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発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/10/22 (火) 14:39
対象レース:2024/10/27(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:18回も「馬主リーディング1位」となっておりますが…
掲載日:2024/10/22 (火) 14:39
対象レース:2024/10/27(日)東京11R・天皇賞・秋
見出し:18回も「馬主リーディング1位」となっておりますが…
来月からホールに導入される新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「株式会社サンセイR&D」から出るパチンコ機、「P転生したらスライムだった件」です。
本機は、同名の大人気アニメがモチーフでして、原作を知っている方が楽しめるよう、演出面に力を入れているのはもちろんのこと、初当たり時は必ずRUSHに突入でき、更に継続率が84%と高い数値になっており、その他にも、複数の機能が組み込まれておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「社台レースホース」が天皇賞・秋に登録している、キングズパレスとソールオリエンスについての報告をしておきます。
私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、一昨年まで、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から一昨年までの5年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、シルヴァーソニックでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)を制し、1着賞金150万ドル(約2億0469万円)を獲得しており、JRAでは、ソールオリエンスで皐月賞を制し、ジャンタルマンタルで朝日杯FSを制するなど、重賞12勝を含む102勝を上げ、過去最高となる「34億3845万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング3位」となっておりました。
しかし…
本機は、同名の大人気アニメがモチーフでして、原作を知っている方が楽しめるよう、演出面に力を入れているのはもちろんのこと、初当たり時は必ずRUSHに突入でき、更に継続率が84%と高い数値になっており、その他にも、複数の機能が組み込まれておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「社台レースホース」が天皇賞・秋に登録している、キングズパレスとソールオリエンスについての報告をしておきます。
私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、一昨年まで、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から一昨年までの5年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、シルヴァーソニックでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)を制し、1着賞金150万ドル(約2億0469万円)を獲得しており、JRAでは、ソールオリエンスで皐月賞を制し、ジャンタルマンタルで朝日杯FSを制するなど、重賞12勝を含む102勝を上げ、過去最高となる「34億3845万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング3位」となっておりました。
しかし…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/10/22 (火) 13:25
対象レース:2024/10/26(土)東京11R・アルテミスS
見出し:「エイベックス・グループ」などが主な取引先です
掲載日:2024/10/22 (火) 13:25
対象レース:2024/10/26(土)東京11R・アルテミスS
見出し:「エイベックス・グループ」などが主な取引先です
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、国本哲秀オーナーがアルテミスSに登録している、ショウナンザナドゥについてのことでございます。
国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたので、今年を迎えるにあたって、国本オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
この度、私が報告するのは、国本哲秀オーナーがアルテミスSに登録している、ショウナンザナドゥについてのことでございます。
国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたので、今年を迎えるにあたって、国本オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/10/22 (火) 12:06
対象レース:2024/10/26(土)京都11R・スワンS
見出し:2008年に西山牧場の本場を買い取っていますわね
掲載日:2024/10/22 (火) 12:06
対象レース:2024/10/26(土)京都11R・スワンS
見出し:2008年に西山牧場の本場を買い取っていますわね
皆さんごきげんよう。
今回は、「ゴドルフィン」がスワンSに登録している、オフトレイルとバースクライについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、一口馬主クラブ「ワラウカド」のクラブ法人である「株式会社フクキタル」でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして今年は…
今回は、「ゴドルフィン」がスワンSに登録している、オフトレイルとバースクライについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、一口馬主クラブ「ワラウカド」のクラブ法人である「株式会社フクキタル」でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/10/21 (月) 17:30
対象レース:2024/10/26(土)東京11R・アルテミスS
見出し:「開運!なんでも鑑定団」などの人気番組を手掛けております
掲載日:2024/10/21 (月) 17:30
対象レース:2024/10/26(土)東京11R・アルテミスS
見出し:「開運!なんでも鑑定団」などの人気番組を手掛けております
現在、東京国立博物館では、「挂甲の武人・国宝指定50周年記念・特別展【はにわ】」が開催されております。
この展示会では、埴輪として高い知名度を誇る「踊る人々」や、国宝に指定されている「挂甲の武人」を彩色復元したものなど、約120点の様々な貴重品が展示されておりますので、最終日の12月8日(日)まで、多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、池谷誠一オーナーがアルテミスSに登録している、ミリオンローズに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、池谷誠一オーナーの本業は、東京都の渋谷区代々木に本社を構え、主にテレビ番組の企画や制作を手掛けている、「株式会社ネクサス」の代表取締役です。
1985年の8月に設立された同社は、これまで、「ニュース23特集」(TBS)、「どうぶつ奇想天外」(TBS)、「教えて!ガリレオ」(日本テレビ)など、報道番組からバラエティまで、幅広いジャンルの番組制作を手掛けております。
そして現在も、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京・1994年放送開始)や、「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送・1993年放送開始)といった長寿番組をはじめ、「新・美の巨人たち」(テレビ東京・2000年放送開始)などの人気番組を数多く手掛けておりますので、「株式会社ネクサス」の代表取締役を務めている池谷オーナーは、「テレビ業界に於ける重要な存在」と言える筈です。
余談ですが、オーナーは、会社の新年会に於いて、TBSの近くにある「鮨処いとう」(港区赤坂)など、馴染みの寿司職人を呼んで、社員のために寿司を握ってもらうことを毎年の恒例にしており、「ネタがなくなるまでの食べ放題」を行なうそうですから、社員達が一丸となって新年のスタートを切れるのでしょう。
なお、馬主としての池谷オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせており、これまでの代表的な存在としましては、1992年の京王杯SCなど重賞を3勝したダイナマイトダディ、1999年の青葉賞とステイヤーズSを勝ったペインテドブラック、2006年のスワンSなど重賞を4勝したプリサイスマシーン、2019年のヴィクトリアマイルや2020年の香港Cなど、重賞を5勝したノームコアといった名前が挙げられます。
2003年のオーナーは、プリサイスマシーンなどの活躍により、「18勝・獲得賞金3億1614万円」という過去最高の成績を残しておりました。
その後も、2018年を除き、ずっと「1億円超え」をキープしておりましたが、過去3年は、
2021年→1勝・獲得賞金2564万円
2022年→4勝・獲得賞金6475万円
2023年→3勝・獲得賞金6976万円
と、一気に数字が低迷しており、今年も…
この展示会では、埴輪として高い知名度を誇る「踊る人々」や、国宝に指定されている「挂甲の武人」を彩色復元したものなど、約120点の様々な貴重品が展示されておりますので、最終日の12月8日(日)まで、多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、池谷誠一オーナーがアルテミスSに登録している、ミリオンローズに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、池谷誠一オーナーの本業は、東京都の渋谷区代々木に本社を構え、主にテレビ番組の企画や制作を手掛けている、「株式会社ネクサス」の代表取締役です。
1985年の8月に設立された同社は、これまで、「ニュース23特集」(TBS)、「どうぶつ奇想天外」(TBS)、「教えて!ガリレオ」(日本テレビ)など、報道番組からバラエティまで、幅広いジャンルの番組制作を手掛けております。
そして現在も、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京・1994年放送開始)や、「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送・1993年放送開始)といった長寿番組をはじめ、「新・美の巨人たち」(テレビ東京・2000年放送開始)などの人気番組を数多く手掛けておりますので、「株式会社ネクサス」の代表取締役を務めている池谷オーナーは、「テレビ業界に於ける重要な存在」と言える筈です。
余談ですが、オーナーは、会社の新年会に於いて、TBSの近くにある「鮨処いとう」(港区赤坂)など、馴染みの寿司職人を呼んで、社員のために寿司を握ってもらうことを毎年の恒例にしており、「ネタがなくなるまでの食べ放題」を行なうそうですから、社員達が一丸となって新年のスタートを切れるのでしょう。
なお、馬主としての池谷オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせており、これまでの代表的な存在としましては、1992年の京王杯SCなど重賞を3勝したダイナマイトダディ、1999年の青葉賞とステイヤーズSを勝ったペインテドブラック、2006年のスワンSなど重賞を4勝したプリサイスマシーン、2019年のヴィクトリアマイルや2020年の香港Cなど、重賞を5勝したノームコアといった名前が挙げられます。
2003年のオーナーは、プリサイスマシーンなどの活躍により、「18勝・獲得賞金3億1614万円」という過去最高の成績を残しておりました。
その後も、2018年を除き、ずっと「1億円超え」をキープしておりましたが、過去3年は、
2021年→1勝・獲得賞金2564万円
2022年→4勝・獲得賞金6475万円
2023年→3勝・獲得賞金6976万円
と、一気に数字が低迷しており、今年も…
発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2024/10/19 (土) 18:42
対象レース:2024/10/20(日)京都11R・菊花賞
見出し:2006年にシンガポールのG1を勝っていますね
掲載日:2024/10/19 (土) 18:42
対象レース:2024/10/20(日)京都11R・菊花賞
見出し:2006年にシンガポールのG1を勝っていますね
相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、この時期は、苫小牧や白老あたりでいいサイズのアキアジがよく釣れるんですよ。
アキアジは、この時期に釣れる、産卵を控えて脂が乗った鮭のことで、ホイル焼きとか塩焼きとかにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、釣りの話はここまでにして、そろそろ本題に入りますけど、私が菊花賞で「狙ってみたい」と考えているのは、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が使うコスモキュランダですね。
皆さんもよく知っている通り、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今、代表を務めているのは、繁幸さんの奥さんの美佐子さんです。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに、今年もいい流れが続いていて、コスモキュランダが弥生賞を、コガネノソラがクイーンSを勝つなど、先週までに34勝を上げていますし、稼いだ賞金が「8億4412万円」と、もう去年を大きく上回っていますけど、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、この数字に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくると私は見ています。
と言うのも、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず…
アキアジは、この時期に釣れる、産卵を控えて脂が乗った鮭のことで、ホイル焼きとか塩焼きとかにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、釣りの話はここまでにして、そろそろ本題に入りますけど、私が菊花賞で「狙ってみたい」と考えているのは、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が使うコスモキュランダですね。
皆さんもよく知っている通り、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今、代表を務めているのは、繁幸さんの奥さんの美佐子さんです。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに、今年もいい流れが続いていて、コスモキュランダが弥生賞を、コガネノソラがクイーンSを勝つなど、先週までに34勝を上げていますし、稼いだ賞金が「8億4412万円」と、もう去年を大きく上回っていますけど、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、この数字に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくると私は見ています。
と言うのも、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/10/19 (土) 17:34
対象レース:2024/10/20(日)東京11R・ブラジルC
見出し:「サプリメント業界の主要人物」と言えるでしょう
掲載日:2024/10/19 (土) 17:34
対象レース:2024/10/20(日)東京11R・ブラジルC
見出し:「サプリメント業界の主要人物」と言えるでしょう
皆さまお元気ですか。
今回は、沼川一彦オーナーがブラジルCに出走させる、ペプチドソレイユについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、沼川オーナーの本業は、熊本県の熊本市東区に本社を構え、サプリメントの販売を主な業務としている、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表取締役社長です。
同社の看板商品であり、社名にもなっている「ペプチドプリマ」とは、新鮮なサバのうろこや骨や目玉など、ほぼ全ての部分から、酵素を用いた特殊製法で「ペプチド酸」を抽出したサプリメント飲料でして、老化防止などの効果が大きいと評判になっており、2005年に沼川オーナーは、「もっと多くの方に、この素晴らしい成分を紹介したい」との思いから、「サバペプチドで若返る、元気になる」(総合法令出版)という書籍を出版しておりました。
この「ペプチドプリマ」のことは、多くの方が知るコンサルタント企業、「船井総研」こと「株式会社船井総合研究所」の創業者であり、2014年の1月に他界した船井幸雄氏が生前に絶賛しており、同研究所でも販売を手掛けておりましたので、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表を務めている沼川オーナーは、「サプリメント業界の主要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての沼川オーナーは、2001年からJRAで馬を走らせていて、これまでに50頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2006年の高砂特別や2008年の鳴門Sなどを制し、「1億0849万円」の賞金を獲得したビッグジェムや、2008年の貴船Sや2009年のすばるSなどを制し、「9276万円」の賞金を獲得したペプチドルビーなどが挙げられます。
2021年の沼川オーナーは、ペプチドバンブーが名鉄杯を制するなど、キャリアハイとなる「13勝」を上げ、「1億6519万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし一昨年は、「6勝・獲得賞金8925万円」と、前年を大きく下回っておりましたので、昨年の沼川オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年はペプチドナイルがオープンの大沼SとマリーンSを制するなど、獲得賞金が1億6413万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして…
今回は、沼川一彦オーナーがブラジルCに出走させる、ペプチドソレイユについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、沼川オーナーの本業は、熊本県の熊本市東区に本社を構え、サプリメントの販売を主な業務としている、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表取締役社長です。
同社の看板商品であり、社名にもなっている「ペプチドプリマ」とは、新鮮なサバのうろこや骨や目玉など、ほぼ全ての部分から、酵素を用いた特殊製法で「ペプチド酸」を抽出したサプリメント飲料でして、老化防止などの効果が大きいと評判になっており、2005年に沼川オーナーは、「もっと多くの方に、この素晴らしい成分を紹介したい」との思いから、「サバペプチドで若返る、元気になる」(総合法令出版)という書籍を出版しておりました。
この「ペプチドプリマ」のことは、多くの方が知るコンサルタント企業、「船井総研」こと「株式会社船井総合研究所」の創業者であり、2014年の1月に他界した船井幸雄氏が生前に絶賛しており、同研究所でも販売を手掛けておりましたので、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表を務めている沼川オーナーは、「サプリメント業界の主要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての沼川オーナーは、2001年からJRAで馬を走らせていて、これまでに50頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2006年の高砂特別や2008年の鳴門Sなどを制し、「1億0849万円」の賞金を獲得したビッグジェムや、2008年の貴船Sや2009年のすばるSなどを制し、「9276万円」の賞金を獲得したペプチドルビーなどが挙げられます。
2021年の沼川オーナーは、ペプチドバンブーが名鉄杯を制するなど、キャリアハイとなる「13勝」を上げ、「1億6519万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし一昨年は、「6勝・獲得賞金8925万円」と、前年を大きく下回っておりましたので、昨年の沼川オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年はペプチドナイルがオープンの大沼SとマリーンSを制するなど、獲得賞金が1億6413万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/10/19 (土) 16:27
対象レース:2024/10/20(日)新潟11R・新潟牝馬S
見出し:弟が調教助手としてエイシンプレストンを担当しとったんや
掲載日:2024/10/19 (土) 16:27
対象レース:2024/10/20(日)新潟11R・新潟牝馬S
見出し:弟が調教助手としてエイシンプレストンを担当しとったんや
これからの時期は、毎年、インフルエンザにかかる人が多くなりますな。
インフルエンザに感染する理由は、くしゃみとか咳とかの飛沫感染と、電車の吊り革とかドアノブとかに触って起きる接触感染がほとんどって言われとるから、これからの時期は、マスクを着けたり、手洗いとうがいを徹底するとか、しっかり対策しとった方がエエやろ。
でもって今回は、藤原英昭君が新潟牝馬Sに使う、ホールネスの話をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、藤原君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを管理しとった星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。
藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。
藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着に入ったメジロモンスニーなどを担当しとりました。
もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。
ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二さんの厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。
前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。
それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になっとったし、今まで一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。
そんで、2021年までの3年間は、
2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
っちゅう成績で、2018年を大きく下回っとったんやけど、一昨年は、JRAで40勝を上げて、稼いだ賞金は「9億5308万円」と、少しやけど2021年を上回っとったし、海外では、シャフリヤールで1着賞金が348万ドルのドバイシーマクラシックを勝つなど、全部で「約4億6663万円」を稼いどったんや。
ただ、去年は勢いが止まっとって、「33勝・獲得賞金6億4352万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく下回っとったから、今年を迎えるにあたって藤原君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、今年は…
インフルエンザに感染する理由は、くしゃみとか咳とかの飛沫感染と、電車の吊り革とかドアノブとかに触って起きる接触感染がほとんどって言われとるから、これからの時期は、マスクを着けたり、手洗いとうがいを徹底するとか、しっかり対策しとった方がエエやろ。
でもって今回は、藤原英昭君が新潟牝馬Sに使う、ホールネスの話をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、藤原君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを管理しとった星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。
藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。
藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着に入ったメジロモンスニーなどを担当しとりました。
もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。
ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二さんの厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。
前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。
それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になっとったし、今まで一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。
そんで、2021年までの3年間は、
2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
っちゅう成績で、2018年を大きく下回っとったんやけど、一昨年は、JRAで40勝を上げて、稼いだ賞金は「9億5308万円」と、少しやけど2021年を上回っとったし、海外では、シャフリヤールで1着賞金が348万ドルのドバイシーマクラシックを勝つなど、全部で「約4億6663万円」を稼いどったんや。
ただ、去年は勢いが止まっとって、「33勝・獲得賞金6億4352万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく下回っとったから、今年を迎えるにあたって藤原君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/10/18 (金) 18:48
対象レース:2024/10/19(土)東京11R・富士S
見出し:2016年と2017年のスプリンターズSを連覇しております
掲載日:2024/10/18 (金) 18:48
対象レース:2024/10/19(土)東京11R・富士S
見出し:2016年と2017年のスプリンターズSを連覇しております
お疲れさまです。
今回、私から報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「東京ホースレーシング」が富士Sに出走させる、レッドモンレーヴについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワライディング」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長を務めており、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、クラブ法人の名称が変更された2007年に、愛馬会法人の名称も「ユーワホースクラブ」から「東京サラブレッドクラブ」となり、現在は「レッド」と「ルージュ」の冠名で募集馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を制するなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
ただ、その後の2年間は、
2020年→40勝・獲得賞金8億9869万円
2021年→39勝・獲得賞金7億1459万
と、成績が完全に右肩下がりとなっておりましたので、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、レッドガランで中山金杯と新潟大賞典を制するなど、「44勝・獲得賞金8億2714万円」という、2021年を上回る成績を残しており、昨年も、レッドモンレーヴで京王杯SCを制するなど、合計で40勝を上げ、獲得賞金は「9億9149万円」と、一昨年の数字を大きく上回っておりました。
ただ、今年は…
今回、私から報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「東京ホースレーシング」が富士Sに出走させる、レッドモンレーヴについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワライディング」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長を務めており、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、クラブ法人の名称が変更された2007年に、愛馬会法人の名称も「ユーワホースクラブ」から「東京サラブレッドクラブ」となり、現在は「レッド」と「ルージュ」の冠名で募集馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を制するなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
ただ、その後の2年間は、
2020年→40勝・獲得賞金8億9869万円
2021年→39勝・獲得賞金7億1459万
と、成績が完全に右肩下がりとなっておりましたので、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、レッドガランで中山金杯と新潟大賞典を制するなど、「44勝・獲得賞金8億2714万円」という、2021年を上回る成績を残しており、昨年も、レッドモンレーヴで京王杯SCを制するなど、合計で40勝を上げ、獲得賞金は「9億9149万円」と、一昨年の数字を大きく上回っておりました。
ただ、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/10/18 (金) 17:39
対象レース:2024/10/19(土)京都11R・オータムリーフS
見出し:福島県内でパチンコホールを展開していますの
掲載日:2024/10/18 (金) 17:39
対象レース:2024/10/19(土)京都11R・オータムリーフS
見出し:福島県内でパチンコホールを展開していますの
皆さんごきげんよう。
今回は、宮川純造オーナーがオータムリーフSに出走させる、ゼルトザームについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、宮川オーナーの本業は、「株式会社北星商事」(福島県福島市野田町)の代表取締役ですわね。
1965年に創業された同社は、福島市内で「三ツ星」というパチンコホールを展開していまして、現在は、福島駅の近くにある「野田町店」と「野田町2号店」、飯塚線の桜水駅の近くにある「笹谷店」の計3店舗がありますの。
この内、同じ敷地内にあるパチンコ専門店の「野田町店」とスロット専門店の「野田町2号店」は、「福島駅から徒歩圏内」という利便性の高い立地に、合計で400機近くもの台を設置していますし、「笹谷店」は、200台以上の駐車スペースを完備していて、パチンコ台とスロット台を合計すると300機以上もある大型店で、こちらも「駅の近く」という立地ですわ。
もちろん、福島市内の方であれば、間違いなく「パチンコ三ツ星」の存在を知っているのでしょうから、「株式会社北星商事」の代表を務めている宮川オーナーは、「誰もが認める福島の有力者」と言えますわね。
JRA馬主としての宮川オーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランでして、現在は福島馬主協会の理事を務めていますし、これまでに90頭近くを所有していて、その中の代表的な存在としては、2010年の札幌2歳Sを制したオールアズワンや、2011年の函館2歳Sを制したファインチョイスが挙げられますわ。
2011年、ファインチョイスの活躍などにより、「7勝・獲得賞金1億1292万円」という成績を残した宮川オーナーは、その後、
2012年→2勝・獲得賞金5342万円
2013年→5勝・獲得賞金1億0526万円
2014年→2勝・獲得賞金5092万円
2015年→4勝・獲得賞金1億0232万円
2016年→4勝・獲得賞金7956万円
2017年→4勝・獲得賞金6700万円
2018年→5勝・獲得賞金1億0522万円
という形で伸び悩んでいましたけど、2019年は、ヴェンジェンスでみやこSを制して、8年振りの重賞勝ちを飾るなど、「7勝・獲得賞金1億5484万円」という、過去最高の成績を残していましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→2勝・獲得賞金8070万円
2021年→2勝・獲得賞金4576万円
2022年→2勝・獲得賞金3108万円
と、再び数字が伸び悩んでいましたので、昨年の宮川オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と強く願っていたのでしょうね。
実際、昨年は函館2歳Sをゼルトザームで制するなど、7勝を上げて、獲得賞金は「1億4406万円」と、一昨年までの数字を大きく上回っていましたの。
ただ…
今回は、宮川純造オーナーがオータムリーフSに出走させる、ゼルトザームについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、宮川オーナーの本業は、「株式会社北星商事」(福島県福島市野田町)の代表取締役ですわね。
1965年に創業された同社は、福島市内で「三ツ星」というパチンコホールを展開していまして、現在は、福島駅の近くにある「野田町店」と「野田町2号店」、飯塚線の桜水駅の近くにある「笹谷店」の計3店舗がありますの。
この内、同じ敷地内にあるパチンコ専門店の「野田町店」とスロット専門店の「野田町2号店」は、「福島駅から徒歩圏内」という利便性の高い立地に、合計で400機近くもの台を設置していますし、「笹谷店」は、200台以上の駐車スペースを完備していて、パチンコ台とスロット台を合計すると300機以上もある大型店で、こちらも「駅の近く」という立地ですわ。
もちろん、福島市内の方であれば、間違いなく「パチンコ三ツ星」の存在を知っているのでしょうから、「株式会社北星商事」の代表を務めている宮川オーナーは、「誰もが認める福島の有力者」と言えますわね。
JRA馬主としての宮川オーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランでして、現在は福島馬主協会の理事を務めていますし、これまでに90頭近くを所有していて、その中の代表的な存在としては、2010年の札幌2歳Sを制したオールアズワンや、2011年の函館2歳Sを制したファインチョイスが挙げられますわ。
2011年、ファインチョイスの活躍などにより、「7勝・獲得賞金1億1292万円」という成績を残した宮川オーナーは、その後、
2012年→2勝・獲得賞金5342万円
2013年→5勝・獲得賞金1億0526万円
2014年→2勝・獲得賞金5092万円
2015年→4勝・獲得賞金1億0232万円
2016年→4勝・獲得賞金7956万円
2017年→4勝・獲得賞金6700万円
2018年→5勝・獲得賞金1億0522万円
という形で伸び悩んでいましたけど、2019年は、ヴェンジェンスでみやこSを制して、8年振りの重賞勝ちを飾るなど、「7勝・獲得賞金1億5484万円」という、過去最高の成績を残していましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→2勝・獲得賞金8070万円
2021年→2勝・獲得賞金4576万円
2022年→2勝・獲得賞金3108万円
と、再び数字が伸び悩んでいましたので、昨年の宮川オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と強く願っていたのでしょうね。
実際、昨年は函館2歳Sをゼルトザームで制するなど、7勝を上げて、獲得賞金は「1億4406万円」と、一昨年までの数字を大きく上回っていましたの。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2024/10/18 (金) 14:15
対象レース:2024/10/19(土)新潟11R・北陸S
見出し:パンサラッサを引退させたことが響き…
掲載日:2024/10/18 (金) 14:15
対象レース:2024/10/19(土)新潟11R・北陸S
見出し:パンサラッサを引退させたことが響き…
本日の東京為替市場における円対ドルは、少し前に私が確認したところ、前日比18銭の円安・ドル高となる、1ドル=149円94~95銭で推移しておりました。
9月の米小売売上高が良好だったことや、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が市場予想を上回ったことなどを受け、積極的にドルが買われておりますので、今後の動きを慎重に見極めたいところです。
ただ、これらに関する詳細は別の機会にご連絡することとして、ここからは、今回は、一口馬主クラブの「広尾レース」が北陸Sに出走させる、ランドオブラヴについての報告をしておきましょう。
皆様もよくご存知の通り、「広尾レース株式会社」は、1995年に「サウスニア株式会社」として創業されており、過去には、シンボリルドルフやシンボリクリスエスなどで有名な「シンボリ牧場」と深く関わっていた時期があります。
この理由は、当時、クラブの代表を務めていた松平正樹氏と、「シンボリ牧場」の代表・和田孝弘氏が、高校の同級生だったからなのでしょう。
そして同クラブは、2007年の3月、愛馬会法人の名称を「サウスニアレースホースクラブ」から「広尾サラブレッド倶楽部」に、クラブ法人の名称を「サウスニア」から「広尾レース」に、それぞれ変更しており、現在は、「一口ライフで馬主気分を味わうなら広尾サラブレッド倶楽部」というキャッチコピーを用い、入会金や馬代金などが「0円」になるプランを導入している上、通常は「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「2000口」に増やし、単価を大きく引き下げるシステムを採用しております。
「広尾レース」は、これまでに300頭ほどをJRAで走らせており、代表的な存在としては、2009年の函館2歳Sを制したステラリード、2011年のダービー卿CTを制したブリッツェンや、一昨年のドバイターフと昨年のサウジカップを制したパンサラッサなどが挙げられるでしょう。
2009年の「広尾レース」は、過去最多となる19勝を上げ、「2億9704万円」の賞金を獲得しており、2010年には、15勝を上げ、「3億1047万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は数字が伸び悩んでいたものの、2020年は、クレッシェンドラヴで七夕賞を制するなど、「久々の2ケタ勝利」となる11勝を上げ、尚且つ、「3億6235万円」というキャリアハイの賞金を獲得しております。
しかし2021年は、バスラットレオンでニュージーランドTを、キングエルメスで京王杯2歳Sを、パンサラッサで福島記念を制したものの、他の馬がそれほど活躍できなかったことから、「9勝・獲得賞金2億3922万円」という、前年を下回る成績に留まっておりましたので、一昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、JRAに於いて、パンサラッサで中山記念を制するなど、8勝を上げ、獲得賞金は「3億1753万円」と、前年を上回っており、更に海外では、バスラットレオンでゴドルフィンマイル(G2)を制し、パンサラッサでドバイターフを制し、この2レースで「約3億2000万円」の賞金を獲得しております。
そして昨年は、バスラットレオンで1351ターフスプリント(G3)を制し、パンサラッサでサウジカップ(G1)を制し、この2レースで「約14億5600万円」の賞金を獲得しましたが、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「1億7491万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
また、今年は更に状況が悪化しており、国内外で「18億4466万円」の賞金を獲得していたパンサラッサを、昨年のジャパンCを最後に引退させたことなどが響き、先週までの獲得賞金が「1億3290万円」(JRAのみ)と、まだ一昨年の4割ほどに留まっておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
なお、「広尾レース」は…
9月の米小売売上高が良好だったことや、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が市場予想を上回ったことなどを受け、積極的にドルが買われておりますので、今後の動きを慎重に見極めたいところです。
ただ、これらに関する詳細は別の機会にご連絡することとして、ここからは、今回は、一口馬主クラブの「広尾レース」が北陸Sに出走させる、ランドオブラヴについての報告をしておきましょう。
皆様もよくご存知の通り、「広尾レース株式会社」は、1995年に「サウスニア株式会社」として創業されており、過去には、シンボリルドルフやシンボリクリスエスなどで有名な「シンボリ牧場」と深く関わっていた時期があります。
この理由は、当時、クラブの代表を務めていた松平正樹氏と、「シンボリ牧場」の代表・和田孝弘氏が、高校の同級生だったからなのでしょう。
そして同クラブは、2007年の3月、愛馬会法人の名称を「サウスニアレースホースクラブ」から「広尾サラブレッド倶楽部」に、クラブ法人の名称を「サウスニア」から「広尾レース」に、それぞれ変更しており、現在は、「一口ライフで馬主気分を味わうなら広尾サラブレッド倶楽部」というキャッチコピーを用い、入会金や馬代金などが「0円」になるプランを導入している上、通常は「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「2000口」に増やし、単価を大きく引き下げるシステムを採用しております。
「広尾レース」は、これまでに300頭ほどをJRAで走らせており、代表的な存在としては、2009年の函館2歳Sを制したステラリード、2011年のダービー卿CTを制したブリッツェンや、一昨年のドバイターフと昨年のサウジカップを制したパンサラッサなどが挙げられるでしょう。
2009年の「広尾レース」は、過去最多となる19勝を上げ、「2億9704万円」の賞金を獲得しており、2010年には、15勝を上げ、「3億1047万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は数字が伸び悩んでいたものの、2020年は、クレッシェンドラヴで七夕賞を制するなど、「久々の2ケタ勝利」となる11勝を上げ、尚且つ、「3億6235万円」というキャリアハイの賞金を獲得しております。
しかし2021年は、バスラットレオンでニュージーランドTを、キングエルメスで京王杯2歳Sを、パンサラッサで福島記念を制したものの、他の馬がそれほど活躍できなかったことから、「9勝・獲得賞金2億3922万円」という、前年を下回る成績に留まっておりましたので、一昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、JRAに於いて、パンサラッサで中山記念を制するなど、8勝を上げ、獲得賞金は「3億1753万円」と、前年を上回っており、更に海外では、バスラットレオンでゴドルフィンマイル(G2)を制し、パンサラッサでドバイターフを制し、この2レースで「約3億2000万円」の賞金を獲得しております。
そして昨年は、バスラットレオンで1351ターフスプリント(G3)を制し、パンサラッサでサウジカップ(G1)を制し、この2レースで「約14億5600万円」の賞金を獲得しましたが、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「1億7491万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
また、今年は更に状況が悪化しており、国内外で「18億4466万円」の賞金を獲得していたパンサラッサを、昨年のジャパンCを最後に引退させたことなどが響き、先週までの獲得賞金が「1億3290万円」(JRAのみ)と、まだ一昨年の4割ほどに留まっておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
なお、「広尾レース」は…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/10/17 (木) 19:23
対象レース:2024/10/20(日)京都11R・菊花賞
見出し:高校の時はスピードスケートをやっとったんやけど
掲載日:2024/10/17 (木) 19:23
対象レース:2024/10/20(日)京都11R・菊花賞
見出し:高校の時はスピードスケートをやっとったんやけど
最近、ワシが楽しみにしとるんは、夜の9時から「時代劇専門チャンネル」で再放送されとる「座頭市物語」なんですわ。
これは、映画が大ヒットした「座頭市」のテレビシリーズ版で、植木等さんや松坂慶子さんとか、豪華なゲストが出演しとるし、誰でもよう知っとるようなことやけど、主演の勝新太郎さんがホンマにエエ演技をしとるんで、何度見ても、全く飽きないんや。
で、ワシが菊花賞で期待しとるんは、坂口智康君の厩舎が使うビザンチンドリームなんですわ。
滋賀県出身の坂口君は、親父さんが、2019年の2月一杯で調教師を引退した坂口正則さんで、この厩舎は、皆さんもよう知っとる通り、エイシンサニーを使った1990年のオークスとか、JRAの重賞を27回も勝っとったし、海外でも、エイシンヒカリを使った2015年の香港C(G1)と2016年のイスパーン賞(仏・G1)を勝っとりました。
それに、調教師として、宝塚記念を勝ったハマノパレードとかを管理しとって、通算690勝を上げとった坂口正二さんは正則さんの叔父さんやし、マヤノトップガンやキングヘイローやデュランダルとかを管理しとって、2011年に調教師を引退した坂口正大(まさひろ)さんは、正則さんの従兄弟にあたるんやから、「筋金入りの競馬一家」と言えますな。
こういう環境で育った智康君は、中学の時は野球、高校の時はスピードスケートをやっとったんやけど、正則さんの仕事を見とる内に、「自分も競馬の世界で働きたい」と思うようになって、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に進んで、それから乗馬を始めたんや。
大学を出てからは、千葉の牧場で2年くらい働いて、その後、2007年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から親父さんの坂口正則厩舎で厩務員と調教助手をやって、2018年に調教師の試験に受かるまでの11年間、ずっと坂口厩舎で経験を積んで、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに、彼と同じく、2019年の3月に開業した調教師は、石坂公一君、稲垣幸雄君、上村洋行君、加藤士津八君、長谷川浩大君、深山雅史君がいますな。
で、智康君の厩舎は、開業1年目に、「11勝・獲得賞金2億2340万円」っちゅう、同期の中で一番の成績を残しとったし、ゴールドクイーンを使った地方交流のかきつばた記念で、初めての重賞勝ちを飾っとるように、調教師としてまずまずのスタートやったんですわ。
開業2年目やった2020年は、6勝しか上げられんかったこともあって、稼いだ賞金が「1億2325万円」と、前の年を下回ったんやけど、その後の2年間は、
2021年→15勝・獲得賞金2億1000万円
2022年→14勝・獲得賞金2億4980万円
と、賞金が右肩上がりやったし、特に一昨年は、エイシンクリックを使った阪神スプリングJで、初めてJRAの重賞を勝っとりました。
そんで去年は、一昨年と同じ14勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「2億2061万円」と、一昨年を下回っとったんで、今年を迎えるにあたって、智康君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、今年はビザンチンドリームで…
これは、映画が大ヒットした「座頭市」のテレビシリーズ版で、植木等さんや松坂慶子さんとか、豪華なゲストが出演しとるし、誰でもよう知っとるようなことやけど、主演の勝新太郎さんがホンマにエエ演技をしとるんで、何度見ても、全く飽きないんや。
で、ワシが菊花賞で期待しとるんは、坂口智康君の厩舎が使うビザンチンドリームなんですわ。
滋賀県出身の坂口君は、親父さんが、2019年の2月一杯で調教師を引退した坂口正則さんで、この厩舎は、皆さんもよう知っとる通り、エイシンサニーを使った1990年のオークスとか、JRAの重賞を27回も勝っとったし、海外でも、エイシンヒカリを使った2015年の香港C(G1)と2016年のイスパーン賞(仏・G1)を勝っとりました。
それに、調教師として、宝塚記念を勝ったハマノパレードとかを管理しとって、通算690勝を上げとった坂口正二さんは正則さんの叔父さんやし、マヤノトップガンやキングヘイローやデュランダルとかを管理しとって、2011年に調教師を引退した坂口正大(まさひろ)さんは、正則さんの従兄弟にあたるんやから、「筋金入りの競馬一家」と言えますな。
こういう環境で育った智康君は、中学の時は野球、高校の時はスピードスケートをやっとったんやけど、正則さんの仕事を見とる内に、「自分も競馬の世界で働きたい」と思うようになって、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に進んで、それから乗馬を始めたんや。
大学を出てからは、千葉の牧場で2年くらい働いて、その後、2007年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から親父さんの坂口正則厩舎で厩務員と調教助手をやって、2018年に調教師の試験に受かるまでの11年間、ずっと坂口厩舎で経験を積んで、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに、彼と同じく、2019年の3月に開業した調教師は、石坂公一君、稲垣幸雄君、上村洋行君、加藤士津八君、長谷川浩大君、深山雅史君がいますな。
で、智康君の厩舎は、開業1年目に、「11勝・獲得賞金2億2340万円」っちゅう、同期の中で一番の成績を残しとったし、ゴールドクイーンを使った地方交流のかきつばた記念で、初めての重賞勝ちを飾っとるように、調教師としてまずまずのスタートやったんですわ。
開業2年目やった2020年は、6勝しか上げられんかったこともあって、稼いだ賞金が「1億2325万円」と、前の年を下回ったんやけど、その後の2年間は、
2021年→15勝・獲得賞金2億1000万円
2022年→14勝・獲得賞金2億4980万円
と、賞金が右肩上がりやったし、特に一昨年は、エイシンクリックを使った阪神スプリングJで、初めてJRAの重賞を勝っとりました。
そんで去年は、一昨年と同じ14勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「2億2061万円」と、一昨年を下回っとったんで、今年を迎えるにあたって、智康君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、今年はビザンチンドリームで…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/10/16 (水) 16:09
対象レース:2024/10/20(日)京都11R・菊花賞
見出し:愛馬会法人の代表は岩見沢東高校と慶応大学の卒業生です
掲載日:2024/10/16 (水) 16:09
対象レース:2024/10/20(日)京都11R・菊花賞
見出し:愛馬会法人の代表は岩見沢東高校と慶応大学の卒業生です
本日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比730円25銭安の3万9180円30銭で取引を終えておりました。
オランダの大手半導体メーカー、「ASMLホールディング」が、業績の見通しを下方修正したことを受け、「東京エレクトロン」、「レーザーテック」といった半導体関連の銘柄が大きく値を下げており、明日以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めたいところです。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、一口馬主クラブの「キャロットファーム」が菊花賞に登録している、ヘデントールに注目しております。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。
更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などで、ウクライナ情勢や中東情勢などについて解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、
1位:サンデーレーシング→91勝・獲得賞金25億2917万円
2位:キャロットファーム→90勝・獲得賞金20億2642万円
3位:社台レースホース→74勝・獲得賞金18億2091万円
と記せば分かる通り、2位となっておりますが、3位の「社台レースホース」との差は「2億0551万円」であり、今後も…
オランダの大手半導体メーカー、「ASMLホールディング」が、業績の見通しを下方修正したことを受け、「東京エレクトロン」、「レーザーテック」といった半導体関連の銘柄が大きく値を下げており、明日以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めたいところです。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、一口馬主クラブの「キャロットファーム」が菊花賞に登録している、ヘデントールに注目しております。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。
更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などで、ウクライナ情勢や中東情勢などについて解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、
1位:サンデーレーシング→91勝・獲得賞金25億2917万円
2位:キャロットファーム→90勝・獲得賞金20億2642万円
3位:社台レースホース→74勝・獲得賞金18億2091万円
と記せば分かる通り、2位となっておりますが、3位の「社台レースホース」との差は「2億0551万円」であり、今後も…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/10/15 (火) 18:04
対象レース:2024/10/20(日)京都11R・菊花賞
見出し:イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用していましたわね
掲載日:2024/10/15 (火) 18:04
対象レース:2024/10/20(日)京都11R・菊花賞
見出し:イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用していましたわね
皆さんごきげんよう。
今回は、寺田寿男オーナーが菊花賞に登録している、ウエストナウについての報告をしておきますわ。
寺田寿男オーナーの本業は、大阪府の大阪市中央区に本社を構えている、「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長でして、現在、同社の名誉会長を努めているのは、寿男オーナーの奥様で、同じくJRAの馬主でもある寺田千代乃オーナーですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたわ。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴って、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更していますわね。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加えて、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業も展開していて、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
■フェラーリやポルシェといった外車の輸入を手掛けている「アートスポーツ」(大阪府大阪市)
といった系列企業を有するまでに成長していますし、一昨年の1月1日(土)には、引越事業が中核であることを明確にするため、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
2023年9月期の決算では、「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」を記録していて、現在はグループ全体で3700名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から二人三脚で大きく成長させたオーナー夫妻のことは、多くの方が尊敬しているのでしょうね。
馬主としての寿男オーナーは、私が確認しましたところ、1999年にJRAで馬を走らせ始めていて、これまでに100頭以上を所有していますし、一昨年は6勝を上げ、「1億4605万円」の賞金を獲得していましたの。
そして昨年は、7勝を上げましたけど、特別レースを勝てなかったことなどから、獲得賞金は「1億0303万円」と、一昨年を下回ってしまいましたわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって寿男オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし…
今回は、寺田寿男オーナーが菊花賞に登録している、ウエストナウについての報告をしておきますわ。
寺田寿男オーナーの本業は、大阪府の大阪市中央区に本社を構えている、「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長でして、現在、同社の名誉会長を努めているのは、寿男オーナーの奥様で、同じくJRAの馬主でもある寺田千代乃オーナーですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたわ。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴って、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更していますわね。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加えて、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業も展開していて、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
■フェラーリやポルシェといった外車の輸入を手掛けている「アートスポーツ」(大阪府大阪市)
といった系列企業を有するまでに成長していますし、一昨年の1月1日(土)には、引越事業が中核であることを明確にするため、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
2023年9月期の決算では、「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」を記録していて、現在はグループ全体で3700名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から二人三脚で大きく成長させたオーナー夫妻のことは、多くの方が尊敬しているのでしょうね。
馬主としての寿男オーナーは、私が確認しましたところ、1999年にJRAで馬を走らせ始めていて、これまでに100頭以上を所有していますし、一昨年は6勝を上げ、「1億4605万円」の賞金を獲得していましたの。
そして昨年は、7勝を上げましたけど、特別レースを勝てなかったことなどから、獲得賞金は「1億0303万円」と、一昨年を下回ってしまいましたわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって寿男オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/10/15 (火) 16:58
対象レース:2024/10/19(土)東京11R・富士S
見出し:山梨県笛吹市に本社を構え、精密機器の輸送などを…
掲載日:2024/10/15 (火) 16:58
対象レース:2024/10/19(土)東京11R・富士S
見出し:山梨県笛吹市に本社を構え、精密機器の輸送などを…
10月17日(木)から20日(日)まで、「マスターズゴルフ倶楽部」(兵庫県三木市)では、「NOBUTA・GROUP・マスターズGC・レディース」が開催されます。
この大会には、現在、「メルセデス・ランキング」で1位となっている竹田麗央選手や、先週の「富士通レディース」で今季の初優勝を飾り、同ランキングで2位となっている山下美夢有選手などが参戦しますので、どのような結果となるのか、最後まで目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーが富士Sに登録している、ロジリオンについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。
また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。
しかし、一昨年までの4年間は、
2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円
という形で数字が伸び悩んでおりました。
当然、昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして今年は…
この大会には、現在、「メルセデス・ランキング」で1位となっている竹田麗央選手や、先週の「富士通レディース」で今季の初優勝を飾り、同ランキングで2位となっている山下美夢有選手などが参戦しますので、どのような結果となるのか、最後まで目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーが富士Sに登録している、ロジリオンについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。
また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。
しかし、一昨年までの4年間は、
2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円
という形で数字が伸び悩んでおりました。
当然、昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・関西馬運車ドライバーY
掲載日:2024/10/13 (日) 18:41
対象レース:2024/10/14(月)東京11R・府中牝馬S
見出し:角居先生の代わりにインタビューを受けることが多かったんですわ
掲載日:2024/10/13 (日) 18:41
対象レース:2024/10/14(月)東京11R・府中牝馬S
見出し:角居先生の代わりにインタビューを受けることが多かったんですわ
こんちは。
前にも書いたことやし、調教師情報部の皆さんは、元からよう知っとるんやろうけど、美浦から競馬場に馬を運ぶ場合は、9割方、JRAの子会社・「日本馬匹(ばひつ)輸送株式会社」の馬運車を使うんですわ。
せやけど、栗東から競馬場に馬を運ぶ場合は、全部で7つある民間の会社に頼むことになっとります。
そんな中でも、ワシが「最近よく使われとるな」と思うんは、「東海馬匹輸送株式会社」の馬運車なんですわ。
東海さんは、日野自動車の「プロフィア」っちゅうトラックをベース車両にした馬運車を使っとって、ワシが聞いた話によれば、1台を完成させるのに6500万円くらい掛かっとるそうやから、理由を知らん方やったら、「そんなにするんか」って驚くんやろうな。
せやけど、普通のトラックと違って、馬運車は、馬房に馬用の強力なエアコンを付けたり、馬を降ろす時に車高を下げられるようにエアサスを付けたり、ドライバーと輸送に付き添う厩務員さんの両方が寝られるベッドを付けたり、前を向いたままで馬の状態を確認できるようにカメラとモニターを付けたりと、数え切れんほど多くのものを後から付けなアカンから、どうしても金が掛かってしまうんや。
さて、ボチボチ本題に入りますけど、今回は、辻野泰之先生の厩舎が府中牝馬Sに使う、マスクトディーヴァについての報告をしときます。
1981年生まれで、大阪府枚方市出身の辻野先生は、中学生の頃、テレビゲームの「ダービースタリオン」をやったことと、週刊少年ジャンプで連載されとった漫画、「みどりのマキバオー」を読んだことから競馬に興味を持ったそうですわ。
でもって、高校生の頃には、2012年まで乗り役をやっとって、今は調教師をやっとる長谷川浩大先生とかが通っとった「京都競馬場乗馬センター」で馬乗りを習っとったんや。
高校を卒業した後、辻野先生は、北海道に行って、「吉澤ステーブル」(浦河郡浦河町西舎)と「社台ファーム」(千歳市東丘)で経験を積んで、2005年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、2006年の10月から角居厩舎で厩務員をやって、その年の11月から調教助手をやっとりました。
角居厩舎におった時の辻野先生は、スポークスマンとして、角居先生の代わりにインタビューを受けることが多かったんで、辻野先生の顔を知っとる競馬ファンは多いんやろうな。
2019年、8回目の挑戦で調教師の試験に受かった辻野先生は、2021年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期の調教師は、小林真也先生、四位洋文先生、鈴木慎太郎先生、杉山佳明先生、田中克典先生、茶木太樹先生、辻哲英先生、畑端省吾先生の8人がおるんですわ。
2021年の辻野先生は、解散した角居厩舎から走る馬を多く引き継いどったこともあって、ロータスランドを使った関屋記念で、同期の中では一番乗りで重賞を勝つなど、年末までに15勝を上げて、稼いだ賞金は「4億1144万円」と、最初の年としてはかなりエエ成績を残しとりました。
2年目やった一昨年は、ロータスランドで京都牝馬Sを勝って、カラテで新潟記念を勝つなど、「29勝・獲得賞金5億6998万円」っちゅう成績を残しとって、2021年の数字を大きく上回っとったし、去年は、マスクトディーヴァでローズSを勝つなど、重賞を3勝、全部で26勝を上げとって、稼いだ賞金は「6億0721万円」と、一昨年の数字を上回っとったんですわ。
そんで今年は…
前にも書いたことやし、調教師情報部の皆さんは、元からよう知っとるんやろうけど、美浦から競馬場に馬を運ぶ場合は、9割方、JRAの子会社・「日本馬匹(ばひつ)輸送株式会社」の馬運車を使うんですわ。
せやけど、栗東から競馬場に馬を運ぶ場合は、全部で7つある民間の会社に頼むことになっとります。
そんな中でも、ワシが「最近よく使われとるな」と思うんは、「東海馬匹輸送株式会社」の馬運車なんですわ。
東海さんは、日野自動車の「プロフィア」っちゅうトラックをベース車両にした馬運車を使っとって、ワシが聞いた話によれば、1台を完成させるのに6500万円くらい掛かっとるそうやから、理由を知らん方やったら、「そんなにするんか」って驚くんやろうな。
せやけど、普通のトラックと違って、馬運車は、馬房に馬用の強力なエアコンを付けたり、馬を降ろす時に車高を下げられるようにエアサスを付けたり、ドライバーと輸送に付き添う厩務員さんの両方が寝られるベッドを付けたり、前を向いたままで馬の状態を確認できるようにカメラとモニターを付けたりと、数え切れんほど多くのものを後から付けなアカンから、どうしても金が掛かってしまうんや。
さて、ボチボチ本題に入りますけど、今回は、辻野泰之先生の厩舎が府中牝馬Sに使う、マスクトディーヴァについての報告をしときます。
1981年生まれで、大阪府枚方市出身の辻野先生は、中学生の頃、テレビゲームの「ダービースタリオン」をやったことと、週刊少年ジャンプで連載されとった漫画、「みどりのマキバオー」を読んだことから競馬に興味を持ったそうですわ。
でもって、高校生の頃には、2012年まで乗り役をやっとって、今は調教師をやっとる長谷川浩大先生とかが通っとった「京都競馬場乗馬センター」で馬乗りを習っとったんや。
高校を卒業した後、辻野先生は、北海道に行って、「吉澤ステーブル」(浦河郡浦河町西舎)と「社台ファーム」(千歳市東丘)で経験を積んで、2005年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、2006年の10月から角居厩舎で厩務員をやって、その年の11月から調教助手をやっとりました。
角居厩舎におった時の辻野先生は、スポークスマンとして、角居先生の代わりにインタビューを受けることが多かったんで、辻野先生の顔を知っとる競馬ファンは多いんやろうな。
2019年、8回目の挑戦で調教師の試験に受かった辻野先生は、2021年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期の調教師は、小林真也先生、四位洋文先生、鈴木慎太郎先生、杉山佳明先生、田中克典先生、茶木太樹先生、辻哲英先生、畑端省吾先生の8人がおるんですわ。
2021年の辻野先生は、解散した角居厩舎から走る馬を多く引き継いどったこともあって、ロータスランドを使った関屋記念で、同期の中では一番乗りで重賞を勝つなど、年末までに15勝を上げて、稼いだ賞金は「4億1144万円」と、最初の年としてはかなりエエ成績を残しとりました。
2年目やった一昨年は、ロータスランドで京都牝馬Sを勝って、カラテで新潟記念を勝つなど、「29勝・獲得賞金5億6998万円」っちゅう成績を残しとって、2021年の数字を大きく上回っとったし、去年は、マスクトディーヴァでローズSを勝つなど、重賞を3勝、全部で26勝を上げとって、稼いだ賞金は「6億0721万円」と、一昨年の数字を上回っとったんですわ。
そんで今年は…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/10/13 (日) 17:35
対象レース:2024/10/14(月)新潟11R・信越S
見出し:「追分ファームの場長」が「クラブ法人の代表」を務めております
掲載日:2024/10/13 (日) 17:35
対象レース:2024/10/14(月)新潟11R・信越S
見出し:「追分ファームの場長」が「クラブ法人の代表」を務めております
最近、ホールに導入された新機種の中で、私が注目しているものの一つは、10月7日(月)に「株式会社ビスティ」から出たパチンコ機、「P宇宙戦艦ヤマト2202超波動砲」です。
これは、同名の大人気アニメをモチーフとしており、大迫力の役物や、3つのステージがある「真波動RUSH」など、様々な機能が搭載されておりますので、今後も多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」が信越Sに出走させる、リュミエールノワルについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人・G1サラブレッドクラブ」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人・G1レーシング」の代表は、晴哉氏のご子息であり、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
一昨年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。
昨年は、50勝を上げたものの、サウジアラビアRCを制したゴンバデカーブース以外の馬がそれほど活躍できなかったこともあり、獲得賞金は「10億3932万円」と、一昨年を大きく下回っております。
そして今年は…
これは、同名の大人気アニメをモチーフとしており、大迫力の役物や、3つのステージがある「真波動RUSH」など、様々な機能が搭載されておりますので、今後も多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」が信越Sに出走させる、リュミエールノワルについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人・G1サラブレッドクラブ」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人・G1レーシング」の代表は、晴哉氏のご子息であり、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
一昨年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。
昨年は、50勝を上げたものの、サウジアラビアRCを制したゴンバデカーブース以外の馬がそれほど活躍できなかったこともあり、獲得賞金は「10億3932万円」と、一昨年を大きく下回っております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/10/12 (土) 18:27
対象レース:2024/10/13(日)京都11R・秋華賞
見出し:笠松競馬場の近くで育ったんですよ
掲載日:2024/10/12 (土) 18:27
対象レース:2024/10/13(日)京都11R・秋華賞
見出し:笠松競馬場の近くで育ったんですよ
どうもこんにちは。
今回は、国枝栄君の厩舎が秋華賞に使う、ステレンボッシュについての報告となります。
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎彰義厩舎と言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったこともあって、8勝しかできなかったんですが、その後は、2年目が9勝、3年目と4年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞を勝っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを22勝、重賞を68勝もしていて、一昨年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めて海外のG1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍によって、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、その後の3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、賞金が10億円を超えていました。
そして一昨年は、さっき書いた通り、7月2日(土)に節目の「JRA通算1000勝」を達成しましたけど、全体では、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも2021年までを大きく下回ってしまったんですよ。
それに、去年も悪い流れが続いて、サクセッションで新潟ジャンプSを、フィアスプライドでターコイズSを勝つなど、全部で41勝を上げましたけど、GⅠに2回しか馬を使えなかったことなどから、稼いだ賞金は「8億0741万円」と、やはり2021年までの数字を大きく下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって国枝君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
今回は、国枝栄君の厩舎が秋華賞に使う、ステレンボッシュについての報告となります。
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎彰義厩舎と言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったこともあって、8勝しかできなかったんですが、その後は、2年目が9勝、3年目と4年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞を勝っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを22勝、重賞を68勝もしていて、一昨年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めて海外のG1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍によって、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、その後の3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、賞金が10億円を超えていました。
そして一昨年は、さっき書いた通り、7月2日(土)に節目の「JRA通算1000勝」を達成しましたけど、全体では、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも2021年までを大きく下回ってしまったんですよ。
それに、去年も悪い流れが続いて、サクセッションで新潟ジャンプSを、フィアスプライドでターコイズSを勝つなど、全部で41勝を上げましたけど、GⅠに2回しか馬を使えなかったことなどから、稼いだ賞金は「8億0741万円」と、やはり2021年までの数字を大きく下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって国枝君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/10/12 (土) 17:03
対象レース:2024/10/13(日)東京11R・オクトーバーS
見出し:奥様は元女優の二谷友里恵さんです
掲載日:2024/10/12 (土) 17:03
対象レース:2024/10/13(日)東京11R・オクトーバーS
見出し:奥様は元女優の二谷友里恵さんです
皆さまお元気ですか。
今回は、平田修オーナーがオクトーバーSに出走させる、ボーンディスウェイについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、平田修オーナーは、「アルプスの少女ハイジ」のテレビCMなどでよく目にする、「家庭教師のトライ」で有名な「株式会社トライグループ」(東京都千代田区飯田橋)の創業者です。
立教大学の経済学部を卒業後、学習塾を個人経営していた平田オーナーは、1987年の1月、「富山大学トライ」というサークルを設立し、家庭教師の派遣事業を開始しました。
その後は、
1990年4月→「株式会社トライグループ」として法人化
1999年2月→全国47都道府県に拠点を展開
2000年4月→個別指導塾を運営する事業を開始
といった形で順調に事業を拡大しており、2005年の4月、平田オーナーの奥様であり、元女優の二谷友里恵さんに代表取締役社長の座を譲っております。
そして現在は、全国に約1100ヶ所の拠点を構え、登録教師数は33万人を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた平田オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての平田オーナーは、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに50頭以上を所有しており、現在は、「新潟馬主協会」の相談役を務めております。
2019年のオーナーは、5勝を上げ、「7081万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の3年間は、
2020年→2勝・獲得賞金5751万円
2021年→4勝・獲得賞金6242万円
2022年→1勝・獲得賞金4009万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたので、昨年の平田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、昨年は、特別レースを3勝するなど、5勝を上げ、獲得賞金は「1億1195万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
更に…
今回は、平田修オーナーがオクトーバーSに出走させる、ボーンディスウェイについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、平田修オーナーは、「アルプスの少女ハイジ」のテレビCMなどでよく目にする、「家庭教師のトライ」で有名な「株式会社トライグループ」(東京都千代田区飯田橋)の創業者です。
立教大学の経済学部を卒業後、学習塾を個人経営していた平田オーナーは、1987年の1月、「富山大学トライ」というサークルを設立し、家庭教師の派遣事業を開始しました。
その後は、
1990年4月→「株式会社トライグループ」として法人化
1999年2月→全国47都道府県に拠点を展開
2000年4月→個別指導塾を運営する事業を開始
といった形で順調に事業を拡大しており、2005年の4月、平田オーナーの奥様であり、元女優の二谷友里恵さんに代表取締役社長の座を譲っております。
そして現在は、全国に約1100ヶ所の拠点を構え、登録教師数は33万人を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた平田オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての平田オーナーは、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに50頭以上を所有しており、現在は、「新潟馬主協会」の相談役を務めております。
2019年のオーナーは、5勝を上げ、「7081万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の3年間は、
2020年→2勝・獲得賞金5751万円
2021年→4勝・獲得賞金6242万円
2022年→1勝・獲得賞金4009万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたので、昨年の平田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、昨年は、特別レースを3勝するなど、5勝を上げ、獲得賞金は「1億1195万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
更に…
発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2024/10/11 (金) 18:49
対象レース:2024/10/12(土)京都11R・大阪スポーツ杯
見出し:毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ
掲載日:2024/10/11 (金) 18:49
対象レース:2024/10/12(土)京都11R・大阪スポーツ杯
見出し:毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ
先週の土曜日、新潟の4Rに組まれとった障害の未勝利戦は、小牧加矢太君が乗っとったインプレスが勝ちましたな。
誰でもよう知っとる通り、元々、加矢太君は馬術をやっとって、2021年に障害の騎手試験を受けて、一昨年から乗り役をやっとるんですわ。
今年の加矢太君は、ホッコーメヴィウスに乗っとった新潟ジャンプSで初めての重賞勝ちを飾るなど、先週までに15勝を上げて、「障害リーディング1位」になっとるし、一昨日には、兵庫県の「三木ホースランドパーク」でやっとった、「佐賀国民スポーツ大会」の馬術競技の「ダービー部門」で優勝しとるように、競馬と馬術の両方で活躍しとるんやから、ホンマに大したもんですな。
そんでもって今回は、矢作芳人君が大阪スポーツ杯に使う、ミスティックロアのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東京大学に何人も合格者を出しとる開成高校(東京都荒川区)を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「523戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「504戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「391戦」やったんやから、どれだけ多かったんかがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
2021年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、2021年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、一昨年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって去年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどったし、JRAでは、51勝を上げたんやけど、リーディングは、55勝でトップやった杉山晴紀厩舎と4勝差の2位で終わっとって、前の年に4勝しとった重賞が、1勝だけやったこともあって、稼いだ賞金は「11億0206万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。
しかも…
誰でもよう知っとる通り、元々、加矢太君は馬術をやっとって、2021年に障害の騎手試験を受けて、一昨年から乗り役をやっとるんですわ。
今年の加矢太君は、ホッコーメヴィウスに乗っとった新潟ジャンプSで初めての重賞勝ちを飾るなど、先週までに15勝を上げて、「障害リーディング1位」になっとるし、一昨日には、兵庫県の「三木ホースランドパーク」でやっとった、「佐賀国民スポーツ大会」の馬術競技の「ダービー部門」で優勝しとるように、競馬と馬術の両方で活躍しとるんやから、ホンマに大したもんですな。
そんでもって今回は、矢作芳人君が大阪スポーツ杯に使う、ミスティックロアのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東京大学に何人も合格者を出しとる開成高校(東京都荒川区)を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「523戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「504戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「391戦」やったんやから、どれだけ多かったんかがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
2021年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、2021年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、一昨年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって去年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどったし、JRAでは、51勝を上げたんやけど、リーディングは、55勝でトップやった杉山晴紀厩舎と4勝差の2位で終わっとって、前の年に4勝しとった重賞が、1勝だけやったこともあって、稼いだ賞金は「11億0206万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。
しかも…
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2024/10/11 (金) 16:32
対象レース:2024/10/14(月)東京11R・府中牝馬S
見出し:お父さんは北島三郎さんの母校で校長を務めていたそうですよ
掲載日:2024/10/11 (金) 16:32
対象レース:2024/10/14(月)東京11R・府中牝馬S
見出し:お父さんは北島三郎さんの母校で校長を務めていたそうですよ
こんにちは、美浦のDです。
最近のお勧めは、龍ヶ崎市役所のすぐそばにある台湾料理のお店、「龍のしょく堂」なんですよ。
ここは、他の店と比べてかなり量が多いですし、1000円ぐらいのセットメニューも充実していますので、競馬関係者はもちろんのこと、地元の方にも人気ですから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、相沢郁(いくお)先生が府中牝馬Sに使うライラックです。
皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の相沢先生は、高校を出てから、麻布大学の獣医学部に進んでいて、その頃、1998年のフェブラリーSを勝ったグルメフロンティアや、2000年の桜花賞を勝ったチアズグレイスなどを生産した門別の白井牧場でアルバイトをしたことがきっかけで、「JRAの獣医になりたい」と思ったそうですが、その後、「自分で走る馬を育てたい」と思うようになって、調教師を目指したそうです。
ちなみに、相沢先生のお父さんは高校の先生で、北島三郎さんの母校、函館西高校の校長を務めたこともあるそうですよ。
そして相沢先生は、競馬学校を出た後、1986年の11月から、前田禎(ただし)厩舎で調教助手をやって、1997年に38歳で調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業するまで、ずっと前田厩舎で腕を磨いていました。
前田厩舎と言えば、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなどでお馴染みですね。
開業してからの相沢先生は、その年の11月に、ウメノファイバーを使った京王杯3歳Sで早くも重賞を勝つと、次の年にも、ウメノファイバーでクイーンCとオークスを勝つなど、今までに重賞を20勝しています。
2014年の相沢厩舎は、ヴェルデグリーンでアメリカJCCを勝つなど、全部で18勝を上げて、「5億7189万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいましたし、2019年は、エメラルファイトでスプリングS、ブラックホールで札幌2歳Sを勝つなど、全部で29勝を上げて、「5億0600万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の2年間は、
2020年→21勝・獲得賞金4億3069万円
2021年→10勝・獲得賞金3億0010万円
と書けば分かる通り、成績が伸び悩んでいましたし、一昨年は、ライラックを使ったフェアリーS、グリューネグリーンを使った京都2歳Sと、重賞を2勝しましたけど、他の馬があまり活躍しなかったので、結局、「21勝・獲得賞金3億9150万円」という、2014年や2019年と比べたら物足りない成績でした。
しかも、去年は更に状況が悪くなっていて、全部で17勝しかできなくて、重賞を勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億2990万円」と、一昨年を大きく下回っていたんですよ。
それに…
最近のお勧めは、龍ヶ崎市役所のすぐそばにある台湾料理のお店、「龍のしょく堂」なんですよ。
ここは、他の店と比べてかなり量が多いですし、1000円ぐらいのセットメニューも充実していますので、競馬関係者はもちろんのこと、地元の方にも人気ですから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、相沢郁(いくお)先生が府中牝馬Sに使うライラックです。
皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の相沢先生は、高校を出てから、麻布大学の獣医学部に進んでいて、その頃、1998年のフェブラリーSを勝ったグルメフロンティアや、2000年の桜花賞を勝ったチアズグレイスなどを生産した門別の白井牧場でアルバイトをしたことがきっかけで、「JRAの獣医になりたい」と思ったそうですが、その後、「自分で走る馬を育てたい」と思うようになって、調教師を目指したそうです。
ちなみに、相沢先生のお父さんは高校の先生で、北島三郎さんの母校、函館西高校の校長を務めたこともあるそうですよ。
そして相沢先生は、競馬学校を出た後、1986年の11月から、前田禎(ただし)厩舎で調教助手をやって、1997年に38歳で調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業するまで、ずっと前田厩舎で腕を磨いていました。
前田厩舎と言えば、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなどでお馴染みですね。
開業してからの相沢先生は、その年の11月に、ウメノファイバーを使った京王杯3歳Sで早くも重賞を勝つと、次の年にも、ウメノファイバーでクイーンCとオークスを勝つなど、今までに重賞を20勝しています。
2014年の相沢厩舎は、ヴェルデグリーンでアメリカJCCを勝つなど、全部で18勝を上げて、「5億7189万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいましたし、2019年は、エメラルファイトでスプリングS、ブラックホールで札幌2歳Sを勝つなど、全部で29勝を上げて、「5億0600万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の2年間は、
2020年→21勝・獲得賞金4億3069万円
2021年→10勝・獲得賞金3億0010万円
と書けば分かる通り、成績が伸び悩んでいましたし、一昨年は、ライラックを使ったフェアリーS、グリューネグリーンを使った京都2歳Sと、重賞を2勝しましたけど、他の馬があまり活躍しなかったので、結局、「21勝・獲得賞金3億9150万円」という、2014年や2019年と比べたら物足りない成績でした。
しかも、去年は更に状況が悪くなっていて、全部で17勝しかできなくて、重賞を勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億2990万円」と、一昨年を大きく下回っていたんですよ。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/10/11 (金) 12:16
対象レース:2024/10/12(土)新潟11R・飛翼特別
見出し:兵庫県内の薬局などで約23億円の売上高を誇っております
掲載日:2024/10/11 (金) 12:16
対象レース:2024/10/12(土)新潟11R・飛翼特別
見出し:兵庫県内の薬局などで約23億円の売上高を誇っております
本日、東京株式市場の日経平均株価は、少し前に私が確認したところ、前日比211円77銭高の3万9592円66銭となっておりました。
銘柄別では、「コシダカホールディングス」、「竹内製作所」、「酉島製作所」、「ライフドリンクカンパニー」などが積極的に買われており、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、川上哲司オーナーが飛翼特別に出走させる、クールベイビーに注目しております。
川上オーナーの本業は、「東京大学」への合格者を多く輩出していることで有名な「灘高等学校」(兵庫県神戸市東灘区)から徒歩で5分ほどの場所に本社を構えている、「有限会社グローバル薬局」の代表取締役です。
1991年3月に設立された同社は、同年の9月、「JR神戸駅」のすぐ近くに「兵庫グローバルファーマシー薬局」を開局したのを皮切りに、
■1992年
「六甲グローバルファーマシー薬局」と「御影グローバルファーマシー薬局」と「明石グローバルファーマシー薬局」をオープン
■1993年
「ひよどりグローバルファーマシー薬局」と「西明石グローバル調剤薬局」をオープン
■1997年
「塚口グローバル薬局」と「打出グローバル薬局」と「芦屋川グローバル薬局」をオープン
■1998年
「夢野グローバル薬局」と「枚方グローバル薬局」をオープン
■2000年
「垂水グローバル薬局」と「新神戸グローバル薬局」をオープン
■2008年
「高槻グローバル薬局」と「東御影グローバル薬局」をオープン
■2009年
「住吉グローバル薬局」と「芦屋三条グローバル薬局」をオープン
■2011年
「岡本グローバル薬局」と「苦楽園グローバル薬局」と「扇町グローバル薬局」をオープン
といった形で拠点を増やしており、現在は、神戸市を中心に、明石市、芦屋市、西宮市、尼崎市など、兵庫県内に18店舗、大阪府内に3店舗の計21店舗を展開しております。
また、同社は、私が確認したところ、パートを含めて約150名の従業員を雇用しており、グループ全体で約23億円の売上高を誇っておりますので、そのトップである川上オーナーが、「非常に優秀な経営者」であるのは誰もが認めるところでしょう。
JRA馬主としての川上オーナーは、私が確認したところ、2002年からJRAで所有馬を走らせており、2014年には、クールホタルビでファンタジーSを制し、初の重賞勝ちを飾るなど、4勝を上げ、「5696万円」の賞金を獲得しておりました。
ところが、過去5年は、
2019年→3勝・獲得賞金3837万円
2020年→2勝・獲得賞金1684万円
2021年→2勝・獲得賞金1377万円
2022年→3勝・獲得賞金3205万円
2023年→3勝・獲得賞金4322万円
という形で数字が伸び悩んでおり、その上…
銘柄別では、「コシダカホールディングス」、「竹内製作所」、「酉島製作所」、「ライフドリンクカンパニー」などが積極的に買われており、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、川上哲司オーナーが飛翼特別に出走させる、クールベイビーに注目しております。
川上オーナーの本業は、「東京大学」への合格者を多く輩出していることで有名な「灘高等学校」(兵庫県神戸市東灘区)から徒歩で5分ほどの場所に本社を構えている、「有限会社グローバル薬局」の代表取締役です。
1991年3月に設立された同社は、同年の9月、「JR神戸駅」のすぐ近くに「兵庫グローバルファーマシー薬局」を開局したのを皮切りに、
■1992年
「六甲グローバルファーマシー薬局」と「御影グローバルファーマシー薬局」と「明石グローバルファーマシー薬局」をオープン
■1993年
「ひよどりグローバルファーマシー薬局」と「西明石グローバル調剤薬局」をオープン
■1997年
「塚口グローバル薬局」と「打出グローバル薬局」と「芦屋川グローバル薬局」をオープン
■1998年
「夢野グローバル薬局」と「枚方グローバル薬局」をオープン
■2000年
「垂水グローバル薬局」と「新神戸グローバル薬局」をオープン
■2008年
「高槻グローバル薬局」と「東御影グローバル薬局」をオープン
■2009年
「住吉グローバル薬局」と「芦屋三条グローバル薬局」をオープン
■2011年
「岡本グローバル薬局」と「苦楽園グローバル薬局」と「扇町グローバル薬局」をオープン
といった形で拠点を増やしており、現在は、神戸市を中心に、明石市、芦屋市、西宮市、尼崎市など、兵庫県内に18店舗、大阪府内に3店舗の計21店舗を展開しております。
また、同社は、私が確認したところ、パートを含めて約150名の従業員を雇用しており、グループ全体で約23億円の売上高を誇っておりますので、そのトップである川上オーナーが、「非常に優秀な経営者」であるのは誰もが認めるところでしょう。
JRA馬主としての川上オーナーは、私が確認したところ、2002年からJRAで所有馬を走らせており、2014年には、クールホタルビでファンタジーSを制し、初の重賞勝ちを飾るなど、4勝を上げ、「5696万円」の賞金を獲得しておりました。
ところが、過去5年は、
2019年→3勝・獲得賞金3837万円
2020年→2勝・獲得賞金1684万円
2021年→2勝・獲得賞金1377万円
2022年→3勝・獲得賞金3205万円
2023年→3勝・獲得賞金4322万円
という形で数字が伸び悩んでおり、その上…
発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/10/10 (木) 15:34
対象レース:2024/10/14(月)東京11R・府中牝馬S
見出し:ロゴタイプなどの種牡馬を繋養していますね
掲載日:2024/10/10 (木) 15:34
対象レース:2024/10/14(月)東京11R・府中牝馬S
見出し:ロゴタイプなどの種牡馬を繋養していますね
お疲れさまです。
10月22日(火)に行われる今年の「ノーザンファームミックスセール」には、52頭の当歳馬と、79頭の繁殖牝馬が上場されますね。
このセールは、始まったのが2019年と、まだ歴史は浅いんですが、天下の「ノーザンファーム」が開催しているだけあって、去年は24億9755万円(税込)という大金が動いていましたし、今年は、ドウデュースの半弟にあたる「ダストアンドダイヤモンズの2024」(牡・父コントレイル)や、ジャスティンミラノの半弟にあたる「マーゴットディドの2024」(牡・父キタサンブラック)などが上場されますから、どの馬がいくらで落札されるのか、本当に楽しみです。
さて、ここから本題ですが、今回は、府中牝馬Sに登録されている、フィールシンパシーについての報告をしておきます。
この馬は、岡田牧雄オーナーの名義で走っていますけど、皆さんも知っている通りで、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーだというのも、皆さんはよく知っていることでしょう。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことです。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」ですね。
それに「LEX」は、ロゴタイプなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、フィールシンパシーのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、吉田照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
地方入厩馬も含めたら、「LEX・PRO」は、「2023年度販売馬」(現2歳世代)について…
10月22日(火)に行われる今年の「ノーザンファームミックスセール」には、52頭の当歳馬と、79頭の繁殖牝馬が上場されますね。
このセールは、始まったのが2019年と、まだ歴史は浅いんですが、天下の「ノーザンファーム」が開催しているだけあって、去年は24億9755万円(税込)という大金が動いていましたし、今年は、ドウデュースの半弟にあたる「ダストアンドダイヤモンズの2024」(牡・父コントレイル)や、ジャスティンミラノの半弟にあたる「マーゴットディドの2024」(牡・父キタサンブラック)などが上場されますから、どの馬がいくらで落札されるのか、本当に楽しみです。
さて、ここから本題ですが、今回は、府中牝馬Sに登録されている、フィールシンパシーについての報告をしておきます。
この馬は、岡田牧雄オーナーの名義で走っていますけど、皆さんも知っている通りで、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーだというのも、皆さんはよく知っていることでしょう。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことです。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」ですね。
それに「LEX」は、ロゴタイプなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、フィールシンパシーのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、吉田照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
地方入厩馬も含めたら、「LEX・PRO」は、「2023年度販売馬」(現2歳世代)について…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/10/10 (木) 14:25
対象レース:2024/10/13(日)京都11R・秋華賞
見出し:エイダン・オブライエン厩舎で働いとったんですわ
掲載日:2024/10/10 (木) 14:25
対象レース:2024/10/13(日)京都11R・秋華賞
見出し:エイダン・オブライエン厩舎で働いとったんですわ
まいど。
今週の秋華賞では、中村直也先生が登録しとるラヴァンダが気になっとります。
1978年の8月生まれで、大阪出身の中村先生は、競馬とは関係のない普通の家庭で育ったんやけど、人気漫画やった「風のシルフィード」を読んだり、ゲームの「ダービースタリオン」がきっかけで、この世界に興味を持つようになって、高校を出てからは、英語と馬のことを教えてくれるオーストラリアの学校に行って、その後は、アイルランドに行って、エイダン・オブライエン先生の厩舎で働いとったんですわ。
エイダン・オブライエン先生は、皆さんもよう知っとる通りで、ガリレオ、ディラントーマス、デザートキングとか、数え切れんほど多くの馬でGIを勝っとる、世界中でよう知られとる調教師やな。
日本に帰ってきてからの中村先生は、2004年の1月、JRA競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは湯浅三郎厩舎で厩務員をやって、2005年の2月からは調教助手をやって、2007年に定年で湯浅厩舎が解散してからは、小崎憲厩舎で調教助手をやっとりました。
2020年、めでたく調教師の試験に受かった中村君は、定年で引退した浅見秀一さんの厩舎を引き継ぐ形で、一昨年の3月に開業しとって、それから年末までに、「17勝・獲得賞金2億9654万円」っちゅう、初めの年としては優秀な成績を残しとったんですわ。
そんで去年は、ライオットガールを使ったレパードSで初めて重賞を勝つと、ヤマニンサルバムを使った中日新聞杯も勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「5億1019万円」と、開業2年目としてはかなりエエ成績を残しとりました。
それに…
今週の秋華賞では、中村直也先生が登録しとるラヴァンダが気になっとります。
1978年の8月生まれで、大阪出身の中村先生は、競馬とは関係のない普通の家庭で育ったんやけど、人気漫画やった「風のシルフィード」を読んだり、ゲームの「ダービースタリオン」がきっかけで、この世界に興味を持つようになって、高校を出てからは、英語と馬のことを教えてくれるオーストラリアの学校に行って、その後は、アイルランドに行って、エイダン・オブライエン先生の厩舎で働いとったんですわ。
エイダン・オブライエン先生は、皆さんもよう知っとる通りで、ガリレオ、ディラントーマス、デザートキングとか、数え切れんほど多くの馬でGIを勝っとる、世界中でよう知られとる調教師やな。
日本に帰ってきてからの中村先生は、2004年の1月、JRA競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは湯浅三郎厩舎で厩務員をやって、2005年の2月からは調教助手をやって、2007年に定年で湯浅厩舎が解散してからは、小崎憲厩舎で調教助手をやっとりました。
2020年、めでたく調教師の試験に受かった中村君は、定年で引退した浅見秀一さんの厩舎を引き継ぐ形で、一昨年の3月に開業しとって、それから年末までに、「17勝・獲得賞金2億9654万円」っちゅう、初めの年としては優秀な成績を残しとったんですわ。
そんで去年は、ライオットガールを使ったレパードSで初めて重賞を勝つと、ヤマニンサルバムを使った中日新聞杯も勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「5億1019万円」と、開業2年目としてはかなりエエ成績を残しとりました。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/10/09 (水) 18:37
対象レース:2024/10/14(月)東京11R・府中牝馬S
見出し:パチンコ機器販売大手の「フィールズ株式会社」と深い関わりが…
掲載日:2024/10/09 (水) 18:37
対象レース:2024/10/14(月)東京11R・府中牝馬S
見出し:パチンコ機器販売大手の「フィールズ株式会社」と深い関わりが…
お疲れさまです。
今回、私から報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「東京ホースレーシング」が府中牝馬Sに登録している、ルージュリナージュについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワライディング」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長を務めており、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、クラブ法人の名称が変更された2007年に、愛馬会法人の名称も「ユーワホースクラブ」から「東京サラブレッドクラブ」となり、現在は「レッド」と「ルージュ」の冠名で募集馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を制するなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
ただ、その後の2年間は、
2020年→40勝・獲得賞金8億9869万円
2021年→39勝・獲得賞金7億1459万
と、成績が完全に右肩下がりとなっておりましたので、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、レッドガランで中山金杯と新潟大賞典を制するなど、「44勝・獲得賞金8億2714万円」という、2021年を上回る成績を残しており、昨年も、レッドモンレーヴで京王杯SCを制するなど、合計で40勝を上げ、獲得賞金は「9億9149万円」と、一昨年の数字を大きく上回っておりました。
ただ、今年は、先週までに35勝を上げているものの、七夕賞を制した…
今回、私から報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「東京ホースレーシング」が府中牝馬Sに登録している、ルージュリナージュについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワライディング」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長を務めており、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、クラブ法人の名称が変更された2007年に、愛馬会法人の名称も「ユーワホースクラブ」から「東京サラブレッドクラブ」となり、現在は「レッド」と「ルージュ」の冠名で募集馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を制するなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
ただ、その後の2年間は、
2020年→40勝・獲得賞金8億9869万円
2021年→39勝・獲得賞金7億1459万
と、成績が完全に右肩下がりとなっておりましたので、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、レッドガランで中山金杯と新潟大賞典を制するなど、「44勝・獲得賞金8億2714万円」という、2021年を上回る成績を残しており、昨年も、レッドモンレーヴで京王杯SCを制するなど、合計で40勝を上げ、獲得賞金は「9億9149万円」と、一昨年の数字を大きく上回っておりました。
ただ、今年は、先週までに35勝を上げているものの、七夕賞を制した…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/10/09 (水) 17:29
対象レース:2024/10/13(日)京都11R・秋華賞
見出し:戸崎圭太君を厩舎の所属騎手として迎え入れています
掲載日:2024/10/09 (水) 17:29
対象レース:2024/10/13(日)京都11R・秋華賞
見出し:戸崎圭太君を厩舎の所属騎手として迎え入れています
日本時間の9日(水)、現地時間の8日(火)に、「地区シリーズの第3戦」として行われた、「サンディエゴ・パドレス」と「ロサンゼルス・ドジャース」の試合は、6対5で「パドレス」が勝ちました。
これで、「パドレス」は、あと1勝で地区シリーズを突破できることになりましたけど、苦しい立場になった「ドジャース」も、色々と手を打ってくるのでしょうから、次の試合も本当に楽しみなんですよ。
まあ、野球の話はここまでにして、秋華賞で私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、田島俊明君の厩舎が登録しているホーエリートです。
出身が東京都国立市の田島俊明君は、周りに競馬関係者がいた訳ではないんですが、小学校の頃、友達に誘われて、東京競馬場の乗馬苑に通い始めたのが、「競馬の世界で働きたい」と思うきっかけになったそうですね。
1992年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った田島君は、その年の10月から小林常泰厩舎で厩務員をやって、1993年の4月から高橋裕厩舎で調教助手をやって、2001年の5月からは畠山吉宏厩舎で調教助手をやっていました。
2008年、調教師の試験に受かった田島君は、次の年の5月に自分の厩舎を開業していて、バウンシーチューンを使った2011年のフローラSで初めての重賞勝ちを飾っています。
2013年には、JRAの騎手免許試験に受かって、大井競馬から移籍した戸崎圭太君を、厩舎の所属騎手に迎え入れていますし、戸崎君は、今でも田島厩舎の所属ですね。
2021年、田島君の厩舎は、レイハリアで葵SとキーンランドCを勝つなど、全部で18勝を上げて、「3億1802万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。
ただ、その後の2年間は
2022年→16勝・獲得賞金2億5619万円
2023年→17勝・獲得賞金2億7600万円
という形で、2021年を下回っていたんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって、田島君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに12勝を上げていて、その他にも…
これで、「パドレス」は、あと1勝で地区シリーズを突破できることになりましたけど、苦しい立場になった「ドジャース」も、色々と手を打ってくるのでしょうから、次の試合も本当に楽しみなんですよ。
まあ、野球の話はここまでにして、秋華賞で私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、田島俊明君の厩舎が登録しているホーエリートです。
出身が東京都国立市の田島俊明君は、周りに競馬関係者がいた訳ではないんですが、小学校の頃、友達に誘われて、東京競馬場の乗馬苑に通い始めたのが、「競馬の世界で働きたい」と思うきっかけになったそうですね。
1992年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った田島君は、その年の10月から小林常泰厩舎で厩務員をやって、1993年の4月から高橋裕厩舎で調教助手をやって、2001年の5月からは畠山吉宏厩舎で調教助手をやっていました。
2008年、調教師の試験に受かった田島君は、次の年の5月に自分の厩舎を開業していて、バウンシーチューンを使った2011年のフローラSで初めての重賞勝ちを飾っています。
2013年には、JRAの騎手免許試験に受かって、大井競馬から移籍した戸崎圭太君を、厩舎の所属騎手に迎え入れていますし、戸崎君は、今でも田島厩舎の所属ですね。
2021年、田島君の厩舎は、レイハリアで葵SとキーンランドCを勝つなど、全部で18勝を上げて、「3億1802万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。
ただ、その後の2年間は
2022年→16勝・獲得賞金2億5619万円
2023年→17勝・獲得賞金2億7600万円
という形で、2021年を下回っていたんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって、田島君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに12勝を上げていて、その他にも…
発信者:馬主情報部・一口馬主クラブ関係者U
掲載日:2024/10/08 (火) 15:21
対象レース:2024/10/13(日)京都 11R・秋華賞
見出し:「セゾンレースホース」が前身ですね
掲載日:2024/10/08 (火) 15:21
対象レース:2024/10/13(日)京都 11R・秋華賞
見出し:「セゾンレースホース」が前身ですね
皆さん、お疲れさまです。
先週のサウジアラビアRCは、モーリス産駒のアルテヴェローチェが勝って、私達に3連複4470円を取らせてくれましたね。
お父さんがスクリーンヒーローで、2015年の安田記念や2016年の天皇賞・秋など、現役時代にG1級のレースを6勝もしたモーリスは、2017年から「社台スタリオンステーション」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で繫養されています。
それに、モーリスは、2018年からシャトル種牡馬として、オーストラリアの「アローフィールドスタッド」でも繫養されていますから、最近は、ずっと毎年200頭以上に種付けをしていますし、一昨年のエリザベス女王杯を勝ったジェラルディーナや、去年の大阪杯を勝ったジャックドールなど、活躍馬を多く出していますので、これからも産駒の活躍が楽しみですね。
ところで、私は秋華賞で、一口馬主クラブの「ライオンレースホース」が登録している、ラビットアイに注目しています。
皆さんも詳しいと思いますが、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、少し前まで、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「株式会社ジーライオン」の代表取締役社長を務めていて、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからなんですよ。
それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが務めていて、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としては、さっき名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルなどが挙げられるでしょう。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ユニコーンライオンを使った鳴尾記念で4年半振りに重賞を勝つなど、21勝を上げて、獲得賞金は「4億1367万円」という、前年までを大きく上回る成績を残していました。
そして一昨年は、ユニコーンライオンで福島記念を勝つなど、「28勝・獲得賞金4億5158万円」という好成績を残していましたし、去年は、26勝を上げて、稼いだ賞金は「5億0735万円」と、一昨年を上回っていて、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の数字だったんですよ。
それに…
先週のサウジアラビアRCは、モーリス産駒のアルテヴェローチェが勝って、私達に3連複4470円を取らせてくれましたね。
お父さんがスクリーンヒーローで、2015年の安田記念や2016年の天皇賞・秋など、現役時代にG1級のレースを6勝もしたモーリスは、2017年から「社台スタリオンステーション」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で繫養されています。
それに、モーリスは、2018年からシャトル種牡馬として、オーストラリアの「アローフィールドスタッド」でも繫養されていますから、最近は、ずっと毎年200頭以上に種付けをしていますし、一昨年のエリザベス女王杯を勝ったジェラルディーナや、去年の大阪杯を勝ったジャックドールなど、活躍馬を多く出していますので、これからも産駒の活躍が楽しみですね。
ところで、私は秋華賞で、一口馬主クラブの「ライオンレースホース」が登録している、ラビットアイに注目しています。
皆さんも詳しいと思いますが、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、少し前まで、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「株式会社ジーライオン」の代表取締役社長を務めていて、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからなんですよ。
それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが務めていて、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としては、さっき名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルなどが挙げられるでしょう。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ユニコーンライオンを使った鳴尾記念で4年半振りに重賞を勝つなど、21勝を上げて、獲得賞金は「4億1367万円」という、前年までを大きく上回る成績を残していました。
そして一昨年は、ユニコーンライオンで福島記念を勝つなど、「28勝・獲得賞金4億5158万円」という好成績を残していましたし、去年は、26勝を上げて、稼いだ賞金は「5億0735万円」と、一昨年を上回っていて、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の数字だったんですよ。
それに…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/10/05 (土) 18:36
対象レース:2024/10/06(日)東京11R・毎日王冠
見出し:東京農工大学の馬術部に入っていたんですよ
掲載日:2024/10/05 (土) 18:36
対象レース:2024/10/06(日)東京11R・毎日王冠
見出し:東京農工大学の馬術部に入っていたんですよ
どうもこんにちは。
今回は、国枝栄君の厩舎が毎日王冠に使う、シックスペンスについての報告となります。
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎さんと言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので8勝止まりでしたが、その後は、2年目が9勝、3年目と4年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞勝ちを飾っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを22勝、重賞を67勝もしていて、去年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めて海外のG1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍によって、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、一昨年までの3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、毎年、10億円以上の賞金を稼いでいました。
そして一昨年は、7月2日(土)に節目の「JRA通算1000勝」を達成しましたけど、全体では、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも2021年までを大きく下回ってしまいましたし、去年も、サクセッションで新潟ジャンプSを、フィアスプライドでターコイズSを勝つなど、全部で41勝を上げていますけど、GⅠに2回しか馬を使えなかったことなどから、稼いだ賞金は「8億0741万円」と、やはり2021年までの数字を大きく下回ってしまったんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって国枝君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
今回は、国枝栄君の厩舎が毎日王冠に使う、シックスペンスについての報告となります。
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎さんと言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので8勝止まりでしたが、その後は、2年目が9勝、3年目と4年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞勝ちを飾っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを22勝、重賞を67勝もしていて、去年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めて海外のG1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍によって、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、一昨年までの3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、毎年、10億円以上の賞金を稼いでいました。
そして一昨年は、7月2日(土)に節目の「JRA通算1000勝」を達成しましたけど、全体では、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも2021年までを大きく下回ってしまいましたし、去年も、サクセッションで新潟ジャンプSを、フィアスプライドでターコイズSを勝つなど、全部で41勝を上げていますけど、GⅠに2回しか馬を使えなかったことなどから、稼いだ賞金は「8億0741万円」と、やはり2021年までの数字を大きく下回ってしまったんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって国枝君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/10/05 (土) 17:40
対象レース:2024/10/06(日)京都11R・京都大賞典
見出し:静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに…
掲載日:2024/10/05 (土) 17:40
対象レース:2024/10/06(日)京都11R・京都大賞典
見出し:静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに…
お疲れさまです。
10月15日(火)と16日(水)には、「HBAオータムセール」が行われますね。
過去の落札馬から、18億3518万円の賞金を稼いだテイエムオペラオーや、3億2898万円の賞金を稼いだキストゥヘヴンといった重賞勝ち馬が出ているこのセールは、馬主さん達の間で、「いい馬を手頃な価格で落札できる」と評判になっていて、去年は、
上場頭数:435頭
落札頭数:330頭
取引総額:13億1241万円(税込)
という結果でした。
今年の上場馬は383頭と、去年と比べて50頭くらい少ないんですが、それでも会場は、馬主さん達の入札でかなり盛り上がるのでしょうし、どれくらいの金額が動くのか、注目したいところです。
さて、ここから本題ですが、今回は、京都大賞典に出る、ブローザホーンについての報告をしておきます。
この馬は、岡田牧雄オーナーの名義で走っていますけど、皆さんも知っている通りで、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーだというのも、皆さんはよく知っていることでしょう。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことです。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」ですね。
それに「LEX」は、ロゴタイプなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、ブローザホーンのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、吉田照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
地方入厩馬も含めたら、「LEX・PRO」は、「2023年度販売馬」(現2歳世代)について、全部で49頭のラインナップを発表していて、私が確認したところ、これらの内…
10月15日(火)と16日(水)には、「HBAオータムセール」が行われますね。
過去の落札馬から、18億3518万円の賞金を稼いだテイエムオペラオーや、3億2898万円の賞金を稼いだキストゥヘヴンといった重賞勝ち馬が出ているこのセールは、馬主さん達の間で、「いい馬を手頃な価格で落札できる」と評判になっていて、去年は、
上場頭数:435頭
落札頭数:330頭
取引総額:13億1241万円(税込)
という結果でした。
今年の上場馬は383頭と、去年と比べて50頭くらい少ないんですが、それでも会場は、馬主さん達の入札でかなり盛り上がるのでしょうし、どれくらいの金額が動くのか、注目したいところです。
さて、ここから本題ですが、今回は、京都大賞典に出る、ブローザホーンについての報告をしておきます。
この馬は、岡田牧雄オーナーの名義で走っていますけど、皆さんも知っている通りで、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーだというのも、皆さんはよく知っていることでしょう。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことです。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」ですね。
それに「LEX」は、ロゴタイプなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、ブローザホーンのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、吉田照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
地方入厩馬も含めたら、「LEX・PRO」は、「2023年度販売馬」(現2歳世代)について、全部で49頭のラインナップを発表していて、私が確認したところ、これらの内…
発信者:調教師情報部・元調教師I
掲載日:2024/10/05 (土) 16:24
対象レース:2024/10/06(日)新潟11R・トルマリンS
見出し:ビービーガルダンの生産牧場で働いとったんや
掲載日:2024/10/05 (土) 16:24
対象レース:2024/10/06(日)新潟11R・トルマリンS
見出し:ビービーガルダンの生産牧場で働いとったんや
今日の京都4Rに組まれとったダート1400mの新馬戦は、藤原英昭厩舎のドラゴンウェルズが、2着に9馬身っちゅう決定的な差を付けて勝ちましたな。
藤原君の厩舎は、元々、新馬戦を得意にしとって、一昨年は3勝、去年は5勝を上げとったんやけど、今年の新馬戦は、先週までが6戦1勝っちゅう、他の厩舎とあまり変わらんような結果やったんや。
ただ、今日のレースを見とったら、「やっぱり、藤原君は若駒の仕上げが上手やな」と思える内容やったし、これからの新馬戦でも、藤原君が使う馬には注目しとった方がエエやろ。
で、ワシは、今週のトルマリンSやったら、吉村圭司君が使う、サトノアイオライトが気になっとるんですわ。
吉村圭司君は、2011年に廃止された熊本の荒尾競馬で40年以上も調教師をやっとって、2000年に引退するまで、1310勝を上げとった吉村務さんの息子なんや。
小さい頃から競馬が身近やった吉村君は、早くからこの道に進もうと決めとったそうで、中学を卒業する時には、JRA競馬学校の騎手課程に受かっとったんやけど、体が大きくなって、減量が厳しくなってしもうて、入学を辞退したんですわ。
競馬学校に入る直前の辞退やったから、すぐ高校には入れんで、一年間は荒尾で持ち乗りの仕事をしとったんやけど、その後は、荒尾市にある定時制の学校に入って、卒業してからは、ビービーガルダンとかを生産したことでお馴染みの「坂東牧場」(住所:北海道沙流郡日高町字福満85-1)で、一年半ぐらい働いとったんや。
その頃の「坂東牧場」は、1995年のチューリップ賞を勝ったユウキビバーチェや、1997年の高松宮杯を勝ったシンコウキングとかが、放牧のために使っとりましたな。
そんで吉村君は、1996年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは飯田明弘厩舎で厩務員をやって、12月から調教助手をやって、それから7年間、飯田厩舎で経験を積んで、2004年の3月に、開業したばっかりやった池江泰寿君の厩舎に移ったんですわ。
吉村君は、池江厩舎で調教助手をやっとった頃に、ドリームジャーニーやオルフェーヴルとか、走る馬の調教を付けとったんで、彼にとって、ホンマにエエ経験になったんでしょうな。
2010年の12月、調教師の試験に受かった吉村君は、2012年の3月に自分の厩舎を開業しとって、その年は、池江君から引き継いだポップアイコンで初勝利を上げるなど、「9勝・獲得賞金1億4998万円」っちゅう成績を残しとったし、その後も、
2013年→13勝・獲得賞金2億0829万円
2014年→27勝・獲得賞金3億9056万円
2015年→20勝・獲得賞金4億4595万円
2016年→27勝・獲得賞金5億3006万円
っちゅう形で順調に数字を伸ばしとって、特に2016年は、クイーンズリングを使ったエリザベス女王杯で初めてGIを勝つなど、賞金が初めて5億円を超えとったんや。
せやけど、その後は、
2017年→19勝・獲得賞金4億8823万円
2018年→28勝・獲得賞金4億8696万円
2019年→22勝・獲得賞金4億1938万円
2020年→18勝・獲得賞金3億2021万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6523万円
っちゅう形で成績が伸び悩んどったから、一昨年の吉村君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際、一昨年は、オオバンブルマイで京王杯2歳Sを勝つなど、「29勝・獲得賞金5億4855万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも2021年までと比べてかなりエエ数字やったんですわ。
それに、去年もエエ流れが続いとって、ハヤブサナンデクンを使ったマーチS、オオバンブルマイを使ったアーリントンCを勝つなど、JRAで30勝を上げて、稼いだ賞金は「6億6179万円」と、今までで一番の数字やったし、オオバンブルマイでゴールデンイーグル(オーストラリアのG1)を勝って、このレースだけで、日本円にしたら5億円くらいの賞金を稼いどりましたな。
ただ、今年は勢いが止まっとって、先週までに15勝しかできとらんし、ラジオNIKKEI賞を勝った…
藤原君の厩舎は、元々、新馬戦を得意にしとって、一昨年は3勝、去年は5勝を上げとったんやけど、今年の新馬戦は、先週までが6戦1勝っちゅう、他の厩舎とあまり変わらんような結果やったんや。
ただ、今日のレースを見とったら、「やっぱり、藤原君は若駒の仕上げが上手やな」と思える内容やったし、これからの新馬戦でも、藤原君が使う馬には注目しとった方がエエやろ。
で、ワシは、今週のトルマリンSやったら、吉村圭司君が使う、サトノアイオライトが気になっとるんですわ。
吉村圭司君は、2011年に廃止された熊本の荒尾競馬で40年以上も調教師をやっとって、2000年に引退するまで、1310勝を上げとった吉村務さんの息子なんや。
小さい頃から競馬が身近やった吉村君は、早くからこの道に進もうと決めとったそうで、中学を卒業する時には、JRA競馬学校の騎手課程に受かっとったんやけど、体が大きくなって、減量が厳しくなってしもうて、入学を辞退したんですわ。
競馬学校に入る直前の辞退やったから、すぐ高校には入れんで、一年間は荒尾で持ち乗りの仕事をしとったんやけど、その後は、荒尾市にある定時制の学校に入って、卒業してからは、ビービーガルダンとかを生産したことでお馴染みの「坂東牧場」(住所:北海道沙流郡日高町字福満85-1)で、一年半ぐらい働いとったんや。
その頃の「坂東牧場」は、1995年のチューリップ賞を勝ったユウキビバーチェや、1997年の高松宮杯を勝ったシンコウキングとかが、放牧のために使っとりましたな。
そんで吉村君は、1996年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは飯田明弘厩舎で厩務員をやって、12月から調教助手をやって、それから7年間、飯田厩舎で経験を積んで、2004年の3月に、開業したばっかりやった池江泰寿君の厩舎に移ったんですわ。
吉村君は、池江厩舎で調教助手をやっとった頃に、ドリームジャーニーやオルフェーヴルとか、走る馬の調教を付けとったんで、彼にとって、ホンマにエエ経験になったんでしょうな。
2010年の12月、調教師の試験に受かった吉村君は、2012年の3月に自分の厩舎を開業しとって、その年は、池江君から引き継いだポップアイコンで初勝利を上げるなど、「9勝・獲得賞金1億4998万円」っちゅう成績を残しとったし、その後も、
2013年→13勝・獲得賞金2億0829万円
2014年→27勝・獲得賞金3億9056万円
2015年→20勝・獲得賞金4億4595万円
2016年→27勝・獲得賞金5億3006万円
っちゅう形で順調に数字を伸ばしとって、特に2016年は、クイーンズリングを使ったエリザベス女王杯で初めてGIを勝つなど、賞金が初めて5億円を超えとったんや。
せやけど、その後は、
2017年→19勝・獲得賞金4億8823万円
2018年→28勝・獲得賞金4億8696万円
2019年→22勝・獲得賞金4億1938万円
2020年→18勝・獲得賞金3億2021万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6523万円
っちゅう形で成績が伸び悩んどったから、一昨年の吉村君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際、一昨年は、オオバンブルマイで京王杯2歳Sを勝つなど、「29勝・獲得賞金5億4855万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも2021年までと比べてかなりエエ数字やったんですわ。
それに、去年もエエ流れが続いとって、ハヤブサナンデクンを使ったマーチS、オオバンブルマイを使ったアーリントンCを勝つなど、JRAで30勝を上げて、稼いだ賞金は「6億6179万円」と、今までで一番の数字やったし、オオバンブルマイでゴールデンイーグル(オーストラリアのG1)を勝って、このレースだけで、日本円にしたら5億円くらいの賞金を稼いどりましたな。
ただ、今年は勢いが止まっとって、先週までに15勝しかできとらんし、ラジオNIKKEI賞を勝った…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/10/04 (金) 18:35
対象レース:2024/10/05(土)東京11R・サウジアラビアRC
見出し:愛媛県松山市を拠点に廃棄物処理事業などを…
掲載日:2024/10/04 (金) 18:35
対象レース:2024/10/05(土)東京11R・サウジアラビアRC
見出し:愛媛県松山市を拠点に廃棄物処理事業などを…
現在、全国に312店舗のパチンコホールを展開しており、2024年3月期の売上高が1兆4344億円を記録している「株式会社マルハン」は、「有限会社大和屋本店旅館」の発行済み株式を全て取得し、傘下に迎え入れたことを発表しております。
創業が慶応4年(明治元年)という老舗であり、愛媛県松山市の道後温泉で老舗旅館を経営していた同社が「マルハングループの一員」となったことを受けて、関係者達は、「観光事業を通じて、地域の発展と日本の発展に貢献したい」という強い意志を示しておりました。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、大野照旺(てるお)オーナーがサウジアラビアRCに出走させる、アルテヴェローチェについての報告をしておきます。
大野オーナーの本業は、愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理事業や生コンクリート製造業など、様々な事業を展開している「オオノ開發株式会社」の代表取締役会長です。
同社は、1966年に大野オーナーが創業した「大野開発」が起源であり、1973年に「大野開発株式会社」(資本金500万円)として法人化しており、1980年から現在の社名を使用しております。
その後は、
1982年→安定型埋立処分場を稼働
1984年→資本金を2000万円に増資
1985年→管理型埋立処分場を稼働
1988年→廃棄物焼却施設を稼働
1992年→資本金を7000万円に増資
2002年→浸出水高度処理施設を稼働
2009年→環境科学研究センターを設立
2011年→複合処理施設を稼動
2012年→東京支店開設
2015年→大阪支店開設
2019年→福岡営業所開設
2020年→九州支店開設
2021年→名古屋支店と知多事業所(愛知県知多市)を開設
2023年→見奈良事務所(愛媛県東温市)を開設
2024年→川崎保管庫(神奈川県川崎市)を開設
といった形で順調に事業規模を拡大しておりました。
そして現在では、
「株式会社トーヨー砕石」→砕石・砕砂の製造及び販売
「株式会社日景生コン」→生コンクリート製造及び販売
「四國生コン株式会社」→生コンクリート製造及び販売
「株式会社千照運輸」→産業廃棄物収集・重機車輌運搬
「株式会社マテラ」→スキンケア化粧品・マテラ鉱物飼料製造販売
というグループ会社を擁しており、その他にも、「たかのこのホテル」や、「たかのこの湯」と「媛彦(ひめひこ)温泉」という温泉施設や、自然公園型ドライブイン・「マテラの森」などを運営し、グループ全体で800名近くの従業員を雇用しており、2023年8月期の売上高は「298億円」を記録しておりますので、一代で同社を大きく成長させた大野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての大野オーナーは、2015年からJRAで馬を走らせており、最初の年は、出走させた頭数が少なかったことから、「0勝・獲得賞金2507万円」という成績だった上、2021年までの5年間は、
2018年→2勝・獲得賞金3041万円
2019年→2勝・獲得賞金3571万円
2020年→2勝・獲得賞金3212万円
2021年→0勝・獲得賞金2913万円
2022年→1勝・獲得賞金1997万円
という形で成績が伸び悩んでおりました。
ただ、昨年は2勝を上げ、その他にも、カルロベローチェがファルコンSで2着に入ったことなどから、獲得賞金は「6477万円」と、一昨年までを大きく上回っております。
そして、今年も好調が続いており、先週までに過去最多となる6勝を上げ、獲得賞金が「1億5479万円」と、既に昨年を大きく上回り、キャリアハイの数字となっておりますので、現在の大野オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、大野オーナーは…
創業が慶応4年(明治元年)という老舗であり、愛媛県松山市の道後温泉で老舗旅館を経営していた同社が「マルハングループの一員」となったことを受けて、関係者達は、「観光事業を通じて、地域の発展と日本の発展に貢献したい」という強い意志を示しておりました。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、大野照旺(てるお)オーナーがサウジアラビアRCに出走させる、アルテヴェローチェについての報告をしておきます。
大野オーナーの本業は、愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理事業や生コンクリート製造業など、様々な事業を展開している「オオノ開發株式会社」の代表取締役会長です。
同社は、1966年に大野オーナーが創業した「大野開発」が起源であり、1973年に「大野開発株式会社」(資本金500万円)として法人化しており、1980年から現在の社名を使用しております。
その後は、
1982年→安定型埋立処分場を稼働
1984年→資本金を2000万円に増資
1985年→管理型埋立処分場を稼働
1988年→廃棄物焼却施設を稼働
1992年→資本金を7000万円に増資
2002年→浸出水高度処理施設を稼働
2009年→環境科学研究センターを設立
2011年→複合処理施設を稼動
2012年→東京支店開設
2015年→大阪支店開設
2019年→福岡営業所開設
2020年→九州支店開設
2021年→名古屋支店と知多事業所(愛知県知多市)を開設
2023年→見奈良事務所(愛媛県東温市)を開設
2024年→川崎保管庫(神奈川県川崎市)を開設
といった形で順調に事業規模を拡大しておりました。
そして現在では、
「株式会社トーヨー砕石」→砕石・砕砂の製造及び販売
「株式会社日景生コン」→生コンクリート製造及び販売
「四國生コン株式会社」→生コンクリート製造及び販売
「株式会社千照運輸」→産業廃棄物収集・重機車輌運搬
「株式会社マテラ」→スキンケア化粧品・マテラ鉱物飼料製造販売
というグループ会社を擁しており、その他にも、「たかのこのホテル」や、「たかのこの湯」と「媛彦(ひめひこ)温泉」という温泉施設や、自然公園型ドライブイン・「マテラの森」などを運営し、グループ全体で800名近くの従業員を雇用しており、2023年8月期の売上高は「298億円」を記録しておりますので、一代で同社を大きく成長させた大野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての大野オーナーは、2015年からJRAで馬を走らせており、最初の年は、出走させた頭数が少なかったことから、「0勝・獲得賞金2507万円」という成績だった上、2021年までの5年間は、
2018年→2勝・獲得賞金3041万円
2019年→2勝・獲得賞金3571万円
2020年→2勝・獲得賞金3212万円
2021年→0勝・獲得賞金2913万円
2022年→1勝・獲得賞金1997万円
という形で成績が伸び悩んでおりました。
ただ、昨年は2勝を上げ、その他にも、カルロベローチェがファルコンSで2着に入ったことなどから、獲得賞金は「6477万円」と、一昨年までを大きく上回っております。
そして、今年も好調が続いており、先週までに過去最多となる6勝を上げ、獲得賞金が「1億5479万円」と、既に昨年を大きく上回り、キャリアハイの数字となっておりますので、現在の大野オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、大野オーナーは…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/10/04 (金) 17:42
対象レース:2024/10/05(土)新潟11R・鳥屋野特別
見出し:帝塚山大学を卒業しとるんですわ
掲載日:2024/10/04 (金) 17:42
対象レース:2024/10/05(土)新潟11R・鳥屋野特別
見出し:帝塚山大学を卒業しとるんですわ
まいど。
今週の鳥屋野特別では、今野貞一先生が使う、ワイルドベティが気になっとります。
大阪府八尾市出身の今野先生は、奈良県の奈良市にある帝塚山大学に通っとった頃、知り合いに誘われたことがきっかけで、どんどん競馬が好きになって、その延長で体験乗馬をやってみたら、それがかなり楽しかったんで、「馬に関わる仕事がしたい」と考えるようになったそうですな。
ただ、そん時は20歳を超えとって、騎手になるのは年齢制限で無理やったから、調教助手を目指したんやけど、競馬学校の厩務員課程に入るには、3年以上の牧場経験が必要やったんで、大学を出た後、茨城県の牛久市にあった「プリンスホースパーク」と、栃木県の那須塩原市にある「鍋掛牧場」で働いとって、その後は、滋賀県の甲賀市にある「信楽牧場」で4年くらい働いて、馬のことを学んどりました。
そんで、2004年の3月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から大久保龍志厩舎で厩務員をやって、その1ヶ月後からは調教助手をやって、2006年の4月からは、宮本博厩舎で調教助手をやっとりましたな。
2010年の12月、2回目の挑戦で調教師試験に受かった今野先生は、そん時、まだ33歳やったんで、周りのみんなが「若いのに大したもんや」って感心しとりましたわ。
試験に受かってからの今野先生は、「新しいことに挑戦したい」っちゅう考えで、技術調教師として角居勝彦厩舎に所属して、ヴィクトワールピサのドバイ遠征に同行しとったし、世界を股に掛けて活躍しとった角居先生の下で、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
で、今野先生は、2012年の3月に自分の厩舎を開業しとって、その年にいきなり「11勝・獲得賞金2億1519万円」っちゅう成績を残しとったし、それから一昨年まで、
2013年→12勝・獲得賞金2億1925万円
2014年→18勝・獲得賞金2億8985万円
2015年→13勝・獲得賞金2億8947万円
2016年→16勝・獲得賞金2億9238万円
2017年→16勝・獲得賞金2億6106万円
2018年→27勝・獲得賞金3億9596万円
2019年→17勝・獲得賞金2億8201万円
2020年→24勝・獲得賞金3億3914万円
2021年→24勝・獲得賞金4億9045万円
2022年→25勝・獲得賞金4億0167万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとります。
ただ…
今週の鳥屋野特別では、今野貞一先生が使う、ワイルドベティが気になっとります。
大阪府八尾市出身の今野先生は、奈良県の奈良市にある帝塚山大学に通っとった頃、知り合いに誘われたことがきっかけで、どんどん競馬が好きになって、その延長で体験乗馬をやってみたら、それがかなり楽しかったんで、「馬に関わる仕事がしたい」と考えるようになったそうですな。
ただ、そん時は20歳を超えとって、騎手になるのは年齢制限で無理やったから、調教助手を目指したんやけど、競馬学校の厩務員課程に入るには、3年以上の牧場経験が必要やったんで、大学を出た後、茨城県の牛久市にあった「プリンスホースパーク」と、栃木県の那須塩原市にある「鍋掛牧場」で働いとって、その後は、滋賀県の甲賀市にある「信楽牧場」で4年くらい働いて、馬のことを学んどりました。
そんで、2004年の3月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から大久保龍志厩舎で厩務員をやって、その1ヶ月後からは調教助手をやって、2006年の4月からは、宮本博厩舎で調教助手をやっとりましたな。
2010年の12月、2回目の挑戦で調教師試験に受かった今野先生は、そん時、まだ33歳やったんで、周りのみんなが「若いのに大したもんや」って感心しとりましたわ。
試験に受かってからの今野先生は、「新しいことに挑戦したい」っちゅう考えで、技術調教師として角居勝彦厩舎に所属して、ヴィクトワールピサのドバイ遠征に同行しとったし、世界を股に掛けて活躍しとった角居先生の下で、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
で、今野先生は、2012年の3月に自分の厩舎を開業しとって、その年にいきなり「11勝・獲得賞金2億1519万円」っちゅう成績を残しとったし、それから一昨年まで、
2013年→12勝・獲得賞金2億1925万円
2014年→18勝・獲得賞金2億8985万円
2015年→13勝・獲得賞金2億8947万円
2016年→16勝・獲得賞金2億9238万円
2017年→16勝・獲得賞金2億6106万円
2018年→27勝・獲得賞金3億9596万円
2019年→17勝・獲得賞金2億8201万円
2020年→24勝・獲得賞金3億3914万円
2021年→24勝・獲得賞金4億9045万円
2022年→25勝・獲得賞金4億0167万円
っちゅう形で順調に実績を積み重ねとります。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/10/04 (金) 16:27
対象レース:2024/10/05(土)京都11R・オパールS
見出し:「大衆酒場・ちばチャン」などを展開しております
掲載日:2024/10/04 (金) 16:27
対象レース:2024/10/05(土)京都11R・オパールS
見出し:「大衆酒場・ちばチャン」などを展開しております
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、増田和啓(かずひろ)オーナーがオパールSに出走させる、ナナオについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、増田オーナーの本業は、千葉県千葉市中央区に本社を構え、東京都港区新橋に「東京オフィス」を構えている、「株式会社マスミフードサービス」の代表取締役です。
2002年に創業された同社は、「世の中に無いものを生み出し続けることでお客様に幸せを提供する」をスローガンとして、千葉県を中心に飲食店を展開しており、現在は、
■斬新な創作料理を提供する「大衆酒場・ちばチャン」
25店舗
■横浜家系ラーメンを提供する「増田家」
3店舗
■とんこつ醤油ラーメンを提供する「たかし屋」
4店舗
■創作イタリアンを提供する「ちばチャンバル」
1店舗
という形で、順調に規模を拡大しております。
また、同社は、以前、「30億円前後」だった年間売上高を、「60億円」まで伸ばした実績があり、最後に私が確認した時点では500名以上の従業員を雇用しておりましたので、このように同社を大きく成長させた増田オーナーのことは、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょう。
なお、増田オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2012年のことであり、2016年までは勝ち星を上げられなかったものの、2017年の9月9日(土)に初勝利を飾り、「570万円」の賞金を獲得すると、一昨年までの5年間は、
2018年→3勝・獲得賞金2735万円
2019年→3勝・獲得賞金3610万円
2020年→6勝・獲得賞金1億5919万円
2021年→2勝・獲得賞金4858万円
2022年→2勝・獲得賞金8108万円
という形で順調に実績を積み重ねており、特に2020年は、キングオブコージを出走させた目黒記念で初の重賞勝ちを飾るなど、過去最高の勝利数を記録しておりました。
そして昨年は、4勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「6508万円」と、一昨年を下回っておりましたので、当然、今年を迎えるにあたって増田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、今年は、先週までに6勝を上げ、その他にも…
この度、私が報告するのは、増田和啓(かずひろ)オーナーがオパールSに出走させる、ナナオについてのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、増田オーナーの本業は、千葉県千葉市中央区に本社を構え、東京都港区新橋に「東京オフィス」を構えている、「株式会社マスミフードサービス」の代表取締役です。
2002年に創業された同社は、「世の中に無いものを生み出し続けることでお客様に幸せを提供する」をスローガンとして、千葉県を中心に飲食店を展開しており、現在は、
■斬新な創作料理を提供する「大衆酒場・ちばチャン」
25店舗
■横浜家系ラーメンを提供する「増田家」
3店舗
■とんこつ醤油ラーメンを提供する「たかし屋」
4店舗
■創作イタリアンを提供する「ちばチャンバル」
1店舗
という形で、順調に規模を拡大しております。
また、同社は、以前、「30億円前後」だった年間売上高を、「60億円」まで伸ばした実績があり、最後に私が確認した時点では500名以上の従業員を雇用しておりましたので、このように同社を大きく成長させた増田オーナーのことは、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょう。
なお、増田オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2012年のことであり、2016年までは勝ち星を上げられなかったものの、2017年の9月9日(土)に初勝利を飾り、「570万円」の賞金を獲得すると、一昨年までの5年間は、
2018年→3勝・獲得賞金2735万円
2019年→3勝・獲得賞金3610万円
2020年→6勝・獲得賞金1億5919万円
2021年→2勝・獲得賞金4858万円
2022年→2勝・獲得賞金8108万円
という形で順調に実績を積み重ねており、特に2020年は、キングオブコージを出走させた目黒記念で初の重賞勝ちを飾るなど、過去最高の勝利数を記録しておりました。
そして昨年は、4勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「6508万円」と、一昨年を下回っておりましたので、当然、今年を迎えるにあたって増田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
実際、今年は、先週までに6勝を上げ、その他にも…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/10/03 (木) 15:38
対象レース:2024/10/06(日)京都11R・京都大賞典
見出し:明治大学の馬術部でオリンピックを目指しとったんやけど
掲載日:2024/10/03 (木) 15:38
対象レース:2024/10/06(日)京都11R・京都大賞典
見出し:明治大学の馬術部でオリンピックを目指しとったんやけど
今年は、マイコプラズマ肺炎が流行っとって、東京は、患者の数が過去最多を記録しとるそうやな。
これは、子どもに多い細菌性の感染症で、大人でも感染することがあって、軽い症状のままで終わることが多いんやけど、人によっては、肺炎が重症化して入院したりすることもあるんで、マスクをするとか、こまめに手を洗うとか、できる限りの対策をしとった方がエエやろ。
で、ここから本題ですが、今回は、池添学君が京都大賞典に登録しとる、プラダリアについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学君は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとる池添兼雄君で、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学君は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄君に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学君は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
彼がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学君が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。
そんで学君は、大学を卒業してから「ノーザンファーム」で3ヶ月くらい働いた後、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学君は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。
そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は…
これは、子どもに多い細菌性の感染症で、大人でも感染することがあって、軽い症状のままで終わることが多いんやけど、人によっては、肺炎が重症化して入院したりすることもあるんで、マスクをするとか、こまめに手を洗うとか、できる限りの対策をしとった方がエエやろ。
で、ここから本題ですが、今回は、池添学君が京都大賞典に登録しとる、プラダリアについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学君は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとる池添兼雄君で、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学君は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄君に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学君は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
彼がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学君が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。
そんで学君は、大学を卒業してから「ノーザンファーム」で3ヶ月くらい働いた後、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学君は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。
そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/10/03 (木) 14:51
対象レース:2024/10/5(土)東京11R・サウジアラビアRC
見出し:「広済堂ホールディングス」などの大株主です
掲載日:2024/10/03 (木) 14:51
対象レース:2024/10/5(土)東京11R・サウジアラビアRC
見出し:「広済堂ホールディングス」などの大株主です
皆さまお元気ですか。
今回は、サウジアラビアRCにタイセイカレントを登録している、田中成奉(せいほう)オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、田中オーナーの本業は、東京都千代田区に本社を構え、不動産関連事業や飲食業などを手掛けている、「株式会社大成コーポレーション」の代表取締役です。
また、田中オーナーは、投資家としても積極的に活動しており、最近は、印刷事業の他、フリーペーパーの発行や斎場の運営などを手掛けており、「東証プライム」に上場している「株式会社広済堂ホールディングス」(旧社名:株式会社廣済堂)や、投資用アパートの開発と販売を手掛けており、「東証スタンダード」に上場している「株式会社明豊エンタープライズ」などの大株主となっております。
私が確認したところ、田中オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2001年のことでして、それから現在までに300頭近くを所有しており、代表的な存在としては、2008年のガーネットSを制したタイセイアトムや、2012年の交流G1・JBCスプリントを制したタイセイレジェンドや、2019年の京王杯2歳Sを制したタイセイビジョンといった名前が挙げられるでしょう。
田中オーナーは、2020年までの4年間、
2017年→24勝・獲得賞金4憶3983万円
2018年→20勝・獲得賞金4億4049万円
2019年→15勝・獲得賞金4億1050万円
2020年→19勝・獲得賞金4億2655万円
という形で、客観的に見て「順調」と思える成績を残しており、2021年こそ、「21勝・獲得賞金3億8681万円」いう数字に終わり、「4億円超え」が途切れてしまったものの、その後は、
2022年→19勝・獲得賞金4億8159万円
2023年→20勝・獲得賞金4億2876万円
と記せば分かる通り、巻き返しに成功しております。
ところが、今年は状況が一変しており、先週までに11勝を上げているものの、重賞に2度しか馬を使えてないことや、特別レースを1勝しかできていないことが響き、獲得賞金は「1億8253万円」と、まだ昨年の4割ほどに留まっておりますので、現在の田中オーナーは、「過去2年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、オーナーは…
今回は、サウジアラビアRCにタイセイカレントを登録している、田中成奉(せいほう)オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、田中オーナーの本業は、東京都千代田区に本社を構え、不動産関連事業や飲食業などを手掛けている、「株式会社大成コーポレーション」の代表取締役です。
また、田中オーナーは、投資家としても積極的に活動しており、最近は、印刷事業の他、フリーペーパーの発行や斎場の運営などを手掛けており、「東証プライム」に上場している「株式会社広済堂ホールディングス」(旧社名:株式会社廣済堂)や、投資用アパートの開発と販売を手掛けており、「東証スタンダード」に上場している「株式会社明豊エンタープライズ」などの大株主となっております。
私が確認したところ、田中オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2001年のことでして、それから現在までに300頭近くを所有しており、代表的な存在としては、2008年のガーネットSを制したタイセイアトムや、2012年の交流G1・JBCスプリントを制したタイセイレジェンドや、2019年の京王杯2歳Sを制したタイセイビジョンといった名前が挙げられるでしょう。
田中オーナーは、2020年までの4年間、
2017年→24勝・獲得賞金4憶3983万円
2018年→20勝・獲得賞金4億4049万円
2019年→15勝・獲得賞金4億1050万円
2020年→19勝・獲得賞金4億2655万円
という形で、客観的に見て「順調」と思える成績を残しており、2021年こそ、「21勝・獲得賞金3億8681万円」いう数字に終わり、「4億円超え」が途切れてしまったものの、その後は、
2022年→19勝・獲得賞金4億8159万円
2023年→20勝・獲得賞金4億2876万円
と記せば分かる通り、巻き返しに成功しております。
ところが、今年は状況が一変しており、先週までに11勝を上げているものの、重賞に2度しか馬を使えてないことや、特別レースを1勝しかできていないことが響き、獲得賞金は「1億8253万円」と、まだ昨年の4割ほどに留まっておりますので、現在の田中オーナーは、「過去2年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2024/10/02 (水) 12:43
対象レース:2024/10/06(日)11R・京都大賞典
見出し:本来の業務に加えて「カンボジアに対する寄付」なども…
掲載日:2024/10/02 (水) 12:43
対象レース:2024/10/06(日)11R・京都大賞典
見出し:本来の業務に加えて「カンボジアに対する寄付」なども…
先日、日本料理の名店、「銀座うち山」(東京都中央区銀座)に行く機会がございました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅から5分ほど歩いた場所にあるこのお店は、2008年からミシュランで1つ星を獲得し続けております。
胡麻の豊かな香りが楽しめる「焼きごま豆腐」から始まり、終盤には名物の「鯛茶漬け」が登場するコース料理は、どれも絶品で、私がそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、「株式会社ケイアイスタリオン」が京都大賞典に登録している小林真也厩舎の管理馬、ケイアイサンデラについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「株式会社ケイアイスタリオン」は、「株式会社啓愛義肢材料販売所」の代表取締役社長を務めている亀田和弘オーナーと、そのご家族によって運営されております。
東京都豊島区の駒込に本社を構えている「啓愛義肢材料販売所」は、1946年に設立された「東京義肢医療装具株式会社」が起源で、創業者の亀田慶治氏は、「戦争で傷ついた多くの人々を救いたい」という思いで、整形外科用の義手・義足といった義肢材料の供給を開始したそうです。
そして1953年には、名称を現在の「啓愛義肢材料販売所」に変更しており、同年、本社内に工場を設立し、1967年、二代目の亀田守弘氏が代表に就任してからも、
1970年→札幌市北区に札幌営業所を開設
1973年→東京都北区に東京営業所を開設、仙台市青葉区に東北営業所(現仙台営業所)を開設
1975年→大阪市西区に関西営業所(現大阪営業所)を開設
といった形で順調に規模を拡大し、1999年には、三代目の亀田和弘オーナーが代表取締役社長に就任しております。
同社は、本来の業務に加え、近隣の清掃活動や、カンボジアに対する寄付など、様々な社会貢献活動を定期的に行っておりますので、三代目の和弘オーナーをはじめとした「啓愛義肢材料販売所」の関係者は、周囲から非常に厚い信頼を寄せられているのでしょう。
なお、創業者である亀田慶治氏の時代から、JRAで馬を走らせており、二代目・守弘氏の所有馬では、2004年のラジオたんぱ賞(現在のラジオNIKKEI賞)を制したケイアイガードなどが活躍しておりました。
守弘オーナーは、「強い馬を作るには、餌からこだわる必要がある」との思いで、育成牧場の「クイーンズ・ランチ」(北海道沙流郡日高町)を設立しております。
2006年頃、「啓愛義肢材料販売所」の名義で馬を走らせ始めた3代目の和弘オーナーは、その後、個人名義に変更しており、現在、JRAに登録している馬は、「株式会社ケイアイスタリオンの法人名義」、もしくは「亀田和弘オーナーの名義」のいずれかです。
また、以前は「クイーンズ・ランチの名義」で所有していた馬も、現在は「ケイアイスタリオン」と「亀田和弘オーナー」の名義で所有しており、所有馬の約半分は「クインズ」の冠名を使用しております。
「ケイアイスタリオン」は、「啓愛義肢材料販売所」の名義で所有馬を走らせていた2010年、プロキオンSを制したケイアイガーベラの活躍などにより、「5億0554万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、2018年には、和弘オーナーの名義で所有していたケイアイノーテックで…
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅から5分ほど歩いた場所にあるこのお店は、2008年からミシュランで1つ星を獲得し続けております。
胡麻の豊かな香りが楽しめる「焼きごま豆腐」から始まり、終盤には名物の「鯛茶漬け」が登場するコース料理は、どれも絶品で、私がそうだったように、訪れる方は必ず満足できる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、「株式会社ケイアイスタリオン」が京都大賞典に登録している小林真也厩舎の管理馬、ケイアイサンデラについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「株式会社ケイアイスタリオン」は、「株式会社啓愛義肢材料販売所」の代表取締役社長を務めている亀田和弘オーナーと、そのご家族によって運営されております。
東京都豊島区の駒込に本社を構えている「啓愛義肢材料販売所」は、1946年に設立された「東京義肢医療装具株式会社」が起源で、創業者の亀田慶治氏は、「戦争で傷ついた多くの人々を救いたい」という思いで、整形外科用の義手・義足といった義肢材料の供給を開始したそうです。
そして1953年には、名称を現在の「啓愛義肢材料販売所」に変更しており、同年、本社内に工場を設立し、1967年、二代目の亀田守弘氏が代表に就任してからも、
1970年→札幌市北区に札幌営業所を開設
1973年→東京都北区に東京営業所を開設、仙台市青葉区に東北営業所(現仙台営業所)を開設
1975年→大阪市西区に関西営業所(現大阪営業所)を開設
といった形で順調に規模を拡大し、1999年には、三代目の亀田和弘オーナーが代表取締役社長に就任しております。
同社は、本来の業務に加え、近隣の清掃活動や、カンボジアに対する寄付など、様々な社会貢献活動を定期的に行っておりますので、三代目の和弘オーナーをはじめとした「啓愛義肢材料販売所」の関係者は、周囲から非常に厚い信頼を寄せられているのでしょう。
なお、創業者である亀田慶治氏の時代から、JRAで馬を走らせており、二代目・守弘氏の所有馬では、2004年のラジオたんぱ賞(現在のラジオNIKKEI賞)を制したケイアイガードなどが活躍しておりました。
守弘オーナーは、「強い馬を作るには、餌からこだわる必要がある」との思いで、育成牧場の「クイーンズ・ランチ」(北海道沙流郡日高町)を設立しております。
2006年頃、「啓愛義肢材料販売所」の名義で馬を走らせ始めた3代目の和弘オーナーは、その後、個人名義に変更しており、現在、JRAに登録している馬は、「株式会社ケイアイスタリオンの法人名義」、もしくは「亀田和弘オーナーの名義」のいずれかです。
また、以前は「クイーンズ・ランチの名義」で所有していた馬も、現在は「ケイアイスタリオン」と「亀田和弘オーナー」の名義で所有しており、所有馬の約半分は「クインズ」の冠名を使用しております。
「ケイアイスタリオン」は、「啓愛義肢材料販売所」の名義で所有馬を走らせていた2010年、プロキオンSを制したケイアイガーベラの活躍などにより、「5億0554万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、2018年には、和弘オーナーの名義で所有していたケイアイノーテックで…
発信者:馬主情報部・馬主N
掲載日:2024/10/02 (水) 11:39
対象レース:2024/10/05(土)東京11R・サウジアラビアRC
見出し:現在の代表は「総帥の長男」です
掲載日:2024/10/02 (水) 11:39
対象レース:2024/10/05(土)東京11R・サウジアラビアRC
見出し:現在の代表は「総帥の長男」です
日本ラグビー界の最高峰、「ジャパンラグビーリーグワン」の「レッドハリケーンズ大阪」は、藤野佑磨選手の入団を発表しました。
兵庫県の出身で、報徳学園高校と立命館大学のラグビー部に所属していた藤野選手は、大学を卒業してから、6シーズンに渡り「東芝ブレイブルーパス」でプレーしておりましたが、新天地となる「レッドハリケーンズ大阪」でどんなプレーを見せてくれるのか、目が離せません。
なお、私が「サウジアラビアRCで注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が登録しているマイネルチケットです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが、今年は状況が悪化しており、先週までに26勝を上げているものの…
兵庫県の出身で、報徳学園高校と立命館大学のラグビー部に所属していた藤野選手は、大学を卒業してから、6シーズンに渡り「東芝ブレイブルーパス」でプレーしておりましたが、新天地となる「レッドハリケーンズ大阪」でどんなプレーを見せてくれるのか、目が離せません。
なお、私が「サウジアラビアRCで注目すべき存在」と考えているのは、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が登録しているマイネルチケットです。
現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、
1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン
といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞79勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、2019年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、同年から昨年までの3年間は、
2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)
と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲いておりました。
ところが、今年は状況が悪化しており、先週までに26勝を上げているものの…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/10/01 (火) 20:30
対象レース:2024/10/06(日)京都11R・京都大賞典
見出し:奈良県の大和高田市に本社があります
掲載日:2024/10/01 (火) 20:30
対象レース:2024/10/06(日)京都11R・京都大賞典
見出し:奈良県の大和高田市に本社があります
本日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比732円42銭高の3万8651円97銭で取引を終えておりました。
2000円近くの下落となった昨日とは対照的に、買い戻しが全体相場を押し上げ、銘柄別では、「三菱重工業」、「ディスコ」、「東京エレクトロン」、「ソフトバンクグループ」などが積極的に買われており、明日以降も、市場の動きからは目が離せません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、吉川潤オーナーが京都大賞典に登録している、ジューンアヲニヨシに注目しております。
吉川オーナーの本業は、奈良県大和高田市に本社を構え、真空ポンプの販売などを手掛けている、「株式会社吉川製作所」の代表取締役社長です。
1976年に設立された同社は、1981年、「有限会社吉川製作所」として法人化(当時の資本金は500万円)され、その後は、
1997年:現在の本社工場を新設
2003年:九州支店を開設
2005年:本社工場に真空ポンプ修理工場を増築
2007年:商号を「株式会社吉川製作所」に変更し、資本金を1000万円に増資
2010年:「山本鉄工株式会社」と合併し、「高井田工場」として加工部門を開設
といった形で順調に規模を拡大しており、2010年の4月、吉川潤オーナーが代表取締役社長に就任してからも、
2012年:本社工場の規模を拡大
2013年:福岡県北九州市に営業所を開設
2016年:東京営業所を開設
2018年:相模原営業所を開設
2019年:葛城新工場を開設
2020年:経済産業省から「地域未来牽引企業」として選出
といった形で順調に規模を拡大し、現在は80名以上の従業員を雇用しており、ここ数年は、30億円前後の年商を記録しております。
また、同社は、真空装置の販売や中古製品の売買といった、顧客のニーズに合わせたサービスを提供している「アールエムテック株式会社」というグループ会社を有しており、この会社の代表も、吉川オーナ務めておりますので、代表取締役社長としてこれらの事業を取り仕切っている吉川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
奥様のお父様が大の競馬好きだったため、自身も競馬に興味を持った吉川オーナーは、一口馬主クラブに出資したことなどがきっかけで、「やはり自分の馬を持ちたい」という気持ちが強くなり、JRAの個人馬主資格を取得し、2015年から実際に馬を走らせております。
その後、2016年までは勝利を上げられずにいたものの、2017年から一昨年までは、
2017年:1勝・獲得賞金1220万円
2018年:2勝・獲得賞金1885万円
2019年:5勝・獲得賞金6400万円
2020年:2勝・獲得賞金4074万円
2021年:4勝・獲得賞金6413万円
2022年:8勝・獲得賞金9678万円
という形で順調に実績を積み重ねていた上、昨年は、ジューンベロシティを出走させた東京ハイジャンプで「初の重賞勝ち」を飾り、同馬で阪神ジャンプSも制するなど、16勝を上げ、獲得賞金は「2億8061万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
そして、今年も好調が続いており、ジューンテイクで京都新聞杯を制し、ジューンベロシティで東京ジャンプSを制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金が「2億3678万円」と、昨年の同時期(10月1日【日】まで)の「1億9780万円」を大きく上回っておりますが、この状況に満足せず、吉川オーナーは、今後も全力で勝利を追求してくることでしょう。
何故なら、吉川オーナーは、「吉川ホールディングス株式会社」の名義で…
2000円近くの下落となった昨日とは対照的に、買い戻しが全体相場を押し上げ、銘柄別では、「三菱重工業」、「ディスコ」、「東京エレクトロン」、「ソフトバンクグループ」などが積極的に買われており、明日以降も、市場の動きからは目が離せません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、吉川潤オーナーが京都大賞典に登録している、ジューンアヲニヨシに注目しております。
吉川オーナーの本業は、奈良県大和高田市に本社を構え、真空ポンプの販売などを手掛けている、「株式会社吉川製作所」の代表取締役社長です。
1976年に設立された同社は、1981年、「有限会社吉川製作所」として法人化(当時の資本金は500万円)され、その後は、
1997年:現在の本社工場を新設
2003年:九州支店を開設
2005年:本社工場に真空ポンプ修理工場を増築
2007年:商号を「株式会社吉川製作所」に変更し、資本金を1000万円に増資
2010年:「山本鉄工株式会社」と合併し、「高井田工場」として加工部門を開設
といった形で順調に規模を拡大しており、2010年の4月、吉川潤オーナーが代表取締役社長に就任してからも、
2012年:本社工場の規模を拡大
2013年:福岡県北九州市に営業所を開設
2016年:東京営業所を開設
2018年:相模原営業所を開設
2019年:葛城新工場を開設
2020年:経済産業省から「地域未来牽引企業」として選出
といった形で順調に規模を拡大し、現在は80名以上の従業員を雇用しており、ここ数年は、30億円前後の年商を記録しております。
また、同社は、真空装置の販売や中古製品の売買といった、顧客のニーズに合わせたサービスを提供している「アールエムテック株式会社」というグループ会社を有しており、この会社の代表も、吉川オーナ務めておりますので、代表取締役社長としてこれらの事業を取り仕切っている吉川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
奥様のお父様が大の競馬好きだったため、自身も競馬に興味を持った吉川オーナーは、一口馬主クラブに出資したことなどがきっかけで、「やはり自分の馬を持ちたい」という気持ちが強くなり、JRAの個人馬主資格を取得し、2015年から実際に馬を走らせております。
その後、2016年までは勝利を上げられずにいたものの、2017年から一昨年までは、
2017年:1勝・獲得賞金1220万円
2018年:2勝・獲得賞金1885万円
2019年:5勝・獲得賞金6400万円
2020年:2勝・獲得賞金4074万円
2021年:4勝・獲得賞金6413万円
2022年:8勝・獲得賞金9678万円
という形で順調に実績を積み重ねていた上、昨年は、ジューンベロシティを出走させた東京ハイジャンプで「初の重賞勝ち」を飾り、同馬で阪神ジャンプSも制するなど、16勝を上げ、獲得賞金は「2億8061万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
そして、今年も好調が続いており、ジューンテイクで京都新聞杯を制し、ジューンベロシティで東京ジャンプSを制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金が「2億3678万円」と、昨年の同時期(10月1日【日】まで)の「1億9780万円」を大きく上回っておりますが、この状況に満足せず、吉川オーナーは、今後も全力で勝利を追求してくることでしょう。
何故なら、吉川オーナーは、「吉川ホールディングス株式会社」の名義で…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2024/09/30 (月) 21:57
対象レース:2024/10/05(土)東京11R・サウジアラビアRC
見出し:「初の1位」は2005年でした
掲載日:2024/09/30 (月) 21:57
対象レース:2024/10/05(土)東京11R・サウジアラビアRC
見出し:「初の1位」は2005年でした
本日の東京為替市場における円対ドルは、少し前に私が確認したところ、先週末と比較して80銭の円高・ドル安となる、1ドル=142円38~40銭で推移しておりました。
自民党総裁選の結果を受けて、日銀の追加利上げが予測させることなどから、円買いとドル売りの動きが加速しており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」がサウジアラビアRCに登録している、アルレッキーノについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)
という好成績を記録し、7年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を制するなど、「GIレース8勝」を記録し、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
自民党総裁選の結果を受けて、日銀の追加利上げが予測させることなどから、円買いとドル売りの動きが加速しており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」がサウジアラビアRCに登録している、アルレッキーノについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)
という好成績を記録し、7年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を制するなど、「GIレース8勝」を記録し、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/09/28 (土) 18:52
対象レース:2024/09/29(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:傘下企業が「ルパン三世」の制作などを…
掲載日:2024/09/28 (土) 18:52
対象レース:2024/09/29(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:傘下企業が「ルパン三世」の制作などを…
昨日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比903円93銭高の3万9829円56銭で取引を終えておりました。
ただ、自民党の新総裁が石破氏となったことなどを受け、週明けに大幅な変動があると予想されますので、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、里見治(はじめ)オーナーがスプリンターズSに出走させる、サトノレーヴに注目しております。
里見オーナーの本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証プライム上場)の代表取締役会長です。
現在、同社の代表取締役社長グループCEOは、オーナーの長男である治紀(はるき)氏が務めております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、
■パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」
■ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」
■「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」や「ルパン三世」といったアニメ作品の制作を手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」
■宮崎県にある日本有数の複合施設・「フェニックス・シーガイア・リゾート」を擁する「フェニックスリゾート株式会社」
などを傘下に収めており、2024年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「4678億9600万円」という数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、これまでにJRAで、自身の名義と「サトミホースカンパニー(2023年2月27日付で解散)」の名義で馬を走らせており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。
しかし、その後は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
2021年→38勝・獲得賞金7億8519万円
2022年→19勝・獲得賞金5億0591万円
という形で数字が低迷しており、昨年は、サトノグランツで京都新聞杯と神戸新聞杯を制するなど、26勝を上げたものの、他の馬があまり活躍できなかったことから、獲得賞金は「5億9035万円」と、やはり全盛期であった2016年の数字を大きく下回っております。
当然、今年を迎えるにあたって里見オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は…
ただ、自民党の新総裁が石破氏となったことなどを受け、週明けに大幅な変動があると予想されますので、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、里見治(はじめ)オーナーがスプリンターズSに出走させる、サトノレーヴに注目しております。
里見オーナーの本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証プライム上場)の代表取締役会長です。
現在、同社の代表取締役社長グループCEOは、オーナーの長男である治紀(はるき)氏が務めております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、
■パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」
■ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」
■「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」や「ルパン三世」といったアニメ作品の制作を手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」
■宮崎県にある日本有数の複合施設・「フェニックス・シーガイア・リゾート」を擁する「フェニックスリゾート株式会社」
などを傘下に収めており、2024年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「4678億9600万円」という数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、これまでにJRAで、自身の名義と「サトミホースカンパニー(2023年2月27日付で解散)」の名義で馬を走らせており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。
しかし、その後は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
2021年→38勝・獲得賞金7億8519万円
2022年→19勝・獲得賞金5億0591万円
という形で数字が低迷しており、昨年は、サトノグランツで京都新聞杯と神戸新聞杯を制するなど、26勝を上げたものの、他の馬があまり活躍できなかったことから、獲得賞金は「5億9035万円」と、やはり全盛期であった2016年の数字を大きく下回っております。
当然、今年を迎えるにあたって里見オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師Y
掲載日:2024/09/28 (土) 17:28
対象レース:2024/09/29(日)中京11R・ポートアイランドS
見出し:三重県の実家で馬を飼っとったんですわ
掲載日:2024/09/28 (土) 17:28
対象レース:2024/09/29(日)中京11R・ポートアイランドS
見出し:三重県の実家で馬を飼っとったんですわ
今、日本の囲碁界で「棋聖・天元・本因坊」の三冠タイトルを持っとるのは、一力遼さんですな。
一力さんは、宮城県の出身で、9月8日(日)に中国の上海で開催された、「応氏杯世界選手権」っちゅう4年に1回行われる囲碁の国際大会で、日本の代表選手としては19年振りに優勝を飾っとったし、25日(水)には今年の「桐山杯」を勝って、この大会の連覇を達成しとるんで、これからの活躍にも期待しとるんですわ。
まあ、ワシも何かと忙しいんで、ボチボチ本題に入るんやけど、今回は、大橋勇樹君がポートアイランドSに使う、ニホンピロキーフについての話をしとくで。
三重県出身の大橋君は、実家で草競馬用の馬を飼っとったことがきっかけで、子供の頃から「競馬の世界で働きたい」と考えとって、小学3年生の頃から乗馬をやっとったんや。
そんで、大学を出た後、1984年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から2年間は、ヤエノムテキとかでお馴染みやった荻野光男さんの厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
1986年の10月からは松田博資厩舎に移って、そん時には持ち乗りの調教助手としてコスモドリームを担当しとって、この馬が、1988年のオークスを勝ったんやから、大橋君は、「この世界でやっていける」っちゅう自信を持てたんやろな。
1990年の3月からは、目野哲也厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、「6勝・獲得賞金7172万円」っちゅう成績やったけど、その後の5年間は、
2005年→9勝・獲得賞金1億2401万円
2006年→11勝・獲得賞金2億0661万円
2007年→11勝・獲得賞金2億2974万円
2008年→14勝・獲得賞金2億8094万円
2009年→24勝・獲得賞金3億2924万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとりましたな。
こうやって、大橋君が順調に勝てたんは、小さい頃から馬をよう見とったことと、松田博資厩舎におった頃で言うたら、さっき名前を出したコスモドリームとか、目野哲也厩舎におった頃で言うたら、1996年のマイラーズCを勝ったニホンピロプリンスとか、1997年のガーネットSを勝ったストーンステッパーとか、走る馬を何頭も見てきた経験を、しっかりと活かせとるからなんやろ。
2011年には、ナムラタイタンを使った武蔵野Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、2012年には、ニホンピロアワーズを使ったジャパンCダートで初めてのGI勝ちを飾っとって、結局、この年は16勝を上げて、「4億3930万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは伸び悩んどって、一昨年までの5年間は、
2018年→18勝・獲得賞金3億1701万円
2019年→19勝・獲得賞金3憶2817万円
2020年→13勝・獲得賞金2億4111万円
2021年→24勝・獲得賞金3億9723万円
2022年→16勝・獲得賞金3億2781万円
っちゅう、2012年と比べたら物足りない数字やったから、去年の大橋君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、「28勝・4億5188万円」っちゅう、今までで一番の成績やったんですわ。
ただ、今年は…
一力さんは、宮城県の出身で、9月8日(日)に中国の上海で開催された、「応氏杯世界選手権」っちゅう4年に1回行われる囲碁の国際大会で、日本の代表選手としては19年振りに優勝を飾っとったし、25日(水)には今年の「桐山杯」を勝って、この大会の連覇を達成しとるんで、これからの活躍にも期待しとるんですわ。
まあ、ワシも何かと忙しいんで、ボチボチ本題に入るんやけど、今回は、大橋勇樹君がポートアイランドSに使う、ニホンピロキーフについての話をしとくで。
三重県出身の大橋君は、実家で草競馬用の馬を飼っとったことがきっかけで、子供の頃から「競馬の世界で働きたい」と考えとって、小学3年生の頃から乗馬をやっとったんや。
そんで、大学を出た後、1984年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から2年間は、ヤエノムテキとかでお馴染みやった荻野光男さんの厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
1986年の10月からは松田博資厩舎に移って、そん時には持ち乗りの調教助手としてコスモドリームを担当しとって、この馬が、1988年のオークスを勝ったんやから、大橋君は、「この世界でやっていける」っちゅう自信を持てたんやろな。
1990年の3月からは、目野哲也厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、「6勝・獲得賞金7172万円」っちゅう成績やったけど、その後の5年間は、
2005年→9勝・獲得賞金1億2401万円
2006年→11勝・獲得賞金2億0661万円
2007年→11勝・獲得賞金2億2974万円
2008年→14勝・獲得賞金2億8094万円
2009年→24勝・獲得賞金3億2924万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとりましたな。
こうやって、大橋君が順調に勝てたんは、小さい頃から馬をよう見とったことと、松田博資厩舎におった頃で言うたら、さっき名前を出したコスモドリームとか、目野哲也厩舎におった頃で言うたら、1996年のマイラーズCを勝ったニホンピロプリンスとか、1997年のガーネットSを勝ったストーンステッパーとか、走る馬を何頭も見てきた経験を、しっかりと活かせとるからなんやろ。
2011年には、ナムラタイタンを使った武蔵野Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、2012年には、ニホンピロアワーズを使ったジャパンCダートで初めてのGI勝ちを飾っとって、結局、この年は16勝を上げて、「4億3930万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは伸び悩んどって、一昨年までの5年間は、
2018年→18勝・獲得賞金3億1701万円
2019年→19勝・獲得賞金3憶2817万円
2020年→13勝・獲得賞金2億4111万円
2021年→24勝・獲得賞金3億9723万円
2022年→16勝・獲得賞金3億2781万円
っちゅう、2012年と比べたら物足りない数字やったから、去年の大橋君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、「28勝・4億5188万円」っちゅう、今までで一番の成績やったんですわ。
ただ、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/09/27 (金) 18:45
対象レース:2024/09/28(土)中京11R・シリウスS
見出し:親父さんがタイテエムの厩舎におったんや
掲載日:2024/09/27 (金) 18:45
対象レース:2024/09/28(土)中京11R・シリウスS
見出し:親父さんがタイテエムの厩舎におったんや
最近、ワシが観た時代劇映画の中で、特に面白いと思ったんは、2012年に公開されとった「のぼうの城」なんですわ。
これは、和田竜さんが書いた小説が原作になっとって、天下統一を目指しとった豊臣秀吉の命令で、石田三成が大軍を率いて攻めてきた「忍城」が舞台になっとって、主人公の成田長親を演じとる野村萬斎さんの演技が見事なんや。
で、ワシが今週のシリウスSで期待しとるのは、藤岡健一君が使う、ビヨンドザファザーなんですわ。
皆さんもよう知っとる通り、藤岡健一君は、長男の佑介君と、今年の4月に、残念ながら落馬事故で亡くなってしもうた次男の康太君を立派な乗り役に育てとります。
健一君の親父さんは、橋田俊三厩舎で厩務員をやっとった清さんで、この厩舎は、1973年の天皇賞・春などを勝ったタイテエムを管理しとったことでお馴染みやな。
ちなみに清さんは、1965年の桜花賞に出とったベロナを担当しとって、ベロナは、当時の大蔵大臣やった田中角栄さんの奥さん、田中はなオーナーの持ち馬やったんですわ。
生まれた時から栗東トレセンができた10歳の頃まで阪神競馬場で育っとったように、周りに馬がおるのがずっと当たり前やった健一君は、1984年の愛知杯など、重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など、重賞を3勝しとるグローバルダイナとかを管理しとった宇田明彦厩舎で、1979年から厩務員と調教助手をやっとりました。
その後、伊藤雄二厩舎と南井克巳厩舎で調教助手をやって、2001年に7回目の挑戦で調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、その後は、2年目が12勝、3年目が21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、それからも毎年のように20勝を超えとって、トップオブワールドを使った2004年のユニコーンSで初めて重賞を勝っとりましたな。
2012年には、ワンカラットを使ったオーシャンSを勝つなど、41勝を上げて、「5億8538万円」の賞金を稼いどったし、サマリーズを使った地方交流G1の全日本2歳優駿を勝っとりました。
その後も、
2013年→27勝・獲得賞金4億5702万円
2014年→29勝・獲得賞金5億9555万円
2015年→30勝・獲得賞金7億1382万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりやったし、2016年は、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてJRAのGIを勝っとって、その後も、ジュエラーを使った桜花賞や、ビッグアーサーを使ったセントウルSを勝つなど、全部で31勝を上げて、「9億2986万円」っちゅう今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、一昨年までの6年間は、
2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円
2020年→29勝・獲得賞金5億3182万円
2021年→42勝・獲得賞金6億9895万円
2022年→22勝・獲得賞金6億3428万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったから、去年の健一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、去年は、ジャックドールを使った大阪杯を勝つなど、28勝を上げとって、稼いだ賞金が「7億3850万円」と、一昨年を大きく上回っとったんですわ。
そんで今年は…
これは、和田竜さんが書いた小説が原作になっとって、天下統一を目指しとった豊臣秀吉の命令で、石田三成が大軍を率いて攻めてきた「忍城」が舞台になっとって、主人公の成田長親を演じとる野村萬斎さんの演技が見事なんや。
で、ワシが今週のシリウスSで期待しとるのは、藤岡健一君が使う、ビヨンドザファザーなんですわ。
皆さんもよう知っとる通り、藤岡健一君は、長男の佑介君と、今年の4月に、残念ながら落馬事故で亡くなってしもうた次男の康太君を立派な乗り役に育てとります。
健一君の親父さんは、橋田俊三厩舎で厩務員をやっとった清さんで、この厩舎は、1973年の天皇賞・春などを勝ったタイテエムを管理しとったことでお馴染みやな。
ちなみに清さんは、1965年の桜花賞に出とったベロナを担当しとって、ベロナは、当時の大蔵大臣やった田中角栄さんの奥さん、田中はなオーナーの持ち馬やったんですわ。
生まれた時から栗東トレセンができた10歳の頃まで阪神競馬場で育っとったように、周りに馬がおるのがずっと当たり前やった健一君は、1984年の愛知杯など、重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など、重賞を3勝しとるグローバルダイナとかを管理しとった宇田明彦厩舎で、1979年から厩務員と調教助手をやっとりました。
その後、伊藤雄二厩舎と南井克巳厩舎で調教助手をやって、2001年に7回目の挑戦で調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、その後は、2年目が12勝、3年目が21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、それからも毎年のように20勝を超えとって、トップオブワールドを使った2004年のユニコーンSで初めて重賞を勝っとりましたな。
2012年には、ワンカラットを使ったオーシャンSを勝つなど、41勝を上げて、「5億8538万円」の賞金を稼いどったし、サマリーズを使った地方交流G1の全日本2歳優駿を勝っとりました。
その後も、
2013年→27勝・獲得賞金4億5702万円
2014年→29勝・獲得賞金5億9555万円
2015年→30勝・獲得賞金7億1382万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりやったし、2016年は、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてJRAのGIを勝っとって、その後も、ジュエラーを使った桜花賞や、ビッグアーサーを使ったセントウルSを勝つなど、全部で31勝を上げて、「9億2986万円」っちゅう今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、一昨年までの6年間は、
2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円
2020年→29勝・獲得賞金5億3182万円
2021年→42勝・獲得賞金6億9895万円
2022年→22勝・獲得賞金6億3428万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったから、去年の健一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、去年は、ジャックドールを使った大阪杯を勝つなど、28勝を上げとって、稼いだ賞金が「7億3850万円」と、一昨年を大きく上回っとったんですわ。
そんで今年は…
発信者:馬主情報部・一口馬主クラブ関係者U
掲載日:2024/09/27 (金) 16:29
対象レース:2024/09/28(土)中山 11R・秋風S
見出し:ドリームバレンチノなどが代表的な存在です
掲載日:2024/09/27 (金) 16:29
対象レース:2024/09/28(土)中山 11R・秋風S
見出し:ドリームバレンチノなどが代表的な存在です
皆さん、お疲れさまです。
先週の神戸新聞杯は、ゴールドシップ産駒のメイショウタバルが勝って、私達に3連複6000円という馬券を取らせてくれましたね。
お父さんがステイゴールドで、2012年の菊花賞や2013年と2014年の宝塚記念など、現役時代にGIを6勝したゴールドシップは、2016年から「ビッグレッドファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町明和120−4)で繫養されていて、2021年のオークスを勝ったユーバーレーベンや去年の中山大障害を勝ったマイネルグロンなど、活躍馬を何頭も出しています。
ゴールドシップは受胎率が90%近くと非常に高くて、種付け料も250万円と、それほど高くないことなどから、牧場関係者からの人気が高くて、今年の種付け頭数は過去最多の125頭でしたから、これからも活躍馬が出ることを期待したいですね。
ところで、私は秋風Sで、一口馬主クラブの「ライオンレースホース」が出走させる、コントラポストに注目しています。
皆さんも詳しいと思いますが、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、自動車関連の様々な事業を手掛けている、少し前まで「株式会社ジーライオン」の代表取締役社長を務めていて、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからでして、それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としては、さっき名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルなどが挙げられるでしょう。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ユニコーンライオンを使った鳴尾記念で4年半振りに重賞を勝つなど、21勝を上げて、獲得賞金は「4億1367万円」という、前年までを大きく上回る成績を残していました。
そして一昨年は、ユニコーンライオンで福島記念を勝つなど、「28勝・獲得賞金4億5158万円」という好成績を残していましたし、去年は、26勝を上げて、稼いだ賞金は「5億0735万円」と、一昨年を上回っていて、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の数字だったんですよ。
それに…
先週の神戸新聞杯は、ゴールドシップ産駒のメイショウタバルが勝って、私達に3連複6000円という馬券を取らせてくれましたね。
お父さんがステイゴールドで、2012年の菊花賞や2013年と2014年の宝塚記念など、現役時代にGIを6勝したゴールドシップは、2016年から「ビッグレッドファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町明和120−4)で繫養されていて、2021年のオークスを勝ったユーバーレーベンや去年の中山大障害を勝ったマイネルグロンなど、活躍馬を何頭も出しています。
ゴールドシップは受胎率が90%近くと非常に高くて、種付け料も250万円と、それほど高くないことなどから、牧場関係者からの人気が高くて、今年の種付け頭数は過去最多の125頭でしたから、これからも活躍馬が出ることを期待したいですね。
ところで、私は秋風Sで、一口馬主クラブの「ライオンレースホース」が出走させる、コントラポストに注目しています。
皆さんも詳しいと思いますが、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、自動車関連の様々な事業を手掛けている、少し前まで「株式会社ジーライオン」の代表取締役社長を務めていて、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからでして、それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としては、さっき名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルなどが挙げられるでしょう。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ユニコーンライオンを使った鳴尾記念で4年半振りに重賞を勝つなど、21勝を上げて、獲得賞金は「4億1367万円」という、前年までを大きく上回る成績を残していました。
そして一昨年は、ユニコーンライオンで福島記念を勝つなど、「28勝・獲得賞金4億5158万円」という好成績を残していましたし、去年は、26勝を上げて、稼いだ賞金は「5億0735万円」と、一昨年を上回っていて、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の数字だったんですよ。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/09/27 (金) 10:56
対象レース:2024/09/29(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:今年は「9億0200万円」を投じております
掲載日:2024/09/27 (金) 10:56
対象レース:2024/09/29(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:今年は「9億0200万円」を投じております
「大利根カントリークラブ」(茨城県坂東市)では、昨日から、「日本女子オープンゴルフ選手権」が開催されております。
先ほど私が確認した時点に於いて、8アンダーを記録し首位に立っていたのは山下美夢有選手でしたが、開催地の「大利根カントリークラブ」は、高低差やバンカーと池の配置などにより、非常に戦略性が高いコースとなっておりますので、今後、それぞれの選手がどんなプレーを見せてくれるのか、最後まで目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、金子真人(まこと)オーナーがスプリンターズSに出走させる、ママコチャについての報告をしておきます。
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2021年までの5年間は、
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
その上…
先ほど私が確認した時点に於いて、8アンダーを記録し首位に立っていたのは山下美夢有選手でしたが、開催地の「大利根カントリークラブ」は、高低差やバンカーと池の配置などにより、非常に戦略性が高いコースとなっておりますので、今後、それぞれの選手がどんなプレーを見せてくれるのか、最後まで目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、金子真人(まこと)オーナーがスプリンターズSに出走させる、ママコチャについての報告をしておきます。
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2021年までの5年間は、
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
その上…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/09/26 (木) 13:43
対象レース:2024/09/29(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:調教助手やった時にロードカナロアを担当しとったんですわ
掲載日:2024/09/26 (木) 13:43
対象レース:2024/09/29(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:調教助手やった時にロードカナロアを担当しとったんですわ
まいど。
今週のスプリンターズSでは、安田翔伍先生が登録しとるピューロマジックが気になっとります。
誰でもよう知っとる通り、安田翔伍先生の親父さんは、同じ栗東で厩舎を構えとって、今年の3月5日(火)に引退した安田隆行さんですな。
隆行さんと言えば、乗り役やった頃に、1991年の皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、通算680勝を上げとったし、厩舎を開業してからは、ダートのG1を4勝したトランセンドや、スプリンターズSと高松宮記念を勝ったカレンチャンや、香港スプリントを連覇するなど、G1を6勝したロードカナロアとか、管理馬がよう走っとりました。
それに隆行さんは、2019年、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっとりましたな。
翔伍先生は、中学3年生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験に落ちてしもうて、次の年も受けようと思っとったんやけど、高校に通っているうちに体が大きくなってしもうたんで、騎手になるのを諦めたそうや。
せやけど、「やっぱり競馬の世界に進みたい」と考えとった先生は、高校を中退して、「ノースヒルズマネジメント」(今のノースヒルズ)で働いてから、半年くらいアイルランドに留学しとって、帰国した後は、3年くらい「ノーザンファーム空港」で働いて、それから、2002年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
2003年に競馬学校を出た後、翔伍先生は、その年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、カレンチャンやロードカナロアとかを担当するなど、2016年、調教師の試験に受かるまでの14年間、ずっと親父さんの厩舎で経験を積んどったんや。
そんで、「社台ファーム」で技術調教師として経験を積んでから、2018年の3月に自分の厩舎を開業した翔伍先生は、それから年末までに、オメガパフュームを使ったシリウスSで初めて重賞を勝つなど、JRAで「9勝・獲得賞金2億4480万円」っちゅう成績を残しとって、その後も、JRAでは、
2019年→23勝・獲得賞金3億5386万円
2020年→21勝・獲得賞金4億6222万円
2021年→28勝・獲得賞金5億2015万円
2022年→23勝・獲得賞金6億4208万円
ちゅう形で賞金が「右肩上がり」になっとったし、オメガパフュームを使った2018年の東京大賞典で初めてのG1勝ちを飾っとって、他も入れたら、この馬でJRAと地方交流を合わせて重賞を8勝もしとるんやから、親父さんの厩舎で走る馬を担当しとった経験を、よう活かせとるんでしょうな。
そんで去年は、ジャスティンカフェを使ったエプソムCを勝つなど、27勝を上げたんやけど、JRAと地方で7億円以上を稼いどったオメガパフュームを引退させたことが響いて、稼いだ賞金は「5億7671万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって翔伍先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
今週のスプリンターズSでは、安田翔伍先生が登録しとるピューロマジックが気になっとります。
誰でもよう知っとる通り、安田翔伍先生の親父さんは、同じ栗東で厩舎を構えとって、今年の3月5日(火)に引退した安田隆行さんですな。
隆行さんと言えば、乗り役やった頃に、1991年の皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、通算680勝を上げとったし、厩舎を開業してからは、ダートのG1を4勝したトランセンドや、スプリンターズSと高松宮記念を勝ったカレンチャンや、香港スプリントを連覇するなど、G1を6勝したロードカナロアとか、管理馬がよう走っとりました。
それに隆行さんは、2019年、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっとりましたな。
翔伍先生は、中学3年生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験に落ちてしもうて、次の年も受けようと思っとったんやけど、高校に通っているうちに体が大きくなってしもうたんで、騎手になるのを諦めたそうや。
せやけど、「やっぱり競馬の世界に進みたい」と考えとった先生は、高校を中退して、「ノースヒルズマネジメント」(今のノースヒルズ)で働いてから、半年くらいアイルランドに留学しとって、帰国した後は、3年くらい「ノーザンファーム空港」で働いて、それから、2002年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
2003年に競馬学校を出た後、翔伍先生は、その年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、カレンチャンやロードカナロアとかを担当するなど、2016年、調教師の試験に受かるまでの14年間、ずっと親父さんの厩舎で経験を積んどったんや。
そんで、「社台ファーム」で技術調教師として経験を積んでから、2018年の3月に自分の厩舎を開業した翔伍先生は、それから年末までに、オメガパフュームを使ったシリウスSで初めて重賞を勝つなど、JRAで「9勝・獲得賞金2億4480万円」っちゅう成績を残しとって、その後も、JRAでは、
2019年→23勝・獲得賞金3億5386万円
2020年→21勝・獲得賞金4億6222万円
2021年→28勝・獲得賞金5億2015万円
2022年→23勝・獲得賞金6億4208万円
ちゅう形で賞金が「右肩上がり」になっとったし、オメガパフュームを使った2018年の東京大賞典で初めてのG1勝ちを飾っとって、他も入れたら、この馬でJRAと地方交流を合わせて重賞を8勝もしとるんやから、親父さんの厩舎で走る馬を担当しとった経験を、よう活かせとるんでしょうな。
そんで去年は、ジャスティンカフェを使ったエプソムCを勝つなど、27勝を上げたんやけど、JRAと地方で7億円以上を稼いどったオメガパフュームを引退させたことが響いて、稼いだ賞金は「5億7671万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって翔伍先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/09/26 (木) 12:30
対象レース:2024/09/28(土)中京11R・シリウスS
見出し:アサクサキングスの菊花賞が初めてのGI勝ちでしたな
掲載日:2024/09/26 (木) 12:30
対象レース:2024/09/28(土)中京11R・シリウスS
見出し:アサクサキングスの菊花賞が初めてのGI勝ちでしたな
お疲れさんです。
今週のシリウスSでは、大久保龍志先生が登録しとるグリューヴルムとハピが気になっとります。
皆さんもよう知っとる通り、龍志先生は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、去年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、新谷功一厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志先生の弟で、一昨年の3月に、池添学君の厩舎から乗り役としてデビューして、今はニュージーランドで武者修行をしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志先生は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志先生は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を上げとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までに重賞を25回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志先生の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、一昨年も勢いが続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんで去年は、31勝を上げたんやけど、地方交流重賞のダイオライト記念と平安Sを勝ったグロリアムンディ以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金が「7億1563万円」と、一昨年を下回っとったし、今年も…
今週のシリウスSでは、大久保龍志先生が登録しとるグリューヴルムとハピが気になっとります。
皆さんもよう知っとる通り、龍志先生は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう素晴らしい実績を残して2006年の2月に定年で調教師を引退しとって、去年の1月21日(土)に亡くなった大久保正陽さんの次男で、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは親戚ですな。
そうそう、新谷功一厩舎で調教助手をやっとる大久保裕章君は、龍志先生の弟で、一昨年の3月に、池添学君の厩舎から乗り役としてデビューして、今はニュージーランドで武者修行をしとる大久保友雅(ゆうが)君は、裕章君の息子なんですわ。
栗東高校から京都産業大学に進んで、馬術部に入っとった龍志先生は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に入ると、次の年から親父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。
それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志先生は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を上げとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSや、チュウワウィザードを使った2020年のチャンピオンズCとか、今までに重賞を25回も勝っとります。
初めてGIを勝った2007年に、龍志先生の厩舎は、31勝を上げて、「8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
次の年からは賞金が伸び悩んどったんやけど、2018年からの4年間は、
2018年→獲得賞金5億6745万円
2019年→獲得賞金6億1567万円
2020年→獲得賞金6億8902万円
2021年→獲得賞金7億1985万円
と書けば分かる通り、右肩上がりで数字を増やしとって、特に2021年は、ディープボンドを使った阪神大賞典を勝つなど、26勝を上げて、14年振りに賞金が7億円を超えとったし、この馬でフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝っとったんですわ。
それに、一昨年も勢いが続いとって、ディープボンドで前の年に続いて阪神大賞典を勝つなど、JRAで「31勝・獲得賞金7億9089万円」っちゅう好成績を残しとったし、川崎記念で1着、ドバイワールドカップで3着、帝王賞で2着やったチュウワウィザードとかの活躍で、地方と海外を入れた獲得賞金が、「10億7611万円」っちゅう素晴らしい数字やったんや。
そんで去年は、31勝を上げたんやけど、地方交流重賞のダイオライト記念と平安Sを勝ったグロリアムンディ以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金が「7億1563万円」と、一昨年を下回っとったし、今年も…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/09/26 (木) 11:22
対象レース:2024/09/29(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:北海道の門別にある生産牧場が実家なんですよ
掲載日:2024/09/26 (木) 11:22
対象レース:2024/09/29(日)中山11R・スプリンターズS
見出し:北海道の門別にある生産牧場が実家なんですよ
JR東日本の八王子支社では、八王子と高崎を結んでいる「八高線」の「開業90周年」を記念して、10月1日(火)から31日(木)まで、多くのイベントを行うんですよ。
期間中は、いつもと違う車内放送が流れたり、特別なヘッドマークが掲出されたり、スタンプラリーを楽しめたりするそうですから、多くの鉄道ファンが集まるのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、高柳瑞樹君がスプリンターズSに登録している、トウシンマカオについての報告です。
瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
札幌光星高校に入ってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将を任されていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
でも、その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、2021年の瑞樹君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、JRAでは初めて重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝っていました。
そして、一昨年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、去年は11勝しか上げられなくて、しかも、ジャパンCで3着、有馬記念で2着だったスターズオンアースと、京阪杯を勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「7億3091万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
それに…
期間中は、いつもと違う車内放送が流れたり、特別なヘッドマークが掲出されたり、スタンプラリーを楽しめたりするそうですから、多くの鉄道ファンが集まるのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、高柳瑞樹君がスプリンターズSに登録している、トウシンマカオについての報告です。
瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
札幌光星高校に入ってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将を任されていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
でも、その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、2021年の瑞樹君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、JRAでは初めて重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝っていました。
そして、一昨年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、去年は11勝しか上げられなくて、しかも、ジャパンCで3着、有馬記念で2着だったスターズオンアースと、京阪杯を勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金は「7億3091万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
それに…
発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2024/09/25 (水) 17:45
対象レース:2024/09/28(土)中京11R・シリウスS
見出し:今年は海外で2億円以上を稼いどるんやけど…
掲載日:2024/09/25 (水) 17:45
対象レース:2024/09/28(土)中京11R・シリウスS
見出し:今年は海外で2億円以上を稼いどるんやけど…
先週の土曜日、中山の8Rに組まれとった清秋ジャンプSは、斉藤崇史厩舎のスマイルスルーが勝ちましたな。
斉藤君は、開業3年目やった2017年から障害のレースに馬を使っとって、2018年は障害レースで3勝を上げとったんやけど、2019年から去年までは5年間で4勝だけやったんですわ。
ただ、今年は先週までに3勝を上げとって、「斉藤君が、障害に力を入れてきたこと」がよう分かるんで、これからの障害レースでも、彼の厩舎には注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君がシリウスSに登録しとる、カフジオクタゴンのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東京大学に何人も合格者を出しとる開成高校(東京都荒川区)を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「523戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「504戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「391戦」やったんやから、どれだけ多かったんかがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
2021年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、2021年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、一昨年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって去年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどったし、JRAでは、51勝を上げたんやけど、リーディングは、55勝でトップやった杉山晴紀厩舎と4勝差の2位で終わっとって、前の年に4勝しとった重賞が、1勝だけやったこともあって、稼いだ賞金は「11億0206万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。
しかも…
斉藤君は、開業3年目やった2017年から障害のレースに馬を使っとって、2018年は障害レースで3勝を上げとったんやけど、2019年から去年までは5年間で4勝だけやったんですわ。
ただ、今年は先週までに3勝を上げとって、「斉藤君が、障害に力を入れてきたこと」がよう分かるんで、これからの障害レースでも、彼の厩舎には注目しとった方がエエやろ。
そんでもって今回は、矢作芳人君がシリウスSに登録しとる、カフジオクタゴンのことを報告しとくで。
地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東京大学に何人も合格者を出しとる開成高校(東京都荒川区)を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目の2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「523戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「504戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「391戦」やったんやから、どれだけ多かったんかがよう分かりますな。
2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。
2021年までの3年間も、
2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
っちゅうエエ成績を残しとったし、2021年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフやマルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったんですわ。
それに、一昨年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとったし、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。
そんでもって去年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどったし、JRAでは、51勝を上げたんやけど、リーディングは、55勝でトップやった杉山晴紀厩舎と4勝差の2位で終わっとって、前の年に4勝しとった重賞が、1勝だけやったこともあって、稼いだ賞金は「11億0206万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。
しかも…
発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2024/09/24 (火) 16:59
対象レース:2024/09/28(土)中京11R・シリウスS
見出し:今年はセントライト記念を制しているものの…
掲載日:2024/09/24 (火) 16:59
対象レース:2024/09/28(土)中京11R・シリウスS
見出し:今年はセントライト記念を制しているものの…
先日、焼き鳥の名店、「鳥しき」(東京都品川区上大崎)に行く機会がございました。
ここは、2010年に、焼き鳥店として初めてミシュランガイドの一つ星を獲得しているお店でして、「近火の強火」で焼き上げるその美味しさ故に、世界中から予約が殺到する人気店となっております。
なお、ここは基本的に焼き鳥は「お任せのみ」となっており、提供されるラインナップは訪れる度に違い、ハツ元やソリレスといった希少部位が含まれることがありますので、一度ではなく、二度、三度と足を運ぶ価値のあるお店と言えるでしょう。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」がシリウスSに登録している、西園正都厩舎の管理馬ロコポルティについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGⅠを7勝もしており、その上、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しました。
ところが、昨年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億7000万円)の賞金を獲得したものの、JRAでは、一昨年に11勝もしていた重賞を、7勝しかできなかったことなどから、獲得賞金は「28億3610万円」と、一昨年を下回っており、「馬主リーディング」では、「サンデーレーシング」と「キャロットファーム」と「社台レースホース」に次ぐ4位でした。
その上…
ここは、2010年に、焼き鳥店として初めてミシュランガイドの一つ星を獲得しているお店でして、「近火の強火」で焼き上げるその美味しさ故に、世界中から予約が殺到する人気店となっております。
なお、ここは基本的に焼き鳥は「お任せのみ」となっており、提供されるラインナップは訪れる度に違い、ハツ元やソリレスといった希少部位が含まれることがありますので、一度ではなく、二度、三度と足を運ぶ価値のあるお店と言えるでしょう。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」がシリウスSに登録している、西園正都厩舎の管理馬ロコポルティについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGⅠを7勝もしており、その上、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しました。
ところが、昨年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億7000万円)の賞金を獲得したものの、JRAでは、一昨年に11勝もしていた重賞を、7勝しかできなかったことなどから、獲得賞金は「28億3610万円」と、一昨年を下回っており、「馬主リーディング」では、「サンデーレーシング」と「キャロットファーム」と「社台レースホース」に次ぐ4位でした。
その上…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/09/21 (土) 18:36
対象レース:2024/09/22(日)中京11R・神戸新聞杯
見出し:「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長ですわね
掲載日:2024/09/21 (土) 18:36
対象レース:2024/09/22(日)中京11R・神戸新聞杯
見出し:「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長ですわね
皆さんごきげんよう。
今回は、寺田寿男オーナーが神戸新聞杯に出走させる、ウエストナウについての報告をしておきますわ。
寺田寿男オーナーの本業は、大阪府の大阪市中央区に本社を構えている、「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長であり、現在、同社の名誉会長を努めているのは、寿男オーナーの奥様で、同じくJRAの馬主でもある寺田千代乃オーナーですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたわ。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴って、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更していますわね。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加え、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業を展開し、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
■フェラーリやポルシェといった外車の輸入を手掛けている「アートスポーツ」(大阪府大阪市)
といった系列企業を有するまでに成長していて、一昨年の1月1日(土)には、引越事業が中核であることを明確にするため、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
2023年9月期の決算では、「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」を記録していて、現在はグループ全体で3700名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から二人三脚で大きく成長させたオーナー夫妻のことは、多くの方が尊敬しているのでしょうね。
馬主としての寿男オーナーは、私が確認しましたところ、1999年にJRAで馬を走らせ始めていて、これまでに100頭以上を所有していますし、一昨年は6勝を上げ、過去最高となる「1億4605万円」の賞金を獲得していましたの。
そして昨年は、7勝を上げましたけど、特別レースを勝てなかったことなどから、獲得賞金は「1億0303万円」と、一昨年を下回ってしまいましたわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって寿男オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし…
今回は、寺田寿男オーナーが神戸新聞杯に出走させる、ウエストナウについての報告をしておきますわ。
寺田寿男オーナーの本業は、大阪府の大阪市中央区に本社を構えている、「アート引越センター株式会社」の代表取締役会長であり、現在、同社の名誉会長を努めているのは、寿男オーナーの奥様で、同じくJRAの馬主でもある寺田千代乃オーナーですわね。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたわ。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴って、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更していますわね。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加え、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業を展開し、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
■フェラーリやポルシェといった外車の輸入を手掛けている「アートスポーツ」(大阪府大阪市)
といった系列企業を有するまでに成長していて、一昨年の1月1日(土)には、引越事業が中核であることを明確にするため、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。
2023年9月期の決算では、「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」を記録していて、現在はグループ全体で3700名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から二人三脚で大きく成長させたオーナー夫妻のことは、多くの方が尊敬しているのでしょうね。
馬主としての寿男オーナーは、私が確認しましたところ、1999年にJRAで馬を走らせ始めていて、これまでに100頭以上を所有していますし、一昨年は6勝を上げ、過去最高となる「1億4605万円」の賞金を獲得していましたの。
そして昨年は、7勝を上げましたけど、特別レースを勝てなかったことなどから、獲得賞金は「1億0303万円」と、一昨年を下回ってしまいましたわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって寿男オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/09/21 (土) 17:14
対象レース:2024/09/22(日)中山11R・オールカマー
見出し:京都府立医科大学を卒業しております
掲載日:2024/09/21 (土) 17:14
対象レース:2024/09/22(日)中山11R・オールカマー
見出し:京都府立医科大学を卒業しております
現在、「東京都美術館」(台東区上野公園)では、「田中一村展・奄美の光・魂の絵画」が開催されております。
期間中は、日本画家として広く知られている田中一村氏が描いた、幼少期から最晩年までの作品が多く展示されますので、最終日となる12月1日(日)まで、多くの方が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーがオールカマーに出走させる、サヴォーナに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに70頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし一昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、昨年の加藤オーナーは、「2021年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈です。
実際…
期間中は、日本画家として広く知られている田中一村氏が描いた、幼少期から最晩年までの作品が多く展示されますので、最終日となる12月1日(日)まで、多くの方が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーがオールカマーに出走させる、サヴォーナに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに70頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし一昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、昨年の加藤オーナーは、「2021年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈です。
実際…