「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/12/15
ベトナムに小学校を設立しております
原村正紀氏

本業: エコロ・インターナショナル 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エコロアルバ(朝日杯FS)
エコロガイア(コールドムーンS)

担当者:馬主情報部 馬主M

原村正紀オーナーの本業は、栃木県の真岡市に本社を構え、防腐剤や合成着色料などを全く使用せず、天然成分のみを使用した化粧品や健康食品などの開発や販売などを手掛けている、「株式会社エコロ・インターナショナル」の代表取締役社長です。

2000年に設立された同社は、一つでシャンプーやリンスや洗顔ソープやボディソープとして使える「マリンピュアクリスタル」が、累計販売数300万本超というロングセラーを記録しており、その他にも、世界中の優れた製品が選出される「モンドセレクション」の金賞を受賞した、免疫力を向上させる「リーファイバーGOLD」というサプリメントなど、優れた商品を数多く開発しております。

また、同社は社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、海外では、ベトナムに小学校を設立し、毎年、カンボジアの村に井戸を建築しており、国内では、本社を構えている真岡市の小学校と中学校と高校に、それぞれ100万円相当の寄贈などを行っており、その貢献が認められ、2017年に栃木県知事から表彰されておりました。

その他にも、経営者や起業を考えている方に向けて、講師として人材育成のセミナーを行っており、参加者はこれまでに1万人を超えるなど、様々な方面で活躍している原村オーナーは、周囲から、「大いに尊敬すべき経営者」と認識されている筈です。

馬主としての原村オーナーは、2017年からJRAで馬を走らせており、現在は、「東京馬主協会」の理事を務めております。

初めの年は、出走させた頭数が少なかったこともあり、「6戦0勝・獲得賞金0円」という成績に終わっておりましたが、昨年までの7年間は、

2018年→1勝・獲得賞金1160万円
2019年→3勝・獲得賞金2465万円
2020年→3勝・獲得賞金5352万円
2021年→5勝・獲得賞金1億0224万円
2022年→11勝・獲得賞金1億3635万円
2023年→16勝・獲得賞金2億7273万円
2024年→16勝・獲得賞金4億4052万円

と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっており、一昨年は、エコロデュエルで京都ジャンプSを制し、「初の重賞勝ち」を飾っていた上、昨年は、エコロブルームでニュージーランドTを制しておりました。

そして、今年も好調が続いており、エコロデュエルで中山グランドジャンプを制し、「初のGI勝ち」を飾るなど、先週までに22勝を上げ、「5億9843万円」というキャリアハイの賞金を獲得しておりますので、現在の原村オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、原村オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は

■5月26日(月)の「千葉サラブレッドセール」
2頭を1億3310万円で落札

■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
7頭を3億7840万円で落札

■7月21日(月)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を3850万円で落札

■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を3740万円で落札

■10月21日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
1頭を6820万円で落札

と、計13頭を総額6億5560万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の原村オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)の朝日杯FSにエコロアルバ、1着賞金2200万円(同1760万円)のコールドムーンSにエコロガイアを登録しておりますので、私が原村オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示する筈です。

2025/12/15
フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演しておりました
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ホウオウラスカーズ(ターコイズS)
ホウオウノーサイド(ディセンバーS)
ホウオウバリスタ(尾頭橋S・北総S)
ホウオウシンデレラ(チバテレ杯)
ホウオウレイヴン(名古屋日刊スポーツ杯)
ホウオウルクソール(寒椿賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。

小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。

それから同社は、

2001年5月→大阪府大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化

といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。

その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」(現在の株式会社リンク・インタラック)を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在は、東京、大阪、名古屋に「統合拠点」、札幌、仙台、広島、福岡に「グループ拠点」、シンガポール、ベトナム、タイ、フィリピンに「海外拠点」を構え、複数のグループ会社を有し、2024年12月期の売上高が「374億5800万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。

2018年の10月には、同社が開発した組織改善システムの「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。

また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、執筆活動にも積極的に取り組んでおり、過去には、「会社の品格」など、非常に多くの著書が刊行されており、今年も、「組織と働き方の本質」という著書が、日本経済新聞社より刊行されている上、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。

馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は勝利を上げられずに終わったものの、その後は、

2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
2022年→21勝・獲得賞金4億3472万円
2023年→22勝・獲得賞金5億5225万円
2024年→20勝・獲得賞金5億4455万円

という形で順調に実績を積み重ねていた上、2021年には、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初の重賞制覇を飾り、一昨年は、獲得賞金がキャリアハイとなっておりました。

ただ、今年は状況が悪化しており、先週までに17勝を上げているものの、京成杯AHを制したホウオウラスカーズと、シリウスSを制したホウオウルーレット以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「4億6909万円」と、昨年の同時期(12月15日【日】まで)の「5億2586万円」を下回っておりますので、現在の小笹オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

また、小笹オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月14日(月)~15日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、3頭の落札に7億6780万円を投じております。

当然、現在の小笹オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のターコイズSにホウオウラスカーズ、1着賞金が2800万円(同2240万円)のディセンバーSにホウオウノーサイド、1着賞金が1840万円(同1472万円)の尾頭橋Sにホウオウバリスタ(北総Sにも登録)など、6頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、「揃って勝負懸かり」と私は考えております。

2025/12/15
アーモンドアイなどが代表的な存在です
シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
カヴァレリッツォ(朝日杯FS)
チェルビアット(ターコイズS)
アルゴナヴィス(尾頭橋S)
シークレットキー(御影S)
ノビリシマビジョン(チバテレ杯)
キーンセンス(寒椿賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。

同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。

そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。

もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、

2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)

と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。

2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、

2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(同2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(同3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(同2位)

という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGIを7勝もしており、その上、2021年には、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。

ところが、過去2年は、

2023年→97勝・獲得賞金28億3610万円(同4位)
2024年→106勝・獲得賞金22億6748万円(同3位)

と、2022年までの成績を下回っておりましたので、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、全力で巻き返しを狙っていた筈です。

実際、今年は、先週までに、エンブロイダリーで桜花賞と秋華賞、エネルジコで菊花賞、ダブルハートボンドでチャンピオンズCを制するなど、重賞11勝を含めて先週までに109勝を上げ、獲得賞金が「26億6922万円」と、昨年を大きく上回っており、「馬主リーディング」は3位となっております。

当然、現在は、クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

こういった中、今週、「シルクレーシング」は、1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)の朝日杯FSにカヴァレリッツォ、1着賞金3800万円(同3040万円)のターコイズSにチェルビアット、1着賞金1840万円(同1472万円)の尾頭橋Sにアルゴナヴィスなど、計6頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2025/12/15
北海道から沖縄まで多くの塾を見学して回った理由は…
福盛訓之(としゆき)氏

本業: 新教育総合研究会株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
スリールミニョン(ターコイズS)
ガストン(2025ヤングJSFR中京第2戦)

担当者:馬主情報部 馬主J

福盛訓之(としゆき)オーナーは、テレビCMで目にする機会が多い「個別指導キャンパス」で有名な、「新教育総合研究会株式会社」(大阪府大阪市北区東天満)の代表取締役社長を務めており、同社は、大学1年生で、当時19歳だった福盛オーナーが、1993年の3月、大手学習塾や個人塾で講師のアルバイトをして貯めた50万円の資金を元手に起業した学習塾が基で、その時は、塾生を集めるために、手作りのチラシを5万枚も配ったそうです。

その後、この塾は「成績が伸びる」と評判になり、2年後には塾生が200名を超え、1996年、オーナーが22歳の時に、「新教育総合研究会株式会社」を設立しました。

そして、「高い教育の質を維持しながら、校舎数を増やしていきたい」と考えた福盛オーナーは、27歳の時、経営ノウハウを学ぶために、北海道から沖縄まで多くの塾を見学して回ったそうで、こういった努力が実を結び、オーナーが30歳だった2004年に2校目を設立しており、それからは順調に規模を拡大し、現在は、全国に約370教室があり、約19000名の塾生が在籍しております。

また、これまでの活動が認められ、「紺綬褒章」(2013年)や「第21回稲盛経営者賞(第1位)」(2016年)を受賞するなど、何度も表彰されておりますので、多くの方が福盛オーナーのことを、「大いに尊敬すべき人物」と考えている筈です。

馬主としての福盛オーナーは、2021年からJRAで馬を走らせており、エトワールジェンヌを出走させた、同年の7月31日(土)の新潟1Rで初勝利を飾っており、翌年には「2704万円」の賞金を獲得しておりました。

一昨年は、獲得賞金が「1888万円」と、2022年を下回ってしまいましたが、昨年は、5勝を上げ、獲得賞金が「8084万円」と、巻き返しに成功しております。

更に、今年も好調が続いており、先週までに6勝を上げ、獲得賞金が「9925万円」と、キャリアハイの数字になっておりますので、現在の福盛オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、福盛オーナーは、2020年から毎年欠かさず「競走馬セール」に参加しており、今年は、

■5月20日(火)の「HBAトレーニングセール」
1頭を660万円で落札

■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
3頭を1億9030万円で落札

■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
4頭を3520万円で落札

■9月15日(月)~17日(水)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を1100万円で落札

■10月15日(火)~16日(水)の「HBAオータムセール」
1頭を440万円で落札

■10月21日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
1頭を3740万円で落札

と、計11頭を総額2億8490万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のターコイズSにスリールミニョン、1着賞金1550万円(同1240万円)の2025ヤングJSFR中京第2戦にガストンを登録してきましたので、私が福盛オーナーであれば、この2頭を預けている高橋康之先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

なお、福盛オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、ターコイズSのスリールミニョンには、「初めての重賞勝ちをこの馬で」という思いも込められているのでしょう。