「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/05/06
「お嬢様はご機嫌ナナメ」などのサービスを提供していますわね
猪熊広次氏

本業: 株式会社バローズ 代表取締役

今週の主な登録馬:
ヤンキーバローズ(NHKマイルC)
デビットバローズ(エプソムC)
レオンバローズ(三国特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

猪熊広次オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構えて、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役ですわ。

1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を立ち上げて、その後は、

1998年10月→日本移動通信株式会社(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→「IDOプラザ・向ヶ丘遊園」(現在のauショップ・向ヶ丘遊園)をオープン
2001年4月→「auショップ・川崎西口駅前」(現在のauショップ・ラゾーナ川崎)をオープン
2003年7月→「住友不動産高輪パークタワー」に本社を移転

といった形で順調に規模を拡大していますの。

また、同社は近年、「モバイルコンテンツ事業」に力を入れていて、昨年までは、

2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2015年→心理対戦型パーティーゲームの「人狼ゲーム・潜む狼」
2016年→女性向けの恋愛ノベルゲームの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
2017年→近未来学園を描いたアドベンチャーゲームの「AQUA」
2018年→ラブコメアドベンチャーゲームの「お嬢様はご機嫌ナナメ」
2020年→貯めたポイントで豪華賞品に応募できる「懸賞麻雀」
2021年→定番のゲームでポイントを貯めて豪華賞品に応募できる「懸賞ソリティア」
2023年→懸賞麻雀にポイ活を組み合わせた「ポイ活&懸賞麻雀」
2024年→歩くことでゲーム内のキャラを育成し、そのポイントで懸賞に応募できる「えみぅ・歩いて育ててポイ活アプリ」

など、次々に新サービスを提供していましたの。

そして、今年も、

「ポイ活&懸賞バブルパズル」→1月から提供
「ポイすら・歩いて育ててポイ活アプリ」→1月から提供

といった形で事業を展開していますので、このように、ユーザーのニーズに合わせて臨機応変にビジネスを展開している猪熊オーナーのことは、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょうね。

馬主としての猪熊オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2003年で、それから今までに250頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、2015年のファンタジーSを制したキャンディバローズや、2018年のCBC賞と北九州記念を制したアレスバローズや、2019年のダービーを制したロジャーバローズなどが挙げられますわ。

2017年の猪熊オーナーは、過去最高の30勝を上げて、「4億7836万円」の賞金を獲得していましたし、2019年は、10勝に留まってしまいましたけど、先述した通り、ロジャーバローズでダービーを制したことなどから、「4億8361万円」の賞金を獲得していましたの。

2020年は、14勝を上げたものの、獲得賞金は「1億9984万円」と、前年の半分以下に留まってしまいましたけど、その後の3年間は、

2021年:24勝・獲得賞金3億9353万円
2022年:22勝・獲得賞金4億5770万円
2023年:21勝・獲得賞金5億8187万円

という形で巻き返しに成功していて、特に一昨年は、重賞を3勝したこともあり、獲得賞金がキャリアハイの数字になっていましたわ。

ただ、昨年は、地方に於いて、アラジンバローズでサマーチャンピオン、ウィリアムバローズで日本テレビ盃を制し、この2レースで「7000万円」の賞金を獲得していて、JRAでは、ウィリアムバローズで東海Sを制しましたけど、年末までに16勝しか上げられなかったこともあって、獲得賞金が「4億9833万円」と、一昨年を下回ってしまいましたの。

そして、今年も状況が改善した訳ではなくて、先週までに7勝を上げていますけど、ファルコンSを制したヤンキーローズ以外の馬があまり活躍できていないこともあって、獲得賞金が「1億8793万円」と、昨年の同時期(4月まで)の「1億8720万円」とほぼ同水準の数字に留まっていますから、現在の猪熊オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

また、猪熊オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、昨年は、

■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
3頭を1億4300万円で落札

■7月22日(火)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
4頭を7810万円で落札

■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
1頭を330万円で落札

■9月17日(火)~19日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を748万円で落札

と、計9頭を総額2億3188万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。

当然、猪熊オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈ですわね。

そういった中、今週は、1着賞金が1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のNHKマイルCにヤンキーバローズ、1着賞金が4300万円(同3440万円)のエプソムCにデビットバローズ、1着賞金が1110万円(同888万円)の三国特別にレオンバローズを登録していますので、私がオーナーでしたら、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。

2025/05/06
今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァなどが…
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
イミグラントソング(NHKマイルC)
コートアリシアン(NHKマイルC)
ドゥラドーレス(エプソムC)
オーロイプラータ(平城京S)
ブレイヴロッカー(メトロポリタンS)
モンテシート(橘S)
ポワンキュルミナン(立夏S)
ライフセービング(鴨川特別)
クイーンズワーフ(三国特別)

担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA

「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。

ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。

もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。

最近では、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュや、今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァもここの募集馬なんですよ。

「社台グループオーナーズ」は、「2024年度募集馬」(現2歳世代)について、去年の5月13日(月)に、全部で76頭の「販売馬リスト」(地方入厩馬を除く)を発表していて、これらの内、もう満口になっている71頭と、「販売中止」になってしまった2頭を除く3頭は、まだ出資の申し込みを受け付けていますから、今は「社台グループオーナーズ」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えて、残りの3頭を早く満口にしたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。

そんな中、今週は、1着賞金が1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のNHKマイルCにイミグラントソングとコートアリシアン、1着賞金が4300万円(同3440万円)のエプソムCにトゥラヴェスーラ、1着賞金が2200万円(同1760万円)の平城京Sにオーロイプラータなど、9頭を特別レースに登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いするでしょう。

2025/05/06
「キタサンブラックの全弟」などを落札しておりました
DMMドリームクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
キングスコール(京都新聞杯)
ディープモンスター(エプソムC)
レジェンドシップ(荒川峡特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立され、2017年の8月に運営を開始した、まだ歴史の浅い一口馬主クラブです。

このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」であり、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営しております。

「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」に於いて、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初であり、次の年は、同セールに於いて、「株式会社DMM.com」として、

「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟

と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札しており、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟であり、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっておりました。

また、同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用しており、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの命名を依頼していた上、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やし、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りを得意としております。

2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたが、その後の2年間は、

2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円

という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしており、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたので、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。

2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたが、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げ、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していた上、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしておりました。

ただ、その後の3年間は、

2022年→13勝・獲得賞金2億6369万円
2023年→18勝・獲得賞金3億0422万円
2024年→23勝・獲得賞金4億0593万円

と書けば分かる通り、勝利数は増加していたものの、2021年の賞金を下回っておりましたので、今年を迎えるにあたっては、同クラブの関係者全員が巻き返しに燃えていた筈です。

実際、今年は、先週までに5勝を上げ、その他にも、キングスコールがスプリングSで3着に入線したことなどから、獲得賞金が「1億2996万円」と、昨年の同時期(4月まで)の「1億0490万円」を上回っておりますので、現在は、同クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の京都新聞杯にキングスコール、1着賞金4300万円(同3440万円)のエプソムCにディープモンスター、1着賞金が「1110万円」(同888万円)の荒川峡特別にレジェンドシップを登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2025/05/06
「東京馬主協会」の副会長理事です
西山茂行氏

本業: 西山興業株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
セイウンハーデス(エプソムC)
ニシノコニャック(駿風S)
ニシノライコウ(分倍河原S)
ニシノコイゴコロ(荒川峡特別・三国特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。

同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。

また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。

そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)の長男でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営者となりました。

その後は、2008年に、ニシノフラワーなど、約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。

なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、以前、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めていた下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。

西山オーナーは、私が確認したところ、1986年からJRAで馬を走らせている大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の会長を務めております。

また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン、2016年と2017年の京阪杯を制したネロ、2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ、2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと2022年と昨年の中山大障害を制したニシノデイジーといった名前が挙げられるでしょう。

2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。

その後は成績が伸び悩み、2021年までの3年間も、

2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円

と、物足りない数字に留まってしまったものの、2022年は、先述した通り、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しており、一昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、2022年を上回っております。

その上、昨年も好調が続いており、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億5014万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。

ただ、今年は、先週までに13勝を上げているものの、京成杯を制したニシノエージェント以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「1億8602万円」と、昨年の同時期(4月まで)の「2億3590万円」を下回っておりますので、現在の西山オーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のエプソムCにセイウンハーデス、1着賞金1840万円(同1472万円)の駿風Sにニシノコニャックなど、4頭を特別レースに登録しておりますので、私が西山オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。