注目馬主
2025/06/23
札幌にペット用品専門店をオープンしております
安原浩司氏
本業: 株式会社ファイネストコーポレーション 元代表取締役
今週の主な登録馬:
トップナイフ(函館記念)
ウェイトゥゴー(渡島特別)
担当者:馬主情報部 馬主M
安原浩司(こうじ)オーナーは、札幌市の中央区に本社ビルを構え、水道経費削減事業や、水処理システム管理や、不動産事業や、クリニックモールの運営・管理などを手掛けている、「株式会社ファイネストコーポレーション」の代表取締役を少し前まで務めておりました。
2006年に設立された同社は、JA札幌厚生病院、JA旭川厚生病院、JA帯広厚生病院、札幌道都病院、手稲渓仁会病院といった医療機関や、札幌ビューホテル大通公園、プレミアムホテルTSUBAKI札幌といった宿泊施設や、キャポ大谷地といった商業施設に於いて、地下水処理システムの保守管理などを行っております。
更に同社は、その他にも、札幌市内を中心に、不動産管理や新築戸建販売やリノベーションを手掛けている上、アメリカで人気を集めている愛犬家向けのブランド、「ルナブルー」の商品などを正規代理店として取り扱っているペット用品専門店、「アンジュ」(札幌市中央区)を2019年の5月にオープンしており、私が聞いた話によれば、豊富な品揃えなどが好評を博しているそうです。
なお、安原オーナーは、2021年の6月、「ファイネストコーポレーション」のグループ企業であり、主に医療機関を対象に感染性廃棄物の処理を手掛ける「合同会社ESG」の持ち株会社として「株式会社イーエスジーマネージメント」を設立し、更に、同業の「合同会社ステリサイクル北海道」と、その子会社「ステリサイクルMED株式会社」を買収しており、現在はこちらの事業に注力しております。
また、これらの内、安原オーナーが代表を務めている「株式会社イーエスジーマネージメント」は、今年の2月、秋田県に本社を構え、産業廃棄物の処理などを手掛けている「ユナイテッド計画株式会社」と業務資本提携を結び、「URTホールディングス株式会社」を設立しておりますので、このように、トップとして事業の更なる発展を目指している安原オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての安原オーナーは、2006年からJRAで馬を走らせており、これまでに100頭以上を所有し、シュウジを出走させた2015年の小倉2歳Sで初の重賞勝ちを飾っておりました。
2018年は、アンジュデジールを出走させたJBCレディスクラシックで初のGI勝ちを飾るなど、全部で9勝を上げ、「2億3273万円」の賞金を獲得しております。
その後の3年間も、
2019年→12勝・獲得賞金2億2475万円
2020年→11勝・獲得賞金2億3258万円
2021年→9勝・獲得賞金2億4234万円
と記せば分かる通り、2018年と同水準の成績を残しており、特に2021年は、ファストフォースでCBC賞を制した上、地方でも、ウェルドーンで1着賞金3200万円の関東オークスを制しておりました。
そして2022年は、2021年を下回る7勝に留まったものの、トップナイフがホープフルSで2着に入線したことなどから、「2億7558万円」の賞金を獲得しております。
その上、一昨年は更に勢いが増しており、ファストフォースで高松宮記念を制するなど、7勝を上げ、獲得賞金が、「3億4502万円」というキャリアハイの数字になっておりました。
ただ、昨年は、平場の3勝だけに留まったことなどから、獲得賞金が「1億4949万円」と、一昨年を大きく下回っております。
それ故、今年を迎えるにあたり、安原オーナーは巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、レディネスでプリンシパルSを制するなど、先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「9724万円」と、既に昨年の6割以上となっておりますので、現在の安原オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、安原オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、7月25日(火)~26日(水)に行われた「HBAセレクションセール」に於いて、「キャストインシルバーの2023」(牡・父サトノダイヤモンド)を「3960万円」で落札しており、今年も、4月29日(火)に行われた「JRAブリーズアップセール」に於いて、「ティックルゴールドの2023」を「5940万円」で落札しております(落札金額は全て税込表記)。
当然、安原オーナーは、今後の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「可能な限り多くの落札資金を確保しておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の函館記念にトップナイフ、1着賞金1550万円(同1240万円)の渡島特別にウェイトゥゴーを登録しておりますので、私が安原オーナーであれば、両馬を預けている昆先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。
本業: 株式会社ファイネストコーポレーション 元代表取締役
今週の主な登録馬:
トップナイフ(函館記念)
ウェイトゥゴー(渡島特別)
担当者:馬主情報部 馬主M
安原浩司(こうじ)オーナーは、札幌市の中央区に本社ビルを構え、水道経費削減事業や、水処理システム管理や、不動産事業や、クリニックモールの運営・管理などを手掛けている、「株式会社ファイネストコーポレーション」の代表取締役を少し前まで務めておりました。
2006年に設立された同社は、JA札幌厚生病院、JA旭川厚生病院、JA帯広厚生病院、札幌道都病院、手稲渓仁会病院といった医療機関や、札幌ビューホテル大通公園、プレミアムホテルTSUBAKI札幌といった宿泊施設や、キャポ大谷地といった商業施設に於いて、地下水処理システムの保守管理などを行っております。
更に同社は、その他にも、札幌市内を中心に、不動産管理や新築戸建販売やリノベーションを手掛けている上、アメリカで人気を集めている愛犬家向けのブランド、「ルナブルー」の商品などを正規代理店として取り扱っているペット用品専門店、「アンジュ」(札幌市中央区)を2019年の5月にオープンしており、私が聞いた話によれば、豊富な品揃えなどが好評を博しているそうです。
なお、安原オーナーは、2021年の6月、「ファイネストコーポレーション」のグループ企業であり、主に医療機関を対象に感染性廃棄物の処理を手掛ける「合同会社ESG」の持ち株会社として「株式会社イーエスジーマネージメント」を設立し、更に、同業の「合同会社ステリサイクル北海道」と、その子会社「ステリサイクルMED株式会社」を買収しており、現在はこちらの事業に注力しております。
また、これらの内、安原オーナーが代表を務めている「株式会社イーエスジーマネージメント」は、今年の2月、秋田県に本社を構え、産業廃棄物の処理などを手掛けている「ユナイテッド計画株式会社」と業務資本提携を結び、「URTホールディングス株式会社」を設立しておりますので、このように、トップとして事業の更なる発展を目指している安原オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての安原オーナーは、2006年からJRAで馬を走らせており、これまでに100頭以上を所有し、シュウジを出走させた2015年の小倉2歳Sで初の重賞勝ちを飾っておりました。
2018年は、アンジュデジールを出走させたJBCレディスクラシックで初のGI勝ちを飾るなど、全部で9勝を上げ、「2億3273万円」の賞金を獲得しております。
その後の3年間も、
2019年→12勝・獲得賞金2億2475万円
2020年→11勝・獲得賞金2億3258万円
2021年→9勝・獲得賞金2億4234万円
と記せば分かる通り、2018年と同水準の成績を残しており、特に2021年は、ファストフォースでCBC賞を制した上、地方でも、ウェルドーンで1着賞金3200万円の関東オークスを制しておりました。
そして2022年は、2021年を下回る7勝に留まったものの、トップナイフがホープフルSで2着に入線したことなどから、「2億7558万円」の賞金を獲得しております。
その上、一昨年は更に勢いが増しており、ファストフォースで高松宮記念を制するなど、7勝を上げ、獲得賞金が、「3億4502万円」というキャリアハイの数字になっておりました。
ただ、昨年は、平場の3勝だけに留まったことなどから、獲得賞金が「1億4949万円」と、一昨年を大きく下回っております。
それ故、今年を迎えるにあたり、安原オーナーは巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、レディネスでプリンシパルSを制するなど、先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「9724万円」と、既に昨年の6割以上となっておりますので、現在の安原オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、安原オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、7月25日(火)~26日(水)に行われた「HBAセレクションセール」に於いて、「キャストインシルバーの2023」(牡・父サトノダイヤモンド)を「3960万円」で落札しており、今年も、4月29日(火)に行われた「JRAブリーズアップセール」に於いて、「ティックルゴールドの2023」を「5940万円」で落札しております(落札金額は全て税込表記)。
当然、安原オーナーは、今後の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「可能な限り多くの落札資金を確保しておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の函館記念にトップナイフ、1着賞金1550万円(同1240万円)の渡島特別にウェイトゥゴーを登録しておりますので、私が安原オーナーであれば、両馬を預けている昆先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。
2025/06/23
2008年に西山牧場の本場を買い取っていますわ
ゴドルフィン
本業: 競走馬管理団体
今週の主な登録馬:
センツブラッド(ラジオNIKKEI賞)
ダブルジョーク(博多S・鶴ヶ城S)
ソルレース(郡山特別)
ナルカミ(いわき特別)
担当者:馬主情報部 馬主H
「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、「株式会社フクキタル」(一口馬主クラブ・ワラウカドのクラブ法人)でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますの。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、一昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして昨年は、レモンポップで地方交流G1のさきたま杯とマイルCS南部杯を制して、この2レースで「1億5500万円」の賞金を獲得していましたし、JRAでは、74勝を上げましたけど、ラジオNIKKEI賞を制したオフトレイルと、チャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金が「15億0537万円」と、一昨年を下回ってしまいましたの。
更に、今年も状況が改善した訳ではなくて、先週までに32勝を上げていますけど、葵Sを制したアブキールベイ以外の馬があまり活躍できていないこともあって、獲得賞金が「6億6490万円」と、まだ昨年の4割ほどに留まっていますから、当然、現在のモハメド殿下は、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょうね。
また、モハメド殿下は、所有頭数と生産頭数の多さを考えれば当然ですけど、世界中の「競走馬セール」と「繁殖牝馬セール」を舞台に、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多くて、昨年も、私が確認しているだけで、
■4月16日(火)~17日(水)「タタソールズ・クレイブン・ブリーズアップ・セール」(イギリス)
407万8525ドルを投じて4頭を落札
■5月11日(土)の「アルカナ・メイ・ブリーズアップ・セール」(フランス)
247万7404ドルを投じて1頭を落札
■10月1日(火)~2日(水)「ゴフス・アイルランド・オービー・セール・ブック1」(アイルランド)
570万4475ドルを投じて7頭を落札
■10月8日(火)~10日(木)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリング・セール・ブック1」(イギリス)
2961万0056ドルを投じて18頭を落札
■10月14日(月)~16日(水)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリング・セール・ブック2」(イギリス)
478万7093ドルを投じて6頭を落札
など、計47頭を落札して、日本円に換算すれば約78億6290万円の金額を投じていましたし、今年も、私が確認しているだけで、
■4月15日(火)~16日(水)「タタソールズ・クレイブン・ブリーズアップ・セール」(イギリス)
283万9064ドルを投じて2頭を落札
■4月24日(木)「ゴフス・ユーケー・ブリーズアップ・セール」(アイルランド)
294万2520ドルを投じて3頭を落札
■5月10日(土)(アルカナ・メイ・ブリーズアップ・セール)(フランス)
399万3346ドルを投じて3頭を落札
と、計8頭を落札していて、日本円に換算すれば、約14億6623万円の金額を投じていますの(落札額は全て米ドル・1ドルを150円で計算)。
もちろん、現在のモハメド殿下は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金が4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のラジオNIKKEI賞にセンツブラッド、1着賞金1840万円(同1472万円)の博多Sにダブルジョーク(鶴ヶ城特別にも登録)など、計4頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
本業: 競走馬管理団体
今週の主な登録馬:
センツブラッド(ラジオNIKKEI賞)
ダブルジョーク(博多S・鶴ヶ城S)
ソルレース(郡山特別)
ナルカミ(いわき特別)
担当者:馬主情報部 馬主H
「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリスのニューマーケットにある「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」(住所:北海道沙流郡日高町富浜東3-2-1)を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、私が確認したところ、道内に7つの牧場を所有していますわ。
それと、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者兼代表で、「株式会社フクキタル」(一口馬主クラブ・ワラウカドのクラブ法人)でも代表取締役を務めているハリー・スウィーニィ氏を、2016年から「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」の代表取締役としていますの。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の3年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
2022年→66勝・獲得賞金14億1751万円
という形で成績が「右肩下がり」になっていましたし、一昨年は、77勝を上げましたけど、フェブラリーSとチャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金は「15億7654万円」と、2019年と比べたら、かなり物足りない数字に終わっていましたわ。
そして昨年は、レモンポップで地方交流G1のさきたま杯とマイルCS南部杯を制して、この2レースで「1億5500万円」の賞金を獲得していましたし、JRAでは、74勝を上げましたけど、ラジオNIKKEI賞を制したオフトレイルと、チャンピオンズCを制したレモンポップ以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、獲得賞金が「15億0537万円」と、一昨年を下回ってしまいましたの。
更に、今年も状況が改善した訳ではなくて、先週までに32勝を上げていますけど、葵Sを制したアブキールベイ以外の馬があまり活躍できていないこともあって、獲得賞金が「6億6490万円」と、まだ昨年の4割ほどに留まっていますから、当然、現在のモハメド殿下は、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょうね。
また、モハメド殿下は、所有頭数と生産頭数の多さを考えれば当然ですけど、世界中の「競走馬セール」と「繁殖牝馬セール」を舞台に、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多くて、昨年も、私が確認しているだけで、
■4月16日(火)~17日(水)「タタソールズ・クレイブン・ブリーズアップ・セール」(イギリス)
407万8525ドルを投じて4頭を落札
■5月11日(土)の「アルカナ・メイ・ブリーズアップ・セール」(フランス)
247万7404ドルを投じて1頭を落札
■10月1日(火)~2日(水)「ゴフス・アイルランド・オービー・セール・ブック1」(アイルランド)
570万4475ドルを投じて7頭を落札
■10月8日(火)~10日(木)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリング・セール・ブック1」(イギリス)
2961万0056ドルを投じて18頭を落札
■10月14日(月)~16日(水)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリング・セール・ブック2」(イギリス)
478万7093ドルを投じて6頭を落札
など、計47頭を落札して、日本円に換算すれば約78億6290万円の金額を投じていましたし、今年も、私が確認しているだけで、
■4月15日(火)~16日(水)「タタソールズ・クレイブン・ブリーズアップ・セール」(イギリス)
283万9064ドルを投じて2頭を落札
■4月24日(木)「ゴフス・ユーケー・ブリーズアップ・セール」(アイルランド)
294万2520ドルを投じて3頭を落札
■5月10日(土)(アルカナ・メイ・ブリーズアップ・セール)(フランス)
399万3346ドルを投じて3頭を落札
と、計8頭を落札していて、日本円に換算すれば、約14億6623万円の金額を投じていますの(落札額は全て米ドル・1ドルを150円で計算)。
もちろん、現在のモハメド殿下は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金が4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のラジオNIKKEI賞にセンツブラッド、1着賞金1840万円(同1472万円)の博多Sにダブルジョーク(鶴ヶ城特別にも登録)など、計4頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
2025/06/23
ドリームバレンチノなどが代表的な存在ですね
ライオンレースホース
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
アルナシーム(函館記念)
ブルーアイドガール(長万部特別)
担当者:馬主情報部 一口馬主クラブ関係者U
皆さんもよくご存知の通り、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「株式会社ジーライオン」の代表取締役社長を少し前まで務めていて、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからでして、それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としてすぐに思いつくのは、先ほど名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルといったところでしょうか。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、2021年は、クラブの関係者全員が巻き返しを狙っていたのでしょう。
実際、2021年から去年までの4年間は、
2021年→21勝・獲得賞金4億1367万円
2022年→28勝・獲得賞金4億5158万円
2023年→26勝・獲得賞金5億0735万円
2024年→26勝・獲得賞金5億5928万円
と書けば分かる通り、「右肩上がり」の賞金になっていて、特に去年は、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の数字でした。
そして今年は、アルナシームで中山金杯を勝って、幸先のいいスタートを切りましたけど、先週までに10勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「2億4137万円」と、去年の同じ時期(6月24日【日】まで)の「3億2986万円」を大きく下回っていますから、今はクラブの関係者全員が、「去年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の函館記念にアルナシーム、1着賞金が1110万円(同888万円)の長万部特別にブルーアイドガールを登録していますので、私がクラブの関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼しますね。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
アルナシーム(函館記念)
ブルーアイドガール(長万部特別)
担当者:馬主情報部 一口馬主クラブ関係者U
皆さんもよくご存知の通り、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「株式会社ジーライオン」の代表取締役社長を少し前まで務めていて、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからでして、それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としてすぐに思いつくのは、先ほど名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルといったところでしょうか。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、2021年は、クラブの関係者全員が巻き返しを狙っていたのでしょう。
実際、2021年から去年までの4年間は、
2021年→21勝・獲得賞金4億1367万円
2022年→28勝・獲得賞金4億5158万円
2023年→26勝・獲得賞金5億0735万円
2024年→26勝・獲得賞金5億5928万円
と書けば分かる通り、「右肩上がり」の賞金になっていて、特に去年は、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の数字でした。
そして今年は、アルナシームで中山金杯を勝って、幸先のいいスタートを切りましたけど、先週までに10勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「2億4137万円」と、去年の同じ時期(6月24日【日】まで)の「3億2986万円」を大きく下回っていますから、今はクラブの関係者全員が、「去年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の函館記念にアルナシーム、1着賞金が1110万円(同888万円)の長万部特別にブルーアイドガールを登録していますので、私がクラブの関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼しますね。
2025/06/23
「株式会社トライグループ」の創業者です
平田修氏
本業: 株式会社トライグループ 創業者
今週の主な登録馬:
ボーンディスウェイ(函館記念)
フォーザボーイズ(松島特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
皆様もよくご存知の通り、平田修オーナーは、「アルプスの少女ハイジ」がイメージキャラクターとなっているテレビCMをよく目にする、「家庭教師のトライ」で有名な「株式会社トライグループ」(東京都千代田区飯田橋)の創業者です。
立教大学の経済学部を卒業後、学習塾を個人経営していた平田オーナーは、1987年の1月、「富山大学トライ」というサークルを設立し、家庭教師の派遣事業を開始しました。
その後は、
1990年4月→「株式会社トライグループ」として法人化
1999年2月→全国47都道府県に拠点を展開
2000年4月→個別指導塾を運営する事業を開始
といった形で順調に事業を拡大しており、2005年の4月には、平田オーナーの奥様であり、元女優の二谷友里恵さんに代表取締役社長の座を譲っております。
そして現在は、全国に約1100ヶ所の拠点を構え、登録教師数は33万人を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた平田オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての平田オーナーは、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに60頭以上を所有しており、現在は、「新潟馬主協会」の相談役を務めております。
2019年のオーナーは、5勝を上げ、「7081万円」の賞金を獲得しておりました。
その後の3年間は、
2020年→2勝・獲得賞金5751万円
2021年→4勝・獲得賞金6242万円
2022年→1勝・獲得賞金4009万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたが、一昨年は、特別レースを3勝するなど、5勝を上げ、獲得賞金は「1億1195万円」と、前年を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
更に、昨年も好調が続いており、キャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金が「1億7057万円」と、こちらもキャリアハイとなっておりました。
ただ、今年は、先週までに2勝しかできていないことなどから、獲得賞金が「5227万円」と、まだ昨年の3割ほどに留まっておりますので、現在の平田オーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の函館記念にボーンディスウェイ、1着賞金1550万円(同1240万円)の松島特別にフォーザボーイズを登録しておりますので、私が平田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸った指示を出すのは間違いありません。
なお、平田オーナーは、先述した通り、2003年からJRAで馬を走らせておりますが、まだ重賞を勝てておりませんので、函館記念のボーンディスウェイには、「初めての重賞勝ちをこの馬で」という思いも込められている筈です。
本業: 株式会社トライグループ 創業者
今週の主な登録馬:
ボーンディスウェイ(函館記念)
フォーザボーイズ(松島特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
皆様もよくご存知の通り、平田修オーナーは、「アルプスの少女ハイジ」がイメージキャラクターとなっているテレビCMをよく目にする、「家庭教師のトライ」で有名な「株式会社トライグループ」(東京都千代田区飯田橋)の創業者です。
立教大学の経済学部を卒業後、学習塾を個人経営していた平田オーナーは、1987年の1月、「富山大学トライ」というサークルを設立し、家庭教師の派遣事業を開始しました。
その後は、
1990年4月→「株式会社トライグループ」として法人化
1999年2月→全国47都道府県に拠点を展開
2000年4月→個別指導塾を運営する事業を開始
といった形で順調に事業を拡大しており、2005年の4月には、平田オーナーの奥様であり、元女優の二谷友里恵さんに代表取締役社長の座を譲っております。
そして現在は、全国に約1100ヶ所の拠点を構え、登録教師数は33万人を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた平田オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての平田オーナーは、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに60頭以上を所有しており、現在は、「新潟馬主協会」の相談役を務めております。
2019年のオーナーは、5勝を上げ、「7081万円」の賞金を獲得しておりました。
その後の3年間は、
2020年→2勝・獲得賞金5751万円
2021年→4勝・獲得賞金6242万円
2022年→1勝・獲得賞金4009万円
という形で数字が伸び悩んでおりましたが、一昨年は、特別レースを3勝するなど、5勝を上げ、獲得賞金は「1億1195万円」と、前年を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
更に、昨年も好調が続いており、キャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金が「1億7057万円」と、こちらもキャリアハイとなっておりました。
ただ、今年は、先週までに2勝しかできていないことなどから、獲得賞金が「5227万円」と、まだ昨年の3割ほどに留まっておりますので、現在の平田オーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の函館記念にボーンディスウェイ、1着賞金1550万円(同1240万円)の松島特別にフォーザボーイズを登録しておりますので、私が平田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸った指示を出すのは間違いありません。
なお、平田オーナーは、先述した通り、2003年からJRAで馬を走らせておりますが、まだ重賞を勝てておりませんので、函館記念のボーンディスウェイには、「初めての重賞勝ちをこの馬で」という思いも込められている筈です。