「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2018/02/19
とにかく早く勝ちたい筈ですから
堀井雅広調教師(美浦)

主な管理馬:
マルターズアポジー(2017年関屋記念など)
アポロマーベリック(2013年中山大障害など)
マイネルレコルト(2004年朝日杯FSなど)


今週の主な登録馬:
マルターズアポジー(中山記念)

担当者:調教師情報部 山田要一

知っている方もいると思いますけど、堀井雅広君は、1973年に宮沢今朝太郎(みやざわ・けさたろう)さんの厩舎から乗り役としてデビューしていましたね。
彼はその年に、サンヨウコウに乗った七夕賞で初めて重賞を勝っていましたし、1976年には、ニッショウに乗った東北記念(現在の七夕賞)で2つ目の重賞勝ちを飾るなど、全部で26勝を上げて、乗り役時代で一番いい数字を残していました。
その後、堀井君は、調教師の試験に受かった1994年の2月に乗り役を引退して、1995年に自分の厩舎を開業していて、早速、その年の鳴尾記念をカネツクロスで勝っていましたね。
それからも、マイネルレコルトを使った2004年の朝日杯FSや、アポロマーベリックを使った2013年の中山大障害と2014年の中山グランドジャンプと、乗り役時代に勝てなかったGIを3つ勝っていますし、その3戦を含めて、今までに重賞を17回も勝っていますから、乗り役よりも調教師として馬を育てる方が向いているのでしょう。
開業6年目だった2000年には、今まで一番多い「4億8079万円」の賞金を稼いでいましたし、その後も、2004年はマイネルレコルトなどの活躍によって「4億5869万円」の賞金を、2013年はアポロマーベリックなどの活躍によって「4億5213万円」の賞金を稼いでいましたね。
でも、去年までの4年間は、
2014年→17勝・獲得賞金2億8603万円
2015年→14勝・獲得賞金2億3338万円
2016年→15勝・獲得賞金2億5572万円
2017年→14勝・獲得賞金2億6111万円
という成績で伸び悩んでいましたので、今年の堀井君は、「キッチリ巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
でも、堀井君の厩舎は、今年に入ってから先週までに、全部で延べ35頭を使っていますけど、1頭も入着できていなくて、「0勝・獲得賞金0円」という状況ですから、今は、「とにかく早く、今年の初勝利を上げたい」と考えている筈です。
そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の中山記念に、今までに重賞を3つ勝っているマルターズアポジーを登録してきましたので、私が彼でしたら全力で仕上げますね。


2018/02/19
2つの考えがある筈やで
松下武士調教師(栗東)

主な管理馬:
カナクレナイ(2017年フィリーズレビュー)
オースミムーン(2015年東京ジャンプSなど)


今週の主な登録馬:
カラクレナイ(阪急杯)
オフクヒメ(周防灘特別)
ジョンドゥ(小倉城特別)


担当者:調教師情報部 元調教師H

皆さんもよう知っとる通りで、大阪出身の松下武士君は、2003年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から安田伊佐夫厩舎の厩務員になって、それからは、調教助手として経験を積んどって、2008年のジャパンCダートで2着に入ったメイショウトウコンなどを担当しとりましたな。
その後は、武田博厩舎と、清水久詞厩舎で経験を積んで、2014年に32歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
そんで彼は、2015年の3月に厩舎を開業するまでの間、矢作芳人厩舎の技術調教師になって、矢作君と一緒に、「キーンランド・セプテンバーセール」に行って馬の見方を教わったり、実際に厩舎をどうやって回したらエエんかなどを教わっとったんですわ。
ちなみ、矢作君は、松下君の調教師試験に向けて、面接の練習を手伝ってくれたそうで、松下君はそのことを今でも感謝しとるし、「矢作先生を目標に頑張りたい」と話しとりましたな。
2015年の松下君は、小野幸治厩舎から引き継いだオースミムーンで6月の東京ジャンプSを勝って、早くも「初の重賞勝ち」を飾っとりましたし、9月にもこの馬で阪神ジャンプSを勝つなど、全体で「14勝・獲得賞金2億4965万円」っちゅう数字を残しとりました。
そんで一昨年は、「27勝・獲得賞金3億7711万円」っちゅう成績を残しとったんやけど、去年は、「16勝・獲得賞金3億6176万円」っちゅう形で、勝ち星が「11」少なくて、賞金も1500万円ほど下回ってしもうたんで、今年の松下君は、「必ず巻き返したい」と考えとるんやろ。
せやけど、今年は、先週までに3勝しとるものの、全部平場のレースで上げたもんで、稼いだ賞金は「4927万円」と、去年の同じ時期(2月3週目まで)に稼いだ「6264万円」を下回っとるんや。
それに、松下君と同じ2014年の試験に受かった調教師は5人おって、去年は、
西村真幸君:29勝・獲得賞金4億9842万円
池添学君:23勝・獲得賞金4億1601万円
と、書けば分かる通り、2人が松下君よりエエ成績を残しとったし、今年は、先週までに「4勝・獲得賞金9453万円」っちゅう成績を残しとる武井亮君に、勝ち星は1つ差やけど、賞金は「4526万円」の差を付けられとるんで、「同期に負けたくない」とも考えとるんやろう。
こういった中、今週、松下君は、1着賞金が4100万円の阪急杯にカラクレナイ、1500万円の周防灘特別にオフクヒメ、1050万円の小倉城特別にジョンドゥと、賞金の高い特別レースに3頭を登録してきたんで、「勝ってガッチリ稼ぎたい」と考えて、どの馬もメイチに仕上げてくる筈やで。


2018/02/19
去年の同じ時期の成績を下回っていますので
栗田博憲調教師(美浦)

主な管理馬:
イスラボニータ(2014年皐月賞など)
シンコウフォレスト(1998年高松宮記念など)
ヤマニンゼファー(1993年安田記念など)


今週の主な登録馬:
マイネルハニー(中山記念)
ディバインコード(阪急杯)
マイネルバールマン(阪急杯)
プレシャスエース(ブラッドストーンS)


担当者:調教師情報部 元調教師M

皆さんも知っているでしょうが、栗田博憲君は、1972年に、中山競馬場の白井分場にあった成宮明光さん(1971年のオークスを制したカネヒムロなどを管理)の厩舎の調教助手になって、それから8年くらい経験を積んで、1980年に調教師の試験に受かって、その年の10月に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は出走頭数が少なかったので1つも勝てませんでしたが、2年目に6勝、3年目に11勝と、だんだんと数字を伸ばしていて、1987年には、開業してから一番多い32勝を上げていましたね。
そして彼の厩舎は、1987年のエリザベス女王杯を勝ったタレンティドガールや、1992年と1993年の安田記念を連覇するなど重賞を4勝したヤマニンゼファーや、1998年の高松宮記念など重賞を3勝したシンコウフォレストや、2014年の皐月賞など重賞を6勝したイスラボニータなど、走る馬を何頭も育てていて、今までに、6つのGIを含めて重賞を27勝、通算で638勝を上げています。
2014年は、イスラボニータの活躍などで、重賞を3つ勝って、「10勝・5億1227万円」という成績を残していました。
でも、2015年は、「10勝・獲得賞金2億1954万円」と、賞金が3億円近くも減っていましたので、一昨年の栗田君は、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、「24勝・獲得賞金4億9382万円」と、一気に成績を伸ばしましたし、去年は、「22勝・獲得賞金5億6022万円」という数字で、開業してから一番の賞金を稼げましたから、私の見込み通りだったのでしょう。
ただ、栗田君は、今年の11月4日(日)で70歳になって、来年の2月一杯で定年になりますから、今年は、「今までで一番の成績を残して花道を飾りたい」と意気込んでいる筈ですけど、先週までが「2勝・獲得賞金4401万円」という成績で、去年の同じ時期(2月3週目まで)の「4勝・獲得賞金8350万円」を下回っていますから、今は、「賞金の高い特別レースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えている筈です。
それに、今までに「7億5202万円」の賞金を稼いでいたイスラボニータは、去年の12月26日(火)付けで引退して、社台スタリオンステーションで種牡馬入りしましたので、栗田君は、「その分を他の馬で稼ぎたい」とも考えているでしょうね。
そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の中山記念にマイネルハニー、4100万円の阪急杯にディバインコードとマイネルバールマン、1820万円のブラッドストーンSにプレシャスエースと、特別レースに4頭を登録してきましたので、どの馬も全力で仕上げてくると私は見ています。


2018/02/19
今週のレースが最後なんやから
福島信晴調教師(栗東)

主な管理馬:
ダイアナヘイロー(2017年北九州記念)
アンバルブライベン(2015年シルクロードSなど)
ナムラクレセント(2011年阪神大賞典)
ナムラマース(2007年毎日杯など)


今週の主な登録馬:
ダイアナヘイロー(阪急杯)
シャイニービーム(仁川S)
ナムラアッパー(周防灘特別)


担当者:調教師情報部 元調教師Y

皆さんも知っとると思いますけど、福島信晴君は、1963年から、叔父の角一さんの厩舎で騎手候補生になって、1969年から15年ほど乗り役をやった後、従兄弟の勝さんの厩舎で調教助手をやっとりましたな。
それから福島君は、1988年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとって、今までに、イクノディクタスを使った1991年の京阪杯と1992年の金鯱賞と小倉記念とオールカマー、ダンディコマンドを使った1997年の北九州記念、ナムラクレセントを使った2011年の阪神大賞典、テイエムイナズマを使った2012年のデイリー杯2歳S、アンバルブライベンを使った2015年のシルクロードS、ダイアナヘイローを使った去年の北九州記念とか、重賞を14回勝っとりますし、それを入れてJRAで通算358勝しとります。
しかも、彼の厩舎で調教助手をやっとった昆貢君が、調教師として、ディープスカイで2008年のNHKマイルカップと日本ダービーを、ローレルゲレイロで2009年の高松宮記念とスプリンターズSを、ヒルノダムールで2011年の天皇賞・春を勝っとるように、弟子もしっかり育てとるんやから大したもんですわ。
1992年の福島君は、イクノディクタスの活躍とかもあって、開業してから一番多い「5億4558万円」(18勝)の賞金を稼いどりましたんで、乗り役時代が15年ほどで通算62勝と、あまり目立った成績やなかったことを考えたら、調教師の方が向いとるんでしょうな。
けど、それからは1992年の成績を超えられとらんで、去年までの5年間は、
2013年→9勝・獲得賞金1億8162万円
2014年→10勝・獲得賞金3億2370万円
2015年→12勝・獲得賞金2億5190万円
2016年→14勝・獲得賞金3億0555万円
2017年→16勝・獲得賞金2億8280万円
っちゅう数字やし、今年に入ってからは、先週までで「41戦2勝・獲得賞金2955万円」っちゅう成績に留まっとるんや。
そんで、福島君は、去年の5月3日(水)で70歳になっとるから今月で定年を迎えるんで、今週のレースが最後になるんやから、今は、「最後の最後に1つでも多く勝って花道を飾りたい」と考えとる筈やで。
そんな中、今週は、1着賞金4100万円の阪急杯にダイアナヘイローと、2200万円の仁川Sにシャイニービームと、1500万円の周防灘特別にナムラアッパーを登録しとりますんで、ワシが福島君やったら、どの馬もお釣りを残さずメイチに仕上げますわ。