「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2026/05/11
中舘英二君が乗り役としての同期です
鹿戸雄一調教師(美浦)

主な管理馬:
エフフォーリア(2021年有馬記念など)
ベストアクター(2020年阪急杯)
スマートオリオン(2015年中京記念など)
スクリーンヒーロー(2008年ジャパンCなど)

今週の主な登録馬:
ジョスラン(ヴィクトリアマイル)
エレクトリックブギ(弥彦S・上賀茂S)
キアラメンテ(石打特別)

担当者:調教師情報部 元調教師O

鹿戸雄一君は、お父さんが北海道の門別にある生産牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。

中学校を出た後、鹿戸君は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二君や、調教助手になっている木幡初広君と出津孝一君や、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美君などがいます。

乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸君は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。

調教師の試験に受かってからの彼は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫厩舎と矢野進厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。

開業1年目の鹿戸君は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。

更に、次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。

2021年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、スクリーンヒーローを使ったジャパンC以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、開業してから一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいましたけど、2022年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、前の年より多い33勝を上げたものの、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、前の年を大きく下回ってしまいました。

ただ、その後は、ウインカーネリアンで去年のスプリンターズSを勝つなど、

2023年→33勝・獲得賞金7億1182万円
2024年→40勝・獲得賞金8億0924万円
2025年→30勝・獲得賞金8億5265万円

という成績を残して、巻き返しに成功していますし、今年もいい流れが続いていて、ジョスランで小倉牝馬S、トロヴァトーレで東京新聞杯とエプソムCを勝つなど、先週までに15勝を上げて、稼いだ賞金が「4億0070万円」と、もう去年の半分近くになっていますから、今の鹿戸君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金が1億5000万円のヴィクトリアマイルにジョスラン、1着賞金が1870万円の弥彦Sにエレクトリックブギ(上賀茂Sにも登録)など、賞金の高い特別レースに3頭を登録してきましたので、私が鹿戸君でしたら、間違いなくどれもメイチに仕上げますね。

2026/05/11
サイレンススズカの厩舎で調教助手をやっとったんや
中内田充正調教師(栗東)

主な管理馬:
リバティアイランド(2023年オークスなど)
セリフォス(2022年マイルCSなど)
ダノンファンタジー(2018年阪神ジュベナイルFなど)
ダノンプレミアム(2017年朝日杯FSなど)

今週の主な登録馬:
クイーンズウォーク(ヴィクトリアマイル)
グランディア(新潟大賞典)
ラブリーリディア(調布特別)
ページターナー(あずさ賞)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

栗東トレセンから車で40分くらいのところにある、「信楽牧場」(住所:滋賀県甲賀市信楽町神山1268)が、中内田充正君の実家ですな。

彼の親父さんは、少し前まで牧場の代表をやっとった中内田克二さんで、「競走馬育成協会」の副会長理事もやっとります。

「信楽牧場」は、できたのが1970年っちゅう、関西では一番長くやっとる外厩施設で、その他に運営しとる「ヒルサイドステーブル」は、同じ施設を使えるよう、「ノーザンファームしがらき」の中に馬房を構えとるんや。

充正君は、高校生やった頃、アイルランドにホームステイして、そん時に、ヨーロッパには競馬のことを教えてくれる学校があるっちゅうことを知って、向こうの高校に留学しとったんですわ。

それから、イギリスの「ウェストオックスフォードシャーカレッジ」で馬学と経済学を学んどって、在学中には、フランスに渡って、クリスティア・ヘッド厩舎で研修を受けとりました。

卒業してからは、1988年のジャパンCを勝ったペイザバトラーでお馴染みやった、アメリカのロバート・フランケル厩舎で調教助手をやって、その頃のフランケル厩舎には、2003年のベルモントSを勝ったエンパイアメーカーとか、走る馬が何頭もおって、充正君はその調教に乗っとったそうや。

結局、10年くらい海外で馬のことを勉強しとった充正君は、日本に戻ってから、2007年に競馬学校の厩務員課程を出て、2011年に調教師の試験に受かるまで、ずっと橋田満厩舎で調教助手をやっとりました。

橋田厩舎は、1998年の宝塚記念を勝ったサイレンススズカや、1999年のダービーを勝ったアドマイヤベガや、2003年と2004年のエリザベス女王杯を勝ったアドマイヤグルーヴや、2005年の天皇賞・春を勝ったスズカマンボとかでお馴染みですな。

試験に受かった後、中内田君は、2014年に厩舎を開業するまで期間があったんで、その間に、技術調教師として、藤原英昭君や角居勝彦君に、馬のことはもちろん、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとって、藤原厩舎では、2012年の天皇賞・秋を勝ったエイシンフラッシュや、2013年のマイルCSを勝ったトーセンラーの調教を担当しとったし、角居厩舎では、ルーラーシップが2012年に香港のクイーンエリザベス2世Cを勝った時の遠征に同行しとったんや。

そんで、中内田君の厩舎は、開業した2014年が「7勝・獲得賞金1億7751万円」っちゅう成績やったけど、その後は、

2015年→23勝・獲得賞金2億9682万円(調教師リーディング48位)
2016年→31勝・獲得賞金5億0984万円(同20位)
2017年→46勝・獲得賞金7億5893万円(同8位)
2018年→45勝・獲得賞金8億8644万円(同9位)
2019年→48勝・獲得賞金12億8505万円(同4位)
2020年→36勝・獲得賞金7億7341万円(同12位)

っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、2021年は、54勝を上げて、初めて「調教師リーディングの1位」になっとったし、「11億3628万円」の賞金を稼いどったんやから、ホンマに大したもんやで。

ただ、2022年は、セリフォスを使ったマイルCS、リバティアイランドを使った阪神ジュベナイルFと、GIを2勝したこともあって、賞金は「12億1215万円」と、2021年を上回ったんやけど、勝利数は「48」で、リーディングは、59勝で1位やった矢作芳人厩舎に11勝の差を付けられた3位やったし、2023年は、リバティアイランドで牝馬三冠を勝って、プログノーシスで札幌記念と金鯱賞を勝つなど、48勝を上げて、開業してから一番多い「17億4265万円」の賞金を稼いどったんやけど、リーディングは、55勝で1位の杉山晴紀厩舎に7勝の差を付けられた3位やったんですわ。

それに、一昨年と去年も、

2024年→42勝・獲得賞金10億3611万円(同8位)
2025年→49勝・獲得賞金12億6635万円(同3位)

っちゅう成績で、2023年を下回っとったし、今年も悪い流れが続いとって、ソンシで阪急杯を勝っとるんやけど、先週までに9勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「3億0930万円」と、まだ去年の2割ぐらいなんや。

せやから、今の中内田君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろうな。

そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のヴィクトリアマイルにクイーンズウォーク、1着賞金が4300万円の新潟大賞典にグランディアなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、「どれも勝負懸かり」とワシは見とります。

2026/05/11
神奈川大学を出てから急に馬と関わる仕事がしたくなって…
木村哲也調教師(美浦)

主な管理馬:
レガレイラ(2024年有馬記念など)
チェルヴィニア(2024年オークスなど)
イクイノックス(2023ジャパンCなど)
ステルヴィオ(2018年マイルCSなど)

今週の主な登録馬:
チェルヴィニア(ヴィクトリアマイル)
シンハナーダ(新潟大賞典)

担当者:調教師情報部 元調教師M

木村哲也君は、神奈川県の出身で、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、横浜市にある神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。

でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。

2000年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った彼は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。

その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年の12月に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。

初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、

2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円

という形で順調に実績を積み重ねていましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、JRA賞の「最高勝率調教師」を受賞していたんですよ。

その後の3年間は、

2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5700万円

と書けば分かる通りで、成績が伸び悩んでしまいましたけど、2022年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、重賞を4勝、他も入れたら34勝を上げて、「16億4896万円」という、前の年までを大きく上回る賞金を稼いでいました。

それに、2023年もいい流れが続いて、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)の賞金を稼いでいましたし、JRAでは、イクイノックスでジャパンCを勝つなど、重賞を8勝、他も入れたら44勝を上げて、稼いだ賞金が「18億6413万円」という、開業してから一番の数字で、2018年に続いて二度目の「最高勝率調教師」を受賞しています。

ただ、一昨年と去年は、チェルヴィニアやレガレイラなどで重賞を10勝もしていますけど、イクイノックスの引退などが響いて、

2024年→36勝・獲得賞金16億3281万円
2025年→44勝・獲得賞金14億0148万円

という成績で、2023年を下回ってしまいましたし、今年も、一気に流れが良くなっている訳ではなくて、サンダーストラックでシンザン記念、コスタノヴァでフェブラリーSを勝っていますけど、先週までに7勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「3億3391万円」と、まだ去年の2割くらいですから、今の木村君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。

そういった中、今週は、1着賞金が1億5000万円のヴィクトリアマイルにチェルヴィニア、1着賞金が4300万円の新潟大賞典にシンハナーダを登録していますので、私が木村君でしたら、どちらも全力で仕上げるのは間違いありません。

2026/05/11
3回も「最高勝率調教師」を受賞しとるんですわ
藤原英昭調教師(栗東)

主な管理馬:
シャフリヤール(2021年ダービーなど)
ミスターメロディ(2019年高松宮記念など)
ストレイトガール(2016年ヴィクトリアマイルなど)
エイシンフラッシュ(2010年ダービーなど)

今週の主な登録馬:
ケリフレッドアスク(ヴィクトリアマイル)
ワイドラトゥール(ヴィクトリアマイル)
ホールネス(新潟大賞典)
エイカイマッケンロ(六社S)
ミナデオロ(弥彦S・錦S)
チェルノボーグ(錦S)
マドモアゼルアスク(調布特別)

担当者:調教師情報部 元調教師I

藤原英昭君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを管理しとった星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。

藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。

藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着やったメジロモンスニーなどを担当しとりました。

もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったんやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。

ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。

前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。

それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になっとったし、開業してから一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。

ただ、それから去年までは、

2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
2022年→41勝・獲得賞金9億5308万円
2023年→33勝・獲得賞金6億4353万円
2024年→38勝・獲得賞金9億4296万円
2025年→40勝・獲得賞金7億6980万円

っちゅう形で、2018年の成績を大きく下回っとるんや。

もちろん、今年を迎えるにあたって、藤原君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、先週までに20勝を上げて、「調教師リーディング」では3位になっとるし、その他、NHKマイルCでアスクイキゴミが2着やったこともあって、稼いだ賞金が「4億9276万円」と、もう去年の半分以上になっとります。

せやから、今の藤原君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。

そんな中、今週は、

1着賞金が1億5000万円のヴィクトリアマイル
ケリフレッドアスク
ワイドラトゥール

1着賞金が4300万円の新潟大賞典
ホールネス

1着賞金が1870万円の六社S
エイカイマッケンロ

1着賞金が1870万円の弥彦S
ミナデオロ(錦Sにも登録)

など、7頭を特別レースに登録してきましたんで、「どれも勝負懸かり」と考えとった方がエエやろ。