「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2024/03/04
防衛省向けの航空機にシステムが導入されております
金子真人(まこと)氏

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ハヤヤッコ(金鯱賞)
ヨーホーレイク(金鯱賞)
ラインベック(東風S)
アップトゥミー(房総特別)
ピオノノ(鎌ヶ谷特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

一般競馬ファンにも広く知られている通り、金子真人(まこと)オーナーは、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めております。

同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。

現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。

そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、

■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社

■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)

など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。

同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2023年3月期」の数字は、グループ全体で、

売上高:350億7300万円
経常利益:47億3500万円

となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。

JRA馬主としての金子オーナーは、

1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ

などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。

2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。

しかし、2021年までの5年間は、

2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円

という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。

そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年の数字を下回っており、今年は、チャックネイトでアメリカJCCを制しているものの、その他は平場の2勝だけに留まっていることから、獲得賞金が「1億6158万円」と、昨年の同時期(3月5日【日】まで)の「2億1002万円」を大きく下回っておりますので、現在の金子オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月10日(月)~11日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計12頭の落札に総額17億4790万円を投じておりました(落札金額は全て税込表記)。

したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の金鯱賞にハヤヤッコとヨーホーレイクなど、特別レースに5頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2024/03/04
大阪にある脳神経外科の理事長を務めていましたの
谷掛龍夫氏

本業: 医療法人谷掛脳神経外科 理事長

今週の主な登録馬:
コスタボニータ(中山牝馬S)
ワレハウミノコ(恋路ヶ浜特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

谷掛龍夫オーナーは、以前、「医療法人谷掛脳神経外科」(大阪府枚方市)の理事長を務めていましたの。

一昨年の12月21日(水)、「あぜみち脳神経クリニック」に改称された「谷掛脳神経外科」は、「京阪電鉄・枚方市駅」の南口を出て西に進み、最初の信号から南西方向に見える「牧方信用金庫」の向かい側にある、3階建てで白いタイル張りの建物を拠点としていますわね。

「大阪警察病院」、「島根県立中央病院」、「天理よろづ相談所病院」、「ロンドン大学神経研究所」、「奈良県立医科大学附属病院」などで経験を積んだ谷掛オーナーが、1981年に開院した「谷掛脳神経外科」には、「脳神経外科」、「整形外科」、「神経内科」、「内科」、「リハビリ科」があり、それぞれの患者に対し、複数の脳神経外科専門医達が「合議診断」を行い、治療の方向性を決定していたそうですわ。

他の病気に比べて、早期発見と早期治療が必要とされる「脳神経外科疾患」を専門としていた同院は、開院当時から、最先端のCTスキャン、エコー、脳血管撮影装置などを導入しており、多くの病院関係者や患者から「大学病院と比べても見劣りしない」と評価されていたそうですから、その理事長を務めていた谷掛オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょうね。

馬主としての谷掛オーナーは、2015年までに、「年に2~3勝」というペースでしたが、2016年に6勝を上げ、「6999万円」の賞金を獲得すると、2017年は、アメリカズカップを出走させたきさらぎ賞で初の重賞勝ちを飾るなど、5勝を上げ、「1億0913万円」の賞金を獲得していましたの。

更に、2018年も、6勝を上げ、「1億0130万円」の賞金を獲得していましたが、その後の3年間は、

2019年→4勝・獲得賞金7427万円
2020年→3勝・獲得賞金4528万円
2021年→2勝・獲得賞金4527万円

と記せば分かる通り、成績が完全に「右肩下がり」となっていたため、一昨年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈で、実際、一昨年は、過去最多の11勝を上げて、「1億6647万円」の賞金を獲得していましたし、昨年は、9勝を上げて、獲得賞金が「1億7991万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。

それに、今年も好調が続いていて、先週までに3勝を上げていますし、獲得賞金が「5434万円」と、もう昨年の3割以上になっていますから、現在のオーナーは「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。

また、谷掛オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、昨年は、

■5月12日(金)の「千葉サラブレッドセール」
2頭を8470万円で落札

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
3頭を1億3310万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を1320万円で落札

と、計6頭を総額2億3100万円で落札していましたの(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の谷掛オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈ですわ。

そんな中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の中山牝馬Sにコスタボニータ、1着賞金1550万円(同1240万円)の恋路ヶ浜特別にワレハウミノコを登録しておりますので、私が谷掛オーナーでしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわね。

2024/03/04
当初は「セントラルスポーツ株式会社」の副社長が代表を務めておりました
G1レーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
バウンシーステップ(フィリーズレビュー)
オブジェダート(オークランドTRT)
リュミエールノワル(岡崎特別)
ウールデュボヌール(ゆきやなぎ賞)

担当者:馬主情報部 馬主Y

「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、「愛馬会法人」の代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証一部上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。

そして、2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息で、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。

同クラブは、設立から2018年まで、

2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円

という形で順調に数字を伸ばしており、2017年にペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制したことなどにより、過去最多の賞金を獲得しておりました。

その後の2年間は、

2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円

という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。

一昨年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。

そして昨年は、ゴンバデカーブースでサウジアラビアRCを制するなど、計50勝を上げましたが、他の馬があまり活躍できなかったこともあり、獲得賞金は「10億3932万円」と、一昨年を下回っております。

したがって、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際、今年は先週までに9勝を上げ、獲得賞金が「2億1562万円」と、昨年の同時期(3月5日【日】まで)の「1億9825万円」を上回っておりますので、現在はクラブの関係者全員が「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、「G1レーシング」は、「2023年度募集馬」(現2歳世代)に関して、計68頭のラインナップを発表しておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは61頭であり、残りの7頭は、現在も出資を受け付けております。

そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。

そういった中、今週は、1着賞金が5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のフィリーズレビューにバウンシーステップなど、計4頭を特別レースに登録しておりますので、私が「G1レーシング」の関係者であれば、各馬を預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。

2024/03/04
関西大学工学部の卒業生です
吉川潤氏

本業: 株式会社吉川製作所 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ジューンブレア(フィリーズレビュー)

担当者:馬主情報部 馬主S

吉川潤オーナーの本業は、奈良県大和高田市に本社を構え、真空ポンプの販売などを手掛けている、「株式会社吉川製作所」の代表取締役社長です。

1976年、吉川オーナーのお父様である、吉川與(あとお)氏が設立した同社は、1981年、「有限会社吉川製作所」として法人化(当時の資本金は500万円)され、その後は、

1997年:現在の本社工場を新設
2003年:九州支店を開設
2005年:本社工場に真空ポンプ修理工場を増築
2007年:商号を「株式会社吉川製作所」に変更し、資本金を1000万円に増資
2010年:「山本鉄工株式会社」と合併し、「高井田工場」として加工部門を開設

といった形で順調に規模を拡大しており、2010年の4月、與氏の長男であり、関西大学の工学部を卒業後、約10年に渡り同社で勤務していた吉川潤オーナーが代表取締役社長に就任してからも、

2012年:本社工場の規模を拡大
2013年:福岡県北九州市に営業所を開設
2016年:東京営業所を開設
2018年:相模原営業所を開設
2019年:葛城新工場を開設

といった形で順調に規模を拡大し、現在は80名以上の従業員を雇用しており、ここ数年は、30億円前後の年商を記録しておりますので、代表取締役社長としてこれらの事業を取り仕切っている吉川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。

奥様のお父様が大の競馬好きだったため、自身も競馬に興味を持った吉川オーナーは、一口馬主クラブに出資したことなどがきっかけで、「やはり自分の馬を持ちたい」という気持ちが強くなり、JRAの個人馬主資格を取得し、2015年から実際に馬を走らせております。

その後、2016年までは未勝利に終わっていたものの、それから一昨年までは、

2017年:1勝・獲得賞金1220万円
2018年:2勝・獲得賞金1885万円
2019年:5勝・獲得賞金6400万円
2020年:2勝・獲得賞金4074万円
2021年:4勝・獲得賞金6413万円
2022年:8勝・獲得賞金9678万円

という形で順調に実績を積み重ねていた上、昨年は、ジューンベロシティを出走させた東京ハイジャンプで「初の重賞勝ち」を飾り、同馬で阪神ジャンプSも制するなど、合計で16勝を上げ、獲得賞金は「2億8061万円」と、キャリアハイの数字となっておりました。

そして今年は、ジューンアヲニヨシで許波多特別を制するなど、先週までの獲得賞金が「4855万円」と、昨年の同時期(3月5日【日】まで)の「5005万円」とほぼ変わらぬ数字となっておりますが、この状況に満足せず、吉川オーナーは今後も全力で勝利を追求してくることでしょう。

何故なら、吉川オーナーは、「吉川ホールディングス株式会社」の名義で競走馬セールに参加する機会が多く、昨年は、

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
1頭を5500万円で落札

■8月21日(月)~25日(火)の「HBAサマーセール」
1頭を880万円で落札

■9月19日(火)~21日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を946万円で落札

と、計3頭の落札に総額7326万円を投じておりますので(落札金額は全て税込表記)。

当然、吉川オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」と強く願っている筈です。

こういった中、今週は、1着賞金が5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のフィリーズレビューにジューンブレアを登録しておりますので、私が吉川オーナーであれば、同馬を預けている武英智先生に対し、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。