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発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/23 (土) 18:45
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:誰もが「超一流の調教師」と認めているのでしょう
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どうもこんにちは。

今回は、アイルランドに厩舎を構えている、エイダン・オブライエン調教師がジャパンCに使う、オーギュストロダンについての報告となります。

1969年の10月に、アイルランドのウェックスフォード州に生まれた彼は、お父さんが乗り役や調教師をやっていたこともあって、子供の頃から馬が身近にいたそうですね。

ちなみに、あとで名前が出てくるヴィンセント・オブライエンさんとは、名字が同じですけど、血縁関係はないそうです。

カラ競馬場の近くにある厩舎で働き始めたオブライエン君は、その後、ジェームズ・ボルジャー厩舎に移って、そこの調教助手になると、1993年に障害調教師として自分の厩舎を開業して、そのシーズンから5年連続で、アイルランドの障害リーディング1位になっていましたし、1993年~1994年のシーズンには、アマチュアの障害騎手としてもリーディング1位になっていたんですよ。

それから、「クールモアグループ」と専属契約を結んでいて、ニジンスキーやロベルトを管理していたことでよく知られているヴィンセント・オブライエンさんが、1996年に引退することになって、オブライエン君は、その腕を認められて、「クールモアグループ」の専属調教師になりました。

その後は、障害だけでなく、平地のレースでも管理馬が活躍するようになって、賞金順で決まるアイルランドの調教師リーディングでは26年連続で1位になっていて、イギリスのリーディングでも、1位になったことが6回あります。

しかも、ガリレオ、ジャイアンツコーズウェイ、ロックオブジブラルタルなどの活躍によって、厩舎を構えているアイルランドだけではなくて、イギリス、フランス、イタリア、カナダ、UAE、香港、オーストラリアなど、数え切れないほど多くの国でG1を勝っていますし、今では、「通算のG1勝利数」が400を超えていますから、オブライエン君のことは、世界中の競馬関係者が、「超一流の調教師」と認めているのでしょう。

ちなみに、長男のジョセフ・オブライエン君と次男のドナカ・オブライエン君は、元々、乗り役をやっていましたけど、今は二人とも調教師をやっています。

そうそう、さっき書いた通り、今までにG1レースを400回以上も勝っているオブライエン君ですが、ジャパンCは、

2004年:パワーズコートが10着
2010年:ジョシュアツリーが10着
2017年:アイダホが5着
2018年:カプリが11着
2021年:ジャパンが8着・ブルームが11着

と、全部で6頭を使っていますけど、まだ一度も勝てていないんですよ。

こういった中、今年は、「イギリスダービーとアイルランドダービーとプリンスオブウェールズSなど、今までにG1レースを6勝」という素晴らしい実績を残しているオーギュストロダンをジャパンCに使ってきますね。

この馬は…
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発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/11/23 (土) 17:20
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:キセキなどを生産した老舗牧場の専務です
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お疲れさまです。

現地時間の11月5日(火)から13日(水)まで、アメリカでは、「キーンランド・ノーベンバー・ブリーディング・ストック・セール」が開催されていましたね。

主に繁殖牝馬が取引されるこのセールでは、私が確認したところ、

■吉田勝己オーナー
2頭を総額212万5000ドル(約3億1875万円)で落札

■吉田晴哉オーナー
1頭を総額28万5000ユーロ(約4275万円)で落札

■山本英俊オーナー
2頭を総額95万ドル(約1億4250万円)で落札

■安原浩司オーナー
1頭を総額45万ドル(約6750万円)で落札

といった形で「日本の関係者による落札」がありました(落札価格は1ドル=150円で計算)。

もちろん、このセールに参加していた関係者達は、これからのレースで、「落札に使った資金の回収」を狙ってくるでしょうね。

さて、ここから本題ですが、今回は、京阪杯に出る、下河辺隆行オーナーの持ち馬グランテストについての報告をしておきます。

知っている方も多いと思いますが、下河辺隆行オーナーは、今、「下河辺牧場」の専務として、主に育成部門と調教部門を取り仕切っていて、繁殖部門を取り仕切っているのは、隆行オーナーのお兄さんで、3代目の社長を務めている下河辺行雄オーナーです。

「下河辺牧場」は、創業が1933年という、超が付くほどの老舗でして、昔の生産馬で私がすぐに思い付くのは、1986年のNHK杯と高松宮杯を勝ったラグビーボールや、1991年のウインターSなど重賞を3勝したナリタハヤブサや、1995年の共同通信杯4歳SとスプリングSと京都新聞杯を勝ったナリタキングオーや、2003年に牝馬三冠を達成したスティルインラブや、2004年のオークスを勝ったダイワエルシエーロといった名前ですね。

最近の生産馬ですぐに思い付くのは、2013年の桜花賞を勝ったアユサンや、2014年のマイルCSを勝ったダノンシャークや、2017年の菊花賞を勝ったキセキといった名前です。

「下河辺牧場」は、JRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーとして、50年近くも前から持ち馬を走らせていますけど、それとは別に、隆行オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2006年のことでして、それから今までに60頭ほどを持っていて、2013年には、レイカーラが3勝を上げるなど、全部で5勝を上げて、「9349万円」の賞金を稼いでいました。

一昨年は、ロンドンプランを使った小倉2歳Sで初めて重賞を勝つなど、5勝を上げて、稼いだ賞金は「1億0536万円」と、「7775万円」だった2021年を大きく上回っていたましたし、去年は9勝を上げて、稼いだ賞金が「1億5678万円」と、一昨年を上回っていたんですよ。

それに…
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発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/11/22 (金) 18:31
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:長男が「競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
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お疲れさんです。

今回は、池添学先生の厩舎が京都2歳Sに使う、サラコスティについての報告をしときます。

誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとって、去年の2月28日(火)に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。

学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。

けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。

その頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。

そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。

そうそう、一昨年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる、池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、「2025年度・競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな

大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。

日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。

でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、

2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円

っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。

ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。

せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。

そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。

もちろん、今年を迎えるにあたって学先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
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発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/11/22 (金) 17:46
対象レース:2024/11/23(土)東京11R・キャピタルS
見出し:プロゴルファーの青木功さんが旧知の友人です
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昨日から、アメリカのフロリダ州にある「ティブロン・ゴルフ・クラブ」では、米女子ツアーの最終戦となる、「CME・グループツアー選手権」が開催されております。

この大会には、日本から古江彩佳選手、笹生優花選手、畑岡奈紗選手、西郷真央選手の4名が参加しており、この会場は、池の多さや起伏の激しさから、難易度が高いコースとして知られておりますので、各選手がどのように攻略するのか、最後まで目が離せません。

まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーがキャピタルSに出走させる、ロジリオンについての報告をしておきます。

皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。

主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。

そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、私が確認したところ、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。

なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。

そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。

また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。

しかし、一昨年までの4年間は、

2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円

という形で数字が伸び悩んでおりました。

当然、昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、一昨年を大きく上回っております。

そして今年は…
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発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/11/21 (木) 19:07
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:乗り役時代に1985年のオークスを勝っとります
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ワシが気に入っとる時代劇映画の一つが、2000年に公開された「雨あがる」なんですわ。

これは、同じタイトルの小説が原作になっとって、性格が優し過ぎて武士として出世できとらん三沢伊兵衛と、妻のたよが、若侍同士の果し合いを仲裁したことがきっかけで、ちょっとしたトラブルに巻き込まれるっちゅうあらすじになっとって、ド派手なアクションシーンがあったりする映画ではないんやけど、観ると心が温まるエエ作品なんや。

で、ワシが今週の京阪杯で期待しとるのは、音無秀孝君が使う、モズメイメイなんですわ。

音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。

ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。

乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。

それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。

2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。

中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。

2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、

2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円

と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。

ただ、去年までの2年間は、

2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円

っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。

そんで今年は…
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