「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/11/30
東大阪市にある医療法人の理事長を務めております
中西忍氏

本業: 医療法人中和会 理事長

今週の主な登録馬:
チュウワウィザード(チャンピオンズC)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、中西忍オーナーの本業は、大阪府東大阪市にある「中西医院」の院長です。
中西オーナーは、同医院を運営する、「医療法人中和会」の理事長も務めており、同法人は、1960年に、先代の中西荘治氏が、内科を主とする診療所「中西医院」を開業したのが起源でして、1989年、中西オーナーが先代から医院を引き継いだ際に、「医療法人中西医院」となり、1998年、現在と同じ「医療法人中和会」となっております。
そして同法人は、東大阪市にある「近鉄奈良線・八戸ノ里駅」の周辺に於いて、冒頭で紹介した「中西医院」や、「リハビリステーションあゆみ」をはじめとした3つの医療施設や、「中和会ヘルパーステーションときめき」、「中和会居宅介護支援センターときめき」、「中和会グループホームときめき荘」といった5つの介護施設を運営しており、「地域に根付いた医療・介護活動」を行っておりますので、「中西医院」の院長と「医療法人中和会」の理事長を務めている中西オーナーは、地域の方から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
馬主としての中西オーナーは、2004年頃からJRAで所有馬を走らせ始め、これまでに30頭以上を所有しており、一昨年は、チュウワウィザードの活躍などにより、JRAに於いて、「5勝・獲得賞金7985万円」という成績を残していた上、同馬で交流重賞の名古屋グランプリを制しておりました。
更に昨年は、JRAで4勝を上げ、過去最高となる「1億1164万円」の賞金を獲得していた上、地方でも、チュウワウィザードがダイオライト記念とJBCクラシックを制するなど、「1億3300万円」の賞金を獲得しております。
しかし、今年に入ってから先週までは、地方では、チュウワウィザードで川崎記念を制しているものの、JRAでは、「1勝・獲得賞金2565万円」という物足りない数字に留まっているため、現在の中西オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、早急に巻き返したい」と考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金1億円(馬主の取り分は8割の8000万円)のチャンピオンズCにチュウワウィザードを登録しておりますので、私が中西オーナーであれば、同馬を預けている大久保先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
また、中西オーナーは、先述した通り、チュウワウィザードで、地方交流G1のJBCクラシックと川崎記念を制しているものの、まだJRAのGIを勝てておりませんので、今回は、「ここでJRAでは初のGI勝ちを」という思いも込められている筈です。

2020/11/30
非常に高いシェアを占める鉄鋼大手です
株式会社ラッキーフィールド(代表:吉原毎文氏)

本業: 東京鉄鋼株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エアアルマス(チャンピオンズC)
エアスピネル(チャンピオンズC)
エアコンヴィーナ(御影S)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「エア」の冠名を用いている、「ラッキーフィールド」の代表者は、栃木県小山市に本社を構えている、「東京鉄鋼株式会社」の代表取締役社長を務めている吉原毎文(つねぶみ)氏ですから、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社ラッキーフィールド」を「吉原オーナー」と表記します。
1974年に東証1部上場を果たした「東京鉄鋼株式会社」は、吉原オーナーのお父様であり、JRAの馬主としては、1969年の皐月賞馬ワイルドモアや、1977年のダービー馬ラッキールーラなどを所有していたことが有名な、故・貞敏氏が1939年に創業しており、現在の建築業界に於いては、鉄筋に独自の加工を施してガス圧接を不要とし、大幅な工期の短縮や建築コストの削減を可能とした「ネジテツコン」を筆頭に、「鉄筋コンクリート用棒鋼」などで高いシェアを占めております。
そして、現在は連結子会社を含め700名以上の従業員を雇用しており、2020年3月期の売上高は「589億8400万円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、同社のトップである吉原オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。
また、吉原オーナーは、貞敏氏の代に設立した公益財団法人、「吉原育英会」の理事長を務めており、青森県内の学校に対する助成事業や、青森県出身の学生に対する奨学金事業を行うなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
なお、吉原オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か1986年頃であり、それから現在までに200頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、1996年のオークスと1997年の天皇賞・秋などを制したエアグルーヴや、1999年の安田記念とマイルCSを制したエアジハードや、2000年の皐月賞と菊花賞を制したエアシャカールや、2005年の秋華賞を制したエアメサイアなどが挙げられるでしょう。
2000年の吉原オーナーは、17勝を上げ、過去最高となる「7億5041万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は数字が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2015年→8勝・獲得賞金2億7245万円
2016年→6勝・獲得賞金2億2669万円
2017年→8勝・獲得賞金2億7471万円
2018年→10勝・獲得賞金2億6882万円
2019年→9勝・獲得賞金1億8550万円
という物足りない数字に留まっていた上、今年は、エアアルマスで東海Sを制するなど、先週までに5勝を上げているものの、獲得賞金は「1億8975万円」と、2000年の3割にも達しておりませんので、現在のオーナーは、「早急に巻き返したい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億円(馬主の取り分は8割の8000万円)のチャンピオンズCにエアアルマスとエアスピネル、1着賞金1820万円(同1456万円)の御影Sにエアコンヴィーナと、賞金の高い特別レースに3頭を登録しておりますので、私が吉原オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2020/11/30
東京大学の経済学部を出ている敏腕投資家です
山口功一郎氏

本業: 暁翔(あきと)キャピタル株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
アルクトス(チャンピオンズC)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、山口功一郎オーナーは、東京都千代田区に本社を構え、機関投資家向けの株式投資助言業務を行う、「暁翔(あきと)キャピタル株式会社」の代表取締役社長を務めております。
福岡県北九州市の出身で、幼稚園の遠足が小倉競馬場という環境で育った山口オーナーは、お父様が小倉競馬場で働いていた時期があり、親子でレースを観戦したことがあるほど、幼い頃から競馬が身近だったそうです。
東京大学の経済学部に進学した山口オーナーは、2003年に同大学を卒業後、同年に「UBS証券株式会社」へ入社し、2006年には、「ホライゾン・アセット・インターナショナル株式会社」へ移り、2009年の3月に「暁翔キャピタル株式会社」を設立しました。
そして、同年の7月に同社が設立した「アキト・ファンド」では、「ロング・ショート戦略」と呼ばれる手法で運用を行い、資産残高が2年足らずで14億円から141億円まで急増し、現在では約190億円まで増えており、その中には、年金基金の資金も含まれております。
したがって、代表取締社長としてだけでなく、チーフインベストメントオフィサー(CIO)として「アキト・ファンド」を取り仕切っている山口オーナーは、「大いに尊敬すべき優秀な人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての山口オーナーは、確か2012年に馬を走らせ始め、これまでに30頭以上を所有しており、最初の年は0勝に終わっていたものの、その後は、
2013年→1勝・獲得賞金645万円
2014年→2勝・獲得賞金2574万円
2015年→4勝・獲得賞金4025万円
2016年→4勝・獲得賞金3901万円
2017年→3勝・獲得賞金6996万円
2018年→7勝・獲得賞金9040万円
と、順調に勝ち星と獲得賞金を積み重ねておりました。
そして昨年は、アルクトスを出走させたプロキオンSで初の重賞勝ちを飾るなど、「9勝・獲得賞金1億9692万円」という、勝利数と獲得賞金のどちらも過去最高となる成績を残しております。
しかし、今年に入ってから先週までは、アルクトスで地方交流G1のマイルCS南部杯を制しているものの、JRAでは、「3勝・獲得賞金8088万円」と、昨年の同時期(11月24日【日】まで)の「9勝・獲得賞金1億8950万円」を大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
また、山口オーナーは、馬主歴が浅い割に、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→4頭を1億8810万円で落札
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→1頭を3960万円で落札
と、計5頭を総額2億2770万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
しかし、先述した通り、山口オーナーが今年に入ってから先週までに獲得した賞金は「8088万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「6470万円」となるため、落札に要した資金を、まだ3割ほどしか回収できておりません。
当然、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億円(馬主の取り分は8割の8000万円)のチャンピオンズCにアルクトスを登録してきましたので、山口オーナーが、同馬を預けている栗田先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
なお、山口オーナーは、先述した通り、アルクトスで地方交流G1のマイルCS南部杯を制しているものの、まだJRAのGIを勝てておりませんので、今回は、「ここでJRAでは初のGI勝ちを」という思いも込められている筈です。

2020/11/30
イチロー選手など、約800名がお祝いに…
佐々木主浩(かづひろ)氏

本業: 野球解説者

今週の主な登録馬:
ブラヴァス(チャレンジC)

担当者:馬主情報部 馬主N

佐々木主浩(かづひろ)オーナーが、1990年に「大洋ホエールズ」(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する抑えの切り札となり、2000年にメジャーリーグの「シアトル・マリナーズ」に移籍してからも大活躍し、日米通算381セーブを記録した元プロ野球選手であるのは、一般競馬ファンでもよく知っていることですから、私が改めて説明するまでもないでしょう。
佐々木オーナーは、トルネード投法で日米通算201勝を上げた野茂英雄氏と、西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と共に、2014年に「野球殿堂入り」を果たしており、同年の12月2日(火)に「帝国ホテル」で行われた佐々木オーナーの「野球殿堂入り祝賀パーティー」には、「横浜ベイスターズ」時代の恩師である権藤博氏や、「シアトル・マリナーズ」時代に同僚だったイチロー選手や、プロゴルファーの青木功氏や、演歌界の大御所でキタサンブラックの馬主としてもお馴染みの北島三郎氏や、「アドマイヤ」の冠名でお馴染みの近藤利一オーナー(故人)など、総勢800名近くが出席したそうですから、現役を退いた後も佐々木オーナーは、多くの方から厚い信頼を寄せられているのは間違いありません。
現在の佐々木オーナーは、「TBSテレビ」と「ニッポン放送」と「日刊スポーツ」で野球解説者を務めている上、奥様の榎本加奈子さんと共同で、「Kanakoのスープカレー屋さん」を経営しており、現在は、札幌市中央区に1店舗、仙台市青葉区に1店舗、泉区に1店舗を構えております。
なお、佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、翌年にJRAの馬主資格を取得しており、そのきっかけは、鮨屋で偶然会った近藤利一オーナーから、馬主になることを勧められたからであり、実際、JRAで初めて所有した馬には、近藤オーナーの冠名と、佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」を組み合わせた、「アドマイヤマジン」という名前を付けておりました。
JRAの個人馬主資格を取得してからは、初めの内こそ、特に目立つ成績ではなかったものの、ヴィルシーナを出走させた2012年のクイーンCに於いて初の重賞勝ちを飾ると、その後は、同馬で2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇しており、他にも、ヴィブロスを出走させた2016年の秋華賞や、シュヴァルグランを出走させた2017年のジャパンCを制するなど、これまでにJRAの重賞を11勝している上、ヴィブロスを出走させた2017年のドバイターフで初の海外G1勝ちを飾っております。
2017年の佐々木オーナーは、JRAに於いて、先述したシュヴァルグランの活躍などにより、過去最高となる「5億9127万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、一昨年と昨年は、
2018年→2億5823万円
2019年→5303万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっていた上、今年は先週までの獲得賞金が「1億3766万円」と、2017年の2割ほどに留まっておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
また、JRAで「10億0070万円」の賞金を獲得し、長い間、佐々木オーナーにとって「稼ぎ頭」だったシュヴァルグランは、昨年の有馬記念を最後に引退し、種牡馬として「ブリーダーズ・スタリオン・ステーション」で繋養されているため、現在は、「シュヴァルグランに代わる活躍馬が出てきて欲しい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のチャレンジCにブラヴァスを登録しておりますので、私が佐々木オーナーであれば、この馬を預けている友道先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。