「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2025/07/14
CMに元AKB48の小嶋陽菜さんや「おぎやはぎ」のお二人を…
DMMドリームクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ディープモンスター(小倉記念)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立され、2017年の8月に運営を開始した、まだ歴史の浅い一口馬主クラブです。

このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」であり、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営しております。

「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」に於いて、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初であり、次の年は、同セールに於いて、「株式会社DMM.com」として、

「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟

と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札しており、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟であり、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっておりました。

また、同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用しており、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの命名を依頼していた上、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やし、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りを得意としております。

2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたが、その後の2年間は、

2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円

という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしており、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたので、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。

2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたが、2021年は、JRAに於いて、京都記念を制するなど、16勝を上げ、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していた上、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしておりました。

ただ、その後の3年間は、

2022年→13勝・獲得賞金2億6369万円
2023年→18勝・獲得賞金3億0422万円
2024年→23勝・獲得賞金4億0593万円

と書けば分かる通り、勝利数は増加していたものの、2021年の賞金を下回っておりましたので、今年を迎えるにあたっては、同クラブの関係者全員が巻き返しに燃えていた筈です。

実際、今年は、先週までに11勝を上げ、その他にも、キングスコールがスプリングSで3着に入線したことなどから、獲得賞金が「2億3242万円」と、昨年の同時期(7月14日【日】まで)の「1億8519万円」を上回っておりますので、現在は、同クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、「DMMドリームクラブ」は、「2025年度・1期募集馬」として、計13頭のラインナップを発表しておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは4頭であり、残りの9頭は、現在も出資を受け付けている上、8月からは「2期募集」を開始する予定となっております。

よって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。

そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の小倉記念にディープモンスターを登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、同馬を預けている池江先生に、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2025/07/14
特殊車両の製造と販売などが主要業務です
犬塚悠治郎氏

本業: 株式会社犬塚製作所 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
スターオブロンドン(函館2歳S)
ボルザコフスキー(マリーンS)

担当者:馬主情報部 馬主S

犬塚悠治郎オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めており、同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。

1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。

近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備有限公司」を設立しました。

そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。

犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、その前から、一口馬主として多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や2020年と2021年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアの名前が挙げられるでしょう。

個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、勝利を上げられずに終わっておりましたが、その後の3年間は、

2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円

という形で順調に数字を伸ばしておりました。

ただ、2021年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、2022年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、同年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、2021年を大きく上回っており、更に一昨年は、「8勝・獲得賞金1億3494万円」と、2022年を大きく上回り、キャリアハイの成績となっております。

そして昨年は、ボルザコフスキーで六甲Sを制し、エルゲルージで高瀬川Sを制するなど、7月までに5勝を上げたものの、8月以降は勝利を上げられなかったことなどから、獲得賞金は「1億1674万円」と、一昨年を下回ってしまいました。

また、今年は更に状況が悪化しており、先週までに3勝を上げているものの、特別レースを勝てていないことなどから、獲得賞金は「3198万円」と、まだ昨年の3割にも達しておりませんので、現在の犬塚オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、2017年以降、毎年欠かさず競走馬セールに参加しているオーナーは、昨年、

■5月10日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を9240万円で落札

■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
1頭を6820万円で落札

■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
4頭を4400万円で落札

■9月17日(火)~29日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を704万円で落札

■10月15日(火)~16日(水)の「HBAオータムセール」
1頭を484万円で落札

と、計8頭を総額1億4498万円で落札しており、今年も、私が確認したところ、

■5月26日(月)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5390万円で落札

■6月17日(火)の「九州1歳市場」
1頭を770万円で落札

と、2頭の落札に6160万円を投じている上、本日から開催されている「セレクトセール」に於いても、「ブルックデイル2024」(牡・父キタサンブラック)を1億3200万円で落札するなど、活発な動きを見せております(落札価格は全て税込表記)。

当然、現在の犬塚オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そんな中、今週は、1着賞金が3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の函館2歳Sにスターオブロンドン、1着賞金が2200万円(同1760万円)のマリーンSにボルザコフスキーを登録しておりますので、私が犬塚オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸かった指示を出すことでしょう。

2025/07/14
ダンスパートナーなどがここの募集馬なんですよ
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
ラスカンブレス(小倉記念)
マイオウンウェイ(函館2歳S)
セシリエプラージュ(テレQ杯)
トールキン(テレQ杯)
ポワンキュルミナン(宮崎S)
アップストローク(潮騒特別)
リリーフィールド(潮騒特別)
ダークブロンド(湯浜特別)
フラッシングレート(湯浜特別)
リアルファインド(開成山特別)

担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA

「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。

ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬なんですよ。

もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。

最近では、2020年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、2021年と一昨年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、2021年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、2021年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していましたし、一昨年と去年のコリアC(韓国のG1)を連覇しているクラウンプライドや、去年の桜花賞を勝ったステレンボッシュや、今年のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァもここの募集馬なんですよ。

「社台グループオーナーズ」は、「2025年度募集馬」(現1歳世代)について、全部で82頭の「販売馬リスト」(地方入厩馬を除く)を発表していて、これらの内、もう満口になっている69頭を除く残り13頭は、まだ出資の申し込みを受け付けていますから、今は「社台グループオーナーズ」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えて、残りの13頭を早く満口にしたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。

そんな中、今週は、1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の小倉記念にラスカンブレス、1着賞金が3100万円(同2480万円)の函館2歳Sにマイオウンウェイ、1着賞金が1840万円(同1472万円)のテレQ杯にセシリエプラージュとトールキンなど、10頭を特別レースに登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

2025/07/14
宮崎県を中心にパチンコ店などを運営しております
株式会社カナヤマホールディングス

本業: パチンコホールの運営など

今週の主な登録馬:
ダンディズム(小倉記念)
ガリレイ(耶馬渓特別)
グレン(駒場特別)

担当者:馬主情報部 馬主J

福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。

1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、

1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
2023年:宮崎県都城市に「BigOpus15都城店」をオープン

といった形で店舗を増やしております。

なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、

競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」

といった関連会社を擁しており、ここ数年は、

■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設

■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
2024年:宮崎市内に「焼肉・金牛苑」をオープン

といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で300名ほどの従業員を雇用し、2024年5月期の売上高は「340億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。

馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも140頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。

そして2019年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回ってしまいましたが、2020年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という過去最高の成績を残しており、2021年も、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「27勝・獲得賞金5億2178万円」という、前年と同水準の成績を残しております。

ところが、昨年までの3年間は、

2022年→19勝・獲得賞金3億7147万円
2023年→15勝・獲得賞金3億5082万円
2024年→18勝・獲得賞金3億5099万円

という形で、2020年と2021年の成績を大きく下回ってしまいました。

更に、今年も状況が好転した訳ではなく、先週までに8勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「1億6023万円」と、昨年の同時期(7月14日【日】まで)の「2億4664万円」を大きく下回っておりますので、現在は同社の関係者全員が、「いい頃の勢いを取り戻したい」という思惑を抱いている筈です。

また、「カナヤマホールディングス」は、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、

■7月22日(火)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
4頭を6490万円で落札

■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
6頭を9075万円で落札

■9月17日(火)~19(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を2222万円で落札

と、計12頭の落札に合計1億7787万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。

当然、これまでの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高く、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」という思惑を抱いている筈です。

このような中、「カナヤマホールディングス」は、今週、1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の小倉記念にダンディズムなど、計3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、同社の関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。