注目調教師
2026/11/02
ウオッカでダービーを勝っとりますな
四位洋文調教師(栗東)
主な管理馬:
セキトバイースト(2025年府中牝馬S)
トゥードジボン(2024年関屋記念)
カルチャーデイ(2023年ファンタジーS)
ハギノアレグリアス(2023年シリウスSなど)
今週の主な登録馬:
ジョイボーイ(アルゼンチン共和国杯)
ロードクロンヌ(みやこS)
ハメドスタイル(もちの木賞)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
鹿児島県の出身で、8歳の頃から地元の「霧島高原乗馬クラブ」に通っとった四位洋文君は、1991年に古川平厩舎から乗り役としてデビューしとって、競馬学校の同期には、古賀慎明厩舎の調教助手をやっとる土谷智紀君、馬に蹴られて大ケガしたことが原因で2016年に調教師を勇退した日吉正和君、2015年に乗り役を引退した藤田伸二君、2006年から調教師をやっとる水野貴広君とかがいますな。
1994年、ゴールデンジャックに乗った報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で初めて重賞を勝った四位君は、1996年、イシノサンデーに乗った皐月賞で初めてGIを勝つと、この年の秋には、ダンスパートナーに乗ったエリザベス女王杯も勝っとりました。
その後も、アグネスデジタルに乗った2001年の天皇賞・秋、ウオッカに乗った2007年のダービー、ディープスカイに乗った2008年のNHKマイルCとダービー、レッドディザイアに乗った2009年の秋華賞などを勝っとって、他も入れたら、GIの15勝を含めて重賞を76勝もしとりましたな。
2019年の12月、2度目の挑戦で調教師の試験に合格した四位君は、2020年の2月に乗り役を引退するまで、JRA通算1586勝っちゅう実績を残しとります。
それから1年間、藤沢和雄厩舎と千田輝彦厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わっとったんや。
そんで、2021年の3月1日(月)、18馬房で自分の厩舎を開業した四位君は、3月7日(日)、サマービートを使った小倉8Rの4歳上1勝クラスで、調教師としての初勝利を上げとりました。
このレースが管理馬を使い始めて2戦目で、同じ3月1日付けで開業した調教師は、四位君の他に、小林真也君、杉山佳明君、鈴木慎太郎君、田中克典君、茶木太樹君、辻哲英君、辻野泰之君、畑端省吾君の8人がおったんやけど、四位君が同期の中で一番乗りの勝利やったんですわ。
せやけど、2021年の成績は、「10勝・獲得賞金1億7825万円」っちゅうもんで、勝ち星は、15勝やった辻野君と、14勝やった杉山君と田中君に負けてしもうたし、賞金も、「4億1143万円」やった辻野君と、「2億4429万円」やった杉山君と、「2億1935万円」やった田中君に負けてしもうたんや。
もちろん、開業2年目やった2022年の四位君は、「同期の中で一番になりたい」と燃えとったんやろうな。
実際、2022年は「20勝・獲得賞金3億2641万円」っちゅう成績で、2021年を大きく上回っとったし、その後の3年間も、ハギノアレグリアスとかがよう走ったんで、重賞を6勝しとったこともあって、
2023年→24勝・獲得賞金4億5378万円
2024年→21勝・獲得賞金4億8896万円
2025年→36勝・獲得賞金6億3528万円
っちゅう形で「右肩上がり」の成績になっとったんや。
それに、今年もエエ流れが続いとって、ロードクロンヌでプロキオンSと平安S、セキトバイーストで府中牝馬Sを勝つなど、先週までに24勝を上げて、稼いだ賞金が「5億5079万円」と、去年の同じ時期(11月2日【日】まで)の「5億2609万円」を上回っとるんで、今の四位君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が5700万円のアルゼンチン共和国杯にジョイボーイ、1着賞金が4000万円のみやこSのロードクロンヌとか、3頭を特別レースに登録しとるんで、ワシが彼やったら、間違いなくどれもメイチに仕上げるやろうな。
主な管理馬:
セキトバイースト(2025年府中牝馬S)
トゥードジボン(2024年関屋記念)
カルチャーデイ(2023年ファンタジーS)
ハギノアレグリアス(2023年シリウスSなど)
今週の主な登録馬:
ジョイボーイ(アルゼンチン共和国杯)
ロードクロンヌ(みやこS)
ハメドスタイル(もちの木賞)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
鹿児島県の出身で、8歳の頃から地元の「霧島高原乗馬クラブ」に通っとった四位洋文君は、1991年に古川平厩舎から乗り役としてデビューしとって、競馬学校の同期には、古賀慎明厩舎の調教助手をやっとる土谷智紀君、馬に蹴られて大ケガしたことが原因で2016年に調教師を勇退した日吉正和君、2015年に乗り役を引退した藤田伸二君、2006年から調教師をやっとる水野貴広君とかがいますな。
1994年、ゴールデンジャックに乗った報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で初めて重賞を勝った四位君は、1996年、イシノサンデーに乗った皐月賞で初めてGIを勝つと、この年の秋には、ダンスパートナーに乗ったエリザベス女王杯も勝っとりました。
その後も、アグネスデジタルに乗った2001年の天皇賞・秋、ウオッカに乗った2007年のダービー、ディープスカイに乗った2008年のNHKマイルCとダービー、レッドディザイアに乗った2009年の秋華賞などを勝っとって、他も入れたら、GIの15勝を含めて重賞を76勝もしとりましたな。
2019年の12月、2度目の挑戦で調教師の試験に合格した四位君は、2020年の2月に乗り役を引退するまで、JRA通算1586勝っちゅう実績を残しとります。
それから1年間、藤沢和雄厩舎と千田輝彦厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わっとったんや。
そんで、2021年の3月1日(月)、18馬房で自分の厩舎を開業した四位君は、3月7日(日)、サマービートを使った小倉8Rの4歳上1勝クラスで、調教師としての初勝利を上げとりました。
このレースが管理馬を使い始めて2戦目で、同じ3月1日付けで開業した調教師は、四位君の他に、小林真也君、杉山佳明君、鈴木慎太郎君、田中克典君、茶木太樹君、辻哲英君、辻野泰之君、畑端省吾君の8人がおったんやけど、四位君が同期の中で一番乗りの勝利やったんですわ。
せやけど、2021年の成績は、「10勝・獲得賞金1億7825万円」っちゅうもんで、勝ち星は、15勝やった辻野君と、14勝やった杉山君と田中君に負けてしもうたし、賞金も、「4億1143万円」やった辻野君と、「2億4429万円」やった杉山君と、「2億1935万円」やった田中君に負けてしもうたんや。
もちろん、開業2年目やった2022年の四位君は、「同期の中で一番になりたい」と燃えとったんやろうな。
実際、2022年は「20勝・獲得賞金3億2641万円」っちゅう成績で、2021年を大きく上回っとったし、その後の3年間も、ハギノアレグリアスとかがよう走ったんで、重賞を6勝しとったこともあって、
2023年→24勝・獲得賞金4億5378万円
2024年→21勝・獲得賞金4億8896万円
2025年→36勝・獲得賞金6億3528万円
っちゅう形で「右肩上がり」の成績になっとったんや。
それに、今年もエエ流れが続いとって、ロードクロンヌでプロキオンSと平安S、セキトバイーストで府中牝馬Sを勝つなど、先週までに24勝を上げて、稼いだ賞金が「5億5079万円」と、去年の同じ時期(11月2日【日】まで)の「5億2609万円」を上回っとるんで、今の四位君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が5700万円のアルゼンチン共和国杯にジョイボーイ、1着賞金が4000万円のみやこSのロードクロンヌとか、3頭を特別レースに登録しとるんで、ワシが彼やったら、間違いなくどれもメイチに仕上げるやろうな。
2026/11/02
明治大学の馬術部で主将を任されていたんですよ
高柳瑞樹調教師(美浦)
主な管理馬:
エネルジコ(2025年菊花賞など)
スターズオンアース(2022年オークスなど)
トウシンマカオ(2024年セントウルSなど)
アイスジャイアント(2021年JBC2歳優駿)
今週の主な登録馬:
グルーヴェンス(京王杯2歳S)
ノーセット(京王杯2歳S)
ホウオウブースター(飯坂温泉特別)
担当者:調教師情報部 元調教師O
高柳瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年に調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
瑞樹君は、札幌光星高校に進学してから、馬術部に入っていて、当時は札幌競馬場の乗馬センターでも練習していました。
そして、スポーツ推薦で入った明治大学でも、もちろん馬術部に入っていて、1997年には主将を任されていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾ったんですよ。
大学を卒業する頃、実家の牧場を継ぐかどうかを両親に相談したところ、お父さんからトレセンで働くことを勧められて、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやっていました。
6回目の挑戦だった2010年に、調教師の試験に受かった瑞樹君は、技術調教師として、栗東の藤原英昭厩舎に所属して、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方や、厩舎をどうやって運営したらいいかなども教わって、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、開業してから一番の25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」というもので、前の年を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたけど、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、初めてJRAの重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝って、巻き返しに成功していました。
そして、2022年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」という開業してから一番の数字でしたし、2023年は、ジャパンCで3着、有馬記念で2着だったスターズオンアースと、京阪杯を勝ったトウシンマカオの活躍もあって、「7億3091万円」という前の年と同じくらいの賞金を稼いでいたんですよ。
一昨年は、16勝を上げたものの、オーシャンSとセントウルSを勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億8527万円」と、2023年を大きく下回ってしまいましたけど、去年は、エネルジコで青葉賞と菊花賞、トウシンマカオで京王杯SCを勝つなど、22勝を上げて、稼いだ賞金が「7億1617万円」と、巻き返しに成功していました。
ただ、今年は、先週までに14勝しかできていませんし、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「2億4499万円」と、まだ去年の3割くらいですから、今の瑞樹君は、「大きいレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そんな中、今週は、1着賞金が4000万円の京王杯2歳Sにグルーヴェンスとノーセットなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が瑞樹君でしたら、どれもメイチに仕上げるでしょうね。
主な管理馬:
エネルジコ(2025年菊花賞など)
スターズオンアース(2022年オークスなど)
トウシンマカオ(2024年セントウルSなど)
アイスジャイアント(2021年JBC2歳優駿)
今週の主な登録馬:
グルーヴェンス(京王杯2歳S)
ノーセット(京王杯2歳S)
ホウオウブースター(飯坂温泉特別)
担当者:調教師情報部 元調教師O
高柳瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年に調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
瑞樹君は、札幌光星高校に進学してから、馬術部に入っていて、当時は札幌競馬場の乗馬センターでも練習していました。
そして、スポーツ推薦で入った明治大学でも、もちろん馬術部に入っていて、1997年には主将を任されていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾ったんですよ。
大学を卒業する頃、実家の牧場を継ぐかどうかを両親に相談したところ、お父さんからトレセンで働くことを勧められて、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやっていました。
6回目の挑戦だった2010年に、調教師の試験に受かった瑞樹君は、技術調教師として、栗東の藤原英昭厩舎に所属して、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方や、厩舎をどうやって運営したらいいかなども教わって、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、開業してから一番の25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」というもので、前の年を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたけど、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、初めてJRAの重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝って、巻き返しに成功していました。
そして、2022年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」という開業してから一番の数字でしたし、2023年は、ジャパンCで3着、有馬記念で2着だったスターズオンアースと、京阪杯を勝ったトウシンマカオの活躍もあって、「7億3091万円」という前の年と同じくらいの賞金を稼いでいたんですよ。
一昨年は、16勝を上げたものの、オーシャンSとセントウルSを勝ったトウシンマカオ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億8527万円」と、2023年を大きく下回ってしまいましたけど、去年は、エネルジコで青葉賞と菊花賞、トウシンマカオで京王杯SCを勝つなど、22勝を上げて、稼いだ賞金が「7億1617万円」と、巻き返しに成功していました。
ただ、今年は、先週までに14勝しかできていませんし、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「2億4499万円」と、まだ去年の3割くらいですから、今の瑞樹君は、「大きいレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そんな中、今週は、1着賞金が4000万円の京王杯2歳Sにグルーヴェンスとノーセットなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が瑞樹君でしたら、どれもメイチに仕上げるでしょうね。
2026/11/02
「伊藤雄二さんの右腕」と呼ばれとったんや
笹田和秀調教師(栗東)
主な管理馬:
ノーワン(2019年フィリーズレビュー)
エアスピネル(2017年富士Sなど)
メーデイア(2013年JBCレディスクラシックなど)
エリンコート(2011年オークス)
今週の主な登録馬:
メイショウゲキリン(アルゼンチン共和国杯)
マイノワール(みやこS)
フェアリーライク(清水S)
担当者:調教師情報部 元調教師S
広島県福山市出身の笹田和秀君は、親父さんが福山競馬(2013年に廃止)の馬主さんで、盈進(えいしん)高校でサッカーをやっとった時は、「広島県選抜」に選ばれたそうですな。
その後、拓殖大学の政経学部に進んで、厩務員と結婚しとった従姉に勧められて、もともと好きやった競馬の世界に入ったんや。
大学を卒業した後は、1980年に従姉(いとこ)の旦那さんが働いとった島崎宏厩舎で厩務員をやって、1981年から調教助手をやっとりましたな。
1983年に笹田君は、伊藤雄二さんの娘さんで、JRAで初めて女性の調教助手になった淑(よし)さんと結婚して、それとほぼ同じ頃に、伊藤雄二厩舎の所属になったんですわ。
それからは、ウイニングチケットや、エアグルーヴや、ファインモーションや、エアメサイアなどの調教を担当しとって、「伊藤さんの右腕」と呼ばれとりましたな。
そうそう、笹田君の次男の知宏君は、2006年にニュージーランドで乗り役としてデビューしとって、2010年にイタリアで9ヶ月くらいレースに乗ってから日本に帰ってきて、2011年の10月から、地方の園田競馬で乗り役をやっとります。
1999年の11月には、母校、拓殖大学の政経学部が創立50周年を迎えて、その記念に開かれた講演会に笹田君が呼ばれとりましたんで、きっと彼は、「自分の仕事が母校に認められて嬉しい」と思った筈や。
そんで、2007年の2月に伊藤雄二さんが定年で調教師を引退した後は、梅田智之厩舎に移って、次の年に調教師の試験に受かっとりました。
厩舎を開業したんが2009年の3月で、その年は、「10勝・獲得賞金1億4986万円」っちゅう成績やったけど、2年目は21勝と一気に勝ち星を伸ばしとって、3年目やった2011年は、レディアルバローザを使った中山牝馬Sで初めて重賞を勝つと、エリンコートを使ったオークスで初めてのGI勝ちを飾っとったし、2014年には27勝を上げて、開業してから一番多い「5億0165万円」の賞金を稼いどったんや。
ただ、その後は伸び悩んどって、去年までの5年間も、
2020年→19勝・獲得賞金3億4496万円
2021年→10勝・獲得賞金2億9868万円
2022年→15勝・獲得賞金2億9241万円
2023年→10勝・獲得賞金2億4480万円
2024年→8勝・獲得賞金1億9015万円
っちゅう物足りない数字やったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって、笹田君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、先週までに13勝を上げとって、稼いだ賞金が「2億9361万円」と、もう去年を上回っとります。
もちろん、今の笹田君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が5700万円のアルゼンチン共和国杯にメイショウゲキリン、1着賞金が4000万円のみやこSにマイノワールなど、3頭を特別レースに登録してきましたんで、どれも全力で仕上げてくるとワシは見とります。
主な管理馬:
ノーワン(2019年フィリーズレビュー)
エアスピネル(2017年富士Sなど)
メーデイア(2013年JBCレディスクラシックなど)
エリンコート(2011年オークス)
今週の主な登録馬:
メイショウゲキリン(アルゼンチン共和国杯)
マイノワール(みやこS)
フェアリーライク(清水S)
担当者:調教師情報部 元調教師S
広島県福山市出身の笹田和秀君は、親父さんが福山競馬(2013年に廃止)の馬主さんで、盈進(えいしん)高校でサッカーをやっとった時は、「広島県選抜」に選ばれたそうですな。
その後、拓殖大学の政経学部に進んで、厩務員と結婚しとった従姉に勧められて、もともと好きやった競馬の世界に入ったんや。
大学を卒業した後は、1980年に従姉(いとこ)の旦那さんが働いとった島崎宏厩舎で厩務員をやって、1981年から調教助手をやっとりましたな。
1983年に笹田君は、伊藤雄二さんの娘さんで、JRAで初めて女性の調教助手になった淑(よし)さんと結婚して、それとほぼ同じ頃に、伊藤雄二厩舎の所属になったんですわ。
それからは、ウイニングチケットや、エアグルーヴや、ファインモーションや、エアメサイアなどの調教を担当しとって、「伊藤さんの右腕」と呼ばれとりましたな。
そうそう、笹田君の次男の知宏君は、2006年にニュージーランドで乗り役としてデビューしとって、2010年にイタリアで9ヶ月くらいレースに乗ってから日本に帰ってきて、2011年の10月から、地方の園田競馬で乗り役をやっとります。
1999年の11月には、母校、拓殖大学の政経学部が創立50周年を迎えて、その記念に開かれた講演会に笹田君が呼ばれとりましたんで、きっと彼は、「自分の仕事が母校に認められて嬉しい」と思った筈や。
そんで、2007年の2月に伊藤雄二さんが定年で調教師を引退した後は、梅田智之厩舎に移って、次の年に調教師の試験に受かっとりました。
厩舎を開業したんが2009年の3月で、その年は、「10勝・獲得賞金1億4986万円」っちゅう成績やったけど、2年目は21勝と一気に勝ち星を伸ばしとって、3年目やった2011年は、レディアルバローザを使った中山牝馬Sで初めて重賞を勝つと、エリンコートを使ったオークスで初めてのGI勝ちを飾っとったし、2014年には27勝を上げて、開業してから一番多い「5億0165万円」の賞金を稼いどったんや。
ただ、その後は伸び悩んどって、去年までの5年間も、
2020年→19勝・獲得賞金3億4496万円
2021年→10勝・獲得賞金2億9868万円
2022年→15勝・獲得賞金2億9241万円
2023年→10勝・獲得賞金2億4480万円
2024年→8勝・獲得賞金1億9015万円
っちゅう物足りない数字やったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって、笹田君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、先週までに13勝を上げとって、稼いだ賞金が「2億9361万円」と、もう去年を上回っとります。
もちろん、今の笹田君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が5700万円のアルゼンチン共和国杯にメイショウゲキリン、1着賞金が4000万円のみやこSにマイノワールなど、3頭を特別レースに登録してきましたんで、どれも全力で仕上げてくるとワシは見とります。
2026/11/02
北海道の様似にある実家がスズカマンボの生産牧場です
伊藤圭三調教師(美浦)
主な管理馬:
ナチュラルライズ(2025年東京ダービーなど)
ハヤブサマカオー(2017年兵庫ジュニアグランプリ)
スマートボーイ(2003年マーチSなど)
プリエミネンス(2002年エルムSなど)
今週の主な登録馬:
ジオパークカツキ(京王杯2歳S)
フレイコン(京王杯2歳S)
ミニョンマルーン(キビタキS)
エンジャムメント(もちの木賞)
テムファイア(もちの木賞)
担当者:調教師情報部 元調教師M
伊藤圭三君の実家は、スズカマンボやサンビスタなどを生産したことで有名な、北海道の静内にある「グランド牧場」でして、1927年にここを作ったのは、彼のお祖父さんの幸太郎さんです。
「グランド牧場」は、1985年から、3代目で圭三君のお兄さんの佳幸さんが牧場の代表をやっていて、今は4代目の佳洋さんが代表をやっています。
こういう環境で育った圭三君は、早い内から、「自分も競馬に関わる仕事をしたい」と考えていたのでしょうね。
実際、札幌光星高校を出てからは、馬のことを勉強するために、日本大学の農獣医学部(現在の生物資源科学学部)に進学して、そこでは馬術部に入っていましたし、その後、1986年からの11年間は、1992年のカブトヤマ記念を勝ったユーワビームなどを管理していた小林常泰厩舎で調教助手として経験を積んで、1997年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
それから、彼の厩舎は、初めの年に、「12勝・獲得賞金1億9133万円」という成績を残していましたし、3年目だった2000年には、スマートボーイを使ったアンタレスSで初めて重賞を勝って、5年目だった2002年には、プリエミネンスを使ったエルムSなど、重賞を3勝して、他も入れたら「28勝・獲得賞金5億4762万円」という成績を残して、優秀調教師賞をもらっています。
そうそう、スマートボーイとプリエミネンスは、どっちも「グランド牧場」の生産馬なんですよ。
2003年からしばらくの間、圭三君の厩舎は成績が伸び悩んでいましたけど、2021年までの5年間は、
2017年→22勝・獲得賞金2億9807万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2549万円
2019年→34勝・獲得賞金4億3376万円
2020年→33勝・獲得賞金4億8515万円
2021年→33勝・獲得賞金5億0165万円
と書けば分かる通り、順調に実績を積み重ねていました。
その後の2年間は、
2022年→26勝・獲得賞金4億7493万円
2023年→20勝・獲得賞金3億2021万円
という成績で、2021年を下回ってしまいましたけど、一昨年は、34勝を上げて、稼いだ賞金が「5億2816万円」と、前の2年を大きく上回って、巻き返しに成功していたんですよ。
ただ、去年は、地方で、ナチュラルライズを使った京浜盃(JpnII)と羽田盃(JpnI)と東京ダービー(JpnI)を勝って、この3レースで「1億8000万円」の賞金を稼いでいましたけど、JRAでは、25勝しかできなかったこともあって、稼いだ賞金が「4億2552万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって、圭三君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに30勝を上げて、稼いだ賞金が「4億9702万円」と、もう去年を上回っていますから、今の伊藤君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
そんな中、今週は、1着賞金が4000万円の京王杯2歳Sにジオパークカツキとフレイコン、1着賞金が1870万円のキビタキSにミニョンマルーンなど、5頭を特別レースに登録していますので、私が彼でしたら、どれも全力で仕上げるのは間違いありません。
主な管理馬:
ナチュラルライズ(2025年東京ダービーなど)
ハヤブサマカオー(2017年兵庫ジュニアグランプリ)
スマートボーイ(2003年マーチSなど)
プリエミネンス(2002年エルムSなど)
今週の主な登録馬:
ジオパークカツキ(京王杯2歳S)
フレイコン(京王杯2歳S)
ミニョンマルーン(キビタキS)
エンジャムメント(もちの木賞)
テムファイア(もちの木賞)
担当者:調教師情報部 元調教師M
伊藤圭三君の実家は、スズカマンボやサンビスタなどを生産したことで有名な、北海道の静内にある「グランド牧場」でして、1927年にここを作ったのは、彼のお祖父さんの幸太郎さんです。
「グランド牧場」は、1985年から、3代目で圭三君のお兄さんの佳幸さんが牧場の代表をやっていて、今は4代目の佳洋さんが代表をやっています。
こういう環境で育った圭三君は、早い内から、「自分も競馬に関わる仕事をしたい」と考えていたのでしょうね。
実際、札幌光星高校を出てからは、馬のことを勉強するために、日本大学の農獣医学部(現在の生物資源科学学部)に進学して、そこでは馬術部に入っていましたし、その後、1986年からの11年間は、1992年のカブトヤマ記念を勝ったユーワビームなどを管理していた小林常泰厩舎で調教助手として経験を積んで、1997年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
それから、彼の厩舎は、初めの年に、「12勝・獲得賞金1億9133万円」という成績を残していましたし、3年目だった2000年には、スマートボーイを使ったアンタレスSで初めて重賞を勝って、5年目だった2002年には、プリエミネンスを使ったエルムSなど、重賞を3勝して、他も入れたら「28勝・獲得賞金5億4762万円」という成績を残して、優秀調教師賞をもらっています。
そうそう、スマートボーイとプリエミネンスは、どっちも「グランド牧場」の生産馬なんですよ。
2003年からしばらくの間、圭三君の厩舎は成績が伸び悩んでいましたけど、2021年までの5年間は、
2017年→22勝・獲得賞金2億9807万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2549万円
2019年→34勝・獲得賞金4億3376万円
2020年→33勝・獲得賞金4億8515万円
2021年→33勝・獲得賞金5億0165万円
と書けば分かる通り、順調に実績を積み重ねていました。
その後の2年間は、
2022年→26勝・獲得賞金4億7493万円
2023年→20勝・獲得賞金3億2021万円
という成績で、2021年を下回ってしまいましたけど、一昨年は、34勝を上げて、稼いだ賞金が「5億2816万円」と、前の2年を大きく上回って、巻き返しに成功していたんですよ。
ただ、去年は、地方で、ナチュラルライズを使った京浜盃(JpnII)と羽田盃(JpnI)と東京ダービー(JpnI)を勝って、この3レースで「1億8000万円」の賞金を稼いでいましたけど、JRAでは、25勝しかできなかったこともあって、稼いだ賞金が「4億2552万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって、圭三君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに30勝を上げて、稼いだ賞金が「4億9702万円」と、もう去年を上回っていますから、今の伊藤君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
そんな中、今週は、1着賞金が4000万円の京王杯2歳Sにジオパークカツキとフレイコン、1着賞金が1870万円のキビタキSにミニョンマルーンなど、5頭を特別レースに登録していますので、私が彼でしたら、どれも全力で仕上げるのは間違いありません。
