注目調教師
2023/12/04
水野貴広君とかが競馬学校の同期なんや
四位洋文調教師(栗東)
主な管理馬:
ハギノアレグリアス(2023年シリウスSなど)
カルチャーデイ(2023年ファンタジーS)
今週の主な登録馬:
カルチャーデイ(阪神ジュベナイルF)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
四位洋文君は、1991年に古川平厩舎から乗り役としてデビューしとって、競馬学校の同期には、馬に蹴られて大ケガしたことが原因で2016年に調教師を勇退した日吉正和君、調教師をやっとる水野貴広君、古賀慎明厩舎の助手をやっとる土谷智紀君、2015年に乗り役を引退した藤田伸二君とかがいますな。
1994年、ゴールデンジャックに乗った報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で初めて重賞を勝った四位君は、1996年、イシノサンデーに乗った皐月賞で初めてGIを勝つと、この年の秋には、ダンスパートナーに乗ったエリザベス女王杯も勝っとりました。
その後も、アグネスデジタルに乗った2001年の天皇賞・秋、ウオッカに乗った2007年のダービー、ディープスカイに乗った2008年のNHKマイルCとダービー、レッドディザイアに乗った2009年の秋華賞などを勝っとって、GIの15勝を含めて重賞を76勝もしとりましたな。
2019年の12月、2度目の挑戦で調教師の試験に合格した四位君は、2020年の2月に乗り役を引退するまで、JRA通算1586勝っちゅう実績を残しとります。
それから1年間、藤沢和雄厩舎と千田輝彦厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わっとったんや。
そんで、一昨年の3月1日(月)、18馬房で自分の厩舎を開業した四位君は、3月7日(日)、サマービートを使った小倉8Rの4歳上1勝クラスで、調教師としての初勝利を上げとりました。
このレースが管理馬を使い始めて2戦目で、同じ3月1日付けで開業した調教師は、四位君の他に、小林真也君、杉山佳明君、鈴木慎太郎君、田中克典君、茶木太樹君、辻哲英君、辻野泰之君、畑端省吾君の8人がおるんやけど、四位君がこの中で一番乗りの勝利やったんですわ。
せやけど、一昨年の成績は、「10勝・獲得賞金1億7825万円」っちゅうもんで、勝ち星は、15勝やった辻野君と、14勝やった杉山君と田中君に負けてしもうたし、賞金も、「4億1143万円」やった辻野君と、「2億4429万円」やった杉山君と、「2億1935万円」やった田中君に負けてしもうたんや。
もちろん、去年の四位君は、「同期の中で一番になりたい」と燃えとったんやろうし、実際、去年は「20勝・獲得賞金3億2641万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく上回ったんですわ。
そんで、今年も好調が続いとって、地方では、ハギノアレグリアスで名古屋大賞典を勝っとるし、JRAでは、ハギノアレグリアスでシリウスS、カルチャーデイでファンタジーSを勝つなど、先週までに22勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3369万円」と、もう去年を大きく上回っとります。
当然、今の四位君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、阪神ジュベナイルFにカルチャーデイを登録しとるんで、間違いなく気合いを入れて仕上げてくるやろうな。
それに、四位君は、さっき書いた通り、重賞は勝っとるんやけど、まだGⅠを勝てとらんので、今回は、「ここで初めてのGⅠ勝ちを」っちゅう思いも込められとるんやろ。
主な管理馬:
ハギノアレグリアス(2023年シリウスSなど)
カルチャーデイ(2023年ファンタジーS)
今週の主な登録馬:
カルチャーデイ(阪神ジュベナイルF)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
四位洋文君は、1991年に古川平厩舎から乗り役としてデビューしとって、競馬学校の同期には、馬に蹴られて大ケガしたことが原因で2016年に調教師を勇退した日吉正和君、調教師をやっとる水野貴広君、古賀慎明厩舎の助手をやっとる土谷智紀君、2015年に乗り役を引退した藤田伸二君とかがいますな。
1994年、ゴールデンジャックに乗った報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で初めて重賞を勝った四位君は、1996年、イシノサンデーに乗った皐月賞で初めてGIを勝つと、この年の秋には、ダンスパートナーに乗ったエリザベス女王杯も勝っとりました。
その後も、アグネスデジタルに乗った2001年の天皇賞・秋、ウオッカに乗った2007年のダービー、ディープスカイに乗った2008年のNHKマイルCとダービー、レッドディザイアに乗った2009年の秋華賞などを勝っとって、GIの15勝を含めて重賞を76勝もしとりましたな。
2019年の12月、2度目の挑戦で調教師の試験に合格した四位君は、2020年の2月に乗り役を引退するまで、JRA通算1586勝っちゅう実績を残しとります。
それから1年間、藤沢和雄厩舎と千田輝彦厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わっとったんや。
そんで、一昨年の3月1日(月)、18馬房で自分の厩舎を開業した四位君は、3月7日(日)、サマービートを使った小倉8Rの4歳上1勝クラスで、調教師としての初勝利を上げとりました。
このレースが管理馬を使い始めて2戦目で、同じ3月1日付けで開業した調教師は、四位君の他に、小林真也君、杉山佳明君、鈴木慎太郎君、田中克典君、茶木太樹君、辻哲英君、辻野泰之君、畑端省吾君の8人がおるんやけど、四位君がこの中で一番乗りの勝利やったんですわ。
せやけど、一昨年の成績は、「10勝・獲得賞金1億7825万円」っちゅうもんで、勝ち星は、15勝やった辻野君と、14勝やった杉山君と田中君に負けてしもうたし、賞金も、「4億1143万円」やった辻野君と、「2億4429万円」やった杉山君と、「2億1935万円」やった田中君に負けてしもうたんや。
もちろん、去年の四位君は、「同期の中で一番になりたい」と燃えとったんやろうし、実際、去年は「20勝・獲得賞金3億2641万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく上回ったんですわ。
そんで、今年も好調が続いとって、地方では、ハギノアレグリアスで名古屋大賞典を勝っとるし、JRAでは、ハギノアレグリアスでシリウスS、カルチャーデイでファンタジーSを勝つなど、先週までに22勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3369万円」と、もう去年を大きく上回っとります。
当然、今の四位君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、阪神ジュベナイルFにカルチャーデイを登録しとるんで、間違いなく気合いを入れて仕上げてくるやろうな。
それに、四位君は、さっき書いた通り、重賞は勝っとるんやけど、まだGⅠを勝てとらんので、今回は、「ここで初めてのGⅠ勝ちを」っちゅう思いも込められとるんやろ。
2023/12/04
東京農工大学を卒業しています
国枝栄調教師(美浦)
主な管理馬:
アカイトリノムスメ(2021年秋華賞など)
アーモンドアイ(2018年牝馬三冠など)
アパパネ(2010年牝馬三冠など)
マツリダゴッホ(2007年有馬記念など)
今週の主な登録馬:
ステレンボッシュ(阪神ジュベナイルF)
サトノエルドール(中日新聞杯)
ハヤヤッコ(中日新聞杯)
ロジハービン(常総S)
ウィズグレイス(名古屋日刊スポーツ杯・チバテレ杯)
ウィンターダフネ(大須特別)
グラヴィル(大須特別)
ルージュアルル(チバテレ杯)
担当者:調教師情報部 元調教師N
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎さんと言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので8勝止まりでしたが、2年目は9勝、3年目と4年目は15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞を勝っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを21勝、重賞を63勝もしていて、去年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めての海外G1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍により、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、一昨年までの3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、毎年10億円を超える賞金を稼いでいました。
でも去年は、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも一昨年までを大きく下回ってしまいましたし、今年も悪い流れが続いていて、サクセッションで新潟ジャンプSを勝つなど、先週までに37勝を上げていますけど、平地の重賞を勝てていないことなどから、稼いだ賞金は「6億7394万円」と、一昨年までのペースを大きく下回っているんですよ。
もちろん、今の国枝君は、「早く巻き返したい」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が6500万円の阪神ジュベナイルFにステレンボッシュ、1着賞金が4300万円の中日新聞杯にサトノエルドールとハヤヤッコなど、賞金の高い特別レースに8頭を登録していますので、どの馬も「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に国枝君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。
主な管理馬:
アカイトリノムスメ(2021年秋華賞など)
アーモンドアイ(2018年牝馬三冠など)
アパパネ(2010年牝馬三冠など)
マツリダゴッホ(2007年有馬記念など)
今週の主な登録馬:
ステレンボッシュ(阪神ジュベナイルF)
サトノエルドール(中日新聞杯)
ハヤヤッコ(中日新聞杯)
ロジハービン(常総S)
ウィズグレイス(名古屋日刊スポーツ杯・チバテレ杯)
ウィンターダフネ(大須特別)
グラヴィル(大須特別)
ルージュアルル(チバテレ杯)
担当者:調教師情報部 元調教師N
国枝栄君は、岐阜県本巣郡の北方(きたがた)町出身で、近くに笠松競馬場があったことから、競馬に興味を持つようになって、地元の本巣高校に通っていた頃、「この世界で働きたい」と思ったそうです。
高校を出てからの彼は、東京農工大学農学部の獣医学科に入って、もちろん、この頃には馬術部に入っていましたし、卒業してからは、大学の2年先輩で、当時、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていて、今は調教師をやっている高橋裕君の紹介で、山崎彰義厩舎の調教助手になったんですよ。
ちなみに、山崎さんと言えば、1987年の新潟大賞典をセッテジュノーで勝つなど、通算で247勝を上げています。
国枝君は、山崎厩舎の調教助手になってから、ずっとそこで腕を磨いて、1989年に調教師の試験に受かって、1990年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったので8勝止まりでしたが、2年目は9勝、3年目と4年目は15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていましたし、開業9年目だった1998年には、ブラックホークを使ったダービー卿CTで、初めて重賞を勝っています。
それに、国枝君の厩舎は、2010年にアパパネで、2018年にアーモンドアイで、それぞれ牝馬三冠を勝つなど、厩舎を開業してから今までに、GIを21勝、重賞を63勝もしていて、去年の7月2日(土)には、節目の「JRA通算1000勝」を達成していましたし、2019年には、アーモンドアイを使ったドバイターフで初めての海外G1を勝ちましたね。
2018年、アーモンドアイなどの活躍により、「45勝・獲得賞金16億0611万円」という好成績を残した国枝君は、一昨年までの3年間も、
2019年→44勝・獲得賞金12億4822万円
2020年→44勝・獲得賞金15億9603万円
2021年→48勝・獲得賞金13億5194万円
と書けば分かる通り、毎年10億円を超える賞金を稼いでいました。
でも去年は、「39勝・獲得賞金8億8881万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも一昨年までを大きく下回ってしまいましたし、今年も悪い流れが続いていて、サクセッションで新潟ジャンプSを勝つなど、先週までに37勝を上げていますけど、平地の重賞を勝てていないことなどから、稼いだ賞金は「6億7394万円」と、一昨年までのペースを大きく下回っているんですよ。
もちろん、今の国枝君は、「早く巻き返したい」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が6500万円の阪神ジュベナイルFにステレンボッシュ、1着賞金が4300万円の中日新聞杯にサトノエルドールとハヤヤッコなど、賞金の高い特別レースに8頭を登録していますので、どの馬も「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に国枝君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。
2023/12/04
岐阜農林高校を出てからアイルランドに…
小栗実調教師(栗東)
主な管理馬:
特になし
今週の主な登録馬:
ナナオ(阪神ジュベナイルF)
プシプシーナ(阪神ジュベナイルF)
ジャンカズマ(中日新聞杯)
担当者:調教師情報部 元調教師T
1987年に岐阜県で生まれた小栗実君は、中学生の時、グラスワンダーが勝った有馬記念を見て、「厩務員になりたい」と思ったそうで、中学を出てからは、馬のことを勉強するために、動物科学科がある県立の岐阜農林高校に入って、卒業してからは、アイルランドで研修を受けて経験を積んで、帰国してからは、北海道の浦河にある「武田ステーブル」で3年半くらい働いて、2010年の1月、JRA競馬学校の厩務員課程に入ったんや。
競馬学校を出てからは、鈴木孝志厩舎で厩務員と調教助手をやって、一昨年の12月、7回目の挑戦でめでたく調教師の試験に受かって、今年の3月に自分の厩舎を開業しとって、それから先週までに、「14勝・獲得賞金2億2224万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとります。
けど、小栗君は、先週までの結果に満足せんで、これからも全力で勝ちにくるやろうな。
っちゅうのも、今年の3月に開業した、小栗君と同期の調教師は他に三人おって、
上原佑紀君:15勝・獲得賞金2億0175万円
緒方努君:4勝・獲得賞金1億2244万円
西園翔太君:9勝・獲得賞金1億9896万円
と書けば分かる通り、賞金では3人に勝っとるんやけど、上原君に勝利数で負けとりますんで。
もちろん、今の小栗君は、「勝利数と賞金のどっちも、同期の中で一番になりたい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が6500万円の阪神ジュベナイルFにナナオとプシプシーナ、1着賞金が6500万円の中日新聞杯にジャンカズマを登録しとるんで、どれも気合いを入れて仕上げてくるやろうな。
それと、小栗君の厩舎は、さっき書いた通り、今年の3月に開業したばかりっちゅうこともあって、まだ重賞を勝てとらんから、阪神ジュベナイルFに登録しとる2頭には、「GⅠのここで初めての重賞勝ちを」っちゅう思いも込められとるとワシは見とります。
主な管理馬:
特になし
今週の主な登録馬:
ナナオ(阪神ジュベナイルF)
プシプシーナ(阪神ジュベナイルF)
ジャンカズマ(中日新聞杯)
担当者:調教師情報部 元調教師T
1987年に岐阜県で生まれた小栗実君は、中学生の時、グラスワンダーが勝った有馬記念を見て、「厩務員になりたい」と思ったそうで、中学を出てからは、馬のことを勉強するために、動物科学科がある県立の岐阜農林高校に入って、卒業してからは、アイルランドで研修を受けて経験を積んで、帰国してからは、北海道の浦河にある「武田ステーブル」で3年半くらい働いて、2010年の1月、JRA競馬学校の厩務員課程に入ったんや。
競馬学校を出てからは、鈴木孝志厩舎で厩務員と調教助手をやって、一昨年の12月、7回目の挑戦でめでたく調教師の試験に受かって、今年の3月に自分の厩舎を開業しとって、それから先週までに、「14勝・獲得賞金2億2224万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとります。
けど、小栗君は、先週までの結果に満足せんで、これからも全力で勝ちにくるやろうな。
っちゅうのも、今年の3月に開業した、小栗君と同期の調教師は他に三人おって、
上原佑紀君:15勝・獲得賞金2億0175万円
緒方努君:4勝・獲得賞金1億2244万円
西園翔太君:9勝・獲得賞金1億9896万円
と書けば分かる通り、賞金では3人に勝っとるんやけど、上原君に勝利数で負けとりますんで。
もちろん、今の小栗君は、「勝利数と賞金のどっちも、同期の中で一番になりたい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が6500万円の阪神ジュベナイルFにナナオとプシプシーナ、1着賞金が6500万円の中日新聞杯にジャンカズマを登録しとるんで、どれも気合いを入れて仕上げてくるやろうな。
それと、小栗君の厩舎は、さっき書いた通り、今年の3月に開業したばかりっちゅうこともあって、まだ重賞を勝てとらんから、阪神ジュベナイルFに登録しとる2頭には、「GⅠのここで初めての重賞勝ちを」っちゅう思いも込められとるとワシは見とります。
2023/12/04
乗り役時代にアンブラスモアで小倉記念を勝っとりましたな
須貝尚介調教師(栗東)
主な管理馬:
ソダシ(2022年ヴィクトリアマイルなど)
アドマイヤリード(2017年ヴィクトリアマイル)
ゴールドシップ(2015年天皇賞・春など)
ジャスタウェイ(2014年安田記念など)
今週の主な登録馬:
クイックバイオ(阪神ジュベナイルF)
リューベック(中日新聞杯)
テラメリタ(つわぶき賞)
ヒヒーン(つわぶき賞)
ラケダイモーン(エリカ賞)
※ヒヒーンは阪神ジュベナイルFにも登録しているが回避の見込み
担当者:調教師情報部 元調教師H
須貝尚介君は、まだまだ現役で頑張っとる柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、石橋守君とか、岩戸孝樹君とか、武藤善則君とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に親父さんの須貝彦三厩舎からデビューしとりましたな。
乗り役時代の尚介君は、1990年のきさらぎ賞をハクタイセイで、1999年の小倉記念をアンブラスモアで勝つなど、重賞を4勝、通算で302勝を上げとったんや。
でもって、調教師の試験に受かった2008年の2月に乗り役を引退しとって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに彦三さんは、1982年の有馬記念をヒカリデユールで勝つなど、重賞を18勝、通算506勝っちゅうエエ成績を残しとったんやから、尚介君は親父さんと比べられることが多かったんやけど、そのプレッシャーにも負けんで、初めの内から、
2009年→10勝・獲得賞金1億5675万円
2010年→25勝・獲得賞金3億2643万円
2011年→29勝・獲得賞金5億3376万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、2012年は、ゴールドシップを使った皐月賞と菊花賞と有馬記念や、ローブティサージュを使った阪神ジュベナイルFとか、重賞を9勝もして、「46勝・獲得賞金13億8516万円」っちゅう成績を残したんやから、彼が調教師に向いとるんは誰でもよう分かるやろう。
そんで2013年は、「重賞6勝を含む31勝・獲得賞金11億4842万円」と、キッチリ10億円の大台に乗せとって、2014年は、JRAだけで、「重賞6勝を含む41勝・獲得賞金11億8267万円」っちゅう成績を残しとったし、ジャスタウェイを使ったドバイデューティフリー(現在のドバイターフ)を勝って、その賞金300万ドル(当時のレートで約3億0555万円)を足したら、全部で「約14億8822万円」っちゅう、開業してから一番多い賞金を稼いどったんですわ。
その後の6年間は、
2015年→34勝・獲得賞金9億2356万円
2016年→33勝・獲得賞金8億5820万円
2017年→38勝・獲得賞金8億4011万円
2018年→42勝・獲得賞金10億4186万円
2019年→35勝・獲得賞金8億4034万円
2020年→36勝・獲得賞金9億0833万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんやけど、一昨年は、ソダシを使った桜花賞を勝つなど、42勝を上げて、今までで3番目に多い、「11億7357万円」の賞金を稼いどりました。
去年は、1月に愛知杯と東海Sを勝って、この月だけで「1億6874万円」の賞金を稼いどったし、その後も、ソダシを使ったヴィクトリアマイルを勝つなど、今までで一番の47勝を上げて、稼いだ賞金は「11億4363万円」と、一昨年とほとんど変わらん数字やったんや。
そんで今年は、フリームファクシできさらぎ賞を勝っとるんやけど、他の馬がそれほど活躍できとらんこともあって、先週までに28勝しかできとらんし、稼いだ賞金は「6億3073万円」と、まだ去年の半分くらいなんやから、今の尚介君は「大きいレースを勝って一気に巻き返したい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が6500万円の阪神ジュベナイルFにクイックバイオ、1着賞金が4300万円の中日新聞杯にリューベックとか、特別レースに5頭を登録してきましたんで、「揃って勝負懸かり」と考えとった方がエエやろ。
主な管理馬:
ソダシ(2022年ヴィクトリアマイルなど)
アドマイヤリード(2017年ヴィクトリアマイル)
ゴールドシップ(2015年天皇賞・春など)
ジャスタウェイ(2014年安田記念など)
今週の主な登録馬:
クイックバイオ(阪神ジュベナイルF)
リューベック(中日新聞杯)
テラメリタ(つわぶき賞)
ヒヒーン(つわぶき賞)
ラケダイモーン(エリカ賞)
※ヒヒーンは阪神ジュベナイルFにも登録しているが回避の見込み
担当者:調教師情報部 元調教師H
須貝尚介君は、まだまだ現役で頑張っとる柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、石橋守君とか、岩戸孝樹君とか、武藤善則君とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に親父さんの須貝彦三厩舎からデビューしとりましたな。
乗り役時代の尚介君は、1990年のきさらぎ賞をハクタイセイで、1999年の小倉記念をアンブラスモアで勝つなど、重賞を4勝、通算で302勝を上げとったんや。
でもって、調教師の試験に受かった2008年の2月に乗り役を引退しとって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに彦三さんは、1982年の有馬記念をヒカリデユールで勝つなど、重賞を18勝、通算506勝っちゅうエエ成績を残しとったんやから、尚介君は親父さんと比べられることが多かったんやけど、そのプレッシャーにも負けんで、初めの内から、
2009年→10勝・獲得賞金1億5675万円
2010年→25勝・獲得賞金3億2643万円
2011年→29勝・獲得賞金5億3376万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、2012年は、ゴールドシップを使った皐月賞と菊花賞と有馬記念や、ローブティサージュを使った阪神ジュベナイルFとか、重賞を9勝もして、「46勝・獲得賞金13億8516万円」っちゅう成績を残したんやから、彼が調教師に向いとるんは誰でもよう分かるやろう。
そんで2013年は、「重賞6勝を含む31勝・獲得賞金11億4842万円」と、キッチリ10億円の大台に乗せとって、2014年は、JRAだけで、「重賞6勝を含む41勝・獲得賞金11億8267万円」っちゅう成績を残しとったし、ジャスタウェイを使ったドバイデューティフリー(現在のドバイターフ)を勝って、その賞金300万ドル(当時のレートで約3億0555万円)を足したら、全部で「約14億8822万円」っちゅう、開業してから一番多い賞金を稼いどったんですわ。
その後の6年間は、
2015年→34勝・獲得賞金9億2356万円
2016年→33勝・獲得賞金8億5820万円
2017年→38勝・獲得賞金8億4011万円
2018年→42勝・獲得賞金10億4186万円
2019年→35勝・獲得賞金8億4034万円
2020年→36勝・獲得賞金9億0833万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんやけど、一昨年は、ソダシを使った桜花賞を勝つなど、42勝を上げて、今までで3番目に多い、「11億7357万円」の賞金を稼いどりました。
去年は、1月に愛知杯と東海Sを勝って、この月だけで「1億6874万円」の賞金を稼いどったし、その後も、ソダシを使ったヴィクトリアマイルを勝つなど、今までで一番の47勝を上げて、稼いだ賞金は「11億4363万円」と、一昨年とほとんど変わらん数字やったんや。
そんで今年は、フリームファクシできさらぎ賞を勝っとるんやけど、他の馬がそれほど活躍できとらんこともあって、先週までに28勝しかできとらんし、稼いだ賞金は「6億3073万円」と、まだ去年の半分くらいなんやから、今の尚介君は「大きいレースを勝って一気に巻き返したい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が6500万円の阪神ジュベナイルFにクイックバイオ、1着賞金が4300万円の中日新聞杯にリューベックとか、特別レースに5頭を登録してきましたんで、「揃って勝負懸かり」と考えとった方がエエやろ。