「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/12/14
2011年に「アビバ」を子会社化していますわね
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ホウオウアマゾン(朝日杯FS)
ホウオウピースフル(ターコイズS・ディセンバーS)
ホウオウカトリーヌ(三河S)
ホウオウスクラム(三河S)
ホウオウクリスティ(大須特別)
ホウオウエーデル(尾張特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長ですわね。
また、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーが、2歳下の弟であることも、皆さんはよくご存知でしょう。
大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学した小笹芳央オーナーは、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わっていましたわ。
そして、14年後の2000年に同社を退職して、「株式会社リンクアンドモチベーション」を立ち上げていますの。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2004年12月→株式会社リンクプレイス設立
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2009年2月→株式会社リンクインベスターリレーションズを設立
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で、順調に成長していて、2013年の1月には、グループ拡大に伴って、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任していますわ。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大していましたし、現在では、東京や大阪や名古屋など、7箇所に拠点を構え、14のグループ会社を有していますわね。
それに、2017の5月8日(月)には、銀座エリア最大の商業施設・「ギンザシックス」の12階にある、床面積が約1850坪のオフィスに本社を移転していて、2019年12月期の売上高が「381億円」を記録しているのですから、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
そして、昨年の8月には、同社が開発した「モチベーションクラウド」という組織改善システムについて、俳優の役所広司さんを起用したCMを製作・放映していて、これが好評を博していますわ。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けていますの。
馬主としての小笹オーナーは、2015年から馬を走らせ始めて、これまでに50頭以上を所有していまして、最初の年は未勝利でしたけど、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
と、順調に獲得賞金を増やしていましたわね。
更に今年は、先週までに「12勝・獲得賞金2億4040万円」という成績を残し、既にキャリアハイの数字となっていますけど、オーナーが、この数字に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますの。
と言いますのも、小笹オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加していまして、7月13日(月)~14日(火)に行われた今年の同セールでも、4億1800万円(税込)で落札した「ヒルダズパッションの2020」(牡・父ハーツクライ)など、計11頭を総額8億0960万円(税込)で落札していますので。
もちろん、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、
1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)の朝日杯FS→ホウオウアマゾン
1着賞金3600万円(同2880万円)のターコイズS→ホウオウピースフル(ディセンバーSにも登録)
1着賞金1820万円(同1456万円)の三河Sにホウオウカトリーヌとホウオウスクラム
1着賞金1500万円(同1200万円)の大須特別にホウオウクリスティ
1着賞金1500万円(同1200万円)の尾張特別にホウオウエーデル
と、賞金の高い特別レースに6頭を登録していますので、私が小笹オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いするでしょう。
また、小笹オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いため、まだ重賞を勝てていませんので、朝日杯FSのホウオウアマゾンとターコイズSのホウオウピースフルには、「ここで初めての重賞勝ちを」という思いも込められている筈ですわ。

2020/12/14
2016年から、ディープブリランテの生産者が代表取締役です
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
フローリン(香取特別)
ショックアクション(朝日杯FS)
ブルースピリット(朝日杯FS)
ジョイフル(タンザナイトS)
デザートストーム(タンザナイトS)
プリディカメント(タンザナイトS)
バスカヴィル(ベテルギウスS)
エンダウメント(仲冬S)
プロスパラスデイズ(仲冬S・三河S)
ハッピーゴラッキー(三河S)
トリプルエース(サンタクロースH)
プリヒストリー(有松特別)
ゼローソ(寒椿賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有しております。
その上、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎え入れておりますので、「これまで以上に日本での活動に力を入れてきた」と見るべきでしょう。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせ始め、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、昨年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という好成績を記録し、特に昨年は、初の「100勝超え」と「20億円超え」を達成しておりました。
しかし、今年は先週までに「95勝」を上げているものの、獲得賞金は「17億1927万円」と、昨年の数字を上回るためには、年末までに「3億6343万円」を稼ぐ必要がありますので、現在のモハメド殿下は、「賞金の高いレースを絶対に取りこぼしたくない」と考えている筈です。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年は、私が確認しているだけで、約65億3480万円を投じて50頭を落札していた上、今年も、私が確認しているだけで、
■1月8日(水)~14日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
計6頭を301万豪ドル(約2億2575万円)で落札
■2月9日(日)~11日(火)の「イングリス・クラシック・イヤリングセール」(オーストラリア)
計3頭を44万5000豪ドル(約3249万円)で落札
■7月1日(水)の「ゴフス・アルカナ2020ブリーズアップセール」(イギリス)
計1頭を38万ポンド(約5092万円)で落札
■9月9日(水)~11日(金)の「アルカナ・ドーヴィル・セレクトセール」(フランス)
計3頭を198万ユーロ(約2億4750万円)で落札
■10月6日(火)~8日(木)の「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール・ブック1」(イギリス)
計22頭を1643万ギニー(約23億6513万円)で落札
■10月12日(月)~14日(水)の「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール・ブック2」(イギリス)
計3頭を137万5000ギニー(約1億9793万円)で落札
■11月25日(水)~28日(土)の「タタソールズ・ディセンバー・フォールセール」(イギリス)
計2頭を130万ギニー(約1億8945万円)で落札
と、計40頭を約33億0917万円で落札しております。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は1200万円)の香取特別→フローリン
1着賞金7000万円(同5600万円)の朝日杯FS→ショックアクションとブルースピリット
1着賞金2300万円(同1840万円)のタンザナイトS→ジョイフルとデザートストームとプリディカメント
1着賞金2300万円(同1840万円)のベテルギウスS→バスカヴィル
など、計13頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2020/12/14
NHKのワシントン支局長を務めておりました
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
モントライゼ(朝日杯FS)
サンクテュエール(ターコイズS)
シーズンズギフト(ターコイズS)
パッシングスルー(ターコイズS・ディセンバーS)
ライトウォーリア(仲冬S)
ラティーンセイル(大須特別)
アヌラーダプラ(南総S)
ブルーメンクローネ(三河S)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
しかし、その後の2年間は、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
と記せば分かる通り、2016年の数字を大きく下回っていたため、昨年は、同クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しております。
ただ、昨年の「馬主リーディング1位」は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」であり、「キャロットファーム」は、「1億6705万円」の差を付けられた2位であった上、今年に入ってから先週までは、
1位:サンデーレーシング→106勝・獲得賞金34億1371万円
2位:シルクレーシング→115勝・獲得賞金33億7653万円
3位:キャロットファーム→115勝・獲得賞金23億4535万円
と記せば分かる通り、「リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「10億6836万円」の差を付けられておりますので、現在は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って上との差を詰めたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)の朝日杯FS→モントライゼ
1着賞金3600万円(同2880万円)のターコイズS→サンクテュエールとシーズンズギフトとパッシングスルー(ディセンバーSにも登録)
1着賞金1820万円(同1456万円)の仲冬S→ライトウォーリア
1着賞金1820万円(同1456万円)の南総S→アヌラーダプラ
1着賞金1820万円(同1456万円)の三河S→ブルーメンクローネ
など、計8頭を特別レースに登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2020/12/14
軽井沢のリゾート分譲マンションなどを…
河合純二氏

本業: リベレステ株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ジュンブルースカイ(朝日杯FS)
ジュンパッション(大須特別・高砂特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、河合純二オーナーの本業は、「東武伊勢崎線・新田駅」(埼玉県草加市)のすぐ近くに自社ビルを構え、主に不動産事業と総合建設事業を手掛けている、「リベレステ株式会社」の代表取締役社長です。
同社は、1970年、当時21歳だった河合オーナーが個人事業として立ち上げた「河合組」が起源でして、当初は型枠工事のみを請け負っていたようですが、1977年には、年商が1億円を超えるまでに成長しており、1979年には、社名を「有限会社河合工務店」(資本金300万円)として法人化しております。
その後の同社は、
1981年→総合建設部門を開設
1983年→資本金を1000万円に増資し、「株式会社河合工務店」に組織変更
1984年→宅地建物取引業の免許を取得
1986年→越谷市増森支店を開設
1991年→貸金業免許を取得
1992年→分譲マンション「ベルドゥムール」シリーズの販売を開始
1993年→分譲戸建住宅「ベルフルーブ」シリーズの販売を開始
1998年→各戸温泉付分譲マンション「ベルドゥムール越谷湯元温泉」を発売
1999年→現在の「リベレステ株式会社」へ社名変更
という形で順調に事業を拡大しながら、「型枠工事業」から「総合建設業」へと移行しており、2000年の12月には、「ジャスダック市場への上場」を果たしました。
更にその後も、2002年には、リゾート分譲マンション「ベルジューレ軽井沢」と、超高層分譲マンション「ベルドゥムールランドマーク秋田」の販売を開始し、2003年には「東京支店」を開設し、2006年には本社を現在の場所(埼玉県草加市)に移転させるなど、順調に規模を拡大し続けており、現在では、不動産業に加えて、福島県の耶麻郡猪苗代町にある「猫魔ホテル猪苗代ゴルフコース」の運営も行うなど、多岐に渡る事業を手掛け、2020年5月期の売上高は、「44億1900万円」という素晴らしい数字を残しているのですから、同社を一代で築き上げた創業者の河合オーナーが、「卓越した経営手腕を持つ優秀な人物」であるのは言うまでもありません。
馬主としての河合オーナーは、2014年からJRAで馬を走らせており、最初の年は、出走頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金680万円」という結果でしたが、その後は、
2015年→5勝・獲得賞金7639万円
2016年→6勝・獲得賞金9551万円
2017年→10勝・獲得賞金1億5193万円
という形で順調に成績を伸ばしておりました。
しかし、昨年までの2年間は、
2018年→5勝・獲得賞金1億1472万円
2019年→5勝・獲得賞金5407万円
という形で賞金が伸び悩んでいた上、今年に入ってからも、先週までの成績は「2勝・獲得賞金5926万円」と、2017年の同時期(12月2週目まで)の「10勝・1億5193万円」を大きく下回っているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に巻き返したい」と考えているのでしょう。
また、河合オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、今年は、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→計3頭を1億5510万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→1頭を880万円で落札
と、計4頭を総額1億6390万円で落札しております(金額は全て税込表記)。
しかし、先述した通り、河合オーナーが今年に入ってから獲得した賞金は「5926万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「4741万円」となるため、落札に要した資金を3割も回収できておりませんので、現在のオーナーは、「セールで使った資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)の朝日杯FSにジュンブルースカイ、1着賞金1820万円(同1456万円)の大須特別にジュンパッション(高砂特別にも登録)を登録しておりますので、私が河合オーナーであれば、前者を預けている友道先生と後者を預けている高柳瑞樹先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示します。
また、河合オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、朝日杯FSのジュンブルースカイには、「初めての重賞勝ちをGIのここで」という思いも込められているのでしょう。