「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/03/11
1994年に東証1部上場を果たしております
金子真人氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
シャケトラ(阪神大賞典)
ヴェロックス(若葉S)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、早稲田大学教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源で、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の同社は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1200名近くに及んでいる筈です。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然で、「2018年3月期」の数字は、
売上高:235億8200万円
経常利益:21億1400万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
と、記せば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりますので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈であり、実際、先週までに、重賞2勝を含む11勝を上げて、早くも「3億2888万円」の賞金を獲得しております。
ただ、金子オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で良血馬を何頭も落札しており、7月9日(月)と10日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計9頭を総額9億8064万円(税込)で落札しておりますが、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「9億3980万円」であり、この内、「馬主の取り分は8割の7億5184万円」となるため、セールに投じた資金を、まだ7割ほどしか回収できておりませんので。
そのような中、今週、金子オーナーは、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の阪神大賞典にシャケトラ、1着賞金2000万円(同1600万円)の若葉Sにヴェロックスを登録しておりますので、オーナーが、前者を預けている角居先生と、後者を預けている中内田先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ております。


2019/03/11
ご子息が国会議員ですわね
新谷幸義(しんたに・たかよし)氏

本業: 医療法人社団葵会 理事長

今週の主な登録馬:
ジャパンスウェプト(ファルコンS)

担当者:馬主情報部 馬主H

新谷幸義(しんたに・たかよし)オーナーが、東京都千代田区に本部を構えている「医療法人社団・葵会」の理事長を務めているのは、私が改めて説明するまでもなく、皆さんもよくご存知のことですわね。
1972年4月、広島県世羅郡世羅町に「新谷整形外科医院」を開設したオーナーは、1976年3月、広島県広島市に「八本松病院」を開設し、その後も
1975年8月→社会福祉法人・広島新生会(現在の葵新生会)を設立
1978年2月→医療法人社団・葵会を設立
1989年2月→千葉・柏リハビリテーション病院を開設
1997年9月→東京本部を東京新丸の内ビル内に開設
1997年11月→社会福祉法人・真和会を設立
1999年7月→主な事業所を東京都千代田区丸の内に移転
2001年3月→学校法人・葵会学園を設立
2005年7月→広島平和クリニック・がんドック先端医療健診センターを開設
といった形で順調に「葵会」の規模を拡大していますの。
そして同会は、現在、病院、福祉施設、教育・保育施設、ホテルなど130施設を全国に展開し、12000人を超える職員を雇用していて、「【治す】と【防ぐ】を両立した医療へ」を目指し社会に貢献していますから、私は、「葵会」を束ねている新谷オーナーのことを「尊敬すべき人物」と考えていますし、きっと皆さんも同じように考えている筈ですわ。
ちなみに、新谷オーナーの次男の正義(まさよし)氏は、医師として日赤医療センターで勤務した後、ご自身で医療法人を設立していて、2012年には、衆議院選挙に立候補し見事に当選して、現在は3期目となっていますし、昨年の10月には厚生労働大臣政務官となっていますから、新谷オーナーと同じように、周りからとても尊敬されているのでしょうね。
そして、新谷オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2014年からでして、キャリアが浅いこともあって、まだ目立った実績を残せていないものの、「競走馬セール」に参加することが多くて、昨年は、
■5月11日(金)に行われた「千葉サラブレッドセール」
「ドルチェメンテの2016」(牡・父スウェプトオーヴァーボード※現在のジャパンスウェプト)を5400万円で落札
■7月9日(月)~10日(火)に行われた「セレクトセール」
「サウンドオブハートの2018」(牡・父ロードカナロア)を4752万円で落札
と、計2頭を1億0152万円で落札していましたわ。
(落札金額は全て税込表記)
ただ、「セレクトセール」が終わってから先週までに獲得した賞金は「2085万円」で、その内、「馬主の取り分」は8割の「1668万円」ですから、落札に要した資金をまだ1割ほどしか回収できていませんの。
そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のファルコンSにジャパンスウェプトを登録していますので、私が新谷オーナーでしたら、「落札資金の回収ペースを早めたい」と考えて、この馬を預けている古賀慎明先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
また、オーナーは、馬主歴が浅いこともあって、まだ重賞を勝てていませんから、今回は、「初めての重賞勝ちを飾りたい」という願いも込められているのでしょうね。


2019/03/11
「岐阜県の名士」と言えるでしょう
杉山忠国氏

本業: 株式会社丸杉 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ヴォージュ(阪神大賞典)

担当者:馬主情報部 馬主J

皆様もよくご存知の通り、杉山忠国オーナーの本業は、「JR岐阜駅」のすぐそばにある「金華橋通り」沿いの角地に、「フロンティア丸杉ビル」という本社ビルを構え、建築関連鋼材の販売・加工・製造などを手掛けている、「株式会社丸杉」の代表取締役社長です。
同社は、1921年に初代社長の杉山清一氏が創業したのが起源で、既に100年近い歴史を有しており、現在は、「鉄鋼卸業界で国内トップクラスの企業」と言え、同社が鋼材を納入した主な物件としては、JR名古屋駅に併設されている複合施設・「JRセントラルタワーズ」や、東京都江東区にあるショッピングセンター・「ららぽーと豊洲」などの大型施設が挙げられます。
また、本社以外にも、愛知県稲沢市に「営業本部」、愛知県名古屋市に「名古屋支社」、東京都中央区に「東京支社」、千葉県船橋市に「関東支店」を構え、東海地区を中心に営業所を計11ヶ所も構えている同社は、他にもグループ企業として、
「丸杉建設株式会社」(岐阜県岐阜市)→土木・建築資材の販売及びリース事業を展開
「中央鋼管株式会社」(愛知県名古屋市)→鋼管類全般の切断・加工・販売事業を展開
「株式会社グループホーム」(愛知県名古屋市)→介護事業を展開
「株式会社あそびの森」(岐阜県岐阜市)→全国6ヶ所に会員制のキッズパーク「アメイジングワールド」を展開
を有しております。
そして現在は、確か300名近くの従業員を雇用しており、2018年3月期の売上高が「590億円」に達しておりますので、これらの企業を率いている杉山オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言うことができ、更に杉山オーナーは、現在、「岐阜県体育協会」の副会長と「岐阜県バドミントン協会」の会長を務めておりますので、「誰もが認める岐阜県の名士」とも言えるでしょう。
なお、馬主としての杉山オーナーは、確か1998年頃からJRAで馬を走らせ始め、これまでに現役の21頭を含めて140頭ほどを所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のいちょうSを制し、オーナーに初の重賞勝ちをもたらしたクラリティスカイが挙げられます。
2015年は、同馬がNHKマイルCを制し、オーナーに初のGI勝ちをもたらしたことなどにより、7勝を上げ、過去最高となる「2億6020万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、過去3年は、
2016年→13勝・獲得賞金2億3513万円
2017年→8勝・獲得賞金1億8538万円
2018年→5勝・獲得賞金1億2918万円
と記せば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも「右肩下がり」となっておりますので、今年の杉山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈であり、実際、今年に入ってから先週までの成績は、「2勝・獲得賞金4594万円」というもので、昨年のペースを大きく上回っております。
ただ、このままですと、過去最高だった2015年の賞金には届かないため、私がオーナーであれば、「早い内に賞金の高いレースを多く勝っておきたい」と考えるでしょう。
このような中、杉山オーナーは、今週、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の阪神大賞典にヴォージュを登録してきましたので、同馬を預けている西村先生に対し、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。
また、オーナーは、先ほど記した通り、クラリティスカイで2015年のNHKマイルCを制してから、4年近く重賞を勝てておりませんので、今回は、「久々に勝ちたい」という思いも込められている筈です。


2019/03/11
世界中の「競走馬セール」に参加しております
株式会社カナヤマホールディングス

本業: パチンコホールの運営など

今週の主な登録馬:
ドゴール(ファルコンS)
オールインワン(千葉S)
ドゥーカ(幕張S)
シャルルマーニュ(但馬S)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在のOPUS高鍋店)をオープンした同社は、その後、
■1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
■2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
■2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
■2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
■2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
といった形で店舗を増やしている上、託児施設の「きっずぷれいす」を運営している「株式会社Person」というグループ会社を擁しており、私が聞いた話によれば、現在、グループ全体の従業員数は250名近くとなっているそうですから、地域の雇用に大きく貢献している筈です。
なお、同社は昨年に改組を行い、
■競走馬事業を手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
■競走馬預託事業を手掛ける「株式会社ヒイラギステーブル」
■パチンコホールの運営などを手掛ける「株式会社OPUS」
■託児事業を手掛ける「株式会社Person」
という4社体制に移行しており、これらは全て「カナヤマグループ」の傘下となっております。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、2016年からJRAで馬を走らせ始めたばかりですが、これまでに50頭以上を所有しており、初年度には早くも10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、一昨年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝利を飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、昨年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金4億9433万円」という過去最高の成績を残しておりました。
そして、今年に入ってからもその勢いは続いており、先週までの成績は「8勝・獲得賞金1億1777万円」と、順調に数字を伸ばしております。
ただ、「カナヤマホールディングス」の関係者達は、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、同社は、馬主歴が浅い割に、世界中の「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、一昨年は、国内と海外で計14頭を約2億7743万円で落札していた上、昨年も、
■国内
7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→2頭を4752万円(税込)で落札
8月21日(火)~24日(金)の「HBAサマーセール」→計8頭を6458万円(税込)で落札
■海外
9月10日(月)~22日(土)の「キーンランド・セプテンバーセール」→1頭を20万ドル(約2240万円)で落札
と、計11頭を約1億3450万円で落札しておりましたので。
当然、昨年までの状況を踏まえると、「カナヤマホールディングス」は、今年も国内外の「競走馬セール」に参加する筈であり、現在は、「今の内から落札資金を稼いでおきたい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のファルコンSにドゴール、1着賞金2200万円(同1760万円)の千葉Sにオールインワン、1着賞金1820万円(同1456万円)の幕張Sにドゥーカ、1着賞金1820万円(同1456万円)の但馬Sにシャルルマーニュと、賞金の高い特別レースに4頭を登録しておりますので、私が「カナヤマホールディングス」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。