「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2026/05/04
日本獣医畜産大学の馬術部に入っとったんや
斉藤崇史調教師(栗東)

主な管理馬:
クロワデュノール(2025年ダービーなど)
ジェラルディーナ(2022年エリザベス女王杯など)
クロノジェネシス(2021年宝塚記念など)
ラウダシオン(2020年NHKマイルCなど)

今週の主な登録馬:
ベレシート(京都新聞杯)
センツブラッド(エプソムC)
グロリアラウス(谷川岳S)
フォーゲル(橘S)
オリバナム(久御山特別)

担当者:調教師情報部 元調教師I

神奈川県出身の斉藤崇史君は、中学生の時に、マヤノトップガンが勝った1995年の有馬記念を見たことがきっかけで競馬が大好きになって、高校生の時に、夏休みを使って北海道の牧場で1ヶ月くらい住み込みで働いて、そん時に、「調教師を目指す」と決めたそうですな。

せやから、進学先に日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を選んで、もちろん馬術部に入っとったし、在学中は、「小松温泉牧場」(住所:石川県小松市埴田町21)でアルバイトをしとって、四年生の時には、もっと馬のことを勉強するために、半年くらいアイルランドに留学しとって、卒業した後は、2年くらい「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で働いとったんですわ。

それから、2007年の6月に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月からは松永幹夫厩舎で厩務員を、7月からは調教助手をやっとったんや。

松永厩舎に入ってから1年くらいの時に斉藤君は、レッドディザイアの担当になって、この馬が2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も帯同しとったんですわ。

2014年の12月、調教師の試験に受かった斉藤君は、2016年の3月に自分の厩舎を開業しとって、この年は、「7勝・獲得賞金1億4086万円」っちゅう、あまり目立たん成績やったんやけど、その後の3年間は、

2017年→17勝・獲得賞金2億9929万円
2018年→25勝・獲得賞金3億9086万円
2019年→24勝・獲得賞金5億9503万円

と書けば分かる通りで、賞金が「完全に右肩上がり」やったし、特に2019年は、クロノジェネシスを使ったクイーンCで初めて重賞を勝つと、この馬を使った秋華賞で、初めてGIを勝ったんですわ。

更に、この後も、斉藤君の厩舎はエエ流れが続いとって、2020年は、ラウダシオンを使ったNHKマイルC、クロノジェネシスを使った宝塚記念と有馬記念を勝つなど、重賞を5勝、全部で34勝を上げて、稼いだ賞金は「13億5145万円」っちゅう素晴らしい数字やったし、2021年も、クロノジェネシスを使った宝塚記念、キラーアビリティを使ったホープフルSを勝つなど、44勝を上げとって、「11億6956万円」の賞金を稼いどりました。

ただ、その後の3年間は、ジェラルディーナで2022年のエリザベス女王杯、クロワデュノールで一昨年のホープフルSを勝つなど、重賞を11勝もしとったんやけど、全体では、

2022年→37勝・獲得賞金11億0689万円
2023年→29勝・獲得賞金7億7421万円
2024年→42勝・獲得賞金8億0950万円

っちゅう成績で、2021年までを下回ってしもうたんや。

せやけど、去年は、クロワデュノールでダービーを勝つなど、重賞を4勝して、他も入れたら53勝を上げて、「調教師リーディング2位」になっとったし、稼いだ賞金が「14億0767万円」と、開業してから一番の数字になっとって、巻き返しに成功しとります。

それに、今年もエエ流れが続いとって、重賞を3勝するなど、先週までに11勝を上げて、稼いだ賞金が「9億1616万円」と、もう去年の6割以上になっとるんで、今の斉藤君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が5400万円の京都新聞杯にベレシート、1着賞金が4300万円のエプソムCにセンツブラッド、1着賞金が2700万円の谷川岳Sにグロリアラウスなど、5頭を特別レースに登録してきましたんで、どれもメイチに仕上げてくるやろうな。

2026/05/04
2022年に菊花賞を勝ちましたけど…
田村康仁調教師(美浦)

主な管理馬:
アスクビクターモア(2022年菊花賞など)
グロンディオーズ(2021年ダイヤモンドS)
センチュリオン(2018年マーチS)
メジャーエンブレム(2016年NHKマイルCなど)

今週の主な登録馬:
エコロアルバ(NHKマイルC)

担当者:調教師情報部 元調教師M

田村康仁君は、1986年のセントライト記念や、1988年のアルゼンチン共和国杯を勝ったレジェンドテイオーなどを管理していた田村駿仁(しゅんじ)さんの息子さんで、お祖父さんは1939年に第1回の中山四歳牝馬特別(現在の桜花賞)を勝ったソールレデイなどを管理していた田村仁三郎(にさぶろう)さんという、「筋金入りの競馬一家」で育ちました。

1962年の天皇賞・春と有馬記念を勝ったオンスロートなどを管理していた中村広厩舎で厩務員をやって、その後、1965年のオークスを勝ったベロナなどを管理していた田中和夫厩舎で調教助手をやっていた田村君が、調教師の試験に受かったのは1997年のことです。

次の年に厩舎を開業してからは、その年が5勝、1999年が8勝でしたけど、2000年は15勝と、一気に勝ち星を伸ばしていましたし、2001年には、ルゼルを使った青葉賞で初めて重賞を勝っています。

その後も、彼の厩舎は、順調に実績を積み重ねていて、2018年には、開業してから一番の37勝を上げていましたし、2022年は17勝と、勝利数が伸び悩んでしまいましたけど、アスクビクターモアで弥生賞と菊花賞を勝ったこともあって、稼いだ賞金が「6億7969万円」という、開業してから一番の数字だったんですよ。

ただ、その後の3年間は、

2023年→22勝・獲得賞金3億9514万円
2024年→21勝・獲得賞金3億4868万円
2025年→23勝・獲得賞金3億4842万円

という形で成績が伸び悩んでいますし、今年も悪い流れが続いていて、先週までに6勝を上げていますけど、重賞に1回しか馬を使えていないこともあって、稼いだ賞金が「1億0998万円」と、2022年のペースを大きく下回っていますから、今の田村君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね

こういった中、今週は、1着賞金が1億3000万円のNHKマイルCにエコロアルバを登録してきましたので、「勝負懸かり」と私は見ています。

2026/05/04
調教助手としてタイキシャトルなどを担当していました
古賀慎明調教師(美浦)

主な管理馬:
サンテミリオン(2010年オークスなど)
アーバニティ(2009年オーシャンS)
レオマイスター(2008年ラジオNIKKEI賞)
アサヒライジング(2007年クイーンS)

今週の主な登録馬:
キンググローリー(京都新聞杯)
バレンタインガール(メトロポリタンS)
オレデイイノカ(立夏S)

担当者:調教師情報部 元調教師N

皆さんもよく知っている通り、古賀慎明(まさあき)君のお父さんは、1956年から1976年までは乗り役をやっていて、1979年から2006年まで調教師をやっていた古賀一隆さんです。

慎明君は、1991年の9月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から、天皇賞・春や菊花賞を勝ったライスシャワーなどを管理していたことでお馴染みの飯塚好次厩舎で厩務員をやっていました。

1992年の4月からは、藤沢和雄厩舎で調教助手をやって、タイキシャトルやバブルガムフェローやゼンノロブロイなどを担当していましたね。

2005年、調教師の試験に受かった慎明君は、2006年の3月に厩舎を開業して、その年は「10勝・獲得賞金2億8139万円」という成績でしたけど、2007年には、「33勝・獲得賞金5億4476万円」という、開業してから一番の成績を残していました。

ただ、それからは、一度もその数字を超えられていなくて、去年までの5年間も、

2021年→19勝・獲得賞金2億7428万円
2022年→12勝・獲得賞金2億4290万円
2023年→17勝・獲得賞金2億9993万円
2024年→9勝・獲得賞金2億6594万円
2025年→14勝・獲得賞金3億1257万円

という形で2007年の成績を下回っています。

それに、今年も悪い流れが続いていて、先週までに4勝しか上げられていないこともあって、稼いだ賞金が「5985万円」と、まだ去年の2割にも達していませんから、今の慎明君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が5400万円の京都新聞杯にキンググローリーなど、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が彼でしたら、どの馬も全力で仕上げますね。

2026/05/04
元横綱・稀勢の里関と同じ中学校に通っていたんですよ
林徹調教師(美浦)

主な管理馬:
ミアネーロ(2024年フラワーC)
ソングライン(2022年安田記念など)
アナザーリリック(2022年福島牝馬S)
クレッシェンドラヴ(2020年七夕賞など)

今週の主な登録馬:
ラディアントスター(京都新聞杯)
バトルボーン(メトロポリタンS)
ラスカンブレス(メトロポリタンS)

担当者:調教師情報部 元調教師O

林徹君は、お父さんの仕事の関係で、10歳の時、千葉県の佐原市から、美浦の隣にある茨城県の竜ケ崎市に引っ越してきて、中学2年生の時、ウイニングチケットが勝った1993年のダービーを見て、競馬に興味を持ったそうです。

そうそう、彼が通っていた龍ケ崎市立の長山中学校は、元横綱・稀勢の里関の出身校で、林君は、野球部の先輩なんですよ。

進学校として有名な東京の開成高校に通っていた頃、「競馬の世界で働きたい」と思うようになった林君は、東京大学の医学部に進んでから、馬術部に入っていました。

ちなみに、競馬関係者の中で、開成高校の卒業生には、栗東で調教師をやっている矢作芳人君がいますし、東大の卒業生には、美浦で調教師をやっている小笠倫弘(みちひろ)君がいるんですよ。

東大を卒業した後、林君は、美浦トレセンの近くにある外厩施設の「ミホ分場」で4年くらい働いていて、当時、そこには、ゼンノロブロイ、ダンスインザムード、バランスオブゲームなど、走る馬が何頭も調整に来ていましたので、いい経験になったのでしょう。

それから、2006年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から本間忍厩舎で厩務員をやって、11月からは加藤和宏厩舎で調教助手をやって、その後は、田子冬樹厩舎と矢野英一厩舎で、調教師の試験に受かった2016年の12月まで調教助手をやっていました。

試験に受かってからの林君は、技術調教師として、社台ファームやノーザンファームや追分ファームで研修を受けた後、イギリスやアイルランドなど、海外に足を運んでいましたし、帰国してからは、同じ開成高校を出ている矢作君の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方や、厩舎をどうやって運営したらいいかなども教わって、2018年の3月に自分の厩舎を開業しています。

開業した年は、「10勝・獲得賞金1億1574万円」という成績でしたけど、2年目だった2019年は、クレッシェンドラヴを使った福島記念で初めて重賞を勝つなど、「18勝・獲得賞金3億1862万円」と大きく数字を伸ばしていました。

2020年は、「14勝・獲得賞金2億3938万円」という成績で、前の年の数字を下回ってしまいましたけど、2021年は、ソングラインを使った富士Sを勝つなど、24勝を上げて、賞金も「4億0467万円」と、巻き返しに成功していたんですよ。

2022年は、ソングラインを使った1351ターフスプリント(サウジアラビアのG3)で、「初めての海外重賞勝ち」を飾って、1着賞金90万ドル(約1億0400万円)を稼ぎましたし、JRAでは、同じソングラインを使った安田記念で「初めてのGI勝ち」を飾るなど、全部で22勝を上げて、「5億7782万円」の賞金を稼いでいました。

それに、2023年もいい流れが続いていて、ソングラインでヴィクトリアマイルと安田記念を勝つなど、30勝を上げて、稼いだ賞金も「7億3274万円」と、開業してから一番の数字だったんですよ。

ただ、一昨年と去年は、「稼ぎ頭」だったソングラインが2023年のBCマイルを最後に引退したこともあって、

2024年→14勝・獲得賞金3億4875万円
2025年→26勝・獲得賞金3億3199万円

という形で2023年の成績を下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、林君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに7勝を上げて、その他にも、ジッピーチューンが桜花賞で3着に来たこともあって、稼いだ賞金が「2億0519万円」と、もう去年の6割以上になっていますから、今の林君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。

こういった中、今週は、1着賞金が5400万円の京都新聞杯にラディアントスターなど、3頭を特別レースに登録していますので、それぞれにどんな思惑が込められているのか、最後まで目が離せません。