「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2026/06/29
立命館大学の馬術部に入っとりました
西園翔太調教師(栗東)

主な管理馬:
特になし

今週の主な登録馬:
フリッカージャブ(北九州記念)
ポッドロゴ(ジュライS)

担当者:調教師情報部 元調教師S

1990年に滋賀県で生まれた西園翔太君は、2012年のマイルCSを勝ったサダムパテックとかを管理しとったことでよう知られとって、今年、定年で調教師を引退した西園正都君の長男ですな。

子供の頃、翔太君は、乗り役を目指しとったんやけど、目が悪かったことなどが原因で、乗り役になるのを諦めて、将来の目標を調教師に決めたそうですわ。

そんで、乗馬クラブに通っとった翔太君は、立命館大学(本部の所在地:京都府京都市中京区)でも馬術部に入っとって、そこではキャプテンをやっとりました。

大学を卒業した後の翔太君は、2014年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から、正都君の厩舎でずっと調教助手をやっとったんですわ。

翔太君がおった頃の西園正都厩舎には、さっき名前を挙げたサダムパテックの他にも、2018年のヴィクトリアマイルを勝ったジュールポレールとか、走る馬が何頭もおったんで、こういう馬達と関われたんやから、翔太君にとってはホンマにエエ経験やったんでしょうな。

4回目の挑戦やった2021年の12月に、31歳の若さでめでたく調教師の試験に受かった翔太君は、藤沢和雄厩舎や矢作芳人厩舎とかで技術調教師をやって、馬の仕上げ方とか、厩舎をやりくりする方法とか、色んなことを教わっとったんや。

そんで、2023年の3月に自分の厩舎を開業した翔太君は、年末までに「12勝・獲得賞金2億3903万円」っちゅう、開業1年目としてはまずまずの成績を残しとったし、一昨年は、「15勝・獲得賞金2億9246万円」っちゅう成績で、2023年の数字を上回っとったんですわ。

去年は全部で32勝を上げて、稼いだ賞金は「5億1149万円」と、開業3年目の厩舎としては文句ナシの数字になっとったし、今年もエエ流れが続いとって、先週までに11勝を上げて、稼いだ賞金が「2億5224万円」と、去年の同じ時期(6月まで)の「1億9920万円」を上回っとります。

もちろん、今の翔太君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。

そんな中、今週は、1着賞金が4100万円の北九州記念にフリッカージャブ、1着賞金が2200万円のジュライSにポッドロゴを登録してきましたんで、どっちも「勝負懸かり」とワシは見とるんや。

そうそう、翔太君は、調教師としてのキャリアが浅いこともあって、まだ重賞を勝てとらんから、北九州記念のフリッカージャブには、「この馬で初めての重賞勝ちを」っちゅう思いも込められとるんやろ。

2026/06/29
「全日本学生馬術大会」で優勝しているんですよ
上原佑紀調教師(美浦)

主な管理馬:
ゴーイントゥスカイ(2026年青葉賞)
グリーンエナジー(2026年京成杯)
ニシノティアモ(2025年福島記念)
ピコチャンブラック(2025年スプリングS)

今週の主な登録馬:
プロミストジーン(大沼S)
ゴールデンパゴーダ(横津岳特別)
ミエノストロング(伊達特別)

担当者:調教師情報部 元調教師N

上原佑紀君は、同じ美浦に厩舎を構えていて、2006年の天皇賞・秋など、GIを5勝したダイワメジャーや、2017年の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイなどの調教師としてよく知られている、上原博之君の次男ですね。

お父さんの仕事を考えれば当然ですが、佑紀君は、小学3年生の頃から馬術をやっていて、高校時代には「全日本ジュニア選手権」で優勝していましたし、その頃から、「将来は馬に関わる仕事をしたい」と考えていて、そのために、今は神奈川県の藤沢市に校舎がある日本大学の獣医学科に進学して、もちろん、そこでも馬術部に入っていましたし、「全日本学生馬術大会」で優勝するほどの腕前だったんですよ。

大学を卒業した後は、美浦トレセンの診療所で獣医として働いていたんですけど、「自分の経験が調教師として活かせるんじゃないか」と思って、2016年から「ノーザンファーム空港」(住所:北海道苫小牧市美沢114-2)で働いていましたし、競馬学校に入学する前には、2021年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝もしたバーイードを管理していたことでよく知られているイギリスのウィリアム・ハガス厩舎や、フランスの小林智厩舎で、1年間ぐらい馬のことを学んでいました。

帰国してからは、2017年に競馬学校の厩務員課程に入って、2018年からは池上昌和厩舎で厩務員と調教助手をやって、2019年からは堀宣行厩舎で調教助手をやって、3回目の挑戦だった2021年に、めでたく調教師の試験に合格しています。

ちなみに、佑紀君は1990年(平成2年)の生まれで、平成生まれが調教師になったのは、彼が初めてだったんですよ。

試験に合格した後は、開業するまでに時間があったので、藤沢和雄厩舎と国枝栄厩舎と矢作芳人厩舎と中内田充正厩舎で研修を受けていましたし、武幸四郎厩舎のセキフウがサウジアラビアとドバイに遠征した時と、新谷功一厩舎のクラウンプライドがアメリカに遠征した時は、技術調教師として帯同していました。

そして、2023年の3月に厩舎を開業していて、同期の調教師には、小栗実君と緒方努君と西園翔太君がいます。

2023年の佑紀君は、年末までに、「16勝・獲得賞金2億1110万円」という、最初の年としてはまずまずの成績を残していましたし、勝利数が、同期の中では一番だったんですよ。

こうやっていいスタートを切れたのは、調教助手をやっていた時と、自分の厩舎を開業する前に、色々な厩舎で学んだことをしっかり活かせているからなのでしょうね。

開業2年目だった一昨年は、「26勝・獲得賞金5億0594万円」と、一気に成績を伸ばしていましたし、去年は、ピコチャンブラックを使ったスプリングSで「初の重賞勝ち」を飾って、ニシノティアモを使った福島記念も勝つなど、27勝を上げて、稼いだ賞金は「5億7233万円」と、一昨年を上回っていました。

更に、今年もいい流れが続いていて、グリーンエナジーで京成杯、ゴーイントゥスカイで青葉賞を勝つなど、先週までに18勝を上げて、稼いだ賞金が「4億7537万円」と、もう去年の8割ぐらいですから、今の佑紀君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

そんな中、今週は、1着賞金が2400万円の大沼Sにプロミストジーンなど、3頭を特別レースに登録してきましたので、私が彼でしたら、どれもメイチに仕上げるのは間違いありません。

2026/06/29
松永幹夫厩舎でレッドディザイアを担当しとったんですわ
斉藤崇史調教師(栗東)

主な管理馬:
クロワデュノール(2025年ダービーなど)
ジェラルディーナ(2022年エリザベス女王杯など)
クロノジェネシス(2021年宝塚記念など)
ラウダシオン(2020年NHKマイルCなど)

今週の主な登録馬:
アメリカンビキニ(北九州記念)
ヤマニンアルリフラ(北九州記念)
サウンドムーブ(博多S)

担当者:調教師情報部 元調教師I

神奈川県出身の斉藤崇史君は、中学生の時に、マヤノトップガンが勝った1995年の有馬記念を見たことがきっかけで競馬が大好きになって、高校生の時に、夏休みを使って北海道の牧場で1ヶ月くらい住み込みで働いて、そん時に、「調教師を目指す」と決めたそうですな。

せやから、進学先に日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を選んで、もちろん馬術部に入っとったし、在学中は、「小松温泉牧場」(住所:石川県小松市埴田町21)でアルバイトをしとって、四年生の時には、もっと馬のことを勉強するために、半年くらいアイルランドに留学しとって、卒業した後は、2年くらい「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で働いとったんですわ。

それから、2007年の6月に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月からは松永幹夫厩舎で厩務員を、7月からは調教助手をやっとったんや。

松永厩舎に入ってから1年くらいの時に斉藤君は、レッドディザイアの担当になって、この馬が2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も帯同しとったんですわ。

2014年の12月、調教師の試験に受かった斉藤君は、2016年の3月に自分の厩舎を開業しとって、この年は、「7勝・獲得賞金1億4086万円」っちゅう、あまり目立たん成績やったんやけど、その後の3年間は、

2017年→17勝・獲得賞金2億9929万円
2018年→25勝・獲得賞金3億9086万円
2019年→24勝・獲得賞金5億9503万円

と書けば分かる通りで、賞金が「完全に右肩上がり」やったし、特に2019年は、クロノジェネシスを使ったクイーンCで初めて重賞を勝つと、この馬を使った秋華賞で、初めてGIを勝ったんですわ。

更に、この後も、斉藤君の厩舎はエエ流れが続いとって、2020年は、ラウダシオンを使ったNHKマイルC、クロノジェネシスを使った宝塚記念と有馬記念を勝つなど、重賞を5勝、全部で34勝を上げて、稼いだ賞金は「13億5145万円」っちゅう素晴らしい数字やったし、2021年も、クロノジェネシスを使った宝塚記念、キラーアビリティを使ったホープフルSを勝つなど、44勝を上げとって、「11億6956万円」の賞金を稼いどりました。

ただ、その後の3年間は、ジェラルディーナで2022年のエリザベス女王杯、クロワデュノールで一昨年のホープフルSを勝つなど、重賞を11勝もしとったんやけど、全体では、

2022年→37勝・獲得賞金11億0689万円
2023年→29勝・獲得賞金7億7421万円
2024年→42勝・獲得賞金8億0950万円

っちゅう成績で、2021年までを下回ってしもうたんや。

せやけど、去年は、クロワデュノールでダービーを勝つなど、重賞を4勝して、他も入れたら53勝を上げて、「調教師リーディング2位」になっとったし、稼いだ賞金が「14億0767万円」と、開業してから一番の数字になっとって、巻き返しに成功しとります。

それに、今年もエエ流れが続いとって、クロワデュノールでGIを2勝するなど、先週までに15勝を上げて、稼いだ賞金が「12億4712万円」と、もう去年の9割近くになっとるんで、ワシが斉藤君やったら、「この勢いを止めたらアカン」と考えますわ。

そんな中、今週は、1着賞金が4100万円の北九州記念にアメリカンビキニとヤマニンアルリフラ、1着賞金が1870万円の博多Sにサウンドムーブを登録してきましたんで、どれもメイチに仕上げてくるやろうな。

2026/06/29
トロットサンダーの厩舎で働いていましたね
加藤征弘調教師(美浦)

主な管理馬:
グラティアス(2021年京成杯)
ノンコノユメ(2018年フェブラリーSなど)
グレンツェント(2017年東海Sなど)
シャドウゲイト(2010年中京記念など)

今週の主な登録馬:
ラタフォレスト(大沼S)
ケイアイアギト(竜飛崎特別)

担当者:調教師情報部 元調教師M

加藤征弘(ゆきひろ)君は、お祖父さんとお父さんが馬主さんという、競馬が身近な家庭で育っていて、子供の頃は乗馬のスポーツ少年団に入っていましたし、高校に進んでからは、馬術部に入っていましたから、競馬の世界を目指したのは、自然なことだったのでしょう。

1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入った加藤君は、その年の9月からは、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでよく知られている二本柳俊一さんの厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、1996年の安田記念を勝ったトロットサンダーなどでよく知られている相川勝敏さんの厩舎で調教助手をやっていました。

それから、2001年に調教師の試験に受かった加藤君は、栗東の森秀行厩舎で技術調教師をやって経験を積んで、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。

加藤君は、最初の年だった2002年こそ、「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績でしたけど、次の年は「26勝・獲得賞金4億4246万円」と、大きく数字を伸ばしていましたし、3年目だった2004年は、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。

しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、開業してから一番の数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。

2015年の加藤君は、ノンコノユメで地方交流G1のジャパンダートダービーを勝って、4500万円の賞金を稼いでいましたし、JRAでも、この馬でユニコーンSと武蔵野Sを勝つなど、「30勝・獲得賞金6億3629万円」という好成績を残していました。

その後は、

2016年→37勝・獲得賞金5億9744万円
2017年→26勝・獲得賞金4億0691万円
2018年→34勝・獲得賞金5億9583万円
2019年→33勝・獲得賞金5億4207万円
2020年→31勝・獲得賞金5億8243万円
2021年→29勝・獲得賞金4億3763万円
2022年→29勝・獲得賞金4億8075万円
2023年→29勝獲得賞金4億5569万円

という形で数字が伸び悩んでいたんですけど、一昨年は、エコロブルームでニュージーランドT、アドマイヤベルでフローラSを勝つなど、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「6億6057万円」と、前の年までを大きく上回っています。

ただ、去年は勢いが止まっていて、アドマイヤデイトナを使ったUAEダービー(G2)を勝って、「58万ドル」(約9100万円)の賞金を稼ぎましたけど、JRAでは、23勝しか上げられなかったこともあって、稼いだ賞金が「4億1895万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。

もちろん、今年を迎えるにあたって、加藤君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに16勝を上げて、稼いだ賞金が「2憶8472万円」と、もう去年の7割近くになっていますから、今の加藤君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。

そんな中、今週は、1着賞金が2400万円の大沼Sにラタフォレスト、1着賞金が1580万円の竜飛崎特別にケイアイアギトを登録してきましたので、「どっちも勝負懸かり」と考えておくべきです。