注目馬主
2026/09/14
お父様が経営していた赤字のローラースケート場を…
杉野公彦氏(馬主名義はエムズレーシング)
本業: 株式会社ラウンドワン 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
エムズビギン(神戸新聞杯)
ウイナーズナイン(九十九里特別)
担当者:馬主情報部 馬主S
現在、JRAでは「エムズレーシング」の名義で所有馬を走らせている、杉野公彦(まさひこ)オーナーの本業は、大阪府大阪市の中央区に本社を構え、主に複合レジャー施設の経営などを手掛けている、「株式会社ラウンドワン」の代表取締役社長です。
同社は、杉野オーナーが桃山学院大学に在籍していた1980年に、お父様が経営していたローラースケート場を引き継いで創業した「杉野興産株式会社」が起源であり、1994年に商号を現在の「株式会社ラウンドワン」に変更しました。
当時、杉野オーナーが引き継いだローラースケート場は赤字が続いており、「早急に立て直しを図りたい」と考えた杉野オーナーは、経営企画書や店の図面などを100枚以上も書き、廃業を考えていたお父様から2000万円の資金を借りたそうです。
その資金を元手に、杉野オーナーはゲームコーナーの併設やボウリングレーンの設置といったリニューアルを行い、多くの若者が店に訪れるようになったことなどから、同社の経営状況は好転し、その後は次々と店舗数を増やしていきました。
そして、現在の「株式会社ラウンドワン」は、北海道に5店舗、東京都に10店舗、大阪府に12店舗など、日本国内に99店舗、中国に3店舗、アメリカに59店舗を展開し、2000名以上の従業員を擁する大企業となっており、2026年3月期の売上高は「1895億4800万円」を記録しておりますので、一代で同社を大きく成長させた杉野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての杉野オーナーは、私が確認したところ、2019年からJRAで馬を走らせており、最初の年は、出走させた頭数が少なかったことから、「0勝・獲得賞金965万円」という成績に留まっておりましたが、その後の3年間は、
2020年→3勝・獲得賞金4044万円
2021年→3勝・獲得賞金5772万円
2022年→8勝・獲得賞金1億0476万円
という形で順調に実績を積み重ねており、2023年は、ハーパーを出走させたクイーンCで「初めての重賞制覇」を飾った上、同馬がオークスで2着、秋華賞とエリザベス女王杯で3着に入線したことなどから、前年を大きく上回る「2億4949万円」の賞金を獲得しておりました。
一昨年は、8勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「1億1844万円」と、2023年を大きく下回ってしまいましたが、昨年は、過去最多となる14勝を上げ、キャリアハイとなる「2億6862万円」の賞金を獲得し、巻き返しに成功しております。
更に、今年も好調が続いており、地方では、フィンガーでブルーバードC(JpnIII)と羽田盃(JpnI)と東京ダービー(JpnI)を制し、この3レースで「1億8400万円」の賞金を獲得している上、JRAでは、スティンガーグラスでダイヤモンドS、モンローウォークでローズSを制するなど、先週までに10勝を上げ、獲得賞金が「2億1156万円」と、既に昨年の8割近くとなっておりますので、現在の杉野オーナーは、「この勢いを止めたくない」という思惑を抱いていることでしょう。
また、杉野オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、「エムズレーシング」の名義で、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、3頭の落札に9億8450万円(税込)を投じております。
当然、現在の杉野オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
こういった中、今週(9月19日【土】~9月21日【月】)は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の神戸新聞杯にエムズビギン、1着賞金1580万円(同1264万円)の九十九里特別にウイナーズナインを登録しておりますので、私が杉野オーナーであれば、厩舎サイドに対して、どういった指示を出すのか、敢えてご説明するまでもないでしょう。
本業: 株式会社ラウンドワン 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
エムズビギン(神戸新聞杯)
ウイナーズナイン(九十九里特別)
担当者:馬主情報部 馬主S
現在、JRAでは「エムズレーシング」の名義で所有馬を走らせている、杉野公彦(まさひこ)オーナーの本業は、大阪府大阪市の中央区に本社を構え、主に複合レジャー施設の経営などを手掛けている、「株式会社ラウンドワン」の代表取締役社長です。
同社は、杉野オーナーが桃山学院大学に在籍していた1980年に、お父様が経営していたローラースケート場を引き継いで創業した「杉野興産株式会社」が起源であり、1994年に商号を現在の「株式会社ラウンドワン」に変更しました。
当時、杉野オーナーが引き継いだローラースケート場は赤字が続いており、「早急に立て直しを図りたい」と考えた杉野オーナーは、経営企画書や店の図面などを100枚以上も書き、廃業を考えていたお父様から2000万円の資金を借りたそうです。
その資金を元手に、杉野オーナーはゲームコーナーの併設やボウリングレーンの設置といったリニューアルを行い、多くの若者が店に訪れるようになったことなどから、同社の経営状況は好転し、その後は次々と店舗数を増やしていきました。
そして、現在の「株式会社ラウンドワン」は、北海道に5店舗、東京都に10店舗、大阪府に12店舗など、日本国内に99店舗、中国に3店舗、アメリカに59店舗を展開し、2000名以上の従業員を擁する大企業となっており、2026年3月期の売上高は「1895億4800万円」を記録しておりますので、一代で同社を大きく成長させた杉野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての杉野オーナーは、私が確認したところ、2019年からJRAで馬を走らせており、最初の年は、出走させた頭数が少なかったことから、「0勝・獲得賞金965万円」という成績に留まっておりましたが、その後の3年間は、
2020年→3勝・獲得賞金4044万円
2021年→3勝・獲得賞金5772万円
2022年→8勝・獲得賞金1億0476万円
という形で順調に実績を積み重ねており、2023年は、ハーパーを出走させたクイーンCで「初めての重賞制覇」を飾った上、同馬がオークスで2着、秋華賞とエリザベス女王杯で3着に入線したことなどから、前年を大きく上回る「2億4949万円」の賞金を獲得しておりました。
一昨年は、8勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「1億1844万円」と、2023年を大きく下回ってしまいましたが、昨年は、過去最多となる14勝を上げ、キャリアハイとなる「2億6862万円」の賞金を獲得し、巻き返しに成功しております。
更に、今年も好調が続いており、地方では、フィンガーでブルーバードC(JpnIII)と羽田盃(JpnI)と東京ダービー(JpnI)を制し、この3レースで「1億8400万円」の賞金を獲得している上、JRAでは、スティンガーグラスでダイヤモンドS、モンローウォークでローズSを制するなど、先週までに10勝を上げ、獲得賞金が「2億1156万円」と、既に昨年の8割近くとなっておりますので、現在の杉野オーナーは、「この勢いを止めたくない」という思惑を抱いていることでしょう。
また、杉野オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、「エムズレーシング」の名義で、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、3頭の落札に9億8450万円(税込)を投じております。
当然、現在の杉野オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
こういった中、今週(9月19日【土】~9月21日【月】)は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の神戸新聞杯にエムズビギン、1着賞金1580万円(同1264万円)の九十九里特別にウイナーズナインを登録しておりますので、私が杉野オーナーであれば、厩舎サイドに対して、どういった指示を出すのか、敢えてご説明するまでもないでしょう。
2026/09/14
関西大学の工学部を卒業しております
吉川潤氏
本業: 株式会社吉川製作所 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ジューンテイク(オールカマー)
ジューンベロシティ(阪神ジャンプS)
担当者:馬主情報部 馬主S
吉川潤オーナーの本業は、奈良県大和高田市に本社を構え、真空ポンプの販売などを手掛けている、「株式会社吉川製作所」の代表取締役社長です。
1976年、吉川オーナーのお父様である、吉川與(あとお)氏が設立した同社は、1981年、「有限会社吉川製作所」として法人化(当時の資本金は500万円)され、その後は、
1997年:現在の本社工場を新設
2003年:九州支店を開設
2005年:本社工場に真空ポンプ修理工場を増築
2007年:商号を「株式会社吉川製作所」に変更し、資本金を1000万円に増資
2010年:「山本鉄工株式会社」と合併し、「高井田工場」として加工部門を開設
といった形で順調に規模を拡大しており、2010年の4月、與氏の長男であり、関西大学の工学部を卒業後、約10年に渡り同社で勤務していた吉川潤オーナーが代表取締役社長に就任してからも、
2012年:本社工場の規模を拡大
2013年:福岡県北九州市に営業所を開設
2016年:東京営業所を開設
2018年:相模原営業所を開設
2019年:葛城新工場を開設
2020年:経済産業省から「地域未来牽引企業」として選出
2025年:田原本工場を開設
といった形で順調に規模を拡大し、現在は90名ほどの従業員を雇用しており、私が確認したところ、ここ数年は、30億円前後の年商を記録しております。
また、同社は、真空装置の販売や中古製品の売買といった、顧客のニーズに合わせたサービスを提供している「アールエムテック株式会社」というグループ会社を有しており、同社の代表取締役も、吉川オーナーが務めておりますので、トップとしてこれらの事業を取り仕切っている吉川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
奥様のお父様が大の競馬好きだったため、自身も競馬に興味を持った吉川オーナーは、一口馬主クラブに出資したことなどがきっかけで、「やはり自分の馬を持ちたい」という気持ちが強くなり、JRAの個人馬主資格を取得し、2015年から実際に馬を走らせております。
その後、2016年までは勝利を上げられずにいたものの、2017年から一昨年までは、
2017年→1勝・獲得賞金1220万円
2018年→2勝・獲得賞金1885万円
2019年→5勝・獲得賞金6400万円
2020年→2勝・獲得賞金4074万円
2021年→4勝・獲得賞金6413万円
2022年→8勝・獲得賞金9678万円
2023年→16勝・獲得賞金2億8061万円
2024年→9勝・獲得賞金3億3610万円
という形で順調に実績を積み重ねていた上、2023年は、ジューンベロシティを出走させた東京ジャンプSで「初の重賞勝ち」を飾っておりました。
更に、その後も好調が続いており、昨年は、ジューンベロシティで東京ジャンプSと東京ハイジャンプを制するなど、年末までに4勝を上げ、獲得賞金が「3億3827万円」というキャリアハイの数字となっております。
ただ、今年は勢いが止まっており、先週までに6勝を上げているものの、京都記念を勝ったジューンテイク以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「1億8581万円」と、まだ昨年の5割ほどに留まっておりますので、現在の吉川オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と願っていることでしょう。
また、吉川オーナーは、自身の名義と、「吉川ホールディングス株式会社」の名義で競走馬セールに参加する機会が多く、今年は、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、「フェアリーダンスの2025」(牝・父シュネルマイスター)の落札に6380万円(税込)を投じております。
当然、現在の吉川オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも願っていることでしょう。
こういった中、今週(9月19日【土】~9月21日【月】)は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにジューンテイク、1着賞金が3000万円(同2400万円)の阪神ジャンプSにジューンベロシティを登録しておりますので、私が吉川オーナーであれば、この2頭を預けている武英智先生に対し、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
本業: 株式会社吉川製作所 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ジューンテイク(オールカマー)
ジューンベロシティ(阪神ジャンプS)
担当者:馬主情報部 馬主S
吉川潤オーナーの本業は、奈良県大和高田市に本社を構え、真空ポンプの販売などを手掛けている、「株式会社吉川製作所」の代表取締役社長です。
1976年、吉川オーナーのお父様である、吉川與(あとお)氏が設立した同社は、1981年、「有限会社吉川製作所」として法人化(当時の資本金は500万円)され、その後は、
1997年:現在の本社工場を新設
2003年:九州支店を開設
2005年:本社工場に真空ポンプ修理工場を増築
2007年:商号を「株式会社吉川製作所」に変更し、資本金を1000万円に増資
2010年:「山本鉄工株式会社」と合併し、「高井田工場」として加工部門を開設
といった形で順調に規模を拡大しており、2010年の4月、與氏の長男であり、関西大学の工学部を卒業後、約10年に渡り同社で勤務していた吉川潤オーナーが代表取締役社長に就任してからも、
2012年:本社工場の規模を拡大
2013年:福岡県北九州市に営業所を開設
2016年:東京営業所を開設
2018年:相模原営業所を開設
2019年:葛城新工場を開設
2020年:経済産業省から「地域未来牽引企業」として選出
2025年:田原本工場を開設
といった形で順調に規模を拡大し、現在は90名ほどの従業員を雇用しており、私が確認したところ、ここ数年は、30億円前後の年商を記録しております。
また、同社は、真空装置の販売や中古製品の売買といった、顧客のニーズに合わせたサービスを提供している「アールエムテック株式会社」というグループ会社を有しており、同社の代表取締役も、吉川オーナーが務めておりますので、トップとしてこれらの事業を取り仕切っている吉川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
奥様のお父様が大の競馬好きだったため、自身も競馬に興味を持った吉川オーナーは、一口馬主クラブに出資したことなどがきっかけで、「やはり自分の馬を持ちたい」という気持ちが強くなり、JRAの個人馬主資格を取得し、2015年から実際に馬を走らせております。
その後、2016年までは勝利を上げられずにいたものの、2017年から一昨年までは、
2017年→1勝・獲得賞金1220万円
2018年→2勝・獲得賞金1885万円
2019年→5勝・獲得賞金6400万円
2020年→2勝・獲得賞金4074万円
2021年→4勝・獲得賞金6413万円
2022年→8勝・獲得賞金9678万円
2023年→16勝・獲得賞金2億8061万円
2024年→9勝・獲得賞金3億3610万円
という形で順調に実績を積み重ねていた上、2023年は、ジューンベロシティを出走させた東京ジャンプSで「初の重賞勝ち」を飾っておりました。
更に、その後も好調が続いており、昨年は、ジューンベロシティで東京ジャンプSと東京ハイジャンプを制するなど、年末までに4勝を上げ、獲得賞金が「3億3827万円」というキャリアハイの数字となっております。
ただ、今年は勢いが止まっており、先週までに6勝を上げているものの、京都記念を勝ったジューンテイク以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「1億8581万円」と、まだ昨年の5割ほどに留まっておりますので、現在の吉川オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と願っていることでしょう。
また、吉川オーナーは、自身の名義と、「吉川ホールディングス株式会社」の名義で競走馬セールに参加する機会が多く、今年は、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、「フェアリーダンスの2025」(牝・父シュネルマイスター)の落札に6380万円(税込)を投じております。
当然、現在の吉川オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも願っていることでしょう。
こういった中、今週(9月19日【土】~9月21日【月】)は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにジューンテイク、1着賞金が3000万円(同2400万円)の阪神ジャンプSにジューンベロシティを登録しておりますので、私が吉川オーナーであれば、この2頭を預けている武英智先生に対し、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
2026/09/14
2026年3月期の売上高は「270億円」でした
前田幸治氏
本業: アイテック株式会社 元代表取締役会長
今週の主な登録馬:
リビアングラス(オールカマー)
カムアップローゼス(神戸新聞杯)
担当者:馬主情報部 馬主B
前田幸治オーナーは、地下で大阪梅田駅と直結している、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の29階に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長を少し前まで務めておりました。
1981年に設立された「アイテック株式会社」は、現在、前田オーナーの長男であり、やはりJRAの個人馬主でもある前田幸貴オーナーが代表取締役を務めており、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しております。
私が確認したところ、「2026年3月期」の売上高は「270億円」という素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26支店を構えており、約2500名の従業員を擁しておりますので、少し前まで同社のトップを務めていた前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場、「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。
「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。
また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・カッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手(現在は調教師)、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
馬主としての前田オーナーは、私が確認したところ、1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、
2002年のスプリンターズSと2003年の高松宮記念を制したビリーヴ
2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、G1を4勝したトランセンド
2011年の宝塚記念を制したアーネストリー
2012年の天皇賞・春を制したビートブラック
2014年のダービーを制したワンアンドオンリー
2016年のJBCクラシックを制したアウォーディー
などが挙げられます。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しており、2021年までの3年間は、
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、2022年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。
2023年は、2022年の半分となる11勝に留まっており、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、前年の4割以下となっておりましたが、一昨年は、ラムジェットで地方交流G1の東京ダービーを制し、海外では、リメイクでコリアスプリントを制し、この2レースで「約1億7700万円」の賞金を獲得していた上、JRAでは、ラムジェットでユニコーンSを制するなど、21勝を上げ、獲得賞金が「3億6428万円」と、2023年を大きく上回っております。
そして、昨年も好調が続いており、インプレスで新潟ジャンプSを制するなど、14勝を上げ、その他にも、サイードが小倉ジャンプSと東京ジャンプSと新潟ジャンプSで、リビアングラスが京都記念で、それぞれ2着に入線したことなどから、獲得賞金が「4億3176万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
しかし、今年は状況が一変しており、先週までに9勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「1億9645万円」と、まだ昨年の5割にも達しておりませんので、現在の前田オーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で「競走馬セール」に参加しており、今年も、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」
3頭を3億5310万円で落札
■7月20日(月)~21日(火)の「HBAセレクションセール」
3頭を6270万円で落札
と、6頭の落札に総額4億1580万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の前田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週(9月19日【土】~9月21日【月】)は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにリビアングラス、1着賞金5400万円(同4320万円)の神戸新聞杯にカムアップローゼスを登録しておりますので、私が前田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
本業: アイテック株式会社 元代表取締役会長
今週の主な登録馬:
リビアングラス(オールカマー)
カムアップローゼス(神戸新聞杯)
担当者:馬主情報部 馬主B
前田幸治オーナーは、地下で大阪梅田駅と直結している、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の29階に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長を少し前まで務めておりました。
1981年に設立された「アイテック株式会社」は、現在、前田オーナーの長男であり、やはりJRAの個人馬主でもある前田幸貴オーナーが代表取締役を務めており、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しております。
私が確認したところ、「2026年3月期」の売上高は「270億円」という素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26支店を構えており、約2500名の従業員を擁しておりますので、少し前まで同社のトップを務めていた前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場、「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。
「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。
また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・カッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手(現在は調教師)、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
馬主としての前田オーナーは、私が確認したところ、1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、
2002年のスプリンターズSと2003年の高松宮記念を制したビリーヴ
2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、G1を4勝したトランセンド
2011年の宝塚記念を制したアーネストリー
2012年の天皇賞・春を制したビートブラック
2014年のダービーを制したワンアンドオンリー
2016年のJBCクラシックを制したアウォーディー
などが挙げられます。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しており、2021年までの3年間は、
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、2022年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。
2023年は、2022年の半分となる11勝に留まっており、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、前年の4割以下となっておりましたが、一昨年は、ラムジェットで地方交流G1の東京ダービーを制し、海外では、リメイクでコリアスプリントを制し、この2レースで「約1億7700万円」の賞金を獲得していた上、JRAでは、ラムジェットでユニコーンSを制するなど、21勝を上げ、獲得賞金が「3億6428万円」と、2023年を大きく上回っております。
そして、昨年も好調が続いており、インプレスで新潟ジャンプSを制するなど、14勝を上げ、その他にも、サイードが小倉ジャンプSと東京ジャンプSと新潟ジャンプSで、リビアングラスが京都記念で、それぞれ2着に入線したことなどから、獲得賞金が「4億3176万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
しかし、今年は状況が一変しており、先週までに9勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「1億9645万円」と、まだ昨年の5割にも達しておりませんので、現在の前田オーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で「競走馬セール」に参加しており、今年も、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」
3頭を3億5310万円で落札
■7月20日(月)~21日(火)の「HBAセレクションセール」
3頭を6270万円で落札
と、6頭の落札に総額4億1580万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の前田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週(9月19日【土】~9月21日【月】)は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにリビアングラス、1着賞金5400万円(同4320万円)の神戸新聞杯にカムアップローゼスを登録しておりますので、私が前田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
2026/09/14
ユーバーレーベンなどが代表的な生産馬ですね
有限会社ビッグレッドファーム
本業: 競走馬の生産・育成
今週の主な登録馬:
キャントウェイト(オールカマー)
コスモキュランダ(オールカマー)
コスモブッドレア(オールカマー)
コスモオピニオン(ディープインパクトC)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
皆さんもよく知っている通り、「ビッグレッドファーム」(所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120ー4)は、「マイネル軍団の総帥」として広く知られていて、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年→静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年→新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年→茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年→静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年→静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年→新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年→新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんが牧場の代表を務めています。
そうそう、「ビッグレッドファーム」は、ゴールドシップやウインブライトといった種牡馬を繫養していますし、2021年のオークスを勝ったユーバーレーベンや、2023年の中山大障害を勝ったマイネルグロンなどが、ここの代表的な生産馬ですね。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクなどがいました。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
その後は、数字が伸び悩んでしまい、2023年までの5年間も、
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
2023年→36勝・獲得賞金5億9067万円
という物足りない数字が続いていましたけど、一昨年は、コスモキュランダで弥生賞を勝って、コガネノソラでクイーンSを勝つなど、全部で36勝を上げて、稼いだ賞金は「9億1416万円」と、巻き返しに成功しています。
ただ、去年は状況が悪くなっていて、コスモフリーゲンで七夕賞を勝ちましたけど、28勝しか上げられなかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2560万円」と、一昨年を下回ってしまったんですよ。
それに、今年も悪い流れが続いていて、コガネノソラで福島牝馬Sを勝っていますけど、先週までに14勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「4億5730万円」と、まだ去年の6割にも達していませんから、今は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
そうそう、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」と「繁殖牝馬セール」に参加することが多くて、今年は、
■1月21日(水)の「ジェイエス冬季繫殖牝馬セール」
1頭を198万円で落札
■5月22日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を3520万円で落札
■7月7日(火)の「八戸市場」
1頭を660万円で落札
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」
1頭を6160万円で落札
■7月20日(月)~21日(火)の「HBAセレクションセール」
2頭を5940万円で落札
■8月17日(月)~22日(土)の「HBAサマーセール」
7頭を6017万円で落札
と、計13頭を2億2495万円で落札していますし、今日から開催されている「HBAセプテンバーセール」でも、初日だけで4頭の落札に4345万円を投じています(落札金額は全て税込表記)。
もちろん、今は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そんな中、今週(9月19日【土】~9月21日【月】)は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにキャントウェイトとコスモキュランダとコスモブッドレアなど、賞金の高い特別レースに4頭を登録していますので、私が「ビッグレッドファーム」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますし、実際にどんな思惑が込められているのか、最後まで目が離せませんね。
本業: 競走馬の生産・育成
今週の主な登録馬:
キャントウェイト(オールカマー)
コスモキュランダ(オールカマー)
コスモブッドレア(オールカマー)
コスモオピニオン(ディープインパクトC)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
皆さんもよく知っている通り、「ビッグレッドファーム」(所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120ー4)は、「マイネル軍団の総帥」として広く知られていて、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年→静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年→新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年→茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年→静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年→静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年→新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年→新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんが牧場の代表を務めています。
そうそう、「ビッグレッドファーム」は、ゴールドシップやウインブライトといった種牡馬を繫養していますし、2021年のオークスを勝ったユーバーレーベンや、2023年の中山大障害を勝ったマイネルグロンなどが、ここの代表的な生産馬ですね。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクなどがいました。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
その後は、数字が伸び悩んでしまい、2023年までの5年間も、
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
2023年→36勝・獲得賞金5億9067万円
という物足りない数字が続いていましたけど、一昨年は、コスモキュランダで弥生賞を勝って、コガネノソラでクイーンSを勝つなど、全部で36勝を上げて、稼いだ賞金は「9億1416万円」と、巻き返しに成功しています。
ただ、去年は状況が悪くなっていて、コスモフリーゲンで七夕賞を勝ちましたけど、28勝しか上げられなかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2560万円」と、一昨年を下回ってしまったんですよ。
それに、今年も悪い流れが続いていて、コガネノソラで福島牝馬Sを勝っていますけど、先週までに14勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「4億5730万円」と、まだ去年の6割にも達していませんから、今は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
そうそう、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」と「繁殖牝馬セール」に参加することが多くて、今年は、
■1月21日(水)の「ジェイエス冬季繫殖牝馬セール」
1頭を198万円で落札
■5月22日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を3520万円で落札
■7月7日(火)の「八戸市場」
1頭を660万円で落札
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」
1頭を6160万円で落札
■7月20日(月)~21日(火)の「HBAセレクションセール」
2頭を5940万円で落札
■8月17日(月)~22日(土)の「HBAサマーセール」
7頭を6017万円で落札
と、計13頭を2億2495万円で落札していますし、今日から開催されている「HBAセプテンバーセール」でも、初日だけで4頭の落札に4345万円を投じています(落札金額は全て税込表記)。
もちろん、今は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そんな中、今週(9月19日【土】~9月21日【月】)は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにキャントウェイトとコスモキュランダとコスモブッドレアなど、賞金の高い特別レースに4頭を登録していますので、私が「ビッグレッドファーム」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますし、実際にどんな思惑が込められているのか、最後まで目が離せませんね。
