「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/01/28
2010年の秋に、「旭日小綬章」を受章しとります
松本好雄氏

本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
メイショウテンゲン(きさらぎ賞)
メイショウカズヒメ(山城S)
メイショウカリン(山城S)
メイショウヤマホコ(中京スポーツ杯)
メイショウカマクラ(納屋橋S)
メイショウキョウジ(鞍ヶ池特別)
メイショウアリソン(乙訓特別)


担当者:馬主情報部 馬主A

皆さんもよう知っとる通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構えて、船舶用部品の製造とかを手掛けとる、「株式会社きしろ」の代表取締役会長やな。
創業が1915年と、歴史が100年を超えとる同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」とか、産業部品の製造を主に手掛けとって、船舶用のクランクシャフト製造分野では、「50%近い世界シェア」を誇っとるそうや。
そんで同社は、更なる企業成長を目指し、航空機産業にも参入しとって、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作った、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しとるんで、時代の変化に応じて事業分野を拡大しとる同社は、「業界の先駆者」と言えるやろ。
しかも、松本オーナーは、長い間、船舶業界に貢献してきた功績が高く評価されて、2010年の秋には、「旭日小綬章」を受章しとりますわ。
2011年の2月に、神戸の「ホテルオークラ」で行われたその祝賀会には、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しとったんで、多くの人が、松本オーナーを大いに尊敬しとるんやろ。
JRA馬主としての松本オーナーは、キャリアが30年以上っちゅう大ベテランで、これまでに1500頭ほどを所有しとるし、メイショウドトウで勝った2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで勝った2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで勝った2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで勝った2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯とか、GIレースをいくつも勝っとって、2007年は、メイショウサムソンの活躍とかで、重賞を6勝して、「15億4865万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、それ以降は、この数字を一度も超えとらんし、一昨年までの3年間も、
2015年→53勝・獲得賞金9億6479万円
2016年→62勝・獲得賞金10億2728万円
2017年→69勝・獲得賞金11億6251万円
と、書けば分かる通り、2007年の数字を下回っとったんですわ。
で、去年は過去最高の「80勝」を上げたんやけど、獲得賞金が「12億9439万円」に留まっとったし、今年は、先週までに「1億1490万円」の賞金を稼いどるものの、2007年の数字を超えるためには、もっとペースを上げなアカンので、今の松本オーナーは「賞金の高いレースをいくつも勝ちたい」と思っとるんでしょうな。
それに、オーナーは、所有頭数の多さを考えれば当然なんやけど、「競走馬セール」に参加する機会がかなり多くて、去年は、
■「HBAセレクションセール」→7頭を1億3176万円で落札
■「HBAサマープレミアムセール」→5頭を8262万円で落札
■「HBAサマーセール」→17頭を1億0638万円で落札
■「HBAオータムセール」→7頭を3369万6000円で落札
と、計36頭を総額3億5445万6000円で落札しとったんですわ。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、去年までの経緯を踏まえると、今年の「競走馬セール」でも、何頭も落札する筈やから、ワシが松本オーナーやったら、「セール資金を早い内から稼いでおきたい」とも考えるやろうな。
そんな中、今週は、
1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のきさらぎ賞→メイショウテンゲン
1着賞金1820万円(同1456万円)の山城S→メイショウカズヒメとメイショウカリン
1着賞金1500万円(同1200万円)の中京スポーツ杯→メイショウヤマホコ
1着賞金1820万円(同1456万円)の納屋橋S→メイショウカマクラ
1着賞金1050万円(同840万円)の鞍ヶ池特別→メイショウキョウジ
1着賞金1500万円(同1200万円)の乙訓特別→メイショウアリソン
と、全部で7頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、それぞれを預けとる厩舎に、メイチの勝負仕上げを指示する筈やで。


2019/01/28
静岡芸術文化大学の参与を務めております
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
エングレーバー(きさらぎ賞)
レアリスタ(東京新聞杯)
レイエンダ(東京新聞杯)
リカビトス(節分S)
ピオネロ(アルデバランS)
ファドーグ(銀蹄S)
エリティエール(西尾特別)
シャイントレイル(西尾特別)
ルヴォワール(箱根特別)


担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡って「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。
ちなみに、一般的にはあまり知られておりませんが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうで、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、いつも感謝しているそうです。
また手嶋氏は、静岡芸術文化大学の参与を務めており、更には、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、過去最高となる「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
しかし、一昨年の「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:「キャロットファーム」→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:「社台レースホース」→102勝・獲得賞金18億8314万円
と、1位の「サンデーレーシング」に「3億5150万円」の差を付けられ2位に終わっていた上、昨年の「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→152勝・獲得賞金35億4845万円
2位:「シルクレーシング」→118勝・獲得賞金30億8921万円
3位:「キャロットファーム」→117勝・獲得賞金26億8078万円
という形で、1位の「サンデーレーシング」に「8億6767万円」という大差を付けられた3位だったため、今年は、クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は先週までに「9勝・獲得賞金1億8007万円」という成績を残し、リーディング2位に付けておりますので、きっと現在の関係者達は、「賞金の高いレースを勝って、もっと勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のきさらぎ賞→エングレーバー
1着賞金3900万円(同3120万円)の東京新聞杯→レアリスタとレイエンダ
1着賞金1820万円(同1456万円)の節分S→リカビトス
1着賞金2200万円(同1760万円)のアルデバランS→ピオネロ
1着賞金1820万円(同1456万円)の銀蹄S→ファドーグ
1着賞金1050万円(同840万円)の西尾特別→エリティエールとシャイントレイル
1着賞金1500万円(同1200万円)の箱根特別→ルヴォワール
など、賞金の高い特別レースに計9頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/01/28
生活インフラに関わる事業を手掛けております
前田幸治氏

本業: アイテック株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ジャンダルム(東京新聞杯)
アングライフェン(アルデバランS)
エントシャイデン(節分S)
クライシス(銀蹄S)
スパイクナード(稲荷特別)

※前田晋二オーナーの所有馬
クールオープニング(納屋橋S)


担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、前田幸治オーナーの本業は、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長です。
1977年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2018年3月期」の売上高は「160億円」という、素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都千代田区内幸町の「東京支店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に25の支店を構えており、2000名を超える従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズマネジメント」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの坂路コースなどを有している上、同牧場の関連施設として、本格的な育成を行える「大山ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
更に一昨年は、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設し、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
なお、馬主としての前田オーナーは、確か1996年からJRAで馬を走らせており、その中で代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられるでしょう。
また、前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年で、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は一度も2011年の数字を超えられていない上、昨年までの3年間も、
2016年→23勝・獲得賞金5億1516万円
2017年→18勝・獲得賞金6億0804万円
2018年→24勝・獲得賞金5億5115万円
と、記せば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも物足りない数字に留まっていた上、今年に入ってから先週までの成績は、「21戦0勝・獲得賞金1476万円」というものであり、決して「いいスタートが切れた」と言えるものではありません。
したがって、現在のオーナーは「賞金の高いレースを多く勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年のように、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で、国内外の「競走馬セール」に参加しており、私が確認したところ、昨年は、
■国内
5月22日(火)の「HBAトレーニングセール」→1頭を1134万円(税込)で落札
7月9日(月)~10日(火)の「セレクトセール」→2頭を3240万円(税込)で落札
7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→5頭を1億1502万円(税込)で落札
8月20日(月)の「HBAサマープレミアムセール」→1頭を1674万円(税込)で落札
8月21日(火)~24日(金)の「HBAサマーセール」→3頭を2603万円(税込)で落札
■海外
3月13日(火)~14日(水)の「OBSマーチセール」→1頭を31万ドル(約3286万円)で落札
4月24日(火)~27日(金)の「OBSエイプリルセール」→1頭を10万ドル(約1090万円)で落札
9月11日(火)~23日(日)の「キーンランド・セプテンバーセール」→3頭を147万5000ドル(約1億5200万円)で落札
10月9日(火)~11日(木)の「タタソールズ・オクトーバーイヤリングセール・ブック1」→1頭を5万5000ギニー(約854万7000円)で落札
と、計18頭を約4億0583万7000円で落札しておりました。
当然、昨年の状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する筈であり、現在は、「今の内から落札資金を稼いでおきたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯にジャンダルム、1着賞金2200万円(同1760万円)のアルデバランSにアングライフェン、1着賞金1820万円(同1456万円)の節分Sにエントシャイデン、1着賞金1820万円(同1456万円)の銀蹄Sにクライシス、1着賞金1500万円(同1200万円)の稲荷特別にスパイクナードと、計5頭を特別レースに登録してきましたので、私が前田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
また、今週は、前田オーナーの弟であるため、「完全に財布が同じ」と言える前田晋二オーナーも、1着賞金1820万円(同1456万円)の納屋橋Sにクールオープニングを登録しておりますので、こちらも、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。


2019/01/28
ダンスパートナーやフラワーパークもここの募集馬でしたね
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
テトラドラクマ(東京新聞杯)
トレジャートローヴ(稲荷特別)


担当者:馬主情報部 生産者C

皆さんも知っていると思いますけど、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
現役で活躍しているのは、一昨年のフィリーズレビューを勝ったカラクレナイや、去年のクイーンCを勝ったテトラドラクマや、七夕賞を勝ったメドウラークなどですね。
「社台グループオーナーズ」は、リアルスティールの全妹にあたる「ラヴズオンリーミーの2017」(父ディープインパクト)や、ベルシャザールの半妹にあたる「マルカキャンディの2017」(父ルーラーシップ)や、ローマンレジェンドやミラクルレジェンドの半弟にあたる「パーソナルレジェンドの2017」(父スクリーンヒーロー)など、全部で101頭の「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、去年の6月4日(月)にパンフレットを発送して、それから出資を受け付けています。
ただ、私が確認したところ、もう満口になっているのは94頭で、販売終了になった2頭を除く残りの5頭は、まだ出資を受け付けていますから、今は「社台グループオーナーズ」の関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を考えている馬主さん達にいい印象を与えたい」と考えている筈で、こういった中、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そして今週は、1着賞金が3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯にテトラドラクマ、1500万円(同1200万円)の稲荷特別にトレジャートローヴを登録していますので、私が「社台グループオーナーズ」の関係者でしたら、前者を預けている小西一男先生と、後者を預けている高柳大輔先生に、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いする筈です。