「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/06/03
二人三脚で大企業に成長させております
野田みづき氏

本業: 株式会社オービック 取締役相談役

今週の主な登録馬:
ミッキースワロー(エプソムC)
ミッキーバード(八丈島特別)

※株式会社ダノックスの所有馬
ダノンキングダム(エプソムC)
ダノンフェイス(天保山S)

担当者:馬主情報部 馬主O

野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、自身も同社の取締役相談役を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2017年3月期」→売上高614億5300万円・経常利益322億4600万円
「2018年3月期」→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
また、野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を取得しており、みづきオーナーは、確か2002年から馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、昨年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
みづきオーナーは、2016年に、「18勝・獲得賞金6億2011万円」という、勝利数と獲得賞金の両方で過去最高の成績を残しており、一昨年は、「17勝・獲得賞金4億5787万円」と、前年を「1億6244万円」も下回ってしまったものの、昨年は、「17勝・獲得賞金6億1658万円」という、2016年と同水準の成績を残しておりました。
そして、今年は先週までに、ミッキーチャームで阪神牝馬Sを勝つなど、「10勝・獲得賞金2億2607万円」という成績を残し、昨年の同時期(6月1週目まで)の「5勝・獲得賞金1億3009万円」を大きく上回っております。
ただ、みづきオーナーは、この状況に満足せず、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で良血馬を多く落札しており、7月9日(月)と10日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計9頭を総額7億9920万円(税込)で落札しておりますが、それから先週までの獲得賞金は「5億1490万円」であり、この内、「馬主の取り分は8割の4億1192万円」であるため、セールに投じた資金を、半分ほどしか回収できておりませんので。
また、みづきオーナーは、昨年の宝塚記念を制するなど、「4億2247万円」の賞金を獲得していたミッキーロケットを、脚部不安により、1月24日(木)付けで引退させているため、現在は、「その分を他の馬で稼がなければならない」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のエプソムCにミッキースワロー、1着賞金1050万円(同840万円)の八丈島特別にミッキーバードを登録しておりますので、私がみづきオーナーであれば、前者を預けている菊沢先生と、後者を預けている尾関先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
なお、今週は、オーナーのご主人であるため、「完全に財布が同じ」と言える順弘オーナー(馬主名義は株式会社ダノックス)も、エプソムCにダノンキングダム、1着賞金2200万円(同1760万円)の天保山Sにダノンフェイスを登録しておりますので、こちらも、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。


2019/06/03
「4億2140万円」の差を付けられているため
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アップクォーク(エプソムC)
レイエンダ(エプソムC)
センテリュオ(マーメイドS)
レーツェル(マーメイドS)
リカビトス(多摩川S)
トゥザフロンティア(江の島特別)
エルデュクラージュ(八王子特別)
クロノスタシス(八王子特別)
ショーンガウアー(八王子特別)
アロマドゥルセ(三田特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。
ちなみに、一般的にはあまり知られておりませんが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は静岡芸術文化大学の参与を務めており、更には、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、過去最高となる「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
ただ、一昨年の「馬主リーディング」は、
1位:サンデーレーシング→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:キャロットファーム→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:社台レースホース→102勝・獲得賞金18億8314万円
と、1位の「サンデーレーシング」に「3億5150万円」の差を付けられ2位に終わっていた上、昨年の「馬主リーディング」は、
1位:サンデーレーシング→152勝・獲得賞金35億4845万円
2位:シルクレーシング→118勝・獲得賞金30億8921万円
3位:キャロットファーム→117勝・獲得賞金26億8078万円
という形で、1位の「サンデーレーシング」に「8億6767万円」という大差を付けられた3位だったため、今年は、クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
しかし、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」は、
1位:サンデーレーシング→40勝・獲得賞金17億4013万円
2位:キャロットファーム→51勝・獲得賞金13億1873万円
3位:社台レースホース→50勝・獲得賞金10億0537万円
と書けば分かる通り、1位の「サンデーレーシング」に「4億2140万円」という大きな差を付けられているため、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「サンデーレーシングとの差を詰めるため、とにかく賞金の高いレースを勝ちたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のエプソムC→アップクォークとレイエンダ
1着賞金3600万円(同2880万円)のマーメイドS→センテリュオとレーツェル
1着賞金1820万円(同1456万円)の多摩川S→リカビトス
など、計10頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/06/03
既に10億円近くを投じておりますので
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
カラビナ(エプソムC)
サヴィ(天保山S)
ファッショニスタ(天保山S)
レオナルド(多摩川S)
チャレアーダ(舞子特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記致します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有しております。
その上、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から25年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎え入れておりますので、「これまで以上に日本での活動に力を入れてきた」と見るべきでしょう。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせ始め、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、昨年までの3年間も、
2016年→64勝・獲得賞金10億1414万円
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
という成績を残しておりました。
そして、今年は先週までに「44勝・獲得賞金7億4703万円」と、昨年の同時期(6月1週目まで)の「36勝・獲得賞金6億8543万円」と遜色ない成績を残しておりますが、モハメド殿下は、この成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年は、私が確認しているだけで、計66頭を総額約39億6980万円で落札していた上、今年も、私が確認しているだけで、
■1月9日(水)~15日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
計5頭を292万5000豪ドル(約2億2815万円)で落札
■1月27日(日)~30日(水)の「カラカ・ブラッドストックセール・ブック1」(ニュージーランド)
計3頭を95万NZドル(約7030万円)で落札
■3月3日(日)~6日(水)の「イングリス・メルボルン・プレミア・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を21万豪ドル(約1659万円)で落札
■4月9日(火)~10日(水)の「イングリス・イースターイヤリングセール」(オーストラリア)
計4頭を243万豪ドル(約1億9197万円)で落札
■4月15日(月)~17日(水)の「タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセール」(イギリス)
計7頭を294万ギニー(約4億4982万円)で落札
■5月10日(金)~11日(土)の「アルカナ・ブリーズアップセール」(フランス)
1頭を20万ユーロ(約9861万円)で落札
と、既に計21頭を総額9億9217万円で落札しておりますので。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、今後の「競走馬セール」に於いても、多くの馬を落札する筈であり、現在は、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」と考えていることでしょう。
こういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のエプソムC→カラビナ
1着賞金2200万円(同1760万円)の天保山S→サヴィとファッショニスタ
1着賞金1820万円(同1456万円)の多摩川S→レオナルド
1着賞金1500万円(同1200万円)の舞子特別→チャレアーダ
と、賞金の高い特別レースに計5頭を登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれ預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2019/06/03
5000種類以上の小型ベアリングを取り扱っております
合同会社小林英一ホールディングス(代表:小林英一氏)

本業: 北日本精機株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ランドネ(マーメイドS)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「合同会社小林英一ホールディングス」の代表を務めているのは、2014年まで個人名義で所有馬を走らせていた小林英一氏ですから、ここでは私も皆様と同じく、「合同会社小林英一ホールディングス」のことを「小林オーナー」と表記致します。
こちらも皆様はよくご存知のことでしょうが、小林オーナーの本業は、北海道の芦別市に本社を構えている、「北日本精機株式会社」の代表取締役会長であり、起業する前の小林オーナーは、ベアリング専門商社の「城北ベアリング商会」に勤め、同社の札幌出張所の所長となったことで北海道に生活拠点を移し、1960年頃に自分の会社を道内に興したそうです。
その後、「北日本精機株式会社」は、国内で順調に業績を伸ばし、輸出競争力を高めるため、1993年、上海に現地法人の「上海精密軸承有限公司」を、1996年、ソウルに現地法人の「韓国EZO株式会社」を、2003年には、フロリダに現地法人の「SPB-USA,LLC.」をそれぞれ設立するなど、順調に事業拠点を拡張しております。
そして、現在の「北日本精機株式会社」は、5000種類以上の小型ベアリングを取り扱っており、世界シェアが7割に及んでいる上、500名以上の従業員を雇用し、国内外に7つの関連会社を有しておりますので、代表取締役会長として事業を取り仕切っている小林オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
なお、馬主としての小林オーナーは、1990年頃からJRAで馬を走らせているベテランで、これまでに60頭以上を所有しており、代表的な存在としては、2012年の有馬記念や2015年の天皇賞・春など、GIを6勝したゴールドシップが真っ先に挙げられるでしょう。
同馬の活躍により、2012年の小林オーナーは、「7勝・獲得賞金6億2851万円」という過去最高の成績を残しておりましたが、その後は、一度も2012年の数字を超えられず、昨年までの3年間も、
2016年→2勝・獲得賞金4751万円
2017年→4勝・獲得賞金6151万円
2018年→5勝・獲得賞金1億0393万円
という、誰が見ても物足りない成績が続いており、今年に入ってから先週までも、「1勝・獲得賞金1857万円」という数字に留まっております。
このように数字が低迷している大きな要因の一つは、ゴールドシップが2015年の有馬記念を最後に引退したことなどにより、3年半近くも重賞を勝てていないことでしょう。
したがって、現在の小林オーナーは、「久々に重賞を勝ちたい」と願っている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のマーメイドSにランドネを登録しておりますので、私が小林オーナーであれば、同馬を預けている角居先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。