注目馬主
2025/02/24
早稲田大学の教育学部を卒業しております
金子真人(まこと)氏
本業: 株式会社図研 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
サイルーン(中山記念)
ボッケリーニ(中山記念)
ママコチャ(オーシャンS)
パーティハーン(すみれS)
クルミナーレ(淡路特別)
担当者:馬主情報部 馬主T
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGI級レースを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
2021年の桜花賞などGIを3勝したソダシ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
更に、その後の8年間も、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
2022年→47勝・獲得賞金16億3038万円
2023年→37勝・獲得賞金12億6601万円
と記せば分かる通り、「10億円超え」を継続しておりましたが、昨年は、重賞を3勝したものの、GIを勝てなかったことや、全体で26勝しか上げられなかったことなどが響き、獲得賞金は「8億0103万円」と、一昨年までを大きく下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって、金子オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は、ヨーホーレイクで京都記念を制するなど、先週までに7勝を上げ、獲得賞金が「1億8692万円」と、昨年の2月までの「1億4859万円」を上回っております。
当然、現在の金子オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月8日(月)~9日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計6頭の落札に総額9億0200万円(税込)を投じております。
したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の中山記念にサイルーンとボッケリーニ、1着賞金が4300万円(同3440万円)のオーシャンSにママコチャなど、特別レースに5頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: 株式会社図研 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
サイルーン(中山記念)
ボッケリーニ(中山記念)
ママコチャ(オーシャンS)
パーティハーン(すみれS)
クルミナーレ(淡路特別)
担当者:馬主情報部 馬主T
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGI級レースを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
2021年の桜花賞などGIを3勝したソダシ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
更に、その後の8年間も、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
2022年→47勝・獲得賞金16億3038万円
2023年→37勝・獲得賞金12億6601万円
と記せば分かる通り、「10億円超え」を継続しておりましたが、昨年は、重賞を3勝したものの、GIを勝てなかったことや、全体で26勝しか上げられなかったことなどが響き、獲得賞金は「8億0103万円」と、一昨年までを大きく下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって、金子オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は、ヨーホーレイクで京都記念を制するなど、先週までに7勝を上げ、獲得賞金が「1億8692万円」と、昨年の2月までの「1億4859万円」を上回っております。
当然、現在の金子オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月8日(月)~9日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計6頭の落札に総額9億0200万円(税込)を投じております。
したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の中山記念にサイルーンとボッケリーニ、1着賞金が4300万円(同3440万円)のオーシャンSにママコチャなど、特別レースに5頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
2025/02/24
南カリフォルニア大学の大学院でMBAを取得していますわね
諸江幸祐(もろえ・ゆきひろ)氏
本業: 株式会社YUMEキャピタル 代表取締役
今週の主な登録馬:
ステークホルダー(オーシャンS)
担当者:馬主情報部 馬主H
1955年7月生まれの諸江幸祐(もろえ・ゆきひろ)オーナーは、かつて石川県に展開していた衣料スーパー、「いとはん」を創業した諸江賢二氏のご子息で、1979年に慶応大学の経済学部を卒業してから、5年ほど大手スーパーの「ジャスコ」(現在のイオン)に勤めていましたの。
その後、南カリフォルニア大学の大学院でMBAを取得して、1985年に野村証券の海外投資顧問室にアナリストとして入社して、1988年にはゴールドマン・サックス証券に移っていました。
それから、1998年に同社のマネージングディレクターに就任して、1999年から2005年までは東京支店の投資調査部長などを務めていましたけど、2008年に「ゴールドマン・サックス証券」を退社して、「株式会社YUMEキャピタル」を設立しましたの。
現在の諸江オーナーは、私が確認したところ、「株式会社YUMEキャピタル」の代表取締役を務めながら、有機・無添加食品の販売を手掛けている「オイシックス・ラ・大地株式会社」の社外監査役を務めるなど、複数の企業で重要なポストに就いていますし、「早稲田大学大学院・ファイナンス研究センター」の講師や、アメリカのコーネル大学が行っている「リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン」の講師を務めた経験があるように、後進の育成にもかなり力を入れていますので、「大いに尊敬すべき人物」と言えますわね。
諸江オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2004年のことで、これまでに70頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2007年のクイーンCで2着、桜花賞で3着だったカタマチボタンや、2013年のスプリンターズSで3着だったワンスインナムーンが挙げられますの。
ちなみに、私が聞いた話によると、カタマチボタンの名前は、諸江オーナーの出身地である石川県金沢市の片町で、オーナーの祖母が経営していた「ぼたん」という喫茶店が由来となっているそうで、カタマチボタンが桜花賞に出走した当日は、ご家族揃って阪神競馬場まで応援に行ったそうですから、1着ダイワスカーレット、2着ウオッカ、4着ローブデコルテといった強いメンバーの中で3着に入ったレースを見て、オーナーご自身はもちろんのこと、ご家族も大いに喜ばれた筈ですわ。
2017年の諸江オーナーは、7勝を上げて、過去最高となる「1億6265万円」の賞金を獲得していましたの。
ただ、昨年までの5年間は、
2020年→8167万円
2021年→5802万円
2022年→5516万円
2023年→5500万円
2024年→6789万円
と記せば分かる通り、2017年の賞金を下回っていますわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって、諸江オーナーは、「2017年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、ステークホルダーでサンライズSを制したことなどから、先週までの獲得賞金が「2419万円」と、もう昨年の3割以上になっていますの。
当然、今の諸江オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、諸江オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、昨年は、
■5月10日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を2420万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
2頭を7370万円で落札
と、計3頭を9790万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の諸江オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈ですわ。
そして今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のオーシャンSにステークホルダーを登録していますので、私がオーナーでしたら、この馬を預けている斎藤先生に対して、お釣りを残さない勝負仕上げをお願いするでしょうね。
また、諸江オーナーは、馬主としてのキャリアが20年以上になっていますけど、まだ重賞を勝てていませんので、今回は、「初めての重賞勝ちここで」という思いも込められていると私は見ていますの。
本業: 株式会社YUMEキャピタル 代表取締役
今週の主な登録馬:
ステークホルダー(オーシャンS)
担当者:馬主情報部 馬主H
1955年7月生まれの諸江幸祐(もろえ・ゆきひろ)オーナーは、かつて石川県に展開していた衣料スーパー、「いとはん」を創業した諸江賢二氏のご子息で、1979年に慶応大学の経済学部を卒業してから、5年ほど大手スーパーの「ジャスコ」(現在のイオン)に勤めていましたの。
その後、南カリフォルニア大学の大学院でMBAを取得して、1985年に野村証券の海外投資顧問室にアナリストとして入社して、1988年にはゴールドマン・サックス証券に移っていました。
それから、1998年に同社のマネージングディレクターに就任して、1999年から2005年までは東京支店の投資調査部長などを務めていましたけど、2008年に「ゴールドマン・サックス証券」を退社して、「株式会社YUMEキャピタル」を設立しましたの。
現在の諸江オーナーは、私が確認したところ、「株式会社YUMEキャピタル」の代表取締役を務めながら、有機・無添加食品の販売を手掛けている「オイシックス・ラ・大地株式会社」の社外監査役を務めるなど、複数の企業で重要なポストに就いていますし、「早稲田大学大学院・ファイナンス研究センター」の講師や、アメリカのコーネル大学が行っている「リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン」の講師を務めた経験があるように、後進の育成にもかなり力を入れていますので、「大いに尊敬すべき人物」と言えますわね。
諸江オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2004年のことで、これまでに70頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2007年のクイーンCで2着、桜花賞で3着だったカタマチボタンや、2013年のスプリンターズSで3着だったワンスインナムーンが挙げられますの。
ちなみに、私が聞いた話によると、カタマチボタンの名前は、諸江オーナーの出身地である石川県金沢市の片町で、オーナーの祖母が経営していた「ぼたん」という喫茶店が由来となっているそうで、カタマチボタンが桜花賞に出走した当日は、ご家族揃って阪神競馬場まで応援に行ったそうですから、1着ダイワスカーレット、2着ウオッカ、4着ローブデコルテといった強いメンバーの中で3着に入ったレースを見て、オーナーご自身はもちろんのこと、ご家族も大いに喜ばれた筈ですわ。
2017年の諸江オーナーは、7勝を上げて、過去最高となる「1億6265万円」の賞金を獲得していましたの。
ただ、昨年までの5年間は、
2020年→8167万円
2021年→5802万円
2022年→5516万円
2023年→5500万円
2024年→6789万円
と記せば分かる通り、2017年の賞金を下回っていますわ。
もちろん、今年を迎えるにあたって、諸江オーナーは、「2017年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょうし、実際、今年は、ステークホルダーでサンライズSを制したことなどから、先週までの獲得賞金が「2419万円」と、もう昨年の3割以上になっていますの。
当然、今の諸江オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、諸江オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、昨年は、
■5月10日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を2420万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
2頭を7370万円で落札
と、計3頭を9790万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在の諸江オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈ですわ。
そして今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のオーシャンSにステークホルダーを登録していますので、私がオーナーでしたら、この馬を預けている斎藤先生に対して、お釣りを残さない勝負仕上げをお願いするでしょうね。
また、諸江オーナーは、馬主としてのキャリアが20年以上になっていますけど、まだ重賞を勝てていませんので、今回は、「初めての重賞勝ちここで」という思いも込められていると私は見ていますの。
2025/02/24
「個別指導キャンパス」の創業者です
福盛訓之(としゆき)氏
本業: 新教育総合研究会株式会社 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
スリールミニョン(チューリップ賞)
ヴェサリウス(アクアマリンS)
担当者:馬主情報部 馬主J
福盛訓之(としゆき)オーナーは、テレビCMで目にする機会が多い「個別指導キャンパス」で有名な、「新教育総合研究会株式会社」(大阪府大阪市北区東天満)の代表取締役社長を務めており、同社は、大学1年生で、当時19歳だった福盛オーナーが、1993年の3月、大手学習塾や個人塾で講師のアルバイトをして貯めた50万円の資金を元手に起業した学習塾が基で、その時は、塾生を集めるために、手作りのチラシを5万枚も配ったそうです。
その後、この塾は「成績が伸びる」と評判になり、2年後には塾生が200名を超え、1996年、オーナーが22歳の時に、「新教育総合研究会株式会社」を設立しました。
そして、「高い教育の質を維持しながら、校舎数を増やしていきたい」と考えた福盛オーナーは、27歳の時、経営ノウハウを学ぶために、北海道から沖縄まで多くの塾を見学して回ったそうで、こういった努力が実を結び、オーナーが30歳だった2004年に2校目を設立しており、それからは順調に規模を拡大し、現在は、全国に約370教室があり、約19000名の塾生が在籍しております。
また、これまでの活動が認められ、「紺綬褒章」(2013年)や「第21回稲盛経営者賞(第1位)」(2016年)を受賞するなど、何度も表彰されておりますので、多くの方が福盛オーナーのことを、「大いに尊敬すべき人物」と考えている筈です。
馬主としての福盛オーナーは、2021年からJRAで馬を走らせており、エトワールジェンヌを出走させた、同年の7月31日(土)の新潟1Rで初勝利を飾っており、翌年には「2704万円」の賞金を獲得しておりました。
一昨年は、獲得賞金が「1888万円」と、2022年を下回ってしまいましたが、昨年は、5勝を上げ、獲得賞金が「8084万円」と、勝利数と賞金のどちらもキャリアハイの数字となっております。
更に、今年も好調が続いており、先週までの獲得賞金が「1263万円」と、昨年の2月までの「550万円」を大きく上回っておりますので、現在の福盛オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、福盛オーナーは、2020年から毎年欠かさず「競走馬セール」に参加しており、昨年は
■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」
1頭を2145万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
1頭を2750万円で落札
■7月22日(月)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
3頭を1億3640万円で落札
■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
6頭を6545万円で落札
と、計11頭を総額2億5080万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のチューリップ賞にスリールミニョン、1着賞金1840万円(同1472万円)のアクアマリンSにヴェサリウスを登録してきましたので、私が福盛オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
なお、福盛オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、チューリップ賞のスリールミニョンには、「初めての重賞勝ちをこの馬で」という思いも込められていると私は見ております。
本業: 新教育総合研究会株式会社 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
スリールミニョン(チューリップ賞)
ヴェサリウス(アクアマリンS)
担当者:馬主情報部 馬主J
福盛訓之(としゆき)オーナーは、テレビCMで目にする機会が多い「個別指導キャンパス」で有名な、「新教育総合研究会株式会社」(大阪府大阪市北区東天満)の代表取締役社長を務めており、同社は、大学1年生で、当時19歳だった福盛オーナーが、1993年の3月、大手学習塾や個人塾で講師のアルバイトをして貯めた50万円の資金を元手に起業した学習塾が基で、その時は、塾生を集めるために、手作りのチラシを5万枚も配ったそうです。
その後、この塾は「成績が伸びる」と評判になり、2年後には塾生が200名を超え、1996年、オーナーが22歳の時に、「新教育総合研究会株式会社」を設立しました。
そして、「高い教育の質を維持しながら、校舎数を増やしていきたい」と考えた福盛オーナーは、27歳の時、経営ノウハウを学ぶために、北海道から沖縄まで多くの塾を見学して回ったそうで、こういった努力が実を結び、オーナーが30歳だった2004年に2校目を設立しており、それからは順調に規模を拡大し、現在は、全国に約370教室があり、約19000名の塾生が在籍しております。
また、これまでの活動が認められ、「紺綬褒章」(2013年)や「第21回稲盛経営者賞(第1位)」(2016年)を受賞するなど、何度も表彰されておりますので、多くの方が福盛オーナーのことを、「大いに尊敬すべき人物」と考えている筈です。
馬主としての福盛オーナーは、2021年からJRAで馬を走らせており、エトワールジェンヌを出走させた、同年の7月31日(土)の新潟1Rで初勝利を飾っており、翌年には「2704万円」の賞金を獲得しておりました。
一昨年は、獲得賞金が「1888万円」と、2022年を下回ってしまいましたが、昨年は、5勝を上げ、獲得賞金が「8084万円」と、勝利数と賞金のどちらもキャリアハイの数字となっております。
更に、今年も好調が続いており、先週までの獲得賞金が「1263万円」と、昨年の2月までの「550万円」を大きく上回っておりますので、現在の福盛オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、福盛オーナーは、2020年から毎年欠かさず「競走馬セール」に参加しており、昨年は
■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」
1頭を2145万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
1頭を2750万円で落札
■7月22日(月)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
3頭を1億3640万円で落札
■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
6頭を6545万円で落札
と、計11頭を総額2億5080万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のチューリップ賞にスリールミニョン、1着賞金1840万円(同1472万円)のアクアマリンSにヴェサリウスを登録してきましたので、私が福盛オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
なお、福盛オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、チューリップ賞のスリールミニョンには、「初めての重賞勝ちをこの馬で」という思いも込められていると私は見ております。
2025/02/24
代表はNHKのワシントン支局長を務めておりました
キャロットファーム
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
グランディア(中山記念)
シックスペンス(中山記念)
パラレルヴィジョン(中山記念)
マイエレメント(チューリップ賞)
セラフィックコール(仁川S)
キングサーガ(阪神競馬場リニューアルオープン記念)
カーミングライツ(水仙賞)
エデルクローネ(水仙賞)
担当者:馬主情報部 馬主Y
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、2022年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しており、昨年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」(中公新書ラレク)という新たなノンフィクション作品を出版しております。
更に、昨年の8月10日(土)には、「公安調査秘録」(中央公論新社)という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
2021年の皐月賞と天皇賞・秋と有馬記念を制したエフフォーリア
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、一昨年は、ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
また、昨年は重賞を9勝し、前年と同じく「馬主リーディング」は2位だったものの、GIを勝てなかったことなどから、獲得賞金が「29億1559万円」と、一昨年の数字を大きく下回っておりました。
そして、今年も状況が改善している訳ではなく、先週までに19勝を上げているものの、ダイヤモンドSを制したヘデントール以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「3億3034万円」と、昨年の2月までの「3億7829万円」を下回っておりますので、現在は、クラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
■1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の中山記念
グランディア
シックスペンス
パラレルヴィジョン
■1着賞金5200万円(同4160万円)のチューリップ賞
マイエレメント
■1着賞金2400万円(同1920万円)の仁川S
セラフィックコール
など、特別レースに8頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
グランディア(中山記念)
シックスペンス(中山記念)
パラレルヴィジョン(中山記念)
マイエレメント(チューリップ賞)
セラフィックコール(仁川S)
キングサーガ(阪神競馬場リニューアルオープン記念)
カーミングライツ(水仙賞)
エデルクローネ(水仙賞)
担当者:馬主情報部 馬主Y
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、2022年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しており、昨年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」(中公新書ラレク)という新たなノンフィクション作品を出版しております。
更に、昨年の8月10日(土)には、「公安調査秘録」(中央公論新社)という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
2021年の皐月賞と天皇賞・秋と有馬記念を制したエフフォーリア
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、一昨年は、ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
また、昨年は重賞を9勝し、前年と同じく「馬主リーディング」は2位だったものの、GIを勝てなかったことなどから、獲得賞金が「29億1559万円」と、一昨年の数字を大きく下回っておりました。
そして、今年も状況が改善している訳ではなく、先週までに19勝を上げているものの、ダイヤモンドSを制したヘデントール以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「3億3034万円」と、昨年の2月までの「3億7829万円」を下回っておりますので、現在は、クラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
■1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の中山記念
グランディア
シックスペンス
パラレルヴィジョン
■1着賞金5200万円(同4160万円)のチューリップ賞
マイエレメント
■1着賞金2400万円(同1920万円)の仁川S
セラフィックコール
など、特別レースに8頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。