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発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/12/06 (金) 18:47
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:親父さんはトウカイテイオーに乗っとりましたな
掲載日:2024/12/06 (金) 18:47
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:親父さんはトウカイテイオーに乗っとりましたな
まいど。
今週の中日新聞杯では、安田翔伍先生が使うデシエルトが気になっとります。
誰でもよう知っとる通り、安田翔伍先生の親父さんは、同じ栗東で厩舎を構えとって、今年の3月5日(火)に定年で引退した安田隆行さんですな。
隆行さんと言えば、乗り役やった頃に、1991年の皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、通算680勝を上げとったし、厩舎を開業してからは、ダートのG1を4勝したトランセンドや、スプリンターズSと高松宮記念を勝ったカレンチャンや、香港スプリントを連覇するなど、G1を6勝したロードカナロアとか、管理馬がよう走っとりました。
それに隆行さんは、2019年、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっとりましたな。
翔伍先生は、中学3年生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験に落ちてしもうて、次の年も受けようと思っとったんやけど、高校に通っているうちに体が大きくなってしもうたんで、騎手になるのを諦めたそうや。
せやけど、「やっぱり競馬の世界に進みたい」と考えとった先生は、高校を中退して、「ノースヒルズマネジメント」(今のノースヒルズ)で働いてから、半年くらいアイルランドに留学しとって、帰国した後は、3年くらい「ノーザンファーム空港」で働いて、それから、2002年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
2003年に競馬学校を出た後、翔伍先生は、その年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、カレンチャンやロードカナロアとかを担当するなど、2016年、調教師の試験に受かるまでの14年間、ずっと親父さんの厩舎で経験を積んどったんや。
そんで、「社台ファーム」で技術調教師として経験を積んでから、2018年の3月に自分の厩舎を開業した翔伍先生は、それから年末までに、オメガパフュームを使ったシリウスSで初めて重賞を勝つなど、JRAで「9勝・獲得賞金2億4480万円」っちゅう成績を残しとって、その後も、JRAでは、
2019年→23勝・獲得賞金3億5386万円
2020年→21勝・獲得賞金4億6222万円
2021年→28勝・獲得賞金5億2015万円
2022年→23勝・獲得賞金6億4208万円
ちゅう形で賞金が「右肩上がり」になっとったし、オメガパフュームを使った2018年の東京大賞典で初めてのG1勝ちを飾っとって、他も入れたら、この馬でJRAと地方交流を合わせて重賞を8勝もしとるんやから、親父さんの厩舎で走る馬を担当しとった経験を、よう活かせとるんでしょうな。
そんで去年は、ジャスティンカフェを使ったエプソムCを勝つなど、27勝を上げたんやけど、JRAと地方で7億円以上を稼いどったオメガパフュームを引退させたことが響いて、稼いだ賞金は「5億7671万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって翔伍先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際…
今週の中日新聞杯では、安田翔伍先生が使うデシエルトが気になっとります。
誰でもよう知っとる通り、安田翔伍先生の親父さんは、同じ栗東で厩舎を構えとって、今年の3月5日(火)に定年で引退した安田隆行さんですな。
隆行さんと言えば、乗り役やった頃に、1991年の皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、通算680勝を上げとったし、厩舎を開業してからは、ダートのG1を4勝したトランセンドや、スプリンターズSと高松宮記念を勝ったカレンチャンや、香港スプリントを連覇するなど、G1を6勝したロードカナロアとか、管理馬がよう走っとりました。
それに隆行さんは、2019年、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっとりましたな。
翔伍先生は、中学3年生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験に落ちてしもうて、次の年も受けようと思っとったんやけど、高校に通っているうちに体が大きくなってしもうたんで、騎手になるのを諦めたそうや。
せやけど、「やっぱり競馬の世界に進みたい」と考えとった先生は、高校を中退して、「ノースヒルズマネジメント」(今のノースヒルズ)で働いてから、半年くらいアイルランドに留学しとって、帰国した後は、3年くらい「ノーザンファーム空港」で働いて、それから、2002年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
2003年に競馬学校を出た後、翔伍先生は、その年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、カレンチャンやロードカナロアとかを担当するなど、2016年、調教師の試験に受かるまでの14年間、ずっと親父さんの厩舎で経験を積んどったんや。
そんで、「社台ファーム」で技術調教師として経験を積んでから、2018年の3月に自分の厩舎を開業した翔伍先生は、それから年末までに、オメガパフュームを使ったシリウスSで初めて重賞を勝つなど、JRAで「9勝・獲得賞金2億4480万円」っちゅう成績を残しとって、その後も、JRAでは、
2019年→23勝・獲得賞金3億5386万円
2020年→21勝・獲得賞金4億6222万円
2021年→28勝・獲得賞金5億2015万円
2022年→23勝・獲得賞金6億4208万円
ちゅう形で賞金が「右肩上がり」になっとったし、オメガパフュームを使った2018年の東京大賞典で初めてのG1勝ちを飾っとって、他も入れたら、この馬でJRAと地方交流を合わせて重賞を8勝もしとるんやから、親父さんの厩舎で走る馬を担当しとった経験を、よう活かせとるんでしょうな。
そんで去年は、ジャスティンカフェを使ったエプソムCを勝つなど、27勝を上げたんやけど、JRAと地方で7億円以上を稼いどったオメガパフュームを引退させたことが響いて、稼いだ賞金は「5億7671万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって翔伍先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/12/06 (金) 17:31
対象レース:2024/12/07(土)中山11R・常総S
見出し:2009年に「パナソニック株式会社」との合同特許を取得しました
掲載日:2024/12/06 (金) 17:31
対象レース:2024/12/07(土)中山11R・常総S
見出し:2009年に「パナソニック株式会社」との合同特許を取得しました
最近、ホールに導入された新機種の中で、人気を集めているものの一つは、12月2日(月)に「株式会社ビスティ」から出たパチンコ機、「P・ゴジラ対エヴァンゲリオン・セカンドインパクト・G」です。
これは、大人気映画の「ゴジラ」と、大人気アニメの「新世紀エヴァンゲリオン」がコラボし、これまでに複数台が導入されている「ゴジラ対エヴァンゲリオンシリーズ」の最新作となっており、ゲーム内容はもちろんのこと、演出や役物にも力が込められた機種となっておりますので、今後も多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、前迫義幸オーナーが常総Sに出走させる、セブンマジシャンについての報告をしておきます。
前迫オーナーの本業は、東京都中央区の銀座8丁目に本社を構え、電源ケーブルの関連商品や、LED関連商品の製造と販売を主に手掛けている、「デンカエレクトロン株式会社」の代表取締役です。
1970年、前代表の前迫幸治氏が創業した同社は、その後、
1979年→個人事業であった形態を、資本金100万円にて「電化商事株式会社」と改組
1985年→資本金を1000万円に増資
1994年→幸治氏が取締役会長となり、義幸オーナーが代表取締役に就任
1996年→製造部門を「デンカエレクトロン株式会社」として独立
2000年→社名を現在の「デンカエレクトロン株式会社」に統一
2001年→香港にグループ会社として「電化有限公司」を設立
2003年→中国の深センに工場と事務所を開設
2006年→本社を千代田区神田小川町から現在の場所に移転
2009年→「パナソニック株式会社」との合同特許を取得
2011年→深センにグループ会社として「電化商貿有限公司」を設立
2019年→東京都八王子市に自社工場を開設
といった形で順調に事業を拡大しておりますので、その代表を務めている前迫オーナーは、「優秀な経営者」と言えるでしょう。
JRA馬主としての前迫オーナーは、私が確認したところ、2003年から馬を走らせておりますが、ようやく初勝利を上げられたのが2013年のことで、同年から2015年までは、3年続けて3勝を上げておりました。
2016年から2021年までは、成績が伸び悩んでしまいましたが、一昨年は、過去最多となる9勝を上げ、獲得賞金も「1億0269万円」というキャリアハイの数字となっております。
ただ、昨年は、「5勝・獲得賞金9792万円」という成績で、一昨年を下回っており、今年も…
これは、大人気映画の「ゴジラ」と、大人気アニメの「新世紀エヴァンゲリオン」がコラボし、これまでに複数台が導入されている「ゴジラ対エヴァンゲリオンシリーズ」の最新作となっており、ゲーム内容はもちろんのこと、演出や役物にも力が込められた機種となっておりますので、今後も多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、前迫義幸オーナーが常総Sに出走させる、セブンマジシャンについての報告をしておきます。
前迫オーナーの本業は、東京都中央区の銀座8丁目に本社を構え、電源ケーブルの関連商品や、LED関連商品の製造と販売を主に手掛けている、「デンカエレクトロン株式会社」の代表取締役です。
1970年、前代表の前迫幸治氏が創業した同社は、その後、
1979年→個人事業であった形態を、資本金100万円にて「電化商事株式会社」と改組
1985年→資本金を1000万円に増資
1994年→幸治氏が取締役会長となり、義幸オーナーが代表取締役に就任
1996年→製造部門を「デンカエレクトロン株式会社」として独立
2000年→社名を現在の「デンカエレクトロン株式会社」に統一
2001年→香港にグループ会社として「電化有限公司」を設立
2003年→中国の深センに工場と事務所を開設
2006年→本社を千代田区神田小川町から現在の場所に移転
2009年→「パナソニック株式会社」との合同特許を取得
2011年→深センにグループ会社として「電化商貿有限公司」を設立
2019年→東京都八王子市に自社工場を開設
といった形で順調に事業を拡大しておりますので、その代表を務めている前迫オーナーは、「優秀な経営者」と言えるでしょう。
JRA馬主としての前迫オーナーは、私が確認したところ、2003年から馬を走らせておりますが、ようやく初勝利を上げられたのが2013年のことで、同年から2015年までは、3年続けて3勝を上げておりました。
2016年から2021年までは、成績が伸び悩んでしまいましたが、一昨年は、過去最多となる9勝を上げ、獲得賞金も「1億0269万円」というキャリアハイの数字となっております。
ただ、昨年は、「5勝・獲得賞金9792万円」という成績で、一昨年を下回っており、今年も…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/12/06 (金) 16:23
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:「ビッグレッドファーム」で働いとったんですわ
掲載日:2024/12/06 (金) 16:23
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:「ビッグレッドファーム」で働いとったんですわ
お疲れさんです。
今回は、奥村豊先生の厩舎が阪神ジュベナイルFに使う、ジャルディニエについての報告をしときます。
奥村先生は、トレセンがある栗東市の出身なんやけど、競馬とは縁のない家庭で育っとって、乗馬をやっとったのがきっかけで、馬に関わる仕事をしようと決めて、2001年から「ビッグレッドファーム」で働いとりました。
そこで馬のことを勉強した後、2003年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から、五十嵐忠男先生(2005年の阪神ジュベナイルFを勝ったテイエムプリキュアなどを管理)の厩舎で厩務員をやった後、2004年の2月から調教助手をやって、2006年の4月から、藤岡健一先生(2016年の高松宮記念を勝ったビッグアーサーなどを管理)の厩舎で調教助手をやって経験を積んどりましたな。
そんで、5回目の挑戦やった2013年の12月に調教師の試験に受かって、2015年の3月に厩舎を開業しとります。
先生と同じ年に受かった調教師は、池添学先生、奥村武先生、武井亮先生、西村真幸先生、松下武士先生がいますな。
奥村先生は、最初の年に「9勝・獲得賞金1億1363万円」という成績を残すと、その後も、
2016年→18勝・獲得賞金2億1141万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3143万円
2018年→18勝・獲得賞金3億6671万円
2019年→24勝・獲得賞金3億8013万円
2020年→21勝・獲得賞金3億6061万円
2021年→25勝・獲得賞金4億6266万円
2022年→32勝・獲得賞金5億4749万円
ちゅう形で順調に実績を積み重ねとったし、特に一昨年は、ピースオブエイトで毎日杯を勝つなど、勝ち星と賞金のどっちも、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ、去年は、小倉サマージャンプを勝ったテーオーソクラテス以外の馬があまり活躍できんかったことと、全部で24勝しかできんかったこともあって、稼いだ賞金が「4億8720万円」と、一昨年を下回っとりました。
それに…
今回は、奥村豊先生の厩舎が阪神ジュベナイルFに使う、ジャルディニエについての報告をしときます。
奥村先生は、トレセンがある栗東市の出身なんやけど、競馬とは縁のない家庭で育っとって、乗馬をやっとったのがきっかけで、馬に関わる仕事をしようと決めて、2001年から「ビッグレッドファーム」で働いとりました。
そこで馬のことを勉強した後、2003年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から、五十嵐忠男先生(2005年の阪神ジュベナイルFを勝ったテイエムプリキュアなどを管理)の厩舎で厩務員をやった後、2004年の2月から調教助手をやって、2006年の4月から、藤岡健一先生(2016年の高松宮記念を勝ったビッグアーサーなどを管理)の厩舎で調教助手をやって経験を積んどりましたな。
そんで、5回目の挑戦やった2013年の12月に調教師の試験に受かって、2015年の3月に厩舎を開業しとります。
先生と同じ年に受かった調教師は、池添学先生、奥村武先生、武井亮先生、西村真幸先生、松下武士先生がいますな。
奥村先生は、最初の年に「9勝・獲得賞金1億1363万円」という成績を残すと、その後も、
2016年→18勝・獲得賞金2億1141万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3143万円
2018年→18勝・獲得賞金3億6671万円
2019年→24勝・獲得賞金3億8013万円
2020年→21勝・獲得賞金3億6061万円
2021年→25勝・獲得賞金4億6266万円
2022年→32勝・獲得賞金5億4749万円
ちゅう形で順調に実績を積み重ねとったし、特に一昨年は、ピースオブエイトで毎日杯を勝つなど、勝ち星と賞金のどっちも、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ、去年は、小倉サマージャンプを勝ったテーオーソクラテス以外の馬があまり活躍できんかったことと、全部で24勝しかできんかったこともあって、稼いだ賞金が「4億8720万円」と、一昨年を下回っとりました。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/12/06 (金) 14:09
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:福岡県大牟田市にある産婦人科の院長です
掲載日:2024/12/06 (金) 14:09
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:福岡県大牟田市にある産婦人科の院長です
今季の国内男子ゴルフでは、金谷拓実選手が初の賞金王に輝きました。
金谷選手は、17歳だった2015年に史上最年少で日本アマチュア選手権を制するなど、早い段階から活躍しており、今年は、東建ホームメイトカップとACNチャンピオンシップを優勝するなど、素晴らしい実績を残しておりますので、来季の活躍にも注目したいところです。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、平井裕(ゆう)オーナーが中日新聞杯に出走させる、エヒトについての報告をしておきましょう。
皆様もよくご存知の通り、平井オーナーの本業は、福岡県大牟田市の明治町にある、「医療法人メディカルキューブ・平井外科産婦人科」の院長でして、最寄りの「西鉄天神大牟田線・新栄町駅」からですと、駅を出て新栄町入口の交差点を右折し、そのまま北に400メートルほど進み、大黒町の交差点を左折して100mほど進んだところにある、茶色いタイル張りの建物が「平井外科産婦人科」です。
平井オーナーは、1978年に「埼玉医科大学」を卒業してから、「久留米大学病院」の外科で勤務し、1987年に医学博士となり、翌年から7年間、「済生会大牟田病院」で副院長と外科部長を務め、1995年に「平井外科産婦人科」を開院しました。
同医院では、「大牟田地区で最先端の医療を提供すること」をモットーに、外科と産婦人科だけでなく、整形外科、胃腸科、肛門科、リハビリテーション科、乳腺外科、消化器内科など、診療科目を充実させており、乳がんの早期発見や不妊治療にも力を入れていることから、地域の方は、同院の院長を務めている平井オーナーのことを、「非常に頼れる存在」と考えているのでしょう。
馬主としての平井オーナーは、確か1998年にJRAで所有馬を走らせ始め、これまでに150頭近くを所有しており、2016年には、「10勝・獲得賞金1億4593万円」という成績を残しておりました。
その後の4年間は、
2017年→4勝・獲得賞金1億0027万円
2018年→3勝・獲得賞金8686万円
2019年→8勝・獲得賞金1億2328万円
2020年→8勝・獲得賞金1億2278万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたが、2021年は、「15勝・獲得賞金2億5060万円」と、2016年を大きく上回る、過去最高の成績を残しており、更に一昨年は、勝利数が「10」に留まり、前年を大きく下回ったものの、エヒトを出走させた七夕賞で「初めての重賞勝ち」を飾り、獲得賞金は「2億4019万円」と、2021年に続いて「2億円超え」を達成しておりました。
そして、昨年も好調が続いており、エヒトで小倉記念を制するなど、合計で8勝を上げ、獲得賞金は「2億2231万円」と、一昨年の数字を下回っておりましたが、「3年連続の2億円超え」を達成しております。
ただ今年は…
金谷選手は、17歳だった2015年に史上最年少で日本アマチュア選手権を制するなど、早い段階から活躍しており、今年は、東建ホームメイトカップとACNチャンピオンシップを優勝するなど、素晴らしい実績を残しておりますので、来季の活躍にも注目したいところです。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、平井裕(ゆう)オーナーが中日新聞杯に出走させる、エヒトについての報告をしておきましょう。
皆様もよくご存知の通り、平井オーナーの本業は、福岡県大牟田市の明治町にある、「医療法人メディカルキューブ・平井外科産婦人科」の院長でして、最寄りの「西鉄天神大牟田線・新栄町駅」からですと、駅を出て新栄町入口の交差点を右折し、そのまま北に400メートルほど進み、大黒町の交差点を左折して100mほど進んだところにある、茶色いタイル張りの建物が「平井外科産婦人科」です。
平井オーナーは、1978年に「埼玉医科大学」を卒業してから、「久留米大学病院」の外科で勤務し、1987年に医学博士となり、翌年から7年間、「済生会大牟田病院」で副院長と外科部長を務め、1995年に「平井外科産婦人科」を開院しました。
同医院では、「大牟田地区で最先端の医療を提供すること」をモットーに、外科と産婦人科だけでなく、整形外科、胃腸科、肛門科、リハビリテーション科、乳腺外科、消化器内科など、診療科目を充実させており、乳がんの早期発見や不妊治療にも力を入れていることから、地域の方は、同院の院長を務めている平井オーナーのことを、「非常に頼れる存在」と考えているのでしょう。
馬主としての平井オーナーは、確か1998年にJRAで所有馬を走らせ始め、これまでに150頭近くを所有しており、2016年には、「10勝・獲得賞金1億4593万円」という成績を残しておりました。
その後の4年間は、
2017年→4勝・獲得賞金1億0027万円
2018年→3勝・獲得賞金8686万円
2019年→8勝・獲得賞金1億2328万円
2020年→8勝・獲得賞金1億2278万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたが、2021年は、「15勝・獲得賞金2億5060万円」と、2016年を大きく上回る、過去最高の成績を残しており、更に一昨年は、勝利数が「10」に留まり、前年を大きく下回ったものの、エヒトを出走させた七夕賞で「初めての重賞勝ち」を飾り、獲得賞金は「2億4019万円」と、2021年に続いて「2億円超え」を達成しておりました。
そして、昨年も好調が続いており、エヒトで小倉記念を制するなど、合計で8勝を上げ、獲得賞金は「2億2231万円」と、一昨年の数字を下回っておりましたが、「3年連続の2億円超え」を達成しております。
ただ今年は…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/12/06 (金) 11:52
対象レース:2024/12/07(土)京都11R・リゲルS
見出し:物流に関する様々な事業を手掛けております
掲載日:2024/12/06 (金) 11:52
対象レース:2024/12/07(土)京都11R・リゲルS
見出し:物流に関する様々な事業を手掛けております
本日、東京株式市場の日経平均株価は、少し前に私が確認したところ、前日比247円8銭安の3万9148円52銭となっておりました。
銘柄別では、「インターメスティック」、「日本コンセプト」、「イトーキ」、「さくらインターネット」などが積極的に買われており、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、飯塚知一オーナーがリゲルSに出走させる、シャドウフューリーに注目しております。
皆様もよくご存知の通り、飯塚オーナーの本業は、「JR田町駅」(東京都港区)から徒歩10分ほどの場所に本社を構えている、「株式会社シンコー」の代表取締役です。
1941年に創業された同社は、物流に関する様々な業務を手掛けており、現在は、東京競馬場に近い「府中営業所」や、大井競馬場に近い「東京港事業所」など、全国14ヶ所に事業所を有しております。
更に同社は、包装資材の輸出入を手掛ける「日本ポリシール工業株式会社」や、包装梱包サービス業を手掛ける「株式会社シンコーロジテム」といった関連会社を有している上、日本企業が中国企業と取引する際の物流をサポートするため、中国に関連会社の「信广包装(上海)有限公司」を有しており、現在は200名近くの従業員を雇用しておりますので、代表取締役としてこれらの事業を取り仕切っている飯塚オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての飯塚オーナーは、30年以上のキャリアを誇る大ベテランでして、2011年からは「新潟馬主協会」の会長を務めております。
飯塚オーナーは、これまでに130頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2004年の根岸Sを制したシャドウスケイプや、2007年の中山金杯とシンガポール航空国際Cと2010年の中京記念を制したシャドウゲイトなどが挙げられるでしょう。
2011年には、エプソムCと毎日王冠を制したダークシャドウなどの活躍により、6勝を上げ、過去最高となる「2億8777万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→獲得賞金1億9872万円
2020年→獲得賞金8907万円
2021年→獲得賞金5110万円
2022年→獲得賞金4701万円
2023年→獲得賞金8940万円
という物足りない数字に留まっております。
更に…
銘柄別では、「インターメスティック」、「日本コンセプト」、「イトーキ」、「さくらインターネット」などが積極的に買われており、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、飯塚知一オーナーがリゲルSに出走させる、シャドウフューリーに注目しております。
皆様もよくご存知の通り、飯塚オーナーの本業は、「JR田町駅」(東京都港区)から徒歩10分ほどの場所に本社を構えている、「株式会社シンコー」の代表取締役です。
1941年に創業された同社は、物流に関する様々な業務を手掛けており、現在は、東京競馬場に近い「府中営業所」や、大井競馬場に近い「東京港事業所」など、全国14ヶ所に事業所を有しております。
更に同社は、包装資材の輸出入を手掛ける「日本ポリシール工業株式会社」や、包装梱包サービス業を手掛ける「株式会社シンコーロジテム」といった関連会社を有している上、日本企業が中国企業と取引する際の物流をサポートするため、中国に関連会社の「信广包装(上海)有限公司」を有しており、現在は200名近くの従業員を雇用しておりますので、代表取締役としてこれらの事業を取り仕切っている飯塚オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての飯塚オーナーは、30年以上のキャリアを誇る大ベテランでして、2011年からは「新潟馬主協会」の会長を務めております。
飯塚オーナーは、これまでに130頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2004年の根岸Sを制したシャドウスケイプや、2007年の中山金杯とシンガポール航空国際Cと2010年の中京記念を制したシャドウゲイトなどが挙げられるでしょう。
2011年には、エプソムCと毎日王冠を制したダークシャドウなどの活躍により、6勝を上げ、過去最高となる「2億8777万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→獲得賞金1億9872万円
2020年→獲得賞金8907万円
2021年→獲得賞金5110万円
2022年→獲得賞金4701万円
2023年→獲得賞金8940万円
という物足りない数字に留まっております。
更に…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/12/05 (木) 18:35
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:今年は「約78億6290万円」を投じていますわね
掲載日:2024/12/05 (木) 18:35
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:今年は「約78億6290万円」を投じていますわね
皆さんごきげんよう。
今回は、「ゴドルフィン」が中日新聞杯に出走させる、クルゼイロドスルについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、一口馬主クラブ「ワラウカド」のクラブ法人である「株式会社フクキタル」でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますの。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして今年は…
今回は、「ゴドルフィン」が中日新聞杯に出走させる、クルゼイロドスルについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、一口馬主クラブ「ワラウカド」のクラブ法人である「株式会社フクキタル」でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますの。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・栗東飼料業者J
掲載日:2024/12/05 (木) 17:40
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:柴田善臣君が競馬学校の同期なんや
掲載日:2024/12/05 (木) 17:40
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:柴田善臣君が競馬学校の同期なんや
早いもんで、暦はもう12月ですな。
馬は、暑さよりも寒さに強い生き物なんで、寒くなってくるこれからの時期は、夏場と比べてカイバをよう食べる馬が増えてくるんですわ。
もちろん、その中には、食べ過ぎで馬体を絞れんようになる馬が出てくるんやけど、カイバに含まれとる食物繊維とかは、馬に必要な栄養なんで、食わせる量を減らすことは、基本的に避けた方がエエと言われとって、そういう時は、いつもカイバに入れとる油とかの量を減らして、カロリーを調整することもあるんや。
さて、ここから本題に入るんやけど、今回は、須貝尚介先生の厩舎が阪神ジュベナイルFに使う、クリノメイについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、須貝先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、石橋守先生、岩戸孝樹先生、武藤善則先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に親父さんの須貝彦三厩舎からデビューしとりましたな。
乗り役時代の尚介先生は、1990年のきさらぎ賞をハクタイセイで、1999年の小倉記念をアンブラスモアで勝つなど、重賞を4勝、通算で302勝を上げとったんや。
でもって、調教師の試験に受かった2008年の3月に乗り役を引退しとって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに彦三先生は、1982年の有馬記念をヒカリデユールで勝つなど、重賞を18勝、通算506勝っちゅうエエ成績を残しとったんやから、尚介先生は親父さんと比べられることが多かったんやけど、そんな中でも初めの内から、
2009年→10勝・獲得賞金1億5675万円
2010年→25勝・獲得賞金3億2643万円
2011年→29勝・獲得賞金5億3376万円
っちゅう形で成績を伸ばしとったし、2012年は、ゴールドシップを使った皐月賞と菊花賞と有馬記念や、ローブティサージュを使った阪神ジュベナイルFとか、重賞を9勝もして、「46勝・獲得賞金13億8516万円」っちゅう成績を残したんやから、先生が調教師に向いとるのは、誰にでもよう分かることやな。
そんで2013年は、「重賞6勝を含む31勝・獲得賞金11億4842万円」と、キッチリ10億円の大台に乗せとって、2014年は、JRAだけで、「重賞6勝を含む41勝・獲得賞金11億8267万円」っちゅう成績を残しとったし、ジャスタウェイを使ったドバイデューティフリー(今のドバイターフ)を勝って、その賞金300万ドル(当時のレートで約3億0555万円)を足したら、全部で「約14億8822万円」っちゅう、開業してから一番多い賞金を稼いどりました。
せやけど、その後は、
2016年→33勝・獲得賞金8億5820万円
2017年→38勝・獲得賞金8億4011万円
2018年→42勝・獲得賞金10億4186万円
2019年→35勝・獲得賞金8億4034万円
2020年→36勝・獲得賞金9億0833万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったから、2021年の尚介先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、2021年は、ソダシで桜花賞と札幌記念を勝つなど、「42勝・獲得賞金11億7356万円」っちゅう、2020年よりもかなりエエ成績を残しとりました。
そんで一昨年は、ソダシでヴィクトリアマイルを勝って、ドルチェモアで朝日杯FSを勝つなど、今までで一番多い47勝を上げて、稼いだ賞金は「11億4363万円」っちゅう、2021年とほとんど変わらん数字やったんや。
ただ、去年は、29勝しかできとらんし、重賞勝ちが1つだけやったこともあって、稼いだ賞金は「6億6084万円」と、一昨年を大きく下回っとったから、今年を迎えるにあたって、尚介先生は、「一昨年までの勢いを取り戻したい」と考えとったんでしょうな。
実際、今年は…
馬は、暑さよりも寒さに強い生き物なんで、寒くなってくるこれからの時期は、夏場と比べてカイバをよう食べる馬が増えてくるんですわ。
もちろん、その中には、食べ過ぎで馬体を絞れんようになる馬が出てくるんやけど、カイバに含まれとる食物繊維とかは、馬に必要な栄養なんで、食わせる量を減らすことは、基本的に避けた方がエエと言われとって、そういう時は、いつもカイバに入れとる油とかの量を減らして、カロリーを調整することもあるんや。
さて、ここから本題に入るんやけど、今回は、須貝尚介先生の厩舎が阪神ジュベナイルFに使う、クリノメイについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、須貝先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、石橋守先生、岩戸孝樹先生、武藤善則先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に親父さんの須貝彦三厩舎からデビューしとりましたな。
乗り役時代の尚介先生は、1990年のきさらぎ賞をハクタイセイで、1999年の小倉記念をアンブラスモアで勝つなど、重賞を4勝、通算で302勝を上げとったんや。
でもって、調教師の試験に受かった2008年の3月に乗り役を引退しとって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに彦三先生は、1982年の有馬記念をヒカリデユールで勝つなど、重賞を18勝、通算506勝っちゅうエエ成績を残しとったんやから、尚介先生は親父さんと比べられることが多かったんやけど、そんな中でも初めの内から、
2009年→10勝・獲得賞金1億5675万円
2010年→25勝・獲得賞金3億2643万円
2011年→29勝・獲得賞金5億3376万円
っちゅう形で成績を伸ばしとったし、2012年は、ゴールドシップを使った皐月賞と菊花賞と有馬記念や、ローブティサージュを使った阪神ジュベナイルFとか、重賞を9勝もして、「46勝・獲得賞金13億8516万円」っちゅう成績を残したんやから、先生が調教師に向いとるのは、誰にでもよう分かることやな。
そんで2013年は、「重賞6勝を含む31勝・獲得賞金11億4842万円」と、キッチリ10億円の大台に乗せとって、2014年は、JRAだけで、「重賞6勝を含む41勝・獲得賞金11億8267万円」っちゅう成績を残しとったし、ジャスタウェイを使ったドバイデューティフリー(今のドバイターフ)を勝って、その賞金300万ドル(当時のレートで約3億0555万円)を足したら、全部で「約14億8822万円」っちゅう、開業してから一番多い賞金を稼いどりました。
せやけど、その後は、
2016年→33勝・獲得賞金8億5820万円
2017年→38勝・獲得賞金8億4011万円
2018年→42勝・獲得賞金10億4186万円
2019年→35勝・獲得賞金8億4034万円
2020年→36勝・獲得賞金9億0833万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったから、2021年の尚介先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、2021年は、ソダシで桜花賞と札幌記念を勝つなど、「42勝・獲得賞金11億7356万円」っちゅう、2020年よりもかなりエエ成績を残しとりました。
そんで一昨年は、ソダシでヴィクトリアマイルを勝って、ドルチェモアで朝日杯FSを勝つなど、今までで一番多い47勝を上げて、稼いだ賞金は「11億4363万円」っちゅう、2021年とほとんど変わらん数字やったんや。
ただ、去年は、29勝しかできとらんし、重賞勝ちが1つだけやったこともあって、稼いだ賞金は「6億6084万円」と、一昨年を大きく下回っとったから、今年を迎えるにあたって、尚介先生は、「一昨年までの勢いを取り戻したい」と考えとったんでしょうな。
実際、今年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/12/05 (木) 13:16
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:ナリタトップロードの厩舎で働いとりましたな
掲載日:2024/12/05 (木) 13:16
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:ナリタトップロードの厩舎で働いとりましたな
まいど。
今週の阪神ジュベナイルFでは、杉山佳明先生が登録しとるカワキタマナレアが気になっとります。
兵庫県出身の杉山先生は、北海道の浦河にある「軽種馬育成調教センター」(BTC)の研修を受けて馬乗りの勉強をして、千歳の「社台ファーム」で働いた後、2009年の6月に「競馬学校」の厩務員課程に入ったんですわ。
次の年の11月からは、スワーヴリチャードとかでよう知られとる庄野靖志先生の厩舎で厩務員をやって、2011年の1月からは調教助手をやって、2013年の6月に、ナリタトップロードとかでよう知られとる沖芳夫厩舎に移ったんや。
2019年の2月に沖さんが定年で引退した後は、上村洋行厩舎で調教助手をやって、この年の12月に、8回目の挑戦で調教師の試験に受かっとります。
それから杉山先生は、美浦の加藤征弘厩舎と栗東の中竹和也厩舎で技術調教師をやっとりました。
ちなみに、加藤厩舎で技術調教師をやっとった理由は、杉山先生が「社台ファーム」におった2002年に、同じ「社台ファーム」で働いとったことのある加藤先生が厩舎を開業して、転厩してきた馬をどんどん勝たせとったのを見て、「いつか加藤先生の元で勉強したい」と思ったからなんですわ。
2021年の3月に自分の厩舎を開業した杉山先生は、エピローグを使った3月27日(土)の中京9Rで初勝利を上げとって、他も入れたら、年末までの成績が「14勝・獲得賞金2億4430万円」っちゅう、調教師としてまずまずのスタートを切っとったんや。
それに、開業2年目やった一昨年は、「19勝・獲得賞金3億7583万円」っちゅう成績で、前の年を大きく上回っとりました。
ただ、去年は、「18勝・獲得賞金3億6269万円」っちゅう成績で、ほんの少しやけど一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
せやけど、今年は…
今週の阪神ジュベナイルFでは、杉山佳明先生が登録しとるカワキタマナレアが気になっとります。
兵庫県出身の杉山先生は、北海道の浦河にある「軽種馬育成調教センター」(BTC)の研修を受けて馬乗りの勉強をして、千歳の「社台ファーム」で働いた後、2009年の6月に「競馬学校」の厩務員課程に入ったんですわ。
次の年の11月からは、スワーヴリチャードとかでよう知られとる庄野靖志先生の厩舎で厩務員をやって、2011年の1月からは調教助手をやって、2013年の6月に、ナリタトップロードとかでよう知られとる沖芳夫厩舎に移ったんや。
2019年の2月に沖さんが定年で引退した後は、上村洋行厩舎で調教助手をやって、この年の12月に、8回目の挑戦で調教師の試験に受かっとります。
それから杉山先生は、美浦の加藤征弘厩舎と栗東の中竹和也厩舎で技術調教師をやっとりました。
ちなみに、加藤厩舎で技術調教師をやっとった理由は、杉山先生が「社台ファーム」におった2002年に、同じ「社台ファーム」で働いとったことのある加藤先生が厩舎を開業して、転厩してきた馬をどんどん勝たせとったのを見て、「いつか加藤先生の元で勉強したい」と思ったからなんですわ。
2021年の3月に自分の厩舎を開業した杉山先生は、エピローグを使った3月27日(土)の中京9Rで初勝利を上げとって、他も入れたら、年末までの成績が「14勝・獲得賞金2億4430万円」っちゅう、調教師としてまずまずのスタートを切っとったんや。
それに、開業2年目やった一昨年は、「19勝・獲得賞金3億7583万円」っちゅう成績で、前の年を大きく上回っとりました。
ただ、去年は、「18勝・獲得賞金3億6269万円」っちゅう成績で、ほんの少しやけど一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
せやけど、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/12/05 (木) 12:34
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:「カニトップ」などの健康食品を販売している企業の代表です
掲載日:2024/12/05 (木) 12:34
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:「カニトップ」などの健康食品を販売している企業の代表です
皆さまお元気ですか。
今回は、中日新聞杯にトーセンリョウを登録している島川隆哉オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、島川オーナーの本業は、「カニトップ」を筆頭とした健康食品の販売で有名な、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長です。
宮城県仙台市の中心部に本社と営業所を構えている同社は、約40万人の会員に対して、健康食品や、「ELLESTE(エレステ)」シリーズというオリジナルブランドの化粧品や、洗剤をはじめとした生活用品の販売を行っており、現在は、仙台に加え、青森県八戸市、東京都中央区銀座、大阪府大阪市北区梅田、熊本県熊本市にも営業所を有しております。
更に同社は、「仙台駅」から徒歩で1~2分の場所に拠点を構え、仙台市内の賃貸物件仲介事業を主に手掛けている「株式会社杜の都地所」の経営や、「杜の都ゴルフ倶楽部」、「杜の都ゴルフサロン仙台」、「杜の都ゴルフサロン泉」というゴルフ関連施設の経営など、様々な地域密着型の事業も手掛けておりますので、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長を務めている島川オーナーは、「仙台とその周辺の経済を支えている重要な存在」と言えるでしょう。
また、島川オーナーは、2013年の7月16日(火)、宮城県刈田郡蔵王町の遠刈田温泉にオープンしていた美術館・「エール蔵王・島川記念館」を、2019年の3月20日(水)、「ジャパンヘルスサミット」の本社ビル内に移転させ、「島川美術館」と名前を改めて開館しております。
ここには、島川オーナーが、「地元の方達に見ていただきたい」との思いで収集した、日本画家の巨匠・横山大観作の「霊峰不二」や、大正から昭和初期に掛けて活躍した洋画家・岸田劉生作の「麗子像」など、非常に貴重な美術品の数々が展示されておりますので、オーナーは、地元の文化的な発展にも大きく貢献しているのでしょう。
なお、馬主としての島川オーナーは、1998年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1000頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年の天皇賞・秋を制するなど、重賞を4勝したトーセンジョーダンや、2013年のマイルCSを制するなど、重賞を3勝したトーセンラーが挙げられます。
2011年の島川オーナーは、トーセンジョーダンの活躍などにより、35勝を上げ、過去最高となる「9億9760万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億7398万円
2020年→21勝・獲得賞金4億7228万円
2021年→18勝・獲得賞金3億1757万円
2022年→10勝・獲得賞金1億9278万円
2023年→10勝・獲得賞金1億7760万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっております。
そして…
今回は、中日新聞杯にトーセンリョウを登録している島川隆哉オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、島川オーナーの本業は、「カニトップ」を筆頭とした健康食品の販売で有名な、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長です。
宮城県仙台市の中心部に本社と営業所を構えている同社は、約40万人の会員に対して、健康食品や、「ELLESTE(エレステ)」シリーズというオリジナルブランドの化粧品や、洗剤をはじめとした生活用品の販売を行っており、現在は、仙台に加え、青森県八戸市、東京都中央区銀座、大阪府大阪市北区梅田、熊本県熊本市にも営業所を有しております。
更に同社は、「仙台駅」から徒歩で1~2分の場所に拠点を構え、仙台市内の賃貸物件仲介事業を主に手掛けている「株式会社杜の都地所」の経営や、「杜の都ゴルフ倶楽部」、「杜の都ゴルフサロン仙台」、「杜の都ゴルフサロン泉」というゴルフ関連施設の経営など、様々な地域密着型の事業も手掛けておりますので、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長を務めている島川オーナーは、「仙台とその周辺の経済を支えている重要な存在」と言えるでしょう。
また、島川オーナーは、2013年の7月16日(火)、宮城県刈田郡蔵王町の遠刈田温泉にオープンしていた美術館・「エール蔵王・島川記念館」を、2019年の3月20日(水)、「ジャパンヘルスサミット」の本社ビル内に移転させ、「島川美術館」と名前を改めて開館しております。
ここには、島川オーナーが、「地元の方達に見ていただきたい」との思いで収集した、日本画家の巨匠・横山大観作の「霊峰不二」や、大正から昭和初期に掛けて活躍した洋画家・岸田劉生作の「麗子像」など、非常に貴重な美術品の数々が展示されておりますので、オーナーは、地元の文化的な発展にも大きく貢献しているのでしょう。
なお、馬主としての島川オーナーは、1998年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1000頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年の天皇賞・秋を制するなど、重賞を4勝したトーセンジョーダンや、2013年のマイルCSを制するなど、重賞を3勝したトーセンラーが挙げられます。
2011年の島川オーナーは、トーセンジョーダンの活躍などにより、35勝を上げ、過去最高となる「9億9760万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億7398万円
2020年→21勝・獲得賞金4億7228万円
2021年→18勝・獲得賞金3億1757万円
2022年→10勝・獲得賞金1億9278万円
2023年→10勝・獲得賞金1億7760万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっております。
そして…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/12/05 (木) 11:08
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:加賀武見さんの娘さんと結婚していますね
掲載日:2024/12/05 (木) 11:08
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:加賀武見さんの娘さんと結婚していますね
どうもこんにちは。
今回は、アメリカのジョセフ・リー調教師が阪神ジュベナイルFに登録している、メイデイレディについての報告となります。
1962年の3月に、アメリカのニューヨークで生まれた彼は、11歳の時、お祖父さんに連れられて行った競馬場で、セクレタリアトが勝ったベルモントSを観たことが、競馬に興味を持つきっかけだったそうですね。
高校生の時に、馬主だった同級生のお母さんに馬を見せてもらったこともあって、ますます競馬が好きになったリー君は、18歳だった1980年から競馬場で働き始めて、ブライアンズタイムを管理していたことなどでお馴染みのジョン・ヴィーチ厩舎といった、G1を何勝もしている厩舎で馬のことを学んだんですよ。
1987年からは、競馬場とレストランで働きながらケンタッキー大学にも通っていて、1989年に大学を卒業した後は、ウェイン・ルーカス厩舎で2年間ぐらい働いていました。
ルーカス厩舎と言えば、1999年にケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったカリズマティックなどを管理していましたし、他も入れたら、ケンタッキーダービーを4勝もするなど、素晴らしい実績を残している名門厩舎で、パレスマリスを管理していたことでお馴染みのトッド・プレッチャー君も、この厩舎で働いていたんですよ。
その後、リー君は1991年に自分の厩舎を開業したんですが、1993年には、ルーカス厩舎の同僚だったキアラン・マクラフリン君がドバイで調教師の資格を取ったことがきっかけになって、そのアシスタントとして、一緒にドバイで働くことになりました。
ドバイに行ってからは、ゴドルフィンの仕事も手伝うようになって、ザイーテンが2着だった1994年の京王杯SCや、ハートレイクが勝った次の年の安田記念に、スタッフとして帯同していたんですよ。
そして、乗り役と調教師として活躍した加賀武見さんの娘さんで、当時、JRAの職員として働いていた鈴代さんと結婚して、2000年からは、加賀武見厩舎で働いていましたし、2008年に加賀さんが定年で引退した後は、福島県の天栄ホースパーク(現在のノーザンファーム天栄)で働いていました。
2011年にはアメリカに戻って、それから馬具用品の貿易会社を経営していましたけど、2015年からは、ニューヨークに戻ってきていたマクラフリン君の厩舎で働くようになったんですけど、2020年に、マクラフリン君が騎手エージェントになるために調教師免許を返上したので、彼の厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業しています。
ちなみに、長男のジョセフ君と次男のアンソニー君は、二人ともリー君の厩舎で働いていますね。
厩舎を開業した後は、2021年に今の厩舎としての初勝利を上げていて、今年は…
今回は、アメリカのジョセフ・リー調教師が阪神ジュベナイルFに登録している、メイデイレディについての報告となります。
1962年の3月に、アメリカのニューヨークで生まれた彼は、11歳の時、お祖父さんに連れられて行った競馬場で、セクレタリアトが勝ったベルモントSを観たことが、競馬に興味を持つきっかけだったそうですね。
高校生の時に、馬主だった同級生のお母さんに馬を見せてもらったこともあって、ますます競馬が好きになったリー君は、18歳だった1980年から競馬場で働き始めて、ブライアンズタイムを管理していたことなどでお馴染みのジョン・ヴィーチ厩舎といった、G1を何勝もしている厩舎で馬のことを学んだんですよ。
1987年からは、競馬場とレストランで働きながらケンタッキー大学にも通っていて、1989年に大学を卒業した後は、ウェイン・ルーカス厩舎で2年間ぐらい働いていました。
ルーカス厩舎と言えば、1999年にケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったカリズマティックなどを管理していましたし、他も入れたら、ケンタッキーダービーを4勝もするなど、素晴らしい実績を残している名門厩舎で、パレスマリスを管理していたことでお馴染みのトッド・プレッチャー君も、この厩舎で働いていたんですよ。
その後、リー君は1991年に自分の厩舎を開業したんですが、1993年には、ルーカス厩舎の同僚だったキアラン・マクラフリン君がドバイで調教師の資格を取ったことがきっかけになって、そのアシスタントとして、一緒にドバイで働くことになりました。
ドバイに行ってからは、ゴドルフィンの仕事も手伝うようになって、ザイーテンが2着だった1994年の京王杯SCや、ハートレイクが勝った次の年の安田記念に、スタッフとして帯同していたんですよ。
そして、乗り役と調教師として活躍した加賀武見さんの娘さんで、当時、JRAの職員として働いていた鈴代さんと結婚して、2000年からは、加賀武見厩舎で働いていましたし、2008年に加賀さんが定年で引退した後は、福島県の天栄ホースパーク(現在のノーザンファーム天栄)で働いていました。
2011年にはアメリカに戻って、それから馬具用品の貿易会社を経営していましたけど、2015年からは、ニューヨークに戻ってきていたマクラフリン君の厩舎で働くようになったんですけど、2020年に、マクラフリン君が騎手エージェントになるために調教師免許を返上したので、彼の厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業しています。
ちなみに、長男のジョセフ君と次男のアンソニー君は、二人ともリー君の厩舎で働いていますね。
厩舎を開業した後は、2021年に今の厩舎としての初勝利を上げていて、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/12/03 (火) 13:57
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:「アート引越センター株式会社」の名誉会長ですわね
掲載日:2024/12/03 (火) 13:57
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:「アート引越センター株式会社」の名誉会長ですわね
皆さんごきげんよう。
今回は、寺田千代乃オーナーが中日新聞杯に登録している、マテンロウレオについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、寺田オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めていましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長ですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたの。
それからは、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになりましたわね。
1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、
■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送
■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲
■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売
■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営
といった系列企業を有していて、一昨年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
そして2023年9月期の決算は、「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」という素晴らしい数字でしたし、現在はグループ全体で6300名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
また、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されていましたわね。
馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせていて、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられますわ。
2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という好成績を残していましたし、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げて、「2億8486万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、その後の2年間は、
2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円
という形で数字が伸び悩んでいましたから、一昨年の寺田オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いていたのでしょうね。
実際、一昨年は、マテンロウオリオンでシンザン記念を、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げて、獲得賞金は「3億1190万円」と、前年を大きく上回っていましたし、昨年は、14勝を上げて、獲得賞金が「3億3426万円」と、勝利数と獲得賞金のどちらもキャリアハイとなっていましたの。
ただ…
今回は、寺田千代乃オーナーが中日新聞杯に登録している、マテンロウレオについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、寺田オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めていましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長ですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたの。
それからは、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになりましたわね。
1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、
■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送
■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲
■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売
■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営
といった系列企業を有していて、一昨年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
そして2023年9月期の決算は、「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」という素晴らしい数字でしたし、現在はグループ全体で6300名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
また、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されていましたわね。
馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせていて、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられますわ。
2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という好成績を残していましたし、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げて、「2億8486万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、その後の2年間は、
2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円
という形で数字が伸び悩んでいましたから、一昨年の寺田オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いていたのでしょうね。
実際、一昨年は、マテンロウオリオンでシンザン記念を、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げて、獲得賞金は「3億1190万円」と、前年を大きく上回っていましたし、昨年は、14勝を上げて、獲得賞金が「3億3426万円」と、勝利数と獲得賞金のどちらもキャリアハイとなっていましたの。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/12/03 (火) 12:42
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:学習塾を起業した時に手作りのチラシを5万枚も配ったそうです
掲載日:2024/12/03 (火) 12:42
対象レース:2024/12/08(日)京都11R・阪神ジュベナイルF
見出し:学習塾を起業した時に手作りのチラシを5万枚も配ったそうです
お疲れさまです。
今回、私から報告させていただきますのは、福盛訓之(としゆき)オーナーが阪神ジュベナイルFに登録している、スリールミニョンについての情報でございます。
福盛オーナーは、テレビCMで目にする機会が多い「個別指導キャンパス」で有名な、「新教育総合研究会株式会社」(大阪府大阪市北区東天満)の代表取締役社長を務めており、同社は、大学1年生で、当時19歳だった福盛オーナーが、1993年の3月、大手学習塾や個人塾で講師のアルバイトをして貯めた50万円の資金を元手に起業した学習塾が基で、その時は、塾生を集めるために、手作りのチラシを5万枚も配ったそうです。
その後、この塾は「成績が伸びる」と評判になり、2年後には塾生が200名を超え、1996年、オーナーが22歳の時に、「新教育総合研究会株式会社」を設立しました。
そして、「高い教育の質を維持しながら、校舎数を増やしていきたい」と考えた福盛オーナーは、27歳の時、経営ノウハウを学ぶために、北海道から沖縄まで多くの塾を見学して回ったそうで、こういった努力が実を結び、オーナーが30歳だった2004年に2校目を設立しており、それからは順調に規模を拡大し、現在は、全国に約370教室があり、約19000名の塾生が在籍しております。
また、これまでの活動が認められ、「紺綬褒章」(2013年)や「第21回稲盛経営者賞(第1位)」(2016年)を受賞するなど、何度も表彰されておりますので、多くの方が福盛オーナーのことを、「大いに尊敬すべき人物」と考えている筈です。
馬主としての福盛オーナーは、2021年からJRAで馬を走らせており、エトワールジェンヌを出走させた、同年の7月31日(土)の新潟1Rで初勝利を飾っており、翌年には「2704万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年は獲得賞金が「1888万円」と、一昨年を下回ってしまいましたので、今年を迎えるあたって、福盛オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際…
今回、私から報告させていただきますのは、福盛訓之(としゆき)オーナーが阪神ジュベナイルFに登録している、スリールミニョンについての情報でございます。
福盛オーナーは、テレビCMで目にする機会が多い「個別指導キャンパス」で有名な、「新教育総合研究会株式会社」(大阪府大阪市北区東天満)の代表取締役社長を務めており、同社は、大学1年生で、当時19歳だった福盛オーナーが、1993年の3月、大手学習塾や個人塾で講師のアルバイトをして貯めた50万円の資金を元手に起業した学習塾が基で、その時は、塾生を集めるために、手作りのチラシを5万枚も配ったそうです。
その後、この塾は「成績が伸びる」と評判になり、2年後には塾生が200名を超え、1996年、オーナーが22歳の時に、「新教育総合研究会株式会社」を設立しました。
そして、「高い教育の質を維持しながら、校舎数を増やしていきたい」と考えた福盛オーナーは、27歳の時、経営ノウハウを学ぶために、北海道から沖縄まで多くの塾を見学して回ったそうで、こういった努力が実を結び、オーナーが30歳だった2004年に2校目を設立しており、それからは順調に規模を拡大し、現在は、全国に約370教室があり、約19000名の塾生が在籍しております。
また、これまでの活動が認められ、「紺綬褒章」(2013年)や「第21回稲盛経営者賞(第1位)」(2016年)を受賞するなど、何度も表彰されておりますので、多くの方が福盛オーナーのことを、「大いに尊敬すべき人物」と考えている筈です。
馬主としての福盛オーナーは、2021年からJRAで馬を走らせており、エトワールジェンヌを出走させた、同年の7月31日(土)の新潟1Rで初勝利を飾っており、翌年には「2704万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年は獲得賞金が「1888万円」と、一昨年を下回ってしまいましたので、今年を迎えるあたって、福盛オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際…
発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2024/12/03 (火) 11:29
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:これまでに「重賞を79勝」という実績を残しております
掲載日:2024/12/03 (火) 11:29
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:これまでに「重賞を79勝」という実績を残しております
一昨日、関東大学ラグビー対抗戦の最終節として、国立競技場で行われた「早稲田大学」対「明治大学」の試合は、「27対24」で早稲田大学が勝利しました。
「早稲田大学」対「明治大学」の対抗戦は、今回で100回目を迎えていた節目の試合となっており、後半、早稲田が一時は10点差をつけたものの、明治が激しい攻撃で3点差まで追い上げるという白熱した試合内容となっておりましたので、現地で観戦していた4万人のファン達は十分に満足したことでしょう。
なお、私が「中日新聞杯で注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が登録しているマイネルメモリーです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが…
「早稲田大学」対「明治大学」の対抗戦は、今回で100回目を迎えていた節目の試合となっており、後半、早稲田が一時は10点差をつけたものの、明治が激しい攻撃で3点差まで追い上げるという白熱した試合内容となっておりましたので、現地で観戦していた4万人のファン達は十分に満足したことでしょう。
なお、私が「中日新聞杯で注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が登録しているマイネルメモリーです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/12/02 (月) 17:35
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:「ロンドン大学神経研究所」で経験を積んでおりました
掲載日:2024/12/02 (月) 17:35
対象レース:2024/12/07(土)中京11R・中日新聞杯
見出し:「ロンドン大学神経研究所」で経験を積んでおりました
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、谷掛龍夫(たにかけ・たつお)オーナーが中日新聞杯に登録している、ドクタードリトルについてのことでございます。
谷掛オーナーは、以前、「医療法人谷掛脳神経外科」(大阪府枚方市)の理事長を務めておりました。
一昨年の12月21日(水)、「あぜみち脳神経クリニック」に改称された「谷掛脳神経外科」は、「京阪電鉄・枚方市駅」の南口を出て西に進み、最初の信号から南西方向に見える「牧方信用金庫」の向かい側にある、3階建てで白いタイル張りの建物を拠点としております。
「大阪警察病院」、「島根県立中央病院」、「天理よろづ相談所病院」、「ロンドン大学神経研究所」、「奈良県立医科大学附属病院」などで経験を積んだ谷掛オーナーが、1981年に開院した「谷掛脳神経外科」には、「脳神経外科」、「整形外科」、「神経内科」、「内科」、「リハビリ科」があり、それぞれの患者に対し、複数の脳神経外科専門医達が「合議診断」を行い、治療の方向性を決定していたそうです。
他の病気に比べて、早期発見と早期治療が必要とされる「脳神経外科疾患」を専門としていた同院は、開院当時から、最先端のCTスキャン、エコー、脳血管撮影装置などを導入しており、多くの病院関係者や患者から「大学病院と比べても見劣りしない」と評価されていたそうですから、その理事長を務めていた谷掛オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
馬主としての谷掛オーナーは、確か2008年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに約70頭を所有しております。
2015年までは、「年に2~3勝」というペースでしたが、2016年に6勝を上げ、「6999万円」の賞金を獲得すると、2017年は、アメリカズカップを出走させたきさらぎ賞で初の重賞勝ちを飾るなど、5勝を上げ、「1億0913万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、2018年も、6勝を上げ、「1億0130万円」の賞金を獲得しており、2019年から2021年までは、成績が「右肩下がり」となっておりましたが、一昨年は、過去最多の11勝を上げ、「1億6647万円」の賞金を獲得しており、尚且つ、昨年は、9勝を上げ、獲得賞金は前年を上回る「1億7991万円」となっておりました。
そして…
この度、私が報告するのは、谷掛龍夫(たにかけ・たつお)オーナーが中日新聞杯に登録している、ドクタードリトルについてのことでございます。
谷掛オーナーは、以前、「医療法人谷掛脳神経外科」(大阪府枚方市)の理事長を務めておりました。
一昨年の12月21日(水)、「あぜみち脳神経クリニック」に改称された「谷掛脳神経外科」は、「京阪電鉄・枚方市駅」の南口を出て西に進み、最初の信号から南西方向に見える「牧方信用金庫」の向かい側にある、3階建てで白いタイル張りの建物を拠点としております。
「大阪警察病院」、「島根県立中央病院」、「天理よろづ相談所病院」、「ロンドン大学神経研究所」、「奈良県立医科大学附属病院」などで経験を積んだ谷掛オーナーが、1981年に開院した「谷掛脳神経外科」には、「脳神経外科」、「整形外科」、「神経内科」、「内科」、「リハビリ科」があり、それぞれの患者に対し、複数の脳神経外科専門医達が「合議診断」を行い、治療の方向性を決定していたそうです。
他の病気に比べて、早期発見と早期治療が必要とされる「脳神経外科疾患」を専門としていた同院は、開院当時から、最先端のCTスキャン、エコー、脳血管撮影装置などを導入しており、多くの病院関係者や患者から「大学病院と比べても見劣りしない」と評価されていたそうですから、その理事長を務めていた谷掛オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
馬主としての谷掛オーナーは、確か2008年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに約70頭を所有しております。
2015年までは、「年に2~3勝」というペースでしたが、2016年に6勝を上げ、「6999万円」の賞金を獲得すると、2017年は、アメリカズカップを出走させたきさらぎ賞で初の重賞勝ちを飾るなど、5勝を上げ、「1億0913万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、2018年も、6勝を上げ、「1億0130万円」の賞金を獲得しており、2019年から2021年までは、成績が「右肩下がり」となっておりましたが、一昨年は、過去最多の11勝を上げ、「1億6647万円」の賞金を獲得しており、尚且つ、昨年は、9勝を上げ、獲得賞金は前年を上回る「1億7991万円」となっておりました。
そして…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/11/30 (土) 18:33
対象レース:2024/12/01(日)中京11R・チャンピオンズC
見出し:レストランで働いてから乗り役になったんや
掲載日:2024/11/30 (土) 18:33
対象レース:2024/12/01(日)中京11R・チャンピオンズC
見出し:レストランで働いてから乗り役になったんや
ワシが気に入っとる時代劇映画の一つが、1957年に公開された「蜘蛛巣城」なんですわ。
これは、「七人の侍」とか「羅生門」で有名な黒澤明さんが監督で、シェイクスピアの「マクベス」っちゅう話が元になっとって、ストーリーはしっかりと見応えがあるもんやし、主人公が数え切れんほど多くの矢を打ち込まれるラストシーンはホンマに大迫力なんや。
で、ワシが今週のチャンピオンズCで期待しとるのは、音無秀孝君が使う、サンライズジパングなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
これは、「七人の侍」とか「羅生門」で有名な黒澤明さんが監督で、シェイクスピアの「マクベス」っちゅう話が元になっとって、ストーリーはしっかりと見応えがあるもんやし、主人公が数え切れんほど多くの矢を打ち込まれるラストシーンはホンマに大迫力なんや。
で、ワシが今週のチャンピオンズCで期待しとるのは、音無秀孝君が使う、サンライズジパングなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/11/30 (土) 17:56
対象レース:2024/12/01(日)京都11R・ギャラクシーS
見出し:ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っております
掲載日:2024/11/30 (土) 17:56
対象レース:2024/12/01(日)京都11R・ギャラクシーS
見出し:ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っております
皆さまお元気ですか。
今回は、ギャラクシーSにテイエムリステットを出走させる竹園正繼(まさつぐ)オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、竹園オーナーは、鹿児島県の鹿屋市に本社を構え、ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っている、「テイエム技研株式会社」の代表取締役を、少し前まで務めておりました。
1979年に東京都世田谷区で設立された同社は、竹園オーナー自身が開発して特許を取得した建築補強材、「ウエブレン」の量産を開始してから、急速に売り上げを伸ばしており、1982年から1984年にかけて、鹿屋市に生産工場を3号棟まで新設し、1986年には現在の場所に本社を移転している上、東京都大田区に東京支店(現在は中央区日本橋)を開設と、順調に規模を拡大しております。
その後も、1991年までに生産工場を5号棟まで新設しており、現在では、本社工場に加えて、鹿児島県の鹿屋市に「串良工場」を、同じ鹿児島県の垂水市に「垂水工場」を構えておりますので、同社のトップである竹園オーナーは、「地元の雇用や経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての竹園オーナーは、確か1987年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1100頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、1999年の皐月賞や2000年の有馬記念など、GIを7勝したテイエムオペラオーや、2001年の桜花賞と秋華賞など、GIを3勝したテイエムオーシャンや、2005年の阪神ジュベナイルFなどを制したテイエムプリキュアや、2005年の中山大障害を制したテイエムドラゴンといった名前が挙げられます。
2000年の竹園オーナーは、テイエムオペラオーなどの活躍により、重賞12勝を含む29勝を上げ、過去最高となる「15億3366万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、2021年までの5年間も、
2017年→21勝・獲得賞金4億3758万円
2018年→16勝・獲得賞金3億6485万円
2019年→13勝・獲得賞金2億5686万円
2020年→17勝・獲得賞金2億4254万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6716万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていたため、一昨年の竹園オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は、テイエムサウスダンで根岸S、テイエムスパーダでCBC賞を制するなど、20勝を上げ、獲得賞金は「4億8477万円」と、前年までを大きく上回っております。
ところが、昨年は、セントウルSをテイエムスパーダで制し、カペラSをテイエムトッキュウで制するなど、19勝を上げたものの、獲得賞金は「3億9522万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
その上…
今回は、ギャラクシーSにテイエムリステットを出走させる竹園正繼(まさつぐ)オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、竹園オーナーは、鹿児島県の鹿屋市に本社を構え、ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っている、「テイエム技研株式会社」の代表取締役を、少し前まで務めておりました。
1979年に東京都世田谷区で設立された同社は、竹園オーナー自身が開発して特許を取得した建築補強材、「ウエブレン」の量産を開始してから、急速に売り上げを伸ばしており、1982年から1984年にかけて、鹿屋市に生産工場を3号棟まで新設し、1986年には現在の場所に本社を移転している上、東京都大田区に東京支店(現在は中央区日本橋)を開設と、順調に規模を拡大しております。
その後も、1991年までに生産工場を5号棟まで新設しており、現在では、本社工場に加えて、鹿児島県の鹿屋市に「串良工場」を、同じ鹿児島県の垂水市に「垂水工場」を構えておりますので、同社のトップである竹園オーナーは、「地元の雇用や経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての竹園オーナーは、確か1987年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1100頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、1999年の皐月賞や2000年の有馬記念など、GIを7勝したテイエムオペラオーや、2001年の桜花賞と秋華賞など、GIを3勝したテイエムオーシャンや、2005年の阪神ジュベナイルFなどを制したテイエムプリキュアや、2005年の中山大障害を制したテイエムドラゴンといった名前が挙げられます。
2000年の竹園オーナーは、テイエムオペラオーなどの活躍により、重賞12勝を含む29勝を上げ、過去最高となる「15億3366万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、2021年までの5年間も、
2017年→21勝・獲得賞金4億3758万円
2018年→16勝・獲得賞金3億6485万円
2019年→13勝・獲得賞金2億5686万円
2020年→17勝・獲得賞金2億4254万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6716万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていたため、一昨年の竹園オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は、テイエムサウスダンで根岸S、テイエムスパーダでCBC賞を制するなど、20勝を上げ、獲得賞金は「4億8477万円」と、前年までを大きく上回っております。
ところが、昨年は、セントウルSをテイエムスパーダで制し、カペラSをテイエムトッキュウで制するなど、19勝を上げたものの、獲得賞金は「3億9522万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
その上…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/11/30 (土) 16:24
対象レース:2024/12/01(日)中山11R・ラピスラズリS
見出し:本社の所在地は東京都港区西新橋です
掲載日:2024/11/30 (土) 16:24
対象レース:2024/12/01(日)中山11R・ラピスラズリS
見出し:本社の所在地は東京都港区西新橋です
「東京よみうりカントリークラブ」では、一昨日から、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が開催されております。
この大会は、今季の大会優勝者や、賞金ランキングで上位にランクインしている選手の30名だけが参加できる、国内男子ツアーの最終戦となっており、この結果によって、今季の賞金王が決定しますので、最後まで目が離せません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「株式会社ウイン」(本社所在地:東京都港区西新橋2-8-11)がラピスラズリSに出走させる、ウインモナークについての報告をしておきます。
2011年の12月から、クラブ法人である「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、2021年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町字東泊津1-2)の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、同牧場の生産馬が中心となっております。
「ウイン」に於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、それから2021年までは、数字が伸び悩んでしまったものの、一昨年は、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、重賞3勝を含む31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。
ただ、昨年は、東京新聞杯を制したウインカーネリアンと阪神Cを制したウインマーベル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、26勝に留まり、獲得賞金は「7億7479万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
当然、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、今年は…
この大会は、今季の大会優勝者や、賞金ランキングで上位にランクインしている選手の30名だけが参加できる、国内男子ツアーの最終戦となっており、この結果によって、今季の賞金王が決定しますので、最後まで目が離せません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「株式会社ウイン」(本社所在地:東京都港区西新橋2-8-11)がラピスラズリSに出走させる、ウインモナークについての報告をしておきます。
2011年の12月から、クラブ法人である「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、2021年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町字東泊津1-2)の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、同牧場の生産馬が中心となっております。
「ウイン」に於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、それから2021年までは、数字が伸び悩んでしまったものの、一昨年は、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、重賞3勝を含む31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。
ただ、昨年は、東京新聞杯を制したウインカーネリアンと阪神Cを制したウインマーベル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、26勝に留まり、獲得賞金は「7億7479万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
当然、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/11/29 (金) 18:40
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:慶応大学の商学部を卒業しているんですよ
掲載日:2024/11/29 (金) 18:40
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:慶応大学の商学部を卒業しているんですよ
さいたま市の大宮駅と内宿駅を結んでいる「ニューシャトル」では、25日(月)から、新型車両のニューシャトル2020系第26編成が走っています。
この車両は、車体が6角形になっていることと、元々、走っていた5編成が、緑、オレンジ、赤、黄色、紫と、それぞれ違うカラーリングになっていることが特徴で、今回、新たに投入された車両は、虹色のカラーリングがされていることから、「ハッピーレインボートレイン」と呼ばれているんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、手塚貴久君がチャレンジCに使う、アルビージャについての報告です。
手塚貴久君は、地方の宇都宮競馬(2005年3月に廃止)で調教師をやっていた手塚佳彦さんの長男で、佳彦さんは、足利競馬場と宇都宮競馬場で29連勝したドージマファイターを管理していたことでお馴染みですね。
お父さんの仕事を考えると意外ですが、手塚君は、ほとんど馬と関わらずに育ったそうで、慶応大学の商学部を卒業する前には、大手飲料メーカーなど、いくつかの会社から内定をもらっていて、そのままサラリーマンになる予定だったそうですよ。
でも、大学を卒業する前に、佳彦さんと行った北海道旅行で牧場を回ったのがきっかけで、「競馬の世界で働きたい」と思うようになったそうです。
そして、手塚君の伯父にあたる、ライスシャワーの調教師としてお馴染みの飯塚好次(よしじ)さんに相談したところ、「それならJRAでやった方がいい」と言われて気持ちが決まったそうで、就職の内定を断って、当時、鵡川にあった西山牧場で1年くらい働いて、その後、1989年に競馬学校の厩務員課程に入りました。
ちなみに手塚君は、オーナーブリーダー・「ミルファーム」の代表をやっている清水敏(さとし)さんと大学の同期で仲が良くて、2005年の「三田祭」(慶応大学の学園祭)では、二人で一緒に講演会に出ていたんですよ。
競馬学校を出た後の手塚君は、相川勝敏さんの厩舎で厩務員をやって、佐藤全弘(まさひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1999年の3月に自分の厩舎を開業しました。
最初の年こそ8勝止まりでしたけど、その後は、2年目が10勝、3年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2004年には30勝を上げていましたし、その後も、2010年が19勝だった以外は、毎年20勝以上しています。
それに、手塚君の厩舎は、開業1年目だった1999年に、ベルグチケットを使ったフェアリーSで初めて重賞を勝っていますし、その後も、アルフレードを使った2011年の朝日杯FSや、アイムユアーズを使った2012年のフィリーズレビューとクイーンSや、アユサンを使った2013年の桜花賞や、アジアエクスプレスを使った2013年の朝日杯FSや、フィエールマンを使った2018年の菊花賞と2019年と2020年の天皇賞・春など、今までに、GIの9勝を含めて重賞を38勝もしているんですよ。
2017年は、セダブリランテスを使ったラジオNIKKEI賞を勝つなど、38勝を上げて、「6億8707万円」の賞金を稼いでいましたし、2020年までの3年間も、
2018年→26勝・獲得賞金7億4821万円
2019年→33勝・獲得賞金8億3875万円
2020年→33勝・獲得賞金10億3416万円
という素晴らしい成績を残していて、2020年には、賞金が初めて10億円の大台に乗っていました。
そして2021年は、ウインマリリンで日経賞とオールカマー、シュネルマイスターでNHKマイルCと毎日王冠、ユーバーレーベンでオークスを勝つなど、「重賞7勝を含む45勝・獲得賞金13億3529万円」という成績で、勝ち星と賞金のどっちも、今までで一番の数字だったんですよ。
一昨年は、ウインマリリンで香港ヴァーズを勝ちましたけど、JRAでは、重賞を勝てなかったこともあって、全体の成績が「27勝・獲得賞金6億8644万円」と、2021年を大きく下回ってしまいました。
でも、去年は、ソールオリエンスを使った皐月賞など、重賞を3勝して、他も入れたら33勝を上げて、稼いだ賞金が「11億7308万円」と、一昨年を大きく上回って、巻き返しに成功しています。
ただ…
この車両は、車体が6角形になっていることと、元々、走っていた5編成が、緑、オレンジ、赤、黄色、紫と、それぞれ違うカラーリングになっていることが特徴で、今回、新たに投入された車両は、虹色のカラーリングがされていることから、「ハッピーレインボートレイン」と呼ばれているんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、手塚貴久君がチャレンジCに使う、アルビージャについての報告です。
手塚貴久君は、地方の宇都宮競馬(2005年3月に廃止)で調教師をやっていた手塚佳彦さんの長男で、佳彦さんは、足利競馬場と宇都宮競馬場で29連勝したドージマファイターを管理していたことでお馴染みですね。
お父さんの仕事を考えると意外ですが、手塚君は、ほとんど馬と関わらずに育ったそうで、慶応大学の商学部を卒業する前には、大手飲料メーカーなど、いくつかの会社から内定をもらっていて、そのままサラリーマンになる予定だったそうですよ。
でも、大学を卒業する前に、佳彦さんと行った北海道旅行で牧場を回ったのがきっかけで、「競馬の世界で働きたい」と思うようになったそうです。
そして、手塚君の伯父にあたる、ライスシャワーの調教師としてお馴染みの飯塚好次(よしじ)さんに相談したところ、「それならJRAでやった方がいい」と言われて気持ちが決まったそうで、就職の内定を断って、当時、鵡川にあった西山牧場で1年くらい働いて、その後、1989年に競馬学校の厩務員課程に入りました。
ちなみに手塚君は、オーナーブリーダー・「ミルファーム」の代表をやっている清水敏(さとし)さんと大学の同期で仲が良くて、2005年の「三田祭」(慶応大学の学園祭)では、二人で一緒に講演会に出ていたんですよ。
競馬学校を出た後の手塚君は、相川勝敏さんの厩舎で厩務員をやって、佐藤全弘(まさひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1999年の3月に自分の厩舎を開業しました。
最初の年こそ8勝止まりでしたけど、その後は、2年目が10勝、3年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2004年には30勝を上げていましたし、その後も、2010年が19勝だった以外は、毎年20勝以上しています。
それに、手塚君の厩舎は、開業1年目だった1999年に、ベルグチケットを使ったフェアリーSで初めて重賞を勝っていますし、その後も、アルフレードを使った2011年の朝日杯FSや、アイムユアーズを使った2012年のフィリーズレビューとクイーンSや、アユサンを使った2013年の桜花賞や、アジアエクスプレスを使った2013年の朝日杯FSや、フィエールマンを使った2018年の菊花賞と2019年と2020年の天皇賞・春など、今までに、GIの9勝を含めて重賞を38勝もしているんですよ。
2017年は、セダブリランテスを使ったラジオNIKKEI賞を勝つなど、38勝を上げて、「6億8707万円」の賞金を稼いでいましたし、2020年までの3年間も、
2018年→26勝・獲得賞金7億4821万円
2019年→33勝・獲得賞金8億3875万円
2020年→33勝・獲得賞金10億3416万円
という素晴らしい成績を残していて、2020年には、賞金が初めて10億円の大台に乗っていました。
そして2021年は、ウインマリリンで日経賞とオールカマー、シュネルマイスターでNHKマイルCと毎日王冠、ユーバーレーベンでオークスを勝つなど、「重賞7勝を含む45勝・獲得賞金13億3529万円」という成績で、勝ち星と賞金のどっちも、今までで一番の数字だったんですよ。
一昨年は、ウインマリリンで香港ヴァーズを勝ちましたけど、JRAでは、重賞を勝てなかったこともあって、全体の成績が「27勝・獲得賞金6億8644万円」と、2021年を大きく下回ってしまいました。
でも、去年は、ソールオリエンスを使った皐月賞など、重賞を3勝して、他も入れたら33勝を上げて、稼いだ賞金が「11億7308万円」と、一昨年を大きく上回って、巻き返しに成功しています。
ただ…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/11/29 (金) 17:31
対象レース:2024/11/30(日)中京11R・飛騨S
見出し:親父さんがナリタブライアンを管理しとりましたな
掲載日:2024/11/29 (金) 17:31
対象レース:2024/11/30(日)中京11R・飛騨S
見出し:親父さんがナリタブライアンを管理しとりましたな
お疲れさんです。
今回は、大久保龍志先生の厩舎が飛騨Sに使う、ユハンヌスについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、龍志先生は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、去年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、畑端省吾厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志先生の弟で、一昨年の3月に、池添学先生の厩舎から乗り役としてデビューして、今はニュージーランドで武者修行をしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志先生は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志先生は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を上げとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までにJRAの重賞を25回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志先生の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、一昨年も勢いが続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんで去年は、31勝を上げたんやけど、地方交流重賞のダイオライト記念と平安Sを勝ったグロリアムンディ以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金が「7億1563万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって、龍志先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、今年は…
今回は、大久保龍志先生の厩舎が飛騨Sに使う、ユハンヌスについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、龍志先生は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、去年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、畑端省吾厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志先生の弟で、一昨年の3月に、池添学先生の厩舎から乗り役としてデビューして、今はニュージーランドで武者修行をしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志先生は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志先生は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を上げとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までにJRAの重賞を25回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志先生の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、一昨年も勢いが続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんで去年は、31勝を上げたんやけど、地方交流重賞のダイオライト記念と平安Sを勝ったグロリアムンディ以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金が「7億1563万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって、龍志先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/11/29 (金) 14:07
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:兵庫県を拠点に船舶用部品の製造などを手掛けております
掲載日:2024/11/29 (金) 14:07
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:兵庫県を拠点に船舶用部品の製造などを手掛けております
本日、東京株式市場の日経平均株価は、少し前に私が確認したところ、前日比156円5銭安の3万8193円1銭となっておりました。
銘柄別では、「ノーリツ鋼機」、「ワールド」、「グッドコムアセット」、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」などが積極的に買われており、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、松本好雄オーナーがステイヤーズSに出走させる、メイショウブレゲに注目しております。
皆様もよくご存知の通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。
馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、過去最高となる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。
一昨年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え一昨年を下回っておりました。
そして今年は…
銘柄別では、「ノーリツ鋼機」、「ワールド」、「グッドコムアセット」、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」などが積極的に買われており、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、松本好雄オーナーがステイヤーズSに出走させる、メイショウブレゲに注目しております。
皆様もよくご存知の通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。
馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、過去最高となる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。
一昨年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え一昨年を下回っておりました。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/11/29 (金) 13:29
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:スマートファルコンなどが母体の代表的な生産馬です
掲載日:2024/11/29 (金) 13:29
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:スマートファルコンなどが母体の代表的な生産馬です
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、一口馬主クラブの「ノルマンディーサラブレッドレーシング」がチャレンジCに出走させる、アウスヴァールについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された一口馬主クラブであり、その母体は「岡田スタッド」でして、同牧場の主な生産馬としては、
2007年の有馬記念など、重賞を7勝したマツリダゴッホ
2010年と2011年の東京大賞典など、地方交流重賞を19勝したスマートファルコン
2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルー
2021年の菊花賞や一昨年の天皇賞・春や宝塚記念など、重賞を6勝したタイトルホルダー
今年の日経新春杯と宝塚記念を制したブローザホーン
といった名前が挙げられるでしょう。
現在、この「岡田スタッド」では、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが代表を務めております。
また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男の岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。
その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。
しかし、このデアリングタクトが、秋華賞の次走から「8連敗」となっていた上、昨年の10月に引退するまで、脚部不安などが原因で一年近くもレースに出られなかったことなどが原因となり、過去3年間は、
2021年→28勝・獲得賞金6億4199万円
2022年→38勝・獲得賞金7億8856万円
2023年→33勝・獲得賞金6億3680万円
と、獲得賞金が2020年を大きく下回っておりました。
当然、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、今年は…
この度、私が報告するのは、一口馬主クラブの「ノルマンディーサラブレッドレーシング」がチャレンジCに出走させる、アウスヴァールについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された一口馬主クラブであり、その母体は「岡田スタッド」でして、同牧場の主な生産馬としては、
2007年の有馬記念など、重賞を7勝したマツリダゴッホ
2010年と2011年の東京大賞典など、地方交流重賞を19勝したスマートファルコン
2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルー
2021年の菊花賞や一昨年の天皇賞・春や宝塚記念など、重賞を6勝したタイトルホルダー
今年の日経新春杯と宝塚記念を制したブローザホーン
といった名前が挙げられるでしょう。
現在、この「岡田スタッド」では、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが代表を務めております。
また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男の岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。
その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。
しかし、このデアリングタクトが、秋華賞の次走から「8連敗」となっていた上、昨年の10月に引退するまで、脚部不安などが原因で一年近くもレースに出られなかったことなどが原因となり、過去3年間は、
2021年→28勝・獲得賞金6億4199万円
2022年→38勝・獲得賞金7億8856万円
2023年→33勝・獲得賞金6億3680万円
と、獲得賞金が2020年を大きく下回っておりました。
当然、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2024/11/28 (木) 20:15
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:代表的な存在としてはユーバーレーベンなどの名前が…
掲載日:2024/11/28 (木) 20:15
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:代表的な存在としてはユーバーレーベンなどの名前が…
日本ラグビー界の最高峰、「ジャパンラグビーリーグワン」の2023~24シーズンに於いて、見事に王者となった「東芝ブレイブルーパス東京」は、2024~2025シーズンの開幕戦として、12月22日(日)に「横浜キヤノンイーグルス」と対戦します。
「東芝ブレイブルーパス東京」が、この一戦で、ディフェンディングチャンピオンに相応しい戦いを見せてくれるのか、決して目が離せません。
なお、私が「ステイヤーズSで注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が出走させるマイネルケレリウスです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが、今年は状況が悪化しており、先週までに27勝を上げているものの…
「東芝ブレイブルーパス東京」が、この一戦で、ディフェンディングチャンピオンに相応しい戦いを見せてくれるのか、決して目が離せません。
なお、私が「ステイヤーズSで注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が出走させるマイネルケレリウスです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが、今年は状況が悪化しており、先週までに27勝を上げているものの…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/11/28 (木) 18:52
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:フサイチコンコルドの厩舎におったんや
掲載日:2024/11/28 (木) 18:52
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:フサイチコンコルドの厩舎におったんや
「ビデオリサーチ」が発表しとる、「時代劇歴代視聴率ランキング」の1位は、「43・7%」っちゅう凄い数字を記録しとる、1979年の2月5日に放送された、「水戸黄門」の最終回なんですわ。
この頃の「水戸黄門」は、「第9部」と呼ばれとって、二代目の格さん役を、大和田伸也さんが演じとったんや。
で、ワシが今週のチャレンジCで期待しとるのは、浜田多実雄君が使う、バビットなんですわ。
浜田君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったんや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたんですわ。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある外厩施設の「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月に競馬学校の厩務員課程に入っとりました。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
けど、それから一昨年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、開業3年目やった2015年の数字をずっと下回っとったんや。
もちろん、去年の浜田君は、「何が何でも巻き返したい」と気合いを入れとったんやろうし、実際、去年は今までで一番多い24勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8753万円」と、2015年を上回っとったんですわ。
そんで…
この頃の「水戸黄門」は、「第9部」と呼ばれとって、二代目の格さん役を、大和田伸也さんが演じとったんや。
で、ワシが今週のチャレンジCで期待しとるのは、浜田多実雄君が使う、バビットなんですわ。
浜田君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったんや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたんですわ。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある外厩施設の「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月に競馬学校の厩務員課程に入っとりました。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
けど、それから一昨年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、開業3年目やった2015年の数字をずっと下回っとったんや。
もちろん、去年の浜田君は、「何が何でも巻き返したい」と気合いを入れとったんやろうし、実際、去年は今までで一番多い24勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8753万円」と、2015年を上回っとったんですわ。
そんで…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/11/28 (木) 18:03
対象レース:2024/12/01(日)中京11R・チャンピオンズC
見出し:工事車両の開発などが主な事業です
掲載日:2024/11/28 (木) 18:03
対象レース:2024/12/01(日)中京11R・チャンピオンズC
見出し:工事車両の開発などが主な事業です
今回、私から報告させていただきますのは、星加浩一(ほしか・こういち)オーナー(馬主名義はKHレーシング)がチャンピオンズCに出走させる、ミックファイアについての情報でございます。
星加オーナーの本業は、大阪府の大阪市淀川区に本社を構え、建築業や工事車両の開発などを手掛けている、「日本ジオス株式会社」の代表取締役社長です。
1991年に設立された同社は、千葉県松戸市にも営業所を構え、「PSP工法」や「LHBW工法」などの、「橋梁や線路内といった狭い場所でも高さが5mあれば施行が可能」という独自の工法を行っている、狭隘部工事のパイオニア的な存在で、この工法は、国土交通省が運用する、「NETIS(ネティス)」という新技術情報提供システムに登録されております。
また、「PSP工法」や「LHBW工法」を行うため、自社で専用機械の開発も行っており、案件によっては新しく機械を開発することもあるため、これらのことから、同社は、他の建設会社では難しい特殊な工事が可能であり、代表取締役社長を務めている星加オーナーのことは、多くの方が「非常に頼れる存在」と考えているのでしょう。
馬主としての星加オーナーは、1977年の有馬記念などを勝ったテンポイントのファンになったことが、競馬に関わるきっかけとなっており、初めの頃は一口馬主として様々な馬に投資をしておりましたが、2019年にJRAと地方でそれぞれ個人の馬主資格を獲得しておりました。
当然ですが、それ以降は、地方とJRAの両方で馬を走らせており、これまでの代表的な存在としては、2021年の戸塚記念や昨年の大井記念と東京記念などを制したセイカメテオポリスと、昨年の南関東三冠を制したミックファイアの名前が挙げられるでしょう。
JRAでの初年度は、走らせた頭数が少なかったこともあり、勝ち星を上げられず、獲得賞金が「280万円」に留まっていたものの、2021年は4勝を上げ、「5705万円」というキャリアハイの賞金を記録しておりました。
しかし、昨年までの2年間は、
2022年→1勝・獲得賞金3354万円
2023年→1勝・獲得賞金2154万円
と、2021年の成績を下回っており、更に今年は、私が確認したところ、地方で31勝を上げているものの、JRAでは、先週までが「36戦0勝」という戦績のため、現在の星加オーナーは、「早急にこの状況を打破したい」と考えていることでしょう。
また、星加オーナーは…
星加オーナーの本業は、大阪府の大阪市淀川区に本社を構え、建築業や工事車両の開発などを手掛けている、「日本ジオス株式会社」の代表取締役社長です。
1991年に設立された同社は、千葉県松戸市にも営業所を構え、「PSP工法」や「LHBW工法」などの、「橋梁や線路内といった狭い場所でも高さが5mあれば施行が可能」という独自の工法を行っている、狭隘部工事のパイオニア的な存在で、この工法は、国土交通省が運用する、「NETIS(ネティス)」という新技術情報提供システムに登録されております。
また、「PSP工法」や「LHBW工法」を行うため、自社で専用機械の開発も行っており、案件によっては新しく機械を開発することもあるため、これらのことから、同社は、他の建設会社では難しい特殊な工事が可能であり、代表取締役社長を務めている星加オーナーのことは、多くの方が「非常に頼れる存在」と考えているのでしょう。
馬主としての星加オーナーは、1977年の有馬記念などを勝ったテンポイントのファンになったことが、競馬に関わるきっかけとなっており、初めの頃は一口馬主として様々な馬に投資をしておりましたが、2019年にJRAと地方でそれぞれ個人の馬主資格を獲得しておりました。
当然ですが、それ以降は、地方とJRAの両方で馬を走らせており、これまでの代表的な存在としては、2021年の戸塚記念や昨年の大井記念と東京記念などを制したセイカメテオポリスと、昨年の南関東三冠を制したミックファイアの名前が挙げられるでしょう。
JRAでの初年度は、走らせた頭数が少なかったこともあり、勝ち星を上げられず、獲得賞金が「280万円」に留まっていたものの、2021年は4勝を上げ、「5705万円」というキャリアハイの賞金を記録しておりました。
しかし、昨年までの2年間は、
2022年→1勝・獲得賞金3354万円
2023年→1勝・獲得賞金2154万円
と、2021年の成績を下回っており、更に今年は、私が確認したところ、地方で31勝を上げているものの、JRAでは、先週までが「36戦0勝」という戦績のため、現在の星加オーナーは、「早急にこの状況を打破したい」と考えていることでしょう。
また、星加オーナーは…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/11/28 (木) 17:16
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:奥さんがフリーアナウンサーをやっとりますな
掲載日:2024/11/28 (木) 17:16
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:奥さんがフリーアナウンサーをやっとりますな
お疲れさんです。
今回は、田中克典先生がステイヤーズSに使う、ゴールデンスナップについての報告をしときますわ。
福岡県出身の田中先生は、1996年の皐月賞を勝ったイシノサンデーや、2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナとかを管理しとった山内研二先生の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしとって、同期には、今も乗り役をやっとる北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君とかがおって、2018年に美浦で自分の厩舎を開業した田中博康先生も同期やな。
乗り役としての田中先生は、1年目が8勝、2年目が12勝、3年目の2008年が15勝っちゅう形で順調に数字を伸ばしとったんやけど、4年目やった2009年目からは、1ケタの勝ち星しか上げられなくなってしもうたんや。
そんな中、西園正都厩舎で調教助手の枠が一つ空くっちゅう話を聞いて、乗り役を辞める踏ん切りが付いたそうで、通算41勝っちゅう成績を残して、2012年の2月一杯で引退しとります。
その後、元々の予定通り、西園厩舎の調教助手になった田中先生は、乗り役やった頃から、「いつか調教師になりたい」と考えとったそうやし、西園先生から何度も勧められたこともあって、すぐに勉強を始めとって、2019年の12月に、5回目の挑戦で調教師の試験に受かったんですわ。
田中先生は、シンボリクリスエスやゼンノロブロイとかの活躍を見て、乗り役になる前から藤沢和雄先生に憧れとったそうで、何もツテはなかったんやけど、調教師試験の合格発表があった後、すぐ藤沢先生に電話して、2020年の1月から藤沢先生の厩舎で技術調教師をやっとりました。
その後は、中内田充正厩舎と矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、2021年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに田中先生は、矢作先生の次女で、フリーアナウンサーをやっとる矢作麗さんと結婚しとるんや。
開業した年の田中先生は、年末までに14勝を上げて、稼いだ賞金は「2億1935万円」と、調教師としてまずまずのスタートを切っとりました。
最初の年からこれほどの結果を残せたんは、藤沢先生、中内田先生、矢作先生の厩舎で学んだことをキッチリ活かせとるからなんやろうな。
2年目やった一昨年は、「27勝・獲得賞金4億9339万円」と、一気に数字を伸ばしとったし、去年は「31勝・獲得賞金5億1089万円」と、一昨年の成績を上回っとったんですわ。
そんで今年は、リカンカブールを使った中山金杯で…
今回は、田中克典先生がステイヤーズSに使う、ゴールデンスナップについての報告をしときますわ。
福岡県出身の田中先生は、1996年の皐月賞を勝ったイシノサンデーや、2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナとかを管理しとった山内研二先生の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしとって、同期には、今も乗り役をやっとる北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君とかがおって、2018年に美浦で自分の厩舎を開業した田中博康先生も同期やな。
乗り役としての田中先生は、1年目が8勝、2年目が12勝、3年目の2008年が15勝っちゅう形で順調に数字を伸ばしとったんやけど、4年目やった2009年目からは、1ケタの勝ち星しか上げられなくなってしもうたんや。
そんな中、西園正都厩舎で調教助手の枠が一つ空くっちゅう話を聞いて、乗り役を辞める踏ん切りが付いたそうで、通算41勝っちゅう成績を残して、2012年の2月一杯で引退しとります。
その後、元々の予定通り、西園厩舎の調教助手になった田中先生は、乗り役やった頃から、「いつか調教師になりたい」と考えとったそうやし、西園先生から何度も勧められたこともあって、すぐに勉強を始めとって、2019年の12月に、5回目の挑戦で調教師の試験に受かったんですわ。
田中先生は、シンボリクリスエスやゼンノロブロイとかの活躍を見て、乗り役になる前から藤沢和雄先生に憧れとったそうで、何もツテはなかったんやけど、調教師試験の合格発表があった後、すぐ藤沢先生に電話して、2020年の1月から藤沢先生の厩舎で技術調教師をやっとりました。
その後は、中内田充正厩舎と矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、2021年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに田中先生は、矢作先生の次女で、フリーアナウンサーをやっとる矢作麗さんと結婚しとるんや。
開業した年の田中先生は、年末までに14勝を上げて、稼いだ賞金は「2億1935万円」と、調教師としてまずまずのスタートを切っとりました。
最初の年からこれほどの結果を残せたんは、藤沢先生、中内田先生、矢作先生の厩舎で学んだことをキッチリ活かせとるからなんやろうな。
2年目やった一昨年は、「27勝・獲得賞金4億9339万円」と、一気に数字を伸ばしとったし、去年は「31勝・獲得賞金5億1089万円」と、一昨年の成績を上回っとったんですわ。
そんで今年は、リカンカブールを使った中山金杯で…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/11/28 (木) 16:30
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:獣医になろうと思って北里大学に入ったんですが…
掲載日:2024/11/28 (木) 16:30
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:獣医になろうと思って北里大学に入ったんですが…
JR西日本では、加古川駅と谷川駅の約50キロを走っている加古川線が、全線開業100周年を迎えるにあたって、12月27日(金)に谷川駅で記念イベントを行うんですよ。
当日は、関西を中心にタレントとして活躍していて、大の鉄道好きとして知られている斉藤雪乃さんが一日駅長を務めて、じゃんけん大会などを行うそうですし、その他にも、餅まきイベントや記念乗車券の配布などもあるそうですから、かなり盛り上がりそうですね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、宗像義忠君がチャレンジCに使う、ラーグルフについての報告です。
福島県出身の宗像君は、実家が農家で、馬の生産もやっていて、小さい頃、お父さんに何度か福島競馬場に連れて行ってもらったことがきっかけで、競馬に興味を持ったそうですね。
高校に入る時は、「実家を継いで農業をやろう」と考えていたそうで、農業科のある高校に進学したんですが、その頃、実家にいた繁殖牝馬が病気で死んでしまって、「獣医になって、馬を守れるようになりたい」と思ったそうです。
実際、その後は、北里大学に受かってから、獣医学部のある青森県に引っ越して、馬術部に入っていたそうですし、「調教師になりたい」と考え始めたのはその頃だという話を聞いています。
大学を卒業してからは、馬術部の先輩に勧められて、早田牧場の新冠支場で1年半くらい働いて、1980年から、オークス馬ダイナカールを管理していたことなどでお馴染みだった、高橋英夫さんの厩舎で調教助手をやって、そこで12年ほど経験を積んで、1992年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので6勝止まりでしたが、その後は、2年目に14勝、3年目に21勝と、順調に数字を伸ばしていて、2011年には、開業してから一番多い34勝を上げていたんですよ。
それに、バランスオブゲームを使った2001年の新潟2歳Sで初めて重賞を勝つと、その他にも、ウインブレイズを使った2003年の鳴尾記念や、フェイムゲームを使った2018年のダイヤモンドSなど、今までに重賞を23回も勝っています。
こういう風に、いい結果を残せているのは、高橋さんの厩舎で調教助手をやっていた時に、さっき名前を挙げたダイナカールや、1988年のテレビ東京賞3歳牝馬S(現在のフェアリーS)と1989年のクイーンCを勝ったカッティングエッジなど、走る馬を間近で見ていた経験をしっかり活かせているからなのでしょう。
2009年の宗像君は、東京新聞杯と富士Sを勝ったアブソリュートの活躍などで、32勝を上げて、「5億7281万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は伸び悩んでいて、2021年までの5年間も、
2017年→20勝・獲得賞金3億7984万円
2018年→18勝・獲得賞金3億6460万円
2019年→15勝・獲得賞金2億9888万円
2020年→26勝・獲得賞金3億7060万円
2021年→14勝・獲得賞金4億3862万円
という物足りない数字が続いていたんですよ。
でも、一昨年は、ナランフレグを使った高松宮記念で初めてGIを勝つなど、15勝を上げて、稼いだ賞金が「5億5818万円」と、2009年の次にいい数字で、巻き返しに成功していました。
そして去年は、一昨年と同じ15勝を上げましたけど、中山金杯を勝ったラーグルフ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「4億4042万円」と、一昨年を大きく下回ってしまったんですよ。
それに、今年も悪い流れが続いていて、先週までに10勝を上げていますけど、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「2億3882万円」と、まだ去年の半分くらいですから、もちろん、今の宗像君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
それに、宗像君は、今年の7月26日(金)に…
当日は、関西を中心にタレントとして活躍していて、大の鉄道好きとして知られている斉藤雪乃さんが一日駅長を務めて、じゃんけん大会などを行うそうですし、その他にも、餅まきイベントや記念乗車券の配布などもあるそうですから、かなり盛り上がりそうですね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、宗像義忠君がチャレンジCに使う、ラーグルフについての報告です。
福島県出身の宗像君は、実家が農家で、馬の生産もやっていて、小さい頃、お父さんに何度か福島競馬場に連れて行ってもらったことがきっかけで、競馬に興味を持ったそうですね。
高校に入る時は、「実家を継いで農業をやろう」と考えていたそうで、農業科のある高校に進学したんですが、その頃、実家にいた繁殖牝馬が病気で死んでしまって、「獣医になって、馬を守れるようになりたい」と思ったそうです。
実際、その後は、北里大学に受かってから、獣医学部のある青森県に引っ越して、馬術部に入っていたそうですし、「調教師になりたい」と考え始めたのはその頃だという話を聞いています。
大学を卒業してからは、馬術部の先輩に勧められて、早田牧場の新冠支場で1年半くらい働いて、1980年から、オークス馬ダイナカールを管理していたことなどでお馴染みだった、高橋英夫さんの厩舎で調教助手をやって、そこで12年ほど経験を積んで、1992年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので6勝止まりでしたが、その後は、2年目に14勝、3年目に21勝と、順調に数字を伸ばしていて、2011年には、開業してから一番多い34勝を上げていたんですよ。
それに、バランスオブゲームを使った2001年の新潟2歳Sで初めて重賞を勝つと、その他にも、ウインブレイズを使った2003年の鳴尾記念や、フェイムゲームを使った2018年のダイヤモンドSなど、今までに重賞を23回も勝っています。
こういう風に、いい結果を残せているのは、高橋さんの厩舎で調教助手をやっていた時に、さっき名前を挙げたダイナカールや、1988年のテレビ東京賞3歳牝馬S(現在のフェアリーS)と1989年のクイーンCを勝ったカッティングエッジなど、走る馬を間近で見ていた経験をしっかり活かせているからなのでしょう。
2009年の宗像君は、東京新聞杯と富士Sを勝ったアブソリュートの活躍などで、32勝を上げて、「5億7281万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は伸び悩んでいて、2021年までの5年間も、
2017年→20勝・獲得賞金3億7984万円
2018年→18勝・獲得賞金3億6460万円
2019年→15勝・獲得賞金2億9888万円
2020年→26勝・獲得賞金3億7060万円
2021年→14勝・獲得賞金4億3862万円
という物足りない数字が続いていたんですよ。
でも、一昨年は、ナランフレグを使った高松宮記念で初めてGIを勝つなど、15勝を上げて、稼いだ賞金が「5億5818万円」と、2009年の次にいい数字で、巻き返しに成功していました。
そして去年は、一昨年と同じ15勝を上げましたけど、中山金杯を勝ったラーグルフ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「4億4042万円」と、一昨年を大きく下回ってしまったんですよ。
それに、今年も悪い流れが続いていて、先週までに10勝を上げていますけど、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「2億3882万円」と、まだ去年の半分くらいですから、もちろん、今の宗像君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
それに、宗像君は、今年の7月26日(金)に…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/11/26 (火) 19:08
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:今年の「競走馬セール」に「4億4770万円」を投じております
掲載日:2024/11/26 (火) 19:08
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:今年の「競走馬セール」に「4億4770万円」を投じております
皆さまお元気ですか。
今回は、「株式会社ノースヒルズ」がステイヤーズSに登録している、フルールについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、「ノースヒルズ」は、北海道の新冠に生産牧場を、鳥取県の西伯郡伯耆町(さいはくぐんほうきちょう)に外厩施設の「大山(だいせん)ヒルズ」を、それぞれ所有しているオーナーブリーダーであり、アーネストリーやトランセンドやアウォーディーでお馴染みの前田幸治オーナーが代表を務めております。
1984年に牧場を設立した「ノースヒルズ」は、これまでに1000頭ほどを生産しており、その中の代表的な存在としては、
2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンド
2011年の宝塚記念など、重賞を5勝したアーネストリー
2012年の天皇賞・春を制したビートブラック
2013年のダービーを制したキズナ
2015年の中山グランドジャンプと中山大障害など、重賞を6勝したアップトゥデイト
2018年のJBCスプリントを制したグレイスフルリープ
2020年の牡馬三冠など、GIを5勝したコントレイル
といった名前が挙げられるでしょう。
馬主としての「ノースヒルズ」は、確か1986年からJRAで馬を走らせており、2002年には過去最多となる「50勝」を上げており、2003年には、牝馬三冠を達成したスティルインラブなどの活躍により、過去最高となる「12億1515万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、2005年以降は賞金が10億円を下回っており、昨年までの5年間も、
2019年→7億3373万円
2020年→7億1012万円
2021年→6億2767万円
2022年→6億5848万円
2023年→8億0590万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいた上、今年も…
今回は、「株式会社ノースヒルズ」がステイヤーズSに登録している、フルールについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、「ノースヒルズ」は、北海道の新冠に生産牧場を、鳥取県の西伯郡伯耆町(さいはくぐんほうきちょう)に外厩施設の「大山(だいせん)ヒルズ」を、それぞれ所有しているオーナーブリーダーであり、アーネストリーやトランセンドやアウォーディーでお馴染みの前田幸治オーナーが代表を務めております。
1984年に牧場を設立した「ノースヒルズ」は、これまでに1000頭ほどを生産しており、その中の代表的な存在としては、
2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンド
2011年の宝塚記念など、重賞を5勝したアーネストリー
2012年の天皇賞・春を制したビートブラック
2013年のダービーを制したキズナ
2015年の中山グランドジャンプと中山大障害など、重賞を6勝したアップトゥデイト
2018年のJBCスプリントを制したグレイスフルリープ
2020年の牡馬三冠など、GIを5勝したコントレイル
といった名前が挙げられるでしょう。
馬主としての「ノースヒルズ」は、確か1986年からJRAで馬を走らせており、2002年には過去最多となる「50勝」を上げており、2003年には、牝馬三冠を達成したスティルインラブなどの活躍により、過去最高となる「12億1515万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、2005年以降は賞金が10億円を下回っており、昨年までの5年間も、
2019年→7億3373万円
2020年→7億1012万円
2021年→6億2767万円
2022年→6億5848万円
2023年→8億0590万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいた上、今年も…
発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2024/11/26 (火) 17:24
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:コスモバルクなどが代表的な存在ですね
掲載日:2024/11/26 (火) 17:24
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:コスモバルクなどが代表的な存在ですね
相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、この時期は、苫小牧の西港などでアナゴがよく釣れるんですよ。
アナゴは、「夏場が旬」と言われることが多いんですけど、冬の方が脂が乗っていて、蒲焼きとか白焼きとかにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、釣りの話はここまでにして、そろそろ本題に入りますけど、私がチャレンジCで「狙ってみたい」と考えているのは、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が登録しているコガネノソラですね。
皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんです。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに…
アナゴは、「夏場が旬」と言われることが多いんですけど、冬の方が脂が乗っていて、蒲焼きとか白焼きとかにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、釣りの話はここまでにして、そろそろ本題に入りますけど、私がチャレンジCで「狙ってみたい」と考えているのは、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が登録しているコガネノソラですね。
皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんです。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに…
発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/11/26 (火) 16:47
対象レース:2024/12/01(日)中京11R・チャンピオンズC
見出し:浦河にあった「荻伏牧場」で働いていたんですよ
掲載日:2024/11/26 (火) 16:47
対象レース:2024/12/01(日)中京11R・チャンピオンズC
見出し:浦河にあった「荻伏牧場」で働いていたんですよ
お疲れさまです。
昨日、「社台スタリオンステーション」が、来年の種付け料を発表しましたね。
今年、ジャスティンミラノが皐月賞を勝っていて、エリキングが京都2歳Sを勝つなど、産駒が大活躍していて、今、種牡馬リーディングで1位になっているキズナの種付け料は、今年から800万円アップの2000万円になっていますし、初年度産駒が2歳戦で大活躍しているナダルが今年の300万円から700万円アップの1000万円になるなど、大きな動きがあって、もちろん、来年のセールでは落札価格に大きく影響するでしょうから、注目したいところです。
さて、ここから本題ですが、今回は、チャンピオンズCに登録している、北所直人オーナーの持ち馬ペイシャエスについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、北所オーナーは、新冠にある育成施設・「有限会社キタジョファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町共栄301)の代表取締役ですね。
高速の「日高門別IC」からですと、国道235号を東に走って、「厚賀町」の信号を左に曲がって、それから7キロほど走ると右側に見えてくる「キタジョファーム」は、高校生の頃から「将来は牧場をやりたい」と思っていた北所オーナーが、浦河にあった「荻伏牧場」で働いて馬のことを勉強してから、25歳だった1980年に立ち上げた育成牧場です。
最初は「500mのダートコースと15の馬房」という設備でしたけど、1995年に「500坪の屋内調教場」を完成させて、2001年には「屋根付きで長さが600mの坂路コース」を完成させるなど、順調に規模を大きくしていました。
2003年の8月には、「台風10号」が直撃して、「屋根付きの坂路コース」がほとんど壊れてしまうなど、大きな被害を受けてしまいましたが、昔から付き合いのあった馬主さん達や銀行からの支援を受けて、台風から2ヶ月後には、もう坂路コースを復旧させていましたね。
それからも、2004年には「550mのウッドチップコース」を、2006年には「800mのトラックコース」を新しく作って、2010年には「トレッドミル」を導入しているんですよ。
しかも、2012年には「800mのトラックコース」の屋根を完成させて、天気が悪い時でも調教ができるようになりましたし、2016年には女子寮を完成させるなど、どんどん規模を大きくしていますから、北所オーナーが代表をやっている「キタジョファーム」に、馬主さん達は安心して馬を預けているのでしょう。
ここの育成馬で、私がすぐに思いつくのは、2015年と2016年のJBCレディスクラシックなど、交流重賞を7勝したホワイトフーガですね。
北所オーナーがJRAの馬主資格を取ったのは、確か1986年で、それから今までに200頭以上を持っていて、2013年までは、ずっと獲得賞金が1億円に届いていなかったんですが、2014年からはずっと1億円以上を稼いでいますし、2021年は、今までで一番多い21勝を上げて、「3億1306万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、2021年よりも少ない15勝に留まってしまったんですが、ペイシャエスを使ったユニコーンSで初めて重賞を勝つなど、稼いだ賞金は「3億5461万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
そして去年は、16勝を上げましたけど、特別レースを2勝しかできなかったことなどから、稼いだ賞金は「2億4732万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって北所オーナーは…
昨日、「社台スタリオンステーション」が、来年の種付け料を発表しましたね。
今年、ジャスティンミラノが皐月賞を勝っていて、エリキングが京都2歳Sを勝つなど、産駒が大活躍していて、今、種牡馬リーディングで1位になっているキズナの種付け料は、今年から800万円アップの2000万円になっていますし、初年度産駒が2歳戦で大活躍しているナダルが今年の300万円から700万円アップの1000万円になるなど、大きな動きがあって、もちろん、来年のセールでは落札価格に大きく影響するでしょうから、注目したいところです。
さて、ここから本題ですが、今回は、チャンピオンズCに登録している、北所直人オーナーの持ち馬ペイシャエスについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、北所オーナーは、新冠にある育成施設・「有限会社キタジョファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町共栄301)の代表取締役ですね。
高速の「日高門別IC」からですと、国道235号を東に走って、「厚賀町」の信号を左に曲がって、それから7キロほど走ると右側に見えてくる「キタジョファーム」は、高校生の頃から「将来は牧場をやりたい」と思っていた北所オーナーが、浦河にあった「荻伏牧場」で働いて馬のことを勉強してから、25歳だった1980年に立ち上げた育成牧場です。
最初は「500mのダートコースと15の馬房」という設備でしたけど、1995年に「500坪の屋内調教場」を完成させて、2001年には「屋根付きで長さが600mの坂路コース」を完成させるなど、順調に規模を大きくしていました。
2003年の8月には、「台風10号」が直撃して、「屋根付きの坂路コース」がほとんど壊れてしまうなど、大きな被害を受けてしまいましたが、昔から付き合いのあった馬主さん達や銀行からの支援を受けて、台風から2ヶ月後には、もう坂路コースを復旧させていましたね。
それからも、2004年には「550mのウッドチップコース」を、2006年には「800mのトラックコース」を新しく作って、2010年には「トレッドミル」を導入しているんですよ。
しかも、2012年には「800mのトラックコース」の屋根を完成させて、天気が悪い時でも調教ができるようになりましたし、2016年には女子寮を完成させるなど、どんどん規模を大きくしていますから、北所オーナーが代表をやっている「キタジョファーム」に、馬主さん達は安心して馬を預けているのでしょう。
ここの育成馬で、私がすぐに思いつくのは、2015年と2016年のJBCレディスクラシックなど、交流重賞を7勝したホワイトフーガですね。
北所オーナーがJRAの馬主資格を取ったのは、確か1986年で、それから今までに200頭以上を持っていて、2013年までは、ずっと獲得賞金が1億円に届いていなかったんですが、2014年からはずっと1億円以上を稼いでいますし、2021年は、今までで一番多い21勝を上げて、「3億1306万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、2021年よりも少ない15勝に留まってしまったんですが、ペイシャエスを使ったユニコーンSで初めて重賞を勝つなど、稼いだ賞金は「3億5461万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
そして去年は、16勝を上げましたけど、特別レースを2勝しかできなかったことなどから、稼いだ賞金は「2億4732万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって北所オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2024/11/26 (火) 14:39
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:「天栄ホースパーク」を売却したのは2011年のことです
掲載日:2024/11/26 (火) 14:39
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:「天栄ホースパーク」を売却したのは2011年のことです
先日、打ち合わせを兼ねた会食として、「オールデイダイニング・ORIGAMI」(東京都千代田区永田町)に行く機会がございました。
ご存知の方も多いと思いますが、場所柄、代議士の利用が頻繁にあり、その他、タレントの堺正章さんが40年近くも通い続けるなど、多くの著名人に愛されているこのお店は、ランチで人気のオムライスや、ディナーで人気のステーキやローストビーフなど、どの料理も絶品でして、私もそうだったように、訪れる方を大いに満足させる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」がチャレンジCに登録している、宮田敬介厩舎の管理馬エピファニーについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGⅠを7勝もしており、その上、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。
ところが、昨年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億7000万円)の賞金を獲得したものの、JRAでは、一昨年に11勝もしていた重賞を、7勝しかできなかったことなどから、獲得賞金は「28億3610万円」と、一昨年を下回っており、「馬主リーディング」では、「サンデーレーシング」と「キャロットファーム」と「社台レースホース」に次ぐ4位でした。
その上…
ご存知の方も多いと思いますが、場所柄、代議士の利用が頻繁にあり、その他、タレントの堺正章さんが40年近くも通い続けるなど、多くの著名人に愛されているこのお店は、ランチで人気のオムライスや、ディナーで人気のステーキやローストビーフなど、どの料理も絶品でして、私もそうだったように、訪れる方を大いに満足させる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」がチャレンジCに登録している、宮田敬介厩舎の管理馬エピファニーについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGⅠを7勝もしており、その上、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。
ところが、昨年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億7000万円)の賞金を獲得したものの、JRAでは、一昨年に11勝もしていた重賞を、7勝しかできなかったことなどから、獲得賞金は「28億3610万円」と、一昨年を下回っており、「馬主リーディング」では、「サンデーレーシング」と「キャロットファーム」と「社台レースホース」に次ぐ4位でした。
その上…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/11/26 (火) 13:15
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:「宮崎からあげ・とさか」などを経営しております
掲載日:2024/11/26 (火) 13:15
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:「宮崎からあげ・とさか」などを経営しております
来年の1月25日(土)から4月6日(日)まで、東京都の六本木にある「森アーツセンターギャラリー」では、「ブルックリン博物館所蔵・特別展・古代エジプト」が開催されます。
この展示会では、アメリカのニューヨークにある「ブルックリン博物館」に貯蔵されている、古代エジプトの宝飾品やパピルスやミイラなど、約150点もの貴重な遺物が展示される予定となっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、「カナヤマホールディングス」がステイヤーズSに登録している、ダンディズムに関する報告でございます。
福岡県福岡市の中央区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
2023年:宮崎県都城市に「BigOpus15都城店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
といった関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で300名ほどの従業員を雇用し、2024年5月期の売上高は「340億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも130頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。
2019年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回ってしまいましたが、2020年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という過去最高の成績を残しており、2021年も、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「27勝・獲得賞金5億2178万円」という、前年と同水準の成績を残しております。
ところが一昨年は、「19勝・獲得賞金3億7147万円」という成績に終わり、2020年と2021年を大きく下回っており、昨年も、「15勝・獲得賞金3億5082万円」という成績に終わり、やはり2020年と2021年を大きく下回ってしまいました。
そして…
この展示会では、アメリカのニューヨークにある「ブルックリン博物館」に貯蔵されている、古代エジプトの宝飾品やパピルスやミイラなど、約150点もの貴重な遺物が展示される予定となっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、「カナヤマホールディングス」がステイヤーズSに登録している、ダンディズムに関する報告でございます。
福岡県福岡市の中央区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
2023年:宮崎県都城市に「BigOpus15都城店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
といった関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で300名ほどの従業員を雇用し、2024年5月期の売上高は「340億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも130頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。
2019年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回ってしまいましたが、2020年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という過去最高の成績を残しており、2021年も、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「27勝・獲得賞金5億2178万円」という、前年と同水準の成績を残しております。
ところが一昨年は、「19勝・獲得賞金3億7147万円」という成績に終わり、2020年と2021年を大きく下回っており、昨年も、「15勝・獲得賞金3億5082万円」という成績に終わり、やはり2020年と2021年を大きく下回ってしまいました。
そして…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/11/25 (月) 18:23
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:CMに元AKB48の小嶋陽菜さんを起用していましたわね
掲載日:2024/11/25 (月) 18:23
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:CMに元AKB48の小嶋陽菜さんを起用していましたわね
皆さんごきげんよう。
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がチャレンジCに登録している、ディープモンスターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
でも、一昨年は、ダービー卿CTを制したタイムトゥヘヴン以外の馬があまり活躍できなかったため、獲得賞金が「2億6369万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたし、昨年は、前年を上回る18勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金は「3億0422万円」と、やはり2021年を大きく下回ってしまいましたの。
もちろん、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう…
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がチャレンジCに登録している、ディープモンスターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
でも、一昨年は、ダービー卿CTを制したタイムトゥヘヴン以外の馬があまり活躍できなかったため、獲得賞金が「2億6369万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたし、昨年は、前年を上回る18勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金は「3億0422万円」と、やはり2021年を大きく下回ってしまいましたの。
もちろん、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/23 (土) 18:45
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:誰もが「超一流の調教師」と認めているのでしょう
掲載日:2024/11/23 (土) 18:45
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:誰もが「超一流の調教師」と認めているのでしょう
どうもこんにちは。
今回は、アイルランドに厩舎を構えている、エイダン・オブライエン調教師がジャパンCに使う、オーギュストロダンについての報告となります。
1969年の10月に、アイルランドのウェックスフォード州に生まれた彼は、お父さんが乗り役や調教師をやっていたこともあって、子供の頃から馬が身近にいたそうですね。
ちなみに、あとで名前が出てくるヴィンセント・オブライエンさんとは、名字が同じですけど、血縁関係はないそうです。
カラ競馬場の近くにある厩舎で働き始めたオブライエン君は、その後、ジェームズ・ボルジャー厩舎に移って、そこの調教助手になると、1993年に障害調教師として自分の厩舎を開業して、そのシーズンから5年連続で、アイルランドの障害リーディング1位になっていましたし、1993年~1994年のシーズンには、アマチュアの障害騎手としてもリーディング1位になっていたんですよ。
それから、「クールモアグループ」と専属契約を結んでいて、ニジンスキーやロベルトを管理していたことでよく知られているヴィンセント・オブライエンさんが、1996年に引退することになって、オブライエン君は、その腕を認められて、「クールモアグループ」の専属調教師になりました。
その後は、障害だけでなく、平地のレースでも管理馬が活躍するようになって、賞金順で決まるアイルランドの調教師リーディングでは26年連続で1位になっていて、イギリスのリーディングでも、1位になったことが6回あります。
しかも、ガリレオ、ジャイアンツコーズウェイ、ロックオブジブラルタルなどの活躍によって、厩舎を構えているアイルランドだけではなくて、イギリス、フランス、イタリア、カナダ、UAE、香港、オーストラリアなど、数え切れないほど多くの国でG1を勝っていますし、今では、「通算のG1勝利数」が400を超えていますから、オブライエン君のことは、世界中の競馬関係者が、「超一流の調教師」と認めているのでしょう。
ちなみに、長男のジョセフ・オブライエン君と次男のドナカ・オブライエン君は、元々、乗り役をやっていましたけど、今は二人とも調教師をやっています。
そうそう、さっき書いた通り、今までにG1レースを400回以上も勝っているオブライエン君ですが、ジャパンCは、
2004年:パワーズコートが10着
2010年:ジョシュアツリーが10着
2017年:アイダホが5着
2018年:カプリが11着
2021年:ジャパンが8着・ブルームが11着
と、全部で6頭を使っていますけど、まだ一度も勝てていないんですよ。
こういった中、今年は、「イギリスダービーとアイルランドダービーとプリンスオブウェールズSなど、今までにG1レースを6勝」という素晴らしい実績を残しているオーギュストロダンをジャパンCに使ってきますね。
この馬は…
今回は、アイルランドに厩舎を構えている、エイダン・オブライエン調教師がジャパンCに使う、オーギュストロダンについての報告となります。
1969年の10月に、アイルランドのウェックスフォード州に生まれた彼は、お父さんが乗り役や調教師をやっていたこともあって、子供の頃から馬が身近にいたそうですね。
ちなみに、あとで名前が出てくるヴィンセント・オブライエンさんとは、名字が同じですけど、血縁関係はないそうです。
カラ競馬場の近くにある厩舎で働き始めたオブライエン君は、その後、ジェームズ・ボルジャー厩舎に移って、そこの調教助手になると、1993年に障害調教師として自分の厩舎を開業して、そのシーズンから5年連続で、アイルランドの障害リーディング1位になっていましたし、1993年~1994年のシーズンには、アマチュアの障害騎手としてもリーディング1位になっていたんですよ。
それから、「クールモアグループ」と専属契約を結んでいて、ニジンスキーやロベルトを管理していたことでよく知られているヴィンセント・オブライエンさんが、1996年に引退することになって、オブライエン君は、その腕を認められて、「クールモアグループ」の専属調教師になりました。
その後は、障害だけでなく、平地のレースでも管理馬が活躍するようになって、賞金順で決まるアイルランドの調教師リーディングでは26年連続で1位になっていて、イギリスのリーディングでも、1位になったことが6回あります。
しかも、ガリレオ、ジャイアンツコーズウェイ、ロックオブジブラルタルなどの活躍によって、厩舎を構えているアイルランドだけではなくて、イギリス、フランス、イタリア、カナダ、UAE、香港、オーストラリアなど、数え切れないほど多くの国でG1を勝っていますし、今では、「通算のG1勝利数」が400を超えていますから、オブライエン君のことは、世界中の競馬関係者が、「超一流の調教師」と認めているのでしょう。
ちなみに、長男のジョセフ・オブライエン君と次男のドナカ・オブライエン君は、元々、乗り役をやっていましたけど、今は二人とも調教師をやっています。
そうそう、さっき書いた通り、今までにG1レースを400回以上も勝っているオブライエン君ですが、ジャパンCは、
2004年:パワーズコートが10着
2010年:ジョシュアツリーが10着
2017年:アイダホが5着
2018年:カプリが11着
2021年:ジャパンが8着・ブルームが11着
と、全部で6頭を使っていますけど、まだ一度も勝てていないんですよ。
こういった中、今年は、「イギリスダービーとアイルランドダービーとプリンスオブウェールズSなど、今までにG1レースを6勝」という素晴らしい実績を残しているオーギュストロダンをジャパンCに使ってきますね。
この馬は…
発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/11/23 (土) 17:20
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:キセキなどを生産した老舗牧場の専務です
掲載日:2024/11/23 (土) 17:20
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:キセキなどを生産した老舗牧場の専務です
お疲れさまです。
現地時間の11月5日(火)から13日(水)まで、アメリカでは、「キーンランド・ノーベンバー・ブリーディング・ストック・セール」が開催されていましたね。
主に繁殖牝馬が取引されるこのセールでは、私が確認したところ、
■吉田勝己オーナー
2頭を総額212万5000ドル(約3億1875万円)で落札
■吉田晴哉オーナー
1頭を総額28万5000ユーロ(約4275万円)で落札
■山本英俊オーナー
2頭を総額95万ドル(約1億4250万円)で落札
■安原浩司オーナー
1頭を総額45万ドル(約6750万円)で落札
といった形で「日本の関係者による落札」がありました(落札価格は1ドル=150円で計算)。
もちろん、このセールに参加していた関係者達は、これからのレースで、「落札に使った資金の回収」を狙ってくるでしょうね。
さて、ここから本題ですが、今回は、京阪杯に出る、下河辺隆行オーナーの持ち馬グランテストについての報告をしておきます。
知っている方も多いと思いますが、下河辺隆行オーナーは、今、「下河辺牧場」の専務として、主に育成部門と調教部門を取り仕切っていて、繁殖部門を取り仕切っているのは、隆行オーナーのお兄さんで、3代目の社長を務めている下河辺行雄オーナーです。
「下河辺牧場」は、創業が1933年という、超が付くほどの老舗でして、昔の生産馬で私がすぐに思い付くのは、1986年のNHK杯と高松宮杯を勝ったラグビーボールや、1991年のウインターSなど重賞を3勝したナリタハヤブサや、1995年の共同通信杯4歳SとスプリングSと京都新聞杯を勝ったナリタキングオーや、2003年に牝馬三冠を達成したスティルインラブや、2004年のオークスを勝ったダイワエルシエーロといった名前ですね。
最近の生産馬ですぐに思い付くのは、2013年の桜花賞を勝ったアユサンや、2014年のマイルCSを勝ったダノンシャークや、2017年の菊花賞を勝ったキセキといった名前です。
「下河辺牧場」は、JRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーとして、50年近くも前から持ち馬を走らせていますけど、それとは別に、隆行オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2006年のことでして、それから今までに60頭ほどを持っていて、2013年には、レイカーラが3勝を上げるなど、全部で5勝を上げて、「9349万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、ロンドンプランを使った小倉2歳Sで初めて重賞を勝つなど、5勝を上げて、稼いだ賞金は「1億0536万円」と、「7775万円」だった2021年を大きく上回っていたましたし、去年は9勝を上げて、稼いだ賞金が「1億5678万円」と、一昨年を上回っていたんですよ。
それに…
現地時間の11月5日(火)から13日(水)まで、アメリカでは、「キーンランド・ノーベンバー・ブリーディング・ストック・セール」が開催されていましたね。
主に繁殖牝馬が取引されるこのセールでは、私が確認したところ、
■吉田勝己オーナー
2頭を総額212万5000ドル(約3億1875万円)で落札
■吉田晴哉オーナー
1頭を総額28万5000ユーロ(約4275万円)で落札
■山本英俊オーナー
2頭を総額95万ドル(約1億4250万円)で落札
■安原浩司オーナー
1頭を総額45万ドル(約6750万円)で落札
といった形で「日本の関係者による落札」がありました(落札価格は1ドル=150円で計算)。
もちろん、このセールに参加していた関係者達は、これからのレースで、「落札に使った資金の回収」を狙ってくるでしょうね。
さて、ここから本題ですが、今回は、京阪杯に出る、下河辺隆行オーナーの持ち馬グランテストについての報告をしておきます。
知っている方も多いと思いますが、下河辺隆行オーナーは、今、「下河辺牧場」の専務として、主に育成部門と調教部門を取り仕切っていて、繁殖部門を取り仕切っているのは、隆行オーナーのお兄さんで、3代目の社長を務めている下河辺行雄オーナーです。
「下河辺牧場」は、創業が1933年という、超が付くほどの老舗でして、昔の生産馬で私がすぐに思い付くのは、1986年のNHK杯と高松宮杯を勝ったラグビーボールや、1991年のウインターSなど重賞を3勝したナリタハヤブサや、1995年の共同通信杯4歳SとスプリングSと京都新聞杯を勝ったナリタキングオーや、2003年に牝馬三冠を達成したスティルインラブや、2004年のオークスを勝ったダイワエルシエーロといった名前ですね。
最近の生産馬ですぐに思い付くのは、2013年の桜花賞を勝ったアユサンや、2014年のマイルCSを勝ったダノンシャークや、2017年の菊花賞を勝ったキセキといった名前です。
「下河辺牧場」は、JRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーとして、50年近くも前から持ち馬を走らせていますけど、それとは別に、隆行オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2006年のことでして、それから今までに60頭ほどを持っていて、2013年には、レイカーラが3勝を上げるなど、全部で5勝を上げて、「9349万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、ロンドンプランを使った小倉2歳Sで初めて重賞を勝つなど、5勝を上げて、稼いだ賞金は「1億0536万円」と、「7775万円」だった2021年を大きく上回っていたましたし、去年は9勝を上げて、稼いだ賞金が「1億5678万円」と、一昨年を上回っていたんですよ。
それに…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/11/22 (金) 18:31
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:長男が「競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
掲載日:2024/11/22 (金) 18:31
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:長男が「競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
お疲れさんです。
今回は、池添学先生の厩舎が京都2歳Sに使う、サラコスティについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとって、去年の2月28日(火)に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
その頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、一昨年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる、池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、「2025年度・競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。
そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
今回は、池添学先生の厩舎が京都2歳Sに使う、サラコスティについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとって、去年の2月28日(火)に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
その頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、一昨年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる、池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、「2025年度・競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。
そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/11/22 (金) 17:46
対象レース:2024/11/23(土)東京11R・キャピタルS
見出し:プロゴルファーの青木功さんが旧知の友人です
掲載日:2024/11/22 (金) 17:46
対象レース:2024/11/23(土)東京11R・キャピタルS
見出し:プロゴルファーの青木功さんが旧知の友人です
昨日から、アメリカのフロリダ州にある「ティブロン・ゴルフ・クラブ」では、米女子ツアーの最終戦となる、「CME・グループツアー選手権」が開催されております。
この大会には、日本から古江彩佳選手、笹生優花選手、畑岡奈紗選手、西郷真央選手の4名が参加しており、この会場は、池の多さや起伏の激しさから、難易度が高いコースとして知られておりますので、各選手がどのように攻略するのか、最後まで目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーがキャピタルSに出走させる、ロジリオンについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、私が確認したところ、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。
また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。
しかし、一昨年までの4年間は、
2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円
という形で数字が伸び悩んでおりました。
当然、昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして今年は…
この大会には、日本から古江彩佳選手、笹生優花選手、畑岡奈紗選手、西郷真央選手の4名が参加しており、この会場は、池の多さや起伏の激しさから、難易度が高いコースとして知られておりますので、各選手がどのように攻略するのか、最後まで目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーがキャピタルSに出走させる、ロジリオンについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、私が確認したところ、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。
また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。
しかし、一昨年までの4年間は、
2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円
という形で数字が伸び悩んでおりました。
当然、昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/11/21 (木) 19:07
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:乗り役時代に1985年のオークスを勝っとります
掲載日:2024/11/21 (木) 19:07
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:乗り役時代に1985年のオークスを勝っとります
ワシが気に入っとる時代劇映画の一つが、2000年に公開された「雨あがる」なんですわ。
これは、同じタイトルの小説が原作になっとって、性格が優し過ぎて武士として出世できとらん三沢伊兵衛と、妻のたよが、若侍同士の果し合いを仲裁したことがきっかけで、ちょっとしたトラブルに巻き込まれるっちゅうあらすじになっとって、ド派手なアクションシーンがあったりする映画ではないんやけど、観ると心が温まるエエ作品なんや。
で、ワシが今週の京阪杯で期待しとるのは、音無秀孝君が使う、モズメイメイなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
これは、同じタイトルの小説が原作になっとって、性格が優し過ぎて武士として出世できとらん三沢伊兵衛と、妻のたよが、若侍同士の果し合いを仲裁したことがきっかけで、ちょっとしたトラブルに巻き込まれるっちゅうあらすじになっとって、ド派手なアクションシーンがあったりする映画ではないんやけど、観ると心が温まるエエ作品なんや。
で、ワシが今週の京阪杯で期待しとるのは、音無秀孝君が使う、モズメイメイなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/11/21 (木) 17:54
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:2回も「最高勝率調教師」を受賞していますね
掲載日:2024/11/21 (木) 17:54
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:2回も「最高勝率調教師」を受賞していますね
「読売ジャイアンツ」の山崎伊織投手が、今シーズンから3900万円アップの年棒9000万円で、契約更新を済ませました。
東海大学から入団して4年目の山崎投手は、今シーズン、24試合に登板して、10勝6敗、防御率が2・81という好成績を残していましたし、「ジャイアンツ」にとっては4年振りだった、リーグ優勝に大きく貢献していましたから、来シーズンの活躍も楽しみですね。
まあ、野球の話はここまでにして、ジャパンCで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、木村哲也君の厩舎が使ってくるチェルヴィニアです。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った木村君は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という好成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」を受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通りで、成績が伸び悩んでいましたから、一昨年の木村君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、重賞を4勝、他も入れたら34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という素晴らしい成績を残していました。
そして去年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいて、JRAでは、イクイノックスでジャパンCを勝つなど、重賞を8勝、他も入れたら44勝を上げて、稼いだ賞金が「18億6413万円」と、開業してから一番の数字になっていましたし、2018年に続いて二度目になる「最高勝率調教師」を受賞したんですよ。
ただ…
東海大学から入団して4年目の山崎投手は、今シーズン、24試合に登板して、10勝6敗、防御率が2・81という好成績を残していましたし、「ジャイアンツ」にとっては4年振りだった、リーグ優勝に大きく貢献していましたから、来シーズンの活躍も楽しみですね。
まあ、野球の話はここまでにして、ジャパンCで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、木村哲也君の厩舎が使ってくるチェルヴィニアです。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った木村君は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という好成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」を受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通りで、成績が伸び悩んでいましたから、一昨年の木村君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、重賞を4勝、他も入れたら34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という素晴らしい成績を残していました。
そして去年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいて、JRAでは、イクイノックスでジャパンCを勝つなど、重賞を8勝、他も入れたら44勝を上げて、稼いだ賞金が「18億6413万円」と、開業してから一番の数字になっていましたし、2018年に続いて二度目になる「最高勝率調教師」を受賞したんですよ。
ただ…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/11/21 (木) 15:12
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:武豊君が水泳部の後輩なんですわ
掲載日:2024/11/21 (木) 15:12
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:武豊君が水泳部の後輩なんですわ
まいど。
今週の京都2歳Sでは、石橋守が登録しとるウォータークラークが気になっとります。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通りで、石橋先生は、親父さんの守義さんが、皐月賞や菊花賞を勝ったダイナナホウシユウや、桜花賞を勝ったホウシユウクインとかを管理しとった上田武司厩舎で厩務員をやっとったんで、子供の頃から栗東で育ったんや。
そんで、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったそうですわ。
ちなみに石橋先生は、栗東中学の3年生やった時に水泳部のキャプテンをやっとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。
それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。
乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の京阪杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1995年のフェブラリーSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で473勝を上げとったし、ライブリマウントで第1回のドバイワールドCに出て6着でしたな。
そんで、2012年の12月に、2回目の挑戦で調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
乗り役を引退してから自分の厩舎を開業するまでの1年間は、技術調教師として河内洋先生の厩舎に所属して、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、
2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円
2019年→18勝・獲得賞金3億2863万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったんや。
ただ、一昨年までの3年間は、
2020年→11勝・獲得賞金2億3272万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8396万円
2022年→23勝・獲得賞金3億1649万円
っちゅう成績で、2019年の数字を下回っとったから、去年の石橋先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は「23勝・獲得賞金3億4211万円」ちゅう成績で、2019年を上回っとります。
そんで…
今週の京都2歳Sでは、石橋守が登録しとるウォータークラークが気になっとります。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通りで、石橋先生は、親父さんの守義さんが、皐月賞や菊花賞を勝ったダイナナホウシユウや、桜花賞を勝ったホウシユウクインとかを管理しとった上田武司厩舎で厩務員をやっとったんで、子供の頃から栗東で育ったんや。
そんで、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったそうですわ。
ちなみに石橋先生は、栗東中学の3年生やった時に水泳部のキャプテンをやっとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。
それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。
乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の京阪杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1995年のフェブラリーSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で473勝を上げとったし、ライブリマウントで第1回のドバイワールドCに出て6着でしたな。
そんで、2012年の12月に、2回目の挑戦で調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
乗り役を引退してから自分の厩舎を開業するまでの1年間は、技術調教師として河内洋先生の厩舎に所属して、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、
2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円
2019年→18勝・獲得賞金3億2863万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったんや。
ただ、一昨年までの3年間は、
2020年→11勝・獲得賞金2億3272万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8396万円
2022年→23勝・獲得賞金3億1649万円
っちゅう成績で、2019年の数字を下回っとったから、去年の石橋先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は「23勝・獲得賞金3億4211万円」ちゅう成績で、2019年を上回っとります。
そんで…
発信者:調教師情報部・元調教師I
掲載日:2024/11/21 (木) 14:23
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:調教助手としてキャプテントゥーレを担当しとったんや
掲載日:2024/11/21 (木) 14:23
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:調教助手としてキャプテントゥーレを担当しとったんや
先週の東京スポーツ杯2歳Sは、斉藤崇史厩舎のクロワデュノールが勝って、ワシらに3連単2300円を取らせてくれましたな。
斉藤君は、開業4年目やった2019年にクロノジェネシスで秋華賞を勝ってから、4年連続でGIを勝っとったんやけど、去年は勝った重賞が全部GIIIやったし、稼いだ賞金が「7億7421万円」と、一昨年の「11億0689万円」を大きく下回っとったから、東京スポーツ杯2歳Sを勝ったクロワデュノールには、「次はGIを勝って欲しい」と期待しとるんやろうな。
で、ワシは、今週の京阪杯やったら、牧浦充徳君が登録しとる、ヴェントヴォーチェが気になっとるんですわ。
京都出身の牧浦君は、競馬とは縁のない家庭に育ったんやけど、中学生の頃から馬術をやっとって、1991年の石川国体で3位に入っとったし、同志社大学に進んでからも馬術を続けとりました。
大学を出る前は、サラリーマンになるつもりで就職活動をしとったそうやけど、「やっぱり馬に携わる仕事がしたい」と思った牧浦君は、「社台ファーム」で2年くらい働いとったんや。
その後、1999年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、2000年の4月から加用正厩舎で厩務員をやって、その年の8月から調教助手をやって、2002年から森秀行厩舎で調教助手をやっとりました。
皆さんもよう知っとる通りで、森厩舎におった頃は、2001年のフェブラリーSを勝ったノボトゥルーや、2003年の東京大賞典を勝ったスターキングマンや、2008年の皐月賞を勝ったキャプテントゥーレや、交流重賞を6つも勝ったアグネスジェダイとかを担当しとりましたな。
2009年に34歳の若さで調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した牧浦君は、最初の年こそ4勝止まりやったけど、その後は、2年目が9勝、3年目が13勝と、順調に勝ち星を増やしとったし、それからは、毎年2ケタの勝ち星を上げとります。
2017年は、今までで一番多い29勝を上げとって、「3億8682万円」の賞金を稼いどったし、この年は、ドンフォルティスを使った地方交流の北海道2歳優駿で初めて重賞を勝ったんやから、ホンマに嬉しかったんでしょうな。
2020年に牧浦君の厩舎は、2017年の次に多い26勝を上げて、稼いだ賞金は「4億1459万円」と、前の年を大きく上回っとったんですわ。
そんで2021年は、ドライスタウトを使った地方交流の全日本2歳優駿で、初めてG1を勝ったんやけど、JRAでは「18勝・獲得賞金2億3985万円」と、前の年を大きく下回ってしもうたんや。
せやから、一昨年の牧浦君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、ヴェントヴォーチェを使ったキーンランドCで初めてJRAの重賞を勝つなど、「24勝・獲得賞金4億0624万円」っちゅう成績を残して、2021年を大きく上回っとったし、去年は、ドライスタウトで武蔵野Sを、ヴェントヴォーチェでオーシャンSを勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「5億2331万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ…
斉藤君は、開業4年目やった2019年にクロノジェネシスで秋華賞を勝ってから、4年連続でGIを勝っとったんやけど、去年は勝った重賞が全部GIIIやったし、稼いだ賞金が「7億7421万円」と、一昨年の「11億0689万円」を大きく下回っとったから、東京スポーツ杯2歳Sを勝ったクロワデュノールには、「次はGIを勝って欲しい」と期待しとるんやろうな。
で、ワシは、今週の京阪杯やったら、牧浦充徳君が登録しとる、ヴェントヴォーチェが気になっとるんですわ。
京都出身の牧浦君は、競馬とは縁のない家庭に育ったんやけど、中学生の頃から馬術をやっとって、1991年の石川国体で3位に入っとったし、同志社大学に進んでからも馬術を続けとりました。
大学を出る前は、サラリーマンになるつもりで就職活動をしとったそうやけど、「やっぱり馬に携わる仕事がしたい」と思った牧浦君は、「社台ファーム」で2年くらい働いとったんや。
その後、1999年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、2000年の4月から加用正厩舎で厩務員をやって、その年の8月から調教助手をやって、2002年から森秀行厩舎で調教助手をやっとりました。
皆さんもよう知っとる通りで、森厩舎におった頃は、2001年のフェブラリーSを勝ったノボトゥルーや、2003年の東京大賞典を勝ったスターキングマンや、2008年の皐月賞を勝ったキャプテントゥーレや、交流重賞を6つも勝ったアグネスジェダイとかを担当しとりましたな。
2009年に34歳の若さで調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した牧浦君は、最初の年こそ4勝止まりやったけど、その後は、2年目が9勝、3年目が13勝と、順調に勝ち星を増やしとったし、それからは、毎年2ケタの勝ち星を上げとります。
2017年は、今までで一番多い29勝を上げとって、「3億8682万円」の賞金を稼いどったし、この年は、ドンフォルティスを使った地方交流の北海道2歳優駿で初めて重賞を勝ったんやから、ホンマに嬉しかったんでしょうな。
2020年に牧浦君の厩舎は、2017年の次に多い26勝を上げて、稼いだ賞金は「4億1459万円」と、前の年を大きく上回っとったんですわ。
そんで2021年は、ドライスタウトを使った地方交流の全日本2歳優駿で、初めてG1を勝ったんやけど、JRAでは「18勝・獲得賞金2億3985万円」と、前の年を大きく下回ってしもうたんや。
せやから、一昨年の牧浦君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、ヴェントヴォーチェを使ったキーンランドCで初めてJRAの重賞を勝つなど、「24勝・獲得賞金4億0624万円」っちゅう成績を残して、2021年を大きく上回っとったし、去年は、ドライスタウトで武蔵野Sを、ヴェントヴォーチェでオーシャンSを勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「5億2331万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/21 (木) 13:59
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:モハメド殿下の人材育成プログラムに参加していたんですよ
掲載日:2024/11/21 (木) 13:59
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:モハメド殿下の人材育成プログラムに参加していたんですよ
どうもこんにちは。
今回は、フランスに厩舎を構えている、フランシス・グラーファル君がジャパンCに登録している、ゴリアットについての報告となります。
1977年にフランスで生まれたグラファール君は、お祖父さんが障害馬を生産していて、馬主だったこともあって、子供の頃から調教師になるのが夢だったんですよ。
グラファール君は、大学を卒業した後、競走馬セールをやっていることで有名なアイルランドの「ゴフス社」で働いていて、2003年に、モハメド殿下が人材育成プログラムとして創設した「ダーレー・フライング・スタート」の第1期生に応募して、450人もいた応募者の中から、合格者が12人だけという狭き門だったんですけど、これを無事に突破して、アイルランド、イギリス、アメリカ、オーストラリア、アラブ首長国連邦といった世界各国の厩舎などでアシスタントとして働きながら、2年間、馬のことを勉強していました。
「ダーレー・フライング・スタート」を修了した後は、イギリスのニューマーケットにある「ダーレー・レーシング・オフィス」で4年間働いて、2008年から、その年のフランスダービーや凱旋門などを勝ったザルカヴァなどを管理していたことでよく知られている、アラン・ドゥロワイエデュプレ厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
調教助手をやっていた時のグラファール君は、2010年のフランスオークス(G1)と2011年のサンクルー大賞(G1)などを勝ったサラフィナや、2009年のジャンリュクラガルデール賞(G1)を勝っていて、種牡馬としても、2020年の凱旋門賞を勝ったソットサスなど、活躍馬を何頭も出しているシユーニなどを担当していました。
そして、グラファール君は、2011年の10月にシャンティイで自分の厩舎を開業していて、ヨーロッパでは、冬の間に競馬を開催しないので、その年は0勝だったんですけど、次の年には、パールフルートを使ったシェーヌ賞(G3)で初めての重賞勝ちを飾っていました。
その後も、グラファール君は順調に実績を積み重ねていて、2015年には、イラプトを使ったパリ大賞(G1)で、初めてのG1勝ちを飾っていて、この馬でカナダのカナディアンインターナショナル(G1)も勝って、海外遠征を成功させていますし、その他にも、2020年のクイーンエリザベス2世S(G1)など、重賞を6勝したザレヴナントや、2019年のコロネーションS(G1)や、2020年のロートシルト賞(G1)を勝ったウォッチミーなどの活躍がよく知られていますね。
それに、2015年からは、獲得賞金で順位が決まるフランスの調教師リーディングで、毎年必ず15位以内に入っていますし、一昨年と去年はリーディング3位だったんですよ。
こうやって素晴らしい実績を残せているのは、アラン・ドゥロワイエデュプレ厩舎で、さっき名前を挙げたサラフィナやシユーニなど、走る馬を間近で見続けていた経験をしっかり活かせているからなのでしょうね。
そして今年は…
今回は、フランスに厩舎を構えている、フランシス・グラーファル君がジャパンCに登録している、ゴリアットについての報告となります。
1977年にフランスで生まれたグラファール君は、お祖父さんが障害馬を生産していて、馬主だったこともあって、子供の頃から調教師になるのが夢だったんですよ。
グラファール君は、大学を卒業した後、競走馬セールをやっていることで有名なアイルランドの「ゴフス社」で働いていて、2003年に、モハメド殿下が人材育成プログラムとして創設した「ダーレー・フライング・スタート」の第1期生に応募して、450人もいた応募者の中から、合格者が12人だけという狭き門だったんですけど、これを無事に突破して、アイルランド、イギリス、アメリカ、オーストラリア、アラブ首長国連邦といった世界各国の厩舎などでアシスタントとして働きながら、2年間、馬のことを勉強していました。
「ダーレー・フライング・スタート」を修了した後は、イギリスのニューマーケットにある「ダーレー・レーシング・オフィス」で4年間働いて、2008年から、その年のフランスダービーや凱旋門などを勝ったザルカヴァなどを管理していたことでよく知られている、アラン・ドゥロワイエデュプレ厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
調教助手をやっていた時のグラファール君は、2010年のフランスオークス(G1)と2011年のサンクルー大賞(G1)などを勝ったサラフィナや、2009年のジャンリュクラガルデール賞(G1)を勝っていて、種牡馬としても、2020年の凱旋門賞を勝ったソットサスなど、活躍馬を何頭も出しているシユーニなどを担当していました。
そして、グラファール君は、2011年の10月にシャンティイで自分の厩舎を開業していて、ヨーロッパでは、冬の間に競馬を開催しないので、その年は0勝だったんですけど、次の年には、パールフルートを使ったシェーヌ賞(G3)で初めての重賞勝ちを飾っていました。
その後も、グラファール君は順調に実績を積み重ねていて、2015年には、イラプトを使ったパリ大賞(G1)で、初めてのG1勝ちを飾っていて、この馬でカナダのカナディアンインターナショナル(G1)も勝って、海外遠征を成功させていますし、その他にも、2020年のクイーンエリザベス2世S(G1)など、重賞を6勝したザレヴナントや、2019年のコロネーションS(G1)や、2020年のロートシルト賞(G1)を勝ったウォッチミーなどの活躍がよく知られていますね。
それに、2015年からは、獲得賞金で順位が決まるフランスの調教師リーディングで、毎年必ず15位以内に入っていますし、一昨年と去年はリーディング3位だったんですよ。
こうやって素晴らしい実績を残せているのは、アラン・ドゥロワイエデュプレ厩舎で、さっき名前を挙げたサラフィナやシユーニなど、走る馬を間近で見続けていた経験をしっかり活かせているからなのでしょうね。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/11/19 (火) 17:38
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:イギリスの大学で自動車工学を学んでおりました
掲載日:2024/11/19 (火) 17:38
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:イギリスの大学で自動車工学を学んでおりました
皆さまお元気ですか。
今回は、京都2歳Sにスリーキングスを登録している辻子依旦(つじこ・よりかつ)オーナーについて報告させていただきます。
辻子オーナーの本業は、京都府京都市下京区に本社を構え、「ななめ上を行け」(GoFarBeyond)をスローガンに、「にゃんこ大戦争」といったスマートフォン向けゲームアプリの開発と配信などを手掛けている、「ポノス株式会社」の代表取締役社長です。
同社は、辻子オーナーのお父様によって、ネジの制作会社として設立され、ネジの品質を見分ける画像処理システムの開発を行っていた部署が、当時、カメラの精度が低かったことなどにより事業化を断念し、その頃、ゲーム会社として大成功を収めていたカプコンを見習い、ゲーム開発を行うようになったのが起源です。
辻子オーナーは、高校を卒業した後、イギリスの「シティ大学ロンドン」(現在のロンドン大学シティ校)で自動車工学を学んでおり、当初はそのまま海外で働くつもりでしたが、お父様が体調を崩してしまったことなどから帰国し、自動車ディーラーで3年ほど働いた後、2011年、「ポノス株式会社」に入社し、2012年には、お父様の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社は、当初、プレイステーション用のゲームを開発しておりましたが、1999年に「NTTドコモ」が、携帯電話を使ったネット接続サービスである、「iモード」の提供を開始したことをきっかけに、携帯電話等のモバイル向けゲームを開発するようになったそうです。
同社の代表的な作品としては、冒頭で名前を挙げた「にゃんこ大戦争」が挙げられ、これは、当初、ガラケー向けのゲームアプリとして配信され、2012年の11月15日(木)に、スマートフォン向けのアプリが配信されてからは、これまでに累計9300万ダウンロードを記録している大人気ゲームとなっております。
辻子オーナーが代表取締役に就任して以降、同社は、「にゃんこ大戦争」の成功を皮切りに、2013年には現在の場所(京都府京都市下京区)に本社を移転し、2015年には東京都の渋谷区に「江戸オフィス」を設置しており、今年は、「なにもしない」や「KAKKUN」というアプリを配信するなど、順調に規模を拡大しておりますので、代表取締役であるオーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、辻子オーナーは、イギリスの大学で学んでいた経緯などからも分かるように、自動車業界へのサポートを積極的に行っており、以前は、「オルカ・レッド・ブル・レーシング」や「ロキット・ウィリアムズ・レーシング」といったF1のチームとスポンサー契約を締結しておりました。
そして、昨年には「ポノス・レーシング」としてモーターレーシング事業を開始し、6月にフランスで行われた「ル・マン24時間耐久レース」では、チームの総監督である辻子オーナーが自らハンドルを握り、「ジェントルマンドライバー」(40歳以上)としては唯一の完走を達成しております。
馬主としての辻子オーナーは、2020年からJRAで馬を走らせており、初年度は、出走させた頭数が少なかったことなどから未勝利に終わり、獲得賞金も「110万円」に留まっておりましたが、昨年までの3年間は、
2021年→0勝・獲得賞金517万円
2022年→3勝・獲得賞金3506万円
2023年→8勝・獲得賞金1億0354万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
そして今年は…
今回は、京都2歳Sにスリーキングスを登録している辻子依旦(つじこ・よりかつ)オーナーについて報告させていただきます。
辻子オーナーの本業は、京都府京都市下京区に本社を構え、「ななめ上を行け」(GoFarBeyond)をスローガンに、「にゃんこ大戦争」といったスマートフォン向けゲームアプリの開発と配信などを手掛けている、「ポノス株式会社」の代表取締役社長です。
同社は、辻子オーナーのお父様によって、ネジの制作会社として設立され、ネジの品質を見分ける画像処理システムの開発を行っていた部署が、当時、カメラの精度が低かったことなどにより事業化を断念し、その頃、ゲーム会社として大成功を収めていたカプコンを見習い、ゲーム開発を行うようになったのが起源です。
辻子オーナーは、高校を卒業した後、イギリスの「シティ大学ロンドン」(現在のロンドン大学シティ校)で自動車工学を学んでおり、当初はそのまま海外で働くつもりでしたが、お父様が体調を崩してしまったことなどから帰国し、自動車ディーラーで3年ほど働いた後、2011年、「ポノス株式会社」に入社し、2012年には、お父様の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社は、当初、プレイステーション用のゲームを開発しておりましたが、1999年に「NTTドコモ」が、携帯電話を使ったネット接続サービスである、「iモード」の提供を開始したことをきっかけに、携帯電話等のモバイル向けゲームを開発するようになったそうです。
同社の代表的な作品としては、冒頭で名前を挙げた「にゃんこ大戦争」が挙げられ、これは、当初、ガラケー向けのゲームアプリとして配信され、2012年の11月15日(木)に、スマートフォン向けのアプリが配信されてからは、これまでに累計9300万ダウンロードを記録している大人気ゲームとなっております。
辻子オーナーが代表取締役に就任して以降、同社は、「にゃんこ大戦争」の成功を皮切りに、2013年には現在の場所(京都府京都市下京区)に本社を移転し、2015年には東京都の渋谷区に「江戸オフィス」を設置しており、今年は、「なにもしない」や「KAKKUN」というアプリを配信するなど、順調に規模を拡大しておりますので、代表取締役であるオーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、辻子オーナーは、イギリスの大学で学んでいた経緯などからも分かるように、自動車業界へのサポートを積極的に行っており、以前は、「オルカ・レッド・ブル・レーシング」や「ロキット・ウィリアムズ・レーシング」といったF1のチームとスポンサー契約を締結しておりました。
そして、昨年には「ポノス・レーシング」としてモーターレーシング事業を開始し、6月にフランスで行われた「ル・マン24時間耐久レース」では、チームの総監督である辻子オーナーが自らハンドルを握り、「ジェントルマンドライバー」(40歳以上)としては唯一の完走を達成しております。
馬主としての辻子オーナーは、2020年からJRAで馬を走らせており、初年度は、出走させた頭数が少なかったことなどから未勝利に終わり、獲得賞金も「110万円」に留まっておりましたが、昨年までの3年間は、
2021年→0勝・獲得賞金517万円
2022年→3勝・獲得賞金3506万円
2023年→8勝・獲得賞金1億0354万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/11/19 (火) 16:40
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:「東京おもちゃショー2006」で発表していたのは
掲載日:2024/11/19 (火) 16:40
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:「東京おもちゃショー2006」で発表していたのは
皆さんごきげんよう。
今回は、「株式会社栄進堂」が京阪杯に登録している、エイシンスポッターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、元々、玩具の製造を手掛けていた「株式会社栄進堂」は、2006年の7月に「東京ビッグサイト」(東京都江東区有明)で行われた「東京おもちゃショー2006」で、「レール間隔が3ミリ」、「縮尺が450分の1」という世界最小の鉄道模型・「Tゲージ」を発表していて、これがかなりの人気を博していましたけど、2010年には、この「Tゲージ」の製造権利を香港の鉄道模型会社に売却していましたの。
当時の私達は、その理由を「競馬に本腰を入れるため」と見ていて、実際に翌年(2011年)は、エーシンヴァーゴウがセントウルSとアイビスSDを制するなど、「67勝・獲得賞金11億4350万円」という過去最高の成績を残していたのですから、客観的に見て、「方針転換は大成功だった」と言えますわね。
ちなみに「栄進堂」は、北海道の浦河に生産の拠点として「栄進牧場」を、岡山県の真庭市に外厩施設の「エイシンステーブル」を有しているオーナーブリーダーでもありますわ。
同社は、長い間、平井豊光オーナー(故人)が代表を務めていましたけど、2013年の3月に豊光オーナーが亡くなられてからは、ご子息達が引き継いで、現在は、長男の宏承(ひろつぐ)オーナーが「栄進牧場」の代表を、次男の克彦オーナーが「エイシンステーブル」の代表を、それぞれ務めていますわね。
2015年の「栄進堂」は、エイシンヒカリでエプソムCと毎日王冠を制するなど、JRAで「41勝・獲得賞金8億3268万円」という成績を残していましたし、エイシンヒカリは、暮れの香港Cを制して、1着賞金1425万香港ドル(当時のレートで約2億0040万円)を獲得していましたから、合計すると10億円以上の賞金を獲得していましたわ。
そして、2021年までの6年間は、
2016年→27勝・獲得賞金6億1423万円
2017年→17勝・獲得賞金3億2233万円
2018年→24勝・獲得賞金3億2011万円
2019年→9勝・獲得賞金1億9236万円
2020年→12勝・獲得賞金1億8274万円
2021年→11勝・獲得賞金1億8072万円
と記せば分かるように、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっていましたけど、一昨年は、エイシンクリックを出走させた阪神スプリングジャンプで6年振りに重賞を制したことなどから、獲得賞金が「2億1793万円」と、巻き返しに成功していましたの。
ただ、昨年は、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金が「1億7439万円」と、一昨年を下回っていましたから、今年を迎えるにあたっては、同社の関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈ですわ。
実際、今年は…
今回は、「株式会社栄進堂」が京阪杯に登録している、エイシンスポッターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、元々、玩具の製造を手掛けていた「株式会社栄進堂」は、2006年の7月に「東京ビッグサイト」(東京都江東区有明)で行われた「東京おもちゃショー2006」で、「レール間隔が3ミリ」、「縮尺が450分の1」という世界最小の鉄道模型・「Tゲージ」を発表していて、これがかなりの人気を博していましたけど、2010年には、この「Tゲージ」の製造権利を香港の鉄道模型会社に売却していましたの。
当時の私達は、その理由を「競馬に本腰を入れるため」と見ていて、実際に翌年(2011年)は、エーシンヴァーゴウがセントウルSとアイビスSDを制するなど、「67勝・獲得賞金11億4350万円」という過去最高の成績を残していたのですから、客観的に見て、「方針転換は大成功だった」と言えますわね。
ちなみに「栄進堂」は、北海道の浦河に生産の拠点として「栄進牧場」を、岡山県の真庭市に外厩施設の「エイシンステーブル」を有しているオーナーブリーダーでもありますわ。
同社は、長い間、平井豊光オーナー(故人)が代表を務めていましたけど、2013年の3月に豊光オーナーが亡くなられてからは、ご子息達が引き継いで、現在は、長男の宏承(ひろつぐ)オーナーが「栄進牧場」の代表を、次男の克彦オーナーが「エイシンステーブル」の代表を、それぞれ務めていますわね。
2015年の「栄進堂」は、エイシンヒカリでエプソムCと毎日王冠を制するなど、JRAで「41勝・獲得賞金8億3268万円」という成績を残していましたし、エイシンヒカリは、暮れの香港Cを制して、1着賞金1425万香港ドル(当時のレートで約2億0040万円)を獲得していましたから、合計すると10億円以上の賞金を獲得していましたわ。
そして、2021年までの6年間は、
2016年→27勝・獲得賞金6億1423万円
2017年→17勝・獲得賞金3億2233万円
2018年→24勝・獲得賞金3億2011万円
2019年→9勝・獲得賞金1億9236万円
2020年→12勝・獲得賞金1億8274万円
2021年→11勝・獲得賞金1億8072万円
と記せば分かるように、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっていましたけど、一昨年は、エイシンクリックを出走させた阪神スプリングジャンプで6年振りに重賞を制したことなどから、獲得賞金が「2億1793万円」と、巻き返しに成功していましたの。
ただ、昨年は、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金が「1億7439万円」と、一昨年を下回っていましたから、今年を迎えるにあたっては、同社の関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈ですわ。
実際、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/19 (火) 15:26
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:凱旋門賞を勝っているデインドリームの厩舎などで…
掲載日:2024/11/19 (火) 15:26
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:凱旋門賞を勝っているデインドリームの厩舎などで…
どうもこんにちは。
今回は、ドイツに厩舎を構えている、サラ・シュタインベルク調教師がジャパンCに登録している、ファンタスティックムーンについての報告となります。
サラさんの実家は、競馬とは全く縁が無くて、サラさん自身も、小さい頃、競馬について覚えていることと言えば、叔母さんがアラブの馬を飼っていたことと、ドイツダービーをテレビで観たことぐらいだったそうです。
ただ、休みの日をポニーの牧場で過ごしたことがきっかけで、馬に興味を持ち始めたそうですね。
その後は、ケルンにあるアンドレアス・トリブル厩舎で騎手見習いをやっていましたし、その他にも、2011年の凱旋門賞や、2012年のキングジョージ&クイーンエリザベスSなど、G1を6勝したデインドリームを管理していたペーター・シールゲン厩舎や、2017年のドイツダービーを勝ったヴィントシュトースを管理していたマルクス・クルーク厩舎といった、ドイツではよく知られている大きな厩舎で、調教の手伝いをしていたんですよ。
そして、サラさんは、ウォルフガング・フィゲ厩舎を引き継ぐ形で、2016年に自分の厩舎を開業していて、その年に、ナイトウィッシュを使ったヴィシー大賞(G3)で初めての重賞勝ちを飾っています。
それからも、サラさんの厩舎は順調に実績を積み重ねていて、2020年には、日本の皐月賞にあたるドイツ2000ギニー(G2)を勝っていますし、一昨年には、メンドシーノを使ったバーデン大賞(G1)で初めてのG1勝ちを飾っていて、女性の調教師がこのレースを勝ったのは、初めてのことだったんですよ。
ドイツでは、競走馬のほとんどが、先ほど名前を挙げたペーター・シールゲン厩舎のような、実績があって有名な厩舎に集まりますし、サラさんの厩舎は、人手が足りないこともあって、敢えて管理する頭数を増やさないようにしているそうです。
ただ、それでもこうやって素晴らしい実績を残していますし、今年は、ファンタスティックムーンでバーデン経済大賞(G3)とバーデン大賞(G1)を勝っていて、その他にも、クエストザムーンでドイツ統一賞(G3)を勝つなど、全部で10勝を上げて、勝利数順のリーディングで29位になっていますから、サラさんが調教師として優れているのは間違いないでしょうね。
今週、1着賞金が5億円のジャパンCに登録しているファンタスティックムーンは…
今回は、ドイツに厩舎を構えている、サラ・シュタインベルク調教師がジャパンCに登録している、ファンタスティックムーンについての報告となります。
サラさんの実家は、競馬とは全く縁が無くて、サラさん自身も、小さい頃、競馬について覚えていることと言えば、叔母さんがアラブの馬を飼っていたことと、ドイツダービーをテレビで観たことぐらいだったそうです。
ただ、休みの日をポニーの牧場で過ごしたことがきっかけで、馬に興味を持ち始めたそうですね。
その後は、ケルンにあるアンドレアス・トリブル厩舎で騎手見習いをやっていましたし、その他にも、2011年の凱旋門賞や、2012年のキングジョージ&クイーンエリザベスSなど、G1を6勝したデインドリームを管理していたペーター・シールゲン厩舎や、2017年のドイツダービーを勝ったヴィントシュトースを管理していたマルクス・クルーク厩舎といった、ドイツではよく知られている大きな厩舎で、調教の手伝いをしていたんですよ。
そして、サラさんは、ウォルフガング・フィゲ厩舎を引き継ぐ形で、2016年に自分の厩舎を開業していて、その年に、ナイトウィッシュを使ったヴィシー大賞(G3)で初めての重賞勝ちを飾っています。
それからも、サラさんの厩舎は順調に実績を積み重ねていて、2020年には、日本の皐月賞にあたるドイツ2000ギニー(G2)を勝っていますし、一昨年には、メンドシーノを使ったバーデン大賞(G1)で初めてのG1勝ちを飾っていて、女性の調教師がこのレースを勝ったのは、初めてのことだったんですよ。
ドイツでは、競走馬のほとんどが、先ほど名前を挙げたペーター・シールゲン厩舎のような、実績があって有名な厩舎に集まりますし、サラさんの厩舎は、人手が足りないこともあって、敢えて管理する頭数を増やさないようにしているそうです。
ただ、それでもこうやって素晴らしい実績を残していますし、今年は、ファンタスティックムーンでバーデン経済大賞(G3)とバーデン大賞(G1)を勝っていて、その他にも、クエストザムーンでドイツ統一賞(G3)を勝つなど、全部で10勝を上げて、勝利数順のリーディングで29位になっていますから、サラさんが調教師として優れているのは間違いないでしょうね。
今週、1着賞金が5億円のジャパンCに登録しているファンタスティックムーンは…
発信者:馬主情報部・馬主B
掲載日:2024/11/18 (月) 19:52
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:大阪を拠点に高速道路の管理などを手掛けております
掲載日:2024/11/18 (月) 19:52
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:大阪を拠点に高速道路の管理などを手掛けております
8日(金)、厚生労働省が、インフルエンザの流行期に入ったと発表しました。
実際、ここ2週間は、インフルエンザの感染者数が多くの都道府県で増加しており、特に沖縄県では、1医療機関あたりの感染者数が7・38人という高い数字になっておりますので、今後は、予防接種やマスクや手洗いうがいなどの感染対策を徹底するべきでしょう。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田幸治オーナーが京都2歳Sに登録している、テイクイットオールのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田オーナーの本業は、大阪府大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長です。
1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2024年3月期」の売上高は「230億円」という素晴らしい数字でした。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26の支店を構えており、約2500名の従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートル・東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。
「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。
また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・キャッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された、その完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられます。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しておりました。
そして、2021年までの3年間は、
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、一昨年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。
しかし、昨年は、一昨年の半分となる11勝に終わり、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、一昨年の4割に留まっておりました(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。
当然、今年を迎えるにあたって前田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり…
実際、ここ2週間は、インフルエンザの感染者数が多くの都道府県で増加しており、特に沖縄県では、1医療機関あたりの感染者数が7・38人という高い数字になっておりますので、今後は、予防接種やマスクや手洗いうがいなどの感染対策を徹底するべきでしょう。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田幸治オーナーが京都2歳Sに登録している、テイクイットオールのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田オーナーの本業は、大阪府大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長です。
1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2024年3月期」の売上高は「230億円」という素晴らしい数字でした。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26の支店を構えており、約2500名の従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートル・東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。
「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。
また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・キャッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された、その完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられます。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しておりました。
そして、2021年までの3年間は、
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、一昨年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。
しかし、昨年は、一昨年の半分となる11勝に終わり、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、一昨年の4割に留まっておりました(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。
当然、今年を迎えるにあたって前田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/11/16 (土) 18:37
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:「大東建託株式会社」などが取引先です
掲載日:2024/11/16 (土) 18:37
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:「大東建託株式会社」などが取引先です
お疲れさまです。
今回、私から報告させていただきますのは、石川達絵オーナーがマイルCSに出走させる、ソウルラッシュについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、石川オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長です。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもあります。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立され、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供しており、2010年頃には、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始し、現在では、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールや、一昨年の11月に提供を開始した「USA懸賞ゲームアプリ」など、コンテンツを充実させております。
更に同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信など、ニーズに合わせたコンテンツを提供し続け、2021年は、4月15日(日)から「ミアステール~デズニフの遺跡~」というアクションゲームを配信しておりました。
その上、最近では、コンビニ商品のクーポン券や金券などのデジタルギフトを配布することで、キャンペーンの実施や集客の促進が行えるソリューションシステムの「dgift」に力を入れており、「株式会社スクウェア・エニックス」や、「株式会社KADOKAWA」や、「大東建託株式会社」といった大手企業に導入されるなど、多岐に渡る事業を手掛けております。
更に同社は、2011年の3月に「東日本大震災」が発生した際、日本赤十字社を通じて1000万円を寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れておりますので、その代表取締役社長である石川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせており、初年度こそ未勝利に終わったものの、それから2018年までは、
2011年→2勝・獲得賞金2060万円
2012年→1勝・獲得賞金2123万円
2013年→2勝・獲得賞金3054万円
2014年→2勝・獲得賞金3415万円
2015年→3勝・獲得賞金5352万円
2016年→3勝・獲得賞金5615万円
2017年→12勝・獲得賞金2億9094万円
2018年→10勝・獲得賞金4億5523万円
と、順調に獲得賞金を増やしており、2017年には、キセキで菊花賞を制し、「初の重賞勝ち」をGIで飾っておりました。
しかし、その後の3年間は、
2019年→4勝・獲得賞金2億2657万円
2020年→12勝・獲得賞金2億5796万円
2021年→14勝・獲得賞金2億3536万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいたため、一昨年の石川オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ソウルラッシュでマイラーズCを制するなど、「19勝・獲得賞金3億9127万円」という成績を残して、前年を大きく上回っており、昨年は、ビッグリボンでマーメイドSを制し、ソウルラッシュで京成杯AHを制するなど、過去最多の22勝を上げ、獲得賞金が「4億7845万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
ただ…
今回、私から報告させていただきますのは、石川達絵オーナーがマイルCSに出走させる、ソウルラッシュについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、石川オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長です。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもあります。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立され、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供しており、2010年頃には、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始し、現在では、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールや、一昨年の11月に提供を開始した「USA懸賞ゲームアプリ」など、コンテンツを充実させております。
更に同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信など、ニーズに合わせたコンテンツを提供し続け、2021年は、4月15日(日)から「ミアステール~デズニフの遺跡~」というアクションゲームを配信しておりました。
その上、最近では、コンビニ商品のクーポン券や金券などのデジタルギフトを配布することで、キャンペーンの実施や集客の促進が行えるソリューションシステムの「dgift」に力を入れており、「株式会社スクウェア・エニックス」や、「株式会社KADOKAWA」や、「大東建託株式会社」といった大手企業に導入されるなど、多岐に渡る事業を手掛けております。
更に同社は、2011年の3月に「東日本大震災」が発生した際、日本赤十字社を通じて1000万円を寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れておりますので、その代表取締役社長である石川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせており、初年度こそ未勝利に終わったものの、それから2018年までは、
2011年→2勝・獲得賞金2060万円
2012年→1勝・獲得賞金2123万円
2013年→2勝・獲得賞金3054万円
2014年→2勝・獲得賞金3415万円
2015年→3勝・獲得賞金5352万円
2016年→3勝・獲得賞金5615万円
2017年→12勝・獲得賞金2億9094万円
2018年→10勝・獲得賞金4億5523万円
と、順調に獲得賞金を増やしており、2017年には、キセキで菊花賞を制し、「初の重賞勝ち」をGIで飾っておりました。
しかし、その後の3年間は、
2019年→4勝・獲得賞金2億2657万円
2020年→12勝・獲得賞金2億5796万円
2021年→14勝・獲得賞金2億3536万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいたため、一昨年の石川オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ソウルラッシュでマイラーズCを制するなど、「19勝・獲得賞金3億9127万円」という成績を残して、前年を大きく上回っており、昨年は、ビッグリボンでマーメイドSを制し、ソウルラッシュで京成杯AHを制するなど、過去最多の22勝を上げ、獲得賞金が「4億7845万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
ただ…
発信者:馬主情報部・生産者S
掲載日:2024/11/16 (土) 17:45
対象レース:2024/11/17(日)福島11R・福島民友C
見出し:ジョーカプチーノなどの育成を手掛けていますね
掲載日:2024/11/16 (土) 17:45
対象レース:2024/11/17(日)福島11R・福島民友C
見出し:ジョーカプチーノなどの育成を手掛けていますね
先週の福島記念は、「三嶋牧場」の生産馬ダンディズムが3着に入って、私達に3連複19070円というオイシイ馬券を取らせてくれましたね。
宿泊施設として人気の「うらかわ優駿ビレッジAERU」のすぐそばにある「三嶋牧場」は、戦前から馬を生産していた老舗で、今は三嶋昌春さんが代表をやっています。
昌春さんの甥っ子で、取締役の三嶋健一郎さんは、少し前まで「ダーレー・ジャパン」の代表をやっていたんですよ。
今年の「三嶋牧場」は、天皇賞・春などを勝ったテーオーロイヤル、スプリンターズSなどを勝ったルガル、毎日杯と神戸新聞杯を勝ったメイショウタバルなど、生産馬が大活躍していますし、福島記念で3着だったダンディズムには、代表の昌春さんをはじめとした牧場の関係者全員が、「次は重賞を勝って欲しい」と期待しているのでしょうね。
さて、そろそろ本題に入っておきますが、今回は、山口裕介オーナーが福島民友Cに使う、ナチュラルハイについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、山口オーナーは、浦河にある育成牧場・「山口ステーブル」の代表です。
2003年に設立された「山口ステーブル」は、「軽種馬育成調教センター」(BTC)の南門を出てすぐの場所にあって、今までに育成と調教を手掛けた馬には、2007年のクイーンCを勝ったイクスキューズや、2009年のNHKマイルCなど、重賞を3勝したジョーカプチーノや、2014年の兵庫ジュニアグランプリ(地方交流重賞)を勝ったジャジャウマナラシや、2019年の全日本2歳優駿(地方交流G1)を勝ったヴァケーションや、2020年の全日本2歳優駿を勝ったアランバローズなどがいます。
山口オーナーは、フェアリーSを勝ったアポロティアラや京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブなどの育成を手掛けた「内田ステーブル」の内田裕也さんや、天皇賞・秋や香港Cなど、G1を6勝したモーリスや、天皇賞・春を勝ったジャガーメイルなどの育成を手掛けた「大作ステーブル」の村田大作さんと立ち上げた組合馬主、「スリースターズレーシング」の名義で、2010年からJRAで馬を走らせているんですよ。
そして2017年からは、山口オーナー自身の名義でもJRAで馬を走らせていて、最初の年は「3勝・獲得賞金3916万円」という成績でしたけど、2018年は「4勝・獲得賞金6447万円」と数字を伸ばしていました。
ただ、その後の3年間は、
2019年→3勝・獲得賞金5006万円
2020年→3勝・獲得賞金3692万円
2021年→2勝・獲得賞金2926万円
という形で賞金が右肩下がりになっていましたから、一昨年の山口オーナーは、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年と去年は、
2022年→4勝・獲得賞金9329万円
2023年→5勝・獲得賞金9673万円
と書けば分かる通り、キッチリ巻き返しに成功していて、特に去年は、勝利数と稼いだ賞金のどちらも今までで一番の数字だったんですよ。
でも…
宿泊施設として人気の「うらかわ優駿ビレッジAERU」のすぐそばにある「三嶋牧場」は、戦前から馬を生産していた老舗で、今は三嶋昌春さんが代表をやっています。
昌春さんの甥っ子で、取締役の三嶋健一郎さんは、少し前まで「ダーレー・ジャパン」の代表をやっていたんですよ。
今年の「三嶋牧場」は、天皇賞・春などを勝ったテーオーロイヤル、スプリンターズSなどを勝ったルガル、毎日杯と神戸新聞杯を勝ったメイショウタバルなど、生産馬が大活躍していますし、福島記念で3着だったダンディズムには、代表の昌春さんをはじめとした牧場の関係者全員が、「次は重賞を勝って欲しい」と期待しているのでしょうね。
さて、そろそろ本題に入っておきますが、今回は、山口裕介オーナーが福島民友Cに使う、ナチュラルハイについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、山口オーナーは、浦河にある育成牧場・「山口ステーブル」の代表です。
2003年に設立された「山口ステーブル」は、「軽種馬育成調教センター」(BTC)の南門を出てすぐの場所にあって、今までに育成と調教を手掛けた馬には、2007年のクイーンCを勝ったイクスキューズや、2009年のNHKマイルCなど、重賞を3勝したジョーカプチーノや、2014年の兵庫ジュニアグランプリ(地方交流重賞)を勝ったジャジャウマナラシや、2019年の全日本2歳優駿(地方交流G1)を勝ったヴァケーションや、2020年の全日本2歳優駿を勝ったアランバローズなどがいます。
山口オーナーは、フェアリーSを勝ったアポロティアラや京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブなどの育成を手掛けた「内田ステーブル」の内田裕也さんや、天皇賞・秋や香港Cなど、G1を6勝したモーリスや、天皇賞・春を勝ったジャガーメイルなどの育成を手掛けた「大作ステーブル」の村田大作さんと立ち上げた組合馬主、「スリースターズレーシング」の名義で、2010年からJRAで馬を走らせているんですよ。
そして2017年からは、山口オーナー自身の名義でもJRAで馬を走らせていて、最初の年は「3勝・獲得賞金3916万円」という成績でしたけど、2018年は「4勝・獲得賞金6447万円」と数字を伸ばしていました。
ただ、その後の3年間は、
2019年→3勝・獲得賞金5006万円
2020年→3勝・獲得賞金3692万円
2021年→2勝・獲得賞金2926万円
という形で賞金が右肩下がりになっていましたから、一昨年の山口オーナーは、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年と去年は、
2022年→4勝・獲得賞金9329万円
2023年→5勝・獲得賞金9673万円
と書けば分かる通り、キッチリ巻き返しに成功していて、特に去年は、勝利数と稼いだ賞金のどちらも今までで一番の数字だったんですよ。
でも…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/11/16 (土) 16:21
対象レース:2024/11/17(日)東京11R・霜月S
見出し:高校を出てから調理師の専門学校に通っとったんや
掲載日:2024/11/16 (土) 16:21
対象レース:2024/11/17(日)東京11R・霜月S
見出し:高校を出てから調理師の専門学校に通っとったんや
ワシが大好きな大河ドラマの一つが、1987年に放送されとった、「独眼竜政宗」なんですわ。
タイトルから分かる通り、これは伊達政宗が主役になっとって、どの回も見応えがある内容ばかりで、平均視聴率が「39・7%」っちゅう、大河ドラマの中では一番の数字やったし、主演の渡辺謙さんがホンマにエエ演技をしとるんや。
で、ワシが今週の霜月Sで期待しとるのは、浜田多実雄君が使う、フルムなんですわ。
浜田君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったんや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたんですわ。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月に競馬学校の厩務員課程に入っとりました。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
けど、それから一昨年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、開業3年目やった2015年の数字をずっと下回っとったんや。
もちろん、去年の浜田君は、「何が何でも巻き返したい」と気合いを入れとったんやろうし、実際、去年は今までで一番多い24勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8753万円」と、2015年を上回っとったんですわ。
そんで…
タイトルから分かる通り、これは伊達政宗が主役になっとって、どの回も見応えがある内容ばかりで、平均視聴率が「39・7%」っちゅう、大河ドラマの中では一番の数字やったし、主演の渡辺謙さんがホンマにエエ演技をしとるんや。
で、ワシが今週の霜月Sで期待しとるのは、浜田多実雄君が使う、フルムなんですわ。
浜田君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったんや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたんですわ。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月に競馬学校の厩務員課程に入っとりました。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
けど、それから一昨年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、開業3年目やった2015年の数字をずっと下回っとったんや。
もちろん、去年の浜田君は、「何が何でも巻き返したい」と気合いを入れとったんやろうし、実際、去年は今までで一番多い24勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8753万円」と、2015年を上回っとったんですわ。
そんで…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/11/15 (金) 18:54
対象レース:2024/11/16(土)東京11R・東京スポーツ杯2歳S
見出し:ランボルギーニなどの直営正規ディーラーを…
掲載日:2024/11/15 (金) 18:54
対象レース:2024/11/16(土)東京11R・東京スポーツ杯2歳S
見出し:ランボルギーニなどの直営正規ディーラーを…
皆さまお元気ですか。
今回は、東京スポーツ杯2歳Sにジーティーマンを出走させる田畑利彦オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、田畑オーナーは、兵庫県神戸市に本社を構え、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「GLION(ジーライオン)グループ」の創業者です。
同グループが傘下に収めている企業としては、
■輸入車ディーラー事業(フェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、ポルシェなどの直営正規ディーラーを運営)
「株式会社モトーレン阪神」、「株式会社アルコン」、「株式会社バロウ」など
■国産車ディーラー事業(日産、スズキ、三菱の直営正規ディーラーを運営)
「株式会社スズキ中兵庫販売」、「大阪中央スズキ販売株式会社」、「奈良日産自動車株式会社」など
■中古車小売事業
「株式会社クインオート」、「益田自動車工業株式会社」、「株式会社オートビレッジ」など
■自動車卸売事業
「株式会社クラモチオートサービス」など
■自動車部品販売事業
「株式会社オーエス技研」など
■レンタカー事業
「株式会社ジーライオンレンタリース」、「Gライオン・レントオール株式会社」など
といった名前が挙げられます。
更に同グループは、中国、韓国、ドイツ、ハワイ、ミャンマー、タイ、モンゴル、ベトナムなど、海外にも多くの事業拠点を構えておりますので、これらの事業を手掛ける大企業を築いたオーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
また、田畑オーナーは、一口馬主クラブ「ライオンレースホース」の愛馬会法人である、「サラブレッドクラブ・ライオン」の代表でもあります。
個人馬主としての田畑オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2008年でして、これまでに140頭近くを所有しており、その中で代表的な存在としては、2010年のファルコンSで2着に入ったトシギャングスターや、2019年に地方交流重賞のサマーチャンピオンを制したグランドボヌールなどが挙げられ、2017年は、「13勝・獲得賞金2億4108万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2018年→11勝・獲得賞金1億7899万円
2019年→9勝・獲得賞金1億3860万円
2020年→7勝・獲得賞金1億3080万円
2021年→4勝・獲得賞金8667万円
2022年→5勝・獲得賞金1億1743万円
と記せば分かる通り、2017年の数字を下回っていたため、昨年の田畑オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は8勝を上げ、獲得賞金が「1億6699万円」と、過去5年の数字を大きく上回っております。
そして今年は…
今回は、東京スポーツ杯2歳Sにジーティーマンを出走させる田畑利彦オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、田畑オーナーは、兵庫県神戸市に本社を構え、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「GLION(ジーライオン)グループ」の創業者です。
同グループが傘下に収めている企業としては、
■輸入車ディーラー事業(フェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、ポルシェなどの直営正規ディーラーを運営)
「株式会社モトーレン阪神」、「株式会社アルコン」、「株式会社バロウ」など
■国産車ディーラー事業(日産、スズキ、三菱の直営正規ディーラーを運営)
「株式会社スズキ中兵庫販売」、「大阪中央スズキ販売株式会社」、「奈良日産自動車株式会社」など
■中古車小売事業
「株式会社クインオート」、「益田自動車工業株式会社」、「株式会社オートビレッジ」など
■自動車卸売事業
「株式会社クラモチオートサービス」など
■自動車部品販売事業
「株式会社オーエス技研」など
■レンタカー事業
「株式会社ジーライオンレンタリース」、「Gライオン・レントオール株式会社」など
といった名前が挙げられます。
更に同グループは、中国、韓国、ドイツ、ハワイ、ミャンマー、タイ、モンゴル、ベトナムなど、海外にも多くの事業拠点を構えておりますので、これらの事業を手掛ける大企業を築いたオーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
また、田畑オーナーは、一口馬主クラブ「ライオンレースホース」の愛馬会法人である、「サラブレッドクラブ・ライオン」の代表でもあります。
個人馬主としての田畑オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2008年でして、これまでに140頭近くを所有しており、その中で代表的な存在としては、2010年のファルコンSで2着に入ったトシギャングスターや、2019年に地方交流重賞のサマーチャンピオンを制したグランドボヌールなどが挙げられ、2017年は、「13勝・獲得賞金2億4108万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2018年→11勝・獲得賞金1億7899万円
2019年→9勝・獲得賞金1億3860万円
2020年→7勝・獲得賞金1億3080万円
2021年→4勝・獲得賞金8667万円
2022年→5勝・獲得賞金1億1743万円
と記せば分かる通り、2017年の数字を下回っていたため、昨年の田畑オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は8勝を上げ、獲得賞金が「1億6699万円」と、過去5年の数字を大きく上回っております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/11/15 (金) 17:38
対象レース:2024/11/16(土)福島11R・キビタキS
見出し:実家はエイティーンガールの生産牧場なんですわ
掲載日:2024/11/15 (金) 17:38
対象レース:2024/11/16(土)福島11R・キビタキS
見出し:実家はエイティーンガールの生産牧場なんですわ
まいど。
今週のキビタキSでは、庄野靖志先生が使うシカゴスティングが気になっとります。
皆さんもよう知っとる通り、庄野靖志先生は、少し前まで「庄野牧場」(住所:北海道沙流郡日高町美原6-2)の代表をやっとった庄野昭彦さんの次男で、この牧場は、1991年の中日新聞杯を勝ったショウリテンユウや、2021年の京成杯を勝ったエイティーンガールなどを生産したことでよう知られとりますな。
今の「庄野牧場」は、先生のお兄さんの宏志さんが後を継いどるんやけど、元々は、靖志先生も親父さんと同じように牧場の仕事をしようと思っとったそうで、高校を出た後は、日本大学の獣医学部に進学しとりました。
日本大学の獣医学部っちゅうたら、靖志先生の他にも、ダービーを勝ったアイネスフウジンでよう知られとる加藤修甫さんや、NHKマイルCなどを勝ったタイキフォーチュンや、2002年と2003年の根岸Sを勝って、交流重賞でも大活躍したサウスヴィグラスとかでよう知られとる高橋祥泰(よしやす)さんなどが卒業しとりますな。
靖志先生は、大学を卒業して実家に戻ってから、調教師として、1979年のダービーと1981年の天皇賞・春を勝ったカツラノハイセイコや、1988年の桜花賞を勝ったアラホウトクとかを管理しとった大叔父の庄野穂積さんに馬のことを教わったそうで、そん時に、「将来は調教師になる」と決めたそうですわ。
そんで、1996年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から、マーメイドSを勝ったシャイニンレーサーや、ウインターSを勝ったマチカネワラウカドとかを管理しとった高橋隆厩舎で10年くらい調教助手をやって、2006年に調教師の試験に受かって、次の年に厩舎を開業しとります。
初めの年こそ、使った頭数が少なかったんで4勝止まりやったけど、その後は、2年目やった2008年が10勝、3年目やった2009年も10勝、4年目やった2010年が12勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、2015年からの5年間は、
2015年→22勝・獲得賞金4億2838万円
2016年→29勝・獲得賞金4億7630万円
2017年→15勝・獲得賞金5億0574万円
2018年→26勝・獲得賞金7億3989万円
2019年→24勝・獲得賞金8億3866万円
っちゅう安定した成績を残しとって、特に2019年は、プールヴィルを使ったフィリーズレビューと、レッドアンシェルを使ったCBC賞と、スワーヴリチャードを使ったジャパンCを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどりました。
せやけど、その後は、
2020年→16勝・獲得賞金3億8886万円
2021年→19勝・獲得賞金3億5371万円
2022年→12勝・獲得賞金2億7421万円
2023年→19勝・獲得賞金3億6108万円
っちゅう形で賞金が「右肩下がり」になっとったから、今年を迎えるにあたって庄野先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際…
今週のキビタキSでは、庄野靖志先生が使うシカゴスティングが気になっとります。
皆さんもよう知っとる通り、庄野靖志先生は、少し前まで「庄野牧場」(住所:北海道沙流郡日高町美原6-2)の代表をやっとった庄野昭彦さんの次男で、この牧場は、1991年の中日新聞杯を勝ったショウリテンユウや、2021年の京成杯を勝ったエイティーンガールなどを生産したことでよう知られとりますな。
今の「庄野牧場」は、先生のお兄さんの宏志さんが後を継いどるんやけど、元々は、靖志先生も親父さんと同じように牧場の仕事をしようと思っとったそうで、高校を出た後は、日本大学の獣医学部に進学しとりました。
日本大学の獣医学部っちゅうたら、靖志先生の他にも、ダービーを勝ったアイネスフウジンでよう知られとる加藤修甫さんや、NHKマイルCなどを勝ったタイキフォーチュンや、2002年と2003年の根岸Sを勝って、交流重賞でも大活躍したサウスヴィグラスとかでよう知られとる高橋祥泰(よしやす)さんなどが卒業しとりますな。
靖志先生は、大学を卒業して実家に戻ってから、調教師として、1979年のダービーと1981年の天皇賞・春を勝ったカツラノハイセイコや、1988年の桜花賞を勝ったアラホウトクとかを管理しとった大叔父の庄野穂積さんに馬のことを教わったそうで、そん時に、「将来は調教師になる」と決めたそうですわ。
そんで、1996年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から、マーメイドSを勝ったシャイニンレーサーや、ウインターSを勝ったマチカネワラウカドとかを管理しとった高橋隆厩舎で10年くらい調教助手をやって、2006年に調教師の試験に受かって、次の年に厩舎を開業しとります。
初めの年こそ、使った頭数が少なかったんで4勝止まりやったけど、その後は、2年目やった2008年が10勝、3年目やった2009年も10勝、4年目やった2010年が12勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、2015年からの5年間は、
2015年→22勝・獲得賞金4億2838万円
2016年→29勝・獲得賞金4億7630万円
2017年→15勝・獲得賞金5億0574万円
2018年→26勝・獲得賞金7億3989万円
2019年→24勝・獲得賞金8億3866万円
っちゅう安定した成績を残しとって、特に2019年は、プールヴィルを使ったフィリーズレビューと、レッドアンシェルを使ったCBC賞と、スワーヴリチャードを使ったジャパンCを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどりました。
せやけど、その後は、
2020年→16勝・獲得賞金3億8886万円
2021年→19勝・獲得賞金3億5371万円
2022年→12勝・獲得賞金2億7421万円
2023年→19勝・獲得賞金3億6108万円
っちゅう形で賞金が「右肩下がり」になっとったから、今年を迎えるにあたって庄野先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際…