注目馬主
2025/01/07
「ホテルシロー」(千葉県船橋市)の運営も手掛けております
西山茂行氏
本業: 西山興業株式会社 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ニシノラヴァンダ(フェアリーS)
担当者:馬主情報部 馬主M
西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)の長男でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営者となりました。
その後は、2008年に、ニシノフラワーなど、約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。
なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。
西山オーナーは、確か1986年からJRAで馬を走らせている大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の会長を務めております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン、2016年と2017年の京阪杯を制したネロ、2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ、2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと2022年と昨年の中山大障害を制したニシノデイジーといった名前が挙げられるでしょう。
2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2021年までの3年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円
と、物足りない数字に留まっていたため、2022年の西山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、2022年は、先述した通り、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しておりました。
そして一昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、2022年を上回っております。
その上、昨年も好調が続いており、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億5014万円」と、一昨年を大きく上回っておりましたので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
そういった中、1月11日(土)~13日(月)の三日間開催となる今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のフェアリーSにニシノラヴァンダを登録しておりますので、西山オーナーが、同馬を預けている奥平先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示していると私は見ております。
本業: 西山興業株式会社 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
ニシノラヴァンダ(フェアリーS)
担当者:馬主情報部 馬主M
西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社ビルを構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)の長男でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営者となりました。
その後は、2008年に、ニシノフラワーなど、約40頭の繁殖牝馬を他の牧場に預託し、尚且つ、生産の拠点であった「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却するなど、規模を縮小しておりますが、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)と「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)は、現在も西山オーナーが運営し、「西山牧場育成センター」では、年に数頭の生産を継続しております。
なお、西山オーナーは、内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏(故人)と同じ「成蹊大学」の卒業生であり、他の競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(2017年の菊花賞を制したキセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も同大学の卒業生です。
西山オーナーは、確か1986年からJRAで馬を走らせている大ベテランであり、現在は、「東京馬主協会」の副会長理事と、「東日本馬主協議会」の会長を務めております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに800頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミー、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーン、2016年と2017年の京阪杯を制したネロ、2017年の高松宮記念を制したセイウンコウセイ、2018年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sと2022年と昨年の中山大障害を制したニシノデイジーといった名前が挙げられるでしょう。
2005年の西山オーナーは、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2021年までの3年間も、
2019年→16勝・獲得賞金3億4271万円
2020年→26勝・獲得賞金4億7528万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6756万円
と、物足りない数字に留まっていたため、2022年の西山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、2022年は、先述した通り、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、「33勝・獲得賞金5億2046万円」という、2021年を大きく上回る好成績を残しておりました。
そして一昨年は、セイウンハーデスで七夕賞を制するなど、30勝を上げ、獲得賞金は「5億8009万円」と、2022年を上回っております。
その上、昨年も好調が続いており、ニシノデイジーで中山大障害を制するなど、32勝を上げ、獲得賞金が「6億5014万円」と、一昨年を大きく上回っておりましたので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
そういった中、1月11日(土)~13日(月)の三日間開催となる今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のフェアリーSにニシノラヴァンダを登録しておりますので、西山オーナーが、同馬を預けている奥平先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示していると私は見ております。
2025/01/07
「ノーザンファーム」の中に代表の執筆場所が…
キャロットファーム
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
マイエレメント(シンザン記念)
ジョリーレーヌ(フェアリーS)
マイスターヴェルク(フェアリーS)
モルティフレーバー(フェアリーS)
シュトラウス(ニューイヤーS)
グリューヴルム(ポルックスS)
ワールズエンド(新春S)
アーマルコライト(天白川特別・成田特別)
キープスマイリング(初凪賞・恵那特別)
プロトポロス(鳥羽特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、2022年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しており、昨年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」(中公新書ラレク)という新たなノンフィクション作品を出版しております。
更に、昨年の8月10日(土)には、「公安調査秘録」(中央公論新社)という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
2021年の皐月賞と天皇賞・秋と有馬記念を制したエフフォーリア
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、一昨年は、ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
また、昨年は重賞を9勝し、前年と同じく「馬主り―ディング」は2位だったものの、GIを勝てなかったことなどから、獲得賞金が「29億1559万円」と、一昨年の数字を大きく下回っておりましたので、現在は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
そういった中、1月11日(土)~13日(月)の三日間開催となる今週は、
■1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のシンザン記念
マイエレメント
■1着賞金3800万円(同3040万円)のフェアリーS
ジョリーレーヌ
マイスターヴェルク
モルティフレーバー
■1着賞金2700万円(同2160万円)のニューイヤーS
シュトラウス
など、特別レースに10頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
マイエレメント(シンザン記念)
ジョリーレーヌ(フェアリーS)
マイスターヴェルク(フェアリーS)
モルティフレーバー(フェアリーS)
シュトラウス(ニューイヤーS)
グリューヴルム(ポルックスS)
ワールズエンド(新春S)
アーマルコライト(天白川特別・成田特別)
キープスマイリング(初凪賞・恵那特別)
プロトポロス(鳥羽特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、2022年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しており、昨年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」(中公新書ラレク)という新たなノンフィクション作品を出版しております。
更に、昨年の8月10日(土)には、「公安調査秘録」(中央公論新社)という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
2021年の皐月賞と天皇賞・秋と有馬記念を制したエフフォーリア
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、一昨年は、ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
また、昨年は重賞を9勝し、前年と同じく「馬主り―ディング」は2位だったものの、GIを勝てなかったことなどから、獲得賞金が「29億1559万円」と、一昨年の数字を大きく下回っておりましたので、現在は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
そういった中、1月11日(土)~13日(月)の三日間開催となる今週は、
■1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のシンザン記念
マイエレメント
■1着賞金3800万円(同3040万円)のフェアリーS
ジョリーレーヌ
マイスターヴェルク
モルティフレーバー
■1着賞金2700万円(同2160万円)のニューイヤーS
シュトラウス
など、特別レースに10頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
2025/01/07
エリザベス女王杯を制したのは2021年のことです
岡浩二氏
本業: 株式会社ランテック 代表取締役
今週の主な登録馬:
アイサンサン(フェアリーS)
アネゴハダ(淀短距離S)
アウトドライブ(初凪賞・天白川特別・成田特別)
担当者:馬主情報部 馬主D
岡浩二オーナーの本業は、大阪府大阪市の城東区に本社ビルを構え、主に土木建築や舗装工事などを手掛けている、「株式会社ランテック」の代表取締役です。
同社は、「京阪本線」の「野江駅」からですと、東口を出て直進し、一つ目の信号を左折して150mほど歩くと、屋上に「LANTEC」という社名入りの看板が見えてくる、外壁がシルバーで円筒形の「ランテックビル」を拠点としており、関西地区に於ける高速道路の敷設など、これまでに多くの公共事業を手掛けた実績があります。
また、同社は、「京セラドーム大阪」から車で10分ほどの場所にある、
「MINATO・REPLA」
という工場を2013年から、大阪城から車で10分ほどの場所にある、
「CITY・SATELLA」
を2016年から、それぞれ稼働させており、この2施設では、アスファルトガラやコンクリートガラといったがれき類や、水道工事や道路工事等で発生した合材や残土などの産業廃棄物をリサイクルし、「再生アスファルト合材」を製造している上、工場の稼働に必要な燃料には、環境に優しいクリーンエネルギーである「液化天然ガス(LNG)」を使用し、地域の環境問題や、温暖化防止対策などに大きく貢献しておりますので、同社の代表取締役を務めている岡オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、馬主としての岡オーナーは、これまでに170頭近くを所有しており、現在は、京都馬主協会の「社会福祉・財務委員長」を務めており、2018年には、北海道の静内に生産牧場の「サンデーヒルズ」を開場し、2021年から生産馬を走らせております。
私が確認したところ、岡オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2004年のことでして、同年は、出走頭数が少なかったため、0勝に終わっておりましたが、その後は、
2005年→7勝・獲得賞金6535万円
2006年→10勝・獲得賞金9724万円
2007年→8勝・獲得賞金1億2258万円
という形で順調に数字を伸ばしていた上、2010年には、セレスハントを出走させた地方交流重賞のサマーチャンピオンで初の重賞勝ちを飾り、その後も同馬で、2011年の東京スプリントと、2012年と2013年の北海道スプリントCを制しておりました。
また、岡オーナーにとって、「初のJRA重賞勝ち」となったのは、マーニを出走させた2021年の京都ハイジャンプでして、同年は、この他にも、ヨカヨカで北九州記念を制し、尚且つ、アカイイトでエリザベス女王杯を制し、初のGI勝ちを飾るなど、計15勝を上げ、キャリアハイとなる「5億0817万円」の賞金を獲得しております。
ただ、2022年は、過去最多となる20勝を上げたものの、前年に3勝していた重賞を1勝しかできなかったこともあり、獲得賞金は「4億3877万円」と、2021年を大きく下回ってしまいました。
しかし、一昨年は、JRAに於いて、オオバンブルマイでアーリントンCを制するなど、18勝を上げ、「3億2433万円」の賞金を獲得しており、尚且つ、オオバンブルマイでオーストラリアのゴールデンイーグルを制して、525万豪ドル(約5億円)の賞金を獲得し、巻き返しに成功しております。
ところが、昨年は状況が一変しており、地方では、チカッパで交流重賞の北海道スプリントCと東京盃を制し、この2レースで「6400万円」の賞金を獲得しているものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「2億5784万円」と、一昨年を下回ってしまいましたので、現在の岡オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、2004年以降、毎年欠かさず「競走馬セール」に参加している岡オーナーは、昨年も、自身の名義と「サンデーヒルズ」の名義で、
■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」
1頭を1815万円で落札
■6月18日(火)の「九州1歳市場」
1頭を836万円で落札
■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
5頭を3080万円で落札
■9月17日(火)~19日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を1540万円で落札
と、計9頭の落札に総額7271万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、1月11日(土)~13日(月)の三日間開催となる今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のフェアリーSにアイサンサン、1着賞金が2700万円(同2160万円)の淀短距離Sにアネゴハダなど、3頭を特別レースに登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: 株式会社ランテック 代表取締役
今週の主な登録馬:
アイサンサン(フェアリーS)
アネゴハダ(淀短距離S)
アウトドライブ(初凪賞・天白川特別・成田特別)
担当者:馬主情報部 馬主D
岡浩二オーナーの本業は、大阪府大阪市の城東区に本社ビルを構え、主に土木建築や舗装工事などを手掛けている、「株式会社ランテック」の代表取締役です。
同社は、「京阪本線」の「野江駅」からですと、東口を出て直進し、一つ目の信号を左折して150mほど歩くと、屋上に「LANTEC」という社名入りの看板が見えてくる、外壁がシルバーで円筒形の「ランテックビル」を拠点としており、関西地区に於ける高速道路の敷設など、これまでに多くの公共事業を手掛けた実績があります。
また、同社は、「京セラドーム大阪」から車で10分ほどの場所にある、
「MINATO・REPLA」
という工場を2013年から、大阪城から車で10分ほどの場所にある、
「CITY・SATELLA」
を2016年から、それぞれ稼働させており、この2施設では、アスファルトガラやコンクリートガラといったがれき類や、水道工事や道路工事等で発生した合材や残土などの産業廃棄物をリサイクルし、「再生アスファルト合材」を製造している上、工場の稼働に必要な燃料には、環境に優しいクリーンエネルギーである「液化天然ガス(LNG)」を使用し、地域の環境問題や、温暖化防止対策などに大きく貢献しておりますので、同社の代表取締役を務めている岡オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、馬主としての岡オーナーは、これまでに170頭近くを所有しており、現在は、京都馬主協会の「社会福祉・財務委員長」を務めており、2018年には、北海道の静内に生産牧場の「サンデーヒルズ」を開場し、2021年から生産馬を走らせております。
私が確認したところ、岡オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2004年のことでして、同年は、出走頭数が少なかったため、0勝に終わっておりましたが、その後は、
2005年→7勝・獲得賞金6535万円
2006年→10勝・獲得賞金9724万円
2007年→8勝・獲得賞金1億2258万円
という形で順調に数字を伸ばしていた上、2010年には、セレスハントを出走させた地方交流重賞のサマーチャンピオンで初の重賞勝ちを飾り、その後も同馬で、2011年の東京スプリントと、2012年と2013年の北海道スプリントCを制しておりました。
また、岡オーナーにとって、「初のJRA重賞勝ち」となったのは、マーニを出走させた2021年の京都ハイジャンプでして、同年は、この他にも、ヨカヨカで北九州記念を制し、尚且つ、アカイイトでエリザベス女王杯を制し、初のGI勝ちを飾るなど、計15勝を上げ、キャリアハイとなる「5億0817万円」の賞金を獲得しております。
ただ、2022年は、過去最多となる20勝を上げたものの、前年に3勝していた重賞を1勝しかできなかったこともあり、獲得賞金は「4億3877万円」と、2021年を大きく下回ってしまいました。
しかし、一昨年は、JRAに於いて、オオバンブルマイでアーリントンCを制するなど、18勝を上げ、「3億2433万円」の賞金を獲得しており、尚且つ、オオバンブルマイでオーストラリアのゴールデンイーグルを制して、525万豪ドル(約5億円)の賞金を獲得し、巻き返しに成功しております。
ところが、昨年は状況が一変しており、地方では、チカッパで交流重賞の北海道スプリントCと東京盃を制し、この2レースで「6400万円」の賞金を獲得しているものの、JRAでは、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金が「2億5784万円」と、一昨年を下回ってしまいましたので、現在の岡オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、2004年以降、毎年欠かさず「競走馬セール」に参加している岡オーナーは、昨年も、自身の名義と「サンデーヒルズ」の名義で、
■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」
1頭を1815万円で落札
■6月18日(火)の「九州1歳市場」
1頭を836万円で落札
■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
5頭を3080万円で落札
■9月17日(火)~19日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を1540万円で落札
と、計9頭の落札に総額7271万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、1月11日(土)~13日(月)の三日間開催となる今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のフェアリーSにアイサンサン、1着賞金が2700万円(同2160万円)の淀短距離Sにアネゴハダなど、3頭を特別レースに登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
2025/01/07
「自動車業界の超大物」と言えるでしょう
田畑利彦氏
本業: GLION(ジーライオン)グループ 創業者
今週の主な登録馬:
ジーティーマン(シンザン記念)
担当者:馬主情報部 馬主S
皆様もよくご存知の通り、田畑利彦オーナーは、兵庫県神戸市に本社を構え、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「GLION(ジーライオン)グループ」の創業者です。
同グループが傘下に収めている企業としては、
■輸入車ディーラー事業(フェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、ポルシェなどの直営正規ディーラーを運営)
「株式会社モトーレン阪神」、「株式会社アルコン」、「株式会社バロウ」など
■国産車ディーラー事業(日産、スズキ、三菱の直営正規ディーラーを運営)
「株式会社スズキ中兵庫販売」、「大阪中央スズキ販売株式会社」、「奈良日産自動車株式会社」など
■中古車小売事業
「株式会社クインオート」、「益田自動車工業株式会社」、「株式会社オートビレッジ」など
■自動車卸売事業
「株式会社クラモチオートサービス」など
■自動車部品販売事業
「株式会社オーエス技研」など
■レンタカー事業
「株式会社ジーライオンレンタリース」、「Gライオン・レントオール株式会社」など
といった名前が挙げられます。
更に同グループは、中国、韓国、ドイツ、ハワイ、ミャンマー、タイ、モンゴル、ベトナムなど、海外にも多くの事業拠点を構えておりますので、これらの事業を手掛ける大企業を築いたオーナーは、「自動車業界の超大物」と言えるでしょう。
また、田畑オーナーは、一口馬主クラブ「ライオンレースホース」の愛馬会法人である、「サラブレッドクラブ・ライオン」の代表でもあります。
個人馬主としての田畑オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2008年でして、これまでに150頭近くを所有しており、その中で代表的な存在としては、2010年のファルコンSで2着に入ったトシギャングスターや、2019年に地方交流重賞のサマーチャンピオンを制したグランドボヌールなどが挙げられ、2017年は、「13勝・獲得賞金2億4108万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2018年→11勝・獲得賞金1億7899万円
2019年→9勝・獲得賞金1億3860万円
2020年→7勝・獲得賞金1億3080万円
2021年→4勝・獲得賞金8667万円
2022年→5勝・獲得賞金1億1743万円
と記せば分かる通り、2017年の数字を下回っていたため、一昨年の田畑オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は8勝を上げ、獲得賞金が「1億6699万円」と、前年までの数字を大きく上回っております。
そして昨年は、7勝を上げており、獲得賞金が「1億7525万円」と、一昨年を上回っておりましたので、現在の田畑オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、田畑オーナーは、「競走馬セール」と「繫殖牝馬セール」に参加する機会が非常に多く、昨年は、
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
18頭を12億5400万円で落札
■7月22日(火)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を3410万円で落札
■10月22日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
13頭を5億0985万円で落札
と、32頭の落札に総額17億9795万円を投じておりました落札価格は全て税込表記)。
当然、現在のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、1月11日(土)~13日(月)の三日間開催となる今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のシンザン記念にジーティーマンを登録してきましたので、私が田畑オーナーであれば、同馬を預けている小栗先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
なお、田畑オーナーは、先述した通り、2019年に地方交流重賞のサマーチャンピオンを制しておりますが、JRAでは、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、その点に絡む思惑も込められていると私は見ております。
本業: GLION(ジーライオン)グループ 創業者
今週の主な登録馬:
ジーティーマン(シンザン記念)
担当者:馬主情報部 馬主S
皆様もよくご存知の通り、田畑利彦オーナーは、兵庫県神戸市に本社を構え、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「GLION(ジーライオン)グループ」の創業者です。
同グループが傘下に収めている企業としては、
■輸入車ディーラー事業(フェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、ポルシェなどの直営正規ディーラーを運営)
「株式会社モトーレン阪神」、「株式会社アルコン」、「株式会社バロウ」など
■国産車ディーラー事業(日産、スズキ、三菱の直営正規ディーラーを運営)
「株式会社スズキ中兵庫販売」、「大阪中央スズキ販売株式会社」、「奈良日産自動車株式会社」など
■中古車小売事業
「株式会社クインオート」、「益田自動車工業株式会社」、「株式会社オートビレッジ」など
■自動車卸売事業
「株式会社クラモチオートサービス」など
■自動車部品販売事業
「株式会社オーエス技研」など
■レンタカー事業
「株式会社ジーライオンレンタリース」、「Gライオン・レントオール株式会社」など
といった名前が挙げられます。
更に同グループは、中国、韓国、ドイツ、ハワイ、ミャンマー、タイ、モンゴル、ベトナムなど、海外にも多くの事業拠点を構えておりますので、これらの事業を手掛ける大企業を築いたオーナーは、「自動車業界の超大物」と言えるでしょう。
また、田畑オーナーは、一口馬主クラブ「ライオンレースホース」の愛馬会法人である、「サラブレッドクラブ・ライオン」の代表でもあります。
個人馬主としての田畑オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2008年でして、これまでに150頭近くを所有しており、その中で代表的な存在としては、2010年のファルコンSで2着に入ったトシギャングスターや、2019年に地方交流重賞のサマーチャンピオンを制したグランドボヌールなどが挙げられ、2017年は、「13勝・獲得賞金2億4108万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2018年→11勝・獲得賞金1億7899万円
2019年→9勝・獲得賞金1億3860万円
2020年→7勝・獲得賞金1億3080万円
2021年→4勝・獲得賞金8667万円
2022年→5勝・獲得賞金1億1743万円
と記せば分かる通り、2017年の数字を下回っていたため、一昨年の田畑オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は8勝を上げ、獲得賞金が「1億6699万円」と、前年までの数字を大きく上回っております。
そして昨年は、7勝を上げており、獲得賞金が「1億7525万円」と、一昨年を上回っておりましたので、現在の田畑オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、田畑オーナーは、「競走馬セール」と「繫殖牝馬セール」に参加する機会が非常に多く、昨年は、
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
18頭を12億5400万円で落札
■7月22日(火)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を3410万円で落札
■10月22日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
13頭を5億0985万円で落札
と、32頭の落札に総額17億9795万円を投じておりました落札価格は全て税込表記)。
当然、現在のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、1月11日(土)~13日(月)の三日間開催となる今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のシンザン記念にジーティーマンを登録してきましたので、私が田畑オーナーであれば、同馬を預けている小栗先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
なお、田畑オーナーは、先述した通り、2019年に地方交流重賞のサマーチャンピオンを制しておりますが、JRAでは、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、その点に絡む思惑も込められていると私は見ております。