注目馬主
2025/01/20
会計ソフトの「勘定奉行」で広く知られております
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)
本業: 株式会社オービック 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
ダノンデサイル(アメリカJCC)
ダノンターキッシュ(初霞賞・企救丘特別・刈谷特別)
ダノンミッション(若竹賞)
※野田みづきオーナーの所有馬
ミッキーヌチバナ(プロキオンS)
ミッキーゴールド(若駒S)
担当者:馬主情報部 馬主M
「株式会社ダノックス」の代表取締役を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」で広く知られている「株式会社オービックビジネスコンサルタント」(本社所在地:東京都新宿区西新宿6-8-1住友不動産新宿オークタワー29F)など、4社のグループ企業を擁する「株式会社オービック」の代表取締役会長であり、ここでは、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、現在は大阪府の吹田市にキャンパスがある関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「株式会社大阪ビジネス」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
「2024年3月期」→売上高1115億9000万円・経営利益811億5100万円
という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けております。
また、野田オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2023」で9位にランクインしておりますので、私は「オービック」を率いている野田オーナーのことを、「尊敬すべき優秀な経営者」と考えており、多くの方が私と同じ意見でございましょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、前年に設立した自身の資産管理会社である「ダノックス」の名義で所有しております。
2018年の野田オーナーは、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、2019年には、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠を制するなど、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しておりました。
そして2020年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得していた上、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制するなど、地方で「9350万円」の賞金を獲得しており、更には、ダノンスマッシュで1着賞金1254万香港ドル(約1億6929万円)の香港スプリントを制し、「初の海外G1勝ち」を飾っております。
2021年は、ダノンスマッシュで高松宮記念、ダノンキングリーで安田記念を制したものの、「32勝・獲得賞金9億6177万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っておりましたが、2022年は、ダノンスコーピオンでNHKマイルCを制するなど、計33勝を上げ、獲得賞金は「9億8179万円」と、僅かとは言え2021年を上回っておりました。
ところが一昨年は、26勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「6億4812万円」と、2022年の数字を大きく下回っております。
当然、昨年の野田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は、ダノンデサイルで京成杯とダービーを制し、ダノンマッキンリーでファルコンSとスワンSを制するなど、30勝を上げ、獲得賞金が「10億2540万円」と、一昨年を大きく上回っておりましたので、現在の野田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、野田オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月8日(月)~9日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計8頭の落札に総額22億1650万円(税込)を投じております。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金が6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)のアメリカJCCにダノンデサイルなど、特別レースに3頭を登録しておりますので、私が野田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対し、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。
なお、今週は、野田オーナーの奥様であるため、「完全に財布が同じ」と判断できる野田みづきオーナーが、1着賞金が5500万円(同4400万円)のプロキオンSにミッキーヌチバナ、1着賞金が2000万円(同1600万円)の若駒Sにミッキーゴールドを登録しておりますので、「こちらも勝負懸かり」と考えておくべきでしょう。
本業: 株式会社オービック 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
ダノンデサイル(アメリカJCC)
ダノンターキッシュ(初霞賞・企救丘特別・刈谷特別)
ダノンミッション(若竹賞)
※野田みづきオーナーの所有馬
ミッキーヌチバナ(プロキオンS)
ミッキーゴールド(若駒S)
担当者:馬主情報部 馬主M
「株式会社ダノックス」の代表取締役を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」で広く知られている「株式会社オービックビジネスコンサルタント」(本社所在地:東京都新宿区西新宿6-8-1住友不動産新宿オークタワー29F)など、4社のグループ企業を擁する「株式会社オービック」の代表取締役会長であり、ここでは、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、現在は大阪府の吹田市にキャンパスがある関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「株式会社大阪ビジネス」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
「2023年3月期」→売上高1001億6700万円・経常利益702億2300万円
「2024年3月期」→売上高1115億9000万円・経営利益811億5100万円
という直近の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けております。
また、野田オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2023」で9位にランクインしておりますので、私は「オービック」を率いている野田オーナーのことを、「尊敬すべき優秀な経営者」と考えており、多くの方が私と同じ意見でございましょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、前年に設立した自身の資産管理会社である「ダノックス」の名義で所有しております。
2018年の野田オーナーは、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、2019年には、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠を制するなど、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しておりました。
そして2020年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得していた上、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制するなど、地方で「9350万円」の賞金を獲得しており、更には、ダノンスマッシュで1着賞金1254万香港ドル(約1億6929万円)の香港スプリントを制し、「初の海外G1勝ち」を飾っております。
2021年は、ダノンスマッシュで高松宮記念、ダノンキングリーで安田記念を制したものの、「32勝・獲得賞金9億6177万円」という成績に終わり、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っておりましたが、2022年は、ダノンスコーピオンでNHKマイルCを制するなど、計33勝を上げ、獲得賞金は「9億8179万円」と、僅かとは言え2021年を上回っておりました。
ところが一昨年は、26勝を上げたものの、重賞を勝てなかったことなどから、獲得賞金は「6億4812万円」と、2022年の数字を大きく下回っております。
当然、昨年の野田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は、ダノンデサイルで京成杯とダービーを制し、ダノンマッキンリーでファルコンSとスワンSを制するなど、30勝を上げ、獲得賞金が「10億2540万円」と、一昨年を大きく上回っておりましたので、現在の野田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、野田オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月8日(月)~9日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計8頭の落札に総額22億1650万円(税込)を投じております。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金が6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)のアメリカJCCにダノンデサイルなど、特別レースに3頭を登録しておりますので、私が野田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対し、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。
なお、今週は、野田オーナーの奥様であるため、「完全に財布が同じ」と判断できる野田みづきオーナーが、1着賞金が5500万円(同4400万円)のプロキオンSにミッキーヌチバナ、1着賞金が2000万円(同1600万円)の若駒Sにミッキーゴールドを登録しておりますので、「こちらも勝負懸かり」と考えておくべきでしょう。
2025/01/20
2003年の朝日杯FSを勝っていますね
有限会社ビッグレッドファーム
本業: 競走馬の生産・育成
今週の主な登録馬:
コスモキュランダ(アメリカJCC)
エリダヌス(小倉牝馬S・初富士S・壇之浦S)
コガネノソラ(小倉牝馬S)
コスモブットレア(初富士S)
コスモオピニオン(初霞賞)
サパテアール(初霞賞)
バセリーナ(若竹賞)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
皆さんもよく知っている通り、「ビッグレッドファーム」(所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120ー4)は、「マイネル軍団の総帥」として広く知られていて、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年→静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年→新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年→茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年→静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年→静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年→新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年→新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんが牧場の代表を務めています。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクなどがいました。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、2022年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、一昨年は、「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、2022年を上回っていました。
それに、去年もいい流れが続いていて、コスモキュランダが弥生賞を、コガネノソラがクイーンSを勝つなど、36勝を上げましたし、稼いだ賞金が「9億1416万円」と、一昨年を大きく上回っていましたけど、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、この数字に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくると私は見ています。
と言うのも、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」と「繁殖牝馬セール」に参加することが多くて、去年は、
■7月2日(火)の「八戸市場」
1頭を462万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
1頭を2970万円で落札
■7月22日(火)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
5頭を6380万円で落札
■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
5頭を3465万円で落札
■9月17日(火)~19日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を1342万円で落札
■10月23日(水)の「ジェイエス冬季繫殖牝馬セール」
2頭を1441万円で落札
と、計16頭を1億5610万円で落札していますので(落札金額は全て税込表記)。
もちろん、今は牧場の関係者全員が、「落札に使った資金の回収ペースを早めたい」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)のアメリカJCCにコスモキュランダ、1着賞金が3800万円(同3040万円)の小倉牝馬Sにエリダヌス(初富士Sと壇之浦Sにも登録)とコガネノソラ、1着賞金が1840万円(同1472万円)の初富士Sにコスモブットレアなど、全部で7頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、「ビッグレッドファーム」の関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしている可能性が高いと私は見ています。
本業: 競走馬の生産・育成
今週の主な登録馬:
コスモキュランダ(アメリカJCC)
エリダヌス(小倉牝馬S・初富士S・壇之浦S)
コガネノソラ(小倉牝馬S)
コスモブットレア(初富士S)
コスモオピニオン(初霞賞)
サパテアール(初霞賞)
バセリーナ(若竹賞)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
皆さんもよく知っている通り、「ビッグレッドファーム」(所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120ー4)は、「マイネル軍団の総帥」として広く知られていて、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年→静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年→新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年→茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年→静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年→静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年→新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年→新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんが牧場の代表を務めています。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクなどがいました。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、2022年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、一昨年は、「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、2022年を上回っていました。
それに、去年もいい流れが続いていて、コスモキュランダが弥生賞を、コガネノソラがクイーンSを勝つなど、36勝を上げましたし、稼いだ賞金が「9億1416万円」と、一昨年を大きく上回っていましたけど、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、この数字に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくると私は見ています。
と言うのも、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」と「繁殖牝馬セール」に参加することが多くて、去年は、
■7月2日(火)の「八戸市場」
1頭を462万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
1頭を2970万円で落札
■7月22日(火)~24日(水)の「HBAセレクションセール」
5頭を6380万円で落札
■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
5頭を3465万円で落札
■9月17日(火)~19日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を1342万円で落札
■10月23日(水)の「ジェイエス冬季繫殖牝馬セール」
2頭を1441万円で落札
と、計16頭を1億5610万円で落札していますので(落札金額は全て税込表記)。
もちろん、今は牧場の関係者全員が、「落札に使った資金の回収ペースを早めたい」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)のアメリカJCCにコスモキュランダ、1着賞金が3800万円(同3040万円)の小倉牝馬Sにエリダヌス(初富士Sと壇之浦Sにも登録)とコガネノソラ、1着賞金が1840万円(同1472万円)の初富士Sにコスモブットレアなど、全部で7頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、「ビッグレッドファーム」の関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしている可能性が高いと私は見ています。
2025/01/20
渋谷区に本社を構え、不動産担保ローンを…
草間庸文(つねふみ)氏
本業: 株式会社アサックス 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
オーロラエックス(小倉牝馬S)
担当者:馬主情報部 馬主J
草間庸文(つねふみ)オーナーは、東京都渋谷区広尾に本社を構え、不動産担保ローンを取り扱っている、「株式会社アサックス」の代表取締役社長を長年に渡って務めておりましたが、2020年の6月に社長の座を退き、その後は代表権のある会長を務めております。
1969年7月に長野県で設立された同社は、1995年5月に大宮支店を設立し、同年10月には、東京都中央区銀座に本社を移転し、本格的に首都圏への進出を始めました。
また、同社は、ミドルリスク・ミドルリターンのビジネスモデルを堅実に実践している会社として、2002年7月には、経済産業省の産業構造審議会・産業金融部会の中間報告に取り上げられております。
現在の場所に本社を移したのは2005年のことでして、2008年3月には東証1部上場を果たし、現在では、首都圏に計6店舗を展開しており、過去3年の業績は、
2022年3月期→売上高56億5100万円・経常利益38億6563万円
2023年3月期→売上高61億8084万円・経営利益42億9781万円
2024年3月期→売上高67億5482万円・経営利益50億6166万円
と記せば分かる通り、50億円以上の売上高をキープしておりますので、草間オーナーの経営手腕は誰もが認めるところでしょう。
そして馬主としての草間オーナーは、私が確認したところ、1996年からJRAで馬を走らせておりますので、キャリアが30年近くに及んでいるベテランであり、これまでに50頭近くを所有しております。
2007年の草間オーナーは、ワイルドワンダーでアンタレスSとプロキオンSを制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「2億3400万円」という過去最高の数字を記録しており、翌年も、同馬で根岸Sを制するなど、「7勝・獲得賞金2億1691万円」という、前年と同水準の成績を残しておりました。
その後、しばらくの間は獲得賞金が伸び悩んでおりましたが、2021年は8勝を上げ、「1億7008万円」の賞金を獲得しており、更に2022年は、前年を下回る5勝に留まったものの、イルーシヴパンサーを出走させた東京新聞杯で14年振りの重賞勝ちを飾るなど、「1億6137万円」という2021年と同水準の賞金を獲得しております。
そして一昨年は、イルーシヴパンサーで京都金杯を制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「1億6453万円」と、僅かとは言え2022年の数字を上回っておりました。
更に、昨年も好調が続いており、エンペラーワケアで根岸Sを制するなど、過去最多となる9勝を上げ、獲得賞金が「1億9660万円」と、一昨年を大きく上回っておりましたので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、草間オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年も、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、3頭の落札に1億7160万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、草間オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の小倉牝馬Sにオーロラエックスを登録しておりますので、私が草間オーナーであれば、同馬を預けている杉山晴紀先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。
本業: 株式会社アサックス 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
オーロラエックス(小倉牝馬S)
担当者:馬主情報部 馬主J
草間庸文(つねふみ)オーナーは、東京都渋谷区広尾に本社を構え、不動産担保ローンを取り扱っている、「株式会社アサックス」の代表取締役社長を長年に渡って務めておりましたが、2020年の6月に社長の座を退き、その後は代表権のある会長を務めております。
1969年7月に長野県で設立された同社は、1995年5月に大宮支店を設立し、同年10月には、東京都中央区銀座に本社を移転し、本格的に首都圏への進出を始めました。
また、同社は、ミドルリスク・ミドルリターンのビジネスモデルを堅実に実践している会社として、2002年7月には、経済産業省の産業構造審議会・産業金融部会の中間報告に取り上げられております。
現在の場所に本社を移したのは2005年のことでして、2008年3月には東証1部上場を果たし、現在では、首都圏に計6店舗を展開しており、過去3年の業績は、
2022年3月期→売上高56億5100万円・経常利益38億6563万円
2023年3月期→売上高61億8084万円・経営利益42億9781万円
2024年3月期→売上高67億5482万円・経営利益50億6166万円
と記せば分かる通り、50億円以上の売上高をキープしておりますので、草間オーナーの経営手腕は誰もが認めるところでしょう。
そして馬主としての草間オーナーは、私が確認したところ、1996年からJRAで馬を走らせておりますので、キャリアが30年近くに及んでいるベテランであり、これまでに50頭近くを所有しております。
2007年の草間オーナーは、ワイルドワンダーでアンタレスSとプロキオンSを制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「2億3400万円」という過去最高の数字を記録しており、翌年も、同馬で根岸Sを制するなど、「7勝・獲得賞金2億1691万円」という、前年と同水準の成績を残しておりました。
その後、しばらくの間は獲得賞金が伸び悩んでおりましたが、2021年は8勝を上げ、「1億7008万円」の賞金を獲得しており、更に2022年は、前年を下回る5勝に留まったものの、イルーシヴパンサーを出走させた東京新聞杯で14年振りの重賞勝ちを飾るなど、「1億6137万円」という2021年と同水準の賞金を獲得しております。
そして一昨年は、イルーシヴパンサーで京都金杯を制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「1億6453万円」と、僅かとは言え2022年の数字を上回っておりました。
更に、昨年も好調が続いており、エンペラーワケアで根岸Sを制するなど、過去最多となる9勝を上げ、獲得賞金が「1億9660万円」と、一昨年を大きく上回っておりましたので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、草間オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年も、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、3頭の落札に1億7160万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。
当然、草間オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の小倉牝馬Sにオーロラエックスを登録しておりますので、私が草間オーナーであれば、同馬を預けている杉山晴紀先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。
2025/01/20
昨年の売上高は「384億6600万円」でした
金子真人(まこと)氏
本業: 株式会社図研 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
チャックネイト(アメリカJCC)
ポタジェ(アメリカJCC)
ハレアカラフラ(八幡特別)
担当者:馬主情報部 馬主T
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGI級レースを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2021年までの5年間は、
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、2022年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、2022年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
ただ、一昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、2022年の数字を下回ってしまいました。
その上、昨年は更に状況が悪化しており、チャックネイトでアメリカJCCを制し、ヨーホーレイクで鳴尾記念を制し、ハヤヤッコでアルゼンチン共和国杯を制したものの、GIを勝てなかったことや、他の馬があまり活躍できなかったことなどから、「26勝・獲得賞金8億0103万円」という成績に終わり、一昨年の数字を大きく下回っております。
それ故、現在の金子オーナーは、「2022年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月8日(月)~9日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計6頭の落札に総額9億0200万円(税込)を投じております。
したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)のアメリカJCCにチャックネイトとポタジェ、1着賞金が1110万円(同888万円)の八幡特別にハレアカラフラと、特別レースに3頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: 株式会社図研 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
チャックネイト(アメリカJCC)
ポタジェ(アメリカJCC)
ハレアカラフラ(八幡特別)
担当者:馬主情報部 馬主T
金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、一般競馬ファンでもよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、
■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社
■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)
など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、
1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGI級レースを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ
などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2021年までの5年間は、
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、2022年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、2022年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
ただ、一昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、2022年の数字を下回ってしまいました。
その上、昨年は更に状況が悪化しており、チャックネイトでアメリカJCCを制し、ヨーホーレイクで鳴尾記念を制し、ハヤヤッコでアルゼンチン共和国杯を制したものの、GIを勝てなかったことや、他の馬があまり活躍できなかったことなどから、「26勝・獲得賞金8億0103万円」という成績に終わり、一昨年の数字を大きく下回っております。
それ故、現在の金子オーナーは、「2022年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月8日(月)~9日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計6頭の落札に総額9億0200万円(税込)を投じております。
したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)のアメリカJCCにチャックネイトとポタジェ、1着賞金が1110万円(同888万円)の八幡特別にハレアカラフラと、特別レースに3頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。