「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/03/04
「ギンザシックス」の12階に本社を構えていますわ
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長CEO

今週の主な登録馬:
ホウオウカトリーヌ(フィリーズレビュー)
ホウオウスクラム(房総特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座に本社を構えて、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長CEOですわ。
また、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーが、2歳下の弟であることも、皆さんはよくご存知でしょうね。
小笹オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学して、卒業後の1986年に「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わっていましたわ。
そして、14年後の2000年に「株式会社リクルート」を退職して、「株式会社リンクアンドモチベーション」を立ち上げていますの。
それから同社は、
2001年5月→大阪府梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2004年12月→株式会社リンクプレイス設立
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2009年2月→株式会社リンクインベスターリレーションズを設立
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長していて、2013年1月、グループ拡大に伴って、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長CEOに就任していますわ。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大していて、現在では、東京、大阪、名古屋に拠点を構えていまして、14のグループ会社を有し、一昨年の5月8日(月)には、銀座エリア最大の商業施設「ギンザシックス」の12階にある、床面積が約1850坪のオフィスに本社を移転していた上、2018年12月期の売上高が「369億円」を記録しているのですから、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
馬主としての小笹オーナーは、まだ今年でキャリアが5年目ですが、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加していまして、昨年は、7月9日(月)~10日(火)に行われた同セールに於いて、2億5920万円で落札した「ミスセレンディピティの2017」(牡・父ディープインパクト)など、計9頭を総額8億4996万円で落札していましたわね。
(落札金額は全て税込)
ただ、「セレクトセール」が終了してから先週までの獲得賞金は「1億1879万円」で、この内、「馬主の取り分」は8割の「9503万円」ですから、落札に要した資金をまだ1割位しか回収できていませんの。
そういった中、今週は、1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のフィリーズレビューにホウオウカトリーヌ、1着賞金1500万円(同1200万円)の房総特別にホウオウスクラムを登録していますので、私が小笹オーナーでしたら、「落札資金の回収ペースを早めたい」と考えて、前者を預けている栗田徹先生と、後者を預けている奥村武先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。


2019/03/04
吉田照哉オーナーなどの名前が書かれていますね
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
アウィルアウェイ(フィリーズレビュー)
プールヴィル(フィリーズレビュー)
ミュージアムヒル(うずしおS)

担当者:馬主情報部 生産者C

皆さんも知っていると思いますけど、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
現役で活躍しているのは、一昨年のフィリーズレビューを勝ったカラクレナイや、去年のクイーンCを勝ったテトラドラクマや、七夕賞を勝ったメドウラークなどですね。
「社台グループオーナーズ」は、リアルスティールの全妹にあたる「ラヴズオンリーミーの2017」(父ディープインパクト)や、ベルシャザールの半妹にあたる「マルカキャンディの2017」(父ルーラーシップ)や、ローマンレジェンドやミラクルレジェンドの半弟にあたる「パーソナルレジェンドの2017」(父スクリーンヒーロー)など、全部で101頭の「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、去年の6月4日(月)にパンフレットを発送して、それから出資を受け付けています。
ただ、私が確認したところ、もう満口になっているのは97頭で、販売終了になった2頭を除く残りの3頭は、まだ出資を受け付けていますから、今は「社台グループオーナーズ」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を考えている馬主さん達にいい印象を与えたい」と考えている筈で、こういった中、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そして今週は、1着賞金が5200万円(馬主の取り分は8割の4260万円)のフィリーズレビューにアウィルアウェイとプールヴィル、1820万円(同1456万円)のうずしおSにミュージアムヒルを登録していますので、私が「社台グループオーナーズ」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いする筈です。


2019/03/04
少し前までは「セントラルスポーツの相談役」が代表でした
G1レーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
トロイメント(フィリーズレビュー・フローラルウォーク賞)
ウラヌスチャーム(中山牝馬S)
ペルシアンナイト(金鯱賞)
コーディエライト(トリトンS)
ソリティール(甲南S)
アドラメレク(淡路特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「G1レーシング」は、募集馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、少し前までは、全国各地で200店舗近くのスポーツクラブを運営している東証一部上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の相談役である村井良孝氏がクラブの代表を務めておりました。
そして、2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」である吉田善哉氏の三男・吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から一昨年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
という形で順調に数字を伸ばしていた上、昨年は、ジュールポレールでヴィクトリアマイルを、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制するなど、50勝を上げ、過去最高となる「13億3151万円」の賞金を獲得しました。
そして、今年に入ってからは、ヴァルディゼールでシンザン記念を制するなど、先週までに「8勝・獲得賞金1億7205万円」という成績を残し、昨年の同時期(3月1週目まで)の「7勝・獲得賞金1億5017万円」を上回っておりますが、「G1レーシング」の関係者達は、この数字に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、同クラブは、「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、計50頭のラインナップを発表しておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは45頭であり、「募集停止」となった2頭を除く残りの3頭は、まだ出資を受け付けておりますので。
そのため、現在は「G1レーシング」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの3頭を一刻も早く満口にしたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のフィリーズレビュー→トロイメント(フローラルウォーク賞にも登録)
1着賞金3600万円(同2880万円)の中山牝馬S→ウラヌスチャーム
1着賞金6200万円(同4960万円)の金鯱賞→ペルシアンナイト
1着賞金1820万円(同1456万円)のトリトンS→コーディエライト
など、計6頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸った指示を出していると私は見ております。


2019/03/04
「中京馬主協会」の会長を務めております
永井啓弍(けいじ)氏

本業: トヨタカローラ三重株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
レイホーロマンス(中山牝馬S)
スズカデヴィアス(金鯱賞)
スズカコーズライン(ポラリスS)
スズカプリオール(賢島特別)
スズカガルチ(瀬戸特別)
スズカフロンティア(瀬戸特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、永井啓弍(けいじ)オーナーの本業は、三重県四日市に本社を構えている、「トヨタカローラ三重株式会社」の代表取締役会長です。
1961年に設立された同社は、現在、「四日市本社店」、「鈴鹿西支店」、「松阪支店」、「鳥羽支店」、「伊勢支店」など、三重県内に25の販売店を構えており、「2018年3月期の売上高」は「212億円」というもので、社員数は「500名」を超える規模となっており、そのトップである永井オーナーは、「地元経済界の有力者」と言えるでしょう。
そして、JRA馬主としての永井オーナーは、既にキャリアが30年以上に及ぶ大ベテランで、これまでに、サイレンススズカやスズカマンボやスズカフェニックスなどで多くの重賞レースを制している上、現在は「中京馬主協会」の会長を務めておりますので、経済界だけではなく、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
永井オーナーがこれまでに最も良い成績を残しているのは、サイレンススズカが、宝塚記念と中山記念と金鯱賞と毎日王冠と小倉大賞典を制した1998年で、この年は、重賞7勝を含む「27勝」を上げ、「8億7026万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、一昨年は過去最多となる「37勝」を上げ、1998年に次ぐ「6億9754万円」の賞金を獲得しております。
ところが昨年は、「34勝・獲得賞金5億8971万円」という成績に留まってしまったため、今年の永井オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
しかし、今年に入ってから先週までは、「3勝・獲得賞金6628万円」と、昨年の同時期(3月1週目まで)の「8勝・獲得賞金1億4178万円」を大きく下回っているため、現在は危機感を強く抱いている筈です。
また、永井オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、自身の名義と、オーナーが代表を務めている「永井商事」の法人名義で、
■4月25日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を2484万円で落札
■5月23日(火)の「HBAトレーニングセール」→2頭を4050万円で落札
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→1頭を3780万円で落札
■7月18日(水)の「HBAセレクションセール」→4頭を1億1502万円で落札
■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」→10頭を1億4969万円で落札
と、計18頭に総額3億6785万円を投じておりました。
(金額は全て税込表記)
もちろん、永井オーナーは、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が極めて高く、現在は、「落札資金を潤沢にするため、今の内から賞金を稼いでおきたい」とも考えていることでしょう。
そのような中、永井オーナーは、今週、
1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)の中山牝馬S→レイホーロマンス
1着賞金6200万円(同4960万円)の金鯱賞→スズカデヴィアス
1着賞金2200万円(同1760万円)のポラリスS→スズカコーズライン
1着賞金1500万円(同1200万円)の賢島特別→スズカプリオール
1着賞金1500万円(同1200万円)の瀬戸特別→スズカガルチとスズカフロンティア
と、特別レースに計6頭を登録しておりますので、それぞれを預けている厩舎に対して、オーナーが、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が高いと私は見ております。