「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/10/19
「殿堂入り祝賀パーティー」には800名近くが出席したそうです
佐々木主浩(かづひろ)氏

本業: 野球解説者

今週の主な登録馬:
ヴァルコス(菊花賞)
アヴァント(鳥屋野特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

佐々木主浩(かづひろ)オーナーが、1990年に「大洋ホエールズ」(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する抑えの切り札となり、2000年にメジャーリーグの「シアトル・マリナーズ」に移籍してからも大活躍し、日米通算381セーブを記録した元プロ野球選手であるのは、一般競馬ファンでもよく知っていることですから、私が改めて説明するまでもないでしょう。
佐々木オーナーは、トルネード投法で日米通算201勝を上げた野茂英雄氏と、西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と共に、2014年に「野球殿堂入り」を果たしており、同年の12月2日(火)に「帝国ホテル」で行われた佐々木オーナーの「野球殿堂入り祝賀パーティー」には、「横浜ベイスターズ」時代の恩師である権藤博氏や、「シアトル・マリナーズ」時代に同僚だったイチロー選手や、プロゴルファーの青木功氏や、演歌界の大御所でキタサンブラックの馬主としてもお馴染みの北島三郎氏や、「アドマイヤ」の冠名でお馴染みの近藤利一オーナー(故人)など、総勢800名近くが出席したそうですから、現役を退いた後も佐々木オーナーは、多くの方から厚い信頼を寄せられているのは間違いありません。
現在の佐々木オーナーは、「TBSテレビ」と「ニッポン放送」と「日刊スポーツ」で野球解説者を務めている上、奥様の榎本加奈子さんと共同で、「Kanakoのスープカレー屋さん」を経営しており、現在は、札幌市中央区に1店舗、仙台市青葉区に1店舗、泉区に1店舗を構えております。
なお、佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、翌年にJRAの馬主資格を取得しており、そのきっかけは、鮨屋で偶然会った近藤利一オーナーから、馬主になることを勧められたからであり、実際、JRAで初めて所有した馬には、近藤オーナーの冠名と、佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」を組み合わせた、「アドマイヤマジン」という名前を付けておりました。
JRAの個人馬主資格を取得してからは、初めの内こそ、特に目立つ成績ではなかったものの、ヴィルシーナを出走させた2012年のクイーンCに於いて初の重賞勝ちを飾ると、その後は、同馬で2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇しており、他にも、ヴィブロスを出走させた2016年の秋華賞や、シュヴァルグランを出走させた2017年のジャパンCを制するなど、これまでにJRAの重賞を11勝している上、ヴィブロスを出走させた2017年のドバイターフで初の海外G1勝ちを飾っております。
2017年の佐々木オーナーは、JRAに於いて、先述したシュヴァルグランの活躍などにより、過去最高となる「5億9127万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、一昨年と昨年は、
2018年→2億5823万円
2019年→5303万円
と記せば分かる通り、2017年の数字を大きく下回っていた上、今年は先週までの獲得賞金が「1億3636万円」と、2017年の2割ほどに留まっておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
また、「10億0070万円」の賞金を獲得し、長い間、佐々木オーナーにとって「稼ぎ頭」だったシュヴァルグランは、昨年の有馬記念を最後に引退し、種牡馬として「ブリーダーズ・スタリオン・ステーション」で繋養されているため、現在は、「シュヴァルグランに代わる活躍馬が出てきて欲しい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)の菊花賞にヴァルコス、1着賞金1500万円(同1200万円)の鳥屋野特別にアヴァントを登録しておりますので、私が佐々木オーナーであれば、前者を預けている友道先生と、後者を預けている中尾先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2020/10/19
「ミヤネ屋」など、多くのテレビ番組に出演しております
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
シーズンズギフト(富士S)
レイエンダ(富士S)
コンダクトレス(新潟牝馬S)
フィリアプーラ(新潟牝馬S)
ウェルカムゴールド(赤富士S・ブラジルC)
ファーストフォリオ(桂川S・トルマリンS)
ブルーメンクローネ(貴船S)
ラインハイト(鳴滝特別・菊花賞にも登録しているが除外対象)
オーソクレース(アイビーS)
イルミナル(十日町特別)
クルミネイト(岩船特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
しかし、その後の2年間は、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
と記せば分かる通り、2016年の数字を大きく下回っていたため、昨年は、同クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しております。
ただ、昨年の「馬主リーディング1位」は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」であり、「キャロットファーム」は、「1億6705万円」の差を付けられた2位であった上、今年に入ってから先週までは、
1位:サンデーレーシング→89勝・獲得賞金27億5020万円
2位:シルクレーシング→92勝・獲得賞金24億0096万円
3位:キャロットファーム→94勝・獲得賞金18億9683万円
と記せば分かる通り、「リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「8億5337万円」の差を付けられておりますので、現在は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って上との差を詰めたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)の富士Sにシーズンズギフトとレイエンダ
1着賞金2400万円(同1920万円)の新潟牝馬Sにコンダクトレスとフィリアプーラ
1着賞金1820万円(同1456万円)の赤富士Sにウェルカムゴールド(ブラジルCにも登録)
1着賞金1820万円(同1456万円)の貴船Sにブルーメンクローネ
1着賞金1820万円(同1456万円)の桂川Sにファーストフォリオ(トルマリンSにも登録)
など、計11頭を特別レースに登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2020/10/19
横浜を拠点に分譲マンションの管理などを…
落合幸弘氏

本業: 株式会社サンビルド 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ワーケア(富士S)
ムスコローソ(桂川S)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、落合幸弘オーナーの本業は、神奈川県横浜市神奈川区に本社を構え、分譲マンションの管理や警備保障業などを主な業務としている「株式会社サンビルド」の代表取締役社長です。
2003年に、不動産事業と総合建設事業を手掛け、「ピタットハウス」のフランチャイズ店を展開している「株式会社日建企画」(横浜市都筑区)から、マンション管理部門を分社する形で創業された同社は、これまでに、
2004年→資本金をそれまでの3000万円から5000万円に増資
2007年→「相模原支店」(神奈川県相模原市)を開設
2008年→「沖縄支店」(沖縄県那覇市)を開設
といった形で事業を拡大しており、2019年6月期の売上高が7億9408万円を記録しておりますので、同社の代表取締役社長である落合オーナーは、「優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての落合オーナーは、確か2011年からJRAで馬を走らせ始め、それから現在までに、現役の12頭を含めて30頭以上を所有しており、2017年までの3年間は、
2015年→1勝・獲得賞金1451万円
2016年→2勝・獲得賞金3700万円
2017年→6勝・獲得賞金7106万円
という形で順調に成績を伸ばしていた上、一昨年には、5勝を上げ、過去最高となる「1億4381万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし昨年は、前年と同じ5勝を上げたものの、獲得賞金は「1億0001万円」と、一昨年を大きく下回っていた上、今年も、先週までの獲得賞金が「8014万円」に留まっており、まだ一昨年の6割にも達しておりませんので、現在の落合オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、一気に巻き返したい」と考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)の富士Sにワーケア、1着賞金1820万円(同1456万円)の桂川Sにムスコローソを登録しておりますので、私が落合オーナーであれば、この2頭を預けている手塚先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示する筈です。
また、落合オーナーは、今年で馬主キャリアが10年目となりますが、一度に所有する頭数があまり多くないため、まだ重賞を勝てておりませんので、富士Sのワーケアには、「ここで初の重賞勝ちを」という思いも込められているのでしょう。

2020/10/19
「カンボジアへの寄付」といった、社会貢献活動を行っております
亀田和弘氏

本業: 株式会社啓愛義肢材料販売所 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ケイアイノーテック(富士S)
クインズチャパラ(桂川S)
クインズメリッサ(なでしこ賞)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、亀田和弘オーナーは、東京都豊島区の駒込に本社を構えている、「株式会社啓愛義肢材料販売所」の代表取締役社長を務めております。
同社の前身は、1946年に設立された「東京義肢医療装具株式会社」で、創業者の亀田慶治氏は、「戦争で傷ついた多くの人々を救いたい」という思いで、整形外科用の義手・義足といった義肢材料の供給を開始したそうです。
そして1953年には、名称を現在の「株式会社啓愛義肢材料販売所」に変更しており、同年、本社内に工場を設立し、1967年、二代目の亀田守弘氏が代表に就任してからも、
1970年→札幌市北区に札幌営業所を開設
1973年→東京都北区に東京営業所を開設、仙台市青葉区に東北営業所(現仙台営業所)を開設
1975年→大阪市西区に関西営業所(現大阪営業所)を開設
といった形で順調に規模を拡大し、1999年には、三代目の亀田和弘オーナーが代表取締役社長に就任しております。
同社は、本来の業務に加え、近隣の清掃活動や、カンボジアに対する寄付など、様々な社会貢献活動を定期的に行っておりますので、代表を務めている亀田オーナーは、周囲から非常に厚い信頼を寄せられているのでしょう。
なお、JRAの馬主としては、少し前まで、「啓愛義肢材料販売所」の法人名義を使用することが多かったものの、現在は、JRAに登録している全ての馬が「亀田和弘オーナーの個人名義」となっております。
2010年の亀田オーナーは、プロキオンSを制したケイアイガーベラの活躍などにより、「5億0554万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は獲得賞金が伸び悩んでおり、昨年までの5年間は、
2015年→1億0040万円
2016年→6469万円
2017年→9677万円
2018年→2億5344万円
2019年→3億0036万円
という状況であった上、今年に入ってから先週までも、「12勝・獲得賞金1億9872万円」と、2010年の同時期(10月3週目まで)の「23勝・獲得賞金3億8875万円」を大きく下回っているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)の富士Sにケイアイノーテック、1着賞金1820万円(同1456万円)の桂川Sにクインズチャパラ、1着賞金1010万円(同808万円)のなでしこ賞にクインズメリッサと、賞金の高い特別レースに計3頭を登録しておりますので、私が亀田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。