注目調教師
2026/02/16
タップダンスシチーを使ったジャパンCが初めてのGI勝ちですな
佐々木晶三調教師(栗東)
主な管理馬:
キズナ(2013年ダービーなど)
アーネストリー(2011年宝塚記念など)
タップダンスシチー(2003年ジャパンCなど)
コスモサンビーム(2003年朝日杯FSなど)
今週の主な登録馬:
ラムジェット(フェブラリーS)
アイサンサン(戎橋S)
トゥロン(鳴門S)
ゼンダンハヤブサ(天神橋特別)
スーパージョック(和布刈特別)
担当者:調教師情報部 元調教師S
佐々木晶三君は、1974年に中村武志厩舎から乗り役としてデビューしとって、1979年の桜花賞を、22頭立ての15番人気やったホースメンテスコで勝つなど、1982年に引退するまでに、2つの重賞を含めて全部で136勝を上げとりましたな。
乗り役を引退してからの佐々木君は、1982年から杉村一馬厩舎で、1985年から田中耕太郎厩舎で、1986年から坂口正則厩舎で、それぞれ調教助手をやって、1994年に調教師の試験に受かって、その年の11月に厩舎を開業しとります。
そんで、3年目やった1996年に、シーキングザパールを使ったデイリー杯3歳Sで初めて重賞を勝つと、2003年には、タップダンスシチーを使ったジャパンCで初めてGIを勝っとるし、その後も、アーネストリーを使った2011年の宝塚記念とか、キズナを使った2013年のダービーとか、今までにGIを7勝、他も入れたら重賞を53回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を仕上げる方が向いとるんでしょうな。
2011年の佐々木君は、アーネストリーの活躍とかで、今までで一番の35勝を上げて、「8億2061万円」の賞金を稼いどったんですわ。
けど、それからは成績が伸び悩んどって、去年までの5年間も、
2021年→26勝・獲得賞金5億5325万円
2022年→22勝・獲得賞金5億7926万円
2023年→16勝・獲得賞金3億5609万円
2024年→18勝・獲得賞金4億1626万円
2025年→21勝・獲得賞金5億0685万円
っちゅう物足りない数字が続いとったし、今年も悪い流れが続いとって、先週までに2勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「4024万円」と、まだ去年の1割にも達しとらんので、今の佐々木君は、「エエ頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろ。
それに、佐々木君は、今年の1月15日(木)に「70歳の誕生日」を迎えとって、もうすぐ定年で引退するんやから、今は、「調教師人生の最後をいい形で締め括りたい」とも考えとるんやろうし、そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のフェブラリーSにラムジェットとか、5頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、どれも気合いを入れて仕上げてくるとワシは見とります。
主な管理馬:
キズナ(2013年ダービーなど)
アーネストリー(2011年宝塚記念など)
タップダンスシチー(2003年ジャパンCなど)
コスモサンビーム(2003年朝日杯FSなど)
今週の主な登録馬:
ラムジェット(フェブラリーS)
アイサンサン(戎橋S)
トゥロン(鳴門S)
ゼンダンハヤブサ(天神橋特別)
スーパージョック(和布刈特別)
担当者:調教師情報部 元調教師S
佐々木晶三君は、1974年に中村武志厩舎から乗り役としてデビューしとって、1979年の桜花賞を、22頭立ての15番人気やったホースメンテスコで勝つなど、1982年に引退するまでに、2つの重賞を含めて全部で136勝を上げとりましたな。
乗り役を引退してからの佐々木君は、1982年から杉村一馬厩舎で、1985年から田中耕太郎厩舎で、1986年から坂口正則厩舎で、それぞれ調教助手をやって、1994年に調教師の試験に受かって、その年の11月に厩舎を開業しとります。
そんで、3年目やった1996年に、シーキングザパールを使ったデイリー杯3歳Sで初めて重賞を勝つと、2003年には、タップダンスシチーを使ったジャパンCで初めてGIを勝っとるし、その後も、アーネストリーを使った2011年の宝塚記念とか、キズナを使った2013年のダービーとか、今までにGIを7勝、他も入れたら重賞を53回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を仕上げる方が向いとるんでしょうな。
2011年の佐々木君は、アーネストリーの活躍とかで、今までで一番の35勝を上げて、「8億2061万円」の賞金を稼いどったんですわ。
けど、それからは成績が伸び悩んどって、去年までの5年間も、
2021年→26勝・獲得賞金5億5325万円
2022年→22勝・獲得賞金5億7926万円
2023年→16勝・獲得賞金3億5609万円
2024年→18勝・獲得賞金4億1626万円
2025年→21勝・獲得賞金5億0685万円
っちゅう物足りない数字が続いとったし、今年も悪い流れが続いとって、先週までに2勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「4024万円」と、まだ去年の1割にも達しとらんので、今の佐々木君は、「エエ頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろ。
それに、佐々木君は、今年の1月15日(木)に「70歳の誕生日」を迎えとって、もうすぐ定年で引退するんやから、今は、「調教師人生の最後をいい形で締め括りたい」とも考えとるんやろうし、そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のフェブラリーSにラムジェットとか、5頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、どれも気合いを入れて仕上げてくるとワシは見とります。
2026/02/16
スマートボーイなどを生産した「グランド牧場」が実家です
伊藤圭三調教師(美浦)
主な管理馬:
ナチュラルライズ(2025年東京ダービーなど)
ハヤブサマカオー(2017年兵庫ジュニアグランプリ)
スマートボーイ(2003年マーチSなど)
プリエミネンス(2002年エルムSなど)
今週の主な登録馬:
ナチュラルライズ(フェブラリーS)
タイキブリッツェン(ヒヤシンスS)
ルークススペイ(大島特別)
タイセイミッション(和布刈特別)
ライフゲート(和布刈特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
伊藤圭三君の実家は、スズカマンボやサンビスタなどを生産したことで有名な、北海道の静内にある「グランド牧場」でして、1927年にここを作ったのは、彼のお祖父さんの幸太郎さんです。
「グランド牧場」は、1985年から、3代目で圭三君のお兄さんの佳幸さんが牧場の代表をやっていて、今は4代目の佳洋さんが代表をやっています。
こういう環境で育った圭三君は、早い内から、「自分も競馬に関わる仕事をしたい」と考えていたのでしょうね。
実際、1986年からの11年間は、1992年のカブトヤマ記念を勝ったユーワビームなどを管理していた小林常泰厩舎で調教助手として経験を積んで、1997年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
それから、彼の厩舎は、初めの年に、「12勝・獲得賞金1億9133万円」という成績を残していましたし、3年目だった2000年には、スマートボーイを使ったアンタレスSで初めて重賞を勝って、5年目だった2002年には、プリエミネンスを使ったエルムSなど、重賞を3勝して、他も入れたら「28勝・獲得賞金5億4762万円」という成績を残して、優秀調教師賞をもらっています。
そうそう、スマートボーイとプリエミネンスは、どっちも「グランド牧場」の生産馬なんですよ。
2003年からしばらくの間、圭三君の厩舎は成績が伸び悩んでいましたけど、2021年までの5年間は、
2017年→22勝・獲得賞金2億9807万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2549万円
2019年→34勝・獲得賞金4億3376万円
2020年→33勝・獲得賞金4億8515万円
2021年→33勝・獲得賞金5億0165万円
と書けば分かる通り、順調に実績を積み重ねていました。
その後の2年間は、
2022年→26勝・獲得賞金4億7493万円
2023年→20勝・獲得賞金3億2021万円
という成績で、2021年を下回ってしまいましたけど、一昨年は、34勝を上げて、稼いだ賞金が「5億2816万円」と、前の2年を大きく上回って、巻き返しに成功していたんですよ。
ただ、去年は、地方で、ナチュラルライズを使った京浜盃(JpnII)と羽田盃(JpnI)と東京ダービー(JpnI)を勝って、この3レースで「1億8000万円」の賞金を稼いでいましたけど、JRAでは、25勝しかできなかったこともあって、稼いだ賞金が「4億2552万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
それに、今年も状況が良くなっている訳ではなくて、先週までに3勝を上げていますけど、特別レースを勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「4860万円」と、まだ去年の1割くらいですから、今の圭三君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうし、そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のフェブラリーSにナチュラルライズなど、5頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が彼でしたら、どれも全力で仕上げるのは間違いありません。
それに、圭三君は、さっき書いた通り、地方交流G1を勝っていますけど、JRAではまだGIを勝てていませんから、フェブラリーSのナチュラルライズには、「JRAでは初めてのGI勝ちをこの馬で」という思いも込められているのでしょうね。
主な管理馬:
ナチュラルライズ(2025年東京ダービーなど)
ハヤブサマカオー(2017年兵庫ジュニアグランプリ)
スマートボーイ(2003年マーチSなど)
プリエミネンス(2002年エルムSなど)
今週の主な登録馬:
ナチュラルライズ(フェブラリーS)
タイキブリッツェン(ヒヤシンスS)
ルークススペイ(大島特別)
タイセイミッション(和布刈特別)
ライフゲート(和布刈特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
伊藤圭三君の実家は、スズカマンボやサンビスタなどを生産したことで有名な、北海道の静内にある「グランド牧場」でして、1927年にここを作ったのは、彼のお祖父さんの幸太郎さんです。
「グランド牧場」は、1985年から、3代目で圭三君のお兄さんの佳幸さんが牧場の代表をやっていて、今は4代目の佳洋さんが代表をやっています。
こういう環境で育った圭三君は、早い内から、「自分も競馬に関わる仕事をしたい」と考えていたのでしょうね。
実際、1986年からの11年間は、1992年のカブトヤマ記念を勝ったユーワビームなどを管理していた小林常泰厩舎で調教助手として経験を積んで、1997年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
それから、彼の厩舎は、初めの年に、「12勝・獲得賞金1億9133万円」という成績を残していましたし、3年目だった2000年には、スマートボーイを使ったアンタレスSで初めて重賞を勝って、5年目だった2002年には、プリエミネンスを使ったエルムSなど、重賞を3勝して、他も入れたら「28勝・獲得賞金5億4762万円」という成績を残して、優秀調教師賞をもらっています。
そうそう、スマートボーイとプリエミネンスは、どっちも「グランド牧場」の生産馬なんですよ。
2003年からしばらくの間、圭三君の厩舎は成績が伸び悩んでいましたけど、2021年までの5年間は、
2017年→22勝・獲得賞金2億9807万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2549万円
2019年→34勝・獲得賞金4億3376万円
2020年→33勝・獲得賞金4億8515万円
2021年→33勝・獲得賞金5億0165万円
と書けば分かる通り、順調に実績を積み重ねていました。
その後の2年間は、
2022年→26勝・獲得賞金4億7493万円
2023年→20勝・獲得賞金3億2021万円
という成績で、2021年を下回ってしまいましたけど、一昨年は、34勝を上げて、稼いだ賞金が「5億2816万円」と、前の2年を大きく上回って、巻き返しに成功していたんですよ。
ただ、去年は、地方で、ナチュラルライズを使った京浜盃(JpnII)と羽田盃(JpnI)と東京ダービー(JpnI)を勝って、この3レースで「1億8000万円」の賞金を稼いでいましたけど、JRAでは、25勝しかできなかったこともあって、稼いだ賞金が「4億2552万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
それに、今年も状況が良くなっている訳ではなくて、先週までに3勝を上げていますけど、特別レースを勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「4860万円」と、まだ去年の1割くらいですから、今の圭三君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうし、そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円のフェブラリーSにナチュラルライズなど、5頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が彼でしたら、どれも全力で仕上げるのは間違いありません。
それに、圭三君は、さっき書いた通り、地方交流G1を勝っていますけど、JRAではまだGIを勝てていませんから、フェブラリーSのナチュラルライズには、「JRAでは初めてのGI勝ちをこの馬で」という思いも込められているのでしょうね。
2026/02/16
8歳の頃から「霧島高原乗馬クラブ」に通っとったんや
四位洋文調教師(栗東)
主な管理馬:
セキトバイースト(2025年府中牝馬S)
トゥードジボン(2024年関屋記念)
カルチャーデイ(2023年ファンタジーS)
ハギノアレグリアス(2023年シリウスSなど)
今週の主な登録馬:
ロードクロンヌ(フェブラリーS)
シャンパンライフ(天神橋特別)
ゴージョニーゴー(皿倉山特別)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
鹿児島県の出身で、8歳の頃から地元の「霧島高原乗馬クラブ」に通っとった四位洋文君は、1991年に古川平厩舎から乗り役としてデビューしとって、競馬学校の同期には、古賀慎明厩舎の調教助手をやっとる土谷智紀君、馬に蹴られて大ケガしたことが原因で2016年に調教師を勇退した日吉正和君、2015年に乗り役を引退した藤田伸二君、2006年から調教師をやっとる水野貴広君とかがいますな。
1994年、ゴールデンジャックに乗った報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で初めて重賞を勝った四位君は、1996年、イシノサンデーに乗った皐月賞で初めてGIを勝つと、この年の秋には、ダンスパートナーに乗ったエリザベス女王杯も勝っとりました。
その後も、アグネスデジタルに乗った2001年の天皇賞・秋、ウオッカに乗った2007年のダービー、ディープスカイに乗った2008年のNHKマイルCとダービー、レッドディザイアに乗った2009年の秋華賞などを勝っとって、他も入れたら、GIの15勝を含めて重賞を76勝もしとりましたな。
2019年の12月、2度目の挑戦で調教師の試験に合格した四位君は、2020年の2月に乗り役を引退するまで、JRA通算1586勝っちゅう実績を残しとります。
それから1年間、藤沢和雄厩舎と千田輝彦厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わっとったんや。
そんで、2021年の3月1日(月)、18馬房で自分の厩舎を開業した四位君は、3月7日(日)、サマービートを使った小倉8Rの4歳上1勝クラスで、調教師としての初勝利を上げとりました。
このレースが管理馬を使い始めて2戦目で、同じ3月1日付けで開業した調教師は、四位君の他に、小林真也君、杉山佳明君、鈴木慎太郎君、田中克典君、茶木太樹君、辻哲英君、辻野泰之君、畑端省吾君の8人がおったんやけど、四位君が同期の中で一番乗りの勝利だったんですわ。
せやけど、2021年の成績は、「10勝・獲得賞金1億7825万円」っちゅうもんで、勝ち星は、15勝やった辻野君と、14勝やった杉山君と田中君に負けてしもうたし、賞金も、「4億1143万円」やった辻野君と、「2億4429万円」やった杉山君と、「2億1935万円」やった田中君に負けてしもうたんや。
もちろん、開業2年目やった2022年の四位君は、「同期の中で一番になりたい」と燃えとったんやろうな。
実際、2022年は「20勝・獲得賞金3億2641万円」っちゅう成績で、2021年を大きく上回っとったし、その後の3年間も、ハギノアレグリアスとかがよう走ったんで、重賞を6勝しとることもあって、
2023年→24勝・獲得賞金4億5378万円
2024年→21勝・獲得賞金4億8896万円
2025年→36勝・獲得賞金6億3528万円
っちゅう形で「右肩上がり」の成績になっとるんや。
それに、今年もエエ流れが続いとって、ロードクロンヌでプロキオンSを勝つなど、先週までに5勝を上げて、稼いだ賞金が「1億3308万円」と、もう去年の2割以上になっとるんで、今の四位君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、彼の厩舎にとって、「初めてのGI勝ち」が懸かっとる1着賞金が1億5000万円のフェブラリーSにロードクロンヌとか、3頭を特別レースに登録しとるんで、ワシが四位君やったら、間違いなくどれもメイチに仕上げるやろうな。
主な管理馬:
セキトバイースト(2025年府中牝馬S)
トゥードジボン(2024年関屋記念)
カルチャーデイ(2023年ファンタジーS)
ハギノアレグリアス(2023年シリウスSなど)
今週の主な登録馬:
ロードクロンヌ(フェブラリーS)
シャンパンライフ(天神橋特別)
ゴージョニーゴー(皿倉山特別)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
鹿児島県の出身で、8歳の頃から地元の「霧島高原乗馬クラブ」に通っとった四位洋文君は、1991年に古川平厩舎から乗り役としてデビューしとって、競馬学校の同期には、古賀慎明厩舎の調教助手をやっとる土谷智紀君、馬に蹴られて大ケガしたことが原因で2016年に調教師を勇退した日吉正和君、2015年に乗り役を引退した藤田伸二君、2006年から調教師をやっとる水野貴広君とかがいますな。
1994年、ゴールデンジャックに乗った報知杯4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で初めて重賞を勝った四位君は、1996年、イシノサンデーに乗った皐月賞で初めてGIを勝つと、この年の秋には、ダンスパートナーに乗ったエリザベス女王杯も勝っとりました。
その後も、アグネスデジタルに乗った2001年の天皇賞・秋、ウオッカに乗った2007年のダービー、ディープスカイに乗った2008年のNHKマイルCとダービー、レッドディザイアに乗った2009年の秋華賞などを勝っとって、他も入れたら、GIの15勝を含めて重賞を76勝もしとりましたな。
2019年の12月、2度目の挑戦で調教師の試験に合格した四位君は、2020年の2月に乗り役を引退するまで、JRA通算1586勝っちゅう実績を残しとります。
それから1年間、藤沢和雄厩舎と千田輝彦厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わっとったんや。
そんで、2021年の3月1日(月)、18馬房で自分の厩舎を開業した四位君は、3月7日(日)、サマービートを使った小倉8Rの4歳上1勝クラスで、調教師としての初勝利を上げとりました。
このレースが管理馬を使い始めて2戦目で、同じ3月1日付けで開業した調教師は、四位君の他に、小林真也君、杉山佳明君、鈴木慎太郎君、田中克典君、茶木太樹君、辻哲英君、辻野泰之君、畑端省吾君の8人がおったんやけど、四位君が同期の中で一番乗りの勝利だったんですわ。
せやけど、2021年の成績は、「10勝・獲得賞金1億7825万円」っちゅうもんで、勝ち星は、15勝やった辻野君と、14勝やった杉山君と田中君に負けてしもうたし、賞金も、「4億1143万円」やった辻野君と、「2億4429万円」やった杉山君と、「2億1935万円」やった田中君に負けてしもうたんや。
もちろん、開業2年目やった2022年の四位君は、「同期の中で一番になりたい」と燃えとったんやろうな。
実際、2022年は「20勝・獲得賞金3億2641万円」っちゅう成績で、2021年を大きく上回っとったし、その後の3年間も、ハギノアレグリアスとかがよう走ったんで、重賞を6勝しとることもあって、
2023年→24勝・獲得賞金4億5378万円
2024年→21勝・獲得賞金4億8896万円
2025年→36勝・獲得賞金6億3528万円
っちゅう形で「右肩上がり」の成績になっとるんや。
それに、今年もエエ流れが続いとって、ロードクロンヌでプロキオンSを勝つなど、先週までに5勝を上げて、稼いだ賞金が「1億3308万円」と、もう去年の2割以上になっとるんで、今の四位君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、彼の厩舎にとって、「初めてのGI勝ち」が懸かっとる1着賞金が1億5000万円のフェブラリーSにロードクロンヌとか、3頭を特別レースに登録しとるんで、ワシが四位君やったら、間違いなくどれもメイチに仕上げるやろうな。
2026/02/16
千葉県の実家が酒屋なんですよ
斎藤誠調教師(美浦)
主な管理馬:
シャドウディーヴァ(2021年府中牝馬S)
トーキングドラム(2017年阪急杯)
ヌーヴォレコルト(2014年オークスなど)
ゴスホークケン(2007年朝日杯FS)
今週の主な登録馬:
ブライアンセンス(フェブラリーS)
アサカラキング(阪急杯)
ポールセン(令月S)
イッテラッシャイ(ヒヤシンスS)
クォーツァイト(大島特別)
担当者:調教師情報部 元調教師N
千葉県出身の斎藤誠君は、実家が酒屋という、競馬とは縁のない家庭で生まれ育ったんですけど、お父さんと中山競馬場に行った時に、目の前で馬が走っている姿を見て、「騎手になりたい」と思ったそうで、その後は、二度、競馬学校・騎手課程の試験を受けたのですが、どちらも落ちてしまいました。
でも、競馬の世界で働くことを諦め切れなかった斎藤君は、千葉県では有名な進学校の市川高校を卒業した後、大学には進まないで、3年くらい生産牧場で働いていたんですよ。
そして、1993年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後、前田禎(ただし)厩舎で厩務員をやって、1997年から2005年までは調教助手をやっていました。
そうそう、皆さんもよく知っている通り、2019年の「最多勝利新人騎手」だった斎藤新(あらた)君は、斎藤誠君の長男です。
斎藤君がいた頃の前田厩舎には、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別(現在の京都新聞杯)を勝ったミラクルタイムなど、走る馬が何頭もいましたから、その時に、どういう馬がよく走るのかをしっかり学んだのでしょうね。
でも、2005年の10月に前田さんが亡くなってしまって、厩舎が解散することになったので、その後は、相沢郁(いくお)厩舎と清水英克厩舎で調教助手をやって、2005年の12月に調教師の試験に受かると、次の年の6月に、35歳の若さで厩舎を開業しています。
最初の年は、「4勝・獲得賞金7697万円」という成績でしたけど、2年目の2007年には、サンツェッペリンを使った京成杯で初めて重賞を勝って、ゴスホークケンを使った朝日杯FSで初めてGIを勝つなど、「18勝・獲得賞金4億0317万円」という成績を残していました。
それに、2017年までの5年間も、
2013年→20勝・獲得賞金3億7065万円
2014年→21勝・獲得賞金6億3518万円
2015年→34勝・獲得賞金6億4029万円
2016年→25勝・獲得賞金5億2467万円
2017年→39勝・獲得賞金7億5598万円
という形で順調に実績を積み重ねていて、特に2017年は、賞金が開業してから一番の数字だったんですよ。
その後の4年間は、
2018年→24勝・獲得賞金4億2459万円
2019年→38勝・獲得賞金6億3290万円
2020年→27勝・獲得賞金5億1797万円
2021年→30勝・獲得賞金5億1317万円
と書けば分かる通り、数字が伸び悩んでいましたけど、2022年は、フルデプスリーダーでエルムSを勝つなど、今までで一番多い42勝を上げて、稼いだ賞金は「7億3195万円」と、2017年の次にいい数字でした。
ただ、その後は、
2023年→37勝・獲得賞金6億9712万円
2024年→37勝・獲得賞金6億2758万円
2025年→38勝・獲得賞金6億8691万円
という物足りない成績が続いていますし、今年も悪い流れが続いていて、先週までに4勝を上げていますけど、特別レースを勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「6487万円」と、まだ去年の1割にも達していませんから、今の斎藤君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
こういった中、今週は、1着賞金が1億5000万円のフェブラリーSにブライアンセンス、1着賞金が4300万円の阪急杯にアサカラキング、1着賞金が2200万円の令月Sにポールセンなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が斎藤君でしたら、どれも全力で仕上げるのは間違いありません。
主な管理馬:
シャドウディーヴァ(2021年府中牝馬S)
トーキングドラム(2017年阪急杯)
ヌーヴォレコルト(2014年オークスなど)
ゴスホークケン(2007年朝日杯FS)
今週の主な登録馬:
ブライアンセンス(フェブラリーS)
アサカラキング(阪急杯)
ポールセン(令月S)
イッテラッシャイ(ヒヤシンスS)
クォーツァイト(大島特別)
担当者:調教師情報部 元調教師N
千葉県出身の斎藤誠君は、実家が酒屋という、競馬とは縁のない家庭で生まれ育ったんですけど、お父さんと中山競馬場に行った時に、目の前で馬が走っている姿を見て、「騎手になりたい」と思ったそうで、その後は、二度、競馬学校・騎手課程の試験を受けたのですが、どちらも落ちてしまいました。
でも、競馬の世界で働くことを諦め切れなかった斎藤君は、千葉県では有名な進学校の市川高校を卒業した後、大学には進まないで、3年くらい生産牧場で働いていたんですよ。
そして、1993年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後、前田禎(ただし)厩舎で厩務員をやって、1997年から2005年までは調教助手をやっていました。
そうそう、皆さんもよく知っている通り、2019年の「最多勝利新人騎手」だった斎藤新(あらた)君は、斎藤誠君の長男です。
斎藤君がいた頃の前田厩舎には、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別(現在の京都新聞杯)を勝ったミラクルタイムなど、走る馬が何頭もいましたから、その時に、どういう馬がよく走るのかをしっかり学んだのでしょうね。
でも、2005年の10月に前田さんが亡くなってしまって、厩舎が解散することになったので、その後は、相沢郁(いくお)厩舎と清水英克厩舎で調教助手をやって、2005年の12月に調教師の試験に受かると、次の年の6月に、35歳の若さで厩舎を開業しています。
最初の年は、「4勝・獲得賞金7697万円」という成績でしたけど、2年目の2007年には、サンツェッペリンを使った京成杯で初めて重賞を勝って、ゴスホークケンを使った朝日杯FSで初めてGIを勝つなど、「18勝・獲得賞金4億0317万円」という成績を残していました。
それに、2017年までの5年間も、
2013年→20勝・獲得賞金3億7065万円
2014年→21勝・獲得賞金6億3518万円
2015年→34勝・獲得賞金6億4029万円
2016年→25勝・獲得賞金5億2467万円
2017年→39勝・獲得賞金7億5598万円
という形で順調に実績を積み重ねていて、特に2017年は、賞金が開業してから一番の数字だったんですよ。
その後の4年間は、
2018年→24勝・獲得賞金4億2459万円
2019年→38勝・獲得賞金6億3290万円
2020年→27勝・獲得賞金5億1797万円
2021年→30勝・獲得賞金5億1317万円
と書けば分かる通り、数字が伸び悩んでいましたけど、2022年は、フルデプスリーダーでエルムSを勝つなど、今までで一番多い42勝を上げて、稼いだ賞金は「7億3195万円」と、2017年の次にいい数字でした。
ただ、その後は、
2023年→37勝・獲得賞金6億9712万円
2024年→37勝・獲得賞金6億2758万円
2025年→38勝・獲得賞金6億8691万円
という物足りない成績が続いていますし、今年も悪い流れが続いていて、先週までに4勝を上げていますけど、特別レースを勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「6487万円」と、まだ去年の1割にも達していませんから、今の斎藤君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
こういった中、今週は、1着賞金が1億5000万円のフェブラリーSにブライアンセンス、1着賞金が4300万円の阪急杯にアサカラキング、1着賞金が2200万円の令月Sにポールセンなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が斎藤君でしたら、どれも全力で仕上げるのは間違いありません。
