「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2023/01/17
乗り役時代に1979年の桜花賞を勝っとるんや
佐々木晶三調教師(栗東)

主な管理馬:
キズナ(2013年ダービーなど)
アーネストリー(2011年宝塚記念など)
タップダンスシチー(2003年ジャパンCなど)
コスモサンビーム(2003年朝日杯FSなど)

今週の主な登録馬:
ゲンパチルシファー(東海S)
シャムロックヒル(アメリカJCC)
リトルクレバー(長篠S)

担当者:調教師情報部 元調教師S

佐々木晶三君は、1974年に中村武志厩舎から乗り役としてデビューしとって、1979年の桜花賞を、22頭立ての15番人気やったホースメンテスコで勝つなど、1982年に引退するまでに、2つの重賞を含めて全部で136勝を上げとりましたな。

乗り役を引退してからの佐々木君は、1982年から杉村一馬厩舎で、1985年から田中耕太郎厩舎で、1986年から坂口正則厩舎で、それぞれ調教助手をやって、1994年に調教師の試験に受かって、その年の11月に厩舎を開業しとります。

そんで、3年目やった1996年に、シーキングザパールを使ったデイリー杯3歳Sで初めて重賞を勝つと、2003年には、タップダンスシチーを使ったジャパンCで初めてGIを勝っとるし、その後も、アーネストリーを使った2011年の宝塚記念とか、キズナを使った2013年のダービーとか、今までにGIを7勝、他も入れたら重賞を49回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を仕上げる方が向いとるんでしょうな。

2011年の佐々木君は、アーネストリーの活躍とかで、今までで一番の35勝を上げて、「8億2061万円」の賞金を稼いどったんですわ。

けど、それからは成績が伸び悩んどって、去年までの3年間も、

2020年→33勝・獲得賞金5億6225万円
2021年→26勝・獲得賞金5億5325万円
2022年→22勝・獲得賞金5億7926万円

っちゅう物足りない数字やったし、今年も悪い流れが続いとって、1月5日(木)から15日(日)までが「8戦0勝」っちゅう状況なんや。

せやから、今の佐々木君は、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って巻き返しのきっかけにしたい」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が5500万円の東海Sにゲンパチルシファー、6200万円のアメリカJCCにシャムロックヒルとか、3頭を特別レースに登録してきましたんで、どれも気合いを入れて仕上げてくるとワシは見とります。

2023/01/17
芝浦工業大学に入りましたが、「やっぱり馬に関わりたい」と思って…
奥村武調教師(美浦)

主な管理馬:
ノースブリッジ(2022年エプソムC)
クールキャット(2021年フローラS)
ライジングリーズン(2017年フェアリーS)

今週の主な登録馬:
ノースブリッジ(アメリカJCC)
パープルレディー(初富士S)
ショウナンアメリア(八幡特別)

担当者:調教師情報部 元調教師O

東京都板橋区出身の奥村武君は、周りに競馬関係者がいなかったそうですけど、13歳の時、オグリキャップとホーリックスが叩き合った1989年のジャパンCを見て、競馬に興味を持ったそうですね。

アイネスフウジンが勝った次の年のダービーは、お母さんと一緒に見ていたそうで、その時、心の底から競馬が好きになって、中学2年生の頃には、騎手を目指していたそうですが、身長が伸びてしまったため、騎手になることを諦めたそうです。

その後は、1999年に芝浦工業大学の工学部金属工学科を卒業してから、「やっぱり馬に関わりたい」と思って、浦河にある育成牧場の「ディアレストクラブ」で働いて、2001年の10月、競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から高橋義博厩舎で厩務員をやって、2003年の2月から国枝栄厩舎で調教助手をやっていました。

奥村君が国枝厩舎にいた時には、2010年の牝馬三冠など、GIを5つも勝ったアパパネを担当していて、彼自身、「その時の経験は自分にとって大きな財産だ」と言っていましたし、国枝君の教えはとても勉強になったとも言っていましたね。

三度目の挑戦だった2013年の12月に調教師の試験に受かった奥村君は、次の年の3月に自分の厩舎を開業していて、2017年には、ライジングリーズンを使ったフェアリーSで初めて重賞を勝っていましたし、2018年には、「25勝・獲得賞金3億8236万円」という成績を残していたんですよ。

でも、その後の2年間は、

2019年→10勝・獲得賞金2億1167万円
2020年→19勝・獲得賞金2億6851万円

と書けば分かる通り、物足りない数字でしたから、一昨年の奥村君は「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、クールキャットを使ったフローラSを勝つなど、21勝を上げて、「3億3101万円」の賞金を稼いでいました。

そして、去年も勢いは続いていて、ノースブリッジを使ったエプソムCを勝つなど、今までで一番多い27勝を上げて、獲得賞金も「4億7575万円」という過去最高の数字だったんですよ。

もちろん、今年の奥村君は、「去年の勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が6200万円のアメリカJCCにノースブリッジ、1840万円の初富士Sにパープルレディーなど、賞金の高い特別レースに3頭を登録してきましたので、私が奥村君でしたら、どの馬も全力で仕上げますね。

2023/01/17
専修大学にいた時、「関東学生馬術協会」の幹事長をやっていました
戸田博文

主な管理馬:
ラストドラフト(2019年京成杯)
グランシルク(2017年京成杯AH)
フェノーメノ(2014年天皇賞・春など)
キストゥヘヴン(2006年桜花賞など)

今週の主な登録馬:
デルマルーヴル(東海S)
ブラックマジック(アメリカJCC)

担当者:調教師情報部 元調教師N

戸田博文君は、お父さんの転勤で、中学生の頃に、東京競馬場のある府中市から美浦に引っ越していて、江戸崎西高校に進んでから馬術部に入ると、3年生の時に滋賀国体で優勝して、茨城県から表彰されています。

それに、専修大学に進んでからも馬術部に入って、4年生の時には、「関東学生馬術協会」の幹事長をやっていましたし、「全日本学生馬術大会」の団体優勝に貢献していました。

大学を卒業してからの戸田君は、京成杯など重賞を3勝したヒシスピードや、ラジオたんぱ賞を勝ったホクセーミドリなどを管理していた高木嘉夫厩舎で、1991年の9月から厩務員をやって、その年の11月からは、新潟大賞典など重賞を3勝したハシノケンシロウや、フラワーCを勝ったフラッシュシャワーなどを管理していた、八木沢勝美厩舎で調教助手をやっていたんですよ。

1995年からは大久保洋吉厩舎で調教助手をやって、1997年のオークスを勝って、1998年と1999年のエリザベス女王杯を連覇するなど、GIを5つも勝ったメジロドーベルや、1999年の産経大阪杯など、重賞を3つ勝ったサイレントハンターや、1999年の中山グランドジャンプを勝ったメジロファラオなどに関わっていました。

2000年の2月、調教師の試験に受かった戸田君は、次の年の6月に自分の厩舎を開業していて、それから今までに、キストゥヘヴンを使った2006年の桜花賞と、フェノーメノを使った2013年と2014年の天皇賞・春という、GIを3勝していますし、他も入れたら、JRAの重賞を20勝しています。

2012年の戸田君は、フェノーメノで青葉賞とセントライト記念を勝つなど、25勝を上げて、「6億4097万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。

でも、それからは数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間は、

2017年→20勝・獲得賞金5億8457万円
2018年→21勝・獲得賞金3億9548万円
2019年→17勝・獲得賞金4億6510万円
2020年→24勝・獲得賞金4億5298万円
2021年→14勝・獲得賞金3億2307万円

という、いい頃の戸田厩舎を知っている者としては、「物足りない」と言わざるを得ない数字でしたし、去年は、タイムトゥヘヴンで京成杯AHを勝ちましたけど、他の馬がほとんど活躍できなかったので、「7勝・獲得賞金2億4728万円」と、一昨年までよりも更に成績が下がってしまったんですよ。

それに今年も、先週までが「17戦0勝」という状況です。

もちろん、今の戸田君は、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えているのでしょうね。

そんな中、今週は、1着賞金が5500万円の東海Sにデルマルーヴル、6200万円のアメリカJCCにブラックマジックと、重賞レースに2頭を登録してきましたので、どっちも全力で仕上げてくると私は見ています。

2023/01/17
日本獣医畜産大学からノーザンファームに就職したんや
斉藤崇史調教師(栗東)

主な管理馬:
ジェラルディーナ(2022年エリザベス女王杯など)
キラーアビリティ(2021年ホープフルSなど)
クロノジェネシス(2021年宝塚記念など)
ラウダシオン(2020年NHKマイルCなど)

今週の主な登録馬:
ラーゴム(アメリカJCC)
トリプルエース(睦月S)
セッション(若駒S)
セルケト(戸畑特別)
ダンシングニードル(萌黄賞)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

神奈川県出身の斉藤崇史君は、中学生の時に競馬が好きになって、高校生の時に、夏休みを使って北海道の牧場で1ヶ月くらい住み込みで働いて、そん時に、「調教師を目指す」と決めたそうですな。

せやから、進学先に日本獣医畜産大学(今の日本獣医生命科学大学)を選んで、四年生の時には、もっと馬のことを勉強するために、半年くらいアイルランドに留学しとったし、卒業した後は、2年くらいノーザンファームで働いとったんですわ。

それから、2007年の6月に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月からは松永幹夫厩舎で厩務員を、7月からは調教助手をやっとったんや。

松永厩舎に入ってから1年くらいの時に斉藤君は、レッドディザイアの担当になって、この馬が2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も帯同しとったんですわ。

2014年の12月、調教師の試験に受かった斉藤君は、2016年の3月に自分の厩舎を開業しとって、この年は「7勝・獲得賞金1億4086万円」っちゅう成績を残しとりました。

でもって、その後の3年間は、

2017年→17勝・獲得賞金2億9929万円
2018年→25勝・獲得賞金3億9086万円
2019年→24勝・獲得賞金5億9503万円

と書けば分かる通りで、賞金が「完全に右肩上がり」やったし、特に2019年は、クロノジェネシスを使ったクイーンCで初めて重賞を勝つと、この馬で秋華賞も勝って、初めてのGI勝ちを飾ったんですわ。

それに2020年は、ラウダシオンを使ったNHKマイルC、クロノジェネシスを使った宝塚記念と有馬記念を勝つなど、重賞を5勝、全部で34勝を上げとって、稼いだ賞金は「13億5145万円」と、今までで一番の数字やったし、一昨年も、クロノジェネシスを使った宝塚記念、キラーアビリティを使ったホープフルSを勝つなど、今まで一番多い44勝を上げとって、一昨年の次に多い「11億6956万円」の賞金を稼いどりました。

そんで去年は、ジェラルディーナでオールカマーとエリザベス女王杯を勝って、キラーアビリティで中日新聞杯を勝ったんやけど、「37勝・獲得賞金11億0689万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも一昨年を下回ってしもうたんや。

もちろん、今年の斉藤君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとるんやろうし、今週は、1着賞金が6200万円のアメリカJCCにラーゴム、1着賞金が2300万円の睦月Sにトリプルエースとか、特別レースに5頭を登録してきましたんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。