「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2018/08/13
「悪い流れを変えたい」と考えとる筈ですわ
鮫島一歩調教師(栗東)

主な管理馬:
モズカッチャン(2017年エリザベス女王杯など)
タツゴウゲキ(2017年新潟記念など)
ソルヴェイグ(2016年フィリーズレビューなど)
リトルゲルダ(2014年セントウルSなど)

今週の主な登録馬:
プラチナヴォイス(阿賀野川特別)
モズカッチャン(札幌記念)
グレイトチャーター(北九州記念)
ハニージェイド(岩室温泉特別)
マリエラ(岩室温泉特別)
ギャツビー(新発田城特別・出雲崎特別・英彦山特別)
デクレアラー(新発田城特別・出雲崎特別・英彦山特別)
シンデレラメイク(小樽特別・石狩特別)

担当者:調教師情報部 元調教師S

皆さんもよう知っとると思いますけど、鮫島一歩君は、鹿児島南高校の馬術部に入っとって、そん時に教わっとった先生は、鹿児島市で「上村乗馬苑」を経営しとって、「トシ」の冠名でお馴染みやった、故・上村叶(かみむら・かなえ)オーナーやったそうですわ。
鮫島君は、元々、ブラジルで酪農に関わる仕事がしたかったそうで、高校を卒業してから、北海道の江別市にある酪農学園大学の酪農科に入ったんやけど、やっぱり馬に乗りたくなって、大学でも馬術部に入ったんや。
大学を卒業した後は、1979年の4月から1999年の2月まで増本豊厩舎の調教助手をやって、1999年の3月に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しとりますな。
初めの年は10勝止まりやったけど、次の年からは毎年のように20勝以上を記録しとるし、シルクフェイマスを使った2004年の日経新春杯で初めて重賞を勝つと、その後も、リトルゲルダを使った2014年のセントウルSや、ソルヴェイグを使った一昨年のフィリーズレビューとかを勝って、去年は、モズカッチャンを使ったエリザベス女王杯で、初めてのGI勝ちを飾っとったし、今までに24回も重賞を勝っとるんや。
こういう風にエエ成績を残せとるんは、増本厩舎で調教助手をやっとった頃に、京都記念と阪神大賞典を勝ったダイナカーペンターとか、高松宮記念など、重賞を4つも勝ったマサラッキとか、走る馬を間近で見とった経験をキッチリ活かせとるからなんやろ。
2006年の鮫島君は、開業してから一番多い「41勝」(獲得賞金は6億3437万円)を上げて、「優秀調教師賞」をもらっとりましたし、2008年には、「38勝」を上げて「7億4475万円」の賞金を稼いどって、その後も、
2013年→30勝・獲得賞金5億8768万円
2014年→29勝・獲得賞金6億3598万円
と、安定してエエ成績を残しとったんや。
そんで、2015年は「17勝・獲得賞金3億6091万円」と、勝ち星と賞金が大きく減ってしもうたんやけど、一昨年は、「24勝・獲得賞金5億8640万円」っちゅう形で、すぐに巻き返しとったし、去年は、さっき書いた通りで、モズカッチャンを使ったエリザベス女王杯で初めてGIを勝つなど、29勝を上げて、今までで一番多い「7億6764万円」の賞金を稼いだんやから、鮫島君はホンマに嬉しかったんやろうな。
せやけど、今年に入ってから先週までは、「15勝・獲得賞金2億5612万円」っちゅう成績で、去年のペースを大きく下回っとるんやから、今の彼は、「賞金の高い特別レースを勝って悪い流れを変えたい」と考えとる筈ですわ。
そんな中、鮫島君の厩舎は今週、
1着賞金1500万円の→阿賀野川特別→プラチナヴォイス
1着賞金7000万円の札幌記念→モズカッチャン
1着賞金3900万円の北九州記念→グレイトチャーター
とか、全部で8頭を登録しとるんで、実際に彼がどう仕上げてくるんか、これからの動きを、最後の最後までキッチリ確認せなアカンやろ。


2018/08/13
去年のペースを大きく下回っていますから
藤沢和雄調教師(美浦)

主な管理馬:
ソウルスターリング(2017年オークスなど)
レイデオロ(2017年ダービーなど)
ゼンノロブロイ(2004年ジャパンCなど)
シンボリクリスエス(2002年有馬記念など)

今週の主な登録馬:
ゴーフォザサミット(札幌記念)
ウェストブルック(新発田城特別)
クラヴィスオレア(クローバー賞)

担当者:調教師情報部 山田要一

皆さんもよく知っていると思いますけど、藤沢和雄君の実家は、1978年の天皇賞・秋を勝ったテンメイと、2010年の共同通信杯を勝ったハンソデバンドで有名な、苫小牧市の樽前にある「藤沢武雄牧場」でして、彼は大学を出てから、お父さんの武雄さんの友達だった田中良熊さんがやっていた、登別にある「青藍牧場」の手伝いをしていた時に、「自分も競馬に関わる仕事をする」と決めたそうです。
それから藤沢君は、ニューマーケット(イギリス)のギャビン・プリチャード・ゴードン厩舎で、4年くらい厩務員をやって、日本に戻って来てからは、1977年から、菊池一雄厩舎(皐月賞とダービーを勝ったカツトップエースなどを管理)の調教助手をやって、1982年から、佐藤勝美厩舎(札幌記念を勝ったサンエイサンキューなどを管理)の調教助手をやっていましたね。
そして、1983年からは、3冠馬シンボリルドルフなどを育てた野平祐二厩舎で調教助手をやって経験を積んで、1987年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しています。
ちなみに、彼が開業した1988年は、ブルーメルセデスがテレビ東京賞3歳牝馬S(今のフェアリーS)で2着に入ってくれて、リアルオージャもセイユウ記念で2着に入ってくれましたし、他の馬も頑張ってくれて、私の厩舎が23勝を上げた年でした。
調教師になってからの藤沢君の活躍は、皆さんもよく知っている通りで、タイキシャトルを使った1998年の安田記念とマイルCS、シンボリクリスエスを使った2002年と2003年の有馬記念、ダンスインザムードを使った2006年のヴィクトリアマイル、サトノアレスを使った一昨年の朝日杯FS、ソウルスターリングを使った去年のオークス、レイデオロを使った去年のダービーなど、今までに、GIの26勝を含めて重賞を107勝もしています。
それに、勝ち星そのものも多くて、開業してから去年まで、1年あたり46勝もしていますし、先週までに、現役で1番の「通算1410勝」という素晴らしい成績を残していて、2番目に勝ち星が多いのは、栗東の山内研二君の「842勝」ですから、どれだけたくさん勝っているのかがよく分かりますね。
賞金も、1995年から2006年までの12年間は、ずっと10億円の大台に乗せていましたし、ゼンノロブロイで天皇賞・秋とジャパンCと有馬記念などを勝った2004年には、60勝を上げて、今までで一番の「23億1700万円」という数字を残しました。
ただ、それからは一度も2004年の数字を超えられなくて、2015年は、「32勝・獲得賞金7億9156万円」と、40勝を下回っていましたし、賞金も、4年振りに8億円を下回ってしまいましたから、一昨年の藤沢君は、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際に、一昨年、彼の厩舎は、サトノアレスを使った朝日杯FS、ソウルスターリングを使った阪神ジュベナイルFなど、重賞を5つ勝って、「51勝・獲得賞金10億9272万円」という数字を残していましたし、去年は、ソウルスターリングでオークス、レイデオロでダービーを勝つなど、「44勝・獲得賞金14億2548万円」という成績を残しました。
ただ、今年は先週までで「29勝・獲得賞金6億1842万円」と、去年の同時期(8月2週目まで)の「20勝・獲得賞金7億7343万円」と比べて、勝ち星は9つ上回っているものの、賞金は「1億5501万円」も下回っていますから、きっと今は、「賞金の高い特別レースを多く勝ちたい」と考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金が7000万円の札幌記念にゴーフォザサミット、1050万円の新発田城特別にウェストブルック、1600万円のクローバー賞にクラヴィスオレアと、特別レースに全部で3頭を登録していますので、どの馬も全力で仕上げてくると私は見ています。


2018/08/13
「勝ち鞍と賞金のどっちも1位になりたい」と考えとる筈やけど
音無秀孝調教師(栗東)

主な管理馬:
ミッキーロケット(2018年宝塚記念など)
ミッキーアイル(2016年マイルCSなど)
カンパニー(2009年天皇賞・秋など)
オウケンブルースリ(2008年菊花賞など)

今週の主な登録馬:
スティッフェリオ(札幌記念)
アサクサゲンキ(北九州記念)
アードラー(NST賞)
イイコトズクシ(小郡特別)
イイコトバカリ(英彦山特別)

担当者:調教師情報部 元調教師I

皆さんも知っとる通り、音無秀孝君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに彼は、小さい頃にコックを目指してとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したそうや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの息子さんの田中章博(のりひろ)厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無君は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと一昨年のマイルCS、ミッキーロケットを使った今年の宝塚記念を勝つとか、今までにGIを9勝、それを入れて65回も重賞を勝っとるんや。
そんで音無君は、2004年に48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼ぐと、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりましたな。
特に、2009年は「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を育てる方が向いとるんでしょうな。
そんで、2011年から2015年までは、勝ち星も賞金のどっちも2010年の数字を超えられなかったんやけど、去年までの2年間は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
と、立て続けにエエ成績を残しとったんですわ。
けど、去年は、リーディングの順位が、63勝で1位やった池江泰寿厩舎とは「16勝」の差で6位やったし、賞金も、「18億4737万円」を稼いどった池江厩舎に「6億1967万円」の差を付けられて6位やったんや。
せやから、音無君は、「今年こそ勝ち鞍と賞金のどっちも1位になりたい」と考えとるんでしょうな。
ただ、今年に入ってから先週までは、「8億4927万円」と、去年よりエエペースで賞金を稼いどるんやけど、勝ち星は「26勝」と、まだ去年の半分ほどなんや。
それに、先週までで「リーディング1位」になっとる藤原英昭厩舎(44勝・獲得賞金11億8647万円)に、勝ち星は「18」の差を付けられとるし、賞金は「3億3720万円」の差を付けられとるんやから、きっと、今の音無君は、「たくさん勝って差を詰めたい」と思っとる筈ですわ。
そんな中、今週は、1着賞金が7000万円の札幌記念にスティッフェリオ、3900万円の北九州記念にアサクサゲンキ、2200万円のNST賞にアードラー、1050万円の小郡特別にイイコトズクシ、1050万円の英彦山特別にイイコトバカリと、特別レースに5頭を登録してきたんで、「もっと稼がなアカン」と考えて、どの馬もメイチに仕上げてくる筈やで。


2018/08/13
取りこぼしとるレースが多いんで
森田直行調教師(栗東)

主な管理馬:
ダイメイプリンセス(2018年アイビスSD)
キョウエイアシュラ(2014年オーバルスプリント)

今週の主な登録馬:
ダイメイプリンセス(北九州記念)
ラブカンプー(北九州記念)
キョウエイアシュラ(NST賞)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

皆さんもよう知っとると思いますけど、森田直行君の親父さんは、名古屋競馬で乗り役をやってから、1972年の天皇賞・秋を勝ったヤマニンウエーブなどでお馴染みの中村覚之助厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
そんで、小さい頃から競馬が身近だった森田君は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、身長が伸び過ぎたんで諦めて、普通に会社員として働いとったんや。
せやけど、親父さんが腰痛で調教助手を辞めることになって、そん時に「お前だけでも競馬に関わってくれないか」と頼まれたんで、23歳の時に競馬学校に入って、1985年に長浜彦三郎厩舎で厩務員になっとります。
その後は、1988年から長浜博之厩舎、1989年から福島信晴厩舎、2007年から松田博資厩舎と、4つの厩舎で経験を積んでから、2012年に、JRAでは初めて、現役の厩務員として調教師の試験に受かったんですわ。
調教師を目指す場合、厩務員から調教助手になって、それから試験を受けるのが普通やけど、体重が70キロ近くある森田君は、調教師から「馬に負担が掛かるので乗らないで欲しい」と言われたことがあったそうで、調教に乗らんでええ厩務員のまま、調教師を目指すことにしたんや。
それから森田君は、厩務員として、朝から晩まで馬の世話をしながら、毎日1~2時間くらいしか寝ないで調教師試験の勉強を続けて、11度目の挑戦やった2012年にようやく受かったんですわ。
そんで、試験に受かった後は、2014年の3月に厩舎を開業するまで、技術調教師として、昔から仲が良かった矢作芳人君の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方とか、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとったんや。
開業してからの森田君は、最初の年が「4勝・獲得賞金9294万円」っちゅう成績やったけど、キョウエイアシュラを使った交流重賞のオーバルスプリントで、初めて重賞を勝っとったし、その後は、
2015年→8勝・獲得賞金1億4576万円
2016年→8勝・獲得賞金1億9788万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3869万円
と、順調に数字を伸ばしとります。
そんで、今年に入ってからもその勢いは続いとって、ダイメイプリンセスを使ったアイビスSDで、初めてJRAの重賞を勝っとって、「17勝・獲得賞金3億8131万円」っちゅう成績で、もう去年の賞金を上回っとるんやけど、ワシは、彼がこの数字に満足せんで、これからも全力で勝ちにくると見とるんや。
っちゅうのも、森田君の厩舎は、今年、2着が24回、3着が16回と、取りこぼしとるレースが多いんやから、「キッチリ勝たなアカン」と考えとる筈なんで。
そんな中、今週は、1着賞金が3900万円の北九州記念にダイメイプリンセスとラブカンプー、2200万円のNST賞にキョウエイアシュラと、賞金の高い特別レースに全部で3頭を登録しとるんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。