注目調教師
2026/08/04
2023年のドバイワールドCを勝っていますね
高木登調教師(美浦)
主な管理馬:
ウシュバテソーロ(2023年ドバイワールドCなど)
ニシノデイジー(2022年中山大障害など)
サウンドトゥルー(2016年チャンピオンズCなど)
スノードラゴン(2014年スプリンターズS)
今週の主な登録馬:
ヴァルツァーシャル(エルムS)
ドンエレクトス(レパードS)
担当者:調教師情報部 元調教師N
お祖父さんが馬主さんという、競馬が身近な環境で育った高木登君は、麻布獣医大学(現在の麻布大学)まで馬術を続けた後、1988年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後は伊藤正徳厩舎で厩務員をやって、それからは、野平好男厩舎と山崎彰義厩舎と加藤征弘厩舎と浅野洋一郎厩舎で調教助手をやっていました。
ちなみに、高木君のお祖父さんは、神奈川県の厚木市に「高木競走馬育成牧場」という外厩施設を作っていて、今は、高木君の叔父にあたる高木秀男さんが代表をやっているんですよ。
2006年、調教師の試験に受かった高木君は、次の年に自分の厩舎を開業して、初めの年こそ、レースに使った頭数が少なかったので「5勝・獲得賞金1億1252万円」という成績でしたが、その後は、2年目に15勝、3年目に17勝と、順調に数字を伸ばしていましたし、2014年は、マイネルフロストを使った毎日杯で初めて重賞を勝つと、その後も、ウインマーレライを使ったラジオNIKKEI賞を勝って、スノードラゴンを使ったスプリンターズSで初めてGIを勝つなど、17勝を上げて、「5億4643万円」の賞金を稼いでいました。
そして、一昨年までの5年間も、
2020年→21勝・獲得賞金3億4968万円
2021年→21勝・獲得賞金4億2351万円
2022年→37勝・獲得賞金6億1873万円
2023年→26勝・獲得賞金5億5184万円
2024年→27勝・獲得賞金6億1731万円
という形で順調に実績を積み重ねていましたし、2023年は、ウシュバテソーロを使ったドバイワールドCを勝って、696万ドル(約9億0480万円)の賞金を稼いでいたんですよ。
ただ、去年は、ウィルソンテソーロを使った地方交流G1のマイルCS南部杯を勝って、「8000万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは、ホウオウラスカーズで京成杯AHを勝つなど、25勝を上げていたんですけど、GIを勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「5億8661万円」と、一昨年を下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、高木君は巻き返しに燃えていたのでしょうね。
実際、今年は、ウィルソンテソーロを使った地方交流G1のかしわ記念を勝って、「8000万円」の賞金を稼いでいますし、JRAでは、先週までに12勝を上げて、その他、ウィルソンテソーロがフェブラリーSで2着だったこともあって、稼いだ賞金が「4億0395万円」と、去年の同じ時期(8月3日【日】まで)の「2億6995万円」を大きく上回っています。
もちろん、今の高木君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうし、こういった中、今週は、1着賞金が3800万円のエルムSにヴァルツァーシャル、1着賞金が3700万円のレパードSにドンエレクトスを登録していますので、私が彼でしたら、どっちも気合いを入れて仕上げますね。
主な管理馬:
ウシュバテソーロ(2023年ドバイワールドCなど)
ニシノデイジー(2022年中山大障害など)
サウンドトゥルー(2016年チャンピオンズCなど)
スノードラゴン(2014年スプリンターズS)
今週の主な登録馬:
ヴァルツァーシャル(エルムS)
ドンエレクトス(レパードS)
担当者:調教師情報部 元調教師N
お祖父さんが馬主さんという、競馬が身近な環境で育った高木登君は、麻布獣医大学(現在の麻布大学)まで馬術を続けた後、1988年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後は伊藤正徳厩舎で厩務員をやって、それからは、野平好男厩舎と山崎彰義厩舎と加藤征弘厩舎と浅野洋一郎厩舎で調教助手をやっていました。
ちなみに、高木君のお祖父さんは、神奈川県の厚木市に「高木競走馬育成牧場」という外厩施設を作っていて、今は、高木君の叔父にあたる高木秀男さんが代表をやっているんですよ。
2006年、調教師の試験に受かった高木君は、次の年に自分の厩舎を開業して、初めの年こそ、レースに使った頭数が少なかったので「5勝・獲得賞金1億1252万円」という成績でしたが、その後は、2年目に15勝、3年目に17勝と、順調に数字を伸ばしていましたし、2014年は、マイネルフロストを使った毎日杯で初めて重賞を勝つと、その後も、ウインマーレライを使ったラジオNIKKEI賞を勝って、スノードラゴンを使ったスプリンターズSで初めてGIを勝つなど、17勝を上げて、「5億4643万円」の賞金を稼いでいました。
そして、一昨年までの5年間も、
2020年→21勝・獲得賞金3億4968万円
2021年→21勝・獲得賞金4億2351万円
2022年→37勝・獲得賞金6億1873万円
2023年→26勝・獲得賞金5億5184万円
2024年→27勝・獲得賞金6億1731万円
という形で順調に実績を積み重ねていましたし、2023年は、ウシュバテソーロを使ったドバイワールドCを勝って、696万ドル(約9億0480万円)の賞金を稼いでいたんですよ。
ただ、去年は、ウィルソンテソーロを使った地方交流G1のマイルCS南部杯を勝って、「8000万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは、ホウオウラスカーズで京成杯AHを勝つなど、25勝を上げていたんですけど、GIを勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「5億8661万円」と、一昨年を下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、高木君は巻き返しに燃えていたのでしょうね。
実際、今年は、ウィルソンテソーロを使った地方交流G1のかしわ記念を勝って、「8000万円」の賞金を稼いでいますし、JRAでは、先週までに12勝を上げて、その他、ウィルソンテソーロがフェブラリーSで2着だったこともあって、稼いだ賞金が「4億0395万円」と、去年の同じ時期(8月3日【日】まで)の「2億6995万円」を大きく上回っています。
もちろん、今の高木君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうし、こういった中、今週は、1着賞金が3800万円のエルムSにヴァルツァーシャル、1着賞金が3700万円のレパードSにドンエレクトスを登録していますので、私が彼でしたら、どっちも気合いを入れて仕上げますね。
2026/08/04
栗東高校に通いながら親父さんがやっとった育成牧場を…
清水久詞調教師(栗東)
主な管理馬:
メールドグラース(2019年鳴尾記念など)
ジョーストリクトリ(2017年ニュージーランドT)
キタサンブラック(2016年ジャパンCなど)
トウケイヘイロー(2013年札幌記念など)
今週の主な登録馬:
ジョーメッドヴィン(エルムS・UHB賞)
チェリヴェント(レパードS)
ロードトレゾール(驀進特別)
担当者:調教師情報部 元調教師S
清水久詞君は、親父さんの貞光さんが馬主さんで、2004年のスプリンターズSを勝ったカルストンライトオとかを持っとった方やから、もちろん、清水君も馬に関わる機会が多かったんで、子供の頃から「騎手になりたい」と言っとって、幼稚園で七夕の短冊にそう書いとったそうや。
そんで、小5からは乗馬クラブに通っとったんやけど、中3の時、競馬学校の騎手課程に落ちてしもうたんですわ。
それからは、「調教師になる」と目標を切り替えて、栗東高校に通いながら、当時、親父さんがやっとった育成牧場を手伝っとりました。
高校を出た後も親父さんの育成牧場で働いて、24歳だった1997年に競馬学校の厩務員課程に入った清水君は、1993年の菊花賞とかGIを3つ勝ったビワハヤヒデや、1995年の阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)を勝ったビワハイジとかを管理しとった浜田光正厩舎でずっと調教助手をやっとって、この頃には、1998年の桜花賞と秋華賞や、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスを担当しとったんや。
そんで清水君は、1998年の2月まで乗り役をやっとった押田年朗さんの娘さんで、親父さんと同じで乗り役やった純子さんと結婚しとって、清水厩舎で調教助手をやっとる押田道郎君は純子さんのお兄さんですな。
7回目の挑戦やった2009年に、めでたく調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した清水君は、5年目の2013年に、トウケイヘイローを使ったダービー卿CTで初めて重賞を勝っとったし、その年は、この馬で他に3つも重賞を勝つなど、「23勝・獲得賞金4億8941万円」っちゅう成績を残しとりました。
それに2015年は、キタサンブラックを使った菊花賞で初めてGIを勝つなど、「26勝・獲得賞金7億2208万円」っちゅう成績を残しとったし、2016年は、キタサンブラックで天皇賞・春と京都大賞典とジャパンCを勝つなど、「27勝・獲得賞金11億1410万円」っちゅうエエ成績を残しとりましたな。
そんで2017年は、キタサンブラックを使った大阪杯と天皇賞・春と天皇賞・秋と有馬記念と、ジョーストリクトリを使ったニュージーランドTと、カシアスを使った函館2歳Sと、重賞を6勝、他も入れたら29勝を上げて、「13億8947万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどったんですわ。
キタサンブラックを引退させた後の3年間は、
2018年→21勝・獲得賞金4億0492万円
2019年→32勝・獲得賞金6億9307万円
2020年→37勝・獲得賞金6億8355万円
と書けば分かる通り、賞金が一気に減ってしもうたんやけど、2021年は「42勝・獲得賞金7億5489万円」っちゅう、前の3年を大きく上回る成績を残しとって、2022年は、開業してから一番多い「52勝」を上げて「調教師リーディング2位」になっとったし、ホッコーメヴィウスが障害の重賞を3勝したこともあって、稼いだ賞金が「10億2304万円」っちゅう、2017年と2016年の次に多い数字やったんですわ。
ただ、去年までの3年間は、
2023年→39勝・獲得賞金8億5528万円
2024年→34勝・獲得賞金9億1213万円
2025年→32勝・獲得賞金7億1616万円
っちゅう成績で、2022年の数字を下回っとります。
そんで、今年も悪い流れが続いとって、先週までに15勝を上げとるんやけど、重賞を勝てとらんこともあって、稼いだ賞金が「3億2466万円」と、まだ去年の半分にも達しとらんから、今の清水君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のエルムSにジョーメッドヴィン(UHB賞にも登録)、1着賞金が3700万円のエルムSにチェリヴェントなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、どれもメイチに仕上げてくるやろうな。
主な管理馬:
メールドグラース(2019年鳴尾記念など)
ジョーストリクトリ(2017年ニュージーランドT)
キタサンブラック(2016年ジャパンCなど)
トウケイヘイロー(2013年札幌記念など)
今週の主な登録馬:
ジョーメッドヴィン(エルムS・UHB賞)
チェリヴェント(レパードS)
ロードトレゾール(驀進特別)
担当者:調教師情報部 元調教師S
清水久詞君は、親父さんの貞光さんが馬主さんで、2004年のスプリンターズSを勝ったカルストンライトオとかを持っとった方やから、もちろん、清水君も馬に関わる機会が多かったんで、子供の頃から「騎手になりたい」と言っとって、幼稚園で七夕の短冊にそう書いとったそうや。
そんで、小5からは乗馬クラブに通っとったんやけど、中3の時、競馬学校の騎手課程に落ちてしもうたんですわ。
それからは、「調教師になる」と目標を切り替えて、栗東高校に通いながら、当時、親父さんがやっとった育成牧場を手伝っとりました。
高校を出た後も親父さんの育成牧場で働いて、24歳だった1997年に競馬学校の厩務員課程に入った清水君は、1993年の菊花賞とかGIを3つ勝ったビワハヤヒデや、1995年の阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)を勝ったビワハイジとかを管理しとった浜田光正厩舎でずっと調教助手をやっとって、この頃には、1998年の桜花賞と秋華賞や、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスを担当しとったんや。
そんで清水君は、1998年の2月まで乗り役をやっとった押田年朗さんの娘さんで、親父さんと同じで乗り役やった純子さんと結婚しとって、清水厩舎で調教助手をやっとる押田道郎君は純子さんのお兄さんですな。
7回目の挑戦やった2009年に、めでたく調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した清水君は、5年目の2013年に、トウケイヘイローを使ったダービー卿CTで初めて重賞を勝っとったし、その年は、この馬で他に3つも重賞を勝つなど、「23勝・獲得賞金4億8941万円」っちゅう成績を残しとりました。
それに2015年は、キタサンブラックを使った菊花賞で初めてGIを勝つなど、「26勝・獲得賞金7億2208万円」っちゅう成績を残しとったし、2016年は、キタサンブラックで天皇賞・春と京都大賞典とジャパンCを勝つなど、「27勝・獲得賞金11億1410万円」っちゅうエエ成績を残しとりましたな。
そんで2017年は、キタサンブラックを使った大阪杯と天皇賞・春と天皇賞・秋と有馬記念と、ジョーストリクトリを使ったニュージーランドTと、カシアスを使った函館2歳Sと、重賞を6勝、他も入れたら29勝を上げて、「13億8947万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどったんですわ。
キタサンブラックを引退させた後の3年間は、
2018年→21勝・獲得賞金4億0492万円
2019年→32勝・獲得賞金6億9307万円
2020年→37勝・獲得賞金6億8355万円
と書けば分かる通り、賞金が一気に減ってしもうたんやけど、2021年は「42勝・獲得賞金7億5489万円」っちゅう、前の3年を大きく上回る成績を残しとって、2022年は、開業してから一番多い「52勝」を上げて「調教師リーディング2位」になっとったし、ホッコーメヴィウスが障害の重賞を3勝したこともあって、稼いだ賞金が「10億2304万円」っちゅう、2017年と2016年の次に多い数字やったんですわ。
ただ、去年までの3年間は、
2023年→39勝・獲得賞金8億5528万円
2024年→34勝・獲得賞金9億1213万円
2025年→32勝・獲得賞金7億1616万円
っちゅう成績で、2022年の数字を下回っとります。
そんで、今年も悪い流れが続いとって、先週までに15勝を上げとるんやけど、重賞を勝てとらんこともあって、稼いだ賞金が「3億2466万円」と、まだ去年の半分にも達しとらんから、今の清水君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のエルムSにジョーメッドヴィン(UHB賞にも登録)、1着賞金が3700万円のエルムSにチェリヴェントなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、どれもメイチに仕上げてくるやろうな。
2026/08/04
「関電工」で経理の仕事をしていたんですよ
堀宣行調教師(美浦)
主な管理馬:
タスティエーラ(2023年ダービーなど)
カフェファラオ(2022年フェブラリーSなど)
サトノクラウン(2017年宝塚記念など)
モーリス(2016年天皇賞・秋など)
今週の主な登録馬:
ルクソールカフェ(エルムS)
ヒシアムルーズ(レパードS)
ゴンバデカーブース(関越S)
チルカーノ(富良野特別)
ホウキボシ(摩周湖特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
千葉県市川市出身の堀宣行(のりゆき)君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。
大学を出た後は、電気設備の工事などをやっていることで有名な「関電工」(本社所在地:東京都港区芝浦)で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。
初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで、「GIの17勝を含めて重賞を82勝」という実績を残しています。
それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を7勝もしているのですから、本当に大したものです。
2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
ただ、その後は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
2023年→38勝・獲得賞金14億1416万円(同9位)
2024年→48勝・獲得賞金11億3877万円(同5位)
2025年→37勝・獲得賞金9億6821万円(同11位)
と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けています。
それに、今年も悪い流れが続いていて、サトノレーヴで高松宮記念、ファイアンクランツで目黒記念を勝っていますけど、先週までに19勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「5億8926万円」と、去年の同じ時期(8月3日【日】まで)の「6億7011万円」を下回っているんですよ。
もちろん、今の堀君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうし、そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のエルムSにルクソールカフェ、1着賞金が3700万円のレパードSにヒシアムルーズなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が堀君でしたら、どれもメイチに仕上げるのは間違いありません。
主な管理馬:
タスティエーラ(2023年ダービーなど)
カフェファラオ(2022年フェブラリーSなど)
サトノクラウン(2017年宝塚記念など)
モーリス(2016年天皇賞・秋など)
今週の主な登録馬:
ルクソールカフェ(エルムS)
ヒシアムルーズ(レパードS)
ゴンバデカーブース(関越S)
チルカーノ(富良野特別)
ホウキボシ(摩周湖特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
千葉県市川市出身の堀宣行(のりゆき)君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。
大学を出た後は、電気設備の工事などをやっていることで有名な「関電工」(本社所在地:東京都港区芝浦)で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。
初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで、「GIの17勝を含めて重賞を82勝」という実績を残しています。
それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を7勝もしているのですから、本当に大したものです。
2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
ただ、その後は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
2023年→38勝・獲得賞金14億1416万円(同9位)
2024年→48勝・獲得賞金11億3877万円(同5位)
2025年→37勝・獲得賞金9億6821万円(同11位)
と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けています。
それに、今年も悪い流れが続いていて、サトノレーヴで高松宮記念、ファイアンクランツで目黒記念を勝っていますけど、先週までに19勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「5億8926万円」と、去年の同じ時期(8月3日【日】まで)の「6億7011万円」を下回っているんですよ。
もちろん、今の堀君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうし、そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のエルムSにルクソールカフェ、1着賞金が3700万円のレパードSにヒシアムルーズなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が堀君でしたら、どれもメイチに仕上げるのは間違いありません。
2026/08/04
アルバイトをしとった喫茶店のマスターに勧められて
浜田多実雄調教師(栗東)
主な管理馬:
ルークズネスト(2021年ファルコンS)
バイオスパーク(2020年福島記念)
バビット(2020年セントライト記念など)
カワキタエンカ(2018年中山牝馬S)
今週の主な登録馬:
イツモニコニコ(CBC賞)
ジェニファー(CBC賞)
テイエムゴッホ(富良野特別)
リメンバーヒム(富良野特別)
担当者:調教師情報部 元調教師T
浜田多実雄君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったそうや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたそうやな。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月、競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
そんで、それから2022年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、2015年の数字をずっと下回っとったやんけど、2023年は、24勝を上げて、稼いだ賞金が「3億8753万円」と、巻き返しに成功しとったんや。
それに、一昨年もエエ流れが続いとって、「25勝・獲得賞金4億9771万円」っちゅう成績を残して、勝利数と賞金のどっちも、開業してから一番の数字になっとりました。
去年は、「20勝・獲得賞金3億8422万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく下回ってしもうたんやけど、今年は、先週までに17勝を上げとるし、その他にも、ジェニファーが北九州記念で2着やったこともあって、稼いだ賞金が「2億9008万円」と、もう去年の7割以上になっとるんで、今の浜田君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。
こういった中、今週は、1着賞金が4100万円のCBC賞にイツモニコニコとジェニファー、1着賞金が1580万円の富良野特別にテイエムゴッホとリメンバーヒムを登録してきましたんで、「どの馬も勝負懸かり」とワシは見とります。
主な管理馬:
ルークズネスト(2021年ファルコンS)
バイオスパーク(2020年福島記念)
バビット(2020年セントライト記念など)
カワキタエンカ(2018年中山牝馬S)
今週の主な登録馬:
イツモニコニコ(CBC賞)
ジェニファー(CBC賞)
テイエムゴッホ(富良野特別)
リメンバーヒム(富良野特別)
担当者:調教師情報部 元調教師T
浜田多実雄君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったそうや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたそうやな。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月、競馬学校の厩務員課程に入ったんですわ。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
そんで、それから2022年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、2015年の数字をずっと下回っとったやんけど、2023年は、24勝を上げて、稼いだ賞金が「3億8753万円」と、巻き返しに成功しとったんや。
それに、一昨年もエエ流れが続いとって、「25勝・獲得賞金4億9771万円」っちゅう成績を残して、勝利数と賞金のどっちも、開業してから一番の数字になっとりました。
去年は、「20勝・獲得賞金3億8422万円」っちゅう成績で、一昨年を大きく下回ってしもうたんやけど、今年は、先週までに17勝を上げとるし、その他にも、ジェニファーが北九州記念で2着やったこともあって、稼いだ賞金が「2億9008万円」と、もう去年の7割以上になっとるんで、今の浜田君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。
こういった中、今週は、1着賞金が4100万円のCBC賞にイツモニコニコとジェニファー、1着賞金が1580万円の富良野特別にテイエムゴッホとリメンバーヒムを登録してきましたんで、「どの馬も勝負懸かり」とワシは見とります。
