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発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2025/01/25 (土) 18:47
対象レース:2025/01/26(日)中山11R・アメリカJCC
見出し:「新潟馬主協会」の相談役です
掲載日:2025/01/25 (土) 18:47
対象レース:2025/01/26(日)中山11R・アメリカJCC
見出し:「新潟馬主協会」の相談役です
皆さまお元気ですか。
今回は、平田修オーナーがアメリカJCCに出走させる、ボーンディスウェイについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、平田修オーナーは、「アルプスの少女ハイジ」のテレビCMなどでよく目にする、「家庭教師のトライ」で有名な「株式会社トライグループ」(東京都千代田区飯田橋)の創業者です。
立教大学の経済学部を卒業後、学習塾を個人経営していた平田オーナーは、1987年の1月、「富山大学トライ」というサークルを設立し、家庭教師の派遣事業を開始しました。
その後は、
1990年4月→「株式会社トライグループ」として法人化
1999年2月→全国47都道府県に拠点を展開
2000年4月→個別指導塾を運営する事業を開始
といった形で順調に事業を拡大しており、2005年の4月、平田オーナーの奥様であり、元女優の二谷友里恵さんに代表取締役社長の座を譲っております。
そして現在は、全国に約1100ヶ所の拠点を構え、登録教師数は33万人を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた平田オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての平田オーナーは、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに60頭以上を所有しており、現在は、「新潟馬主協会」の相談役を務めております。
2019年のオーナーは、5勝を上げ、「7081万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の3年間は、
2020年→2勝・獲得賞金5751万円
2021年→4勝・獲得賞金6242万円
2022年→1勝・獲得賞金4009万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたので、一昨年の平田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、特別レースを3勝するなど、5勝を上げ、獲得賞金は「1億1195万円」と、前年を大きく上回っておりました。
更に…
今回は、平田修オーナーがアメリカJCCに出走させる、ボーンディスウェイについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、平田修オーナーは、「アルプスの少女ハイジ」のテレビCMなどでよく目にする、「家庭教師のトライ」で有名な「株式会社トライグループ」(東京都千代田区飯田橋)の創業者です。
立教大学の経済学部を卒業後、学習塾を個人経営していた平田オーナーは、1987年の1月、「富山大学トライ」というサークルを設立し、家庭教師の派遣事業を開始しました。
その後は、
1990年4月→「株式会社トライグループ」として法人化
1999年2月→全国47都道府県に拠点を展開
2000年4月→個別指導塾を運営する事業を開始
といった形で順調に事業を拡大しており、2005年の4月、平田オーナーの奥様であり、元女優の二谷友里恵さんに代表取締役社長の座を譲っております。
そして現在は、全国に約1100ヶ所の拠点を構え、登録教師数は33万人を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた平田オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての平田オーナーは、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに60頭以上を所有しており、現在は、「新潟馬主協会」の相談役を務めております。
2019年のオーナーは、5勝を上げ、「7081万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の3年間は、
2020年→2勝・獲得賞金5751万円
2021年→4勝・獲得賞金6242万円
2022年→1勝・獲得賞金4009万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたので、一昨年の平田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、特別レースを3勝するなど、5勝を上げ、獲得賞金は「1億1195万円」と、前年を大きく上回っておりました。
更に…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2025/01/25 (土) 17:53
対象レース:2025/01/26(日)中京11R・プロキオンS
見出し:「清水建設」などの大手ゼネコンに技術者を紹介しております
掲載日:2025/01/25 (土) 17:53
対象レース:2025/01/26(日)中京11R・プロキオンS
見出し:「清水建設」などの大手ゼネコンに技術者を紹介しております
昨日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比26円89銭安の3万9931円98銭で取引を終えておりました。
日銀が利上げを発表したことなどから、「ソフトバンクグループ」や「ソニーグループ」が下落しておりましたので、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、原禮子オーナーがプロキオンSに出走させる、オメガギネスに注目しております。
原オーナーの本業は、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長です。
同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。
また、これまでに90頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルト、2018年から東京大賞典を4連覇したオメガパフュームといった名前が挙げられるでしょう。
原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は、先述した通り、オメガパフュームが交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、
2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、2022年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、2022年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、13勝を上げ、前年を大きく上回る「2億4544万円」の賞金を獲得しており、一昨年も、前年と同じ13勝を上げ、獲得賞金が「3億0310万円」と、2022年を上回っておりました。
ただ…
日銀が利上げを発表したことなどから、「ソフトバンクグループ」や「ソニーグループ」が下落しておりましたので、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、原禮子オーナーがプロキオンSに出走させる、オメガギネスに注目しております。
原オーナーの本業は、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長です。
同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。
また、これまでに90頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルト、2018年から東京大賞典を4連覇したオメガパフュームといった名前が挙げられるでしょう。
原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は、先述した通り、オメガパフュームが交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、
2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、2022年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、2022年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、13勝を上げ、前年を大きく上回る「2億4544万円」の賞金を獲得しており、一昨年も、前年と同じ13勝を上げ、獲得賞金が「3億0310万円」と、2022年を上回っておりました。
ただ…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2025/01/25 (土) 17:04
対象レース:2025/01/26(日)小倉11R・壇之浦S
見出し:乗り役時代にGIを15勝もしるんや
掲載日:2025/01/25 (土) 17:04
対象レース:2025/01/26(日)小倉11R・壇之浦S
見出し:乗り役時代にGIを15勝もしるんや
お疲れさんです。
今回は、四位洋文先生の厩舎が壇之浦Sに使う、セキトバイーストについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、四位先生は、1991年に古川平厩舎から乗り役としてデビューしとって、競馬学校の同期には、古賀慎明厩舎の助手をやっとる土谷智紀君、馬に蹴られて大ケガしたことが原因で2016年に調教師を勇退した日吉正和先生、2015年に乗り役を引退した藤田伸二君、2006年から調教師をやっとる水野貴広先生とかがいますな。
1994年、ゴールデンジャックに乗った報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で初めて重賞を勝った四位先生は、1996年、イシノサンデーに乗った皐月賞で初めてGIを勝つと、この年の秋には、ダンスパートナーに乗ったエリザベス女王杯も勝っとりました。
その後も、アグネスデジタルに乗った2001年の天皇賞・秋、ウオッカに乗った2007年のダービー、ディープスカイに乗った2008年のNHKマイルCとダービー、レッドディザイアに乗った2009年の秋華賞などを勝っとって、他も入れたら、GIの15勝を含めて重賞を76勝もしとりましたな。
2019年の12月、2度目の挑戦で調教師の試験に合格した四位先生は、2020年の2月に乗り役を引退するまで、JRA通算1586勝っちゅう実績を残しとります。
乗り役を引退してからの1年間は、藤沢和雄厩舎と千田輝彦厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わっとりました。
そんで、2021年の3月1日(月)、18馬房で自分の厩舎を開業した四位先生は、3月7日(日)、サマービートを使った小倉8Rの4歳上1勝クラスで、調教師としての初勝利を上げとりました。
このレースが管理馬を使い始めて2戦目で、同じ3月1日付けで開業した調教師は、四位先生の他に、小林真也先生、杉山佳明先生、鈴木慎太郎先生、田中克典先生、茶木太樹先生、辻哲英先生、辻野泰之先生、畑端省吾先生の8人がおるんやけど、四位先生がこの中で一番乗りの勝利だったんですわ。
せやけど、2021年の成績は、「10勝・獲得賞金1億7825万円」っちゅうもんで、勝ち星は、15勝やった辻野先生と、14勝やった杉山先生と田中先生に負けてしもうたし、賞金も、「4億1143万円」やった辻野先生と、「2億4429万円」やった杉山先生と、「2億1935万円」やった田中先生に負けてしもうたんや。
もちろん、開業2年目やった2022年の四位先生は、「同期の中で一番になりたい」と燃えとったんやろうし、実際、2022年は「20勝・獲得賞金3億2641万円」っちゅう成績で、2021年を大きく上回ったんですわ。
そんでもって一昨年は、ハギノアレグリアスで地方交流重賞の名古屋大賞典を勝っとるし、JRAでは、ハギノアレグリアスでシリウスS、カルチャーデイでファンタジーSを勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「4億5377万円」と、2022年を大きく上回っとりました。
それに、去年もエエ流れが続いとって、トゥードジボンで関屋記念、ハギノアレグリアスでシリウス…
今回は、四位洋文先生の厩舎が壇之浦Sに使う、セキトバイーストについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、四位先生は、1991年に古川平厩舎から乗り役としてデビューしとって、競馬学校の同期には、古賀慎明厩舎の助手をやっとる土谷智紀君、馬に蹴られて大ケガしたことが原因で2016年に調教師を勇退した日吉正和先生、2015年に乗り役を引退した藤田伸二君、2006年から調教師をやっとる水野貴広先生とかがいますな。
1994年、ゴールデンジャックに乗った報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で初めて重賞を勝った四位先生は、1996年、イシノサンデーに乗った皐月賞で初めてGIを勝つと、この年の秋には、ダンスパートナーに乗ったエリザベス女王杯も勝っとりました。
その後も、アグネスデジタルに乗った2001年の天皇賞・秋、ウオッカに乗った2007年のダービー、ディープスカイに乗った2008年のNHKマイルCとダービー、レッドディザイアに乗った2009年の秋華賞などを勝っとって、他も入れたら、GIの15勝を含めて重賞を76勝もしとりましたな。
2019年の12月、2度目の挑戦で調教師の試験に合格した四位先生は、2020年の2月に乗り役を引退するまで、JRA通算1586勝っちゅう実績を残しとります。
乗り役を引退してからの1年間は、藤沢和雄厩舎と千田輝彦厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わっとりました。
そんで、2021年の3月1日(月)、18馬房で自分の厩舎を開業した四位先生は、3月7日(日)、サマービートを使った小倉8Rの4歳上1勝クラスで、調教師としての初勝利を上げとりました。
このレースが管理馬を使い始めて2戦目で、同じ3月1日付けで開業した調教師は、四位先生の他に、小林真也先生、杉山佳明先生、鈴木慎太郎先生、田中克典先生、茶木太樹先生、辻哲英先生、辻野泰之先生、畑端省吾先生の8人がおるんやけど、四位先生がこの中で一番乗りの勝利だったんですわ。
せやけど、2021年の成績は、「10勝・獲得賞金1億7825万円」っちゅうもんで、勝ち星は、15勝やった辻野先生と、14勝やった杉山先生と田中先生に負けてしもうたし、賞金も、「4億1143万円」やった辻野先生と、「2億4429万円」やった杉山先生と、「2億1935万円」やった田中先生に負けてしもうたんや。
もちろん、開業2年目やった2022年の四位先生は、「同期の中で一番になりたい」と燃えとったんやろうし、実際、2022年は「20勝・獲得賞金3億2641万円」っちゅう成績で、2021年を大きく上回ったんですわ。
そんでもって一昨年は、ハギノアレグリアスで地方交流重賞の名古屋大賞典を勝っとるし、JRAでは、ハギノアレグリアスでシリウスS、カルチャーデイでファンタジーSを勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「4億5377万円」と、2022年を大きく上回っとりました。
それに、去年もエエ流れが続いとって、トゥードジボンで関屋記念、ハギノアレグリアスでシリウス…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2025/01/25 (土) 16:19
対象レース:2025/01/26(日)中山11R・アメリカJCC
見出し:叔父さんはキングヘイローを管理しとったんや
掲載日:2025/01/25 (土) 16:19
対象レース:2025/01/26(日)中山11R・アメリカJCC
見出し:叔父さんはキングヘイローを管理しとったんや
1月5日(日)から、NHKでは、大河ドラマの「べらぼう」が放送されとりますな。
これは、「江戸のメディア王」と言われとる蔦谷重三郎が主人公の作品で、主演の横浜流星さんが江戸弁を上手に話しとるし、今までの大河ドラマにはなかったようなストーリーになっとるから、毎週、観るのを楽しみにしとるんや。
で、ワシがアメリカJCCで期待しとるんは、坂口智康君の厩舎が使うビザンチンドリームなんですわ。
滋賀県出身の坂口君は、親父さんが、2019年の2月一杯で調教師を引退した坂口正則さんで、この厩舎は、皆さんもよう知っとる通り、エイシンサニーを使った1990年のオークスとか、JRAの重賞を27回も勝っとったし、海外でも、エイシンヒカリを使った2015年の香港C(G1)と2016年のイスパーン賞(仏・G1)を勝っとります。
それに、調教師として、宝塚記念を勝ったハマノパレードとかを管理しとって、通算690勝を上げとった坂口正二さんは正則さんの叔父さんやし、マヤノトップガンやキングヘイローやデュランダルとかを管理しとって、2011年に調教師を引退した坂口正大(まさひろ)さんは、正則さんの従兄弟にあたるんやから、「筋金入りの競馬一家」と言えますな。
こういう環境で育った智康君は、中学の時は野球、高校の時はスピードスケートをやっとったんやけど、正則さんの仕事を見とる内に、「自分も競馬の世界で働きたい」と思うようになって、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に進んで、それから乗馬を始めたんや。
大学を出てからは、千葉県の牧場で2年くらい働いて、その後、2007年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から親父さんの坂口正則厩舎で厩務員と調教助手をやって、2018年に調教師の試験に受かるまでの11年間、ずっと坂口厩舎で経験を積んで、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに、智康君と同じく、2019年の3月に開業した調教師は、石坂公一君、稲垣幸雄君、上村洋行君、加藤士津八君、長谷川浩大君、深山雅史君がいますな。
で、智康君の厩舎は、開業1年目に、「11勝・獲得賞金2億2340万円」っちゅう、同期の中で一番の成績を残しとったし、ゴールドクイーンを使った地方交流のかきつばた記念で、初めての重賞勝ちを飾っとるように、調教師としてまずまずのスタートやったんですわ。
開業2年目やった2020年は、6勝しか上げられんかったこともあって、稼いだ賞金が「1億2325万円」と、前の年を下回ったんやけど、その後の2年間は、
2021年→15勝・獲得賞金2億1000万円
2022年→14勝・獲得賞金2億4980万円
と、賞金が右肩上がりやったし、特に2022年は、エイシンクリックを使った阪神スプリングJで、初めてJRAの重賞を勝っとりました。
そんで一昨年は、2022年と同じ14勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「2億2061万円」と、2022年を下回っとったんで、去年の智康君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、去年は…
これは、「江戸のメディア王」と言われとる蔦谷重三郎が主人公の作品で、主演の横浜流星さんが江戸弁を上手に話しとるし、今までの大河ドラマにはなかったようなストーリーになっとるから、毎週、観るのを楽しみにしとるんや。
で、ワシがアメリカJCCで期待しとるんは、坂口智康君の厩舎が使うビザンチンドリームなんですわ。
滋賀県出身の坂口君は、親父さんが、2019年の2月一杯で調教師を引退した坂口正則さんで、この厩舎は、皆さんもよう知っとる通り、エイシンサニーを使った1990年のオークスとか、JRAの重賞を27回も勝っとったし、海外でも、エイシンヒカリを使った2015年の香港C(G1)と2016年のイスパーン賞(仏・G1)を勝っとります。
それに、調教師として、宝塚記念を勝ったハマノパレードとかを管理しとって、通算690勝を上げとった坂口正二さんは正則さんの叔父さんやし、マヤノトップガンやキングヘイローやデュランダルとかを管理しとって、2011年に調教師を引退した坂口正大(まさひろ)さんは、正則さんの従兄弟にあたるんやから、「筋金入りの競馬一家」と言えますな。
こういう環境で育った智康君は、中学の時は野球、高校の時はスピードスケートをやっとったんやけど、正則さんの仕事を見とる内に、「自分も競馬の世界で働きたい」と思うようになって、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に進んで、それから乗馬を始めたんや。
大学を出てからは、千葉県の牧場で2年くらい働いて、その後、2007年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から親父さんの坂口正則厩舎で厩務員と調教助手をやって、2018年に調教師の試験に受かるまでの11年間、ずっと坂口厩舎で経験を積んで、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに、智康君と同じく、2019年の3月に開業した調教師は、石坂公一君、稲垣幸雄君、上村洋行君、加藤士津八君、長谷川浩大君、深山雅史君がいますな。
で、智康君の厩舎は、開業1年目に、「11勝・獲得賞金2億2340万円」っちゅう、同期の中で一番の成績を残しとったし、ゴールドクイーンを使った地方交流のかきつばた記念で、初めての重賞勝ちを飾っとるように、調教師としてまずまずのスタートやったんですわ。
開業2年目やった2020年は、6勝しか上げられんかったこともあって、稼いだ賞金が「1億2325万円」と、前の年を下回ったんやけど、その後の2年間は、
2021年→15勝・獲得賞金2億1000万円
2022年→14勝・獲得賞金2億4980万円
と、賞金が右肩上がりやったし、特に2022年は、エイシンクリックを使った阪神スプリングJで、初めてJRAの重賞を勝っとりました。
そんで一昨年は、2022年と同じ14勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「2億2061万円」と、2022年を下回っとったんで、去年の智康君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、去年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/01/24 (金) 18:52
対象レース:2025/01/25(日)中京11R・瀬戸S
見出し:野村證券を辞めて子供服の「ミキハウス」を…
掲載日:2025/01/24 (金) 18:52
対象レース:2025/01/25(日)中京11R・瀬戸S
見出し:野村證券を辞めて子供服の「ミキハウス」を…
皆さんごきげんよう。
今回は、「株式会社ミキハウスHKサービス」が瀬戸Sに出走させる、ネッケツシャチョウについての報告をしておきますわ。
「株式会社ミキハウスHKサービス」は、木村皓一オーナーが代表を務めている馬主法人ですから、ここでは同社のことを、木村オーナーと記しておきますわね。
木村オーナーの本業は、「三起商行株式会社」の代表取締役社長で、同社は、「ミキハウスグループの中枢」と言えば、誰でもよくお分かりになることでしょう。
関西大学の経済学部に在学していた頃に、野村證券でアルバイトを始めて、大学を中退して同社に入った木村オーナーは、1971年、子供服の製造卸を行うため、野村證券を辞めて、個人で「三起産業」を創業していますの。
そして、それからは、
1978年→「三起商行株式会社」を設立
1985年→フランスに海外法人の「MIKI・HOUSE・FRANCE」を設立
1992年→現在の本社ビル(大阪府八尾市)を竣工
1997年→イタリアに海外法人の「MIKI・HOUSE・ITALY」を設立
2004年→アメリカに現地事務所を開設
2013年→イギリスの高級老舗百貨店・「ハロッズ」に出店
2016年→オーストラリアのメルボルンに出店
2018年→ニュージーランドのオークランドに出店
2019年→中国・上海で最大の高級ショッピングモール、「上海国金中心商場(IFCモール)」に旗艦店をオープン
2020年→ベトナムのホーチミンに出店
といった形で順調に事業を拡大していますわね。
また、昨年の夏に開催された「パリオリンピック」では、「ミキハウス」に所属している選手の内、レスリングの文田健一郎選手と樋口黎選手が金メダル、フェンシングの尾﨑世梨選手が銅メダルを獲得していたように、スポーツ選手の育成にも力を入れていますの。
ですから私は、一代で「ミキハウスグループ」を大きく成長させた木村オーナーのことを、「経営者の鏡」と考えていますし、きっと皆さんも同じ意見でございましょう。
馬主としての木村オーナーは、私が確認したところ、2007年からJRAで馬を走らせていて、これまでに18頭を所有していまして、未出走の馬を含めて、その内4頭が現役ですわ。
木村オーナーは、一度に所有する頭数が多くないため、2015年までの3年間は、
2013年→0勝・獲得賞金0円
2014年→2勝・獲得賞金1350万円
2015年→0勝・獲得賞金2007万円
という成績に留まっていましたが、2016年は、トラキチシャチョウの活躍で、「4勝・獲得賞金8818万円」という、勝利数と獲得賞金のどちらも、過去最高の成績を残していましたわ。
ただ、一昨年までの7年間は、
2017年→0勝・獲得賞金355万円
2018年→0勝・獲得賞金50万円
2019年→0勝・獲得賞金110万円
2020年→1勝・獲得賞金789万円
2021年→3勝・獲得賞金3327万円
2022年→1勝・獲得賞金1703万円
2023年→1勝・獲得賞金1750万円
という形で数字が伸び悩んでいましたの。
もちろん、昨年の木村オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていたのでしょうし、実際、昨年は…
今回は、「株式会社ミキハウスHKサービス」が瀬戸Sに出走させる、ネッケツシャチョウについての報告をしておきますわ。
「株式会社ミキハウスHKサービス」は、木村皓一オーナーが代表を務めている馬主法人ですから、ここでは同社のことを、木村オーナーと記しておきますわね。
木村オーナーの本業は、「三起商行株式会社」の代表取締役社長で、同社は、「ミキハウスグループの中枢」と言えば、誰でもよくお分かりになることでしょう。
関西大学の経済学部に在学していた頃に、野村證券でアルバイトを始めて、大学を中退して同社に入った木村オーナーは、1971年、子供服の製造卸を行うため、野村證券を辞めて、個人で「三起産業」を創業していますの。
そして、それからは、
1978年→「三起商行株式会社」を設立
1985年→フランスに海外法人の「MIKI・HOUSE・FRANCE」を設立
1992年→現在の本社ビル(大阪府八尾市)を竣工
1997年→イタリアに海外法人の「MIKI・HOUSE・ITALY」を設立
2004年→アメリカに現地事務所を開設
2013年→イギリスの高級老舗百貨店・「ハロッズ」に出店
2016年→オーストラリアのメルボルンに出店
2018年→ニュージーランドのオークランドに出店
2019年→中国・上海で最大の高級ショッピングモール、「上海国金中心商場(IFCモール)」に旗艦店をオープン
2020年→ベトナムのホーチミンに出店
といった形で順調に事業を拡大していますわね。
また、昨年の夏に開催された「パリオリンピック」では、「ミキハウス」に所属している選手の内、レスリングの文田健一郎選手と樋口黎選手が金メダル、フェンシングの尾﨑世梨選手が銅メダルを獲得していたように、スポーツ選手の育成にも力を入れていますの。
ですから私は、一代で「ミキハウスグループ」を大きく成長させた木村オーナーのことを、「経営者の鏡」と考えていますし、きっと皆さんも同じ意見でございましょう。
馬主としての木村オーナーは、私が確認したところ、2007年からJRAで馬を走らせていて、これまでに18頭を所有していまして、未出走の馬を含めて、その内4頭が現役ですわ。
木村オーナーは、一度に所有する頭数が多くないため、2015年までの3年間は、
2013年→0勝・獲得賞金0円
2014年→2勝・獲得賞金1350万円
2015年→0勝・獲得賞金2007万円
という成績に留まっていましたが、2016年は、トラキチシャチョウの活躍で、「4勝・獲得賞金8818万円」という、勝利数と獲得賞金のどちらも、過去最高の成績を残していましたわ。
ただ、一昨年までの7年間は、
2017年→0勝・獲得賞金355万円
2018年→0勝・獲得賞金50万円
2019年→0勝・獲得賞金110万円
2020年→1勝・獲得賞金789万円
2021年→3勝・獲得賞金3327万円
2022年→1勝・獲得賞金1703万円
2023年→1勝・獲得賞金1750万円
という形で数字が伸び悩んでいましたの。
もちろん、昨年の木村オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていたのでしょうし、実際、昨年は…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2025/01/24 (金) 17:38
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:京都府立医科大学を卒業しております
掲載日:2025/01/24 (金) 17:38
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:京都府立医科大学を卒業しております
「東京国立博物館」では、3月16日(日)まで、「旧嵯峨御所・大覚寺-百花繚乱・御所ゆかりの絵画」が開催されます。
この展示会は、京都府京都市の右京区嵯峨にある大覚寺が、来年に開創1150年を迎えることを記念して行われる特別企画となっており、重要文化財に指定されている「牡丹図」や、平安時代後期の仏像を代表する「五大明王像」などが展示されておりますので、一度は足を運ぶ価値があると言えるでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーが小倉牝馬Sに出走させる、アリスヴェリテに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに80頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、勝利を上げられずに終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし、2022年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、一昨年の加藤オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は6勝を上げ、「1億9191万円」というキャリアハイの賞金を獲得していた上…
この展示会は、京都府京都市の右京区嵯峨にある大覚寺が、来年に開創1150年を迎えることを記念して行われる特別企画となっており、重要文化財に指定されている「牡丹図」や、平安時代後期の仏像を代表する「五大明王像」などが展示されておりますので、一度は足を運ぶ価値があると言えるでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーが小倉牝馬Sに出走させる、アリスヴェリテに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに80頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、勝利を上げられずに終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし、2022年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、一昨年の加藤オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は6勝を上げ、「1億9191万円」というキャリアハイの賞金を獲得していた上…
発信者:調教師情報部・元調教師Y
掲載日:2025/01/24 (金) 16:46
対象レース:2025/01/26(日)中京11R・プロキオンS
見出し:調教助手やった時の担当馬が1988年のオークスを勝ったんや
掲載日:2025/01/24 (金) 16:46
対象レース:2025/01/26(日)中京11R・プロキオンS
見出し:調教助手やった時の担当馬が1988年のオークスを勝ったんや
日本の囲碁界で、今まで一番多くタイトルを獲っとるのは、井山裕太さんなんや。
囲碁のタイトルは、最高位の「棋聖」とかがよう知られとる「七大タイトル」の他にも、「NHK杯」とか「竜星戦」とかがあって、これらを含めて、井山さんは77回もタイトルを獲得しとるんやから、ホンマに大したもんですな。
まあ、ワシも何かと忙しいんで、ボチボチ本題に入るんやけど、今回は、大橋勇樹君がプロキオンSに使う、サンマルパトロールについての話をしとくで。
三重県出身の大橋君は、実家で草競馬用の馬を飼っとったことがきっかけで、子供の頃から「競馬の世界で働きたい」と考えとって、小学3年生の頃から乗馬をやっとったんや。
そんで、大学を出た後、1984年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から2年間は、ヤエノムテキとかでお馴染みやった荻野光男さんの厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
1986年の10月からは松田博資厩舎に移って、そん時には持ち乗りの調教助手としてコスモドリームを担当しとって、この馬が、1988年のオークスを勝ったんやから、大橋君は、「この世界でやっていける」っちゅう自信を持てたんやろな。
でもって、1990年の3月から目野哲也厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、「6勝・獲得賞金7172万円」っちゅう成績やったけど、その後の5年間は、
2005年→9勝・獲得賞金1億2401万円
2006年→11勝・獲得賞金2億0661万円
2007年→11勝・獲得賞金2億2974万円
2008年→14勝・獲得賞金2億8094万円
2009年→24勝・獲得賞金3億2924万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとりましたな。
こうやって、大橋君が順調に勝てたんは、小さい頃から馬をよう見とったことと、松田博資厩舎におった頃で言うたら、さっき名前を出したコスモドリームとか、目野哲也厩舎におった頃で言うたら、1996年のマイラーズCを勝ったニホンピロプリンスとか、1997年のガーネットSを勝ったストーンステッパーとか、走る馬を何頭も見てきた経験を、しっかりと活かせとるからなんやろ。
2011年には、ナムラタイタンを使った武蔵野Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、2012年には、ニホンピロアワーズを使ったジャパンCダートで初めてのGI勝ちを飾っとって、結局、この年は16勝を上げて、「4億3930万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは伸び悩んどって、2022年までの5年間は、
2018年→18勝・獲得賞金3億1701万円
2019年→19勝・獲得賞金3憶2817万円
2020年→13勝・獲得賞金2億4111万円
2021年→24勝・獲得賞金3億9723万円
2022年→16勝・獲得賞金3億2781万円
っちゅう、2012年と比べたら物足りない数字やったから、一昨年の大橋君は、巻き返しに全力を注いどったんやろうし、実際、一昨年は、「28勝・4億5188万円」っちゅう、今までで一番の成績やったんですわ。
ただ…
囲碁のタイトルは、最高位の「棋聖」とかがよう知られとる「七大タイトル」の他にも、「NHK杯」とか「竜星戦」とかがあって、これらを含めて、井山さんは77回もタイトルを獲得しとるんやから、ホンマに大したもんですな。
まあ、ワシも何かと忙しいんで、ボチボチ本題に入るんやけど、今回は、大橋勇樹君がプロキオンSに使う、サンマルパトロールについての話をしとくで。
三重県出身の大橋君は、実家で草競馬用の馬を飼っとったことがきっかけで、子供の頃から「競馬の世界で働きたい」と考えとって、小学3年生の頃から乗馬をやっとったんや。
そんで、大学を出た後、1984年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から2年間は、ヤエノムテキとかでお馴染みやった荻野光男さんの厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
1986年の10月からは松田博資厩舎に移って、そん時には持ち乗りの調教助手としてコスモドリームを担当しとって、この馬が、1988年のオークスを勝ったんやから、大橋君は、「この世界でやっていける」っちゅう自信を持てたんやろな。
でもって、1990年の3月から目野哲也厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、「6勝・獲得賞金7172万円」っちゅう成績やったけど、その後の5年間は、
2005年→9勝・獲得賞金1億2401万円
2006年→11勝・獲得賞金2億0661万円
2007年→11勝・獲得賞金2億2974万円
2008年→14勝・獲得賞金2億8094万円
2009年→24勝・獲得賞金3億2924万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとりましたな。
こうやって、大橋君が順調に勝てたんは、小さい頃から馬をよう見とったことと、松田博資厩舎におった頃で言うたら、さっき名前を出したコスモドリームとか、目野哲也厩舎におった頃で言うたら、1996年のマイラーズCを勝ったニホンピロプリンスとか、1997年のガーネットSを勝ったストーンステッパーとか、走る馬を何頭も見てきた経験を、しっかりと活かせとるからなんやろ。
2011年には、ナムラタイタンを使った武蔵野Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、2012年には、ニホンピロアワーズを使ったジャパンCダートで初めてのGI勝ちを飾っとって、結局、この年は16勝を上げて、「4億3930万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは伸び悩んどって、2022年までの5年間は、
2018年→18勝・獲得賞金3億1701万円
2019年→19勝・獲得賞金3憶2817万円
2020年→13勝・獲得賞金2億4111万円
2021年→24勝・獲得賞金3億9723万円
2022年→16勝・獲得賞金3億2781万円
っちゅう、2012年と比べたら物足りない数字やったから、一昨年の大橋君は、巻き返しに全力を注いどったんやろうし、実際、一昨年は、「28勝・4億5188万円」っちゅう、今までで一番の成績やったんですわ。
ただ…
発信者:馬主情報部・生産者C
掲載日:2025/01/24 (金) 15:21
対象レース:2025/01/25(日)中山11R・初富士S
見出し:「吉田照哉オーナー」の名前が書かれている馬のほとんどが…
掲載日:2025/01/24 (金) 15:21
対象レース:2025/01/25(日)中山11R・初富士S
見出し:「吉田照哉オーナー」の名前が書かれている馬のほとんどが…
明後日、1月26日(日)には、「大阪国際女子マラソン」が行われます。
この大会は、コースの後半に下り坂が多くて、高速決着になりやすいことが特徴で、去年は、前田穂南選手が19年振りに日本記録を更新しましたし、選手たちにとっては、「東京2025世界陸上」の日本代表に選ばれるための重要なレースになりますから、最後まで目が離せませんね。
さて、マラソンの話はほどほどにして、ここから本題に入りますと、今回は、「社台グループオーナーズ」が初富士Sに出走させる、ブラックシールドとラスカンブレスについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は…
この大会は、コースの後半に下り坂が多くて、高速決着になりやすいことが特徴で、去年は、前田穂南選手が19年振りに日本記録を更新しましたし、選手たちにとっては、「東京2025世界陸上」の日本代表に選ばれるための重要なレースになりますから、最後まで目が離せませんね。
さて、マラソンの話はほどほどにして、ここから本題に入りますと、今回は、「社台グループオーナーズ」が初富士Sに出走させる、ブラックシールドとラスカンブレスについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2025/01/24 (金) 14:17
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:大阪府枚方市にある脳神経外科で理事長を務めておりました
掲載日:2025/01/24 (金) 14:17
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:大阪府枚方市にある脳神経外科で理事長を務めておりました
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、谷掛龍夫(たにかけ・たつお)オーナーが小倉牝馬Sに出走させる、コスタボニータとワレハウミノコについてのことでございます。
谷掛オーナーは、以前、「医療法人谷掛脳神経外科」(大阪府枚方市)の理事長を務めておりました。
2022年の12月21日(水)、「あぜみち脳神経クリニック」に改称された「谷掛脳神経外科」は、「京阪電鉄・枚方市駅」の南口を出て西に進み、最初の信号から南西方向に見える「牧方信用金庫」の向かい側にある、3階建てで白いタイル張りの建物を拠点としております。
「大阪警察病院」、「島根県立中央病院」、「天理よろづ相談所病院」、「ロンドン大学神経研究所」、「奈良県立医科大学附属病院」などで経験を積んだ谷掛オーナーが、1981年に開院した「谷掛脳神経外科」には、「脳神経外科」、「整形外科」、「神経内科」、「内科」、「リハビリ科」があり、それぞれの患者に対し、複数の脳神経外科専門医達が「合議診断」を行い、治療の方向性を決定していたそうです。
他の病気に比べて、早期発見と早期治療が必要とされる「脳神経外科疾患」を専門としていた同院は、開院当時から、最先端のCTスキャン、エコー、脳血管撮影装置などを導入しており、多くの病院関係者や患者から「大学病院と比べても見劣りしない」と評価されていたそうですから、その理事長を務めていた谷掛オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
馬主としての谷掛オーナーは、確か2008年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに約70頭を所有しております。
2015年までは、「年に2~3勝」というペースでしたが、2016年に6勝を上げ、「6999万円」の賞金を獲得すると、2017年は、アメリカズカップを出走させたきさらぎ賞で初の重賞勝ちを飾るなど、5勝を上げ、「1億0913万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、2018年も、6勝を上げ、「1億0130万円」の賞金を獲得しており、2019年から2021年までは、成績が「右肩下がり」となっておりましたが、2022年は、過去最多の11勝を上げ、「1億6647万円」の賞金を獲得しており、尚且つ、一昨年は、9勝を上げ、獲得賞金は前年を上回る「1億7991万円」となっておりました。
そして…
この度、私が報告するのは、谷掛龍夫(たにかけ・たつお)オーナーが小倉牝馬Sに出走させる、コスタボニータとワレハウミノコについてのことでございます。
谷掛オーナーは、以前、「医療法人谷掛脳神経外科」(大阪府枚方市)の理事長を務めておりました。
2022年の12月21日(水)、「あぜみち脳神経クリニック」に改称された「谷掛脳神経外科」は、「京阪電鉄・枚方市駅」の南口を出て西に進み、最初の信号から南西方向に見える「牧方信用金庫」の向かい側にある、3階建てで白いタイル張りの建物を拠点としております。
「大阪警察病院」、「島根県立中央病院」、「天理よろづ相談所病院」、「ロンドン大学神経研究所」、「奈良県立医科大学附属病院」などで経験を積んだ谷掛オーナーが、1981年に開院した「谷掛脳神経外科」には、「脳神経外科」、「整形外科」、「神経内科」、「内科」、「リハビリ科」があり、それぞれの患者に対し、複数の脳神経外科専門医達が「合議診断」を行い、治療の方向性を決定していたそうです。
他の病気に比べて、早期発見と早期治療が必要とされる「脳神経外科疾患」を専門としていた同院は、開院当時から、最先端のCTスキャン、エコー、脳血管撮影装置などを導入しており、多くの病院関係者や患者から「大学病院と比べても見劣りしない」と評価されていたそうですから、その理事長を務めていた谷掛オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
馬主としての谷掛オーナーは、確か2008年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに約70頭を所有しております。
2015年までは、「年に2~3勝」というペースでしたが、2016年に6勝を上げ、「6999万円」の賞金を獲得すると、2017年は、アメリカズカップを出走させたきさらぎ賞で初の重賞勝ちを飾るなど、5勝を上げ、「1億0913万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、2018年も、6勝を上げ、「1億0130万円」の賞金を獲得しており、2019年から2021年までは、成績が「右肩下がり」となっておりましたが、2022年は、過去最多の11勝を上げ、「1億6647万円」の賞金を獲得しており、尚且つ、一昨年は、9勝を上げ、獲得賞金は前年を上回る「1億7991万円」となっておりました。
そして…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2025/01/24 (金) 12:35
対象レース:2025/01/26(日)中山11R・アメリカJCC
見出し:乗り役時代にエリザベス女王杯を勝っていますね
掲載日:2025/01/24 (金) 12:35
対象レース:2025/01/26(日)中山11R・アメリカJCC
見出し:乗り役時代にエリザベス女王杯を勝っていますね
西武鉄道が、多摩湖駅と西武球場前駅を結んでいる西武山口線に、新型車両を導入するそうですね。
新型車両は、プロ野球の試合やコンサートがある時に、少しでも多くの人を乗せられるように、座席がクロスシートからロングシートに変更されていますし、導入される第一編成は、「埼玉西武ライオンズ」をイメージしたデザインになっていますから、ライオンズファンの方は嬉しい気分になるのでしょう。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君がアメリカJCCに使う、レーベンスティールについての報告です。
埼玉県出身の田中博康君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうです。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、2022年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、2021年の3月に開業した田中克典君も同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、他も入れたら、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですけど、田中君は、1回目の挑戦で受かっています。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていたんですよ。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランドなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、それから年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という、最初の年としては優秀な成績を残していましたし、それから一昨年までも、
2019年→22勝・獲得賞金2億7873万円
2020年→28勝・獲得賞金3億9188万円
2021年→18勝・獲得賞金3億4381万円
2022年→35勝・獲得賞金5億1029万円
2023年→31勝・獲得賞金8億8739万円
と書けば分かる通り、2021年以外は「右肩上がり」の成績になっていました
そして、去年もいい流れが続いていて、海外では、ローシャムパークがブリーダーズCターフで2着に入っていて、地方では、レモンポップがさきたま杯とマイルCS南部杯を勝っていて、この3レースで「約2億7500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは…
新型車両は、プロ野球の試合やコンサートがある時に、少しでも多くの人を乗せられるように、座席がクロスシートからロングシートに変更されていますし、導入される第一編成は、「埼玉西武ライオンズ」をイメージしたデザインになっていますから、ライオンズファンの方は嬉しい気分になるのでしょう。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君がアメリカJCCに使う、レーベンスティールについての報告です。
埼玉県出身の田中博康君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうです。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、2022年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、2021年の3月に開業した田中克典君も同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、他も入れたら、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですけど、田中君は、1回目の挑戦で受かっています。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていたんですよ。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランドなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、それから年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という、最初の年としては優秀な成績を残していましたし、それから一昨年までも、
2019年→22勝・獲得賞金2億7873万円
2020年→28勝・獲得賞金3億9188万円
2021年→18勝・獲得賞金3億4381万円
2022年→35勝・獲得賞金5億1029万円
2023年→31勝・獲得賞金8億8739万円
と書けば分かる通り、2021年以外は「右肩上がり」の成績になっていました
そして、去年もいい流れが続いていて、海外では、ローシャムパークがブリーダーズCターフで2着に入っていて、地方では、レモンポップがさきたま杯とマイルCS南部杯を勝っていて、この3レースで「約2億7500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2025/01/23 (木) 21:09
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:今は調教師をやっとる菊沢隆徳君とかが同期なんや
掲載日:2025/01/23 (木) 21:09
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:今は調教師をやっとる菊沢隆徳君とかが同期なんや
最近、ワシが楽しみにしとるのは、「時代劇専門チャンネル」で再放送されとる、「白頭巾参上」なんですわ。
これは、医者と冷徹な剣士っちゅう二つの顔を持つ主人公の八代道伯を、「月光仮面」でよう知られとる大瀬康一さんが演じとって、最初に放送されたのは1969年やけど、今の時代に見てもホンマに面白いと思える作品なんや。
で、ワシが今週の小倉牝馬Sで期待しとるのは、千田輝彦君が使うキミノナハマリアなんですわ。
皆さんもよう知っとる通りで、千田輝彦君は、1985年に競馬学校の騎手課程に「第4期生」として入って、エアグルーヴやファインモーションとかを管理しとったことでよう知られとる伊藤雄二さんの厩舎から、1988年に乗り役としてデビューしとって、1993年に落馬事故で亡くなった岡潤一郎君や、今は調教師をやっとる菊沢隆徳君や、今は調教助手をやっとる岸滋彦君とかが同期なんや。
乗り役やった頃の千田君は、スカーレットブーケに乗った1992年の京都牝馬特別(現在の京都牝馬S)で初めて重賞を勝つと、ユーセイフェアリーに乗った1992年の阪神牝馬特別(現在の阪神牝馬S)や、ジャングルポケットに乗った2000年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)とか、2008年の11月に引退するまでに、重賞を6勝しとって、通算で278勝を上げとりましたな。
乗り役を引退してからは、藤岡健一厩舎で調教助手をやって、2010年の2月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は3勝止まりやったけど、2年目には18勝と一気に数字を伸ばしとったし、5年目やった2015年には、タガノアザガルを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つなど、全部で13勝を上げて、「3億1488万円」の賞金を稼いどったし、2019年は、19勝を上げて、「3億1028万円」の賞金を稼いどりました。
そんでもって2022年は、11勝しかできなかったんやけど、オープンで4回も連に絡んだダディーズビビッドと、神戸新聞杯で2着に入ったヤマノンゼストの活躍などで、稼いだ賞金は「3億2953万円」と、三度目の「3億円超え」やったし、一昨年もエエ流れが続いとって、「26勝・獲得賞金5億8516万円」っちゅう成績で、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんや。
ただ、去年は勢いが止まっとって、全部で21勝を上げたんやけど、前の年に10勝もしとった特別レースが、5勝だけやったこともあって、稼いだ賞金が「3億8525万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。
それに、今年も悪い流れが続いとって、先週までが…
これは、医者と冷徹な剣士っちゅう二つの顔を持つ主人公の八代道伯を、「月光仮面」でよう知られとる大瀬康一さんが演じとって、最初に放送されたのは1969年やけど、今の時代に見てもホンマに面白いと思える作品なんや。
で、ワシが今週の小倉牝馬Sで期待しとるのは、千田輝彦君が使うキミノナハマリアなんですわ。
皆さんもよう知っとる通りで、千田輝彦君は、1985年に競馬学校の騎手課程に「第4期生」として入って、エアグルーヴやファインモーションとかを管理しとったことでよう知られとる伊藤雄二さんの厩舎から、1988年に乗り役としてデビューしとって、1993年に落馬事故で亡くなった岡潤一郎君や、今は調教師をやっとる菊沢隆徳君や、今は調教助手をやっとる岸滋彦君とかが同期なんや。
乗り役やった頃の千田君は、スカーレットブーケに乗った1992年の京都牝馬特別(現在の京都牝馬S)で初めて重賞を勝つと、ユーセイフェアリーに乗った1992年の阪神牝馬特別(現在の阪神牝馬S)や、ジャングルポケットに乗った2000年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)とか、2008年の11月に引退するまでに、重賞を6勝しとって、通算で278勝を上げとりましたな。
乗り役を引退してからは、藤岡健一厩舎で調教助手をやって、2010年の2月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は3勝止まりやったけど、2年目には18勝と一気に数字を伸ばしとったし、5年目やった2015年には、タガノアザガルを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つなど、全部で13勝を上げて、「3億1488万円」の賞金を稼いどったし、2019年は、19勝を上げて、「3億1028万円」の賞金を稼いどりました。
そんでもって2022年は、11勝しかできなかったんやけど、オープンで4回も連に絡んだダディーズビビッドと、神戸新聞杯で2着に入ったヤマノンゼストの活躍などで、稼いだ賞金は「3億2953万円」と、三度目の「3億円超え」やったし、一昨年もエエ流れが続いとって、「26勝・獲得賞金5億8516万円」っちゅう成績で、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんや。
ただ、去年は勢いが止まっとって、全部で21勝を上げたんやけど、前の年に10勝もしとった特別レースが、5勝だけやったこともあって、稼いだ賞金が「3億8525万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。
それに、今年も悪い流れが続いとって、先週までが…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2025/01/23 (木) 18:30
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:フランスのG2を勝っとりますな
掲載日:2025/01/23 (木) 18:30
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:フランスのG2を勝っとりますな
お疲れさんです。
今回は、大久保龍志先生の厩舎が小倉牝馬Sに使う、ゴールドエクリプスについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、龍志先生は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、一昨年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、畑端省吾厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志先生の弟で、2022年の3月に、池添学先生の厩舎から乗り役としてデビューして、今はニュージーランドで武者修行をしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志先生は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志先生は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を上げとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までにJRAの重賞を25回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志先生の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、2022年も勢いが続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
ただ、一昨年は、31勝を上げたんやけど、地方交流重賞のダイオライト記念と平安Sを勝ったグロリアムンディ以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金が「7億1563万円」と、2022年を下回っとったんですわ。
もちろん、去年の龍志先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、去年は、地方で、アウトレンジを使った浦和記念を勝って、「4000万円」の賞金を稼いどったし、JRAでは…
今回は、大久保龍志先生の厩舎が小倉牝馬Sに使う、ゴールドエクリプスについての報告をしときます。
皆さんもよう知っとる通り、龍志先生は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、一昨年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、畑端省吾厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志先生の弟で、2022年の3月に、池添学先生の厩舎から乗り役としてデビューして、今はニュージーランドで武者修行をしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志先生は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志先生は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を上げとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までにJRAの重賞を25回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志先生の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、2022年も勢いが続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
ただ、一昨年は、31勝を上げたんやけど、地方交流重賞のダイオライト記念と平安Sを勝ったグロリアムンディ以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金が「7億1563万円」と、2022年を下回っとったんですわ。
もちろん、去年の龍志先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、去年は、地方で、アウトレンジを使った浦和記念を勝って、「4000万円」の賞金を稼いどったし、JRAでは…
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2025/01/23 (木) 17:24
対象レース:2025/01/26(日)中山11R・アメリカJCC
見出し:お父さんは北島三郎さんの母校で校長を…
掲載日:2025/01/23 (木) 17:24
対象レース:2025/01/26(日)中山11R・アメリカJCC
見出し:お父さんは北島三郎さんの母校で校長を…
こんにちは、美浦のDです。
最近のお勧めは、トレセンの近くにある、国道125号沿いの「花正食堂」なんですよ。
ここは、「豚生姜焼き定食」や「肉野菜炒め定食」や「モツ煮込み定食」などが美味しくて、どの料理もボリューム満点ですし、メニューが多くて何度行っても飽きませんから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、相沢郁(いくお)先生がアメリカJCCに登録しているライラックです。
北海道出身の相沢先生は、高校を出てから、麻布大学の獣医学部に進んでいて、その頃、1998年のフェブラリーSを勝ったグルメフロンティアや、2000年の桜花賞を勝ったチアズグレイスなどを生産した門別の白井牧場でアルバイトをしたことがきっかけで、「JRAの獣医になりたい」と思ったそうですが、その後、考えが変わって、調教師を目指したそうです。
ちなみに、相沢先生のお父さんは高校の先生で、北島三郎さんの母校、函館西高校の校長を務めたこともあるそうですよ。
そして相沢先生は、競馬学校を出た後、1986年の11月から、前田禎(ただし)厩舎で調教助手をやって、1997年に38歳で調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業するまで、ずっと前田厩舎で腕を磨いていました。
前田厩舎と言えば、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなどでお馴染みですね。
1998年に開業した相沢先生は、その年の11月に、ウメノファイバーを使った京王杯3歳Sで早くも重賞を勝つと、次の年にも、ウメノファイバーでクイーンCとオークスを勝つなど、今までに重賞を20勝しています。
2014年の相沢厩舎は、ヴェルデグリーンでアメリカJCCを勝つなど、全部で18勝を上げて、「5億7188万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいましたし、2019年は、エメラルファイトでスプリングS、ブラックホールで札幌2歳Sを勝つなど、全部で29勝を上げて、「5億0599万円」の賞金を稼いでいました。
でも…
最近のお勧めは、トレセンの近くにある、国道125号沿いの「花正食堂」なんですよ。
ここは、「豚生姜焼き定食」や「肉野菜炒め定食」や「モツ煮込み定食」などが美味しくて、どの料理もボリューム満点ですし、メニューが多くて何度行っても飽きませんから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、相沢郁(いくお)先生がアメリカJCCに登録しているライラックです。
北海道出身の相沢先生は、高校を出てから、麻布大学の獣医学部に進んでいて、その頃、1998年のフェブラリーSを勝ったグルメフロンティアや、2000年の桜花賞を勝ったチアズグレイスなどを生産した門別の白井牧場でアルバイトをしたことがきっかけで、「JRAの獣医になりたい」と思ったそうですが、その後、考えが変わって、調教師を目指したそうです。
ちなみに、相沢先生のお父さんは高校の先生で、北島三郎さんの母校、函館西高校の校長を務めたこともあるそうですよ。
そして相沢先生は、競馬学校を出た後、1986年の11月から、前田禎(ただし)厩舎で調教助手をやって、1997年に38歳で調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業するまで、ずっと前田厩舎で腕を磨いていました。
前田厩舎と言えば、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなどでお馴染みですね。
1998年に開業した相沢先生は、その年の11月に、ウメノファイバーを使った京王杯3歳Sで早くも重賞を勝つと、次の年にも、ウメノファイバーでクイーンCとオークスを勝つなど、今までに重賞を20勝しています。
2014年の相沢厩舎は、ヴェルデグリーンでアメリカJCCを勝つなど、全部で18勝を上げて、「5億7188万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいましたし、2019年は、エメラルファイトでスプリングS、ブラックホールで札幌2歳Sを勝つなど、全部で29勝を上げて、「5億0599万円」の賞金を稼いでいました。
でも…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2025/01/23 (木) 14:08
対象レース:2025/01/26(日)中京11R・プロキオンS
見出し:東京農工大学を卒業していますね
掲載日:2025/01/23 (木) 14:08
対象レース:2025/01/26(日)中京11R・プロキオンS
見出し:東京農工大学を卒業していますね
どうもこんにちは。
今回は、国枝栄君の厩舎がプロキオンSに登録している、サトノエピックについての報告となります。
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎彰義厩舎と言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったこともあって、8勝しかできなかったんですが、その後は、2年目が9勝、3年目と4年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞を勝っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを22勝、重賞を69勝もしていて、2022年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めて海外のG1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍によって、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、その後の3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、賞金が10億円を超えていました。
そして2022年は、さっき書いた通り、7月2日(土)に節目の「JRA通算1000勝」を達成しましたけど、全体では、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも2021年までを大きく下回ってしまったんですよ。
それに、一昨年も悪い流れが続いて、サクセッションで新潟ジャンプSを、フィアスプライドでターコイズSを勝つなど、全部で41勝を上げましたけど、GIに2回しか馬を使えなかったことなどから、稼いだ賞金は「8億0741万円」と、やはり2021年までの数字を大きく下回ってしまいました。
もちろん、去年の国枝君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は…
今回は、国枝栄君の厩舎がプロキオンSに登録している、サトノエピックについての報告となります。
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎彰義厩舎と言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったこともあって、8勝しかできなかったんですが、その後は、2年目が9勝、3年目と4年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞を勝っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを22勝、重賞を69勝もしていて、2022年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めて海外のG1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍によって、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、その後の3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、賞金が10億円を超えていました。
そして2022年は、さっき書いた通り、7月2日(土)に節目の「JRA通算1000勝」を達成しましたけど、全体では、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも2021年までを大きく下回ってしまったんですよ。
それに、一昨年も悪い流れが続いて、サクセッションで新潟ジャンプSを、フィアスプライドでターコイズSを勝つなど、全部で41勝を上げましたけど、GIに2回しか馬を使えなかったことなどから、稼いだ賞金は「8億0741万円」と、やはり2021年までの数字を大きく下回ってしまいました。
もちろん、去年の国枝君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2025/01/21 (火) 13:21
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:昨年は「41億6967万円」の賞金を獲得しております
掲載日:2025/01/21 (火) 13:21
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:昨年は「41億6967万円」の賞金を獲得しております
本日の東京為替市場における円対ドルは、少し前に私が確認したところ、前日比94銭の円高・ドル安となる、1ドル=155円04~05銭となっておりました。
昨日、アメリカ大統領に就任したトランプ氏の関税に関する発言を巡り、円相場が乱高下しておりますので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が小倉牝馬Sに登録している、アスコルティアーモとクイーンズウォークについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に…
昨日、アメリカ大統領に就任したトランプ氏の関税に関する発言を巡り、円相場が乱高下しておりますので、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が小倉牝馬Sに登録している、アスコルティアーモとクイーンズウォークについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/01/21 (火) 11:32
対象レース:2025/01/26(日)中山11RアメリカJCC
見出し:母体はオンライン英会話レッスンなどを手掛けていますわね
掲載日:2025/01/21 (火) 11:32
対象レース:2025/01/26(日)中山11RアメリカJCC
見出し:母体はオンライン英会話レッスンなどを手掛けていますわね
皆さんごきげんよう。
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がアメリカJCCに登録している、ディープモンスターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、まだ歴史が浅い一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
でも、2022年は、ダービー卿CTを制したタイムトゥヘヴン以外の馬があまり活躍できなかったため、獲得賞金が「2億6369万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたし、一昨年は、前年を上回る18勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金は「3億0422万円」と、やはり2021年を大きく下回ってしまいましたの。
もちろん、昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際…
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がアメリカJCCに登録している、ディープモンスターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、まだ歴史が浅い一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
でも、2022年は、ダービー卿CTを制したタイムトゥヘヴン以外の馬があまり活躍できなかったため、獲得賞金が「2億6369万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたし、一昨年は、前年を上回る18勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金は「3億0422万円」と、やはり2021年を大きく下回ってしまいましたの。
もちろん、昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際…
発信者:馬主情報部・馬主B
掲載日:2025/01/20 (月) 17:47
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう
掲載日:2025/01/20 (月) 17:47
対象レース:2025/01/25(土)小倉11R・小倉牝馬S
見出し:「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう
昨年は、「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が、前年の2倍以上となる、1888人という過去最多の数字を記録したそうです。
これは、「溶連菌感染症」の原因となる細菌に感染すると稀に発症する病気となっており、症状が悪化すると、多臓器不全などを起こす危険性があり、死亡に至るケースもありますので、普段から清潔にしておくことと、傷口の腫れが急速に広がったり、高熱が出たりした場合は、すぐに医療機関の診断を受けるように心掛けておくべきでしょう。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田晋二オーナーが小倉牝馬Sに登録している、コンクシェルのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田オーナーの本業は、「阪急線・高槻駅」(大阪府高槻市)から徒歩で10分ほどの場所に本社ビルを構え、廃棄物の処理業やリサイクル業などを手掛けている、「都市クリエイト株式会社」の代表取締役社長です。
2019年の10月に完成した現在の本社ビルは、「新国立競技場」や、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」などをデザインした、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計を手掛けております。
1968年に創業された同社は、1974年、「阪急環境開発株式会社」に改組し、1986年、社名を現在の「都市クリエイト株式会社」に変更しており、現在では、大阪府内で12ヶ所のリサイクル施設を稼働し、関西地区を中心に、10の支店と4つの営業所を構え、400名以上の従業員を擁する大企業となっており、2024年3月期の売上高は「100億円」でした。
現在の「都市クリエイト株式会社」は、ペットボトルのリサイクル事業を手掛けていることから、主な取引先には、「サントリーホールディングス株式会社」、「コカ・コーラウエスト株式会社」、「株式会社伊藤園」といった大手飲料メーカーが名を連ねており、その他にも、イオングループの「イオンリテール株式会社」や、伊藤忠グループの「伊藤忠メタルズ株式会社」といった国内を代表する一流企業の関連会社も名を連ねておりますので、その代表取締役社長を務めている前田晋二オーナーは、「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう。
また、晋二オーナーの兄である前田幸治オーナーは、生産牧場と育成牧場の両方を所有する「ノースヒルズ」の代表を務めていると同時に、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めておりますので、兄弟揃って、「環境ビジネス界に欠かせない存在」と認められている筈です。
JRA馬主としての晋二オーナーは、30年以上のキャリアを誇るベテランであり、過去の代表的な存在としては、2002年の皐月賞を制したノーリーズンや、2013年のダービーなどを制したキズナや、2014年の関屋記念と京成杯AHなどを制したクラレントや、2015年の目黒記念などを制したヒットザターゲットや、2018年のJBCスプリントなどを制したグレイスフルリープといった名前が挙げられるでしょう。
2013年の晋二オーナーは、キズナやヒットザターゲットなどの活躍により、重賞7勝を含む14勝を上げ、「6億3449万円」の賞金を獲得しておりました。
その後、2019年までは、
2014年→14勝・獲得賞金4億4165万円
2015年→15勝・獲得賞金3億7008万円
2016年→12勝・獲得賞金2億8127万円
2017年→8勝・獲得賞金1億5847万円
2018年→6勝・獲得賞金1億5941万円
2019年→12勝・獲得賞金2億3470万円
という形で伸び悩んでいたものの、2020年は、コントレイルで皐月賞とダービーと菊花賞を制するなど、9勝を上げ、過去最高となる「8億5871万円」の賞金を獲得しており、2021年は、ディープボンドで阪神大賞典、コントレイルでジャパンCを制するなど、7勝を上げ、前年に次ぐ「7億5620万円」の賞金を獲得しております。
そして2022年は、ディープボンドで阪神大賞典を制したものの、他の重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「3億0890万円」と、前年の約4割に留まっており、更に一昨年は、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「3億0671万円」と、僅かですが2022年を下回っておりました。
当然、昨年の晋二オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、昨年は…
これは、「溶連菌感染症」の原因となる細菌に感染すると稀に発症する病気となっており、症状が悪化すると、多臓器不全などを起こす危険性があり、死亡に至るケースもありますので、普段から清潔にしておくことと、傷口の腫れが急速に広がったり、高熱が出たりした場合は、すぐに医療機関の診断を受けるように心掛けておくべきでしょう。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田晋二オーナーが小倉牝馬Sに登録している、コンクシェルのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田オーナーの本業は、「阪急線・高槻駅」(大阪府高槻市)から徒歩で10分ほどの場所に本社ビルを構え、廃棄物の処理業やリサイクル業などを手掛けている、「都市クリエイト株式会社」の代表取締役社長です。
2019年の10月に完成した現在の本社ビルは、「新国立競技場」や、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」などをデザインした、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計を手掛けております。
1968年に創業された同社は、1974年、「阪急環境開発株式会社」に改組し、1986年、社名を現在の「都市クリエイト株式会社」に変更しており、現在では、大阪府内で12ヶ所のリサイクル施設を稼働し、関西地区を中心に、10の支店と4つの営業所を構え、400名以上の従業員を擁する大企業となっており、2024年3月期の売上高は「100億円」でした。
現在の「都市クリエイト株式会社」は、ペットボトルのリサイクル事業を手掛けていることから、主な取引先には、「サントリーホールディングス株式会社」、「コカ・コーラウエスト株式会社」、「株式会社伊藤園」といった大手飲料メーカーが名を連ねており、その他にも、イオングループの「イオンリテール株式会社」や、伊藤忠グループの「伊藤忠メタルズ株式会社」といった国内を代表する一流企業の関連会社も名を連ねておりますので、その代表取締役社長を務めている前田晋二オーナーは、「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう。
また、晋二オーナーの兄である前田幸治オーナーは、生産牧場と育成牧場の両方を所有する「ノースヒルズ」の代表を務めていると同時に、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めておりますので、兄弟揃って、「環境ビジネス界に欠かせない存在」と認められている筈です。
JRA馬主としての晋二オーナーは、30年以上のキャリアを誇るベテランであり、過去の代表的な存在としては、2002年の皐月賞を制したノーリーズンや、2013年のダービーなどを制したキズナや、2014年の関屋記念と京成杯AHなどを制したクラレントや、2015年の目黒記念などを制したヒットザターゲットや、2018年のJBCスプリントなどを制したグレイスフルリープといった名前が挙げられるでしょう。
2013年の晋二オーナーは、キズナやヒットザターゲットなどの活躍により、重賞7勝を含む14勝を上げ、「6億3449万円」の賞金を獲得しておりました。
その後、2019年までは、
2014年→14勝・獲得賞金4億4165万円
2015年→15勝・獲得賞金3億7008万円
2016年→12勝・獲得賞金2億8127万円
2017年→8勝・獲得賞金1億5847万円
2018年→6勝・獲得賞金1億5941万円
2019年→12勝・獲得賞金2億3470万円
という形で伸び悩んでいたものの、2020年は、コントレイルで皐月賞とダービーと菊花賞を制するなど、9勝を上げ、過去最高となる「8億5871万円」の賞金を獲得しており、2021年は、ディープボンドで阪神大賞典、コントレイルでジャパンCを制するなど、7勝を上げ、前年に次ぐ「7億5620万円」の賞金を獲得しております。
そして2022年は、ディープボンドで阪神大賞典を制したものの、他の重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「3億0890万円」と、前年の約4割に留まっており、更に一昨年は、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「3億0671万円」と、僅かですが2022年を下回っておりました。
当然、昨年の晋二オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、昨年は…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2025/01/18 (土) 18:45
対象レース:2025/01/19(日)中京11R・日経新春杯
見出し:「旭日小綬章の祝賀会」には元首相の森喜朗氏などが…
掲載日:2025/01/18 (土) 18:45
対象レース:2025/01/19(日)中京11R・日経新春杯
見出し:「旭日小綬章の祝賀会」には元首相の森喜朗氏などが…
昨日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比121円14銭安の3万8451円46銭で取引を終えておりました。
前日の米株式市場に於いて、主要の3指数が揃って下落していたことや、トランプ次期大統領の就任を前に、リスク回避の売りが行われたことなどが、相場に大きく影響を与えておりましたので、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、松本好雄オーナーが日経新春杯に出走させる、メイショウタバルに注目しております。
皆様もよくご存知の通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手(現在は調教師)、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。
馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、過去最高となる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。
そして2022年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、一昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え2022年を下回っておりました。
更に、昨年も状況が好転した訳ではなく、地方では、メイショウハリオがJBCクラシックで2着に入線し、「3200万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、49勝を上げたものの、毎日杯と神戸新聞杯を制したメイショウタバル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「11億2228万円」と、一昨年の数字を下回ってしまいましたので、現在の松本オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は…
前日の米株式市場に於いて、主要の3指数が揃って下落していたことや、トランプ次期大統領の就任を前に、リスク回避の売りが行われたことなどが、相場に大きく影響を与えておりましたので、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、松本好雄オーナーが日経新春杯に出走させる、メイショウタバルに注目しております。
皆様もよくご存知の通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手(現在は調教師)、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。
馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、過去最高となる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。
そして2022年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、一昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え2022年を下回っておりました。
更に、昨年も状況が好転した訳ではなく、地方では、メイショウハリオがJBCクラシックで2着に入線し、「3200万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、49勝を上げたものの、毎日杯と神戸新聞杯を制したメイショウタバル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「11億2228万円」と、一昨年の数字を下回ってしまいましたので、現在の松本オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2025/01/18 (土) 17:29
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:北村友一君と黛弘人君などが同期なんですよ
掲載日:2025/01/18 (土) 17:29
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:北村友一君と黛弘人君などが同期なんですよ
「三陸鉄道」では、2月24日(月)まで、宮古駅と釜石駅の間で「洋風こたつ列車」を走らせますし、3月23日(日)までは、久慈駅と宮古駅の間で「こたつ列車」を走らせます。
2月24日(月)までなら、釜石駅で「洋風こたつ列車」に乗って宮古駅まで行けば、そこからすぐ久慈駅に向かう「こたつ列車」に乗り継ぐことができますし、乗車の2日前までに予約をしておけば、「洋風こたつ御膳」や「宮古海鮮ちらし」など、豪華なお弁当を食べることもできるんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君が京成杯に使う、キングノジョーについての報告です。
埼玉県出身の田中博康君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうです。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、2022年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、2021年の3月に開業した田中克典君も同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、他も入れたら、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですけど、田中君は、1回目の挑戦で受かっているんですよ。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていたんですよ。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランドなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、それから年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という成績を残していました。
そして、2019年は「22勝・獲得賞金2億7873万円」という、前の年を大きく上回る成績を残していましたし、2020年はもっと数字を伸ばして、「28勝・獲得賞金3億9189万円」という成績を残していたんですよ。
でも2021年は、「18勝・獲得賞金3億4382万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、2022年の田中君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、2022年は、2021年の倍近い35勝を上げて、稼いだ賞金も「5億1029万円」と、2021年を大きく上回ったんですよ。
それに、彼の厩舎は一昨年も好調で、レモンポップを使った根岸Sで初めて重賞を勝つと、この馬を使ったフェブラリーSで初めてGIを勝って、チャンピオンズCも勝つなど、重賞を6勝もしていました、他も入れたら31勝を上げていて、稼いだ賞金は「8億8739万円」と、2022年を大きく上回っていました。
そして、去年もいい流れが続いていて、海外では、ローシャムパークがブリーダーズCターフで2着に入っていて、地方では、レモンポップがさきたま杯とマイルCS南部杯を勝っていて、この3レースで「約2億7500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは…
2月24日(月)までなら、釜石駅で「洋風こたつ列車」に乗って宮古駅まで行けば、そこからすぐ久慈駅に向かう「こたつ列車」に乗り継ぐことができますし、乗車の2日前までに予約をしておけば、「洋風こたつ御膳」や「宮古海鮮ちらし」など、豪華なお弁当を食べることもできるんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君が京成杯に使う、キングノジョーについての報告です。
埼玉県出身の田中博康君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうです。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、2022年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、2021年の3月に開業した田中克典君も同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、他も入れたら、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですけど、田中君は、1回目の挑戦で受かっているんですよ。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていたんですよ。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランドなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、それから年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という成績を残していました。
そして、2019年は「22勝・獲得賞金2億7873万円」という、前の年を大きく上回る成績を残していましたし、2020年はもっと数字を伸ばして、「28勝・獲得賞金3億9189万円」という成績を残していたんですよ。
でも2021年は、「18勝・獲得賞金3億4382万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、2022年の田中君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、2022年は、2021年の倍近い35勝を上げて、稼いだ賞金も「5億1029万円」と、2021年を大きく上回ったんですよ。
それに、彼の厩舎は一昨年も好調で、レモンポップを使った根岸Sで初めて重賞を勝つと、この馬を使ったフェブラリーSで初めてGIを勝って、チャンピオンズCも勝つなど、重賞を6勝もしていました、他も入れたら31勝を上げていて、稼いだ賞金は「8億8739万円」と、2022年を大きく上回っていました。
そして、去年もいい流れが続いていて、海外では、ローシャムパークがブリーダーズCターフで2着に入っていて、地方では、レモンポップがさきたま杯とマイルCS南部杯を勝っていて、この3レースで「約2億7500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは…
発信者:調教師情報部・元調教師Y
掲載日:2025/01/17 (金) 18:53
対象レース:2025/01/18(土)中京11R・遠江S
見出し:親父さんはタイテエムを管理しとったんですわ
掲載日:2025/01/17 (金) 18:53
対象レース:2025/01/18(土)中京11R・遠江S
見出し:親父さんはタイテエムを管理しとったんですわ
今は、優勝賞金が4300万円っちゅう囲碁の「棋聖戦」が行われとるんですわ。
これは、「七大棋戦」の中でも、優勝賞金が他と比べてかなり高いタイトルになっとって、今回は、七大棋戦の内、三冠を保持しとる井山裕太さんと、「棋聖」を含めて四冠を保持しとる一力遼さんの対決っちゅう豪華なカードになっとるから、最後まで目が離せませんな。
まあ、ワシも何かと忙しいんで、ボチボチ本題に入るんやけど、今回は、藤岡健一君が遠江Sに使う、モズミギカタアガリについての話をしとくで。
皆さんもよう知っとる通り、藤岡健一君は、長男の佑介君と、去年の4月に、残念ながら落馬事故で亡くなってしもうた次男の康太君を立派な乗り役に育てとります。
健一君の親父さんは、橋田俊三厩舎で厩務員をやっとった清さんで、この厩舎は、1973年の天皇賞・春などを勝ったタイテエムを管理しとったことでお馴染みやな。
ちなみに清さんは、1965年の桜花賞に出とったベロナを担当しとって、ベロナは、当時の大蔵大臣やった田中角栄さんの奥さん、田中はなオーナーの持ち馬やったんですわ。
生まれた時から栗東トレセンができた10歳の頃まで阪神競馬場で育っとったように、周りに馬がおるのがずっと当たり前やった健一君は、1984年の愛知杯など、重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など、重賞を3勝しとるグローバルダイナとかを管理しとった宇田明彦厩舎で、1979年から厩務員と調教助手をやっとりました。
その後、伊藤雄二厩舎と南井克巳厩舎で調教助手をやって、2001年に7回目の挑戦で調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、その後は、2年目が12勝、3年目が21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、それからも毎年のように20勝を超えとって、トップオブワールドを使った2004年のユニコーンSで初めて重賞を勝っとりましたな。
2012年には、ワンカラットを使ったオーシャンSを勝つなど、41勝を上げて、「5億8538万円」の賞金を稼いどったし、サマリーズを使った地方交流G1の全日本2歳優駿を勝っとりました。
その後も、
2013年→27勝・獲得賞金4億5702万円
2014年→29勝・獲得賞金5億9555万円
2015年→30勝・獲得賞金7億1382万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりやったし、2016年は、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてJRAのGIを勝っとって、その後も、ジュエラーを使った桜花賞や、ビッグアーサーを使ったセントウルSを勝つなど、全部で31勝を上げて、「9億2986万円」っちゅう今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、2022年までの6年間は、
2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円
2020年→29勝・獲得賞金5億3182万円
2021年→42勝・獲得賞金6億9895万円
2022年→22勝・獲得賞金6億3428万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったから、一昨年の健一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、一昨年は、ジャックドールを使った大阪杯を勝つなど、28勝を上げとって、稼いだ賞金が「7億3850万円」と、2022年を大きく上回っとったんですわ。
そんで去年は…
これは、「七大棋戦」の中でも、優勝賞金が他と比べてかなり高いタイトルになっとって、今回は、七大棋戦の内、三冠を保持しとる井山裕太さんと、「棋聖」を含めて四冠を保持しとる一力遼さんの対決っちゅう豪華なカードになっとるから、最後まで目が離せませんな。
まあ、ワシも何かと忙しいんで、ボチボチ本題に入るんやけど、今回は、藤岡健一君が遠江Sに使う、モズミギカタアガリについての話をしとくで。
皆さんもよう知っとる通り、藤岡健一君は、長男の佑介君と、去年の4月に、残念ながら落馬事故で亡くなってしもうた次男の康太君を立派な乗り役に育てとります。
健一君の親父さんは、橋田俊三厩舎で厩務員をやっとった清さんで、この厩舎は、1973年の天皇賞・春などを勝ったタイテエムを管理しとったことでお馴染みやな。
ちなみに清さんは、1965年の桜花賞に出とったベロナを担当しとって、ベロナは、当時の大蔵大臣やった田中角栄さんの奥さん、田中はなオーナーの持ち馬やったんですわ。
生まれた時から栗東トレセンができた10歳の頃まで阪神競馬場で育っとったように、周りに馬がおるのがずっと当たり前やった健一君は、1984年の愛知杯など、重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など、重賞を3勝しとるグローバルダイナとかを管理しとった宇田明彦厩舎で、1979年から厩務員と調教助手をやっとりました。
その後、伊藤雄二厩舎と南井克巳厩舎で調教助手をやって、2001年に7回目の挑戦で調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、その後は、2年目が12勝、3年目が21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、それからも毎年のように20勝を超えとって、トップオブワールドを使った2004年のユニコーンSで初めて重賞を勝っとりましたな。
2012年には、ワンカラットを使ったオーシャンSを勝つなど、41勝を上げて、「5億8538万円」の賞金を稼いどったし、サマリーズを使った地方交流G1の全日本2歳優駿を勝っとりました。
その後も、
2013年→27勝・獲得賞金4億5702万円
2014年→29勝・獲得賞金5億9555万円
2015年→30勝・獲得賞金7億1382万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりやったし、2016年は、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてJRAのGIを勝っとって、その後も、ジュエラーを使った桜花賞や、ビッグアーサーを使ったセントウルSを勝つなど、全部で31勝を上げて、「9億2986万円」っちゅう今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、2022年までの6年間は、
2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円
2020年→29勝・獲得賞金5億3182万円
2021年→42勝・獲得賞金6億9895万円
2022年→22勝・獲得賞金6億3428万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったから、一昨年の健一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、一昨年は、ジャックドールを使った大阪杯を勝つなど、28勝を上げとって、稼いだ賞金が「7億3850万円」と、2022年を大きく上回っとったんですわ。
そんで去年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2025/01/17 (金) 17:40
対象レース:2025/01/18(土)中山11R・カーバンクルS
見出し:デアリングタクトなどが代表的な存在です
掲載日:2025/01/17 (金) 17:40
対象レース:2025/01/18(土)中山11R・カーバンクルS
見出し:デアリングタクトなどが代表的な存在です
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、一口馬主クラブの「ノルマンディーサラブレッドレーシング」がカーバンクルSに出走させる、カンティーユについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された一口馬主クラブであり、その母体は「岡田スタッド」でして、同牧場の主な生産馬としては、
2007年の有馬記念など、重賞を7勝したマツリダゴッホ
2010年と2011年の東京大賞典など、地方交流重賞を19勝したスマートファルコン
2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルー
2021年の菊花賞や2022年の天皇賞・春や宝塚記念など、重賞を6勝したタイトルホルダー
昨年の日経新春杯と宝塚記念を制したブローザホーン
といった名前が挙げられるでしょう。
現在、この「岡田スタッド」では、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが代表を務めております。
また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男の岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。
その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。
しかし、このデアリングタクトが、秋華賞の次走から「8連敗」となっていた上、一昨年の10月に引退するまで、脚部不安などが原因で一年近くもレースに出られなかったことなどが原因となり、一昨年までの3年間は、
2021年→28勝・獲得賞金6億4199万円
2022年→38勝・獲得賞金7億8856万円
2023年→33勝・獲得賞金6億3680万円
と、獲得賞金が2020年を大きく下回っておりました。
当然、昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、昨年は…
この度、私が報告するのは、一口馬主クラブの「ノルマンディーサラブレッドレーシング」がカーバンクルSに出走させる、カンティーユについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された一口馬主クラブであり、その母体は「岡田スタッド」でして、同牧場の主な生産馬としては、
2007年の有馬記念など、重賞を7勝したマツリダゴッホ
2010年と2011年の東京大賞典など、地方交流重賞を19勝したスマートファルコン
2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルー
2021年の菊花賞や2022年の天皇賞・春や宝塚記念など、重賞を6勝したタイトルホルダー
昨年の日経新春杯と宝塚記念を制したブローザホーン
といった名前が挙げられるでしょう。
現在、この「岡田スタッド」では、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが代表を務めております。
また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男の岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。
その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。
しかし、このデアリングタクトが、秋華賞の次走から「8連敗」となっていた上、一昨年の10月に引退するまで、脚部不安などが原因で一年近くもレースに出られなかったことなどが原因となり、一昨年までの3年間は、
2021年→28勝・獲得賞金6億4199万円
2022年→38勝・獲得賞金7億8856万円
2023年→33勝・獲得賞金6億3680万円
と、獲得賞金が2020年を大きく下回っておりました。
当然、昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、昨年は…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2025/01/16 (木) 16:39
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:お父さんはユキノビジンを管理していたんですよ
掲載日:2025/01/16 (木) 16:39
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:お父さんはユキノビジンを管理していたんですよ
どうもこんにちは。
今回は、久保田貴士厩舎が京成杯に使う、パッションリッチについての報告となります。
皆さんもよく知っている通り、久保田貴士君のお父さんは、1978年から2002年まで調教師をやっていた久保田敏夫さんで、敏夫さんの厩舎と言えば、1987年のスプリンターズS(当時はGII)を勝ったキングフローリックや、1993年のクイーンSを勝ったユキノビジンなどを管理していたことでお馴染みですね。
敏夫さんが調教師の試験に受かった1977年は、まだ東京競馬場に厩舎があって、貴士君も小さい頃は府中に住んでいましたけど、トレセンができた1978年に、府中から美浦に引っ越したんですよ。
府中に住んでいた頃、野球少年だった貴士君は、美浦に引っ越したのをきっかけに馬術を始めると、すぐに馬乗りが上手になって、江戸崎西高校(現在の江戸崎総合高)の3年生だった時には国体で優勝していて、明治大学に推薦で入学できるくらいの腕前になっていました。
もちろん、彼は大学に進んだ後も馬術を続けて、2年生だった1987年から4年生だった1989年にかけて、「全日本学生馬術選手権」の「個人の部」を3連覇しましたし、その時は馬術でオリンピックに出ることを目標にしていたんですけど、敏夫さんの勧めで、馬術を引退して競馬の世界に進むことを決めたんですよ。
大学を卒業してから、貴士君は、イギリスのクライヴ・ブリテン厩舎で2年くらい馬のことを学んで、日本に戻ってからは、1992年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から柴田欣也厩舎で厩務員をやって、その後は、高橋英夫厩舎と石毛善彦厩舎と高橋祥泰(よしやす)厩舎で調教助手として経験を積んで、2002年に調教師の試験に受かって、2003年の3月に自分の厩舎を開業しています。
最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので「6勝・獲得賞金6993万円」という成績でしたけど、2年目だった2004年は、「16勝・獲得賞金2億2193万円」と、一気に数字を伸ばしていましたし、開業5年目だった2007年には、ワイルドワンダーを使ったアンタレスSで初めて重賞を勝つと、この馬でプロキオンSも勝って、更に、ドラゴンファイヤーでシリウスSを勝つなど、全部で29勝を上げて、「6億4874万円」という、今までで一番多い賞金を稼いでいました。
それに、彼の厩舎は、2009年に、今までで一番多い「38勝」を上げていて、その他にも、2012年に32勝、2015年に30勝を、それぞれ上げていますけど、2016年からは、ずっと勝利数が30に届いていないんですよ。
そんな訳で、賞金も、マリアライトで宝塚記念を勝った2016年は「5億8614万円」でしたけど、それから2022年までの6年間は、
2017年→20勝・獲得賞金3億4249万円
2018年→20勝・獲得賞金2億8156万円
2019年→20勝・獲得賞金2億9291万円
2020年→21勝・獲得賞金3億9223万円
2021年→25勝・獲得賞金5億1046万円
2022年→21勝・獲得賞金4億1406万円
という成績で、2021年以外は賞金が5億円を下回っていました。
もちろん、一昨年の貴士君は、「大きいレースを勝ってガッチリ稼ぎたい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、イルーシヴパンサーで京都金杯を、シーズンリッチで毎日杯を勝つなど、全部で28勝を上げて、稼いだ賞金は「5億2043万円」と、過去6年を上回っていたんですよ。
ただ、去年は…
今回は、久保田貴士厩舎が京成杯に使う、パッションリッチについての報告となります。
皆さんもよく知っている通り、久保田貴士君のお父さんは、1978年から2002年まで調教師をやっていた久保田敏夫さんで、敏夫さんの厩舎と言えば、1987年のスプリンターズS(当時はGII)を勝ったキングフローリックや、1993年のクイーンSを勝ったユキノビジンなどを管理していたことでお馴染みですね。
敏夫さんが調教師の試験に受かった1977年は、まだ東京競馬場に厩舎があって、貴士君も小さい頃は府中に住んでいましたけど、トレセンができた1978年に、府中から美浦に引っ越したんですよ。
府中に住んでいた頃、野球少年だった貴士君は、美浦に引っ越したのをきっかけに馬術を始めると、すぐに馬乗りが上手になって、江戸崎西高校(現在の江戸崎総合高)の3年生だった時には国体で優勝していて、明治大学に推薦で入学できるくらいの腕前になっていました。
もちろん、彼は大学に進んだ後も馬術を続けて、2年生だった1987年から4年生だった1989年にかけて、「全日本学生馬術選手権」の「個人の部」を3連覇しましたし、その時は馬術でオリンピックに出ることを目標にしていたんですけど、敏夫さんの勧めで、馬術を引退して競馬の世界に進むことを決めたんですよ。
大学を卒業してから、貴士君は、イギリスのクライヴ・ブリテン厩舎で2年くらい馬のことを学んで、日本に戻ってからは、1992年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から柴田欣也厩舎で厩務員をやって、その後は、高橋英夫厩舎と石毛善彦厩舎と高橋祥泰(よしやす)厩舎で調教助手として経験を積んで、2002年に調教師の試験に受かって、2003年の3月に自分の厩舎を開業しています。
最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので「6勝・獲得賞金6993万円」という成績でしたけど、2年目だった2004年は、「16勝・獲得賞金2億2193万円」と、一気に数字を伸ばしていましたし、開業5年目だった2007年には、ワイルドワンダーを使ったアンタレスSで初めて重賞を勝つと、この馬でプロキオンSも勝って、更に、ドラゴンファイヤーでシリウスSを勝つなど、全部で29勝を上げて、「6億4874万円」という、今までで一番多い賞金を稼いでいました。
それに、彼の厩舎は、2009年に、今までで一番多い「38勝」を上げていて、その他にも、2012年に32勝、2015年に30勝を、それぞれ上げていますけど、2016年からは、ずっと勝利数が30に届いていないんですよ。
そんな訳で、賞金も、マリアライトで宝塚記念を勝った2016年は「5億8614万円」でしたけど、それから2022年までの6年間は、
2017年→20勝・獲得賞金3億4249万円
2018年→20勝・獲得賞金2億8156万円
2019年→20勝・獲得賞金2億9291万円
2020年→21勝・獲得賞金3億9223万円
2021年→25勝・獲得賞金5億1046万円
2022年→21勝・獲得賞金4億1406万円
という成績で、2021年以外は賞金が5億円を下回っていました。
もちろん、一昨年の貴士君は、「大きいレースを勝ってガッチリ稼ぎたい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、イルーシヴパンサーで京都金杯を、シーズンリッチで毎日杯を勝つなど、全部で28勝を上げて、稼いだ賞金は「5億2043万円」と、過去6年を上回っていたんですよ。
ただ、去年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2025/01/16 (木) 14:56
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:去年の3月に乗り役を引退した北沢伸也君が…
掲載日:2025/01/16 (木) 14:56
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:去年の3月に乗り役を引退した北沢伸也君が…
まいど。
今週の京成杯では、藤野健太先生が登録しとるドラゴンブーストが気になっとります。
北海道出身の藤野先生は、2003年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から昆貢厩舎で厩務員をやって、8月からは調教助手をやっとりました。
藤野先生が働いとった頃の昆厩舎には、2008年のダービーとNHKマイルCを勝ったディープスカイ、2009年の高松宮記念とスプリンターズS勝ったローレルゲレイロ、2011年の天皇賞・春を勝ったヒルノダムールとか、走る馬が何頭もおったんで、先生にとって、ホンマにエエ経験になったんでしょうな。
2019年の10月からは、高橋大樹厩舎で調教助手をやっとって、2021年の帝王賞とチャンピオンズCや、2022年のJBCクラシックとかを勝っとったテーオーケインズは、藤野先生が担当しとったんですわ。
そんで、藤野先生は、2022年の12月に、9回目の挑戦で調教師の試験に受かって、去年の3月に厩舎を開業しとります。
そうそう、2回も障害のリーディング1位になっとって、2014年の中山大障害をレッドキングダムで勝つなど、障害の重賞を9勝、他も入れたら通算で282勝を上げとって、去年の3月5日(火)に乗り役を引退した北沢伸也君は、今、藤野先生の厩舎で調教助手をやっとるんですわ。
開業してからの藤野先生は、5月11日(土)の上賀茂Sを16頭立ての14番人気やったレガーメペスカで勝つなど、年末までに8勝を上げとって、稼いだ賞金が「1億4388万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとりました。
けど、藤野先生は、去年の結果に満足せんで、これからも全力で勝ちにくるやろうな。
っちゅうのも、去年の3月に開業した藤野先生と同期の調教師は…
今週の京成杯では、藤野健太先生が登録しとるドラゴンブーストが気になっとります。
北海道出身の藤野先生は、2003年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から昆貢厩舎で厩務員をやって、8月からは調教助手をやっとりました。
藤野先生が働いとった頃の昆厩舎には、2008年のダービーとNHKマイルCを勝ったディープスカイ、2009年の高松宮記念とスプリンターズS勝ったローレルゲレイロ、2011年の天皇賞・春を勝ったヒルノダムールとか、走る馬が何頭もおったんで、先生にとって、ホンマにエエ経験になったんでしょうな。
2019年の10月からは、高橋大樹厩舎で調教助手をやっとって、2021年の帝王賞とチャンピオンズCや、2022年のJBCクラシックとかを勝っとったテーオーケインズは、藤野先生が担当しとったんですわ。
そんで、藤野先生は、2022年の12月に、9回目の挑戦で調教師の試験に受かって、去年の3月に厩舎を開業しとります。
そうそう、2回も障害のリーディング1位になっとって、2014年の中山大障害をレッドキングダムで勝つなど、障害の重賞を9勝、他も入れたら通算で282勝を上げとって、去年の3月5日(火)に乗り役を引退した北沢伸也君は、今、藤野先生の厩舎で調教助手をやっとるんですわ。
開業してからの藤野先生は、5月11日(土)の上賀茂Sを16頭立ての14番人気やったレガーメペスカで勝つなど、年末までに8勝を上げとって、稼いだ賞金が「1億4388万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとりました。
けど、藤野先生は、去年の結果に満足せんで、これからも全力で勝ちにくるやろうな。
っちゅうのも、去年の3月に開業した藤野先生と同期の調教師は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/01/15 (水) 17:24
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:TBSのドラマで藤原紀香さんがオーナーの役を…
掲載日:2025/01/15 (水) 17:24
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:TBSのドラマで藤原紀香さんがオーナーの役を…
皆さんごきげんよう。
今回は、寺田千代乃オーナーが京成杯に登録している、マテンロウムーブについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、寺田オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めていましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長ですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたの。
それからは、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになりましたわね。
1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、
■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送
■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲
■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売
■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営
といった系列企業を有していて、2022年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
そして2024年9月期の決算は、「連結売上高1762億4200万円」、「連結経常利益126億2700万円」という素晴らしい数字でしたし、現在はグループ全体で8500名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
また、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されていましたわね。
馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせていて、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられますわ。
2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という好成績を残していましたし、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げて、「2億8486万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、その後の2年間は、
2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円
という形で数字が伸び悩んでいましたから、2022年の寺田オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いていたのでしょうね。
実際、2022年は、マテンロウオリオンでシンザン記念を、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げて、獲得賞金は「3億1190万円」と、前年を大きく上回っていましたし、一昨年は、14勝を上げて、獲得賞金が「3億3426万円」と、勝利数と獲得賞金のどちらもキャリアハイとなっていましたの。
ただ、昨年は、マテンロウスカイで中山記念を制しましたけど、他の馬があまり活躍できなかったこともあって、最終的な成績が「10勝・獲得賞金2億3456万円」と、一昨年を下回ってしまいましたから、現在の寺田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈ですわ。
また、寺田オーナーは…
今回は、寺田千代乃オーナーが京成杯に登録している、マテンロウムーブについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、寺田オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めていましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長ですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたの。
それからは、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになりましたわね。
1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、
■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送
■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲
■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売
■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営
といった系列企業を有していて、2022年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
そして2024年9月期の決算は、「連結売上高1762億4200万円」、「連結経常利益126億2700万円」という素晴らしい数字でしたし、現在はグループ全体で8500名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
また、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されていましたわね。
馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせていて、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられますわ。
2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という好成績を残していましたし、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げて、「2億8486万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、その後の2年間は、
2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円
という形で数字が伸び悩んでいましたから、2022年の寺田オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いていたのでしょうね。
実際、2022年は、マテンロウオリオンでシンザン記念を、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げて、獲得賞金は「3億1190万円」と、前年を大きく上回っていましたし、一昨年は、14勝を上げて、獲得賞金が「3億3426万円」と、勝利数と獲得賞金のどちらもキャリアハイとなっていましたの。
ただ、昨年は、マテンロウスカイで中山記念を制しましたけど、他の馬があまり活躍できなかったこともあって、最終的な成績が「10勝・獲得賞金2億3456万円」と、一昨年を下回ってしまいましたから、現在の寺田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈ですわ。
また、寺田オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2025/01/14 (火) 18:01
対象レース:2025/01/19(日)中京11R・日経新春杯
見出し:1999年にブリとクロマグロの養殖場を開場しました
掲載日:2025/01/14 (火) 18:01
対象レース:2025/01/19(日)中京11R・日経新春杯
見出し:1999年にブリとクロマグロの養殖場を開場しました
「大阪中之島美術館」では、2月24日(月)までの期間、「歌川国芳展-奇才絵師の魔力」が開催されております。
この展示会では、江戸時代の末期に活躍した、浮世絵師の歌川国芳の出世作である「武者絵」や、当時の人気ジャンルであった「役者絵」や「美人画」など、多く作品が展示されておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、松岡隆雄オーナー(馬主名義は株式会社ライフハウス)が日経新春杯に登録している、サンライズアースに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、現在、自身の名義と「株式会社ライフハウス」の名義で所有馬を走らせている松岡オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、2021年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、一昨年の4月には、「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)の稼働を開始しました。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2024年1月期の年間売上高は、「599億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、私が確認したところ、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりましたが、それ以降は伸び悩んでおり、2022年までの3年間も、
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5392万円
2022年→21勝・獲得賞金4億2452万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
当然、一昨年の松岡オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈であり、実際、「29勝・5億8456万円」という成績を残し、勝利数と獲得賞金のどちらも2022年を上回っております。
そして…
この展示会では、江戸時代の末期に活躍した、浮世絵師の歌川国芳の出世作である「武者絵」や、当時の人気ジャンルであった「役者絵」や「美人画」など、多く作品が展示されておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、松岡隆雄オーナー(馬主名義は株式会社ライフハウス)が日経新春杯に登録している、サンライズアースに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、現在、自身の名義と「株式会社ライフハウス」の名義で所有馬を走らせている松岡オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、2021年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、一昨年の4月には、「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)の稼働を開始しました。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2024年1月期の年間売上高は、「599億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、私が確認したところ、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりましたが、それ以降は伸び悩んでおり、2022年までの3年間も、
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5392万円
2022年→21勝・獲得賞金4億2452万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
当然、一昨年の松岡オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈であり、実際、「29勝・5億8456万円」という成績を残し、勝利数と獲得賞金のどちらも2022年を上回っております。
そして…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2025/01/14 (火) 17:13
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:「8年連続の1位」となっております
掲載日:2025/01/14 (火) 17:13
対象レース:2025/01/19(日)中山11R・京成杯
見出し:「8年連続の1位」となっております
本日の東京為替市場における円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比1円7銭の円高・ドル安となる、1ドル=157円31~32銭となっておりました。
日経平均株価が大幅に下がっていることなどから、「低リスク通貨」とされる円を買う傾向が強まっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が京成杯に登録している、ガルダイアとゲルチュタールについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは…
日経平均株価が大幅に下がっていることなどから、「低リスク通貨」とされる円を買う傾向が強まっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が京成杯に登録している、ガルダイアとゲルチュタールについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2025/01/12 (日) 18:50
対象レース:2024/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:エガオヲミセテなどで重賞を勝っとりますな
掲載日:2025/01/12 (日) 18:50
対象レース:2024/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:エガオヲミセテなどで重賞を勝っとりますな
まいど。
明日のシンザン記念では、高橋亮先生が使うラージギャラリーが気になっとります。
皆さんもよう知っとる通り、亮先生の親父さんは、シャイニンレーサーを使った1996年のマーメイドSや、マチカネワラウカドを使った1998年のウインターSなど、重賞を5勝、通算で207勝っちゅう成績を残しとって、2012年の2月一杯で調教師を引退した高橋隆さんやし、亮先生のお祖父さんは、調教師として、タイヨウコトブキで1971年のビクトリアカップを勝つなど、重賞を12勝、通算で681勝っちゅう実績を残した大久保石松さんですな。
そんな競馬一家で育った亮先生が、競馬を仕事にすると決めたんは、小さい頃から石松さんに栗東トレセンや京都競馬場や阪神競馬場に連れて行ってもらって、馬が大好きになったからなんや。
1993年に「第12期生」として競馬学校の騎手課程に入った亮先生は、同期に、福永祐一先生や古川吉洋騎手や柴田大知騎手や和田竜二騎手とかがおって、1996年に橋口弘次郎厩舎から乗り役としてデビューすると、その年にいきなり20勝を上げて、3年目やった1998年には、ツルマルガイセンに乗った中日新聞杯や、エガオヲミセテに乗った阪神牝馬特別など、4つの重賞を含めて60勝を上げとったし、その後も、ダイタクリーヴァに乗った2000年の皐月賞で2着に入るなど、エエ結果を残しとりました。
せやけど、怪我の影響などで、少しずつ勝ち星が減ってしもうて、調教師の試験に受かった2012年に乗り役を引退しとります。
それからは、荒川義之厩舎で技術調教師として腕を磨いて、2013年の9月に、勇退した田島良保さんの厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「2勝・獲得賞金4181万円」っちゅう成績やったけど、2020年までの5年間は、
2016年→19勝・獲得賞金3億2628万円
2017年→20勝・獲得賞金3億5549万円
2018年→24勝・獲得賞金4億1990万円
2019年→20勝・獲得賞金4億5800万円
2020年→21勝・獲得賞金4億2022万円
っちゅう右肩上がりの成績を残しとって、特に2019年は、スカーレットカラーで府中牝馬Sを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどったんや。
ただ、それから一昨年までの3年間は
2021年→16勝・獲得賞金2億8311万円
2022年→22勝・獲得賞金3億5376万円
2023年→17勝・獲得賞金3億4177万円
っちゅう成績で、エエ頃の数字を下回っとったから、去年の亮先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
明日のシンザン記念では、高橋亮先生が使うラージギャラリーが気になっとります。
皆さんもよう知っとる通り、亮先生の親父さんは、シャイニンレーサーを使った1996年のマーメイドSや、マチカネワラウカドを使った1998年のウインターSなど、重賞を5勝、通算で207勝っちゅう成績を残しとって、2012年の2月一杯で調教師を引退した高橋隆さんやし、亮先生のお祖父さんは、調教師として、タイヨウコトブキで1971年のビクトリアカップを勝つなど、重賞を12勝、通算で681勝っちゅう実績を残した大久保石松さんですな。
そんな競馬一家で育った亮先生が、競馬を仕事にすると決めたんは、小さい頃から石松さんに栗東トレセンや京都競馬場や阪神競馬場に連れて行ってもらって、馬が大好きになったからなんや。
1993年に「第12期生」として競馬学校の騎手課程に入った亮先生は、同期に、福永祐一先生や古川吉洋騎手や柴田大知騎手や和田竜二騎手とかがおって、1996年に橋口弘次郎厩舎から乗り役としてデビューすると、その年にいきなり20勝を上げて、3年目やった1998年には、ツルマルガイセンに乗った中日新聞杯や、エガオヲミセテに乗った阪神牝馬特別など、4つの重賞を含めて60勝を上げとったし、その後も、ダイタクリーヴァに乗った2000年の皐月賞で2着に入るなど、エエ結果を残しとりました。
せやけど、怪我の影響などで、少しずつ勝ち星が減ってしもうて、調教師の試験に受かった2012年に乗り役を引退しとります。
それからは、荒川義之厩舎で技術調教師として腕を磨いて、2013年の9月に、勇退した田島良保さんの厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「2勝・獲得賞金4181万円」っちゅう成績やったけど、2020年までの5年間は、
2016年→19勝・獲得賞金3億2628万円
2017年→20勝・獲得賞金3億5549万円
2018年→24勝・獲得賞金4億1990万円
2019年→20勝・獲得賞金4億5800万円
2020年→21勝・獲得賞金4億2022万円
っちゅう右肩上がりの成績を残しとって、特に2019年は、スカーレットカラーで府中牝馬Sを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどったんや。
ただ、それから一昨年までの3年間は
2021年→16勝・獲得賞金2億8311万円
2022年→22勝・獲得賞金3億5376万円
2023年→17勝・獲得賞金3億4177万円
っちゅう成績で、エエ頃の数字を下回っとったから、去年の亮先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2025/01/12 (日) 17:42
対象レース:2025/01/13(月)中山11R・ニューイヤーS
見出し:ニッポーテイオーの厩舎から乗り役としてデビューしています
掲載日:2025/01/12 (日) 17:42
対象レース:2025/01/13(月)中山11R・ニューイヤーS
見出し:ニッポーテイオーの厩舎から乗り役としてデビューしています
こんにちは、美浦のDです。
最近のお勧めは、牛久市にある「連根屋」という創作料理のお店ですね。
トレセンから車で30分くらいのところにあるこのお店は、食べたことのある中で言えば、うなぎ、ローストビーフ、そばなどが美味しいですから、皆さんも、牛久に行く機会があったら是非とも寄ってみてください。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、鹿戸雄一先生がニューイヤーSに使うトロヴァトーレです。
鹿戸先生は、お父さんが北海道の門別にある牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。
中学校を出た後、鹿戸先生は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二先生や、調教助手になっている木幡初広さんと出津孝一さんや、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美さんなどがいます。
乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸先生は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。
調教師の試験に受かってからの鹿戸先生は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業1年目の鹿戸先生は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。
次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。
2021年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、開業した年以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、今までで一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいました。
そして2022年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、前の年より多い33勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、2021年の6割くらいだったんですよ。
そんな訳で、一昨年の鹿戸先生は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯を勝って、セットアップで札幌2歳Sを勝つなど、全部で33勝を上げて、稼いだ賞金は「7億1182万円」と、前の年を上回っていました。
それに…
最近のお勧めは、牛久市にある「連根屋」という創作料理のお店ですね。
トレセンから車で30分くらいのところにあるこのお店は、食べたことのある中で言えば、うなぎ、ローストビーフ、そばなどが美味しいですから、皆さんも、牛久に行く機会があったら是非とも寄ってみてください。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、鹿戸雄一先生がニューイヤーSに使うトロヴァトーレです。
鹿戸先生は、お父さんが北海道の門別にある牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。
中学校を出た後、鹿戸先生は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二先生や、調教助手になっている木幡初広さんと出津孝一さんや、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美さんなどがいます。
乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸先生は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。
調教師の試験に受かってからの鹿戸先生は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業1年目の鹿戸先生は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。
次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。
2021年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、開業した年以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、今までで一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいました。
そして2022年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、前の年より多い33勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、2021年の6割くらいだったんですよ。
そんな訳で、一昨年の鹿戸先生は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯を勝って、セットアップで札幌2歳Sを勝つなど、全部で33勝を上げて、稼いだ賞金は「7億1182万円」と、前の年を上回っていました。
それに…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2025/01/11 (土) 18:26
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:明治大学の馬術部で主将を務めていました
掲載日:2025/01/11 (土) 18:26
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:明治大学の馬術部で主将を務めていました
JR東日本の高崎支社は、来週の土曜日、1月18日に、高崎線の籠原駅で、機関車の見学会を開催するんですよ。
今回は、どちらも去年の秋に営業運転を終了した、電気機関車の「EF65形501号機」と、ディーゼル機関車の「DD51形842号機」を見学することができて、参加者は、くじ引きでどちらかの車内に入って運転台などを撮影できるそうですから、貴重な経験になりますね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、高柳瑞樹君がフェアリーSに使う、エストゥペンダについての報告です。
瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
札幌光星高校に入ってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将になっていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
でも、その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、2021年の瑞樹君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、JRAでは初めて重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝っていました。
そして、2022年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、一昨年は11勝しか上げられなくて、しかも、ジャパンCで3着、有馬記念で2着だったスターズオンアースと、京阪杯を勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「7億3091万円」と、2022年を下回ってしまいました。
それに、去年も状況が良くなった訳ではなくて、16勝を上げましたけど、オーシャンSとセントウルSを勝った…
今回は、どちらも去年の秋に営業運転を終了した、電気機関車の「EF65形501号機」と、ディーゼル機関車の「DD51形842号機」を見学することができて、参加者は、くじ引きでどちらかの車内に入って運転台などを撮影できるそうですから、貴重な経験になりますね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、高柳瑞樹君がフェアリーSに使う、エストゥペンダについての報告です。
瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
札幌光星高校に入ってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将になっていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
でも、その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、2021年の瑞樹君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、JRAでは初めて重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝っていました。
そして、2022年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、一昨年は11勝しか上げられなくて、しかも、ジャパンCで3着、有馬記念で2着だったスターズオンアースと、京阪杯を勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「7億3091万円」と、2022年を下回ってしまいました。
それに、去年も状況が良くなった訳ではなくて、16勝を上げましたけど、オーシャンSとセントウルSを勝った…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2025/01/11 (土) 17:38
対象レース:2025/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:「ホテルオークラ神戸」に武豊騎手などが集結した理由は…
掲載日:2025/01/11 (土) 17:38
対象レース:2025/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:「ホテルオークラ神戸」に武豊騎手などが集結した理由は…
昨日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比414円69銭安の3万9190円40銭で取引を終えておりました。
中国事業の不振を受け、「ファーストリテイリング」が大きく値を下げたことなどが、相場に大きく影響を与えておりましたので、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、松本好雄オーナーがシンザン記念に出走させる、メイショウツヨキに注目しております。
皆様もよくご存知の通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。
馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、過去最高となる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。
2022年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、一昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え2022年を下回っておりました。
そして昨年は、地方で、メイショウハリオがJBCクラシックで2着に入線し、「3200万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、49勝を上げたものの、毎日杯と神戸新聞杯を制したメイショウタバル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「11億2228万円」と、一昨年の数字を下回っておりましたので、当然、現在の松本オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、松本オーナーは…
中国事業の不振を受け、「ファーストリテイリング」が大きく値を下げたことなどが、相場に大きく影響を与えておりましたので、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、松本好雄オーナーがシンザン記念に出走させる、メイショウツヨキに注目しております。
皆様もよくご存知の通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。
馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、過去最高となる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。
2022年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、一昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え2022年を下回っておりました。
そして昨年は、地方で、メイショウハリオがJBCクラシックで2着に入線し、「3200万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、49勝を上げたものの、毎日杯と神戸新聞杯を制したメイショウタバル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「11億2228万円」と、一昨年の数字を下回っておりましたので、当然、現在の松本オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、松本オーナーは…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2025/01/11 (土) 16:57
対象レース:2025/01/12(日)中京11R・淀短距離S
見出し:関西で一番長くやっとる外厩施設が実家なんですわ
掲載日:2025/01/11 (土) 16:57
対象レース:2025/01/12(日)中京11R・淀短距離S
見出し:関西で一番長くやっとる外厩施設が実家なんですわ
4日(土)の夜9時から、「テレビ朝日ドラマプレミアム」として、「新・暴れん坊将軍」が放送されましたな。
「暴れん坊将軍」は、2008年にドラマスペシャルが放送されてから、今回が17年振りの復活やったんやけど、主演の松平健さんは、相変わらずの名演技で、冒頭から殺陣のシーンがあったりして、最後まで見応えのある内容やったから、「早めの再放送」を期待しとる方が多いんやろ。
で、ワシが明日の淀短距離Sで期待しとるのは、中内田充正君が使うソンシなんですわ。
皆さんもよう知っとる通り、栗東トレセンから車で40分くらいのところにある「信楽牧場」(滋賀県甲賀市)が、中内田君の実家ですな。
彼の親父さんは、少し前まで牧場の代表をやっとった中内田克二さんで、「競走馬育成協会」の副会長理事もやっとります。
「信楽牧場」は、できたのが1970年っちゅう、関西では一番長くやっとる外厩施設で、その他に運営しとる「ヒルサイドステーブル」は、同じ施設を使えるよう、「ノーザンファームしがらき」の中に馬房を構えとるんや。
充正君は、高校生やった頃、アイルランドにホームステイして、そん時に、ヨーロッパには競馬のことを教えてくれる学校があるっちゅうことを知って、向こうの高校に留学しとったんですわ。
それから、イギリスの「ウェストオックスフォードシャーカレッジ」で馬学と経済学を学んどって、在学中には、フランスに渡って、クリスティア・ヘッド厩舎で研修を受けとりました。
卒業してからは、ジャパンCを勝ったペイザバトラーでお馴染みやった、アメリカのロバート・フランケル厩舎で調教助手をやって、その頃のフランケル厩舎には、2003年のベルモントSを勝ったエンパイアメーカーとか、走る馬が何頭もおって、充正君はその調教に乗っとったそうや。
結局、10年くらい海外で勉強しとった充正君は、日本に戻ってから、2007年に競馬学校の厩務員課程を出て、2011年に調教師の試験に受かるまで、ずっと橋田満厩舎で調教助手をやっとりました。
橋田厩舎は、1998年の宝塚記念を勝ったサイレンススズカや、1999年のダービーを勝ったアドマイヤベガや、2003年と2004年のエリザベス女王杯を勝ったアドマイヤグルーヴや、2005年の天皇賞・春を勝ったスズカマンボとかでお馴染みですな。
試験に受かった後、2014年に厩舎を開業するまで期間があったんで、中内田君はその間に、技術調教師として、藤原英昭君や角居勝彦君に、馬のことはもちろん、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとって、藤原厩舎では、2012年の天皇賞・秋を勝ったエイシンフラッシュや、2013年のマイルCSを勝ったトーセンラーの調教を担当しとったし、角居厩舎では、ルーラーシップが2012年に香港のクイーンエリザベス2世Cを勝った時の遠征に同行しとったんや。
そんで、中内田君の厩舎は、開業した2014年が「7勝・獲得賞金1億7751万円」っちゅう成績やったけど、その後は、
2015年→23勝・獲得賞金2億9682万円(調教師リーディング48位)
2016年→31勝・獲得賞金5億0984万円(同20位)
2017年→46勝・獲得賞金7億5893万円(同8位)
2018年→45勝・獲得賞金8億8644万円(同9位)
2019年→48勝・獲得賞金12億8505万円(同4位)
2020年→36勝・獲得賞金7億7341万円(同12位)
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、2021年は、54勝を上げて、初めて「調教師リーディングの1位」になっとったし、賞金も、2019年の次に多い「11億3628万円」を稼いどったんやから、ホンマに大したもんやで。
ただ、2022年は、セリフォスを使ったマイルCS、リバティアイランドを使った阪神ジュベナイルFと、GIを2勝したこともあって、賞金は「12億1215万円」と、2021年を上回ったんやけど、勝利数は「48」で、リーディングは、59勝で1位やった矢作芳人厩舎に11勝の差を付けられた3位やったし、一昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を勝って、プログノーシスで札幌記念と金鯱賞を勝つなど、48勝を上げて、今までで一番多い「17億4265万円」の賞金を稼いどったんやけど、リーディングは、55勝で1位の杉山晴紀厩舎に7勝の差を付けられた3位やったんですわ。
そんでもって去年は、クイーンズウォークでクイーンCとローズS、プログノーシスで金鯱賞を勝つなど、重賞を5勝して、他も入れたら42勝を上げたんやけど…
「暴れん坊将軍」は、2008年にドラマスペシャルが放送されてから、今回が17年振りの復活やったんやけど、主演の松平健さんは、相変わらずの名演技で、冒頭から殺陣のシーンがあったりして、最後まで見応えのある内容やったから、「早めの再放送」を期待しとる方が多いんやろ。
で、ワシが明日の淀短距離Sで期待しとるのは、中内田充正君が使うソンシなんですわ。
皆さんもよう知っとる通り、栗東トレセンから車で40分くらいのところにある「信楽牧場」(滋賀県甲賀市)が、中内田君の実家ですな。
彼の親父さんは、少し前まで牧場の代表をやっとった中内田克二さんで、「競走馬育成協会」の副会長理事もやっとります。
「信楽牧場」は、できたのが1970年っちゅう、関西では一番長くやっとる外厩施設で、その他に運営しとる「ヒルサイドステーブル」は、同じ施設を使えるよう、「ノーザンファームしがらき」の中に馬房を構えとるんや。
充正君は、高校生やった頃、アイルランドにホームステイして、そん時に、ヨーロッパには競馬のことを教えてくれる学校があるっちゅうことを知って、向こうの高校に留学しとったんですわ。
それから、イギリスの「ウェストオックスフォードシャーカレッジ」で馬学と経済学を学んどって、在学中には、フランスに渡って、クリスティア・ヘッド厩舎で研修を受けとりました。
卒業してからは、ジャパンCを勝ったペイザバトラーでお馴染みやった、アメリカのロバート・フランケル厩舎で調教助手をやって、その頃のフランケル厩舎には、2003年のベルモントSを勝ったエンパイアメーカーとか、走る馬が何頭もおって、充正君はその調教に乗っとったそうや。
結局、10年くらい海外で勉強しとった充正君は、日本に戻ってから、2007年に競馬学校の厩務員課程を出て、2011年に調教師の試験に受かるまで、ずっと橋田満厩舎で調教助手をやっとりました。
橋田厩舎は、1998年の宝塚記念を勝ったサイレンススズカや、1999年のダービーを勝ったアドマイヤベガや、2003年と2004年のエリザベス女王杯を勝ったアドマイヤグルーヴや、2005年の天皇賞・春を勝ったスズカマンボとかでお馴染みですな。
試験に受かった後、2014年に厩舎を開業するまで期間があったんで、中内田君はその間に、技術調教師として、藤原英昭君や角居勝彦君に、馬のことはもちろん、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとって、藤原厩舎では、2012年の天皇賞・秋を勝ったエイシンフラッシュや、2013年のマイルCSを勝ったトーセンラーの調教を担当しとったし、角居厩舎では、ルーラーシップが2012年に香港のクイーンエリザベス2世Cを勝った時の遠征に同行しとったんや。
そんで、中内田君の厩舎は、開業した2014年が「7勝・獲得賞金1億7751万円」っちゅう成績やったけど、その後は、
2015年→23勝・獲得賞金2億9682万円(調教師リーディング48位)
2016年→31勝・獲得賞金5億0984万円(同20位)
2017年→46勝・獲得賞金7億5893万円(同8位)
2018年→45勝・獲得賞金8億8644万円(同9位)
2019年→48勝・獲得賞金12億8505万円(同4位)
2020年→36勝・獲得賞金7億7341万円(同12位)
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、2021年は、54勝を上げて、初めて「調教師リーディングの1位」になっとったし、賞金も、2019年の次に多い「11億3628万円」を稼いどったんやから、ホンマに大したもんやで。
ただ、2022年は、セリフォスを使ったマイルCS、リバティアイランドを使った阪神ジュベナイルFと、GIを2勝したこともあって、賞金は「12億1215万円」と、2021年を上回ったんやけど、勝利数は「48」で、リーディングは、59勝で1位やった矢作芳人厩舎に11勝の差を付けられた3位やったし、一昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を勝って、プログノーシスで札幌記念と金鯱賞を勝つなど、48勝を上げて、今までで一番多い「17億4265万円」の賞金を稼いどったんやけど、リーディングは、55勝で1位の杉山晴紀厩舎に7勝の差を付けられた3位やったんですわ。
そんでもって去年は、クイーンズウォークでクイーンCとローズS、プログノーシスで金鯱賞を勝つなど、重賞を5勝して、他も入れたら42勝を上げたんやけど…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/01/10 (金) 18:49
対象レース:2025/01/11(土)中京11R・すばるS
見出し:「ドバイワールドカップの創設者」ですわね
掲載日:2025/01/10 (金) 18:49
対象レース:2025/01/11(土)中京11R・すばるS
見出し:「ドバイワールドカップの創設者」ですわね
皆さんごきげんよう。
今回は、「ゴドルフィン」がすばるSに出走させる、ウェイワードアクトについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、「株式会社フクキタル」(一口馬主クラブ・ワラウカドのクラブ法人)でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますの。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、一昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして昨年は…
今回は、「ゴドルフィン」がすばるSに出走させる、ウェイワードアクトについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、「株式会社フクキタル」(一口馬主クラブ・ワラウカドのクラブ法人)でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますの。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、一昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして昨年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2025/01/10 (金) 17:21
対象レース:2025/01/11(土)中山11R・迎春S
見出し:テレビCMに俳優の役所広司さんを起用しております
掲載日:2025/01/10 (金) 17:21
対象レース:2025/01/11(土)中山11R・迎春S
見出し:テレビCMに俳優の役所広司さんを起用しております
お疲れさまです。
今回、私から報告させていただきますのは、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーが迎春Sに出走させる、ホウオウムサシについての情報でございます。
小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」(現在の株式会社リンク・インタラック)を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、9社のグループ会社を有し、2023年12月期の売上高が「339億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システムの「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は勝利を上げられずに終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に2021年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、キャリアハイの勝利数となっておりました。
しかし2022年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、一昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は22勝を上げ、獲得賞金は「5億5225万円」と、2022年を上回るキャリアハイの数字となっております。
そして昨年は…
今回、私から報告させていただきますのは、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーが迎春Sに出走させる、ホウオウムサシについての情報でございます。
小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」(現在の株式会社リンク・インタラック)を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、9社のグループ会社を有し、2023年12月期の売上高が「339億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システムの「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は勝利を上げられずに終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に2021年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、キャリアハイの勝利数となっておりました。
しかし2022年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、一昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は22勝を上げ、獲得賞金は「5億5225万円」と、2022年を上回るキャリアハイの数字となっております。
そして昨年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2025/01/09 (木) 18:34
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:「ビッグレッドファーム」で働いとりました
掲載日:2025/01/09 (木) 18:34
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:「ビッグレッドファーム」で働いとりました
お疲れさんです。
今回は、奥村豊先生の厩舎がフェアリーSに使う、ジャルディニエについての報告をしときます。
奥村先生は、トレセンがある栗東市の出身なんやけど、競馬とは縁のない家庭で育っとって、乗馬をやっとったのがきっかけで、馬に関わる仕事をしようと決めて、2001年から「ビッグレッドファーム」で働いとりました。
そこで馬のことを勉強した後、2003年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは、五十嵐忠男厩舎で厩務員をやって、2004年の2月からは調教助手をやって、2006年の4月からは、藤岡健一厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
五十嵐忠男厩舎は、2005年の阪神ジュベナイルFを勝ったテイエムプリキュアを管理しとったことでよう知られとるし、藤岡健一厩舎は、2016年の高松宮記念を勝ったビッグアーサーや、一昨年の大阪杯を勝ったジャックドールなどでよう知られとりますな。
奥村先生は、5回目の挑戦やった2013年の12月に、めでたく調教師の試験に受かって、2015年の3月に厩舎を開業しとります。
先生と同じ年に受かった調教師は、池添学先生、奥村武先生、武井亮先生、西村真幸先生、松下武士先生がいますな。
最初の年に、「9勝・獲得賞金1億1363万円」っちゅう成績を残しとった奥村先生は、その後も、
2016年→18勝・獲得賞金2億1141万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3143万円
2018年→18勝・獲得賞金3億6671万円
2019年→24勝・獲得賞金3億8013万円
2020年→21勝・獲得賞金3億6061万円
2021年→25勝・獲得賞金4億6266万円
2022年→32勝・獲得賞金5億4749万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとったし、特に2022年は、ピースオブエイトで毎日杯を勝つなど、勝ち星と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんですわ。
そんで一昨年は、テーオーソクラテスで小倉サマージャンプを勝ったんやけど、他の馬があまり活躍できんかったこともあって、「24勝・獲得賞金4億8720万円」っちゅう成績で、2022年を下回ってしもうたんや。
それに、去年も悪い流れが続いとって、全部で27勝を上げたんやけど…
今回は、奥村豊先生の厩舎がフェアリーSに使う、ジャルディニエについての報告をしときます。
奥村先生は、トレセンがある栗東市の出身なんやけど、競馬とは縁のない家庭で育っとって、乗馬をやっとったのがきっかけで、馬に関わる仕事をしようと決めて、2001年から「ビッグレッドファーム」で働いとりました。
そこで馬のことを勉強した後、2003年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは、五十嵐忠男厩舎で厩務員をやって、2004年の2月からは調教助手をやって、2006年の4月からは、藤岡健一厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
五十嵐忠男厩舎は、2005年の阪神ジュベナイルFを勝ったテイエムプリキュアを管理しとったことでよう知られとるし、藤岡健一厩舎は、2016年の高松宮記念を勝ったビッグアーサーや、一昨年の大阪杯を勝ったジャックドールなどでよう知られとりますな。
奥村先生は、5回目の挑戦やった2013年の12月に、めでたく調教師の試験に受かって、2015年の3月に厩舎を開業しとります。
先生と同じ年に受かった調教師は、池添学先生、奥村武先生、武井亮先生、西村真幸先生、松下武士先生がいますな。
最初の年に、「9勝・獲得賞金1億1363万円」っちゅう成績を残しとった奥村先生は、その後も、
2016年→18勝・獲得賞金2億1141万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3143万円
2018年→18勝・獲得賞金3億6671万円
2019年→24勝・獲得賞金3億8013万円
2020年→21勝・獲得賞金3億6061万円
2021年→25勝・獲得賞金4億6266万円
2022年→32勝・獲得賞金5億4749万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとったし、特に2022年は、ピースオブエイトで毎日杯を勝つなど、勝ち星と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんですわ。
そんで一昨年は、テーオーソクラテスで小倉サマージャンプを勝ったんやけど、他の馬があまり活躍できんかったこともあって、「24勝・獲得賞金4億8720万円」っちゅう成績で、2022年を下回ってしもうたんや。
それに、去年も悪い流れが続いとって、全部で27勝を上げたんやけど…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2025/01/09 (木) 17:00
対象レース:2025/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:北村友一君と乗り役時代の同期なんですよ
掲載日:2025/01/09 (木) 17:00
対象レース:2025/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:北村友一君と乗り役時代の同期なんですよ
JR西日本は、去年、能登半島で大きな地震があってから、地域の復興状況などを踏まえて、「観光列車・花嫁のれん」の運転を見合わせていましたけど、貸し切り乗車ツアーなどの団体専用臨時列車として、運転を再開するそうです。
3月7日(金)には、運転再開を記念して、金沢駅で出発式が行われるそうですし、その他にも色々なイベントが行われるそうですから、地域の復興に役立って欲しいものですね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君がシンザン記念に使う、レーヴブリリアントについての報告です。
埼玉県出身の田中博康君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうですね。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、2022年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、2021年の3月に開業した田中克典君も同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、他も入れたら、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですけど、田中君は、1回目の挑戦で受かっているんですよ。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていたんですよ。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランドなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、それから年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という成績を残していました。
そして、2019年は「22勝・獲得賞金2億7873万円」という、前の年を大きく上回る成績を残していましたし、2020年はもっと数字を伸ばして、「28勝・獲得賞金3億9189万円」という成績を残していたんですよ。
でも2021年は、「18勝・獲得賞金3億4382万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、2022年の田中君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、2022年は、2021年の倍近い35勝を上げて、稼いだ賞金も「5億1029万円」と、2021年を大きく上回ったんですよ。
それに、彼の厩舎は一昨年も好調で、レモンポップを使った根岸Sで初めて重賞を勝つと、この馬を使ったフェブラリーSで初めてGIを勝って、チャンピオンズCも勝つなど、重賞を6勝もしていました、他も入れたら31勝を上げていて、稼いだ賞金は「8億8739万円」と、2022年を大きく上回っていました。
そして、去年もいい流れが続いていて、海外では、ローシャムパークがブリーダーズCターフで2着に入っていて、地方では、レモンポップがさきたま杯とマイルCS南部杯を勝っていて、この3レースで「約2億7500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは…
3月7日(金)には、運転再開を記念して、金沢駅で出発式が行われるそうですし、その他にも色々なイベントが行われるそうですから、地域の復興に役立って欲しいものですね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、田中博康君がシンザン記念に使う、レーヴブリリアントについての報告です。
埼玉県出身の田中博康君は、中学校3年生の時に、アグネスフライトが勝ったダービーを見て、乗り役になりたいと思ったそうですね。
でも、その時は競馬学校の存在を知らなくて、高校に通いながら競馬学校の試験を受けて、1年生の時は不合格だったんですけど、2年生の時に受かって、「第22期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。
そして、タイキフォーチュンやサウスヴィグラスなどを管理していて、2022年の2月に定年で引退した高橋祥泰君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしています。
同期には、現役の乗り役でしたら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君などがいて、他では、2019年の12月に調教師の試験に受かって、2021年の3月に開業した田中克典君も同期です。
乗り役としての田中博康君は、2年目の2007年に44勝を上げていましたし、シルクメビウスに乗った2009年のユニコーンSと2010年の東海S、クィーンスプマンテに乗った2009年のエリザベス女王杯と、3つの重賞を勝っていて、他も入れたら、調教師の試験に受かって2017年の2月に引退するまでに、通算で129勝を上げていました。
調教師の試験は、何度も受けてやっと受かる人が多いんですけど、田中君は、1回目の挑戦で受かっているんですよ。
しかも、受かった時は31歳という若さでしたから、本当に大したものです。
乗り役時代に、何度もフランスで武者修行していた田中君は、その頃に日本から遠征していた、ヒルノダムールやエイシンヒカリなどの調教を手伝っていたんですよ。
乗り役を引退してからは、高橋祥泰厩舎で技術調教師として勉強しながら、アメリカ、イギリス、フランス、アイルランドなど、海外でも馬のことを勉強していて、フランスでは、ハリケーンランやレイルリンクなど、凱旋門賞を7勝もしているアンドレ・ファーブル厩舎で色々なことを学んでいましたし、池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦した時は、そのサポートをするため、遠征に帯同していました。
こういう風に、フランスの競馬を肌で感じている田中君は、一番勝ちたいレースに「凱旋門賞」を挙げています。
2018年の3月に自分の厩舎を開業した彼は、それから年末までに、「13勝・獲得賞金1億9419万円」という成績を残していました。
そして、2019年は「22勝・獲得賞金2億7873万円」という、前の年を大きく上回る成績を残していましたし、2020年はもっと数字を伸ばして、「28勝・獲得賞金3億9189万円」という成績を残していたんですよ。
でも2021年は、「18勝・獲得賞金3億4382万円」という成績で、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたから、2022年の田中君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、2022年は、2021年の倍近い35勝を上げて、稼いだ賞金も「5億1029万円」と、2021年を大きく上回ったんですよ。
それに、彼の厩舎は一昨年も好調で、レモンポップを使った根岸Sで初めて重賞を勝つと、この馬を使ったフェブラリーSで初めてGIを勝って、チャンピオンズCも勝つなど、重賞を6勝もしていました、他も入れたら31勝を上げていて、稼いだ賞金は「8億8739万円」と、2022年を大きく上回っていました。
そして、去年もいい流れが続いていて、海外では、ローシャムパークがブリーダーズCターフで2着に入っていて、地方では、レモンポップがさきたま杯とマイルCS南部杯を勝っていて、この3レースで「約2億7500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2025/01/09 (木) 14:53
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:中央大学の馬術部で大活躍していたんですよ
掲載日:2025/01/09 (木) 14:53
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:中央大学の馬術部で大活躍していたんですよ
昨日、「東京ヤクルトスワローズ」の木沢尚文投手が、1800万円アップの年俸7000万円で契約更改を済ませました。
木沢投手は、入団2年目だった2022年から去年まで、3年続けて50試合以上に登板していますし、55試合に登板した去年は、クローザーを任されるなど、ブルペンには欠かせない存在ですから、今シーズンの活躍も楽しみですね。
では、ここから本題に入りますが、今回は、牧光二君の厩舎がフェアリーSに登録している、ティラトーレについての報告をしておきます。
大学時代の牧君は、馬術の世界でかなり有名でした。
何しろ彼は、中央大学の馬術部にいた頃、国体で団体優勝していますし、世界学生選手権にも出場していて、その活躍振りが評価されて、出身地の大分県から「県民栄誉賞」を贈られていましたからね。
1998年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った牧君は、その年の10月から増沢末夫さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは宗像義忠君の厩舎で調教助手をやって、そこでは、重賞を7つも勝ったバランスオブゲームを担当していました。
その後、2005年には、牧君と同じく、中央大学の馬術部に入っていた、上原博之君の厩舎に移っています。
牧君が上原厩舎にいた頃は、2004年の皐月賞など、GIを5勝したダイワメジャーや、2005年の新潟2歳Sを勝ったショウナンタキオンや、2008年のオーシャンSなど重賞を3勝したプレミアムボックスなどがいましたから、こうやって、走る馬を間近で見られたことが、彼にはいい経験になったのでしょう。
2008年、調教師の試験に受かった牧君は、その年の暮れに自分の厩舎を開業していて、最初の年は、レースに使った頭数が少なかったので、一つも勝てなかったのですが、次の年は11勝、3年目の2010年には、アニメイトバイオを使ったローズSで初めて重賞を勝つなど、全部で17勝を上げていましたし、2011年には、「32勝・獲得賞金4億9307万円」という、今までで一番の成績を残していました。
でも、それからは2011年の成績を超えられていませんし、2022年までの5年間も、
2018年→15勝・獲得賞金2億9713万円
2019年→21勝・獲得賞金3億4836万円
2020年→14勝・獲得賞金3億0455万円
2021年→21勝・獲得賞金3億3878万円
2022年→18勝・獲得賞金2億9599万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、一昨年の牧君は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、一昨年の牧君は、23勝を上げて、稼いだ賞金は「4億1083万円」と、前の5年を大きく上回っています。
そして、去年もいい流れが続いていて、ミトノオーを使った平安Sで…
木沢投手は、入団2年目だった2022年から去年まで、3年続けて50試合以上に登板していますし、55試合に登板した去年は、クローザーを任されるなど、ブルペンには欠かせない存在ですから、今シーズンの活躍も楽しみですね。
では、ここから本題に入りますが、今回は、牧光二君の厩舎がフェアリーSに登録している、ティラトーレについての報告をしておきます。
大学時代の牧君は、馬術の世界でかなり有名でした。
何しろ彼は、中央大学の馬術部にいた頃、国体で団体優勝していますし、世界学生選手権にも出場していて、その活躍振りが評価されて、出身地の大分県から「県民栄誉賞」を贈られていましたからね。
1998年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った牧君は、その年の10月から増沢末夫さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは宗像義忠君の厩舎で調教助手をやって、そこでは、重賞を7つも勝ったバランスオブゲームを担当していました。
その後、2005年には、牧君と同じく、中央大学の馬術部に入っていた、上原博之君の厩舎に移っています。
牧君が上原厩舎にいた頃は、2004年の皐月賞など、GIを5勝したダイワメジャーや、2005年の新潟2歳Sを勝ったショウナンタキオンや、2008年のオーシャンSなど重賞を3勝したプレミアムボックスなどがいましたから、こうやって、走る馬を間近で見られたことが、彼にはいい経験になったのでしょう。
2008年、調教師の試験に受かった牧君は、その年の暮れに自分の厩舎を開業していて、最初の年は、レースに使った頭数が少なかったので、一つも勝てなかったのですが、次の年は11勝、3年目の2010年には、アニメイトバイオを使ったローズSで初めて重賞を勝つなど、全部で17勝を上げていましたし、2011年には、「32勝・獲得賞金4億9307万円」という、今までで一番の成績を残していました。
でも、それからは2011年の成績を超えられていませんし、2022年までの5年間も、
2018年→15勝・獲得賞金2億9713万円
2019年→21勝・獲得賞金3億4836万円
2020年→14勝・獲得賞金3億0455万円
2021年→21勝・獲得賞金3億3878万円
2022年→18勝・獲得賞金2億9599万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、一昨年の牧君は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、一昨年の牧君は、23勝を上げて、稼いだ賞金は「4億1083万円」と、前の5年を大きく上回っています。
そして、去年もいい流れが続いていて、ミトノオーを使った平安Sで…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2025/01/09 (木) 14:06
対象レース:2025/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:「日本郵船」と協力して大型船舶のリサイクル事業を…
掲載日:2025/01/09 (木) 14:06
対象レース:2025/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:「日本郵船」と協力して大型船舶のリサイクル事業を…
今月、ホールに導入される新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「株式会社ニューギン」から出るパチンコ機、「P花の慶次・裂・蓮・129ver.」です。
本機のシリーズは、同名の大人気漫画がモチーフとなっており、今回のバージョンは、お馴染みの「極煌戦モード」と「極殿モード」のループ機能にラッキートリガーを取り入れた新機能が搭載され、トータルの継続率が91%という高い数値に設定されておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、大野照旺(てるお)オーナーがシンザン記念に登録している、アルテヴェローチェについての報告をしておきます。
大野オーナーの本業は、愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理事業や生コンクリート製造業など、様々な事業を展開している「オオノ開發株式会社」の代表取締役会長です。
同社は、1966年に大野オーナーが創業した「大野開発」が起源であり、1973年に「大野開発株式会社」(資本金500万円)として法人化しており、1980年から現在の社名を使用しております。
その後は、
1982年→安定型埋立処分場を稼働
1984年→資本金を2000万円に増資
1985年→管理型埋立処分場を稼働
1988年→廃棄物焼却施設を稼働
1992年→資本金を7000万円に増資
2002年→浸出水高度処理施設を稼働
2009年→環境科学研究センターを設立
2011年→複合処理施設を稼動
2012年→東京支店開設
2015年→大阪支店開設
2019年→福岡営業所開設
2020年→九州支店開設
2021年→名古屋支店と知多事業所(愛知県知多市)を開設
2023年→見奈良事務所(愛媛県東温市)を開設
2024年→川崎保管庫(神奈川県川崎市)を開設
といった形で順調に事業規模を拡大しており、昨年の11月25日(月)には、「日本郵船」と協力して、2028年から、大型船舶のリサイクル事業を手掛けることを発表しておりました。
そして現在では、
「株式会社トーヨー砕石」→砕石・砕砂の製造及び販売
「株式会社日景生コン」→生コンクリート製造及び販売
「四國生コン株式会社」→生コンクリート製造及び販売
「株式会社千照運輸」→産業廃棄物収集・重機車輌運搬
「株式会社マテラ」→スキンケア化粧品・マテラ鉱物飼料製造販売
というグループ会社を擁しており、その他にも、「たかのこのホテル」や、「たかのこの湯」と「媛彦(ひめひこ)温泉」という温泉施設や、自然公園型ドライブイン・「マテラの森」などを運営し、グループ全体で800名近くの従業員を雇用しており、2023年8月期の売上高は「298億円」を記録しておりますので、一代で同社を大きく成長させた大野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての大野オーナーは、2015年からJRAで馬を走らせており、最初の年は、出走させた頭数が少なかったことから、「0勝・獲得賞金2507万円」という成績だった上、2022年までの5年間は、
2018年→2勝・獲得賞金3041万円
2019年→2勝・獲得賞金3571万円
2020年→2勝・獲得賞金3212万円
2021年→0勝・獲得賞金2913万円
2022年→1勝・獲得賞金1997万円
という形で成績が伸び悩んでおりました。
ただ、一昨年は2勝を上げ、その他にも、カルロベローチェがファルコンSで2着に入ったことなどから、獲得賞金は「6477万円」と、2022年までを大きく上回っております。
そして、昨年も好調が続いており、アルテヴェローチェでサウジアラビアRCを制し、「初の重賞制覇」を飾った上、アルマヴェローチェで阪神ジュベナイルFを制し、「初のGI制覇」も飾るなど、過去最多となる11勝を上げ、獲得賞金が「3億1478万円」と、一昨年を大きく上回るキャリアハイの数字となっておりましたので、現在の大野オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、大野オーナーは…
本機のシリーズは、同名の大人気漫画がモチーフとなっており、今回のバージョンは、お馴染みの「極煌戦モード」と「極殿モード」のループ機能にラッキートリガーを取り入れた新機能が搭載され、トータルの継続率が91%という高い数値に設定されておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、大野照旺(てるお)オーナーがシンザン記念に登録している、アルテヴェローチェについての報告をしておきます。
大野オーナーの本業は、愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理事業や生コンクリート製造業など、様々な事業を展開している「オオノ開發株式会社」の代表取締役会長です。
同社は、1966年に大野オーナーが創業した「大野開発」が起源であり、1973年に「大野開発株式会社」(資本金500万円)として法人化しており、1980年から現在の社名を使用しております。
その後は、
1982年→安定型埋立処分場を稼働
1984年→資本金を2000万円に増資
1985年→管理型埋立処分場を稼働
1988年→廃棄物焼却施設を稼働
1992年→資本金を7000万円に増資
2002年→浸出水高度処理施設を稼働
2009年→環境科学研究センターを設立
2011年→複合処理施設を稼動
2012年→東京支店開設
2015年→大阪支店開設
2019年→福岡営業所開設
2020年→九州支店開設
2021年→名古屋支店と知多事業所(愛知県知多市)を開設
2023年→見奈良事務所(愛媛県東温市)を開設
2024年→川崎保管庫(神奈川県川崎市)を開設
といった形で順調に事業規模を拡大しており、昨年の11月25日(月)には、「日本郵船」と協力して、2028年から、大型船舶のリサイクル事業を手掛けることを発表しておりました。
そして現在では、
「株式会社トーヨー砕石」→砕石・砕砂の製造及び販売
「株式会社日景生コン」→生コンクリート製造及び販売
「四國生コン株式会社」→生コンクリート製造及び販売
「株式会社千照運輸」→産業廃棄物収集・重機車輌運搬
「株式会社マテラ」→スキンケア化粧品・マテラ鉱物飼料製造販売
というグループ会社を擁しており、その他にも、「たかのこのホテル」や、「たかのこの湯」と「媛彦(ひめひこ)温泉」という温泉施設や、自然公園型ドライブイン・「マテラの森」などを運営し、グループ全体で800名近くの従業員を雇用しており、2023年8月期の売上高は「298億円」を記録しておりますので、一代で同社を大きく成長させた大野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての大野オーナーは、2015年からJRAで馬を走らせており、最初の年は、出走させた頭数が少なかったことから、「0勝・獲得賞金2507万円」という成績だった上、2022年までの5年間は、
2018年→2勝・獲得賞金3041万円
2019年→2勝・獲得賞金3571万円
2020年→2勝・獲得賞金3212万円
2021年→0勝・獲得賞金2913万円
2022年→1勝・獲得賞金1997万円
という形で成績が伸び悩んでおりました。
ただ、一昨年は2勝を上げ、その他にも、カルロベローチェがファルコンSで2着に入ったことなどから、獲得賞金は「6477万円」と、2022年までを大きく上回っております。
そして、昨年も好調が続いており、アルテヴェローチェでサウジアラビアRCを制し、「初の重賞制覇」を飾った上、アルマヴェローチェで阪神ジュベナイルFを制し、「初のGI制覇」も飾るなど、過去最多となる11勝を上げ、獲得賞金が「3億1478万円」と、一昨年を大きく上回るキャリアハイの数字となっておりましたので、現在の大野オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、大野オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2025/01/08 (水) 19:32
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:都知事より「産業廃棄物処理業」の認可を受けたのは1997年です
掲載日:2025/01/08 (水) 19:32
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:都知事より「産業廃棄物処理業」の認可を受けたのは1997年です
本日の東京為替市場における円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比64銭の円安・ドル高となる、1ドル=158円12~24銭となっておりました。
7日(火)の米長期金利が、約8か月ぶりとなる水準まで上昇し、日米の金利差が開いたことなどが主な要因となり、円を売りドルを買う傾向が強まっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、榊原源一郎オーナーがフェアリーSに登録している、レイユールについての報告をしておきましょう。
榊原オーナーは、以前、東京都足立区入谷に本社を構え、一般・産業廃棄物処理業や運送業を手掛けている「丸都運輸株式会社」の代表取締役社長を務めておりました。
1953年、初代社長の榊原鉄正氏が、東京都清掃事業の協力会社として創業した同社は、その後、
■1954年
運輸省より特定貨物自動車運送事業の免許を取得
■1972年
清掃事業の拡大に伴い、併設していた自動車整備部門を「新丸都自動車整備工場株式会社」として独立させて事業を開始
■1992年
運輸省より「貨物軽自動車運送事業」の免許を取得
■1997年
東京都知事より「産業廃棄物処理業」の認可を受ける
■2000年
東京23区区長より「一般廃棄物処理業」の認可を受ける
■2001年
「特定家庭用機器再商品化法」の施行に伴い、「東京23区家電リサイクル事業協同組合」の設立に参画し、廃家電などの回収運搬事業を開始
■2006年
国際環境基準「ISO14001」の認証を取得
■2015年
自社専用の給油施設と洗車場を備えた新社屋の建設が完了
といった形で順調に事業を拡大しており、私が聞いた話によれば、現在は40台以上の車両を保有し、50名近くの従業員を雇用しておりますので、同社の代表取締役を務めていた榊原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての榊原オーナーは、私が確認したところ、1996年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2010年の函館2歳Sを制し、オーナーに「初の重賞制覇」をもたらしたマジカルポケットが挙げられ、同年は、計3勝を上げ、キャリアハイとなる「5805万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし…
7日(火)の米長期金利が、約8か月ぶりとなる水準まで上昇し、日米の金利差が開いたことなどが主な要因となり、円を売りドルを買う傾向が強まっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、榊原源一郎オーナーがフェアリーSに登録している、レイユールについての報告をしておきましょう。
榊原オーナーは、以前、東京都足立区入谷に本社を構え、一般・産業廃棄物処理業や運送業を手掛けている「丸都運輸株式会社」の代表取締役社長を務めておりました。
1953年、初代社長の榊原鉄正氏が、東京都清掃事業の協力会社として創業した同社は、その後、
■1954年
運輸省より特定貨物自動車運送事業の免許を取得
■1972年
清掃事業の拡大に伴い、併設していた自動車整備部門を「新丸都自動車整備工場株式会社」として独立させて事業を開始
■1992年
運輸省より「貨物軽自動車運送事業」の免許を取得
■1997年
東京都知事より「産業廃棄物処理業」の認可を受ける
■2000年
東京23区区長より「一般廃棄物処理業」の認可を受ける
■2001年
「特定家庭用機器再商品化法」の施行に伴い、「東京23区家電リサイクル事業協同組合」の設立に参画し、廃家電などの回収運搬事業を開始
■2006年
国際環境基準「ISO14001」の認証を取得
■2015年
自社専用の給油施設と洗車場を備えた新社屋の建設が完了
といった形で順調に事業を拡大しており、私が聞いた話によれば、現在は40台以上の車両を保有し、50名近くの従業員を雇用しておりますので、同社の代表取締役を務めていた榊原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての榊原オーナーは、私が確認したところ、1996年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2010年の函館2歳Sを制し、オーナーに「初の重賞制覇」をもたらしたマジカルポケットが挙げられ、同年は、計3勝を上げ、キャリアハイとなる「5805万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし…
発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2025/01/08 (水) 17:48
対象レース:2025/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:2020年に何が起こったのか
掲載日:2025/01/08 (水) 17:48
対象レース:2025/01/13(月)中京11R・シンザン記念
見出し:2020年に何が起こったのか
1月3日(金)、「東京ドーム」に於いて、アメリカンフットボールの日本一を決める「ライスボウル」が行われ、「パナソニック・インパルス」が「富士通フロンティアーズ」を「34対27」のスコアで破り、9年ぶり5度目の優勝を飾りました。
「富士通フロンティアーズ」は、前回まで「ライスボウル」を4連覇しておりましたが、同チームを相手に見事な勝利を飾った「パナソニック・インパルス」には、今後も大いに期待したいと私は考えております。
なお、私が「シンザン記念で注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が登録しているマイネルチケットです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から一昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが、昨年は状況が悪化しており、年末までが29勝に留まっていたことや、阪神スプリングジャンプを制したマイネルグロン以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「8億1559万円」と、一昨年までを大きく下回っております。
それ故、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「昨年と同じ失敗を繰り返さないよう、早い段階から好結果を残したい」と考えていた筈であり、実際、1月5日(日)~6日(月)は…
「富士通フロンティアーズ」は、前回まで「ライスボウル」を4連覇しておりましたが、同チームを相手に見事な勝利を飾った「パナソニック・インパルス」には、今後も大いに期待したいと私は考えております。
なお、私が「シンザン記念で注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が登録しているマイネルチケットです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から一昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが、昨年は状況が悪化しており、年末までが29勝に留まっていたことや、阪神スプリングジャンプを制したマイネルグロン以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「8億1559万円」と、一昨年までを大きく下回っております。
それ故、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「昨年と同じ失敗を繰り返さないよう、早い段階から好結果を残したい」と考えていた筈であり、実際、1月5日(日)~6日(月)は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/01/07 (火) 18:09
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:「ABCマート」の創業者ですわね
掲載日:2025/01/07 (火) 18:09
対象レース:2025/01/12(日)中山11R・フェアリーS
見出し:「ABCマート」の創業者ですわね
皆さんごきげんよう。
今回は、三木正浩オーナーがフェアリーSに登録している、エリカエクスプレスについての報告をしておきますわ。
三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しましたわ。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録していましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年
アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年
「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年
ジャスダックに上場
2002年
東証一部に上場
2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3441億9700万円」(2024年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますわ。
一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2024」で10位にランクインしていますから、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。
2020年は勝利を上げられずに終わってしまいましたけど、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。
更に2022年は、エリカヴィータでフローラSを制して、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していましたし、一昨年は、アグリで阪急杯を制して、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げ、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。
そして昨年は…
今回は、三木正浩オーナーがフェアリーSに登録している、エリカエクスプレスについての報告をしておきますわ。
三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しましたわ。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録していましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年
アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年
「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年
ジャスダックに上場
2002年
東証一部に上場
2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3441億9700万円」(2024年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますわ。
一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2024」で10位にランクインしていますから、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。
2020年は勝利を上げられずに終わってしまいましたけど、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。
更に2022年は、エリカヴィータでフローラSを制して、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していましたし、一昨年は、アグリで阪急杯を制して、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げ、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。
そして昨年は…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2025/01/05 (日) 19:27
対象レース:2025/01/06(月)中京11R・万葉S
見出し:カワカミプリンセスに乗っとったんや
掲載日:2025/01/05 (日) 19:27
対象レース:2025/01/06(月)中京11R・万葉S
見出し:カワカミプリンセスに乗っとったんや
食中毒っちゅうと、夏場に多いと考えとる人が多いんやろうけど、冷え込む季節も注意が必要なんや。
何せ、食中毒の原因で一番多いのは、気温が下がると感染力が高まるノロウイルスなんやからな。
せやから、今みたいな寒い時期は、魚介類とかをしっかり加熱して、食事から感染しないように注意した方がエエやろうし、ノロウイルスは、人や食器からも感染するんで、こまめに手や食器とかを洗うように意識するのがエエやろ。
でもって今回は、本田優(まさる)君が万葉Sに使う、メイショウブレゲの話をしときますわ。
皆さんも知っとる通り、本田君は、1980年に、星川薫さんの厩舎から乗り役としてデビューしとりました。
星川さんは、1994年のフェブラリーSを勝ったチアズアトムや、1995年のシンザン記念を勝っとって、同じ年のマイルCSで2着やったメイショウテゾロとかを管理しとったことでお馴染みですな。
乗り役やった頃の本田君は、デビュー2年目やった1981年に、ロビンソンシチーに乗った京都記念で初めて重賞を勝っとったし、1986年には、ゴールドシチーに乗った阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)で初めてGIを勝っとりました。
それからも、リキアイノーザンに乗った1989年の中山牝馬Sや、レインボークイーンに乗った1996年のクイーンSや、テイエムオーシャンに乗った2001年の桜花賞と秋華賞や、カワカミプリンセスに乗った2006年のオークスと秋華賞とか、6つのGIを入れて重賞を27回も勝っとったし、全部で757勝っちゅう実績を残しとりましたな。
そんで、調教師の試験に受かった2007年に乗り役を引退して、その年の3月に自分の厩舎を開業しとって、最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「4勝・獲得賞金4547万円」っちゅう成績やったけど、次の年は、バトルブレーヴを使った小倉サマージャンプで初めて重賞を勝つなど、16勝を上げて、「2億8219万円」の賞金を稼いで、一気に数字を伸ばしとったし、2017年までの5年間も、
2013年→18勝・獲得賞金3億6011万円
2014年→27勝・獲得賞金3億9379万円
2015年→28勝・獲得賞金4億1884万円
2016年→37勝・獲得賞金6億0345万円
2017年→29勝・獲得賞金6億5661万円
っちゅう形で、賞金と勝ち星を順調に積み重ねとって、特に2017年は、レーヌミノルを使った桜花賞で初めてGIを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどったんや。
せやけど…
何せ、食中毒の原因で一番多いのは、気温が下がると感染力が高まるノロウイルスなんやからな。
せやから、今みたいな寒い時期は、魚介類とかをしっかり加熱して、食事から感染しないように注意した方がエエやろうし、ノロウイルスは、人や食器からも感染するんで、こまめに手や食器とかを洗うように意識するのがエエやろ。
でもって今回は、本田優(まさる)君が万葉Sに使う、メイショウブレゲの話をしときますわ。
皆さんも知っとる通り、本田君は、1980年に、星川薫さんの厩舎から乗り役としてデビューしとりました。
星川さんは、1994年のフェブラリーSを勝ったチアズアトムや、1995年のシンザン記念を勝っとって、同じ年のマイルCSで2着やったメイショウテゾロとかを管理しとったことでお馴染みですな。
乗り役やった頃の本田君は、デビュー2年目やった1981年に、ロビンソンシチーに乗った京都記念で初めて重賞を勝っとったし、1986年には、ゴールドシチーに乗った阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)で初めてGIを勝っとりました。
それからも、リキアイノーザンに乗った1989年の中山牝馬Sや、レインボークイーンに乗った1996年のクイーンSや、テイエムオーシャンに乗った2001年の桜花賞と秋華賞や、カワカミプリンセスに乗った2006年のオークスと秋華賞とか、6つのGIを入れて重賞を27回も勝っとったし、全部で757勝っちゅう実績を残しとりましたな。
そんで、調教師の試験に受かった2007年に乗り役を引退して、その年の3月に自分の厩舎を開業しとって、最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「4勝・獲得賞金4547万円」っちゅう成績やったけど、次の年は、バトルブレーヴを使った小倉サマージャンプで初めて重賞を勝つなど、16勝を上げて、「2億8219万円」の賞金を稼いで、一気に数字を伸ばしとったし、2017年までの5年間も、
2013年→18勝・獲得賞金3億6011万円
2014年→27勝・獲得賞金3億9379万円
2015年→28勝・獲得賞金4億1884万円
2016年→37勝・獲得賞金6億0345万円
2017年→29勝・獲得賞金6億5661万円
っちゅう形で、賞金と勝ち星を順調に積み重ねとって、特に2017年は、レーヌミノルを使った桜花賞で初めてGIを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどったんや。
せやけど…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2025/01/05 (日) 18:10
対象レース:2025/01/06(月)中山11R・サンライズS
見出し:野村証券で働いていましたわね
掲載日:2025/01/05 (日) 18:10
対象レース:2025/01/06(月)中山11R・サンライズS
見出し:野村証券で働いていましたわね
皆さんごきげんよう。
今回は、諸江幸祐(もろえ・ゆきひろ)オーナーがサンライズSに出走させる、ステークホルダーについての報告をしておきますわ。
1955年7月生まれの諸江オーナーは、かつて石川県に展開していた衣料スーパー、「いとはん」を創業した諸江賢二氏のご子息で、1979年に慶応大学の経済学部を卒業してから、5年ほど大手スーパーの「ジャスコ」(現在のイオン)に勤めていましたの。
その後、南カリフォルニア大学の大学院でMBAを取得して、1985年に野村証券の海外投資顧問室にアナリストとして入社して、1988年にはゴールドマン・サックス証券に移っていました。
それから、1998年に同社のマネージングディレクターに就任して、1999年から2005年までは東京支店の投資調査部長などを務めていましたけど、2008年に「ゴールドマン・サックス証券」を退社して、「株式会社YUMEキャピタル」を設立しましたの。
現在の諸江オーナーは、私が確認したところ、「株式会社YUMEキャピタル」の代表取締役を務めながら、有機・無添加食品の販売を手掛けている「オイシックス・ラ・大地株式会社」の社外監査役を務めるなど、複数の企業で重要なポストに就いていますし、「早稲田大学大学院・ファイナンス研究センター」の講師や、アメリカのコーネル大学が行っている「リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン」の講師を務めた経験があるように、後進の育成にもかなり力を入れていますので、「大いに尊敬すべき人物」と言えますわね。
諸江オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2004年のことで、これまでに70頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2007年のクイーンCで2着、桜花賞で3着だったカタマチボタンや、2013年のスプリンターズSで3着だったワンスインナムーンが挙げられますの。
ちなみに、私が聞いた話によると、カタマチボタンの名前は、諸江オーナーの出身地である石川県金沢市の片町で、オーナーの祖母が経営していた「ぼたん」という喫茶店が由来となっているそうで、カタマチボタンが桜花賞に出走した当日は、ご家族揃って阪神競馬場まで応援に行ったそうですから、1着ダイワスカーレット、2着ウオッカ、4着ローブデコルテといった強いメンバーの中で3着に入ったレースを見て、オーナーご自身はもちろんのこと、ご家族も大いに喜ばれた筈ですわ。
2017年の諸江オーナーは、7勝を上げて、過去最高となる「1億6265万円」の賞金を獲得していましたの。
ただ…
今回は、諸江幸祐(もろえ・ゆきひろ)オーナーがサンライズSに出走させる、ステークホルダーについての報告をしておきますわ。
1955年7月生まれの諸江オーナーは、かつて石川県に展開していた衣料スーパー、「いとはん」を創業した諸江賢二氏のご子息で、1979年に慶応大学の経済学部を卒業してから、5年ほど大手スーパーの「ジャスコ」(現在のイオン)に勤めていましたの。
その後、南カリフォルニア大学の大学院でMBAを取得して、1985年に野村証券の海外投資顧問室にアナリストとして入社して、1988年にはゴールドマン・サックス証券に移っていました。
それから、1998年に同社のマネージングディレクターに就任して、1999年から2005年までは東京支店の投資調査部長などを務めていましたけど、2008年に「ゴールドマン・サックス証券」を退社して、「株式会社YUMEキャピタル」を設立しましたの。
現在の諸江オーナーは、私が確認したところ、「株式会社YUMEキャピタル」の代表取締役を務めながら、有機・無添加食品の販売を手掛けている「オイシックス・ラ・大地株式会社」の社外監査役を務めるなど、複数の企業で重要なポストに就いていますし、「早稲田大学大学院・ファイナンス研究センター」の講師や、アメリカのコーネル大学が行っている「リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン」の講師を務めた経験があるように、後進の育成にもかなり力を入れていますので、「大いに尊敬すべき人物」と言えますわね。
諸江オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2004年のことで、これまでに70頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2007年のクイーンCで2着、桜花賞で3着だったカタマチボタンや、2013年のスプリンターズSで3着だったワンスインナムーンが挙げられますの。
ちなみに、私が聞いた話によると、カタマチボタンの名前は、諸江オーナーの出身地である石川県金沢市の片町で、オーナーの祖母が経営していた「ぼたん」という喫茶店が由来となっているそうで、カタマチボタンが桜花賞に出走した当日は、ご家族揃って阪神競馬場まで応援に行ったそうですから、1着ダイワスカーレット、2着ウオッカ、4着ローブデコルテといった強いメンバーの中で3着に入ったレースを見て、オーナーご自身はもちろんのこと、ご家族も大いに喜ばれた筈ですわ。
2017年の諸江オーナーは、7勝を上げて、過去最高となる「1億6265万円」の賞金を獲得していましたの。
ただ…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2025/01/04 (土) 17:54
対象レース:2025/01/05(日)中京11R・京都金杯
見出し:乗り役時代にGIを22勝もしとりますな
掲載日:2025/01/04 (土) 17:54
対象レース:2025/01/05(日)中京11R・京都金杯
見出し:乗り役時代にGIを22勝もしとりますな
お疲れさんです。
今回は、河内洋先生の厩舎が京都金杯に使う、ウォーターリヒトについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、河内洋先生は、1974年に武田作十郎厩舎から乗り役としてデビューして、それから、メジロラモーヌに乗った1986年の牝馬三冠や、サッカーボーイに乗った1988年のマイルCSや、ニシノフラワーに乗った1992年の桜花賞や、アグネスフライトに乗った2000年のダービーや、アグネスタキオンに乗った2001年の皐月賞とか、GIの22勝を含めて重賞を134勝もしとって、通算で2111勝っちゅう素晴らしい成績を残しとりますな。
そんで、調教師の試験に受かった2003年に乗り役を引退して、2005年に自分の厩舎を開業しとって、この年は4勝止まりやったけど、2年目は19勝、3年目は24勝と、エエ感じで成績を伸ばしとりました。
こういう風に、初めの内から一気に成績を伸ばせたんは、開業したばかりの頃から、「アグネス」の渡辺孝男オーナー(故人)や、「ニシノ」の西山茂行オーナーに、エエ馬を預けてもらったからなんでしょうな。
4年目やった2008年には、マルカシェンクを使った関屋記念で初めて重賞を勝つと、ヤマニンキングリーを使った中日新聞杯も勝つなど、全部で29勝を上げて、開業してから一番多い「5億5031万円」の賞金を稼いどったし、それから2013年までは、ずっと賞金が3億円くらいやったんやけど、2014年は、今までで一番多い32勝を上げて、賞金も、「5億0652万円」っちゅう、2008年に近い数字を残しとりました。
けど、その後は成績が伸び悩んどって、去年までの5年間も…
今回は、河内洋先生の厩舎が京都金杯に使う、ウォーターリヒトについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、河内洋先生は、1974年に武田作十郎厩舎から乗り役としてデビューして、それから、メジロラモーヌに乗った1986年の牝馬三冠や、サッカーボーイに乗った1988年のマイルCSや、ニシノフラワーに乗った1992年の桜花賞や、アグネスフライトに乗った2000年のダービーや、アグネスタキオンに乗った2001年の皐月賞とか、GIの22勝を含めて重賞を134勝もしとって、通算で2111勝っちゅう素晴らしい成績を残しとりますな。
そんで、調教師の試験に受かった2003年に乗り役を引退して、2005年に自分の厩舎を開業しとって、この年は4勝止まりやったけど、2年目は19勝、3年目は24勝と、エエ感じで成績を伸ばしとりました。
こういう風に、初めの内から一気に成績を伸ばせたんは、開業したばかりの頃から、「アグネス」の渡辺孝男オーナー(故人)や、「ニシノ」の西山茂行オーナーに、エエ馬を預けてもらったからなんでしょうな。
4年目やった2008年には、マルカシェンクを使った関屋記念で初めて重賞を勝つと、ヤマニンキングリーを使った中日新聞杯も勝つなど、全部で29勝を上げて、開業してから一番多い「5億5031万円」の賞金を稼いどったし、それから2013年までは、ずっと賞金が3億円くらいやったんやけど、2014年は、今までで一番多い32勝を上げて、賞金も、「5億0652万円」っちゅう、2008年に近い数字を残しとりました。
けど、その後は成績が伸び悩んどって、去年までの5年間も…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2025/01/04 (土) 16:03
対象レース:2025/01/05(日)中山11R・中山金杯
見出し:東京外国語大学などの工事を手掛けた実績が…
掲載日:2025/01/04 (土) 16:03
対象レース:2025/01/05(日)中山11R・中山金杯
見出し:東京外国語大学などの工事を手掛けた実績が…
お疲れさまです。
今回、私からご報告させていただきますのは、由井健太郎オーナーが中山金杯に出走させる、シンリョクカについての情報でございます。
由井オーナーの本業は、東京都渋谷区代々木に本社を構え、電気設備の改修や設置といった工事を手掛けている、「由井電気工業株式会社」の代表取締役です。
同社は、1947年に初代代表の由井清富氏によって山梨県に設立された「由井電気商会」が起源でして、1953年に現在の本社所在地に拠点を移し、「由井電気工業株式会社」として法人化されております。
2000年に成蹊大学の文学部を卒業した由井オーナーは、同年、後継者候補として「由井電気工事株式会社」に入社し、3年目の2003年に取締役となり、2010年に、お父様である2代目代表の由井茂氏の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社の主な取引先には、厚生労働省や財務省などの官公庁や、日本郵政株式会社や三井物産株式会社などが名を連ねており、主な施工実績としては、
■JRA新橋分館の受変電設備改修工事
■東京外国語大学本部管理棟のLED更新工事
■首都大学東京(南大沢キャンパス)の受変電設備改修工事
■JRAウインズ立川ITVモニターの更新工事
■財務省本庁事務室の電灯設備整備
などが挙げられ、上記の内容から分かる通り、JRAに関連する施設の工事も手掛けております。
由井オーナーは、代表取締役に就任してから、女性が建築業界でも活躍できるような環境づくりに注力しており、これまでに、
■女性の採用率向上
■高機能な女性用作業服ブランドの「BDOW(美働)」を設立
■事業所内に「さくら保育園」を開設
■女性社員の意見を多数取り入れ、オフィスを清潔感のあるものに改築
といった取り組みを行い、2017年には、この功績が認められ、東京都から「東京都女性活躍推進大賞・特別賞」を受賞しており、これは、建築業としては初の功績となっておりますので、多くの方が、由井オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
また、由井オーナーは、東京都渋谷区に本社を構え、土地や建物の売買仲介、事務所や店舗といった建物のリフォームなどを手掛けている「南新宿商事株式会社」の代表取締役も、2015年から務めております。
馬主としての由井オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが2014年であり、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は、出走させた頭数が少なかったこともあり、勝ち星を上げられず、獲得賞金も0円でしたが、一昨年までの3年間は、
2021年→2勝・獲得賞金5503万円
2022年→4勝・獲得賞金1億1501万円
2023年→8勝・獲得賞金1億3960万円
という形で「右肩上がり」の成績となっておりました。
その上…
今回、私からご報告させていただきますのは、由井健太郎オーナーが中山金杯に出走させる、シンリョクカについての情報でございます。
由井オーナーの本業は、東京都渋谷区代々木に本社を構え、電気設備の改修や設置といった工事を手掛けている、「由井電気工業株式会社」の代表取締役です。
同社は、1947年に初代代表の由井清富氏によって山梨県に設立された「由井電気商会」が起源でして、1953年に現在の本社所在地に拠点を移し、「由井電気工業株式会社」として法人化されております。
2000年に成蹊大学の文学部を卒業した由井オーナーは、同年、後継者候補として「由井電気工事株式会社」に入社し、3年目の2003年に取締役となり、2010年に、お父様である2代目代表の由井茂氏の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社の主な取引先には、厚生労働省や財務省などの官公庁や、日本郵政株式会社や三井物産株式会社などが名を連ねており、主な施工実績としては、
■JRA新橋分館の受変電設備改修工事
■東京外国語大学本部管理棟のLED更新工事
■首都大学東京(南大沢キャンパス)の受変電設備改修工事
■JRAウインズ立川ITVモニターの更新工事
■財務省本庁事務室の電灯設備整備
などが挙げられ、上記の内容から分かる通り、JRAに関連する施設の工事も手掛けております。
由井オーナーは、代表取締役に就任してから、女性が建築業界でも活躍できるような環境づくりに注力しており、これまでに、
■女性の採用率向上
■高機能な女性用作業服ブランドの「BDOW(美働)」を設立
■事業所内に「さくら保育園」を開設
■女性社員の意見を多数取り入れ、オフィスを清潔感のあるものに改築
といった取り組みを行い、2017年には、この功績が認められ、東京都から「東京都女性活躍推進大賞・特別賞」を受賞しており、これは、建築業としては初の功績となっておりますので、多くの方が、由井オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
また、由井オーナーは、東京都渋谷区に本社を構え、土地や建物の売買仲介、事務所や店舗といった建物のリフォームなどを手掛けている「南新宿商事株式会社」の代表取締役も、2015年から務めております。
馬主としての由井オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが2014年であり、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は、出走させた頭数が少なかったこともあり、勝ち星を上げられず、獲得賞金も0円でしたが、一昨年までの3年間は、
2021年→2勝・獲得賞金5503万円
2022年→4勝・獲得賞金1億1501万円
2023年→8勝・獲得賞金1億3960万円
という形で「右肩上がり」の成績となっておりました。
その上…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2025/01/04 (土) 14:21
対象レース:2025/01/05(日)中京11R・京都金杯
見出し:毎年のように20億円近くの売上高を記録しております
掲載日:2025/01/04 (土) 14:21
対象レース:2025/01/05(日)中京11R・京都金杯
見出し:毎年のように20億円近くの売上高を記録しております
一昨日から、ハワイのマウイ島にある「カパルアゴルフプランテーションコース」では、米男子ツアーの今季初戦となる「ザ・セントリー」が開催されております。
この大会には、日本から松山英樹選手が参加しており、2日目を終えた時点で、2位のコリン・モリカワ選手と1アンダー差の16アンダーで単独首位となっておりましたので、このまま優勝を飾れるのか、大いに期待したいところです。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーが京都金杯に出走させる、ロジリオンについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、私が確認したところ、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。
また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。
しかし、2022年までの4年間は、
2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円
という形で数字が伸び悩んでおりました。
当然、一昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、2022年を大きく上回っております。
そして昨年は…
この大会には、日本から松山英樹選手が参加しており、2日目を終えた時点で、2位のコリン・モリカワ選手と1アンダー差の16アンダーで単独首位となっておりましたので、このまま優勝を飾れるのか、大いに期待したいところです。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーが京都金杯に出走させる、ロジリオンについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、私が確認したところ、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。
また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。
しかし、2022年までの4年間は、
2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円
という形で数字が伸び悩んでおりました。
当然、一昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、2022年を大きく上回っております。
そして昨年は…
発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2025/01/04 (土) 11:46
対象レース:2025/01/05(日)中山11R・中山金杯
見出し:ユーバーレーベンなどが代表的な存在です
掲載日:2025/01/04 (土) 11:46
対象レース:2025/01/05(日)中山11R・中山金杯
見出し:ユーバーレーベンなどが代表的な存在です
本日、福島県の「Jヴィレッジスタジアム」に於いて、日本ラグビー界の最高峰、「ジャパンラグビーリーグワン」のディビジョン1、「2024ー25シーズン」の第3節として、「浦安D-Rocks」対「横浜キヤノンイーグルス」の試合が開催されます。
「浦安D-Rocks」は、昨年の5月、「花園近鉄ライナーズ」との入替戦を制したことから、ディビジョン1への昇格を果たしておりますが、今シーズンは、ここまでの2試合で連敗を喫しておりますので、本日の試合で今シーズンの初勝利を上げられるのか、最後まで目が離せません。
なお、私が「中山金杯で注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が出走させるマイネルモーントです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から一昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが…
「浦安D-Rocks」は、昨年の5月、「花園近鉄ライナーズ」との入替戦を制したことから、ディビジョン1への昇格を果たしておりますが、今シーズンは、ここまでの2試合で連敗を喫しておりますので、本日の試合で今シーズンの初勝利を上げられるのか、最後まで目が離せません。
なお、私が「中山金杯で注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が出走させるマイネルモーントです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から一昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/12/30 (月) 12:15
対象レース:2025/01/05(日)中京11R・京都金杯
見出し:「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな
掲載日:2024/12/30 (月) 12:15
対象レース:2025/01/05(日)中京11R・京都金杯
見出し:「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな
お疲れさんです。
今回は、上村洋行先生の厩舎が京都金杯に登録しとる、セオについての報告をしときます。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通り、親父さんが厩務員をやっとった上村先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男厩舎から、1992年に乗り役としてデビューしとって、この年に、トシグリーンに乗った京王杯AHで初めて重賞を勝っとったし、全部で40勝を上げて、「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな。
その後も、ナムラコクオーに乗った1993年のラジオたんぱ杯3歳Sと1994年のシンザン記念と1996年のプロキオンSを勝つとか、順調に実績を積み重ねとったんやけど、「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうて、そん時は乗り役を引退することも考えたそうや。
2004年に4回も手術を受けた上村先生は、その後、めでたく病気が治って、また順調に実績を積み重ねとったし、2008年には、スリープレスナイトに乗ったスプリンターズSで、初めてのGI勝ちを飾っとりましたな。
そんで、重賞を10勝、通算で570勝っちゅう実績を残して、2014年に乗り役を引退しとります。
引退した時の上村先生は40歳と、まだまだ乗り役として活躍できる年齢やったけど、前の年に受けた調教師試験に落ちてしもうて、「本気で調教師を目指すには、乗り役との両立は難しい」と考えたそうや。
それからは、池添兼雄先生の厩舎で調教助手をやりながら、毎日8時間くらいの勉強を続けて、5回目の挑戦やった2017年の12月に、調教師の試験に合格しとりました。
試験に受かってからは、技術調教師として、2021年の2月に引退した角居勝彦先生の厩舎で、色んなことを学んどりましたな。
2019年の3月に自分の厩舎を開業した上村先生は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億9691万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったんや。
それに、その後の4年間も、
2020年→19勝・獲得賞金2億2195万円
2021年→25勝・獲得賞金4億2467万円
2022年→32勝・獲得賞金4億8978万円
2023年→40勝・獲得賞金8億6367万円
っちゅう形で、成績が完全に「右肩上がり」になっとって、特に2023年は、ベラジオオペラを使ったスプリングSで、調教師としては初めて重賞を勝っとるし、その他にも重賞を2勝したんですわ。
それに…
今回は、上村洋行先生の厩舎が京都金杯に登録しとる、セオについての報告をしときます。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通り、親父さんが厩務員をやっとった上村先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男厩舎から、1992年に乗り役としてデビューしとって、この年に、トシグリーンに乗った京王杯AHで初めて重賞を勝っとったし、全部で40勝を上げて、「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな。
その後も、ナムラコクオーに乗った1993年のラジオたんぱ杯3歳Sと1994年のシンザン記念と1996年のプロキオンSを勝つとか、順調に実績を積み重ねとったんやけど、「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうて、そん時は乗り役を引退することも考えたそうや。
2004年に4回も手術を受けた上村先生は、その後、めでたく病気が治って、また順調に実績を積み重ねとったし、2008年には、スリープレスナイトに乗ったスプリンターズSで、初めてのGI勝ちを飾っとりましたな。
そんで、重賞を10勝、通算で570勝っちゅう実績を残して、2014年に乗り役を引退しとります。
引退した時の上村先生は40歳と、まだまだ乗り役として活躍できる年齢やったけど、前の年に受けた調教師試験に落ちてしもうて、「本気で調教師を目指すには、乗り役との両立は難しい」と考えたそうや。
それからは、池添兼雄先生の厩舎で調教助手をやりながら、毎日8時間くらいの勉強を続けて、5回目の挑戦やった2017年の12月に、調教師の試験に合格しとりました。
試験に受かってからは、技術調教師として、2021年の2月に引退した角居勝彦先生の厩舎で、色んなことを学んどりましたな。
2019年の3月に自分の厩舎を開業した上村先生は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億9691万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったんや。
それに、その後の4年間も、
2020年→19勝・獲得賞金2億2195万円
2021年→25勝・獲得賞金4億2467万円
2022年→32勝・獲得賞金4億8978万円
2023年→40勝・獲得賞金8億6367万円
っちゅう形で、成績が完全に「右肩上がり」になっとって、特に2023年は、ベラジオオペラを使ったスプリングSで、調教師としては初めて重賞を勝っとるし、その他にも重賞を2勝したんですわ。
それに…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/12/30 (月) 10:39
対象レース:2024/01/05(日)中山11R・中山金杯
見出し:レストランで見習いをやってから乗り役になったんや
掲載日:2024/12/30 (月) 10:39
対象レース:2024/01/05(日)中山11R・中山金杯
見出し:レストランで見習いをやってから乗り役になったんや
ワシが好きな時代劇映画の一つが、1963年に公開された、「十三人の刺客」なんですわ。
これは、「必殺仕事人」の演出とかを担当しとった、工藤栄一さんが監督をやっとって30分もある殺陣のシーンとか、リアリティのあるストーリーが特徴で、今までに何度もリメイクされとる、大人気の作品なんや。
で、ワシが1月5日(日)の中山金杯で期待しとるのは、音無秀孝君が登録しとる、カラテなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、2023年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで2024年は…
これは、「必殺仕事人」の演出とかを担当しとった、工藤栄一さんが監督をやっとって30分もある殺陣のシーンとか、リアリティのあるストーリーが特徴で、今までに何度もリメイクされとる、大人気の作品なんや。
で、ワシが1月5日(日)の中山金杯で期待しとるのは、音無秀孝君が登録しとる、カラテなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、2023年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで2024年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/12/29 (日) 14:02
対象レース:2025/01/05(日)中京11R・京都金杯
見出し:「大江戸温泉物語」などのプロデュースを手掛けております
掲載日:2024/12/29 (日) 14:02
対象レース:2025/01/05(日)中京11R・京都金杯
見出し:「大江戸温泉物語」などのプロデュースを手掛けております
皆さまお元気ですか。
今回は、京都金杯にアスクコンナモンダを登録している廣崎利洋オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、廣崎オーナーは、東京都千代田区三番町に本社を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクグループホールディングス株式会社」の創業者です。
1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にあった「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などの施設を手掛けております。
そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、「株式会社アスクプランニングセンター」の最高顧問と、「株式会社アスクスペースプランニング」と「株式会社アスクビジネスマネジメント」の代表取締役を務めておりました。
その後、2019年に組織を再編し、「アスクホールディングス株式会社」を「株式会社アスクプランニングセンター」に吸収合併させた上で、社名を「アスクグループホールディングス株式会社」に変更し、現在は、「アスクプランニング株式会社」、「株式会社アスクスペースデザイン」、「株式会社アスクマーケティングエージェンシー」、「株式会社アスクプランニングインターナショナル」といったグループ企業を傘下に収めております。
廣崎オーナーは、1987年に知り合いの馬主から京都競馬場に招待され、その際、「マチカネ」の冠名でよく知られていた細川益男オーナー(故人)と一緒に来ていた、調教師として、エアグルーヴやダイイチルビーなどを管理していたことでお馴染みだった伊藤雄二さん(故人)に勧められたのが、馬主になるきっかけだったそうです。
馬主としての廣崎オーナーは、1988年に馬主資格を取得し、翌年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制したレッツゴードンキや、2022年の弥生賞と菊花賞を制したアスクビクターモアなどが挙げられるでしょう。
2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、12勝を上げ、「4億5420万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから2021年までは、
2016年→獲得賞金1億7254万円
2017年→獲得賞金2億3685万円
2018年→獲得賞金2億7703万円
2019年→獲得賞金2億1957万円
2020年→獲得賞金2億1662万円
2021年→獲得賞金2億7016万円
という形で伸び悩んでいたため、2022年の廣崎オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、アスクビクターモアで弥生賞と菊花賞を制し、アスクワイルドモアで京都新聞杯を制するなど、21勝を上げ、獲得賞金は「7億1363万円」という過去最高の数字でした。
ただ、2023年は状況が一変しており、前年と同じ21勝を上げたものの、アスクビクターモアが熱中症により急死してしまったこともあり、重賞を勝てずに終わり、獲得賞金は「3億7394万円」と、2022年の半分ほどに留まっております。
そして、2024年も悪い流れが続いており、12月28日(土)までに20勝を上げているものの、やはり重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「2億6943万円」と、2023年の数字を下回っておりますので、2025年を迎えるにあたって、廣崎オーナーは、「2022年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、廣崎オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、2024年も、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、7頭の落札に…
今回は、京都金杯にアスクコンナモンダを登録している廣崎利洋オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、廣崎オーナーは、東京都千代田区三番町に本社を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクグループホールディングス株式会社」の創業者です。
1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にあった「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などの施設を手掛けております。
そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、「株式会社アスクプランニングセンター」の最高顧問と、「株式会社アスクスペースプランニング」と「株式会社アスクビジネスマネジメント」の代表取締役を務めておりました。
その後、2019年に組織を再編し、「アスクホールディングス株式会社」を「株式会社アスクプランニングセンター」に吸収合併させた上で、社名を「アスクグループホールディングス株式会社」に変更し、現在は、「アスクプランニング株式会社」、「株式会社アスクスペースデザイン」、「株式会社アスクマーケティングエージェンシー」、「株式会社アスクプランニングインターナショナル」といったグループ企業を傘下に収めております。
廣崎オーナーは、1987年に知り合いの馬主から京都競馬場に招待され、その際、「マチカネ」の冠名でよく知られていた細川益男オーナー(故人)と一緒に来ていた、調教師として、エアグルーヴやダイイチルビーなどを管理していたことでお馴染みだった伊藤雄二さん(故人)に勧められたのが、馬主になるきっかけだったそうです。
馬主としての廣崎オーナーは、1988年に馬主資格を取得し、翌年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制したレッツゴードンキや、2022年の弥生賞と菊花賞を制したアスクビクターモアなどが挙げられるでしょう。
2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、12勝を上げ、「4億5420万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから2021年までは、
2016年→獲得賞金1億7254万円
2017年→獲得賞金2億3685万円
2018年→獲得賞金2億7703万円
2019年→獲得賞金2億1957万円
2020年→獲得賞金2億1662万円
2021年→獲得賞金2億7016万円
という形で伸び悩んでいたため、2022年の廣崎オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、アスクビクターモアで弥生賞と菊花賞を制し、アスクワイルドモアで京都新聞杯を制するなど、21勝を上げ、獲得賞金は「7億1363万円」という過去最高の数字でした。
ただ、2023年は状況が一変しており、前年と同じ21勝を上げたものの、アスクビクターモアが熱中症により急死してしまったこともあり、重賞を勝てずに終わり、獲得賞金は「3億7394万円」と、2022年の半分ほどに留まっております。
そして、2024年も悪い流れが続いており、12月28日(土)までに20勝を上げているものの、やはり重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「2億6943万円」と、2023年の数字を下回っておりますので、2025年を迎えるにあたって、廣崎オーナーは、「2022年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、廣崎オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、2024年も、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、7頭の落札に…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/12/29 (日) 12:58
対象レース:2025/01/05(日)中山11R・中山金杯
見出し:福島の実家が馬の生産をやっていたんですよ
掲載日:2024/12/29 (日) 12:58
対象レース:2025/01/05(日)中山11R・中山金杯
見出し:福島の実家が馬の生産をやっていたんですよ
今、日本で走っている鉄道の内、最も速く走れる車両は、東北新幹線と秋田新幹線の「はやぶさ」と「こまち」でして、最高速度は320キロです。
ただ、安全面などを考えて、最高速度で運転できるのは、東北新幹線の宇都宮と盛岡の間だけで、他の区間は、「東京から大宮までは130キロ以下で運転する」といった制限があるんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、宗像義忠君が中山金杯に登録している、ラーグルフについての報告です。
福島県出身の宗像君は、実家が農家で、馬の生産もやっていて、小さい頃、お父さんに何度か福島競馬場に連れて行ってもらったことがきっかけで、競馬に興味を持ったそうですね。
高校に入る時は、「実家を継いで農業をやろう」と考えていたそうで、農業科のある高校に進学したんですが、その頃、実家にいた繁殖牝馬が病気で死んでしまって、「獣医になって、馬を守れるようになりたい」と思ったそうです。
実際、その後は、北里大学に受かってから、獣医学部のある青森県に引っ越して、馬術部に入っていたそうですし、「調教師になりたい」と考え始めたのはその頃だという話を聞いています。
大学を卒業してからは、馬術部の先輩に勧められて、早田牧場の新冠支場で1年半くらい働いて、1980年から、オークス馬ダイナカールを管理していたことなどでお馴染みだった、高橋英夫さんの厩舎で調教助手をやって、そこで12年ほど経験を積んで、1992年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので6勝止まりでしたが、その後は、2年目に14勝、3年目に21勝と、順調に数字を伸ばしていて、2011年には、開業してから一番多い34勝を上げていたんですよ。
それに、バランスオブゲームを使った2001年の新潟2歳Sで初めて重賞を勝つと、その他にも、ウインブレイズを使った2003年の鳴尾記念や、フェイムゲームを使った2018年のダイヤモンドSなど、今までに重賞を23回も勝っています。
こういう風に、いい結果を残せているのは、高橋さんの厩舎で調教助手をやっていた時に、さっき名前を挙げたダイナカールや、1988年のテレビ東京賞3歳牝馬S(現在のフェアリーS)と1989年のクイーンCを勝ったカッティングエッジなど、走る馬を間近で見ていた経験をしっかり活かせているからなのでしょう。
2009年の宗像君は、東京新聞杯と富士Sを勝ったアブソリュートの活躍などで、32勝を上げて、「5億7281万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は伸び悩んでいて、2021年までの5年間も、
2017年→20勝・獲得賞金3億7984万円
2018年→18勝・獲得賞金3億6460万円
2019年→15勝・獲得賞金2億9888万円
2020年→26勝・獲得賞金3億7060万円
2021年→14勝・獲得賞金4億3862万円
という物足りない数字が続いていたんですよ。
でも、2022年は、ナランフレグを使った高松宮記念で初めてGIを勝つなど、15勝を上げて、稼いだ賞金が「5億5818万円」と、2009年の次にいい数字で、巻き返しに成功していました。
そして2023年は、2022年と同じ15勝を上げましたけど、中山金杯を勝ったラーグルフ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「4億4042万円」と、2022年を大きく下回ってしまったんですよ。
それに…
ただ、安全面などを考えて、最高速度で運転できるのは、東北新幹線の宇都宮と盛岡の間だけで、他の区間は、「東京から大宮までは130キロ以下で運転する」といった制限があるんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、宗像義忠君が中山金杯に登録している、ラーグルフについての報告です。
福島県出身の宗像君は、実家が農家で、馬の生産もやっていて、小さい頃、お父さんに何度か福島競馬場に連れて行ってもらったことがきっかけで、競馬に興味を持ったそうですね。
高校に入る時は、「実家を継いで農業をやろう」と考えていたそうで、農業科のある高校に進学したんですが、その頃、実家にいた繁殖牝馬が病気で死んでしまって、「獣医になって、馬を守れるようになりたい」と思ったそうです。
実際、その後は、北里大学に受かってから、獣医学部のある青森県に引っ越して、馬術部に入っていたそうですし、「調教師になりたい」と考え始めたのはその頃だという話を聞いています。
大学を卒業してからは、馬術部の先輩に勧められて、早田牧場の新冠支場で1年半くらい働いて、1980年から、オークス馬ダイナカールを管理していたことなどでお馴染みだった、高橋英夫さんの厩舎で調教助手をやって、そこで12年ほど経験を積んで、1992年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので6勝止まりでしたが、その後は、2年目に14勝、3年目に21勝と、順調に数字を伸ばしていて、2011年には、開業してから一番多い34勝を上げていたんですよ。
それに、バランスオブゲームを使った2001年の新潟2歳Sで初めて重賞を勝つと、その他にも、ウインブレイズを使った2003年の鳴尾記念や、フェイムゲームを使った2018年のダイヤモンドSなど、今までに重賞を23回も勝っています。
こういう風に、いい結果を残せているのは、高橋さんの厩舎で調教助手をやっていた時に、さっき名前を挙げたダイナカールや、1988年のテレビ東京賞3歳牝馬S(現在のフェアリーS)と1989年のクイーンCを勝ったカッティングエッジなど、走る馬を間近で見ていた経験をしっかり活かせているからなのでしょう。
2009年の宗像君は、東京新聞杯と富士Sを勝ったアブソリュートの活躍などで、32勝を上げて、「5億7281万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は伸び悩んでいて、2021年までの5年間も、
2017年→20勝・獲得賞金3億7984万円
2018年→18勝・獲得賞金3億6460万円
2019年→15勝・獲得賞金2億9888万円
2020年→26勝・獲得賞金3億7060万円
2021年→14勝・獲得賞金4億3862万円
という物足りない数字が続いていたんですよ。
でも、2022年は、ナランフレグを使った高松宮記念で初めてGIを勝つなど、15勝を上げて、稼いだ賞金が「5億5818万円」と、2009年の次にいい数字で、巻き返しに成功していました。
そして2023年は、2022年と同じ15勝を上げましたけど、中山金杯を勝ったラーグルフ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「4億4042万円」と、2022年を大きく下回ってしまったんですよ。
それに…