「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2026/06/22
柴田善臣君や須貝尚介君などが競馬学校の同期ですね
岩戸孝樹調教師(美浦)

主な管理馬:
エコロデュエル(2025年中山グランドジャンプなど)
ラヴアンドポップ(2020年東京ジャンプSなど)
ゲットフルマークス(2008年京王杯2歳S)
フサイチアソート(2007年東京スポーツ杯2歳S)

今週の主な登録馬:
リッツパーティー(ラジオNIKKEI賞)
サウザンサニー(青函S)
イノキ(さくらんぼ特別)

担当者:調教師情報部 元調教師M

岩戸孝樹君は、1982年に、「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入りました。

同期には、まだ現役で乗り役をやっている柴田善臣君や、調教師になっている須貝尚介君や石橋守君や武藤善則君などがいますね。

1985年に、山崎彰義厩舎から乗り役としてデビューした岩戸君は、2000年の2月に調教師の試験に受かって、次の月に引退するまで、全部で83勝を上げていました。

そして、定年になった山崎さんの厩舎を引き継ぐ形で、2002年の3月に自分の厩舎を開業しています。

ちなみに、「競馬学校騎手課程・第1期生」の中で、初めて調教師になったのが岩戸君ですね。

開業した2002年は、レースに使った数が少なかったので、「7勝・獲得賞金9427万円」という成績でしたけど、その後は、

2003年→14勝・獲得賞金1億5052万円
2004年→14勝・獲得賞金2億2383万円
2005年→15勝・獲得賞金2億4939万円
2006年→13勝・獲得賞金2億4429万円
2007年→20勝・獲得賞金2億9571万円

という形で順調に実績を積み重ねていて、2007年には、フサイチアソートを使った東京スポーツ杯2歳Sで初めての重賞勝ちを飾っていましたし、次の2008年は、ゲットフルマークスを使った京王杯2歳Sを勝つなど、「20勝・獲得賞金3億1818万円」という、まずまずの成績を残していました。

それからは伸び悩んでしまい、2009年から2020年までは、賞金がずっと3億円に届かなかったんですが、2021年は、木村哲也厩舎から一時的に転厩してきていたジオグリフとファインルージュが重賞を勝ったこともあって、「34勝・獲得賞金6億6496万円」という、開業してから一番いい成績を残しています。

2022年は、ジオグリフとファインルージュなどが木村哲也厩舎に戻ってしまったこともあって、「15勝・獲得賞金2億2476万円」と、2021年を大きく下回ってしまいましたけど、2023年は、エコロデュエルで京都ジャンプSを勝つなど、17勝を上げて、稼いだ賞金が「3億7156万円」と、前の年を上回っていました。

一昨年は、9勝しかできなかったこともあって、稼いだ賞金が「2億5085万円」と、2023年を大きく下回ってしまいましたけど、去年は、エコロデュエルで中山グランドジャンプと中山大障害を勝つなど、13勝を上げて、稼いだ賞金が「3億9537万円」と、一昨年を大きく上回って、巻き返しに成功しています。

それに、今年もいい流れが続いていて、エコロデュエルで去年に続いて中山グランドジャンプを勝つなど、先週までに15勝を上げて、稼いだ賞金が「2億7932万円」と、もう去年の7割以上になっていますから、今の岩戸君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

そんな中、今週は、1着賞金が4100万円のラジオNIKKEI賞にリッツパーティー、1着賞金が2300万円の青函Sにサウザンサニーなど、3頭を特別レースに登録してきましたので、私が岩戸君でしたら、どれも全力で仕上げますね。

2026/06/22
保育園から中学校までずっと武豊君と同級生やったんですわ
池江泰寿調教師(栗東)

主な管理馬:
アルアイン(2019年大阪杯など)
サトノアラジン(2017年安田記念など)
サトノダイヤモンド(2016年有馬記念など)
オルフェーヴル(2011年牡馬三冠など)

今週の主な登録馬:
スカイスプレンダー(ラジオNIKKEI賞)
ティニア(青函S)
サトノスカイターフ(帆柱山特別)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

池江泰寿(やすとし)君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの長男で、泰郎さんは、ディープインパクトやメジロマックイーンとかでGIを17勝もして、他も入れたら重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。

泰寿君は、保育園から中学校まで武豊君とずっと同級生で、栗東トレセンができる前は、厩舎があった京都競馬場でよう一緒に遊んどって、その頃は、豊君と同じで乗り役を目指しとったんや。

けど、体が大きくなってしもうたんで、乗り役になるのを諦めて調教師になると決めたんですわ。

そんで、一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月からは、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかでお馴染みやった浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。

ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も管理しとったイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。

そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりました。

しかもこの年は、2位が46勝の泰郎さんやったから、親子で調教師リーディングのワンツーでしたな。

2011年には、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞を11勝、全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。

これは、JRAだけの数字やったら、2004年に藤沢和雄さんが残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。

それから、2021年までの4年間は、

2018年→46勝・獲得賞金13億4400万円
2019年→45勝・獲得賞金13億1681万円
2020年→38勝・獲得賞金10億2171万円
2021年→36勝・獲得賞金8億6330万円

っちゅう数字で、勝ち星と賞金のどっちも「完全に右肩下がり」やったけど、2022年は、ジャンダルムでスプリンターズSを勝つなど、全部で47勝を上げて、賞金が「14億5371万円」と、2021年を大きく上回っとりました。

ただ、その後の3年間は、

2023年→35勝・獲得賞金13億6699万円
2024年→29勝・獲得賞金9億9132万円
2025年→32勝・獲得賞金9億8811万円

ちゅう形で、数字が伸び悩んどったんですわ。

それに、今年も状況が一気に良くなっとる訳ではなくて、海外と地方では、ディープモンスターでアミールT(カタールのG2)、ペンダントで関東オークス(JpnII)を勝って、この2レースで、「約2億5730万円」の賞金を稼いどるし、JRAでは、先週までに24勝を上げとるんやけど、アンタレスSを勝っとるムルソー以外の馬がそれほど活躍できとらんこともあって、稼いだ賞金が「4億2423万円」と、まだ去年の4割くらいなんや。

せやから、今の泰寿君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が4100万円のラジオNIKKEI賞にスカイスプレンダー、1着賞金が2300万円の青函Sにティニアなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、ワシが泰寿君やったら、どれも気合いを入れて仕上げるやろうな。

2026/06/22
お父さんはカツトップエースで皐月賞とダービーを…
大竹正博調教師(美浦)

主な管理馬:
ザダル(2022年京都金杯など)
ブラストワンピース(2018年有馬記念など)
ルージュバック(2017年オールカマーなど)
フレンチカクタス(2011年フィリーズレビュー)

今週の主な登録馬:
ピースワンデュック(函館記念)
バギーウィップ(鶴ヶ城S)
アリスメティーク(松島特別)
ドゥマーヴェリック(いわき特別)
ドーンコーラス(渡島特別)
ララバニュルス(長万部特別)

担当者:調教師情報部 元調教師N

大竹正博君は、奥さんの姓を名乗っていますが、彼のお父さんは、カツトップエースで1981年の皐月賞とダービーを勝つなど、GIを8勝、重賞を36勝、JRA通算で970勝を上げた元乗り役の大崎昭一さんです。

大竹君は、神奈川県の相模原市にある麻布大学の獣医学部に通っていて、最初は獣医を目指していましたけど、大崎君がレッツゴーターキンで勝った1991年の天皇賞・秋を見て、競馬の世界で働くことを決めたそうですよ。

麻布大学と言えば、現役の調教師では、1999年のオークスを勝ったウメノファイバーなどでお馴染みの相沢郁君や、2023年のニュージーランドTを勝ったエエヤンなどでお馴染みの伊藤大士君などが、引退した調教師で言えば、ミスターシービーやジェニュインなどを管理していた松山康久さんや、マイネルマックスやビートブラックなどを管理していた中村均さんなどが通っていたところです。

大学を出た後、大竹君は、1998年のフェブラリーSを勝ったグルメフロンティアを生産したことや、1999年の菊花賞など、重賞を7勝したナリタトップロードの育成を手掛けていたことでよく知られている、北海道の門別にある「白井牧場」で働いて馬のことを勉強していました。

大竹君が「白井牧場」にいた頃には、1995年の目黒記念と1996年の日経新春杯を勝ったハギノリアルキングなどが調整のために来ていたそうです。

1997年の1月、競馬学校の厩務員課程に入った大竹君は、その年の7月から鈴木清厩舎で厩務員をやって、その後、高橋祥泰厩舎や萩原清厩舎などで調教助手をやって、2008年に調教師の試験に受かって、次の年に厩舎を開業しています。

そうそう、大竹君は、試験に受かってから開業するまでの間も、技術調教師として萩原君の厩舎にいて、その時は、2009年のダービーなど、重賞を4つ勝ったロジユニヴァースを担当していたんですよ。

開業した年の大竹君は、「11勝・獲得賞金1億3155万円」という成績でしたけど、2年目は、「26勝・獲得賞金3億2879万円」と、大きく数字を伸ばしていましたし、3年目には、フレンチカクタスを使ったフィリーズレビューで初めての重賞勝ちを飾っています。

2018年は、ブラストワンピースを使った有馬記念で初めてGIを勝ちましたし、他も入れたら25勝を上げて、「7億9792万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいました。

でも、その後は、

2019年→28勝・獲得賞金5億0816万円
2020年→24勝・獲得賞金4億7448万円
2021年→22勝・獲得賞金4億4943万円
2022年→20勝・獲得賞金3億1012万円
2023年→27勝・獲得賞金4億3677万円
2024年→27勝・獲得賞金4億8258万円
2025年→27勝・獲得賞金5億2562万円

と書けば分かる通り、勝利数は安定していましたけど、GIを勝てていないこともあって、ずっと賞金が伸び悩んでいたんですよ。

もちろん、今年を迎えるにあたって、大竹君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに24勝を上げて、「調教師リーディング」では3位になっていますし、稼いだ賞金が「4億6300万円」と、もう去年の9割近くになっていますから、今の大竹君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が4300万円の函館記念にピースワンデュックなど、6頭を特別レースに登録していますので、私が彼でしたら、どれもメイチに仕上げますし、実際に大竹君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せません。

2026/06/22
乗り役時代にハクタイセイなどで重賞を勝っとりますな
須貝尚介調教師(栗東)

主な管理馬:
ソダシ(2022年ヴィクトリアマイルなど)
アドマイヤリード(2017年ヴィクトリアマイル)
ゴールドシップ(2015年天皇賞・春など)
ジャスタウェイ(2014年安田記念など)

今週の主な登録馬:
ファウストラーゼン(函館記念)
マジックサンズ(函館記念)
ショウナンガルフ(ラジオNIKKEI賞)
テーオーダグラス(バーデンバーデンC)
カルパ(いわき特別・西部日刊スポーツ杯)
ショウナンガチ(帆柱山特別)
ウィルサヴァイブ(洞爺湖特別)

担当者:調教師情報部 元調教師T

須貝尚介君は、まだまだ現役で頑張っとる柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、石橋守君とか、岩戸孝樹君とか、武藤善則君とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に親父さんの須貝彦三厩舎からデビューしとりましたな。

乗り役時代の尚介君は、1990年のきさらぎ賞をハクタイセイで、1999年の小倉記念をアンブラスモアで勝つなど、重賞を4勝、通算で302勝を上げとったんや。

でもって、調教師の試験に受かった2008年の2月に乗り役を引退しとって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。

ちなみに彦三さんは、調教師として、1982年の有馬記念をヒカリデユールで勝つなど、重賞を18勝、通算506勝っちゅう立派な実績を残しとったんやから、尚介君は親父さんと比べられることが多かったんやけど、そのプレッシャーにも負けんで、初めの内から、

2009年→10勝・獲得賞金1億5675万円
2010年→25勝・獲得賞金3億2643万円
2011年→29勝・獲得賞金5億3376万円

っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、2012年は、ゴールドシップを使った皐月賞と菊花賞と有馬記念や、ローブティサージュを使った阪神ジュベナイルFとか、重賞を9勝もして、「46勝・獲得賞金13億8516万円」っちゅう成績を残したんやから、彼が調教師に向いとるんは誰でもよう分かるやろう。

そんで2013年は、「重賞6勝を含む31勝・獲得賞金11億4842万円」と、キッチリ10億円の大台に乗せとって、2014年は、JRAだけで、「重賞6勝を含む41勝・獲得賞金11億8267万円」っちゅう素晴らしい成績を残しとったし、ジャスタウェイを使ったドバイデューティフリー(現在のドバイターフ)を勝って、その賞金300万ドル(当時のレートで約3億0555万円)を足したら、全部で「約14億8822万円」っちゅう、開業してから一番多い賞金を稼いどったんですわ。

その後の6年間は、

2015年→34勝・獲得賞金9億2356万円
2016年→33勝・獲得賞金8億5820万円
2017年→38勝・獲得賞金8億4011万円
2018年→42勝・獲得賞金10億4186万円
2019年→35勝・獲得賞金8億4034万円
2020年→36勝・獲得賞金9億0833万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんやけど、2021年は、ソダシで桜花賞と札幌記念を勝つなど、「42勝・獲得賞金11億7356万円」っちゅう、2020年よりもかなりエエ成績を残して、巻き返しに成功しとったし、2022年も、ソダシでヴィクトリアマイルを勝って、ドルチェモアで朝日杯FSを勝つなど、47勝を上げて、稼いだ賞金は「11億4363万円」っちゅう、2021年とほとんど変わらん数字やったんや。

2023年は、全部で29勝に終わっとったし、重賞勝ちが一回だけやったこともあって、稼いだ賞金が「6億6084万円」っちゅう物足りん数字やったけど、一昨年は、今までで一番多い55勝を上げて、調教師リーディングは2位やったし、稼いだ賞金が「10億0068万円」と、2023年を大きく上回っとりました。

ただ、去年は状況が変わっとって、クリノメイでチューリップ賞を勝つなど、重賞を3勝したんやけど、合計の勝利数が「28」と、一昨年の半分くらいやったこともあって、稼いだ賞金が「9億4356万円」と、一昨年を下回ってしもうたんや。

それに、今年も悪い流れが続いとって、ブエナオンダで京都金杯を勝って、幸先のいいスタートを切ったんやけど、先週までに8勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「3億0974万円」と、まだ去年の3割ぐらいなんで、今の尚介君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が4300万円の函館記念にファウストラーゼンとマジックサンズ、1着賞金が4100万円のラジオNIKKEI賞にショウナンガルフ、1着賞金が1870万円のバーデンバーデンCにテーオーダグラスなど、7頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、「どれも勝負懸かり」とワシは見とるんや。