「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/03/16
医療法人の理事長を務めていますわ
新谷幸義(しんたに・たかよし)氏

本業: 医療法人社団葵会 理事長

今週の主な登録馬:
アオイクレアトール(スプリングS)

担当者:馬主情報部 馬主H

新谷幸義(しんたに・たかよし)オーナーが、東京都千代田区に本部がある「医療法人社団・葵会」の理事長を務めているのは、私が改めて説明するまでもなく、皆さんもよくご存知のことですわね。
1972年4月、広島県世羅郡世羅町に「新谷整形外科医院」を開設したオーナーは、1975年8月、広島県東広島市に「社会福祉法人・広島新生会(現在の葵新生会)」を設立し、その後も、
1976年3月→八本松病院を開設
1978年2月→医療法人社団・葵会を設立
1989年2月→千葉・柏リハビリテーション病院を開設
1997年9月→東京本部を東京新丸の内ビル内に開設
1997年11月→社会福祉法人・真和会を設立
1999年7月→主な事業所を東京都千代田区丸の内に移転
2001年3月→学校法人・葵会学園を設立
2005年7月→広島平和クリニック・がんドック先端医療健診センターを開設
2012年2月→社会福祉法人・鈴の音会が葵会グループに加入(現 葵新生会に吸収合併)
2018年10月→介護老人保健施設・葵の園・越谷レイクタウンを開設
2019年4月→介護老人保健施設・葵の園・那須塩原を開設
といった形で順調に「葵会」の規模を拡大していますの。
そして同会は、現在、病院、福祉施設、教育・保育施設、ホテルなど130施設を全国に展開し、10000人を超える職員を雇用していて、「【治す】と【防ぐ】を両立した医療へ」を目指し社会に貢献していますから、私は、「葵会」を束ねている新谷オーナーのことを「尊敬すべき人物」と考えていますし、きっと皆さんも同じように考えている筈ですわ。
ちなみに、新谷オーナーの次男の正義(まさよし)氏は、医師として日赤医療センターで勤務した後、ご自身で医療法人を設立していて、2012年には、衆議院選挙に立候補し見事に当選して、現在は3期目となっていますから、新谷オーナーと同じように、周りからとても尊敬されているのでしょうね。
そして、新谷オーナーがJRAで馬を走らせているのは2014年からでして、キャリアが浅いこともあって、まだ目立った実績を残していませんが、「競走馬セール」に参加することが多くて、一昨年は、
■5月11日(金)に行われた「千葉サラブレッドセール」→1頭を5400万円で落札
■7月9日(月)~10日(火)に行われた「セレクトセール」→1頭を4752万円で落札
と、計2頭を1億0152万円で落札していましたし、去年も、5月17日(金)に行われた「千葉サラブレッドセール」で、1頭を5724万円で落札していましたわ。
でも、去年の「千葉サラブレッドセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「3291万円」で、その内、「馬主の取り分」は8割の「2633万円」ですから、まだ、セールで投じた資金を半分ほどしか回収できていませんの。
(落札金額は全て税込)
もちろん、今のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」と考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)のスプリングSにアオイクレアトールを登録していますので、私が新谷オーナーであれば、この馬を預けている古賀慎明(まさあき)先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
また、オーナーは、馬主歴が浅いこともあって、まだ重賞を勝てていませんから、今回は、「初めての重賞勝ちを飾りたい」という願いも込められているのでしょうね。


2020/03/16
ダンスパートナーやデュランダルもここの募集馬でした
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
ミアマンテ(フラワーC)
メドウラーク(ペガサスジャンプS)
レトロフィット(市原特別)
ケルティックソード(夙川特別)
レジェンディスト(川西特別)


担当者:馬主情報部 生産者C

皆さんも知っていると思いますけど、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近、活躍しているのは、一昨年の七夕賞と去年の阪神ジャンプSを勝ったメドウラークや、去年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、今年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイなどですね。
「社台グループオーナーズ」は、ミッキーアイルの半弟にあたる「スターアイルの2018」(父ドゥラメンテ)や、ローズキングダムの半弟にあたる「ローズバドの2018」(父エイシンフラッシュ)など、計112頭の「2019年度販売馬」(現2歳世代)のラインナップを去年の5月13日(月)に発表していて、この馬達については、6月3日(月)にパンフレットを発送して、それから出資を受け付けていますが、私が確認したところ、これらの内、満口になっているのは88頭で、「募集中止」になった3頭を除く残りの21頭はまだ出資を受け付けています。
ですから、今は関係者全員が、「過去の募集馬を賞金の高いレースで活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょう。
そして今週は、1着賞金が3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)のフラワーCにミアマンテ、1着賞金が1650万円(同1320万円)のペガサスジャンプSにメドウラークなど、全部で5頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が「社台グループオーナーズ」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。


2020/03/16
早稲田大学の教育学部OBです
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ボスジラ(阪神大賞典)
ユーキャンスマイル(阪神大賞典)
シロニイ(尼崎S)
イモータル(市原特別・夙川特別)
ブルーアガヴェ(夙川特別)
カントル(須磨特別)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、金子真人(まこと)オーナーの本業は、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長です。
同社は、早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源で、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の同社は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1200名以上に及んでいる筈です。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然で、「2019年3月期」の数字は、
売上高:267億8700万円
経常利益:31億9100万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
と記せば分かる通り、2015年の数字を超えられていない上、今年に入ってからは、ミヤマザクラでクイーンCを制するなど、先週までに9勝を上げているものの、獲得賞金は「2億2808万円」と、昨年の同時期(3月3週目まで)の「4億2968万円」を大きく下回っておりますので、現在の金子オーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月8日(月)~9日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計13頭を総額15億4332万円(税込)で落札しておりました。
ただ、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「8億6236万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「6億8989万円」と、落札に要した資金を、まだ4割ほどしか回収できておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の阪神大賞典にボスジラとユーキャンスマイル
1着賞金1820万円(同1456万円)の尼崎Sにシロニイ
1着賞金1500万円(同1200万円)の市原特別にイモータル(夙川特別にも登録)
1着賞金1500万円(同1200万円)の夙川特別にブルーアガヴェ
1着賞金1500万円(同1200万円)の須磨特別にカントル
と、計6頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。


2020/03/16
中国と台湾とフィリピンにも事業拠点を構えております
窪田芳郎氏

本業: 株式会社東京ウェルズ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ボンオムトゥック(フラワーC)

※窪田康志オーナーの所有馬
ショパン(須磨特別)


担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、窪田芳郎オーナーの本業は、「都営浅草線・馬込駅」(東京都大田区)の近くに本社を構え、電子部品製造機器の設計・製造・販売などを手掛けている、「株式会社東京ウェルズ」の代表取締役会長です。
1971年に設立された同社は、電子部品の製造設備を世界中のメーカーに供給しており、その中でも、高速測定テーピング機(TWA-6604)は、累計の出荷台数が1万台を超えており、「世界シェア70%」という驚異的な数字が示す通り、世界標準機として高く評価されております。
そして現在は、東京都大田区の本社に加えて、まず国内には、「沼津事業所」(静岡県)、「松本事業所」(長野県)、「朝来事業所」(兵庫県)、「仙台研究所」(宮城県)、「柏研究所」(千葉県)、「飯田研究所」(長野県)、「上越研究所」(新潟県)という7つの拠点を有している上、中国に2つ、台湾とフィリピンに事業拠点を構えており、2019年3月期の売上高は320億円となっておりますので、同社の代表取締役である窪田オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
ちなみに、オーナーのご子息であり、同じくJRAの馬主である窪田康志オーナーは、各種映像の制作業務や、各種イベントの撮影・収録業務などを手掛けている、「ケーアールケープロデュース株式会社」の代表取締役を務めております。
同社の主要取引先には、「電通」、「光文社」、「BSフジ」、「日本コロムビア」、「リクルート」、「サイバーエージェント」といった大手企業が名を連ねており、グループ企業との連結で約200名を雇用しておりますので、それらを取り仕切っている康志オーナーも、「父親譲りの優秀な経営者」と言える筈です。
馬主としての芳郎オーナーは、確か2005年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のシリウスSを制したドラゴンファイヤーなどが挙げられます。
2015年のオーナーは、10勝を上げ、過去最高となる「2億1844万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2016年→7勝・獲得賞金1億0707万円
2017年→9勝・獲得賞金1億6182万円
2018年→6勝・獲得賞金1億3971万円
2019年→3勝・獲得賞金1億4959万円
という形で賞金が伸び悩んでおりました。
そして、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までに2勝を上げているものの、獲得賞金が「1962万円」と、まだ昨年の1割ほどであるため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)のフラワーCにボンオムトゥックを登録しておりますので、私がオーナーであれば、同馬を預けている高橋亮先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
また、今週は、芳郎オーナーのご子息であるため、「完全に財布が同じ」と言える康志オーナーも、1着賞金1500万円(同1200万円)の須磨特別にショパンを登録しておりますので、こちらも、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。