「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2024/04/15
2017年のマイルCSが初めてのGI制覇でした
G1レーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
セリフォス(マイラーズC)
クリスマスパレード(フローラS)
インヴァリアンス(鎌倉S)
リュミエールノワル(湘南S)

担当者:馬主情報部 馬主S

「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、「愛馬会法人」の代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証一部上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。

そして、2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息で、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。

同クラブは、設立から2018年まで、

2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円

という形で順調に数字を伸ばしており、2017年にペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制したことなどにより、過去最多の賞金を獲得しておりました。

その後の2年間は、

2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円

という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。

一昨年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。

そして昨年は、ゴンバデカーブースでサウジアラビアRCを制するなど、計50勝を上げましたが、他の馬があまり活躍できなかったこともあり、獲得賞金は「10億3932万円」と、一昨年を大きく下回っております。

更に、今年も悪い流れが続いており、先週までに14勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「3億0108万円」と、昨年の同時期(4月14日【日】まで)の「2億9750万円」とほぼ変わらない数字となっておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、「G1レーシング」は、「2023年度募集馬」(現2歳世代)に関して、計68頭のラインナップを発表しておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは61頭であり、残りの7頭は、現在も出資を受け付けております。

そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。

そういった中、今週は、1着賞金が5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のマイラーズCにセリフォス、1着賞金が5200万円(同4160万円)のフローラスSにクリスマスパレードなど、計4頭を特別レースに登録しておりますので、私が「G1レーシング」の関係者であれば、各馬を預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。

2024/04/15
「乳がん患者を救いたい」との思いで…
加藤誠氏

本業: 加藤乳腺クリニック

今週の主な登録馬:
コレペティトール(マイラーズC)
ニャンチンノン(比良山特別・尾瀬特別)

担当者:馬主情報部 馬主J

加藤誠オーナーの本業は、京都府京都市と滋賀県草津市に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。

1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。

同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。

更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。

このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。

また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。

余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。

なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに70頭ほどを所有しております。

最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、

2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円

と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。

しかし一昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、昨年の加藤オーナーは、「2021年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈です。

実際、昨年は6勝を上げ、獲得賞金は「1億9191万円」というキャリアハイの数字となっていた上、今年は、コレペティトールを出走させた京都金杯で初の重賞制覇を飾るなど、先週までの獲得賞金が「8952万円」と、既に昨年の4割以上となっておりますので、現在の加藤オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、加藤オーナーは、2010年以降、毎年欠かさず「競走馬セール」に参加しており、昨年は、

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を4180万円で落札

■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
2頭を1760万円で落札

と、計4頭を5940万円で落札しておりました(落札価格は全て税込表記)。

当然、加藤オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈です。

このような中、今週は、1着賞金が5900万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のマイラーズCにコレペティトール、1着賞金が1550万円(同1240万円)の比良山特別にニャンチンノン(尾瀬特別にも登録)を登録しておりますので、私が加藤オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

2024/04/15
今年は既に重賞を4勝しておりますが
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ソーヴァリアント(マイラーズC)
マルコタージュ(フローラS)
ライトクオンタム(福島牝馬S)
ラリュエル(福島牝馬S)
デコラシオン(センテニアルパークS)

担当者:馬主情報部 馬主Y

私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。

1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、

1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
2014年の皐月賞などを制したイスラボニータ

といった名前が挙げられるでしょう。

この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しておりました。

2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、それから一昨年までは、

2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)

と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から一昨年までの5年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、昨年は、シルヴァーソニックでレッドシーターフHを制し、1着賞金150万ドル(約2億0469万円)を獲得しており、JRAでは、ソールオリエンスで皐月賞を制し、ジャンタルマンタルで朝日杯FSを制するなど、重賞12勝を含む102勝を上げ、過去最高となる「34億3845万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング3位」となっておりました。

そして今年は、マスクトディーヴァで阪神牝馬S、プログノーシスで金鯱賞を制するなど、先週までに重賞の4勝を含む37勝を上げ、「8億3433万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング2位」となっております。

ただ、「馬主リーディング3位」の「キャロットファーム」は、先週までに36勝を上げ、「7億5418万円」の賞金を獲得しており、その差が「8015万円」と、決して「セーフティリード」とは言えない状況となっておりますので、現在は「社台レースホース」の関係者全員が、「キャロットファームとの差を広げたい」と考えているのでしょう。

そういった中、今週は、

1着賞金が5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のマイラーズC
ソーヴァリアント

1着賞金が5200万円(同4160万円)のフローラS
マルコタージュ

1着賞金が4000万円(同3200万円)の福島牝馬S
ライトクオンタム
ラリュエル

など、特別レースに5頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2024/04/15
「ロンドン大学神経研究所」などで経験を積んでいましたの
谷掛龍夫氏

本業: 医療法人谷掛脳神経外科 理事長

今週の主な登録馬:
コスタボニータ(福島牝馬S)
ビッグベルーガ(燧ケ岳特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

谷掛龍夫オーナーは、以前、「医療法人谷掛脳神経外科」(大阪府枚方市)の理事長を務めていましたの。

一昨年の12月21日(水)、「あぜみち脳神経クリニック」に改称された「谷掛脳神経外科」は、「京阪電鉄・枚方市駅」の南口を出て西に進み、最初の信号から南西方向に見える「牧方信用金庫」の向かい側にある、3階建てで白いタイル張りの建物を拠点としていますわね。

「大阪警察病院」、「島根県立中央病院」、「天理よろづ相談所病院」、「ロンドン大学神経研究所」、「奈良県立医科大学附属病院」などで経験を積んだ谷掛オーナーが、1981年に開院した「谷掛脳神経外科」には、「脳神経外科」、「整形外科」、「神経内科」、「内科」、「リハビリ科」があり、それぞれの患者に対し、複数の脳神経外科専門医達が「合議診断」を行い、治療の方向性を決定していたそうですわ。

他の病気に比べて、早期発見と早期治療が必要とされる「脳神経外科疾患」を専門としていた同院は、開院当時から、最先端のCTスキャン、エコー、脳血管撮影装置などを導入しており、多くの病院関係者や患者から「大学病院と比べても見劣りしない」と評価されていたそうですから、その理事長を務めていた谷掛オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょうね。

馬主としての谷掛オーナーは、2015年までに、「年に2~3勝」というペースでしたが、2016年に6勝を上げ、「6999万円」の賞金を獲得すると、2017年は、アメリカズカップを出走させたきさらぎ賞で初の重賞勝ちを飾るなど、5勝を上げ、「1億0913万円」の賞金を獲得していましたの。

更に、2018年も、6勝を上げ、「1億0130万円」の賞金を獲得していましたが、その後の3年間は、

2019年→4勝・獲得賞金7427万円
2020年→3勝・獲得賞金4528万円
2021年→2勝・獲得賞金4527万円

と記せば分かる通り、成績が完全に「右肩下がり」となっていたため、一昨年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈で、実際、一昨年は、過去最多の11勝を上げて、「1億6647万円」の賞金を獲得していましたし、昨年は、9勝を上げて、獲得賞金が「1億7991万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。

それに、今年も好調が続いていて、先週までに5勝を上げていますし、獲得賞金が「8531万円」と、早くも昨年の5割近くになっていますから、現在のオーナーは「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。

また、谷掛オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、昨年は、

■5月12日(金)の「千葉サラブレッドセール」
2頭を8470万円で落札

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
3頭を1億3310万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を1320万円で落札

と、計6頭を総額2億3100万円で落札していましたの(落札金額は全て税込表記)。

当然、谷掛オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈ですわ。

そんな中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)の福島牝馬Sにコスタボニータ、1着賞金1110万円(同888万円)の燧ケ岳特別にビッグベルーガを登録していますので、私が谷掛オーナーでしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわね。