下のグラフは、一口馬主クラブの「社台レースホース」が昨年に記録した成績を月別に示したものであり、この内容から、昨年の１１月は、前後の月と比較して、成績が伸び悩んでいたことが明確に読み取れる。

当然、現在はクラブの関係者全員が、

「昨年と同じ失敗を繰り返したくない」

という思惑を抱いている筈であり、今週の特別レースに登録している、

ボルドグフーシュ（アルゼンチン共和国杯）
ミステリーウェイ（アルゼンチン共和国杯）
バンデルオーラ（みちのくＳ）
マルディランダ（みちのくＳ）
クロックフォード（神奈川新聞杯）
カペルブリュッケ（河北新報杯）
ラセーヌシュメール（飯坂温泉特別）
アンティミスト（オキザリス賞）
サングラデーション（三春駒特別）
サイレントグルーヴ（二本松特別・三春駒特別）
ハーエクセレンシー（二本松特別・三春駒特別）

の１１頭に関しては、

「人気の有無に関わらず、クラブの思惑を背負って激走する可能性が十分にある」

と認識しておくべきだろう。