「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2023/11/28
2011年に天皇陛下から「紺綬褒章」を受章していますの
小笹公也(おざさ・ともや)氏

本業: 株式会社オンテックス 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
テーオーケインズ(チャンピオンズC)
テーオーロイヤル(ステイヤーズS)
テーオーシリウス(チャレンジC)
テーオードレフォン(市川S)
テーオーアリエス(中京日経賞)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、小笹公也(ともや)オーナーの本業は、「JR難波駅」(大阪府大阪市)の近くに本社を構え、一般住宅やマンションやビルの総合リフォームなどを手掛けている、「株式会社オンテックス」の代表取締役会長で、「ホウオウ」の冠名でお馴染みの小笹芳央(よしひさ)オーナーは、2歳上のお兄様ですわね。

2017年から「デーモン閣下」をテレビCMに起用し、好評を博している「株式会社オンテックス」は、創業から手掛けているリフォーム事業に加え、投資型マンションの販売といった不動産事業や、公営住宅の修繕工事や高架・歩道橋などの修繕塗装といった公共事業や、「蔵前温泉・さらさのゆ」(大阪府堺市)や「積善温泉・美笹のゆ」(大阪府貝塚市)といった温泉施設の運営なども手掛けていますの。

同社は、2023年3月期の売上高が「148億1800万円」を記録していて、現在は従業員数が約1100名の大企業となっていますので、創業者であり、代表取締役会長を務めている小笹オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈ですわ。

また、小笹オーナーは、「日本赤十字社」に対する寄付活動などが内閣府に認められ、2011年の2月には、天皇陛下から「紺綬褒章」(こんじゅほうしょう)を受章していますので、私は小笹オーナーを、「経営者としてだけではなく、全ての面に於いて大いに尊敬すべき存在」と考えていますの。

馬主としての小笹オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2003年から、これまでに150頭近くを所有していまして、過去の代表的な存在としては、2018年の北海道スプリントCを制したテーオーヘリオスや、同年の兵庫CSを制したテーオーエナジーなどが挙げられますわね。

2017年までの小笹オーナーは、年間勝利数が10勝未満に留まっていましたが、地方交流重賞を2勝した2018年は、JRAに於いても、「13勝・獲得賞金2億1985万円」という好成績を残していて、その後の2年間も、

2019年→12勝・獲得賞金2億1843万円
2020年→14勝・獲得賞金2億5688万円

という形で、順調に実績を積み重ねていましたの。

更に一昨年は、テーオーケインズを出走させたアンタレスSを制し、JRAでは初めての重賞勝ちを飾ると、同馬でGIのチャンピオンズCも制するなど、過去最高となる「23勝・獲得賞金4億7010万円」という成績を残していた上、地方では、同馬で交流G1の帝王賞を制していますわ。

ただ昨年は、地方に於いて、テーオーケインズがJBCクラシックを制し、1着賞金1億円を獲得したものの、JRAでは、「16勝・獲得賞金3億8810万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたの。

したがって、今年を迎えるにあたって小笹オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と強く願っていた筈であり、実際、今年はテーオーソクラテスを出走させた小倉サマージャンプを制するなど、先週までに、昨年を上回る24勝を上げ、獲得賞金は「4億8313万円」と、こちらも昨年を大きく上回る数字になっていますわ。

当然、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈ですわね。

また、小笹オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
5頭を1億1440万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を4840万円で落札

■9月19日(火)~21日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を2255万円で落札

と、計9頭の落札に1億8535万円を投じていますの。

当然、現在の小笹オーナーは、「落札に要した資金を早急に回収したい」とも考えていることでしょうね。

そういった中、今週は、1着賞金1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)のチャンピオンズCにテーオーケインズ、1着賞金が6200万円(同4960万円)のステイヤーズSにテーオーロイヤル、1着賞金が4300万円(同3440万円)のチャレンジCにテーオーシリウスなど、特別レースに5頭を登録していますので、私が小笹オーナーであれば、各馬を預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。

2023/11/28
東京馬主協会の最高顧問を務めております
金子真人(まこと)氏

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ノットゥルノ(チャンピオンズC)
フリームファクシ(チャレンジC)
ボッケリーニ(チャレンジC)
ジュノー(浜松S)

担当者:馬主情報部 馬主M

一般競馬ファンにも広く知られている通り、金子真人(まこと)オーナーは、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めております。

同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。

現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。

そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、

■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社

■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司(中国)

など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。

同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2023年3月期」の数字は、グループ全体で、

売上高:350億7300万円
経常利益:47億3500万円

となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。

JRA馬主としての金子オーナーは、

1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ

などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。

2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。

しかし、一昨年までの6年間は、

2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円

という形で伸び悩んでいたため、昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、一昨年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。

ただ、今年に入ってから先週までは、フリームファクシできさらぎ賞を制し、ボッケリーニで鳴尾記念を制し、ママコチャでスプリンターズSを制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことから、先週までの獲得賞金が「11億9897万円」と、まだ昨年の7割ほどに留まっておりますので、現在の金子オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月10日(月)~11日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計12頭の落札に総額17億4790万円を投じておりました(落札金額は全て税込表記)。

したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)のチャンピオンズCにノットゥルノ、1着賞金が4300万円(同3440万円)のチャレンジCにフリームファクシとボッケリーニなど、特別レースに4頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2023/11/28
重賞を14勝しているものの…
サンデーレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ジオグリフ(チャンピオンズC)
キングズレイン(ステイヤーズS)
セファーラジエル(ステイヤーズS)
フェーングロッテン(チャレンジC)
インテグリフォリア(南総S)
ヴィンテージボンド(鳴海特別)
バッジオレディネロ(栄特別)
ローレルキャニオン(栄特別)
サークルオブジョイ(こうやまき賞)
レガーロデルシエロ(こうやまき賞)
トロヴァトーレ(葉牡丹賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。

吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、

2009年の桜花賞とオークス、2011年のジャパンCなどを制したブエナビスタ

2011年の牡馬三冠、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念などを制したオルフェーヴル

2012年の牝馬三冠を制し、その他にも、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念などを制したジェンティルドンナ

2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ

2019年と2020年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラック

といった名前が挙げられます。

同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」となっておりました。

更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、

2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝)

と記せば分かる通り、5年連続で「馬主リーディング1位」となっており、一昨年は、シュネルマイスターでNHKマイルC、グランアレグリアでヴィクトリアマイルとマイルCS、シャフリヤールでダービー、クロノジェネシスで宝塚記念を制するなど、GIの5勝を含めて重賞を15勝し、過去最高を記録した2020年に次ぐ賞金を獲得しております。

更に昨年も、

1位:サンデーレーシング→121勝・獲得賞金35億3084万円
2位:シルクレーシング→126勝・獲得賞金33億0499万円
3位:キャロットファーム→94勝・獲得賞金26億6432万円
4位:社台レースホース→99勝・獲得賞金25億3780万円

と記せば分かる通り、定位置の「1位」を確保しました。

尚且つ、今年に入ってから先週までも、ソングラインでヴィクトリアマイルと安田記念、ブレイディヴェーグでエリザベス女王杯、リバティアイランドで牝馬三冠を制するなど、重賞14勝を含む103勝を上げ、獲得賞金は「36億6418万円」と、「馬主リーディング1位」をキープしておりますが、2位の「キャロットファーム」が、菊花賞でワンツーフィニッシュを決め、マイルCSも制するなど、先週までに「34億3365万円」を獲得し、一時は5億円以上あった「キャロットファーム」との差が、現在は「2億3053万円」となっており、決して「セーフティリード」とは言えません。

そのため、現在は「サンデーレーシング」の関係者全員が、「キャロットファームとの差を広げたい」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、

1着賞金1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)のチャンピオンズC
ジオグリフ

1着賞金6200万円(同4960万円)のステイヤーズS
キングズレイン
セファーラジエル

1着賞金4300万円(同3440万円)のチャレンジC
フェーングロッテン

など、賞金の高い特別レースに計11頭を登録しておりますので、私が関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。

2023/11/28
イメージキャラクターにドラえもんを起用しておりました
寺田千代乃氏

本業: アート引越センター株式会社 名誉会長

今週の主な登録馬:
マテンロウレオ(チャレンジC)
マテンロウアレス(元町S)
マテンロウガイ(犬山特別・豊中特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

寺田千代乃オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めておりましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長です。

1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置し、翌年、その事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させておりました。

その後は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略によって、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになっております。

1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、

■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送

■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲

■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売

■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営

といった系列企業を有しており、昨年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻しております。

そして2022年9月期の決算は、「連結売上高1445億4600万円」、「連結経常利益67億4100万円」という素晴らしい数字となっており、現在はグループ全体で6000名以上の従業員を雇用しておりますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めている筈であり、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されておりました。

馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられます。

2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という過去最高の成績を残しており、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げ、2018年に次ぐ、「2億8486万円」の賞金を獲得していました。

ただ、その後の2年間は、獲得賞金が、

2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円

と書けば分かる通り、2018年と2019年の数字を大きく下回ってしまったため、昨年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は、マテンロウオリオンでシンザン記念を、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げて、獲得賞金は「3億1190万円」と、一昨年を大きく上回っております。

そして、今年も好調が続いており、先週までに13勝を上げ、獲得賞金が「2億9236万円」と、昨年の9割以上となっておりますので、現在の寺田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

また、寺田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月10日(月)から11日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、4頭を2億4860万円で落札しております。

当然、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のチャレンジCにマテンロウレオなど、特別レースに3頭を登録しておりますので、私が寺田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。