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発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/04/27 (土) 18:27
対象レース:2024/04/28(日)京都11R・天皇賞・春
見出し:天皇陛下から二度も「紺綬褒章」を…
掲載日:2024/04/27 (土) 18:27
対象レース:2024/04/28(日)京都11R・天皇賞・春
見出し:天皇陛下から二度も「紺綬褒章」を…
お疲れさまです。
今回、私からご報告させていただきますのは、小笹公也(おざさ・ともや)オーナーが天皇賞・春に出走させる、テーオーロイヤルについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、小笹オーナーの本業は、「JR難波駅」(大阪府大阪市)の近くに本社を構え、一般住宅やマンションやビルの総合リフォームなどを手掛けている、「株式会社オンテックス」の代表取締役会長であり、「ホウオウ」の冠名でお馴染みの小笹芳央(よしひさ)オーナーは、2歳上の兄です。
2017年から「デーモン閣下」をテレビCMに起用し、好評を博している「株式会社オンテックス」は、創業から手掛けているリフォーム事業に加え、投資型マンションの販売といった不動産事業や、公営住宅の修繕工事や高架・歩道橋などの修繕塗装といった公共事業や、「蔵前温泉・さらさのゆ」(大阪府堺市)や「積善温泉・美笹のゆ」(大阪府貝塚市)といった温泉施設の運営なども手掛けております。
同社は、2023年3月期の売上高が「148億1800万円」を記録しており、現在は従業員数が約1100名の大企業となっておりますので、創業者であり、代表取締役会長を務めている小笹オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、オーナーは、「日本赤十字社」に対する寄付活動などが内閣府に認められ、2011年の2月と昨年の10月には、天皇陛下から「紺綬褒章」(こんじゅほうしょう)を受章しておりますので、「大いに尊敬すべき人物」とも言える筈です。
馬主としての小笹オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2003年から、これまでに150頭ほどを所有しており、2020年までの代表的な存在としては、2018年の兵庫CSを制したテーオーエナジーや、同年の北海道スプリントCを制したテーオーヘリオスなどが挙げられます。
2017年までの小笹オーナーは、年間勝利数が10勝未満に留まっておりましたが、地方交流重賞を2勝した2018年は、JRAに於いても、「13勝・獲得賞金2億1985万円」という好成績を残しており、その後の3年間も、
2019年→12勝・獲得賞金2億1843万円
2020年→14勝・獲得賞金2億5688万円
2021年→23勝・獲得賞金4億7010万円
という形で順調に実績を積み重ねており、特に2021年は、テーオーケインズを出走させたアンタレスSを制し、JRAでは初めての重賞勝ちを飾ると、同馬でGIのチャンピオンズCも制した上、地方では、同馬で交流G1の帝王賞を制しております。
そして一昨年は、地方に於いて、テーオーケインズがJBCクラシックを制したものの、JRAでは、「16勝・獲得賞金3億8810万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と強く願っていた筈であり、実際、昨年はJRAに於いて、テーオーソクラテスを出走させた小倉サマージャンプを制するなど、過去最多となる25勝を上げ、獲得賞金が「5億4519万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
その上、今年も好調が続いており、テーオーロイヤルでダイヤモンドSと阪神大賞典を制するなど、先週までに11勝を上げ、獲得賞金が「2億5608万円」と、既に昨年の5割近くとなっておりますので、当然、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、小笹オーナーは…
今回、私からご報告させていただきますのは、小笹公也(おざさ・ともや)オーナーが天皇賞・春に出走させる、テーオーロイヤルについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、小笹オーナーの本業は、「JR難波駅」(大阪府大阪市)の近くに本社を構え、一般住宅やマンションやビルの総合リフォームなどを手掛けている、「株式会社オンテックス」の代表取締役会長であり、「ホウオウ」の冠名でお馴染みの小笹芳央(よしひさ)オーナーは、2歳上の兄です。
2017年から「デーモン閣下」をテレビCMに起用し、好評を博している「株式会社オンテックス」は、創業から手掛けているリフォーム事業に加え、投資型マンションの販売といった不動産事業や、公営住宅の修繕工事や高架・歩道橋などの修繕塗装といった公共事業や、「蔵前温泉・さらさのゆ」(大阪府堺市)や「積善温泉・美笹のゆ」(大阪府貝塚市)といった温泉施設の運営なども手掛けております。
同社は、2023年3月期の売上高が「148億1800万円」を記録しており、現在は従業員数が約1100名の大企業となっておりますので、創業者であり、代表取締役会長を務めている小笹オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、オーナーは、「日本赤十字社」に対する寄付活動などが内閣府に認められ、2011年の2月と昨年の10月には、天皇陛下から「紺綬褒章」(こんじゅほうしょう)を受章しておりますので、「大いに尊敬すべき人物」とも言える筈です。
馬主としての小笹オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2003年から、これまでに150頭ほどを所有しており、2020年までの代表的な存在としては、2018年の兵庫CSを制したテーオーエナジーや、同年の北海道スプリントCを制したテーオーヘリオスなどが挙げられます。
2017年までの小笹オーナーは、年間勝利数が10勝未満に留まっておりましたが、地方交流重賞を2勝した2018年は、JRAに於いても、「13勝・獲得賞金2億1985万円」という好成績を残しており、その後の3年間も、
2019年→12勝・獲得賞金2億1843万円
2020年→14勝・獲得賞金2億5688万円
2021年→23勝・獲得賞金4億7010万円
という形で順調に実績を積み重ねており、特に2021年は、テーオーケインズを出走させたアンタレスSを制し、JRAでは初めての重賞勝ちを飾ると、同馬でGIのチャンピオンズCも制した上、地方では、同馬で交流G1の帝王賞を制しております。
そして一昨年は、地方に於いて、テーオーケインズがJBCクラシックを制したものの、JRAでは、「16勝・獲得賞金3億8810万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と強く願っていた筈であり、実際、昨年はJRAに於いて、テーオーソクラテスを出走させた小倉サマージャンプを制するなど、過去最多となる25勝を上げ、獲得賞金が「5億4519万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
その上、今年も好調が続いており、テーオーロイヤルでダイヤモンドSと阪神大賞典を制するなど、先週までに11勝を上げ、獲得賞金が「2億5608万円」と、既に昨年の5割近くとなっておりますので、当然、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、小笹オーナーは…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/04/27 (土) 17:46
対象レース:2024/04/28(日)東京11R・スイートピーS
見出し:中舘英二君などが馬事公苑の同期なんですよ
掲載日:2024/04/27 (土) 17:46
対象レース:2024/04/28(日)東京11R・スイートピーS
見出し:中舘英二君などが馬事公苑の同期なんですよ
箱根登山鉄道の箱根湯本駅と強羅駅では、5月1日(水)から、「登山電車ベア」を発売するそうです。
これは、箱根登山鉄道の係員と同じ制服を着ているクマのぬいぐるみでして、足の裏は、ここの車両の中ではかなり人気があった「100系」を連想させるデザインになっていますから、「欲しい」と思う鉄道ファンがかなり多いのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、鹿戸雄一君がスイートピーSに使う、イゾラフェリーチェについての報告です。
鹿戸君は、お父さんが北海道の門別にある牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。
中学校を出た後、鹿戸君は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二君や、調教助手になっている木幡初広君と出津孝一君や、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美君などがいます。
乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸君は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。
調教師の試験に受かってからの彼は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業1年目の鹿戸君は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。
次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、今までで一番多い33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。
2021年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、開業した年以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、今までで一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいました。
そして一昨年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、前の年より多い33勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、2021年の6割くらいだったんですよ。
そんな訳で、去年の鹿戸君は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯を勝って、セットアップで札幌2歳Sを勝つなど、全部で33勝を上げて、稼いだ賞金は「7億1182万円」と、一昨年を上回っていました。
それに…
これは、箱根登山鉄道の係員と同じ制服を着ているクマのぬいぐるみでして、足の裏は、ここの車両の中ではかなり人気があった「100系」を連想させるデザインになっていますから、「欲しい」と思う鉄道ファンがかなり多いのでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、鹿戸雄一君がスイートピーSに使う、イゾラフェリーチェについての報告です。
鹿戸君は、お父さんが北海道の門別にある牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。
中学校を出た後、鹿戸君は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二君や、調教助手になっている木幡初広君と出津孝一君や、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美君などがいます。
乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸君は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。
調教師の試験に受かってからの彼は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業1年目の鹿戸君は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。
次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、今までで一番多い33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。
2021年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、開業した年以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、今までで一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいました。
そして一昨年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、前の年より多い33勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、2021年の6割くらいだったんですよ。
そんな訳で、去年の鹿戸君は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯を勝って、セットアップで札幌2歳Sを勝つなど、全部で33勝を上げて、稼いだ賞金は「7億1182万円」と、一昨年を上回っていました。
それに…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/04/27 (土) 16:32
対象レース:2024/04/28(日)新潟11R・谷川岳S
見出し:オメガパフュームを引退させたことが響いて…
掲載日:2024/04/27 (土) 16:32
対象レース:2024/04/28(日)新潟11R・谷川岳S
見出し:オメガパフュームを引退させたことが響いて…
まいど。
谷川岳Sは、安田翔伍先生の厩舎が使う、グラティアスが面白そうやと思っとります。
誰でもよう知っとる通り、安田翔伍先生の親父さんは、同じ栗東で厩舎を構えとって、今年の3月5日(火)に引退した安田隆行さんですな。
隆行さんと言えば、乗り役やった頃に、1991年の皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、通算680勝を上げとったし、厩舎を開業してからは、ダートのG1を4勝したトランセンドや、スプリンターズSと高松宮記念を勝ったカレンチャンや、香港スプリントを連覇するなど、G1を6勝したロードカナロアとか、管理馬がよう走っとりました。
それに隆行さんは、2019年、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっとりましたな。
翔伍先生は、中学3年生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験に落ちてしもうて、次の年も受けようと思っとったんやけど、高校に通っているうちに体が大きくなってしもうたんで、騎手になるのを諦めたそうや。
せやけど、「やっぱり競馬の世界に進みたい」と考えとった先生は、高校を中退して、「ノースヒルズマネジメント」(今のノースヒルズ)で働いてから、半年くらいアイルランドに留学しとって、帰国した後は、3年ほど「ノーザンファーム空港」で働いて、それから、2002年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
2003年に競馬学校を出た後、翔伍先生は、その年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、カレンチャンやロードカナロアとかを担当するなど、2016年、調教師の試験に受かるまでの14年間、ずっと親父さんの厩舎で経験を積んどったんや。
そんで、「社台ファーム」で技術調教師として経験を積んでから、2018年の3月に自分の厩舎を開業した翔伍先生は、それから年末までに、オメガパフュームを使ったシリウスSで初めて重賞を勝つなど、JRAで「9勝・獲得賞金2億4480万円」っちゅう成績を残しとって、その後も、JRAでは、
2019年→23勝・獲得賞金3億5386万円
2020年→21勝・獲得賞金4億6222万円
2021年→28勝・獲得賞金5億2015万円
2022年→23勝・獲得賞金6億4208万円
ちゅう形で賞金が「右肩上がり」になっとったし、オメガパフュームを使った2018年の東京大賞典で初めてのG1勝ちを飾っとって、他も入れたら、この馬でJRAと地方交流を合わせて重賞を8勝もしとるんやから、親父さんの厩舎で走る馬を担当しとった経験を、よう活かせとるんでしょうな。
そんで去年は、ジャスティンカフェを使ったエプソムCを勝つなど、27勝を上げたんやけど、JRAと地方で7億円以上を稼いどったオメガパフュームを引退させたことが響いて、稼いだ賞金は「5億7671万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
それに…
谷川岳Sは、安田翔伍先生の厩舎が使う、グラティアスが面白そうやと思っとります。
誰でもよう知っとる通り、安田翔伍先生の親父さんは、同じ栗東で厩舎を構えとって、今年の3月5日(火)に引退した安田隆行さんですな。
隆行さんと言えば、乗り役やった頃に、1991年の皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、通算680勝を上げとったし、厩舎を開業してからは、ダートのG1を4勝したトランセンドや、スプリンターズSと高松宮記念を勝ったカレンチャンや、香港スプリントを連覇するなど、G1を6勝したロードカナロアとか、管理馬がよう走っとりました。
それに隆行さんは、2019年、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっとりましたな。
翔伍先生は、中学3年生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験に落ちてしもうて、次の年も受けようと思っとったんやけど、高校に通っているうちに体が大きくなってしもうたんで、騎手になるのを諦めたそうや。
せやけど、「やっぱり競馬の世界に進みたい」と考えとった先生は、高校を中退して、「ノースヒルズマネジメント」(今のノースヒルズ)で働いてから、半年くらいアイルランドに留学しとって、帰国した後は、3年ほど「ノーザンファーム空港」で働いて、それから、2002年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
2003年に競馬学校を出た後、翔伍先生は、その年の1月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、カレンチャンやロードカナロアとかを担当するなど、2016年、調教師の試験に受かるまでの14年間、ずっと親父さんの厩舎で経験を積んどったんや。
そんで、「社台ファーム」で技術調教師として経験を積んでから、2018年の3月に自分の厩舎を開業した翔伍先生は、それから年末までに、オメガパフュームを使ったシリウスSで初めて重賞を勝つなど、JRAで「9勝・獲得賞金2億4480万円」っちゅう成績を残しとって、その後も、JRAでは、
2019年→23勝・獲得賞金3億5386万円
2020年→21勝・獲得賞金4億6222万円
2021年→28勝・獲得賞金5億2015万円
2022年→23勝・獲得賞金6億4208万円
ちゅう形で賞金が「右肩上がり」になっとったし、オメガパフュームを使った2018年の東京大賞典で初めてのG1勝ちを飾っとって、他も入れたら、この馬でJRAと地方交流を合わせて重賞を8勝もしとるんやから、親父さんの厩舎で走る馬を担当しとった経験を、よう活かせとるんでしょうな。
そんで去年は、ジャスティンカフェを使ったエプソムCを勝つなど、27勝を上げたんやけど、JRAと地方で7億円以上を稼いどったオメガパフュームを引退させたことが響いて、稼いだ賞金は「5億7671万円」と、一昨年を下回っとったんですわ。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/04/26 (金) 18:24
対象レース:2024/04/27(土)東京11R・青葉賞
見出し:「にゃんこ大戦争」などを手掛けております
掲載日:2024/04/26 (金) 18:24
対象レース:2024/04/27(土)東京11R・青葉賞
見出し:「にゃんこ大戦争」などを手掛けております
皆さまお元気ですか。
今回は、辻子依旦(つじこ・よりかつ)オーナーが青葉賞に出走させる、シュガークンについて報告させていただきます。
辻子オーナーの本業は、京都府京都市下京区に本社を構え、「ななめ上を行け」(GoFarBeyond)をスローガンに、「にゃんこ大戦争」といったスマートフォン向けゲームアプリの開発と配信などを手掛けている、「ポノス株式会社」の代表取締役社長です。
同社は、辻子オーナーのお父様によって、ネジの制作会社として設立され、ネジの品質を見分ける画像処理システムの開発を行っていた部署が、当時、カメラの精度が低かったことなどにより事業化を断念し、その頃、ゲーム会社として大成功を収めていたカプコンを見習い、ゲーム開発を行うようになったのが起源です。
辻子オーナーは、高校を卒業した後、イギリスの大学で自動車工学について学んでおり、当初はそのまま海外で働くつもりでしたが、お父様が体調を崩してしまったことなどから帰国し、自動車ディーラーで3年ほど働いた後、2011年、「ポノス株式会社」に入社し、2012年には、お父様の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社は、当初、プレイステーション用のゲームを開発しておりましたが、1999年に「NTTドコモ」が、携帯電話を使ったネット接続サービスである、「iモード」の提供を開始したことをきっかけに、携帯電話等のモバイル向けゲームを開発するようになったそうです。
同社の代表的な作品としては、冒頭で名前を挙げた「にゃんこ大戦争」が挙げられ、これは、当初、ガラケー向けのゲームアプリとして配信され、2012年の11月15日(木)に、スマートフォン向けのアプリが配信されてからは、これまでに累計9000万ダウンロードを記録している大人気ゲームとなっております。
辻子オーナーが代表取締役に就任して以降、同社は、「にゃんこ大戦争」の成功を皮切りに、2013年には現在の場所(京都府京都市下京区)に本社を移転し、2015年には東京都の渋谷区に「江戸オフィス」を設置しており、今年は、「なにもしない」や「KAKKUN」というアプリを配信するなど、順調に規模を拡大しておりますので、代表取締役であるオーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、辻子オーナーは、イギリスの大学で学んでいた経緯などからも分かるように、自動車業界へのサポートを積極的に行っており、以前は、「オルカ・レッド・ブル・レーシング」や「ロキット・ウィリアムズ・レーシング」といったF1のチームとスポンサー契約を締結しておりました。
そして、昨年には「ポノス・レーシング」としてモーターレーシング事業を開始し、6月にフランスで行われた「ル・マン24時間耐久レース」では、チームの総監督である辻子オーナーが自らハンドルを握り、「ジェントルマンドライバー」(40歳以上)としては唯一の完走を達成しております。
馬主としての辻子オーナーは、2020年からJRAで馬を走らせており、初年度は、出走させた頭数が少なかったことなどから未勝利に終わり、獲得賞金も「110万円」に留まっておりましたが、昨年までの3年間は、
2021年→0勝・獲得賞金517万円
2022年→3勝・獲得賞金3506万円
2023年→8勝・獲得賞金1億0354万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
そして今年は…
今回は、辻子依旦(つじこ・よりかつ)オーナーが青葉賞に出走させる、シュガークンについて報告させていただきます。
辻子オーナーの本業は、京都府京都市下京区に本社を構え、「ななめ上を行け」(GoFarBeyond)をスローガンに、「にゃんこ大戦争」といったスマートフォン向けゲームアプリの開発と配信などを手掛けている、「ポノス株式会社」の代表取締役社長です。
同社は、辻子オーナーのお父様によって、ネジの制作会社として設立され、ネジの品質を見分ける画像処理システムの開発を行っていた部署が、当時、カメラの精度が低かったことなどにより事業化を断念し、その頃、ゲーム会社として大成功を収めていたカプコンを見習い、ゲーム開発を行うようになったのが起源です。
辻子オーナーは、高校を卒業した後、イギリスの大学で自動車工学について学んでおり、当初はそのまま海外で働くつもりでしたが、お父様が体調を崩してしまったことなどから帰国し、自動車ディーラーで3年ほど働いた後、2011年、「ポノス株式会社」に入社し、2012年には、お父様の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社は、当初、プレイステーション用のゲームを開発しておりましたが、1999年に「NTTドコモ」が、携帯電話を使ったネット接続サービスである、「iモード」の提供を開始したことをきっかけに、携帯電話等のモバイル向けゲームを開発するようになったそうです。
同社の代表的な作品としては、冒頭で名前を挙げた「にゃんこ大戦争」が挙げられ、これは、当初、ガラケー向けのゲームアプリとして配信され、2012年の11月15日(木)に、スマートフォン向けのアプリが配信されてからは、これまでに累計9000万ダウンロードを記録している大人気ゲームとなっております。
辻子オーナーが代表取締役に就任して以降、同社は、「にゃんこ大戦争」の成功を皮切りに、2013年には現在の場所(京都府京都市下京区)に本社を移転し、2015年には東京都の渋谷区に「江戸オフィス」を設置しており、今年は、「なにもしない」や「KAKKUN」というアプリを配信するなど、順調に規模を拡大しておりますので、代表取締役であるオーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、辻子オーナーは、イギリスの大学で学んでいた経緯などからも分かるように、自動車業界へのサポートを積極的に行っており、以前は、「オルカ・レッド・ブル・レーシング」や「ロキット・ウィリアムズ・レーシング」といったF1のチームとスポンサー契約を締結しておりました。
そして、昨年には「ポノス・レーシング」としてモーターレーシング事業を開始し、6月にフランスで行われた「ル・マン24時間耐久レース」では、チームの総監督である辻子オーナーが自らハンドルを握り、「ジェントルマンドライバー」(40歳以上)としては唯一の完走を達成しております。
馬主としての辻子オーナーは、2020年からJRAで馬を走らせており、初年度は、出走させた頭数が少なかったことなどから未勝利に終わり、獲得賞金も「110万円」に留まっておりましたが、昨年までの3年間は、
2021年→0勝・獲得賞金517万円
2022年→3勝・獲得賞金3506万円
2023年→8勝・獲得賞金1億0354万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2024/04/26 (金) 17:19
対象レース:2024/04/27(土)京都11R・ユニコーンS
見出し:昨年のセレクトセールでは総額7億2820万円を投じております
掲載日:2024/04/26 (金) 17:19
対象レース:2024/04/27(土)京都11R・ユニコーンS
見出し:昨年のセレクトセールでは総額7億2820万円を投じております
先日、茨城県では屈指の有名店、「味処大森」(東茨城郡大洗町)に行く機会がございました。
ここは、冬場になると訪問客の多くが注文する「あんこう鍋」や、イワシを筆頭とした魚や、ハマグリを筆頭とした貝の料理などが絶品でして、未訪問の方にとっては、「必ず一度は足を運ぶ価値のあるお店」と言えます。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、野田みづきオーナーがユニコーンSに出走させる、ミッキーファイトに関するご報告をさせていただきます。
野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、少し前まで、自身も同社の取締役相談役を務めていたのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、ここ数年、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
「2023年4月期」→売上高1115億9000万円・経営利益811億5100万円
という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年に馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
2016年のみづきオーナーは、ミッキーアイルなどの活躍により、「6億2011万円」という、過去最高の賞金を獲得しており、2018年は、ミッキーロケットなどの活躍により、2016年に次ぐ、「6億1658万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2019年→獲得賞金5億3642万円
2020年→獲得賞金3億1076万円
2021年→獲得賞金2億1156万円
2022年→獲得賞金1億9806万円
2023年→獲得賞金2億3146万円
と記せば分かる通り、2016年の獲得賞金を下回っております。
当然、今年を迎えるにあたって、みづきオーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際…
ここは、冬場になると訪問客の多くが注文する「あんこう鍋」や、イワシを筆頭とした魚や、ハマグリを筆頭とした貝の料理などが絶品でして、未訪問の方にとっては、「必ず一度は足を運ぶ価値のあるお店」と言えます。
さて、ここからが本題でございまして、この度は、野田みづきオーナーがユニコーンSに出走させる、ミッキーファイトに関するご報告をさせていただきます。
野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、少し前まで、自身も同社の取締役相談役を務めていたのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、ここ数年、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
「2023年4月期」→売上高1115億9000万円・経営利益811億5100万円
という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年に馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
2016年のみづきオーナーは、ミッキーアイルなどの活躍により、「6億2011万円」という、過去最高の賞金を獲得しており、2018年は、ミッキーロケットなどの活躍により、2016年に次ぐ、「6億1658万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2019年→獲得賞金5億3642万円
2020年→獲得賞金3億1076万円
2021年→獲得賞金2億1156万円
2022年→獲得賞金1億9806万円
2023年→獲得賞金2億3146万円
と記せば分かる通り、2016年の獲得賞金を下回っております。
当然、今年を迎えるにあたって、みづきオーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/04/26 (金) 16:33
対象レース:2024/04/27(土)新潟11R・三条S
見出し:乗り役時代に1987年のダービーを勝っているんですよ
掲載日:2024/04/26 (金) 16:33
対象レース:2024/04/27(土)新潟11R・三条S
見出し:乗り役時代に1987年のダービーを勝っているんですよ
どうもこんにちは。
今回は、根本康広厩舎が三条Sに使う、ヨリノサファイヤについての報告となります。
皆さんも知っていると思いますが、東京都北区出身の根本君は、実家が古本屋で、競馬好きのお父さんから騎手になることを勧められたことがきっかけで、1971年、馬事公苑の「騎手養成長期課程」に22期生として入りました。
同期には、調教師をやっている加藤和宏君と小西一男君と佐々木晶三君と西園正都君などがいますね。
ただ、根本君は騎手試験になかなか受からず、3度も落ちてしまって、ようやく試験に受かって橋本輝雄厩舎からデビューできたのは、21歳だった1977年でした。
デビュー3年目の1979年に、バローネターフに乗った中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)で初めての重賞勝ちを飾った根本君は、その後も、ギャロップダイナに乗った1985年の天皇賞・秋や、メリーナイスに乗った1986年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と1987年のダービーなど、全部で重賞を14勝していて、調教師の試験に受かった1997年に乗り役を引退して、次の年に自分の厩舎を開業しています。
根本君は、厩舎を開業する時、「馬だけではなく人も育てたい」と思っていたそうで、実際に今は、丸山元気君、野中悠太郎君、藤田菜七子さん、長浜鴻緒君と、乗り役を4人も預かっていますね。
ちなみにメリーナイスは、1988年に公開された映画、「優駿・オラシオン」のモデルになった馬で、根本君も、「オラシオン」の主戦騎手「奈良五郎」の役で出演していたんですよ。
開業した年の根本君は、「1勝・獲得賞金4904万円」という数字でしたけど、2年目に「7勝・獲得賞金1億2850万円」と数字を伸ばしてからは、毎年のように1億円以上を稼いでいて、2005年には、今までで一番多い「2億8709万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後は成績が伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2019年→4勝・獲得賞金1億2138万円
2020年→8勝・獲得賞金1億2579万円
2021年→6勝・獲得賞金1億1042万円
2022年→3勝・獲得賞金1億0571万円
2023年→12勝・獲得賞金2億1987万円
という物足りない数字が続いていましたから、今年を迎えるにあたって、根本君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は先週までに6勝を上げていて、稼いだ賞金が「9444万円」と、去年の同じ時期(4月23日【日】まで)の「6964万円」を上回っていますから、今の根本君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が1840万円の三条Sにヨリノサファイヤを使いますので、私が根本君でしたら、間違いなくこの馬をメイチに仕上げますね。
実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、
「一昨日、レースでも乗る藤田さんが南ウッドに入れて、6Fが84秒9、ラストの1Fが12秒0という時計を馬なりで出していました。新潟への輸送が控えていることもあって、今週は馬なりでしたけど、キビキビとしたフットワークで最後まで集中して走れていましたし、毛ヅヤの良さが目立っていましたよ」
というものでしたから、私はこの馬を「決して侮れない存在」と考えています。
そうそう、根本君の厩舎は、今週、1着賞金が3700万円のユニコーンSにアラレタバシルを使いますし、この馬には、厩舎にとって「初めての重賞勝ち」が懸かっていますから、こちらにも注目しておくべきでしょう。
ではまた。
今回は、根本康広厩舎が三条Sに使う、ヨリノサファイヤについての報告となります。
皆さんも知っていると思いますが、東京都北区出身の根本君は、実家が古本屋で、競馬好きのお父さんから騎手になることを勧められたことがきっかけで、1971年、馬事公苑の「騎手養成長期課程」に22期生として入りました。
同期には、調教師をやっている加藤和宏君と小西一男君と佐々木晶三君と西園正都君などがいますね。
ただ、根本君は騎手試験になかなか受からず、3度も落ちてしまって、ようやく試験に受かって橋本輝雄厩舎からデビューできたのは、21歳だった1977年でした。
デビュー3年目の1979年に、バローネターフに乗った中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)で初めての重賞勝ちを飾った根本君は、その後も、ギャロップダイナに乗った1985年の天皇賞・秋や、メリーナイスに乗った1986年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と1987年のダービーなど、全部で重賞を14勝していて、調教師の試験に受かった1997年に乗り役を引退して、次の年に自分の厩舎を開業しています。
根本君は、厩舎を開業する時、「馬だけではなく人も育てたい」と思っていたそうで、実際に今は、丸山元気君、野中悠太郎君、藤田菜七子さん、長浜鴻緒君と、乗り役を4人も預かっていますね。
ちなみにメリーナイスは、1988年に公開された映画、「優駿・オラシオン」のモデルになった馬で、根本君も、「オラシオン」の主戦騎手「奈良五郎」の役で出演していたんですよ。
開業した年の根本君は、「1勝・獲得賞金4904万円」という数字でしたけど、2年目に「7勝・獲得賞金1億2850万円」と数字を伸ばしてからは、毎年のように1億円以上を稼いでいて、2005年には、今までで一番多い「2億8709万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後は成績が伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2019年→4勝・獲得賞金1億2138万円
2020年→8勝・獲得賞金1億2579万円
2021年→6勝・獲得賞金1億1042万円
2022年→3勝・獲得賞金1億0571万円
2023年→12勝・獲得賞金2億1987万円
という物足りない数字が続いていましたから、今年を迎えるにあたって、根本君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうね。
実際、今年は先週までに6勝を上げていて、稼いだ賞金が「9444万円」と、去年の同じ時期(4月23日【日】まで)の「6964万円」を上回っていますから、今の根本君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が1840万円の三条Sにヨリノサファイヤを使いますので、私が根本君でしたら、間違いなくこの馬をメイチに仕上げますね。
実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、
「一昨日、レースでも乗る藤田さんが南ウッドに入れて、6Fが84秒9、ラストの1Fが12秒0という時計を馬なりで出していました。新潟への輸送が控えていることもあって、今週は馬なりでしたけど、キビキビとしたフットワークで最後まで集中して走れていましたし、毛ヅヤの良さが目立っていましたよ」
というものでしたから、私はこの馬を「決して侮れない存在」と考えています。
そうそう、根本君の厩舎は、今週、1着賞金が3700万円のユニコーンSにアラレタバシルを使いますし、この馬には、厩舎にとって「初めての重賞勝ち」が懸かっていますから、こちらにも注目しておくべきでしょう。
ではまた。
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/04/26 (金) 15:48
対象レース:2024/04/27(土)京都11R・ユニコーンS
見出し:弟がエイシンプレストンを担当しとりましたな
掲載日:2024/04/26 (金) 15:48
対象レース:2024/04/27(土)京都11R・ユニコーンS
見出し:弟がエイシンプレストンを担当しとりましたな
だんだんと暖かい日が続くようになってきたんで、これからは、寒い時期と比べて、遠出する機会が増えるやろうから、今の内に、履いとる靴が自分に合っとるんかどうかを確認しとった方がエエやろ。
もし、自分に合っとらん靴を履いとったとしても、少し我慢すれば普通に歩けるんで、それほど気にせん人が多いんやけど、サイズが合っとらん靴をずっと履いとると、少しずつ骨の形が変わってしもうて、その内、歩くのがしんどくなったり、転びやすくなることもあるんで、年をとっても健康的に暮らすためには、自分に合っとる靴をしっかり選ぶことが大事になるんですわ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、藤原英昭君がユニコーンSに使う、エイカイソウルについての報告をしときましょう。
皆さんも知っとるやろうけど、藤原君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを管理しとった星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。
藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。
藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着に入ったメジロモンスニーなどを担当しとりました。
もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。
ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二さんの厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。
前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。
それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になっとったし、今まで一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。
そんで、2021年までの3年間は、
2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
っちゅう成績で、2018年を大きく下回っとったんやけど、一昨年は、JRAで40勝を上げて、稼いだ賞金は「9億5308万円」と、少しやけど2021年を上回っとったし、海外では、シャフリヤールで1着賞金が348万ドルのドバイシーマクラシックを勝つなど、全部で「約4億6663万円」を稼いどったんや。
ただ、去年は勢いが止まっとって、「33勝・獲得賞金6億4352万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく下回っとったから、今年を迎えるにあたって藤原君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、今年は…
もし、自分に合っとらん靴を履いとったとしても、少し我慢すれば普通に歩けるんで、それほど気にせん人が多いんやけど、サイズが合っとらん靴をずっと履いとると、少しずつ骨の形が変わってしもうて、その内、歩くのがしんどくなったり、転びやすくなることもあるんで、年をとっても健康的に暮らすためには、自分に合っとる靴をしっかり選ぶことが大事になるんですわ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、藤原英昭君がユニコーンSに使う、エイカイソウルについての報告をしときましょう。
皆さんも知っとるやろうけど、藤原君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを管理しとった星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。
藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。
藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着に入ったメジロモンスニーなどを担当しとりました。
もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。
ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二さんの厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。
前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。
それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になっとったし、今まで一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。
そんで、2021年までの3年間は、
2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
っちゅう成績で、2018年を大きく下回っとったんやけど、一昨年は、JRAで40勝を上げて、稼いだ賞金は「9億5308万円」と、少しやけど2021年を上回っとったし、海外では、シャフリヤールで1着賞金が348万ドルのドバイシーマクラシックを勝つなど、全部で「約4億6663万円」を稼いどったんや。
ただ、去年は勢いが止まっとって、「33勝・獲得賞金6億4352万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく下回っとったから、今年を迎えるにあたって藤原君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろ。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/04/25 (木) 13:20
対象レース:2024/04/27(土)東京11R・青葉賞
見出し:「追分ファーム」の場長が代表を務めております
掲載日:2024/04/25 (木) 13:20
対象レース:2024/04/27(土)東京11R・青葉賞
見出し:「追分ファーム」の場長が代表を務めております
明後日、4月27日(土)には、大阪府堺市に於いて「キクヤ堺本店」がグランドオープンします。
このホールには、パチスロ955台、パチンコ560台の計1515台が設置されており、これは、西日本では最大の規模であり、全国でも、合計設置台数が3030台の「楽園大宮店」に次ぐ2位となっておりますので、オープン後は多くの人で賑わうことでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」が青葉賞に登録している、シュバルツクーゲルについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息であり、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
一昨年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。
そして昨年は、ゴンバデカーブースでサウジアラビアRCを制するなど、計50勝を上げましたが、他の馬があまり活躍できなかったこともあり、獲得賞金は「10億3932万円」と、一昨年を大きく下回っております。
当然、今年を迎えるにあたって、クラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり…
このホールには、パチスロ955台、パチンコ560台の計1515台が設置されており、これは、西日本では最大の規模であり、全国でも、合計設置台数が3030台の「楽園大宮店」に次ぐ2位となっておりますので、オープン後は多くの人で賑わうことでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」が青葉賞に登録している、シュバルツクーゲルについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息であり、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
一昨年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。
そして昨年は、ゴンバデカーブースでサウジアラビアRCを制するなど、計50勝を上げましたが、他の馬があまり活躍できなかったこともあり、獲得賞金は「10億3932万円」と、一昨年を大きく下回っております。
当然、今年を迎えるにあたって、クラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり…
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2024/04/25 (木) 12:35
対象レース:2024/04/27(土)京都11R・ユニコーンS
見出し:お父さんが「競馬ブック」の記者ですね
掲載日:2024/04/25 (木) 12:35
対象レース:2024/04/27(土)京都11R・ユニコーンS
見出し:お父さんが「競馬ブック」の記者ですね
この前、仲間の記者達と一緒に、トレセンから車で15分くらいのところにある、「ゆにろーず・角崎店」(茨城県稲敷市角崎)に行ってきました。
「ゆにろーず」は、茨城県内に12店舗があるラーメン店で、看板メニューの「にんたまラーメン」は、焦がしにんにくと背脂がたっぷり入ったスープと、もっちりとした熟成玉子麺の相性が抜群ですし、「ぴゅっ飛び餃子」も、名前の通り、肉汁がたっぷりで絶品なんですよ。
茨城県の他にも、千葉県や埼玉県などにも店舗がありますから、近くにお店があれば、是非とも一度は行ってみて欲しいですね。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、竹内正洋先生がユニコーンSに登録している、ピュアキアンについての報告をしておきます。
皆さんも知っていると思いますが、竹内先生は、「競馬ブック」などでお馴染みの記者、竹内康光さんの次男で、中学生の頃は乗り役になるのが夢で、「西山牧場の分場」(茨城県稲敷郡阿見町)でアルバイトをしていたんですよ。
でも、体が大きくなってしまったので、乗り役になることを諦めて、青森県の十和田市に校舎がある北里大学の獣医学部を卒業した後、2006年に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から国枝栄厩舎で厩務員をやって、11月から矢野照正厩舎で調教助手をやっていました。
それから、ずっと矢野厩舎で経験を積んでいましたけど、矢野先生が2014年の2月に定年で引退したので、奥村武厩舎に移ると、その年の12月に調教師の試験に受かって、2015年の3月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「5勝・獲得賞金8981万円」という成績でしたけど、その後の5年間は、
2016年→10勝・獲得賞金1億7654万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9129万円
2018年→10勝・獲得賞金1億8656万円
2019年→11勝・獲得賞金1億8154万円
2020年→22勝・獲得賞金3億2556万円
という形で実績を積み重ねていました。
でも、2021年は「13勝・獲得賞金2億2310万円」という成績で、前の年を大きく下回ってしまいましたから、一昨年の竹内先生は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は21勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5556万円」と、前の年を大きく上回っていたんですよ。
それに、去年は「22勝・獲得賞金3億7774万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも今までで一番の数字でした。
そして今年も…
「ゆにろーず」は、茨城県内に12店舗があるラーメン店で、看板メニューの「にんたまラーメン」は、焦がしにんにくと背脂がたっぷり入ったスープと、もっちりとした熟成玉子麺の相性が抜群ですし、「ぴゅっ飛び餃子」も、名前の通り、肉汁がたっぷりで絶品なんですよ。
茨城県の他にも、千葉県や埼玉県などにも店舗がありますから、近くにお店があれば、是非とも一度は行ってみて欲しいですね。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、竹内正洋先生がユニコーンSに登録している、ピュアキアンについての報告をしておきます。
皆さんも知っていると思いますが、竹内先生は、「競馬ブック」などでお馴染みの記者、竹内康光さんの次男で、中学生の頃は乗り役になるのが夢で、「西山牧場の分場」(茨城県稲敷郡阿見町)でアルバイトをしていたんですよ。
でも、体が大きくなってしまったので、乗り役になることを諦めて、青森県の十和田市に校舎がある北里大学の獣医学部を卒業した後、2006年に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から国枝栄厩舎で厩務員をやって、11月から矢野照正厩舎で調教助手をやっていました。
それから、ずっと矢野厩舎で経験を積んでいましたけど、矢野先生が2014年の2月に定年で引退したので、奥村武厩舎に移ると、その年の12月に調教師の試験に受かって、2015年の3月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「5勝・獲得賞金8981万円」という成績でしたけど、その後の5年間は、
2016年→10勝・獲得賞金1億7654万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9129万円
2018年→10勝・獲得賞金1億8656万円
2019年→11勝・獲得賞金1億8154万円
2020年→22勝・獲得賞金3億2556万円
という形で実績を積み重ねていました。
でも、2021年は「13勝・獲得賞金2億2310万円」という成績で、前の年を大きく下回ってしまいましたから、一昨年の竹内先生は、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は21勝を上げて、稼いだ賞金は「3億5556万円」と、前の年を大きく上回っていたんですよ。
それに、去年は「22勝・獲得賞金3億7774万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも今までで一番の数字でした。
そして今年も…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/04/25 (木) 11:41
対象レース:2024/04/27(土)東京11R・青葉賞
見出し:ニホンピロウイナーの厩舎から乗り役としてデビューしたんですわ
掲載日:2024/04/25 (木) 11:41
対象レース:2024/04/27(土)東京11R・青葉賞
見出し:ニホンピロウイナーの厩舎から乗り役としてデビューしたんですわ
お疲れさんです。
今回は、昆貢先生の厩舎が青葉賞に登録しとる、パワーホールについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通りで、昆貢(こん・みつぐ)先生は、キタノカチドキやニホンピロウイナーとかを管理しとった服部正利先生の厩舎から、1978年に乗り役としてデビューして、1989年に引退した後、福島信晴厩舎で調教助手をやって経験を積んで、1999年に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとりましたな。
昔から先生は、「日高の生産馬で結果を出すことが、競馬界全体の活性化に繋がる」っちゅう信念を持っとって、実際に、今、預かっとる28頭は、日高にある牧場で生産された馬が中心で、「社台ファーム」や「ノーザンファーム」とか、社台系の牧場で生産された馬はほとんど預かっとらんのです。
せやけど、浦河の笠松牧場で生産されたディープスカイで2008年のダービーとNHKマイルCを勝っとるし、新冠の村田牧場で生産されたローレルゲレイロで2009年の高松宮記念とスプリンターズSを勝っとって、その他にも、静内の橋本牧場で生産されたヒルノダムールで2011年の天皇賞・春を勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
昆先生の厩舎は、ディープスカイがGIを2勝した2008年に、20勝を上げて、「9億0432万円」っちゅう、今までで一番多い賞金を稼いどりました。
けど、それからは数字が伸び悩んどって、2021年までの3年間も、
2019年→獲得賞金4億3822万円
2020年→獲得賞金4億4526万円
2021年→獲得賞金4億1375万円
と書けば分かる通り、賞金が2008年の半分以下やったんや。
そんな訳で、一昨年の昆先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と気合いを入れとったんやろうし、実際、マテンロウオリオンを使ったシンザン記念と、マテンロウレオを使ったきさらぎ賞を勝つなど、稼いだ賞金が「5億2006万円」と、前の3年を大きく上回っとりました。
ただ、去年は12勝しかできとらんし、重賞を勝っとらんこともあって、稼いだ賞金が「4億0699万円」と、一昨年を大きく下回っとったんや。
それに…
今回は、昆貢先生の厩舎が青葉賞に登録しとる、パワーホールについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通りで、昆貢(こん・みつぐ)先生は、キタノカチドキやニホンピロウイナーとかを管理しとった服部正利先生の厩舎から、1978年に乗り役としてデビューして、1989年に引退した後、福島信晴厩舎で調教助手をやって経験を積んで、1999年に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとりましたな。
昔から先生は、「日高の生産馬で結果を出すことが、競馬界全体の活性化に繋がる」っちゅう信念を持っとって、実際に、今、預かっとる28頭は、日高にある牧場で生産された馬が中心で、「社台ファーム」や「ノーザンファーム」とか、社台系の牧場で生産された馬はほとんど預かっとらんのです。
せやけど、浦河の笠松牧場で生産されたディープスカイで2008年のダービーとNHKマイルCを勝っとるし、新冠の村田牧場で生産されたローレルゲレイロで2009年の高松宮記念とスプリンターズSを勝っとって、その他にも、静内の橋本牧場で生産されたヒルノダムールで2011年の天皇賞・春を勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
昆先生の厩舎は、ディープスカイがGIを2勝した2008年に、20勝を上げて、「9億0432万円」っちゅう、今までで一番多い賞金を稼いどりました。
けど、それからは数字が伸び悩んどって、2021年までの3年間も、
2019年→獲得賞金4億3822万円
2020年→獲得賞金4億4526万円
2021年→獲得賞金4億1375万円
と書けば分かる通り、賞金が2008年の半分以下やったんや。
そんな訳で、一昨年の昆先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と気合いを入れとったんやろうし、実際、マテンロウオリオンを使ったシンザン記念と、マテンロウレオを使ったきさらぎ賞を勝つなど、稼いだ賞金が「5億2006万円」と、前の3年を大きく上回っとりました。
ただ、去年は12勝しかできとらんし、重賞を勝っとらんこともあって、稼いだ賞金が「4億0699万円」と、一昨年を大きく下回っとったんや。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/04/23 (火) 12:34
対象レース:2024/04/28(日)京都11R・天皇賞・春
見出し:ネオユニヴァースなどが過去の代表的な存在です
掲載日:2024/04/23 (火) 12:34
対象レース:2024/04/28(日)京都11R・天皇賞・春
見出し:ネオユニヴァースなどが過去の代表的な存在です
来月からホールに導入される新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「サミー株式会社」から出るパチンコ機、「P頭文字D2nd」です。
これは、同名のアニメをモチーフとしており、本機は、話題の「ラッキートリーガー」を搭載し、RUSH継続率が約90%、ラッキートリガー発動時のRUSH継続率が96%という高い数字となっており、その他にも、複数の新たな機能が組み込まれておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「社台レースホース」が天皇賞・春に登録している、シルヴァーソニックについての報告をしておきます。
私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、一昨年まで、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から一昨年までの5年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、シルヴァーソニックでレッドシーターフHを制し、1着賞金150万ドル(約2億0469万円)を獲得しており、JRAでは、ソールオリエンスで皐月賞を制し、ジャンタルマンタルで朝日杯FSを制するなど、重賞12勝を含む102勝を上げ、過去最高となる「34億3845万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング3位」となっておりました。
そして今年は…
これは、同名のアニメをモチーフとしており、本機は、話題の「ラッキートリーガー」を搭載し、RUSH継続率が約90%、ラッキートリガー発動時のRUSH継続率が96%という高い数字となっており、その他にも、複数の新たな機能が組み込まれておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「社台レースホース」が天皇賞・春に登録している、シルヴァーソニックについての報告をしておきます。
私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、一昨年まで、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から一昨年までの5年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、シルヴァーソニックでレッドシーターフHを制し、1着賞金150万ドル(約2億0469万円)を獲得しており、JRAでは、ソールオリエンスで皐月賞を制し、ジャンタルマンタルで朝日杯FSを制するなど、重賞12勝を含む102勝を上げ、過去最高となる「34億3845万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング3位」となっておりました。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/04/23 (火) 11:29
対象レース:2024/04/27(土)京都11R・ユニコーンS
見出し:ビートたけしさんと関りがありますわね
掲載日:2024/04/23 (火) 11:29
対象レース:2024/04/27(土)京都11R・ユニコーンS
見出し:ビートたけしさんと関りがありますわね
皆さんごきげんよう。
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がユニコーンSに登録している、ラオラシオンについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですの。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますわね。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわね。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですの。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年は、11勝を上げましたけど、獲得賞金は「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいました。
でも、2021年は、16勝を上げて、獲得賞金が「4億4102万円」というキャリアハイの数字となっていましたし、JRAでは、ラヴズオンリーユーを出走させた京都記念を制して、海外では、ラヴズオンリーユーで、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしていましたの。
一昨年は、タイムトゥヘヴンでダービー卿CTを制しましたけど、他の馬がそれほど活躍できなかったため、「13勝・獲得賞金2億6369万円」と、2021年の成績を大きく下回ってしまいました。
当然、昨年は、「DMMドリームクラブ」の関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈ですし、実際、18勝を上げて、獲得賞金が「3億0422万円」と、一昨年の数字を上回っていましたわ。
そして今年は…
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がユニコーンSに登録している、ラオラシオンについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですの。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますわね。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわね。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですの。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年は、11勝を上げましたけど、獲得賞金は「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいました。
でも、2021年は、16勝を上げて、獲得賞金が「4億4102万円」というキャリアハイの数字となっていましたし、JRAでは、ラヴズオンリーユーを出走させた京都記念を制して、海外では、ラヴズオンリーユーで、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしていましたの。
一昨年は、タイムトゥヘヴンでダービー卿CTを制しましたけど、他の馬がそれほど活躍できなかったため、「13勝・獲得賞金2億6369万円」と、2021年の成績を大きく下回ってしまいました。
当然、昨年は、「DMMドリームクラブ」の関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈ですし、実際、18勝を上げて、獲得賞金が「3億0422万円」と、一昨年の数字を上回っていましたわ。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2024/04/23 (火) 10:13
対象レース:2024/04/27(土)東京11R・青葉賞
見出し:シンガポール航空国際Cを勝っていますね
掲載日:2024/04/23 (火) 10:13
対象レース:2024/04/27(土)東京11R・青葉賞
見出し:シンガポール航空国際Cを勝っていますね
遠いので私はほとんど行かないんですけど、最近は、日本海側の石狩新港などでイワシがかなり釣れているそうです。
イワシは暖かい水温が好きで、今の時期は、普通だったら水温が高い南の方に行っていて、夏とか秋に北上してくるんですけど、今年は冬場でも水温が高めでしたから、そのまま北海道に残ってしまった魚が多いそうですね。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が青葉賞に登録している、コスモブッドレアについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんですね。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに…
イワシは暖かい水温が好きで、今の時期は、普通だったら水温が高い南の方に行っていて、夏とか秋に北上してくるんですけど、今年は冬場でも水温が高めでしたから、そのまま北海道に残ってしまった魚が多いそうですね。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が青葉賞に登録している、コスモブッドレアについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんですね。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/04/22 (月) 16:48
対象レース:2024/04/28(日)京都11R・天皇賞・春
見出し:メジロマックイーンに魅了されたことがきっかけで…
掲載日:2024/04/22 (月) 16:48
対象レース:2024/04/28(日)京都11R・天皇賞・春
見出し:メジロマックイーンに魅了されたことがきっかけで…
東京都中央区の「三井記念美術館」では、6月16日(日)まで、「茶の湯の美学」が開催されます。
これは、桃山時代から江戸時代にかけて茶の湯普及に大きく貢献した、千利休と古田織部と小堀遠州の美意識に焦点を当てた展示会となっており、茶の湯の歴史を知る上で非常に重要な作品が展示されておりますので、期間中は多くの方が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーが天皇賞・春に登録している、サヴォーナに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに70頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし一昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、昨年の加藤オーナーは、「2021年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は6勝を上げ、「1億9191万円」というキャリアハイの賞金を獲得していた上、今年は…
これは、桃山時代から江戸時代にかけて茶の湯普及に大きく貢献した、千利休と古田織部と小堀遠州の美意識に焦点を当てた展示会となっており、茶の湯の歴史を知る上で非常に重要な作品が展示されておりますので、期間中は多くの方が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーが天皇賞・春に登録している、サヴォーナに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに70頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし一昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、昨年の加藤オーナーは、「2021年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は6勝を上げ、「1億9191万円」というキャリアハイの賞金を獲得していた上、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/04/20 (土) 18:21
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:グランアレグリアなどに出資しておりました
掲載日:2024/04/20 (土) 18:21
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:グランアレグリアなどに出資しておりました
皆さまお元気ですか。
今回は、犬塚悠治郎オーナーがマイラーズCに出走させる、ボルザコフスキーについて報告させていただきます。
犬塚オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めており、同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。
1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。
近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備有限公司」を設立しました。
そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。
犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、一口馬主として、以前から多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や2020年と2021年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアなどの名前が挙げられるでしょう。
個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後の3年間は、
2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
ただ、2021年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、一昨年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、2021年を大きく上回っており、更に昨年は、「8勝・獲得賞金1億3494万円」と、一昨年を大きく上回り、キャリアハイの成績となっております。
そして今年は…
今回は、犬塚悠治郎オーナーがマイラーズCに出走させる、ボルザコフスキーについて報告させていただきます。
犬塚オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めており、同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。
1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。
近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備有限公司」を設立しました。
そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。
犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、一口馬主として、以前から多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や2020年と2021年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアなどの名前が挙げられるでしょう。
個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後の3年間は、
2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
ただ、2021年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、一昨年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、2021年を大きく上回っており、更に昨年は、「8勝・獲得賞金1億3494万円」と、一昨年を大きく上回り、キャリアハイの成績となっております。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2024/04/20 (土) 17:36
対象レース:2024/04/21(日)福島11R・福島中央テレビ杯
見出し:去年は11頭を5368万円で落札していますね
掲載日:2024/04/20 (土) 17:36
対象レース:2024/04/21(日)福島11R・福島中央テレビ杯
見出し:去年は11頭を5368万円で落札していますね
相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、最近、苫小牧東港の一本防波堤に行った仲間が、いいサイズのアブラコを釣ったそうなんですよ。
アブラコは、アイナメとも呼ばれていて、上品な味が特徴で、すまし汁や天ぷらにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ミルファーム」が福島中央テレビ杯に使う、スムースベルベットについての報告をしておきます。
浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、北海道の浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに400頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは毎年2ケタの勝ち星を上げていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。
でも、2021年は「14勝・獲得賞金3億1000万円」という成績で、前の年を大きく下回ってしまいましたから、一昨年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、前の年を大きく上回っていたんですよ。
そして去年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、いいスタートを切っていましたし、2月は勝てなかったんですが、7月だけで5勝を上げるなど、全部で21勝を上げていて、稼いだ賞金は「5億0238万円」と、今までで一番の数字になっています。
ただ、今年は…
アブラコは、アイナメとも呼ばれていて、上品な味が特徴で、すまし汁や天ぷらにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ミルファーム」が福島中央テレビ杯に使う、スムースベルベットについての報告をしておきます。
浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、北海道の浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに400頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは毎年2ケタの勝ち星を上げていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。
でも、2021年は「14勝・獲得賞金3億1000万円」という成績で、前の年を大きく下回ってしまいましたから、一昨年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、前の年を大きく上回っていたんですよ。
そして去年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、いいスタートを切っていましたし、2月は勝てなかったんですが、7月だけで5勝を上げるなど、全部で21勝を上げていて、稼いだ賞金は「5億0238万円」と、今までで一番の数字になっています。
ただ、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/04/20 (土) 16:40
対象レース:2024/04/21(日)東京11R・フローラS
見出し:育成牧場で働いていた時にゼンノロブロイが調整に来ていました
掲載日:2024/04/20 (土) 16:40
対象レース:2024/04/21(日)東京11R・フローラS
見出し:育成牧場で働いていた時にゼンノロブロイが調整に来ていました
東武鉄道が、来年の春、東武野田線に新型車両の80000系を導入するそうですね。
この80000系は、「子育て世代に優しい車両」として作られたものでして、内装は子供部屋やリビングをイメージしたものになっていますし、ベビーカーの隣で座れる構造になっている座席や、騒音の少ないモーターを使うなど、子供連れの人が快適に使えるように設計されているんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、林徹君がフローラSに使う、トロピカルティーについての報告です。
林徹君は、お父さんの仕事の関係で、10歳の時、千葉県の佐原市から、美浦の隣にある竜ケ崎市に引っ越してきて、中学2年生の時、ウイニングチケットが勝った1993年のダービーを見て、競馬に興味を持ったそうです。
そうそう、彼が通っていた龍ケ崎市立の長山中学校は、元横綱・稀勢の里関の出身校で、林君は、野球部の先輩なんですよ。
進学校として有名な東京の開成高校に通っていた頃、「競馬の世界で働きたい」と思うようになった林君は、東京大学の医学部に進んでから、馬術部に入っていました。
ちなみに、競馬関係者の中で、開成高校の卒業生には、栗東で調教師をやっている矢作芳人君がいますし、東大の卒業生には、美浦で調教師をやっている小笠倫弘(みちひろ)君がいるんですよ。
東大を卒業した後、林君は、美浦トレセンの近くにある育成施設の「ミホ分場」で4年くらい働いていて、当時、そこには、ゼンノロブロイ、ダンスインザムード、バランスオブゲームなど、走る馬が何頭も調整に来ていましたので、彼にはいい経験になったのでしょう。
それから、2006年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から本間忍厩舎で厩務員をやって、11月からは加藤和宏厩舎で調教助手をやって、その後は、田子冬樹厩舎と矢野英一厩舎で、調教師の試験に受かった2016年の12月まで調教助手をやっていました。
試験に受かってからの林君は、技術調教師として、社台ファームやノーザンファームや追分ファームで研修を受けた後、イギリスやアイルランドなど、海外に足を運んでいましたし、帰国してからは、同じ開成高校を出ている矢作君の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方や、厩舎をどうやって運営したらいいかなども教わって、2018年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業した年は、「10勝・獲得賞金1億1574万円」という成績でしたけど、2年目だった2019年は、クレッシェンドラヴを使った福島記念で初めて重賞を勝つなど、「18勝・獲得賞金3億1862万円」と大きく数字を伸ばしていました。
2020年は、「14勝・獲得賞金2億3938万円」という成績で、前の年を下回ってしまいましたけど、2021年は、ソングラインを使った富士Sを勝つなど、24勝を上げて、賞金も「4億0467万円」と、大きく数字を伸ばしていたんですよ。
一昨年は、ソングラインを使った1351ターフスプリント(サウジアラビアのG3)で、「初めての海外重賞勝ち」を飾って、1着賞金90万ドル(約1億0400万円)を稼ぎましたし、JRAでは、同じソングラインを使った安田記念で「初めてのGI勝ち」を飾るなど、全部で22勝を上げて、「5億7782万円」の賞金を稼いでいました。
それに、去年もいい流れが続いていて、ソングラインでヴィクトリアマイルと安田記念を勝つなど、今までで一番多い30勝を上げて、稼いだ賞金も「7億3274万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
そして今年は…
この80000系は、「子育て世代に優しい車両」として作られたものでして、内装は子供部屋やリビングをイメージしたものになっていますし、ベビーカーの隣で座れる構造になっている座席や、騒音の少ないモーターを使うなど、子供連れの人が快適に使えるように設計されているんですよ。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、林徹君がフローラSに使う、トロピカルティーについての報告です。
林徹君は、お父さんの仕事の関係で、10歳の時、千葉県の佐原市から、美浦の隣にある竜ケ崎市に引っ越してきて、中学2年生の時、ウイニングチケットが勝った1993年のダービーを見て、競馬に興味を持ったそうです。
そうそう、彼が通っていた龍ケ崎市立の長山中学校は、元横綱・稀勢の里関の出身校で、林君は、野球部の先輩なんですよ。
進学校として有名な東京の開成高校に通っていた頃、「競馬の世界で働きたい」と思うようになった林君は、東京大学の医学部に進んでから、馬術部に入っていました。
ちなみに、競馬関係者の中で、開成高校の卒業生には、栗東で調教師をやっている矢作芳人君がいますし、東大の卒業生には、美浦で調教師をやっている小笠倫弘(みちひろ)君がいるんですよ。
東大を卒業した後、林君は、美浦トレセンの近くにある育成施設の「ミホ分場」で4年くらい働いていて、当時、そこには、ゼンノロブロイ、ダンスインザムード、バランスオブゲームなど、走る馬が何頭も調整に来ていましたので、彼にはいい経験になったのでしょう。
それから、2006年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から本間忍厩舎で厩務員をやって、11月からは加藤和宏厩舎で調教助手をやって、その後は、田子冬樹厩舎と矢野英一厩舎で、調教師の試験に受かった2016年の12月まで調教助手をやっていました。
試験に受かってからの林君は、技術調教師として、社台ファームやノーザンファームや追分ファームで研修を受けた後、イギリスやアイルランドなど、海外に足を運んでいましたし、帰国してからは、同じ開成高校を出ている矢作君の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方や、厩舎をどうやって運営したらいいかなども教わって、2018年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業した年は、「10勝・獲得賞金1億1574万円」という成績でしたけど、2年目だった2019年は、クレッシェンドラヴを使った福島記念で初めて重賞を勝つなど、「18勝・獲得賞金3億1862万円」と大きく数字を伸ばしていました。
2020年は、「14勝・獲得賞金2億3938万円」という成績で、前の年を下回ってしまいましたけど、2021年は、ソングラインを使った富士Sを勝つなど、24勝を上げて、賞金も「4億0467万円」と、大きく数字を伸ばしていたんですよ。
一昨年は、ソングラインを使った1351ターフスプリント(サウジアラビアのG3)で、「初めての海外重賞勝ち」を飾って、1着賞金90万ドル(約1億0400万円)を稼ぎましたし、JRAでは、同じソングラインを使った安田記念で「初めてのGI勝ち」を飾るなど、全部で22勝を上げて、「5億7782万円」の賞金を稼いでいました。
それに、去年もいい流れが続いていて、ソングラインでヴィクトリアマイルと安田記念を勝つなど、今までで一番多い30勝を上げて、稼いだ賞金も「7億3274万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/04/19 (金) 19:57
対象レース:2024/04/20(土)京都11R・天王山S
見出し:5年制の「富山工業高専」を3年で中退しとるんですわ
掲載日:2024/04/19 (金) 19:57
対象レース:2024/04/20(土)京都11R・天王山S
見出し:5年制の「富山工業高専」を3年で中退しとるんですわ
お疲れさんです。
今回は、小林真也先生の厩舎が天王山Sに使う、サンライズアムールについての報告をしときますわ。
1981年に富山県の射水郡大門町(現在の射水市)で生まれた小林先生は、家族や親戚に関係者がおった訳やなくて、親父さんが薬品関係の仕事をしとった普通の家庭で育ったんや。
小林先生は、中学3年生の頃、競馬が好きな同級生と、毎週、予想の勝負をしとって、マヤノトップガンが勝った1995年の有馬記念を見て、競馬が心の底から好きになったんですわ。
それと、その頃に流行っとったテレビゲームのダービースタリオンも、先生が競馬に興味を持つきっかけの一つやったっちゅう話を聞いとります。
中学校を卒業した後、地元にある「富山工業高等専門学校」(現在の富山高等専門学校)の物質工学科に進んだ小林先生は、元々、親父さんと同じように、「薬品関係の仕事に就きたい」って考えとったそうやけど、毎週、レースの中継を見とる内に、「競馬の世界で働きたい」っちゅう思いがどんどん強くなったそうやな。
そんで、「少しでも早く競馬に関わりたい」と考えた先生は、5年制の「富山工業高等専門学校」を3年で中退してから、北海道にあった「早田牧場新冠支場」と福島県にあった「天栄ホースパーク」(現在のノーザンファーム天栄)で働いた後、2004年7月に「競馬学校」の厩務員課程に入って、次の年の3月から大橋勇樹厩舎で厩務員をやって、その年の5月から調教助手をやっとったんですわ。
2006年の12月、平田修厩舎に移った小林先生は、ここで、2012年のNHKマイルCを勝ったカレンブラックヒルとかを担当しとって、調教師の試験に受かった2020年まで、ずっと平田厩舎で腕を磨いとったんや。
2021年の3月に自分の厩舎を開業した小林先生は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億4139万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったし、一昨年は、勝利数が「11」で、2021年とほぼ同じやったんやけど、ゼノヴァースを使った東京ハイジャンプで「初の重賞勝ち」を飾ったこともあって、稼いだ賞金は「2億5847万円」と、前の年を大きく上回っとりました。
そんでもって去年は、19勝を上げとって、稼いだ賞金が「3億2180万円」と、一昨年を大きく上回っとったし、今年もエエ流れが続いとって、先週までに3勝しかできとらんのやけど…
今回は、小林真也先生の厩舎が天王山Sに使う、サンライズアムールについての報告をしときますわ。
1981年に富山県の射水郡大門町(現在の射水市)で生まれた小林先生は、家族や親戚に関係者がおった訳やなくて、親父さんが薬品関係の仕事をしとった普通の家庭で育ったんや。
小林先生は、中学3年生の頃、競馬が好きな同級生と、毎週、予想の勝負をしとって、マヤノトップガンが勝った1995年の有馬記念を見て、競馬が心の底から好きになったんですわ。
それと、その頃に流行っとったテレビゲームのダービースタリオンも、先生が競馬に興味を持つきっかけの一つやったっちゅう話を聞いとります。
中学校を卒業した後、地元にある「富山工業高等専門学校」(現在の富山高等専門学校)の物質工学科に進んだ小林先生は、元々、親父さんと同じように、「薬品関係の仕事に就きたい」って考えとったそうやけど、毎週、レースの中継を見とる内に、「競馬の世界で働きたい」っちゅう思いがどんどん強くなったそうやな。
そんで、「少しでも早く競馬に関わりたい」と考えた先生は、5年制の「富山工業高等専門学校」を3年で中退してから、北海道にあった「早田牧場新冠支場」と福島県にあった「天栄ホースパーク」(現在のノーザンファーム天栄)で働いた後、2004年7月に「競馬学校」の厩務員課程に入って、次の年の3月から大橋勇樹厩舎で厩務員をやって、その年の5月から調教助手をやっとったんですわ。
2006年の12月、平田修厩舎に移った小林先生は、ここで、2012年のNHKマイルCを勝ったカレンブラックヒルとかを担当しとって、調教師の試験に受かった2020年まで、ずっと平田厩舎で腕を磨いとったんや。
2021年の3月に自分の厩舎を開業した小林先生は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億4139万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったし、一昨年は、勝利数が「11」で、2021年とほぼ同じやったんやけど、ゼノヴァースを使った東京ハイジャンプで「初の重賞勝ち」を飾ったこともあって、稼いだ賞金は「2億5847万円」と、前の年を大きく上回っとりました。
そんでもって去年は、19勝を上げとって、稼いだ賞金が「3億2180万円」と、一昨年を大きく上回っとったし、今年もエエ流れが続いとって、先週までに3勝しかできとらんのやけど…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/04/19 (金) 19:14
対象レース:2024/04/20(土)福島11R・福島牝馬S
見出し:「財務省」や「三井物産」などが主な取引先です
掲載日:2024/04/19 (金) 19:14
対象レース:2024/04/20(土)福島11R・福島牝馬S
見出し:「財務省」や「三井物産」などが主な取引先です
お疲れさまです。
今回、私からご報告させていただきますのは、由井健太郎オーナーが福島牝馬Sに出走させる、シンリョクカについての情報でございます。
由井オーナーの本業は、東京都渋谷区に本社を構え、電気設備の改修や設置といった工事を手掛けている、「由井電機工業株式会社」の代表取締役です。
同社は、1947年に初代代表の由井清富氏によって山梨県に設立された「由井電気商会」が起源でして、1953年に現在の本社所在地に拠点を移し、「由井電気工業株式会社」として法人化されております。
2000年に成蹊大学の文学部を卒業した由井オーナーは、同年、後継者候補として「由井電気工事株式会社」に入社し、3年目の2003年に取締役となり、2010年に、お父様である2代目代表の由井茂氏の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社の主な取引先には、厚生労働省や財務省などの官公庁や、日本郵政株式会社や三井物産株式会社などが名を連ねており、主な施工実績としては、
■JRA新橋分館の受変電設備改修工事
■東京外国語大学本部管理棟のLED更新工事
■首都大学東京(南大沢キャンパス)の受変電設備改修工事
■JRAウインズ立川ITVモニターの更新工事
■財務省本庁事務室の電灯設備整備
などが挙げられ、上記の内容から分かる通り、JRAに関連する施設の工事も手掛けております。
由井オーナーは、代表取締役に就任してから、女性が建築業界でも活躍できるような環境づくりに注力しており、
■女性の採用率向上
■高機能な女性用作業服ブランドの「BDOW(美働)」を設立
■事業所内に「さくら保育園」を開設
■女性社員の意見を多数取り入れ、オフィスを清潔感のあるものに改築
といった取り組みを行い、2017年には、この功績が認められ、東京都から「東京都女性活躍推進大賞・特別賞」を受賞しており、これは、建築業としては初の功績となっておりますので、多くの方が、由井オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
また、由井オーナーは、東京都渋谷区に本社を構え、土地や建物の売買仲介、事務所や店舗といった建物のリフォームなどを手掛けている「南新宿株式会社」の代表取締役も、2015年から務めております。
馬主としての由井オーナーは、2014年からJRAで馬を走らせており、これまでに80頭ほどを所有しており、初年度は、出走させた頭数が少なかったこともあり、勝ち星を上げられず、獲得賞金も0円でしたが、昨年までの3年間は、
2021年→2勝・獲得賞金5503万円
2022年→4勝・獲得賞金1億1501万円
2023年→8勝・獲得賞金1億3960万円
という形で「右肩上がり」の成績となっており、特に昨年は、勝利数と賞金の両方がキャリアハイの数字となっておりました。
その上、今年もいい流れが続いており、先週までに2勝を上げ、獲得賞金が「4596万円」と、既に昨年の3割以上となっておりますので、現在の由井オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、由井オーナーは…
今回、私からご報告させていただきますのは、由井健太郎オーナーが福島牝馬Sに出走させる、シンリョクカについての情報でございます。
由井オーナーの本業は、東京都渋谷区に本社を構え、電気設備の改修や設置といった工事を手掛けている、「由井電機工業株式会社」の代表取締役です。
同社は、1947年に初代代表の由井清富氏によって山梨県に設立された「由井電気商会」が起源でして、1953年に現在の本社所在地に拠点を移し、「由井電気工業株式会社」として法人化されております。
2000年に成蹊大学の文学部を卒業した由井オーナーは、同年、後継者候補として「由井電気工事株式会社」に入社し、3年目の2003年に取締役となり、2010年に、お父様である2代目代表の由井茂氏の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社の主な取引先には、厚生労働省や財務省などの官公庁や、日本郵政株式会社や三井物産株式会社などが名を連ねており、主な施工実績としては、
■JRA新橋分館の受変電設備改修工事
■東京外国語大学本部管理棟のLED更新工事
■首都大学東京(南大沢キャンパス)の受変電設備改修工事
■JRAウインズ立川ITVモニターの更新工事
■財務省本庁事務室の電灯設備整備
などが挙げられ、上記の内容から分かる通り、JRAに関連する施設の工事も手掛けております。
由井オーナーは、代表取締役に就任してから、女性が建築業界でも活躍できるような環境づくりに注力しており、
■女性の採用率向上
■高機能な女性用作業服ブランドの「BDOW(美働)」を設立
■事業所内に「さくら保育園」を開設
■女性社員の意見を多数取り入れ、オフィスを清潔感のあるものに改築
といった取り組みを行い、2017年には、この功績が認められ、東京都から「東京都女性活躍推進大賞・特別賞」を受賞しており、これは、建築業としては初の功績となっておりますので、多くの方が、由井オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
また、由井オーナーは、東京都渋谷区に本社を構え、土地や建物の売買仲介、事務所や店舗といった建物のリフォームなどを手掛けている「南新宿株式会社」の代表取締役も、2015年から務めております。
馬主としての由井オーナーは、2014年からJRAで馬を走らせており、これまでに80頭ほどを所有しており、初年度は、出走させた頭数が少なかったこともあり、勝ち星を上げられず、獲得賞金も0円でしたが、昨年までの3年間は、
2021年→2勝・獲得賞金5503万円
2022年→4勝・獲得賞金1億1501万円
2023年→8勝・獲得賞金1億3960万円
という形で「右肩上がり」の成績となっており、特に昨年は、勝利数と賞金の両方がキャリアハイの数字となっておりました。
その上、今年もいい流れが続いており、先週までに2勝を上げ、獲得賞金が「4596万円」と、既に昨年の3割以上となっておりますので、現在の由井オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、由井オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/04/19 (金) 16:32
対象レース:2024/04/20(土)東京11R・オアシスS
見出し:防衛省向けの航空機にシステムが導入されております
掲載日:2024/04/19 (金) 16:32
対象レース:2024/04/20(土)東京11R・オアシスS
見出し:防衛省向けの航空機にシステムが導入されております
松山英樹選手が、今年、フランスで行われる「パリオリンピック」への参戦に前向きな姿勢を示しております。
松山選手は、今年の2月に行われた「ザ・ジェネシス招待」を制し、これがツアー通算9勝目と、アジア勢では最多となる勝利数となっており、世界ランキングが15位と、やはりアジア勢では最も高い順位となっておりますので、オリンピックでの活躍には大いに期待したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は金子真人(まこと)オーナーがオアシスSに出走させる、ユティタムについての報告をしておきます。
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2023年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:315億0200万円
経常利益:41億7700万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2021年までの5年間は、
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
更に、今年も悪い流れが続いており…
松山選手は、今年の2月に行われた「ザ・ジェネシス招待」を制し、これがツアー通算9勝目と、アジア勢では最多となる勝利数となっており、世界ランキングが15位と、やはりアジア勢では最も高い順位となっておりますので、オリンピックでの活躍には大いに期待したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は金子真人(まこと)オーナーがオアシスSに出走させる、ユティタムについての報告をしておきます。
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2023年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:315億0200万円
経常利益:41億7700万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2021年までの5年間は、
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
更に、今年も悪い流れが続いており…
発信者:調教師情報部・元調教助手B
掲載日:2024/04/19 (金) 14:08
対象レース:2024/04/21(日)東京11R・フローラS
見出し:娘さんが全日空の乗務員をやっていました
掲載日:2024/04/19 (金) 14:08
対象レース:2024/04/21(日)東京11R・フローラS
見出し:娘さんが全日空の乗務員をやっていました
美浦の田中剛先生が、フローラSに使うユキワリザクラについて報告させていただきます。
田中剛先生は、お父さんの田中敏朗さんがプロボクサーで、引退してからはボクシングジムを経営していて、もちろん、田中先生も最初はプロボクサーを目指していて、小学生の頃は、お父さんのジムでプロボクサーになるためのトレーニングを受けていたんですよ。
でも、田中先生が小学校を卒業する頃に、お父さんの後援会長で、JRAの馬主でもあって、1970年の中山記念を勝ったアカツキなどでお馴染みだった中内佐光さんが、田中先生のお父さんに、「体が小さいから、ボクサーよりも騎手にした方がいい」と言ったことがきっかけで、北海道の浦河にある「辻牧場」で働きながら中学校に通うことになりました。
中学校を卒業してからは、1976年に馬事公苑の騎手課程に入って、1979年に柄崎義信厩舎の所属でデビューしました。
乗り役としての同期には、今は調教師をやっている、安達昭夫先生(エスポワールシチーやデスペラードなどを管理)や、音無秀孝先生(ミッキーアイルやカンパニーなどを管理)などがいますね。
ちなみに、田中先生の娘さんの歩(あゆみ)さんは、明治学院大学のフランス文学科を卒業してから、全日空の客室乗務員になったあと、フリーのアナウンサーになっていて、大井競馬の「東京シティ競馬中継」(TOKYO MX)の司会をやっていたんですよ。
乗り役時代の田中先生は、デビューした次の年に早くも、カチウマタローに乗った中山大障害・秋で初めて重賞を勝つと、その後も、オンワードボルガに乗った1985年の中山大障害・秋と東京障害特別・秋や、ノーザンレインボーに乗った1998年の中山大障害・春や、ダイワデュールに乗った2003年の東京ハイジャンプなど、障害で重賞をいくつも勝っていましたし、平地でも、1995年にはゴールデンアイに乗った東京新聞杯を勝っていました。
2009年に乗り役を引退して、柄崎孝厩舎の調教助手になった田中先生は、次の年には調教師の試験に受かって、その年の10月に、定年前に引退することになった、マルゼンスキーの主戦だったことでお馴染みの中野渡清一さんの厩舎を引き継ぐ形で開業しています。
開業した時期が遅かったこともあって、最初の年は一つも勝てなかったんですが、2011年には、マジェスティバイオを使った東京ジャンプSで初めて重賞を勝って、この馬を使った中山大障害で初めてGIを勝つなど、「10勝・獲得賞金3億1320万円」という成績を残していましたし、2012年は、ロゴタイプを使った朝日杯FSなど、重賞を4つも勝ちましたし、他も入れたら14勝を上げて、今までで一番多い「4億5197万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後はずっと成績が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→「10勝・獲得賞金2億0527万円」
2019年→「7勝・獲得賞金1億7148万円」
2020年→「13勝・獲得賞金2億1562万円」
2021年→「12勝・獲得賞金1億7101万円」
2022年→「12勝・獲得賞金2億2440万円」
と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも2012年を大きく下回っていましたし、去年は、シャンパンカラーでNHKマイルCを勝ちましたけど、他の馬があまり活躍できなかったことから、「9勝・獲得賞金3億1117万円」という成績で、やはり2012年を大きく下回っています。
それに…
田中剛先生は、お父さんの田中敏朗さんがプロボクサーで、引退してからはボクシングジムを経営していて、もちろん、田中先生も最初はプロボクサーを目指していて、小学生の頃は、お父さんのジムでプロボクサーになるためのトレーニングを受けていたんですよ。
でも、田中先生が小学校を卒業する頃に、お父さんの後援会長で、JRAの馬主でもあって、1970年の中山記念を勝ったアカツキなどでお馴染みだった中内佐光さんが、田中先生のお父さんに、「体が小さいから、ボクサーよりも騎手にした方がいい」と言ったことがきっかけで、北海道の浦河にある「辻牧場」で働きながら中学校に通うことになりました。
中学校を卒業してからは、1976年に馬事公苑の騎手課程に入って、1979年に柄崎義信厩舎の所属でデビューしました。
乗り役としての同期には、今は調教師をやっている、安達昭夫先生(エスポワールシチーやデスペラードなどを管理)や、音無秀孝先生(ミッキーアイルやカンパニーなどを管理)などがいますね。
ちなみに、田中先生の娘さんの歩(あゆみ)さんは、明治学院大学のフランス文学科を卒業してから、全日空の客室乗務員になったあと、フリーのアナウンサーになっていて、大井競馬の「東京シティ競馬中継」(TOKYO MX)の司会をやっていたんですよ。
乗り役時代の田中先生は、デビューした次の年に早くも、カチウマタローに乗った中山大障害・秋で初めて重賞を勝つと、その後も、オンワードボルガに乗った1985年の中山大障害・秋と東京障害特別・秋や、ノーザンレインボーに乗った1998年の中山大障害・春や、ダイワデュールに乗った2003年の東京ハイジャンプなど、障害で重賞をいくつも勝っていましたし、平地でも、1995年にはゴールデンアイに乗った東京新聞杯を勝っていました。
2009年に乗り役を引退して、柄崎孝厩舎の調教助手になった田中先生は、次の年には調教師の試験に受かって、その年の10月に、定年前に引退することになった、マルゼンスキーの主戦だったことでお馴染みの中野渡清一さんの厩舎を引き継ぐ形で開業しています。
開業した時期が遅かったこともあって、最初の年は一つも勝てなかったんですが、2011年には、マジェスティバイオを使った東京ジャンプSで初めて重賞を勝って、この馬を使った中山大障害で初めてGIを勝つなど、「10勝・獲得賞金3億1320万円」という成績を残していましたし、2012年は、ロゴタイプを使った朝日杯FSなど、重賞を4つも勝ちましたし、他も入れたら14勝を上げて、今までで一番多い「4億5197万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後はずっと成績が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→「10勝・獲得賞金2億0527万円」
2019年→「7勝・獲得賞金1億7148万円」
2020年→「13勝・獲得賞金2億1562万円」
2021年→「12勝・獲得賞金1億7101万円」
2022年→「12勝・獲得賞金2億2440万円」
と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも2012年を大きく下回っていましたし、去年は、シャンパンカラーでNHKマイルCを勝ちましたけど、他の馬があまり活躍できなかったことから、「9勝・獲得賞金3億1117万円」という成績で、やはり2012年を大きく下回っています。
それに…
発信者:調教師情報部・元調教師Y
掲載日:2024/04/19 (金) 12:55
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:ヤエノムテキの厩舎で調教助手をやっとりましたな
掲載日:2024/04/19 (金) 12:55
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:ヤエノムテキの厩舎で調教助手をやっとりましたな
先週のアーリントンCは、昆貢厩舎のアレンジャーが2着に来て、ワシらに3連複35950円っちゅうオイシイ馬券を取らせてくれましたな。
昆君の厩舎は、去年、重賞を勝っとらんことが響いて、稼いだ賞金が「4億0699万円」で、一昨年の「5億2006万円」を大きく下回っとったから、もちろん、今年は全力で巻き返しを狙っとるんやろうし、アーリントンCで本賞金を加算できたアレンジャーには、「これからもガッチリ稼いで欲しい」と期待しとるんでしょうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、大橋勇樹君がマイラーズCに使う、ニホンピロキーフについての報告をしときますわ。
三重県出身の大橋君は、実家で草競馬用の馬を飼っとったことがきっかけで、子供の頃から「競馬の世界で働きたい」と考えとって、小学3年生の頃から乗馬をやっとったんや。
そんで、大学を出た後、1984年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から2年間は、ヤエノムテキとかでお馴染みやった荻野光男さんの厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
1986年の10月からは松田博資厩舎に移って、そん時には持ち乗りの調教助手としてコスモドリームを担当しとって、この馬が、1988年のオークスを勝ったんやから、大橋君は、「この世界でやっていける」っちゅう自信を持てたんやろな。
でもって、1990年の3月から目野哲也厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、「6勝・獲得賞金7172万円」っちゅう成績やったけど、その後の5年間は、
2005年→9勝・獲得賞金1億2401万円
2006年→11勝・獲得賞金2億0661万円
2007年→11勝・獲得賞金2億2974万円
2008年→14勝・獲得賞金2億8094万円
2009年→24勝・獲得賞金3億2924万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとりましたな。
こうやって、大橋君が順調に勝てたんは、小さい頃から馬をよう見とったことと、松田博資厩舎におった頃で言うたら、さっき名前を出したコスモドリームとか、目野哲也厩舎におった頃で言うたら、1996年のマイラーズCを勝ったニホンピロプリンスとか、1997年のガーネットSを勝ったストーンステッパーとか、走る馬を何頭も見てきた経験を、しっかりと活かせとるからなんやろう。
2011年には、ナムラタイタンを使った武蔵野Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、2012年には、ニホンピロアワーズを使ったジャパンCダートで初めてのGI勝ちを飾っとって、結局、この年は16勝を上げて、「4億3930万円」っちゅう賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは伸び悩んどって、一昨年までの5年間は、
2018年→18勝・獲得賞金3億1701万円
2019年→19勝・獲得賞金3憶2817万円
2020年→13勝・獲得賞金2億4111万円
2021年→24勝・獲得賞金3億9723万円
2022年→16勝・獲得賞金3億2781万円
っちゅう、2012年と比べたら物足りない数字やったから、去年の大橋君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、「28勝・4億5188万円」と、今までで一番の成績やったんですわ。
ただ今年は…
昆君の厩舎は、去年、重賞を勝っとらんことが響いて、稼いだ賞金が「4億0699万円」で、一昨年の「5億2006万円」を大きく下回っとったから、もちろん、今年は全力で巻き返しを狙っとるんやろうし、アーリントンCで本賞金を加算できたアレンジャーには、「これからもガッチリ稼いで欲しい」と期待しとるんでしょうな。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、大橋勇樹君がマイラーズCに使う、ニホンピロキーフについての報告をしときますわ。
三重県出身の大橋君は、実家で草競馬用の馬を飼っとったことがきっかけで、子供の頃から「競馬の世界で働きたい」と考えとって、小学3年生の頃から乗馬をやっとったんや。
そんで、大学を出た後、1984年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から2年間は、ヤエノムテキとかでお馴染みやった荻野光男さんの厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
1986年の10月からは松田博資厩舎に移って、そん時には持ち乗りの調教助手としてコスモドリームを担当しとって、この馬が、1988年のオークスを勝ったんやから、大橋君は、「この世界でやっていける」っちゅう自信を持てたんやろな。
でもって、1990年の3月から目野哲也厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業したんですわ。
最初の年は、「6勝・獲得賞金7172万円」っちゅう成績やったけど、その後の5年間は、
2005年→9勝・獲得賞金1億2401万円
2006年→11勝・獲得賞金2億0661万円
2007年→11勝・獲得賞金2億2974万円
2008年→14勝・獲得賞金2億8094万円
2009年→24勝・獲得賞金3億2924万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとりましたな。
こうやって、大橋君が順調に勝てたんは、小さい頃から馬をよう見とったことと、松田博資厩舎におった頃で言うたら、さっき名前を出したコスモドリームとか、目野哲也厩舎におった頃で言うたら、1996年のマイラーズCを勝ったニホンピロプリンスとか、1997年のガーネットSを勝ったストーンステッパーとか、走る馬を何頭も見てきた経験を、しっかりと活かせとるからなんやろう。
2011年には、ナムラタイタンを使った武蔵野Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、2012年には、ニホンピロアワーズを使ったジャパンCダートで初めてのGI勝ちを飾っとって、結局、この年は16勝を上げて、「4億3930万円」っちゅう賞金を稼いどったんや。
せやけど、それからは伸び悩んどって、一昨年までの5年間は、
2018年→18勝・獲得賞金3億1701万円
2019年→19勝・獲得賞金3憶2817万円
2020年→13勝・獲得賞金2億4111万円
2021年→24勝・獲得賞金3億9723万円
2022年→16勝・獲得賞金3億2781万円
っちゅう、2012年と比べたら物足りない数字やったから、去年の大橋君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は、「28勝・4億5188万円」と、今までで一番の成績やったんですわ。
ただ今年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/04/18 (木) 19:41
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:「モッズ・ヘア」で有名な企業の大株主ですわね
掲載日:2024/04/18 (木) 19:41
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:「モッズ・ヘア」で有名な企業の大株主ですわね
皆さんごきげんよう。
今回は、青山洋一オーナーがマイラーズCに出走させる、トゥードジボンについての報告をしておきますわ。
青山洋一オーナーが、東京都渋谷区に本社を構え、美容室の「モッズ・ヘア」や、同ブランドのヘアケア製品の開発や販売などを手掛けている「株式会社エム・エイチ・グループ」の取締役会長を、2015年の9月まで務めていたのは、皆様もよくご存知のことですわね。
その後は、役職を離れて大株主として経営を見守っていますの。
島根県出身の青山オーナーが起業したのは、地元で運転代行の会社を立ち上げたのが最初でして、当時、同じ島根県出身の故・竹下登氏が総理大臣となったばかりでしたから、「目立つだろう」と思って、「総理代行」という名前にしたそうですわ。
その後、青山オーナーは、携帯電話の加入代行や販売といった「通信サービス業」を軸に、「介護事業」や「デジタルコンテンツ事業」などにも手を拡げ、1999年にジャスダックへの上場を果たし、2005年、「モッズ・ヘアジャパングループ」の株式を70%取得して子会社化してからは、先述したように「美容事業」を拡大していますの。
そして現在では、グループ全体で250名以上の従業員を雇用していて、最近の業績も、
2018年6月期→連結売上高は20億7105万円
2019年6月期→連結売上高は19億6590万円
2020年6月期→連結売上高は17億1848万円
2021年6月期→連結売上高は18億1458万円
2022年6月期→連結売上高が18億4873万円
2023年6月期→連結売上高が19億0231万円
と記せば分かる通り、15億円以上の売上高をキープしていますので、同社の土台を築き上げた青山オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えますわ。
また、最近の青山オーナーは、IT、不動産、人材派遣など多くの事業に携わっていまして、2015年から、株主・投資家調査といったIR支援などを手掛けている「インベスター・ネットワークス株式会社」(現・株式会社ウィルズ)の社外取締役を務め、経営に参画するなど、多岐に渡って活躍していますわね。
馬主としての青山オーナーは、私が確認したところ、2003年からJRAで馬を走らせていて、現在までに150頭以上を所有していまして、過去の代表的な存在としては、2004年のニュージーランドTとアーリントンCを制したシーキングザダイヤや、2009年のフィリーズレビューなど重賞を4勝したワンカラットや、2016年の桜花賞を制したジュエラーといった名前が挙げられますわ。
2010年のオーナーは、ワンカラットの活躍などにより、過去最高の「23勝・獲得賞金4億2205万円」という成績を残していましたの。
ただ、その後は成績が伸び悩んでいて、2021年までの3年間も、
2019年→4勝・獲得賞金5460万円
2020年→5勝・獲得賞金9244万円
2021年→6勝・獲得賞金6190万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていましたから、一昨年の青山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際に一昨年は、「8勝・獲得賞金1億3188万円」という成績を残して、2021年の数字を大きく上回っていましたし、昨年は、シャンパンカラーでNHKマイルCを制するなど、6勝を上げて、獲得賞金は「2億9452万円」と、一昨年を大きく上回っていましたの。
ただ、今年は…
今回は、青山洋一オーナーがマイラーズCに出走させる、トゥードジボンについての報告をしておきますわ。
青山洋一オーナーが、東京都渋谷区に本社を構え、美容室の「モッズ・ヘア」や、同ブランドのヘアケア製品の開発や販売などを手掛けている「株式会社エム・エイチ・グループ」の取締役会長を、2015年の9月まで務めていたのは、皆様もよくご存知のことですわね。
その後は、役職を離れて大株主として経営を見守っていますの。
島根県出身の青山オーナーが起業したのは、地元で運転代行の会社を立ち上げたのが最初でして、当時、同じ島根県出身の故・竹下登氏が総理大臣となったばかりでしたから、「目立つだろう」と思って、「総理代行」という名前にしたそうですわ。
その後、青山オーナーは、携帯電話の加入代行や販売といった「通信サービス業」を軸に、「介護事業」や「デジタルコンテンツ事業」などにも手を拡げ、1999年にジャスダックへの上場を果たし、2005年、「モッズ・ヘアジャパングループ」の株式を70%取得して子会社化してからは、先述したように「美容事業」を拡大していますの。
そして現在では、グループ全体で250名以上の従業員を雇用していて、最近の業績も、
2018年6月期→連結売上高は20億7105万円
2019年6月期→連結売上高は19億6590万円
2020年6月期→連結売上高は17億1848万円
2021年6月期→連結売上高は18億1458万円
2022年6月期→連結売上高が18億4873万円
2023年6月期→連結売上高が19億0231万円
と記せば分かる通り、15億円以上の売上高をキープしていますので、同社の土台を築き上げた青山オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えますわ。
また、最近の青山オーナーは、IT、不動産、人材派遣など多くの事業に携わっていまして、2015年から、株主・投資家調査といったIR支援などを手掛けている「インベスター・ネットワークス株式会社」(現・株式会社ウィルズ)の社外取締役を務め、経営に参画するなど、多岐に渡って活躍していますわね。
馬主としての青山オーナーは、私が確認したところ、2003年からJRAで馬を走らせていて、現在までに150頭以上を所有していまして、過去の代表的な存在としては、2004年のニュージーランドTとアーリントンCを制したシーキングザダイヤや、2009年のフィリーズレビューなど重賞を4勝したワンカラットや、2016年の桜花賞を制したジュエラーといった名前が挙げられますわ。
2010年のオーナーは、ワンカラットの活躍などにより、過去最高の「23勝・獲得賞金4億2205万円」という成績を残していましたの。
ただ、その後は成績が伸び悩んでいて、2021年までの3年間も、
2019年→4勝・獲得賞金5460万円
2020年→5勝・獲得賞金9244万円
2021年→6勝・獲得賞金6190万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていましたから、一昨年の青山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際に一昨年は、「8勝・獲得賞金1億3188万円」という成績を残して、2021年の数字を大きく上回っていましたし、昨年は、シャンパンカラーでNHKマイルCを制するなど、6勝を上げて、獲得賞金は「2億9452万円」と、一昨年を大きく上回っていましたの。
ただ、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/04/18 (木) 19:20
対象レース:2024/04/21(日)東京11R・フローラS
見出し:ステージチャンプなどの調教を担当していました
掲載日:2024/04/18 (木) 19:20
対象レース:2024/04/21(日)東京11R・フローラS
見出し:ステージチャンプなどの調教を担当していました
どうもこんにちは。
今回は、金成貴史厩舎がフローラSに使う、メアヴィアについての報告となります。
金成君は、日本獣医畜産大学(今の日本獣医生命科学大学)の出身です。
この大学を出ている調教師は、1992年と1993年の安田記念を勝ったヤマニンゼファーや2014年の皐月賞を勝ったイスラボニータでお馴染みの栗田博憲さんや、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを勝ったウインブライトでお馴染みの畠山吉宏君や、2020年の宝塚記念と有馬記念や2021年の宝塚記念などを勝ったクロノジェネシスでお馴染みの斉藤崇史君などがいます。
大学を出てからの金成君は、まず「ノーザンファーム空港」で働いて、1997年に競馬学校の厩務員課程に入ると、その年の10月から、イナリワンなどでお馴染みの鈴木清厩舎で厩務員をやって、同じ年の12月から、ダイナアクトレスやギャロップダイナなどでお馴染みの矢野進厩舎で調教助手をやっていました。
矢野厩舎では、1997年の桜花賞で3着に入ったホーネットピアスや、1994年の日経賞や1995年のステイヤーズSを勝ったステージチャンプなど、走る馬の調教を担当していましたから、いい経験になったのでしょう。
その後、2008年の2月に矢野さんが調教師を引退したので、3月からは、粕谷昌央厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
2011年の12月、調教師の試験に受かった金成君は、次の年の3月に厩舎を開業していて、その年は、レースに使った数が少なかったので6勝止まりでしたけど、2013年には8勝、2014年には18勝と、順調に勝ち星を積み重ねていましたし、2015年には、ティリアンパープルを使った新潟ジャンプSで初めての重賞勝ちを飾っています。
2017年には、サクラアンプルールを使った札幌記念を勝つなど、全部で22勝を上げて、「4億7109万円」という今までで一番の賞金を稼いでいましたし、2019年は、キャリアハイの28勝を上げて、2017年の次に多い「4億0877万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の3年間は、
2020年→25勝・獲得賞金3億7774万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8633万円
2022年→13勝・獲得賞金2億3837万円
という形で成績が伸び悩んでいましたし、去年は、19勝を上げましたけど、特別レースを一つしか勝てなかったことなどから、稼いだ賞金が「2億9203万円」と、2017年や2019年の数字を大きく下回ってしまったんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって金成君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は先週までに…
今回は、金成貴史厩舎がフローラSに使う、メアヴィアについての報告となります。
金成君は、日本獣医畜産大学(今の日本獣医生命科学大学)の出身です。
この大学を出ている調教師は、1992年と1993年の安田記念を勝ったヤマニンゼファーや2014年の皐月賞を勝ったイスラボニータでお馴染みの栗田博憲さんや、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを勝ったウインブライトでお馴染みの畠山吉宏君や、2020年の宝塚記念と有馬記念や2021年の宝塚記念などを勝ったクロノジェネシスでお馴染みの斉藤崇史君などがいます。
大学を出てからの金成君は、まず「ノーザンファーム空港」で働いて、1997年に競馬学校の厩務員課程に入ると、その年の10月から、イナリワンなどでお馴染みの鈴木清厩舎で厩務員をやって、同じ年の12月から、ダイナアクトレスやギャロップダイナなどでお馴染みの矢野進厩舎で調教助手をやっていました。
矢野厩舎では、1997年の桜花賞で3着に入ったホーネットピアスや、1994年の日経賞や1995年のステイヤーズSを勝ったステージチャンプなど、走る馬の調教を担当していましたから、いい経験になったのでしょう。
その後、2008年の2月に矢野さんが調教師を引退したので、3月からは、粕谷昌央厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
2011年の12月、調教師の試験に受かった金成君は、次の年の3月に厩舎を開業していて、その年は、レースに使った数が少なかったので6勝止まりでしたけど、2013年には8勝、2014年には18勝と、順調に勝ち星を積み重ねていましたし、2015年には、ティリアンパープルを使った新潟ジャンプSで初めての重賞勝ちを飾っています。
2017年には、サクラアンプルールを使った札幌記念を勝つなど、全部で22勝を上げて、「4億7109万円」という今までで一番の賞金を稼いでいましたし、2019年は、キャリアハイの28勝を上げて、2017年の次に多い「4億0877万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の3年間は、
2020年→25勝・獲得賞金3億7774万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8633万円
2022年→13勝・獲得賞金2億3837万円
という形で成績が伸び悩んでいましたし、去年は、19勝を上げましたけど、特別レースを一つしか勝てなかったことなどから、稼いだ賞金が「2億9203万円」と、2017年や2019年の数字を大きく下回ってしまったんですよ。
もちろん、今年を迎えるにあたって金成君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は先週までに…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/04/18 (木) 18:54
対象レース:2024/04/20(日)福島11R・福島牝馬S
見出し:田中博康君とかが調教師としての同期やな
掲載日:2024/04/18 (木) 18:54
対象レース:2024/04/20(日)福島11R・福島牝馬S
見出し:田中博康君とかが調教師としての同期やな
春は、年度末の忙しさや、気温の変化に体が対応し切れんこととかが理由で、睡眠不足になる方が多いんですわ。
これを防ぐ方法は色々あって、そん中で、ワシが「手軽にできてお勧め」と考えとるんわ、食生活を見直すことなんや。
具体的には、脳をリラックスさせる成分が多く含まれとる食べ物、ビタミンB1を多く含んどる海苔とか、「睡眠ホルモン」と言われとるセロトニンを多く含んどる豆腐や納豆とかを、意識してよう食べるようにするのがエエやろ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、武幸四郎君が福島牝馬Sに使う、タガノパッションとライトクオンタムについての報告をしときましょう。
誰でもよう知っとることやけど、武幸四郎君は、武豊君の弟で、現役で乗り役をやっとる秋山真一郎君、江田勇亮(ゆうすけ)君、勝浦正樹君、武士沢友治君、松田大作君や、今は調教師をやっとる村田一誠君とかと同じで、1994年に「第13期生」として競馬学校の騎手課程に入っとって、1997年に、親父さんの武邦彦厩舎からデビューしとったし、初勝利が重賞のマイラーズCっちゅう、派手なデビュー週でしたな。
その後も、ティコティコタックに乗った2000年の秋華賞や、ウインクリューガーに乗った2003年のNHKマイルCや、ソングオブウインドに乗った2006年の菊花賞や、メイショウマンボに乗った2013年のオークスとかを勝っとって、2016年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の2月に乗り役を引退するまでに、6つのGIを含めて重賞を28勝、全部で693勝っちゅう実績を残しとったんや。
乗り役を引退してからの幸四郎君は、藤沢和雄さんの厩舎で技術調教師をやって、馬の仕上げ方や、厩舎をやりくりする方法とか、色んなことを教わっとりました。
で、幸四郎君は、2018年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期は、高柳大輔君、武英智(ひでのり)君、田中博康君、林徹君、安田翔伍君、和田勇介君の6人ですな。
結局、2018年の幸四郎君は、「16勝・獲得賞金2億7735万円」っちゅう成績を残しとって、これは、同期の中で一番の数字やったし、2019年は、ハッピーアワーを使ったファルコンSで初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億9222万円」っちゅう、2年目としてはまあまあの成績を残しとりました。
そんで、開業3年目やった2020年は、「28勝・獲得賞金4億6492万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも大きく伸ばしとったし、2021年は、ウォーターナビレラを使ったファンタジーSを勝つなど、「34勝・獲得賞金5億9270万円」っちゅう素晴らしい成績を残しとったんですわ。
せやけど一昨年は、「29勝・獲得賞金4億9897万円」っちゅう成績で、2021年を下回ってしもうたんやから、去年の幸四郎君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際に去年は、ライトクオンタムを使ったシンザン記念を勝つなど、全部で32勝を上げとって、稼いだ賞金は「6億7887万円」と、今までで一番の数字やったんや。
ただ今年は…
これを防ぐ方法は色々あって、そん中で、ワシが「手軽にできてお勧め」と考えとるんわ、食生活を見直すことなんや。
具体的には、脳をリラックスさせる成分が多く含まれとる食べ物、ビタミンB1を多く含んどる海苔とか、「睡眠ホルモン」と言われとるセロトニンを多く含んどる豆腐や納豆とかを、意識してよう食べるようにするのがエエやろ。
で、ここから本題に入りますけど、今回は、武幸四郎君が福島牝馬Sに使う、タガノパッションとライトクオンタムについての報告をしときましょう。
誰でもよう知っとることやけど、武幸四郎君は、武豊君の弟で、現役で乗り役をやっとる秋山真一郎君、江田勇亮(ゆうすけ)君、勝浦正樹君、武士沢友治君、松田大作君や、今は調教師をやっとる村田一誠君とかと同じで、1994年に「第13期生」として競馬学校の騎手課程に入っとって、1997年に、親父さんの武邦彦厩舎からデビューしとったし、初勝利が重賞のマイラーズCっちゅう、派手なデビュー週でしたな。
その後も、ティコティコタックに乗った2000年の秋華賞や、ウインクリューガーに乗った2003年のNHKマイルCや、ソングオブウインドに乗った2006年の菊花賞や、メイショウマンボに乗った2013年のオークスとかを勝っとって、2016年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の2月に乗り役を引退するまでに、6つのGIを含めて重賞を28勝、全部で693勝っちゅう実績を残しとったんや。
乗り役を引退してからの幸四郎君は、藤沢和雄さんの厩舎で技術調教師をやって、馬の仕上げ方や、厩舎をやりくりする方法とか、色んなことを教わっとりました。
で、幸四郎君は、2018年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期は、高柳大輔君、武英智(ひでのり)君、田中博康君、林徹君、安田翔伍君、和田勇介君の6人ですな。
結局、2018年の幸四郎君は、「16勝・獲得賞金2億7735万円」っちゅう成績を残しとって、これは、同期の中で一番の数字やったし、2019年は、ハッピーアワーを使ったファルコンSで初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億9222万円」っちゅう、2年目としてはまあまあの成績を残しとりました。
そんで、開業3年目やった2020年は、「28勝・獲得賞金4億6492万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも大きく伸ばしとったし、2021年は、ウォーターナビレラを使ったファンタジーSを勝つなど、「34勝・獲得賞金5億9270万円」っちゅう素晴らしい成績を残しとったんですわ。
せやけど一昨年は、「29勝・獲得賞金4億9897万円」っちゅう成績で、2021年を下回ってしもうたんやから、去年の幸四郎君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際に去年は、ライトクオンタムを使ったシンザン記念を勝つなど、全部で32勝を上げとって、稼いだ賞金は「6億7887万円」と、今までで一番の数字やったんや。
ただ今年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/04/18 (木) 18:03
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:ドバイとかでよう稼いどるんやけど
掲載日:2024/04/18 (木) 18:03
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:ドバイとかでよう稼いどるんやけど
まいど。
マイラーズCは、斉藤崇史先生の厩舎が使う、セッションが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、神奈川県出身の斉藤先生は、中学生の時に、同級生の影響で競馬が好きになって、高校生の時に、調教師を目指すと決めたんですわ。
そんで、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学・東京都武蔵野市)に通って、四年生の時には、もっと馬のことを勉強するために、半年くらいアイルランドに留学しとって、卒業した後は、2年ほどノーザンファームで働いとりました。
それから、2007年の6月に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月からは松永幹夫厩舎で厩務員を、7月からは調教助手をやっとったんや。
松永厩舎に入ってから1年くらいの時に斉藤先生は、レッドディザイアの担当になって、この馬が、2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も一緒に行くっちゅうエエ経験をしとったんですわ。
2015年に調教師の試験に受かった先生は、2016年の3月に自分の厩舎を開業しとって、それから年末までに「7勝・獲得賞金1億4086万円」っちゅう成績を残しとりました。
でもって、その後の3年間は、
2017年→17勝・獲得賞金2億9929万円
2018年→25勝・獲得賞金3億9086万円
2019年→24勝・獲得賞金5億9503万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、2020年と2021年は、ラウダシオンとクロノジェネシスとキラーアビリティがGIを勝ったこともあって、
2020年→34勝・獲得賞金13億5145万円
2021年→44勝・獲得賞金11億6956万円
っちゅう素晴らしい成績を残したんですわ。
そんで一昨年は、ジェラルディーナでエリザベス女王杯を勝つなど、重賞を3勝したんやけど、最終的には「37勝・11億0689万円」っちゅう成績で、2021年の数字を下回っとったし、去年も悪い流れが続いとって、重賞を4勝したんやけど、全部で29勝しか上げられとらんし、勝っとる重賞は全部GIIIで、GIとGIIを勝っとらんこともあって、稼いだ賞金は「7億7421万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。
それに今年は、ドンフランキーが…
マイラーズCは、斉藤崇史先生の厩舎が使う、セッションが面白そうやと思っとります。
ワシよりも皆さんの方が詳しいと思いますけど、神奈川県出身の斉藤先生は、中学生の時に、同級生の影響で競馬が好きになって、高校生の時に、調教師を目指すと決めたんですわ。
そんで、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学・東京都武蔵野市)に通って、四年生の時には、もっと馬のことを勉強するために、半年くらいアイルランドに留学しとって、卒業した後は、2年ほどノーザンファームで働いとりました。
それから、2007年の6月に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月からは松永幹夫厩舎で厩務員を、7月からは調教助手をやっとったんや。
松永厩舎に入ってから1年くらいの時に斉藤先生は、レッドディザイアの担当になって、この馬が、2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も一緒に行くっちゅうエエ経験をしとったんですわ。
2015年に調教師の試験に受かった先生は、2016年の3月に自分の厩舎を開業しとって、それから年末までに「7勝・獲得賞金1億4086万円」っちゅう成績を残しとりました。
でもって、その後の3年間は、
2017年→17勝・獲得賞金2億9929万円
2018年→25勝・獲得賞金3億9086万円
2019年→24勝・獲得賞金5億9503万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、2020年と2021年は、ラウダシオンとクロノジェネシスとキラーアビリティがGIを勝ったこともあって、
2020年→34勝・獲得賞金13億5145万円
2021年→44勝・獲得賞金11億6956万円
っちゅう素晴らしい成績を残したんですわ。
そんで一昨年は、ジェラルディーナでエリザベス女王杯を勝つなど、重賞を3勝したんやけど、最終的には「37勝・11億0689万円」っちゅう成績で、2021年の数字を下回っとったし、去年も悪い流れが続いとって、重賞を4勝したんやけど、全部で29勝しか上げられとらんし、勝っとる重賞は全部GIIIで、GIとGIIを勝っとらんこともあって、稼いだ賞金は「7億7421万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。
それに今年は、ドンフランキーが…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/04/18 (木) 16:47
対象レース:2024/04/21(日)東京11R・フローラS
見出し:「ファンタストクラブ」でホクトベガに乗っとったんですわ
掲載日:2024/04/18 (木) 16:47
対象レース:2024/04/21(日)東京11R・フローラS
見出し:「ファンタストクラブ」でホクトベガに乗っとったんですわ
最近、「時代劇映画の名作」って言われとる「七人の侍」を久々に観たんですわ。
これは、「羅生門」とか「生きる」とかでも有名な黒澤明さんが監督で、用心棒として雇われた7人の侍が、野武士の悪行に悩まされとる村を守るっちゅうあらすじで、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスとか、海外の映画監督に大きな影響を与えた、世界で最も有名な日本映画の一つですな。
で、ワシがフローラSで期待しとるんは、新谷功一君の厩舎が使うサンセットビューなんですわ。
新谷君は、親父さんが厩務員っちゅう、馬が身近な環境で育っとって、小学校5年生の頃から乗馬をやっとったんやけど、中学校と高校に通っとった時は、将来の仕事をどうするかは深く考えてなかったそうやな。
せやけど、「実家を出て自分の力で稼ぎたい」と考えとった新谷君は、栗東高校の同級生が、北海道の門別にある育成牧場の「ファンタストクラブ」で働くっちゅう話を聞いて、高校を卒業した1994年から一緒に働くことにしたんや。
新谷君が「ファンタストクラブ」で働き始めたばかりの頃は、前の年にエリザベス女王杯を勝っとったホクトベガが調整に来とって、彼がこの馬に乗っとったし、その他、1998年の安田記念とマイルCSなどを勝ったタイキシャトルや、1998年の朝日杯3歳Sなどを勝ったアドマイヤコジーンとかも来とって、こういう走る馬達を間近で見られたんやから、ホンマにエエ経験やったんでしょうな。
すっかり馬乗りの仕事が楽しくなった新谷君は、3年くらい「ファンタストクラブ」で働いて、その後、新冠の「武田牧場」で1年くらい働いてから、1998年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から福永甲(はじめ)厩舎で厩務員をやって、6月からは調教助手をやっとりました。
2000年の7月からは、8年くらい森秀行厩舎で調教助手をやっとったんやけど、30歳を過ぎて、「もっと色んな厩舎で経験を積みたい」と考えたそうで、その後は、湯窪幸雄厩舎と大久保龍志厩舎と高橋康之厩舎で調教助手をやっとったんや。
2018年の12月、11回目の挑戦で調教師の試験に受かった新谷君は、2020年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、「5勝・獲得賞金1億2495万円」っちゅう成績やったけど、2年目やった2021年は、「17勝・獲得賞金2億8076万円」と、一気に数字を伸ばしとりました。
それに、一昨年もエエ流れが続いとって、リメイクを使ったカペラSを勝つなど、JRAで、「31勝・獲得賞金6億0434万円」っちゅう、3年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、海外では、クラウンプライドを使ったドバイのUAEダービーを勝って、地方でも、グランブリッジを使った関東オークスとブリーダーズゴールドCを勝っとったんですわ。
そんで去年は、TCK女王盃とエンプレス杯を勝ったグランブリッジと、帝王賞で2着やったクラウンプライドと、リヤドダートスプリントで3着やったリメイクの活躍などで、地方と海外で3億円くらいの賞金を稼いだんやけど、JRAでは、「14勝・獲得賞金3億0267万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって新谷君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は…
これは、「羅生門」とか「生きる」とかでも有名な黒澤明さんが監督で、用心棒として雇われた7人の侍が、野武士の悪行に悩まされとる村を守るっちゅうあらすじで、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスとか、海外の映画監督に大きな影響を与えた、世界で最も有名な日本映画の一つですな。
で、ワシがフローラSで期待しとるんは、新谷功一君の厩舎が使うサンセットビューなんですわ。
新谷君は、親父さんが厩務員っちゅう、馬が身近な環境で育っとって、小学校5年生の頃から乗馬をやっとったんやけど、中学校と高校に通っとった時は、将来の仕事をどうするかは深く考えてなかったそうやな。
せやけど、「実家を出て自分の力で稼ぎたい」と考えとった新谷君は、栗東高校の同級生が、北海道の門別にある育成牧場の「ファンタストクラブ」で働くっちゅう話を聞いて、高校を卒業した1994年から一緒に働くことにしたんや。
新谷君が「ファンタストクラブ」で働き始めたばかりの頃は、前の年にエリザベス女王杯を勝っとったホクトベガが調整に来とって、彼がこの馬に乗っとったし、その他、1998年の安田記念とマイルCSなどを勝ったタイキシャトルや、1998年の朝日杯3歳Sなどを勝ったアドマイヤコジーンとかも来とって、こういう走る馬達を間近で見られたんやから、ホンマにエエ経験やったんでしょうな。
すっかり馬乗りの仕事が楽しくなった新谷君は、3年くらい「ファンタストクラブ」で働いて、その後、新冠の「武田牧場」で1年くらい働いてから、1998年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から福永甲(はじめ)厩舎で厩務員をやって、6月からは調教助手をやっとりました。
2000年の7月からは、8年くらい森秀行厩舎で調教助手をやっとったんやけど、30歳を過ぎて、「もっと色んな厩舎で経験を積みたい」と考えたそうで、その後は、湯窪幸雄厩舎と大久保龍志厩舎と高橋康之厩舎で調教助手をやっとったんや。
2018年の12月、11回目の挑戦で調教師の試験に受かった新谷君は、2020年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、「5勝・獲得賞金1億2495万円」っちゅう成績やったけど、2年目やった2021年は、「17勝・獲得賞金2億8076万円」と、一気に数字を伸ばしとりました。
それに、一昨年もエエ流れが続いとって、リメイクを使ったカペラSを勝つなど、JRAで、「31勝・獲得賞金6億0434万円」っちゅう、3年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、海外では、クラウンプライドを使ったドバイのUAEダービーを勝って、地方でも、グランブリッジを使った関東オークスとブリーダーズゴールドCを勝っとったんですわ。
そんで去年は、TCK女王盃とエンプレス杯を勝ったグランブリッジと、帝王賞で2着やったクラウンプライドと、リヤドダートスプリントで3着やったリメイクの活躍などで、地方と海外で3億円くらいの賞金を稼いだんやけど、JRAでは、「14勝・獲得賞金3億0267万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって新谷君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/04/16 (火) 14:26
対象レース:2024/04/20(土)福島11R・福島牝馬S
見出し:CMに「おぎやはぎ」を起用していましたわね
掲載日:2024/04/16 (火) 14:26
対象レース:2024/04/20(土)福島11R・福島牝馬S
見出し:CMに「おぎやはぎ」を起用していましたわね
皆さんごきげんよう。
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」が福島牝馬Sに登録している、グランベルナデットについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですの。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますわね。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわね。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですの。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年は、11勝を上げましたけど、獲得賞金は「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいました。
でも、2021年は、16勝を上げて、獲得賞金が「4億4102万円」というキャリアハイの数字となっていましたし、JRAでは、ラヴズオンリーユーを出走させた京都記念を制して、海外では、ラヴズオンリーユーで、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしていましたの。
一昨年は、タイムトゥヘヴンでダービー卿CTを制しましたけど、他の馬がそれほど活躍できなかったため、「13勝・獲得賞金2億6369万円」と、2021年の成績を大きく下回ってしまいました。
当然、昨年は、「DMMドリームクラブ」の関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈ですし、実際、18勝を上げて、獲得賞金が「3億0422万円」と、一昨年の数字を上回っていましたわ。
そして今年は…
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」が福島牝馬Sに登録している、グランベルナデットについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですの。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますわね。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわね。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですの。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年は、11勝を上げましたけど、獲得賞金は「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいました。
でも、2021年は、16勝を上げて、獲得賞金が「4億4102万円」というキャリアハイの数字となっていましたし、JRAでは、ラヴズオンリーユーを出走させた京都記念を制して、海外では、ラヴズオンリーユーで、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしていましたの。
一昨年は、タイムトゥヘヴンでダービー卿CTを制しましたけど、他の馬がそれほど活躍できなかったため、「13勝・獲得賞金2億6369万円」と、2021年の成績を大きく下回ってしまいました。
当然、昨年は、「DMMドリームクラブ」の関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈ですし、実際、18勝を上げて、獲得賞金が「3億0422万円」と、一昨年の数字を上回っていましたわ。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/04/16 (火) 13:15
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:お父様はダービー馬ラッキールーラのオーナーです
掲載日:2024/04/16 (火) 13:15
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:お父様はダービー馬ラッキールーラのオーナーです
4月11日(木)から14日(日)まで、アメリカ・ジョージア州の「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で行われた「マスターズ・トーナメント」は、トータル11アンダーを記録し、2位に4打差をつけたスコッティ・シェフラー選手が優勝し、同選手にとっては、これが2度目の「マスターズ制覇」となりました。
シェフラー選手は、今シーズン、9戦3勝でトップテン入りが8回という圧倒的な成績を残しており、世界ランキングに於いては、2位のロリー・マキロイ選手に決定的なポイント差を付けての1位となっておりますので、今後の更なる活躍が非常に楽しみです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、「株式会社ラッキーフィールド」がマイラーズCに登録している、エアロロノアについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、「エア」の冠名を用いている、「ラッキーフィールド」の代表者は、栃木県の小山市に本社を構えている、「東京鉄鋼株式会社」の代表取締役社長を務めている吉原毎文(つねぶみ)氏です。
よって、ここでは私も、「株式会社ラッキーフィールド」を「吉原オーナー」と表記します。
1974年に東証1部上場を果たした「東京鉄鋼株式会社」は、吉原オーナーのお父様であり、JRAの馬主としては、1969年の皐月賞馬ワイルドモアや、1977年のダービー馬ラッキールーラなどを所有していたことで広く知られている、故・貞敏氏によって、1939年に創業されました。
同社は、超高層のビルやマンションの建設が盛んな近年の建築業界に於いて、鉄筋に独自の加工を施してガス圧接を不要とし、大幅な工期の短縮や建築コストの削減を可能とした「ネジテツコン」を筆頭に、「鉄筋コンクリート用棒鋼」などで高いシェアを占めており、「高強度鉄筋のトップメーカー」と言えます。
そして、現在は連結子会社を含めて800名以上の従業員を雇用しており、2023年3月期の売上高は「792億2900万円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、同社のトップである吉原オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。
また、吉原オーナーは、貞敏氏の代に設立した公益財団法人、「吉原育英会」の理事を務めており、青森県内の学校に対する助成事業や、青森県出身の学生に対する奨学金事業を行うなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
なお、吉原オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、私が確認したところ、1986年であり、それから現在までに300頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、1996年のオークスと1997年の天皇賞・秋などを制したエアグルーヴや、1999年の安田記念とマイルCSを制したエアジハードや、2000年の皐月賞と菊花賞を制したエアシャカールや、2005年の秋華賞を制したエアメサイアなどが挙げられるでしょう。
2000年の吉原オーナーは、17勝を上げ、過去最高となる「7億5041万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→9勝・獲得賞金1億8550万円
2020年→6勝・獲得賞金1億9735万円
2021年→11勝・獲得賞金2億6989万円
2022年→4勝・獲得賞金1億2392万円
2023年→5勝・獲得賞金1億6132万円
という物足りない数字が続いております。
そして今年は…
シェフラー選手は、今シーズン、9戦3勝でトップテン入りが8回という圧倒的な成績を残しており、世界ランキングに於いては、2位のロリー・マキロイ選手に決定的なポイント差を付けての1位となっておりますので、今後の更なる活躍が非常に楽しみです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、「株式会社ラッキーフィールド」がマイラーズCに登録している、エアロロノアについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、「エア」の冠名を用いている、「ラッキーフィールド」の代表者は、栃木県の小山市に本社を構えている、「東京鉄鋼株式会社」の代表取締役社長を務めている吉原毎文(つねぶみ)氏です。
よって、ここでは私も、「株式会社ラッキーフィールド」を「吉原オーナー」と表記します。
1974年に東証1部上場を果たした「東京鉄鋼株式会社」は、吉原オーナーのお父様であり、JRAの馬主としては、1969年の皐月賞馬ワイルドモアや、1977年のダービー馬ラッキールーラなどを所有していたことで広く知られている、故・貞敏氏によって、1939年に創業されました。
同社は、超高層のビルやマンションの建設が盛んな近年の建築業界に於いて、鉄筋に独自の加工を施してガス圧接を不要とし、大幅な工期の短縮や建築コストの削減を可能とした「ネジテツコン」を筆頭に、「鉄筋コンクリート用棒鋼」などで高いシェアを占めており、「高強度鉄筋のトップメーカー」と言えます。
そして、現在は連結子会社を含めて800名以上の従業員を雇用しており、2023年3月期の売上高は「792億2900万円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、同社のトップである吉原オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。
また、吉原オーナーは、貞敏氏の代に設立した公益財団法人、「吉原育英会」の理事を務めており、青森県内の学校に対する助成事業や、青森県出身の学生に対する奨学金事業を行うなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
なお、吉原オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、私が確認したところ、1986年であり、それから現在までに300頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、1996年のオークスと1997年の天皇賞・秋などを制したエアグルーヴや、1999年の安田記念とマイルCSを制したエアジハードや、2000年の皐月賞と菊花賞を制したエアシャカールや、2005年の秋華賞を制したエアメサイアなどが挙げられるでしょう。
2000年の吉原オーナーは、17勝を上げ、過去最高となる「7億5041万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→9勝・獲得賞金1億8550万円
2020年→6勝・獲得賞金1億9735万円
2021年→11勝・獲得賞金2億6989万円
2022年→4勝・獲得賞金1億2392万円
2023年→5勝・獲得賞金1億6132万円
という物足りない数字が続いております。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/04/16 (火) 12:02
対象レース:2024/04/20(土)福島11R・福島牝馬S
見出し:輸入馬具の販売なども手掛けています
掲載日:2024/04/16 (火) 12:02
対象レース:2024/04/20(土)福島11R・福島牝馬S
見出し:輸入馬具の販売なども手掛けています
お疲れさまです。
皆さんもよく知っている通り、4月23日(火)には、中山競馬場で「JRAブリーズアップセール」が行われますね。
去年は、上場されていた79頭が全て落札されて、取引総額が8億3501万円(税込)という結果でしたし、今年は、欠場になってしまった3頭を除く78頭が上場されますから、その結果に注目したいところですね。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、福島牝馬Sに登録されている、フィールシンパシーについての報告をしておきます。
この馬は、岡田牧雄オーナーの名義で走っていますけど、皆さんも知っている通りで、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーが務めています。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことです。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」ですね。
それに「LEX」は、タイトルホルダーなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、フィールシンパシーのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、吉田照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
地方に入厩する馬も含めたら…
皆さんもよく知っている通り、4月23日(火)には、中山競馬場で「JRAブリーズアップセール」が行われますね。
去年は、上場されていた79頭が全て落札されて、取引総額が8億3501万円(税込)という結果でしたし、今年は、欠場になってしまった3頭を除く78頭が上場されますから、その結果に注目したいところですね。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、福島牝馬Sに登録されている、フィールシンパシーについての報告をしておきます。
この馬は、岡田牧雄オーナーの名義で走っていますけど、皆さんも知っている通りで、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーが務めています。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことです。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」ですね。
それに「LEX」は、タイトルホルダーなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、フィールシンパシーのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、吉田照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
地方に入厩する馬も含めたら…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/04/15 (月) 17:58
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:代表はNHKのワシントン支局長を務めておりました
掲載日:2024/04/15 (月) 17:58
対象レース:2024/04/21(日)京都11R・マイラーズC
見出し:代表はNHKのワシントン支局長を務めておりました
本日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比290円75銭安の3万9232円80銭で取引を終えておりました。
イランとイスラエルの対立により、中東情勢が緊迫していることなどから、リスク回避を目的とした売りが多く見られましたので、週明け以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、キャロットファームがマイラーズCに登録している、トランキリテに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。
更に、先週の水曜日、4月10日には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は…
イランとイスラエルの対立により、中東情勢が緊迫していることなどから、リスク回避を目的とした売りが多く見られましたので、週明け以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、キャロットファームがマイラーズCに登録している、トランキリテに関する報告となります。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。
更に、先週の水曜日、4月10日には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/04/15 (月) 16:43
対象レース:2024/04/20(土)福島11R・福島牝馬S
見出し:「日本億万長者番付2023」の10位にランクインしております
掲載日:2024/04/15 (月) 16:43
対象レース:2024/04/20(土)福島11R・福島牝馬S
見出し:「日本億万長者番付2023」の10位にランクインしております
最近ホールに導入された新機種の中で、人気を集めているものの一つは、3月4日(月)に「サンセイR&D」から出たパチンコ機、「PLT・オーバーロード魔導王光臨.」です。
これは、同名の大人気アニメとの初タイアップ機であり、原作を知っているファンが楽しめる作り込まれた演出や、話題のラッキートリガーなどが搭載されておりますので、今後もホールを大いに賑わせてくれることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、三木正浩オーナーが福島牝馬Sに登録している、エリカヴィータについての報告をしておきます。
三木オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構え、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者であり、2007年の8月まで、同社の代表取締役会長を務めておりました。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学し、同校を卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しております。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しました。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結び、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせております。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更し、その後、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立し、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録しており、三木オーナーは、その後も、
1991年→アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年→「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年→「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年→「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年→ジャスダックに上場
2002年→東証一部に上場
2004年→「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させており、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3441億9700万円」(2024年2月期)を記録するほどの大企業に成長しております。
一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2023」の10位にランクインしておりますので、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めていることでしょう。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせており、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っております。
2020年は未勝利に終わったものの、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げ、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしておりました。
更に一昨年は、エリカヴィータでフローラSを制し、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げ、「4億3535万円」の賞金を獲得しており、昨年は、アグリで阪急杯を制し、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げ、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっております。
そして…
これは、同名の大人気アニメとの初タイアップ機であり、原作を知っているファンが楽しめる作り込まれた演出や、話題のラッキートリガーなどが搭載されておりますので、今後もホールを大いに賑わせてくれることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、三木正浩オーナーが福島牝馬Sに登録している、エリカヴィータについての報告をしておきます。
三木オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構え、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者であり、2007年の8月まで、同社の代表取締役会長を務めておりました。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学し、同校を卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しております。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しました。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結び、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせております。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更し、その後、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立し、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録しており、三木オーナーは、その後も、
1991年→アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年→「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年→「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年→「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年→ジャスダックに上場
2002年→東証一部に上場
2004年→「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させており、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3441億9700万円」(2024年2月期)を記録するほどの大企業に成長しております。
一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2023」の10位にランクインしておりますので、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めていることでしょう。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせており、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っております。
2020年は未勝利に終わったものの、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げ、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしておりました。
更に一昨年は、エリカヴィータでフローラSを制し、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げ、「4億3535万円」の賞金を獲得しており、昨年は、アグリで阪急杯を制し、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げ、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっております。
そして…
発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2024/04/13 (土) 18:34
対象レース:2024/04/14(日)中山11R・皐月賞
見出し:3億円近くを稼いでいても満足できない理由は
掲載日:2024/04/13 (土) 18:34
対象レース:2024/04/14(日)中山11R・皐月賞
見出し:3億円近くを稼いでいても満足できない理由は
少し前に仲間から、「いい型のサクラマスが予想していたよりも多く釣れた」という話を聞きました。
サクラマスは、塩焼きにしたり、混ぜご飯とかにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が皐月賞に使う、コスモキュランダについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんですね。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに、今年もいい流れが続いていて、コスモキュランダで弥生賞を勝つなど、先週までに15勝を上げていますし、稼いだ賞金が「2億9108万円」と、もう去年の半分近くになっていますけど、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、この数字に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくると私は見ています。
と言うのも、「ビッグレッドファーム」は…
サクラマスは、塩焼きにしたり、混ぜご飯とかにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が皐月賞に使う、コスモキュランダについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんですね。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに、今年もいい流れが続いていて、コスモキュランダで弥生賞を勝つなど、先週までに15勝を上げていますし、稼いだ賞金が「2億9108万円」と、もう去年の半分近くになっていますけど、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、この数字に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくると私は見ています。
と言うのも、「ビッグレッドファーム」は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/04/13 (土) 17:49
対象レース:2024/04/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:「大阪メトロ・野田阪神駅」の近くに本社がありますわ
掲載日:2024/04/13 (土) 17:49
対象レース:2024/04/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:「大阪メトロ・野田阪神駅」の近くに本社がありますわ
皆さんごきげんよう。
今回は、日隈(ひのくま)良江オーナーがアンタレスSに出走させる、ハギノアレグリアスについての報告をしておきますわ。
日隈良江オーナーの本業は、「大阪メトロ・野田阪神駅」(大阪府大阪市福島区)から徒歩2分の場所に本社を構え、不動産業の他、カフェなどの飲食店や、ゲームセンターなどのアミューズメント施設といった、地域に密着した様々な事業を展開している「株式会社新橋企画」の代表取締役ですわね。
「ハギノ」の冠名と言えば、1980年の桜花賞とエリザベス女王杯を勝ったハギノトップレディや、1983年の宝塚記念を勝ったハギノカムイオーなどを所有していた日隈広吉(こうきち)オーナーが使用していましたけど、1998年の5月に広吉オーナーが亡くなったため、ご息女の良江オーナーが所有馬と冠名を引き継いでいますの。
先代の広吉オーナーは、山口県萩市の出身で、出身校も地元の萩商業高校(現在の萩商工高校)でして、関西で事業を興して成功してからは、1990年に桜の成木を1000本、1992年に梅の苗木を250本、それぞれ萩市に寄贈しているように、故郷を愛する気持ちが非常に強く、「ハギノ」の冠名もその思いから付けられたのでしょうね。
1997年頃からJRAで馬を走らせている良江オーナーは、これまでに100頭近くを所有していて、過去の代表的な存在としては、2001年と2002年の東海Sなど、重賞を3勝したハギノハイグレイドや、2014年の京都新聞杯を制したハギノハイブリッドが挙げられますわ。
2001年のオーナーは、ハギノハイグレイドなどの活躍により、4勝を上げて、過去最高となる「1億3286万円」の賞金を獲得していましたし、2020年は、過去最多の8勝を上げて、「1億2283万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、その後の2年は、
2021年:3勝・獲得賞金4860万円
2022年:6勝・獲得賞金9513万円
という形で成績が伸び悩んでしまいましたから、昨年の良江オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈ですわ。
実際、昨年は、名古屋大賞典で1着、帝王賞で4着というハギノアレグリアスの活躍によって、地方で3300万円の賞金を獲得していましたし、JRAでは、ハギノアレグリアスがシリウスSを制して、東海Sと平安Sで2着に入るなど、獲得賞金は「1億3803万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。
それに…
今回は、日隈(ひのくま)良江オーナーがアンタレスSに出走させる、ハギノアレグリアスについての報告をしておきますわ。
日隈良江オーナーの本業は、「大阪メトロ・野田阪神駅」(大阪府大阪市福島区)から徒歩2分の場所に本社を構え、不動産業の他、カフェなどの飲食店や、ゲームセンターなどのアミューズメント施設といった、地域に密着した様々な事業を展開している「株式会社新橋企画」の代表取締役ですわね。
「ハギノ」の冠名と言えば、1980年の桜花賞とエリザベス女王杯を勝ったハギノトップレディや、1983年の宝塚記念を勝ったハギノカムイオーなどを所有していた日隈広吉(こうきち)オーナーが使用していましたけど、1998年の5月に広吉オーナーが亡くなったため、ご息女の良江オーナーが所有馬と冠名を引き継いでいますの。
先代の広吉オーナーは、山口県萩市の出身で、出身校も地元の萩商業高校(現在の萩商工高校)でして、関西で事業を興して成功してからは、1990年に桜の成木を1000本、1992年に梅の苗木を250本、それぞれ萩市に寄贈しているように、故郷を愛する気持ちが非常に強く、「ハギノ」の冠名もその思いから付けられたのでしょうね。
1997年頃からJRAで馬を走らせている良江オーナーは、これまでに100頭近くを所有していて、過去の代表的な存在としては、2001年と2002年の東海Sなど、重賞を3勝したハギノハイグレイドや、2014年の京都新聞杯を制したハギノハイブリッドが挙げられますわ。
2001年のオーナーは、ハギノハイグレイドなどの活躍により、4勝を上げて、過去最高となる「1億3286万円」の賞金を獲得していましたし、2020年は、過去最多の8勝を上げて、「1億2283万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、その後の2年は、
2021年:3勝・獲得賞金4860万円
2022年:6勝・獲得賞金9513万円
という形で成績が伸び悩んでしまいましたから、昨年の良江オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈ですわ。
実際、昨年は、名古屋大賞典で1着、帝王賞で4着というハギノアレグリアスの活躍によって、地方で3300万円の賞金を獲得していましたし、JRAでは、ハギノアレグリアスがシリウスSを制して、東海Sと平安Sで2着に入るなど、獲得賞金は「1億3803万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/04/13 (土) 17:10
対象レース:2024/04/14(日)福島11R・福島民報杯
見出し:周囲から厚い信頼を寄せられている「神戸の眼科医」が…
掲載日:2024/04/13 (土) 17:10
対象レース:2024/04/14(日)福島11R・福島民報杯
見出し:周囲から厚い信頼を寄せられている「神戸の眼科医」が…
本日、4月13日(土)から5月12日(日)まで、「根津美術館」(東京都港区南青山)では、「国宝・燕子花図屏風ーデザインの日本美術」が開催されます。
これは、主に近世美術を通して、デザインという視点から日本の美術にスポットをあてる趣旨の展覧会でして、タイトルとなっている「燕子花図屏風」の他にも、重要文化財となっている「春日山蒔絵硯箱」など、様々な作品が展示されておりますので、期間中は多くの方が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、鈴木隆司オーナーが福島民報杯に出走させる、カレンルシェルブルに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、鈴木オーナーの本業は、「JR六甲道駅」(兵庫県神戸市灘区)から徒歩3分ほどの場所にある、「鈴木眼科クリニック」の院長です。
このクリニックでは、「コンタクトレンズを装着するための検査」や、「結膜炎の治療」といった一般的な眼科診察だけではなく、「緑内障手術」や、レーザーで治療する「網膜光凝固術」や、日帰りの「白内障手術」なども行っておりますので、近隣の方にとっては「必要不可欠な存在」と言える筈であり、その院長を務めている鈴木オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
鈴木オーナーは、幼い頃に騎手を目指していたものの、背が高くなり過ぎたため、その道を断念したそうです。
しかし、「競馬に関わりたい」との思いを捨て切れず、「馬主になる」と決意したそうで、その夢を、まず一口馬主として叶えていたものの、やはり「自分の馬が欲しい」という思いが次第に強まり、1998年にJRAの個人馬主資格を取得しております。
2000年からJRAで馬を走らせている鈴木オーナーは、これまでに80頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年のスプリンターズSや2012年の高松宮記念など、重賞を5勝したカレンチャン、2012年のNHKマイルCや毎日王冠など、同じく重賞を5勝したカレンブラックヒル、2019年のオークスと秋華賞とジャパンCなど、重賞で6度も2着入線を果たしているカレンブーケドールといった名前が挙げられるでしょう。
2012年の鈴木オーナーは、カレンチャンとカレンブラックヒルの活躍などにより、「13勝・獲得賞金4億9116万円」という過去最高の成績を残しておりました。
ただ、それ以降は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→9勝・獲得賞金3億7100万円
2020年→8勝・獲得賞金2億3665万円
2021年→9勝・獲得賞金2億6345万円
2022年→6勝・獲得賞金1億4846万円
2023年→5勝・獲得賞金9448万円
という数字に留まっており、特に昨年は、獲得賞金が、鈴木オーナーにとって、「2010年以来」となる「1億円未満」となってしまいました。
更に…
これは、主に近世美術を通して、デザインという視点から日本の美術にスポットをあてる趣旨の展覧会でして、タイトルとなっている「燕子花図屏風」の他にも、重要文化財となっている「春日山蒔絵硯箱」など、様々な作品が展示されておりますので、期間中は多くの方が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、鈴木隆司オーナーが福島民報杯に出走させる、カレンルシェルブルに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、鈴木オーナーの本業は、「JR六甲道駅」(兵庫県神戸市灘区)から徒歩3分ほどの場所にある、「鈴木眼科クリニック」の院長です。
このクリニックでは、「コンタクトレンズを装着するための検査」や、「結膜炎の治療」といった一般的な眼科診察だけではなく、「緑内障手術」や、レーザーで治療する「網膜光凝固術」や、日帰りの「白内障手術」なども行っておりますので、近隣の方にとっては「必要不可欠な存在」と言える筈であり、その院長を務めている鈴木オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
鈴木オーナーは、幼い頃に騎手を目指していたものの、背が高くなり過ぎたため、その道を断念したそうです。
しかし、「競馬に関わりたい」との思いを捨て切れず、「馬主になる」と決意したそうで、その夢を、まず一口馬主として叶えていたものの、やはり「自分の馬が欲しい」という思いが次第に強まり、1998年にJRAの個人馬主資格を取得しております。
2000年からJRAで馬を走らせている鈴木オーナーは、これまでに80頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年のスプリンターズSや2012年の高松宮記念など、重賞を5勝したカレンチャン、2012年のNHKマイルCや毎日王冠など、同じく重賞を5勝したカレンブラックヒル、2019年のオークスと秋華賞とジャパンCなど、重賞で6度も2着入線を果たしているカレンブーケドールといった名前が挙げられるでしょう。
2012年の鈴木オーナーは、カレンチャンとカレンブラックヒルの活躍などにより、「13勝・獲得賞金4億9116万円」という過去最高の成績を残しておりました。
ただ、それ以降は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2019年→9勝・獲得賞金3億7100万円
2020年→8勝・獲得賞金2億3665万円
2021年→9勝・獲得賞金2億6345万円
2022年→6勝・獲得賞金1億4846万円
2023年→5勝・獲得賞金9448万円
という数字に留まっており、特に昨年は、獲得賞金が、鈴木オーナーにとって、「2010年以来」となる「1億円未満」となってしまいました。
更に…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/04/12 (金) 18:57
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:お祖父さんがカネケヤキなどを生産した牧場のオ-ナーでした
掲載日:2024/04/12 (金) 18:57
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:お祖父さんがカネケヤキなどを生産した牧場のオ-ナーでした
2月29日(月)の全体練習で左の太ももを痛めてしまって、開幕の1軍メンバーから外れていた、「北海道日本ハムファイターズ」の上川畑大悟選手が、ここまでの打率が0割7分7厘と不調の野村佑希選手と入れ替わる形で、今日、1軍登録されました。
ケガが治ってからの上川畑選手は、2軍で12試合に出て、3割4分3厘という高い打率を残していましたから、1軍での活躍にも期待したいですね。
では、ここから本題に入りますが、今回は、畠山吉宏君の厩舎がアーリントンCに使う、ポッドテオについての報告をしておきます。
畠山吉宏君は、静岡県で生まれたんですが、母方のお祖父さんが、「青森牧場」のオーナーでした。
「青森牧場」と言えば、1964年の桜花賞とオークスを勝ったカネケヤキや、1971年のオークスを勝ったカネヒムロや、1978年の有馬記念を勝ったカネミノブなどを生産したことでお馴染みですね。
子供の頃から、何度も「青森牧場」で馬を見ていた畠山君は、お祖父さんに連れられて、よく競馬場に来ていて、カネヒムロがオークスを勝った時の口取り写真には、当時、8歳だった畠山君が写っているんですよ。
元々、畠山君は、「青森牧場を継ぎたい」と思っていたそうですが、レースを見ている内に、「調教師になりたい」と考えるようになって、高校を卒業してからは、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に進みました。
大学に入ってからは、馬術部ではなく、東京競馬場の乗馬センターで馬に乗り始めたそうで、大学を卒業した後に、乗馬センターの先生から受けたアドバイスに従って、「日本装蹄師会」の講習を半年ほど受けていたんですよ。
そして畠山君は、1986年の11月から1998年の2月までは二本柳一馬さんの厩舎で、1998年の3月から1999年の2月までは根本康広君の厩舎で、それぞれ調教助手をやって、2000年の3月に自分の厩舎を開業しました。
最初の年に、「18勝・獲得賞金2億6385万円」という成績を残していた畠山君は、その後も順調に勝ち星と賞金を積み重ねていて、マイネルデュプレを使った2004年の共同通信杯で初めて重賞を勝つと、その後も、シンボリグランを使った2005年のCBC賞や、マイネルホウオウを使った2013年のNHKマイルCや、ローズプリンスダムを使った2017年のレパードSなど、今までにJRAの重賞を10勝しています。
2018年の畠山厩舎は、ウインブライトを使った中山記念を勝つなど、21勝を上げて、今までで一番多い「4億0115万円」の賞金を稼いでいましたし、2019年は、同じウインブライトで中山金杯と中山記念を勝つなど、JRAで「3億3646万円」の賞金を稼いでいて、この馬でクイーンエリザベス2世Cと香港Cも勝っていて、これを入れると、「約7億7500万円」の賞金を稼いでいたんですよ。
でも、それから一昨年までの3年間は、
2020年→16勝・獲得賞金2億7053万円
2021年→15勝・獲得賞金2億8387万円
2022年→11勝・獲得賞金2億7496万円
という形で数字が伸び悩んでいましたから、去年の畠山君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は、ウイングレイテストでスワンSを勝つなど、17勝を上げて、稼いだ賞金が「3億5382万円」と、前の3年を大きく上回っていました。
そして今年は…
ケガが治ってからの上川畑選手は、2軍で12試合に出て、3割4分3厘という高い打率を残していましたから、1軍での活躍にも期待したいですね。
では、ここから本題に入りますが、今回は、畠山吉宏君の厩舎がアーリントンCに使う、ポッドテオについての報告をしておきます。
畠山吉宏君は、静岡県で生まれたんですが、母方のお祖父さんが、「青森牧場」のオーナーでした。
「青森牧場」と言えば、1964年の桜花賞とオークスを勝ったカネケヤキや、1971年のオークスを勝ったカネヒムロや、1978年の有馬記念を勝ったカネミノブなどを生産したことでお馴染みですね。
子供の頃から、何度も「青森牧場」で馬を見ていた畠山君は、お祖父さんに連れられて、よく競馬場に来ていて、カネヒムロがオークスを勝った時の口取り写真には、当時、8歳だった畠山君が写っているんですよ。
元々、畠山君は、「青森牧場を継ぎたい」と思っていたそうですが、レースを見ている内に、「調教師になりたい」と考えるようになって、高校を卒業してからは、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に進みました。
大学に入ってからは、馬術部ではなく、東京競馬場の乗馬センターで馬に乗り始めたそうで、大学を卒業した後に、乗馬センターの先生から受けたアドバイスに従って、「日本装蹄師会」の講習を半年ほど受けていたんですよ。
そして畠山君は、1986年の11月から1998年の2月までは二本柳一馬さんの厩舎で、1998年の3月から1999年の2月までは根本康広君の厩舎で、それぞれ調教助手をやって、2000年の3月に自分の厩舎を開業しました。
最初の年に、「18勝・獲得賞金2億6385万円」という成績を残していた畠山君は、その後も順調に勝ち星と賞金を積み重ねていて、マイネルデュプレを使った2004年の共同通信杯で初めて重賞を勝つと、その後も、シンボリグランを使った2005年のCBC賞や、マイネルホウオウを使った2013年のNHKマイルCや、ローズプリンスダムを使った2017年のレパードSなど、今までにJRAの重賞を10勝しています。
2018年の畠山厩舎は、ウインブライトを使った中山記念を勝つなど、21勝を上げて、今までで一番多い「4億0115万円」の賞金を稼いでいましたし、2019年は、同じウインブライトで中山金杯と中山記念を勝つなど、JRAで「3億3646万円」の賞金を稼いでいて、この馬でクイーンエリザベス2世Cと香港Cも勝っていて、これを入れると、「約7億7500万円」の賞金を稼いでいたんですよ。
でも、それから一昨年までの3年間は、
2020年→16勝・獲得賞金2億7053万円
2021年→15勝・獲得賞金2億8387万円
2022年→11勝・獲得賞金2億7496万円
という形で数字が伸び悩んでいましたから、去年の畠山君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、去年は、ウイングレイテストでスワンSを勝つなど、17勝を上げて、稼いだ賞金が「3億5382万円」と、前の3年を大きく上回っていました。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/04/12 (金) 17:35
対象レース:2024/04/13(土)中山11R・中山グランドジャンプ
見出し:栃木県真岡市の学校に100万円相当の寄贈を行っております
掲載日:2024/04/12 (金) 17:35
対象レース:2024/04/13(土)中山11R・中山グランドジャンプ
見出し:栃木県真岡市の学校に100万円相当の寄贈を行っております
皆さまお元気ですか。
今回は、原村正紀オーナーが中山グランドジャンプに出走させる、エコロデュエルについて報告させていただきます。
原村オーナーは、栃木県の真岡市に本社を構え、「人にも、地球にも、未来にも優しい」商品づくりをコンセプトに、防腐剤や合成着色料などを一切使用せず、天然成分のみを使用した化粧品や健康食品などの開発や販売などを手掛けている、「エコロ・インターナショナル」の代表取締役社長です。
2000年に設立された同社は、一つでシャンプーやリンスや洗顔ソープやボディソープとして使える「マリンピュアクリスタル」が、累計販売数300万本超というロングセラーを記録しており、その他にも、世界中の優れた製品が選出される「モンドセレクション」の金賞を受賞した、免疫力を向上させる「リーファイバーGOLD」というサプリメントなど、優れた商品を数多く開発しております。
また、同社は社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、海外では、ベトナムに小学校を設立し、毎年、カンボジアの村に井戸を建築しており、国内では、本社を構えている真岡市の小学校と中学校と高校に、それぞれ100万円相当の寄贈などを行っており、その貢献が認められ、2017年に栃木県知事から表彰されておりました。
その他にも、経営者や起業を考えている方に向けて、講師として人材育成のセミナーを行っており、参加者はこれまでに1万人を超えるなど、様々な方面で活躍している原村オーナーは、周囲から、「非常に頼れる存在」と認識されている筈です。
馬主としての原村オーナーは、2017年からJRAで馬を走らせており、現在は、東京馬主協会の相談役を務めております。
初めの年は、出走させた頭数が少なかったこともあり、「6戦0勝・獲得賞金0円」という成績に終わっておりましたが、その後の5年間は、
2018年→1勝・獲得賞金1160万円
2019年→3勝・獲得賞金2465万円
2020年→3勝・獲得賞金5352万円
2021年→5勝・獲得賞金1億0224万円
2022年→11勝・獲得賞金1億3635万円
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、昨年は、エコロデュエルを出走させた京都ジャンプSを制し、「初めての重賞勝ち」を飾るなど、16勝を上げ、獲得賞金は「2億7273万円」と、勝利数と賞金のどちらも一昨年を大きく上回り、キャリアハイの数字となっておりました。
そして今年は…
今回は、原村正紀オーナーが中山グランドジャンプに出走させる、エコロデュエルについて報告させていただきます。
原村オーナーは、栃木県の真岡市に本社を構え、「人にも、地球にも、未来にも優しい」商品づくりをコンセプトに、防腐剤や合成着色料などを一切使用せず、天然成分のみを使用した化粧品や健康食品などの開発や販売などを手掛けている、「エコロ・インターナショナル」の代表取締役社長です。
2000年に設立された同社は、一つでシャンプーやリンスや洗顔ソープやボディソープとして使える「マリンピュアクリスタル」が、累計販売数300万本超というロングセラーを記録しており、その他にも、世界中の優れた製品が選出される「モンドセレクション」の金賞を受賞した、免疫力を向上させる「リーファイバーGOLD」というサプリメントなど、優れた商品を数多く開発しております。
また、同社は社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、海外では、ベトナムに小学校を設立し、毎年、カンボジアの村に井戸を建築しており、国内では、本社を構えている真岡市の小学校と中学校と高校に、それぞれ100万円相当の寄贈などを行っており、その貢献が認められ、2017年に栃木県知事から表彰されておりました。
その他にも、経営者や起業を考えている方に向けて、講師として人材育成のセミナーを行っており、参加者はこれまでに1万人を超えるなど、様々な方面で活躍している原村オーナーは、周囲から、「非常に頼れる存在」と認識されている筈です。
馬主としての原村オーナーは、2017年からJRAで馬を走らせており、現在は、東京馬主協会の相談役を務めております。
初めの年は、出走させた頭数が少なかったこともあり、「6戦0勝・獲得賞金0円」という成績に終わっておりましたが、その後の5年間は、
2018年→1勝・獲得賞金1160万円
2019年→3勝・獲得賞金2465万円
2020年→3勝・獲得賞金5352万円
2021年→5勝・獲得賞金1億0224万円
2022年→11勝・獲得賞金1億3635万円
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、昨年は、エコロデュエルを出走させた京都ジャンプSを制し、「初めての重賞勝ち」を飾るなど、16勝を上げ、獲得賞金は「2億7273万円」と、勝利数と賞金のどちらも一昨年を大きく上回り、キャリアハイの数字となっておりました。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/04/12 (金) 16:02
対象レース:2024/04/13(土)福島11R・ラジオ福島賞
見出し:2023年3月期の売上高は「3896億3500万円」です
掲載日:2024/04/12 (金) 16:02
対象レース:2024/04/13(土)福島11R・ラジオ福島賞
見出し:2023年3月期の売上高は「3896億3500万円」です
本日、東京株式市場の日経平均株価は、私が確認したところ、前日比80円92銭高の3万9523円55銭で、取引を終えておりました。
銘柄別では、「ローツェ」、「ベルク」、「さくらインターネット」、「霞ヶ関キャピタル」などが積極的に買われており、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、里見治(はじめ)オーナーがラジオ福島賞に出走させる、サトノガレオンに関する報告となります。
里見治(はじめ)オーナーの本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証プライム上場)の代表取締役会長です。
現在、同社の代表取締役社長グループCEOは、オーナーの長男である治紀(はるき)氏が務めております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、
■パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」
■ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」
■「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」や「ルパン三世」といったアニメ作品の制作を手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」
■宮崎県にある日本有数の複合施設・「フェニックス・シーガイア・リゾート」を擁する「フェニックスリゾート株式会社」
などを傘下に収めており、2023年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3896億3500万円」という数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、これまでにJRAで、自身の名義と「サトミホースカンパニー(2023年2月27日付で解散)」の名義で馬を走らせており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。
しかし、その後は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
2021年→38勝・獲得賞金7億8519万円
2022年→19勝・獲得賞金5億0591万円
という形で数字が低迷しており、昨年は、サトノグランツで京都新聞杯と神戸新聞杯を制するなど、26勝を上げたものの、他の馬があまり活躍できなかったことから、獲得賞金は「5億9035万円」と、やはり全盛期であった2016年の数字を大きく下回っております。
そして今年は…
銘柄別では、「ローツェ」、「ベルク」、「さくらインターネット」、「霞ヶ関キャピタル」などが積極的に買われており、今後、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、里見治(はじめ)オーナーがラジオ福島賞に出走させる、サトノガレオンに関する報告となります。
里見治(はじめ)オーナーの本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証プライム上場)の代表取締役会長です。
現在、同社の代表取締役社長グループCEOは、オーナーの長男である治紀(はるき)氏が務めております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、
■パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」
■ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」
■「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」や「ルパン三世」といったアニメ作品の制作を手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」
■宮崎県にある日本有数の複合施設・「フェニックス・シーガイア・リゾート」を擁する「フェニックスリゾート株式会社」
などを傘下に収めており、2023年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3896億3500万円」という数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、これまでにJRAで、自身の名義と「サトミホースカンパニー(2023年2月27日付で解散)」の名義で馬を走らせており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。
しかし、その後は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
2021年→38勝・獲得賞金7億8519万円
2022年→19勝・獲得賞金5億0591万円
という形で数字が低迷しており、昨年は、サトノグランツで京都新聞杯と神戸新聞杯を制するなど、26勝を上げたものの、他の馬があまり活躍できなかったことから、獲得賞金は「5億9035万円」と、やはり全盛期であった2016年の数字を大きく下回っております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2024/04/12 (金) 12:46
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:2010年の安田記念を勝っているんですよ
掲載日:2024/04/12 (金) 12:46
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:2010年の安田記念を勝っているんですよ
この前、仲間の記者達と一緒に、少し足を伸ばして、トレセンから車で40分くらいのところにある、行方市の「しをみ食堂」に行ってきました。
このお店は、2021年の11月に、大人気のテレビ番組、「ヒューマングルメンタリー・オモウマい店」で紹介されましたから、知っている方も多いと思いますけど、「ジャンボジャンボラーメン」や「ジャンボハンバーグ」などのデカ盛りが有名で、値段もほとんどが1000円以下とリーズナブルなんですよ。
私が注文した1000円の「カツカレー」も、かなりのボリュームでしたけど、サラッとした懐かしい味付けのおかげで、何とか完食することができました。
少し遠いですけど、ガッツリとお昼ご飯を食べたい時には、また行ってみたいですね。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、杉浦宏昭先生がアーリントンCに使う、ケイケイについての報告をしておきます。
皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の杉浦先生は、オンワード牧場の場長さんの紹介で、1980年の4月に、ホウヨウボーイやアンバーシャダイやシリウスシンボリなどを管理していたことでよく知られている二本柳俊夫さんの厩舎で騎手候補生になりました。
その頃の杉浦先生は、厩舎に住み込みで、皿洗い、靴磨き、朝食の支度など、何でもやっていたそうですよ。
1982年の3月に乗り役としてデビューした杉浦先生は、GIこそ勝てなかったんですが、ブルーダーバンに乗った1983年の京成杯や、ダイナレターに乗った1989年の札幌記念や、オンワードノーブルに乗った1994年のフラワーCなど、1995年に調教師の試験に受かって引退するまでに、重賞を6勝、全部で209勝を上げていました。
1996年に自分の厩舎を開業した杉浦先生は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので8勝止まりでしたけど、2年目に、パルブライトを使った新潟記念で初めての重賞勝ちを飾ると、アイアムザプリンスを使った札幌3歳Sも勝つなど、16勝を上げていましたし、2007年には、開業してから一番多い「24勝」を上げていて、先週までに、重賞の13勝を含めて、JRAで通算416勝を上げています。
杉浦先生の厩舎は、2002年に、テレグノシスを使ったNHKマイルCで初めてのGI勝ちを飾るなど、17勝を上げて、「4億5872万円」という開業してから一番の賞金を稼いでいましたし、2010年には、ショウワモダンで安田記念を勝つなど、21勝を上げて、「4億5637万円」という、2002年に近い賞金を稼いでいました。
でも、その後は、一度も2010年の数字を超えていなくて、去年までの5年間も、
2019年→16勝・獲得賞金2億7407万円
2020年→10勝・獲得賞金2億3704万円
2021年→12勝・獲得賞金2億1294万円
2022年→8勝・獲得賞金1億9573万円
2023年→7勝・獲得賞金1億8560万円
という形で成績が伸び悩んでいましたし、今年は…
このお店は、2021年の11月に、大人気のテレビ番組、「ヒューマングルメンタリー・オモウマい店」で紹介されましたから、知っている方も多いと思いますけど、「ジャンボジャンボラーメン」や「ジャンボハンバーグ」などのデカ盛りが有名で、値段もほとんどが1000円以下とリーズナブルなんですよ。
私が注文した1000円の「カツカレー」も、かなりのボリュームでしたけど、サラッとした懐かしい味付けのおかげで、何とか完食することができました。
少し遠いですけど、ガッツリとお昼ご飯を食べたい時には、また行ってみたいですね。
さてさて、時間がないので、早速、本題に入りますけど、今回は、杉浦宏昭先生がアーリントンCに使う、ケイケイについての報告をしておきます。
皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の杉浦先生は、オンワード牧場の場長さんの紹介で、1980年の4月に、ホウヨウボーイやアンバーシャダイやシリウスシンボリなどを管理していたことでよく知られている二本柳俊夫さんの厩舎で騎手候補生になりました。
その頃の杉浦先生は、厩舎に住み込みで、皿洗い、靴磨き、朝食の支度など、何でもやっていたそうですよ。
1982年の3月に乗り役としてデビューした杉浦先生は、GIこそ勝てなかったんですが、ブルーダーバンに乗った1983年の京成杯や、ダイナレターに乗った1989年の札幌記念や、オンワードノーブルに乗った1994年のフラワーCなど、1995年に調教師の試験に受かって引退するまでに、重賞を6勝、全部で209勝を上げていました。
1996年に自分の厩舎を開業した杉浦先生は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので8勝止まりでしたけど、2年目に、パルブライトを使った新潟記念で初めての重賞勝ちを飾ると、アイアムザプリンスを使った札幌3歳Sも勝つなど、16勝を上げていましたし、2007年には、開業してから一番多い「24勝」を上げていて、先週までに、重賞の13勝を含めて、JRAで通算416勝を上げています。
杉浦先生の厩舎は、2002年に、テレグノシスを使ったNHKマイルCで初めてのGI勝ちを飾るなど、17勝を上げて、「4億5872万円」という開業してから一番の賞金を稼いでいましたし、2010年には、ショウワモダンで安田記念を勝つなど、21勝を上げて、「4億5637万円」という、2002年に近い賞金を稼いでいました。
でも、その後は、一度も2010年の数字を超えていなくて、去年までの5年間も、
2019年→16勝・獲得賞金2億7407万円
2020年→10勝・獲得賞金2億3704万円
2021年→12勝・獲得賞金2億1294万円
2022年→8勝・獲得賞金1億9573万円
2023年→7勝・獲得賞金1億8560万円
という形で成績が伸び悩んでいましたし、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2024/04/12 (金) 11:21
対象レース:2024/4/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:フジテレビの「とくダネ」に出演しておりました
掲載日:2024/04/12 (金) 11:21
対象レース:2024/4/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:フジテレビの「とくダネ」に出演しておりました
本日の東京為替市場における円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比6銭の円高・ドル安となる、1ドル=153円6~7銭となっておりました。
日銀による、円買い為替介入への警戒感が高まっていることなどから、様子見のムードが漂っており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーがアンタレスSに出走させる、ホウオウルーレットについての報告をしておきましょう。
小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、12のグループ会社を有し、2023年12月期の売上高が「339億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に2021年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、キャリアハイの勝利数となっておりました。
しかし一昨年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年は22勝を上げ、獲得賞金は「5億5225万円」と、一昨年を上回るキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
日銀による、円買い為替介入への警戒感が高まっていることなどから、様子見のムードが漂っており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーがアンタレスSに出走させる、ホウオウルーレットについての報告をしておきましょう。
小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、12のグループ会社を有し、2023年12月期の売上高が「339億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に2021年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、キャリアハイの勝利数となっておりました。
しかし一昨年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年は22勝を上げ、獲得賞金は「5億5225万円」と、一昨年を上回るキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・生産者S
掲載日:2024/04/11 (木) 18:38
対象レース:2024/04/14(日)中山11R・皐月賞
見出し:ウシュバテソーロなどを生産していますね
掲載日:2024/04/11 (木) 18:38
対象レース:2024/04/14(日)中山11R・皐月賞
見出し:ウシュバテソーロなどを生産していますね
先週のニュージーランドTでは、「服部牧場」の生産馬ユキノロイヤルが3着に来て、私達に3連複11050円を取らせてくれましたね。
イシノサンデーやウインドフィールズやディーマジェスティを生産したことで有名な「服部牧場」は、1959年から続いている老舗で、静内の中心部から車で10分くらいのところにあって、今の代表は、3代目になる服部健太郎さんです。
ここの生産馬は、トウシンマカオが一昨年から3年続けて重賞を勝っていますけど、他の現役馬はあまり重賞で活躍できていませんから、惜しい結果だったユキノロイヤルには、牧場の皆さん全員が、「今度は重賞を勝って欲しい」と思っているのでしょうね。
おっと、前置きはこれくらいにして、そろそろ本題に入りますと、今回は、飯田正剛(まさたけ)オーナーが皐月賞に使う、シリウスコルトについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、飯田正剛オーナーは、静内の桜の名所として有名な「二十間道路」のすぐ近くにある、「千代田牧場」の代表取締役です。
この牧場は、正剛オーナーの祖父にあたる飯田武さんが、1945年、千葉県山武郡千代田村(現在の芝山町)に開場したのが始まりで、1966年に「静内本場」を開場して生産の拠点を移すと、その後、育成のための「新冠分場」を開場していて、2012年には、「タニノ」の冠名でお馴染みだった谷水雄三オーナーから静内の「カントリー牧場」を買い取るなど、どんどん規模を大きくしています。
「千代田牧場」の生産馬で私がすぐに思いつくのは、1982年のエリザベス女王杯を勝ったビクトリアクラウンや、1987年の天皇賞・秋を勝ったニッポーテイオーや、同じ年の阪神ジュベナイルFを勝ったピースオブワールドや、2012年のヴィクトリアマイルを勝ったホエールキャプチャや、2014年の朝日杯FSを勝ったダノンプラチナや、去年のドバイワールドCを勝ったウシュバテソーロといった名前ですね。
毎年のように多くの馬を「競走馬セール」と「繫殖牝馬セール」に上場している「千代田牧場」は、去年も、
■5月12日(金)の「千葉サラブレッドセール」
5頭を8503万円で売却
■5月23日(火)の「HBAトレーニングセール」
3頭を2530万円で売却
■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」
15頭を5億9070万円で売却
■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
11頭を2億0295万円で売却
■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
7頭を1億1440万円で売却
■10月16日(月)~17日(火)の「HBAオータムセール」
2頭を1342万円で売却
■10月25日(水)の「ジェイエス秋期繁殖馬セール」
4頭を1540万円で売却
と、全部で47頭を総額10億4720万円で売却していました(売却金額は全て税込表記)。
もちろん、「千代田牧場」は、今年の「競走馬セール」と「繫殖牝馬セール」にも上場するでしょうから、今の正剛オーナーは、「少しでも高く売れるように、今の内から生産馬を活躍させて、馬主さん達に【千代田牧場の馬は走る】とアピールしたい」と考えているのでしょう。
そうそう、正剛オーナーは、確か1989年から自分の名義で馬を走らせていて、今までに重賞を6勝していて、スマイルトゥモローがオークスを勝った2002年には、今までで一番多い「2億5197万円」の賞金を稼いでいました。
それに、2021年には、サークルオブライフでアルテミスSと阪神ジュベナイルFを勝つなど、全部で9勝を上げて、「2億1669万円」の賞金を稼いでいましたけど、去年までの2年間は、
2022年→5勝・獲得賞金1億3127万円
2023年→5勝・獲得賞金1億1585万円
という物足りない数字でしたし…
イシノサンデーやウインドフィールズやディーマジェスティを生産したことで有名な「服部牧場」は、1959年から続いている老舗で、静内の中心部から車で10分くらいのところにあって、今の代表は、3代目になる服部健太郎さんです。
ここの生産馬は、トウシンマカオが一昨年から3年続けて重賞を勝っていますけど、他の現役馬はあまり重賞で活躍できていませんから、惜しい結果だったユキノロイヤルには、牧場の皆さん全員が、「今度は重賞を勝って欲しい」と思っているのでしょうね。
おっと、前置きはこれくらいにして、そろそろ本題に入りますと、今回は、飯田正剛(まさたけ)オーナーが皐月賞に使う、シリウスコルトについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、飯田正剛オーナーは、静内の桜の名所として有名な「二十間道路」のすぐ近くにある、「千代田牧場」の代表取締役です。
この牧場は、正剛オーナーの祖父にあたる飯田武さんが、1945年、千葉県山武郡千代田村(現在の芝山町)に開場したのが始まりで、1966年に「静内本場」を開場して生産の拠点を移すと、その後、育成のための「新冠分場」を開場していて、2012年には、「タニノ」の冠名でお馴染みだった谷水雄三オーナーから静内の「カントリー牧場」を買い取るなど、どんどん規模を大きくしています。
「千代田牧場」の生産馬で私がすぐに思いつくのは、1982年のエリザベス女王杯を勝ったビクトリアクラウンや、1987年の天皇賞・秋を勝ったニッポーテイオーや、同じ年の阪神ジュベナイルFを勝ったピースオブワールドや、2012年のヴィクトリアマイルを勝ったホエールキャプチャや、2014年の朝日杯FSを勝ったダノンプラチナや、去年のドバイワールドCを勝ったウシュバテソーロといった名前ですね。
毎年のように多くの馬を「競走馬セール」と「繫殖牝馬セール」に上場している「千代田牧場」は、去年も、
■5月12日(金)の「千葉サラブレッドセール」
5頭を8503万円で売却
■5月23日(火)の「HBAトレーニングセール」
3頭を2530万円で売却
■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」
15頭を5億9070万円で売却
■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
11頭を2億0295万円で売却
■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
7頭を1億1440万円で売却
■10月16日(月)~17日(火)の「HBAオータムセール」
2頭を1342万円で売却
■10月25日(水)の「ジェイエス秋期繁殖馬セール」
4頭を1540万円で売却
と、全部で47頭を総額10億4720万円で売却していました(売却金額は全て税込表記)。
もちろん、「千代田牧場」は、今年の「競走馬セール」と「繫殖牝馬セール」にも上場するでしょうから、今の正剛オーナーは、「少しでも高く売れるように、今の内から生産馬を活躍させて、馬主さん達に【千代田牧場の馬は走る】とアピールしたい」と考えているのでしょう。
そうそう、正剛オーナーは、確か1989年から自分の名義で馬を走らせていて、今までに重賞を6勝していて、スマイルトゥモローがオークスを勝った2002年には、今までで一番多い「2億5197万円」の賞金を稼いでいました。
それに、2021年には、サークルオブライフでアルテミスSと阪神ジュベナイルFを勝つなど、全部で9勝を上げて、「2億1669万円」の賞金を稼いでいましたけど、去年までの2年間は、
2022年→5勝・獲得賞金1億3127万円
2023年→5勝・獲得賞金1億1585万円
という物足りない数字でしたし…
発信者:調教師情報部・元調教師S
掲載日:2024/04/11 (木) 16:59
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:2014年の高松宮記念を勝っとるんやけど
掲載日:2024/04/11 (木) 16:59
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:2014年の高松宮記念を勝っとるんやけど
先週の土曜日、福島4Rに組まれとった障害の未勝利戦は、森一馬君が乗っとったヴァレッタカズマが勝ちましたな。
森君は、栗東トレセンの中で、「大の車好き」として知られとって、確か今は、最上級グレードなら新車価格が1300万円以上もする「ニッサンGTR」に乗っとるし、休みの日には、愛車でサーキットを走ることもあるんや。
このことについて、本人は、「コーナリングやコース取り、アクセルやブレーキの踏み方など、競馬につながる部分も多くて勉強になる」っちゅう話をしとります。
そんでもって今回は、宮徹君がアーリントンCに使う、タガノデュードのことを報告しとくで。
皆さんも知っとるやろうけど、宮君は、1981年に馬事公苑の長期騎手課程を終えてから、田中四郎厩舎の所属騎手としてデビューしとりましたな。
乗り役としての宮君は、1982年の宝塚記念に出たグットパレードや、1986年の菊花賞に出たアラオスイセイなど、重賞に全部で10回乗っとりましたけど、カシワズハンターに乗った1992年の小倉記念で4着やったんが最高やったし、通算の勝ち星は136勝と、それほど目立った活躍ができず、調教師の試験に受かった1996年に乗り役を引退したんですわ。
せやけど、調教師になってからは、厩舎を開業した1997年にいきなり、乗り役時代には全く縁がなかったGIの阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)をアインブライドで勝っとりましたし、それからも、マイネルブライアンを使った2000年のシリウスSや、コスモフォーチュンを使った2006年の北九州記念や、コパノジングーを使った2010年の目黒記念や、コパノリチャードを使った2014年の高松宮記念など、今までにJRAの重賞を12勝しとります。
それに彼の厩舎は、1999年に16勝を上げると、その後は毎年のように20近くの勝ち星を上げとって、2008年には、「29勝・5億3073万円獲得」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとったし、2013年は、勝ち星こそ2008年より6つ少ない23勝やったけど、賞金は「5億3017万円」と、2008年と同じくらい稼いどったんや。
せやけど、一昨年までの5年間は、
2018年→19勝・獲得賞金3億7486万円
2019年→15勝・獲得賞金2億9849万円
2020年→19勝・獲得賞金3億0935万円
2021年→16勝・獲得賞金3億3703万円
2022年→11勝・獲得賞金2億7703万円
と書けば分かる通り、賞金が伸び悩んどったんで、去年の宮君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は13勝を上げて、稼いだ賞金が「4億2194万円」と、一昨年を大きく上回っとったんですわ。
ただ、今年は…
森君は、栗東トレセンの中で、「大の車好き」として知られとって、確か今は、最上級グレードなら新車価格が1300万円以上もする「ニッサンGTR」に乗っとるし、休みの日には、愛車でサーキットを走ることもあるんや。
このことについて、本人は、「コーナリングやコース取り、アクセルやブレーキの踏み方など、競馬につながる部分も多くて勉強になる」っちゅう話をしとります。
そんでもって今回は、宮徹君がアーリントンCに使う、タガノデュードのことを報告しとくで。
皆さんも知っとるやろうけど、宮君は、1981年に馬事公苑の長期騎手課程を終えてから、田中四郎厩舎の所属騎手としてデビューしとりましたな。
乗り役としての宮君は、1982年の宝塚記念に出たグットパレードや、1986年の菊花賞に出たアラオスイセイなど、重賞に全部で10回乗っとりましたけど、カシワズハンターに乗った1992年の小倉記念で4着やったんが最高やったし、通算の勝ち星は136勝と、それほど目立った活躍ができず、調教師の試験に受かった1996年に乗り役を引退したんですわ。
せやけど、調教師になってからは、厩舎を開業した1997年にいきなり、乗り役時代には全く縁がなかったGIの阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)をアインブライドで勝っとりましたし、それからも、マイネルブライアンを使った2000年のシリウスSや、コスモフォーチュンを使った2006年の北九州記念や、コパノジングーを使った2010年の目黒記念や、コパノリチャードを使った2014年の高松宮記念など、今までにJRAの重賞を12勝しとります。
それに彼の厩舎は、1999年に16勝を上げると、その後は毎年のように20近くの勝ち星を上げとって、2008年には、「29勝・5億3073万円獲得」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとったし、2013年は、勝ち星こそ2008年より6つ少ない23勝やったけど、賞金は「5億3017万円」と、2008年と同じくらい稼いどったんや。
せやけど、一昨年までの5年間は、
2018年→19勝・獲得賞金3億7486万円
2019年→15勝・獲得賞金2億9849万円
2020年→19勝・獲得賞金3億0935万円
2021年→16勝・獲得賞金3億3703万円
2022年→11勝・獲得賞金2億7703万円
と書けば分かる通り、賞金が伸び悩んどったんで、去年の宮君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は13勝を上げて、稼いだ賞金が「4億2194万円」と、一昨年を大きく上回っとったんですわ。
ただ、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/04/11 (木) 14:14
対象レース:2024/04/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で働いとったんや
掲載日:2024/04/11 (木) 14:14
対象レース:2024/04/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で働いとったんや
最近は、姿勢が悪い状態を続けてしもうて、腰を悪くする人が多いっちゅう話を聞きますな。
実際、背筋が伸びとらん、悪い姿勢のままでおると、肩こりの原因になったり、腰への負担が大きくなりやすいんで、正しい姿勢を保つように意識しとった方がエエやろ。
で、ここから本題ですが、今回は、池添学君がアンタレスSに登録しとる、ヴィクティファルスとスレイマンについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学君は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとる池添兼雄君で、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学君は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄君に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学君は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
彼がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学君が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。
そんで学君は、大学を卒業してから「ノーザンファーム」で3ヶ月くらい働いた後、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学君は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
そんで2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやから、一昨年の学君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう成績を残して、勝利数と賞金のどっちも、今までで一番エエ数字やったんですわ。
そんでもって、去年は、プラダリアを使った京都大賞典を勝つなど、全部で32勝を上げたんやけど、他の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、今年は…
実際、背筋が伸びとらん、悪い姿勢のままでおると、肩こりの原因になったり、腰への負担が大きくなりやすいんで、正しい姿勢を保つように意識しとった方がエエやろ。
で、ここから本題ですが、今回は、池添学君がアンタレスSに登録しとる、ヴィクティファルスとスレイマンについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学君は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとる池添兼雄君で、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学君は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄君に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学君は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
彼がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学君が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。
そんで学君は、大学を卒業してから「ノーザンファーム」で3ヶ月くらい働いた後、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学君は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
そんで2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやから、一昨年の学君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう成績を残して、勝利数と賞金のどっちも、今までで一番エエ数字やったんですわ。
そんでもって、去年は、プラダリアを使った京都大賞典を勝つなど、全部で32勝を上げたんやけど、他の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主T
掲載日:2024/04/11 (木) 12:40
対象レース:2024/04/14(日)中山11R・皐月賞
見出し:2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっております
掲載日:2024/04/11 (木) 12:40
対象レース:2024/04/14(日)中山11R・皐月賞
見出し:2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっております
本日の東京為替市場における円対ドルは、先ほど私が確認したところ、前日比1円の円安・ドル高となる、1ドル=152円84~85銭となっておりました。
米連邦準備理事会の利下げ開始が遅れるという予測などを踏まえ、円を売りドルを買う動きが優勢となっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が皐月賞に登録している、アレグロブリランテとレガレイラについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)
という好成績を記録し、7年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を制するなど、GⅠを8勝しており、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
米連邦準備理事会の利下げ開始が遅れるという予測などを踏まえ、円を売りドルを買う動きが優勢となっており、今後の動きを慎重に見極めたいところですが、詳細は別の機会にご報告することとして、今回は、一口馬主クラブの「サンデーレーシング」が皐月賞に登録している、アレグロブリランテとレガレイラについての報告をしておきましょう。
2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2009年の桜花賞とオークスを制し、2011年のジャパンCなども制したブエナビスタ
2011年の牡馬三冠を制し、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴル
2012年の牝馬三冠を制し、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナ
2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ
2019年と2021年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック
といった名前が挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは、4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、
2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)
という好成績を記録し、7年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を制するなど、GⅠを8勝しており、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/04/11 (木) 12:07
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:ローレルゲレイロを管理しとりましたな
掲載日:2024/04/11 (木) 12:07
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:ローレルゲレイロを管理しとりましたな
お疲れさんです。
今回は、昆貢先生の厩舎がアーリントンCに登録しとる、アレンジャーとオベイユアマスターについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通りで、昆貢(こん・みつぐ)先生は、キタノカチドキやニホンピロウイナーとかを管理しとった服部正利先生の厩舎から、1978年に乗り役としてデビューして、1989年に引退した後、福島信晴厩舎で調教助手をやって経験を積んで、1999年に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとりましたな。
昔から先生は、「日高の生産馬で結果を出すことが、競馬界全体の活性化に繋がる」っちゅう信念を持っとって、実際に、今、預かっとる27頭は、日高にある牧場で生産された馬が中心で、「社台ファーム」や「ノーザンファーム」とか、社台系の牧場で生産された馬はほとんど預かっとらんのです。
せやけど、浦河の笠松牧場で生産されたディープスカイで2008年のダービーとNHKマイルCを勝っとるし、新冠の村田牧場で生産されたローレルゲレイロで2009年の高松宮記念とスプリンターズSを勝っとって、その他にも、静内の橋本牧場で生産されたヒルノダムールで2011年の天皇賞・春を勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
昆先生の厩舎は、ディープスカイがGIを2勝した2008年に、20勝を上げて、「9億0432万円」っちゅう、今までで一番多い賞金を稼いどりました。
けど、それからは数字が伸び悩んどって、2021年までの3年間も、
2019年→獲得賞金4億3822万円
2020年→獲得賞金4億4526万円
2021年→獲得賞金4億1375万円
と書けば分かる通り、賞金が2008年の半分以下やったんや。
そんな訳で、一昨年の昆先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と気合いを入れとったんやろうし、実際、マテンロウオリオンを使ったシンザン記念と、マテンロウレオを使ったきさらぎ賞を勝つなど、稼いだ賞金が「5億2006万円」と、前の3年を大きく上回っとりました。
ただ、去年は12勝しかできとらんし、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「4億0699万円」と、一昨年を大きく下回っとったんや。
それに…
今回は、昆貢先生の厩舎がアーリントンCに登録しとる、アレンジャーとオベイユアマスターについての報告をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通りで、昆貢(こん・みつぐ)先生は、キタノカチドキやニホンピロウイナーとかを管理しとった服部正利先生の厩舎から、1978年に乗り役としてデビューして、1989年に引退した後、福島信晴厩舎で調教助手をやって経験を積んで、1999年に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとりましたな。
昔から先生は、「日高の生産馬で結果を出すことが、競馬界全体の活性化に繋がる」っちゅう信念を持っとって、実際に、今、預かっとる27頭は、日高にある牧場で生産された馬が中心で、「社台ファーム」や「ノーザンファーム」とか、社台系の牧場で生産された馬はほとんど預かっとらんのです。
せやけど、浦河の笠松牧場で生産されたディープスカイで2008年のダービーとNHKマイルCを勝っとるし、新冠の村田牧場で生産されたローレルゲレイロで2009年の高松宮記念とスプリンターズSを勝っとって、その他にも、静内の橋本牧場で生産されたヒルノダムールで2011年の天皇賞・春を勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
昆先生の厩舎は、ディープスカイがGIを2勝した2008年に、20勝を上げて、「9億0432万円」っちゅう、今までで一番多い賞金を稼いどりました。
けど、それからは数字が伸び悩んどって、2021年までの3年間も、
2019年→獲得賞金4億3822万円
2020年→獲得賞金4億4526万円
2021年→獲得賞金4億1375万円
と書けば分かる通り、賞金が2008年の半分以下やったんや。
そんな訳で、一昨年の昆先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と気合いを入れとったんやろうし、実際、マテンロウオリオンを使ったシンザン記念と、マテンロウレオを使ったきさらぎ賞を勝つなど、稼いだ賞金が「5億2006万円」と、前の3年を大きく上回っとりました。
ただ、去年は12勝しかできとらんし、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「4億0699万円」と、一昨年を大きく下回っとったんや。
それに…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/04/11 (木) 11:33
対象レース:2024/04/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:元々は料理人を目指しとったんですわ
掲載日:2024/04/11 (木) 11:33
対象レース:2024/04/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:元々は料理人を目指しとったんですわ
最近、ワシが楽しみにしとるんは、毎週、木曜日の13時と22時から時代劇専門チャンネルで再放送されとる、「無宿侍」なんですわ。
これは、「ニヒルな役を演じさせたら右に出る者はいない」って言われとった天知茂さんが、主人公で抜け忍のゲンを演じとるハードボイルドなストーリーで、殺陣のシーンには特撮を使っとって、ゲンが繰り出す「逆手切り」っちゅう忍者剣法がなんともカッコイイんや。
で、ワシがアンタレスSで期待しとるんは、音無秀孝君の厩舎が登録しとるラインオブソウルなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を87回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
これは、「ニヒルな役を演じさせたら右に出る者はいない」って言われとった天知茂さんが、主人公で抜け忍のゲンを演じとるハードボイルドなストーリーで、殺陣のシーンには特撮を使っとって、ゲンが繰り出す「逆手切り」っちゅう忍者剣法がなんともカッコイイんや。
で、ワシがアンタレスSで期待しとるんは、音無秀孝君の厩舎が登録しとるラインオブソウルなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を87回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/04/09 (火) 16:26
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:特殊車両の製造などを手掛けている老舗として…
掲載日:2024/04/09 (火) 16:26
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:特殊車両の製造などを手掛けている老舗として…
皆さまお元気ですか。
今回は、犬塚悠治郎オーナーがアーリントンCに登録している、トップオブザロックについて報告させていただきます。
犬塚オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めており、同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。
1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。
近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備有限公司」を設立しました。
そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。
犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、一口馬主として、以前から多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や2020年と2021年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアなどの名前が挙げられるでしょう。
そして、個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後の3年間は、
2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
ただ、2021年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、一昨年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、2021年を大きく上回っており、更に昨年は、「8勝・獲得賞金1億3494万円」と、一昨年を大きく上回り、キャリアハイの成績となっております。
そして今年は…
今回は、犬塚悠治郎オーナーがアーリントンCに登録している、トップオブザロックについて報告させていただきます。
犬塚オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めており、同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。
1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。
近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備有限公司」を設立しました。
そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。
犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、一口馬主として、以前から多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や2020年と2021年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアなどの名前が挙げられるでしょう。
そして、個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後の3年間は、
2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
ただ、2021年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、一昨年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、2021年を大きく上回っており、更に昨年は、「8勝・獲得賞金1億3494万円」と、一昨年を大きく上回り、キャリアハイの成績となっております。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/04/09 (火) 15:35
対象レース:2024/04/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」などが好評です
掲載日:2024/04/09 (火) 15:35
対象レース:2024/04/14(日)阪神11R・アンタレスS
見出し:午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」などが好評です
お疲れさまです。
今回、私がご報告させていただきますのは、中辻明オーナーがアンタレスSに登録している、トウセツのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、中辻オーナーの本業は、京都府京都市上京区に本社を構え、不動産の売買や仲介、一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計や施工などを手掛けている、「株式会社三信工務店」の代表取締役です。
最寄りの「JR山陰本線・二条駅」からですと、東口を出たら左に曲がり、北に700mくらい進み、「千本丸太町」の交差点を右に曲がり、東に500mほど進んだ右側に、ラーメン屋「めん馬鹿」が見えたら、その少し先に「三信工務店」の本社ビルがあります。
1997年から、不動産の売買や一戸建て住宅の分譲などを行っている「株式会社三信工務店」は、建売住宅の個性の無さと注文住宅の煩わしさを解決するために、お客様の希望を低価格で実現できる「セミオーダー」というシステムを取り入れました。
また、同社は、京都市内を中心に数多くの分譲を手掛けており、土日を中心に「オープンハウス」を実施している上、物件によっては、午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」や、自宅にいながら参加できる「インターネット内覧」を実施しており、これらがお客様に好評を博しているとのことです。
2011年からJRAで馬を走らせている中辻オーナーは、これまでに100頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2015年の北九州記念と京阪杯で2着に入り、2016年の高松宮記念とセントウルSを制したビッグアーサーが挙げられ、この2年間の中辻オーナーは、
2015年→9勝・獲得賞金1億7409万円
2016年→5勝・獲得賞金2億0464万円
という成績を残しておりました。
その後の4年間は、獲得賞金が1億円に達していなかったものの、昨年までの3年間は、
2021年→10勝・獲得賞金1億0968万円
2022年→8勝・獲得賞金1億1765万円
2023年→8勝・獲得賞金1億9339万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっております。
更に今年は…
今回、私がご報告させていただきますのは、中辻明オーナーがアンタレスSに登録している、トウセツのことでございます。
皆さんもよくご存知の通り、中辻オーナーの本業は、京都府京都市上京区に本社を構え、不動産の売買や仲介、一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計や施工などを手掛けている、「株式会社三信工務店」の代表取締役です。
最寄りの「JR山陰本線・二条駅」からですと、東口を出たら左に曲がり、北に700mくらい進み、「千本丸太町」の交差点を右に曲がり、東に500mほど進んだ右側に、ラーメン屋「めん馬鹿」が見えたら、その少し先に「三信工務店」の本社ビルがあります。
1997年から、不動産の売買や一戸建て住宅の分譲などを行っている「株式会社三信工務店」は、建売住宅の個性の無さと注文住宅の煩わしさを解決するために、お客様の希望を低価格で実現できる「セミオーダー」というシステムを取り入れました。
また、同社は、京都市内を中心に数多くの分譲を手掛けており、土日を中心に「オープンハウス」を実施している上、物件によっては、午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」や、自宅にいながら参加できる「インターネット内覧」を実施しており、これらがお客様に好評を博しているとのことです。
2011年からJRAで馬を走らせている中辻オーナーは、これまでに100頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2015年の北九州記念と京阪杯で2着に入り、2016年の高松宮記念とセントウルSを制したビッグアーサーが挙げられ、この2年間の中辻オーナーは、
2015年→9勝・獲得賞金1億7409万円
2016年→5勝・獲得賞金2億0464万円
という成績を残しておりました。
その後の4年間は、獲得賞金が1億円に達していなかったものの、昨年までの3年間は、
2021年→10勝・獲得賞金1億0968万円
2022年→8勝・獲得賞金1億1765万円
2023年→8勝・獲得賞金1億9339万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっております。
更に今年は…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/04/09 (火) 12:52
対象レース:2024/04/14(日)中山11R・皐月賞
見出し:「日の出ぶり」や「日の出まぐろ」などを販売しております
掲載日:2024/04/09 (火) 12:52
対象レース:2024/04/14(日)中山11R・皐月賞
見出し:「日の出ぶり」や「日の出まぐろ」などを販売しております
4月23日(火)から5月12日(日)まで、東京都台東区にある「東京国立博物館」では、「令和6年新指定国宝・重要文化財展」が開催されます。
この展示会では、今年の3月15日(金)、文化庁が新たに国宝や重要文化財として指定した、36作品の一部が公開されることとなっており、鎌倉時代に制作された「木造准胝観音立像」や、古墳時代に制作された、日本最大の船形埴輪である「三重県宝塚一号墳出土埴輪」などが展示されますので、多くの方が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、松岡隆雄オーナー(馬主名義は株式会社ライフハウス)が皐月賞に登録している、サンライズアースとサンライズジパングに関する報告でございます。
皆さんもよくご存知の通り、松岡オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、2021年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、昨年の4月には、自社加工工場である「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)の稼働を開始しました。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2023年1月期の年間売上高は、「536億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、確か2003年にJRAで馬を走らせ始め、私が確認したところ、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、一昨年までの3年間も、
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5392万円
2022年→21勝・獲得賞金4億2452万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
当然、昨年の松岡オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈であり、実際、「29勝・5億8456万円」という成績を残し、勝利数と獲得賞金のどちらも一昨年を上回っております。
そして…
この展示会では、今年の3月15日(金)、文化庁が新たに国宝や重要文化財として指定した、36作品の一部が公開されることとなっており、鎌倉時代に制作された「木造准胝観音立像」や、古墳時代に制作された、日本最大の船形埴輪である「三重県宝塚一号墳出土埴輪」などが展示されますので、多くの方が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、松岡隆雄オーナー(馬主名義は株式会社ライフハウス)が皐月賞に登録している、サンライズアースとサンライズジパングに関する報告でございます。
皆さんもよくご存知の通り、松岡オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、2021年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、昨年の4月には、自社加工工場である「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)の稼働を開始しました。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2023年1月期の年間売上高は、「536億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、確か2003年にJRAで馬を走らせ始め、私が確認したところ、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、一昨年までの3年間も、
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5392万円
2022年→21勝・獲得賞金4億2452万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
当然、昨年の松岡オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈であり、実際、「29勝・5億8456万円」という成績を残し、勝利数と獲得賞金のどちらも一昨年を上回っております。
そして…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/04/09 (火) 11:48
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:2019年は20億円以上の賞金を獲得していましたけど…
掲載日:2024/04/09 (火) 11:48
対象レース:2024/04/13(土)阪神11R・アーリントンC
見出し:2019年は20億円以上の賞金を獲得していましたけど…
皆さんごきげんよう。
今回は、「ゴドルフィン」がアーリントンCに登録している、オフトレイルについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜137-2)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、確か道内に7つの牧場を持つまでになっていますし、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、昨年も、レモンポップでフェブラリーSとチャンピオンズCを勝つなど、合計で77勝を上げていますけど、他の馬があまり活躍できていなかったことなどもあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていました。
そして今年は…
今回は、「ゴドルフィン」がアーリントンCに登録している、オフトレイルについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜137-2)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、確か道内に7つの牧場を持つまでになっていますし、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、昨年も、レモンポップでフェブラリーSとチャンピオンズCを勝つなど、合計で77勝を上げていますけど、他の馬があまり活躍できていなかったことなどもあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていました。
そして今年は…