「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/12/24
東大卒の優秀な投資家です
山口功一郎氏

本業: 暁翔(あきと)キャピタル株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
アントリューズ(シンザン記念)

担当者:馬主情報部 馬主M

ご存知の方もいると思いますが、山口功一郎オーナーの本業は、東京都中央区に本社を構え、機関投資家向けの株式投資助言業務を行う、「暁翔(あきと)キャピタル株式会社」の代表取締役社長です。
福岡県出身の山口オーナーは、東京大学を卒業後、2003年に「UBS証券株式会社」へ入社し、2006年には、「ホライゾン・アセット・インターナショナル株式会社」へ移り、2009年の3月に「暁翔キャピタル株式会社」を設立しました。
そして、同年の7月に同社が設立した「アキト・ファンド」では、「ロング・ショート戦略」と呼ばれる手法で運用を行い、資産残高が2年足らずで14億円から141億円まで急増し、現在では約190億円まで増えており、その中には、年金基金の資金も含まれております。
したがって、代表取締社長としてだけでなく、チーフインベストメントオフィサー(CIO)として「アキト・ファンド」を取り仕切っている山口オーナーは、「大いに尊敬すべき優秀な人物」と言える筈です。
JRA馬主としての山口オーナーは、確か2012年に馬を走らせ始め、これまでに20頭以上を所有しており、最初の年は0勝に終わっていたものの、その後は、
2013年→1勝・獲得賞金645万円
2014年→2勝・獲得賞金2574万円
2015年→4勝・獲得賞金4025万円
2016年→4勝・獲得賞金3901万円
2017年→3勝・獲得賞金6996万円
と、順調に勝ち星と獲得賞金を積み重ねている上、2018年は、12月23日(日)までに「7勝・獲得賞金9040万円」という過去最高の成績を残しております。
また、山口オーナーは、馬主歴が浅い割に、国内外の「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、2017年は、
■国内
7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→2頭を計3456万円(税込)で落札
■海外
8月19日(土)~21日(月)の「アルカナ・イヤリングセール」→1頭を40万ユーロ(約5200万円)で落札
と、計3頭を約8656万円で落札していた上、2018年も、
■国内
7月9日(月)~10日(火)の「セレクトセール」→3頭を計1億2528万円(税込)で落札
7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→1頭を1458万円(税込)で落札
■海外
8月18日(土)~21日(火)の「アルカナ・イヤリングセール」→1頭を16万ユーロ(約2096万円)で落札
9月10日(月)~23日(日)「キーンランド・セプテンバーイヤリングセール」→2頭を計80万ドル(約9680万円)で落札
と、計7頭を約2億5762万円で落札しておりました。
しかし、この金額は、2018年の12月23日(日)までの獲得賞金である「9040万円」を大きく上回っておりますので、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈です。
そういった中、2019年の新春開催では、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のシンザン記念にアントリューズを出走させる予定ですから、同馬を管理している栗田徹先生に、山口オーナーが、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
また、オーナーは、キャリアが浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、同馬には、「ここで初の重賞勝ちを」という思いも込められている筈です。


2018/12/24
「勘定奉行」などでお馴染みでしょう
野田みづき氏

本業: 株式会社オービック 取締役相談役

今週の主な登録馬:
ミッキーブラック(ホープフルS)
ミッキーブリランテ(シンザン記念)

担当者:馬主情報部 馬主O

野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、自身も同社の取締役相談役を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2016年3月期」→売上高587億3800万円・経常利益295億2100万円
「2017年3月期」→売上高614億5300万円・経常利益322億4600万円
「2018年3月期」→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
また、野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を取得しており、みづきオーナーは、確か2002年から馬を走らせ始め、現在までに100頭近くを所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
みづきオーナーは、2016年に、「18勝・獲得賞金6億2011万円」という、勝利数と獲得賞金の両方で過去最高の成績を残しておりました。
しかし、2017年の成績は「17勝・獲得賞金4億5787万円」というもので、前年の賞金を「1億6224万円」も下回ってしまったものの、2018年は、ミッキーロケットで宝塚記念を制するなど、12月23日(日)までに「17勝・獲得賞金6億1658万円」という成績を残し、あと「353万円」を稼げば、キャリアハイである2016年の「6億2011万円」を超えられる状況となっております。
ただ、みづきオーナーは、この状況に満足せず、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で良血馬を何頭も落札しており、7月9日(月)と10日(火)に行われた2018年の同セールに於いても、計9頭を総額7億9920万円(税込)で落札しておりますが、それから12月23日(日)までの獲得賞金は「2億8883万円」であり、この内、「馬主の取り分は8割の2億3106万円」であるため、セールに投じた資金を、まだ3割弱しか回収できておりませんので。
そういった中、12月28日(金)は、1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)のホープフルSにミッキーブラックを登録しており、1月6日(日)のシンザン記念にはミッキーブリランテを出走させる予定となっておりますので、私がみづきオーナーであれば、前者を預けている音無先生と、後者を預けている矢作先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2018/12/24
吉田照哉氏の長男が代表を務めております
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ヴァンドギャルド(ホープフルS)
エジステンツァ(立志S)
ディキディキ(立志S)
サプルマインド(ファイナルS)
ステイフーリッシュ(中山金杯)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つで、現在、クラブの代表取締役を務めている吉田哲哉氏は、社台ファームの代表・吉田照哉氏の長男です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバー、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられます。
そして、この馬達などの活躍によって、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年の4年間も、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
という形で獲得賞金が伸び悩んでおり、「馬主リーディング」は4年続けて3位に終わっていた上、2018年も、12月23日(日)までの成績は、「92勝・獲得賞金20億4673万円」と、1位の「サンデーレーシング」(152勝・獲得賞金35億4435万円)に「14億9762万円」の差を付けられた4位に甘んじているのです。
また、「社台レースホース」は、2017年のオークスを制したソウルスターリング(父フランケル)の半妹にあたる「スタセリタの2017」(父ディープインパクト)など、計93頭の「2018年度募集馬」について、現在、出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは78頭で、「募集中止」となった4頭を除く残り11頭は、まだ出資を受け付けております。
したがって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの11頭を少しでも早く満口にしたい」と考えている筈です。
そういった中、12月28日(金)は、
1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)のホープフルS→ヴァンドギャルド
1着賞金1820万円(同1456万円)の立志S→エジステンツァとディキディキ
1着賞金1820万円(同1456万円)のファイナルS→サプルマインド
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録している上、1月5日(土)~6日(日)にも、
1着賞金4100万円(同3280万円)の中山金杯→ステイフーリッシュ
などを出走させる予定となっておりますので、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2018/12/24
「広島の眼科医」が勝負懸かりの理由は…
馬場幸夫氏

本業: 馬場眼科 院長

今週の主な登録馬:
アンブロークン(シンザン記念)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、馬場幸夫オーナーの本業は、広島県広島市の安佐南(あさみなみ)区にある、「馬場眼科」の院長です。
最寄りの「アストラムライン・安東【やすひがし】駅」からですと、南口を出て川を渡ってすぐに左折し、人気ラーメン店の「来来亭」(安佐南相田店)がある安川通りを東に500メートルほど進み、緑色の看板が目印の「妹尾病院」の隣にあるピンク色の建物が「馬場眼科」です。
同医院は、白内障、緑内障手術などで入院する方のためにベッドを20床近く完備しているため、「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っており、馬場オーナーを含めた複数の医師が診療にあたっていることから、非常に多くの患者が通院しているそうで、土曜日の午後も診療を行なっているそうですから、地域の方々にとって「欠かせない存在」となっているのでしょう。
なお、JRA馬主としての馬場オーナーは、確か2007年から馬を走らせ始めており、2012年までは、特に目立った成績を残せていなかったものの、2013年は、ベストウォーリアを出走させたユニコーンSで初の重賞勝ちを飾り、アジアエクスプレスを出走させた朝日杯FSで初のGI勝ちを飾るなど、「12勝・獲得賞金2億1980万円」という成績を残していた上、2016年までの3年間も、
2014年→7勝・獲得賞金2億0516万円
2015年→12勝・獲得賞金2億5539万円
2016年→11勝・獲得賞金2億8287万円
と、安定した成績を残しておりました。
しかし2017年は、「5勝・獲得賞金1億6879万円」という数字に終わっておりましたので、2018年の馬場オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈であり、実際、12月23日(日)までの成績は、「8勝・獲得賞金1億7652万円」というもので、既に前年の数字を上回っておりますが、馬場オーナーが、この数字に満足せず、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、馬場オーナーは、競走馬エージェントの「Narvick International」が海外のセールで落札した馬を、その後、自身の所有馬にすることが多く、その際には、多額の資金が必要となりますので。
具体的な例をいくつか挙げておきますと、
ベストウォーリア→2012年の「OBSエイプリルセール」に於いて40万ドル(約3280万円)で落札
アジアエクスプレス→2013年の「OBSマーチセール」に於いて23万ドル(約2185万円)で落札
モーニン→2014年の「OBSマーチセール」に於いて33万5000ドル(約3450万円)で落札
ベストマッチョ→2015年の「バレッツマーチセール」に於いて26万ドル(約3120万円)で落札
などは、同社が落札し、その後、馬場オーナーの所有となっております。
更に2017年も、「OBSマーチセール」に於いて、同社が総額87万5000ドル(約1億0063万円)で落札した2頭が、その後、馬場オーナーの所有となっておりました。
そして、2018年の「Narvick International」は、私が確認したところ、海外の競走馬セールに於いて、8頭を総額589万6000ドル(約6億5446万円)で落札しており、2017年までの状況を踏まえると、これらの内の何頭かは、今後、馬場オーナーの所有となる筈であり、それに向けて、現在は、「潤沢な資金を確保しておきたい」と考えている筈です。
そういった中で、年明けのシンザン記念(1着賞金3800万円・馬主の取り分は8割の3040万円)にアンブロークンを出走させる予定ですから、私がオーナーであれば、この馬を預けている手塚先生に、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。