「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/03/18
「勘定奉行」などでお馴染みです
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンスマッシュ(高松宮記念)
ダノンテイオー(毎日杯・大寒桜賞)
ダノンディーヴァ(刈谷特別)
ダノンバリアント(大寒桜賞)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」などでお馴染みである「株式会社オービック」の代表取締役会長ですから、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「大阪ビジネスカンパニー」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2016年3月期」→売上高587億3800万円・経常利益295億2100万円
「2017年3月期」→売上高614億5300万円・経常利益322億4600万円
「2018年3月期」→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けております。
よって、同社を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
なお、馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、馬主名義を現在の「株式会社ダノックス」としており、2011年は、33勝を上げ、過去最高となる「7億2354万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は、一度も2011年の獲得賞金を越えられず、一昨年までの3年間も、
2015年→22勝・獲得賞金5億6122万円
2016年→28勝・獲得賞金5億1387万円
2017年→26勝・獲得賞金6億1267万円
と、獲得賞金が伸び悩んでいたため、昨年は、「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈であり、実際、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得しておりました。
そして今年は、先週までに、重賞5勝を含む10勝を上げ、早くも「3億2905万円」の賞金を獲得しておりますが、野田オーナーは、昨年の数字に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、オーナーは、毎年のように「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月9日(月)~10日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計11頭を総額12億8412万円(税込)で落札しておりますが、「セレクトセール」が終わってから先週までの獲得賞金は「7億0136万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「5億6109万円」ですから、落札に要した資金を、まだ4割ほどしか回収できておりませんので。
そういった中、今週は、
1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の高松宮記念にダノンスマッシュ
1着賞金3800万円(同3040万円)の毎日杯にダノンテイオー(大寒桜賞にも登録)
1着賞金1050万円(同840万円)の刈谷特別にダノンディーヴァ
1着賞金1000万円(同800万円)の大寒桜賞にダノンバリアント
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しており、私が野田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2019/03/18
「大江戸温泉物語」などを手掛けております
廣崎利洋氏

本業: アスクホールディングス株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
レッツゴードンキ(高松宮記念)
ジョーダンキング(マーチS)
オーマイガイ(天神橋特別・鈴鹿特別)
コロラトゥーレ(岡崎特別)
ビックピクチャー(君子蘭賞)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、廣崎利洋(ひろさき・としひろ)オーナーの本業は、大阪市中央区に「本店」を、東京千代田区三番町に「東京本社」を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクホールディングス株式会社」の代表取締役です。
1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、同社がこれまでに手掛けた主な施設としては、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にある「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などが挙げられるでしょう。
そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、その代表取締役に就任しており、「2017年9月期」の数字は、
売上高:4億6512万4000円
経常利益:1億8909万8000円
となっておりましたので、同社を率いているオーナーのことは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての廣崎オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせ始めており、過去の代表的な存在としては、2000年のクイーンCを制したフューチャサンデーや、2007年の日経賞を制し、2009年と2010年のアメリカJCCを連覇したネヴァブションなどが挙げられ、最近の代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制しているレッツゴードンキや、昨年の小倉2歳Sと京王杯2歳Sを制しているファンタジストが挙げられます。
2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、「12勝・獲得賞金4億5420万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→4勝・獲得賞金1億7254万円
2017年→7勝・獲得賞金2億3686万円
2018年→10勝・獲得賞金2億7704万円
という形で賞金が伸び悩んでいたため、今年の廣崎オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈であり、実際、先週までに「8550万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(3月3週目まで)の「5125万円」を上回っておりますが、オーナーは、この数字に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、廣崎オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、7月9日(月)と10日(火)に行われた昨年の「セレクトセール」に於いて、計6頭を総額4億6548万円(税込)で落札しておりますが、同セールが終了してから先週までの獲得賞金は「2億4349万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「1億9479万円」となるため、落札に要した資金を、まだ4割ほどしか回収できておりませんので。
そのため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、落札資金の回収ペースを早めたい」と考えていることでしょう。
こういった中、今週は、
1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の高松宮記念→レッツゴードンキ
1着賞金3600万円(同2880万円)のマーチS→ジョーダンキング
1着賞金1500万円(同1200万円)の天神橋特別→オーマイガイ(鈴鹿特別にも登録)
1着賞金1500万円(同1200万円)の岡崎特別→コロラトゥーレ
1着賞金1000万円(同800万円)の君子蘭賞→ビックピクチャー
と、賞金の高い特別レースに5頭を登録しておりますので、私が廣崎オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/03/18
現在の代表は、「総帥の長男」です
サラブレッドクラブ・ラフィアン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
マイネルフラップ(毎日杯)
マイネルオフィール(マーチS)
アンネリース(四国新聞杯・熊野特別)
マイネルスフェーン(両国特別・熊野特別)
マイネルズイーガー(両国特別)
マイネルラック(鈴鹿特別)
マイネルプリンチペ(刈谷特別)


担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めているのは、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男である岡田紘和氏です。
「ラフィアン」が設立されたのは1986年のことで、それから現在までにJRAで1600頭以上を走らせており、その中には、1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴや、2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツや、2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウといった活躍馬がおり、これまでに、「GIの6勝を含む重賞71勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
という順位だったため、今年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
また、こういった成績の伸び悩みが影響しているのか、「ラフィアン」は、計76頭の「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の12月14日(金)まで出資を受け付けておりましたが、私が確認したところ、9割以上が満口とならずに締め切りを迎えておりました。
その上、「ラフィアン」は、2月1日(金)から、「2019年度募集馬」(現1歳世代)について、計2頭を「早期募集」として出資を受け付けており、他の馬は、「2018年度募集馬」と同じく、5月初旬にラインナップを発表し、6月中旬から出資を受け付ける筈であり、現在はクラブの関係者全員が、「昨年と同じ失敗を繰り返さないよう、早い段階で過去の募集馬を活躍させ、クラブの知名度を高めておきたい」とも考えていることでしょう。
ところが、今年に入ってから先週までの成績は、「8勝・獲得賞金2億2690万円」(馬主リーディング10位)というもので、昨年の同時期(3月3週目まで)の「12勝・獲得賞金3億0975万円」を大幅に下回っているため、クラブの関係者達は、現状に強い危機感を抱いている筈です。
そのような中、「ラフィアン」は、今週、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の毎日杯にマイネルフラップ、1着賞金3600万円(同2880万円)のマーチSにマイネルオフィールなど、特別レースに計7頭を登録しておりますので、それぞれを預けている厩舎に対して、クラブの関係者が、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が高いと私は見ております。


2019/03/18
大物馬主から、「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められ…
久米田正明氏

本業: ロジフレックス株式会社 創業者

今週の主な登録馬:
ロジクライ(高松宮記念)
ロジシルキー(ミモザ賞・大寒桜賞)


担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、久米田正明オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を行うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電気機器の業界最大手であるアメリカの「アジレント・テクノロジー株式会社」なども名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせ始めて、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた上、翌年には同馬でダービーを制し、前年7月の馬主デビューから一年足らずでダービー馬のオーナーとなっておりました。
また、2009年の久米田オーナーは、ロジユニヴァースの活躍により、「重賞2勝を含む8勝・獲得賞金2億8434万円」という成績を残しておりましたが、その後は一度も2009年の数字を超えられていない上、昨年までの5年間も、
2014年→3勝・獲得賞金6765万円
2015年→9勝・獲得賞金1億3105万円
2016年→6勝・獲得賞金1億4577万円
2017年→6勝・獲得賞金9126万円
2018年→9勝・獲得賞金1億8245万円
という成績に留まっておりましたので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
また、久米田オーナーは、2007年から毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月9日(月)~10日(火)に行われた昨年の同セールに於いて、1頭を4536万円(税込)で落札しております。
当然、昨年までの状況を踏まえますと、オーナーは、今年の「セレクトセール」にも参加する筈であり、現在は、「今の内から落札資金を稼いでおきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の高松宮記念にロジクライ、1着賞金1000万円(同800万円)のミモザ賞にロジシルキー(大寒桜賞にも登録)を登録しておりますので、私は、久米田オーナーが、前者を預けている須貝先生と、後者を預けている大竹先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると見ております。
また、久米田オーナーは、先ほど記した2009年のダービーから、10年近くもGIを勝てておりませんので、高松宮記念のロジクライには、「ここで久々のGI勝利を」という思いも込められている筈です。