注目調教師
2019/02/18
実家の牧場はお兄さんが継いどります
庄野靖志調教師(栗東)
主な管理馬:
スワーヴリチャード(2018年大阪杯など)
ワイドバッハ(2014年武蔵野S)
ダイシンオレンジ(2011年平安Sなど)
今週の主な登録馬:
スワーヴリチャード(中山記念)
ロードワンダー(マーガレットS)
ストロベリームーン(ブラッドストーンS)
担当者:調教師情報部 元調教師I
皆さんも知っとるやろうけど、庄野靖志君は、1987年の阪神牝馬特別を勝ったシヨノリーガルや、1991年の中日新聞杯を勝ったショウリテンユウなどを生産したことで有名な「庄野牧場」で、少し前まで代表をやっとった、庄野昭彦さんの次男ですな。
今の「庄野牧場」は、お兄さんの宏志さんが後を継いどるんやけど、元々は、庄野君もお父さんの昭彦さんと同じように牧場の仕事をしようと思っとったそうで、高校を出た後は、日本大学の獣医学部に進学しとりました。
日本大学の獣医学部と言うたら、庄野君の他にも、ダービーを勝ったアイネスフウジンや、天皇賞・秋を勝ったオフサイドトラップとかを育てた加藤修甫さんや、NHKマイルCなどを勝ったタイキフォーチュンや、2002年と2003年の根岸Sを勝って、交流重賞でも大活躍したサウスヴィグラスとかを育てた高橋祥泰(よしやす)君とかが出とりますな。
庄野君は、大学を卒業して実家に戻ってから、調教師として、1979年のダービーと1981年の天皇賞・春を勝ったカツラノハイセイコや、1988年の桜花賞を勝ったアラホウトクとかを育てた大叔父の庄野穂積さんに馬のことを教わっとったそうで、そん時に、「将来は調教師になる」と決めたそうですわ。
そんで、1996年に競馬学校の厩務員課程を出てから、マーメイドSを勝ったシャイニンレーサーや、ウインターSを勝ったマチカネワラウカドとかを管理しとった高橋隆厩舎で10年ほど調教助手をやって、2006年に調教師の試験に受かって、次の年に厩舎を開業しとります。
最初の年こそ、使った回数が少なかったんで4勝止まりやったけど、2年目は10勝、3年目も10勝、4年目は12勝と順調に勝ち星を伸ばしとったし、去年までの5年間は、
2014年→30勝・獲得賞金4億9546万円
2015年→22勝・獲得賞金4億2838万円
2016年→29勝・獲得賞金4億7630万円
2017年→15勝・獲得賞金5億0574万円
2018年→26勝・獲得賞金7億3989万円
と、安定した成績を残しとって、特に去年は、スワーヴリチャードを使った大阪杯で初めてGIを勝つなど、今までで一番多い賞金を稼いどりました。
ただ、今年は先週までが「33戦3勝・獲得賞金6381万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(2月3週目まで)の「6勝・獲得賞金8957万円」と比べて、勝ち星と賞金のどちらも下回っとるんで、ワシが彼やったら、「賞金の高いレースを勝って、厩舎に勢いを付けなアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の中山記念にスワーヴリチャード、2000万円のマーガレットSにロードワンダー、1820万円のブラッドストーンSにストロベリームーンを登録してきましたんで、どの馬も全力で仕上げてくるんでしょうな。
主な管理馬:
スワーヴリチャード(2018年大阪杯など)
ワイドバッハ(2014年武蔵野S)
ダイシンオレンジ(2011年平安Sなど)
今週の主な登録馬:
スワーヴリチャード(中山記念)
ロードワンダー(マーガレットS)
ストロベリームーン(ブラッドストーンS)
担当者:調教師情報部 元調教師I
皆さんも知っとるやろうけど、庄野靖志君は、1987年の阪神牝馬特別を勝ったシヨノリーガルや、1991年の中日新聞杯を勝ったショウリテンユウなどを生産したことで有名な「庄野牧場」で、少し前まで代表をやっとった、庄野昭彦さんの次男ですな。
今の「庄野牧場」は、お兄さんの宏志さんが後を継いどるんやけど、元々は、庄野君もお父さんの昭彦さんと同じように牧場の仕事をしようと思っとったそうで、高校を出た後は、日本大学の獣医学部に進学しとりました。
日本大学の獣医学部と言うたら、庄野君の他にも、ダービーを勝ったアイネスフウジンや、天皇賞・秋を勝ったオフサイドトラップとかを育てた加藤修甫さんや、NHKマイルCなどを勝ったタイキフォーチュンや、2002年と2003年の根岸Sを勝って、交流重賞でも大活躍したサウスヴィグラスとかを育てた高橋祥泰(よしやす)君とかが出とりますな。
庄野君は、大学を卒業して実家に戻ってから、調教師として、1979年のダービーと1981年の天皇賞・春を勝ったカツラノハイセイコや、1988年の桜花賞を勝ったアラホウトクとかを育てた大叔父の庄野穂積さんに馬のことを教わっとったそうで、そん時に、「将来は調教師になる」と決めたそうですわ。
そんで、1996年に競馬学校の厩務員課程を出てから、マーメイドSを勝ったシャイニンレーサーや、ウインターSを勝ったマチカネワラウカドとかを管理しとった高橋隆厩舎で10年ほど調教助手をやって、2006年に調教師の試験に受かって、次の年に厩舎を開業しとります。
最初の年こそ、使った回数が少なかったんで4勝止まりやったけど、2年目は10勝、3年目も10勝、4年目は12勝と順調に勝ち星を伸ばしとったし、去年までの5年間は、
2014年→30勝・獲得賞金4億9546万円
2015年→22勝・獲得賞金4億2838万円
2016年→29勝・獲得賞金4億7630万円
2017年→15勝・獲得賞金5億0574万円
2018年→26勝・獲得賞金7億3989万円
と、安定した成績を残しとって、特に去年は、スワーヴリチャードを使った大阪杯で初めてGIを勝つなど、今までで一番多い賞金を稼いどりました。
ただ、今年は先週までが「33戦3勝・獲得賞金6381万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(2月3週目まで)の「6勝・獲得賞金8957万円」と比べて、勝ち星と賞金のどちらも下回っとるんで、ワシが彼やったら、「賞金の高いレースを勝って、厩舎に勢いを付けなアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の中山記念にスワーヴリチャード、2000万円のマーガレットSにロードワンダー、1820万円のブラッドストーンSにストロベリームーンを登録してきましたんで、どの馬も全力で仕上げてくるんでしょうな。
2019/02/18
メジロティターンの厩舎からデビューしていました
菊川正達調教師(美浦)
主な管理馬:
コマノインパルス(2017年京成杯)
スイートサルサ(2015年福島牝馬S)
コスモヘレノス(2010年ステイヤーズS)
今週の主な登録馬:
タイムトリップ(阪急杯)
マイネルエスパス(ブラッドストーンS)
担当者:調教師情報部 元調教師O
皆さんも知っていると思いますが、菊川正達君は、1982年の天皇賞・秋を勝ったメジロティターンでお馴染みの尾形盛次厩舎から、1982年に乗り役としてデビューしていました。
1988年には、盛次先生の長男充弘君の厩舎に移って、1998年には柴崎勇さんの厩舎に移って、その年に乗り役を引退しています。
乗り役時代の菊川君は、通算63勝という成績を残しましたね。
それから彼は、柴崎厩舎の調教助手になって、2000年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は「3勝・獲得賞金6280万円」、2年目は「7勝・獲得賞金9624万円」という結果でしたけど、3年目に「10勝・獲得賞金1億2663万円」という成績を残して、それからは、毎年勝ち星を2ケタに乗せていて、2006年には、「24勝・3億2581万円」という成績を残していましたし、2010年には、コスモヘレノスを使ったステイヤーズSで、乗り役時代には縁がなかった重賞を初めて勝っていますね。
そして、2014年には、22勝を上げて、「3億3705万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいました。
ただ、去年までの4年間は、
2015年→10勝・獲得賞金2億3720万円
2016年→16勝・獲得賞金2億3878万円
2017年→13勝・獲得賞金2億8282万円
2018年→13勝・獲得賞金1億8439万円
と、成績が伸び悩んでいますから、今年の彼は、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
でも、今年に入ってからは、先週までが「32戦2勝・獲得賞金3645万円」と、満足できる数字ではありませんので、私が菊川君でしたら、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えるでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が4100万円の阪急杯にタイムトリップ、1820万円のブラッドストーンSにマイネルエスパスを登録してきましたので、私が彼でしたら、どちらも全力で仕上げますね。
主な管理馬:
コマノインパルス(2017年京成杯)
スイートサルサ(2015年福島牝馬S)
コスモヘレノス(2010年ステイヤーズS)
今週の主な登録馬:
タイムトリップ(阪急杯)
マイネルエスパス(ブラッドストーンS)
担当者:調教師情報部 元調教師O
皆さんも知っていると思いますが、菊川正達君は、1982年の天皇賞・秋を勝ったメジロティターンでお馴染みの尾形盛次厩舎から、1982年に乗り役としてデビューしていました。
1988年には、盛次先生の長男充弘君の厩舎に移って、1998年には柴崎勇さんの厩舎に移って、その年に乗り役を引退しています。
乗り役時代の菊川君は、通算63勝という成績を残しましたね。
それから彼は、柴崎厩舎の調教助手になって、2000年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は「3勝・獲得賞金6280万円」、2年目は「7勝・獲得賞金9624万円」という結果でしたけど、3年目に「10勝・獲得賞金1億2663万円」という成績を残して、それからは、毎年勝ち星を2ケタに乗せていて、2006年には、「24勝・3億2581万円」という成績を残していましたし、2010年には、コスモヘレノスを使ったステイヤーズSで、乗り役時代には縁がなかった重賞を初めて勝っていますね。
そして、2014年には、22勝を上げて、「3億3705万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいました。
ただ、去年までの4年間は、
2015年→10勝・獲得賞金2億3720万円
2016年→16勝・獲得賞金2億3878万円
2017年→13勝・獲得賞金2億8282万円
2018年→13勝・獲得賞金1億8439万円
と、成績が伸び悩んでいますから、今年の彼は、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
でも、今年に入ってからは、先週までが「32戦2勝・獲得賞金3645万円」と、満足できる数字ではありませんので、私が菊川君でしたら、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えるでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が4100万円の阪急杯にタイムトリップ、1820万円のブラッドストーンSにマイネルエスパスを登録してきましたので、私が彼でしたら、どちらも全力で仕上げますね。
2019/02/18
東海大学の海洋学部水産学科を卒業しとります
橋田満調教師(栗東)
主な管理馬:
ディアドラ(2017年秋華賞)
アドマイヤグルーヴ(2003年エリザベス女王杯など)
アドマイヤベガ(1999年ダービー)
サイレンススズカ(1998年宝塚記念など)
今週の主な登録馬:
ディアドラ(中山記念)
メドウラーク(春麗ジャンプS)
担当者:調教師情報部 元調教師S
皆さんもよう知っとるように、橋田満君の親父さんは、1973年の天皇賞・春を勝ったタイテエムなどでお馴染みの、調教師やった俊三さんですな。
橋田君は、東海大学の海洋学部水産学科を卒業してから、1975年からは俊三さんの厩舎で、1978年からは須貝彦三さんの厩舎などで調教助手をやって経験を積んで、1983年に調教師の試験に受かって、1985年に自分の厩舎を開業しとります。
そんで、3年目やった1987年に、ポットナポレオンを使った小倉3歳S(現在の小倉2歳S)で初めて重賞を勝つと、パッシングショットを使った1990年のマイルCSで初めてGIを勝って、その後も、サイレンススズカを使った1998年の宝塚記念や、アドマイヤベガを使った1999年のダービーや、アドマイヤグルーヴを使った2003年と2004年のエリザベス女王杯や、スズカマンボを使った2005年の天皇賞・春や、スズカフェニックスを使った2007年の高松宮記念や、ディアドラを使った一昨年の秋華賞などを勝って、先週までに、GIの11勝を含めて重賞を61勝、全部で694勝っちゅう立派な成績を残しとるんや。
しかも彼は、2012年の3月から2014年の2月まで、調教師会の会長をやっとったし、2016年の3月からまた会長をやっとって、この仕事をこなしながら、調教師としても、これだけええ成績を残しとるんですわ。
でもって、橋田君の厩舎で調教助手をやっとった中内田充正君は、ヴゼットジョリーを使った2016年の新潟2歳Sで初めて重賞を勝つと、その後も、ダノンプレミアムを使った一昨年の朝日杯FSとダノンファンタジーを使った去年のファンタジーSと阪神ジュベナイルFを勝つなど、先週までに、GIの2勝を含めて重賞を11勝、JRA通算で163勝しとるように、弟子もしっかり育てとるんやからホンマに大したもんですな。
そんで、1998年の橋田厩舎は、サイレンススズカを使った宝塚記念と、アドマイヤコジーンを使った朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)を勝つなど、全部で33勝を上げて、今までで一番多い「10億2115万円」っちゅう賞金を稼いどったし、その後も、2013年までは、毎年のように5億円以上の賞金を稼いどったんですわ。
せやけど、2016年までの3年間は、
2014年→16勝・獲得賞金3億9711万円
2015年→14勝・獲得賞金3億9903万円
2016年→9勝・獲得賞金2億5272万円
っちゅう形で、成績が右肩下がりになっとったんやから、一昨年の橋田君は、「必ず巻き返したい」と考えとった筈やし、実際、ディアドラを使った秋華賞で10年半振りにGIを勝つなど、「23勝・獲得賞金5億7697万円」っちゅう成績を残しとりました。
けど、去年は「20勝・獲得賞金5億0898万円」と、勝ち星と賞金のどっちも去年を下回ってしもうたんで、今年の彼は、「キッチリ巻き返したい」と意気込んどる筈や。
ただ、今年は先週までが「23戦2勝・獲得賞金3070万円」っちゅう成績で、スタートダッシュに失敗しとるんやから、ワシが彼やったら、「賞金の高いレースを勝って、厩舎に勢いを付けなアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の中山記念にディアドラ、1650万円の春麗ジャンプSにメドウラークを登録しとるんで、どっちの馬もメイチに仕上げてくるやろ。
主な管理馬:
ディアドラ(2017年秋華賞)
アドマイヤグルーヴ(2003年エリザベス女王杯など)
アドマイヤベガ(1999年ダービー)
サイレンススズカ(1998年宝塚記念など)
今週の主な登録馬:
ディアドラ(中山記念)
メドウラーク(春麗ジャンプS)
担当者:調教師情報部 元調教師S
皆さんもよう知っとるように、橋田満君の親父さんは、1973年の天皇賞・春を勝ったタイテエムなどでお馴染みの、調教師やった俊三さんですな。
橋田君は、東海大学の海洋学部水産学科を卒業してから、1975年からは俊三さんの厩舎で、1978年からは須貝彦三さんの厩舎などで調教助手をやって経験を積んで、1983年に調教師の試験に受かって、1985年に自分の厩舎を開業しとります。
そんで、3年目やった1987年に、ポットナポレオンを使った小倉3歳S(現在の小倉2歳S)で初めて重賞を勝つと、パッシングショットを使った1990年のマイルCSで初めてGIを勝って、その後も、サイレンススズカを使った1998年の宝塚記念や、アドマイヤベガを使った1999年のダービーや、アドマイヤグルーヴを使った2003年と2004年のエリザベス女王杯や、スズカマンボを使った2005年の天皇賞・春や、スズカフェニックスを使った2007年の高松宮記念や、ディアドラを使った一昨年の秋華賞などを勝って、先週までに、GIの11勝を含めて重賞を61勝、全部で694勝っちゅう立派な成績を残しとるんや。
しかも彼は、2012年の3月から2014年の2月まで、調教師会の会長をやっとったし、2016年の3月からまた会長をやっとって、この仕事をこなしながら、調教師としても、これだけええ成績を残しとるんですわ。
でもって、橋田君の厩舎で調教助手をやっとった中内田充正君は、ヴゼットジョリーを使った2016年の新潟2歳Sで初めて重賞を勝つと、その後も、ダノンプレミアムを使った一昨年の朝日杯FSとダノンファンタジーを使った去年のファンタジーSと阪神ジュベナイルFを勝つなど、先週までに、GIの2勝を含めて重賞を11勝、JRA通算で163勝しとるように、弟子もしっかり育てとるんやからホンマに大したもんですな。
そんで、1998年の橋田厩舎は、サイレンススズカを使った宝塚記念と、アドマイヤコジーンを使った朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)を勝つなど、全部で33勝を上げて、今までで一番多い「10億2115万円」っちゅう賞金を稼いどったし、その後も、2013年までは、毎年のように5億円以上の賞金を稼いどったんですわ。
せやけど、2016年までの3年間は、
2014年→16勝・獲得賞金3億9711万円
2015年→14勝・獲得賞金3億9903万円
2016年→9勝・獲得賞金2億5272万円
っちゅう形で、成績が右肩下がりになっとったんやから、一昨年の橋田君は、「必ず巻き返したい」と考えとった筈やし、実際、ディアドラを使った秋華賞で10年半振りにGIを勝つなど、「23勝・獲得賞金5億7697万円」っちゅう成績を残しとりました。
けど、去年は「20勝・獲得賞金5億0898万円」と、勝ち星と賞金のどっちも去年を下回ってしもうたんで、今年の彼は、「キッチリ巻き返したい」と意気込んどる筈や。
ただ、今年は先週までが「23戦2勝・獲得賞金3070万円」っちゅう成績で、スタートダッシュに失敗しとるんやから、ワシが彼やったら、「賞金の高いレースを勝って、厩舎に勢いを付けなアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の中山記念にディアドラ、1650万円の春麗ジャンプSにメドウラークを登録しとるんで、どっちの馬もメイチに仕上げてくるやろ。
2019/02/18
東大と縁の深い高校を出とりますな
矢作芳人調教師(栗東)
主な管理馬:
リスグラシュー(2018年エリザベス女王杯)
モズアスコット(2018年安田記念)
ディープブリランテ(2012年ダービーなど)
グランプリボス(2011年NHKマイルCなど)
今週の主な登録馬:
エントシャイデン(阪急杯)
リライアブルエース(阪急杯)
カフジプリンス(尼崎S)
オスカールビー(富里特別)
タイセイトレイル(皿倉山特別)
リーゼントアイリス(合馬特別)
アナスタシオ(くすのき賞)
担当者:調教師情報部 元調教師H
皆さんも知っとるやろうけど、矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それから菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
彼は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げて、5年目の2009年には、47勝で調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成しとりました。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」っちゅう2冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
そんで矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにたくさん賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「539戦」もしとるし、2番目に多い中竹和也厩舎が「473戦」やったんやから、ズバ抜けて多かったんがよう分かるやろ。
それから、皆さんも知っとるように、2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は、今までで一番の「57勝」を上げて、また1位になっとりましたな。
ただ、一昨年は、「47勝・獲得賞金10億8918万円」っちゅう数字で、リーディング7位に終わっとったし、1位やった池江君の成績は、「63勝・獲得賞金18億4737万円」っちゅうもんで、矢作君より勝ち星が「16」も多かったんですわ。
せやから、去年の矢作君は、「何が何でもリーディング1位になりたい」と考えとった筈で、実際、モズアスコットを使った安田記念とか、重賞を5勝しとるんやけど、リーディングは、
1位:藤原英昭厩舎→58勝・獲得賞金15億9608万円
2位:中竹和也厩舎→56勝・獲得賞金13億6822万円
3位:矢作芳人厩舎→54勝・獲得賞金14億0757万円
と書けば分かる通り、藤原厩舎に、勝ち星で「4勝」、賞金で「1億8851万円」の差を付けられとったんやから、今年は、「またリーディング1位になりたい」と考えとる筈ですわ。
せやけど、今年は先週までが「5勝・獲得賞金1億5000万円」っちゅう成績で、今、リーディング1位の安田隆行厩舎(12勝・獲得賞金2億0820万円)に、勝ち星で「7」、賞金で「5820万円」の差を付けられとるんで、きっと今の彼は、「賞金の高いレースを1つでも多く勝って、安田厩舎との差を詰めたい」とも考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が4100万円の阪急杯にエントシャイデンとリライアブルエース、1820万円の尼崎Sにカフジプリンス、1500万円の富里特別にオスカールビー、1500万円の皿倉山特別にタイセイトレイル、1050万円の合馬特別にリーゼントアイリス、1000万円のくすのき賞にアナスタシオを登録してきましたんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。
主な管理馬:
リスグラシュー(2018年エリザベス女王杯)
モズアスコット(2018年安田記念)
ディープブリランテ(2012年ダービーなど)
グランプリボス(2011年NHKマイルCなど)
今週の主な登録馬:
エントシャイデン(阪急杯)
リライアブルエース(阪急杯)
カフジプリンス(尼崎S)
オスカールビー(富里特別)
タイセイトレイル(皿倉山特別)
リーゼントアイリス(合馬特別)
アナスタシオ(くすのき賞)
担当者:調教師情報部 元調教師H
皆さんも知っとるやろうけど、矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それから菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。
彼は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げて、5年目の2009年には、47勝で調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成しとりました。
しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」っちゅう2冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。
そんで矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにたくさん賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。
実際、去年は「539戦」もしとるし、2番目に多い中竹和也厩舎が「473戦」やったんやから、ズバ抜けて多かったんがよう分かるやろ。
それから、皆さんも知っとるように、2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は、今までで一番の「57勝」を上げて、また1位になっとりましたな。
ただ、一昨年は、「47勝・獲得賞金10億8918万円」っちゅう数字で、リーディング7位に終わっとったし、1位やった池江君の成績は、「63勝・獲得賞金18億4737万円」っちゅうもんで、矢作君より勝ち星が「16」も多かったんですわ。
せやから、去年の矢作君は、「何が何でもリーディング1位になりたい」と考えとった筈で、実際、モズアスコットを使った安田記念とか、重賞を5勝しとるんやけど、リーディングは、
1位:藤原英昭厩舎→58勝・獲得賞金15億9608万円
2位:中竹和也厩舎→56勝・獲得賞金13億6822万円
3位:矢作芳人厩舎→54勝・獲得賞金14億0757万円
と書けば分かる通り、藤原厩舎に、勝ち星で「4勝」、賞金で「1億8851万円」の差を付けられとったんやから、今年は、「またリーディング1位になりたい」と考えとる筈ですわ。
せやけど、今年は先週までが「5勝・獲得賞金1億5000万円」っちゅう成績で、今、リーディング1位の安田隆行厩舎(12勝・獲得賞金2億0820万円)に、勝ち星で「7」、賞金で「5820万円」の差を付けられとるんで、きっと今の彼は、「賞金の高いレースを1つでも多く勝って、安田厩舎との差を詰めたい」とも考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が4100万円の阪急杯にエントシャイデンとリライアブルエース、1820万円の尼崎Sにカフジプリンス、1500万円の富里特別にオスカールビー、1500万円の皿倉山特別にタイセイトレイル、1050万円の合馬特別にリーゼントアイリス、1000万円のくすのき賞にアナスタシオを登録してきましたんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。