記念とチューリップ賞を勝ったダンツシリウスや、2002年の宝塚記念を勝ったダンツフレームや、2004年のアメリカJCCを勝ったダンツジャッジや、2005年の青葉賞を勝ったダンツキッチョウや、2008年のアーリントンCを勝ったダンツキッスイなどが挙げられます。
2015年のオーナーは、ダンツミュータントを出走させた京都ジャンプSで、7年振りとなる重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億0337万円」という成績を残しており、2016年は、ダンツプリウスでニュージーランドTを制するなど、「10勝・獲得賞金2億2156万円」という成績を残しておりました。
しかし、その後は、
2017年→10勝・獲得賞金1億4121万円
2018年→10勝・獲得賞金1億6333万円
2019年→8勝・獲得賞金1億0373万円
2020年→9勝・獲得賞金1億4513万円
2021年→3勝・獲得賞金1億2612万円
2022年→2勝・獲得賞金6160万円
という形で成績が低迷しており、特に昨年は、2014年から一昨年まで続いていた「1億円超え」が途切れており、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までが1勝に留まっており、獲得賞金は「2443万円」と、一昨年までのペースを大きく下回っております。
当然、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、一気に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、山元オーナーは、これまで毎年のように多くの…
今回、私がご報告させていただきますのは、山元哲二オーナーが大日岳特別に出走させる、ダンツイノーバのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、山元オーナーの本業は、JR指宿枕崎線と鹿児島市電の「南鹿児島駅」のすぐ近くにある「山元ビル」を拠点として、名前の通り、主に建設関連の業務を手掛けている「山元建設興業株式会社」と、主にタクシーによる観光案内を手掛けている「株式会社山元交通」の代表取締役社長です。
この2社の内、「山元交通」は、本社ビルを含めて、鹿児島市内に7ヶ所の営業拠点を持ち、観光客や地元の方々の足として、非常に重宝されているそうであり、尚且つ、鹿児島を代表する観光スポットの「桜島」や、温泉地として有名な「指宿(いぶすき)市」や「霧島市」といった、近隣のタクシー観光サービスも提供しておりますので、「地域に欠かせない存在」と言えるでしょう。
更に同社は、2013年、スマートフォンとタブレット専用のタクシー配車アプリ、「JAPAN・TAXI」に、県内で初めて参入しており、このように、利用客のニーズに素早く対応している山元オーナーは、「時代の変化に敏感な、尊敬すべき経営者」と言える筈です。
そして馬主としての山元オーナーは、キャリアが40年以上に及んでいる大ベテランで、これまでに450頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、1995年の宝塚記念を勝ったダンツシアトルや、1998年のシンザン記念とチューリップ賞を勝ったダンツシリウスや、2002年の宝塚記念を勝ったダンツフレームや、2004年のアメリカJCCを勝ったダンツジャッジや、2005年の青葉賞を勝ったダンツキッチョウや、2008年のアーリントンCを勝ったダンツキッスイなどが挙げられます。
2015年のオーナーは、ダンツミュータントを出走させた京都ジャンプSで、7年振りとなる重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億0337万円」という成績を残しており、2016年は、ダンツプリウスでニュージーランドTを制するなど、「10勝・獲得賞金2億2156万円」という成績を残しておりました。
しかし、その後は、
2017年→10勝・獲得賞金1億4121万円
2018年→10勝・獲得賞金1億6333万円
2019年→8勝・獲得賞金1億0373万円
2020年→9勝・獲得賞金1億4513万円
2021年→3勝・獲得賞金1億2612万円
2022年→2勝・獲得賞金6160万円
という形で成績が低迷しており、特に昨年は、2014年から一昨年まで続いていた「1億円超え」が途切れており、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までが1勝に留まっており、獲得賞金は「2443万円」と、一昨年までのペースを大きく下回っております。
当然、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、一気に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、山元オーナーは、これまで毎年のように多くの…

発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2023/05/18 (木) 17:31
対象レース:2023/05/21(日)東京11R・オークス
見出し:1位が「射程圏内」となっておりますので
掲載日:2023/05/18 (木) 17:31
対象レース:2023/05/21(日)東京11R・オークス
見出し:1位が「射程圏内」となっておりますので

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「社台レースホース」がオークスに出走させる、ヒップホップソウルとライトクオンタムのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1995年の皐月賞などを制したジェニュインや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールドや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としておりました。
したがって、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、海外では、ステイフーリッシュでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制し、JRAでも、計99勝を上げ、前年を大きく上回る「25億3780万円」の賞金を獲得しております。
ただ、馬主リーディングは、前年までの4年間と変わらぬ4位だったため、今年は「社台レースホース」の関係者全員が、「3位以上に返り咲きたい」と考えている筈であり、実際、今年は、ソールオリエンスで皐月賞を制するなど、先週までの馬主リーディングが…
今回、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「社台レースホース」がオークスに出走させる、ヒップホップソウルとライトクオンタムのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1995年の皐月賞などを制したジェニュインや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールドや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としておりました。
したがって、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、海外では、ステイフーリッシュでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制し、JRAでも、計99勝を上げ、前年を大きく上回る「25億3780万円」の賞金を獲得しております。
ただ、馬主リーディングは、前年までの4年間と変わらぬ4位だったため、今年は「社台レースホース」の関係者全員が、「3位以上に返り咲きたい」と考えている筈であり、実際、今年は、ソールオリエンスで皐月賞を制するなど、先週までの馬主リーディングが…

発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2023/05/18 (木) 13:59
対象レース:2023/05/21(日)東京11R・オークス
見出し:上村洋行先生とかが競馬学校の同期なんですわ
掲載日:2023/05/18 (木) 13:59
対象レース:2023/05/21(日)東京11R・オークス
見出し:上村洋行先生とかが競馬学校の同期なんですわ

まいど。
オークスは、高橋康之先生の厩舎が登録しとる、ドゥーラが面白そうやと思っとります。
高橋先生は、1989年に競馬学校の騎手課程に入って、1992年に池江泰郎(やすお)厩舎から乗り役としてデビューしとりました。
同期には、調教師になっとる上村洋行先生や、競馬学校の教官をやっとる小林淳一さんとかがおって、2015年に亡くなった後藤浩輝君も同期やったんや。
乗り役時代の高橋先生は、障害レースを中心に騎乗しとって、2007年の6月で乗り役を引退して、それから調教師の試験に受かった2011年まで、坪憲章厩舎で調教助手をやっとりました。
その後は、開業するまでに時間があったんで、技術調教師として、池江泰郎厩舎と角居勝彦厩舎で経験を積んで、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は6勝やったけど、2015年には、「15勝・獲得賞金2億1980万円」っちゅう数字を残しとって、2016年には、13勝を上げて、今までで一番多い「2億6003万円」の賞金を稼いどったんや。
それに、2019年までは、ずっと10勝以上をキープしとったんやけど、2020年は8勝、一昨年は7勝と、勝ち星が伸び悩んどったし、賞金も、この2年間は1億円台で終わっとりました。
もちろん、去年の高橋先生は、巻き返しに燃えとったんやろうし、9月には、ドゥーラを使った札幌2歳Sで初めて重賞を勝っとって、他も入れたら、稼いだ賞金は「2億4159万円」っちゅう、2016年の次にエエ数字やったんや。
しかも…
オークスは、高橋康之先生の厩舎が登録しとる、ドゥーラが面白そうやと思っとります。
高橋先生は、1989年に競馬学校の騎手課程に入って、1992年に池江泰郎(やすお)厩舎から乗り役としてデビューしとりました。
同期には、調教師になっとる上村洋行先生や、競馬学校の教官をやっとる小林淳一さんとかがおって、2015年に亡くなった後藤浩輝君も同期やったんや。
乗り役時代の高橋先生は、障害レースを中心に騎乗しとって、2007年の6月で乗り役を引退して、それから調教師の試験に受かった2011年まで、坪憲章厩舎で調教助手をやっとりました。
その後は、開業するまでに時間があったんで、技術調教師として、池江泰郎厩舎と角居勝彦厩舎で経験を積んで、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は6勝やったけど、2015年には、「15勝・獲得賞金2億1980万円」っちゅう数字を残しとって、2016年には、13勝を上げて、今までで一番多い「2億6003万円」の賞金を稼いどったんや。
それに、2019年までは、ずっと10勝以上をキープしとったんやけど、2020年は8勝、一昨年は7勝と、勝ち星が伸び悩んどったし、賞金も、この2年間は1億円台で終わっとりました。
もちろん、去年の高橋先生は、巻き返しに燃えとったんやろうし、9月には、ドゥーラを使った札幌2歳Sで初めて重賞を勝っとって、他も入れたら、稼いだ賞金は「2億4159万円」っちゅう、2016年の次にエエ数字やったんや。
しかも…

発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2023/05/16 (火) 21:08
対象レース:2023/5/20(土)京都11R・平安S
見出し:株式会社明豊エンタープライズ」などの大株主です
掲載日:2023/05/16 (火) 21:08
対象レース:2023/5/20(土)京都11R・平安S
見出し:株式会社明豊エンタープライズ」などの大株主です

皆さまお元気ですか。
今回は、田中成奉(せいほう)オーナーが平安Sに登録している、タイセイ不ドレフォンについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、田中オーナーの本業は、東京都千代田区に本社を構え、不動産関連事業や飲食業などを手掛けている、「株式会社大成コーポレーション」の代表取締役です。
また、田中オーナーは、投資家としても積極的に活動しており、最近は、印刷事業の他、フリーペーパーの発行や斎場の運営などを手掛けている、東証プライム上場企業の「株式会社広済堂ホールディングス」(旧社名:株式会社廣済堂)や、投資用アパートの開発と販売を手掛けている、東証スタンダード上場企業の「株式会社明豊エンタープライズ」などの大株主となっております。
なお、オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、2001年頃のことでして、それから現在までに300頭近くを所有しており、代表的な存在としては、2008年のガーネットSを制したタイセイアトムや、2012年の交流G1・JBCスプリントを制したタイセイレジェンドや、2019年の京王杯2歳Sを制したタイセイビジョンといった名前が挙げられるでしょう。
田中オーナーは、2020年までの4年間、
2017年→24勝・獲得賞金4憶3983万円
2018年→20勝・獲得賞金4億4049万円
2019年→15勝・獲得賞金4億1050万円
2020年→19勝・獲得賞金4億2655万円
と、毎年4億円以上の賞金を獲得し、客観的に見て「順調」と思える成績を残しておりました。
しかし一昨年は、21勝を上げたものの、獲得賞金は「3億8681万円」と、過去4年の数字を下回ってしまったため、昨年の田中オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は計19勝を上げ、過去最高となる「4億8159万円」の賞金を獲得しております。
ただ、今年は先週までが5勝に留まっており、獲得賞金が「1億6053万円」と、ようやく昨年の3割を超えた程度です。
当然、現在のオーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、オーナーは…
今回は、田中成奉(せいほう)オーナーが平安Sに登録している、タイセイ不ドレフォンについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、田中オーナーの本業は、東京都千代田区に本社を構え、不動産関連事業や飲食業などを手掛けている、「株式会社大成コーポレーション」の代表取締役です。
また、田中オーナーは、投資家としても積極的に活動しており、最近は、印刷事業の他、フリーペーパーの発行や斎場の運営などを手掛けている、東証プライム上場企業の「株式会社広済堂ホールディングス」(旧社名:株式会社廣済堂)や、投資用アパートの開発と販売を手掛けている、東証スタンダード上場企業の「株式会社明豊エンタープライズ」などの大株主となっております。
なお、オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、2001年頃のことでして、それから現在までに300頭近くを所有しており、代表的な存在としては、2008年のガーネットSを制したタイセイアトムや、2012年の交流G1・JBCスプリントを制したタイセイレジェンドや、2019年の京王杯2歳Sを制したタイセイビジョンといった名前が挙げられるでしょう。
田中オーナーは、2020年までの4年間、
2017年→24勝・獲得賞金4憶3983万円
2018年→20勝・獲得賞金4億4049万円
2019年→15勝・獲得賞金4億1050万円
2020年→19勝・獲得賞金4億2655万円
と、毎年4億円以上の賞金を獲得し、客観的に見て「順調」と思える成績を残しておりました。
しかし一昨年は、21勝を上げたものの、獲得賞金は「3億8681万円」と、過去4年の数字を下回ってしまったため、昨年の田中オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は計19勝を上げ、過去最高となる「4億8159万円」の賞金を獲得しております。
ただ、今年は先週までが5勝に留まっており、獲得賞金が「1億6053万円」と、ようやく昨年の3割を超えた程度です。
当然、現在のオーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、オーナーは…

発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2023/05/13 (土) 18:45
対象レース:2023/05/14(日)東京11R・ヴィクトリアマイル
見出し:先週までが「88戦1勝」という戦績ですから
掲載日:2023/05/13 (土) 18:45
対象レース:2023/05/14(日)東京11R・ヴィクトリアマイル
見出し:先週までが「88戦1勝」という戦績ですから

「京浜急行」は、昨日から、車両の中に掲示されている停車駅の案内がそのまま描かれたバスタオルと、横浜駅のホームに記されている整列位置の案内がそのまま描かれたバスタオルを、昨日から販売しています。
インターネットと、「京急ストア」などで買えるそうですが、数に限りがありますので、欲しい方は急いだ方がいいでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、高柳瑞樹君がヴィクトリアマイルに使う、スターズオンアースについての報告です。
皆さんもよく知っている通り、瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
そうそう、これも皆さんがよく知っていると思いますが、2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
高校生になってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将になっていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年の数字を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
でも、その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、一昨年の瑞樹君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、JRAでは初めて重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝っていました。
そして、去年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、今年は…
インターネットと、「京急ストア」などで買えるそうですが、数に限りがありますので、欲しい方は急いだ方がいいでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、高柳瑞樹君がヴィクトリアマイルに使う、スターズオンアースについての報告です。
皆さんもよく知っている通り、瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
そうそう、これも皆さんがよく知っていると思いますが、2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
高校生になってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将になっていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年の数字を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
でも、その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、一昨年の瑞樹君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、JRAでは初めて重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝っていました。
そして、去年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、今年は…

発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2023/05/13 (土) 18:13
対象レース:2023/05/14(日)京都11R・栗東S
見出し:ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っております
掲載日:2023/05/13 (土) 18:13
対象レース:2023/05/14(日)京都11R・栗東S
見出し:ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っております

日本ラグビー界の最高峰、「ジャパンラグビーリーグワン」のディビジョン1、「2022ー23シーズン」は、本日、「秩父宮ラグビー場」に於いて、「プレーオフトーナメント 準決勝」が行われ、「埼玉ワイルドナイツ」が、51対20のスコアで「横浜キヤノンイーグルス」に勝利しました。
明日は、本日と同じ「プレーオフトーナメント 準決勝」として、圧倒的な得点力を誇る「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が、「東京サンゴリアス」と対戦しますので、当然、その試合振りからは決して目が離せません。
なお、私が「栗東Sで注目すべき存在」と考えているのは、竹園正継オーナーが出走させるテイエムアトムです。
竹園オーナーは、鹿児島県の鹿屋市に本社を構え、ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っている、「テイエム技研株式会社」の代表取締役を務めております。
1979年に東京都世田谷区で設立された同社は、竹園オーナー自身が開発して特許を取得した建築補強材、「ウエブレン」の量産を開始してから、急速に売り上げを伸ばしており、1982年から1984年にかけて、鹿屋市に生産工場を3号棟まで新設し、1986年には現在の場所に本社を移転している上、東京都大田区に東京支店(現在は中央区日本橋)を開設と、順調に規模を拡大しておりました。
その後も、1991年までに生産工場を5号棟まで新設しており、現在では、本社工場に加えて、鹿児島県の鹿屋市に「串良工場」を、同じ鹿児島県の垂水市に「垂水工場」を構えておりますので、同社のトップである竹園オーナーは、「地元の雇用や経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての竹園オーナーは、確か1987年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1100頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、1999年の皐月賞や2000年の有馬記念など、GIを7勝したテイエムオペラオーや、2001年の桜花賞と秋華賞など、GIを3勝したテイエムオーシャンや、2005年の阪神ジュベナイルFなどを制したテイエムプリキュアや、2005年の中山大障害を制したテイエムドラゴンといった名前が挙げられます。
2000年の竹園オーナーは、テイエムオペラオーなどの活躍により、重賞12勝を含む29勝を上げ、過去最高となる「15億3366万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、
2017年→21勝・獲得賞金4億3758万円
2018年→16勝・獲得賞金3億6485万円
2019年→13勝・獲得賞金2億5686万円
2020年→17勝・獲得賞金2億4254万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6716万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていたため、昨年の竹園オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、テイエムサウスダンで根岸S、テイエムスパーダでCBC賞を制するなど、計20勝を上げ、獲得賞金は「4億8477万円」と、前年までを大きく上回っております。
しかし、今年に入ってから先週までは、9勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「1億8286万円」と、客観的に見て「順調」と言える状況ではありません。
それ故、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って流れを変えたい」と考えているのでしょう。
また、竹園オーナーは…
明日は、本日と同じ「プレーオフトーナメント 準決勝」として、圧倒的な得点力を誇る「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が、「東京サンゴリアス」と対戦しますので、当然、その試合振りからは決して目が離せません。
なお、私が「栗東Sで注目すべき存在」と考えているのは、竹園正継オーナーが出走させるテイエムアトムです。
竹園オーナーは、鹿児島県の鹿屋市に本社を構え、ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っている、「テイエム技研株式会社」の代表取締役を務めております。
1979年に東京都世田谷区で設立された同社は、竹園オーナー自身が開発して特許を取得した建築補強材、「ウエブレン」の量産を開始してから、急速に売り上げを伸ばしており、1982年から1984年にかけて、鹿屋市に生産工場を3号棟まで新設し、1986年には現在の場所に本社を移転している上、東京都大田区に東京支店(現在は中央区日本橋)を開設と、順調に規模を拡大しておりました。
その後も、1991年までに生産工場を5号棟まで新設しており、現在では、本社工場に加えて、鹿児島県の鹿屋市に「串良工場」を、同じ鹿児島県の垂水市に「垂水工場」を構えておりますので、同社のトップである竹園オーナーは、「地元の雇用や経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての竹園オーナーは、確か1987年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1100頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、1999年の皐月賞や2000年の有馬記念など、GIを7勝したテイエムオペラオーや、2001年の桜花賞と秋華賞など、GIを3勝したテイエムオーシャンや、2005年の阪神ジュベナイルFなどを制したテイエムプリキュアや、2005年の中山大障害を制したテイエムドラゴンといった名前が挙げられます。
2000年の竹園オーナーは、テイエムオペラオーなどの活躍により、重賞12勝を含む29勝を上げ、過去最高となる「15億3366万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、
2017年→21勝・獲得賞金4億3758万円
2018年→16勝・獲得賞金3億6485万円
2019年→13勝・獲得賞金2億5686万円
2020年→17勝・獲得賞金2億4254万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6716万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていたため、昨年の竹園オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、テイエムサウスダンで根岸S、テイエムスパーダでCBC賞を制するなど、計20勝を上げ、獲得賞金は「4億8477万円」と、前年までを大きく上回っております。
しかし、今年に入ってから先週までは、9勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「1億8286万円」と、客観的に見て「順調」と言える状況ではありません。
それ故、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って流れを変えたい」と考えているのでしょう。
また、竹園オーナーは…

発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2023/05/13 (土) 17:02
対象レース:2023/05/14(日)新潟11R・弥彦S
見出し:役所広司さんを起用したテレビCMが…
掲載日:2023/05/13 (土) 17:02
対象レース:2023/05/14(日)新潟11R・弥彦S
見出し:役所広司さんを起用したテレビCMが…

今週、東京外国為替市場に於ける円対ドルは、月曜日の朝、「1ドル=135円18~20銭」辺りで推移していたものの、昨日の夕方には、「1ドル=134円85~87銭」辺りで推移しておりました。
「米国でインフレ率が高止まりする」との見方から、円売り、ドル買いが優勢となっておりましたので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーが弥彦Sに出走させる、ホウオウラスカーズについての報告をしておきましょう。
小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、12のグループ会社を有し、2022年12月期の売上高が「327億7600万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に一昨年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、勝利数と獲得賞金のどちらもキャリアハイの数字でした。
しかし昨年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、前年を大きく下回っておりましたので、今年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えている筈であり、実際、今年は先週までに早くも10勝を上げ、獲得賞金は「2億3457万円」と、既に昨年の5割以上となっております。
それ故、現在の小笹オーナーは、「先週までの勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、小笹オーナーは、毎年欠かさず…
「米国でインフレ率が高止まりする」との見方から、円売り、ドル買いが優勢となっておりましたので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーが弥彦Sに出走させる、ホウオウラスカーズについての報告をしておきましょう。
小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、12のグループ会社を有し、2022年12月期の売上高が「327億7600万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に一昨年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、勝利数と獲得賞金のどちらもキャリアハイの数字でした。
しかし昨年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、前年を大きく下回っておりましたので、今年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えている筈であり、実際、今年は先週までに早くも10勝を上げ、獲得賞金は「2億3457万円」と、既に昨年の5割以上となっております。
それ故、現在の小笹オーナーは、「先週までの勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、小笹オーナーは、毎年欠かさず…

発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2023/05/12 (金) 19:07
対象レース:2023/05/13(土)東京11R・京王杯SC
見出し:近鉄百貨店などで働いてから起業しました
掲載日:2023/05/12 (金) 19:07
対象レース:2023/05/13(土)東京11R・京王杯SC
見出し:近鉄百貨店などで働いてから起業しました

皆さまお元気ですか。
今回は、「株式会社ダノックス」が京王杯SCに出走させる、ダノンスコーピオンについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表取締役を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」で広く知られている「株式会社オービックビジネスコンサルタント」(OBC)など、4社のグループ企業を擁する「株式会社オービック」の代表取締役会長であるため、ここでは私も皆さまと同じく、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「株式会社大阪ビジネス」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、「オービック」を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、前年に設立した自身の資産管理会社である「ダノックス」の名義で所有しております。
2018年の野田オーナーは、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、2019年には、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠を制するなど、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しておりました。
そして2020年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得していた上、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制するなど、地方で「9350万円」の賞金を獲得しており、更には、ダノンスマッシュで1着賞金1254万香港ドル(約1億6929万円)の香港スプリントを制し、「初の海外G1勝ち」を飾っております。
しかし一昨年は、ダノンスマッシュで高松宮記念、ダノンキングリーで安田記念を制したものの、「32勝・獲得賞金9億6177万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っていたため、昨年の野田オーナーは「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、ダノンスコーピオンでNHKマイルCを制するなど、計33勝を上げ、獲得賞金は「9億8179万円」と、僅かとは言え一昨年を上回っております。
ただ、今年に入ってから先週までは、8勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「2億5652万円」と、まだ昨年の3割にも達しておりませんので、現在の野田オーナーは、「大きいレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えていることでしょう。
また、野田オーナーは…
今回は、「株式会社ダノックス」が京王杯SCに出走させる、ダノンスコーピオンについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表取締役を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」で広く知られている「株式会社オービックビジネスコンサルタント」(OBC)など、4社のグループ企業を擁する「株式会社オービック」の代表取締役会長であるため、ここでは私も皆さまと同じく、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「株式会社大阪ビジネス」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、「オービック」を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、前年に設立した自身の資産管理会社である「ダノックス」の名義で所有しております。
2018年の野田オーナーは、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、2019年には、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠を制するなど、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しておりました。
そして2020年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得していた上、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制するなど、地方で「9350万円」の賞金を獲得しており、更には、ダノンスマッシュで1着賞金1254万香港ドル(約1億6929万円)の香港スプリントを制し、「初の海外G1勝ち」を飾っております。
しかし一昨年は、ダノンスマッシュで高松宮記念、ダノンキングリーで安田記念を制したものの、「32勝・獲得賞金9億6177万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っていたため、昨年の野田オーナーは「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、ダノンスコーピオンでNHKマイルCを制するなど、計33勝を上げ、獲得賞金は「9億8179万円」と、僅かとは言え一昨年を上回っております。
ただ、今年に入ってから先週までは、8勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「2億5652万円」と、まだ昨年の3割にも達しておりませんので、現在の野田オーナーは、「大きいレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えていることでしょう。
また、野田オーナーは…

発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2023/05/12 (金) 18:41
対象レース:2023/05/13(土)京都11R・都大路S
見出し:2016年は「馬主リーディング1位」でしたが
掲載日:2023/05/12 (金) 18:41
対象レース:2023/05/13(土)京都11R・都大路S
見出し:2016年は「馬主リーディング1位」でしたが

本日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比261円58銭高の2万9388円30銭で取引を終えておりました。
値上がり率で上位となっていたのは、「東京エレクトロン」、「ファーストリテイリング」、「KDDI」、「ホンダ」といった銘柄でして、今後、他の銘柄も含めてどのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「キャロットファーム」が都大路Sに出走させる、ルペルカーリアに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、現在は、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載中です。
また、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
という好成績を残しており、特に2019年は、皐月賞を制したサートゥルナーリア、宝塚記念と有馬記念を制したリスグラシュー、チャンピオンズCを制したクリソリベル、阪神ジュベナイルFを制したレシステンシアなどの活躍により、過去最高の賞金を獲得していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が…
値上がり率で上位となっていたのは、「東京エレクトロン」、「ファーストリテイリング」、「KDDI」、「ホンダ」といった銘柄でして、今後、他の銘柄も含めてどのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「キャロットファーム」が都大路Sに出走させる、ルペルカーリアに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、現在は、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載中です。
また、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
という好成績を残しており、特に2019年は、皐月賞を制したサートゥルナーリア、宝塚記念と有馬記念を制したリスグラシュー、チャンピオンズCを制したクリソリベル、阪神ジュベナイルFを制したレシステンシアなどの活躍により、過去最高の賞金を獲得していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が…

発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2023/05/12 (金) 17:39
対象レース:2023/05/13(土)新潟11R・信濃川特別
見出し:まだ賞金が去年の2割くらいなんですわ
掲載日:2023/05/12 (金) 17:39
対象レース:2023/05/13(土)新潟11R・信濃川特別
見出し:まだ賞金が去年の2割くらいなんですわ

原因がよう分からん慢性的な腰痛は、「人間の体を支える三つの大事な土台」と言われとる、背骨と骨盤と足のどれかに原因があることがほとんどなんや。
特に、歩いとる時につまずいてしもうたり、足の裏が痛むことが多かったり、靴を替えると腰の具合が悪うなったりする方は、腰痛の原因が足にあるんやろうから、ふくらはぎの筋肉とか、足の裏の筋肉とかが固くなってしまわんように、マッサージをこまめにした方がエエやろうな
で、ここから本題に入りますけど、今回は、藤原英昭君が信濃川特別に使う、アナレンマとエヴィダンシアについての報告をしときましょう。
皆さんも知っとるやろうけど、藤原君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを育てた星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。
藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。
藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着に入ったメジロモンスニーなどを担当しとりました。
もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。
ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二さんの厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。
前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。
それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になって、今まで一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。
せやけど、一去年までの3年間は、
2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
っちゅう成績で、2018年を大きく下回っとったから、去年の藤原君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際、去年は、JRAで40勝を上げて、稼いだ賞金は「9億5308万円」と、一昨年を上回っとったし、海外では、シャフリヤールで1着賞金が348万ドルのドバイシーマクラシックを勝つなど、全部で「約4億6663万円」を稼いどったんや。
ただ、今年に入ってから先週までは…
特に、歩いとる時につまずいてしもうたり、足の裏が痛むことが多かったり、靴を替えると腰の具合が悪うなったりする方は、腰痛の原因が足にあるんやろうから、ふくらはぎの筋肉とか、足の裏の筋肉とかが固くなってしまわんように、マッサージをこまめにした方がエエやろうな
で、ここから本題に入りますけど、今回は、藤原英昭君が信濃川特別に使う、アナレンマとエヴィダンシアについての報告をしときましょう。
皆さんも知っとるやろうけど、藤原君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを育てた星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。
藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。
藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着に入ったメジロモンスニーなどを担当しとりました。
もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。
ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二さんの厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。
前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。
それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になって、今まで一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。
せやけど、一去年までの3年間は、
2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
っちゅう成績で、2018年を大きく下回っとったから、去年の藤原君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際、去年は、JRAで40勝を上げて、稼いだ賞金は「9億5308万円」と、一昨年を上回っとったし、海外では、シャフリヤールで1着賞金が348万ドルのドバイシーマクラシックを勝つなど、全部で「約4億6663万円」を稼いどったんや。
ただ、今年に入ってから先週までは…

発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2023/05/11 (木) 17:44
対象レース:2023/05/13(土)東京11R・京王杯SC
見出し:毎年、東大に何人も合格者を出しとる高校を卒業しとりますな
掲載日:2023/05/11 (木) 17:44
対象レース:2023/05/13(土)東京11R・京王杯SC
見出し:毎年、東大に何人も合格者を出しとる高校を卒業しとりますな

今年の障害リーディングは、先週までに7勝を上げとる、デビュー2年目の小牧加矢太君が、今の時点では1位なんや。
誰でもよう知っとる通り、加矢太君は、元々、地方の兵庫競馬で乗り役をやっとって、2004年、JRAの所属になった小牧太君の長男で、高校を出てからずっと馬術をやっとって、全日本障害飛越選手権で優勝するとか、素晴らしい実績を残しとりましたな。
今週、加矢太君は、2鞍の騎乗が決まっとって、その内、ビーマイオーシャンに乗る土曜日の京都ジャンプSには、「初の重賞勝ち」が懸かっとるんやから、特に注目せなアカンやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君が京王杯SCに使う、ミッキーブリランテのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「624戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「609戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「467戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
そんで、一昨年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、一昨年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、去年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって今年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどるんやけど…
誰でもよう知っとる通り、加矢太君は、元々、地方の兵庫競馬で乗り役をやっとって、2004年、JRAの所属になった小牧太君の長男で、高校を出てからずっと馬術をやっとって、全日本障害飛越選手権で優勝するとか、素晴らしい実績を残しとりましたな。
今週、加矢太君は、2鞍の騎乗が決まっとって、その内、ビーマイオーシャンに乗る土曜日の京都ジャンプSには、「初の重賞勝ち」が懸かっとるんやから、特に注目せなアカンやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君が京王杯SCに使う、ミッキーブリランテのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「624戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「609戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「467戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
そんで、一昨年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、一昨年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、去年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって今年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどるんやけど…

発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2023/05/09 (火) 21:08
対象レース:2023/05/13(土)東京11R・京王杯SC
見出し:昨年は「馬主リーディング2位」でしたが
掲載日:2023/05/09 (火) 21:08
対象レース:2023/05/13(土)東京11R・京王杯SC
見出し:昨年は「馬主リーディング2位」でしたが

先日、「丸ビル」(東京都千代田区丸の内)の最上階、36階にある、「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」の東京店に行く機会がございました。
ミラノにある本店は、1990年にミシュランの三ツ星を獲得したイタリア料理の名店で、東京店は、「最初で最後の支店」として、2002年にオープンしております。
地上180メートルから一望できる東京の夜景を堪能しながら、本場ミラノと変わらない雰囲気と味が楽しめるこのお店は、私もそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、一口馬主クラブの「シルクレーシング」が京王杯SCに登録している、アヴェラーレとピクシーナイトとラウダシオンに関するご報告をさせていただきましょう。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、2020年は、アーモンドアイでヴィクトリアマイルと天皇賞・秋とジャパンCを、ラウダシオンでNHKマイルCを制するなど、重賞を14勝し、全体で「121勝・獲得賞金36億0254万円」という過去最高の成績を残しており、「馬主リーディング2位」で1年を終えておりました。
しかし一昨年は、ピクシーナイトでスプリンターズSを制したものの、「102勝(重賞10勝)・獲得賞金24億8860万円」と、前年を大きく下回る成績に終わり、「馬主リーディング3位」に留まっていたため、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を制するなど、重賞11勝を含む126勝を上げ、前年を上回る「33億0499万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング2位」となっており、更に、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億0390万円)の賞金を獲得しております。
ただ、今年は、イクイノックスがドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億8720万円)の賞金を獲得しているものの、JRAでは…
ミラノにある本店は、1990年にミシュランの三ツ星を獲得したイタリア料理の名店で、東京店は、「最初で最後の支店」として、2002年にオープンしております。
地上180メートルから一望できる東京の夜景を堪能しながら、本場ミラノと変わらない雰囲気と味が楽しめるこのお店は、私もそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、一口馬主クラブの「シルクレーシング」が京王杯SCに登録している、アヴェラーレとピクシーナイトとラウダシオンに関するご報告をさせていただきましょう。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、2020年は、アーモンドアイでヴィクトリアマイルと天皇賞・秋とジャパンCを、ラウダシオンでNHKマイルCを制するなど、重賞を14勝し、全体で「121勝・獲得賞金36億0254万円」という過去最高の成績を残しており、「馬主リーディング2位」で1年を終えておりました。
しかし一昨年は、ピクシーナイトでスプリンターズSを制したものの、「102勝(重賞10勝)・獲得賞金24億8860万円」と、前年を大きく下回る成績に終わり、「馬主リーディング3位」に留まっていたため、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を制するなど、重賞11勝を含む126勝を上げ、前年を上回る「33億0499万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング2位」となっており、更に、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億0390万円)の賞金を獲得しております。
ただ、今年は、イクイノックスがドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億8720万円)の賞金を獲得しているものの、JRAでは…

発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2023/05/06 (土) 18:36
対象レース:2023/05/07(日)新潟11R・新潟大賞典
見出し:アイルランドの名門厩舎で働いとったんですわ
掲載日:2023/05/06 (土) 18:36
対象レース:2023/05/07(日)新潟11R・新潟大賞典
見出し:アイルランドの名門厩舎で働いとったんですわ

まいど。
新潟大賞典は、中村直也先生の厩舎が使う、ヤマニンサルバムが面白そうやと思っとります。
1978年の8月生まれで、大阪出身の中村先生は、競馬とは関係のない普通の家庭で育ったんやけど、人気漫画やった「風のシルフィード」を読んだり、ゲームの「ダービースタリオン」がきっかけで、この世界に興味を持つようになって、高校を出てからは、英語と馬のことを教えてくれるオーストラリアの学校に行って、その後は、アイルランドに行って、エイダン・オブライエン先生の厩舎で働いとったんですわ。
エイダン・オブライエン先生は、皆さんもよう知っとる通りで、ガリレオ、ディラントーマス、デザートキングとか、数え切れんほど多くの馬でGIを勝っとる、世界中でよう知られとる調教師やな。
日本に帰ってきてからの中村先生は、2004年の1月、JRA競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは湯浅三郎厩舎で厩務員をやって、2005年の2月からは調教助手をやって、2007年に定年で湯浅厩舎が解散してからは、小崎憲厩舎で調教助手をやっとりました。
2020年、めでたく調教師の試験に受かった中村先生は、定年で引退した浅見秀一さんの厩舎を引き継ぐ形で、去年の3月に開業しとって、それから年末までに、「17勝・獲得賞金2億9654万円」っちゅう、初めの年としては優秀な成績を残しとったし…
新潟大賞典は、中村直也先生の厩舎が使う、ヤマニンサルバムが面白そうやと思っとります。
1978年の8月生まれで、大阪出身の中村先生は、競馬とは関係のない普通の家庭で育ったんやけど、人気漫画やった「風のシルフィード」を読んだり、ゲームの「ダービースタリオン」がきっかけで、この世界に興味を持つようになって、高校を出てからは、英語と馬のことを教えてくれるオーストラリアの学校に行って、その後は、アイルランドに行って、エイダン・オブライエン先生の厩舎で働いとったんですわ。
エイダン・オブライエン先生は、皆さんもよう知っとる通りで、ガリレオ、ディラントーマス、デザートキングとか、数え切れんほど多くの馬でGIを勝っとる、世界中でよう知られとる調教師やな。
日本に帰ってきてからの中村先生は、2004年の1月、JRA競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは湯浅三郎厩舎で厩務員をやって、2005年の2月からは調教助手をやって、2007年に定年で湯浅厩舎が解散してからは、小崎憲厩舎で調教助手をやっとりました。
2020年、めでたく調教師の試験に受かった中村先生は、定年で引退した浅見秀一さんの厩舎を引き継ぐ形で、去年の3月に開業しとって、それから年末までに、「17勝・獲得賞金2億9654万円」っちゅう、初めの年としては優秀な成績を残しとったし…

発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2023/05/06 (土) 17:40
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:麻布大学の獣医学部を出ています
掲載日:2023/05/06 (土) 17:40
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:麻布大学の獣医学部を出ています

昨日、「JR貨物」は、「東京貨物ターミナル駅・大井機関区50周年ふれあいフェスタ」を行いました。
これは、10年振りに開催された、普段、関係者しか入れない「東京貨物ターミナル駅」を一般開放するイベントでして、構内乗車体験、ミニ機関車乗車体験、鉄道模型の展示、子供制服による記念撮影、記念グッズの販売などが行われて、場内はかなり盛り上がっていたそうですね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、伊藤大士(だいし)君がNHKマイルCに使う、エエヤンについての報告です。
伊藤君は、神奈川県の相模原市にある麻布大学の獣医学部を出ています。
麻布大学と言えば、2017年のオールカマーを勝ったルージュバックや、2018年の有馬記念を勝ったブラストワンピースでお馴染みの大竹正博君や、1996年の朝日杯3歳Sを勝ったマイネルマックスや、2012年の天皇賞・春を勝ったビートブラックなどを管理していて、2019年の2月一杯で引退した中村均君や、ミスターシービーや、ジェニュインなどを管理していて、2014年に引退した松山康久さんなどが通っていたところです。
大学を出た後、伊藤君は、1996年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から、キヨヒダカやヒダカハヤトなどを管理していた森安弘昭さんの厩舎で厩務員をやって、その後は、上原博之厩舎で調教助手をやって、調教師の試験に受かった2009年まで、ずっと上原厩舎にいました。
伊藤君がいた頃の上原厩舎には、2000年の新潟3歳Sを勝って、同じ年の阪神3歳牝馬Sで2着に入ったダイワルージュや、2004年の皐月賞などGIを5つも勝ったダイワメジャーのように、走る馬がたくさんいましたから、こういう風に走る馬を間近で見られたのは、きっといい経験になったのでしょうね。
2009年の3月に厩舎を開業した伊藤君は、準備期間がなくて、レースに使った頭数が少なかったので、その年は5勝止まりでしたけど、2年目は12勝と、一気に数字を伸ばしていましたし、2016年は、「20勝・獲得賞金3億7384万円」という、勝ち星と賞金の両方で開業してから一番の成績を残していました。
でも、その後は、
2017年→10勝・獲得賞金2億3639万円
2018年→14勝・獲得賞金2億4994万円
2019年→13勝・獲得賞金2億1928万円
2020年→10勝・獲得賞金2億5895万円
2021年→11勝・獲得賞金2億0816万円
2022年→12勝・獲得賞金2億0117万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、今年を迎えるにあたって伊藤君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は…
これは、10年振りに開催された、普段、関係者しか入れない「東京貨物ターミナル駅」を一般開放するイベントでして、構内乗車体験、ミニ機関車乗車体験、鉄道模型の展示、子供制服による記念撮影、記念グッズの販売などが行われて、場内はかなり盛り上がっていたそうですね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、伊藤大士(だいし)君がNHKマイルCに使う、エエヤンについての報告です。
伊藤君は、神奈川県の相模原市にある麻布大学の獣医学部を出ています。
麻布大学と言えば、2017年のオールカマーを勝ったルージュバックや、2018年の有馬記念を勝ったブラストワンピースでお馴染みの大竹正博君や、1996年の朝日杯3歳Sを勝ったマイネルマックスや、2012年の天皇賞・春を勝ったビートブラックなどを管理していて、2019年の2月一杯で引退した中村均君や、ミスターシービーや、ジェニュインなどを管理していて、2014年に引退した松山康久さんなどが通っていたところです。
大学を出た後、伊藤君は、1996年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から、キヨヒダカやヒダカハヤトなどを管理していた森安弘昭さんの厩舎で厩務員をやって、その後は、上原博之厩舎で調教助手をやって、調教師の試験に受かった2009年まで、ずっと上原厩舎にいました。
伊藤君がいた頃の上原厩舎には、2000年の新潟3歳Sを勝って、同じ年の阪神3歳牝馬Sで2着に入ったダイワルージュや、2004年の皐月賞などGIを5つも勝ったダイワメジャーのように、走る馬がたくさんいましたから、こういう風に走る馬を間近で見られたのは、きっといい経験になったのでしょうね。
2009年の3月に厩舎を開業した伊藤君は、準備期間がなくて、レースに使った頭数が少なかったので、その年は5勝止まりでしたけど、2年目は12勝と、一気に数字を伸ばしていましたし、2016年は、「20勝・獲得賞金3億7384万円」という、勝ち星と賞金の両方で開業してから一番の成績を残していました。
でも、その後は、
2017年→10勝・獲得賞金2億3639万円
2018年→14勝・獲得賞金2億4994万円
2019年→13勝・獲得賞金2億1928万円
2020年→10勝・獲得賞金2億5895万円
2021年→11勝・獲得賞金2億0816万円
2022年→12勝・獲得賞金2億0117万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、今年を迎えるにあたって伊藤君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は…

発信者:調教師情報部・元調教師I
掲載日:2023/05/06 (土) 16:23
対象レース:2023/05/07(日)京都11R・鞍馬S
見出し:親父さんが荒尾競馬で調教師をやっとりましたな
掲載日:2023/05/06 (土) 16:23
対象レース:2023/05/07(日)京都11R・鞍馬S
見出し:親父さんが荒尾競馬で調教師をやっとりましたな

先週の青葉賞は、中竹和也君の使っとったティムールが3着に入って、ワシらに3連複14640円っちゅうオイシイ馬券を取らせてくれましたな。
彼の厩舎は、2011年のデボネアとか、今までに三度、ダービーに管理馬を出しとるんやけど、2017年にカデナを使ってからは、ダービーに馬を出せとらんのやから、中竹君は、「できれば2着に入って、ダービーの権利を取って欲しかった」と思っとるんやろ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、吉村圭司君が鞍馬Sに使う、エイシンスポッターのことを報告しとくで。
吉村圭司君は、2011年に廃止された熊本の荒尾競馬で40年以上も調教師をやっとって、2000年に引退するまで、1310勝を上げとった吉村務さんの息子なんや。
小さい頃から競馬が身近やった吉村君は、早くからこの道に進もうと決めとったそうで、中学を卒業する時には、JRA競馬学校の騎手課程に受かっとったんやけど、体が大きくなってしもうて、減量が厳しいっちゅうことで、入学を辞退したんですわ。
競馬学校に入る直前の辞退やったから、すぐ高校には入れんで、一年間は荒尾で持ち乗りの仕事をしとったんやけど、その後は、荒尾市にある定時制の学校に入って、卒業してからは、ビービーガルダンとかでお馴染みの「坂東牧場」(北海道沙流郡日高町)で、一年半ぐらい働いとったんや。
その頃の「坂東牧場」は、1995年のチューリップ賞を勝ったユウキビバーチェや、1997年の高松宮杯を勝ったシンコウキングとかが、放牧のために使っとりましたな。
そんで吉村君は、1996年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは飯田明弘厩舎で厩務員をやって、12月から調教助手をやって、それから7年間、飯田厩舎で経験を積んで、2004年の3月に、開業したばっかりやった池江泰寿君の厩舎に移ったんですわ。
吉村君は、池江厩舎で調教助手をやっとった頃に、ドリームジャーニーやオルフェーヴルとか、走る馬の調教を付けとったんで、彼にとって、ホンマにエエ経験になったんでしょうな。
2010年の12月、調教師の試験に受かった吉村君は、2012年の3月に自分の厩舎を開業しとって、その年は、池江君から引き継いだポップアイコンで初勝利を上げるなど、「9勝・獲得賞金1億4998万円」っちゅう成績を残しとったし、その後も、
2013年→13勝・獲得賞金2億0829万円
2014年→27勝・獲得賞金3億9056万円
2015年→20勝・獲得賞金4億4595万円
2016年→27勝・獲得賞金5億3006万円
っちゅう形で順調に数字を伸ばしとって、特に2016年は、クイーンズリングを使ったエリザベス女王杯で初めてGIを勝つなど、賞金が5億円を超えとったんや。
せやけど、その後は、
2017年→19勝・獲得賞金4億8823万円
2018年→28勝・獲得賞金4億8696万円
2019年→22勝・獲得賞金4億1938万円
2020年→18勝・獲得賞金3億2021万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6523万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったから、去年の吉村君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際、去年は、オオバンブルマイで京王杯2歳Sを勝つなど、「29勝・獲得賞金5億4855万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんですわ。
それに…
彼の厩舎は、2011年のデボネアとか、今までに三度、ダービーに管理馬を出しとるんやけど、2017年にカデナを使ってからは、ダービーに馬を出せとらんのやから、中竹君は、「できれば2着に入って、ダービーの権利を取って欲しかった」と思っとるんやろ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、吉村圭司君が鞍馬Sに使う、エイシンスポッターのことを報告しとくで。
吉村圭司君は、2011年に廃止された熊本の荒尾競馬で40年以上も調教師をやっとって、2000年に引退するまで、1310勝を上げとった吉村務さんの息子なんや。
小さい頃から競馬が身近やった吉村君は、早くからこの道に進もうと決めとったそうで、中学を卒業する時には、JRA競馬学校の騎手課程に受かっとったんやけど、体が大きくなってしもうて、減量が厳しいっちゅうことで、入学を辞退したんですわ。
競馬学校に入る直前の辞退やったから、すぐ高校には入れんで、一年間は荒尾で持ち乗りの仕事をしとったんやけど、その後は、荒尾市にある定時制の学校に入って、卒業してからは、ビービーガルダンとかでお馴染みの「坂東牧場」(北海道沙流郡日高町)で、一年半ぐらい働いとったんや。
その頃の「坂東牧場」は、1995年のチューリップ賞を勝ったユウキビバーチェや、1997年の高松宮杯を勝ったシンコウキングとかが、放牧のために使っとりましたな。
そんで吉村君は、1996年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは飯田明弘厩舎で厩務員をやって、12月から調教助手をやって、それから7年間、飯田厩舎で経験を積んで、2004年の3月に、開業したばっかりやった池江泰寿君の厩舎に移ったんですわ。
吉村君は、池江厩舎で調教助手をやっとった頃に、ドリームジャーニーやオルフェーヴルとか、走る馬の調教を付けとったんで、彼にとって、ホンマにエエ経験になったんでしょうな。
2010年の12月、調教師の試験に受かった吉村君は、2012年の3月に自分の厩舎を開業しとって、その年は、池江君から引き継いだポップアイコンで初勝利を上げるなど、「9勝・獲得賞金1億4998万円」っちゅう成績を残しとったし、その後も、
2013年→13勝・獲得賞金2億0829万円
2014年→27勝・獲得賞金3億9056万円
2015年→20勝・獲得賞金4億4595万円
2016年→27勝・獲得賞金5億3006万円
っちゅう形で順調に数字を伸ばしとって、特に2016年は、クイーンズリングを使ったエリザベス女王杯で初めてGIを勝つなど、賞金が5億円を超えとったんや。
せやけど、その後は、
2017年→19勝・獲得賞金4億8823万円
2018年→28勝・獲得賞金4億8696万円
2019年→22勝・獲得賞金4億1938万円
2020年→18勝・獲得賞金3億2021万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6523万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったから、去年の吉村君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際、去年は、オオバンブルマイで京王杯2歳Sを勝つなど、「29勝・獲得賞金5億4855万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんですわ。
それに…

発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2023/05/05 (金) 18:47
対象レース:2023/05/06(土)新潟11R・越後S
見出し:2009年には「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります
掲載日:2023/05/05 (金) 18:47
対象レース:2023/05/06(土)新潟11R・越後S
見出し:2009年には「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります

お疲れさんです。
今回は、森秀行先生が越後Sに使う、ジャスパーゴールドについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとると思いますけど、森先生は、1981年の2月から戸山為夫厩舎で厩務員をやって、この年の11月から調教助手をやっとりました。
戸山厩舎っちゅうたら、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアとか、1992年の皐月賞とダービーを勝ったミホノブルボンなどを管理しとったことでお馴染みですな。
1993年、調教師の試験に受かった森先生は、この年の5月に戸山先生が亡くなったんで、急遽、厩舎を引き継ぐ形で9月に開業しとります。
で、2ヶ月後には早くも、レガシーワールドを使ったジャパンCを勝って、周りをアッと言わせましたな。
それからも、シーキングザパールを使った1997年のNHKマイルCや、エアシャカールを使った2000年の皐月賞と菊花賞や、ノボトゥルーを使った2001年のフェブラリーSや、キャプテントゥーレを使った2008年の皐月賞とか、大きなレースで結果を残しとるし、2009年には、それまで渡辺栄先生と山内研二先生の二人しか達成しとらんかった、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります。
それに森先生は、管理馬を海外のレースにどんどん挑戦させとって、1995年にはフジヤマケンザンで香港国際C(現在の香港C)を勝っとりますし、1998年にはフランスのモーリス・ド・ギース賞をシーキングザパールで、2000年にはイギリスのジュライCをアグネスワールドで、2020年はサウジアラビアのサンバサウジダービーCをフルフラットで、一昨年はサウジアラビアのサウジダービーをピンクカメハメハで勝つとか、キッチリ結果を残しとりますな。
そんで、2001年には、「54勝・獲得賞金12億4585万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとったんや。
けど、それからは伸び悩んどって、2020年までの5年間も、
2016年→22勝・獲得賞金4億2380万円
2017年→14勝・獲得賞金3億5125万円
2018年→18勝・獲得賞金3億9746万円
2019年→15勝・獲得賞金3億2025万円
2020年→21勝・獲得賞金3億7260万円
っちゅう形で、昔の森厩舎を知っとる者やったら、誰が見ても物足りん数字が続いとりました。
せやから、一昨年の森先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、JRAで33勝を上げて、稼いだ賞金は「6億9150万円」と、前の年までを大きく上回っとったし、海外では、さっき書いた通り、ピンクカメハメハを使ったサウジダービーを勝って、90万ドル(約9497万円)の賞金を稼いどります。
去年は26勝と、一昨年の勝利数を下回ってしもうたんやけど、ジャングロでニュージーランドTを勝って、エヒトで七夕賞を勝ったこともあって、稼いだ賞金は「6億2770万円」と、一昨年の9割くらいやったんですわ。
そんで今年は…
今回は、森秀行先生が越後Sに使う、ジャスパーゴールドについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとると思いますけど、森先生は、1981年の2月から戸山為夫厩舎で厩務員をやって、この年の11月から調教助手をやっとりました。
戸山厩舎っちゅうたら、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアとか、1992年の皐月賞とダービーを勝ったミホノブルボンなどを管理しとったことでお馴染みですな。
1993年、調教師の試験に受かった森先生は、この年の5月に戸山先生が亡くなったんで、急遽、厩舎を引き継ぐ形で9月に開業しとります。
で、2ヶ月後には早くも、レガシーワールドを使ったジャパンCを勝って、周りをアッと言わせましたな。
それからも、シーキングザパールを使った1997年のNHKマイルCや、エアシャカールを使った2000年の皐月賞と菊花賞や、ノボトゥルーを使った2001年のフェブラリーSや、キャプテントゥーレを使った2008年の皐月賞とか、大きなレースで結果を残しとるし、2009年には、それまで渡辺栄先生と山内研二先生の二人しか達成しとらんかった、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります。
それに森先生は、管理馬を海外のレースにどんどん挑戦させとって、1995年にはフジヤマケンザンで香港国際C(現在の香港C)を勝っとりますし、1998年にはフランスのモーリス・ド・ギース賞をシーキングザパールで、2000年にはイギリスのジュライCをアグネスワールドで、2020年はサウジアラビアのサンバサウジダービーCをフルフラットで、一昨年はサウジアラビアのサウジダービーをピンクカメハメハで勝つとか、キッチリ結果を残しとりますな。
そんで、2001年には、「54勝・獲得賞金12億4585万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとったんや。
けど、それからは伸び悩んどって、2020年までの5年間も、
2016年→22勝・獲得賞金4億2380万円
2017年→14勝・獲得賞金3億5125万円
2018年→18勝・獲得賞金3億9746万円
2019年→15勝・獲得賞金3億2025万円
2020年→21勝・獲得賞金3億7260万円
っちゅう形で、昔の森厩舎を知っとる者やったら、誰が見ても物足りん数字が続いとりました。
せやから、一昨年の森先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、JRAで33勝を上げて、稼いだ賞金は「6億9150万円」と、前の年までを大きく上回っとったし、海外では、さっき書いた通り、ピンクカメハメハを使ったサウジダービーを勝って、90万ドル(約9497万円)の賞金を稼いどります。
去年は26勝と、一昨年の勝利数を下回ってしもうたんやけど、ジャングロでニュージーランドTを勝って、エヒトで七夕賞を勝ったこともあって、稼いだ賞金は「6億2770万円」と、一昨年の9割くらいやったんですわ。
そんで今年は…

発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2023/05/05 (金) 17:39
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:平場の3勝しか上げられていないんですよ
掲載日:2023/05/05 (金) 17:39
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:平場の3勝しか上げられていないんですよ

どうもこんにちは。
今回は武藤善則君の厩舎がNHKマイルCに使う、モリアーナについての報告となります。
皆さんも知っていると思いますが、武藤君は、まだ現役で頑張っている柴田善臣君や、今は調教師をやっている石橋守君や岩戸孝樹君や須貝尚介君などと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入っていて、1986年に黒坂洋基さんの厩舎からデビューしました。
当時の黒坂厩舎には、1988年と1989年の根岸Sで2着だったツクバセイフウや、1990年の目黒記念で2着だったミナガワイチザンなどのオープン馬が何頭かいて、武藤君はそれらの主戦だったんですよ。
乗り役としての彼は、1989年の金杯・東(現在の中山金杯)をニシノミラーで勝つなど、調教師の試験に受かって引退した2001年までに、全部で154勝を上げていました。
ちなみに、水野貴広厩舎に所属していて、2017年に、関東の新人騎手賞にあたる、「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていた武藤雅君は、武藤君の長男です。
武藤君も、デビューした1986年に「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていて、親子で受賞したのは初めてのことだったんですよ。
2003年に自分の厩舎を開業した武藤君は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので7勝止まりでしたけど、2004年には14勝、2005年には15勝と、コンスタントに勝ち星を上げていましたし、2008年には、セラフィックロンプを使った愛知杯で、初めての重賞勝ちを飾っています。
2012年には、ザラストロを使った新潟2歳Sを勝つなど、「23勝・獲得賞金3億7954万円」という成績を残していました。
それに、一昨年までの5年間は、
2017年→10勝・獲得賞金1億6689万円
2018年→16勝・獲得賞金2億6790万円
2019年→17勝・獲得賞金2億7418万円
2020年→17勝・獲得賞金3億0776万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6947万円
と書けば分かる通り、成績が「完全に右肩上がり」になっていたんですよ。
そして去年は、2012年と2013年と並んで過去最多になる23勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8047万円」と、今までで一番の数字でした。
でも、今年に入ってから先週までは…
今回は武藤善則君の厩舎がNHKマイルCに使う、モリアーナについての報告となります。
皆さんも知っていると思いますが、武藤君は、まだ現役で頑張っている柴田善臣君や、今は調教師をやっている石橋守君や岩戸孝樹君や須貝尚介君などと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入っていて、1986年に黒坂洋基さんの厩舎からデビューしました。
当時の黒坂厩舎には、1988年と1989年の根岸Sで2着だったツクバセイフウや、1990年の目黒記念で2着だったミナガワイチザンなどのオープン馬が何頭かいて、武藤君はそれらの主戦だったんですよ。
乗り役としての彼は、1989年の金杯・東(現在の中山金杯)をニシノミラーで勝つなど、調教師の試験に受かって引退した2001年までに、全部で154勝を上げていました。
ちなみに、水野貴広厩舎に所属していて、2017年に、関東の新人騎手賞にあたる、「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていた武藤雅君は、武藤君の長男です。
武藤君も、デビューした1986年に「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていて、親子で受賞したのは初めてのことだったんですよ。
2003年に自分の厩舎を開業した武藤君は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので7勝止まりでしたけど、2004年には14勝、2005年には15勝と、コンスタントに勝ち星を上げていましたし、2008年には、セラフィックロンプを使った愛知杯で、初めての重賞勝ちを飾っています。
2012年には、ザラストロを使った新潟2歳Sを勝つなど、「23勝・獲得賞金3億7954万円」という成績を残していました。
それに、一昨年までの5年間は、
2017年→10勝・獲得賞金1億6689万円
2018年→16勝・獲得賞金2億6790万円
2019年→17勝・獲得賞金2億7418万円
2020年→17勝・獲得賞金3億0776万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6947万円
と書けば分かる通り、成績が「完全に右肩上がり」になっていたんですよ。
そして去年は、2012年と2013年と並んで過去最多になる23勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8047万円」と、今までで一番の数字でした。
でも、今年に入ってから先週までは…

発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2023/05/05 (金) 16:41
対象レース:2023/05/06(土)京都11R・京都新聞杯
見出し:親父さんが「全国公営競馬調教師連合会」の会長をやっとったんや
掲載日:2023/05/05 (金) 16:41
対象レース:2023/05/06(土)京都11R・京都新聞杯
見出し:親父さんが「全国公営競馬調教師連合会」の会長をやっとったんや

先週の土曜日、新潟の1Rと4Rに組まれとった障害のオープンと未勝利は、美浦の黒岩陽一君が管理しとる2頭、フォッサマグナとドラウプニルが勝ちましたな。
2012年の3月に開業して、今までにJRAで通算162勝を上げとる黒岩君は、2018年まで、障害のレースを一つも勝ってなかったんや。
せやけど、その後は、2019年が3勝、2020年が1勝、2021年が3勝、去年が2勝と、コンスタントに障害のレースを勝っとったし、今年は、先週の2勝を入れて障害のレースをもう3勝もしとります。
もちろん、これからも、障害のレースでは、黒岩君が使う馬に注目しとった方がエエやろうな。
そんでもって今回は、矢作芳人君が京都新聞杯に使う、リビアングラスのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「624戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「609戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「467戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
そんで、一昨年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、一昨年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
更に、去年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって今年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどるんやけど、JRAのリーディングは、先週までに22勝を上げとる中内田充正厩舎に…
2012年の3月に開業して、今までにJRAで通算162勝を上げとる黒岩君は、2018年まで、障害のレースを一つも勝ってなかったんや。
せやけど、その後は、2019年が3勝、2020年が1勝、2021年が3勝、去年が2勝と、コンスタントに障害のレースを勝っとったし、今年は、先週の2勝を入れて障害のレースをもう3勝もしとります。
もちろん、これからも、障害のレースでは、黒岩君が使う馬に注目しとった方がエエやろうな。
そんでもって今回は、矢作芳人君が京都新聞杯に使う、リビアングラスのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「624戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「609戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「467戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
そんで、一昨年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、一昨年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
更に、去年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって今年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどるんやけど、JRAのリーディングは、先週までに22勝を上げとる中内田充正厩舎に…

発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2023/05/05 (金) 14:52
対象レース:2023/05/06(土)東京11R・プリンシパルS
見出し:アーモンドアイのドバイ遠征に帯同していました
掲載日:2023/05/05 (金) 14:52
対象レース:2023/05/06(土)東京11R・プリンシパルS
見出し:アーモンドアイのドバイ遠征に帯同していました

この前、午前中の仕事が終わった後、記者仲間達と、トレセンのすぐそばにある「ステーキハウスビクトリア」に行ってきました。
前にも書きましたけど、ここは、40年近く前からある老舗で、トレセンで働いている関係者が何人も通っていますし、近くにある「あみプレミアム・アウトレット」で買い物をしてから、帰りに食べに来る人が多いんですよ。
それに、「ステーキハウスビクトリア」は、バイク乗りにとても人気がある店で、土日に来ると、ハーレーなどの大型バイクが並んでいるのをよく見掛けますね。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、宮田敬介先生がプリンシパルSに使う、アヴニールドブリエについての報告をしておきます。
宮田先生は、茨城県日立市の出身で、家族や親戚に競馬関係者がいた訳ではなくて、お父さんが旅行会社のJTBに勤めているサラリーマン家庭で、3人兄弟の長男として育ちました。
大の競馬好きだったお父さんが、「サンデーレーシング」や「社台レースホース」といった一口馬主クラブの会員になっていて、幼稚園の頃から何度もお父さんと中山競馬場に行っていたそうですし、出資していた馬を応援するために、家族で新潟競馬場まで行ったこともあるそうです。
こういう環境で育った宮田先生が競馬を大好きになったのは、小学生の頃、福島県のいわき市にある「JRA競走馬総合研究所」のリハビリテーションセンターに行った時に、そこで休養していたオグリキャップと会えたことがきっかけで、その後、オグリキャップの引退レースを見て、「調教師になりたい」と思ったそうですね。
地元の茨城高校を卒業した後、麻布大学獣医学科の動物応用学科に進んだ宮田先生は、馬術部に入って、ここで馬乗りを覚えたそうで、大学を卒業した後は、2003年の4月から「ノーザンファーム」で働いて、ここにいた2年半の間に、まだデビューしていなかったディープインパクトの調教を担当したそうですよ。
ちなみに宮田先生は、今、「ノーザンファーム天栄」の場長をやっている木實谷(きみや)雄太さんと、「ノーザンファーム」の同期です。
2005年の10月、競馬学校の厩務員課程に入った宮田先生は、次の年の4月から栗田博憲厩舎で厩務員をやって、2009年の7月からは田島俊明厩舎で調教助手をやっていました。
2010年の7月、国枝栄厩舎に移ると、それから、2018年に調教師の試験に受かるまでずっとここにいましたし、技術調教師になってから、自分の厩舎を開業するまでの間も、国枝厩舎で色んなことを学んでいたんですよ。
国枝厩舎では、2014年の朝日杯FSと2015年の富士Sを勝ったダノンプラチナを担当していましたし、アーモンドアイがデビューする前の調教にも乗っていて、この馬がドバイターフに出た時も現地に帯同していました。
2020年の3月に自分の厩舎を開業した宮田先生は、それから年末までに、「16勝・獲得賞金1億7797万円」という、1年目としてはまずまずの成績を残しています。
こうやっていいスタートを切れたのは、国枝厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
開業2年目だった一昨年は、ダンシングプリンスを使ったカペラSで初めて重賞を勝つなど、全部で14勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5418万円」と、前の年を大きく上回っていましたし、去年は、JRAで残した成績が「31勝・獲得賞金4億6852万円」という、開業3年目としては文句ナシの数字だったんですよ。
それに去年は、海外と地方でも、ダンシングプリンスでリヤドダートスプリント(サウジアラビアのG3)と北海道スプリントCとJBCスプリントを勝っていて、この3戦で2億円以上の賞金を稼いでいます。
でも、今年は…
前にも書きましたけど、ここは、40年近く前からある老舗で、トレセンで働いている関係者が何人も通っていますし、近くにある「あみプレミアム・アウトレット」で買い物をしてから、帰りに食べに来る人が多いんですよ。
それに、「ステーキハウスビクトリア」は、バイク乗りにとても人気がある店で、土日に来ると、ハーレーなどの大型バイクが並んでいるのをよく見掛けますね。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、宮田敬介先生がプリンシパルSに使う、アヴニールドブリエについての報告をしておきます。
宮田先生は、茨城県日立市の出身で、家族や親戚に競馬関係者がいた訳ではなくて、お父さんが旅行会社のJTBに勤めているサラリーマン家庭で、3人兄弟の長男として育ちました。
大の競馬好きだったお父さんが、「サンデーレーシング」や「社台レースホース」といった一口馬主クラブの会員になっていて、幼稚園の頃から何度もお父さんと中山競馬場に行っていたそうですし、出資していた馬を応援するために、家族で新潟競馬場まで行ったこともあるそうです。
こういう環境で育った宮田先生が競馬を大好きになったのは、小学生の頃、福島県のいわき市にある「JRA競走馬総合研究所」のリハビリテーションセンターに行った時に、そこで休養していたオグリキャップと会えたことがきっかけで、その後、オグリキャップの引退レースを見て、「調教師になりたい」と思ったそうですね。
地元の茨城高校を卒業した後、麻布大学獣医学科の動物応用学科に進んだ宮田先生は、馬術部に入って、ここで馬乗りを覚えたそうで、大学を卒業した後は、2003年の4月から「ノーザンファーム」で働いて、ここにいた2年半の間に、まだデビューしていなかったディープインパクトの調教を担当したそうですよ。
ちなみに宮田先生は、今、「ノーザンファーム天栄」の場長をやっている木實谷(きみや)雄太さんと、「ノーザンファーム」の同期です。
2005年の10月、競馬学校の厩務員課程に入った宮田先生は、次の年の4月から栗田博憲厩舎で厩務員をやって、2009年の7月からは田島俊明厩舎で調教助手をやっていました。
2010年の7月、国枝栄厩舎に移ると、それから、2018年に調教師の試験に受かるまでずっとここにいましたし、技術調教師になってから、自分の厩舎を開業するまでの間も、国枝厩舎で色んなことを学んでいたんですよ。
国枝厩舎では、2014年の朝日杯FSと2015年の富士Sを勝ったダノンプラチナを担当していましたし、アーモンドアイがデビューする前の調教にも乗っていて、この馬がドバイターフに出た時も現地に帯同していました。
2020年の3月に自分の厩舎を開業した宮田先生は、それから年末までに、「16勝・獲得賞金1億7797万円」という、1年目としてはまずまずの成績を残しています。
こうやっていいスタートを切れたのは、国枝厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
開業2年目だった一昨年は、ダンシングプリンスを使ったカペラSで初めて重賞を勝つなど、全部で14勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5418万円」と、前の年を大きく上回っていましたし、去年は、JRAで残した成績が「31勝・獲得賞金4億6852万円」という、開業3年目としては文句ナシの数字だったんですよ。
それに去年は、海外と地方でも、ダンシングプリンスでリヤドダートスプリント(サウジアラビアのG3)と北海道スプリントCとJBCスプリントを勝っていて、この3戦で2億円以上の賞金を稼いでいます。
でも、今年は…

発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2023/05/04 (木) 12:34
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:ドバイシーマクラシックを勝っていますけど
掲載日:2023/05/04 (木) 12:34
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:ドバイシーマクラシックを勝っていますけど

昨日、広島カープとの試合が、来日してからの初登板だった、横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手は、7回を投げて1失点、奪三振が9という安定した投球内容で、見事に勝ち投手となりました。
メジャーリーグで通算83勝という実績を考えれば当然なのかもしれませんが、次の登板でも、どんなピッチングを見せてくれるのか、今から楽しみです。
では、ここから本題に入りますが、今回は、木村哲也君の厩舎がNHKマイルに出走させる、ウンブライルについての報告をしておきます。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った彼は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、2年目は9勝、3年目は16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」も受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通り、2018年の数字を下回っていましたから、去年の木村君は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、去年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、全部で34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という過去最高の数字だったんですよ。
でも、今年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいますけど、JRAでは…
メジャーリーグで通算83勝という実績を考えれば当然なのかもしれませんが、次の登板でも、どんなピッチングを見せてくれるのか、今から楽しみです。
では、ここから本題に入りますが、今回は、木村哲也君の厩舎がNHKマイルに出走させる、ウンブライルについての報告をしておきます。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った彼は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、2年目は9勝、3年目は16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」も受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通り、2018年の数字を下回っていましたから、去年の木村君は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、去年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、全部で34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という過去最高の数字だったんですよ。
でも、今年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいますけど、JRAでは…

発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2023/05/02 (火) 20:55
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:昨年までは4位が「定位置」でしたが
掲載日:2023/05/02 (火) 20:55
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:昨年までは4位が「定位置」でしたが

お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「社台レースホース」がNHKマイルCに登録している、シングザットソングのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1995年の皐月賞などを制したジェニュインや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールドや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としておりました。
したがって、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、海外では、ステイフーリッシュでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制し、JRAでも、計99勝を上げ、前年を大きく上回る「25億3780万円」の賞金を獲得しております。
ただ、馬主リーディングは、前年までの4年間と変わらぬ4位だったため、今年は「社台レースホース」の関係者全員が、「3位以上に返り咲きたい」と考えている筈であり、実際、今年に入ってから先週までの馬主リーディングは…
今回、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「社台レースホース」がNHKマイルCに登録している、シングザットソングのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1995年の皐月賞などを制したジェニュインや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールドや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としておりました。
したがって、昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、海外では、ステイフーリッシュでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制し、JRAでも、計99勝を上げ、前年を大きく上回る「25億3780万円」の賞金を獲得しております。
ただ、馬主リーディングは、前年までの4年間と変わらぬ4位だったため、今年は「社台レースホース」の関係者全員が、「3位以上に返り咲きたい」と考えている筈であり、実際、今年に入ってから先週までの馬主リーディングは…

発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2023/05/01 (月) 18:14
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:2016年の桜花賞を制していますわ
掲載日:2023/05/01 (月) 18:14
対象レース:2023/05/07(日)東京11R・NHKマイルC
見出し:2016年の桜花賞を制していますわ

皆さんごきげんよう。
今回は、青山洋一オーナーがNHKマイルCに登録している、シャンパンカラーについての報告をしておきますわ。
青山洋一オーナーが、東京都渋谷区に本社を構え、美容室の「モッズ・ヘア」や、同ブランドのヘアケア製品の開発や販売などを手掛けている「株式会社エム・エイチ・グループ」の取締役会長を、2015年の9月まで務めていたのは、皆様もよくご存知のことですわね。
その後は、役職を離れて大株主として経営を見守っていますの。
島根県出身の青山オーナーが起業したのは、地元で運転代行の会社を立ち上げたのが最初でして、当時、同じ島根県出身の故・竹下登氏が総理大臣となったばかりでしたから、「目立つだろう」と思って、「総理代行」という名前にしたそうですわ。
その後、青山オーナーは、携帯電話の加入代行や販売といった「通信サービス業」を軸に、「介護事業」や「デジタルコンテンツ事業」などにも手を拡げ、1999年にジャスダックへの上場を果たし、2005年、「モッズ・ヘアジャパングループ」の株式を70%取得してからは、先述したように「美容事業」を拡大していますの。
そして現在では、グループ全体で200名以上の従業員を雇用していて、最近の業績も、
2018年6月期→連結売上高は20億7105万円
2019年6月期→連結売上高は19億6590万円
2020年6月期→連結売上高は17億1848万円
2021年6月期→連結売上高は18億1458万円
2022年6月期→連結売上高が18億4873万円
と記せば分かる通り、15億円以上の売上高をキープしていますので、同社の土台を築き上げた青山オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えますわ。
また、最近の青山オーナーは、IT、不動産、人材派遣など多くの事業に携わっていまして、2015年から、株主・投資家調査といったIR支援などを手掛けている「インベスター・ネットワークス株式会社」(現・株式会社ウィルズ)の社外取締役に就任し、経営に参画するなど、多岐に渡って活躍していますわね。
なお、青山オーナーは、確か2003年からJRAで馬を走らせ始め、現在までに150頭以上を所有していまして、過去の代表的な存在としては、2004年のニュージーランドTとアーリントンCを制したシーキングザダイヤや、2009年のフィリーズレビューなど重賞を4勝したワンカラットや、2016年の桜花賞を制したジュエラーといった名前が挙げられますわ。
2010年のオーナーは、ワンカラットの活躍などにより、過去最高の「23勝・獲得賞金4億2205万円」という成績を残していましたの。
ただ、その後は成績が伸び悩んでいて、一昨年までの3年間も、
2019年→4勝・獲得賞金5460万円
2020年→5勝・獲得賞金9244万円
2021年→6勝・獲得賞金6190万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていましたから、昨年の青山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際に昨年は、「8勝・獲得賞金1億3188万円」という成績を残して、一昨年の数字を大きく上回っていますわ。
でも…
今回は、青山洋一オーナーがNHKマイルCに登録している、シャンパンカラーについての報告をしておきますわ。
青山洋一オーナーが、東京都渋谷区に本社を構え、美容室の「モッズ・ヘア」や、同ブランドのヘアケア製品の開発や販売などを手掛けている「株式会社エム・エイチ・グループ」の取締役会長を、2015年の9月まで務めていたのは、皆様もよくご存知のことですわね。
その後は、役職を離れて大株主として経営を見守っていますの。
島根県出身の青山オーナーが起業したのは、地元で運転代行の会社を立ち上げたのが最初でして、当時、同じ島根県出身の故・竹下登氏が総理大臣となったばかりでしたから、「目立つだろう」と思って、「総理代行」という名前にしたそうですわ。
その後、青山オーナーは、携帯電話の加入代行や販売といった「通信サービス業」を軸に、「介護事業」や「デジタルコンテンツ事業」などにも手を拡げ、1999年にジャスダックへの上場を果たし、2005年、「モッズ・ヘアジャパングループ」の株式を70%取得してからは、先述したように「美容事業」を拡大していますの。
そして現在では、グループ全体で200名以上の従業員を雇用していて、最近の業績も、
2018年6月期→連結売上高は20億7105万円
2019年6月期→連結売上高は19億6590万円
2020年6月期→連結売上高は17億1848万円
2021年6月期→連結売上高は18億1458万円
2022年6月期→連結売上高が18億4873万円
と記せば分かる通り、15億円以上の売上高をキープしていますので、同社の土台を築き上げた青山オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えますわ。
また、最近の青山オーナーは、IT、不動産、人材派遣など多くの事業に携わっていまして、2015年から、株主・投資家調査といったIR支援などを手掛けている「インベスター・ネットワークス株式会社」(現・株式会社ウィルズ)の社外取締役に就任し、経営に参画するなど、多岐に渡って活躍していますわね。
なお、青山オーナーは、確か2003年からJRAで馬を走らせ始め、現在までに150頭以上を所有していまして、過去の代表的な存在としては、2004年のニュージーランドTとアーリントンCを制したシーキングザダイヤや、2009年のフィリーズレビューなど重賞を4勝したワンカラットや、2016年の桜花賞を制したジュエラーといった名前が挙げられますわ。
2010年のオーナーは、ワンカラットの活躍などにより、過去最高の「23勝・獲得賞金4億2205万円」という成績を残していましたの。
ただ、その後は成績が伸び悩んでいて、一昨年までの3年間も、
2019年→4勝・獲得賞金5460万円
2020年→5勝・獲得賞金9244万円
2021年→6勝・獲得賞金6190万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていましたから、昨年の青山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際に昨年は、「8勝・獲得賞金1億3188万円」という成績を残して、一昨年の数字を大きく上回っていますわ。
でも…

発信者:馬主情報部・馬主B
掲載日:2023/04/29 (土) 18:36
対象レース:2023/04/30(日)京都11R・天皇賞(春)
見出し:「株式会社伊藤園」などが主な取引先です
掲載日:2023/04/29 (土) 18:36
対象レース:2023/04/30(日)京都11R・天皇賞(春)
見出し:「株式会社伊藤園」などが主な取引先です

「国立がんセンダー」などは、昨日、「がん免疫治療薬」の「ニボルマブ」(商品名オプジーボ)と「イピリムマブ」(同ヤーボイ)を併用した「非小細胞肺がんの臨床試験」に於いて、11人が死亡したことを受け、試験の中止発表しました。
原因は不明ですが、治療との因果関係を否定できず、「ヤーボイ」の影響が強い可能性があると私は聞いております。
ただし、「国立がんセンダー」は、「オプジーボ」と「ヤーボイ」を使用していても、自己判断で中断せず、主治医と相談するように呼び掛けているとのことです。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田晋二オーナーが天皇賞・春に出走させる、ディープボンドのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田オーナーは、「阪急線・高槻駅」(大阪府高槻市)から徒歩で10分ほどの場所に本社ビルを構え、廃棄物の処理業やリサイクル業などを手掛けている、「都市クリエイト株式会社」の代表取締役社長を務めております。
2019年の10月に完成した現在の本社ビルは、「新国立競技場」や、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」などをデザインした、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計を手掛けたそうです。
1968年に創業された同社は、1974年、「阪急環境開発株式会社」に改組し、1986年、社名を現在の「都市クリエイト株式会社」に変更しており、現在では、大阪府内で12ヶ所のリサイクル施設を稼働し、関西地区を中心に、10の支店と4つの営業所を構え、400名近くの従業員を擁する大企業となっており、2022年3月期の売上高は「97億円」でした。
現在の「都市クリエイト株式会社」は、ペットボトルのリサイクル事業を手掛けていることから、主な取引先には、「サントリーホールディングス株式会社」、「コカ・コーラウエスト株式会社」、「株式会社伊藤園」といった大手飲料メーカーが名を連ねており、その他にも、イオングループの「イオンリテール株式会社」や、伊藤忠グループの「伊藤忠メタルズ株式会社」といった国内を代表する一流企業の関連会社も名を連ねておりますので、その代表取締役社長を務めている前田晋二オーナーは、「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう。
また、晋二オーナーの兄である前田幸治オーナーは、生産牧場と育成牧場の両方を所有する「ノースヒルズ」の代表を務めていると同時に、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めておりますので、兄弟揃って、「環境ビジネス界に欠かせない存在」と認められている筈です。
JRA馬主としての晋二オーナーは、30年以上のキャリアを誇るベテランであり、過去の代表的な存在としては、2002年の皐月賞を制したノーリーズンや、2013年のダービーなどを制したキズナや、2014年の関屋記念と京成杯AHなどを制したクラレントや、2015年の目黒記念などを制したヒットザターゲットや、2018年のJBCスプリントなどを制したグレイスフルリープといった名前が挙げられるでしょう。
2013年の晋二オーナーは、キズナやヒットザターゲットなどの活躍により、重賞7勝を含む14勝を上げ、「6億3449万円」の賞金を獲得しておりました。
その後、2019年までは、
2014年→14勝・獲得賞金4億4165万円
2015年→15勝・獲得賞金3億7008万円
2016年→12勝・獲得賞金2億8127万円
2017年→8勝・獲得賞金1億5847万円
2018年→6勝・獲得賞金1億5941万円
2019年→12勝・獲得賞金2億3470万円
という形で伸び悩んでいたものの、2020年は、コントレイルで皐月賞とダービーと菊花賞を制するなど、9勝を上げ、過去最高となる「8億5871万円」の賞金を獲得しており、一昨年は、ディープボンドで阪神大賞典、コントレイルでジャパンCを制するなど、7勝を上げ、前年に次ぐ「7億5620万円」の賞金を獲得しております。
しかし昨年は、ディープボンドで阪神大賞典を制したものの、他の重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「3億0890万円」と、前年の約4割に留まっていた上、今年は更に状況が悪化しており、先週までの成績が「2勝・獲得賞金4936万円」と、昨年までのペースを大きく下回っておりますので、現在の晋二オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、オーナーは…
原因は不明ですが、治療との因果関係を否定できず、「ヤーボイ」の影響が強い可能性があると私は聞いております。
ただし、「国立がんセンダー」は、「オプジーボ」と「ヤーボイ」を使用していても、自己判断で中断せず、主治医と相談するように呼び掛けているとのことです。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田晋二オーナーが天皇賞・春に出走させる、ディープボンドのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田オーナーは、「阪急線・高槻駅」(大阪府高槻市)から徒歩で10分ほどの場所に本社ビルを構え、廃棄物の処理業やリサイクル業などを手掛けている、「都市クリエイト株式会社」の代表取締役社長を務めております。
2019年の10月に完成した現在の本社ビルは、「新国立競技場」や、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」などをデザインした、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計を手掛けたそうです。
1968年に創業された同社は、1974年、「阪急環境開発株式会社」に改組し、1986年、社名を現在の「都市クリエイト株式会社」に変更しており、現在では、大阪府内で12ヶ所のリサイクル施設を稼働し、関西地区を中心に、10の支店と4つの営業所を構え、400名近くの従業員を擁する大企業となっており、2022年3月期の売上高は「97億円」でした。
現在の「都市クリエイト株式会社」は、ペットボトルのリサイクル事業を手掛けていることから、主な取引先には、「サントリーホールディングス株式会社」、「コカ・コーラウエスト株式会社」、「株式会社伊藤園」といった大手飲料メーカーが名を連ねており、その他にも、イオングループの「イオンリテール株式会社」や、伊藤忠グループの「伊藤忠メタルズ株式会社」といった国内を代表する一流企業の関連会社も名を連ねておりますので、その代表取締役社長を務めている前田晋二オーナーは、「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう。
また、晋二オーナーの兄である前田幸治オーナーは、生産牧場と育成牧場の両方を所有する「ノースヒルズ」の代表を務めていると同時に、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めておりますので、兄弟揃って、「環境ビジネス界に欠かせない存在」と認められている筈です。
JRA馬主としての晋二オーナーは、30年以上のキャリアを誇るベテランであり、過去の代表的な存在としては、2002年の皐月賞を制したノーリーズンや、2013年のダービーなどを制したキズナや、2014年の関屋記念と京成杯AHなどを制したクラレントや、2015年の目黒記念などを制したヒットザターゲットや、2018年のJBCスプリントなどを制したグレイスフルリープといった名前が挙げられるでしょう。
2013年の晋二オーナーは、キズナやヒットザターゲットなどの活躍により、重賞7勝を含む14勝を上げ、「6億3449万円」の賞金を獲得しておりました。
その後、2019年までは、
2014年→14勝・獲得賞金4億4165万円
2015年→15勝・獲得賞金3億7008万円
2016年→12勝・獲得賞金2億8127万円
2017年→8勝・獲得賞金1億5847万円
2018年→6勝・獲得賞金1億5941万円
2019年→12勝・獲得賞金2億3470万円
という形で伸び悩んでいたものの、2020年は、コントレイルで皐月賞とダービーと菊花賞を制するなど、9勝を上げ、過去最高となる「8億5871万円」の賞金を獲得しており、一昨年は、ディープボンドで阪神大賞典、コントレイルでジャパンCを制するなど、7勝を上げ、前年に次ぐ「7億5620万円」の賞金を獲得しております。
しかし昨年は、ディープボンドで阪神大賞典を制したものの、他の重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「3億0890万円」と、前年の約4割に留まっていた上、今年は更に状況が悪化しており、先週までの成績が「2勝・獲得賞金4936万円」と、昨年までのペースを大きく下回っておりますので、現在の晋二オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、オーナーは…

発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2023/04/29 (土) 17:40
対象レース:2023/04/30(日)東京11R・スイートピーS
見出し:開院前は済生会滋賀県病院で勤務しておりました
掲載日:2023/04/29 (土) 17:40
対象レース:2023/04/30(日)東京11R・スイートピーS
見出し:開院前は済生会滋賀県病院で勤務しておりました

「板橋区立美術館」(東京都板橋区赤塚5-34-27)では、本日、4月29日(土)から6月4日(日)まで、「生誕110年・佐藤太清展ー水の心象」が開催されます。
これは、京都府福知山市に生まれ、1945年からの60年間を板橋区で過ごした、日本画家の佐藤太清さんが描いた作品の中から、「水」に関する作品に注目した展覧会でして、本人の画室に残されていた全ての絵具をサンプル化した、1000色を超える色相図も展示されるとのことです。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーがスイートピーSに出走させる、アリスヴェリテに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに60頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に一昨年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っており、尚且つ、今年も悪い流れが続いており、先週までの戦績が「18戦1勝」というものであり、獲得賞金は「3366万円」と、一昨年の25%ほどに留まっております。
当然、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しの足掛かりにしたい」と考えている筈です。
また、加藤オーナーは、2010年以降、毎年欠かさず…
これは、京都府福知山市に生まれ、1945年からの60年間を板橋区で過ごした、日本画家の佐藤太清さんが描いた作品の中から、「水」に関する作品に注目した展覧会でして、本人の画室に残されていた全ての絵具をサンプル化した、1000色を超える色相図も展示されるとのことです。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーがスイートピーSに出走させる、アリスヴェリテに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに60頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に一昨年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っており、尚且つ、今年も悪い流れが続いており、先週までの戦績が「18戦1勝」というものであり、獲得賞金は「3366万円」と、一昨年の25%ほどに留まっております。
当然、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しの足掛かりにしたい」と考えている筈です。
また、加藤オーナーは、2010年以降、毎年欠かさず…