注目調教師
2026/09/07
美浦トレセンの診療所で獣医として働いていたんですけど…
上原佑紀調教師(美浦)
主な管理馬:
ゴーイントゥスカイ(2026年青葉賞)
グリーンエナジー(2026年京成杯)
ニシノティアモ(2025年福島記念)
ピコチャンブラック(2025年スプリングS)
今週の主な登録馬:
ゴーイントゥスカイ(セントライト記念)
担当者:調教師情報部 元調教師M
上原佑紀君は、同じ美浦に厩舎を構えていて、2006年の天皇賞・秋など、GIを5勝したダイワメジャーや、2017年の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイなどの調教師としてよく知られている、上原博之君の次男ですね。
お父さんの仕事を考えれば当然ですが、佑紀君は、小学3年生の頃から馬術をやっていて、高校時代には「全日本ジュニア選手権」で優勝していましたし、その頃から、「将来は馬に関わる仕事をしたい」と考えていて、そのために、今は神奈川県の藤沢市に校舎がある日本大学の獣医学科に進学して、もちろん、そこでも馬術部に入っていましたし、「全日本学生馬術大会」で優勝するほどの腕前だったんですよ。
大学を卒業した後は、美浦トレセンの診療所で獣医として働いていたんですけど、「自分の経験が調教師として活かせるんじゃないか」と思って、2016年から「ノーザンファーム空港」(住所:北海道苫小牧市美沢114-2)で働いていましたし、競馬学校に入学する前には、2021年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝もしたバーイードを管理していたことでよく知られているイギリスのウィリアム・ハガス厩舎や、フランスの小林智厩舎で、1年間ぐらい馬のことを学んでいました。
帰国してからは、2017年に競馬学校の厩務員課程に入って、2018年からは池上昌和厩舎で厩務員と調教助手をやって、2019年からは堀宣行厩舎で調教助手をやって、3回目の挑戦だった2021年に、めでたく調教師の試験に合格しています。
ちなみに、佑紀君は1990年(平成2年)の生まれで、平成生まれが調教師になったのは、彼が初めてだったんですよ。
試験に合格した後は、開業するまでに時間があったので、藤沢和雄厩舎と国枝栄厩舎と矢作芳人厩舎と中内田充正厩舎で研修を受けていましたし、武幸四郎厩舎のセキフウがサウジアラビアとドバイに遠征した時と、新谷功一厩舎のクラウンプライドがアメリカに遠征した時は、技術調教師として帯同していました。
そして、2023年の3月に厩舎を開業していて、同期の調教師には、小栗実君と緒方努君と西園翔太君がいます。
2023年の佑紀君は、年末までに、「16勝・獲得賞金2億1110万円」という、最初の年としてはまずまずの成績を残していましたし、勝利数が、同期の中では一番だったんですよ。
こうやっていいスタートを切れたのは、調教助手をやっていた時と、自分の厩舎を開業する前に、色々な厩舎で学んだことをしっかり活かせているからなのでしょうね。
開業2年目だった一昨年は、「26勝・獲得賞金5億0594万円」と、一気に成績を伸ばしていましたし、去年は、ピコチャンブラックを使ったスプリングSで「初の重賞勝ち」を飾って、ニシノティアモを使った福島記念も勝つなど、27勝を上げて、稼いだ賞金は「5億7233万円」と、一昨年を上回っていました。
更に、今年もいい流れが続いていて、グリーンエナジーで京成杯、ゴーイントゥスカイで青葉賞を勝つなど、先週までに22勝を上げて、稼いだ賞金が「5億6736万円」と、もう去年を上回るのは時間の問題ですから、今の佑紀君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が5400万円のセントライト記念にゴーイントゥスカイを登録してきましたので、私が彼でしたら、この馬をメイチに仕上げるのは間違いありません。
主な管理馬:
ゴーイントゥスカイ(2026年青葉賞)
グリーンエナジー(2026年京成杯)
ニシノティアモ(2025年福島記念)
ピコチャンブラック(2025年スプリングS)
今週の主な登録馬:
ゴーイントゥスカイ(セントライト記念)
担当者:調教師情報部 元調教師M
上原佑紀君は、同じ美浦に厩舎を構えていて、2006年の天皇賞・秋など、GIを5勝したダイワメジャーや、2017年の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイなどの調教師としてよく知られている、上原博之君の次男ですね。
お父さんの仕事を考えれば当然ですが、佑紀君は、小学3年生の頃から馬術をやっていて、高校時代には「全日本ジュニア選手権」で優勝していましたし、その頃から、「将来は馬に関わる仕事をしたい」と考えていて、そのために、今は神奈川県の藤沢市に校舎がある日本大学の獣医学科に進学して、もちろん、そこでも馬術部に入っていましたし、「全日本学生馬術大会」で優勝するほどの腕前だったんですよ。
大学を卒業した後は、美浦トレセンの診療所で獣医として働いていたんですけど、「自分の経験が調教師として活かせるんじゃないか」と思って、2016年から「ノーザンファーム空港」(住所:北海道苫小牧市美沢114-2)で働いていましたし、競馬学校に入学する前には、2021年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝もしたバーイードを管理していたことでよく知られているイギリスのウィリアム・ハガス厩舎や、フランスの小林智厩舎で、1年間ぐらい馬のことを学んでいました。
帰国してからは、2017年に競馬学校の厩務員課程に入って、2018年からは池上昌和厩舎で厩務員と調教助手をやって、2019年からは堀宣行厩舎で調教助手をやって、3回目の挑戦だった2021年に、めでたく調教師の試験に合格しています。
ちなみに、佑紀君は1990年(平成2年)の生まれで、平成生まれが調教師になったのは、彼が初めてだったんですよ。
試験に合格した後は、開業するまでに時間があったので、藤沢和雄厩舎と国枝栄厩舎と矢作芳人厩舎と中内田充正厩舎で研修を受けていましたし、武幸四郎厩舎のセキフウがサウジアラビアとドバイに遠征した時と、新谷功一厩舎のクラウンプライドがアメリカに遠征した時は、技術調教師として帯同していました。
そして、2023年の3月に厩舎を開業していて、同期の調教師には、小栗実君と緒方努君と西園翔太君がいます。
2023年の佑紀君は、年末までに、「16勝・獲得賞金2億1110万円」という、最初の年としてはまずまずの成績を残していましたし、勝利数が、同期の中では一番だったんですよ。
こうやっていいスタートを切れたのは、調教助手をやっていた時と、自分の厩舎を開業する前に、色々な厩舎で学んだことをしっかり活かせているからなのでしょうね。
開業2年目だった一昨年は、「26勝・獲得賞金5億0594万円」と、一気に成績を伸ばしていましたし、去年は、ピコチャンブラックを使ったスプリングSで「初の重賞勝ち」を飾って、ニシノティアモを使った福島記念も勝つなど、27勝を上げて、稼いだ賞金は「5億7233万円」と、一昨年を上回っていました。
更に、今年もいい流れが続いていて、グリーンエナジーで京成杯、ゴーイントゥスカイで青葉賞を勝つなど、先週までに22勝を上げて、稼いだ賞金が「5億6736万円」と、もう去年を上回るのは時間の問題ですから、今の佑紀君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が5400万円のセントライト記念にゴーイントゥスカイを登録してきましたので、私が彼でしたら、この馬をメイチに仕上げるのは間違いありません。
2026/09/07
スリープレスナイトに乗っとりましたな
上村洋行調教師(栗東)
主な管理馬:
ベラジオオペラ(2025年大阪杯など)
アルマヴェローチェ(2024年阪神ジュベナイルF)
ウィリアムバローズ(2024年東海Sなど)
アイアンバローズ(2023年ステイヤーズS)
今週の主な登録馬:
モンローウォーク(ローズS)
ジーティーアダマン(チャレンジC)
リチャードバローズ(仲秋S)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
親父さんが厩務員をやっとった上村洋行君は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男厩舎から、1992年に乗り役としてデビューしとって、この年に、トシグリーンに乗った京王杯AHで初めて重賞を勝っとったし、全部で40勝を上げて、「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな。
その後も、ナムラコクオーに乗った1993年のラジオたんぱ杯3歳Sと1994年のシンザン記念と1996年のプロキオンSを勝つとか、順調に実績を積み重ねとったんやけど、「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうて、そん時は乗り役を引退することも考えたそうや。
2004年に4回も手術を受けた上村君は、その後、めでたく病気が治って、また順調に実績を積み重ねとったし、2008年には、スリープレスナイトに乗ったスプリンターズSで、初めてGIを勝っとりましたな。
そんで、重賞を10勝、通算で570勝っちゅう実績を残して、2014年に乗り役を引退しとります。
引退した時の上村君は40歳と、まだまだ乗り役としてバリバリ活躍できる年齢やったけど、前の年に受けた調教師試験に落ちてしもうて、「本気で調教師を目指すには、乗り役との両立は難しい」と考えたそうや。
それからは、池添兼雄厩舎で調教助手をやりながら、毎日8時間くらいの勉強を続けて、5回目の挑戦やった2017年の12月に、めでたく調教師の試験に合格しとります。
試験に受かってからは、技術調教師として、2021年の2月に引退した角居勝彦君の厩舎で、色んなことを学んどりましたな。
2019年の3月に厩舎を開業した上村君は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億9691万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったし、その後の5年間も、
2020年→19勝・獲得賞金2億2195万円
2021年→25勝・獲得賞金4億2467万円
2022年→32勝・獲得賞金4億8978万円
2023年→40勝・獲得賞金8億6367万円
2024年→43勝・獲得賞金12億5577万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとって、特に一昨年は、ベラジオオペラを使った大阪杯で、調教師としては初めてGIを勝つと、アルマヴェローチェを使った阪神ジュベナイルFも勝ったんですわ。
それに、去年もエエ流れが続いとって、ベラジオオペラで大阪杯、デビットバローズで鳴尾記念、ヤンキーバローズでファルコンSを勝つなど、43勝を上げて、稼いだ賞金が「14億9178万円」と、開業してから一番の数字やったんや。
ただ、今年は、先週までに23勝を上げとるんやけど、葵Sを勝ったデアヴェローチェとクイーンSを勝ったココナッツブラウン以外の馬があまり活躍できとらんこともあって、稼いだ賞金が「5億6902万円」と、まだ去年の4割にも達しとらんから、今の上村君は、「大きいレースを勝って一気に巻き返したい」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、1着賞金が5200万円のローズSにモンローウォーク、1着賞金が4300万円のチャレンジCにジーティーアダマンなど、賞金の高い特別レースに3頭を登録しとるんで、「どれも勝負懸かり」とワシは見とるんや。
主な管理馬:
ベラジオオペラ(2025年大阪杯など)
アルマヴェローチェ(2024年阪神ジュベナイルF)
ウィリアムバローズ(2024年東海Sなど)
アイアンバローズ(2023年ステイヤーズS)
今週の主な登録馬:
モンローウォーク(ローズS)
ジーティーアダマン(チャレンジC)
リチャードバローズ(仲秋S)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
親父さんが厩務員をやっとった上村洋行君は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男厩舎から、1992年に乗り役としてデビューしとって、この年に、トシグリーンに乗った京王杯AHで初めて重賞を勝っとったし、全部で40勝を上げて、「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな。
その後も、ナムラコクオーに乗った1993年のラジオたんぱ杯3歳Sと1994年のシンザン記念と1996年のプロキオンSを勝つとか、順調に実績を積み重ねとったんやけど、「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうて、そん時は乗り役を引退することも考えたそうや。
2004年に4回も手術を受けた上村君は、その後、めでたく病気が治って、また順調に実績を積み重ねとったし、2008年には、スリープレスナイトに乗ったスプリンターズSで、初めてGIを勝っとりましたな。
そんで、重賞を10勝、通算で570勝っちゅう実績を残して、2014年に乗り役を引退しとります。
引退した時の上村君は40歳と、まだまだ乗り役としてバリバリ活躍できる年齢やったけど、前の年に受けた調教師試験に落ちてしもうて、「本気で調教師を目指すには、乗り役との両立は難しい」と考えたそうや。
それからは、池添兼雄厩舎で調教助手をやりながら、毎日8時間くらいの勉強を続けて、5回目の挑戦やった2017年の12月に、めでたく調教師の試験に合格しとります。
試験に受かってからは、技術調教師として、2021年の2月に引退した角居勝彦君の厩舎で、色んなことを学んどりましたな。
2019年の3月に厩舎を開業した上村君は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億9691万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったし、その後の5年間も、
2020年→19勝・獲得賞金2億2195万円
2021年→25勝・獲得賞金4億2467万円
2022年→32勝・獲得賞金4億8978万円
2023年→40勝・獲得賞金8億6367万円
2024年→43勝・獲得賞金12億5577万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとって、特に一昨年は、ベラジオオペラを使った大阪杯で、調教師としては初めてGIを勝つと、アルマヴェローチェを使った阪神ジュベナイルFも勝ったんですわ。
それに、去年もエエ流れが続いとって、ベラジオオペラで大阪杯、デビットバローズで鳴尾記念、ヤンキーバローズでファルコンSを勝つなど、43勝を上げて、稼いだ賞金が「14億9178万円」と、開業してから一番の数字やったんや。
ただ、今年は、先週までに23勝を上げとるんやけど、葵Sを勝ったデアヴェローチェとクイーンSを勝ったココナッツブラウン以外の馬があまり活躍できとらんこともあって、稼いだ賞金が「5億6902万円」と、まだ去年の4割にも達しとらんから、今の上村君は、「大きいレースを勝って一気に巻き返したい」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、1着賞金が5200万円のローズSにモンローウォーク、1着賞金が4300万円のチャレンジCにジーティーアダマンなど、賞金の高い特別レースに3頭を登録しとるんで、「どれも勝負懸かり」とワシは見とるんや。
2026/09/07
仙台育英高校と中央大学の馬術部に入っていたんですよ
尾形和幸調教師(美浦)
主な管理馬:
サノノグレーター(2026年ラジオNIKKEI賞)
ブラゾンドゥリス(2017年黒船賞)
カラダレジェンド(2013年京王杯2歳S)
今週の主な登録馬:
サノノグレーター(セントライト記念)
ユキマル(ラジオ日本賞)
担当者:調教師情報部 元調教師N
宮城県出身の尾形和幸君は、中学1年生の時に馬術を始めて、仙台育英高校に進んで馬術部に入ると、3年生の時に全日本馬術選手権で優勝していましたし、中央大学に進んだ後も、馬術部の中心メンバーとして活躍していたんですよ。
大学を卒業してからは、2003年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から加藤征弘厩舎で厩務員をやって、8月には調教助手として久保田貴士厩舎に移って、2012年の12月に調教師の試験に受かるまで、ずっと久保田厩舎に所属していました。
尾形君がいた頃の久保田厩舎には、2008年の根岸Sなど、重賞を3勝したワイルドワンダーや、2009年のラジオNIKKEI賞を勝ったストロングガルーダなどがいましたから、こういった走る馬を間近で見られたのは、彼にとっていい経験になった筈です。
2013年の3月に自分の厩舎を開業した尾形君は、カラダレジェンドを使った京王杯2歳Sで初めて重賞を勝つなど、その年は暮れまでに、「10勝・獲得賞金1億3346万円」という成績を残していましたし、その後も、2年目は12勝、3年目は15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、4年目だった2016年は、「23勝・獲得賞金3億5134万円」という、開業してから一番の成績を残していました。
でも、それからは伸び悩んでいて、2023年までの7年間は、
2017年→11勝・獲得賞金2億2820万円
2018年→10勝・獲得賞金1億5878万円
2019年→11勝・獲得賞金1億7765万円
2020年→11勝・獲得賞金1億8053万円
2021年→12勝・獲得賞金1億7894万円
2022年→7勝・獲得賞金1億6165万円
2023年→12勝・獲得賞金1億9730万円
と書けば分かる通り、物足りない数字が続いてしまったんですよ。
そんな訳で、一昨年の尾形君は、巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、一昨年は、21勝を上げて、稼いだ賞金が「2億8016万円」と、2023年までを大きく上回っていましたし、去年は、17勝を上げて、「2憶7193万円」という、一昨年と同じくらいの賞金を稼いでいました。
それに、今年もいい流れが続いていて、サノノグレーターでラジオNIKKEI賞を勝つなど、先週までに15勝を上げて、稼いだ賞金が「2億7988万円」と、もう去年を上回っていますから、今の尾形君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が5400万円のセントライト記念にサノノグレーター、1着賞金が2200万円のラジオ日本賞にユキマルを登録していますので、どっちも「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に尾形君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。
主な管理馬:
サノノグレーター(2026年ラジオNIKKEI賞)
ブラゾンドゥリス(2017年黒船賞)
カラダレジェンド(2013年京王杯2歳S)
今週の主な登録馬:
サノノグレーター(セントライト記念)
ユキマル(ラジオ日本賞)
担当者:調教師情報部 元調教師N
宮城県出身の尾形和幸君は、中学1年生の時に馬術を始めて、仙台育英高校に進んで馬術部に入ると、3年生の時に全日本馬術選手権で優勝していましたし、中央大学に進んだ後も、馬術部の中心メンバーとして活躍していたんですよ。
大学を卒業してからは、2003年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から加藤征弘厩舎で厩務員をやって、8月には調教助手として久保田貴士厩舎に移って、2012年の12月に調教師の試験に受かるまで、ずっと久保田厩舎に所属していました。
尾形君がいた頃の久保田厩舎には、2008年の根岸Sなど、重賞を3勝したワイルドワンダーや、2009年のラジオNIKKEI賞を勝ったストロングガルーダなどがいましたから、こういった走る馬を間近で見られたのは、彼にとっていい経験になった筈です。
2013年の3月に自分の厩舎を開業した尾形君は、カラダレジェンドを使った京王杯2歳Sで初めて重賞を勝つなど、その年は暮れまでに、「10勝・獲得賞金1億3346万円」という成績を残していましたし、その後も、2年目は12勝、3年目は15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、4年目だった2016年は、「23勝・獲得賞金3億5134万円」という、開業してから一番の成績を残していました。
でも、それからは伸び悩んでいて、2023年までの7年間は、
2017年→11勝・獲得賞金2億2820万円
2018年→10勝・獲得賞金1億5878万円
2019年→11勝・獲得賞金1億7765万円
2020年→11勝・獲得賞金1億8053万円
2021年→12勝・獲得賞金1億7894万円
2022年→7勝・獲得賞金1億6165万円
2023年→12勝・獲得賞金1億9730万円
と書けば分かる通り、物足りない数字が続いてしまったんですよ。
そんな訳で、一昨年の尾形君は、巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、一昨年は、21勝を上げて、稼いだ賞金が「2億8016万円」と、2023年までを大きく上回っていましたし、去年は、17勝を上げて、「2憶7193万円」という、一昨年と同じくらいの賞金を稼いでいました。
それに、今年もいい流れが続いていて、サノノグレーターでラジオNIKKEI賞を勝つなど、先週までに15勝を上げて、稼いだ賞金が「2億7988万円」と、もう去年を上回っていますから、今の尾形君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が5400万円のセントライト記念にサノノグレーター、1着賞金が2200万円のラジオ日本賞にユキマルを登録していますので、どっちも「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に尾形君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。
2026/09/07
半年くらいアイルランドに留学しとったんですわ
斉藤崇史調教師(栗東)
主な管理馬:
クロワデュノール(2025年ダービーなど)
ジェラルディーナ(2022年エリザベス女王杯など)
クロノジェネシス(2021年宝塚記念など)
ラウダシオン(2020年NHKマイルCなど)
今週の主な登録馬:
バステール(セントライト記念)
センツブラッド(チャレンジC)
タンテドヴィーヴル(能勢特別)
担当者:調教師情報部 元調教師I
神奈川県出身の斉藤崇史君は、中学生の時に、マヤノトップガンが勝った1995年の有馬記念を見たことがきっかけで競馬が大好きになって、高校生の時に、夏休みを使って北海道の牧場で1ヶ月くらい住み込みで働いて、そん時に、「調教師を目指す」と決めたそうですな。
せやから、進学先に日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を選んで、もちろん馬術部に入っとったし、在学中は、「小松温泉牧場」(住所:石川県小松市埴田町21)でアルバイトをしとって、四年生の時には、もっと馬のことを勉強するために、半年くらいアイルランドに留学しとって、卒業した後は、2年くらい「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で働いとったんですわ。
それから、2007年の6月に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月からは松永幹夫厩舎で厩務員を、7月からは調教助手をやっとったんや。
松永厩舎に入ってから1年くらいの時に斉藤君は、レッドディザイアの担当になって、この馬が2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も帯同しとったんですわ。
2014年の12月、調教師の試験に受かった斉藤君は、2016年の3月に自分の厩舎を開業しとって、この年は、「7勝・獲得賞金1億4086万円」っちゅう、あまり目立たん成績やったんやけど、その後の3年間は、
2017年→17勝・獲得賞金2億9929万円
2018年→25勝・獲得賞金3億9086万円
2019年→24勝・獲得賞金5億9503万円
と書けば分かる通りで、賞金が「完全に右肩上がり」やったし、特に2019年は、クロノジェネシスを使ったクイーンCで初めて重賞を勝つと、この馬を使った秋華賞で、初めてGIを勝ったんですわ。
更に、この後も、斉藤君の厩舎はエエ流れが続いとって、2020年は、ラウダシオンを使ったNHKマイルC、クロノジェネシスを使った宝塚記念と有馬記念を勝つなど、重賞を5勝、全部で34勝を上げて、稼いだ賞金は「13億5145万円」っちゅう素晴らしい数字やったし、2021年も、クロノジェネシスを使った宝塚記念、キラーアビリティを使ったホープフルSを勝つなど、44勝を上げとって、「11億6956万円」の賞金を稼いどりました。
ただ、その後の3年間は、ジェラルディーナで2022年のエリザベス女王杯、クロワデュノールで一昨年のホープフルSを勝つなど、重賞を11勝もしとったんやけど、全体では、
2022年→37勝・獲得賞金11億0689万円
2023年→29勝・獲得賞金7億7421万円
2024年→42勝・獲得賞金8億0950万円
っちゅう成績で、2021年までを下回ってしもうたんや。
せやけど、去年は、クロワデュノールでダービーを勝つなど、重賞を4勝して、他も入れたら53勝を上げて、「調教師リーディング2位」になっとったし、稼いだ賞金が「14億0767万円」と、開業してから一番の数字になっとって、巻き返しに成功しとります。
それに、今年もエエ流れが続いとって、クロワデュノールでGIを2勝するなど、先週までに26勝を上げて、稼いだ賞金が「13億9214万円」と、もう去年を上回るのは時間の問題になっとるんで、ワシが斉藤君やったら、「この勢いを止めたらアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が5400万円のセントライト記念にバステール、1着賞金が4300万円のチャレンジCにセンツブラッドなど、特別レースに3頭を登録してきましたんで、どれもメイチに仕上げてくるやろうな。
主な管理馬:
クロワデュノール(2025年ダービーなど)
ジェラルディーナ(2022年エリザベス女王杯など)
クロノジェネシス(2021年宝塚記念など)
ラウダシオン(2020年NHKマイルCなど)
今週の主な登録馬:
バステール(セントライト記念)
センツブラッド(チャレンジC)
タンテドヴィーヴル(能勢特別)
担当者:調教師情報部 元調教師I
神奈川県出身の斉藤崇史君は、中学生の時に、マヤノトップガンが勝った1995年の有馬記念を見たことがきっかけで競馬が大好きになって、高校生の時に、夏休みを使って北海道の牧場で1ヶ月くらい住み込みで働いて、そん時に、「調教師を目指す」と決めたそうですな。
せやから、進学先に日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を選んで、もちろん馬術部に入っとったし、在学中は、「小松温泉牧場」(住所:石川県小松市埴田町21)でアルバイトをしとって、四年生の時には、もっと馬のことを勉強するために、半年くらいアイルランドに留学しとって、卒業した後は、2年くらい「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で働いとったんですわ。
それから、2007年の6月に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月からは松永幹夫厩舎で厩務員を、7月からは調教助手をやっとったんや。
松永厩舎に入ってから1年くらいの時に斉藤君は、レッドディザイアの担当になって、この馬が2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も帯同しとったんですわ。
2014年の12月、調教師の試験に受かった斉藤君は、2016年の3月に自分の厩舎を開業しとって、この年は、「7勝・獲得賞金1億4086万円」っちゅう、あまり目立たん成績やったんやけど、その後の3年間は、
2017年→17勝・獲得賞金2億9929万円
2018年→25勝・獲得賞金3億9086万円
2019年→24勝・獲得賞金5億9503万円
と書けば分かる通りで、賞金が「完全に右肩上がり」やったし、特に2019年は、クロノジェネシスを使ったクイーンCで初めて重賞を勝つと、この馬を使った秋華賞で、初めてGIを勝ったんですわ。
更に、この後も、斉藤君の厩舎はエエ流れが続いとって、2020年は、ラウダシオンを使ったNHKマイルC、クロノジェネシスを使った宝塚記念と有馬記念を勝つなど、重賞を5勝、全部で34勝を上げて、稼いだ賞金は「13億5145万円」っちゅう素晴らしい数字やったし、2021年も、クロノジェネシスを使った宝塚記念、キラーアビリティを使ったホープフルSを勝つなど、44勝を上げとって、「11億6956万円」の賞金を稼いどりました。
ただ、その後の3年間は、ジェラルディーナで2022年のエリザベス女王杯、クロワデュノールで一昨年のホープフルSを勝つなど、重賞を11勝もしとったんやけど、全体では、
2022年→37勝・獲得賞金11億0689万円
2023年→29勝・獲得賞金7億7421万円
2024年→42勝・獲得賞金8億0950万円
っちゅう成績で、2021年までを下回ってしもうたんや。
せやけど、去年は、クロワデュノールでダービーを勝つなど、重賞を4勝して、他も入れたら53勝を上げて、「調教師リーディング2位」になっとったし、稼いだ賞金が「14億0767万円」と、開業してから一番の数字になっとって、巻き返しに成功しとります。
それに、今年もエエ流れが続いとって、クロワデュノールでGIを2勝するなど、先週までに26勝を上げて、稼いだ賞金が「13億9214万円」と、もう去年を上回るのは時間の問題になっとるんで、ワシが斉藤君やったら、「この勢いを止めたらアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が5400万円のセントライト記念にバステール、1着賞金が4300万円のチャレンジCにセンツブラッドなど、特別レースに3頭を登録してきましたんで、どれもメイチに仕上げてくるやろうな。
