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発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2025/04/19 (土) 18:57
対象レース:2025/04/20(日)中山11R・皐月賞
見出し:青山学院大学・経営学部の卒業生です
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お疲れさまです。

この度、私が報告するのは、藤田晋(すすむ)オーナーが皐月賞に出走させる、エリキングについてのことでございます。

皆さんもよくご存知の通り、藤田オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。

青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。

創業当初の同社は、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。

現在も広告事業を主力としている「株式会社サイバーエージェント」は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「8029億円」を記録した「2024年9月期」の売上高の内、広告事業が「4363億円」と、半分近くを占めております。

「インターネット広告事業」の他、同社の主要事業となっているのは、「2024年9月期」の売上高が「1959億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1708億円」を記録した「メディア事業」です。

「ゲーム事業」では、傘下の「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。

「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、「ウマ娘」は子会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。

馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。

更に2021年は、国内の競走馬セールに於いて、

■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札

■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札

と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。

同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった2022年は、ジャングロでニュージーランドTを制し、早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。

その上、一昨年は、シンエンペラーで京都2歳Sを制するなど、25勝を上げ、獲得賞金は「5億0184万円」と、2022年を大きく上回っておりました。

そして昨年は、海外で、フォーエバーヤングでサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を制し、この2レースで148万ドル(約2億2200万円)の賞金を獲得していた上、地方では、同馬でジャパンダートクラシック(JpnI)と東京大賞典を制し、この2レースで「1億7000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、エリキングで京都2歳Sを制するなど、27勝を上げ、尚且つ、シンエンペラーがダービーで3着、ジャパンCで2着(同着)に入ったことなどから、一昨年を大きく上回る「8億4263万円」の賞金を獲得しております。

更に、今年も好調が続いており、海外では、シンエンペラーでネオムターフC(G2)、フォーエバーヤングでサウジC(G1)を制し、この2レースで「約17億5000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、ソンシで淀短距離Sを制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金が「1億7373万円」と、昨年の同時期(桜花賞の週まで)の「1億4416万円」を上回っておりますので、現在の藤田オーナーは、「この勢いを止めたくない」という思惑を抱いていることでしょう。

また、藤田オーナーは…
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発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2025/04/19 (土) 17:20
対象レース:2025/04/20(日)福島11R・福島牝馬S
見出し:お父さんが旅行会社のJTBで働いていました
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こんにちは、美浦のDです。

最近のお勧めは、美浦トレセンから車で15分くらいのところにある、「マドリガル・オアジス」(住所:茨城県稲敷郡阿見町吉原3657-3)というイタリアンのお店なんですよ。

ここは、一軒家を改装したアットホームな感じの雰囲気のお店で、ランチメニューを、ピザ、パスタ、肉料理、魚料理から選ぶことができて、私が「一番のお気に入りメニュー」と思っているのは、フレッシュトマトのスパゲッティですね。

厩舎関係者にもファンが多くて、前にグリーンチャンネルで紹介されていましたよ。

そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、宮田敬介先生が福島牝馬Sに使うアドマイヤマツリです。

宮田先生は、茨城県日立市の出身で、家族や親戚に競馬関係者がいた訳ではなくて、お父さんが旅行会社のJTBで働いているサラリーマン家庭で、3人兄弟の長男として育ちました。

大の競馬好きだったお父さんが、「サンデーレーシング」や「社台レースホース」といった一口馬主クラブの会員になっていて、幼稚園の頃から何度もお父さんと中山競馬場に行っていたそうですし、出資していた馬を応援するために、家族で新潟競馬場まで行ったこともあるそうです。

こういう環境で育った宮田先生が競馬を大好きになったのは、小学生の頃、福島県のいわき市にある「JRA競走馬総合研究所」のリハビリテーションセンターに行った時に、そこで休養していたオグリキャップと会えたことがきっかけで、その後、オグリキャップの引退レースを見て、「調教師になりたい」と思ったそうですね。

地元の茨城高校を卒業した後、麻布大学獣医学科の動物応用学科に進んだ宮田先生は、馬術部に入って、ここで馬乗りを覚えたそうで、大学を卒業した後は、2003年の4月から「ノーザンファーム」で働いて、ここにいた2年半の間に、まだデビューしていなかったディープインパクトの調教を担当したそうですよ。

ちなみに宮田先生は、今、「ノーザンファーム天栄」の場長をやっている木實谷(きみや)雄太さんと、「ノーザンファーム」の同期です。

2005年の10月、競馬学校の厩務員課程に入った宮田先生は、次の年の4月から栗田博憲厩舎で厩務員をやって、2009年の7月からは田島俊明厩舎で調教助手をやっていました。

2010年の7月、国枝栄厩舎に移ると、それから、2018年に調教師の試験に受かるまでずっとここにいましたし、技術調教師になってから、自分の厩舎を開業するまでの間も、国枝厩舎で色んなことを学んでいたんですよ。

国枝厩舎では、2014年の朝日杯FSと2015年の富士Sを勝ったダノンプラチナを担当していましたし、アーモンドアイがデビューする前の調教にも乗っていて、この馬がドバイターフに出た時も現地に帯同していました。

2020年の3月に自分の厩舎を開業した宮田先生は、それから年末までに、「16勝・獲得賞金1億7797万円」という、1年目としてはまずまずの成績を残していましたし、こうやっていいスタートを切れたのは、国枝厩舎で学んだことをしっかりと活かせているからなのでしょうね。

開業2年目だった2021年は、ダンシングプリンスを使ったカペラSで初めて重賞を勝つなど、全部で14勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5418万円」と、前の年を大きく上回っていましたし、2022年は、JRAで残した成績が、「31勝・獲得賞金4億6852万円」という、開業3年目としては文句ナシの数字だったんですよ。

それに2022年は、海外と地方でも、ダンシングプリンスでリヤドダートスプリント(サウジアラビアのG3)と北海道スプリントCとJBCスプリントを勝っていて、この3戦で2億円以上の賞金を稼いでいます。

そして一昨年は、インダストリアを使ったダービー卿CTを勝って、ブレイディヴェーグを使ったエリザベス女王杯で初めてJRAのGIを勝つなど、全部で28勝を上げて、稼いだ賞金が「6億2737万円」と、2022年の数字を大きく上回っていたんですよ。

ただ、去年は、29勝を上げましたけど、小倉大賞典を勝ったエピファニーと、府中牝馬Sを勝ったブレイディヴェーグ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「5億5212万円」と、一昨年を下回ってしまいました。

それに…
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発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2025/04/19 (土) 16:35
対象レース:2025/04/20(日)阪神11R・心斎橋S
見出し:膳所高校と大阪大学を卒業しております
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日本ラグビー界の最高峰、「ジャパンラグビーリーグワン」の「ディビジョン1」では、15節までを消化した現時点に於いて、「3チームが12勝2敗1引き分け」という混戦模様であり、その内、勝ち点の差で首位となっている「埼玉ワイルドナイツ」は、4月26日(土)に行われる16節で「ブラックラムズ東京」と対戦します。

前節までに5勝10敗と黒星が先行している「ブラックラムズ東京」に対して、「埼玉ワイルドナイツ」が首位に相応しい勝利を収めるのか、それとも「ブラックラムズ東京」が意地を見せるのか、多くのファンが注目していることでしょう。

なお、今週の心斎橋Sで私が「好レース」を期待しているのは、奈村睦弘(むつひろ)オーナーが出走させるナムラアトムです。

奈村オーナーは、兵庫県の西宮市にある「なむら歯科」の院長を務めております。

お母様の実家がある九州で生まれ、滋賀県の大津市で育った奈村オーナーは、地元の滋賀県立膳所高校を卒業した後、大阪大学の歯学部に進学しました。

奈村オーナーのお兄様である和記氏も、大阪大学の歯学部を卒業しており、先に大津市で歯科医院を開業しておりましたので、大学を卒業した後の奈村オーナーは、お兄様の診療所で5年ほど研修を積み、1987年、奥様の実家がある西宮市に住居を移し、「なむら歯科」を開業しております。

自費治療となることが多い歯科医院でありながら、「可能な限り、保険適用の診療で済ませること」をモットーとしており、自費治療が必要となる場合に於いても、良心的な価格設定となっておりますので、30年以上に渡って「なむら歯科」の院長を務めている奈村オーナーは、地域の方々から厚い信頼を寄せられていることでしょう。

馬主としての奈村睦弘オーナーは、これまでに120頭以上を所有しており、2020年は、ナムラカメタローが地方交流重賞の佐賀記念を制したものの、JRAでは、「3勝・獲得賞金4479万円」という成績でした。

しかし、その後の2年間は、ナムラリコリスが函館2歳Sを制し、ナムラクレアが小倉2歳Sと函館スプリントSを制したことなどにより、

2021年→9勝・獲得賞金2億2329万円
2022年→8勝・獲得賞金2億4901万円

と、一気に成績を伸ばしており、更に一昨年は、ナムラクレアがシルクロードSとキーンランドCを制するなど、合計で10勝を上げ、獲得賞金は「3億2504万円」と、2022年を大きく上回っております。

そして昨年は、阪神Cを制し、京都牝馬Sと高松宮記念で2着に入線したナムラクレアの活躍や、2頭で6勝を上げたナムラアトムとナムラローズマリーの活躍などにより、前年までを大きく上回る16勝を上げ、獲得賞金が「4億5323万円」というキャリアハイの数字となっておりました。

更に、今年も好調が続いており、ナムラクララがリステッドレースの紅梅Sを制するなど、先週までに4勝を上げ、その他にも…
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発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2025/04/18 (金) 18:42
対象レース:2025/04/19(土)福島11R・ラジオ福島賞
見出し:小学生の頃から厩舎でミスターシービーを見ていたそうですよ
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どうもこんにちは。

今回は、大和田成(なる)厩舎がラジオ福島賞に使う、クーアフュルストについての報告となります。

大和田君は、大和田稔さんの息子さんで、稔さんは、乗り役時代に、ブツシヤンに乗った1967年の安田記念や、オンワードウエルに乗った1967年のオールカマーなど、重賞を8勝、通算で316勝を上げていました。

それに稔さんは、調教師としても、スイートカーソンを使った1983年のオールカマーや、シノンシンボリを使った1987年の中山大障害・秋や、ミスターブランディを使った1989年の関屋記念や、シルクグレイッシュを使った1994年の福島記念など、重賞を10勝、通算で400勝を上げていましたし、他にも、1997年の皐月賞で2着に入ったシルクライトニングなどを管理していて、2009年に、定年まで3年を残して引退しています。

成君が調教師になろうと思ったきっかけは、もちろん、お父さんを見ていて、自然と競馬の仕事に興味を持ったからで、小学校1年生くらいの時には、ミスターシービーを管理していた松山康久さんの厩舎や、シンボリルドルフを管理していた野平祐二さんの厩舎に行って、この2頭を見ていたそうですよ。

東京都の武蔵野市にある日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を卒業してから、「社台ファーム」(住所:北海道千歳市東丘1288−140)で2年半ほど働いていた成君は、2001年の7月に競馬学校の厩務員課程に入りました。

成君が「社台ファーム」で働いていた頃は、アグネスタキオンやアグネスフライトやマンハッタンカフェやエアジハードなどがいましたから、とても勉強になったのでしょうね。

ちなみに成君は、美浦トレセンから車で40分ほどの場所にある、「faro」(ファロ・住所:茨城県つくば市柴崎454−2)というイタリアンレストランが大のお気に入りなんですよ。

あと、札幌開催の時には、地下鉄の「大通駅」の近くにある「大厚岸」(おおあっけし)という牡蠣料理の専門店に、大学の後輩にあたる黒岩陽一君とよく一緒に行っています。

競馬学校を出た後の成君は、2001年の10月から本郷一彦厩舎で厩務員を、11月からは浅野洋一郎厩舎で調教助手をやって、その後は、加藤征弘厩舎や柴田政人厩舎で経験を積んでいました。

2010年の12月、調教師の試験に受かった成君は、次の年の5月に、勇退した本郷さんの厩舎を引き継ぐ形で開業しています。

そうそう、同じ2010年の12月に調教師の試験に受かった栗田徹君は、日本獣医畜産大学の後輩で、栗田君の奥さんは、成君と大学の同級生だったんですよ。

開業した年の成君は、馬を使った回数が少なかったので5勝止まりでしたけど、その後は、2年目が6勝、3年目が18勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、2015年には、今までで一番の「21勝・獲得賞金3億7427万円」という成績を残していました。

そして、2022年までの7年間は、

2016年→14勝・獲得賞金2億5484万円
2017年→10勝・獲得賞金1億5573万円
2018年→15勝・獲得賞金2億1675万円
2019年→19勝・獲得賞金2億5943万円
2020年→15勝・獲得賞金2億1165万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7604万円
2022年→10勝・獲得賞金2億1806万円

という形で成績が伸び悩んでいましたけど、一昨年は、オメガギネスを使ったグリーンチャンネルCを勝つなど、全部で15勝を上げて、稼いだ賞金が「3億0327万円」と、7年振りに3億円を超えていましたし、去年も勢いが続いていて、特別レースを6勝、他も入れたら、全部で12勝を上げて、稼いだ賞金が「3億4964万円」と、一昨年を上回っていたんですよ。

ただ…
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発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2025/04/18 (金) 17:28
対象レース:2025/04/19(土)阪神11R・アンタレスS
見出し:タムロチェリーとかで今までに重賞を31回も勝っとるんや
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お疲れさんです。

今週のアンタレスSでは、西園正都先生が使うマーブルロックが気になっとります。

鹿児島県出身の西園先生は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男さんの甥っ子で、馬が身近におる環境で育っとるから、「騎手になりたい」と思うようになったそうですな。

そんで西園先生は、1974年に大根田裕也厩舎から乗り役としてデビューして、1985年のカブトヤマ記念をチェリーテスコで勝つなど、1997年に調教師の試験に受かって乗り役を引退するまでに、全部で303勝を上げとります。

1998年に自分の厩舎を開業した西園先生は、次の年に、ヒサコーボンバーを使った阪神ジャンプSで初めて重賞を勝つと、2001年には、タムロチェリーを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っとったし、その後も、サダムパテックを使った2012年のマイルCSや、ジュールポレールを使った2018年のヴィクトリアマイルとか、今までにJRAの重賞を31回も勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。

そうそう、西園先生の長男で、2014年から先生の厩舎で調教助手をやっとった西園翔太先生が、2021年の12月、調教師試験に受かって、一昨年の3月に自分の厩舎を開業しとりますな。

2012年の西園先生は、サダムパテックとかがよう走ったんで、「43勝・獲得賞金10億5017万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとりました。

けど、その後は成績が伸び悩んどって、一昨年までの6年間も、

2018年→20勝・獲得賞金5億7223万円
2019年→24勝・獲得賞金4億4066万円
2020年→29勝・獲得賞金4億8040万円
2021年→31勝・獲得賞金6億1579万円
2022年→34勝・獲得賞金6億3047万円
2023年→34勝・獲得賞金6億0841万円

っちゅう形で、物足りない数字が続いとったから、去年の西園先生は、巻き返しに燃えとったんでしょうな。

実際、去年は、地方で、タガノビューティーを使ったJBCスプリントを勝って、「8000万円」の賞金を稼いどるし、JRAでは、ビッグシーザーを使った京阪杯を勝つなど、33勝を上げて、稼いだ賞金が「7億3077万円」と、一昨年までを大きく上回っとったんですわ。

ただ…
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