注目調教師
2025/03/17
帯広畜産大学を卒業しとるんですわ
高野友和調教師(栗東)
主な管理馬:
ジャンタルマンタル(2024年NHKマイルCなど)
ナミュール(2023年マイルCSなど)
スタニングローズ(2022年秋華賞など)
ショウナンパンドラ(2015年ジャパンCなど)
今週の主な登録馬:
ショウナンラプンタ(阪神大賞典)
ハギノピアチェーレ(フラワーC)
チューラワンサ(ファルコンS)
シングザットソング(愛知杯)
フランクスピード(フローラルウォーク賞)
担当者:調教師情報部 元調教師H
福島県出身の高野友和君は、県内では有名な進学校の福島高校を卒業してから、国立の帯広畜産大学に進んどって、大学では、勉強をしながら馬術もやっとったんや。
そうそう、帯広畜産大学は、シンボリ牧場の代表をやっとって、2019年の4月25日(木)に亡くなった和田孝弘さんとか、高野君の他にも、卒業生には競馬関係者が何人もおるんですわ。
大学を出てから高野君は、先輩のツテで「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)に就職しとって、そこで、ステイゴールドとか、ツルマルボーイとか、走る馬によう関わったそうですな。
そんで、2002年に競馬学校の厩務員課程を出た後、その年の7月から松田国英厩舎で厩務員をやって、次の月からは調教助手をやって、それから8年くらい松田厩舎におったんや。
高野君が厩舎を開業したんは、2011年の3月で、その年にいきなり19勝を上げて、「2億7002万円」の賞金を獲得するっちゅう、上々のスタートを切っとりましたな。
それから、彼の厩舎は2015年までに、
2012年→12勝・獲得賞金2億1394万円
2013年→20勝・獲得賞金2億7974万円
2014年→30勝・獲得賞金5億5519万円
2015年→34勝・獲得賞金9億4756万円
っちゅう成績を残しとって、2014年は、ショウナンパンドラを使った秋華賞で、初めての重賞勝ちをGIで飾っとったし、シャイニングレイを使ったホープフルSも勝っとって、2015年は、ショウナンパンドラでオールカマーとジャパンCを勝っとるんや。
こうやってエエ成績を残せとるんは、「ノーザンファーム空港」におった頃の経験と、松田国英厩舎におった頃に、キングカメハメハやダイワスカーレットとか、走る馬を間近で見とった経験を、しっかり活かせとるからなんやろ。
次の2016年は、「18勝・獲得賞金3億7342万円」っちゅう成績で、前の年を大きく下回ってしもうたんやけど、それから2022年までは、
2017年→29勝・獲得賞金4億7909万円
2018年→33勝・獲得賞金5億9538万円
2019年→40勝・獲得賞金7億9332万円
2020年→29勝・獲得賞金8億3063万円
2021年→36勝・獲得賞金9億1219万円
2022年→28勝・獲得賞金10億0095万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、一昨年は、ナミュールを使ったマイルCSと、ジャンタルマンタルを使った朝日杯FSを勝つなど、重賞を5勝、全部で36勝を上げて、稼いだ賞金が「10億6857万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ、去年は、ナミュールがドバイターフで2着に入って、100万ドル(約1億4900万円)の賞金を稼いどったし、JRAでは、ジャンタルマンタルでNHKマイルC、スタニングローズでエリザベス女王杯を勝つなど、32勝を上げたんやけど、GI以外の重賞が「33戦0勝」っちゅう結果やったこともあって、稼いだ賞金が「9億9315万円」と、一昨年を下回っとりました。
それに、今年も悪い流れが続いとって、先週までに7勝を上げとるんやけど、重賞を勝っとらんこともあって、稼いだ賞金が「1億7536万円」と、「2億7156万円」を稼いどる木村哲也厩舎や、「2億6048万円」の賞金を稼いどる杉山晴紀厩舎や、「2億5708万円」の賞金を稼いどる中内田充正厩舎とか、他の厩舎に大きく差を付けられとるんで、今の高野君は、「賞金の高いレースを勝って一気に巻き返したい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、
■1着賞金が6700万円の阪神大賞典
ショウナンラプンタ
■1着賞金が3800万円のフラワーC
ハギノピアチェーレ
■1着賞金が4100万円のファルコンS
セントカメリア
■1着賞金が3800万円の愛知杯
シングザットソング
など、5頭を特別レースに登録してきましたんで、どれも気合いを入れて仕上げてくるやろうな。
主な管理馬:
ジャンタルマンタル(2024年NHKマイルCなど)
ナミュール(2023年マイルCSなど)
スタニングローズ(2022年秋華賞など)
ショウナンパンドラ(2015年ジャパンCなど)
今週の主な登録馬:
ショウナンラプンタ(阪神大賞典)
ハギノピアチェーレ(フラワーC)
チューラワンサ(ファルコンS)
シングザットソング(愛知杯)
フランクスピード(フローラルウォーク賞)
担当者:調教師情報部 元調教師H
福島県出身の高野友和君は、県内では有名な進学校の福島高校を卒業してから、国立の帯広畜産大学に進んどって、大学では、勉強をしながら馬術もやっとったんや。
そうそう、帯広畜産大学は、シンボリ牧場の代表をやっとって、2019年の4月25日(木)に亡くなった和田孝弘さんとか、高野君の他にも、卒業生には競馬関係者が何人もおるんですわ。
大学を出てから高野君は、先輩のツテで「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)に就職しとって、そこで、ステイゴールドとか、ツルマルボーイとか、走る馬によう関わったそうですな。
そんで、2002年に競馬学校の厩務員課程を出た後、その年の7月から松田国英厩舎で厩務員をやって、次の月からは調教助手をやって、それから8年くらい松田厩舎におったんや。
高野君が厩舎を開業したんは、2011年の3月で、その年にいきなり19勝を上げて、「2億7002万円」の賞金を獲得するっちゅう、上々のスタートを切っとりましたな。
それから、彼の厩舎は2015年までに、
2012年→12勝・獲得賞金2億1394万円
2013年→20勝・獲得賞金2億7974万円
2014年→30勝・獲得賞金5億5519万円
2015年→34勝・獲得賞金9億4756万円
っちゅう成績を残しとって、2014年は、ショウナンパンドラを使った秋華賞で、初めての重賞勝ちをGIで飾っとったし、シャイニングレイを使ったホープフルSも勝っとって、2015年は、ショウナンパンドラでオールカマーとジャパンCを勝っとるんや。
こうやってエエ成績を残せとるんは、「ノーザンファーム空港」におった頃の経験と、松田国英厩舎におった頃に、キングカメハメハやダイワスカーレットとか、走る馬を間近で見とった経験を、しっかり活かせとるからなんやろ。
次の2016年は、「18勝・獲得賞金3億7342万円」っちゅう成績で、前の年を大きく下回ってしもうたんやけど、それから2022年までは、
2017年→29勝・獲得賞金4億7909万円
2018年→33勝・獲得賞金5億9538万円
2019年→40勝・獲得賞金7億9332万円
2020年→29勝・獲得賞金8億3063万円
2021年→36勝・獲得賞金9億1219万円
2022年→28勝・獲得賞金10億0095万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、一昨年は、ナミュールを使ったマイルCSと、ジャンタルマンタルを使った朝日杯FSを勝つなど、重賞を5勝、全部で36勝を上げて、稼いだ賞金が「10億6857万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ、去年は、ナミュールがドバイターフで2着に入って、100万ドル(約1億4900万円)の賞金を稼いどったし、JRAでは、ジャンタルマンタルでNHKマイルC、スタニングローズでエリザベス女王杯を勝つなど、32勝を上げたんやけど、GI以外の重賞が「33戦0勝」っちゅう結果やったこともあって、稼いだ賞金が「9億9315万円」と、一昨年を下回っとりました。
それに、今年も悪い流れが続いとって、先週までに7勝を上げとるんやけど、重賞を勝っとらんこともあって、稼いだ賞金が「1億7536万円」と、「2億7156万円」を稼いどる木村哲也厩舎や、「2億6048万円」の賞金を稼いどる杉山晴紀厩舎や、「2億5708万円」の賞金を稼いどる中内田充正厩舎とか、他の厩舎に大きく差を付けられとるんで、今の高野君は、「賞金の高いレースを勝って一気に巻き返したい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、
■1着賞金が6700万円の阪神大賞典
ショウナンラプンタ
■1着賞金が3800万円のフラワーC
ハギノピアチェーレ
■1着賞金が4100万円のファルコンS
セントカメリア
■1着賞金が3800万円の愛知杯
シングザットソング
など、5頭を特別レースに登録してきましたんで、どれも気合いを入れて仕上げてくるやろうな。
2025/03/17
北村友一君が乗り役時代の同期やな
田中克典調教師(栗東)
主な管理馬:
リカンカブール(2024年中山金杯)
今週の主な登録馬:
ゴールデンスナップ(阪神大賞典)
リチュアル(レグルスS)
クロニクル(韓国馬事会杯)
エンツォウーノ(弥富特別)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
福岡県出身の田中克典君は、1996年の皐月賞を勝ったイシノサンデーや、2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナとかを管理しとった山内研二さんの厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしとって、同期には、現役の乗り役やったら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君とかがおって、2018年に美浦で自分の厩舎を開業した田中博康君も同期やな。
乗り役としての田中君は、1年目が8勝、2年目が12勝、3年目の2008年が15勝っちゅう形で順調に数字を伸ばしとったんやけど、4年目の2009年目からは1ケタの勝ち星しか上げられなくなってしもうたんや。
そんで、西園正都厩舎で調教助手の枠が一つ空くっちゅう話を聞いて、乗り役を辞める踏ん切りが付いたそうで、通算41勝っちゅう成績を残して、2012年の2月一杯で引退しとります。
その後、元々の予定通り、西園厩舎の調教助手になった田中君は、乗り役やった頃から、「いつか調教師になりたい」と考えとったそうやし、西園君から強く勧められたこともあって、すぐに勉強を始めたそうで、2019年の12月に、5回目の挑戦で調教師の試験に受かったんですわ。
田中君は、シンボリクリスエスやゼンノロブロイとかの活躍を見て、乗り役になる前から藤沢和雄君に憧れとったそうで、何もツテはなかったんやけど、調教師試験の合格発表があった後、すぐ藤沢君に電話して、2020年の1月から藤沢君の厩舎で技術調教師をやっとりました。
その後、秋からは中内田充正厩舎で、12月からは矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、2021年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに田中君は、矢作君の次女で、フリーアナウンサーをやっとる矢作麗さんと結婚しとるんや。
開業した年の田中君は、年末までに14勝を上げて、稼いだ賞金は「2億1935万円」と、調教師としてまずまずのスタートを切っとりました。
こうやって、最初の年からエエ結果を残せたんは、藤沢君、中内田君、矢作君の厩舎で学んだことをキッチリ活かせとるからなんやろうな。
それから、去年までの3年間は、
2022年→27勝・獲得賞金4億9339万円
2023年→31勝・獲得賞金5億1089万円
2024年→29勝・獲得賞金5億2257万円
と書けば分かる通りで、賞金が右肩上がりになっとったし、特に去年は、リカンカブールを使った中山金杯で初めての重賞勝ちを飾っとったんですわ。
それに、今年もエエ流れが続いとって、先週までに7勝を上げて、稼いだ賞金が「1億3077万円」と、去年の同じ時期(3月17日【日】まで)の「1億2239万円」を上回っとるから、もちろん、今の田中君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にゴールデンスナップとか、特別レースに4頭を登録してきましたんで、ワシが彼やったら、どれもキッチリ仕上げますわ。
主な管理馬:
リカンカブール(2024年中山金杯)
今週の主な登録馬:
ゴールデンスナップ(阪神大賞典)
リチュアル(レグルスS)
クロニクル(韓国馬事会杯)
エンツォウーノ(弥富特別)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
福岡県出身の田中克典君は、1996年の皐月賞を勝ったイシノサンデーや、2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナとかを管理しとった山内研二さんの厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしとって、同期には、現役の乗り役やったら、北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君とかがおって、2018年に美浦で自分の厩舎を開業した田中博康君も同期やな。
乗り役としての田中君は、1年目が8勝、2年目が12勝、3年目の2008年が15勝っちゅう形で順調に数字を伸ばしとったんやけど、4年目の2009年目からは1ケタの勝ち星しか上げられなくなってしもうたんや。
そんで、西園正都厩舎で調教助手の枠が一つ空くっちゅう話を聞いて、乗り役を辞める踏ん切りが付いたそうで、通算41勝っちゅう成績を残して、2012年の2月一杯で引退しとります。
その後、元々の予定通り、西園厩舎の調教助手になった田中君は、乗り役やった頃から、「いつか調教師になりたい」と考えとったそうやし、西園君から強く勧められたこともあって、すぐに勉強を始めたそうで、2019年の12月に、5回目の挑戦で調教師の試験に受かったんですわ。
田中君は、シンボリクリスエスやゼンノロブロイとかの活躍を見て、乗り役になる前から藤沢和雄君に憧れとったそうで、何もツテはなかったんやけど、調教師試験の合格発表があった後、すぐ藤沢君に電話して、2020年の1月から藤沢君の厩舎で技術調教師をやっとりました。
その後、秋からは中内田充正厩舎で、12月からは矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、2021年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに田中君は、矢作君の次女で、フリーアナウンサーをやっとる矢作麗さんと結婚しとるんや。
開業した年の田中君は、年末までに14勝を上げて、稼いだ賞金は「2億1935万円」と、調教師としてまずまずのスタートを切っとりました。
こうやって、最初の年からエエ結果を残せたんは、藤沢君、中内田君、矢作君の厩舎で学んだことをキッチリ活かせとるからなんやろうな。
それから、去年までの3年間は、
2022年→27勝・獲得賞金4億9339万円
2023年→31勝・獲得賞金5億1089万円
2024年→29勝・獲得賞金5億2257万円
と書けば分かる通りで、賞金が右肩上がりになっとったし、特に去年は、リカンカブールを使った中山金杯で初めての重賞勝ちを飾っとったんですわ。
それに、今年もエエ流れが続いとって、先週までに7勝を上げて、稼いだ賞金が「1億3077万円」と、去年の同じ時期(3月17日【日】まで)の「1億2239万円」を上回っとるから、もちろん、今の田中君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にゴールデンスナップとか、特別レースに4頭を登録してきましたんで、ワシが彼やったら、どれもキッチリ仕上げますわ。
2025/03/17
「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうたんや
上村洋行調教師(栗東)
主な管理馬:
ベラジオオペラ(2024年大阪杯など)
アルマヴェローチェ(2024年阪神ジュベナイルF)
ウィリアムバローズ(2024年東海Sなど)
アイアンバローズ(2023年ステイヤーズS)
今週の主な登録馬:
マコトヴェリーキー(阪神大賞典)
ヤンキーバローズ(ファルコンS)
アームズレイン(千葉S)
ローランドバローズ(若葉S)
ガロンヌ(立雲峡S)
担当者:調教師情報部 元調教師I
親父さんが厩務員をやっとった上村洋行君は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男厩舎から、1992年に乗り役としてデビューしとって、この年に、トシグリーンに乗った京王杯AHで初めて重賞を勝っとったし、全部で40勝を上げて、「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな。
その後も、ナムラコクオーに乗った1993年のラジオたんぱ杯3歳Sと1994年のシンザン記念と1996年のプロキオンSを勝つとか、順調に実績を積み重ねとったんやけど、「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうて、そん時は乗り役を引退することも考えたそうや。
2004年に4回も手術を受けた上村君は、その後、めでたく病気が治って、また順調に実績を積み重ねとったし、2008年には、スリープレスナイトに乗ったスプリンターズSで、初めてGIを勝っとりましたな。
そんで、重賞を10勝、通算で570勝っちゅう実績を残して、2014年に乗り役を引退しとります。
引退した時の上村君は40歳と、まだまだ乗り役としてバリバリ活躍できる年齢やったけど、前の年に受けた調教師試験に落ちてしもうて、「本気で調教師を目指すには、乗り役との両立は難しい」と考えたそうや。
それからは、池添兼雄厩舎で調教助手をやりながら、毎日8時間くらいの勉強を続けて、5回目の挑戦やった2017年の12月に、めでたく調教師の試験に合格しとりました。
試験に受かってからは、技術調教師として、2021年の2月に引退した角居勝彦君の厩舎で、色んなことを学んどりましたな。
2019年の3月に自分の厩舎を開業した上村君は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億9691万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったし、その後の5年間も、
2020年→19勝・獲得賞金2億2195万円
2021年→25勝・獲得賞金4億2467万円
2022年→32勝・獲得賞金4億8978万円
2023年→40勝・獲得賞金8億6367万円
2024年→43勝・獲得賞金12億5577万円
っちゅう形で、成績が完全に「右肩上がり」になっとって、特に去年は、ベラジオオペラを使った大阪杯で、調教師としては初めてGIを勝つと、アルマヴェーチェを使った阪神ジュベナイルFも勝っとるんですわ。
ただ、今年は、先週までに9勝を上げとるんやけど、重賞にまだ6回しか馬を使えとらんこともあって、稼いだ賞金が「1億9832万円」と、去年の同じ時期(3月17日【日】まで)の「2億6507万円」を下回っとるんで、今の上村君は、「去年の勢いを取り戻さなアカン」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、
■1着賞金が6700万円の阪神大賞典
マコトヴェリーキー
■1着賞金が4100万円のファルコンS
ヤンキーバローズ
■1着賞金が2200万円の千葉S
アームズレイン
■1着賞金が2000万円の若葉S
ローランドバローズ
など、5頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、「どれも勝負懸かり」と考えておくべきやろ。
主な管理馬:
ベラジオオペラ(2024年大阪杯など)
アルマヴェローチェ(2024年阪神ジュベナイルF)
ウィリアムバローズ(2024年東海Sなど)
アイアンバローズ(2023年ステイヤーズS)
今週の主な登録馬:
マコトヴェリーキー(阪神大賞典)
ヤンキーバローズ(ファルコンS)
アームズレイン(千葉S)
ローランドバローズ(若葉S)
ガロンヌ(立雲峡S)
担当者:調教師情報部 元調教師I
親父さんが厩務員をやっとった上村洋行君は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男厩舎から、1992年に乗り役としてデビューしとって、この年に、トシグリーンに乗った京王杯AHで初めて重賞を勝っとったし、全部で40勝を上げて、「最多勝利新人騎手」を受賞しとりましたな。
その後も、ナムラコクオーに乗った1993年のラジオたんぱ杯3歳Sと1994年のシンザン記念と1996年のプロキオンSを勝つとか、順調に実績を積み重ねとったんやけど、「黄斑上ぶどう膜炎」っちゅう目の病気にかかってしもうて、そん時は乗り役を引退することも考えたそうや。
2004年に4回も手術を受けた上村君は、その後、めでたく病気が治って、また順調に実績を積み重ねとったし、2008年には、スリープレスナイトに乗ったスプリンターズSで、初めてGIを勝っとりましたな。
そんで、重賞を10勝、通算で570勝っちゅう実績を残して、2014年に乗り役を引退しとります。
引退した時の上村君は40歳と、まだまだ乗り役としてバリバリ活躍できる年齢やったけど、前の年に受けた調教師試験に落ちてしもうて、「本気で調教師を目指すには、乗り役との両立は難しい」と考えたそうや。
それからは、池添兼雄厩舎で調教助手をやりながら、毎日8時間くらいの勉強を続けて、5回目の挑戦やった2017年の12月に、めでたく調教師の試験に合格しとりました。
試験に受かってからは、技術調教師として、2021年の2月に引退した角居勝彦君の厩舎で、色んなことを学んどりましたな。
2019年の3月に自分の厩舎を開業した上村君は、それから年末までに、「10勝・獲得賞金1億9691万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとったし、その後の5年間も、
2020年→19勝・獲得賞金2億2195万円
2021年→25勝・獲得賞金4億2467万円
2022年→32勝・獲得賞金4億8978万円
2023年→40勝・獲得賞金8億6367万円
2024年→43勝・獲得賞金12億5577万円
っちゅう形で、成績が完全に「右肩上がり」になっとって、特に去年は、ベラジオオペラを使った大阪杯で、調教師としては初めてGIを勝つと、アルマヴェーチェを使った阪神ジュベナイルFも勝っとるんですわ。
ただ、今年は、先週までに9勝を上げとるんやけど、重賞にまだ6回しか馬を使えとらんこともあって、稼いだ賞金が「1億9832万円」と、去年の同じ時期(3月17日【日】まで)の「2億6507万円」を下回っとるんで、今の上村君は、「去年の勢いを取り戻さなアカン」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、
■1着賞金が6700万円の阪神大賞典
マコトヴェリーキー
■1着賞金が4100万円のファルコンS
ヤンキーバローズ
■1着賞金が2200万円の千葉S
アームズレイン
■1着賞金が2000万円の若葉S
ローランドバローズ
など、5頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、「どれも勝負懸かり」と考えておくべきやろ。
2025/03/17
ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同していましたね
鹿戸雄一調教師(美浦)
主な管理馬:
エフフォーリア(2021年有馬記念など)
ベストアクター(2020年阪急杯)
スマートオリオン(2015年中京記念など)
スクリーンヒーロー(2008年ジャパンCなど)
今週の主な登録馬:
ジョスラン(フラワーC)
モリノドリーム(愛知杯)
エレクトリックブギ(スピカS)
トラマンダーレ(スピカS)
ペリファーニア(鎌ケ谷特別)
エルムラント(フローラルウォーク賞)
コスモレオナルド(金山特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
鹿戸雄一君は、お父さんが北海道の門別にある生産牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。
中学校を出た後、鹿戸君は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二君や、調教助手になっている木幡初広君と出津孝一君や、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美君などがいます。
乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸君は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。
調教師の試験に受かってからの彼は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業1年目の鹿戸君は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。
次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。
2021年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、開業した年以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、今までで一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいました。
そして2022年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、2021年よりも多い33勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、前の年の6割くらいでしたから、一昨年の鹿戸君は、巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、一昨年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯、セットアップで札幌2歳Sを勝つなど、全部で33勝を上げて、稼いだ賞金が「7億1182万円」と、2022年を大きく上回っています。
それに、去年もいい流れが続いていて、今までで一番多い40勝を上げていますし、稼いだ賞金が、「8億0924万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
ただ、今年は、先週までに4勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「1億0736万円」と、去年の同じ時期(3月17日【日】まで)の「1億8783万円」を下回っていますから、今の鹿戸君は、「去年までの勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、フラワーC(1着賞金3800万円)にジョスラン、愛知杯(同)にモリノドリームなど、賞金の高い特別レースに7頭を登録してきましたので、「どれも勝負懸かり」と私は見ています。
主な管理馬:
エフフォーリア(2021年有馬記念など)
ベストアクター(2020年阪急杯)
スマートオリオン(2015年中京記念など)
スクリーンヒーロー(2008年ジャパンCなど)
今週の主な登録馬:
ジョスラン(フラワーC)
モリノドリーム(愛知杯)
エレクトリックブギ(スピカS)
トラマンダーレ(スピカS)
ペリファーニア(鎌ケ谷特別)
エルムラント(フローラルウォーク賞)
コスモレオナルド(金山特別)
担当者:調教師情報部 元調教師M
鹿戸雄一君は、お父さんが北海道の門別にある生産牧場で働いていて、もちろん、本人にとっても子供の頃から馬が身近な存在でした。
中学校を出た後、鹿戸君は、馬事公苑の長期騎手課程に入って、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みだった久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、調教師になっている中舘英二君や、調教助手になっている木幡初広君と出津孝一君や、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美君などがいます。
乗り役として、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げていた鹿戸君は、3度目の挑戦で調教師の試験に受かって、2007年の2月一杯で乗り役を引退しました。
調教師の試験に受かってからの彼は、ゼンノロブロイのイギリス遠征に帯同するなど、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師をやって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことも教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
開業1年目の鹿戸君は、幸先良く、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝つなど、全部で15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいました。
次の年からは、ずっと20勝以上を続けていて、2016年には、ビッシュを使った紫苑Sを勝つなど、33勝を上げていましたし、賞金も、2017年が「3億8832万円」だった以外は、毎年4億円以上を稼いでいるんですよ。
2021年は、エフフォーリアを使った皐月賞で、開業した年以来のGI勝ちを飾ると、この馬で天皇賞・秋と有馬記念も勝って、他も入れたら、年末までに28勝を上げて、今までで一番多い「11億2690万円」の賞金を稼いでいました。
そして2022年は、ウインカーネリアンで関屋記念を勝つなど、2021年よりも多い33勝を上げましたけど、GIを勝てなかったことが響いて、稼いだ賞金は「6億5282万円」と、前の年の6割くらいでしたから、一昨年の鹿戸君は、巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、一昨年は、ウインカーネリアンで東京新聞杯、セットアップで札幌2歳Sを勝つなど、全部で33勝を上げて、稼いだ賞金が「7億1182万円」と、2022年を大きく上回っています。
それに、去年もいい流れが続いていて、今までで一番多い40勝を上げていますし、稼いだ賞金が、「8億0924万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
ただ、今年は、先週までに4勝しかできていないこともあって、稼いだ賞金が「1億0736万円」と、去年の同じ時期(3月17日【日】まで)の「1億8783万円」を下回っていますから、今の鹿戸君は、「去年までの勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、フラワーC(1着賞金3800万円)にジョスラン、愛知杯(同)にモリノドリームなど、賞金の高い特別レースに7頭を登録してきましたので、「どれも勝負懸かり」と私は見ています。