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![icon19.jpg](/img/insider/icon19.jpg)
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2024/07/26 (金) 18:32
対象レース:2024/07/27(日)新潟7R・関越S
見出し:ミスターシービーとシンボリルドルフがきっかけで…
掲載日:2024/07/26 (金) 18:32
対象レース:2024/07/27(日)新潟7R・関越S
見出し:ミスターシービーとシンボリルドルフがきっかけで…
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この前、午前中の仕事が終わった後、トレセンからすぐ近くの、国道125号沿いにある「大黒食堂」でお昼を食べました。
ここは、かつ煮定食が700円、ラーメンが450円など、何を食べても安上がりですし、私の好みで言えば、700円の肉ニラ定食が特にお勧めですから、こちらに来た時は是非とも寄ってみてください。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、新開幸一先生が関越Sに使う、シルトホルンについての報告をしておきます。
1966年に神奈川県で生まれた新開幸一先生は、高校2年の時にミスターシービーが、3年の時にシンボリルドルフが、それぞれ三冠馬になったのを見て、競馬が大好きになったそうで、大学受験に失敗してしまったことなどがきっかけになって、北海道の牧場で働き始めたんですよ。
それから6年くらいが経った頃に、「海外の馬も見てみたい」と思ったことがきっかけで、オーストラリアに行って、そこでは、メルボルンCを12回も勝っていたことから、「ザ・カップスキング」と呼ばれていて、2015年に87歳で亡くなったバート・カミングスさんの厩舎で働いていました。
1993年、ビザが切れて日本に帰ってきた新開先生は、それからすぐJRA競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から、高橋祥泰厩舎で厩務員をやって、12月から調教師の試験に受かった2010年までは、和田正道厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
ちなみに、新開先生がいた頃の和田厩舎には、1995年の中山大障害・秋を勝ったフジノスラッガーや、1997年のクイーンSを勝ったプロモーションや、2002年の京王杯スプリングCを勝ったゴッドオブチャンスや、2005年のファルコンSを勝ったカズサラインや、2006年のエプソムCを勝ったトップガンジョーなどがいました。
そして新開先生は、2010年の10月に自分の厩舎を開業していますので、今年が15年目になりますね。
最初の年は、開業が遅かったこともあって、1勝に終わっていましたけど、その後は、
2011年→8勝・獲得賞金1億2759万円
2012年→13勝・獲得賞金2億2281万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6585万円
と、毎年のように数字を伸ばしていましたし、2014年は、「17勝・獲得賞金3億3285万円」という、今までで一番の成績を残していました。
ただ、その後は、ずっとこの数字を超えられないでいて、特に2020年は、8勝しかできなくて、2012年からずっと続いていた「2ケタ勝利」が途切れてしまいましたし、その後は、
2021年→13勝・獲得賞金2億1190万円
2022年→17勝・獲得賞金2億4090万円
と、巻き返しはしましたけど、相変わらず2014年の数字を超えられていませんし、去年は、7月以降に1勝もできなかったこともあって、「8勝・獲得賞金1億8985万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
それに…
ここは、かつ煮定食が700円、ラーメンが450円など、何を食べても安上がりですし、私の好みで言えば、700円の肉ニラ定食が特にお勧めですから、こちらに来た時は是非とも寄ってみてください。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、新開幸一先生が関越Sに使う、シルトホルンについての報告をしておきます。
1966年に神奈川県で生まれた新開幸一先生は、高校2年の時にミスターシービーが、3年の時にシンボリルドルフが、それぞれ三冠馬になったのを見て、競馬が大好きになったそうで、大学受験に失敗してしまったことなどがきっかけになって、北海道の牧場で働き始めたんですよ。
それから6年くらいが経った頃に、「海外の馬も見てみたい」と思ったことがきっかけで、オーストラリアに行って、そこでは、メルボルンCを12回も勝っていたことから、「ザ・カップスキング」と呼ばれていて、2015年に87歳で亡くなったバート・カミングスさんの厩舎で働いていました。
1993年、ビザが切れて日本に帰ってきた新開先生は、それからすぐJRA競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から、高橋祥泰厩舎で厩務員をやって、12月から調教師の試験に受かった2010年までは、和田正道厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
ちなみに、新開先生がいた頃の和田厩舎には、1995年の中山大障害・秋を勝ったフジノスラッガーや、1997年のクイーンSを勝ったプロモーションや、2002年の京王杯スプリングCを勝ったゴッドオブチャンスや、2005年のファルコンSを勝ったカズサラインや、2006年のエプソムCを勝ったトップガンジョーなどがいました。
そして新開先生は、2010年の10月に自分の厩舎を開業していますので、今年が15年目になりますね。
最初の年は、開業が遅かったこともあって、1勝に終わっていましたけど、その後は、
2011年→8勝・獲得賞金1億2759万円
2012年→13勝・獲得賞金2億2281万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6585万円
と、毎年のように数字を伸ばしていましたし、2014年は、「17勝・獲得賞金3億3285万円」という、今までで一番の成績を残していました。
ただ、その後は、ずっとこの数字を超えられないでいて、特に2020年は、8勝しかできなくて、2012年からずっと続いていた「2ケタ勝利」が途切れてしまいましたし、その後は、
2021年→13勝・獲得賞金2億1190万円
2022年→17勝・獲得賞金2億4090万円
と、巻き返しはしましたけど、相変わらず2014年の数字を超えられていませんし、去年は、7月以降に1勝もできなかったこともあって、「8勝・獲得賞金1億8985万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
それに…
![icon25.jpg](/img/insider/icon25.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/07/26 (金) 16:43
対象レース:2024/07/27(土)札幌11R・STV賞
見出し:今年の競走馬セールに「6億9950万円」を投じております
掲載日:2024/07/26 (金) 16:43
対象レース:2024/07/27(土)札幌11R・STV賞
見出し:今年の競走馬セールに「6億9950万円」を投じております
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、国本哲秀オーナーがSTV賞に出走させる、ショウナンアデイブのことでございます。
国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っており、尚且つ、今年は…
今回、私がご報告させていただきますのは、国本哲秀オーナーがSTV賞に出走させる、ショウナンアデイブのことでございます。
国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っており、尚且つ、今年は…
![icon11.jpg](/img/insider/icon11.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2024/07/26 (金) 11:05
対象レース:2024/07/28(日)札幌11R・クイーンS
見出し:「日本ダイナースクラブ」と提携して創設されました
掲載日:2024/07/26 (金) 11:05
対象レース:2024/07/28(日)札幌11R・クイーンS
見出し:「日本ダイナースクラブ」と提携して創設されました
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
本日の東京為替市場における円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比1円59銭の円安・ドル高となる、1ドル=153円64~65銭となっておりました。
国内の輸入企業が、円を売りドルを買う動きを見せており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」がクイーンSに出走させる、ウンブライルとスタニングローズについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)
という好成績を記録し、7年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を制するなど、GⅠを8勝しており、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
国内の輸入企業が、円を売りドルを買う動きを見せており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」がクイーンSに出走させる、ウンブライルとスタニングローズについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)
という好成績を記録し、7年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を制するなど、GⅠを8勝しており、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
![icon46.jpg](/img/insider/icon46.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/07/25 (木) 12:37
対象レース:2024/07/28(日)新潟7R・アイビスSD
見出し:レストランで働いてから乗り役になったんや
掲載日:2024/07/25 (木) 12:37
対象レース:2024/07/28(日)新潟7R・アイビスSD
見出し:レストランで働いてから乗り役になったんや
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
再来年の2026年にやる大河ドラマは、豊臣秀長が主人公の「豊臣兄弟!」ですな。
これは、「半沢直樹」や「下町ロケット」とかで有名な八津弘幸さんが脚本を手掛けとるそうで、あえて、有名な豊臣秀吉やなくて、弟の秀長を主人公にしとるところとか、「いだてん」とかに出演しとった仲野太賀さんが秀長を演じることとかが話題になっとるんや。
で、ワシがアイビスSDで期待しとるんは、音無秀孝君の厩舎が登録しとるモズメイメイなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を87回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
これは、「半沢直樹」や「下町ロケット」とかで有名な八津弘幸さんが脚本を手掛けとるそうで、あえて、有名な豊臣秀吉やなくて、弟の秀長を主人公にしとるところとか、「いだてん」とかに出演しとった仲野太賀さんが秀長を演じることとかが話題になっとるんや。
で、ワシがアイビスSDで期待しとるんは、音無秀孝君の厩舎が登録しとるモズメイメイなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を87回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
![icon54.jpg](/img/insider/icon54.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/07/25 (木) 11:21
対象レース:2024/07/28(日)札幌11R・クイーンS
見出し:横山典弘君の妹さんと結婚しているんですよ
掲載日:2024/07/25 (木) 11:21
対象レース:2024/07/28(日)札幌11R・クイーンS
見出し:横山典弘君の妹さんと結婚しているんですよ
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西武鉄道が、現役の駅員さんと乗務員さんが考えた子供向けのツアーを、8月の19日(月)と22日(木)と23日(金)に開催します。
19日(月)のツアーでは、10000系のニューレッドアローに乗って、運転士さんや車掌さんの車両解説が聞けるそうですし、22日(木)と23日(金)のツアーでは、鉄道の仕事を体験したり、保守車両の乗車体験ができるそうですから、たくさんの応募が集まるのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、菊沢隆徳君がクイーンSに登録している、コガネノソラについての報告です。
皆さんも知っている通りで、菊沢君は、1985年に競馬学校の騎手課程に入って、柄崎義信さんの厩舎(1983年の朝日杯3歳Sの勝ち馬ハーディービジョンなどを管理)から、1988年に乗り役としてデビューしていて、ローゼンカバリーに乗った1999年の目黒記念や、レオリュウホウに乗った2000年の日経賞を勝つなど、2010年に引退するまでに、重賞を10勝、全部で639勝を上げていました。
そうそう、菊沢君は、乗り役だった時、横山典弘君の妹の桂子さんと結婚していますから、菊沢君と横山君は義理の兄弟です。
それに、2016年に乗り役としてデビューした一樹君は菊沢君の長男で、横山君の息子の和生(かずお)君と武史君は甥っ子ですね。
2011年に厩舎を開業した菊沢君は、引退した郷原洋行厩舎から引き継いだオープンガーデンで阪神スプリングジャンプを勝つなど、1年目から「10勝・獲得賞金1億9475万円」という成績を残していましたし、その後も、
2012年→17勝・獲得賞金2億3903万円
2013年→20勝・獲得賞金3億3237万円
2014年→26勝・獲得賞金3億6127万円
と、右肩上がりの成績を残していて、2013年には、デビュー前から自分で管理していたウキヨノカゼでクイーンCを勝っていました。
それに、2017年からの4年間は、
2017年→20勝・獲得賞金5億3351万円
2018年→24勝・獲得賞金5億7168万円
2019年→20勝・獲得賞金5億7628万円
2020年→17勝・獲得賞金5億2738万円
と書けば分かる通り、4年続けて5億円以上の賞金を稼いでいて、2017年にはアエロリットを使ったNHKマイルCで初めてのGI勝ちを飾っていましたし、2019年は、フィリアプーラでフェアリーSを勝って、一樹君を乗せたミッキースワローで七夕賞を勝つなど、今までで一番の賞金を稼いでいたんですよ。
ただ、去年までの3年間は、
2021年→17勝・獲得賞金3億3578万円
2022年→23勝・獲得賞金3億6596万円
2023年→23勝・獲得賞金3億7445万円
と、いい頃に比べたら物足りない数字が続いていましたから、今年を迎えるにあたって、菊沢君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
19日(月)のツアーでは、10000系のニューレッドアローに乗って、運転士さんや車掌さんの車両解説が聞けるそうですし、22日(木)と23日(金)のツアーでは、鉄道の仕事を体験したり、保守車両の乗車体験ができるそうですから、たくさんの応募が集まるのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、菊沢隆徳君がクイーンSに登録している、コガネノソラについての報告です。
皆さんも知っている通りで、菊沢君は、1985年に競馬学校の騎手課程に入って、柄崎義信さんの厩舎(1983年の朝日杯3歳Sの勝ち馬ハーディービジョンなどを管理)から、1988年に乗り役としてデビューしていて、ローゼンカバリーに乗った1999年の目黒記念や、レオリュウホウに乗った2000年の日経賞を勝つなど、2010年に引退するまでに、重賞を10勝、全部で639勝を上げていました。
そうそう、菊沢君は、乗り役だった時、横山典弘君の妹の桂子さんと結婚していますから、菊沢君と横山君は義理の兄弟です。
それに、2016年に乗り役としてデビューした一樹君は菊沢君の長男で、横山君の息子の和生(かずお)君と武史君は甥っ子ですね。
2011年に厩舎を開業した菊沢君は、引退した郷原洋行厩舎から引き継いだオープンガーデンで阪神スプリングジャンプを勝つなど、1年目から「10勝・獲得賞金1億9475万円」という成績を残していましたし、その後も、
2012年→17勝・獲得賞金2億3903万円
2013年→20勝・獲得賞金3億3237万円
2014年→26勝・獲得賞金3億6127万円
と、右肩上がりの成績を残していて、2013年には、デビュー前から自分で管理していたウキヨノカゼでクイーンCを勝っていました。
それに、2017年からの4年間は、
2017年→20勝・獲得賞金5億3351万円
2018年→24勝・獲得賞金5億7168万円
2019年→20勝・獲得賞金5億7628万円
2020年→17勝・獲得賞金5億2738万円
と書けば分かる通り、4年続けて5億円以上の賞金を稼いでいて、2017年にはアエロリットを使ったNHKマイルCで初めてのGI勝ちを飾っていましたし、2019年は、フィリアプーラでフェアリーSを勝って、一樹君を乗せたミッキースワローで七夕賞を勝つなど、今までで一番の賞金を稼いでいたんですよ。
ただ、去年までの3年間は、
2021年→17勝・獲得賞金3億3578万円
2022年→23勝・獲得賞金3億6596万円
2023年→23勝・獲得賞金3億7445万円
と、いい頃に比べたら物足りない数字が続いていましたから、今年を迎えるにあたって、菊沢君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
![icon06.jpg](/img/insider/icon06.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2024/07/23 (火) 14:09
対象レース:2024/07/28(日)新潟7R・アイビスSD
見出し:インカンテーションなどが代表的な存在です
掲載日:2024/07/23 (火) 14:09
対象レース:2024/07/28(日)新潟7R・アイビスSD
見出し:インカンテーションなどが代表的な存在です
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
7月26日(金)から8月11日(日)まで、フランスで開催される「パリオリンピック」に向けて、21日(日)、札幌ドームに於いて、ラグビーの日本代表とイタリア代表が練習試合を行いました。
結果は、「42対14」というスコアで日本が敗れており、これで、エディー・ジョーンズ氏がヘッドコーチとして再就任した今年の1月以降は、「3戦全敗」となっておりますので、今後、巻き返しを果たせるのか、最後まで目が離せません。
なお、私が「アイビスSDで注目すべき存在」と考えているのは、「ターフ・スポート」が登録しているメディーヴァルです。
皆様もよくご存知の通り、「ターフ・スポート」の法人名で所属馬を走らせている「ターファイトクラブ」は、日高地区を中心とした44の生産牧場が株主となり、共同で運営している一口馬主クラブでして、生産馬をクラブに提供している主な牧場には、
酒井牧場:ホクトベガ、マックスビューティなどを生産
谷川牧場:チョウカイキャロル、サクセスブロッケンなどを生産
丸村村下ファーム:サニーブライアン、サニーサンデーなどを生産
三石川上牧場:カワカミプリンセス、カネトシガバナーなどを生産
村田牧場:ローレルゲレイロ、ユキノビジンなどを生産
などがあります。
現在、愛馬会法人である「ターファイトクラブ」の代表者は、2002年の京成杯を制したローマンエンパイアなどを生産した「中島牧場」の代表を務めている中島雅春氏であり、クラブ法人である「ターフ・スポート」の代表者は、1994年の安田記念とマイルCSを制したノースフライトや、1989年のオークス馬ライトカラーなどを生産した「大北牧場」の代表を務めていた斎藤敏雄氏です。
同クラブは、これまでに1100頭以上をJRAで走らせており、過去の代表的な存在としては、先ほど名前を挙げたローマンエンパイアや、2002年の小倉2歳Sを制したメイプルロードや、2006年の函館スプリントSを制したビーナスラインや、2013年の阪神牝馬Sを制したサウンドオブハートや、2014年のみやこSなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したインカンテーションや、2017年のフラワーCを制したファンディーナといった名前が挙げられます。
2001年の「ターフ・スポート」は、「44勝・獲得賞金7億2168万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩み、2021年までの5年間も、
2017年→8勝・獲得賞金2億0425万円
2018年→10勝・獲得賞金1億6510万円
2019年→12勝・獲得賞金1億9317万円
2020年→8勝・獲得賞金1億7938万円
2021年→11勝・獲得賞金2億1226万円
という物足りない数字に留まっており、一昨年は「19勝・獲得賞金2億8821万円」という成績を残し、2021年を大きく上回っていたものの、昨年は、10勝しか上げられず、共同通信杯を制したファントムシーフ以外の馬がほとんど活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「2億6547万円」と、一昨年を下回っておりました。
そして今年も…
結果は、「42対14」というスコアで日本が敗れており、これで、エディー・ジョーンズ氏がヘッドコーチとして再就任した今年の1月以降は、「3戦全敗」となっておりますので、今後、巻き返しを果たせるのか、最後まで目が離せません。
なお、私が「アイビスSDで注目すべき存在」と考えているのは、「ターフ・スポート」が登録しているメディーヴァルです。
皆様もよくご存知の通り、「ターフ・スポート」の法人名で所属馬を走らせている「ターファイトクラブ」は、日高地区を中心とした44の生産牧場が株主となり、共同で運営している一口馬主クラブでして、生産馬をクラブに提供している主な牧場には、
酒井牧場:ホクトベガ、マックスビューティなどを生産
谷川牧場:チョウカイキャロル、サクセスブロッケンなどを生産
丸村村下ファーム:サニーブライアン、サニーサンデーなどを生産
三石川上牧場:カワカミプリンセス、カネトシガバナーなどを生産
村田牧場:ローレルゲレイロ、ユキノビジンなどを生産
などがあります。
現在、愛馬会法人である「ターファイトクラブ」の代表者は、2002年の京成杯を制したローマンエンパイアなどを生産した「中島牧場」の代表を務めている中島雅春氏であり、クラブ法人である「ターフ・スポート」の代表者は、1994年の安田記念とマイルCSを制したノースフライトや、1989年のオークス馬ライトカラーなどを生産した「大北牧場」の代表を務めていた斎藤敏雄氏です。
同クラブは、これまでに1100頭以上をJRAで走らせており、過去の代表的な存在としては、先ほど名前を挙げたローマンエンパイアや、2002年の小倉2歳Sを制したメイプルロードや、2006年の函館スプリントSを制したビーナスラインや、2013年の阪神牝馬Sを制したサウンドオブハートや、2014年のみやこSなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したインカンテーションや、2017年のフラワーCを制したファンディーナといった名前が挙げられます。
2001年の「ターフ・スポート」は、「44勝・獲得賞金7億2168万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩み、2021年までの5年間も、
2017年→8勝・獲得賞金2億0425万円
2018年→10勝・獲得賞金1億6510万円
2019年→12勝・獲得賞金1億9317万円
2020年→8勝・獲得賞金1億7938万円
2021年→11勝・獲得賞金2億1226万円
という物足りない数字に留まっており、一昨年は「19勝・獲得賞金2億8821万円」という成績を残し、2021年を大きく上回っていたものの、昨年は、10勝しか上げられず、共同通信杯を制したファントムシーフ以外の馬がほとんど活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「2億6547万円」と、一昨年を下回っておりました。
そして今年も…
![icon25.jpg](/img/insider/icon25.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/07/23 (火) 12:34
対象レース:2024/07/28(日)札幌11R・クイーンS
見出し:「馬とフェラーリだけは買うな」と言われておりましたが
掲載日:2024/07/23 (火) 12:34
対象レース:2024/07/28(日)札幌11R・クイーンS
見出し:「馬とフェラーリだけは買うな」と言われておりましたが
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、藤田晋(すすむ)オーナーがクイーンSに登録している、ボンドガールのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、藤田晋(すすむ)オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業当初の同社は、堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている同社は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「7202億円」を記録した「2023年9月期」の売上高の内、広告事業が「4053億円」と、半分近くを占めております。
「インターネット広告事業」と合わせて、同社にとって3つの柱となるのが、「2023年9月期」の売上高が「1791億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1411億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、傘下の「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、「ウマ娘」は子会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に2021年は、国内の競走馬セールで、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
そして、同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった一昨年は、ジャングロを出走させたニュージーランドTで早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
その上、昨年はシンエンペラーを出走させた京都2歳Sを制するなど、合計で25勝を上げ、獲得賞金は「5億0184万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
そして今年は…
今回、私がご報告させていただきますのは、藤田晋(すすむ)オーナーがクイーンSに登録している、ボンドガールのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、藤田晋(すすむ)オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業当初の同社は、堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている同社は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「7202億円」を記録した「2023年9月期」の売上高の内、広告事業が「4053億円」と、半分近くを占めております。
「インターネット広告事業」と合わせて、同社にとって3つの柱となるのが、「2023年9月期」の売上高が「1791億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1411億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、傘下の「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、「ウマ娘」は子会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に2021年は、国内の競走馬セールで、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
そして、同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった一昨年は、ジャングロを出走させたニュージーランドTで早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
その上、昨年はシンエンペラーを出走させた京都2歳Sを制するなど、合計で25勝を上げ、獲得賞金は「5億0184万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
そして今年は…
![icon02.jpg](/img/insider/icon02.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/07/22 (月) 18:16
対象レース:2024/07/28(日)新潟7R・アイビスSD
見出し:「鹿児島の重要人物」と言えるでしょう
掲載日:2024/07/22 (月) 18:16
対象レース:2024/07/28(日)新潟7R・アイビスSD
見出し:「鹿児島の重要人物」と言えるでしょう
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
皆さまお元気ですか。
今回は、竹園正繼(まさつぐ)オーナーがアイビスSDに登録している、テイエムスパーダについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、竹園オーナーは、鹿児島県の鹿屋市に本社を構え、ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っている、「テイエム技研株式会社」の代表取締役を務めております。
1979年に東京都世田谷区で設立された同社は、竹園オーナー自身が開発して特許を取得した建築補強材、「ウエブレン」の量産を開始してから、急速に売り上げを伸ばしており、1982年から1984年にかけて、鹿屋市に生産工場を3号棟まで新設し、1986年には現在の場所に本社を移転している上、東京都大田区に東京支店(現在は中央区日本橋)を開設と、順調に規模を拡大しておりました。
その後も、1991年までに生産工場を5号棟まで新設しており、現在では、本社工場に加えて、鹿児島県の鹿屋市に「串良工場」を、同じ鹿児島県の垂水市に「垂水工場」を構えておりますので、同社のトップである竹園オーナーは、「地元の雇用や経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての竹園オーナーは、確か1987年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1100頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、1999年の皐月賞や2000年の有馬記念など、GIを7勝したテイエムオペラオーや、2001年の桜花賞と秋華賞など、GIを3勝したテイエムオーシャンや、2005年の阪神ジュベナイルFなどを制したテイエムプリキュアや、2005年の中山大障害を制したテイエムドラゴンといった名前が挙げられます。
2000年の竹園オーナーは、テイエムオペラオーなどの活躍により、重賞12勝を含む29勝を上げ、過去最高となる「15億3366万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、2021年までの5年間も、
2017年→21勝・獲得賞金4億3758万円
2018年→16勝・獲得賞金3億6485万円
2019年→13勝・獲得賞金2億5686万円
2020年→17勝・獲得賞金2億4254万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6716万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていたため、一昨年の竹園オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は、テイエムサウスダンで根岸S、テイエムスパーダでCBC賞を制するなど、20勝を上げ、獲得賞金は「4億8477万円」と、前年までを大きく上回っております。
そして昨年は、セントウルSをテイエムスパーダで制し、カペラSをテイエムトッキュウで制するなど、19勝を上げたものの、獲得賞金は「3億9522万円」と、一昨年を下回っておりました。
その上…
今回は、竹園正繼(まさつぐ)オーナーがアイビスSDに登録している、テイエムスパーダについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、竹園オーナーは、鹿児島県の鹿屋市に本社を構え、ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っている、「テイエム技研株式会社」の代表取締役を務めております。
1979年に東京都世田谷区で設立された同社は、竹園オーナー自身が開発して特許を取得した建築補強材、「ウエブレン」の量産を開始してから、急速に売り上げを伸ばしており、1982年から1984年にかけて、鹿屋市に生産工場を3号棟まで新設し、1986年には現在の場所に本社を移転している上、東京都大田区に東京支店(現在は中央区日本橋)を開設と、順調に規模を拡大しておりました。
その後も、1991年までに生産工場を5号棟まで新設しており、現在では、本社工場に加えて、鹿児島県の鹿屋市に「串良工場」を、同じ鹿児島県の垂水市に「垂水工場」を構えておりますので、同社のトップである竹園オーナーは、「地元の雇用や経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての竹園オーナーは、確か1987年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1100頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、1999年の皐月賞や2000年の有馬記念など、GIを7勝したテイエムオペラオーや、2001年の桜花賞と秋華賞など、GIを3勝したテイエムオーシャンや、2005年の阪神ジュベナイルFなどを制したテイエムプリキュアや、2005年の中山大障害を制したテイエムドラゴンといった名前が挙げられます。
2000年の竹園オーナーは、テイエムオペラオーなどの活躍により、重賞12勝を含む29勝を上げ、過去最高となる「15億3366万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、2021年までの5年間も、
2017年→21勝・獲得賞金4億3758万円
2018年→16勝・獲得賞金3億6485万円
2019年→13勝・獲得賞金2億5686万円
2020年→17勝・獲得賞金2億4254万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6716万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていたため、一昨年の竹園オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は、テイエムサウスダンで根岸S、テイエムスパーダでCBC賞を制するなど、20勝を上げ、獲得賞金は「4億8477万円」と、前年までを大きく上回っております。
そして昨年は、セントウルSをテイエムスパーダで制し、カペラSをテイエムトッキュウで制するなど、19勝を上げたものの、獲得賞金は「3億9522万円」と、一昨年を下回っておりました。
その上…
![icon20.jpg](/img/insider/icon20.jpg)
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/07/20 (土) 18:42
対象レース:2024/07/21(土)小倉11R・中京記念
見出し:2004年に4回も手術を受けたんですわ
掲載日:2024/07/20 (土) 18:42
対象レース:2024/07/21(土)小倉11R・中京記念
見出し:2004年に4回も手術を受けたんですわ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
お疲れさんです。
今回は、上村洋行先生が中京記念に使う、セオについての報告をしときますわ。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通り、親父さんが厩務員をやっとった上村先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男厩舎から、1992年に乗り役としてデビューしとって、この年に、トシグリーンに乗った京王杯AHで初めて重賞を勝っとったし、全部で40勝を上げて、「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな。
その後も、ナムラコクオーに乗った1993年のラジオたんぱ杯3歳Sと1994年のシンザン記念と1996年のプロキオンSを勝つとか、順調に実績を積み重ねとったんやけど、「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうて、そん時は乗り役を引退することも考えたそうや。
2004年に4回も手術を受けた上村先生は、その後、めでたく病気が治って、また順調に実績を積み重ねとったし、2008年には、スリープレスナイトに乗ったスプリンターズSで、初めてのGI勝ちを飾っとりましたな。
そんで、重賞を10勝、通算で570勝っちゅう実績を残して、2014年に乗り役を引退しとります。
引退した時の上村先生は40歳と、まだまだ乗り役として活躍できる年齢やったけど、前の年に受けた調教師試験に落ちてしもうて、「本気で調教師を目指すには、乗り役との両立は難しい」と考えたそうや。
それからは、池添兼雄先生の厩舎で調教助手をやりながら、毎日8時間くらいの勉強を続けて、5回目の挑戦やった2017年の12月に、調教師の試験に合格しとりました。
試験に受かってからは、技術調教師として、2021年の2月に引退した角居勝彦先生の厩舎で、色んなことを学んどりましたな。
2019年の3月に自分の厩舎を開業した上村先生は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億9691万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったんや。
それに、その後の4年間も、
2020年→19勝・獲得賞金2億2195万円
2021年→25勝・獲得賞金4億2467万円
2022年→32勝・獲得賞金4億8978万円
2023年→40勝・獲得賞金8億6367万円
っちゅう形で、成績が完全に「右肩上がり」になっとって、特に去年は、ベラジオオペラを使ったスプリングSで、調教師としては初めて重賞を勝っとるし、その他にも重賞を2勝したんですわ。
それに、今年もエエ流れが続いとって、ベラジオオペラを使った…
今回は、上村洋行先生が中京記念に使う、セオについての報告をしときますわ。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通り、親父さんが厩務員をやっとった上村先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男厩舎から、1992年に乗り役としてデビューしとって、この年に、トシグリーンに乗った京王杯AHで初めて重賞を勝っとったし、全部で40勝を上げて、「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな。
その後も、ナムラコクオーに乗った1993年のラジオたんぱ杯3歳Sと1994年のシンザン記念と1996年のプロキオンSを勝つとか、順調に実績を積み重ねとったんやけど、「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうて、そん時は乗り役を引退することも考えたそうや。
2004年に4回も手術を受けた上村先生は、その後、めでたく病気が治って、また順調に実績を積み重ねとったし、2008年には、スリープレスナイトに乗ったスプリンターズSで、初めてのGI勝ちを飾っとりましたな。
そんで、重賞を10勝、通算で570勝っちゅう実績を残して、2014年に乗り役を引退しとります。
引退した時の上村先生は40歳と、まだまだ乗り役として活躍できる年齢やったけど、前の年に受けた調教師試験に落ちてしもうて、「本気で調教師を目指すには、乗り役との両立は難しい」と考えたそうや。
それからは、池添兼雄先生の厩舎で調教助手をやりながら、毎日8時間くらいの勉強を続けて、5回目の挑戦やった2017年の12月に、調教師の試験に合格しとりました。
試験に受かってからは、技術調教師として、2021年の2月に引退した角居勝彦先生の厩舎で、色んなことを学んどりましたな。
2019年の3月に自分の厩舎を開業した上村先生は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億9691万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったんや。
それに、その後の4年間も、
2020年→19勝・獲得賞金2億2195万円
2021年→25勝・獲得賞金4億2467万円
2022年→32勝・獲得賞金4億8978万円
2023年→40勝・獲得賞金8億6367万円
っちゅう形で、成績が完全に「右肩上がり」になっとって、特に去年は、ベラジオオペラを使ったスプリングSで、調教師としては初めて重賞を勝っとるし、その他にも重賞を2勝したんですわ。
それに、今年もエエ流れが続いとって、ベラジオオペラを使った…
![icon15.jpg](/img/insider/icon15.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/07/20 (土) 17:38
対象レース:2024/07/21(日)福島11R・ジュライS
見出し:アンバーシャダイの厩舎で騎手候補生に…
掲載日:2024/07/20 (土) 17:38
対象レース:2024/07/21(日)福島11R・ジュライS
見出し:アンバーシャダイの厩舎で騎手候補生に…
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
今日は、春のセンバツで優勝した健大高崎高校が、群馬県大会の3回戦で桐生第一高校と対戦して、9回表に逆転される厳しい展開でしたけど、その裏、何とか同点に追い付いて、11回裏にサヨナラ勝ちを飾りました。
お父さんがプロ野球の「広島カープ」でスカウトをやっている高山裕次郎君など、能力の高い選手が揃っている健大高崎高校が、夏の甲子園でも優勝を飾れるのか、注目したいところですね。
では、ここから本題に入りますが、今回は、杉浦宏昭君の厩舎がジュライSに使う、ライラボンドについての報告をしておきます。
皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の杉浦君は、オンワード牧場の場長さんの紹介で、1980年の4月に、ホウヨウボーイやアンバーシャダイやシリウスシンボリなどを管理していたことでよく知られている二本柳俊夫さんの厩舎で騎手候補生になりました。
その頃の杉浦君は、厩舎に住み込みで、皿洗い、靴磨き、朝食の支度など、何でもやっていたそうですよ。
1982年の3月に乗り役としてデビューした杉浦君は、GIこそ勝てなかったんですが、ブルーダーバンに乗った1983年の京成杯や、ダイナレターに乗った1989年の札幌記念や、オンワードノーブルに乗った1994年のフラワーCなど、1995年に調教師の試験に受かって引退するまでに、重賞を6勝、全部で209勝を上げていました。
1996年に自分の厩舎を開業した杉浦君は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので8勝止まりでしたけど、2年目に、パルブライトを使った新潟記念で初めての重賞勝ちを飾ると、アイアムザプリンスを使った札幌3歳Sも勝つなど、16勝を上げていましたし、2007年には、開業してから一番多い「24勝」を上げていて、他の年も入れたら、先週までに、重賞の13勝を含めて、JRAで通算421勝を上げています。
杉浦君の厩舎は、2002年に、テレグノシスを使ったNHKマイルCで初めてのGI勝ちを飾るなど、17勝を上げて、「4億5872万円」という開業してから一番の賞金を稼いでいましたし、2010年には、ショウワモダンで安田記念を勝つなど、21勝を上げて、「4億5637万円」という、2002年の次に多い賞金を稼いでいました。
でも、その後は…
お父さんがプロ野球の「広島カープ」でスカウトをやっている高山裕次郎君など、能力の高い選手が揃っている健大高崎高校が、夏の甲子園でも優勝を飾れるのか、注目したいところですね。
では、ここから本題に入りますが、今回は、杉浦宏昭君の厩舎がジュライSに使う、ライラボンドについての報告をしておきます。
皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の杉浦君は、オンワード牧場の場長さんの紹介で、1980年の4月に、ホウヨウボーイやアンバーシャダイやシリウスシンボリなどを管理していたことでよく知られている二本柳俊夫さんの厩舎で騎手候補生になりました。
その頃の杉浦君は、厩舎に住み込みで、皿洗い、靴磨き、朝食の支度など、何でもやっていたそうですよ。
1982年の3月に乗り役としてデビューした杉浦君は、GIこそ勝てなかったんですが、ブルーダーバンに乗った1983年の京成杯や、ダイナレターに乗った1989年の札幌記念や、オンワードノーブルに乗った1994年のフラワーCなど、1995年に調教師の試験に受かって引退するまでに、重賞を6勝、全部で209勝を上げていました。
1996年に自分の厩舎を開業した杉浦君は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので8勝止まりでしたけど、2年目に、パルブライトを使った新潟記念で初めての重賞勝ちを飾ると、アイアムザプリンスを使った札幌3歳Sも勝つなど、16勝を上げていましたし、2007年には、開業してから一番多い「24勝」を上げていて、他の年も入れたら、先週までに、重賞の13勝を含めて、JRAで通算421勝を上げています。
杉浦君の厩舎は、2002年に、テレグノシスを使ったNHKマイルCで初めてのGI勝ちを飾るなど、17勝を上げて、「4億5872万円」という開業してから一番の賞金を稼いでいましたし、2010年には、ショウワモダンで安田記念を勝つなど、21勝を上げて、「4億5637万円」という、2002年の次に多い賞金を稼いでいました。
でも、その後は…
![icon05.jpg](/img/insider/icon05.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/07/20 (土) 16:25
対象レース:2024/07/21(日)札幌11R・しらかばS
見出し:今年のフェブラリーSが初めてのGI勝ちだったんですわ
掲載日:2024/07/20 (土) 16:25
対象レース:2024/07/21(日)札幌11R・しらかばS
見出し:今年のフェブラリーSが初めてのGI勝ちだったんですわ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
最近、また新型コロナウイルスの感染者が増えとりますな。
今は、「KP.3」っちゅう変異株が流行っとって、これは、前に感染して免疫を持っとる人でも感染しやすいそうやから、マスクとかこまめな手洗いとうがいとか換気とか、しっかり対策しとった方がエエやろうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、武英智(ひでのり)君がしらかばSに使う、マメコについての報告をしときましょう。
皆さんもよう知っとる通りで、武英智君は、親父さんが乗り役と調教助手をやっとった武永祥(ながよし)さんで、お祖父さんが、タイギヨウを使った1966年の阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)とか、重賞を20勝、通算で735勝を上げとった元調教師の武平三さんやな。
それに、2014年の2月に調教師を引退した武宏平さん(2009年の菊花賞を勝ったスリーロールスなどを管理)や、2020年の2月に調教師を引退した作田誠二さんや、乗り役と調教師をやっとった武邦彦さん(故人)や、武豊君と武幸四郎君とかが親戚っちゅうのも、皆さんはよう知っとるやろ。
こういう「筋金入りの競馬一家」に生まれた英智君は、当たり前のように競馬の世界に進んだんや。
1996年に「第15期生」として競馬学校の騎手課程に入った英智君は、1999年に領家政蔵厩舎から乗り役としてデビューして、この年に22勝を挙げて、関西の新人騎手賞を受賞しとりましたな。
そんで、2年目には18勝を上げとったんやけど、3年目からはずっと勝ち星が1ケタやったし、目の病気になってしもうたこともあって、2012年の9月に乗り役を引退したんですわ。
その後は、木原一良厩舎で調教助手をやって、ここでは、2013年の共同通信杯を勝ったメイケイペガスターや、2017年のみやこSを勝ったテイエムジンソクとかを担当しとりました。
2016年、調教師の試験に受かった英智君は、そのまま木原厩舎で技術調教師として腕を磨いて、2018年の3月に自分の厩舎を開業したんや。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「9勝・獲得賞金1億8503万円」っちゅう成績やったけど、次の年は「19勝・獲得賞金2億9301万円」と一気に数字を伸ばしとりました。
2020年は、「14勝・獲得賞金3億2850万円」っちゅう成績で、勝ち星は減ってしもうたんやけど、メイケイエールを使った小倉2歳Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、同じメイケイエールを使ったファンタジーSも勝っとったんですわ。
2021年は、メイケイエールを使ったチューリップ賞を勝つなど、「29勝・獲得賞金4億4964万円」と、一気に成績を伸ばしとったし、一昨年は、メイケイエールで重賞を3つも勝つなど、「33勝・獲得賞金7億3523万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとります。
そんで去年は、ジューンベロシティで東京ジャンプSと阪神ジャンプSを勝つなど、32勝を上げたんやけど、平地の重賞を勝っとらんこともあって、稼いだ賞金は「6億7051万円」と、一昨年の数字を下回っとったんですわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって英智君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、今年は、ペプチドナイルを使った…
今は、「KP.3」っちゅう変異株が流行っとって、これは、前に感染して免疫を持っとる人でも感染しやすいそうやから、マスクとかこまめな手洗いとうがいとか換気とか、しっかり対策しとった方がエエやろうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、武英智(ひでのり)君がしらかばSに使う、マメコについての報告をしときましょう。
皆さんもよう知っとる通りで、武英智君は、親父さんが乗り役と調教助手をやっとった武永祥(ながよし)さんで、お祖父さんが、タイギヨウを使った1966年の阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)とか、重賞を20勝、通算で735勝を上げとった元調教師の武平三さんやな。
それに、2014年の2月に調教師を引退した武宏平さん(2009年の菊花賞を勝ったスリーロールスなどを管理)や、2020年の2月に調教師を引退した作田誠二さんや、乗り役と調教師をやっとった武邦彦さん(故人)や、武豊君と武幸四郎君とかが親戚っちゅうのも、皆さんはよう知っとるやろ。
こういう「筋金入りの競馬一家」に生まれた英智君は、当たり前のように競馬の世界に進んだんや。
1996年に「第15期生」として競馬学校の騎手課程に入った英智君は、1999年に領家政蔵厩舎から乗り役としてデビューして、この年に22勝を挙げて、関西の新人騎手賞を受賞しとりましたな。
そんで、2年目には18勝を上げとったんやけど、3年目からはずっと勝ち星が1ケタやったし、目の病気になってしもうたこともあって、2012年の9月に乗り役を引退したんですわ。
その後は、木原一良厩舎で調教助手をやって、ここでは、2013年の共同通信杯を勝ったメイケイペガスターや、2017年のみやこSを勝ったテイエムジンソクとかを担当しとりました。
2016年、調教師の試験に受かった英智君は、そのまま木原厩舎で技術調教師として腕を磨いて、2018年の3月に自分の厩舎を開業したんや。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「9勝・獲得賞金1億8503万円」っちゅう成績やったけど、次の年は「19勝・獲得賞金2億9301万円」と一気に数字を伸ばしとりました。
2020年は、「14勝・獲得賞金3億2850万円」っちゅう成績で、勝ち星は減ってしもうたんやけど、メイケイエールを使った小倉2歳Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、同じメイケイエールを使ったファンタジーSも勝っとったんですわ。
2021年は、メイケイエールを使ったチューリップ賞を勝つなど、「29勝・獲得賞金4億4964万円」と、一気に成績を伸ばしとったし、一昨年は、メイケイエールで重賞を3つも勝つなど、「33勝・獲得賞金7億3523万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとります。
そんで去年は、ジューンベロシティで東京ジャンプSと阪神ジャンプSを勝つなど、32勝を上げたんやけど、平地の重賞を勝っとらんこともあって、稼いだ賞金は「6億7051万円」と、一昨年の数字を下回っとったんですわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって英智君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、今年は、ペプチドナイルを使った…
![icon12.jpg](/img/insider/icon12.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/07/19 (金) 18:43
対象レース:2024/07/20(土)小倉11R・テレQ杯
見出し:銀座に拠点を構えてLED関連商品の製造などを手掛けていますの
掲載日:2024/07/19 (金) 18:43
対象レース:2024/07/20(土)小倉11R・テレQ杯
見出し:銀座に拠点を構えてLED関連商品の製造などを手掛けていますの
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皆さんごきげんよう。
今回は、前迫義幸オーナーがテレQ杯に出走させる、セブンマジシャンについての報告をしておきますわ。
前迫オーナーは、東京都中央区の銀座8丁目に本社を構え、電源ケーブルの関連商品や、LED関連商品の製造と販売を主に手掛けている、「デンカエレクトロン株式会社」の代表取締役を務めていますの。
1970年、前代表の前迫幸治氏が創業した同社は、その後、
1979年→個人事業であった形態を、資本金100万円にて「電化商事株式会社」と改組
1985年→資本金を1000万円に増資
1994年→幸治氏が取締役会長となり、義幸オーナーが代表取締役に就任
1996年→製造部門を「デンカエレクトロン株式会社」として独立
2000年→社名を現在の「デンカエレクトロン株式会社」に統一
2001年→香港にグループ会社として「電化有限公司」を設立
2003年→中国の深センに工場と事務所を開設
2006年→本社を千代田区神田小川町から現在の場所に移転
2009年→「パナソニック株式会社」との合同特許を取得
2011年→深センにグループ会社として「電化商貿有限公司」を設立
2019年→東京都八王子市に自社工場を開設
といった形で順調に事業を拡大していますので、その代表を務めている前迫オーナーは、「優秀な経営者」と言えますわね。
JRA馬主としての前迫オーナーは、確か2003年から馬を走らせていますけど、ようやく初勝利を上げられたのが2013年でして、同年から2015年までは、3年続けて3勝を上げていましたわ。
2016年から2021年までは、成績が伸び悩んでしまいましたけど、一昨年は、過去最多となる9勝を上げて、獲得賞金も「1億0269万円」と、初の「1億円超え」を果たしていましたの。
ただ昨年は、5勝しか上げられなかったこともあって、獲得賞金が「9792万円」と、一昨年を下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、前迫オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は…
今回は、前迫義幸オーナーがテレQ杯に出走させる、セブンマジシャンについての報告をしておきますわ。
前迫オーナーは、東京都中央区の銀座8丁目に本社を構え、電源ケーブルの関連商品や、LED関連商品の製造と販売を主に手掛けている、「デンカエレクトロン株式会社」の代表取締役を務めていますの。
1970年、前代表の前迫幸治氏が創業した同社は、その後、
1979年→個人事業であった形態を、資本金100万円にて「電化商事株式会社」と改組
1985年→資本金を1000万円に増資
1994年→幸治氏が取締役会長となり、義幸オーナーが代表取締役に就任
1996年→製造部門を「デンカエレクトロン株式会社」として独立
2000年→社名を現在の「デンカエレクトロン株式会社」に統一
2001年→香港にグループ会社として「電化有限公司」を設立
2003年→中国の深センに工場と事務所を開設
2006年→本社を千代田区神田小川町から現在の場所に移転
2009年→「パナソニック株式会社」との合同特許を取得
2011年→深センにグループ会社として「電化商貿有限公司」を設立
2019年→東京都八王子市に自社工場を開設
といった形で順調に事業を拡大していますので、その代表を務めている前迫オーナーは、「優秀な経営者」と言えますわね。
JRA馬主としての前迫オーナーは、確か2003年から馬を走らせていますけど、ようやく初勝利を上げられたのが2013年でして、同年から2015年までは、3年続けて3勝を上げていましたわ。
2016年から2021年までは、成績が伸び悩んでしまいましたけど、一昨年は、過去最多となる9勝を上げて、獲得賞金も「1億0269万円」と、初の「1億円超え」を果たしていましたの。
ただ昨年は、5勝しか上げられなかったこともあって、獲得賞金が「9792万円」と、一昨年を下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、前迫オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は…
![icon07.jpg](/img/insider/icon07.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師Y
掲載日:2024/07/19 (金) 17:37
対象レース:2024/07/21(日)小倉11R・中京記念
見出し:ヤエノムテキの厩舎で調教助手をやっとりましたな
掲載日:2024/07/19 (金) 17:37
対象レース:2024/07/21(日)小倉11R・中京記念
見出し:ヤエノムテキの厩舎で調教助手をやっとりましたな
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先週の函館記念は、昆貢厩舎のアウスヴァ―ルが3着でしたな。
昆君は、2000年に厩舎を開業して、今までに、2008年のダービーとNHKマイルCを勝ったディープスカイとかを管理しとるし、「社台ファーム」とか「ノーザンファーム」とか、社台系の生産馬をほとんど預かっとらんのですわ。
そんで昆君は、一昨年までに重賞を19勝もしとるんやけど、去年は1勝もできとらんし、今年は、重賞に延べ15頭を使って、どれも勝てとらんから、函館記念で3着やったアウスヴァ―ルには、「次こそ重賞を勝ってほしい」と期待しとるんやろうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、大橋勇樹君が中京記念に使う、ニホンピロキーフについての報告をしときますわ。
三重県出身の大橋君は、実家で草競馬用の馬を飼っとったことがきっかけで、子供の頃から「競馬の世界で働きたい」と考えとって、小学3年生の頃から乗馬をやっとったんや。
そんで、大学を出た後、1984年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から2年間は、ヤエノムテキとかでお馴染みやった荻野光男さんの厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
1986年の10月からは松田博資厩舎に移って、そん時には持ち乗りの調教助手としてコスモドリームを担当しとって、この馬が、1988年のオークスを勝ったんやから、大橋君は、「この世界でやっていける」っちゅう自信を持てたんやろな。
でもって、1990年の3月から目野哲也厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、「6勝・獲得賞金7172万円」っちゅう成績やったけど、その後の5年間は、
2005年→9勝・獲得賞金1億2401万円
2006年→11勝・獲得賞金2億0661万円
2007年→11勝・獲得賞金2億2974万円
2008年→14勝・獲得賞金2億8094万円
2009年→24勝・獲得賞金3億2924万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとりましたな。
こうやって、大橋君が順調に勝てたんは、小さい頃から馬をよう見とったことと、松田博資厩舎におった頃で言うたら、さっき名前を出したコスモドリームとか、目野哲也厩舎におった頃で言うたら、1996年のマイラーズCを勝ったニホンピロプリンスとか、1997年のガーネットSを勝ったストーンステッパーとか、走る馬を何頭も見てきた経験を、しっかりと活かせとるからなんやろ。
2011年には、ナムラタイタンを使った武蔵野Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、2012年には、ニホンピロアワーズを使ったジャパンCダートで初めてのGI勝ちを飾っとって、結局、この年は16勝を上げて、「4億3930万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは伸び悩んどって、一昨年までの5年間は、
2018年→18勝・獲得賞金3億1701万円
2019年→19勝・獲得賞金3憶2817万円
2020年→13勝・獲得賞金2億4111万円
2021年→24勝・獲得賞金3億9723万円
2022年→16勝・獲得賞金3億2781万円
っちゅう、2012年と比べたら物足りない数字やったから、去年の大橋君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、「28勝・4億5188万円」っちゅう、今までで一番の成績やったんですわ。
ただ今年は…
昆君は、2000年に厩舎を開業して、今までに、2008年のダービーとNHKマイルCを勝ったディープスカイとかを管理しとるし、「社台ファーム」とか「ノーザンファーム」とか、社台系の生産馬をほとんど預かっとらんのですわ。
そんで昆君は、一昨年までに重賞を19勝もしとるんやけど、去年は1勝もできとらんし、今年は、重賞に延べ15頭を使って、どれも勝てとらんから、函館記念で3着やったアウスヴァ―ルには、「次こそ重賞を勝ってほしい」と期待しとるんやろうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、大橋勇樹君が中京記念に使う、ニホンピロキーフについての報告をしときますわ。
三重県出身の大橋君は、実家で草競馬用の馬を飼っとったことがきっかけで、子供の頃から「競馬の世界で働きたい」と考えとって、小学3年生の頃から乗馬をやっとったんや。
そんで、大学を出た後、1984年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から2年間は、ヤエノムテキとかでお馴染みやった荻野光男さんの厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
1986年の10月からは松田博資厩舎に移って、そん時には持ち乗りの調教助手としてコスモドリームを担当しとって、この馬が、1988年のオークスを勝ったんやから、大橋君は、「この世界でやっていける」っちゅう自信を持てたんやろな。
でもって、1990年の3月から目野哲也厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、「6勝・獲得賞金7172万円」っちゅう成績やったけど、その後の5年間は、
2005年→9勝・獲得賞金1億2401万円
2006年→11勝・獲得賞金2億0661万円
2007年→11勝・獲得賞金2億2974万円
2008年→14勝・獲得賞金2億8094万円
2009年→24勝・獲得賞金3億2924万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとりましたな。
こうやって、大橋君が順調に勝てたんは、小さい頃から馬をよう見とったことと、松田博資厩舎におった頃で言うたら、さっき名前を出したコスモドリームとか、目野哲也厩舎におった頃で言うたら、1996年のマイラーズCを勝ったニホンピロプリンスとか、1997年のガーネットSを勝ったストーンステッパーとか、走る馬を何頭も見てきた経験を、しっかりと活かせとるからなんやろ。
2011年には、ナムラタイタンを使った武蔵野Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、2012年には、ニホンピロアワーズを使ったジャパンCダートで初めてのGI勝ちを飾っとって、結局、この年は16勝を上げて、「4億3930万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは伸び悩んどって、一昨年までの5年間は、
2018年→18勝・獲得賞金3億1701万円
2019年→19勝・獲得賞金3憶2817万円
2020年→13勝・獲得賞金2億4111万円
2021年→24勝・獲得賞金3億9723万円
2022年→16勝・獲得賞金3億2781万円
っちゅう、2012年と比べたら物足りない数字やったから、去年の大橋君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、「28勝・4億5188万円」っちゅう、今までで一番の成績やったんですわ。
ただ今年は…
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発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/07/19 (金) 16:21
対象レース:2024/07/20(日)函館11R・TVh賞
見出し:武蔵小杉などに自社ブランドのマンションを展開しております
掲載日:2024/07/19 (金) 16:21
対象レース:2024/07/20(日)函館11R・TVh賞
見出し:武蔵小杉などに自社ブランドのマンションを展開しております
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
皆さまお元気ですか。
今回は、小川眞査雄(まさお)オーナーがTVh賞に出走させる、ドナベティについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、小川オーナーの本業は、東京都の大田区に本社を構え、不動産賃貸事業などを手掛けている、「株式会社トモエカンパニー」の代表取締役です。
仕入れから建築や設計や不動産管理まで、賃貸物件に関わる一連の業務を手掛けている同社は、主要取引先に、「住友不動産株式会社」や「東急リバブル株式会社」といった大手企業が名を連ねております。
また、同社では、賃貸物件の企画や提案も自社で行っており、耐火性や耐震性に優れ、防音力も高い鉄筋コンクリート造のマンションを、自社ブランドの「ポッドクレスト」として、本社を構えている東京都の大田区田園調布や、武蔵小杉(神奈川県川崎市中原区)などに展開しておりますので、その代表取締役を務めている小川オーナーは、地元の不動産業界では大いに注目されているのでしょう。
馬主としての小川オーナーは、私が確認したところ、2012年にJRAで所有馬を走らせ始め、それからこれまでに100頭以上を所有しており、2015年には、4勝を上げ、「3585万円」の賞金を獲得しておりました。
また、この年は、地方の川崎競馬で走らせていたポッドガイが、デビューから6連勝を飾り、鎌倉記念などを制しております。
ただ、その後は伸び悩んでおり、JRAに転厩させたポッドガイも勝利を上げることができず、2021年までの3年間も、
2019年→1勝・獲得賞金1350万円
2020年→1勝・獲得賞金1910万円
2021年→2勝・獲得賞金2214万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりましたので、一昨年の小川オーナーは「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ポッドボレットを出走させたすみれSで、初めてJRAのオープン特別を制するなど、3勝を上げ、獲得賞金が「4813万円」と、2015年を大きく上回っており、更に昨年は、ドナベティでオープン特別のすずらん賞を制するなど、過去最多の5勝を上げ、獲得賞金が「9737万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
そして…
今回は、小川眞査雄(まさお)オーナーがTVh賞に出走させる、ドナベティについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、小川オーナーの本業は、東京都の大田区に本社を構え、不動産賃貸事業などを手掛けている、「株式会社トモエカンパニー」の代表取締役です。
仕入れから建築や設計や不動産管理まで、賃貸物件に関わる一連の業務を手掛けている同社は、主要取引先に、「住友不動産株式会社」や「東急リバブル株式会社」といった大手企業が名を連ねております。
また、同社では、賃貸物件の企画や提案も自社で行っており、耐火性や耐震性に優れ、防音力も高い鉄筋コンクリート造のマンションを、自社ブランドの「ポッドクレスト」として、本社を構えている東京都の大田区田園調布や、武蔵小杉(神奈川県川崎市中原区)などに展開しておりますので、その代表取締役を務めている小川オーナーは、地元の不動産業界では大いに注目されているのでしょう。
馬主としての小川オーナーは、私が確認したところ、2012年にJRAで所有馬を走らせ始め、それからこれまでに100頭以上を所有しており、2015年には、4勝を上げ、「3585万円」の賞金を獲得しておりました。
また、この年は、地方の川崎競馬で走らせていたポッドガイが、デビューから6連勝を飾り、鎌倉記念などを制しております。
ただ、その後は伸び悩んでおり、JRAに転厩させたポッドガイも勝利を上げることができず、2021年までの3年間も、
2019年→1勝・獲得賞金1350万円
2020年→1勝・獲得賞金1910万円
2021年→2勝・獲得賞金2214万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりましたので、一昨年の小川オーナーは「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ポッドボレットを出走させたすみれSで、初めてJRAのオープン特別を制するなど、3勝を上げ、獲得賞金が「4813万円」と、2015年を大きく上回っており、更に昨年は、ドナベティでオープン特別のすずらん賞を制するなど、過去最多の5勝を上げ、獲得賞金が「9737万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
そして…
![icon14.jpg](/img/insider/icon14.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/07/19 (金) 14:54
対象レース:2024/07/20(日)福島11R・TUF杯
見出し:有馬記念を勝ったゴールドアクターを管理していましたね
掲載日:2024/07/19 (金) 14:54
対象レース:2024/07/20(日)福島11R・TUF杯
見出し:有馬記念を勝ったゴールドアクターを管理していましたね
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
どうもこんにちは。
今回は中川公成(ただしげ)君の厩舎がTUF杯に使う、サザンエルフについての報告となります。
中川君は、高知県高知市の出身で、高知西高校から茨城大学の農学部畜産学科に進みました。
大学の部活で馬術を始めた中川君は、卒業後も馬術を続けたくなって、栃木県の那須塩原市にある「那須トレーニングファーム」に就職して、27歳だった1989年の5月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の9月から、藤沢和雄君の厩舎で厩務員をやっていましたね。
その後は、1990年の4月から石毛善衛さんの厩舎で、1998年の3月からは萱野浩二君の厩舎で調教助手をやって、調教師の試験に受かったのは2005年のことです。
中川君がいた頃、石毛さんの厩舎には、1992年のフラワーCを勝ったブランドアートがいましたし、萱野君の厩舎には、2002年のフローラSを勝ったニシノハナグルマがいましたから、こういう風に、それぞれの厩舎で走る馬を間近で見られたことが、中川君にはいい経験になったのでしょうね。
2006年に自分の厩舎を開業した中川君は、最初の年こそ5勝しかできなかったのですが、その後は、2年目が10勝、3年目が14勝と順調に勝ち星を伸ばしていました。
それから、ゴールドアクターを使った2015年のアルゼンチン共和国杯で初めて重賞を勝つと、その年の暮れには、この馬を使った有馬記念で初めてGIを勝っていましたし、2016年には、ゴールドアクターを使った日経賞とオールカマー、マジックタイムを使ったダービー卿CTとターコイズSなど、19勝を上げて、「6億1121万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいたんですよ。
でも、その後の6年間は、
2017年→14勝・獲得賞金2億8977万円
2018年→12勝・獲得賞金2億1936万円
2019年→20勝・獲得賞金2億4895万円
2020年→19勝・獲得賞金2億4517万円
2021年→17勝・獲得賞金2億4694万円
2022年→15賞・獲得賞金2億1515万円
と書けば分かる通り、賞金が2016年の半分以下でしたから、去年の中川君は、「少しでも2016年の数字に近付けたい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は16勝を上げて、稼いだ賞金が「3億0445万円」と、前の6年を上回っていたんですよ。
ただ、今年は…
今回は中川公成(ただしげ)君の厩舎がTUF杯に使う、サザンエルフについての報告となります。
中川君は、高知県高知市の出身で、高知西高校から茨城大学の農学部畜産学科に進みました。
大学の部活で馬術を始めた中川君は、卒業後も馬術を続けたくなって、栃木県の那須塩原市にある「那須トレーニングファーム」に就職して、27歳だった1989年の5月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の9月から、藤沢和雄君の厩舎で厩務員をやっていましたね。
その後は、1990年の4月から石毛善衛さんの厩舎で、1998年の3月からは萱野浩二君の厩舎で調教助手をやって、調教師の試験に受かったのは2005年のことです。
中川君がいた頃、石毛さんの厩舎には、1992年のフラワーCを勝ったブランドアートがいましたし、萱野君の厩舎には、2002年のフローラSを勝ったニシノハナグルマがいましたから、こういう風に、それぞれの厩舎で走る馬を間近で見られたことが、中川君にはいい経験になったのでしょうね。
2006年に自分の厩舎を開業した中川君は、最初の年こそ5勝しかできなかったのですが、その後は、2年目が10勝、3年目が14勝と順調に勝ち星を伸ばしていました。
それから、ゴールドアクターを使った2015年のアルゼンチン共和国杯で初めて重賞を勝つと、その年の暮れには、この馬を使った有馬記念で初めてGIを勝っていましたし、2016年には、ゴールドアクターを使った日経賞とオールカマー、マジックタイムを使ったダービー卿CTとターコイズSなど、19勝を上げて、「6億1121万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいたんですよ。
でも、その後の6年間は、
2017年→14勝・獲得賞金2億8977万円
2018年→12勝・獲得賞金2億1936万円
2019年→20勝・獲得賞金2億4895万円
2020年→19勝・獲得賞金2億4517万円
2021年→17勝・獲得賞金2億4694万円
2022年→15賞・獲得賞金2億1515万円
と書けば分かる通り、賞金が2016年の半分以下でしたから、去年の中川君は、「少しでも2016年の数字に近付けたい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は16勝を上げて、稼いだ賞金が「3億0445万円」と、前の6年を上回っていたんですよ。
ただ、今年は…
![icon19.jpg](/img/insider/icon19.jpg)
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2024/07/18 (木) 10:50
対象レース:2024/07/21(日)小倉11R・中京記念
見出し:「全日本学生馬術大会」で優勝しているんですよ
掲載日:2024/07/18 (木) 10:50
対象レース:2024/07/21(日)小倉11R・中京記念
見出し:「全日本学生馬術大会」で優勝しているんですよ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
この前、午前中の仕事が終わった後、記者仲間達と、トレセンのすぐそばにある「台湾料理・王府」に行って、チャーハンとマーボー豆腐を食べてきました。
この店は、とにかくボリューム満点で、注文してから出てくるのが早いですし、メニューが豊富で何度行っても飽きませんから、まだ行ったことがない方は、是非とも顔を出してみてください。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、上原佑紀先生が中京記念に登録している、ボーデンについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、上原佑紀先生は、同じ美浦に厩舎を構えていて、2006年の天皇賞・秋など、GIを5勝したダイワメジャーや、2017年の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイなどを管理していたことでよく知られている、上原博之先生の次男ですね。
お父さんの仕事を考えれば当然ですが、佑紀先生は、小学3年生の頃から馬術をやっていて、高校時代には「全日本ジュニア選手権」で優勝していましたし、その頃から、「将来は馬に携わる仕事をしたい」と考えていて、そのために、日本大学の獣医学部に進学して、そこではもちろん馬術部に入っていましたし、「全日本学生馬術大会」で優勝するほどの腕前だったんですよ。
大学を卒業した後は、美浦トレセンの診療所で獣医として働いていたんですけど、「自分の経験が調教師として活かせるんじゃないか」と思って、2016年から「ノーザンファーム空港」で働いていましたし、競馬学校に入学する前には、2021年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝もしたバーイードを管理していたことでよく知られているイギリスのウィリアム・ハガス厩舎や、フランスの小林智厩舎で、1年間ぐらい馬のことを学んでいました。
帰国してからは、2017年に競馬学校の厩務員課程に入って、2018年からは池上昌和厩舎で厩務員と調教助手をやって、2019年からは堀宣行厩舎で調教助手をやって、3回目の挑戦だった2021年に、調教師の試験に合格しています。
ちなみに、佑紀先生は1990年の生まれで、平成生まれとしては初めて調教師になったんですよ。
試験に合格した後は、開業するまでに時間があったので、藤沢和雄厩舎と国枝栄厩舎と矢作芳人厩舎と中内田充正厩舎で研修を受けていましたし、武幸四郎厩舎のセキフウがサウジアラビアとドバイに遠征した時と、新谷功一厩舎のクラウンプライドがアメリカに遠征した時は、技術調教師として帯同していました。
そして、去年の3月に厩舎を開業していて、同期の調教師には、小栗実先生と緒方努先生と西園翔太先生がいます。
去年の佑紀先生は、年末までに「16勝・獲得賞金2億1110万円」という、最初の年としてはまずまずの成績を残していましたし、勝利数が、同期の中では一番だったんですよ。
こうやっていいスタートを切れたのは、調教助手をやっていた時と、自分の厩舎を開業する前に、色々な厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
そして今年は…
この店は、とにかくボリューム満点で、注文してから出てくるのが早いですし、メニューが豊富で何度行っても飽きませんから、まだ行ったことがない方は、是非とも顔を出してみてください。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、上原佑紀先生が中京記念に登録している、ボーデンについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、上原佑紀先生は、同じ美浦に厩舎を構えていて、2006年の天皇賞・秋など、GIを5勝したダイワメジャーや、2017年の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイなどを管理していたことでよく知られている、上原博之先生の次男ですね。
お父さんの仕事を考えれば当然ですが、佑紀先生は、小学3年生の頃から馬術をやっていて、高校時代には「全日本ジュニア選手権」で優勝していましたし、その頃から、「将来は馬に携わる仕事をしたい」と考えていて、そのために、日本大学の獣医学部に進学して、そこではもちろん馬術部に入っていましたし、「全日本学生馬術大会」で優勝するほどの腕前だったんですよ。
大学を卒業した後は、美浦トレセンの診療所で獣医として働いていたんですけど、「自分の経験が調教師として活かせるんじゃないか」と思って、2016年から「ノーザンファーム空港」で働いていましたし、競馬学校に入学する前には、2021年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝もしたバーイードを管理していたことでよく知られているイギリスのウィリアム・ハガス厩舎や、フランスの小林智厩舎で、1年間ぐらい馬のことを学んでいました。
帰国してからは、2017年に競馬学校の厩務員課程に入って、2018年からは池上昌和厩舎で厩務員と調教助手をやって、2019年からは堀宣行厩舎で調教助手をやって、3回目の挑戦だった2021年に、調教師の試験に合格しています。
ちなみに、佑紀先生は1990年の生まれで、平成生まれとしては初めて調教師になったんですよ。
試験に合格した後は、開業するまでに時間があったので、藤沢和雄厩舎と国枝栄厩舎と矢作芳人厩舎と中内田充正厩舎で研修を受けていましたし、武幸四郎厩舎のセキフウがサウジアラビアとドバイに遠征した時と、新谷功一厩舎のクラウンプライドがアメリカに遠征した時は、技術調教師として帯同していました。
そして、去年の3月に厩舎を開業していて、同期の調教師には、小栗実先生と緒方努先生と西園翔太先生がいます。
去年の佑紀先生は、年末までに「16勝・獲得賞金2億1110万円」という、最初の年としてはまずまずの成績を残していましたし、勝利数が、同期の中では一番だったんですよ。
こうやっていいスタートを切れたのは、調教助手をやっていた時と、自分の厩舎を開業する前に、色々な厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
そして今年は…
![icon54.jpg](/img/insider/icon54.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/07/17 (水) 14:16
対象レース:2024/07/21(日)小倉11R・中京記念
見出し:サクラバクシンオーを見て競馬の世界を目指したんですよ
掲載日:2024/07/17 (水) 14:16
対象レース:2024/07/21(日)小倉11R・中京記念
見出し:サクラバクシンオーを見て競馬の世界を目指したんですよ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
今月から阪急電鉄で走る予定の2300系が、先週の土日に試乗会をやっていました。
車両の設計を担当した人の話によると、2300系は乗り心地を一番大事にしたそうでして、優先席の近くにある吊り革の長さを調整したり、車いすの固定具を設置して、バリアフリーにも気を使っているそうですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、和田勇介君が中京記念に登録している、ロングランについての報告です。
東京都出身の和田勇介君は、中学生の時に、サクラバクシンオーが勝った1993年のスプリンターズSをテレビで見て、「自分も競馬の世界で働きたい」と思ったそうです。
最初、騎手を目指していた彼は、背が伸びてしまったため、その夢を諦めて、高校を卒業した後は、2010年の中山大障害を勝ったバシケーンなどを生産したことでよく知られている、北海道の新冠にある「上井農場」で働いていました。
そして、1998年のジャパンCなどを勝ったエルコンドルパサーなどを管理していて、2018年の2月に65歳で調教師を引退した二ノ宮敬宇(よしたか)君が牧場に来た時、「大学に行って馬術部に入って、調教師を目指したらどうか?」と勧められて、そのアドバイスに従って、二ノ宮君と同じ東京農業大学に進んで、馬術部に入ったんですよ。
大学を卒業してからは、2005年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から田村康仁厩舎で厩務員をやって、それから久保田貴士厩舎と中川公成(ただしげ)厩舎で働いた後、2007年の2月からは、高橋裕厩舎で調教助手をやって経験を積んで、2016年の12月、8回目の挑戦で調教師の試験に受かっています。
試験に受かった後は、調教師になるきっかけを作ってくれた二ノ宮君の厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わった後、二ノ宮君と小島太さんの管理馬を引き継ぐ形で、2018年の3月に自分の厩舎を開業しました。
開業した年は、「4勝・獲得賞金9064万円」という成績でしたけど、その後は、
2019年→6勝・獲得賞金1億3226万円
2020年→17勝・獲得賞金2億3194万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6750万円
という形で、成績が完全に「右肩上がり」になっていましたし、特に2021年は、メイショウムラクモを使ったレパードSで初めての重賞勝ちを飾っていたんですよ。
でも、一昨年は、「14勝・獲得賞金2億8136万円」という成績で、2021年を大きく下回ってしまいましたから、去年の和田君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は20勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8185万円」と、一昨年の数字を大きく上回っています。
ただ今年は…
車両の設計を担当した人の話によると、2300系は乗り心地を一番大事にしたそうでして、優先席の近くにある吊り革の長さを調整したり、車いすの固定具を設置して、バリアフリーにも気を使っているそうですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、和田勇介君が中京記念に登録している、ロングランについての報告です。
東京都出身の和田勇介君は、中学生の時に、サクラバクシンオーが勝った1993年のスプリンターズSをテレビで見て、「自分も競馬の世界で働きたい」と思ったそうです。
最初、騎手を目指していた彼は、背が伸びてしまったため、その夢を諦めて、高校を卒業した後は、2010年の中山大障害を勝ったバシケーンなどを生産したことでよく知られている、北海道の新冠にある「上井農場」で働いていました。
そして、1998年のジャパンCなどを勝ったエルコンドルパサーなどを管理していて、2018年の2月に65歳で調教師を引退した二ノ宮敬宇(よしたか)君が牧場に来た時、「大学に行って馬術部に入って、調教師を目指したらどうか?」と勧められて、そのアドバイスに従って、二ノ宮君と同じ東京農業大学に進んで、馬術部に入ったんですよ。
大学を卒業してからは、2005年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から田村康仁厩舎で厩務員をやって、それから久保田貴士厩舎と中川公成(ただしげ)厩舎で働いた後、2007年の2月からは、高橋裕厩舎で調教助手をやって経験を積んで、2016年の12月、8回目の挑戦で調教師の試験に受かっています。
試験に受かった後は、調教師になるきっかけを作ってくれた二ノ宮君の厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わった後、二ノ宮君と小島太さんの管理馬を引き継ぐ形で、2018年の3月に自分の厩舎を開業しました。
開業した年は、「4勝・獲得賞金9064万円」という成績でしたけど、その後は、
2019年→6勝・獲得賞金1億3226万円
2020年→17勝・獲得賞金2億3194万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6750万円
という形で、成績が完全に「右肩上がり」になっていましたし、特に2021年は、メイショウムラクモを使ったレパードSで初めての重賞勝ちを飾っていたんですよ。
でも、一昨年は、「14勝・獲得賞金2億8136万円」という成績で、2021年を大きく下回ってしまいましたから、去年の和田君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は20勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8185万円」と、一昨年の数字を大きく上回っています。
ただ今年は…
![icon04.jpg](/img/insider/icon04.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/07/16 (火) 15:32
対象レース:2024/07/21(日)小倉11R・中京記念
見出し:「ノーザンファーム」の中に代表の執筆部屋があります
掲載日:2024/07/16 (火) 15:32
対象レース:2024/07/21(日)小倉11R・中京記念
見出し:「ノーザンファーム」の中に代表の執筆部屋があります
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
本日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比84円40銭高の4万1275円08銭で取引を終えておりました。
昨日、米株式相場が上昇したことなどから、半導体や電気部品関連を中心とした買いが優勢となっておりましたので、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、キャロットファームが中京記念に登録している、カテドラルに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。
更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は…
昨日、米株式相場が上昇したことなどから、半導体や電気部品関連を中心とした買いが優勢となっておりましたので、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、キャロットファームが中京記念に登録している、カテドラルに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。
更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は…
![icon15.jpg](/img/insider/icon15.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/07/13 (土) 18:29
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館記念
見出し:中山競馬場でアルバイトをしていたんですよ
掲載日:2024/07/13 (土) 18:29
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館記念
見出し:中山競馬場でアルバイトをしていたんですよ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
昨日、名古屋の「バンテリンドーム」で行われた、「中日ドラゴンズ」対「阪神タイガース」の試合は、「3対0」で「ドラゴンズ」が勝ちました。
この試合は、「ドラゴンズ」の髙橋宏斗投手が8回までを投げて、タイガース打線を0点に抑えていましたし、今年の高橋投手は絶好調で、昨日までに78イニングを投げていて、自責点が5、防御率が0・58という素晴らしい内容ですから、次回の登板も楽しみですね。
では、ここから本題に入りますが、今回は、堀宣行(のりゆき)君の厩舎が函館記念に使う、チャックネイトについての報告をしておきます。
千葉県市川市出身の堀君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。
大学を出た後は、電気設備工事などをやっていることで有名な「関電工」で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。
初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで、「GIの15勝を含めて重賞を74勝」という実績を残しています。
それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を6勝もしているのですから、本当に大したものです。
2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
でも、その後は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けていましたし、特に2021年と一昨年は、「リーディングのトップ10」にも入れなかったんですよ。
もちろん、去年の堀君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、タスティエーラでダービーを勝つなど、重賞を4勝、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「14億1416万円」と、一昨年の数字を大きく上回っていましたし、調教師リーディングは9位になっていました。
そして今年は…
この試合は、「ドラゴンズ」の髙橋宏斗投手が8回までを投げて、タイガース打線を0点に抑えていましたし、今年の高橋投手は絶好調で、昨日までに78イニングを投げていて、自責点が5、防御率が0・58という素晴らしい内容ですから、次回の登板も楽しみですね。
では、ここから本題に入りますが、今回は、堀宣行(のりゆき)君の厩舎が函館記念に使う、チャックネイトについての報告をしておきます。
千葉県市川市出身の堀君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。
大学を出た後は、電気設備工事などをやっていることで有名な「関電工」で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。
初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで、「GIの15勝を含めて重賞を74勝」という実績を残しています。
それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を6勝もしているのですから、本当に大したものです。
2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
でも、その後は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けていましたし、特に2021年と一昨年は、「リーディングのトップ10」にも入れなかったんですよ。
もちろん、去年の堀君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、タスティエーラでダービーを勝つなど、重賞を4勝、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「14億1416万円」と、一昨年の数字を大きく上回っていましたし、調教師リーディングは9位になっていました。
そして今年は…
![icon24.jpg](/img/insider/icon24.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/07/13 (土) 17:43
対象レース:2024/07/14(日)小倉11R・佐世保S
見出し:エアグルーヴの調教師に勧められたことがきっかけで…
掲載日:2024/07/13 (土) 17:43
対象レース:2024/07/14(日)小倉11R・佐世保S
見出し:エアグルーヴの調教師に勧められたことがきっかけで…
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
皆さまお元気ですか。
今回は、廣崎利洋オーナーが佐世保Sに出走させる、アスクビギンアゲンについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、廣崎オーナーは、東京都千代田区三番町に本社を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクグループホールディングス株式会社」の創業者です。
1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にあった「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などの施設を手掛けております。
そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、「株式会社アスクプランニングセンター」の最高顧問と、「株式会社アスクスペースプランニング」と「株式会社アスクビジネスマネジメント」の代表取締役を務めておりました。
その後、2019年に組織を再編し、「アスクホールディングス株式会社」を「株式会社アスクプランニングセンター」に吸収合併させた上で、社名を「アスクグループホールディングス株式会社」に変更し、現在は、「アスクプランニング株式会社」、「株式会社アスクスペースデザイン」、「株式会社アスクマーケティングエージェンシー」、「株式会社アスクプランニングインターナショナル」といったグループ企業を傘下に収めております。
廣崎オーナーは、1987年に知り合いの馬主から京都競馬場に招待され、その際、「マチカネ」の冠名でよく知られていた細川益男オーナー(故人)と一緒に来ていた、調教師として、エアグルーヴやダイイチルビーを管理していたことでお馴染みだった伊藤雄二さんに勧められたのが、馬主になるきっかけだったそうです。
馬主としての廣崎オーナーは、1988年に馬主資格を取得し、翌年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制したレッツゴードンキや、2018年の小倉2歳Sと京王杯2歳Sを制したファンタジストなどが挙げられるでしょう。
2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、12勝を上げ、「4億5420万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから2021年までは、
2016年→獲得賞金1億7254万円
2017年→獲得賞金2億3685万円
2018年→獲得賞金2億7703万円
2019年→獲得賞金2億1957万円
2020年→獲得賞金2億1662万円
2021年→獲得賞金2億7016万円
という形で伸び悩んでいたため、一昨年の廣崎オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、アスクビクターモアで弥生賞と菊花賞を制し、アスクワイルドモアで京都新聞杯を制するなど、21勝を上げ、獲得賞金は「7億1363万円」という過去最高の数字でした。
ただ、昨年は状況が一変しており、前年と同じ21勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことにより、獲得賞金は「3億7394万円」と、一昨年の半分ほどに留まっております。
そして…
今回は、廣崎利洋オーナーが佐世保Sに出走させる、アスクビギンアゲンについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、廣崎オーナーは、東京都千代田区三番町に本社を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクグループホールディングス株式会社」の創業者です。
1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にあった「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などの施設を手掛けております。
そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、「株式会社アスクプランニングセンター」の最高顧問と、「株式会社アスクスペースプランニング」と「株式会社アスクビジネスマネジメント」の代表取締役を務めておりました。
その後、2019年に組織を再編し、「アスクホールディングス株式会社」を「株式会社アスクプランニングセンター」に吸収合併させた上で、社名を「アスクグループホールディングス株式会社」に変更し、現在は、「アスクプランニング株式会社」、「株式会社アスクスペースデザイン」、「株式会社アスクマーケティングエージェンシー」、「株式会社アスクプランニングインターナショナル」といったグループ企業を傘下に収めております。
廣崎オーナーは、1987年に知り合いの馬主から京都競馬場に招待され、その際、「マチカネ」の冠名でよく知られていた細川益男オーナー(故人)と一緒に来ていた、調教師として、エアグルーヴやダイイチルビーを管理していたことでお馴染みだった伊藤雄二さんに勧められたのが、馬主になるきっかけだったそうです。
馬主としての廣崎オーナーは、1988年に馬主資格を取得し、翌年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制したレッツゴードンキや、2018年の小倉2歳Sと京王杯2歳Sを制したファンタジストなどが挙げられるでしょう。
2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、12勝を上げ、「4億5420万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから2021年までは、
2016年→獲得賞金1億7254万円
2017年→獲得賞金2億3685万円
2018年→獲得賞金2億7703万円
2019年→獲得賞金2億1957万円
2020年→獲得賞金2億1662万円
2021年→獲得賞金2億7016万円
という形で伸び悩んでいたため、一昨年の廣崎オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、アスクビクターモアで弥生賞と菊花賞を制し、アスクワイルドモアで京都新聞杯を制するなど、21勝を上げ、獲得賞金は「7億1363万円」という過去最高の数字でした。
ただ、昨年は状況が一変しており、前年と同じ21勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことにより、獲得賞金は「3億7394万円」と、一昨年の半分ほどに留まっております。
そして…
![icon14.jpg](/img/insider/icon14.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/07/13 (土) 16:57
対象レース:2024/07/14(日)福島11R・福島テレビオープン
見出し:メジロドーベルの厩舎で調教助手をやっていましたね
掲載日:2024/07/13 (土) 16:57
対象レース:2024/07/14(日)福島11R・福島テレビオープン
見出し:メジロドーベルの厩舎で調教助手をやっていましたね
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
どうもこんにちは。
今回は、清水英克君の厩舎が福島テレビオープンに使う、ブーケファロスについての報告となります。
清水君は、千葉県市川市の出身で、小学6年生だった頃、お父さんの車でたまたま中山競馬場の近くを通った時に、「ここには馬がたくさんいるんだぞ」と教えてもらって、それから、馬を見るために自転車で1時間くらいかけて競馬場に通っていたそうです。
ある日、競馬場で馬を眺めていたら、厩務員さんに声を掛けられて、馬に乗せてくれたそうで、それですっかり馬に乗るのが好きになって、中学生になってからはずっと乗馬をやっていて、進学校として有名な、東京都の墨田区にある安田学園高校に進んでからも馬術を続けていたんですよ。
結局、体が大きくなってしまったので乗り役になるのは諦めたんですけど、それでも、将来は競馬に関わる仕事をしようと決めていた清水君は、高校を卒業した後、1984年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の4月から、天皇賞・秋を勝ったプリテイキャストなどでお馴染みの石栗龍雄厩舎で厩務員をやって、11月からは調教助手をやっていました。
その後は、エルムSを勝ったタイキシャーロックや、クリスタルCを勝ったタイキバカラなどでお馴染みの土田稔厩舎と、オークスや秋華賞など、重賞を6つ勝ったメジロドーベルや、高松宮記念を勝ったショウナンカンプなどでお馴染みの大久保洋吉厩舎で調教助手をやって腕を磨いていたんですよ。
トレセンで働き始めた頃の清水君は、調教師になることを考えていなかったんですけど、土田厩舎にいた時、息子さんが生まれたことがきっかけで、「今よりも頑張っている姿を子供に見せよう」と思って、調教師試験の勉強を始めました。
そして、7回目の挑戦だった2005年に調教師の試験に受かっています。
2006年に自分の厩舎を開業した清水君は、最初の年こそ8勝止まりでしたけど、次の年は15勝と、大きく勝ち星を増やしていましたし、2010年は、ガルボを使ったシンザン記念で初めての重賞勝ちを飾ると、その次の日にはフェアリーSをコスモネモシンで勝っていて、2012年には、ガルボで東京新聞杯とダービー卿CTを勝つなど、18勝を上げて、今までで一番多い「4億0448万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後は伸び悩んでいて、2020年までの3年間は、
2018年→7勝・獲得賞金1億1746万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6411万円
2020年→9勝・獲得賞金1億1174万円
という物足りない数字でしたから、2021年の清水君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、「16勝・獲得賞金1億8190万円」という成績で、勝ち星と賞金のどっちも、2020年を大きく上回っていましたし、一昨年は、ケイティクレバーを使った東京ジャンプSで8年振りの重賞勝ちを飾るなど、稼いだ賞金が「2億5255万円」と、2021年を大きく上回っていたんですよ。
そして去年は、全部で12勝を上げて、稼いだ賞金が「2億7124万円」と、一昨年の数字を上回っていましたし、今年も…
今回は、清水英克君の厩舎が福島テレビオープンに使う、ブーケファロスについての報告となります。
清水君は、千葉県市川市の出身で、小学6年生だった頃、お父さんの車でたまたま中山競馬場の近くを通った時に、「ここには馬がたくさんいるんだぞ」と教えてもらって、それから、馬を見るために自転車で1時間くらいかけて競馬場に通っていたそうです。
ある日、競馬場で馬を眺めていたら、厩務員さんに声を掛けられて、馬に乗せてくれたそうで、それですっかり馬に乗るのが好きになって、中学生になってからはずっと乗馬をやっていて、進学校として有名な、東京都の墨田区にある安田学園高校に進んでからも馬術を続けていたんですよ。
結局、体が大きくなってしまったので乗り役になるのは諦めたんですけど、それでも、将来は競馬に関わる仕事をしようと決めていた清水君は、高校を卒業した後、1984年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の4月から、天皇賞・秋を勝ったプリテイキャストなどでお馴染みの石栗龍雄厩舎で厩務員をやって、11月からは調教助手をやっていました。
その後は、エルムSを勝ったタイキシャーロックや、クリスタルCを勝ったタイキバカラなどでお馴染みの土田稔厩舎と、オークスや秋華賞など、重賞を6つ勝ったメジロドーベルや、高松宮記念を勝ったショウナンカンプなどでお馴染みの大久保洋吉厩舎で調教助手をやって腕を磨いていたんですよ。
トレセンで働き始めた頃の清水君は、調教師になることを考えていなかったんですけど、土田厩舎にいた時、息子さんが生まれたことがきっかけで、「今よりも頑張っている姿を子供に見せよう」と思って、調教師試験の勉強を始めました。
そして、7回目の挑戦だった2005年に調教師の試験に受かっています。
2006年に自分の厩舎を開業した清水君は、最初の年こそ8勝止まりでしたけど、次の年は15勝と、大きく勝ち星を増やしていましたし、2010年は、ガルボを使ったシンザン記念で初めての重賞勝ちを飾ると、その次の日にはフェアリーSをコスモネモシンで勝っていて、2012年には、ガルボで東京新聞杯とダービー卿CTを勝つなど、18勝を上げて、今までで一番多い「4億0448万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後は伸び悩んでいて、2020年までの3年間は、
2018年→7勝・獲得賞金1億1746万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6411万円
2020年→9勝・獲得賞金1億1174万円
という物足りない数字でしたから、2021年の清水君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、「16勝・獲得賞金1億8190万円」という成績で、勝ち星と賞金のどっちも、2020年を大きく上回っていましたし、一昨年は、ケイティクレバーを使った東京ジャンプSで8年振りの重賞勝ちを飾るなど、稼いだ賞金が「2億5255万円」と、2021年を大きく上回っていたんですよ。
そして去年は、全部で12勝を上げて、稼いだ賞金が「2億7124万円」と、一昨年の数字を上回っていましたし、今年も…
![icon19.jpg](/img/insider/icon19.jpg)
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2024/07/12 (金) 18:31
対象レース:2024/07/13(土)函館11R・函館2歳S
見出し:お父さんがダイワメジャーを管理していましたね
掲載日:2024/07/12 (金) 18:31
対象レース:2024/07/13(土)函館11R・函館2歳S
見出し:お父さんがダイワメジャーを管理していましたね
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
この前、仕事が終わってから、仲間の記者達と、「やすべえ」の焼き鳥を食べてきました。
美浦トレセンからですと、車で5分くらいの場所にあるこのお店は、手作りのタレが、醤油、味噌、キムチ、梅など、11種類もあるので、味を変えて何本でもいけますし、焼き鳥以外のメニューも豊富ですから、まだ行ったことがない方は、是非とも顔を出してみてください。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、上原佑紀先生が函館2歳Sに使う、エンドレスサマーについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、上原佑紀先生は、同じ美浦に厩舎を構えていて、2006年の天皇賞・秋など、GIを5勝したダイワメジャーや、2017年の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイなどを管理していたことでよく知られている、上原博之先生の次男ですね。
お父さんの仕事を考えれば当然ですが、佑紀先生は、小学3年生の頃から馬術をやっていて、高校時代には「全日本ジュニア選手権」で優勝していましたし、その頃から、「将来は馬に携わる仕事をしたい」と考えていて、そのために、日本大学の獣医学部に進学して、そこではもちろん馬術部に入っていましたし、「全日本学生馬術会」で優勝するほどの腕前だったんですよ。
大学を卒業した後は、美浦トレセンの診療所で獣医として働いていたんですけど、「自分の経験が調教師として活かせるんじゃないか」と思って、2016年から「ノーザンファーム空港」で働いていましたし、競馬学校に入学する前には、2021年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝もしたバーイードを管理していたことでよく知られているイギリスのウィリアム・ハガス厩舎や、フランスの小林智厩舎で、1年間ぐらい馬のことを学んでいました。
帰国してからは、2017年に競馬学校の厩務員課程に入って、2018年からは池上昌和厩舎で厩務員と調教助手をやって、2019年からは堀宣行厩舎で調教助手をやって、3回目の挑戦だった2021年に、調教師の試験に合格しています。
ちなみに、佑紀先生は1990年の生まれで、平成生まれとしては初めて調教師になったんですよ。
試験に合格した後は、開業するまでに時間があったので、藤沢和雄厩舎と国枝栄厩舎と矢作芳人厩舎と中内田充正厩舎で研修を受けていましたし、武幸四郎厩舎のセキフウがサウジアラビアとドバイに遠征した時と、新谷功一厩舎のクラウンプライドがアメリカに遠征した時は、技術調教師として帯同していました。
そして、去年の3月に厩舎を開業していて、同期の調教師には、小栗実先生と緒方努先生と西園翔太先生がいます。
去年の佑紀先生は、年末までに「16勝・獲得賞金2億1110万円」という、最初の年としてはまずまずの成績を残していましたし、勝利数が、同期の中では一番だったんですよ。
こうやっていいスタートを切れたのは、調教助手をやっていた時と、自分の厩舎を開業する前に、色々な厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
そして今年は…
美浦トレセンからですと、車で5分くらいの場所にあるこのお店は、手作りのタレが、醤油、味噌、キムチ、梅など、11種類もあるので、味を変えて何本でもいけますし、焼き鳥以外のメニューも豊富ですから、まだ行ったことがない方は、是非とも顔を出してみてください。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、上原佑紀先生が函館2歳Sに使う、エンドレスサマーについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、上原佑紀先生は、同じ美浦に厩舎を構えていて、2006年の天皇賞・秋など、GIを5勝したダイワメジャーや、2017年の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイなどを管理していたことでよく知られている、上原博之先生の次男ですね。
お父さんの仕事を考えれば当然ですが、佑紀先生は、小学3年生の頃から馬術をやっていて、高校時代には「全日本ジュニア選手権」で優勝していましたし、その頃から、「将来は馬に携わる仕事をしたい」と考えていて、そのために、日本大学の獣医学部に進学して、そこではもちろん馬術部に入っていましたし、「全日本学生馬術会」で優勝するほどの腕前だったんですよ。
大学を卒業した後は、美浦トレセンの診療所で獣医として働いていたんですけど、「自分の経験が調教師として活かせるんじゃないか」と思って、2016年から「ノーザンファーム空港」で働いていましたし、競馬学校に入学する前には、2021年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝もしたバーイードを管理していたことでよく知られているイギリスのウィリアム・ハガス厩舎や、フランスの小林智厩舎で、1年間ぐらい馬のことを学んでいました。
帰国してからは、2017年に競馬学校の厩務員課程に入って、2018年からは池上昌和厩舎で厩務員と調教助手をやって、2019年からは堀宣行厩舎で調教助手をやって、3回目の挑戦だった2021年に、調教師の試験に合格しています。
ちなみに、佑紀先生は1990年の生まれで、平成生まれとしては初めて調教師になったんですよ。
試験に合格した後は、開業するまでに時間があったので、藤沢和雄厩舎と国枝栄厩舎と矢作芳人厩舎と中内田充正厩舎で研修を受けていましたし、武幸四郎厩舎のセキフウがサウジアラビアとドバイに遠征した時と、新谷功一厩舎のクラウンプライドがアメリカに遠征した時は、技術調教師として帯同していました。
そして、去年の3月に厩舎を開業していて、同期の調教師には、小栗実先生と緒方努先生と西園翔太先生がいます。
去年の佑紀先生は、年末までに「16勝・獲得賞金2億1110万円」という、最初の年としてはまずまずの成績を残していましたし、勝利数が、同期の中では一番だったんですよ。
こうやっていいスタートを切れたのは、調教助手をやっていた時と、自分の厩舎を開業する前に、色々な厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。
そして今年は…
![icon25.jpg](/img/insider/icon25.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/07/12 (金) 17:44
対象レース:2024/07/13(土)福島11R・安達太良S
見出し:オーストラリアのゴールドコーストに「ゲストハウス」を有しております
掲載日:2024/07/12 (金) 17:44
対象レース:2024/07/13(土)福島11R・安達太良S
見出し:オーストラリアのゴールドコーストに「ゲストハウス」を有しております
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、小松欣也オーナーが安達太良Sに出走させる、ナックドロップスのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、小松オーナーの本業は、福島県の田村郡小野町に本社を構え、主に化粧品と栄養補助食品の販売などを手掛けている、「株式会社エヌエーシー」の代表取締役です。
1989年に設立された同社は、化粧品と栄養補助食品の他にも、医療部外品や、美容器具や、健康器具の販売なども行っております。
現在、同社は、福島県郡山市に「ショールーム」、東京都港区に「青山店」、オーストラリアのゴールドコーストに「ゲストハウス」を有するなど、着実に営業拠点を拡大しておりますので、小松オーナーの経営手腕は誰もが認めている筈です。
また、私が聞いた話によれば、小松オーナーは、2015年、本社がある小野町の健康福祉課に、寝たきりとなった高齢者の手助けができる介護福祉用具(自動排泄処理装置)5台を寄贈したそうですから、地元の方から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての小松オーナーは、2007年から地方で、2015年からJRAで、それぞれ馬を走らせており、これまでに60頭以上を所有しております。
2015年は、「0勝・獲得賞金580万円」という成績でしたが、その後の3年間は、
2016年→4勝・獲得賞金7417万円
2017年→1勝・獲得賞金6808万円
2018年→2勝・獲得賞金1億2873万円
と、順調に成績を伸ばしており、特に2018年は、ナックビーナスを出走させたキーンランドCで初めての重賞勝ちを飾るなど、過去最高の賞金を獲得しておりました。
ただ、それ以降は成績が伸び悩んでおり、特に昨年は、勝ち星を挙げられなかったことなどから、獲得賞金が「1290万円」と、デビューした年の次に低い数字となっておりましたので、今年を迎えるにあたって、小松オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
今回、私がご報告させていただきますのは、小松欣也オーナーが安達太良Sに出走させる、ナックドロップスのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、小松オーナーの本業は、福島県の田村郡小野町に本社を構え、主に化粧品と栄養補助食品の販売などを手掛けている、「株式会社エヌエーシー」の代表取締役です。
1989年に設立された同社は、化粧品と栄養補助食品の他にも、医療部外品や、美容器具や、健康器具の販売なども行っております。
現在、同社は、福島県郡山市に「ショールーム」、東京都港区に「青山店」、オーストラリアのゴールドコーストに「ゲストハウス」を有するなど、着実に営業拠点を拡大しておりますので、小松オーナーの経営手腕は誰もが認めている筈です。
また、私が聞いた話によれば、小松オーナーは、2015年、本社がある小野町の健康福祉課に、寝たきりとなった高齢者の手助けができる介護福祉用具(自動排泄処理装置)5台を寄贈したそうですから、地元の方から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての小松オーナーは、2007年から地方で、2015年からJRAで、それぞれ馬を走らせており、これまでに60頭以上を所有しております。
2015年は、「0勝・獲得賞金580万円」という成績でしたが、その後の3年間は、
2016年→4勝・獲得賞金7417万円
2017年→1勝・獲得賞金6808万円
2018年→2勝・獲得賞金1億2873万円
と、順調に成績を伸ばしており、特に2018年は、ナックビーナスを出走させたキーンランドCで初めての重賞勝ちを飾るなど、過去最高の賞金を獲得しておりました。
ただ、それ以降は成績が伸び悩んでおり、特に昨年は、勝ち星を挙げられなかったことなどから、獲得賞金が「1290万円」と、デビューした年の次に低い数字となっておりましたので、今年を迎えるにあたって、小松オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
![icon20.jpg](/img/insider/icon20.jpg)
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/07/12 (金) 14:20
対象レース:2024/07/13(土)函館11R・函館2歳S
見出し:ダイタクヤマトの生産牧場で働いとったんですわ
掲載日:2024/07/12 (金) 14:20
対象レース:2024/07/13(土)函館11R・函館2歳S
見出し:ダイタクヤマトの生産牧場で働いとったんですわ
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お疲れさんです。
今回は、石坂公一先生が函館2歳Sに使う、カルプスペルシュについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、石坂公一先生は、2007年のジャパンCダートや、2008年のフェブラリーSとか、ダートのG1を勝ちまくったヴァーミリアンや、2012年の牝馬三冠を達成したジェンティルドンナとかを管理しとって、2021年の2月に定年で引退するまでに、JRAで、GIの14勝を入れて重賞を49勝、通算で690勝っちゅう実績を残しとる、石坂正(せい)さんの息子さんですな。
公一先生は、正先生が管理しとったサンライズペガサスが、屈腱炎を克服して復活した姿に感動して、競馬の世界で働くことを決めたそうで、立命館大学を卒業した後、北海道に行って、ダイタクヤマトを生産したことでよう知られとる平取の「雅牧場」と、「ノーザンファーム空港」で働いてから、2008年の9月に競馬学校の厩務員過程に入って、次の年の5月から羽月(はつき)友彦厩舎で厩務員をやって、その年の7月から調教助手をやっとりました。
ちなみに、羽月先生は、1998年から、調教師の試験に受かった2006年の12月まで、正先生の厩舎で調教助手をやっとりましたな。
2017年の12月、34歳の若さで調教師の試験に受かった公一先生は、技術調教師として、正先生の厩舎で色んなことを勉強してから、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期は、稲垣幸雄先生、上村洋行先生、加藤士津八先生、坂口智康先生、長谷川浩大先生、深山雅史先生の6人がおるんや。
開業した年に、リーガルリリーを使った3月2日(土)の小倉8R・4歳上500万下で、調教師としてのデビュー戦を勝った公一先生は、暮れまでに「6勝・獲得賞金1億3931万円」っちゅう成績を残しとって、2年目やった2020年は、「19勝・獲得賞金3億2517万円」と、大きく成績を伸ばしとりました。
3年目やった2021年も、「20勝・獲得賞金3億9933万円」と、順調に成績を伸ばしとったし、地方では、テオレーマを使ったマリーンCで、初めての重賞勝ちを飾っとって、この馬で、交流G1のJBCレディスクラシックも勝っとるんですわ。
一昨年は、JRAで、イズジョーノキセキを使った府中牝馬Sで初めて重賞を勝つなど、「24勝・獲得賞金4億9582万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとるし、地方では、テオレーマを使ったTCK女王盃を勝っとりましたな。
ただ、去年は27勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「4億8014万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
それに…
今回は、石坂公一先生が函館2歳Sに使う、カルプスペルシュについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、石坂公一先生は、2007年のジャパンCダートや、2008年のフェブラリーSとか、ダートのG1を勝ちまくったヴァーミリアンや、2012年の牝馬三冠を達成したジェンティルドンナとかを管理しとって、2021年の2月に定年で引退するまでに、JRAで、GIの14勝を入れて重賞を49勝、通算で690勝っちゅう実績を残しとる、石坂正(せい)さんの息子さんですな。
公一先生は、正先生が管理しとったサンライズペガサスが、屈腱炎を克服して復活した姿に感動して、競馬の世界で働くことを決めたそうで、立命館大学を卒業した後、北海道に行って、ダイタクヤマトを生産したことでよう知られとる平取の「雅牧場」と、「ノーザンファーム空港」で働いてから、2008年の9月に競馬学校の厩務員過程に入って、次の年の5月から羽月(はつき)友彦厩舎で厩務員をやって、その年の7月から調教助手をやっとりました。
ちなみに、羽月先生は、1998年から、調教師の試験に受かった2006年の12月まで、正先生の厩舎で調教助手をやっとりましたな。
2017年の12月、34歳の若さで調教師の試験に受かった公一先生は、技術調教師として、正先生の厩舎で色んなことを勉強してから、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期は、稲垣幸雄先生、上村洋行先生、加藤士津八先生、坂口智康先生、長谷川浩大先生、深山雅史先生の6人がおるんや。
開業した年に、リーガルリリーを使った3月2日(土)の小倉8R・4歳上500万下で、調教師としてのデビュー戦を勝った公一先生は、暮れまでに「6勝・獲得賞金1億3931万円」っちゅう成績を残しとって、2年目やった2020年は、「19勝・獲得賞金3億2517万円」と、大きく成績を伸ばしとりました。
3年目やった2021年も、「20勝・獲得賞金3億9933万円」と、順調に成績を伸ばしとったし、地方では、テオレーマを使ったマリーンCで、初めての重賞勝ちを飾っとって、この馬で、交流G1のJBCレディスクラシックも勝っとるんですわ。
一昨年は、JRAで、イズジョーノキセキを使った府中牝馬Sで初めて重賞を勝つなど、「24勝・獲得賞金4億9582万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとるし、地方では、テオレーマを使ったTCK女王盃を勝っとりましたな。
ただ、去年は27勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「4億8014万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
それに…
![icon12.jpg](/img/insider/icon12.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/07/12 (金) 11:55
対象レース:2024/07/13(土)小倉11R・宮崎S
見出し:「銀魂(ぎんたま)」などの脚本を手掛けていますの
掲載日:2024/07/12 (金) 11:55
対象レース:2024/07/13(土)小倉11R・宮崎S
見出し:「銀魂(ぎんたま)」などの脚本を手掛けていますの
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
皆さんごきげんよう。
今回は、大和屋暁(やまとや・あかつき)オーナーが宮城Sに出走させる、オシゲについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、大和屋オーナーは、映画監督や脚本家として、「ルパン三世」や「元祖天才バカボン」や「怪物くん」など、数多くのアニメ作品を手掛けて、1993年に亡くなられた大和屋竺(あつし)氏のご子息でして、自身も脚本家として、
「銀魂(ぎんたま)」
「金色のガッシュベル」
「おジャ魔女どれみ」
といった人気アニメ作品から、「天装戦隊ゴセイジャー」などの特撮ヒーロー作品まで、数多くの脚本やシリーズ構成を手掛けていますわね。
その他にも、2015年には、「ジャスタウェイな本・世界最強馬との1640日」、「ふるさと納税完全制覇読本」という二冊の本を刊行するなど、複数の著書が好評を博しているそうですから、「多彩な才能の持ち主」と言えますわ。
JRAの個人馬主資格を取得する前から、大の競馬好きだった大和屋オーナーは、昔から、自身の作品に競馬のシーンや馬名を多く取り入れていましたし、「社台レースホース」の会員として、出資馬ハーツクライが2005年の有馬記念を勝っていて、同馬が2006年のドバイシーマクラシックを制した際には、口取りに参加していましたの。
大和屋オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2011年でして、この年は、「1勝・獲得賞金2498万円」という成績でしたけど、2012年には、ジャスタウェイを出走させたアーリントンCで「初の重賞勝ち」を飾るなど、「2勝・獲得賞金7582万円」と、一気に数字を伸ばしていましたし、2013年には、ジャスタウェイで天皇賞・秋を制し、「初のGI勝ち」を飾るなど、前年を大きく上回る、「2億2414万円」の賞金を獲得していましたわ。
更に2014年は、ジャスタウェイが安田記念と中山記念を制したことなどにより、JRAだけで「3億4440万円」の賞金を獲得していましたし、3月には、同馬がドバイデューティフリー(現在のドバイターフ)を制したことにより、300万ドル(当時のレートで約3億0830万円)の賞金も獲得していましたわね。
ただ、ジャスタウェイは、4着だった2014年の有馬記念を最後に引退していて、その後、「社台スタリオンステーション」で種牡馬入りしましたし、それから2021年までは、一度に所有する頭数が少ないこともあって、
2015年:1勝・獲得賞金1378万円
2016年:0勝・獲得賞金1378万円
2017年:0勝・獲得賞金0円
2018年:0勝・獲得賞金0円
2019年:3勝・獲得賞金3883万円
2020年:0勝・獲得賞金380万円
2021年:1勝・獲得賞金2113万円
という形で数字が伸び悩んでいましたの。
もちろん、一昨年の大和屋オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は「5勝・獲得賞金8352万円」という成績を残して、前年までを大きく上回っていましたわ。
ただ、昨年は3勝に留まっていたこともあって、獲得賞金が「6104万円」と、一昨年を下回っていましたから、今年を迎えるにあたって、大和屋オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は…
今回は、大和屋暁(やまとや・あかつき)オーナーが宮城Sに出走させる、オシゲについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、大和屋オーナーは、映画監督や脚本家として、「ルパン三世」や「元祖天才バカボン」や「怪物くん」など、数多くのアニメ作品を手掛けて、1993年に亡くなられた大和屋竺(あつし)氏のご子息でして、自身も脚本家として、
「銀魂(ぎんたま)」
「金色のガッシュベル」
「おジャ魔女どれみ」
といった人気アニメ作品から、「天装戦隊ゴセイジャー」などの特撮ヒーロー作品まで、数多くの脚本やシリーズ構成を手掛けていますわね。
その他にも、2015年には、「ジャスタウェイな本・世界最強馬との1640日」、「ふるさと納税完全制覇読本」という二冊の本を刊行するなど、複数の著書が好評を博しているそうですから、「多彩な才能の持ち主」と言えますわ。
JRAの個人馬主資格を取得する前から、大の競馬好きだった大和屋オーナーは、昔から、自身の作品に競馬のシーンや馬名を多く取り入れていましたし、「社台レースホース」の会員として、出資馬ハーツクライが2005年の有馬記念を勝っていて、同馬が2006年のドバイシーマクラシックを制した際には、口取りに参加していましたの。
大和屋オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2011年でして、この年は、「1勝・獲得賞金2498万円」という成績でしたけど、2012年には、ジャスタウェイを出走させたアーリントンCで「初の重賞勝ち」を飾るなど、「2勝・獲得賞金7582万円」と、一気に数字を伸ばしていましたし、2013年には、ジャスタウェイで天皇賞・秋を制し、「初のGI勝ち」を飾るなど、前年を大きく上回る、「2億2414万円」の賞金を獲得していましたわ。
更に2014年は、ジャスタウェイが安田記念と中山記念を制したことなどにより、JRAだけで「3億4440万円」の賞金を獲得していましたし、3月には、同馬がドバイデューティフリー(現在のドバイターフ)を制したことにより、300万ドル(当時のレートで約3億0830万円)の賞金も獲得していましたわね。
ただ、ジャスタウェイは、4着だった2014年の有馬記念を最後に引退していて、その後、「社台スタリオンステーション」で種牡馬入りしましたし、それから2021年までは、一度に所有する頭数が少ないこともあって、
2015年:1勝・獲得賞金1378万円
2016年:0勝・獲得賞金1378万円
2017年:0勝・獲得賞金0円
2018年:0勝・獲得賞金0円
2019年:3勝・獲得賞金3883万円
2020年:0勝・獲得賞金380万円
2021年:1勝・獲得賞金2113万円
という形で数字が伸び悩んでいましたの。
もちろん、一昨年の大和屋オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は「5勝・獲得賞金8352万円」という成績を残して、前年までを大きく上回っていましたわ。
ただ、昨年は3勝に留まっていたこともあって、獲得賞金が「6104万円」と、一昨年を下回っていましたから、今年を迎えるにあたって、大和屋オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は…
![icon35.jpg](/img/insider/icon35.jpg)
発信者:調教師情報部・栗東飼料業者J
掲載日:2024/07/11 (木) 16:52
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館2歳S
見出し:小学校の卒業アルバムに「ダービーを勝ちたい」と書いとったんや
掲載日:2024/07/11 (木) 16:52
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館2歳S
見出し:小学校の卒業アルバムに「ダービーを勝ちたい」と書いとったんや
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牧草は、元々、草食動物の馬にとって、必要不可欠な飼料やし、腸の健康を維持するためには、「毎日、体重の1%以上の牧草を食わせた方がエエ」と言われとるんや。
さて、ここから本題に入るんやけど、今回は、梅田智之先生の厩舎が函館2歳Sに使う、ヒデノブルースカイについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、梅田智之先生は、2015年の2月に調教師を引退した梅田康雄先生の息子さんで、康雄先生の厩舎は、ダイタクヘリオスで1991年と1992年のマイルCSを連覇するなど、重賞を8勝しとりましたな。
武豊騎手の1つ年下で、同じ小学校と中学校に通っとって、小学校の卒業アルバムに、「騎手になって、ダービーを勝ちたい」と書いとった智之先生は、結局、親父さんと同じ調教師を目指すことになって、1995年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年からずっと、西橋豊治厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んどりました。
ちなみに、その頃の西橋厩舎には、1999年の桜花賞を勝って、オークスで3着に入ったプリモディーネなどがおったんですわ。
そんで、2006年に調教師の試験に受かった智之先生は、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
それから、最初の年こそ9勝止まりやったけど、2年目からは、2008年が12勝、2009年が18勝、2010年が16勝、2011年が11勝と、コンスタントに2桁の勝ち星を上げとったし、その後は、
2012年→19勝・獲得賞金4億5880万円
2013年→17勝・獲得賞金4億8376万円
2014年→21勝・獲得賞金4億3749万円
っちゅう成績を残しとって、2012年は、ショウナンマイティを使った産経大阪杯で、初めての重賞勝ちを飾っとって、2014年は、アドマイヤラクティを使ったオーストラリアのコーフィールドCで、初めてのG1勝ちを海外で飾っとります。
そんで2015年は、レッツゴードンキで桜花賞を勝つなど、今までで一番多い「30勝」を上げとって、「5億7590万円」の賞金を稼いどったし、2019年までの4年間も、
2016年→20勝・獲得賞金4億0778万円
2017年→17勝・獲得賞金5億8061万円
2018年→27勝・獲得賞金5億7622万円
2019年→17勝・獲得賞金4億8051万円
っちゅう安定した成績を残しとりました。
ただ…
さて、ここから本題に入るんやけど、今回は、梅田智之先生の厩舎が函館2歳Sに使う、ヒデノブルースカイについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、梅田智之先生は、2015年の2月に調教師を引退した梅田康雄先生の息子さんで、康雄先生の厩舎は、ダイタクヘリオスで1991年と1992年のマイルCSを連覇するなど、重賞を8勝しとりましたな。
武豊騎手の1つ年下で、同じ小学校と中学校に通っとって、小学校の卒業アルバムに、「騎手になって、ダービーを勝ちたい」と書いとった智之先生は、結局、親父さんと同じ調教師を目指すことになって、1995年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年からずっと、西橋豊治厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んどりました。
ちなみに、その頃の西橋厩舎には、1999年の桜花賞を勝って、オークスで3着に入ったプリモディーネなどがおったんですわ。
そんで、2006年に調教師の試験に受かった智之先生は、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
それから、最初の年こそ9勝止まりやったけど、2年目からは、2008年が12勝、2009年が18勝、2010年が16勝、2011年が11勝と、コンスタントに2桁の勝ち星を上げとったし、その後は、
2012年→19勝・獲得賞金4億5880万円
2013年→17勝・獲得賞金4億8376万円
2014年→21勝・獲得賞金4億3749万円
っちゅう成績を残しとって、2012年は、ショウナンマイティを使った産経大阪杯で、初めての重賞勝ちを飾っとって、2014年は、アドマイヤラクティを使ったオーストラリアのコーフィールドCで、初めてのG1勝ちを海外で飾っとります。
そんで2015年は、レッツゴードンキで桜花賞を勝つなど、今までで一番多い「30勝」を上げとって、「5億7590万円」の賞金を稼いどったし、2019年までの4年間も、
2016年→20勝・獲得賞金4億0778万円
2017年→17勝・獲得賞金5億8061万円
2018年→27勝・獲得賞金5億7622万円
2019年→17勝・獲得賞金4億8051万円
っちゅう安定した成績を残しとりました。
ただ…
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発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/07/11 (木) 15:08
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館記念
見出し:東京農工大学の農学部を卒業しているんですよ
掲載日:2024/07/11 (木) 15:08
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館記念
見出し:東京農工大学の農学部を卒業しているんですよ
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どうもこんにちは。
今回は、国枝栄君の厩舎が函館記念に登録している、ハヤヤッコについての報告となります。
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎さんと言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので8勝止まりでしたが、その後は、2年目が9勝、3年目と4年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞勝ちを飾っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを22勝、重賞を67勝もしていて、去年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めて海外のG1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍によって、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、一昨年までの3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、毎年、10億円以上の賞金を稼いでいました。
そして一昨年は、7月2日(土)に節目の「JRA通算1000勝」を達成しましたけど、全体では、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも2021年までを大きく下回ってしまいましたし、去年も、サクセッションで新潟ジャンプSを、フィアスプライドでターコイズSを勝つなど、全部で41勝を上げていますけど、GⅠに2回しか馬を使えなかったことなどから、稼いだ賞金は「8億0741万円」と、やはり2021年までの数字を大きく下回ってしまったんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって国枝君は…
今回は、国枝栄君の厩舎が函館記念に登録している、ハヤヤッコについての報告となります。
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎さんと言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので8勝止まりでしたが、その後は、2年目が9勝、3年目と4年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞勝ちを飾っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを22勝、重賞を67勝もしていて、去年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めて海外のG1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍によって、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、一昨年までの3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、毎年、10億円以上の賞金を稼いでいました。
そして一昨年は、7月2日(土)に節目の「JRA通算1000勝」を達成しましたけど、全体では、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも2021年までを大きく下回ってしまいましたし、去年も、サクセッションで新潟ジャンプSを、フィアスプライドでターコイズSを勝つなど、全部で41勝を上げていますけど、GⅠに2回しか馬を使えなかったことなどから、稼いだ賞金は「8億0741万円」と、やはり2021年までの数字を大きく下回ってしまったんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって国枝君は…
![icon54.jpg](/img/insider/icon54.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/07/11 (木) 14:36
対象レース:2024/07/13(土)函館11R・函館2歳S
見出し:メジロティターンの厩舎から乗り役としてデビューしています
掲載日:2024/07/11 (木) 14:36
対象レース:2024/07/13(土)函館11R・函館2歳S
見出し:メジロティターンの厩舎から乗り役としてデビューしています
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
7月7日(日)に、岐阜県の養老鉄道で、「冷酒列車」が走りました。
これは、毎年2月に走っている「枡酒列車」の夏バージョンで、大垣市特産の木枡を使って、養老線沿いにある蔵元が醸造した日本酒を車内で楽しめる企画になっていますし、お酒の他に、おつまみセットも付いてきますから、あと5回ある運転日に乗れる人は、存分に楽しめるのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、菊川正達君が函館2歳Sに登録している、シュードタキライトについての報告です。
皆さんもよく知っている通り、菊川君は、天皇賞・秋など、重賞を3勝したメジロティターンを管理していたことでお馴染みだった尾形盛次厩舎から、1982年に乗り役としてデビューしています。
1988年には、盛次先生の長男の充弘さんの厩舎に移って、1998年には、柴崎勇厩舎に移っていて、その年の4月に乗り役を引退するまで、通算63勝という成績を残しました。
それから菊川君は、柴崎厩舎で調教助手をやって、2000年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しています。
最初の年は、「3勝・獲得賞金6280万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が「7勝・獲得賞金9624万円」、3年目が「10勝・獲得賞金1億2663万円」という形で順調に数字を伸ばしていましたし、2006年には、「24勝・3億2581万円」という成績を残していました。
2010年には、コスモヘレノスを使ったステイヤーズSで、乗り役時代には縁がなかった重賞を初めて勝つと、その後も、スイートサルサを使った2015年の福島牝馬S、コマノインパルスを使った2017年の京成杯、リンゴアメを使った2020年の函館2歳S、オセアグレイトを使った2020年のステイヤーズSを勝っていて、今までに全部で重賞を5勝しています。
2014年の菊川君は、22勝を上げて、「3億3705万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2019年→18勝・獲得賞金2億5178万円
2020年→9勝・獲得賞金2億4080万円
2021年→10勝・獲得賞金1億5834万円
2022年→13勝・獲得賞金2億2189万円
2023年→9勝・獲得賞金2億0352万円
という物足りない数字が続いています。
もちろん、今年を迎えるにあたって菊川君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに…
これは、毎年2月に走っている「枡酒列車」の夏バージョンで、大垣市特産の木枡を使って、養老線沿いにある蔵元が醸造した日本酒を車内で楽しめる企画になっていますし、お酒の他に、おつまみセットも付いてきますから、あと5回ある運転日に乗れる人は、存分に楽しめるのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、菊川正達君が函館2歳Sに登録している、シュードタキライトについての報告です。
皆さんもよく知っている通り、菊川君は、天皇賞・秋など、重賞を3勝したメジロティターンを管理していたことでお馴染みだった尾形盛次厩舎から、1982年に乗り役としてデビューしています。
1988年には、盛次先生の長男の充弘さんの厩舎に移って、1998年には、柴崎勇厩舎に移っていて、その年の4月に乗り役を引退するまで、通算63勝という成績を残しました。
それから菊川君は、柴崎厩舎で調教助手をやって、2000年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しています。
最初の年は、「3勝・獲得賞金6280万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が「7勝・獲得賞金9624万円」、3年目が「10勝・獲得賞金1億2663万円」という形で順調に数字を伸ばしていましたし、2006年には、「24勝・3億2581万円」という成績を残していました。
2010年には、コスモヘレノスを使ったステイヤーズSで、乗り役時代には縁がなかった重賞を初めて勝つと、その後も、スイートサルサを使った2015年の福島牝馬S、コマノインパルスを使った2017年の京成杯、リンゴアメを使った2020年の函館2歳S、オセアグレイトを使った2020年のステイヤーズSを勝っていて、今までに全部で重賞を5勝しています。
2014年の菊川君は、22勝を上げて、「3億3705万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2019年→18勝・獲得賞金2億5178万円
2020年→9勝・獲得賞金2億4080万円
2021年→10勝・獲得賞金1億5834万円
2022年→13勝・獲得賞金2億2189万円
2023年→9勝・獲得賞金2億0352万円
という物足りない数字が続いています。
もちろん、今年を迎えるにあたって菊川君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに…
![icon23.jpg](/img/insider/icon23.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2024/07/09 (火) 12:43
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館記念
見出し:「リーマン・ブラザーズ」に移籍したものの…
掲載日:2024/07/09 (火) 12:43
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館記念
見出し:「リーマン・ブラザーズ」に移籍したものの…
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
先日、創作料理の「ナリサワ」(東京都港区南青山)に行く機会がございました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、19歳で料理の世界に入り、8年間ヨーロッパ各国で修行を積んだ成澤由浩シェフが率いるこのお店では、「イノベーティブ里山キュイジーヌ(革新的里山料理)」と銘打った、フレンチでも和食でもない、独自の世界観を持った料理を提供しております。
目の前の石窯で焼くパンから始まり、全部で10品ほどあるコース料理は、最後まで驚きの連続で、私もそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、田原邦男オーナーが函館記念に登録している、オニャンコポンに関する報告です。
田原オーナーは、福田赳夫氏や中曽根康弘氏など、歴代の内閣総理大臣を輩出している群馬県立高崎高校から慶應義塾大学の経済学部に進み、卒業後は、1991年に「ゴールドマン・サックス証券」の所属となり、2002年には同社のマネージングディレクターに就任しておりましたが、2008年、「リーマン・ブラザーズ・ホールディングス」に移籍しております。
しかし、田原オーナーが移った直後、同社は「リーマン・ショック」により倒産してしまい、その後は、「バークレイズ証券」のエクイティトレーディング本部長を経て、2015年の10月には、「ゆうちょ銀行」の常務執行役員に就任し、2019年から翌年までは、同行の執行役副社長を務めておりました。
なお、田原オーナーは、神奈川県川崎市に拠点を置き、衣料品専門店「Paseos(パシオス)」を全国に181店舗展開している、「株式会社田原屋」の創業家の出身です。
JRA馬主としての田原オーナーは、2002年、馬主資格を取得し、2003年、実際に馬を走らせ始め、これまでに30頭以上を所有しております。
代表的な存在としては、2008年の秋華賞などを勝ったブラックエンブレムが挙げられるでしょう。
2008年の田原オーナーは、同馬の活躍などにより、「7勝・獲得賞金2億2729万円」という過去最高の成績を残しておりましたが、その後は伸び悩み、特に、2020年までの5年間は、
2016年→1勝・獲得賞金4803万円
2017年→0勝・獲得賞金2070万円
2018年→0勝・獲得賞金803万円
2019年→0勝・獲得賞金650万円
2020年→0勝・獲得賞金258万円
と記せば分かる通り、誰が見ても「物足りない」と言わざるを得ない状況でした。
したがって、2021年の田原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、オニャンコポンを出走させた、9月11日(土)の中山5Rに組まれていた新馬戦で、約5年振りの勝利を飾ると、同馬で11月7日(日)の百日草特別も制し、年末までに「1727万円」の賞金を獲得しており、更に一昨年は、同馬で京成杯を制するなど、「4706万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年は、勝ち星を上げることができず、獲得賞金は「1181万円」と、一昨年を大きく下回っております。
更に今年は…
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、19歳で料理の世界に入り、8年間ヨーロッパ各国で修行を積んだ成澤由浩シェフが率いるこのお店では、「イノベーティブ里山キュイジーヌ(革新的里山料理)」と銘打った、フレンチでも和食でもない、独自の世界観を持った料理を提供しております。
目の前の石窯で焼くパンから始まり、全部で10品ほどあるコース料理は、最後まで驚きの連続で、私もそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、田原邦男オーナーが函館記念に登録している、オニャンコポンに関する報告です。
田原オーナーは、福田赳夫氏や中曽根康弘氏など、歴代の内閣総理大臣を輩出している群馬県立高崎高校から慶應義塾大学の経済学部に進み、卒業後は、1991年に「ゴールドマン・サックス証券」の所属となり、2002年には同社のマネージングディレクターに就任しておりましたが、2008年、「リーマン・ブラザーズ・ホールディングス」に移籍しております。
しかし、田原オーナーが移った直後、同社は「リーマン・ショック」により倒産してしまい、その後は、「バークレイズ証券」のエクイティトレーディング本部長を経て、2015年の10月には、「ゆうちょ銀行」の常務執行役員に就任し、2019年から翌年までは、同行の執行役副社長を務めておりました。
なお、田原オーナーは、神奈川県川崎市に拠点を置き、衣料品専門店「Paseos(パシオス)」を全国に181店舗展開している、「株式会社田原屋」の創業家の出身です。
JRA馬主としての田原オーナーは、2002年、馬主資格を取得し、2003年、実際に馬を走らせ始め、これまでに30頭以上を所有しております。
代表的な存在としては、2008年の秋華賞などを勝ったブラックエンブレムが挙げられるでしょう。
2008年の田原オーナーは、同馬の活躍などにより、「7勝・獲得賞金2億2729万円」という過去最高の成績を残しておりましたが、その後は伸び悩み、特に、2020年までの5年間は、
2016年→1勝・獲得賞金4803万円
2017年→0勝・獲得賞金2070万円
2018年→0勝・獲得賞金803万円
2019年→0勝・獲得賞金650万円
2020年→0勝・獲得賞金258万円
と記せば分かる通り、誰が見ても「物足りない」と言わざるを得ない状況でした。
したがって、2021年の田原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、オニャンコポンを出走させた、9月11日(土)の中山5Rに組まれていた新馬戦で、約5年振りの勝利を飾ると、同馬で11月7日(日)の百日草特別も制し、年末までに「1727万円」の賞金を獲得しており、更に一昨年は、同馬で京成杯を制するなど、「4706万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年は、勝ち星を上げることができず、獲得賞金は「1181万円」と、一昨年を大きく下回っております。
更に今年は…
![icon06.jpg](/img/insider/icon06.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2024/07/09 (火) 11:39
対象レース:2024/07/13(土)函館11R・函館2歳S
見出し:埼玉県内最大級のゴルフ場を経営しております
掲載日:2024/07/09 (火) 11:39
対象レース:2024/07/13(土)函館11R・函館2歳S
見出し:埼玉県内最大級のゴルフ場を経営しております
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
7月26日(金)から8月11日(日)まで、フランスでは「パリオリンピック」が開催されます。
ラグビーの日本代表は、今月、13日(土)にジョージア代表、21日(日)にフランス代表と練習試合を行う予定となっており、ここを勝って、オリンピックに向けて勢いを付けられるのか、最後まで目が離せません。
なお、私が「函館2歳Sで注目すべき存在」と考えているのは、西山茂行オーナーが登録しているニシノラヴァンダです。
西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎました。
その後は、2008年に、ニシノフラワーなど約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。
なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。
西山オーナーは、確か1986年からJRAで馬を走らせている大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の調査委員長を務めております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン、2016年と2017年の京阪杯を制したネロ、2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ、2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと一昨年の中山大障害を制したニシノデイジーといった名前が挙げられるでしょう。
2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2021年までの3年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円
と、物足りない数字に留まっていたため、一昨年の西山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、先述した通り、ニシノデイジーが中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しておりました。
そして昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、一昨年を上回っております。
その上…
ラグビーの日本代表は、今月、13日(土)にジョージア代表、21日(日)にフランス代表と練習試合を行う予定となっており、ここを勝って、オリンピックに向けて勢いを付けられるのか、最後まで目が離せません。
なお、私が「函館2歳Sで注目すべき存在」と考えているのは、西山茂行オーナーが登録しているニシノラヴァンダです。
西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎました。
その後は、2008年に、ニシノフラワーなど約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。
なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。
西山オーナーは、確か1986年からJRAで馬を走らせている大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の調査委員長を務めております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン、2016年と2017年の京阪杯を制したネロ、2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ、2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと一昨年の中山大障害を制したニシノデイジーといった名前が挙げられるでしょう。
2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2021年までの3年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円
と、物足りない数字に留まっていたため、一昨年の西山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、先述した通り、ニシノデイジーが中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しておりました。
そして昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、一昨年を上回っております。
その上…
![icon04.jpg](/img/insider/icon04.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/07/08 (月) 19:07
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館記念
見出し:代表はNHKのワシントン支局長を務めておりました
掲載日:2024/07/08 (月) 19:07
対象レース:2024/07/14(日)函館11R・函館記念
見出し:代表はNHKのワシントン支局長を務めておりました
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
本日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比131円67銭安の4万780円70銭で取引を終えておりました。
多くの投資家が、短期的な過熱感を警戒していることなどから、様子見ムードが強くなっておりましたので、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、キャロットファームが函館記念に登録している、グランディアに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。
更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は…
多くの投資家が、短期的な過熱感を警戒していることなどから、様子見ムードが強くなっておりましたので、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、キャロットファームが函館記念に登録している、グランディアに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。
更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は…
![icon12.jpg](/img/insider/icon12.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/07/06 (土) 18:29
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長ですわね
掲載日:2024/07/06 (土) 18:29
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長ですわね
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
皆さんごきげんよう。
今回は、寺田寿男オーナーがプロキオンSに出走させる、ハピについての報告をしておきますわ。
寺田寿男オーナーの本業は、大阪府の大阪市中央区に本社を構えている、「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長であり、現在、同社の名誉会長を努めているのは、寿男オーナーの奥様で、同じくJRAの馬主でもある寺田千代乃オーナーですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたわ。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴って、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更していますわね。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加え、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業を展開し、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
といった系列企業を有するまでに成長していて、一昨年の1月1日(土)には、引越事業が中核であることを明確にするため、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
2023年9月期の決算では、「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」を記録していて、現在はグループ全体で3700名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から二人三脚で大きく成長させたオーナー夫妻のことは、多くの方が尊敬しているのでしょうね。
馬主としての寿男オーナーは、私が確認しましたところ、1999年にJRAで馬を走らせ始めていて、これまでに100頭以上を所有していますし、一昨年は6勝を上げ、過去最高となる「1億4605万円」の賞金を獲得していましたの。
そして昨年は、7勝を上げましたけど、特別レースを勝てなかったことなどから、獲得賞金は「1億0303万円」と、一昨年を下回ってしまいましたわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって寿男オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年はアウトレンジで梅田Sを制するなど、先週までに5勝を上げていて、その他にも…
今回は、寺田寿男オーナーがプロキオンSに出走させる、ハピについての報告をしておきますわ。
寺田寿男オーナーの本業は、大阪府の大阪市中央区に本社を構えている、「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長であり、現在、同社の名誉会長を努めているのは、寿男オーナーの奥様で、同じくJRAの馬主でもある寺田千代乃オーナーですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたわ。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴って、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更していますわね。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加え、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業を展開し、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
といった系列企業を有するまでに成長していて、一昨年の1月1日(土)には、引越事業が中核であることを明確にするため、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
2023年9月期の決算では、「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」を記録していて、現在はグループ全体で3700名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から二人三脚で大きく成長させたオーナー夫妻のことは、多くの方が尊敬しているのでしょうね。
馬主としての寿男オーナーは、私が確認しましたところ、1999年にJRAで馬を走らせ始めていて、これまでに100頭以上を所有していますし、一昨年は6勝を上げ、過去最高となる「1億4605万円」の賞金を獲得していましたの。
そして昨年は、7勝を上げましたけど、特別レースを勝てなかったことなどから、獲得賞金は「1億0303万円」と、一昨年を下回ってしまいましたわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって寿男オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年はアウトレンジで梅田Sを制するなど、先週までに5勝を上げていて、その他にも…
![icon02.jpg](/img/insider/icon02.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/07/06 (土) 17:34
対象レース:2024/07/07(日)函館11R・五稜郭S
見出し:2024年3月期の売上高は「384億6600万円」でした
掲載日:2024/07/06 (土) 17:34
対象レース:2024/07/07(日)函館11R・五稜郭S
見出し:2024年3月期の売上高は「384億6600万円」でした
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
「パリオリンピック」に出場するゴルフの日本代表は、男子が松山英樹選手と中島啓太選手、女子が笹生優花選手と山下美夢有選手に決定しました。
来月に迫った本番に於いて、この四名がどんなプレーを見せてくれるのか、大いに期待したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は金子真人(まこと)オーナーが五稜郭Sに出走させる、ミスフィガロについての報告をしておきます。
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2021年までの5年間は、
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
更に、今年も悪い流れが続いており、チャックネイトでアメリカJCCを制し、ヨーホーレイクで鳴尾記念を制しているものの、勝利数が13勝に留まっていることなどから、獲得賞金が「4億2412万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在の金子オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず…
来月に迫った本番に於いて、この四名がどんなプレーを見せてくれるのか、大いに期待したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は金子真人(まこと)オーナーが五稜郭Sに出走させる、ミスフィガロについての報告をしておきます。
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2021年までの5年間は、
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
更に、今年も悪い流れが続いており、チャックネイトでアメリカJCCを制し、ヨーホーレイクで鳴尾記念を制しているものの、勝利数が13勝に留まっていることなどから、獲得賞金が「4億2412万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在の金子オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず…
![icon03.jpg](/img/insider/icon03.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師I
掲載日:2024/07/06 (土) 16:52
対象レース:2024/07/07(日)福島11R・七夕賞
見出し:鹿児島南高校と酪農学園大学を卒業しとるんや
掲載日:2024/07/06 (土) 16:52
対象レース:2024/07/07(日)福島11R・七夕賞
見出し:鹿児島南高校と酪農学園大学を卒業しとるんや
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
先週の北九州記念は、安田翔伍君が使っとったピューロマジックが勝って、ワシらに馬連5980円っちゅうオイシイ馬券を取らせてくれましたな。
今年の3月に定年で調教師を引退した安田隆行君の次男で、2002年に競馬学校の厩務員課程に入った翔伍君は、次の年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、調教師の試験に受かった2016年まで、ずっと安田隆行厩舎におったんや。
で、それから去年までは、東京大賞典を3連覇したオメガパフュームが、地方だけで5億円以上の賞金を稼いどったし、JRAでも、ジャスティンカフェを使った去年のエプソムCとか、重賞を7勝しとりましたな。
それに今年は、ダノンデサイルでダービーを勝つなど、もう重賞を4勝もしとるし、こうやってエエ結果を残しとる理由は、親父さんの厩舎で学んだことをしっかり活かせとるからなんやろ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、鮫島一歩君が七夕賞に使う、リフレーミングのことを報告しとくで。
鮫島君は、鹿児島南高校の馬術部に入っとって、そん時に教わっとった先生は、鹿児島市で「上村乗馬苑」を経営しとって、「トシ」の冠名でお馴染みやった、故・上村叶(かみむら・かなえ)オーナーやったそうですわ。
鮫島君は、元々、ブラジルで酪農に関わる仕事がしたかったそうで、高校を卒業してから、北海道の江別市にある酪農学園大学の酪農科に入ったんやけど、やっぱり馬に乗りたくなって、大学でも馬術部に入ったんや。
大学を卒業した後は、1979年の4月から、調教師の試験に受かった1999年の2月まで、ずっと増本豊厩舎で調教助手をやっとりました。
ちなみに、一昨年の根岸Sを勝ったテイエムサウスダンとかでお馴染みの飯田雄三君は、鮫島君と酪農学園大学の同期で、鮫島君より一足先に増本厩舎で調教助手をやっとりましたな。
そんで、2000年の3月に開業した鮫島君は、初めの年が10勝止まりやったけど、次の年からは毎年のように20勝以上を記録しとるし、シルクフェイマスを使った2004年の日経新春杯で初めて重賞を勝つと、その後も、リトルゲルダを使った2014年のセントウルSや、ソルヴェイグを使った2016年のフィリーズレビューとかを勝っとって、2017年は、モズカッチャンを使ったエリザベス女王杯で初めてのGI勝ちを飾っとったし、他も入れたら今までに25回も重賞を勝っとるんですわ。
こういう風にエエ成績を残せとるんは、増本厩舎で調教助手をやっとった頃に、京都記念と阪神大賞典を勝ったダイナカーペンターとか、高松宮記念など、重賞を4つも勝ったマサラッキとか、走る馬を間近で見とった経験をキッチリ活かせとるからなんやろ。
2006年の鮫島君は、開業してから一番多い41勝を上げて、「6億3437万円」の賞金を稼いで、「優秀調教師賞」をもらっとったし、2017年は、さっき書いた通りで、モズカッチャンを使ったエリザベス女王杯で初めてGIを勝つなど、29勝を上げて、今までで一番多い「7億6764万円」の賞金を稼いどったんや。
けど…
今年の3月に定年で調教師を引退した安田隆行君の次男で、2002年に競馬学校の厩務員課程に入った翔伍君は、次の年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、調教師の試験に受かった2016年まで、ずっと安田隆行厩舎におったんや。
で、それから去年までは、東京大賞典を3連覇したオメガパフュームが、地方だけで5億円以上の賞金を稼いどったし、JRAでも、ジャスティンカフェを使った去年のエプソムCとか、重賞を7勝しとりましたな。
それに今年は、ダノンデサイルでダービーを勝つなど、もう重賞を4勝もしとるし、こうやってエエ結果を残しとる理由は、親父さんの厩舎で学んだことをしっかり活かせとるからなんやろ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、鮫島一歩君が七夕賞に使う、リフレーミングのことを報告しとくで。
鮫島君は、鹿児島南高校の馬術部に入っとって、そん時に教わっとった先生は、鹿児島市で「上村乗馬苑」を経営しとって、「トシ」の冠名でお馴染みやった、故・上村叶(かみむら・かなえ)オーナーやったそうですわ。
鮫島君は、元々、ブラジルで酪農に関わる仕事がしたかったそうで、高校を卒業してから、北海道の江別市にある酪農学園大学の酪農科に入ったんやけど、やっぱり馬に乗りたくなって、大学でも馬術部に入ったんや。
大学を卒業した後は、1979年の4月から、調教師の試験に受かった1999年の2月まで、ずっと増本豊厩舎で調教助手をやっとりました。
ちなみに、一昨年の根岸Sを勝ったテイエムサウスダンとかでお馴染みの飯田雄三君は、鮫島君と酪農学園大学の同期で、鮫島君より一足先に増本厩舎で調教助手をやっとりましたな。
そんで、2000年の3月に開業した鮫島君は、初めの年が10勝止まりやったけど、次の年からは毎年のように20勝以上を記録しとるし、シルクフェイマスを使った2004年の日経新春杯で初めて重賞を勝つと、その後も、リトルゲルダを使った2014年のセントウルSや、ソルヴェイグを使った2016年のフィリーズレビューとかを勝っとって、2017年は、モズカッチャンを使ったエリザベス女王杯で初めてのGI勝ちを飾っとったし、他も入れたら今までに25回も重賞を勝っとるんですわ。
こういう風にエエ成績を残せとるんは、増本厩舎で調教助手をやっとった頃に、京都記念と阪神大賞典を勝ったダイナカーペンターとか、高松宮記念など、重賞を4つも勝ったマサラッキとか、走る馬を間近で見とった経験をキッチリ活かせとるからなんやろ。
2006年の鮫島君は、開業してから一番多い41勝を上げて、「6億3437万円」の賞金を稼いで、「優秀調教師賞」をもらっとったし、2017年は、さっき書いた通りで、モズカッチャンを使ったエリザベス女王杯で初めてGIを勝つなど、29勝を上げて、今までで一番多い「7億6764万円」の賞金を稼いどったんや。
けど…
![icon24.jpg](/img/insider/icon24.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/07/05 (金) 18:25
対象レース:2024/07/06(土)小倉11R・釜山S
見出し:熊本県でサプリメントの販売を手掛けている企業の社長です
掲載日:2024/07/05 (金) 18:25
対象レース:2024/07/06(土)小倉11R・釜山S
見出し:熊本県でサプリメントの販売を手掛けている企業の社長です
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
皆さまお元気ですか。
今回は、沼川一彦オーナーが釜山Sに出走させる、ペプチドヤマトについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、沼川オーナーの本業は、熊本県の熊本市東区に本社を構え、サプリメントの販売を主な業務としている、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表取締役社長です。
同社の看板商品であり、社名にもなっている「ペプチドプリマ」とは、新鮮なサバのうろこや骨や目玉など、ほぼ全ての部分から、酵素を用いた特殊製法で「ペプチド酸」を抽出したサプリメント飲料でして、老化防止などの効果が大きいと評判になっており、2005年に沼川オーナーは、「もっと多くの方に、この素晴らしい成分を紹介したい」との思いから、「サバペプチドで若返る、元気になる」(総合法令出版)という書籍を出版しておりました。
この「ペプチドプリマ」のことは、多くの方が知るコンサルタント企業、「船井総研」こと「株式会社船井総合研究所」の創業者であり、2014年の1月に他界した船井幸雄氏が生前に絶賛しており、同研究所でも販売を手掛けておりましたので、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表を務めている沼川オーナーは、「サプリメント業界の主要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての沼川オーナーは、2001年からJRAで馬を走らせていて、これまでに50頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2006年の高砂特別や2008年の鳴門Sなどを制し、「1億0849万円」の賞金を獲得したビッグジェムや、2008年の貴船Sや2009年のすばるSなどを制し、「9276万円」の賞金を獲得したペプチドルビーなどが挙げられます。
2021年の沼川オーナーは、ペプチドバンブーが名鉄杯を制するなど、キャリアハイとなる「13勝」を上げ、「1億6519万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし一昨年は、「6勝・獲得賞金8925万円」と、前年を大きく下回っておりましたので、昨年の沼川オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年はペプチドナイルがオープンの大沼SとマリーンSを制するなど、獲得賞金が1億6413万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして、今年も…
今回は、沼川一彦オーナーが釜山Sに出走させる、ペプチドヤマトについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、沼川オーナーの本業は、熊本県の熊本市東区に本社を構え、サプリメントの販売を主な業務としている、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表取締役社長です。
同社の看板商品であり、社名にもなっている「ペプチドプリマ」とは、新鮮なサバのうろこや骨や目玉など、ほぼ全ての部分から、酵素を用いた特殊製法で「ペプチド酸」を抽出したサプリメント飲料でして、老化防止などの効果が大きいと評判になっており、2005年に沼川オーナーは、「もっと多くの方に、この素晴らしい成分を紹介したい」との思いから、「サバペプチドで若返る、元気になる」(総合法令出版)という書籍を出版しておりました。
この「ペプチドプリマ」のことは、多くの方が知るコンサルタント企業、「船井総研」こと「株式会社船井総合研究所」の創業者であり、2014年の1月に他界した船井幸雄氏が生前に絶賛しており、同研究所でも販売を手掛けておりましたので、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表を務めている沼川オーナーは、「サプリメント業界の主要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての沼川オーナーは、2001年からJRAで馬を走らせていて、これまでに50頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2006年の高砂特別や2008年の鳴門Sなどを制し、「1億0849万円」の賞金を獲得したビッグジェムや、2008年の貴船Sや2009年のすばるSなどを制し、「9276万円」の賞金を獲得したペプチドルビーなどが挙げられます。
2021年の沼川オーナーは、ペプチドバンブーが名鉄杯を制するなど、キャリアハイとなる「13勝」を上げ、「1億6519万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし一昨年は、「6勝・獲得賞金8925万円」と、前年を大きく下回っておりましたので、昨年の沼川オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年はペプチドナイルがオープンの大沼SとマリーンSを制するなど、獲得賞金が1億6413万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして、今年も…
![icon05.jpg](/img/insider/icon05.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/07/05 (金) 17:36
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:体重が落ちん時は血を抜いとったんですわ
掲載日:2024/07/05 (金) 17:36
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:体重が落ちん時は血を抜いとったんですわ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
最近は暑い日が続いとるんで、熱中症にならんよう、気を付けなアカンやろ。
熱中症は、暑い場所にずっといたりして、身体が体温を調整できんようになってしまうことで、こまめな水分補給とか、なるべく日陰を歩くようにするとか、熱さから身体を守ることが大事やし、最近は、外におっても熱中症対策ができるように、首元だけを冷やすグッズとか、手持ちサイズの扇風機とかが売ってたりするんで、こういう道具を使うのもオススメなんですわ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、川村禎彦(よしひこ)君がプロキオンSに使う、ブルーサンについての報告をしときましょう。
皆さんもよう知っとる通り、川村君は、中学を出た後、1976年に、1979年のオークスを勝ったアグネスレディーとかを管理しとった長浜彦三郎さんの厩舎で騎手候補生になって、1978年に乗り役としてデビューしとりましたな。
乗り役時代の彼は、ポットヒーローに乗った1984年の京都大障害・秋(今の京都ハイジャンプ)を勝っとるけ
ど、1987年に引退するまで、全部で439戦して48勝っちゅう成績やったんですわ。
体の大きかった川村君は、減量に苦労しとって、どうしても体重が落ちん時は血を抜いたりもしとったから、それが早めに引退するきっかけになったんやろ。
そんでもって、引退してからの彼は、吉永猛さん(1992年の阪神3歳牝馬Sを勝ったスエヒロジョウオーなどを管理)の厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、2年目に13勝を上げてから、一昨年以外は10勝以上をキープしとるし、先週までに全部で425勝(JRAのみ)を上げとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を管理する方が合っとるんでしょうな。
2001年の川村君は、22勝を上げて、今までで一番多い「4億2101万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは、2001年の賞金を一度も超えとらんし、去年までの5年間も、
2019年→10勝・獲得賞金2億6222万円
2020年→17勝・獲得賞金3億2604万円
2021年→16勝・獲得賞金2億6124万円
2022年→8勝・獲得賞金1億5965万円
2023年→14勝・獲得賞金2億4800万円
っちゅう形で、誰が見ても物足りない数字に留まっとります。
そんで今年は…
熱中症は、暑い場所にずっといたりして、身体が体温を調整できんようになってしまうことで、こまめな水分補給とか、なるべく日陰を歩くようにするとか、熱さから身体を守ることが大事やし、最近は、外におっても熱中症対策ができるように、首元だけを冷やすグッズとか、手持ちサイズの扇風機とかが売ってたりするんで、こういう道具を使うのもオススメなんですわ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、川村禎彦(よしひこ)君がプロキオンSに使う、ブルーサンについての報告をしときましょう。
皆さんもよう知っとる通り、川村君は、中学を出た後、1976年に、1979年のオークスを勝ったアグネスレディーとかを管理しとった長浜彦三郎さんの厩舎で騎手候補生になって、1978年に乗り役としてデビューしとりましたな。
乗り役時代の彼は、ポットヒーローに乗った1984年の京都大障害・秋(今の京都ハイジャンプ)を勝っとるけ
ど、1987年に引退するまで、全部で439戦して48勝っちゅう成績やったんですわ。
体の大きかった川村君は、減量に苦労しとって、どうしても体重が落ちん時は血を抜いたりもしとったから、それが早めに引退するきっかけになったんやろ。
そんでもって、引退してからの彼は、吉永猛さん(1992年の阪神3歳牝馬Sを勝ったスエヒロジョウオーなどを管理)の厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、2年目に13勝を上げてから、一昨年以外は10勝以上をキープしとるし、先週までに全部で425勝(JRAのみ)を上げとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を管理する方が合っとるんでしょうな。
2001年の川村君は、22勝を上げて、今までで一番多い「4億2101万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは、2001年の賞金を一度も超えとらんし、去年までの5年間も、
2019年→10勝・獲得賞金2億6222万円
2020年→17勝・獲得賞金3億2604万円
2021年→16勝・獲得賞金2億6124万円
2022年→8勝・獲得賞金1億5965万円
2023年→14勝・獲得賞金2億4800万円
っちゅう形で、誰が見ても物足りない数字に留まっとります。
そんで今年は…
![icon22.jpg](/img/insider/icon22.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/07/05 (金) 16:43
対象レース:2024/07/06(土)函館11R・マリーンS
見出し:俳優の役所広司さんをテレビCMに起用しておりました
掲載日:2024/07/05 (金) 16:43
対象レース:2024/07/06(土)函館11R・マリーンS
見出し:俳優の役所広司さんをテレビCMに起用しておりました
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーがマリーンSに出走させる、ホウオウルーレットのことでございます。
小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」(現・株式会社リンク・インタラック)を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、9のグループ会社を有し、2023年12月期の売上高が「339億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に2021年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、キャリアハイの勝利数となっておりました。
しかし一昨年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年は22勝を上げ、獲得賞金は「5億5225万円」と、一昨年を上回るキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
今回、私がご報告させていただきますのは、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーがマリーンSに出走させる、ホウオウルーレットのことでございます。
小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」(現・株式会社リンク・インタラック)を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、9のグループ会社を有し、2023年12月期の売上高が「339億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に2021年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、キャリアハイの勝利数となっておりました。
しかし一昨年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年は22勝を上げ、獲得賞金は「5億5225万円」と、一昨年を上回るキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
![icon11.jpg](/img/insider/icon11.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2024/07/05 (金) 14:01
対象レース:2024/07/06(土)福島11R・鶴ヶ城S
見出し:仙台を拠点に不動産事業などを手掛けております
掲載日:2024/07/05 (金) 14:01
対象レース:2024/07/06(土)福島11R・鶴ヶ城S
見出し:仙台を拠点に不動産事業などを手掛けております
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
本日の東京為替市場における円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比44銭の円高・ドル安となる、1ドル=160円83~85銭となっておりました。
昨日までに続き、日米の政策金利差を背景とした、円を売りドルを買う動きがやや優勢となっておりますので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、久保田定(さだむ)オーナーが鶴ヶ城Sに出走させる、オンザラインについての報告をしておきましょう。
久保田オーナーの本業は、宮城県仙台市青葉区に本社を構え、不動産開発や太陽光発電事業などを手掛けている、「久保田ホールディングス」の代表取締役です。
同社は、1952年に「株式会社久保田本店」として設立され、2015年の3月2日(月)に久保田オーナーが持ち株会社である「久保田ホールディングス」としており、発足当初の関連会社は、
・宮城県仙台市を中心に不動産の売買や貸会議室などの経営を手掛ける「株式会社久保田本店」
・不動産の管理業者太陽光発電事業などを手掛ける「株式会社フロマージュ」
・費用負担削減と省エネ化を目指した電機関連の事業を手掛ける「株式会社シリウス」
の3社のみでしたが、現在は、
・埼玉県さいたま市を中心に不動産事業などを手掛ける「株式会社アトラス住販」
・仙台市営地下鉄「勾当台公園」の前に商業ビルを展開している「東一センタービル株式会社」
・福島県郡山市を中心に貸事務所や賃貸マンションを展開している「株式会社ビッグアイエステート」
の3社も擁しております。
そして、これらの内、「主要事業」と言える「株式会社久保田本店」は、2024年3月の時点に於いて、商業ビルを15棟、住宅棟を9棟、太陽光発電所を14施設も有しており、昨年の年間売上高が「45億1400万円」を記録する大企業となっておりますので、同社をここまで発展させた久保田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての久保田オーナーは、私が確認したところ、2000年から地方で馬を走らせており、JRAで馬を走らせ始めたのは2009年で、これまでに20頭ほどを所有しております。
一昨年までの3年間、久保田オーナーは、
2020年→1勝・獲得賞金992万円
2021年→5勝・獲得賞金2241万円
2022年→2勝・獲得賞金6260万円
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、一昨年は、獲得賞金がキャリアハイとなっておりました。
ただ、昨年は、獲得賞金が「3013万円」と、一昨年を大きく下回っており、尚且つ、今年は…
昨日までに続き、日米の政策金利差を背景とした、円を売りドルを買う動きがやや優勢となっておりますので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、久保田定(さだむ)オーナーが鶴ヶ城Sに出走させる、オンザラインについての報告をしておきましょう。
久保田オーナーの本業は、宮城県仙台市青葉区に本社を構え、不動産開発や太陽光発電事業などを手掛けている、「久保田ホールディングス」の代表取締役です。
同社は、1952年に「株式会社久保田本店」として設立され、2015年の3月2日(月)に久保田オーナーが持ち株会社である「久保田ホールディングス」としており、発足当初の関連会社は、
・宮城県仙台市を中心に不動産の売買や貸会議室などの経営を手掛ける「株式会社久保田本店」
・不動産の管理業者太陽光発電事業などを手掛ける「株式会社フロマージュ」
・費用負担削減と省エネ化を目指した電機関連の事業を手掛ける「株式会社シリウス」
の3社のみでしたが、現在は、
・埼玉県さいたま市を中心に不動産事業などを手掛ける「株式会社アトラス住販」
・仙台市営地下鉄「勾当台公園」の前に商業ビルを展開している「東一センタービル株式会社」
・福島県郡山市を中心に貸事務所や賃貸マンションを展開している「株式会社ビッグアイエステート」
の3社も擁しております。
そして、これらの内、「主要事業」と言える「株式会社久保田本店」は、2024年3月の時点に於いて、商業ビルを15棟、住宅棟を9棟、太陽光発電所を14施設も有しており、昨年の年間売上高が「45億1400万円」を記録する大企業となっておりますので、同社をここまで発展させた久保田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての久保田オーナーは、私が確認したところ、2000年から地方で馬を走らせており、JRAで馬を走らせ始めたのは2009年で、これまでに20頭ほどを所有しております。
一昨年までの3年間、久保田オーナーは、
2020年→1勝・獲得賞金992万円
2021年→5勝・獲得賞金2241万円
2022年→2勝・獲得賞金6260万円
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、一昨年は、獲得賞金がキャリアハイとなっておりました。
ただ、昨年は、獲得賞金が「3013万円」と、一昨年を大きく下回っており、尚且つ、今年は…
![icon21.jpg](/img/insider/icon21.jpg)
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/07/04 (木) 13:27
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:ロードカナロアの厩舎で調教助手をやっとったんや
掲載日:2024/07/04 (木) 13:27
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:ロードカナロアの厩舎で調教助手をやっとったんや
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
まいど。
プロキオンSは、安田翔伍先生の厩舎が登録しとる、デシエルトが面白そうやと思っとります。
誰でもよう知っとる通り、安田翔伍先生の親父さんは、同じ栗東で厩舎を構えとって、今年の3月5日(火)に引退した安田隆行さんですな。
隆行さんと言えば、乗り役やった頃に、1991年の皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、通算680勝を上げとったし、厩舎を開業してからは、ダートのG1を4勝したトランセンドや、スプリンターズSと高松宮記念を勝ったカレンチャンや、香港スプリントを連覇するなど、G1を6勝したロードカナロアとか、管理馬がよう走っとりました。
それに隆行さんは、2019年、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっとりましたな。
翔伍先生は、中学3年生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験に落ちてしもうて、次の年も受けようと思っとったんやけど、高校に通っているうちに体が大きくなってしもうたんで、騎手になるのを諦めたそうや。
せやけど、「やっぱり競馬の世界に進みたい」と考えとった先生は、高校を中退して、「ノースヒルズマネジメント」(今のノースヒルズ)で働いてから、半年くらいアイルランドに留学しとって、帰国した後は、3年ほど「ノーザンファーム空港」で働いて、それから、2002年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
2003年に競馬学校を出た後、翔伍先生は、その年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、カレンチャンやロードカナロアとかを担当するなど、2016年、調教師の試験に受かるまでの14年間、ずっと親父さんの厩舎で経験を積んどったんや。
そんで、「社台ファーム」で技術調教師として経験を積んでから、2018年の3月に自分の厩舎を開業した翔伍先生は、それから年末までに、オメガパフュームを使ったシリウスSで初めて重賞を勝つなど、JRAで「9勝・獲得賞金2億4480万円」っちゅう成績を残しとって、その後も、JRAでは、
2019年→23勝・獲得賞金3億5386万円
2020年→21勝・獲得賞金4億6222万円
2021年→28勝・獲得賞金5億2015万円
2022年→23勝・獲得賞金6億4208万円
ちゅう形で賞金が「右肩上がり」になっとったし、オメガパフュームを使った2018年の東京大賞典で初めてのG1勝ちを飾っとって、他も入れたら、この馬でJRAと地方交流を合わせて重賞を8勝もしとるんやから、親父さんの厩舎で走る馬を担当しとった経験を、よう活かせとるんでしょうな。
そんで去年は、ジャスティンカフェを使ったエプソムCを勝つなど、27勝を上げたんやけど、JRAと地方で7億円以上を稼いどったオメガパフュームを引退させたことが響いて、稼いだ賞金は「5億7671万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって翔伍先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
プロキオンSは、安田翔伍先生の厩舎が登録しとる、デシエルトが面白そうやと思っとります。
誰でもよう知っとる通り、安田翔伍先生の親父さんは、同じ栗東で厩舎を構えとって、今年の3月5日(火)に引退した安田隆行さんですな。
隆行さんと言えば、乗り役やった頃に、1991年の皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、通算680勝を上げとったし、厩舎を開業してからは、ダートのG1を4勝したトランセンドや、スプリンターズSと高松宮記念を勝ったカレンチャンや、香港スプリントを連覇するなど、G1を6勝したロードカナロアとか、管理馬がよう走っとりました。
それに隆行さんは、2019年、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっとりましたな。
翔伍先生は、中学3年生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験に落ちてしもうて、次の年も受けようと思っとったんやけど、高校に通っているうちに体が大きくなってしもうたんで、騎手になるのを諦めたそうや。
せやけど、「やっぱり競馬の世界に進みたい」と考えとった先生は、高校を中退して、「ノースヒルズマネジメント」(今のノースヒルズ)で働いてから、半年くらいアイルランドに留学しとって、帰国した後は、3年ほど「ノーザンファーム空港」で働いて、それから、2002年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
2003年に競馬学校を出た後、翔伍先生は、その年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、カレンチャンやロードカナロアとかを担当するなど、2016年、調教師の試験に受かるまでの14年間、ずっと親父さんの厩舎で経験を積んどったんや。
そんで、「社台ファーム」で技術調教師として経験を積んでから、2018年の3月に自分の厩舎を開業した翔伍先生は、それから年末までに、オメガパフュームを使ったシリウスSで初めて重賞を勝つなど、JRAで「9勝・獲得賞金2億4480万円」っちゅう成績を残しとって、その後も、JRAでは、
2019年→23勝・獲得賞金3億5386万円
2020年→21勝・獲得賞金4億6222万円
2021年→28勝・獲得賞金5億2015万円
2022年→23勝・獲得賞金6億4208万円
ちゅう形で賞金が「右肩上がり」になっとったし、オメガパフュームを使った2018年の東京大賞典で初めてのG1勝ちを飾っとって、他も入れたら、この馬でJRAと地方交流を合わせて重賞を8勝もしとるんやから、親父さんの厩舎で走る馬を担当しとった経験を、よう活かせとるんでしょうな。
そんで去年は、ジャスティンカフェを使ったエプソムCを勝つなど、27勝を上げたんやけど、JRAと地方で7億円以上を稼いどったオメガパフュームを引退させたことが響いて、稼いだ賞金は「5億7671万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって翔伍先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
![icon46.jpg](/img/insider/icon46.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/07/04 (木) 12:50
対象レース:2024/07/07(日)福島11R・七夕賞
見出し:調理師の専門学校に通っとったんですわ
掲載日:2024/07/04 (木) 12:50
対象レース:2024/07/07(日)福島11R・七夕賞
見出し:調理師の専門学校に通っとったんですわ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
今日から7月16日(土)まで、平日の朝8時から、時代劇専門チャンネルで「竜馬がゆく」再放送されるんですわ。
昔、同じタイトルでNHKが大河ドラマを作っとったんだけど、今日から再放送されるのは、2004年にテレビ東京が作ったドラマの方で、これは、「燃えよ剣」とか「国盗り物語」とかで有名な司馬遼太郎さんが書いた小説が原作になっとって、長崎の「ハウステンボス」にある「観光丸」を借り切って撮影した船上シーンとかが見ものなんや。
で、ワシが七夕賞で期待しとるんは、浜田多実雄君の厩舎が登録しとるバビットなんですわ。
浜田君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったんや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたんですわ。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月に競馬学校の厩務員課程に入っとりました。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
けど、それから一昨年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、開業3年目やった2015年の数字をずっと下回っとったんや。
もちろん、去年の浜田君は、「何が何でも2015年の数字を超えたい」と気合いを入れとったんやろうし、実際、去年は今までで一番多い24勝を上げて、稼いだ賞金も「3億8753万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
そんで…
昔、同じタイトルでNHKが大河ドラマを作っとったんだけど、今日から再放送されるのは、2004年にテレビ東京が作ったドラマの方で、これは、「燃えよ剣」とか「国盗り物語」とかで有名な司馬遼太郎さんが書いた小説が原作になっとって、長崎の「ハウステンボス」にある「観光丸」を借り切って撮影した船上シーンとかが見ものなんや。
で、ワシが七夕賞で期待しとるんは、浜田多実雄君の厩舎が登録しとるバビットなんですわ。
浜田君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったんや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたんですわ。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月に競馬学校の厩務員課程に入っとりました。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
けど、それから一昨年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、開業3年目やった2015年の数字をずっと下回っとったんや。
もちろん、去年の浜田君は、「何が何でも2015年の数字を超えたい」と気合いを入れとったんやろうし、実際、去年は今までで一番多い24勝を上げて、稼いだ賞金も「3億8753万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
そんで…
![icon20.jpg](/img/insider/icon20.jpg)
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/07/04 (木) 11:34
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:親父さんはメジロパーマーを管理しとりましたな
掲載日:2024/07/04 (木) 11:34
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:親父さんはメジロパーマーを管理しとりましたな
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
お疲れさんです。
今回は、大久保龍志先生がプロキオンSに登録しとる、グロリアムンディとハピについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、龍志先生は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、去年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、新谷功一厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志先生の弟で、一昨年の3月に、池添学君の厩舎から乗り役としてデビューして、今はニュージーランドで武者修行をしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志先生は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志先生は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を上げとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までに重賞を24回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志先生の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、一昨年も勢いが続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんで去年は、31勝を上げたんやけど、地方交流重賞のダイオライト記念と平安Sを勝ったグロリアムンディ以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金が「7億1563万円」と、一昨年を下回っとったし、今年も…
今回は、大久保龍志先生がプロキオンSに登録しとる、グロリアムンディとハピについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、龍志先生は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、去年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、新谷功一厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志先生の弟で、一昨年の3月に、池添学君の厩舎から乗り役としてデビューして、今はニュージーランドで武者修行をしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志先生は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志先生は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を上げとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までに重賞を24回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志先生の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、一昨年も勢いが続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんで去年は、31勝を上げたんやけど、地方交流重賞のダイオライト記念と平安Sを勝ったグロリアムンディ以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金が「7億1563万円」と、一昨年を下回っとったし、今年も…
![icon44.jpg](/img/insider/icon44.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/07/02 (火) 12:09
対象レース:2024/07/07(日)福島11R・七夕賞
見出し:兵庫県神戸市灘区にある眼科の院長として…
掲載日:2024/07/02 (火) 12:09
対象レース:2024/07/07(日)福島11R・七夕賞
見出し:兵庫県神戸市灘区にある眼科の院長として…
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
来月、ホールに導入される予定の新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「株式会社SANKYO」から出るパチンコ機、「Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン・再来・白き一角獣と黒き獅子」です。
これは、同名の大人気アニメをモチーフとしており、RUSHの継続率が約81%、RUSH中に3回連続で大当たりを達成した場合に発生する「覚醒HYPER」では、大当たり時に1500個の出玉が期待でき、演出面にも力を入れた機種となっておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、鈴木隆司オーナーが七夕賞に登録している、カレンルシェルブルについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、鈴木オーナーの本業は、「JR六甲道駅」(兵庫県神戸市灘区)から徒歩3分ほどの場所にある、「鈴木眼科クリニック」の院長です。
このクリニックでは、「コンタクトレンズを装着するための検査」や、「結膜炎の治療」といった一般的な眼科診察だけではなく、「緑内障手術」や、レーザーで治療する「網膜光凝固術」や、日帰りの「白内障手術」なども行っておりますので、近隣の方にとっては「必要不可欠な存在」と言える筈であり、その院長を務めている鈴木オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
鈴木オーナーは、幼い頃に騎手を目指していたものの、背が高くなり過ぎたため、その道を断念したそうです。
しかし、「競馬に関わりたい」との思いを捨て切れず、「馬主になる」と決意したそうで、その夢を、まず一口馬主として叶えていたものの、やはり「自分の馬が欲しい」という思いが次第に強まり、1998年にJRAの個人馬主資格を取得しております。
2000年からJRAで馬を走らせている鈴木オーナーは、これまでに80頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年のスプリンターズSや2012年の高松宮記念など、重賞を5勝したカレンチャン、2012年のNHKマイルCや毎日王冠など、同じく重賞を5勝したカレンブラックヒル、2019年のオークスと秋華賞とジャパンCなど、重賞で6度も2着入線を果たしているカレンブーケドールといった名前が挙げられるでしょう。
2012年の鈴木オーナーは、カレンチャンとカレンブラックヒルの活躍などにより、「13勝・獲得賞金4億9116万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、それ以降は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→9勝・獲得賞金3億7100万円
2020年→8勝・獲得賞金2億3665万円
2021年→9勝・獲得賞金2億6345万円
2022年→6勝・獲得賞金1億4846万円
2023年→5勝・獲得賞金9448万円
という数字に留まっており、特に昨年は、獲得賞金が、鈴木オーナーにとっては「2010年以来」となる「1億円未満」となってしまいました。
更に…
これは、同名の大人気アニメをモチーフとしており、RUSHの継続率が約81%、RUSH中に3回連続で大当たりを達成した場合に発生する「覚醒HYPER」では、大当たり時に1500個の出玉が期待でき、演出面にも力を入れた機種となっておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、鈴木隆司オーナーが七夕賞に登録している、カレンルシェルブルについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、鈴木オーナーの本業は、「JR六甲道駅」(兵庫県神戸市灘区)から徒歩3分ほどの場所にある、「鈴木眼科クリニック」の院長です。
このクリニックでは、「コンタクトレンズを装着するための検査」や、「結膜炎の治療」といった一般的な眼科診察だけではなく、「緑内障手術」や、レーザーで治療する「網膜光凝固術」や、日帰りの「白内障手術」なども行っておりますので、近隣の方にとっては「必要不可欠な存在」と言える筈であり、その院長を務めている鈴木オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
鈴木オーナーは、幼い頃に騎手を目指していたものの、背が高くなり過ぎたため、その道を断念したそうです。
しかし、「競馬に関わりたい」との思いを捨て切れず、「馬主になる」と決意したそうで、その夢を、まず一口馬主として叶えていたものの、やはり「自分の馬が欲しい」という思いが次第に強まり、1998年にJRAの個人馬主資格を取得しております。
2000年からJRAで馬を走らせている鈴木オーナーは、これまでに80頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年のスプリンターズSや2012年の高松宮記念など、重賞を5勝したカレンチャン、2012年のNHKマイルCや毎日王冠など、同じく重賞を5勝したカレンブラックヒル、2019年のオークスと秋華賞とジャパンCなど、重賞で6度も2着入線を果たしているカレンブーケドールといった名前が挙げられるでしょう。
2012年の鈴木オーナーは、カレンチャンとカレンブラックヒルの活躍などにより、「13勝・獲得賞金4億9116万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、それ以降は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→9勝・獲得賞金3億7100万円
2020年→8勝・獲得賞金2億3665万円
2021年→9勝・獲得賞金2億6345万円
2022年→6勝・獲得賞金1億4846万円
2023年→5勝・獲得賞金9448万円
という数字に留まっており、特に昨年は、獲得賞金が、鈴木オーナーにとっては「2010年以来」となる「1億円未満」となってしまいました。
更に…
![icon38.jpg](/img/insider/icon38.jpg)
発信者:馬主情報部・一口馬主クラブ関係者U
掲載日:2024/07/01 (月) 19:26
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:サンドピアリスなどが代表的な存在ですね
掲載日:2024/07/01 (月) 19:26
対象レース:2024/07/07(日)小倉11R・プロキオンS
見出し:サンドピアリスなどが代表的な存在ですね
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
皆さん、お疲れ様です。
先週の北九州記念は、アジアエクスプレス産駒のピューロマジックが勝って、私達に馬連5980円を取らせてくれましたね。
アメリカのG1を2勝していて、2014年から「優駿スタリオンステーション」で繫養されているヘニーヒューズの仔で、現役時代に朝日杯FSとレパードSなどを勝っていて、2016年から同じ「優駿スタリオンステーション」で繫養されているアジアエクスプレスは、ピューロマジックが、産駒としては初めてのJRA重賞勝ち馬です。
サンデーサイレンスやキングカメハメハの血が入っていないことや、芝とダートの両方で多くの活躍馬を出しているヘニーヒューズの後継種牡馬ということもあって、2年目には205頭も種付けをしていましたし、ピューロマジックの活躍で、「来年はウチの牝馬に付けたい」と考える生産者が増えそうですね。
ところで、私はプロキオンSで、「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」が登録しているヴァンヤールに注目しています。
皆さんも詳しいと思いますが、1986年に、多くの生産牧場が株主になって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」です。
「ユニオン」の設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」がいくつもありますね。
ちなみに、愛馬会法人「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役を務めている藤原悟郎さんは、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産したことで広く知られている「藤原牧場」の代表でもあって、少し前までは「株式会社ジェイエス」の代表取締役も務めていました。
「ユニオン」は、今までにJRAで1600頭以上を走らせていて、過去の代表的な存在と言えば、1989年のエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリスや、1993年の鳴尾記念を勝ったルーブルアクトや、2008年の福島記念を勝ったマンハッタンスカイや、2011年のフィリーズレビューを勝ったフレンチカクタスや、2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタといった名前が挙げられます。
1997年の「ユニオン」は、37勝を上げて、今までで一番多い「6億8057万円」の賞金を稼いでいましたし、2018年には、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、22勝を上げて、「6億2227万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の5年間は、
2019年→26勝・獲得賞金3億8988万円
2020年→17勝・獲得賞金3億5678万円
2021年→25勝・獲得賞金4億9603万円
2022年→26勝・獲得賞金4億6214万円
2023年→20勝・獲得賞金4億8199万円
と書けば分かる通り、賞金が伸び悩んでいます。
そして今年は、キングズソードが地方交流G1の帝王賞を勝って、「8000万円」の賞金を稼いでいますけど…
先週の北九州記念は、アジアエクスプレス産駒のピューロマジックが勝って、私達に馬連5980円を取らせてくれましたね。
アメリカのG1を2勝していて、2014年から「優駿スタリオンステーション」で繫養されているヘニーヒューズの仔で、現役時代に朝日杯FSとレパードSなどを勝っていて、2016年から同じ「優駿スタリオンステーション」で繫養されているアジアエクスプレスは、ピューロマジックが、産駒としては初めてのJRA重賞勝ち馬です。
サンデーサイレンスやキングカメハメハの血が入っていないことや、芝とダートの両方で多くの活躍馬を出しているヘニーヒューズの後継種牡馬ということもあって、2年目には205頭も種付けをしていましたし、ピューロマジックの活躍で、「来年はウチの牝馬に付けたい」と考える生産者が増えそうですね。
ところで、私はプロキオンSで、「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」が登録しているヴァンヤールに注目しています。
皆さんも詳しいと思いますが、1986年に、多くの生産牧場が株主になって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」です。
「ユニオン」の設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」がいくつもありますね。
ちなみに、愛馬会法人「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役を務めている藤原悟郎さんは、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産したことで広く知られている「藤原牧場」の代表でもあって、少し前までは「株式会社ジェイエス」の代表取締役も務めていました。
「ユニオン」は、今までにJRAで1600頭以上を走らせていて、過去の代表的な存在と言えば、1989年のエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリスや、1993年の鳴尾記念を勝ったルーブルアクトや、2008年の福島記念を勝ったマンハッタンスカイや、2011年のフィリーズレビューを勝ったフレンチカクタスや、2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタといった名前が挙げられます。
1997年の「ユニオン」は、37勝を上げて、今までで一番多い「6億8057万円」の賞金を稼いでいましたし、2018年には、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、22勝を上げて、「6億2227万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の5年間は、
2019年→26勝・獲得賞金3億8988万円
2020年→17勝・獲得賞金3億5678万円
2021年→25勝・獲得賞金4億9603万円
2022年→26勝・獲得賞金4億6214万円
2023年→20勝・獲得賞金4億8199万円
と書けば分かる通り、賞金が伸び悩んでいます。
そして今年は、キングズソードが地方交流G1の帝王賞を勝って、「8000万円」の賞金を稼いでいますけど…
![icon53.jpg](/img/insider/icon53.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/07/01 (月) 17:55
対象レース:2024/07/07(日)福島11R・七夕賞
見出し:宮崎県を中心にパチンコ店などを運営しております
掲載日:2024/07/01 (月) 17:55
対象レース:2024/07/07(日)福島11R・七夕賞
見出し:宮崎県を中心にパチンコ店などを運営しております
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
「京都市京セラ美術館」では、現在、開館90周年を記念した展示会として、「村上隆 もののけ 京都」が開催されています。
これは、現代美術家として広く知られており、イギリスのアート誌である「アートレビュー」が発表している、「アート界で最も影響力のある100人」に10年連続で選出された村上隆氏が、8年振りに国内で行う個展となっておりますので、9月1日(日)の最終日まで、多くの方が会場を訪れることでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、「カナヤマホールディングス」が七夕賞に登録している、ダンディズムに関する報告でございます。
福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
2023年:宮崎県都城市に「BigOpus15都城店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
といった関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で300名以上の従業員を雇用し、2023年5月期の売上高は「273億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも130頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。
そして2019年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回ってしまいましたが、2020年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という過去最高の成績を残しており、2021年も、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「27勝・獲得賞金5億2178万円」という、前年と同水準の成績を残しております。
ところが一昨年は、「19勝・獲得賞金3億7147万円」という成績に終わり、2020年と2021年を大きく下回ってしまった上、昨年も状況が改善された訳ではなく、「15勝・獲得賞金3億5082万円」という成績に終わり、やはり2020年と2021年を大きく下回ってしまいました。
それ故…
これは、現代美術家として広く知られており、イギリスのアート誌である「アートレビュー」が発表している、「アート界で最も影響力のある100人」に10年連続で選出された村上隆氏が、8年振りに国内で行う個展となっておりますので、9月1日(日)の最終日まで、多くの方が会場を訪れることでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、「カナヤマホールディングス」が七夕賞に登録している、ダンディズムに関する報告でございます。
福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
2023年:宮崎県都城市に「BigOpus15都城店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
といった関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で300名以上の従業員を雇用し、2023年5月期の売上高は「273億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも130頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。
そして2019年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回ってしまいましたが、2020年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という過去最高の成績を残しており、2021年も、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「27勝・獲得賞金5億2178万円」という、前年と同水準の成績を残しております。
ところが一昨年は、「19勝・獲得賞金3億7147万円」という成績に終わり、2020年と2021年を大きく下回ってしまった上、昨年も状況が改善された訳ではなく、「15勝・獲得賞金3億5082万円」という成績に終わり、やはり2020年と2021年を大きく下回ってしまいました。
それ故…
![icon13.jpg](/img/insider/icon13.jpg)
発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2024/06/29 (土) 18:21
対象レース:2024/06/30(日)函館11R・巴賞
見出し:今年の京都ハイジャンプが初めての重賞勝ちですね
掲載日:2024/06/29 (土) 18:21
対象レース:2024/06/30(日)函館11R・巴賞
見出し:今年の京都ハイジャンプが初めての重賞勝ちですね
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、これからの時期は、苫小牧の方だと、小サバがよく釣れるんですよ。
小サバは、からあげとかにすると美味しいですから、私も、仕事の合間に時間ができれば、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、狙いに行ってみたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内から国道235号で新冠方面に向かう途中にあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「株式会社加藤ステーブル」が巴賞に使う、サンストックトンについての報告をしておきます。
知っている方もいると思いますけど、「加藤ステーブル」は、2007年の京成杯を勝ったサンツェッペリンなどの馬主としてお馴染みの加藤信之オーナーが作った育成牧場です。
高速の「日高富川インター」から、国道235号を南に1・5キロくらい走って、「セイコーマート」と「オリオンファーム」の看板が並んでいる「富川東2丁目」の交差点を左に曲がって、そのまま道なりに3キロくらい進むと右側に見えてくるのが、「加藤ステーブルの本場」(住所:北海道沙流郡日高町富川東3-980-2)です。
ここは、1989年にできた育成牧場で、「長さ1000m、幅12mのダートコース」や、「長さ1000m、幅10m、勾配が最大3・5%の坂路」や、3基のウォーキングマシーンや、84の馬房などがあります。
それに、「本場」の他にも、療養中の馬や、リフレッシュ放牧に出された馬を預かるための「福満分場」(沙流郡日高町字福満)と、当歳馬や1歳馬、長期休養馬などを預かるため「豊郷分場」(沙流郡日高町字豊郷)があるんですよ。
「加藤ステーブル」の育成馬ですぐに思い付くのは、2003年のNHKマイルCを勝ったウインクリューガーや、2006年のアメリカJCCなど、重賞を3勝したシルクフェイマスや、2012年の札幌記念など、重賞を4勝したフミノイマージンや、2014年の菊花賞を勝ったトーホウジャッカルといった名前です。
加藤信之オーナーが、JRAで持ち馬を走らせ始めたのは、確か1994年からですが、「加藤ステーブル」の名義で持ち馬を走らせ始めたのは、確か2016年で、今までに80頭以上を持っています。
2016年の「加藤ステーブル」は、持ち馬を走らせ始めたのが10月からということもあって、「0勝・獲得賞金1725万円」という成績でしたけど、2017年は「11勝・獲得賞金1億5434万円」と、一気に数字を伸ばしていました。
でも、去年までの6年間は、
2018年→6勝・獲得賞金9584万円
2019年→5勝・獲得賞金8243万円
2020年→7勝・獲得賞金1億3622万円
2021年→7勝・獲得賞金8606万円
2022年→5勝・獲得賞金7950万円
2023年→4勝・獲得賞金9865万円
と書けば分かる通り、成績が伸び悩んでいましたから、今年を迎えるにあたっては、「加藤ステーブル」の関係者全員が、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際…
小サバは、からあげとかにすると美味しいですから、私も、仕事の合間に時間ができれば、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、狙いに行ってみたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内から国道235号で新冠方面に向かう途中にあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「株式会社加藤ステーブル」が巴賞に使う、サンストックトンについての報告をしておきます。
知っている方もいると思いますけど、「加藤ステーブル」は、2007年の京成杯を勝ったサンツェッペリンなどの馬主としてお馴染みの加藤信之オーナーが作った育成牧場です。
高速の「日高富川インター」から、国道235号を南に1・5キロくらい走って、「セイコーマート」と「オリオンファーム」の看板が並んでいる「富川東2丁目」の交差点を左に曲がって、そのまま道なりに3キロくらい進むと右側に見えてくるのが、「加藤ステーブルの本場」(住所:北海道沙流郡日高町富川東3-980-2)です。
ここは、1989年にできた育成牧場で、「長さ1000m、幅12mのダートコース」や、「長さ1000m、幅10m、勾配が最大3・5%の坂路」や、3基のウォーキングマシーンや、84の馬房などがあります。
それに、「本場」の他にも、療養中の馬や、リフレッシュ放牧に出された馬を預かるための「福満分場」(沙流郡日高町字福満)と、当歳馬や1歳馬、長期休養馬などを預かるため「豊郷分場」(沙流郡日高町字豊郷)があるんですよ。
「加藤ステーブル」の育成馬ですぐに思い付くのは、2003年のNHKマイルCを勝ったウインクリューガーや、2006年のアメリカJCCなど、重賞を3勝したシルクフェイマスや、2012年の札幌記念など、重賞を4勝したフミノイマージンや、2014年の菊花賞を勝ったトーホウジャッカルといった名前です。
加藤信之オーナーが、JRAで持ち馬を走らせ始めたのは、確か1994年からですが、「加藤ステーブル」の名義で持ち馬を走らせ始めたのは、確か2016年で、今までに80頭以上を持っています。
2016年の「加藤ステーブル」は、持ち馬を走らせ始めたのが10月からということもあって、「0勝・獲得賞金1725万円」という成績でしたけど、2017年は「11勝・獲得賞金1億5434万円」と、一気に数字を伸ばしていました。
でも、去年までの6年間は、
2018年→6勝・獲得賞金9584万円
2019年→5勝・獲得賞金8243万円
2020年→7勝・獲得賞金1億3622万円
2021年→7勝・獲得賞金8606万円
2022年→5勝・獲得賞金7950万円
2023年→4勝・獲得賞金9865万円
と書けば分かる通り、成績が伸び悩んでいましたから、今年を迎えるにあたっては、「加藤ステーブル」の関係者全員が、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際…
![icon35.jpg](/img/insider/icon35.jpg)
発信者:調教師情報部・栗東飼料業者J
掲載日:2024/06/29 (土) 17:47
対象レース:2024/06/30(日)小倉11R・北九州記念
見出し:親父さんがダイタクヘリオスを管理しとりましたな
掲載日:2024/06/29 (土) 17:47
対象レース:2024/06/30(日)小倉11R・北九州記念
見出し:親父さんがダイタクヘリオスを管理しとりましたな
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
夏の暑い時期は、馬の水分補給に気を使いますな。
大体、馬は1日に25Lくらいの水を飲むもんで、よく汗をかく夏場は、特に水分を欲しがるんで、いつでも水を飲めるようにしておくことが大事やし、生草とか乾草とかの粗飼料を与えると、唾液がよう出るようになって、飲む水の量が増えることもあるんですわ。
さて、ここから本題に入るんやけど、今回は、梅田智之先生の厩舎が北九州記念に使う、ペアポルックスについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、梅田智之先生は、2015年の2月に調教師を引退した梅田康雄先生の息子さんで、康雄先生の厩舎は、ダイタクヘリオスで1991年と1992年のマイルCSを連覇するなど、重賞を8勝しとりましたな。
武豊騎手の1つ年下で、同じ小学校と中学校に通っとって、小学校の卒業アルバムに、「騎手になって、ダービーを勝ちたい」と書いとった智之先生は、結局、親父さんと同じ調教師を目指すことになって、1995年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年からずっと、西橋豊治厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んどりました。
ちなみに、その頃の西橋厩舎には、1999年の桜花賞を勝って、オークスで3着に入ったプリモディーネなどがおったんですわ。
そんで、2006年に調教師の試験に受かった智之先生は、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
それからは、最初の年こそ9勝止まりやったけど、2008年は12勝、2009年は18勝、2010年は16勝、2011年は11勝と、コンスタントに2桁の勝ち星を上げとったし、その後は、
2012年→19勝・獲得賞金4億5880万円
2013年→17勝・獲得賞金4億8376万円
2014年→21勝・獲得賞金4億3749万円
っちゅう成績を残しとって、2012年は、ショウナンマイティを使った産経大阪杯で、初めての重賞勝ちを飾っとって、2014年は、アドマイヤラクティを使ったオーストラリアのコーフィールドCで、初めてのG1勝ちを海外で飾っとります。
そんで2015年は、レッツゴードンキで桜花賞を勝つなど、今まで一番多い「30勝」を上げとって、「5億7590万円」の賞金を稼いどったし、2019年までの4年間も、
2016年→20勝・獲得賞金4億0778万円
2017年→17勝・獲得賞金5億8061万円
2018年→27勝・獲得賞金5億7622万円
2019年→17勝・獲得賞金4億8051万円
っちゅう安定した成績を残しとりました。
ただ、去年までの4年間は、
2020年→19勝・獲得賞金3億7030万円
2021年→13勝・獲得賞金2億3081万円
2022年→19勝・獲得賞金2億8425万円
2023年→13勝・獲得賞金2億8821万円
と、エエ頃と比べたら物足りない数字が続いとったんで、今年を迎えるにあたって、智之先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、今年は…
大体、馬は1日に25Lくらいの水を飲むもんで、よく汗をかく夏場は、特に水分を欲しがるんで、いつでも水を飲めるようにしておくことが大事やし、生草とか乾草とかの粗飼料を与えると、唾液がよう出るようになって、飲む水の量が増えることもあるんですわ。
さて、ここから本題に入るんやけど、今回は、梅田智之先生の厩舎が北九州記念に使う、ペアポルックスについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、梅田智之先生は、2015年の2月に調教師を引退した梅田康雄先生の息子さんで、康雄先生の厩舎は、ダイタクヘリオスで1991年と1992年のマイルCSを連覇するなど、重賞を8勝しとりましたな。
武豊騎手の1つ年下で、同じ小学校と中学校に通っとって、小学校の卒業アルバムに、「騎手になって、ダービーを勝ちたい」と書いとった智之先生は、結局、親父さんと同じ調教師を目指すことになって、1995年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年からずっと、西橋豊治厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んどりました。
ちなみに、その頃の西橋厩舎には、1999年の桜花賞を勝って、オークスで3着に入ったプリモディーネなどがおったんですわ。
そんで、2006年に調教師の試験に受かった智之先生は、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
それからは、最初の年こそ9勝止まりやったけど、2008年は12勝、2009年は18勝、2010年は16勝、2011年は11勝と、コンスタントに2桁の勝ち星を上げとったし、その後は、
2012年→19勝・獲得賞金4億5880万円
2013年→17勝・獲得賞金4億8376万円
2014年→21勝・獲得賞金4億3749万円
っちゅう成績を残しとって、2012年は、ショウナンマイティを使った産経大阪杯で、初めての重賞勝ちを飾っとって、2014年は、アドマイヤラクティを使ったオーストラリアのコーフィールドCで、初めてのG1勝ちを海外で飾っとります。
そんで2015年は、レッツゴードンキで桜花賞を勝つなど、今まで一番多い「30勝」を上げとって、「5億7590万円」の賞金を稼いどったし、2019年までの4年間も、
2016年→20勝・獲得賞金4億0778万円
2017年→17勝・獲得賞金5億8061万円
2018年→27勝・獲得賞金5億7622万円
2019年→17勝・獲得賞金4億8051万円
っちゅう安定した成績を残しとりました。
ただ、去年までの4年間は、
2020年→19勝・獲得賞金3億7030万円
2021年→13勝・獲得賞金2億3081万円
2022年→19勝・獲得賞金2億8425万円
2023年→13勝・獲得賞金2億8821万円
と、エエ頃と比べたら物足りない数字が続いとったんで、今年を迎えるにあたって、智之先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、今年は…
![icon02.jpg](/img/insider/icon02.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/06/29 (土) 16:53
対象レース:2024/06/30(日)福島11R・ラジオNIKKEI賞
見出し:「コスモヴューファーム」の生産馬が中心です
掲載日:2024/06/29 (土) 16:53
対象レース:2024/06/30(日)福島11R・ラジオNIKKEI賞
見出し:「コスモヴューファーム」の生産馬が中心です
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
25日(火)から昨日まで、兵庫県の三木市にある「廣野ゴルフ倶楽部」では、「日本アマチュアゴルフ選手権」が開催されておりました。
優勝したのは、15歳の松山茉生(まお)選手で、5歳でゴルフを始めた松山選手は、高校1年生の現時点で既に、身長が180センチ、体重が90キロという恵まれた体格となっており、年齢を考えれば当然ですが、現在も身長が伸び続けているそうですから、今後の活躍にも期待したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「株式会社ウイン」(本社所在地:東京都港区西新橋2-8-11)がラジオNIKKEI賞に出走させる、ウインマクシマムについての報告をしておきます。
2011年の12月から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、2021年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、「コスモヴューファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町字東泊津1-2)の生産馬が中心となっております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、2020年は、ウインマリリンでフローラSを制するなど、38勝を上げ、「8億5482万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし2021年は、ウインマリリンで日経賞とオールカマー、ウインキートスで目黒記念を制したものの、他の馬があまり活躍できなかったため、「27勝・獲得賞金7億1803万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っておりましたので、一昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ウインマーベルで葵S、ウインマイティーでマーメイドS、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。
そして昨年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯、ウイングレイテストでスワンS、ウインマーベルで阪神Cを制したものの、他の馬がそれほど活躍できなかったことから、「26勝・獲得賞金7億7479万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも、一昨年を大きく下回ってしまいましたので、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたことでしょう。
実際、今年は…
優勝したのは、15歳の松山茉生(まお)選手で、5歳でゴルフを始めた松山選手は、高校1年生の現時点で既に、身長が180センチ、体重が90キロという恵まれた体格となっており、年齢を考えれば当然ですが、現在も身長が伸び続けているそうですから、今後の活躍にも期待したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「株式会社ウイン」(本社所在地:東京都港区西新橋2-8-11)がラジオNIKKEI賞に出走させる、ウインマクシマムについての報告をしておきます。
2011年の12月から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、2021年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、「コスモヴューファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町字東泊津1-2)の生産馬が中心となっております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、2020年は、ウインマリリンでフローラSを制するなど、38勝を上げ、「8億5482万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし2021年は、ウインマリリンで日経賞とオールカマー、ウインキートスで目黒記念を制したものの、他の馬があまり活躍できなかったため、「27勝・獲得賞金7億1803万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っておりましたので、一昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ウインマーベルで葵S、ウインマイティーでマーメイドS、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。
そして昨年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯、ウイングレイテストでスワンS、ウインマーベルで阪神Cを制したものの、他の馬がそれほど活躍できなかったことから、「26勝・獲得賞金7億7479万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも、一昨年を大きく下回ってしまいましたので、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたことでしょう。
実際、今年は…
![icon12.jpg](/img/insider/icon12.jpg)
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/06/28 (金) 18:34
対象レース:2024/06/29(土)小倉11R・博多S
見出し:銀座8丁目に本社を構えていますわ
掲載日:2024/06/28 (金) 18:34
対象レース:2024/06/29(土)小倉11R・博多S
見出し:銀座8丁目に本社を構えていますわ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
皆さんごきげんよう。
今回は、前迫義幸オーナーが博多Sに出走させる、セブンマジシャンについての報告をしておきますわ。
前迫オーナーは、東京都中央区の銀座8丁目に本社を構え、電源ケーブルの関連商品や、LED関連商品の製造と販売を主に手掛けている、「デンカエレクトロン株式会社」の代表取締役を務めていますの。
1970年、前代表の前迫幸治氏が創業した同社は、その後、
1979年→個人事業であった形態を、資本金100万円にて「電化商事株式会社」と改組
1985年→資本金を1000万円に増資
1994年→幸治氏が取締役会長となり、義幸オーナーが代表取締役に就任
1996年→製造部門を「デンカエレクトロン株式会社」として独立
2000年→社名を現在の「デンカエレクトロン株式会社」に統一
2001年→香港にグループ会社として「電化有限公司」を設立
2003年→中国の深センに工場と事務所を開設
2006年→本社を千代田区神田小川町から現在の場所に移転
2009年→「パナソニック株式会社」との合同特許を取得
2011年→深センにグループ会社として「電化商貿有限公司」を設立
2019年→東京都八王子市に自社工場を開設
といった形で順調に事業を拡大していますので、その代表を務めている前迫オーナーは、「優秀な経営者」と言えますわね。
JRA馬主としての前迫オーナーは、確か2003年から馬を走らせていますけど、ようやく初勝利を上げられたのが2013年でして、同年から2015年までは、3年続けて3勝を上げていましたわ。
2016年から2021年までは、成績が伸び悩んでしまいましたけど、一昨年は、過去最多となる9勝を上げて、獲得賞金も「1億0269万円」と、初の「1億円超え」を果たしていましたの。
ただ昨年は、5勝しか上げられなかったこともあって、獲得賞金が「9792万円」と、一昨年を下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、前迫オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は…
今回は、前迫義幸オーナーが博多Sに出走させる、セブンマジシャンについての報告をしておきますわ。
前迫オーナーは、東京都中央区の銀座8丁目に本社を構え、電源ケーブルの関連商品や、LED関連商品の製造と販売を主に手掛けている、「デンカエレクトロン株式会社」の代表取締役を務めていますの。
1970年、前代表の前迫幸治氏が創業した同社は、その後、
1979年→個人事業であった形態を、資本金100万円にて「電化商事株式会社」と改組
1985年→資本金を1000万円に増資
1994年→幸治氏が取締役会長となり、義幸オーナーが代表取締役に就任
1996年→製造部門を「デンカエレクトロン株式会社」として独立
2000年→社名を現在の「デンカエレクトロン株式会社」に統一
2001年→香港にグループ会社として「電化有限公司」を設立
2003年→中国の深センに工場と事務所を開設
2006年→本社を千代田区神田小川町から現在の場所に移転
2009年→「パナソニック株式会社」との合同特許を取得
2011年→深センにグループ会社として「電化商貿有限公司」を設立
2019年→東京都八王子市に自社工場を開設
といった形で順調に事業を拡大していますので、その代表を務めている前迫オーナーは、「優秀な経営者」と言えますわね。
JRA馬主としての前迫オーナーは、確か2003年から馬を走らせていますけど、ようやく初勝利を上げられたのが2013年でして、同年から2015年までは、3年続けて3勝を上げていましたわ。
2016年から2021年までは、成績が伸び悩んでしまいましたけど、一昨年は、過去最多となる9勝を上げて、獲得賞金も「1億0269万円」と、初の「1億円超え」を果たしていましたの。
ただ昨年は、5勝しか上げられなかったこともあって、獲得賞金が「9792万円」と、一昨年を下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、前迫オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は…
![icon16.jpg](/img/insider/icon16.jpg)
発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/06/28 (金) 17:40
対象レース:2024/06/30(日)小倉11R・北九州記念
見出し:一昨年の小倉2歳Sが初めての重賞勝ちでした
掲載日:2024/06/28 (金) 17:40
対象レース:2024/06/30(日)小倉11R・北九州記念
見出し:一昨年の小倉2歳Sが初めての重賞勝ちでした
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
お疲れさまです。
7月8日(月)と9日(火)には、今年の「セレクトセール」が行われますね。
去年は、
「コンヴィクションIIの2023」(牡・父コントレイル)
が、「5億7200万円」(税込)で落札されるなど、453頭が上場されていた中から、435頭が落札されて、取引総額が309億5950万円(税込)という過去最多の数字でしたし、今年は、544頭が上場される予定になっていて、かなり盛り上がるのは間違いないでしょうから、本当に楽しみです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、下河辺隆行オーナーが北九州記念に使う、グランテストについての報告となります。
知っている方も多いと思いますが、下河辺隆行オーナーは、今、「下河辺牧場」の専務として、主に育成部門と調教部門を取り仕切っていて、繁殖部門を取り仕切っているのは、隆行オーナーのお兄さんで、3代目の社長を務めている下河辺行雄オーナーです。
「下河辺牧場」は、創業が1933年という、超が付くほどの老舗でして、昔の生産馬で私がすぐに思い付くのは、1986年のNHK杯と高松宮杯を勝ったラグビーボールや、1991年のウインターSなど重賞を3勝したナリタハヤブサや、1995年の共同通信杯4歳SとスプリングSと京都新聞杯を勝ったナリタキングオーや、2003年に牝馬三冠を達成したスティルインラブや、2004年のオークスを勝ったダイワエルシエーロといった名前ですね。
最近の生産馬ですぐに思い付くのは、2013年の桜花賞を勝ったアユサンや、2014年のマイルCSを勝ったダノンシャークや、2017年の菊花賞を勝ったキセキといった名前です。
「下河辺牧場」は、JRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーとして、50年近くも前から持ち馬を走らせていますけど、それとは別に、隆行オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2006年のことでして、それから今までに60頭ほどを持っていて、2013年には、レイカーラが3勝を上げるなど、全部で5勝を上げて、「9349万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、ロンドンプランを使った小倉2歳Sで初めて重賞を勝つなど、5勝を上げて、稼いだ賞金は「1億0536万円」と、「7775万円」だった2021年を大きく上回っていたましたし、去年は9勝を上げて、稼いだ賞金は「1億5678万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
そして今年は…
7月8日(月)と9日(火)には、今年の「セレクトセール」が行われますね。
去年は、
「コンヴィクションIIの2023」(牡・父コントレイル)
が、「5億7200万円」(税込)で落札されるなど、453頭が上場されていた中から、435頭が落札されて、取引総額が309億5950万円(税込)という過去最多の数字でしたし、今年は、544頭が上場される予定になっていて、かなり盛り上がるのは間違いないでしょうから、本当に楽しみです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、下河辺隆行オーナーが北九州記念に使う、グランテストについての報告となります。
知っている方も多いと思いますが、下河辺隆行オーナーは、今、「下河辺牧場」の専務として、主に育成部門と調教部門を取り仕切っていて、繁殖部門を取り仕切っているのは、隆行オーナーのお兄さんで、3代目の社長を務めている下河辺行雄オーナーです。
「下河辺牧場」は、創業が1933年という、超が付くほどの老舗でして、昔の生産馬で私がすぐに思い付くのは、1986年のNHK杯と高松宮杯を勝ったラグビーボールや、1991年のウインターSなど重賞を3勝したナリタハヤブサや、1995年の共同通信杯4歳SとスプリングSと京都新聞杯を勝ったナリタキングオーや、2003年に牝馬三冠を達成したスティルインラブや、2004年のオークスを勝ったダイワエルシエーロといった名前ですね。
最近の生産馬ですぐに思い付くのは、2013年の桜花賞を勝ったアユサンや、2014年のマイルCSを勝ったダノンシャークや、2017年の菊花賞を勝ったキセキといった名前です。
「下河辺牧場」は、JRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーとして、50年近くも前から持ち馬を走らせていますけど、それとは別に、隆行オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2006年のことでして、それから今までに60頭ほどを持っていて、2013年には、レイカーラが3勝を上げるなど、全部で5勝を上げて、「9349万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、ロンドンプランを使った小倉2歳Sで初めて重賞を勝つなど、5勝を上げて、稼いだ賞金は「1億0536万円」と、「7775万円」だった2021年を大きく上回っていたましたし、去年は9勝を上げて、稼いだ賞金は「1億5678万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
そして今年は…
![icon27.jpg](/img/insider/icon27.jpg)
発信者:調教師情報部・元調教助手B
掲載日:2024/06/28 (金) 16:29
対象レース:2024/06/29(土)函館11R・TVh杯
見出し:お父さんがプロボクサーだったんですよ
掲載日:2024/06/28 (金) 16:29
対象レース:2024/06/29(土)函館11R・TVh杯
見出し:お父さんがプロボクサーだったんですよ
![詳細](/img/pc/contents/report/btn_detail.png)
美浦の田中剛先生が、TVh杯に使うエイシンエイトについて報告させていただきます。
田中剛先生は、お父さんの田中敏朗さんがプロボクサーで、引退してからはボクシングジムを経営していて、もちろん、田中先生も最初はプロボクサーを目指していて、小学生の頃は、お父さんのジムでプロボクサーになるためのトレーニングを受けていたんですよ。
でも、田中先生が小学校を卒業する頃に、お父さんの後援会長で、JRAの馬主でもあって、1970年の中山記念を勝ったアカツキなどでお馴染みだった中内佐光さんが、田中先生のお父さんに、「体が小さいから、ボクサーよりも騎手にした方がいい」と言ったことがきっかけで、北海道の浦河にある「辻牧場」で働きながら中学校に通うことになりました。
中学校を卒業してからは、1976年に馬事公苑の騎手課程に入って、1979年に柄崎義信厩舎の所属でデビューしました。
乗り役としての同期には、今は調教師をやっている、安達昭夫先生(エスポワールシチーやデスペラードなどを管理)や、音無秀孝先生(ミッキーアイルやカンパニーなどを管理)などがいますね。
ちなみに、田中先生の娘さんの歩(あゆみ)さんは、明治学院大学のフランス文学科を卒業してから、全日空の客室乗務員になったあと、フリーのアナウンサーになっていて、大井競馬の「東京シティ競馬中継」(TOKYO・MX)の司会をやっていたんですよ。
乗り役時代の田中先生は、デビューした次の年に早くも、カチウマタローに乗った中山大障害・秋で初めて重賞を勝つと、その後も、オンワードボルガに乗った1985年の中山大障害・秋と東京障害特別・秋や、ノーザンレインボーに乗った1998年の中山大障害・春や、ダイワデュールに乗った2003年の東京ハイジャンプなど、障害で重賞をいくつも勝っていましたし、平地でも、1995年にはゴールデンアイに乗った東京新聞杯を勝っていました。
2009年に乗り役を引退して、柄崎孝厩舎の調教助手になった田中先生は、次の年には調教師の試験に受かって、その年の10月に、定年前に引退することになった、マルゼンスキーの主戦だったことでお馴染みの中野渡清一さんの厩舎を引き継ぐ形で開業しています。
開業した時期が遅かったこともあって、最初の年は一つも勝てなかったんですが、2011年には、マジェスティバイオを使った東京ジャンプSで初めて重賞を勝って、この馬を使った中山大障害で初めてGIを勝つなど、「10勝・獲得賞金3億1320万円」という成績を残していましたし、2012年は、ロゴタイプを使った朝日杯FSなど、重賞を4つも勝ちましたし、他も入れたら14勝を上げて、今までで一番多い「4億5197万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後はずっと成績が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→「10勝・獲得賞金2億0527万円」
2019年→「7勝・獲得賞金1億7148万円」
2020年→「13勝・獲得賞金2億1562万円」
2021年→「12勝・獲得賞金1億7101万円」
2022年→「12勝・獲得賞金2億2440万円」
と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも2012年を大きく下回っていましたし、去年は、シャンパンカラーでNHKマイルCを勝ちましたけど、他の馬があまり活躍できなかったことから、「9勝・獲得賞金3億1117万円」という成績で、やはり2012年を大きく下回っています。
それに…
田中剛先生は、お父さんの田中敏朗さんがプロボクサーで、引退してからはボクシングジムを経営していて、もちろん、田中先生も最初はプロボクサーを目指していて、小学生の頃は、お父さんのジムでプロボクサーになるためのトレーニングを受けていたんですよ。
でも、田中先生が小学校を卒業する頃に、お父さんの後援会長で、JRAの馬主でもあって、1970年の中山記念を勝ったアカツキなどでお馴染みだった中内佐光さんが、田中先生のお父さんに、「体が小さいから、ボクサーよりも騎手にした方がいい」と言ったことがきっかけで、北海道の浦河にある「辻牧場」で働きながら中学校に通うことになりました。
中学校を卒業してからは、1976年に馬事公苑の騎手課程に入って、1979年に柄崎義信厩舎の所属でデビューしました。
乗り役としての同期には、今は調教師をやっている、安達昭夫先生(エスポワールシチーやデスペラードなどを管理)や、音無秀孝先生(ミッキーアイルやカンパニーなどを管理)などがいますね。
ちなみに、田中先生の娘さんの歩(あゆみ)さんは、明治学院大学のフランス文学科を卒業してから、全日空の客室乗務員になったあと、フリーのアナウンサーになっていて、大井競馬の「東京シティ競馬中継」(TOKYO・MX)の司会をやっていたんですよ。
乗り役時代の田中先生は、デビューした次の年に早くも、カチウマタローに乗った中山大障害・秋で初めて重賞を勝つと、その後も、オンワードボルガに乗った1985年の中山大障害・秋と東京障害特別・秋や、ノーザンレインボーに乗った1998年の中山大障害・春や、ダイワデュールに乗った2003年の東京ハイジャンプなど、障害で重賞をいくつも勝っていましたし、平地でも、1995年にはゴールデンアイに乗った東京新聞杯を勝っていました。
2009年に乗り役を引退して、柄崎孝厩舎の調教助手になった田中先生は、次の年には調教師の試験に受かって、その年の10月に、定年前に引退することになった、マルゼンスキーの主戦だったことでお馴染みの中野渡清一さんの厩舎を引き継ぐ形で開業しています。
開業した時期が遅かったこともあって、最初の年は一つも勝てなかったんですが、2011年には、マジェスティバイオを使った東京ジャンプSで初めて重賞を勝って、この馬を使った中山大障害で初めてGIを勝つなど、「10勝・獲得賞金3億1320万円」という成績を残していましたし、2012年は、ロゴタイプを使った朝日杯FSなど、重賞を4つも勝ちましたし、他も入れたら14勝を上げて、今までで一番多い「4億5197万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後はずっと成績が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→「10勝・獲得賞金2億0527万円」
2019年→「7勝・獲得賞金1億7148万円」
2020年→「13勝・獲得賞金2億1562万円」
2021年→「12勝・獲得賞金1億7101万円」
2022年→「12勝・獲得賞金2億2440万円」
と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも2012年を大きく下回っていましたし、去年は、シャンパンカラーでNHKマイルCを勝ちましたけど、他の馬があまり活躍できなかったことから、「9勝・獲得賞金3億1117万円」という成績で、やはり2012年を大きく下回っています。
それに…