「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2024/08/12
「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております
金子真人(まこと)氏

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
チャックネイト(札幌記念)
ボッケリーニ(札幌記念)
ジュノー(豊明S)
シテフローラル(阿賀野川特別)
フレミングフープ(御在所特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

一般競馬ファンにも広く知られている通り、金子真人(まこと)オーナーは、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めております。

同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。

現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。

そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、

■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社

■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)

など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。

同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、

売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円

となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。

JRA馬主としての金子オーナーは、

1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGI級レースを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ

などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。

2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。

しかし、2021年までの5年間は、

2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円

という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。

そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年の数字を下回っておりました。

その上、今年も状況が改善された訳ではなく、先週までに16勝を上げているものの、アメリカJCCを制したチャックネイトと鳴尾記念を制したヨーホーレイク以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「4億8980万円」と、まだ昨年の3割程度に留まっておりますので、現在の金子オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月8日(月)~9日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計6頭の落札に総額9億0200万円(税込)を投じております。

したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)の札幌記念にチャックネイトとボッケリーニ、1着賞金が1840万円(同1472万円)の豊明Sにジュノーなど、特別レースに5頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2024/08/12
ジェンティルドンナなどが代表的な存在です
サンデーレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ジオグリフ(札幌記念)
シャフリヤール(札幌記念)
デュアリスト(NST賞)
エピプランセス(豊明S)
アセレラシオン(大通公園特別)
アーレンダール(大通公園特別)
セレスティアリティ(千歳特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。

吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、

2009年の桜花賞とオークス、2011年のジャパンCなどを制したブエナビスタ

2011年の牡馬三冠、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念などを制したオルフェーヴル

2012年の牝馬三冠を制し、その他にも、同年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念などを制したジェンティルドンナ

2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ

2019年と2020年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック

といった名前が挙げられます。

同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」となっておりました。

更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、

2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝・重賞15勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝・重賞11勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝・重賞10勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝・重賞15勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝・重賞15勝)
2022年→獲得賞金35億3084万円(121勝・重賞12勝)
2023年→獲得賞金40億3991万円(116勝・重賞16勝)

という好成績を記録し、7年連続で「馬主リーディング1位」となっており、特に昨年は、リバティアイランドで牝馬三冠を制するなど、GⅠを8勝しており、獲得賞金がキャリアハイの数字となっております。

そして今年も、マッドクールで高松宮記念、チェルヴィニアでオークスを制するなど、先週までに66勝を上げ、「19億4470万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング1位」をキープしておりますので、当然、現在は「サンデーレーシング」の関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

そういった中、今週は、

1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)の札幌記念
ジオグリフ
シャフリヤール

1着賞金2200万円(同1760万円)のNST賞
デュアリスト

1着賞金1840万円(同1472万円)の豊明S
エピプランセス

など、賞金の高い特別レースに計8頭を登録しておりますので、私が関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。

2024/08/12
「日本億万長者番付2023」で10位にランクインしていますわね
三木正浩氏

本業: 株式会社ABCマート 最高顧問

今週の主な登録馬:
アグリ(CBC賞)
ジャスティンスカイ(CBC賞)
エリカカリーナ(知床特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。

1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しましたわ。

それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。

1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせていましたわ。

1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録していましたの。

三木オーナーは、その後も、

1991年
アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結

1994年
「Vans」の国内商標使用契約の締結

1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得

1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更

2000年
ジャスダックに上場

2002年
東証一部に上場

2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併

といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3441億9700万円」(2024年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますわ。

一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2023」で10位にランクインしていますから、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。

馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。

2020年は勝利を上げられずに終わってしまいましたけど、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。

更に一昨年は、エリカヴィータでフローラSを制して、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げ、「4億3535万円」の賞金を獲得していましたし、昨年は、アグリで阪急杯を制して、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げ、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。

そして今年は、先週までに12勝を上げていますけど、共同通信杯と皐月賞を制したジャスティンミラノ以外の馬があまり活躍できていないこともあって、獲得賞金が「5億7134万円」と、昨年の同時期(8月13日【日】まで)の「6億1407万円」を下回っていますから、現在の三木オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。

また、三木オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、今年は、

■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
2頭を2億2000万円で落札

■7月22日(月)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
3頭を9790万円で落札

と、計5頭を総額3億1790万円で落札していますわ(落札金額は全て税込)。

当然、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈ですわね。

そういった中、今週は、1着賞金が4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のCBC賞にアグリとジャスティンスカイ、1着賞金が1550万円(同1240万円)の知床特別にエリカカリーナを登録していますので、私が三木オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。

2024/08/12
「銀魂」や「おジャ魔女どれみ」などの脚本やシリーズ構成を…
大和屋暁(やまとや・あかつき)氏

本業: 脚本家

今週の主な登録馬:
カリボール(CBC賞)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、大和屋暁(やまとや・あかつき)オーナーは、映画監督や脚本家として、「ルパン三世」や「元祖天才バカボン」や「怪物くん」など、数多くのアニメ作品を手掛け、1993年に亡くなられた大和屋竺(あつし)氏のご子息であり、自身も脚本家として、

「銀魂(ぎんたま)」

「金色のガッシュベル」

「おジャ魔女どれみ」

といった人気アニメ作品から、「天装戦隊ゴセイジャー」などの特撮ヒーロー作品まで、数多くの脚本やシリーズ構成を手掛けております。

その他にも、2015年には、「ジャスタウェイな本・世界最強馬との1640日」、「ふるさと納税完全制覇読本」という二冊の本を刊行するなど、複数の著書が好評を博しておりますので、「多彩な才能の持ち主」と言えるでしょう。

JRAの個人馬主資格を取得する前から、大の競馬好きだった大和屋オーナーは、以前から、自身の作品に競馬のシーンや馬名を多く取り入れていた上、「社台レースホース」の会員として、出資馬ハーツクライが2005年の有馬記念を勝っており、同馬が2006年のドバイシーマクラシックを制した際には、口取りに参加しております。

大和屋オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2011年であり、この年は、「1勝・獲得賞金2498万円」という成績に終わったものの、2012年には、ジャスタウェイを出走させたアーリントンCで「初の重賞勝ち」を飾るなど、「2勝・獲得賞金7582万円」と、一気に数字を伸ばしていた上、2013年には、ジャスタウェイで天皇賞・秋を制し、「初のGI勝ち」を飾るなど、前年を大きく上回る、「2億2414万円」の賞金を獲得しておりました。

更に2014年は、ジャスタウェイが安田記念と中山記念を制したことなどにより、JRAだけで「3億4440万円」の賞金を獲得しており、尚且つ、3月には、同馬がドバイデューティフリー(現在のドバイターフ)を制したことにより、300万ドル(当時のレートで約3億0830万円)の賞金も獲得しておりましたので、大和屋オーナーは歓喜の声を高らかに張り上げたことでしょう。

ただ、ジャスタウェイは、4着だった2014年の有馬記念を最後に引退し、「社台スタリオンステーション」で種牡馬入りしており、その後は、一度に所有する頭数が少ないこともあり、2021年まで、

2015年:1勝・獲得賞金1378万円
2016年:0勝・獲得賞金1378万円
2017年:0勝・獲得賞金0円
2018年:0勝・獲得賞金0円
2019年:3勝・獲得賞金3883万円
2020年:0勝・獲得賞金380万円
2021年:1勝・獲得賞金2113万円

という形で数字が伸び悩んでおりました。

当然、一昨年の大和屋オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は、「5勝・獲得賞金8352万円」という成績を残し、前年までを大きく上回っておりました。

ただ、昨年は3勝に留まっていたことなどから、獲得賞金が「6104万円」と、前年を下回ってしまいましたので、今年を迎えるにあたって、大和屋オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。

実際、今年は、カリボールで福島テレビOPを制するなど、先週までに5勝を上げ、獲得賞金が「9601万円」と、既に昨年を上回っておりますので、現在の大和屋オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

また、大和屋オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、「バトーデュシエルの2024」(牝・父ドレフォン)を3300万円(税込)で落札しております。

当然、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のCBC賞にカリボールを登録しておりますので、私が大和屋オーナーであれば、同馬を預けている西村先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。