「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/03/23
「開運!なんでも鑑定団」などの制作を…
池谷誠一氏

本業: 株式会社ネクサス 代表取締役

今週の主な登録馬:
ノームコア(高松宮記念)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、池谷誠一オーナーの本業は、東京都の渋谷区代々木に本社を構え、主にテレビ番組の企画や制作を手掛けている、「株式会社ネクサス」の代表取締役です。
1985年の8月に設立された同社は、これまで、「ニュース23特集」(TBS)、「どうぶつ奇想天外」(TBS)、「教えて!ガリレオ」(日本テレビ)など、報道番組からバラエティまで、幅広いジャンルの番組制作を手掛けております。
そして現在も、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京・1994年放送開始)や、「朝だ!生です旅サラダ」(テレビ朝日・1993年放送開始)といった長寿番組をはじめ、「美の巨人たち」(テレビ東京・2000年放送開始)などの人気番組を数多く手掛けておりますので、「株式会社ネクサス」の代表取締役を務めている池谷オーナーは、「テレビ業界に於ける重要な存在」と言える筈です。
余談ですが、オーナーは、会社の新年会に於いて、TBSの近くにある「鮨処いとう」(港区赤坂)など、馴染みの寿司職人を呼んで、社員のために寿司を握ってもらうことを毎年の恒例にしており、「ネタがなくなるまでの食べ放題」を行なうそうですから、社員達が一丸となって新年のスタートを切れるのでしょう。
なお、馬主としての池谷オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせており、これまでの代表的な存在としましては、1992年の京王杯SCなど重賞を3勝したダイナマイトダディや、1999年の青葉賞とステイヤーズSを勝ったペインテドブラックや、2006年のスワンSなど重賞を4勝したプリサイスマシーンや、2008年のユニコーンSを勝ったユビキタスや、2016年の新潟記念を勝ったアデイインザライフや、去年のヴィクトリアマイルなど重賞を3勝しているノームコアといった名前が挙げられます。
2003年のオーナーは、プリサイスマシーンなどの活躍により、「18勝・獲得賞金3億1614万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後は、この数字を上回ることができず、昨年までの5年間も、
2015年→9勝・獲得賞金1億2596万円
2016年→9勝・獲得賞金2億0138万円
2017年→5勝・獲得賞金1億0406万円
2018年→2勝・獲得賞金9289万円
2019年→8勝・獲得賞金2億2231万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いております。
そして、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までが「5戦0勝・獲得賞金260万円」という状況のため、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)の高松宮記念にノームコアを登録しておりますので、私が池谷オーナーであれば、同馬を預けている萩原先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。


2020/03/23
「紳士服中西」から大きく成長しております
中西浩一氏

本業: 株式会社オンリー 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
アイラブテーラー(高松宮記念)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、中西浩一オーナーの本業は、京都市下京区に本社を構え、ビジネススーツを中心とした紳士服の製造小売業などを手掛けている、「株式会社オンリー」の代表取締役会長です。
同社は、1970年に中西オーナーが、京都の山科にオーダースーツ専門店の「紳士服中西」を開業したのが起源であり、1976年に「株式会社オンリー」を設立し、京都市内の北山通に、メンズブティック「オンリー本店」をオープンしました。
それから同社は、
1982年→レディスブティック「オンリーストリート」をオープン
1983年→第25回日本紳士服技術コンクールで、最高賞の「高松宮技術奨励賜杯賞」を受賞
1987年→イタリアのミラノに企画生産のオフィスを開設
1988年→渋谷や神戸など他府県への進出を開始
2002年→オーダースーツ「Tailor Made by KOICHI NAKANISHI」の販売開始、及び、オンラインストアの開設
2005年→大阪証券取引所・ヘラクレス市場(現・ジャスダック市場)へ株式上場
2009年→現在の本社ビルへ移転
2015年→株式上場市場を東京証券取引所第二部へ変更
2016年→東京証券取引所第一部銘柄に指定
2017年→東京本部を開設
といった形で順調に成長しております。
また、現在は、スーツ生産を担う「株式会社オンリーファクトリー」と、アウトレットショップ「SUIT&SUIT」の運営を手掛ける「株式会社オンリートレンタ」というグループ2社を擁し、全国に59店舗を展開するなど、グループ全体で300名近くの従業員を擁しておりますので、一代で「株式会社オンリー」を大きく成長させた中西オーナーのことは、「尊敬すべき経営者」と言えるでしょう。
JRA馬主としての中西オーナーは、キャリアが20年を超えているベテランで、昨年までの5年間は、
2015年→2勝・獲得賞金4609万円
2016年→5勝・獲得賞金8907万円
2017年→0勝・獲得賞金1299万円
2018年→6勝・獲得賞金9739万円
2019年→5勝・獲得賞金1億0383万円
という成績を残しており、特に昨年は、過去最高の賞金を獲得しておりました。
そして、今年もその勢いは続いており、先週までの成績は「4勝・獲得賞金4940万円」と、昨年のペースを大きく上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って更に勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)の高松宮記念にアイラブテーラーを登録してきましたので、私が中西オーナーであれば、同馬を預けている河内先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
また、オーナーは、先述した通り、キャリアが20年を超えているベテランですが、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「初めての重賞勝ちをGIで飾りたい」という思いも込められているのでしょう。


2020/03/23
とんこつラーメンでお馴染みです
吉冨学氏

本業: 株式会社一蘭 代表取締役

今週の主な登録馬:
アシャカトブ(マーチS)
アシャカダイキ(名鉄杯)
ショーテンシ(鈴鹿特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、吉冨学オーナーは、福岡市博多区の中洲に本社ビルを構えている、「株式会社一蘭」の代表取締役です。
社名から、多くの方がすぐに分かる筈ですが、「株式会社一蘭」は、同名のとんこつラーメン店を様々な場所に展開しております。
吉冨オーナーは、第一経済大学(現在の日本経済大学)に在学していた頃、テレビゲーム販売業を個人で起業し、卒業後の1991年に派遣会社を設立した後、1993年、福岡市の南区に於いて、元々あった屋号を引き継ぐ形で「一蘭・那の川店」をオープンし、その後、1995年に法人化してからは、
1996年→キャナルシティ博多店
1997年→博多サンプラザ地下街店、小倉駅前店
1998年→天神1丁目店、黒崎インター引野口店
といった形で、福岡県内を中心に、店舗数を順調に増やしておりました。
また、2001年に、関東地区では初となる「六本木大江戸線駅上店」をオープンさせたことを皮切りに、県外にも積極的に進出している上、2013年には、海外1号店となる「香港コーズウェイベイ店」を、2016年には、ニューヨークに「NYBrooklyn店」をオープンさせるなど、海外展開も進めております。
そして現在は、国内に「85」、海外に「7」の店舗を構えており、2019年度の売上高が「288億円」、従業員数が「約600名近く」という企業になっておりますので、同社を大きく成長させた吉冨オーナーは、「ラーメン業界の風雲児」と言えるでしょう。
なお、JRA馬主としての吉冨オーナーは、2015年から馬を走らせ始めたばかりですが、早くも60頭以上を所有しており、昨年までに、
2015年→1勝・獲得賞金2130万円
2016年→5勝・獲得賞金7232万円
2017年→8勝・獲得賞金9530万円
2018年→8勝・獲得賞金1億2356万円
2019年→10勝・獲得賞金1億3186万円
という形で着実に成績を伸ばしていた上、今年もその勢いは続いており、先週までの成績は「6勝・獲得賞金6845万円」と、既に、キャリアハイであった昨年のペースを大きく上回っております。
ただ、オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、吉冨オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年までの3年間も、
■2017年
「JRAブリーズアップセール」と「セレクトセール」と「HBAサマーセール」などで16頭を3億0132万円で落札
■2018年
「HBAセレクションセール」と「HBAサマープレミアムセール」で6頭を1億2712万円で落札
■2019年
「HBAセレクションセール」で2頭を2970万円で落札
と、計24頭を総額4億5814万円で落札しておりますので。
(落札金額は全て税込表記)
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高いため、現在のオーナーは、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」と考えているに違いありません。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のマーチSにアシャカトブ、1着賞金2200万円(同1760万円)の名鉄杯にアシャカダイキ、1着賞金1500万円(同1200万円)の鈴鹿特別にショーテンシと、計3頭を特別レースに登録しておりますので、私が吉冨オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出すことでしょう。
また、吉冨オーナーは、まだ一度も重賞を勝てておりませんので、マーチSのアシャカトブには、「初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められている筈です。


2020/03/23
オーストラリアにも営業拠点を構えていますわ
小松欣也氏

本業: 株式会社エヌエーシー 代表取締役

今週の主な登録馬:
ナックビーナス(高松宮記念)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、小松欣也オーナーの本業は、福島県の田村郡小野町に本社を構え、主に化粧品と栄養補助食品の販売などを手掛けている、「株式会社エヌエーシー」の代表取締役ですわね。
1989年に設立された同社は、化粧品と栄養補助食品の他にも、医療部外品や、美容器具や、健康器具の販売なども行っていますの。
現在、同社は、福島県郡山市に「ショールーム」と「企画室」、東京都港区に「青山店」、オーストラリアのゴールドコーストに「ゲストハウス」を有するなど、着実に営業拠点を拡大していますので、小松オーナーの経営手腕は誰もが認めている筈ですわ。
また、私が聞いた話によれば、小松オーナーは、2015年、本社がある小野町の健康福祉課に、寝たきりとなった高齢者の手助けができる介護福祉用具(自動排泄処理装置)5台を寄贈したそうですから、地元の方から厚い信頼を寄せられていることでしょうね。
馬主としての小松オーナーは、2007年から地方で馬を走らせていますが、JRAで走らせ始めたのは2015年からで、現在、JRAで所有している馬は、ナックビーナスとナックダイヤとナックローズとナックジーニアスとナックペガサスの5頭ですわ。
2015年は、「0勝・獲得賞金580万円」という成績でしたけど、一昨年までの3年間は、
2016年→4勝・獲得賞金7417万円
2017年→1勝・獲得賞金6808万円
2018年→2勝・獲得賞金1億2873万円
と、順調に成績を伸ばしていましたし、特に一昨年は、ナックビーナスを出走させたキーンランドCで初めての重賞勝ちを飾るなど、過去最高の賞金を獲得していましたの。
でも去年は、2勝を上げたものの、獲得賞金は「7510万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたし、今年も悪い流れは続いていて、先週までが「8戦0勝・獲得賞金1616万円」という状況ですから、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈ですわ。
また、小松オーナーは、2015年から「競走馬セール」に参加していて、去年までに、
■2015年の「千葉サラブレッドセール」→1頭を2160万円で落札
■2016年の「千葉サラブレッドセール」→1頭を799万円で落札
■2016年の「HBAオータムセール」→1頭を281万円で落札
■2017年の「千葉サラブレッドセール」→1頭を2484万円で落札
■2018年の「HBAトレーニングセール」→2頭を1512万円で落札
■2018年の「HBAサマーセール」→1頭を562万円で落札
■2018年の「HBAオータムセール」→5頭を2560万円で落札
■2019年の「HBAサマーセール」→2頭を1760万円で落札
と、計14頭を総額1億2118万円で落札していましたの。
(落札金額は全て税込表記)
この状況を踏まえますと、今年、これから行われる「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在のオーナーは、「潤沢な資金でセールに臨みたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)の高松宮記念にナックビーナスを登録していますので、私が小松オーナーであれば、この馬を預けている杉浦先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
また、オーナーは、馬主歴が浅いこともあって、まだGIを勝てていませんから、今回は、「初めてのGI勝ちを飾りたい」という願いも込められているのでしょうね。