「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/09/17
二人三脚で「東証1部上場企業」に成長させております
野田みづき氏

本業: 株式会社オービック 取締役相談役

今週の主な登録馬:
ミッキースワロー(オールカマー)
ミッキーブラック(西宮S)
ミッキーポジション(内房S)

担当者:馬主情報部 馬主O

野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、自身も同社の取締役相談役を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2017年3月期」→売上高614億5300万円・経常利益322億4600万円
「2018年3月期」→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた野田夫妻の経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
また、野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年から馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、昨年の宝塚記念を制したミッキーロケットといった名前が挙げられます。
みづきオーナーは、2016年に、「18勝・獲得賞金6億2011万円」という、勝利数と獲得賞金の両方で過去最高の成績を残しており、一昨年は、「17勝・獲得賞金4億5787万円」と、前年を「1億6244万円」も下回ってしまったものの、昨年は、「17勝・獲得賞金6億1658万円」という、2016年と同水準の成績を残しておりました。
更に、今年は先週までに「4億1448万円」の賞金を獲得しており、昨年の同時期(9月17日まで)の「4億0714万円」とほぼ変わらぬ数字となっておりますが、みづきオーナーは、この状況に決して満足していないと私は見ております。
何故なら、みづきオーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月8日(月)~9日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計9頭を総額5億6052万円(税込)で落札しておりますので。
よって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈であり、そういった中、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにミッキースワロー、1着賞金1820万円(同1456万円)の西宮Sにミッキーブラック、1着賞金1820万円(同1456万円)の内房Sにミッキーポジションを登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。


2019/09/17
代表を務めているのは「総帥の三男」です
株式会社ウイン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ウインブライト(オールカマー)
ウインオスカー(ながつきS)
ウインカーネリアン(芙蓉S)
ウインインスパイア(清秋ジャンプS)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、2012年の秋から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを勝ったウインクリューガーや、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラスや、2004年の日経賞を勝ったウインジェネラーレや、2004年の京王杯スプリングCを勝ったウインラディウスや、2014年の日経賞を勝ったウインバリアシオンなどが挙げられます。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・10億0653万円」という成績を残していたものの、それから2016年までは数字が伸び悩んでおりました。
しかし、一昨年は、ウインブライトでスプリングSと福島記念を勝つなど、38勝を上げ、2003年の次に多い「8億2693万円」の賞金を獲得しております。
ところが昨年は、「31勝・獲得賞金6億7797万円」という成績に留まってしまった上、今年に入ってからは、ウインブライトで中山金杯と中山記念とクイーンエリザベス2世カップ(香港のG1)を勝っているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことから、JRAに於いては、先週までの成績が「21勝・獲得賞金4億5924万円」と、昨年の同時期(9月17日まで)の「29勝・獲得賞金5億8426万円」と比べて、勝ち星と賞金のどちらも下回っております。
したがって、現在はクラブの関係者全員が、「もっとペースを上げたい」と考えているのでしょう。
また、「ウイン」は、計36頭の「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、今年の1月31日(木)まで出資を受け付けておりましたが、私が確認したところ、大半が満口とならずに締め切りを迎えておりました。
そして同クラブは、「2019年度募集馬」(現1歳世代)について、5月7日(火)に、計29頭のラインナップを発表しており、6月13日(木)にパンフレットを発送し、6月20日(木)から出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは9頭であり、残りの20頭は、まだ出資を受け付けております。
そのため、現在は「ウイン」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの20頭を少しでも早く満口にしたい」とも考えている筈であり、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週は、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマー→ウインブライト
1着賞金2200万円(同1760万円)のながつきS→ウインオスカー
1着賞金1600万円(同1280万円)の芙蓉S→ウインカーネリアン
1着賞金1650万円(同1320万円)の清秋ジャンプS→ウインインスパイア
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/09/17
「エヴァンゲリオンシリーズ」などでお馴染みです
山本英俊氏

本業: フィールズ株式会社 代表取締役会長兼社長

今週の主な登録馬:
ゴーフォザサミット(オールカマー)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、山本英俊オーナーの本業は、東京都渋谷区の南平台町に本社を構えて、パチンコ・パチスロ機器の企画開発などを主に手掛けている、「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長です。
同社の前身は、1988年に名古屋市の緑区で設立された「株式会社東洋商事」(資本金1000万円)で、2001年に現在の社名となり、2003年には、資本金を「12億9500万円」として「JASDAQ市場」に上場し、2015年に「東証1部」へ上場市場を変更しておりました。
そして現在は、ウルトラマンでお馴染みの「株式会社円谷プロダクション」など、計16社を傘下としている上、連結の従業員数が約1400名という大企業に成長しております。
また同社は、「パチンコ・CRエヴァンゲリオン」シリーズや、「パチスロ・回胴黙示録カイジ」シリーズなどを大ヒットさせているように、以前は「パチンコ・パチスロ関連事業」が中核でしたが、少し前には、「小学館クリエイティブ」と共同出資で、月刊コミック誌の発行を主に行う「株式会社ヒーローズ」を設立しており、先ほど名前を挙げた「株式会社円谷プロダクション」を吸収合併してからは、「キャラクターの知的財産(IP)ビジネス」も手掛けるなど、積極的に新規事業を展開しております。
更に、「フィールズ株式会社」の「2019年3月期の連結売上高」は、「516億3900万円」となっておりますので、同社の代表取締役会長兼社長として、様々な事業を取り仕切っている山本オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての山本オーナーは、確か2004年にJRAの個人馬主資格を取得し、現在までに130頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグが挙げられます。
2014年は、同馬の活躍などにより、「20勝」を上げ、「5億3382万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2015年→7勝・獲得賞金1億7394万円
2016年→7勝・獲得賞金1億4135万円
2017年→6勝・獲得賞金1億0316万円
2018年→7勝・獲得賞金1億7415万円
と記せば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも伸び悩んでいる上、今年も、9月16日(月)までが「2勝・獲得賞金6785万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
このような中、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにゴーフォザサミットを登録してきましたので、私が山本オーナーであれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考え、同馬を預けている藤沢和雄先生に対して、かなり勝負懸った指示を出すでしょう。


2019/09/17
宮崎県の雇用に大きく貢献している筈です
株式会社カナヤマホールディングス

本業: パチンコホールの運営など

今週の主な登録馬:
グレイル(オールカマー)
シャルルマーニュ(西宮S)
ドリームソルジャー(西宮S)

担当者:馬主情報部 馬主J

皆様もよくご存知の通り、福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在のOPUS高鍋店)をオープンした同社は、その後、
■1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
■2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
■2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
■2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
■2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤナグループ」は、昨年に改組を行い、現在は、
■競走馬事業を手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
■競走馬預託事業を手掛ける「株式会社ヒイラギステーブル」
■パチンコホールの運営などを手掛ける「株式会社OPUS」
という3つの事業を柱としており、更に、昨年の3月には、自動車販売や買取などを手掛ける「カーマン大塚店」(宮崎県宮崎市)を、今年の5月には、飲食事業として「宮崎鶏焼とさか」(宮崎県宮崎市)を、それぞれオープンしているように、順調に規模を拡大し、現在は、グループ全体の従業員数が200名以上となっているそうですから、地域の雇用に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、2016年からJRAで馬を走らせ始めたばかりですが、これまでに早くも80頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、一昨年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、昨年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という過去最高の成績を残しておりました。
ただ、今年に入ってから先週までは、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCを制しているものの、JRAでは、「17勝・獲得賞金2億6830万円」という成績に留まっており、昨年の同じ時期(9月17日まで)の「21勝・獲得賞金3億7146万円」を大きく下回っておりますので、現在は同社の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
また、「カナヤマホールディングス」は、馬主歴が浅い割に、世界中の「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、昨年は、国内と海外で、計11頭を約1億3450万円で落札しておりました。
更に今年も、私が確認したところ、先月までに、
■国内
5月21日(火)の「HBAトレーニングセール」→1頭を1674万円(税込)で落札
7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→2頭を3888万円(税込)で落札
7月16日(火)の「HBAセレクションセール」→2頭を4698万円(税込)で落札
8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→5頭を7171万円(税込)で落札
■海外
3月12日(火)~13日(水)の「OBSマーチセール」(アメリカ・フロリダ)→1頭を13万ドル(約1443万円)
という形で、計11頭を約1億5936万円で落札していた上、9月9日(月)から21日(土)まで、アメリカのケンタッキー州で行われる「キーンランド・セプテンバーセール」に於いて、昨日までに、2頭を66万ドル(約7062万円)で落札しております。
もちろん、今後も国内外の「競走馬セール」に参加する筈であり、現在は同社の関係者全員が、「今後に向けて、落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えていることでしょう。
このような中、今週、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにグレイル、1着賞金1820万円(同1456万円)の西宮Sにシャルルマーニュとドリームソルジャーを登録してきましたので、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。