注目馬主
2025/03/10
「貴金属業界に欠かせない存在」と言えるでしょう
石部美恵子氏
本業: BIJOUPIKO・GROUP(ビジュピコグループ) 会長
今週の主な登録馬:
ピコチャンブラック(スプリングS)
※石部高史オーナーの所有馬
ピコローズ(アネモネS)
担当者:馬主情報部 馬主N
石部美恵子オーナーは、東京都台東区上野と徳島県板野郡松茂町に本社を構え、ジュエリーや貴金属の販売などを手掛けている「BIJOUPIKO・GROUP」(ビジュピコグループ)の創業メンバーであり、現在は同グループの会長を務めております。
徳島県出身の石部オーナーは、双子として生まれたご子息の育児にあたりながら、10本のネックレスと指輪を入れたカバン一つを持って、淡路島で行商をしていたそうです。
その後、1979年に「ジュエリーピコ」を創業し、1993年、オーナーの出身地である徳島県に「PIKOJewelry&Watch」(ピコジュエリー&ウォッチ)の一号店をオープンしたものの、オープンしてからの1年間は、ほとんど商品が売れなかったため、その打開策として、当時、日本では初めての試みであった、「金利をゼロに設定した腕時計の月賦販売」を行い、このことをラジオCMで放送したことなどから、購入者が一気に増加したと石部オーナーは話しておりました。
更に、同グループはその後も、
2003年7月→株式会社GTBTを設立
2009年3月→株式会社PIKOを設立
2009年5月→Belltree株式会社を設立
2010年1月→東京の目黒区に本社ビルを設立
2012年3月→徳島県に本社ビルを設立
2013年6月→株式会社LOOKを設立
2017年9月→現在の場所に本社機能を移転
といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、ご子息であり、JRAの個人馬主でもある石部高史オーナーが代表取締役社長を務めております。
また、「ビジュピコグループ」は、ここまでに名前を挙げた他にも、多数の系列企業を有しており、その中でも、「株式会社ジュエリーピコ」は、「日本最大級の結婚指輪や婚約指輪の専門店」として広く知られておりますので、同グループは、「貴金属業界に欠かせない存在」と言えるでしょう。
その上、同グループは、太陽光発電事業や不動産事業や飲食事業なども手掛けており、2023年には、グループ全体の売上高が「207億円」を記録し、現在は、グループ全体で500名以上の従業員を雇用しておりますので、この礎を築いた石部オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めている筈です。
馬主としての石部オーナーは、昨年からJRAで馬を走らせており、現在は5頭を所有しております。
昨年は、ピコチャンブラックを出走させた7月20日(土)の福島7R・2歳新馬で、「初出走初勝利」を飾っており、同馬がアイビーSで2着に入線したこともあり、年末までに「1405万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、今年は、所有頭数が少ないこともあり、まだ勝ち星を上げられておりませんので、現在の石部オーナーは、「早急に今年の初勝利を上げたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)のスプリングSにピコチャンブラックを登録しており、私がオーナーであれば、「初めての重賞勝ち」が懸かっていることもあり、同馬を預けている上原佑紀先生に対し、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
また、今週は、オーナーのご子息であるため、「完全に財布が同じ」と言える石部高史オーナーが、1着賞金2000万円(同1600万円)のアネモネSにピコローズを登録しておりますので、ピコチャンブラックと全く同じ理由で、「こちらも勝負懸かり」と私は見ております。
本業: BIJOUPIKO・GROUP(ビジュピコグループ) 会長
今週の主な登録馬:
ピコチャンブラック(スプリングS)
※石部高史オーナーの所有馬
ピコローズ(アネモネS)
担当者:馬主情報部 馬主N
石部美恵子オーナーは、東京都台東区上野と徳島県板野郡松茂町に本社を構え、ジュエリーや貴金属の販売などを手掛けている「BIJOUPIKO・GROUP」(ビジュピコグループ)の創業メンバーであり、現在は同グループの会長を務めております。
徳島県出身の石部オーナーは、双子として生まれたご子息の育児にあたりながら、10本のネックレスと指輪を入れたカバン一つを持って、淡路島で行商をしていたそうです。
その後、1979年に「ジュエリーピコ」を創業し、1993年、オーナーの出身地である徳島県に「PIKOJewelry&Watch」(ピコジュエリー&ウォッチ)の一号店をオープンしたものの、オープンしてからの1年間は、ほとんど商品が売れなかったため、その打開策として、当時、日本では初めての試みであった、「金利をゼロに設定した腕時計の月賦販売」を行い、このことをラジオCMで放送したことなどから、購入者が一気に増加したと石部オーナーは話しておりました。
更に、同グループはその後も、
2003年7月→株式会社GTBTを設立
2009年3月→株式会社PIKOを設立
2009年5月→Belltree株式会社を設立
2010年1月→東京の目黒区に本社ビルを設立
2012年3月→徳島県に本社ビルを設立
2013年6月→株式会社LOOKを設立
2017年9月→現在の場所に本社機能を移転
といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、ご子息であり、JRAの個人馬主でもある石部高史オーナーが代表取締役社長を務めております。
また、「ビジュピコグループ」は、ここまでに名前を挙げた他にも、多数の系列企業を有しており、その中でも、「株式会社ジュエリーピコ」は、「日本最大級の結婚指輪や婚約指輪の専門店」として広く知られておりますので、同グループは、「貴金属業界に欠かせない存在」と言えるでしょう。
その上、同グループは、太陽光発電事業や不動産事業や飲食事業なども手掛けており、2023年には、グループ全体の売上高が「207億円」を記録し、現在は、グループ全体で500名以上の従業員を雇用しておりますので、この礎を築いた石部オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めている筈です。
馬主としての石部オーナーは、昨年からJRAで馬を走らせており、現在は5頭を所有しております。
昨年は、ピコチャンブラックを出走させた7月20日(土)の福島7R・2歳新馬で、「初出走初勝利」を飾っており、同馬がアイビーSで2着に入線したこともあり、年末までに「1405万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、今年は、所有頭数が少ないこともあり、まだ勝ち星を上げられておりませんので、現在の石部オーナーは、「早急に今年の初勝利を上げたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)のスプリングSにピコチャンブラックを登録しており、私がオーナーであれば、「初めての重賞勝ち」が懸かっていることもあり、同馬を預けている上原佑紀先生に対し、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
また、今週は、オーナーのご子息であるため、「完全に財布が同じ」と言える石部高史オーナーが、1着賞金2000万円(同1600万円)のアネモネSにピコローズを登録しておりますので、ピコチャンブラックと全く同じ理由で、「こちらも勝負懸かり」と私は見ております。
2025/03/10
母体はオンライン英会話レッスンなど手掛けていますわね
DMMドリームクラブ
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ディープモンスター(金鯱賞)
キングスコール(スプリングS)
担当者:馬主情報部 馬主H
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、まだ歴史の浅い一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
ただ、その後の3年間は、
2022年→13勝・獲得賞金2億6369万円
2023年→18勝・獲得賞金3億0422万円
2024年→23勝・獲得賞金4億0593万円
と書けば分かる通り、勝利数は増えていますけど、2021年の賞金を下回っていますの。
それに、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までに1勝しか上げられていないこともあって、獲得賞金が「4949万円」と、昨年の同時期(3月10日【日】まで)の「7591万円」を大きく下回っていますから、現在はクラブの関係者全員が、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えている筈ですわ。
また、「DMMドリームクラブ」は、「現2歳世代の募集馬」について、24頭のラインナップを発表していますけど、私が確認したところ、この24頭の内、満口になっているのは14頭でして、残りの10頭は、まだ出資を受け付けていますの。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「残りの10頭を少しでも早く満口にできるよう、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の金鯱賞にディープモンスター、1着賞金5400万円(同4320万円)のスプリングSにキングスコールを登録していますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ディープモンスター(金鯱賞)
キングスコール(スプリングS)
担当者:馬主情報部 馬主H
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、まだ歴史の浅い一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
ただ、その後の3年間は、
2022年→13勝・獲得賞金2億6369万円
2023年→18勝・獲得賞金3億0422万円
2024年→23勝・獲得賞金4億0593万円
と書けば分かる通り、勝利数は増えていますけど、2021年の賞金を下回っていますの。
それに、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までに1勝しか上げられていないこともあって、獲得賞金が「4949万円」と、昨年の同時期(3月10日【日】まで)の「7591万円」を大きく下回っていますから、現在はクラブの関係者全員が、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えている筈ですわ。
また、「DMMドリームクラブ」は、「現2歳世代の募集馬」について、24頭のラインナップを発表していますけど、私が確認したところ、この24頭の内、満口になっているのは14頭でして、残りの10頭は、まだ出資を受け付けていますの。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「残りの10頭を少しでも早く満口にできるよう、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の金鯱賞にディープモンスター、1着賞金5400万円(同4320万円)のスプリングSにキングスコールを登録していますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
2025/03/10
早稲田大学の政治経済学部を卒業しております
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏
本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
ホウオウビスケッツ(金鯱賞)
ホウオウショコラ(アネモネS)
担当者:馬主情報部 馬主T
小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」(現在の株式会社リンク・インタラック)を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在は、東京、大阪、名古屋に「統合拠点」、札幌、仙台、広島、福岡に「グループ拠点」、シンガポール、ベトナム、タイ、フィリピンに「海外拠点」を構え、9社のグループ会社を有し、2024年12月期の売上高が「374億5800万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システムの「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
2022年→21勝・獲得賞金4億3472万円
2023年→22勝・獲得賞金5億5225万円
2024年→20勝・獲得賞金5億4455万円
という形で順調に実績を積み重ねていた上、2021年には、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初の重賞制覇を飾り、一昨年は、獲得賞金がキャリアハイとなっておりました。
ただ、今年は、先週までに6勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「7614万円」と、昨年の同時期(3月10日【日】まで)の「1億1285万円」を下回っておりますので、現在の小笹オーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、小笹オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
8頭を7億1830万円で落札
■10月22日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
2頭を3億3000万円で落札
と、計10頭の落札に10億4830万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の小笹オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の金鯱賞にホウオウビスケッツ、1着賞金が2000万円(同1600万円)のアネモネSにホウオウショコラを登録しておりますので、私が小笹オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
ホウオウビスケッツ(金鯱賞)
ホウオウショコラ(アネモネS)
担当者:馬主情報部 馬主T
小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」(現在の株式会社リンク・インタラック)を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在は、東京、大阪、名古屋に「統合拠点」、札幌、仙台、広島、福岡に「グループ拠点」、シンガポール、ベトナム、タイ、フィリピンに「海外拠点」を構え、9社のグループ会社を有し、2024年12月期の売上高が「374億5800万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
2018年の10月には、同社が開発した組織改善システムの「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
2022年→21勝・獲得賞金4億3472万円
2023年→22勝・獲得賞金5億5225万円
2024年→20勝・獲得賞金5億4455万円
という形で順調に実績を積み重ねていた上、2021年には、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初の重賞制覇を飾り、一昨年は、獲得賞金がキャリアハイとなっておりました。
ただ、今年は、先週までに6勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「7614万円」と、昨年の同時期(3月10日【日】まで)の「1億1285万円」を下回っておりますので、現在の小笹オーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、小笹オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
8頭を7億1830万円で落札
■10月22日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
2頭を3億3000万円で落札
と、計10頭の落札に10億4830万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の小笹オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金が6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の金鯱賞にホウオウビスケッツ、1着賞金が2000万円(同1600万円)のアネモネSにホウオウショコラを登録しておりますので、私が小笹オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
2025/03/10
ステイゴールドなどが代表的な存在です
社台レースホース
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
キングズパレス(金鯱賞)
プログノーシス(金鯱賞)
マルディランダ(米子城S・東風S)
プリムツァール(アネモネS)
ピックアチェリー(幕張S)
タイトニット(甲南S)
ホークフィールド(甲南S)
マラキナイア(難波S)
インペリアルライン(阿見特別)
フルングニル(阿見特別)
ピクシーレーション(恋路ケ浜特別・房総特別)
ティンク(恋路ケ浜特別・房総特別)
テラメリタ(岡崎特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
2014年の皐月賞などを制したイスラボニータ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しておりました。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、それから昨年までは、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
2023年→102勝・獲得賞金34億3845万円(同3位)
2024年→95勝・獲得賞金21億9388万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、「1位か2位が定位置」であった2013年までと異なり、「3位か4位」という状況が続いており、獲得賞金も、一昨年にキャリアハイを記録していたものの、昨年は大きく下回ってしまいました。
そして、今年も状況が改善された訳ではなく、先週までに18勝を上げているものの、共同通信杯を制したマスカレードボール以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「3億9301万円」と、昨年の同時期(3月10日【日】まで)の「4億6708万円」を下回っております。
当然、現在は、クラブの関係者全員が、「早急に巻き返したいを図りたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の金鯱賞
キングズパレス
プログノーシス
1着賞金2300万円(同1840万円)の米子城S
マルディランダ(東風Sにも登録)
1着賞金2000万円(同1600万円)のアネモネS
プリムツァール
など、特別レースに13頭を登録しておりますので、クラブの関係者達は、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出している筈です。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
キングズパレス(金鯱賞)
プログノーシス(金鯱賞)
マルディランダ(米子城S・東風S)
プリムツァール(アネモネS)
ピックアチェリー(幕張S)
タイトニット(甲南S)
ホークフィールド(甲南S)
マラキナイア(難波S)
インペリアルライン(阿見特別)
フルングニル(阿見特別)
ピクシーレーション(恋路ケ浜特別・房総特別)
ティンク(恋路ケ浜特別・房総特別)
テラメリタ(岡崎特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
2014年の皐月賞などを制したイスラボニータ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しておりました。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、それから昨年までは、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
2023年→102勝・獲得賞金34億3845万円(同3位)
2024年→95勝・獲得賞金21億9388万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、「1位か2位が定位置」であった2013年までと異なり、「3位か4位」という状況が続いており、獲得賞金も、一昨年にキャリアハイを記録していたものの、昨年は大きく下回ってしまいました。
そして、今年も状況が改善された訳ではなく、先週までに18勝を上げているものの、共同通信杯を制したマスカレードボール以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「3億9301万円」と、昨年の同時期(3月10日【日】まで)の「4億6708万円」を下回っております。
当然、現在は、クラブの関係者全員が、「早急に巻き返したいを図りたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の金鯱賞
キングズパレス
プログノーシス
1着賞金2300万円(同1840万円)の米子城S
マルディランダ(東風Sにも登録)
1着賞金2000万円(同1600万円)のアネモネS
プリムツァール
など、特別レースに13頭を登録しておりますので、クラブの関係者達は、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出している筈です。