注目調教師
2026/07/13
高校を卒業してから「小松温泉牧場」で働いとったんや
杉山晴紀調教師(栗東)
主な管理馬:
ロブチェン(2026年ダービーなど)
ルガル(2024年スプリンターズSなど)
ジャスティンパレス(2023年天皇賞・春など)
デアリングタクト(2020年オークスなど)
今週の主な登録馬:
ジョバンニ(小倉記念)
アルテクィーン(函館2歳S)
ウインシャーガス(かもめ島特別・駒場特別)
担当者:調教師情報部 元調教師T
1981年に神奈川県で生まれた杉山晴紀君は、家族や親戚に関係者がおった訳やなくて、親父さんがサラリーマンっちゅう普通の家庭で育ったそうや。
彼が中学生の頃は、JRAの売上げが4兆円を超えとった時代で、競馬に興味がある同級生が何人もおったから、杉山君もレースを見るようになったそうやな。
中学3年生の時、ダンスインザダークが勝った1996年の菊花賞を見て、「競馬の世界で働きたい」って思うようになった杉山君は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、それには体が重過ぎたんで、結局、中学校の終わり頃から調教助手を目指すようになって、実際、そのことを中学校の卒業アルバムに書いとったそうですわ。
でもって彼は、中学校を卒業したら、そのまま牧場で働いて、競馬学校に行くつもりやったけど、ご両親から「高校だけは出ておきなさい」と言われたんで、地元の公立高校に通いながら、毎日、乗馬クラブで練習しとったそうやな。
高校を卒業してから、すぐに「小松温泉牧場」(石川県小松市・現在の小松トレーニングセンター)で研修生として働き始めた杉山君は、競馬学校の厩務員課程に受かった2004年までの4年間をここで過ごしたんですわ。
その頃は、2000年の武蔵野Sなどを勝ったサンフォードシチーや、2002年の産経大阪杯など重賞を3勝したサンライズペガサスとかが調整に来とって、彼も乗っとったそうやな。
競馬学校を出てからの杉山君は、2004年の7月から武宏平厩舎で厩務員をやって、8月から調教助手をやって、2014年の2月に武さんが定年で引退してからは、高橋康之厩舎におったんや。
武厩舎でスリーロールスを担当しとった杉山君は、この馬が2009年の菊花賞を勝ったことがきっかけで、「調教師になりたい」と本気で思うようになって、それからは、調教師になるため、厩舎の仕事をしながら猛勉強して、5回目の挑戦やった2015年の12月に、めでたく試験に受かったんですわ。
この後、杉山君は、厩舎の開業が2年待ちになる予定やったけど、馬に蹴られて大ケガをしてしもうた日吉正和君が勇退することになったんで、日吉厩舎の馬とスタッフを丸々引き継ぐ形で、2016年の10月21日(金)に自分の厩舎を開業しとります。
結局、2016年は開業が遅かったんで、年末までが「3勝・獲得賞金5462万円」っちゅう成績やったけど、2017年は、「18勝・獲得賞金2億7649万円」と、一気に数字を伸ばしとりました。
それから、2023年までの6年間は、
2018年→19勝・獲得賞金4億8159万円
2019年→30勝・獲得賞金5億7709万円
2020年→42勝・獲得賞金11億4271万円
2021年→37勝・獲得賞金8億0939万円
2022年→47勝・獲得賞金11億7224万円
2023年→55勝・獲得賞金15億6006万円
っちゅう形で、2021年以外は賞金が「右肩上がり」になっとって、2020年にはデアリングタクトで牝馬三冠を勝っとるし、2023年は、初めて「調教師リーディング1位」になっとったんや。
ただ、一昨年は、53勝を上げたんやけど、調教師リーディングでは、55勝を上げて1位やった矢作芳人厩舎に2勝の差を付けられた3位やったし、根岸Sと武蔵野Sを勝ったエンペラーワケアと、シルクロードSとスプリンターズSを勝ったルガル以外の馬がイマイチやったこともあって、稼いだ賞金が「14億3402万円」と、2023年を下回ってしもうたんですわ。
もちろん、去年の杉山君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、去年は、ロブチェンでホープフルSを勝つなど、重賞を5勝して、他も入れたら、全部で61勝を上げて、2回目の「調教師リーディング1位」になっとったし、稼いだ賞金が「18億1795万円」と、開業してから一番の数字やったんや。
それに、今年もエエ流れが続いとって、ロブチェンでGIを2勝するなど、先週までに35勝を上げて、「調教師リーディング」では1位になっとるし、稼いだ賞金が「14億4489万円」と、もう去年の8割くらいになっとるんですわ。
もちろん、今の杉山君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
こういった中、今週は、1着賞金が4300万円の小倉記念にジョバンニ、1着賞金が3400万円の函館2歳Sにアルテクィーンなど、3頭を特別レースに登録してきましたんで、ワシが杉山君やったら、どれも気合いを入れて仕上げますな。
主な管理馬:
ロブチェン(2026年ダービーなど)
ルガル(2024年スプリンターズSなど)
ジャスティンパレス(2023年天皇賞・春など)
デアリングタクト(2020年オークスなど)
今週の主な登録馬:
ジョバンニ(小倉記念)
アルテクィーン(函館2歳S)
ウインシャーガス(かもめ島特別・駒場特別)
担当者:調教師情報部 元調教師T
1981年に神奈川県で生まれた杉山晴紀君は、家族や親戚に関係者がおった訳やなくて、親父さんがサラリーマンっちゅう普通の家庭で育ったそうや。
彼が中学生の頃は、JRAの売上げが4兆円を超えとった時代で、競馬に興味がある同級生が何人もおったから、杉山君もレースを見るようになったそうやな。
中学3年生の時、ダンスインザダークが勝った1996年の菊花賞を見て、「競馬の世界で働きたい」って思うようになった杉山君は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、それには体が重過ぎたんで、結局、中学校の終わり頃から調教助手を目指すようになって、実際、そのことを中学校の卒業アルバムに書いとったそうですわ。
でもって彼は、中学校を卒業したら、そのまま牧場で働いて、競馬学校に行くつもりやったけど、ご両親から「高校だけは出ておきなさい」と言われたんで、地元の公立高校に通いながら、毎日、乗馬クラブで練習しとったそうやな。
高校を卒業してから、すぐに「小松温泉牧場」(石川県小松市・現在の小松トレーニングセンター)で研修生として働き始めた杉山君は、競馬学校の厩務員課程に受かった2004年までの4年間をここで過ごしたんですわ。
その頃は、2000年の武蔵野Sなどを勝ったサンフォードシチーや、2002年の産経大阪杯など重賞を3勝したサンライズペガサスとかが調整に来とって、彼も乗っとったそうやな。
競馬学校を出てからの杉山君は、2004年の7月から武宏平厩舎で厩務員をやって、8月から調教助手をやって、2014年の2月に武さんが定年で引退してからは、高橋康之厩舎におったんや。
武厩舎でスリーロールスを担当しとった杉山君は、この馬が2009年の菊花賞を勝ったことがきっかけで、「調教師になりたい」と本気で思うようになって、それからは、調教師になるため、厩舎の仕事をしながら猛勉強して、5回目の挑戦やった2015年の12月に、めでたく試験に受かったんですわ。
この後、杉山君は、厩舎の開業が2年待ちになる予定やったけど、馬に蹴られて大ケガをしてしもうた日吉正和君が勇退することになったんで、日吉厩舎の馬とスタッフを丸々引き継ぐ形で、2016年の10月21日(金)に自分の厩舎を開業しとります。
結局、2016年は開業が遅かったんで、年末までが「3勝・獲得賞金5462万円」っちゅう成績やったけど、2017年は、「18勝・獲得賞金2億7649万円」と、一気に数字を伸ばしとりました。
それから、2023年までの6年間は、
2018年→19勝・獲得賞金4億8159万円
2019年→30勝・獲得賞金5億7709万円
2020年→42勝・獲得賞金11億4271万円
2021年→37勝・獲得賞金8億0939万円
2022年→47勝・獲得賞金11億7224万円
2023年→55勝・獲得賞金15億6006万円
っちゅう形で、2021年以外は賞金が「右肩上がり」になっとって、2020年にはデアリングタクトで牝馬三冠を勝っとるし、2023年は、初めて「調教師リーディング1位」になっとったんや。
ただ、一昨年は、53勝を上げたんやけど、調教師リーディングでは、55勝を上げて1位やった矢作芳人厩舎に2勝の差を付けられた3位やったし、根岸Sと武蔵野Sを勝ったエンペラーワケアと、シルクロードSとスプリンターズSを勝ったルガル以外の馬がイマイチやったこともあって、稼いだ賞金が「14億3402万円」と、2023年を下回ってしもうたんですわ。
もちろん、去年の杉山君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、去年は、ロブチェンでホープフルSを勝つなど、重賞を5勝して、他も入れたら、全部で61勝を上げて、2回目の「調教師リーディング1位」になっとったし、稼いだ賞金が「18億1795万円」と、開業してから一番の数字やったんや。
それに、今年もエエ流れが続いとって、ロブチェンでGIを2勝するなど、先週までに35勝を上げて、「調教師リーディング」では1位になっとるし、稼いだ賞金が「14億4489万円」と、もう去年の8割くらいになっとるんですわ。
もちろん、今の杉山君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
こういった中、今週は、1着賞金が4300万円の小倉記念にジョバンニ、1着賞金が3400万円の函館2歳Sにアルテクィーンなど、3頭を特別レースに登録してきましたんで、ワシが杉山君やったら、どれも気合いを入れて仕上げますな。
2026/07/13
北海道大学の馬術部に入っていたんですよ
武井亮調教師(美浦)
主な管理馬:
ジャナドリア(2025年雲取賞)
アーバンシック(2024年菊花賞など)
シュトラウス(2023年東京スポーツ杯2歳S)
リエノテソーロ(2016年全日本2歳優駿など)
今週の主な登録馬:
ダイメイビッグボス(函館2歳S)
カリーシ(南相馬特別)
ゴーゴータカシ(湯浜特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
武井亮君は、山梨県の駿台甲府高校を卒業した後、1年浪人してから、北海道大学の獣医学部に入学していて、大学では馬術部に入っていました。
ちなみに、4年生の時、彼は馬術部で副将をやっていて、その時の主将は、栗東で厩舎を構えている寺島良君だったんですよ。
大学を卒業してから、武井君は、「ノーザンファーム空港」(住所:北海道苫小牧市字美沢114-2)で騎乗従業員をやって、2007年の7月に競馬学校の厩務員課程に入りました。
その後、武井君は、2008年の1月から、ジャパンCを勝ったエルコンドルパサーなどでお馴染みだった二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で厩務員をやって、この年の4月からは、ドバイワールドCを勝ったウシュバテソーロなどでお馴染みの高木登厩舎で、2011年の1月からは、エプソムCと新潟記念を勝ったトップガンジョーなどでお馴染みだった和田正道厩舎で、それぞれ調教助手をやっていたんですよ。
そして、2013年の12月に調教師の試験に受かって、2014年の3月に厩舎を開業しているように、トレセンで働き始めてから約6年という短い期間で自分の厩舎を構えているのですから、本当に大したものです。
最初の年に、「13勝・獲得賞金1億6827万円」という成績を残していた武井君の厩舎は、その後も、
2015年→20勝・獲得賞金2億2875万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8173万円
2017年→21勝・獲得賞金3億2646万円
という形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねていて、2018年には、22勝を上げて、「4億1224万円」の賞金を稼いでいましたし、2019年には、28勝を上げて、「3億8206万円」の賞金を稼いでいました。
その後の2年間は、
2020年→18勝・獲得賞金2億7819万円
2021年→14勝・獲得賞金2億4768万円
と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどっちも右肩下がりになってしまいましたけど、2022年は、「23勝・獲得賞金3億9582万円」という成績で、2021年を大きく上回って、巻き返しに成功していたんですよ。
それに、2023年もいい流れが続いていて、シュトラウスを使った東京スポーツ杯2歳Sで初めてJRAの重賞を勝つなど、2022年を上回る、「32勝・獲得賞金6億1282万円」という成績を残していましたし、一昨年は、アーバンシックを使った菊花賞で初めてのGI勝ちを飾るなど、28勝を上げていて、稼いだ賞金が「7億4401万円」と、開業してから一番の数字でした。
ただ、去年は勢いが止まっていて、24勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「4億7501万円」と、一昨年を下回ってしまいましたし、今年は、海外で、シュトラウスを使ったアブダビゴールドC(ドバイのリステッド競走)を勝って、60万ドル(約9404万円)の賞金を稼いでいますけど、JRAでは、先週までに8勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「2億2849万円」と、まだ去年の半分にも達していないんですよ。
もちろん、今の武井君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
こういった中、今週は、1着賞金が3400万円の函館2歳Sにダイメイビッグボスなど、賞金の高い特別レースに3頭を登録していますので、私が武井君でしたら、どの馬も全力で仕上げるのは間違いありません。
主な管理馬:
ジャナドリア(2025年雲取賞)
アーバンシック(2024年菊花賞など)
シュトラウス(2023年東京スポーツ杯2歳S)
リエノテソーロ(2016年全日本2歳優駿など)
今週の主な登録馬:
ダイメイビッグボス(函館2歳S)
カリーシ(南相馬特別)
ゴーゴータカシ(湯浜特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
武井亮君は、山梨県の駿台甲府高校を卒業した後、1年浪人してから、北海道大学の獣医学部に入学していて、大学では馬術部に入っていました。
ちなみに、4年生の時、彼は馬術部で副将をやっていて、その時の主将は、栗東で厩舎を構えている寺島良君だったんですよ。
大学を卒業してから、武井君は、「ノーザンファーム空港」(住所:北海道苫小牧市字美沢114-2)で騎乗従業員をやって、2007年の7月に競馬学校の厩務員課程に入りました。
その後、武井君は、2008年の1月から、ジャパンCを勝ったエルコンドルパサーなどでお馴染みだった二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で厩務員をやって、この年の4月からは、ドバイワールドCを勝ったウシュバテソーロなどでお馴染みの高木登厩舎で、2011年の1月からは、エプソムCと新潟記念を勝ったトップガンジョーなどでお馴染みだった和田正道厩舎で、それぞれ調教助手をやっていたんですよ。
そして、2013年の12月に調教師の試験に受かって、2014年の3月に厩舎を開業しているように、トレセンで働き始めてから約6年という短い期間で自分の厩舎を構えているのですから、本当に大したものです。
最初の年に、「13勝・獲得賞金1億6827万円」という成績を残していた武井君の厩舎は、その後も、
2015年→20勝・獲得賞金2億2875万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8173万円
2017年→21勝・獲得賞金3億2646万円
という形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねていて、2018年には、22勝を上げて、「4億1224万円」の賞金を稼いでいましたし、2019年には、28勝を上げて、「3億8206万円」の賞金を稼いでいました。
その後の2年間は、
2020年→18勝・獲得賞金2億7819万円
2021年→14勝・獲得賞金2億4768万円
と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどっちも右肩下がりになってしまいましたけど、2022年は、「23勝・獲得賞金3億9582万円」という成績で、2021年を大きく上回って、巻き返しに成功していたんですよ。
それに、2023年もいい流れが続いていて、シュトラウスを使った東京スポーツ杯2歳Sで初めてJRAの重賞を勝つなど、2022年を上回る、「32勝・獲得賞金6億1282万円」という成績を残していましたし、一昨年は、アーバンシックを使った菊花賞で初めてのGI勝ちを飾るなど、28勝を上げていて、稼いだ賞金が「7億4401万円」と、開業してから一番の数字でした。
ただ、去年は勢いが止まっていて、24勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「4億7501万円」と、一昨年を下回ってしまいましたし、今年は、海外で、シュトラウスを使ったアブダビゴールドC(ドバイのリステッド競走)を勝って、60万ドル(約9404万円)の賞金を稼いでいますけど、JRAでは、先週までに8勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「2億2849万円」と、まだ去年の半分にも達していないんですよ。
もちろん、今の武井君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
こういった中、今週は、1着賞金が3400万円の函館2歳Sにダイメイビッグボスなど、賞金の高い特別レースに3頭を登録していますので、私が武井君でしたら、どの馬も全力で仕上げるのは間違いありません。
2026/07/13
ドウデュースの調教助手と結婚しとるんですわ
前川恭子調教師(栗東)
主な管理馬:
特になし
今週の主な登録馬:
ロンドンガーズ(函館2歳S)
エクストラバック(潮騒特別)
担当者:調教師情報部 元調教師S
1977年に、千葉県印旛郡富里町(現在の富里市)で生まれた前川恭子さんは、実家の周りが牧場だらけっちゅう、馬が身近な環境で育っとって、小学5年生の時に馬術を始めたんですわ。
筑波大学に進学して、もちろん馬術部に入っとった前川さんは、その頃、部費を稼ぐために美浦トレセンの乗馬苑でアルバイトをしとって、就職活動をしとった時にJRAを受けたんやけど、そん時は、競馬のことを全く知らんかったこともあって、残念な結果やったそうやな。
大学を卒業した後の前川さんは、北海道の浦河にある、生産と育成の両方をやっとる「ビクトリーホースランチ」で2年くらい働いてから、2003年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その後は、崎山博樹厩舎と田所秀孝厩舎と坂口智康厩舎で調教助手をやっとりました。
そうそう、前川さんは、元々、「田場」っちゅう名字やったんやけど、ずっと栗東トレセンで調教助手をやっとる前川和也君と結婚しとるんで、今は名字が前川になっとるし、和也君は、角居勝彦厩舎におった頃で言うたら、2008年のオークスを勝ったトールポピーを担当しとったことがよう知られとって、今、所属しとる友道康夫厩舎では、GIを5勝もしたドウデュースを担当しとったことがよう知られとりますな。
元々、調教師になるつもりで競馬学校に入った前川さんは、崎山厩舎におった頃、2008年の京成杯を勝ったウエスタンダンサーを担当しとって、こうやって、手掛けた馬で重賞を勝てたことが、エエ経験になったんやろうし、その後もずっと調教師になるための勉強を続けて、出産で休んどった時期もあったんやけど、5回目の挑戦やった2023年の12月に、めでたく調教師の試験に合格しとりますんで、ホンマに大したもんですわ。
ちなみに、前川さんと同じタイミングで開業した調教師は、秋山真一郎君、浅利英明君、井上智史君、加藤公太君、佐藤悠太君、田中勝春君、柄崎将寿君、東田明士君の8人がいますな。
試験に受かってからは、矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、今、名前を挙げた8人と同じく、去年の3月に厩舎を開業した前川さんは、年末までに7勝を上げて、その他にも、サンライズジパングが有馬記念で5着やったこともあって、稼いだ賞金が「2億3033万円」と、開業1年目にしてはまずまずの数字やったんですわ。
そんで、今年は去年よりも順調で、先週までに10勝を上げて、稼いだ賞金が「1億6237万円」と、もう去年の7割以上になっとるんで、今の前川さんは、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうし、そんな中、今週は、1着賞金が3400万円の函館2歳Sにロンドンガーズ、1着賞金が1580万円の潮騒特別にエクストラバックを登録してきましたんで、どっちも注目しとった方がエエやろうな。
それに、前川さんは、去年の3月に厩舎を開業したばかりっちゅうこともあって、まだ重賞を勝てとらんから、函館2歳Sのロンドンガーズには、「初めての重賞勝ちをこの馬で」っちゅう思いも込められとるんやろ。
主な管理馬:
特になし
今週の主な登録馬:
ロンドンガーズ(函館2歳S)
エクストラバック(潮騒特別)
担当者:調教師情報部 元調教師S
1977年に、千葉県印旛郡富里町(現在の富里市)で生まれた前川恭子さんは、実家の周りが牧場だらけっちゅう、馬が身近な環境で育っとって、小学5年生の時に馬術を始めたんですわ。
筑波大学に進学して、もちろん馬術部に入っとった前川さんは、その頃、部費を稼ぐために美浦トレセンの乗馬苑でアルバイトをしとって、就職活動をしとった時にJRAを受けたんやけど、そん時は、競馬のことを全く知らんかったこともあって、残念な結果やったそうやな。
大学を卒業した後の前川さんは、北海道の浦河にある、生産と育成の両方をやっとる「ビクトリーホースランチ」で2年くらい働いてから、2003年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、その後は、崎山博樹厩舎と田所秀孝厩舎と坂口智康厩舎で調教助手をやっとりました。
そうそう、前川さんは、元々、「田場」っちゅう名字やったんやけど、ずっと栗東トレセンで調教助手をやっとる前川和也君と結婚しとるんで、今は名字が前川になっとるし、和也君は、角居勝彦厩舎におった頃で言うたら、2008年のオークスを勝ったトールポピーを担当しとったことがよう知られとって、今、所属しとる友道康夫厩舎では、GIを5勝もしたドウデュースを担当しとったことがよう知られとりますな。
元々、調教師になるつもりで競馬学校に入った前川さんは、崎山厩舎におった頃、2008年の京成杯を勝ったウエスタンダンサーを担当しとって、こうやって、手掛けた馬で重賞を勝てたことが、エエ経験になったんやろうし、その後もずっと調教師になるための勉強を続けて、出産で休んどった時期もあったんやけど、5回目の挑戦やった2023年の12月に、めでたく調教師の試験に合格しとりますんで、ホンマに大したもんですわ。
ちなみに、前川さんと同じタイミングで開業した調教師は、秋山真一郎君、浅利英明君、井上智史君、加藤公太君、佐藤悠太君、田中勝春君、柄崎将寿君、東田明士君の8人がいますな。
試験に受かってからは、矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、今、名前を挙げた8人と同じく、去年の3月に厩舎を開業した前川さんは、年末までに7勝を上げて、その他にも、サンライズジパングが有馬記念で5着やったこともあって、稼いだ賞金が「2億3033万円」と、開業1年目にしてはまずまずの数字やったんですわ。
そんで、今年は去年よりも順調で、先週までに10勝を上げて、稼いだ賞金が「1億6237万円」と、もう去年の7割以上になっとるんで、今の前川さんは、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうし、そんな中、今週は、1着賞金が3400万円の函館2歳Sにロンドンガーズ、1着賞金が1580万円の潮騒特別にエクストラバックを登録してきましたんで、どっちも注目しとった方がエエやろうな。
それに、前川さんは、去年の3月に厩舎を開業したばかりっちゅうこともあって、まだ重賞を勝てとらんから、函館2歳Sのロンドンガーズには、「初めての重賞勝ちをこの馬で」っちゅう思いも込められとるんやろ。
2026/07/13
馬術でオリンピックを目指しとったんやけど…
池添学調教師(栗東)
主な管理馬:
マッドクール(2024年高松宮記念)
ドゥラエレーデ(2022年ホープフルS)
プラダリア(2022年青葉賞など)
アンドヴァラナウト(2021年ローズS)
今週の主な登録馬:
サフィラ(小倉記念)
トータルクラリティ(小倉記念)
イモージェン(函館2歳S)
担当者:調教師情報部 元調教師H
誰でもよう知っとる通り、池添学君は、親父さんが、同じ栗東に厩舎を構えとって、2023年の2月に定年で引退した池添兼雄君で、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学君は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄君に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、騎手になることを諦めたそうですわ。
けど、誘導馬に乗るとか、厩舎で働くとか、「馬に関わる仕事がしたい」と考えとった学君は、将来の選択肢を広げるために、小学校5年生の頃からやっとった馬術に本腰を入れて、その腕は、馬術の名門、明治大学に推薦で入れるほどになったんや。
学君がおった頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、彼自身、かなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、そこで世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士君と高柳瑞樹君も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、2022年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる池添陽(ひなた)君は、学君の長男で、去年の4月から、競馬学校の騎手課程で馬乗りの技術を教わっとりますな。
大学を卒業してからの学君は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2013年の12月に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
2015年に自分の厩舎を開業した学君は、その年に21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどって、それから一昨年までも、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
2021年→33勝・獲得賞金7億8951万円
2022年→40勝・獲得賞金9億2460万円
2023年→32勝・獲得賞金8億2122万円
2024年→32勝・獲得賞金9億4332万円
っちゅう成績を残しとって、2021年と2023年以外は、ずっと数字が「右肩上がり」やったし、2022年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてのGI勝ちを飾っとったんですわ。
ただ、去年は、サフィラで阪神牝馬Sを勝ったんやけど、他の馬がイマイチやったこともあって、21勝しかできとらんし、稼いだ賞金が「4億8060万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって、学君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、ワールズエンドで京王杯スプリングCを勝つなど、先週までに14勝を上げて、稼いだ賞金が「3億4691万円」と、もう去年の7割以上になっとるんで、今の学君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が4300万円の小倉記念にサフィラとトータルクラリティ、1着賞金が3400万円の函館2歳Sにイモージェンを登録しとるんで、ワシが彼やったら、どれも気合いを入れて仕上げますわ。
主な管理馬:
マッドクール(2024年高松宮記念)
ドゥラエレーデ(2022年ホープフルS)
プラダリア(2022年青葉賞など)
アンドヴァラナウト(2021年ローズS)
今週の主な登録馬:
サフィラ(小倉記念)
トータルクラリティ(小倉記念)
イモージェン(函館2歳S)
担当者:調教師情報部 元調教師H
誰でもよう知っとる通り、池添学君は、親父さんが、同じ栗東に厩舎を構えとって、2023年の2月に定年で引退した池添兼雄君で、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学君は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄君に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、騎手になることを諦めたそうですわ。
けど、誘導馬に乗るとか、厩舎で働くとか、「馬に関わる仕事がしたい」と考えとった学君は、将来の選択肢を広げるために、小学校5年生の頃からやっとった馬術に本腰を入れて、その腕は、馬術の名門、明治大学に推薦で入れるほどになったんや。
学君がおった頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、彼自身、かなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、そこで世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士君と高柳瑞樹君も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、2022年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる池添陽(ひなた)君は、学君の長男で、去年の4月から、競馬学校の騎手課程で馬乗りの技術を教わっとりますな。
大学を卒業してからの学君は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2013年の12月に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
2015年に自分の厩舎を開業した学君は、その年に21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどって、それから一昨年までも、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
2021年→33勝・獲得賞金7億8951万円
2022年→40勝・獲得賞金9億2460万円
2023年→32勝・獲得賞金8億2122万円
2024年→32勝・獲得賞金9億4332万円
っちゅう成績を残しとって、2021年と2023年以外は、ずっと数字が「右肩上がり」やったし、2022年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてのGI勝ちを飾っとったんですわ。
ただ、去年は、サフィラで阪神牝馬Sを勝ったんやけど、他の馬がイマイチやったこともあって、21勝しかできとらんし、稼いだ賞金が「4億8060万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって、学君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、ワールズエンドで京王杯スプリングCを勝つなど、先週までに14勝を上げて、稼いだ賞金が「3億4691万円」と、もう去年の7割以上になっとるんで、今の学君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が4300万円の小倉記念にサフィラとトータルクラリティ、1着賞金が3400万円の函館2歳Sにイモージェンを登録しとるんで、ワシが彼やったら、どれも気合いを入れて仕上げますわ。
