「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/01/12
行きつけの寿司屋が同じでした
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ジャカランダレーン(紅梅S)
ヴェロックス(日経新春杯)
フォギーナイト(カーバンクルS・ジャニュアリーS)
ダブルフラット(長良川特別)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、今では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上となっております。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2020年3月期」の数字は、
売上高:292億9600万円
経常利益:34億8600万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めている筈です。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの5年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
という数字に留まっておりましたので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いている筈です。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月13日(月)~14日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、2億4200万円で落札した「アブソリュートレディの2019」(牡・父ディープインパクト)や、1億2650万円で落札した「ヒストリックレディの2019」(牡・父キングカメハメハ)など、計15頭の落札に総額11億7150万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
ただ、「セレクトセール」が終了してから1月11日(月)までに獲得した賞金は「6億4638万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「5億1710万円」と、落札に要した資金を、まだ4割ほどしか回収できておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金2000万円(馬主の取り分は8割の1600万円)の紅梅S→ジャカランダレーン
1着賞金5700万円(同4560万円)の日経新春杯→ヴェロックス
1着賞金2300万円(同1840万円)のカーバンクルS→フォギーナイト(ジャニュアリーSにも登録)
1着賞金1500万円(同1200万円)の長良川特別→ダブルフラット
と、計4頭を特別レースに登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2021/01/12
京都市を中心に、住宅の分譲などを手掛けております
中辻明氏

本業: 株式会社三信工務店 代表取締役

今週の主な登録馬:
タイソウ(梅花賞・京成杯)
アクセル(京成杯)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、中辻明オーナーの本業は、京都市上京区に本社を構え、不動産の売買や仲介、一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計や施工などを手掛けている、「株式会社三信工務店」の代表取締役です。
最寄りの「JR山陰本線・二条駅」からですと、東口を出たら左に曲がり、北に700mくらい進み、「千本丸太町」の交差点を右に曲がり、東に500mほど進んだ右側に、ラーメン屋「めん馬鹿」が見えたら、その少し先に「三信工務店」の本社ビルがあります。
1997年から、不動産の売買や一戸建て住宅の分譲などを行っている「株式会社三信工務店」は、建売住宅の個性の無さと注文住宅の煩わしさを解決するために、お客様の希望を低価格で実現できる「セミオーダー」というシステムを取り入れました。
また、同社は、京都市内を中心に数多くの分譲を手掛けており、日中は仕事でモデルルームに足を運べないサラリーマン層のために、午後8時まで見学できる「ナイターオープンハウス」を実施しており、これがお客様に好評を博しているそうです。
2011年からJRAで馬を走らせている中辻オーナーは、これまでに70頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2015年の北九州記念と京阪杯で2着に入り、2016年の高松宮記念とセントウルSを制したビッグアーサーが挙げられ、この2年間の中辻オーナーは、
2015年→9勝・獲得賞金1億7409万円
2016年→5勝・獲得賞金2億0464万円
という成績を残しておりました。
しかし、その後の3年間は、
2017年→2勝・獲得賞金3095万円
2018年→1勝・獲得賞金3219万円
2019年→5勝・獲得賞金6230万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいたため、昨年の中辻オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は4勝を上げ、前年を上回る「7556万円」の賞金を獲得しておりましたので、私の見込みは正しかったのでしょう。
もちろん、現在の中辻オーナーは、「この勢いで1月から賞金の高いレースをなるべく多く勝ちたい」と考えている筈です。
また、中辻オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→2頭を1925万円で落札
■9月22日(火)~24日(木)の「HBAセプテンバーセール」→2頭を1342万円で落札
■10月19日(月)~20日(火)の「HBAオータムセール」→2頭を1012万円で落札
と、計6頭を総額4279万円で落札しておりました(落札金額は全て税込表記)。
ただ、「HBAオータムセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「2402万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「1922万円」であるため、現在のオーナーは、「早急に落札資金の回収を終えたい」とも考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金1010万円(馬主の取り分は8割の808万円)の梅花賞にタイソウ(京成杯にも登録)、1着賞金3800万円(同3040万円)の京成杯にアクセルを登録しておりますので、私が中辻オーナーであれば、前者を預けている西園正都先生と、後者を預けている武幸四郎先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
また、中辻オーナーは、ビッグアーサーで制した2016年のセントウルSから、4年以上も重賞を勝てておりませんので、京成杯には、「ここで久々の重賞勝ちを」という思いも込められている筈です。

2021/01/12
「シーガイア」などを傘下に収めている東証1部上場企業です
里見治(はじめ)氏(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)

本業: セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長グループCEO

今週の主な登録馬:
サトノインプレッサ(日経新春杯)
サトノソルタス(日経新春杯)
サトノガーネット(愛知杯)
サトノダムゼル(愛知杯)
サトノギャロス(門司S)
サトノセシル(長良川特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

里見治(はじめ)オーナー(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)は、2016年の3月まで「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長兼社長を務めておりましたが、同年の4月1日(土)付けで、長男の治紀(はるき)氏が代表取締役社長グループCOOに就任したことにより、現在の役職は代表取締役会長グループCEOとなっているのは、私が改めてご紹介するまでもなく、以前から皆さんがよくご存知なのでしょう。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」や、宮崎県にある日本有数の複合施設・「フェニックス・シーガイア・リゾート」などを傘下に収めており、2020年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3665億9400万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、確か1992年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに300頭以上を所有しており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高でした。
しかし、昨年までの4年間は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8722万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
という形で伸び悩んでおりましたので、今年の里見オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
また、里見オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、一昨年は、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、計8頭を総額9億5040万円で落札しており、昨年も、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→5頭を3億0250万円で落札
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→1頭を2530万円で落札
と、計6頭の落札に総額3億2780万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
当然、こういった状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高いため、現在のオーナーは、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)の日経新春杯→サトノインプレッサとサトノソルタス
1着賞金3600万円(同2880万円)の愛知杯→サトノガーネットとサトノダムゼル
1着賞金2200万円(同1760万円)の門司S→サトノギャロス
1着賞金1500万円(同1200万円)の長良川特別→サトノセシル
と、計6頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が里見オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

2021/01/12
設立から6年後の1986年にダービーを制しております
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ギャラントウォリア(梅花賞)
セルヴァン(梅花賞・京成杯)
リンディーホップ(日経新春杯・愛知杯)
マジックキャッスル(愛知杯)
ランブリングアレー(愛知杯)
アマルフィコースト(カーバンクルS)
セクシーフェイス(頌春賞)
ゴールデンスターズ(呼子特別)
ブルームラッシュ(呼子特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つでして、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男の吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられ、2004年には、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
そして、この馬達などの活躍によって、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年の4年間も、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりました。
しかし、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの3年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりますので、今年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
また、「社台レースホース」は、全部で90頭の「2020年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の6月上旬に詳細を記したパンフレットを発送し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口になっているのは86頭で、「募集中止」になった2頭を除く残りの2頭は、まだ出資を受け付けております。
そのため、今はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの2頭を少しでも早く満口にしたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、「社台レースホース」は、今週、
1着賞金1010万円(馬主の取り分は8割の808万円)の梅花賞→ギャラントウォリアとセルヴァン(京成杯にも登録)
1着賞金5700万円(同4560万円)の日経新春杯→リンディーホップ(愛知杯にも登録)
1着賞金3600万円(同2880万円)の愛知杯→マジックキャッスルとランブリングアレー
1着賞金2300万円(同1840万円)のカーバンクルS→アマルフィコースト
など、賞金の高い特別レースに計9頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。