「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2026/02/11
神奈川大学の工学部建築学科を卒業しているんですよ
木村哲也調教師(美浦)

主な管理馬:
レガレイラ(2024年有馬記念など)
チェルヴィニア(2024年オークスなど)
イクイノックス(2023ジャパンCなど)
ステルヴィオ(2018年マイルCSなど)

今週の主な登録馬:
ヘデントール(京都記念)
サトノヴァンクル(共同通信杯)
アンパドゥ(雲雀S)
ニュージーズ(雲雀S)

担当者:調教師情報部 元調教師O

木村哲也君は、神奈川県の出身で、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、横浜市にある神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。

でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。

2000年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った彼は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。

その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年の12月に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。

初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、

2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円

という形で順調に実績を積み重ねていましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、JRA賞の「最高勝率調教師」を受賞していたんですよ。

でも、その後の3年間は、

2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5700万円

と書けば分かる通りで、成績が伸び悩んでしまいました。

もちろん、2022年の木村君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、2022年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、重賞を4勝、他も入れたら34勝を上げて、「16億4896万円」という、前の年までを大きく上回る賞金を稼いでいます。

それに、2023年もいい流れが続いて、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)の賞金を稼いでいましたし、JRAでは、イクイノックスでジャパンCを勝つなど、重賞を8勝、他も入れたら44勝を上げて、稼いだ賞金が「18億6413万円」と、開業してから一番の数字で、2018年に続いて二度目の「最高勝率調教師」を受賞したんですよ。

ただ、一昨年と去年は、イクイノックスの引退などが響いて、

2024年→36勝・獲得賞金16億3281万円
2025年→44勝・獲得賞金14億0148万円

という成績で、2023年を下回ってしまいましたし、今年も、一気に流れが良くなっている訳ではなくて、サンダーストラックでシンザン記念を勝っていますけど、その他は1勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「6127万円」と、去年の同じ時期(2月10日【月】まで)の「7477万円」を下回っていますから、今の木村君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。

そういった中、今週は、1着賞金が6200万円の京都記念にヘデントール、1着賞金が4100万円の共同通信杯にサトノヴァンクルなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が木村君でしたら、どれも全力で仕上げるのは間違いありません。

2026/02/11
ペイザバトラーの厩舎で調教助手をやっとりましたな
中内田充正調教師(栗東)

主な管理馬:
リバティアイランド(2023年オークスなど)
セリフォス(2022年マイルCSなど)
ダノンファンタジー(2018年阪神ジュベナイルFなど)
ダノンプレミアム(2017年朝日杯FSなど)

今週の主な登録馬:
エリキング(京都記念)
ミッキースピネル(雲雀S)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

栗東トレセンから車で40分くらいのところにある、「信楽牧場」(住所:滋賀県甲賀市信楽町神山1268)が、中内田充正君の実家ですな。

彼の親父さんは、少し前まで牧場の代表をやっとった中内田克二さんで、「競走馬育成協会」の副会長理事もやっとります。

「信楽牧場」は、できたのが1970年っちゅう、関西では一番長くやっとる外厩施設で、その他に運営しとる「ヒルサイドステーブル」は、同じ施設を使えるよう、「ノーザンファームしがらき」の中に馬房を構えとるんや。

充正君は、高校生やった頃、アイルランドにホームステイして、そん時に、ヨーロッパには競馬のことを教えてくれる学校があるっちゅうことを知って、向こうの高校に留学しとったんですわ。

それから、イギリスの「ウェストオックスフォードシャーカレッジ」で馬学と経済学を学んどって、在学中には、フランスに渡って、クリスティア・ヘッド厩舎で研修を受けとりました。

卒業してからは、1988年のジャパンCを勝ったペイザバトラーでお馴染みやった、アメリカのロバート・フランケル厩舎で調教助手をやって、その頃のフランケル厩舎には、2003年のベルモントSを勝ったエンパイアメーカーとか、走る馬が何頭もおって、充正君はその調教に乗っとったそうや。

結局、10年くらい海外で馬のことを勉強しとった充正君は、日本に戻ってから、2007年に競馬学校の厩務員課程を出て、2011年に調教師の試験に受かるまで、ずっと橋田満厩舎で調教助手をやっとりました。

橋田厩舎は、1998年の宝塚記念を勝ったサイレンススズカや、1999年のダービーを勝ったアドマイヤベガや、2003年と2004年のエリザベス女王杯を勝ったアドマイヤグルーヴや、2005年の天皇賞・春を勝ったスズカマンボとかでお馴染みですな。

試験に受かった後、中内田君は、2014年に厩舎を開業するまで期間があったんで、その間に、技術調教師として、藤原英昭君や角居勝彦君に、馬のことはもちろん、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとって、藤原厩舎では、2012年の天皇賞・秋を勝ったエイシンフラッシュや、2013年のマイルCSを勝ったトーセンラーの調教を担当しとったし、角居厩舎では、ルーラーシップが2012年に香港のクイーンエリザベス2世Cを勝った時の遠征に同行しとったんや。

そんで、中内田君の厩舎は、開業した2014年が「7勝・獲得賞金1億7751万円」っちゅう成績やったけど、その後は、

2015年→23勝・獲得賞金2億9682万円(調教師リーディング48位)
2016年→31勝・獲得賞金5億0984万円(同20位)
2017年→46勝・獲得賞金7億5893万円(同8位)
2018年→45勝・獲得賞金8億8644万円(同9位)
2019年→48勝・獲得賞金12億8505万円(同4位)
2020年→36勝・獲得賞金7億7341万円(同12位)

っちゅう形で順調に実績を積み重ねとって、2021年は、54勝を上げて、初めて「調教師リーディングの1位」になっとったし、「11億3628万円」の賞金を稼いどったんやから、ホンマに大したもんやで。

ただ、2022年は、セリフォスを使ったマイルCS、リバティアイランドを使った阪神ジュベナイルFと、GIを2勝したこともあって、賞金は「12億1215万円」と、2021年を上回ったんやけど、勝利数は「48」で、リーディングは、59勝で1位やった矢作芳人厩舎に11勝の差を付けられた3位やったし、2023年は、リバティアイランドで牝馬三冠を勝って、プログノーシスで札幌記念と金鯱賞を勝つなど、48勝を上げて、開業してから一番多い「17億4265万円」の賞金を稼いどったんやけど、リーディングは、55勝で1位の杉山晴紀厩舎に7勝の差を付けられた3位やったんですわ。

それに、一昨年と去年も、

2024年→42勝・獲得賞金10億3611万円(同8位)
2025年→49勝・獲得賞金12億6635万円(同3位)

っちゅう成績で、2023年を下回っとったし、今年も悪い流れが続いとって、2月10日(火)までに3勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「9966万円」と、去年の同じ時期(2月10日【月】まで)の「1億3030万円」を下回っとるんですわ。

せやから、今の中内田君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろうな。

そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の京都記念にエリキング、1着賞金が1870万円の雲雀Sにミッキースピネルを登録しとるんで、「どっちも勝負懸かり」とワシは見とります。


2026/02/11
一昨年の12月には長男の貴徳君が調教師の試験に…
手塚貴久調教師(美浦)

主な管理馬:
マスカレードボール(2025年天皇賞・秋など)
ユーバーレーベン(2021年オークス)
シュネルマイスター(2021年NHKマイルCなど)
フィエールマン(2019年天皇賞・春など)

今週の主な登録馬:
マイネルクリソーラ(京都記念)
リアライズシリウス(共同通信杯)
モートンアイランド(クイーンC)
レッドアトレーヴ(雲雀S)

担当者:調教師情報部 元調教師N

栃木県出身の手塚貴久君は、地方の宇都宮競馬(2005年3月に廃止)で調教師をやっていた手塚佳彦さんの長男で、佳彦さんは、足利競馬場と宇都宮競馬場で29連勝したドージマファイターを管理していたことでお馴染みですね。

お父さんの仕事を考えると意外ですが、手塚君は、ほとんど馬と関わらずに育ったそうで、慶応大学(本部所在地:東京都港区三田2-15-45)の商学部を卒業する前には、大手飲料メーカーなど、いくつかの会社から内定をもらっていて、そのままサラリーマンになる予定だったそうですよ。

でも、大学を卒業する前に、佳彦さんと行った北海道旅行で牧場を回ったのがきっかけで、「競馬の世界で働きたい」と思うようになったそうです。

そして、手塚君の伯父にあたる、ライスシャワーの調教師としてお馴染みの飯塚好次(よしじ)さんに相談したところ、「それならJRAでやった方がいい」と言われて気持ちが決まったそうで、就職の内定を断って、当時、鵡川にあった西山牧場で1年くらい働いて、その後、1989年に競馬学校の厩務員課程に入りました。

ちなみに手塚君は、オーナーブリーダー・「ミルファーム」の代表をやっている清水敏(さとし)さんと大学の同期で仲が良くて、2005年の「三田祭」(慶応大学の学園祭)では、二人で一緒に講演会に出ていたんですよ。

そうそう、手塚君には、二人の息子さんがいて、次男は、2011年の「東日本大震災」で多くの方が被害を受けてしまったのを見て、「復興に関わりたい」と思い、「建築関係の仕事に就く」と決めたそうで、大学院を出て、2019年の4月から東京の会社で働いているそうですよ。

長男の貴徳君は、立教大学に進んでから、「競馬の世界で働きたい」と考えて、馬術部に入ったんですが、経験者ばかりが揃っていた馬術部では、最後までレギュラーになれなかったそうですし、この頃には、診断した医師が、「足を切断しなければならないかも」と考えるほどの大ケガをしてしまったそうです。

それに、貴徳君は、立教大学を卒業して、「ノーザンファーム」で働いてから、競馬学校の厩務員過程に入ったんですが、その在学中にも大ケガをして、卒業が半年遅れになってしまいました。

ただ、それからずっと相沢郁厩舎で調教助手をやっていた貴徳君は、一昨年の12月、めでたく調教師の試験に受かっていますし、このことについて、前に手塚君は、

「私だったら、競馬の世界で働くことを諦めていると思いますが、そういう意味では、本当によく頑張っていると思います」

という話をしていましたよ。

話を本人のことに戻しますと、競馬学校を出た後の手塚君は、相川勝敏厩舎で厩務員をやって、佐藤全弘(まさひろ)厩舎で調教助手をやって、1999年の3月に自分の厩舎を開業しました。

最初の年こそ8勝止まりでしたけど、その後は、2年目が10勝、3年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2004年には30勝を上げていましたし、その後も、2010年が19勝だった以外は、毎年20勝以上しています。

それに、手塚君の厩舎は、開業1年目だった1999年に、ベルグチケットを使ったフェアリーSで初めて重賞を勝っていて、その後も、アルフレードを使った2011年の朝日杯FSや、アユサンを使った2013年の桜花賞や、アジアエクスプレスを使った2013年の朝日杯FSや、フィエールマンを使った2018年の菊花賞と2019年と2020年の天皇賞・春など、今までにJRAで、GIの10勝を含めて重賞を41勝もしていますし、2022年には、ウインマリリンを使った香港ヴァースで、「初めての海外G1勝ち」を飾っているんですよ。

その中でも、2021年は、ウインマリリンで日経賞とオールカマー、シュネルマイスターでNHKマイルCと毎日王冠、ユーバーレーベンでオークスを勝つなど、「重賞7勝を含む45勝・獲得賞金13億3529万円」という成績で、勝ち星と賞金のどちらも開業してから一番の数字でしたし、2023年は、ソールオリエンスを使った皐月賞など、重賞を3勝、他も入れたら33勝を上げて、「11億7308万円」の賞金を稼いでいました。

ただ、一昨年は流れが悪くなっていて、34勝を上げましたけど、アルテミスSを勝ったブラウンラチェット以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、稼いだ賞金が「7億7520万円」と、2023年を大きく下回ってしまったんですよ。

もちろん、去年の手塚君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、去年は、重賞を3勝するなど、34勝を上げて、稼いだ賞金が「13億4170万円」と、一昨年を大きく上回っていました。

それに、今年もいい流れが続いていて、2月10日(火)までに4勝を上げて、その他、ボンドガールが小倉牝馬Sで2着に入るなど、「8217万円」の賞金を稼いで、去年の同じ時期(2月10日【月】まで)の「6465万円」を上回っていますから、今の手塚君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の京都記念にマイネルクリソーラ、1着賞金が4100万円の共同通信杯にリアライズシリウス、1着賞金が3800万円のクイーンCにモートンアイランドなど、4頭を特別レースに登録していますので、私が手塚君でしたら、どの馬もお釣りを残さずメイチに仕上げますね。

2026/02/11
去年は海外で「約23億2000万円」の賞金を稼いだんやけど
矢作芳人調教師(栗東)

主な管理馬:
フォーエバーヤング(2025年ブリーダーズCクラシックなど)
ラヴズオンリーユー(2021年ブリーダーズCフィリー&メアターフなど)
コントレイル(2020年ダービーなど)
リスグラシュー(2019年有馬記念など)

今週の主な登録馬:
リビアングラス(京都記念)
ホウオウアートマン(箱根特別・春日特別)
ストラテージュ(伊万里特別)
フィドルファドル(伊万里特別)

担当者:調教師情報部 元調教師S

地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東京大学に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。

矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目やった2009年には、47勝を上げて調教師リーディング2位と、早い内から順調に実績を積み重ねとったんですわ。

しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。

ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。

実際、去年は、JRAだけで「515戦」もしとって、2番目に多かった清水久詞厩舎は「460戦」と、そこそこ近い数字やったけど、3番目に多かった美浦の斎藤誠厩舎が「417戦」やったんで、どれだけ多かったんかがよう分かりますな。

しかも、矢作君は、レースに馬を使う数が多いだけやなくて、

2011年のNHKマイルCなど、重賞を4勝したグランプリボス

2016年のドバイターフなど、重賞を3勝したリアルスティール

2018年の安田記念と2020年のフェブラリーSなど、重賞を3勝したモズアスコット

2019年の有馬記念など、重賞を6勝したリスグラシュー

2020年の牡馬三冠など、重賞を7勝したコントレイル

2021年のブリーダーズCフィリーズ&メアターフなど、重賞を5勝したラヴズオンリーユー

2021年のブリーダーズCディスタフなど、重賞を5勝したマルシュロレーヌ

2022年のドバイターフと2023年のサウジCなど、重賞を4勝したパンサラッサ

とか、国内だけやなくて、海外でも管理馬をよう活躍させとって、JRAでは、今までにGIを14勝もしとるし、他も入れたら、重賞を59回も勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。

2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。

それに、一昨年までの6年間も、JRAで、

2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)
2022年→59勝・獲得賞金12億7726万円(同1位)
2023年→51勝・獲得賞金11億0206万円(同2位)
2024年→55勝・獲得賞金13億2907万円(同1位)

と書けば分かる通り、ずっとリーディングの上位に入っとって、特に一昨年は、海外で、フォーエバーヤングを使ったサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を勝って、148万ドル(約2億2200万円)の賞金を稼いどったし、地方でも、ジャパンダートクラシック(JpnI)を勝って、7000万円の賞金を稼いどって、JRAでは、「5回目の調教師リーディング1位」になっとりましたな。

ただ、去年は少し状況が変わっとって、海外では、シンエンペラーを使ったネオムターフC(G2)と、フォーエバーヤングを使ったサウジC(G1)とブリーダーズCクラシック(G1)を勝って、この3レースで「約23億2000万円」の賞金を稼いだんやけど、JRAでは、重賞で「53戦0勝」っちゅう結果やったこともあって、「45勝・獲得賞金9億8342万円」っちゅう、一昨年と比べたら物足りん成績やったし、「調教師リーディング」では、61勝で1位やった杉山晴紀厩舎に16勝差を付けられた4位やったんですわ。

それに、今年も悪い流れが続いとって、2月10日(火)までに3勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「1億0098万円」と、去年の同じ時期(2月10日【月】まで)の「1億0786万円」をホンの少しやけど下回っとるんで、今の矢作君は、「大きいレースを勝って一気に巻き返したい」と考えとるんやろうな。

そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の京都記念にリビアングラスなど、全部で3頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、どの馬にも注目せなアカンやろ。