「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/12/08
2017年から「デーモン閣下」をテレビCMに…
小笹公也(おざさ・ともや)氏

本業: 株式会社オンテックス 代表取締役会長兼CEO

今週の主な登録馬:
テーオーエルビス(カペラS)
テーオードレフォン(師走S)
テーオーパスワード(師走S)
テーオーライマン(鳴海特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

小笹公也(おざさ・ともや)オーナーの本業は、「JR難波駅」(大阪府大阪市)の近くに本社を構え、一般住宅やマンションやビルの総合リフォームなどを手掛けている、「株式会社オンテックス」の創業者でして、現在は同社の代表取締役会長兼CEOを務めており、「ホウオウ」の冠名でお馴染みの小笹芳央(よしひさ)オーナーは、2歳上の兄です。

2017年から「デーモン閣下」をテレビCMに起用し、好評を博している「株式会社オンテックス」は、創業から手掛けているリフォーム事業に加え、投資型マンションの販売といった不動産事業や、公営住宅の修繕工事や高架・歩道橋などの修繕塗装といった公共事業や、「蔵前温泉・さらさのゆ」(大阪府堺市)や「積善温泉・美笹のゆ」(大阪府貝塚市)といった温泉施設の運営なども手掛けております。

同社は、2025年3月期の売上高が「171億2800万円」を記録しており、現在は従業員数が約1100名の大企業となっておりますので、先述した通り、創業者であり代表取締役会長兼CEOを務めている小笹オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。

また、オーナーは、「日本赤十字社」に対する寄付活動などが内閣府に認められ、2011年の2月と一昨年の10月には、天皇陛下から「紺綬褒章」(こんじゅほうしょう)を受章しておりますので、「大いに尊敬すべき人物」とも言える筈です。

馬主としての小笹オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2003年から、これまでに150頭以上を所有しており、2020年までの代表的な存在としては、2018年の兵庫CSを制したテーオーエナジーや、同年の北海道スプリントCを制したテーオーヘリオスなどが挙げられます。

2017年までの小笹オーナーは、年間勝利数が10勝未満に留まっておりましたが、地方交流重賞を2勝した2018年は、JRAに於いても、「13勝・獲得賞金2億1985万円」という好成績を残しており、その後の3年間も、

2019年→12勝・獲得賞金2億1843万円
2020年→14勝・獲得賞金2億5688万円
2021年→23勝・獲得賞金4億7010万円

という形で順調に実績を積み重ねており、特に2021年は、テーオーケインズでアンタレスSを制し、JRAでは初めての重賞勝ちを飾ると、同馬でGIのチャンピオンズCも制した上、地方では、同馬で交流G1の帝王賞を制しております。

そして2022年は、地方に於いて、テーオーケインズでJBCクラシックを制したものの、JRAでは、「16勝・獲得賞金3億8810万円」と、2021年を大きく下回っておりましたが、一昨年は、テーオーソクラテスで小倉サマージャンプを制するなど、過去最多となる25勝を上げ、前年を大きく上回る「5億4519万円」の賞金を獲得しておりました。

その上、昨年も好調が続いており、テーオーロイヤルでダイヤモンドSと阪神大賞典と天皇賞・春を制するなど、16勝を上げ、キャリアハイとなる「6億3021万円」の賞金を獲得しております。

ただ、今年は、先週までに18勝を上げているものの、「稼ぎ頭」のテーオーロイヤルが、故障によって一度も出走できていないことなどから、獲得賞金は「3億4752万円」と、まだ昨年の5割ほどに留まっておりますので、当然、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

また、小笹オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、

■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
2頭を4290万円で落札

■7月21日(月)と23日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を7150万円で落札

■8月18日(月)~23日(土)の「HBAサマーセール」
4頭を7095万円で落札

■9月15日(月)~17日(水)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を1980万円で落札

と、10頭の落札に総額2億0515万円を投じております(落札価格は全て税込表記)。

当然、現在の小笹オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のカペラSにテーオーエルビスなど、賞金の高い特別レースに4頭を登録しておりますので、私が小笹オーナーであれば、各馬を預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示することでしょう。

2025/12/08
「レゴストアの運営」などを手掛けております
国本哲秀氏

本業: 株式会社シナテック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ショウナンカリス(阪神ジュベナイルF)
ショウナンアデイブ(中日新聞杯)
ショウナンラピダス(常総S)
ショウナンライシン(師走S)

担当者:馬主情報部 馬主S

国本哲秀オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの場所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。

1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。

更に最近は、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。

JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、

2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプ

2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントル

2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラ

などが挙げられます。

2015年の国本オーナーは、今、名前を挙げたショウナンパンドラの活躍などにより、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。

それから一昨年までの8年間は、

2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円

と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたが、昨年は、20勝を上げ、その他にも、ショウナンラプンタが青葉賞で2着、菊花賞で4着に好走したことなどから、獲得賞金が「4億9434万円」と、前年までを上回り、巻き返しに成功しております。

そして、今年も好調が続いており、ショウナンザナドゥでフィリーズレビュー、ショウナンガルフで札幌2歳Sを制するなど、先週までに14勝を上げ、その他にも、ショウナンラプンタが天皇賞・春で3着、宝塚記念で4着に好走したことなどから、獲得賞金が「5億4560万円」と、既に昨年を上回っておりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

また、国本オーナーは、自身の名義と、「有限会社湘南」の名義で「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、今年は、

■7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」
4頭を7億8100万円で落札

■9月15日(月)~17日(水)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を825万円で落札

■10月21日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
1頭を1億7600万円で落札

と、計6頭を総額9億6525万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の国本オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金6500万円(馬主の取り分は8割の5200万円)の阪神ジュベナイルFにショウナンカリス、1着賞金4300万円(同3440万円)の中日新聞杯にショウナンアデイブ、1着賞金1840万円(同1472万円)の常総Sにショウナンラピダスなど、4頭を特別レースに登録しておりますので、「揃って勝負懸かり」と私は見ております。

2025/12/08
開業前は「京都府立医科大学」などで勤務しておりました
山田貢一(こういち)氏

本業: 医療法人社団健貢会・山田医院 院長

今週の主な登録馬:
ドンアミティエ(カペラS)

担当者:馬主情報部 馬主T

山田貢一(こういち)オオーナーの本業は、「JR京都線・西大路駅」(京都府京都市南区唐橋西平垣)から徒歩10分ほどの、「イオン洛南ショッピングセンター」のすぐそばにある、「医療法人社団健貢会・山田医院」の院長です。

山田オーナーは、1983年に「川崎医科大学」(岡山県倉敷市)を卒業してから、「京都府立医科大学第二外科」や「愛生会山科病院外科」での勤務を経て、1989年に「山田医院」を開業し、「外科」と「整形外科」と「リハビリテーション科」と「肛門科」と「泌尿器科」の診療を行っております。

また、同医院は、一般的な診療に加えて、美肌治療や頭痛治療や生活習慣病の治療などにも力を入れており、地元の方だけでなく、他府県からも多くの方が治療を受けに来ているそうですから、山田オーナーは、「厚く信頼されている存在」と言えるでしょう。

なお、馬主としての山田オーナーは、私が確認したところ、1997年からJRAで馬を走らせており、これまでに80頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、

2005年の交流重賞・兵庫チャンピオンシップなどを制したドンクール
2011年の小倉サマージャンプを制したドングラシアス
2017年の北海道2歳優駿を制したドンフォルティス

などが挙げられます。

2005年の山田オーナーは、ドンクールの活躍などにより、JRAに於いて、「6勝・獲得賞金9627万円」という成績を残しておりました。

しかし、その後はこの数字を超えられず、2022年までの5年間も、

2018年→3勝・獲得賞金6650万円
2019年→1勝・獲得賞金3186万円
2020年→3勝・獲得賞金4884万円
2021年→1勝・獲得賞金1811万円
2022年→4勝・獲得賞金4835万円

という成績に留まっておりましたが、その後は、

2023年→5勝・獲得賞金8813万円
2024年→8勝・獲得賞金1億2767万円

と記せば分かる通り、巻き返しに成功しております。

そして、今年も好調が続いており、ドンアミティエがオープン特別を2勝するなど、先週までに9勝を上げ、獲得賞金が「1億9541万円」と、既に昨年を上回り、キャリアハイの数字となっておりますので、現在の山田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のカペラSにドンアミティエを登録しておりますので、私が山田オーナーであれば、同馬を預けている今野先生に対して、かなり勝負懸かった指示をするのは間違いありません。

2025/12/08
ユーバーレーベンなどが代表的な存在です
サラブレッドクラブ・ラフィアン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
スタニングレディ(阪神ジュベナイルF・エリカ賞)
マイネルケレリウス(中日新聞杯)
マイネルメモリー(中日新聞杯)
マイネルモーント(中日新聞杯)
マイネルオーシャン(常総S)
マイネルニコラス(常総S)
マイネルブリックス(常総S)
マイネルシーマー(一宮特別)
ベレーバスク(つわぶき賞)

担当者:馬主情報部 馬主Y

現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、2021年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男であり、1986年、岡田繁幸オーナーによって設立され、それから現在までにJRAで2300頭以上を走らせている「ラフィアン」は、「過去の代表的な存在」として、

1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ
2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ
2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ
2021年のオークスを制したユーバーレーベン

といった名前が挙げられ、これまでに、「GIの7勝を含む重賞81勝」という実績を残しております。

2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。

しかし、2019年までの5年間は、

2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)

という順位であった上、2020年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。

ただ、2021年から一昨年までの3年間は、

2021年→馬主リーディング9位(41勝・獲得賞金10億1785万円)
2022年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金10億0490万円)
2023年→馬主リーディング8位(37勝・獲得賞金10億7760万円)

と、「馬主リーディングのトップ10以内」に返り咲き、巻き返しに成功しておりました。

ところが、昨年は状況が悪化しており、29勝に留まってしまったことや、阪神スプリングジャンプを制したマイネルグロン以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「8億1559万円」と、一昨年までを大きく下回っております。

当然、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が巻き返しに燃えていた筈であり、実際、今年は、フェアエールングで小倉牝馬S、マイネルエンペラーで日経賞を制するなど、先週までに34勝を上げ、獲得賞金が「9億4072万円」と、既に昨年を上回っておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、

1着賞金6500万円(馬主の取り分は8割の5200万円)の阪神ジュベナイルF
スタニングレディ(エリカ賞にも登録)

1着賞金4300万円(同3440万円)の中日新聞杯
マイネルケレリウス
マイネルメモリー
マイネルモーント

1着賞金1840万円(同1472万円)の常総S
マイネルオーシャン
マイネルニコラス
マイネルブリックス

など、9頭を特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示する筈です。