注目馬主
2025/10/20
「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報などを…
石川達絵氏
本業: 株式会社デジマース 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ショウヘイ(菊花賞)
ジャズ(柏崎特別)
担当者:馬主情報部 馬主H
石川達絵オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長ですわ。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもありますの。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立されて、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供していましたし、2010年頃には、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始して、現在では、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールや、2022年の11月に提供を開始した「USA懸賞ゲームアプリ」など、コンテンツを充実させていますわね。
更に同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信をしていましたし、昨年の7月29日(月)には、「WIN!競馬」と地方競馬公式サービス・「SPAT4」の馬券投票連携サービスをスタートさせましたの。
その上、最近では、コンビニ商品のクーポン券や金券などのデジタルギフトを配布することで、キャンペーンの実施や集客の促進が行えるソリューションシステムの「dgift」に力を入れていて、「株式会社スクウェア・エニックス」や、「株式会社KADOKAWA」や、「大東建託株式会社」といった大手企業に導入されるなど、多岐に渡る事業を手掛けていますわ。
更に同社は、2011年の3月に「東日本大震災」が発生した際、日本赤十字社を通じて1000万円を寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れていますので、その代表取締役社長を務めている石川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょうね。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせていて、2016年までは、特筆すべき実績を残していなかったものの、2017年は、キセキを出走させた菊花賞で「初の重賞制覇」を飾るなど、12勝を上げ、「2億9094万円」の賞金を獲得していましたし、昨年は、ソウルラッシュを出走させたマイルCSで「二度目のGI制覇」を飾るなど、15勝を上げ、キャリアハイとなる「5億5895万円」の賞金を獲得していますの。
そして、今年も好調が続いていて、海外では、ソウルラッシュを出走させたドバイターフ(G1)を制し、290万ドル(約4億5000万円)の賞金を獲得していますし、JRAでは、ショウヘイを出走させた京都新聞杯を制するなど、先週までに10勝を上げて、その他にも、ショウヘイがダービーで、ソウルラッシュが安田記念で、それぞれ3着に入線したことなどから、獲得賞金が「4億2187万円」と、昨年の同時期(10月20日【日】まで)の「3億4845万円」を上回っていますから、現在の石川オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、石川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
1頭を6820万円で落札
■7月21日(火)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を3850万円で落札
■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を1397万円で落札
と、計5頭を総額1億2067万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の石川オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金が2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)の菊花賞にショウヘイ、1着賞金が1110万円(同888万円)の柏崎特別にジャズを登録していますから、私が石川オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
本業: 株式会社デジマース 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ショウヘイ(菊花賞)
ジャズ(柏崎特別)
担当者:馬主情報部 馬主H
石川達絵オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長ですわ。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもありますの。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立されて、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供していましたし、2010年頃には、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始して、現在では、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールや、2022年の11月に提供を開始した「USA懸賞ゲームアプリ」など、コンテンツを充実させていますわね。
更に同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信をしていましたし、昨年の7月29日(月)には、「WIN!競馬」と地方競馬公式サービス・「SPAT4」の馬券投票連携サービスをスタートさせましたの。
その上、最近では、コンビニ商品のクーポン券や金券などのデジタルギフトを配布することで、キャンペーンの実施や集客の促進が行えるソリューションシステムの「dgift」に力を入れていて、「株式会社スクウェア・エニックス」や、「株式会社KADOKAWA」や、「大東建託株式会社」といった大手企業に導入されるなど、多岐に渡る事業を手掛けていますわ。
更に同社は、2011年の3月に「東日本大震災」が発生した際、日本赤十字社を通じて1000万円を寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れていますので、その代表取締役社長を務めている石川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょうね。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせていて、2016年までは、特筆すべき実績を残していなかったものの、2017年は、キセキを出走させた菊花賞で「初の重賞制覇」を飾るなど、12勝を上げ、「2億9094万円」の賞金を獲得していましたし、昨年は、ソウルラッシュを出走させたマイルCSで「二度目のGI制覇」を飾るなど、15勝を上げ、キャリアハイとなる「5億5895万円」の賞金を獲得していますの。
そして、今年も好調が続いていて、海外では、ソウルラッシュを出走させたドバイターフ(G1)を制し、290万ドル(約4億5000万円)の賞金を獲得していますし、JRAでは、ショウヘイを出走させた京都新聞杯を制するなど、先週までに10勝を上げて、その他にも、ショウヘイがダービーで、ソウルラッシュが安田記念で、それぞれ3着に入線したことなどから、獲得賞金が「4億2187万円」と、昨年の同時期(10月20日【日】まで)の「3億4845万円」を上回っていますから、現在の石川オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、石川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
1頭を6820万円で落札
■7月21日(火)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を3850万円で落札
■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を1397万円で落札
と、計5頭を総額1億2067万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の石川オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金が2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)の菊花賞にショウヘイ、1着賞金が1110万円(同888万円)の柏崎特別にジャズを登録していますから、私が石川オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
2025/10/20
「住友不動産株式会社」などが主な取引先です
小川眞査雄氏
本業: 株式会社トモエカンパニー 代表取締役
今週の主な登録馬:
ドナルンバ(アルテミスS)
担当者:馬主情報部 馬主T
小川眞査雄(まさお)オーナーの本業は、東京都の大田区田園調布に本社を構え、不動産賃貸事業などを手掛けている、「株式会社トモエカンパニー」の代表取締役です。
仕入れから建築や設計や不動産管理まで、賃貸物件に関わる一連の業務を手掛けている同社は、主要取引先に、「住友不動産株式会社」や「東急リバブル株式会社」といった大手企業が名を連ねております。
また、同社では、賃貸物件の企画や提案も自社で行っており、耐火性や耐震性に優れ、防音力も高い鉄筋コンクリート造のマンションを、自社ブランドの「ポッドクレスト」として、本社を構えている田園調布や、武蔵小杉(神奈川県川崎市中原区)などに展開しておりますので、その代表取締役を務めている小川オーナーは、地元の不動産業界では大いに注目されているのでしょう。
馬主としての小川オーナーは、私が確認したところ、2012年にJRAで所有馬を走らせ始め、それからこれまでに100頭以上を所有しており、2015年には、4勝を上げ、「3585万円」の賞金を獲得しておりました。
また、この年は、地方の川崎競馬で走らせていたポッドガイが、デビューから6連勝を飾り、鎌倉記念などを制しております。
ただ、その後は伸び悩んでおり、JRAに転厩させたポッドガイも勝利を上げることができず、2021年までの3年間も、
2019年→1勝・獲得賞金1350万円
2020年→1勝・獲得賞金1910万円
2021年→2勝・獲得賞金2214万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりましたので、2022年の小川オーナーは「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、この年からの3年間は、
2022年→3勝・獲得賞金4813万円
2023年→5勝・獲得賞金9738万円
2024年→7勝・獲得賞金1億5822万円
という形で「右肩上がり」の成績となっておりました。
その上、今年も好調が続いており、先週までに、過去最多となる11勝を上げ、獲得賞金が「1億5890万円」と、既にキャリアハイの数字となっておりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、小川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■5月26日(月)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を4400万円で落札
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
2頭を2億4200万円で落札
■8月18日(火)~23日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を3850万円で落札
と、計5頭を総額3億2450万円で落札しております(落札金額は全て税込)。
当然、現在の小川オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金2900万円(馬主の取り分は8割の2320万円)のアルテミスSにドナルンバを登録しておりますので、私が小川オーナーであれば、同馬を預けている上原佑紀先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
なお、小川オーナーは、先述した通り、2012年からJRAで馬を走らせておりますが、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められている筈です。
本業: 株式会社トモエカンパニー 代表取締役
今週の主な登録馬:
ドナルンバ(アルテミスS)
担当者:馬主情報部 馬主T
小川眞査雄(まさお)オーナーの本業は、東京都の大田区田園調布に本社を構え、不動産賃貸事業などを手掛けている、「株式会社トモエカンパニー」の代表取締役です。
仕入れから建築や設計や不動産管理まで、賃貸物件に関わる一連の業務を手掛けている同社は、主要取引先に、「住友不動産株式会社」や「東急リバブル株式会社」といった大手企業が名を連ねております。
また、同社では、賃貸物件の企画や提案も自社で行っており、耐火性や耐震性に優れ、防音力も高い鉄筋コンクリート造のマンションを、自社ブランドの「ポッドクレスト」として、本社を構えている田園調布や、武蔵小杉(神奈川県川崎市中原区)などに展開しておりますので、その代表取締役を務めている小川オーナーは、地元の不動産業界では大いに注目されているのでしょう。
馬主としての小川オーナーは、私が確認したところ、2012年にJRAで所有馬を走らせ始め、それからこれまでに100頭以上を所有しており、2015年には、4勝を上げ、「3585万円」の賞金を獲得しておりました。
また、この年は、地方の川崎競馬で走らせていたポッドガイが、デビューから6連勝を飾り、鎌倉記念などを制しております。
ただ、その後は伸び悩んでおり、JRAに転厩させたポッドガイも勝利を上げることができず、2021年までの3年間も、
2019年→1勝・獲得賞金1350万円
2020年→1勝・獲得賞金1910万円
2021年→2勝・獲得賞金2214万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりましたので、2022年の小川オーナーは「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、この年からの3年間は、
2022年→3勝・獲得賞金4813万円
2023年→5勝・獲得賞金9738万円
2024年→7勝・獲得賞金1億5822万円
という形で「右肩上がり」の成績となっておりました。
その上、今年も好調が続いており、先週までに、過去最多となる11勝を上げ、獲得賞金が「1億5890万円」と、既にキャリアハイの数字となっておりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、小川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■5月26日(月)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を4400万円で落札
■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
2頭を2億4200万円で落札
■8月18日(火)~23日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を3850万円で落札
と、計5頭を総額3億2450万円で落札しております(落札金額は全て税込)。
当然、現在の小川オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金2900万円(馬主の取り分は8割の2320万円)のアルテミスSにドナルンバを登録しておりますので、私が小川オーナーであれば、同馬を預けている上原佑紀先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
なお、小川オーナーは、先述した通り、2012年からJRAで馬を走らせておりますが、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められている筈です。
2025/10/20
2020年に土井不動産株式会社と合併しました
土井肇氏
本業: 大万証券株式会社 取締役会長
今週の主な登録馬:
ヤマニンブークリエ(菊花賞)
ヤマニンアストロン(長岡京S)
ヤマニンバロネス(嵯峨野特別)
担当者:馬主情報部 馬主S
土井肇オーナーの本業は、愛知県名古屋市の中区に本社を構え、県内に本店を含めて3店舗を展開している、「大万証券株式会社」の取締役会長です。
1948年に、資本金100万円で創業された同社は、それから現在までに、
1964年→資本金を5000万円に増額
1983年→愛知県岡崎市に岡崎営業所(現岡崎支店)を新設し、資本金を1億円に増額
1989年→資本金を1億5000万円に増額
1999年→愛知県犬山市に犬山支店を新設
2002年→資本金を3億円に増額
2020年→土井不動産株式会社との合併により、資本金を3億7537万円に増額
といった形で長期間に渡り事業を行っておりますので、同社の取締役会長を務めている土井オーナーは、地域の方や市場関係者から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての土井オーナーは、既にキャリアが50年以上に及んでいる大ベテランでして、これまでに、個人の名義で、
1993年の天皇賞・秋などを制したヤマニンゼファー
2003年の阪神ジュベナイルFなどを制したヤマニンシュクル
2019年のJBCレディスクラシックなどを制したヤマニンアンプリメ
というGI馬の3頭を筆頭に、600頭以上を所有しており、2001年頃まで使用していた「土井商事」の法人名義でも、1994年の阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を制したヤマニンパラダイスを筆頭に、100頭近くを所有しておりました。
1994年のオーナーは、ヤマニンフォックスで中日新聞杯を制するなど、過去最高となる「24勝・獲得賞金4億3045万円」という成績を残しており、2008年には、ヤマニンメルベイユで中山牝馬SとクイーンSを制するなど、15勝を上げ、1994年に次ぐ「4億0155万円」の賞金を獲得しております。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2021年までの5年間も、
2017年→13勝・獲得賞金1億6608万円
2018年→9勝・獲得賞金2億0389万円
2019年→9勝・獲得賞金1億7033万円
2020年→7勝・獲得賞金1億2886万円
2021年→9勝・獲得賞金1億4013万円
という物足りない数字に留まっておりましたが、2022年からの3年間は、
2022年→16勝・獲得賞金2億4482万円
2023年→12勝・獲得賞金2億8285万円
2024年→14勝・獲得賞金3億5130万円
という、2021年までを大きく上回る成績を残し、巻き返しに成功しておりました。
そして、今年も好調が続いており、ヤマニンアルリフラで北九州記念、ヤマニンウルスで東海Sを制するなど、先週までに15勝を上げ、獲得賞金が「4億1018万円」と、既に昨年を上回っておりますので、当然、現在の土井オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)の菊花賞にヤマニンブークリエなど、特別レースに3頭を登録しておりますので、土井オーナーが、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。
本業: 大万証券株式会社 取締役会長
今週の主な登録馬:
ヤマニンブークリエ(菊花賞)
ヤマニンアストロン(長岡京S)
ヤマニンバロネス(嵯峨野特別)
担当者:馬主情報部 馬主S
土井肇オーナーの本業は、愛知県名古屋市の中区に本社を構え、県内に本店を含めて3店舗を展開している、「大万証券株式会社」の取締役会長です。
1948年に、資本金100万円で創業された同社は、それから現在までに、
1964年→資本金を5000万円に増額
1983年→愛知県岡崎市に岡崎営業所(現岡崎支店)を新設し、資本金を1億円に増額
1989年→資本金を1億5000万円に増額
1999年→愛知県犬山市に犬山支店を新設
2002年→資本金を3億円に増額
2020年→土井不動産株式会社との合併により、資本金を3億7537万円に増額
といった形で長期間に渡り事業を行っておりますので、同社の取締役会長を務めている土井オーナーは、地域の方や市場関係者から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての土井オーナーは、既にキャリアが50年以上に及んでいる大ベテランでして、これまでに、個人の名義で、
1993年の天皇賞・秋などを制したヤマニンゼファー
2003年の阪神ジュベナイルFなどを制したヤマニンシュクル
2019年のJBCレディスクラシックなどを制したヤマニンアンプリメ
というGI馬の3頭を筆頭に、600頭以上を所有しており、2001年頃まで使用していた「土井商事」の法人名義でも、1994年の阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を制したヤマニンパラダイスを筆頭に、100頭近くを所有しておりました。
1994年のオーナーは、ヤマニンフォックスで中日新聞杯を制するなど、過去最高となる「24勝・獲得賞金4億3045万円」という成績を残しており、2008年には、ヤマニンメルベイユで中山牝馬SとクイーンSを制するなど、15勝を上げ、1994年に次ぐ「4億0155万円」の賞金を獲得しております。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2021年までの5年間も、
2017年→13勝・獲得賞金1億6608万円
2018年→9勝・獲得賞金2億0389万円
2019年→9勝・獲得賞金1億7033万円
2020年→7勝・獲得賞金1億2886万円
2021年→9勝・獲得賞金1億4013万円
という物足りない数字に留まっておりましたが、2022年からの3年間は、
2022年→16勝・獲得賞金2億4482万円
2023年→12勝・獲得賞金2億8285万円
2024年→14勝・獲得賞金3億5130万円
という、2021年までを大きく上回る成績を残し、巻き返しに成功しておりました。
そして、今年も好調が続いており、ヤマニンアルリフラで北九州記念、ヤマニンウルスで東海Sを制するなど、先週までに15勝を上げ、獲得賞金が「4億1018万円」と、既に昨年を上回っておりますので、当然、現在の土井オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)の菊花賞にヤマニンブークリエなど、特別レースに3頭を登録しておりますので、土井オーナーが、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。
2025/10/20
香港スプリントを連覇しております
ロードホースクラブ
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ルーチェフィオーレ(アルテミスS)
ロードベイリーフ(ルミエールAD)
ロードエクレール(神無月S)
担当者:馬主情報部 馬主J
一昨年の7月まで、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めていた中村伊三美氏は、以前、「モエレ」の冠名で広く知られていた中村和夫オーナーの長男です。
また、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、G1級のレースを6勝もしたロードカナロアや、2017年の朝日杯FSなど、重賞を5勝したダノンプレミアムや、2020年の香港スプリントなど、国内外の重賞を8勝したダノンスマッシュや、2022年のアーリントンCとNHKマイルを制したダノンスコーピオンといった活躍馬を生産している「ケイアイファーム」は、1987年に伊三美氏が開設した牧場であり、現在は、奥様の祐子さんが代表を務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、この年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回ってしまいました。
更に、その後も成績が伸び悩み、2021年までの5年間も、
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
2020年→33勝・獲得賞金5億8587万円
2021年→29勝・獲得賞金5億5963万円
という物足りない数字が続いておりましたが、2022年は、「47勝・獲得賞金7億3007万円」という成績を残し、2021年までの数字を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
一昨年は、35勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどにより、獲得賞金が「6億6833万円」と、2022年を下回ってしまいましたが、昨年は、アルジーヌでターコイズSを制するなど、キャリアハイとなる57勝を上げ、獲得賞金が「10億0260万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
更に、今年も好調が続いており、地方では、ロードフォンスでかきつばた記念を制し、「3000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、日経新春杯を制し、大阪杯で2着に入線したロードデルレイと、クイーンSを制したアルジーヌの活躍などにより、先週までに36勝を上げ、獲得賞金が「8億4656万円」と、昨年の同時期(10月20日【日】まで)の「6億9785万円」を大きく上回っております。
当然、現在は、クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、「ロードホースクラブ」は、「2025年度募集馬」(現1歳世代)に関して、9月20日(土)に、計36頭のラインナップを発表しており、11月から出資の受け付けを開始する予定となっております。
したがって、現在は同クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させ、出資者の増加に繋げたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週、「ロードホースクラブ」は、1着賞金が2900万円(馬主の取り分は8割の2320万円)のアルテミスSにルーチェフィオーレ、1着賞金が2700万円(同2160万円)のルミエールADにロードベイリーフ、1着賞金が2200万円(同1760万円)の神無月Sにロードエクレールを登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ルーチェフィオーレ(アルテミスS)
ロードベイリーフ(ルミエールAD)
ロードエクレール(神無月S)
担当者:馬主情報部 馬主J
一昨年の7月まで、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めていた中村伊三美氏は、以前、「モエレ」の冠名で広く知られていた中村和夫オーナーの長男です。
また、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、G1級のレースを6勝もしたロードカナロアや、2017年の朝日杯FSなど、重賞を5勝したダノンプレミアムや、2020年の香港スプリントなど、国内外の重賞を8勝したダノンスマッシュや、2022年のアーリントンCとNHKマイルを制したダノンスコーピオンといった活躍馬を生産している「ケイアイファーム」は、1987年に伊三美氏が開設した牧場であり、現在は、奥様の祐子さんが代表を務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、この年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回ってしまいました。
更に、その後も成績が伸び悩み、2021年までの5年間も、
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
2020年→33勝・獲得賞金5億8587万円
2021年→29勝・獲得賞金5億5963万円
という物足りない数字が続いておりましたが、2022年は、「47勝・獲得賞金7億3007万円」という成績を残し、2021年までの数字を大きく上回り、巻き返しに成功しております。
一昨年は、35勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどにより、獲得賞金が「6億6833万円」と、2022年を下回ってしまいましたが、昨年は、アルジーヌでターコイズSを制するなど、キャリアハイとなる57勝を上げ、獲得賞金が「10億0260万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。
更に、今年も好調が続いており、地方では、ロードフォンスでかきつばた記念を制し、「3000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、日経新春杯を制し、大阪杯で2着に入線したロードデルレイと、クイーンSを制したアルジーヌの活躍などにより、先週までに36勝を上げ、獲得賞金が「8億4656万円」と、昨年の同時期(10月20日【日】まで)の「6億9785万円」を大きく上回っております。
当然、現在は、クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、「ロードホースクラブ」は、「2025年度募集馬」(現1歳世代)に関して、9月20日(土)に、計36頭のラインナップを発表しており、11月から出資の受け付けを開始する予定となっております。
したがって、現在は同クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させ、出資者の増加に繋げたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週、「ロードホースクラブ」は、1着賞金が2900万円(馬主の取り分は8割の2320万円)のアルテミスSにルーチェフィオーレ、1着賞金が2700万円(同2160万円)のルミエールADにロードベイリーフ、1着賞金が2200万円(同1760万円)の神無月Sにロードエクレールを登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。