「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2026/03/23
アイルランドの大学で馬の事を勉強しとりました
橋口慎介調教師(栗東)

主な管理馬:
パンジャタワー(2025年NHKマイルCなど)
セイウンハーデス(2023年七夕賞など)
レーヌブランシュ(2021年レディスプレリュードなど)
グレイスフルリープ(2018年JBCスプリントなど)

今週の主な登録馬:
パンジャタワー(高松宮記念)
グランドオーパス(君子蘭賞)

担当者:調教師情報部 元調教師T

橋口慎介君は、2016年の2月に定年で調教師を引退した橋口弘次郎さんの長男ですな。

橋口弘次郎厩舎っちゅうたら、誰でもよう知っとる通りで、ダンスインザダークを使った1996年の菊花賞や、ハーツクライを使った2005年の有馬記念や、ワンアンドオンリーを使った2014年のダービーとか、GIを10勝、他も入れたら重賞を96回も勝っとって、JRAで通算991勝を上げとりました。

そんな弘次郎さんを、子供の頃からずっと見てきた慎介君が、「調教師になりたい」と思うようになったんは、まあ当たり前なんやろうし、慎介君は、高校を卒業する前に、「競馬の世界に進みたい」と親父さんに相談したそうですわ。

そしたら、弘次郎さんに、「これからは競馬の世界も英語が必要になるんで、外国で勉強してこい」と言われて、慎介君は、アイルランドのリムリック大学にある競馬専門の学科で、4年間、馬のことを勉強しとりました。

日本に戻ってからの慎介君は、1999年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から池添兼雄厩舎で厩務員と調教助手をやって、2015年に調教師の試験に受かるまでの15年間、ずっと池添厩舎で経験を積んどったんや。

慎介君は、「何としても、父の定年より前に調教師の試験に受かりたい」と思っとったそうやし、見事に2回目の挑戦で受かっとるんやから、ホンマに大したもんですわ。

試験に受かった後は、技術調教師として、角居勝彦厩舎と弘次郎さんの厩舎で、馬のことはもちろん、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。

そんで、2016年の3月に、弘次郎さんの厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業した慎介君は、最初の年に、「14勝・獲得賞金3億0655万円」っちゅう、幸先のいいスタートを切っとったんや。

その後の2年間は、

2017年→15勝・獲得賞金2億9892万円
2018年→15勝・獲得賞金2億8985万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんやけど、それからは、

2019年→24勝・獲得賞金3億7435万円
2020年→22勝・獲得賞金3億8605万円
2021年→27勝・獲得賞金4億0323万円
2022年→27勝・獲得賞金4億9528万円
2023年→33勝・獲得賞金6億0452万円

と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりになっとったんや。

一昨年は、25勝に終わっとったこともあって、稼いだ賞金が「4億9971万円」と、2023年を下回ってしもうたんやけど、去年は、パンジャタワーを使ったNHKマイルCを勝つなど、重賞を4勝して、他も入れたら全部で20勝を上げて、稼いだ賞金が「6億2067万円」と、開業してから一番の数字になっとりました。

ただ、今年は勢いが止まっとって、先週までに6勝を上げとるんやけど、重賞を勝てとらんこともあって、稼いだ賞金が「1億1514万円」と、まだ去年の2割にも達しとらんので、今の慎介君は、「去年の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が1億7000万円の高松宮記念にパンジャタワー、1着賞金が1140万円の君子蘭賞にグランドオーパスを登録してきましたんで、慎介君がどっちもメイチに仕上げてくるとワシは見とります。

2026/03/23
「関電工」で経理の仕事をしていましたね
堀宣行調教師(美浦)

主な管理馬:
タスティエーラ(2023年ダービーなど)
カフェファラオ(2022年フェブラリーSなど)
サトノクラウン(2017年宝塚記念など)
モーリス(2016年天皇賞・秋など)

今週の主な登録馬:
サトノレーヴ(高松宮記念)
チャックネイト(日経賞)
サトノガレオン(ブラッドストーンS)
ドゥレイクパセージ(ターフオーソリティオブインディア賞)

担当者:調教師情報部 元調教師M

千葉県市川市出身の堀宣行(のりゆき)君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。

大学を出た後は、電気設備の工事などをやっていることで有名な「関電工」(本社所在地:東京都港区芝浦)で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。

競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。

初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで、「GIの16勝を含めて重賞を80勝」という実績を残しています。

それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を7勝もしているのですから、本当に大したものです。

2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。

ただ、その後は、

2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
2023年→38勝・獲得賞金14億1416万円(同9位)
2024年→48勝・獲得賞金11億3877万円(同5位)
2025年→37勝・獲得賞金9億6821万円(同11位)

と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けています。

それに、今年も悪い流れが続いていて、先週までに6勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「1億4728万円」と、去年の同じ時期(3月23日【日】まで)の「1億9646万円」を下回っているんですよ。

もちろん、今の堀君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうし、そんな中、今週は、1着賞金が1億7000万円の高松宮記念にサトノレーヴ、1着賞金が6700万円の日経賞にチャックネイトなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、どれもメイチに仕上げてくるでしょうね。

2026/03/23
エーピーインディの厩舎で武者修行をしとったんですわ
池江泰寿調教師(栗東)

主な管理馬:
アルアイン(2019年大阪杯など)
サトノアラジン(2017年安田記念など)
サトノダイヤモンド(2016年有馬記念など)
オルフェーヴル(2011年牡馬三冠など)

今週の主な登録馬:
ママコチャ(高松宮記念)
グレイイングリーン(六甲S)
ミエスペランサ(マレーシアC)
アメリカンマーチ(船橋S)
アルゴナヴィス(伊勢S)
ジョイエッロ(ターフオーソリティオブインディア賞)
ダノンハドソン(大寒桜賞)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

池江泰寿(やすとし)君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの長男で、泰郎さんは、ディープインパクトやメジロマックイーンとかでGIを17勝もして、他も入れたら重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。

泰寿君は、保育園から中学校まで武豊君とずっと同級生で、栗東トレセンができる前は、厩舎があった京都競馬場でよう一緒に遊んどって、その頃は、豊君と同じで乗り役を目指しとったんや。

けど、体が大きくなってしもうたんで、乗り役になるのを諦めて調教師になると決めたんですわ。

そんで、一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月からは、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかでお馴染みやった浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。

ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も管理しとったイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。

そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりました。

しかもこの年は、2位が46勝の泰郎さんやったから、親子で調教師リーディングのワンツーでしたな。

2011年には、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞を11勝、全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。

これは、JRAだけの数字やったら、2004年に藤沢和雄さんが残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。

それから、2021年までの4年間は、

2018年→46勝・獲得賞金13億4400万円
2019年→45勝・獲得賞金13億1681万円
2020年→38勝・獲得賞金10億2171万円
2021年→36勝・獲得賞金8億6330万円

っちゅう数字で、勝ち星と賞金のどっちも「完全に右肩下がり」やったけど、2022年は、ジャンダルムでスプリンターズSを勝つなど、全部で47勝を上げて、賞金が「14億5371万円」と、2021年を大きく上回っとりました。

ただ、その後の3年間は、

2023年→35勝・獲得賞金13億6699万円
2024年→29勝・獲得賞金9億9132万円
2025年→32勝・獲得賞金9億8811万円

ちゅう形で、数字が伸び悩んどったんですわ。

もちろん、今年を迎えるにあたって、泰寿君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、ディープモンスターでアミールT(カタールのG2)を勝って、142万5000ドル(約2億2230万円)の賞金を稼いどるし、JRAでは、先週までに16勝を上げて、「調教師リーディング2位」になっとって、稼いだ賞金が「2億4665万円」と、去年の同じ時期(3月23日【日】まで)の「1億9215万円」を上回っとります。

せやから、今の泰寿君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が1億7000万円の高松宮記念にママコチャ、1着賞金が2700万円の六甲Sにグレイイングリーン、1着賞金が1870万円のマレーシアCにミエスペランサなど、8頭を特別レースに登録してきましたんで、ワシが泰寿君やったら、どれも気合いを入れて仕上げるやろうな。

2026/03/23
「筋金入りの競馬一家」に生まれとるんや
武英智調教師(栗東)

主な管理馬:
ペプチドナイル(2024年フェブラリーS)
ジューンベロシティ(2024年東京ハイジャンプなど)
ジューンテイク(2024年京都新聞杯など)
メイケイエール(2022年セントウルSなど)

今週の主な登録馬:
エーティーマクフィ(高松宮記念)
ジューンブレア(高松宮記念)
ペプチドソレイユ(マーチS)
サウンドモリアーナ(船橋S)
アロンディ(御堂筋S)
スコーピオンイメル(ロイヤルバンコクスポーツクラブ賞)

担当者:調教師情報部 元調教師I

武英智(ひでのり)君は、親父さんが乗り役と調教助手をやっとった武永祥(ながよし)さんで、お祖父さんが、タイギヨウを使った1966年の阪神3歳S(現在の阪神ジュベナイルF)とか、重賞を20勝、通算で735勝を上げとった元調教師の武平三さんやな。

それに、2009年の菊花賞を勝ったスリーロールスなどを管理しとって、2014年の2月に調教師を引退した武宏平さんや、2020年の2月まで栗東で厩舎を構えとった作田誠二さんや、乗り役と調教師をやっとった武邦彦さん(故人)や、武豊君と武幸四郎君とかが親戚なんや。

こういう「筋金入りの競馬一家」に生まれた英智君が、競馬の世界に進んだんは、まあ当たり前のことなんやろ。

1996年に、現役の乗り役やったら、北村宏司君や高田潤君とか同じ「第15期生」として競馬学校の騎手課程に入った英智君は、1999年に領家政蔵厩舎から乗り役としてデビューして、この年に22勝を挙げて、関西の新人騎手賞を受賞しとりましたな。

そんで、2年目には18勝を上げとったんやけど、3年目からはずっと勝ち星が1ケタやったし、目の病気になってしもうたこともあって、2012年の9月に乗り役を引退したんですわ。

その後は、木原一良厩舎で調教助手をやって、ここでは、2013年の共同通信杯を勝ったメイケイペガスターや、2017年のみやこSを勝ったテイエムジンソクとかを担当しとりました。

2016年、調教師の試験に受かった英智君は、そのまま木原厩舎で技術調教師として腕を磨いて、2018年の3月に自分の厩舎を開業したんや。

最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「9勝・獲得賞金1億8503万円」っちゅう成績やったけど、次の年は、「19勝・獲得賞金2億9301万円」と、一気に数字を伸ばしとりました。

そんで、一昨年までの5年間も、

2020年→14勝・獲得賞金3億2850万円(重賞2勝)
2021年→29勝・獲得賞金4億4964万円(重賞1勝)
2022年→33勝・獲得賞金7億3523万円(重賞3勝)
2023年→32勝・獲得賞金6億7051万円(重賞2勝)
2024年→33勝・獲得賞金9億1314万円(重賞4勝)

っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、特に一昨年は、ペプチドナイルを使ったフェブラリーSで初めてのGI勝ちを飾っとりましたな。

ただ、去年は流れが悪くなっとって、重賞の3勝を含めて、全部で30勝を上げたんやけど、GIを勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「8億6461万円」と、一昨年を下回ってしもうたんですわ。

もちろん、今年を迎えるにあたって、英智君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、ジューンテイクで京都記念を勝つなど、先週までに7勝を上げて、稼いだ賞金が「2億1649万円」と、去年の同じ時期(3月23日【日】まで)の「1億8955万円」を上回っとるんで、今の英智君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。

そんな中、今週は、1着賞金が1億7000万円の高松宮記念にエーティーマクフィとジューンブレア、1着賞金が3800万円のマーチSにペプチドソレイユとか、6頭を特別レースに登録しとるんで、どれもメイチに仕上げてくるやろ。