「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/02/17
熊本県を拠点にサプリメントの販売を手掛けております
沼川一彦氏

本業: 有限会社ペプチド・プリマ 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ペプチドナイル(フェブラリーS)
ペプチドヤマト(大和S)
ペプチドハドソン(和布刈特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

沼川一彦オーナーの本業は、熊本県の熊本市東区に本社を構え、サプリメントの販売を主な業務としている、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表取締役社長です。

同社の看板商品であり、社名にもなっている「ペプチドプリマ」とは、新鮮なサバのうろこや骨や目玉など、ほぼ全ての部分から、酵素を用いた特殊製法で「ペプチド酸」を抽出したサプリメント飲料でして、老化防止などの効果が大きいと評判になっており、2005年に沼川オーナーは、「もっと多くの方に、この素晴らしい成分を紹介したい」との思いから、「サバペプチドで若返る、元気になる」(総合法令出版)という書籍を出版しておりました。

この「ペプチドプリマ」のことは、多くの方が知るコンサルタント企業、「船井総研」こと「株式会社船井総合研究所」の創業者であり、2014年の1月に他界した船井幸雄氏が生前に絶賛しており、同研究所でも販売を手掛けておりましたので、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表を務めている沼川オーナーは、「サプリメント業界の重要人物」と言えるでしょう。

JRA馬主としての沼川オーナーは、2001年からJRAで馬を走らせていて、これまでに50頭以上を所有しており、現役馬を除く代表的な存在としては、2006年の高砂特別や2008年の鳴門Sなどを制し、「1億0849万円」の賞金を獲得したビッグジェムや、2008年の貴船Sや2009年のすばるSなどを制し、「9276万円」の賞金を獲得したペプチドルビーなどが挙げられます。

2021年の沼川オーナーは、ペプチドバンブーが名鉄杯を制するなど、キャリアハイとなる「13勝」を上げ、「1億6519万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし2022年は、「6勝・獲得賞金8925万円」と、前年を大きく下回っておりましたので、一昨年の沼川オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、一昨年はペプチドナイルがオープンの大沼SとマリーンSを制するなど、獲得賞金が「1億6413万円」と、2022年を大きく上回っております。

そして、昨年も好調が続いており、ペプチドナイルを出走させたフェブラリーSで、初の重賞制覇をGIで飾るなど、6勝を上げ、キャリアハイとなる「2億4450万円」の賞金を獲得しており、地方でも、ペプチドナイルが地方交流G1のかしわ記念で3着、マイルCS南部杯で2着に入線し、この2レースで合計「4225万円」の賞金を獲得しておりました。

ただ、今年は、先週までに1勝しか上げられていないことなどから、獲得賞金が「2170万円」と、昨年の同時期(2月18日【日】まで)の「1億2781万円」を大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)のフェブラリーSにペプチドナイル、1着賞金が2200万円(同1760万円)の大和Sにペプチドヤマトなど、特別レースに3頭を登録してきましたので、私が沼川オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2025/02/17
去年は桜花賞を勝っていますね
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
コスタノヴァ(フェブラリーS)
トゥラヴェスーラ(阪急杯)
オーロイプラータ(ダイヤモンドS)
ブラックシールド(アメジストS)
ヴェルテンベルク(高千穂特別)
ラーンザロープス(和布刈特別)

担当者:馬主情報部  競走馬エージェントA

「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。

ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。

もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。

最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュもここの募集馬なんですよ。

「社台グループオーナーズ」は、「2024年度募集馬」(現1歳世代)について、去年の5月13日(月)に、全部で76頭の「販売馬リスト」(地方入厩馬を除く)を発表していて、これらの内、もう満口になっている70頭と、「販売中止」になってしまった2頭を除く4頭は、まだ出資の申し込みを受け付けていますから、今は「社台グループオーナーズ」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えて、残りの4頭を早く満口にしたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。

そんな中、今週は、1着賞金が1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)のフェブラリーSにコスタノヴァ、1着賞金が4300万円(同3440万円)の阪急杯にトゥラヴェスーラ、ダイヤモンドSにオーロイプラータなど、6頭を特別レースに登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

2025/02/17
近鉄百貨店で働いておりました
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンスコーピオン(阪急杯)
ダノンマッキンリー(阪急杯)
ダノンセシボン(大和S)
ダノンフィーゴ(ヒヤシンスS)
ダノンモンテローザ(秋吉台特別)
ダノンシーマ(フリージア賞)

※野田みづきオーナーの所有馬
ミッキーファイト(フェブラリーS)
ミッキークレスト(金蹄S)

担当者:馬主情報部 馬主M

「株式会社ダノックス」の代表取締役を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」で広く知られている「株式会社オービックビジネスコンサルタント」(本社所在地:東京都新宿区西新宿6-8-1住友不動産新宿オークタワー29F)など、4社のグループ企業を擁する「株式会社オービック」の代表取締役会長であり、ここでは、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。

1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、現在は大阪府の吹田市にキャンパスがある関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。

そして、ここでの経験を活かして、1968年に「株式会社大阪ビジネス」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。

その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、

「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
「2024年3月期」→売上高1115億9000万円・経営利益811億5100万円

という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けております。

また、野田オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2023」で9位にランクインしておりますので、私は「オービック」を率いている野田オーナーのことを、「尊敬すべき優秀な経営者」と考えており、多くの方が私と同じ意見でございましょう。

馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、前年に設立した自身の資産管理会社である「ダノックス」の名義で所有しております。

2018年の野田オーナーは、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、2019年には、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠を制するなど、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しておりました。

そして2020年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得しており、尚且つ、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制するなど、地方で「9350万円」の賞金を獲得しており、更には、ダノンスマッシュで1着賞金1254万香港ドル(約1億6929万円)の香港スプリントを制し、「初の海外G1勝ち」を飾っております。

2021年は、ダノンスマッシュで高松宮記念、ダノンキングリーで安田記念を制したものの、「32勝・獲得賞金9億6177万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っておりましたが、2022年は、ダノンスコーピオンでNHKマイルCを制するなど、計33勝を上げ、獲得賞金は「9億8179万円」と、僅かとは言え2021年を上回っておりました。

ところが一昨年は、26勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「6億4812万円」と、2022年の数字を大きく下回っております。

当然、昨年の野田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は、ダノンデサイルで京成杯とダービーを制し、ダノンマッキンリーでファルコンSとスワンSを制するなど、30勝を上げ、獲得賞金が「10億2540万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。

そして、今年も好調が続いており、ダノンデサイルでアメリカJCCを制するなど、先週までに5勝を上げ、獲得賞金が「1億1479万円」と、昨年の同時期(2月18日【日】まで)の「9653万円」を上回っておりますので、現在の野田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、野田オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月8日(月)~9日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計8頭の落札に総額22億1650万円(税込)を投じております。

そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の阪急杯にダノンスコーピオンとダノンマッキンリーなど、特別レースに6頭を登録しておりますので、私が野田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対し、かなり勝負懸かった指示を出すことでしょう。

なお、今週は、野田オーナーの奥様であるため、「完全に財布が同じ」と判断できる野田みづきオーナーが、1着賞金が1億2000万円(同9600万円)のフェブラリーSにミッキーファイト、1着賞金が1840万円(同1472万円)の金蹄Sにミッキークレストを登録しておりますので、「こちらも勝負懸かり」と考えておくべきです。

2025/02/17
千葉工業大学の学生だった頃に中山競馬場で見たものは…
松本好雄氏

本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
メイショウハリオ(フェブラリーS)
メイショウブレゲ(ダイヤモンドS)
メイショウヒューマ(河原町S)
メイショウフンケイ(山城S)
メイショウミシガン(大島特別)
メイショウリリー(和布刈特別)
メイショスサチダケ(秋吉台特別)
メイショウヤマモモ(秋吉台特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。

創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」を筆頭とした産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。

そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。

また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。

その祝賀会は、2011年の2月に「ホテルオークラ神戸」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手(現在は調教師)、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。

なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。

千葉工業大学の工業経営学科に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、その後、日本馬主協会連合会の会長などを歴任し、現在は同会の名誉会長です。

馬主としてのキャリアが50年近くに及ぶ松本オーナーは、これまでに2000頭ほどを所有し、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。

2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、キャリアハイとなる「15億4865万円」の賞金を獲得しており、2013年は、メイショウマンボの活躍などにより、2007年に次ぐ「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。

その後は成績が伸び悩んでいたものの、2020年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しており、2021年も、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、重賞5勝を含む63勝を上げ、「14億1708万円」の賞金を獲得しております。

2022年は、メイショウハリオで地方交流G1の帝王賞を制し、1着賞金8000万円を獲得したものの、JRAでは、「58勝・獲得賞金12億5514万円」と、2021年を下回っており、一昨年は、メイショウハリオが地方交流G1のかしわ記念と帝王賞を制し、この2戦で1億6000万円の賞金を獲得したものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「12億3468万円」と、僅かとは言え2022年を下回っておりました。

そして昨年は、地方で、メイショウハリオがJBCクラシックで2着に入線し、「3200万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、49勝を上げたものの、毎日杯と神戸新聞杯を制したメイショウタバル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「11億2228万円」と、一昨年の数字を下回っております。

更に、今年も状況が改善された訳ではなく、先週までに6勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「1億3473万円」と、昨年の同時期(2月18日【日】まで)の「1億5663万円」を下回っておりますので、当然、現在の松本オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、

■7月2日(火)の「八戸市場」
1頭を242万円で落札

■7月22日(月)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
12頭を2億2495万円で落札

■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
8頭を9064万円で落札

■10月15日(火)~16日(水)の「HBAオータムセール」
1頭を682万円で落札

と、計22頭の落札に3億2483万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の松本オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)のフェブラリーSにメイショウハリオ、1着賞金が4300万円(同3440万円)のダイヤモンドSにメイショウブレゲなど、特別レースに8頭を登録してきましたので、私が松本オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。