「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/11/24
騎手志望から眼科医と馬主の道に…
鈴木隆司氏

本業: 鈴木眼科クリニック 院長

今週の主な登録馬:
カレンブーケドール(ジャパンC)
カレンモエ(京阪杯)

担当者:馬主情報部 馬主J

皆様もよくご存知の通り、鈴木隆司オーナーの本業は、「JR六甲道駅」(兵庫県神戸市灘区)から徒歩3分ほどの場所にある、「鈴木眼科クリニック」の院長です。
このクリニックでは、「コンタクトレンズを装着するための検査」や、「結膜炎の治療」といった一般的な眼科診察だけではなく、「緑内障手術」や、レーザーで治療する「網膜光凝固術」や、日帰りの「白内障手術」なども行っておりますので、近隣の方にとっては「必要不可欠な存在」と言える筈であり、その院長を務めている鈴木オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
ちなみに鈴木オーナーは、幼い頃に騎手を目指していたものの、背が高くなり過ぎたため、その道を断念したそうです。
しかし、「競馬に関わりたい」との思いを捨て切れず、「馬主になる」と決意したそうで、その夢を、まず一口馬主として叶えていたものの、やはり「自分の馬が欲しい」という思いが次第に強まり、1998年にJRAの個人馬主資格を取得しております。
そして、実際にJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2000年のことでして、それから現在までに60頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年のスプリンターズSや2012年の高松宮記念など、重賞を5勝したカレンチャンと、2012年のNHKマイルCや毎日王冠など、同じく重賞を5勝したカレンブラックヒルといった名前が挙げられるでしょう。
2012年の鈴木オーナーは、この2頭の活躍などにより、「13勝・獲得賞金4億9116万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、それ以降は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2015年→9勝・獲得賞金2億5166万円
2016年→7勝・獲得賞金1億8242万円
2017年→7勝・獲得賞金1億0892万円
2018年→8勝・獲得賞金1億1327万円
2019年→9勝・獲得賞金3億7100万円
という数字に留まっていた上、今年に入ってから11月23日(月)までは、「8勝・獲得賞金1億5973万円」という状況のため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のジャパンCにカレンブーケドール、1着賞金3900万円(同3120万円)の京阪杯にカレンモエと、特別レースに2頭を登録してきましたので、私が鈴木オーナーであれば、前者を預けている国枝先生と後者を預けている安田隆行先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
また、鈴木オーナーは、カレンブラックヒルで2015年の小倉大賞典を制してから、5年以上も重賞を勝てておりませんので、この2頭には、「久々の重賞勝ちをここで」という思いも込められている筈です。

2020/11/24
「WIN!競馬」というサイトなどを手掛けていますの
石川達絵氏

本業: 株式会社デジマース 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
キセキ(ジャパンC)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、石川達絵オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構えて、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長ですわね。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもありますわ。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立されて、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画アニメ」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供していて、2010年頃からは、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始していて、現在では、写真加工アプリの「フォトデコレ」や、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールなど、コンテンツを充実させていますの。
それに同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信など、ニーズに合わせたコンテンツを提供し続けていますし、その他にも、広告代理業や、デジタルギフトコードを配布することでアプリやウェブサイトの利用を促進するソリューションシステムの「dgift」など、多岐に渡る事業を手掛けていて、2017年3月期の売上高は50億円という素晴らしい数字を残していますから、同社の代表取締役社長である石川オーナーは、「卓越した経営手腕を持つ優秀な人物」と言えますわね。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせ始めて、最初の年は未勝利でしたけど、それから一昨年までは、
2011年→2勝・獲得賞金2060万円
2012年→1勝・獲得賞金2123万円
2013年→2勝・獲得賞金3054万円
2014年→2勝・獲得賞金3415万円
2015年→3勝・獲得賞金5352万円
2016年→3勝・獲得賞金5615万円
2017年→12勝・獲得賞金2億9094万円
2018年→10勝・獲得賞金4億5523万円
と、順調に獲得賞金を増やしていましたし、特に一昨年は、今までで一番多い賞金を稼いでいましたわ。
ただ、昨年は、「4勝・獲得賞金2億2657万円」という物足りない数字に留まっていましたし、今年も11月23日(月)までが「11勝・獲得賞金2億3302万円」と、一昨年のペースを大きく下回っていますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返したい」と考えているのでしょうね。
また、石川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、今年も、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→2頭を8360万円で落札
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→2頭を7535万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→1頭を1210万円で落札
■10月19日(月)~20日(火)の「HBAオータムセール」→1頭を330万円で落札
と、計6頭を総額1億7435万円で落札していますの。
(落札金額は全て税込表記)
当然、現在の石川オーナーは、「セールで投じた資金を早急に回収したい」とも考えている筈ですわ。
そういった中で、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のジャパンCにキセキを登録していますから、私が石川オーナーであれば、この馬を預けている角居先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわね。

2020/11/24
初期はダイナガリバーやサッカーボーイなどが活躍しておりました
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ソーグリッタリング(キャピタルS)
アンヴァル(京阪杯)
リバティハイツ(京阪杯)
アルティマリガーレ(立雲峡S)
ノーチカルチャート(江坂特別)
スパイスマジック(シャングリラ賞)
プレゼンス(シャングリラ賞)
ステラリア(ベゴニア賞)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つでして、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男の吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられ、2004年には、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
そして、この馬達などの活躍によって、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年の4年間も、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりました。
しかし、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいた上、今年に入ってから11月23日(月)までの「馬主リーディング」は、
1位:サンデーレーシング→105勝・獲得賞金33億1460万円
2位:シルクレーシング→109勝・獲得賞金29億4053万円
3位:キャロットファーム→108勝・獲得賞金21億8520万円
4位:社台レースホース→77勝・獲得賞金19億4925万円
と記せば分かる通り、3位の「キャロットファーム」に「2億3595万円」の差を付けられた4位となっておりますので、現在は「社台レースホース」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、少しでも上との差を詰めたい」と考えている筈です。
そういった中、「社台レースホース」は、今週、
1着賞金2500万円(馬主の取り分は8割の2000万円)のキャピタルS→ソーグリッタリング
1着賞金3900万円(同3120万円)の京阪杯→アンヴァルとリバティハイツ
1着賞金1820万円(同1456万円)の立雲峡S→アルティマリガーレ
1着賞金1500万円(同1200万円)の江坂特別→ノーチカルチャート
1着賞金1500万円(同1200万円)のシャングリラ賞→スパイスマジックとプレゼンス
1着賞金1010万円(同808万円)のベゴニア賞→ステラリア
と、賞金の高い特別レースに計8頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2020/11/24
売上高が800億円を上回っております
野田みづき氏

本業: 株式会社オービック 取締役相談役

今週の主な登録馬:
ミッキースワロー(ジャパンC)

※株式会社ダノックスの所有馬
ダノングレース(キャピタルS)
ダノンドリーマー(京都2歳S)
ダノンスプレンダー(カノープスS)
ダノンシュネラ(白菊賞)

担当者:馬主情報部 馬主M

野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、自身も同社の取締役相談役を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2018年3月期」→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
また、野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年から馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、一昨年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられ、2016年には、「6億2011万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2017年→獲得賞金4億5787万円
2018年→獲得賞金6億1658万円
2019年→獲得賞金5億3642万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいた上、今年に入ってからも悪い流れは続いており、11月23日(月)までが「3億0205万円」と、2016年の同時期(11月20日【日】まで)の「5億6160万円」を大きく下回っておりますので、現在のみづきオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、早急に巻き返したい」と考えている筈です。
また、みづきオーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月13日(月)~14日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計9頭を総額8億4040万円(税込)で落札しておりました。
ただ、「セレクトセール」が終了してから11月23日(月)までに獲得した賞金は「5141万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「4113万円」と、落札に要した資金の1割にも達しておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のジャパンCにミッキースワローを登録してきましたので、私がオーナーであれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考えて、この馬を預けている菊沢先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
なお、今週は、みづきオーナーのご主人であるため、「完全に財布が同じ」と言える順弘オーナー(馬主名義は株式会社ダノックス)も、1着賞金2500万円(同2000万円)のキャピタルSにダノングレース、1着賞金3300万円(同2640万円)の京都2歳Sにダノンドリーマー、1着賞金2200万円(同1760万円)のカノープスSにダノンスプレンダー、1着賞金1010万円(同808万円)の白菊賞にダノンシュネラと、計4頭を登録しておりますので、この4頭も、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。