注目調教師
2021/06/28
栗東トレセンのバスケ部に所属しとりましたわ
西村真幸調教師(栗東)
主な管理馬:
オーヴェルニュ(2021年東海Sなど)
タイセイビジョン(2020年アーリントンCなど)
フェアリーポルカ(2020年中山牝馬Sなど)
今週の主な登録馬:
リッケンバッカー(ラジオNIKKEI賞)
タイセイビジョン(CBC賞)
ファストフォース(CBC賞・テレビユー福島賞)
担当者:調教師情報部 元調教師H
西村真幸君は、北海道の様似(さまに)出身で、実家は様似港のすぐ近くで漁具店をやっとって、同級生の実家がやっとる牧場を手伝っとった時に、「将来は競馬に関わる仕事をしたい」と考えるようになったそうやな。
そんで、ノーザンファームで働いてから、2002年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から新井仁厩舎で厩務員をやって、次の月からは、福島勝厩舎で調教助手をやっとりました。
その後は、友道康夫厩舎や、岩元市三厩舎で調教助手をやって、2014年に調教師の試験に受かって、2015年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに西村君は、調教師になる前、栗東トレセンのバスケ部に所属しとって、このバスケ部の創設メンバーには、2016年の2月一杯で引退した橋口弘次郎さんがおって、その後も、今年の2月一杯で引退した角居勝彦君や藤岡健一君などがチームに入っとりました。
そうそう、2016年の「ジョッキーベイビーズ」に、東海地区の代表として出場して4着やった西村悠希君は、西村君の次男で、確か今は栗東高校の馬術部におるんや。
そんで西村君の厩舎は、開業してから去年まで、
2015年→9勝・獲得賞金1億5569万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8374万円
2017年→29勝・獲得賞金4億9842万円
2018年→20勝・獲得賞金3億6464万円
2019年→41勝・獲得賞金7億3038万円
2020年→38勝・獲得賞金8億1423万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとって、一昨年はサラスを使ったマーメイドSで初めての重賞勝ちを飾っとったし、去年は、タイセイビジョンでアーリントンCを勝つなど、重賞を3勝して、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
せやけど、今年は、先週までに稼いだ賞金が「4億1756万円」と、去年の同じ時期(6月28日【日】まで)の「4億5476万円」を大きく下回っとるんで、きっと今の西村君は、「賞金の高いレースを勝って、早く巻き返さなアカン」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のラジオNIKKEI賞にリッケンバッカー、3900万円のCBC賞にタイセイビジョンとファストフォース(テレビユー福島賞にも登録)と、特別レースに全部で3頭を登録してきましたんで、ワシが彼やったら、どの馬も気合いを入れて仕上げる筈やで。
主な管理馬:
オーヴェルニュ(2021年東海Sなど)
タイセイビジョン(2020年アーリントンCなど)
フェアリーポルカ(2020年中山牝馬Sなど)
今週の主な登録馬:
リッケンバッカー(ラジオNIKKEI賞)
タイセイビジョン(CBC賞)
ファストフォース(CBC賞・テレビユー福島賞)
担当者:調教師情報部 元調教師H
西村真幸君は、北海道の様似(さまに)出身で、実家は様似港のすぐ近くで漁具店をやっとって、同級生の実家がやっとる牧場を手伝っとった時に、「将来は競馬に関わる仕事をしたい」と考えるようになったそうやな。
そんで、ノーザンファームで働いてから、2002年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から新井仁厩舎で厩務員をやって、次の月からは、福島勝厩舎で調教助手をやっとりました。
その後は、友道康夫厩舎や、岩元市三厩舎で調教助手をやって、2014年に調教師の試験に受かって、2015年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに西村君は、調教師になる前、栗東トレセンのバスケ部に所属しとって、このバスケ部の創設メンバーには、2016年の2月一杯で引退した橋口弘次郎さんがおって、その後も、今年の2月一杯で引退した角居勝彦君や藤岡健一君などがチームに入っとりました。
そうそう、2016年の「ジョッキーベイビーズ」に、東海地区の代表として出場して4着やった西村悠希君は、西村君の次男で、確か今は栗東高校の馬術部におるんや。
そんで西村君の厩舎は、開業してから去年まで、
2015年→9勝・獲得賞金1億5569万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8374万円
2017年→29勝・獲得賞金4億9842万円
2018年→20勝・獲得賞金3億6464万円
2019年→41勝・獲得賞金7億3038万円
2020年→38勝・獲得賞金8億1423万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとって、一昨年はサラスを使ったマーメイドSで初めての重賞勝ちを飾っとったし、去年は、タイセイビジョンでアーリントンCを勝つなど、重賞を3勝して、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
せやけど、今年は、先週までに稼いだ賞金が「4億1756万円」と、去年の同じ時期(6月28日【日】まで)の「4億5476万円」を大きく下回っとるんで、きっと今の西村君は、「賞金の高いレースを勝って、早く巻き返さなアカン」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のラジオNIKKEI賞にリッケンバッカー、3900万円のCBC賞にタイセイビジョンとファストフォース(テレビユー福島賞にも登録)と、特別レースに全部で3頭を登録してきましたんで、ワシが彼やったら、どの馬も気合いを入れて仕上げる筈やで。
2021/06/28
芝浦工業大学を出てから、浦河の「ディアレストクラブ」で働いていました
奥村武調教師(美浦)
主な管理馬:
クールキャット(2021年フローラS)
ライジングリーズン(2017年フェアリーS)
今週の主な登録馬:
ノースブリッジ(ラジオNIKKEI賞)
カウンターエア(鶴ヶ城特別)
担当者:調教師情報部 元調教師O
東京都板橋区出身の奥村武君は、周りに競馬関係者はいなかったのですが、13歳の時、オグリキャップとホーリックスが叩き合った1989年のジャパンCをテレビで見て、競馬に興味を持ったそうですね。
次の年、ダービーの日に初めて競馬場に連れて行ってもらって、アイネスフウジンが勝つのを見て、心の底から競馬が好きになって、「将来は競馬に関わる仕事をしたい」と思ったそうですが、視力があまり良くなくて、体も大きかったので、早い内から、「騎手になるのは難しそうなので、調教師になる」と決めていたそうです。
ただ、ご両親から、「大学は出ておいて欲しい」と言われていたため、芝浦工業大学の工学部金属工学科に進んで、卒業してからは、浦河にある育成牧場の「ディアレストクラブ」で働いて、2001年の10月、競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から高橋義博厩舎で厩務員をやって、2003年の2月から、国枝栄厩舎で調教助手をやっていました。
奥村君が国枝厩舎にいた時には、2010年の牝馬三冠など、GIを5つも勝ったアパパネを担当していて、彼自身、「その時の経験は自分にとって大きな財産だ」と言っていましたし、国枝君の教えはとても勉強になったとも言っていましたね。
三度目の挑戦だった2013年に調教師の試験に受かった奥村君は、次の年の3月に自分の厩舎を開業していて、2017年には、ライジングリーズンを使ったフェアリーSで初めての重賞勝ちを飾っていましたし、2018年には、「25勝・獲得賞金3億8236万円」という、今までで一番の成績を残していたんですよ。
でも、一昨年と去年は、
2019年→10勝・獲得賞金2億1167万円
2020年→19勝・獲得賞金2億6851万円
と書けば分かる通り、物足りない数字でしたから、今年の奥村君は「必ず巻き返したい」と考えているのでしょうし、実際、クールキャットを使ったフローラSを勝つなど、先週までが「10勝・獲得賞金1億6971万円」という成績で、去年の同じ時期(6月28日【日】まで)の「8勝・獲得賞金1億1343万円」を大きく上回っています。
もちろん、今の奥村君は、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金が3800万円のラジオNIKKEI賞にノースブリッジ、1500万円の鶴ヶ城特別にカウンターエアと、賞金の高い特別レースに2頭を登録してきましたので、私が奥村君でしたら、どちらも全力で仕上げますね。
主な管理馬:
クールキャット(2021年フローラS)
ライジングリーズン(2017年フェアリーS)
今週の主な登録馬:
ノースブリッジ(ラジオNIKKEI賞)
カウンターエア(鶴ヶ城特別)
担当者:調教師情報部 元調教師O
東京都板橋区出身の奥村武君は、周りに競馬関係者はいなかったのですが、13歳の時、オグリキャップとホーリックスが叩き合った1989年のジャパンCをテレビで見て、競馬に興味を持ったそうですね。
次の年、ダービーの日に初めて競馬場に連れて行ってもらって、アイネスフウジンが勝つのを見て、心の底から競馬が好きになって、「将来は競馬に関わる仕事をしたい」と思ったそうですが、視力があまり良くなくて、体も大きかったので、早い内から、「騎手になるのは難しそうなので、調教師になる」と決めていたそうです。
ただ、ご両親から、「大学は出ておいて欲しい」と言われていたため、芝浦工業大学の工学部金属工学科に進んで、卒業してからは、浦河にある育成牧場の「ディアレストクラブ」で働いて、2001年の10月、競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から高橋義博厩舎で厩務員をやって、2003年の2月から、国枝栄厩舎で調教助手をやっていました。
奥村君が国枝厩舎にいた時には、2010年の牝馬三冠など、GIを5つも勝ったアパパネを担当していて、彼自身、「その時の経験は自分にとって大きな財産だ」と言っていましたし、国枝君の教えはとても勉強になったとも言っていましたね。
三度目の挑戦だった2013年に調教師の試験に受かった奥村君は、次の年の3月に自分の厩舎を開業していて、2017年には、ライジングリーズンを使ったフェアリーSで初めての重賞勝ちを飾っていましたし、2018年には、「25勝・獲得賞金3億8236万円」という、今までで一番の成績を残していたんですよ。
でも、一昨年と去年は、
2019年→10勝・獲得賞金2億1167万円
2020年→19勝・獲得賞金2億6851万円
と書けば分かる通り、物足りない数字でしたから、今年の奥村君は「必ず巻き返したい」と考えているのでしょうし、実際、クールキャットを使ったフローラSを勝つなど、先週までが「10勝・獲得賞金1億6971万円」という成績で、去年の同じ時期(6月28日【日】まで)の「8勝・獲得賞金1億1343万円」を大きく上回っています。
もちろん、今の奥村君は、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金が3800万円のラジオNIKKEI賞にノースブリッジ、1500万円の鶴ヶ城特別にカウンターエアと、賞金の高い特別レースに2頭を登録してきましたので、私が奥村君でしたら、どちらも全力で仕上げますね。
2021/06/28
2012年にサマリーズで全日本2歳優駿を勝っとります
藤岡健一調教師(栗東)
主な管理馬:
ロードゴラッソ(2019年シリウスSなど)
ジュエラー(2016年桜花賞)
ビッグアーサー(2016年高松宮記念など)
ワンカラット(2009年フィリーズレビューなど)
今週の主な登録馬:
プレイイットサム(ラジオNIKKEI賞)
ビオグラフィー(CBC賞)
ジェットモーション(巴賞)
ホワイトロッジ(戸畑特別)
テーオーフォルテ(彦島特別)
担当者:調教師情報部 元調教師T
皆さんもよう知っとるやろうけど、藤岡健一君は、長男の佑介君と次男の康太君を、立派な乗り役に育てとりますな。
1984年の愛知杯など、重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など、重賞を3勝しとるグローバルダイナとかを管理しとった宇田明彦厩舎で、1979年から厩務員と調教助手をやっとった健一君は、その後、伊藤雄二厩舎と南井克巳厩舎で調教助手をやって、2001年に7回目の挑戦で調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、2年目は12勝、3年目は21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、その後も毎年のように20勝を超えとって、トップオブワールドを使った2004年のユニコーンSで初めて重賞を勝っとりましたな。
そんで、2012年には、ワンカラットを使ったオーシャンSを勝つなど、今までで一番多い「41勝」を上げて、「5億8538万円」の賞金を稼いどったし、サマリーズを使った地方交流G1の全日本2歳優駿を勝っとりました。
その後も、
2013年→27勝・獲得賞金4億5702万円
2014年→29勝・獲得賞金5億9555万円
2015年→30勝・獲得賞金7億1382万円
と書けば分かる通り、獲得賞金が右肩上がりやったし、2016年は、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてJRAのGIを勝っとって、その後も、ジュエラーを使った桜花賞や、ビッグアーサーを使ったセントウルSを勝つなど、全部で31勝を上げて、「9億2986万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、去年までの4年間は、
2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円
2020年→29勝・獲得賞金5億3182万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったから、今年の健一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとるんやろう。
実際、先週までが「24勝・獲得賞金4億3233万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(6月28日【日】まで)の「12勝・獲得賞金2億3322万円」を大きく上回っとります。
もちろん、今の彼は「この勢いを止めたくない」と考えとる筈や。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のラジオNIKKEI賞にプレイイットサム、3900万円のCBC賞にビオグラフィー、2400万円の巴賞にジェットモーションとか、全部で5頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、健一君がどの馬もメイチに仕上げてくるとワシは見とります。
主な管理馬:
ロードゴラッソ(2019年シリウスSなど)
ジュエラー(2016年桜花賞)
ビッグアーサー(2016年高松宮記念など)
ワンカラット(2009年フィリーズレビューなど)
今週の主な登録馬:
プレイイットサム(ラジオNIKKEI賞)
ビオグラフィー(CBC賞)
ジェットモーション(巴賞)
ホワイトロッジ(戸畑特別)
テーオーフォルテ(彦島特別)
担当者:調教師情報部 元調教師T
皆さんもよう知っとるやろうけど、藤岡健一君は、長男の佑介君と次男の康太君を、立派な乗り役に育てとりますな。
1984年の愛知杯など、重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など、重賞を3勝しとるグローバルダイナとかを管理しとった宇田明彦厩舎で、1979年から厩務員と調教助手をやっとった健一君は、その後、伊藤雄二厩舎と南井克巳厩舎で調教助手をやって、2001年に7回目の挑戦で調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、2年目は12勝、3年目は21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、その後も毎年のように20勝を超えとって、トップオブワールドを使った2004年のユニコーンSで初めて重賞を勝っとりましたな。
そんで、2012年には、ワンカラットを使ったオーシャンSを勝つなど、今までで一番多い「41勝」を上げて、「5億8538万円」の賞金を稼いどったし、サマリーズを使った地方交流G1の全日本2歳優駿を勝っとりました。
その後も、
2013年→27勝・獲得賞金4億5702万円
2014年→29勝・獲得賞金5億9555万円
2015年→30勝・獲得賞金7億1382万円
と書けば分かる通り、獲得賞金が右肩上がりやったし、2016年は、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてJRAのGIを勝っとって、その後も、ジュエラーを使った桜花賞や、ビッグアーサーを使ったセントウルSを勝つなど、全部で31勝を上げて、「9億2986万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、去年までの4年間は、
2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円
2020年→29勝・獲得賞金5億3182万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったから、今年の健一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとるんやろう。
実際、先週までが「24勝・獲得賞金4億3233万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(6月28日【日】まで)の「12勝・獲得賞金2億3322万円」を大きく上回っとります。
もちろん、今の彼は「この勢いを止めたくない」と考えとる筈や。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のラジオNIKKEI賞にプレイイットサム、3900万円のCBC賞にビオグラフィー、2400万円の巴賞にジェットモーションとか、全部で5頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、健一君がどの馬もメイチに仕上げてくるとワシは見とります。
2021/06/28
2017年と2018年に韓国のG1を連覇しとりますな
牧田和弥調教師(栗東)
主な管理馬:
ロンドンタウン(2018年コリアCなど)
アンドリエッテ(2018年マーメイドS)
トゥインクル(2016年ダイヤモンドS)
今週の主な登録馬:
ワールドリバイバル(ラジオNIKKEI賞)
アイスジェイド(臥牛山特別)
セツメンノトビウオ(国東特別)
担当者:調教師情報部 元調教師S
皆さんもよう知っとる通りで、牧田和弥君は、今も現役で乗り役をやっとる江田照男君や、もう調教師になっとる村山明君とかと同じで、1987年に「第6期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1984年の桜花賞を勝ったダイアナソロンや、1989年の阪神3歳Sを勝ったコガネタイフウとかを育てた中村好夫さんの厩舎から、1990年にデビューしとりましたな。
乗り役時代には、タヤスダビンチに乗った1995年の新潟3歳S、ヒサコボンバーに乗った1999年の阪神ジャンプS、マグマライフに乗った2002年の阪神スプリングジャンプと、重賞を3つ勝って、2005年に引退するまでに、通算で122勝を上げとりました。
乗り役を引退してからの牧田君は、1994年の安田記念とマイルCSを勝ったノースフライトや、1998年のオークスを勝ったエリモエクセルとかを育てて、2018年の2月に引退した加藤敬二さんの厩舎で調教助手をやって、この頃に、2009年の目黒記念とアルゼンチン共和国杯とか、重賞を4つ勝ったミヤビランベリを担当しとったんや。
それから、2010年に調教師の試験に受かって、次の年の3月に厩舎を開業しとって、最初の年に、「10勝・獲得賞金1億5935万円」っちゅう成績を残すと、その後も、
2012年→12勝・獲得賞金1億8365万円
2013年→18勝・獲得賞金3億1927万円
2014年→8勝・獲得賞金2億0526万円
2015年→18勝・獲得賞金3億6029万円
2016年→18勝・獲得賞金4億1518万円
っちゅう形で順調に数字を伸ばしとって、特に2016年は、トゥインクルを使ったダイヤモンドSで初めての重賞勝ちを飾っとったし、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
そんで、2017年と2018年には、ロンドンタウンでコリアC(韓国のG1)を連覇しとるんやけど、JRAでは、
2017年→18勝・獲得賞金2億9003万円
2018年→17勝・獲得賞金3億1008万円
2019年→14勝・獲得賞金2億8875万円
2020年→12勝・獲得賞金2億4130万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったし、今年に入ってからも、先週までに稼いだ賞金が「1億6395万円」で、2016年の同じ時期(6月26日【日】まで)の「2億4362万円」を大きく下回っとるんや。
せやから、ワシが牧田君やったら、「早く巻き返さなアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のラジオNIKKEI賞にワールドリバイバル、1060万円の臥牛山特別にアイスジェイド、1060万円の国東特別にセツメンノトビウオと、賞金の高い特別レースに3頭を登録してきましたんで、どの馬もお釣りを残さずメイチに仕上げてくるやろうな。
主な管理馬:
ロンドンタウン(2018年コリアCなど)
アンドリエッテ(2018年マーメイドS)
トゥインクル(2016年ダイヤモンドS)
今週の主な登録馬:
ワールドリバイバル(ラジオNIKKEI賞)
アイスジェイド(臥牛山特別)
セツメンノトビウオ(国東特別)
担当者:調教師情報部 元調教師S
皆さんもよう知っとる通りで、牧田和弥君は、今も現役で乗り役をやっとる江田照男君や、もう調教師になっとる村山明君とかと同じで、1987年に「第6期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1984年の桜花賞を勝ったダイアナソロンや、1989年の阪神3歳Sを勝ったコガネタイフウとかを育てた中村好夫さんの厩舎から、1990年にデビューしとりましたな。
乗り役時代には、タヤスダビンチに乗った1995年の新潟3歳S、ヒサコボンバーに乗った1999年の阪神ジャンプS、マグマライフに乗った2002年の阪神スプリングジャンプと、重賞を3つ勝って、2005年に引退するまでに、通算で122勝を上げとりました。
乗り役を引退してからの牧田君は、1994年の安田記念とマイルCSを勝ったノースフライトや、1998年のオークスを勝ったエリモエクセルとかを育てて、2018年の2月に引退した加藤敬二さんの厩舎で調教助手をやって、この頃に、2009年の目黒記念とアルゼンチン共和国杯とか、重賞を4つ勝ったミヤビランベリを担当しとったんや。
それから、2010年に調教師の試験に受かって、次の年の3月に厩舎を開業しとって、最初の年に、「10勝・獲得賞金1億5935万円」っちゅう成績を残すと、その後も、
2012年→12勝・獲得賞金1億8365万円
2013年→18勝・獲得賞金3億1927万円
2014年→8勝・獲得賞金2億0526万円
2015年→18勝・獲得賞金3億6029万円
2016年→18勝・獲得賞金4億1518万円
っちゅう形で順調に数字を伸ばしとって、特に2016年は、トゥインクルを使ったダイヤモンドSで初めての重賞勝ちを飾っとったし、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
そんで、2017年と2018年には、ロンドンタウンでコリアC(韓国のG1)を連覇しとるんやけど、JRAでは、
2017年→18勝・獲得賞金2億9003万円
2018年→17勝・獲得賞金3億1008万円
2019年→14勝・獲得賞金2億8875万円
2020年→12勝・獲得賞金2億4130万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったし、今年に入ってからも、先週までに稼いだ賞金が「1億6395万円」で、2016年の同じ時期(6月26日【日】まで)の「2億4362万円」を大きく下回っとるんや。
せやから、ワシが牧田君やったら、「早く巻き返さなアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のラジオNIKKEI賞にワールドリバイバル、1060万円の臥牛山特別にアイスジェイド、1060万円の国東特別にセツメンノトビウオと、賞金の高い特別レースに3頭を登録してきましたんで、どの馬もお釣りを残さずメイチに仕上げてくるやろうな。