注目馬主
2023/12/04
傘下の企業が提供している「ウマ娘」などがお馴染みです
藤田晋(すすむ)氏
本業: 株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ボンドガール(阪神ジュベナイルF)
メタマックス(カペラS)
バロン(黒松賞・つわぶき賞)
担当者:馬主情報部 馬主N
藤田晋(すすむ)オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業当初の同社は、堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている同社は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「7202億円」を記録した「2023年9月期」の売上高の内、広告事業が「4053億円」と、半分近くを占めております。
「インターネット広告事業」と合わせて、同社にとって3つの柱となるのが、「2023年9月期」の売上高が「1791億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1411億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、傘下の「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした一昨年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、「ウマ娘」は子会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった一昨年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に一昨年は、国内の競走馬セールで、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
そして、同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった昨年は、ジャングロを出走させたニュージーランドTで早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
その上、今年も好調が続いており、シンエンペラーを出走させた京都2歳Sを制するなど、先週までに24勝を上げ、獲得賞金は「4億5291万円」と、昨年を大きく上回っておりますので、現在の藤田オーナーは、「この勢いを止めたくない」という思惑を抱いていることでしょう。
また、藤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、国内の競走馬セールだけで、
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
16頭を26億0590万円で落札
■7月25(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を8360万円で落札
と、計18頭の落札に26億8950万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の藤田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑も抱いている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金6500万円(馬主の取り分は8割の5200万円)の阪神ジュベナイルFにボンドガール、1着賞金が3800万円(同3040万円)のカペラSにメタマックスなど、計3頭を特別レースに登録しておりますので、私が藤田オーナーであれば、それぞれの厩舎に対し、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
本業: 株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ボンドガール(阪神ジュベナイルF)
メタマックス(カペラS)
バロン(黒松賞・つわぶき賞)
担当者:馬主情報部 馬主N
藤田晋(すすむ)オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業当初の同社は、堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている同社は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「7202億円」を記録した「2023年9月期」の売上高の内、広告事業が「4053億円」と、半分近くを占めております。
「インターネット広告事業」と合わせて、同社にとって3つの柱となるのが、「2023年9月期」の売上高が「1791億円」を記録した「ゲーム事業」と、「1411億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、傘下の「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした一昨年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、「ウマ娘」は子会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった一昨年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に一昨年は、国内の競走馬セールで、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
そして、同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった昨年は、ジャングロを出走させたニュージーランドTで早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
その上、今年も好調が続いており、シンエンペラーを出走させた京都2歳Sを制するなど、先週までに24勝を上げ、獲得賞金は「4億5291万円」と、昨年を大きく上回っておりますので、現在の藤田オーナーは、「この勢いを止めたくない」という思惑を抱いていることでしょう。
また、藤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、国内の競走馬セールだけで、
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
16頭を26億0590万円で落札
■7月25(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を8360万円で落札
と、計18頭の落札に26億8950万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の藤田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑も抱いている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金6500万円(馬主の取り分は8割の5200万円)の阪神ジュベナイルFにボンドガール、1着賞金が3800万円(同3040万円)のカペラSにメタマックスなど、計3頭を特別レースに登録しておりますので、私が藤田オーナーであれば、それぞれの厩舎に対し、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
2023/12/04
「和歌山県ビルメンテナンス協会」の副会長です
北畑忍氏
本業: 北畑不動産株式会社 代表取締役
今週の主な登録馬:
ピンハイ(中日新聞杯)
担当者:馬主情報部 馬主M
北畑忍オーナーの本業は、和歌山県の有田郡有田川町に本社を構えている、「北畑不動産株式会社」の代表取締役です。
北畑オーナーが27歳の時に創業した「北畑不動産」は、当初、不動産の仲介のみを手掛けておりましたが、1988年頃から、マンションや賃貸物件などの収益事業や、住宅の分譲、建設業など、不動産に関わる様々な事業を展開しております。
そして、現在の「北畑不動産」は、私が確認したところ、
■建築工事やリフォーム工事、不動産の斡旋などを手掛ける「株式会社ケイズ」
■設備管理や清掃など、ビルメンテナンス業務全般を手掛ける「クリーン興商株式会社」
■河川や道路などの土木工事や、住宅や学校、商業施設などの建設工事を手掛ける「株式会社保田組」
といったグループ企業を有し、和歌山県を中心に、近畿地方の全域に於いて事業を展開している上、北畑オーナーは、「一般社団法人和歌山県ビルメンテナンス協会」の副会長を務めておりますので、多くの方が「地域の不動産業界を牽引する重要な存在」と認めていることでしょう。
馬主としての北畑オーナーは、2011年にJRAで所有馬を走らせ始め、これまでに12頭を所有しており、一度に所有する頭数が少ないこともあり、初勝利を上げたのが2017年で、現在、JRAでの現役馬は、ピンハイ(牝4歳)と未出走のプロミット(セン2歳)の2頭のみとなっております。
また、2017年から2021年までは、獲得賞金が概ね1000万円前後でしたが、昨年は、チューリップ賞で2着、桜花賞で5着、オークスで4着、西宮Sで1着というピンハイの活躍により、キャリアハイとなる「7392万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ今年は、ピンハイを重賞レースに2回、リステッドレースに1回出走させておりますが、2着が最高であり、先週までに獲得した賞金が「1109万円」と、昨年を大きく下回っておりますので、現在の北畑オーナーは「昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
そんな中、今週は1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の中日新聞杯にピンハイを登録しておりますので、私が北畑オーナーであれば、「初の重賞勝ち」が懸かっていることもあり、同馬を預けている田中克典先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう
本業: 北畑不動産株式会社 代表取締役
今週の主な登録馬:
ピンハイ(中日新聞杯)
担当者:馬主情報部 馬主M
北畑忍オーナーの本業は、和歌山県の有田郡有田川町に本社を構えている、「北畑不動産株式会社」の代表取締役です。
北畑オーナーが27歳の時に創業した「北畑不動産」は、当初、不動産の仲介のみを手掛けておりましたが、1988年頃から、マンションや賃貸物件などの収益事業や、住宅の分譲、建設業など、不動産に関わる様々な事業を展開しております。
そして、現在の「北畑不動産」は、私が確認したところ、
■建築工事やリフォーム工事、不動産の斡旋などを手掛ける「株式会社ケイズ」
■設備管理や清掃など、ビルメンテナンス業務全般を手掛ける「クリーン興商株式会社」
■河川や道路などの土木工事や、住宅や学校、商業施設などの建設工事を手掛ける「株式会社保田組」
といったグループ企業を有し、和歌山県を中心に、近畿地方の全域に於いて事業を展開している上、北畑オーナーは、「一般社団法人和歌山県ビルメンテナンス協会」の副会長を務めておりますので、多くの方が「地域の不動産業界を牽引する重要な存在」と認めていることでしょう。
馬主としての北畑オーナーは、2011年にJRAで所有馬を走らせ始め、これまでに12頭を所有しており、一度に所有する頭数が少ないこともあり、初勝利を上げたのが2017年で、現在、JRAでの現役馬は、ピンハイ(牝4歳)と未出走のプロミット(セン2歳)の2頭のみとなっております。
また、2017年から2021年までは、獲得賞金が概ね1000万円前後でしたが、昨年は、チューリップ賞で2着、桜花賞で5着、オークスで4着、西宮Sで1着というピンハイの活躍により、キャリアハイとなる「7392万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ今年は、ピンハイを重賞レースに2回、リステッドレースに1回出走させておりますが、2着が最高であり、先週までに獲得した賞金が「1109万円」と、昨年を大きく下回っておりますので、現在の北畑オーナーは「昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
そんな中、今週は1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の中日新聞杯にピンハイを登録しておりますので、私が北畑オーナーであれば、「初の重賞勝ち」が懸かっていることもあり、同馬を預けている田中克典先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう
2023/12/04
以前はロゴタイプなどが活躍していましたね
社台グループオーナーズ
本業: 個人馬主を対象とした共有システム
今週の主な登録馬:
ステレンボッシュ(阪神ジュベナイルF)
オールアットワンス(カペラS)
ビーオンザマーチ(アクアラインS)
ブレイヴロッカー(オリオンS)
グレノークス(赤穂特別・大須特別)
コーパスクリスティ(夙川特別)
レーヴドゥラプレリ(チバテレ杯)
ワイルドベティ(大須特別)
コートリーバウ(つわぶき賞)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、一昨年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、一昨年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していますし、去年、ドバイのUAEダービーを勝ったクラウンプライドもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は、地方に入厩する馬を除くと、73頭の「2023年度募集馬」(現1歳世代)について、今年の5月に募集価格を発表した後、6月5日(月)にカタログを発送していて、それから出資を受け付けています。
私が確認したところ、この73頭の内、満口になっているのは67頭で、残りの6頭はまだ出資を受け付けていますから、もちろん、今は関係者全員が、「6頭を少しでも早く満口にするために、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そんな中、今週は、阪神ジュベナイルFのステレンボッシュ、カペラSのオールアットワンスなど、特別レースに9頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
本業: 個人馬主を対象とした共有システム
今週の主な登録馬:
ステレンボッシュ(阪神ジュベナイルF)
オールアットワンス(カペラS)
ビーオンザマーチ(アクアラインS)
ブレイヴロッカー(オリオンS)
グレノークス(赤穂特別・大須特別)
コーパスクリスティ(夙川特別)
レーヴドゥラプレリ(チバテレ杯)
ワイルドベティ(大須特別)
コートリーバウ(つわぶき賞)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、一昨年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、一昨年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していますし、去年、ドバイのUAEダービーを勝ったクラウンプライドもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は、地方に入厩する馬を除くと、73頭の「2023年度募集馬」(現1歳世代)について、今年の5月に募集価格を発表した後、6月5日(月)にカタログを発送していて、それから出資を受け付けています。
私が確認したところ、この73頭の内、満口になっているのは67頭で、残りの6頭はまだ出資を受け付けていますから、もちろん、今は関係者全員が、「6頭を少しでも早く満口にするために、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そんな中、今週は、阪神ジュベナイルFのステレンボッシュ、カペラSのオールアットワンスなど、特別レースに9頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
2023/12/04
代表の執筆場所は「ノーザンファーム」の中にあります
キャロットファーム
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ルシフェル(阪神ジュベナイルF)
キラーアビリティ(中日新聞杯)
シュヴァリエローズ(中日新聞杯・リゲルS)
ジレトール(カペラS)
グランディア(常総S)
グランデフィオーレ(豊川特別)
セブンサミット(名古屋日刊スポーツ杯)
フェブランシェ(赤穂特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、一昨年まで、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
という好成績を残していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
また、昨年は、ヴェラアズールがジャパンCを制したものの、他の馬があまり活躍できなかったこともあり、最終的な成績は「94勝・獲得賞金26億6432万円(馬主リーディング3位)」と、2018年以降で最も低い勝利数と賞金に留まってしまったため、今年を迎えるにあたっては、「キャロットファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、
1位:サンデーレーシング→105勝・獲得賞金37億0419万円
2位:キャロットファーム→126勝・獲得賞金34億4425万円
3位:社台レースホース→94勝・獲得賞金30億3197万円
と記せば分かる通り、既に昨年の成績を上回っており、尚且つ、一時は5億円以上もあった「サンデーレーシング」との差が、菊花賞のワンツーフィニッシュや、マイルCSを制したことなどにより、「2億5994万円」まで詰まっているため、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「この勢いで馬主リーディング1位に返り咲きたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、阪神ジュベナイルFにルシフェル、中日新聞杯にキラーアビリティとシュヴァリエローズ、カペラSにジレトールなど、特別レースに8頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ルシフェル(阪神ジュベナイルF)
キラーアビリティ(中日新聞杯)
シュヴァリエローズ(中日新聞杯・リゲルS)
ジレトール(カペラS)
グランディア(常総S)
グランデフィオーレ(豊川特別)
セブンサミット(名古屋日刊スポーツ杯)
フェブランシェ(赤穂特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、一昨年まで、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
という好成績を残していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
また、昨年は、ヴェラアズールがジャパンCを制したものの、他の馬があまり活躍できなかったこともあり、最終的な成績は「94勝・獲得賞金26億6432万円(馬主リーディング3位)」と、2018年以降で最も低い勝利数と賞金に留まってしまったため、今年を迎えるにあたっては、「キャロットファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈です。
そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、
1位:サンデーレーシング→105勝・獲得賞金37億0419万円
2位:キャロットファーム→126勝・獲得賞金34億4425万円
3位:社台レースホース→94勝・獲得賞金30億3197万円
と記せば分かる通り、既に昨年の成績を上回っており、尚且つ、一時は5億円以上もあった「サンデーレーシング」との差が、菊花賞のワンツーフィニッシュや、マイルCSを制したことなどにより、「2億5994万円」まで詰まっているため、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「この勢いで馬主リーディング1位に返り咲きたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、阪神ジュベナイルFにルシフェル、中日新聞杯にキラーアビリティとシュヴァリエローズ、カペラSにジレトールなど、特別レースに8頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。