「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/06/14
先週、41頭の「2021年度募集馬」を発表しております
東京ホースレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レッドヴェイロン(米子S)
レッドゼノン(鷹取特別)
レッドベルディエス(マーメイドS)
レッドフラヴィア(垂水S)
レッドクーゲル(町田特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワホースクラブ」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長を務めており、JRAの馬主としては、スピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、それ以降は、山本オーナーの奥様である山本洋子さんが代表を務め、「レッド」の冠名で所属馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を勝ったレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを勝ったレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を勝つなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年は「40勝・獲得賞金8億9869万円」という成績で、一昨年を大きく下回っており、今年に入ってからも、先週までに獲得した賞金が「3億9379万円」と、昨年の同時期(6月14日【日】まで)の「4億1283万円」を下回っているため、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、「東京ホースレーシング」は、昨年の6月19日(日)にラインナップを発表した計42頭の「2020年度募集馬」(現2歳世代)について、7月10日(金)から出資を受け付けているものの、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは35頭であり、残りの7頭は、スタートから1年近くが経った現在も出資を受け付けております。
更に、計41頭の「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、先週の金曜日、6月11日にラインナップを発表しており、今後は、6月18日(金)にパンフレットを発送し、6月21日(月)から出資を受け付ける予定です。
よって、現在はクラブの関係者全員が、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたいとも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金2500万円(馬主の取り分は8割の2000万円)の米子S→レッドヴェイロン
1着賞金1500万円(同1200万円)の鷹取特別→レッドゼノン
1着賞金3600万円(同2880万円)のマーメイドS→レッドベルディエス
1着賞金1820万円(同1456万円)の垂水S→レッドフラヴィア
1着賞金1500万円(同1200万円)の町田特別→レッドクーゲル
と、賞金の高い特別レースに5頭を登録しておりますので、同クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が極めて高いと私は見ております。

2021/06/14
道内に4つの牧場を持っているんですよ
ディアレストクラブ

本業: 競走馬の育成、及び生産など

今週の主な登録馬:
ルーチェドーロ(ユニコーンS)
ベッラヴォルタ(STV賞)

担当者:馬主情報部 育成牧場長G

浦河にある「ディアレストクラブ」は、競馬に関する事業を手広くやっている牧場で、今は、創業者の高樽秀夫さんと奥様のさゆりさんと息子さんの優也さんをはじめ、大勢の従業員が育成と生産などに携わっているんですよ。
そうそう、娘さんの石川ことみさんは、吉本興業のお笑い芸人として活動していますね。
「ディアレストクラブ」は、西舎、姉茶、えりも、野深と、道内に全部で4つの牧場を持っています。
JRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーの「ディアレストクラブ」は、2003年頃から今までに、全部で300頭以上をJRAで走らせていて、その中でお馴染みなのは、2004年の京王杯2歳Sを勝ったスキップジャックや、2008年のフローラSを勝ったレッドアゲートや、2009年のクイーンCとフローラSを勝ったディアジーナや、2014年の全日本2歳優駿を勝ったディアドムスといったところでしょうか。
2009年の「ディアレストクラブ」は、13勝を上げて、今までで一番多い「2億7717万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後は賞金が伸び悩んでいて、去年までの3年間も、
2018年→2億3089万円
2019年→2億0170万円
2020年→2億3536万円
と書けば分かる通り、物足りない数字が続いていましたし、今年も、先週までが「6937万円」と、まだ去年の3割にも達していませんので、今は「ディアレストクラブ」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えているのでしょうね。
それに、「ディアレストクラブ」は、競走馬セールに参加する機会が非常に多くて、去年は、
■7月7日(火)の「八戸市場」→1頭を275万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→計6頭を3542万円で落札
■9月22日(火)~24日(木)の「HBAセプテンバーセール」→計3頭を3146万円で落札
■10月19日(月)~20日(火)の「HBAオータムセール」→1頭を264万円で落札
と、計11頭を総額7227万円で落札していましたし、今年に入ってからも、5月11日(火)の「HBAトレーニングセール」で、1頭を605万円で落札しています。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、これまでの状況を踏まえると、今後の「競走馬セール」にも参加する筈ですから、今は、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)のユニコーンSにルーチェドーロ、1着賞金1500万円(同1200万円)のSTV賞にベッラヴォルタを登録していますので、私が「ディアレストクラブ」の関係者でしたら、前者を預けている高橋裕先生と後者を預けている加用先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

2021/06/14
エルコンドルパサーなどの海外遠征をサポートしていました
多田信尊(のぶたか)氏

本業: グローブエクワインマネージメント有限会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
ラペルーズ(ユニコーンS)
ウインドジャマー(青梅特別)

担当者:馬主情報部 生産者C

多田信尊(のぶたか)オーナーは、競走馬取引の仲介などを手掛けている、「グローブエクワインマネージメント有限会社」の代表取締役です。
多田オーナーは、タイキシャトルやタイキブリザードでお馴染みの一口馬主クラブ・「大樹ファーム」で、レーシングマネージャーをやっていたことがあって、海外の競馬関係者に顔が利くことから、今まで何度も日本馬の海外遠征をサポートしています。
タイキシャトルが1998年のジャック・ル・マロワ賞に挑戦した時や、エルコンドルパサーが1999年の凱旋門賞に挑戦した時や、ダンスインザムードが2004年のアメリカンオークスに挑戦した時なども、色々な形でサポートしていましたね。
そうそう、多田オーナーは、「競走馬セール」で落札した馬を、その後、他の馬主さんに売っていることが多くて、主な例としては、山本英俊オーナーの所有馬になった、
■ペルーサ(父ゼンノロブロイ、母アルゼンチンスター)
2007年のセレクトセールで落札(1億0500万円)
■モンドシャルナ(父ネオユニヴァース、母ウインドインハーヘア)
2011年のセレクトセールで落札(2億6250万円)
■ラストグルーヴ(父ディープインパクト、母エアグルーヴ)
2011年のセレクトセールで落札(3億7800万円)
■キミノナハセンター(父ディープインパクト、母グレイトサンライズ)
2012年のセレクトセールで落札(1億5750万円)
などが挙げられます。
(落札価格は全て税込表記)
さっき書いた通り、多田オーナーの本業は「競走馬取引の仲介」、つまり「エージェント業務」ですから、「セレクトセール」などで落札した馬を他の馬主さんに売る場合は、セールで落札した価格よりも高く取り引きして、その差額を「仲介の利益」にしている筈です。
当然、自分の持ち馬が活躍すれば、他の馬主さん達に「馬を見る目がある」という印象を与えられて、そうなればもちろん、落札した馬が高く売れることになります。
そういった中で、今週は、1着賞金が3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)のユニコーンSにラペルーズ、1着賞金1500万円(同1200万円)の青梅特別にウインドジャマーを登録していますので、私が多田オーナーでしたら、この2頭を預けている藤沢和雄先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

2021/06/14
募集馬が2018年の皐月賞を勝っていますわね
ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
スマッシャー(ユニコーンS・青梅特別)
シャンパンクーペ(スレイプニルS)

担当者:馬主情報部 馬主H

1986年に、多くの生産牧場が株主になって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」ですわね。
「ユニオン」の設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」がいくつもありますわ。
ちなみに、愛馬会法人「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役を務めている藤原悟郎さんは、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産したことで広く知られている「藤原牧場」の代表でもあって、少し前までは「株式会社ジェイエス」の代表取締役も務めていましたの。
「ユニオン」は、今までにJRAで1300頭以上を走らせていまして、過去の代表的な存在としては、1989年のエリザベス女王杯を制したサンドピアリスや、1993年の鳴尾記念を制したルーブルアクトや、2008年の福島記念を制したマンハッタンスカイや、2011年のフィリーズレビューを制したフレンチカクタスや、2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタといった名前が挙げられますわね。
1997年の「ユニオン」は、37勝を上げて、今までで一番多い「6億8057万円」の賞金を獲得していましたし、2018年には、エポカドーロで皐月賞を制するなど、22勝を上げて、「6億2227万円」の賞金を獲得していましたわ。
でも、その後の2年間は、
2019年→26勝・獲得賞金3億8988万円
2020年→17勝・獲得賞金3億5678万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2018年の6割くらいに減ってしまいましたから、今年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょうし、実際、レイハリアで葵Sを制するなど、先週までに17勝を上げて、獲得賞金は「2億9468万円」と、もう昨年の8割以上になっていますわね。
でも、「ユニオン」の関係者達は、この状況に満足することなく、今後も全力で勝ちに来ると私は見ていますの。
と言いますのも、「ユニオン」は、計48頭の「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、6月1日(火)に入厩予定厩舎と募集価格を発表していて、今後は、6月24日(木)にパンフレットを発送して、7月5日(月)から出資を受け付ける予定ですので。
もちろん、今はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、1着賞金3500万円(馬主の取り分は2800万円)のユニコーンSにスマッシャー(青梅特別にも登録)、1着賞金2200万円(同1760万円)のスレイプニルSにシャンパンクーペと、2頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、クラブの関係者が、前者を預けている吉岡先生と、後者を預けている今野先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ていますの。