注目馬主
2025/11/10
タイトルホルダーなどの種牡馬を繫養しているんですよ
LEX・PRO
本業: 個人馬主を対象とした共有システム
今週の主な登録馬:
パラディレーヌ(エリザベス女王杯)
ユスティニアン(フルーツラインC)
シェイクユアハート(アンドロメダS)
トゥルーサクセサー(土湯温泉特別)
担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーが務めています。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、1984年に、今の名前になりました。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」です。
それに「LEX」は、タイトルホルダーやオメガパフュームなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売などを手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、去年の宝塚記念を勝ったブローザホーンのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、吉田照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
「LEX・PRO」は、「2024年度販売馬」(現2歳世代)について、全部で44頭のラインナップを発表していて、私が確認したところ、もう満口になっているのは30頭で、「販売終了」となった5頭を除く残りの9頭は、まだ出資の申し込みを受け付けています。
もちろん、今は関係者全員が、「残りの9頭が少しでも早く満口になるように、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週は、1着賞金が1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のエリザベス女王杯にパラディレーヌ、1着賞金が1840万円(同1472万円)のフルーツラインCにユスティニアンなど、特別レースに4頭を登録していますので、私が「LEX・PRO」の関係者でしたら、それぞれの厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いするでしょうね。
本業: 個人馬主を対象とした共有システム
今週の主な登録馬:
パラディレーヌ(エリザベス女王杯)
ユスティニアン(フルーツラインC)
シェイクユアハート(アンドロメダS)
トゥルーサクセサー(土湯温泉特別)
担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA
1987年にできた「株式会社LEX」は、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸氏(故人)の弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーが務めています。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男(しげお)牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、1984年に、今の名前になりました。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」です。
それに「LEX」は、タイトルホルダーやオメガパフュームなどの種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営を手掛けていて、その他にも、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売などを手掛けています。
「LEX・PRO」の募集馬は、去年の宝塚記念を勝ったブローザホーンのように、「LEX」の代表を務めている岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、2017年のフェブラリーSとチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの名義で走ることがありますし、2016年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、吉田照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあるんですよ。
「LEX・PRO」は、「2024年度販売馬」(現2歳世代)について、全部で44頭のラインナップを発表していて、私が確認したところ、もう満口になっているのは30頭で、「販売終了」となった5頭を除く残りの9頭は、まだ出資の申し込みを受け付けています。
もちろん、今は関係者全員が、「残りの9頭が少しでも早く満口になるように、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週は、1着賞金が1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のエリザベス女王杯にパラディレーヌ、1着賞金が1840万円(同1472万円)のフルーツラインCにユスティニアンなど、特別レースに4頭を登録していますので、私が「LEX・PRO」の関係者でしたら、それぞれの厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いするでしょうね。
2025/11/10
お父様はマンハッタンカフェを所有しておりました
西川光一氏
本業: パーク24株式会社 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ルクソールカフェ(武蔵野S)
担当者:馬主情報部 馬主Y
皆様もよくご存知の通り、西川光一オーナーの本業は、「JR五反田駅」から徒歩3分ほどの場所に本社ビルを構え、コインパーキング・「タイムズ24」の運営などを手掛けている、「パーク24株式会社」の代表取締役社長です。
1971年、東京都品川区の西五反田に於いて、「株式会社ニシカワ商会」として創業された同社は、当初、「駐車禁止」の看板を製造・販売する「とめさせないビジネス」を手掛けておりました。
その翌年、自動車の車体中央にフラップ板がせり上がる「パークロック」の販売代理店契約を「日本信号株式会社」と締結し、病院などに納入したことが契機となって、「とめさせるビジネス」に転換し、その後は、
1985年→駐車場の保守・運営管理部門を「パーク24株式会社」として設立
1991年→時間貸駐車場・「タイムズ」の1号物件・「タイムズ上野」をオープン
2000年→東証一部に上場を果たす
2006年→韓国に合弁会社の「GSPark24Co.,Ltd.」を設立、台湾に「台北支店」を開設
2009年→株式会社マツダレンタカーの株式を取得
2015年→関連会社として「タイムズイノベーションキャピタル株式会社」を設立
2017年→オセアニア・アジアを中心に駐車場事業を展開するSecureParking社の株式を取得
といった形で事業を拡大しており、現在は、関連会社を含めた連結の従業員数が約5000名に達しております。
また、同社にとって「業務の柱」である「駐車場の運営台数」と「連結売上高」は、昨年までの5年間、
2020年10月期→59万2225台・売上高2689億0400万円
2021年10月期→56万2077台・売上高2511億0200万円
2022年10月期→55万2042台・売上高2902億5300万円
2023年10月期→57万6262台・売上高3301億2300万円
2024年10月期→63万3208台・売上高3709億1300万円
となっておりますので、「パーク24株式会社」の代表取締役社長を務めている西川オーナーのことは、非常に多くの方が、「優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、西川オーナーのお父様は、「パーク24」の先代社長であり、JRAの馬主としては、2000年のNHKマイルCなどを制したイーグルカフェや、2001年の菊花賞と有馬記念などを制したマンハッタンカフェなどを所有していた西川清氏(故人)です。
お父様に続いて、西川オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、私が確認したところ、2003年のことであり、それから現在までに100頭近くを所有しており、その内、過去の代表的な存在と言えば、2010年のラジオNIKKEI賞を制したアロマカフェや、2015年の阪神牝馬Sを制したカフェブリリアントや、2021年と2022年のフェブラリーSなどを制したカフェファラオといった名前が挙げられるでしょう。
2006年の西川オーナーは、オープン特別を2勝したカフェオリンポスの活躍などにより、7勝を上げ、「1億5944万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は獲得賞金が伸び悩んでおりましたが、先述したカフェファラオの活躍などにより、2020年からの3年間は、
2020年→7勝・獲得賞金1億4662万円
2021年→6勝・獲得賞金1億6085万円
2022年→3勝・獲得賞金1億7051万円
という「右肩上がり」の成績を記録しており、特に2022年は、キャリアハイの獲得賞金となっております。
ただ、一昨年は、重賞を勝てなかったことなどから、「3勝・獲得賞金4263万円」と、2022年を大きく下回っており、昨年も状況が改善した訳ではなく、「5勝・獲得賞金7626万円」という物足りない成績に留まっておりました。
当然、今年を迎えるにあたって、西川オーナーは巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、メモリアルカフェで地方交流重賞の関東オークスを制し、「3500万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、先週までに過去最多となる13勝を上げ、獲得賞金が「1億6776万円」と、既に昨年を大きく上回っておりますので、現在の西川オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)の武蔵野Sにルクソールカフェを登録してきましたので、私が西川オーナーであれば、同馬を預けている堀先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: パーク24株式会社 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ルクソールカフェ(武蔵野S)
担当者:馬主情報部 馬主Y
皆様もよくご存知の通り、西川光一オーナーの本業は、「JR五反田駅」から徒歩3分ほどの場所に本社ビルを構え、コインパーキング・「タイムズ24」の運営などを手掛けている、「パーク24株式会社」の代表取締役社長です。
1971年、東京都品川区の西五反田に於いて、「株式会社ニシカワ商会」として創業された同社は、当初、「駐車禁止」の看板を製造・販売する「とめさせないビジネス」を手掛けておりました。
その翌年、自動車の車体中央にフラップ板がせり上がる「パークロック」の販売代理店契約を「日本信号株式会社」と締結し、病院などに納入したことが契機となって、「とめさせるビジネス」に転換し、その後は、
1985年→駐車場の保守・運営管理部門を「パーク24株式会社」として設立
1991年→時間貸駐車場・「タイムズ」の1号物件・「タイムズ上野」をオープン
2000年→東証一部に上場を果たす
2006年→韓国に合弁会社の「GSPark24Co.,Ltd.」を設立、台湾に「台北支店」を開設
2009年→株式会社マツダレンタカーの株式を取得
2015年→関連会社として「タイムズイノベーションキャピタル株式会社」を設立
2017年→オセアニア・アジアを中心に駐車場事業を展開するSecureParking社の株式を取得
といった形で事業を拡大しており、現在は、関連会社を含めた連結の従業員数が約5000名に達しております。
また、同社にとって「業務の柱」である「駐車場の運営台数」と「連結売上高」は、昨年までの5年間、
2020年10月期→59万2225台・売上高2689億0400万円
2021年10月期→56万2077台・売上高2511億0200万円
2022年10月期→55万2042台・売上高2902億5300万円
2023年10月期→57万6262台・売上高3301億2300万円
2024年10月期→63万3208台・売上高3709億1300万円
となっておりますので、「パーク24株式会社」の代表取締役社長を務めている西川オーナーのことは、非常に多くの方が、「優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、西川オーナーのお父様は、「パーク24」の先代社長であり、JRAの馬主としては、2000年のNHKマイルCなどを制したイーグルカフェや、2001年の菊花賞と有馬記念などを制したマンハッタンカフェなどを所有していた西川清氏(故人)です。
お父様に続いて、西川オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、私が確認したところ、2003年のことであり、それから現在までに100頭近くを所有しており、その内、過去の代表的な存在と言えば、2010年のラジオNIKKEI賞を制したアロマカフェや、2015年の阪神牝馬Sを制したカフェブリリアントや、2021年と2022年のフェブラリーSなどを制したカフェファラオといった名前が挙げられるでしょう。
2006年の西川オーナーは、オープン特別を2勝したカフェオリンポスの活躍などにより、7勝を上げ、「1億5944万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は獲得賞金が伸び悩んでおりましたが、先述したカフェファラオの活躍などにより、2020年からの3年間は、
2020年→7勝・獲得賞金1億4662万円
2021年→6勝・獲得賞金1億6085万円
2022年→3勝・獲得賞金1億7051万円
という「右肩上がり」の成績を記録しており、特に2022年は、キャリアハイの獲得賞金となっております。
ただ、一昨年は、重賞を勝てなかったことなどから、「3勝・獲得賞金4263万円」と、2022年を大きく下回っており、昨年も状況が改善した訳ではなく、「5勝・獲得賞金7626万円」という物足りない成績に留まっておりました。
当然、今年を迎えるにあたって、西川オーナーは巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、メモリアルカフェで地方交流重賞の関東オークスを制し、「3500万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、先週までに過去最多となる13勝を上げ、獲得賞金が「1億6776万円」と、既に昨年を大きく上回っておりますので、現在の西川オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)の武蔵野Sにルクソールカフェを登録してきましたので、私が西川オーナーであれば、同馬を預けている堀先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
2025/11/10
2002年には経済産業省の中間報告に…
草間庸文(つねふみ)氏
本業: 株式会社アサックス 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
オーロラエックス(エリザベス女王杯)
バランスダンサー(西郷特別)
ダークマルス(黄菊賞)
担当者:馬主情報部 馬主N
草間庸文(つねふみ)オーナーは、東京都渋谷区広尾に本社を構え、不動産担保ローンを取り扱っている、「株式会社アサックス」の代表取締役社長を長年に渡って務めておりましたが、2020年の6月に社長の座を退き、その後は代表権のある会長を務めております。
1969年7月に長野県で設立された同社は、1995年5月に大宮支店を設立し、同年10月には、東京都中央区銀座に本社を移転し、本格的に首都圏への進出を始めました。
また、同社は、ミドルリスク・ミドルリターンのビジネスモデルを堅実に実践している会社として、2002年7月には、経済産業省の産業構造審議会・産業金融部会の中間報告に取り上げられております。
現在の場所に本社を移したのは2005年のことでして、2008年3月には東証1部上場を果たし、現在では、首都圏に計6店舗を展開しており、過去3年の業績は、
2023年3月期→売上高61億8084万円・経営利益42億9781万円
2024年3月期→売上高67億5482万円・経営利益50億6166万円
2025年3月期→売上高75億1993万円・経営利益51億7406万円
と記せば分かる通り、50億円以上の売上高をキープしておりますので、草間オーナーの経営手腕は誰もが認めるところでしょう。
そして馬主としての草間オーナーは、私が確認したところ、1996年からJRAで馬を走らせておりますので、キャリアが30年近くに及んでいるベテランであり、これまでに50頭ほどを所有しております。
2007年の草間オーナーは、ワイルドワンダーでアンタレスSとプロキオンSを制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「2億3400万円」という過去最高の数字を記録しており、翌年も、同馬で根岸Sを制するなど、「7勝・獲得賞金2億1691万円」という、前年と同水準の成績を残しておりました。
その後、しばらくの間は獲得賞金が伸び悩んでおりましたが、2021年は8勝を上げ、「1億7008万円」の賞金を獲得しており、更に2022年は、前年を下回る5勝に留まったものの、イルーシヴパンサーを出走させた東京新聞杯で14年振りの重賞勝ちを飾るなど、「1億6137万円」という2021年と同水準の賞金を獲得しております。
そして一昨年は、イルーシヴパンサーで京都金杯を制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「1億6453万円」と、僅かとは言え2022年の数字を上回っており、昨年は、エンペラーワケアで根岸Sを制するなど、過去最多となる9勝を上げ、獲得賞金が「1億9660万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
ただ、今年は状況が一変しており、先週までに7勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「1億4201万円」と、昨年の同時期(11月10日【日】まで)の「1億8092万円」を下回っておりますので、現在のオーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、草間オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、7月14日(月)~15日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、3頭の落札に2億0680万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、草間オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のエリザベス女王杯にオーロラエックスなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が草間オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。
また、草間オーナーは、先述した通り、重賞を制しておりますが、まだGIを勝てておりませんので、エリザベス女王杯のオーロラエックスには、「この馬で初のGI制覇を」という思いも込められていると私は見ております。
本業: 株式会社アサックス 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
オーロラエックス(エリザベス女王杯)
バランスダンサー(西郷特別)
ダークマルス(黄菊賞)
担当者:馬主情報部 馬主N
草間庸文(つねふみ)オーナーは、東京都渋谷区広尾に本社を構え、不動産担保ローンを取り扱っている、「株式会社アサックス」の代表取締役社長を長年に渡って務めておりましたが、2020年の6月に社長の座を退き、その後は代表権のある会長を務めております。
1969年7月に長野県で設立された同社は、1995年5月に大宮支店を設立し、同年10月には、東京都中央区銀座に本社を移転し、本格的に首都圏への進出を始めました。
また、同社は、ミドルリスク・ミドルリターンのビジネスモデルを堅実に実践している会社として、2002年7月には、経済産業省の産業構造審議会・産業金融部会の中間報告に取り上げられております。
現在の場所に本社を移したのは2005年のことでして、2008年3月には東証1部上場を果たし、現在では、首都圏に計6店舗を展開しており、過去3年の業績は、
2023年3月期→売上高61億8084万円・経営利益42億9781万円
2024年3月期→売上高67億5482万円・経営利益50億6166万円
2025年3月期→売上高75億1993万円・経営利益51億7406万円
と記せば分かる通り、50億円以上の売上高をキープしておりますので、草間オーナーの経営手腕は誰もが認めるところでしょう。
そして馬主としての草間オーナーは、私が確認したところ、1996年からJRAで馬を走らせておりますので、キャリアが30年近くに及んでいるベテランであり、これまでに50頭ほどを所有しております。
2007年の草間オーナーは、ワイルドワンダーでアンタレスSとプロキオンSを制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「2億3400万円」という過去最高の数字を記録しており、翌年も、同馬で根岸Sを制するなど、「7勝・獲得賞金2億1691万円」という、前年と同水準の成績を残しておりました。
その後、しばらくの間は獲得賞金が伸び悩んでおりましたが、2021年は8勝を上げ、「1億7008万円」の賞金を獲得しており、更に2022年は、前年を下回る5勝に留まったものの、イルーシヴパンサーを出走させた東京新聞杯で14年振りの重賞勝ちを飾るなど、「1億6137万円」という2021年と同水準の賞金を獲得しております。
そして一昨年は、イルーシヴパンサーで京都金杯を制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「1億6453万円」と、僅かとは言え2022年の数字を上回っており、昨年は、エンペラーワケアで根岸Sを制するなど、過去最多となる9勝を上げ、獲得賞金が「1億9660万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
ただ、今年は状況が一変しており、先週までに7勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「1億4201万円」と、昨年の同時期(11月10日【日】まで)の「1億8092万円」を下回っておりますので、現在のオーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、草間オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、7月14日(月)~15日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、3頭の落札に2億0680万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、草間オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のエリザベス女王杯にオーロラエックスなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が草間オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。
また、草間オーナーは、先述した通り、重賞を制しておりますが、まだGIを勝てておりませんので、エリザベス女王杯のオーロラエックスには、「この馬で初のGI制覇を」という思いも込められていると私は見ております。
2025/11/10
国内最大級の冷凍冷蔵倉庫を有しております
松岡隆雄氏
本業: 株式会社松岡 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
サンライズフレイム(武蔵野S)
サンライズホーク(武蔵野S)
サンライズアリオン(福島民友C)
サンライズグルーヴ(天橋立S)
担当者:馬主情報部 馬主J
松岡隆雄オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、中国など、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、2021年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、一昨年の4月には、「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)の稼働を開始しました。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京、神奈川、大阪、福岡と、4つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2025年1月期の年間売上高は、「617億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、私が確認したところ、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
そして、2022年までの3年間は、
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5392万円
2022年→21勝・獲得賞金4億2452万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりましたが、一昨年は、「29勝・5億8456万円」という成績を残し、勝利数と獲得賞金のどちらも2022年を上回り、巻き返しに成功しております。
また、昨年は、地方交流重賞のかきつばた記念をサンライズホークで、不来方賞をサンライズジパングで制し、この2レースで6800万円の賞金を獲得していた上、JRAでは、サンライズジパングでみやこSを制するなど、25勝を上げ、獲得賞金が「5億8882万円」と、一昨年を上回っておりました。
更に、今年も好調が続いており、地方交流重賞の名古屋グランプリをサンライズジパングで制し、4000万円の賞金を獲得しており、JRAでは、サンライズアースで阪神大賞典を制するなど、先週までに19勝を上げ、その他にも、サンライズジパングがプロキオンSとフェブラリーSで2着に入線したことなどから、獲得賞金が「5億5775万円」と、既に昨年を上回るのは時間の問題となっております。
(※注釈:2021年以降は、「株式会社松岡」の関連会社である「株式会社ライフハウス」の成績も含めて記載)
当然、現在の松岡オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、松岡オーナーは、自身の名義と「株式会社サンライズ」の名義で「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、
■5月20日(火)の「HBAトレーニングセール」
2頭を9350万円で落札
■5月26日(月)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5390万円で落札
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
8頭を5億9510万円で落札
と、11頭の落札に総額7億4250万円を投じております(落札価格は全て税込表記)。
当然、現在の松岡オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)の武蔵野Sにサンライズフレイムとサンライズホーク、1着賞金2400万円(同1920万円)の福島民友Cにサンライズアリオンなど、4頭を特別レースに登録してきましたので、私が松岡オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
本業: 株式会社松岡 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
サンライズフレイム(武蔵野S)
サンライズホーク(武蔵野S)
サンライズアリオン(福島民友C)
サンライズグルーヴ(天橋立S)
担当者:馬主情報部 馬主J
松岡隆雄オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、中国など、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、2021年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、一昨年の4月には、「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)の稼働を開始しました。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京、神奈川、大阪、福岡と、4つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2025年1月期の年間売上高は、「617億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、私が確認したところ、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
そして、2022年までの3年間は、
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5392万円
2022年→21勝・獲得賞金4億2452万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりましたが、一昨年は、「29勝・5億8456万円」という成績を残し、勝利数と獲得賞金のどちらも2022年を上回り、巻き返しに成功しております。
また、昨年は、地方交流重賞のかきつばた記念をサンライズホークで、不来方賞をサンライズジパングで制し、この2レースで6800万円の賞金を獲得していた上、JRAでは、サンライズジパングでみやこSを制するなど、25勝を上げ、獲得賞金が「5億8882万円」と、一昨年を上回っておりました。
更に、今年も好調が続いており、地方交流重賞の名古屋グランプリをサンライズジパングで制し、4000万円の賞金を獲得しており、JRAでは、サンライズアースで阪神大賞典を制するなど、先週までに19勝を上げ、その他にも、サンライズジパングがプロキオンSとフェブラリーSで2着に入線したことなどから、獲得賞金が「5億5775万円」と、既に昨年を上回るのは時間の問題となっております。
(※注釈:2021年以降は、「株式会社松岡」の関連会社である「株式会社ライフハウス」の成績も含めて記載)
当然、現在の松岡オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、松岡オーナーは、自身の名義と「株式会社サンライズ」の名義で「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、
■5月20日(火)の「HBAトレーニングセール」
2頭を9350万円で落札
■5月26日(月)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5390万円で落札
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
8頭を5億9510万円で落札
と、11頭の落札に総額7億4250万円を投じております(落札価格は全て税込表記)。
当然、現在の松岡オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)の武蔵野Sにサンライズフレイムとサンライズホーク、1着賞金2400万円(同1920万円)の福島民友Cにサンライズアリオンなど、4頭を特別レースに登録してきましたので、私が松岡オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
