「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/11/25
「ABCマート」の創業者ですわね
三木正浩氏

本業: 株式会社ABCマート 最高顧問

今週の主な登録馬:
ジャスティンパレス(ジャパンC)
ジャスティンスカイ(京阪杯)
ジャスティンビスタ(京都2歳S)
ジャスティンアース(オータムリーフS)

担当者:馬主情報部 馬主H

三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。

1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しました。

それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。

1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド、「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売して大ヒットさせていましたわ。

1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録していましたの。

三木オーナーは、その後も、

1991年
アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結

1994年
「Vans」の国内商標使用契約の締結

1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得

1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更

2000年
ジャスダックに上場

2002年
東証一部に上場

2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併

といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3722億0200万円」(2025年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますわ。

一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2024」で10位にランクインしていますから、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。

馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。

2020年は、勝利を上げられずに終わってしまいましたけど、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。

更に2022年は、エリカヴィータでフローラSを制して、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していましたし、一昨年は、アグリで阪急杯を制して、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げて、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。

そして昨年は、ジャスティンミラノで共同通信杯と皐月賞を制しましたけど、この馬が、2着だったダービーの後に、屈腱炎で引退したこともあって、獲得賞金は「7億4826万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたわ。

それに、今年も悪い流れが続いていて、先週までに15勝を上げていますけど、フェアリーSを制して、秋華賞で2着だったエリカエクスプレス以外の馬があまり活躍できていないこともあって、獲得賞金が「4億7544万円」と、まだ昨年の6割ぐらいですから、現在の三木オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。

そういった中、今週は、1着賞金が5億円(馬主の取り分は8割の4億円)のジャパンCにジャスティンパレス、1着賞金が4100万円(同3280万円)の京阪杯にジャスティンスカイ、1着賞金が3300万円(同2640万円)の京都2歳Sにジャスティンビスタなど、4頭を特別レースに登録していますので、私が三木オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。

2025/11/25
投資用不動産の販売などが主な業務です
江馬由将(えま・よしまさ)氏

本業: ジェイピーリターンズ株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ルガル(京阪杯)

担当者:馬主情報部 馬主J

江馬由将(えま・よしまさ)オーナーは、「JR東京駅」(東京都千代田区)から徒歩5分ほどの場所にある「丸の内パークビルディング」の6階に本社を構え、投資用不動産の販売や管理などを手掛けている、「ジェイピーリターンズ株式会社」の代表取締役社長を務めております。

同社は、2002年、当時28歳だった江馬オーナーが設立しており、その後は、一貫して都市部で好立地の中古マンションに特化した投資を顧客に提案しており、現在、同社が定期的に行っている「セミナー」には、毎回、多くの参加者が集まっているそうです。

私が確認したところ、最近の売上高は、

2019年3月期→155億円
2020年3月期→198億円
2021年3月期→204億円
2022年3月期→212億円
2023年3月期→234億円
2024年3月期→249億円
2025年3月期→391億円

と記せば分かる通り、右肩上がりとなっておりますので、「ジェイピーリターンズ株式会社」の代表取締役社長を務めている江馬オーナーのことは、非常に多くの方が、「優秀な経営者」と認めているのでしょう。

馬主としての江馬オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが2018年と、まだキャリアが浅いものの、早くも40頭以上を所有しており、一昨年までは、

2018年:0勝・獲得賞金200万円
2019年:2勝・獲得賞金2050万円
2020年:6勝・獲得賞金5942万円
2021年:5勝・獲得賞金8051万円
2022年:6勝・獲得賞金8962万円
2023年:8勝・獲得賞金2億2219万円

という形で、本業と同じく右肩上がりとなっていた上、一昨年は、ミクソロジーを出走させたダイヤモンドSで初の重賞勝ちを飾っておりました。

そして、昨年は更に勢いが増しており、ルガルを出走させたシルクロードSを制し、同馬を出走させたスプリンターズSで初のGI制覇を飾るなど、6勝を上げ、獲得賞金が「2億7300万円」というキャリアハイの数字となっております。

ただ、今年は状況が一変しており、先週までが「51戦1勝」という戦績で、獲得賞金は「4170万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在の江馬オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

また、江馬オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、

■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
2頭を1億3420万円で落札

■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を4070万円で落札

と、総額1億7490万円を投じて計4頭を落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の江馬オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の京阪杯にルガルを登録しておりますので、私が江馬オーナーであれば、同馬を預けている杉山晴紀先生に対してどういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。

2025/11/25
「2025年9月期」のグループ全体売上高は「8740億円」でした
藤田晋(すすむ)氏

本業: 株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
シンエンペラー(ジャパンC)

担当者:馬主情報部 馬主N

藤田晋(すすむ)オーナーの本業は、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長であり、12月12日(金)に退任し、その後は代表取締役会長を務める予定です。

青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。

創業当初の同社は、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。

現在も広告事業を主力としている「株式会社サイバーエージェント」は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「8740億円」を記録した「2025年9月期」の売上高の内、広告事業が「4612億円」と、半分近くを占めております。

「インターネット広告事業」の他、同社の主要事業となっているのは、「2025年9月期」の売上高が「2167億円」を記録した「ゲーム事業」と、「2315億円」を記録した「メディア事業」です。

「ゲーム事業」では、関連会社の一つである「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。

「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、先述した通り、「ウマ娘」は関連会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。

馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。

更に2021年は、国内の競走馬セールに於いて、

■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札

■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札

と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。

同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった2022年は、ジャングロでニュージーランドTを制し、早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。

その上、一昨年は、シンエンペラーで京都2歳Sを制するなど、25勝を上げ、獲得賞金は「5億0184万円」と、2022年を大きく上回っておりました。

そして昨年は、海外で、フォーエバーヤングでサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を制し、この2レースで148万ドル(約2億2200万円)の賞金を獲得していた上、地方では、同馬でジャパンダートクラシック(JpnI)と東京大賞典を制し、この2レースで「1億7000万円」の賞金を獲得しており、JRAでは、エリキングで京都2歳Sを制するなど、27勝を上げ、尚且つ、シンエンペラーがダービーで3着、ジャパンCで2着(同着)に入ったことなどから、獲得賞金が「8億4263万円」と、一昨年を大きく上回っております。

だだ、今年は、海外に於いて、シンエンペラーでネオムターフC(G2)、フォーエバーヤングでサウジC(G1)とブリーダーズCクラシック(G1)を制し、この3レースで1484万ドル(約23億2000万円)の賞金を獲得し、地方に於いては、フォーエバーヤングで日本テレビ盃を制し、「4000万円」の賞金を獲得しておりますが、JRAでは、先週までに18勝を上げているものの、神戸新聞杯を制したエリキング以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「6億0540万円」と、まだ昨年の7割ほどに留まっております。

したがって、現在の藤田オーナーは、「JRAでも多くの賞金を稼ぎたい」という思惑を抱いていることでしょう。

また、藤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、

■7月14日(月)と15日(火)の「セレクトセール」
13頭を24億2000万円で落札

■10月21日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
3頭を4億1800万円で落札

と、計16頭を総額28億3800万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の藤田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑も抱いている筈です。

こういった中、今週は、1着賞金が5億円(馬主の取り分は8割の4億円)のジャパンCにシンエンペラーを登録しておりますので、私が藤田オーナーであれば、同馬を預けている矢作先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。

2025/11/25
「ノーザンファーム」の中に代表の執筆場所があります
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
タスティエーラ(ジャパンC)
ドゥレッツァ(ジャパンC)
バルセシート(京都2歳S)
ロックターミガン(京都2歳S)
トータルクラリティ(オータムリーフS)
コルレオニス(ウェルカムS)
マルチャレアル(花園S)
フィドルファドル(アプローズ賞)
レイニング(オリエンタル賞)
ログラール(オリエンタル賞)
ブルーペクトライト(栂尾特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。

2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、2022年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しており、昨年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」(中公新書ラレク)という新たなノンフィクション作品を出版しております。

更に、昨年の8月10日(土)には、「公安調査秘録」(中央公論新社)という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。

これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。

また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。

「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、

2005年のオークスとアメリカンオークスを制したシーザリオ

2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー

2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア

2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト

2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ

2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー

2021年の皐月賞と天皇賞・秋と有馬記念を制したエフフォーリア

といった名前が挙げられるでしょう。

2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。

更にその後も、

2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
2024年→115勝・獲得賞金29億1559万円(同2位)

という好成績を残しており、特に一昨年は、ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。

そして、今年も状況が改善した訳ではなく、先週までに115勝を上げているものの、昨年は9勝していた重賞を6勝しかできていないことなどから、獲得賞金が「23億2130万円」と、昨年の同時期(11月24日【日】まで)の「26億5940万円」を下回っておりますので、現在は、クラブの関係者全員が、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金5億円(馬主の取り分は8割の4億円)のジャパンCにタスティエーラとドゥレッツァ、1着賞金3300万円(同2640万円)の京都2歳Sにバルセシートとロックターミガンなど、賞金の高い特別レースに11頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。