「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/10/29
まだまだ物足りない数字ですから
原禮子(れいこ)氏

本業: 株式会社オメガコンサルタンツ 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
オメガパフューム(JBCクラシック)
ファミーユボヌール(みちのくS)


担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、原禮子オーナーの本業は、「サンシャイン60」(東京都豊島区池袋)の54階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタントなどを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長です。
1986年、「オメガエンジニアリング株式会社」(東京都練馬区)として設立された同社は、1991年、本社を千代田区に移した後、1995年に現在の場所に移転しており、2005年に社名を「株式会社オメガコンサルタンツ」に変更しております。
また、本社以外にも、JR博多駅(福岡県福岡市)のすぐ近くに「九州支店」を有している同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しており、私が聞いた話によれば、毎年のように10億円以上の売上高を記録しているそうですから、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、JRA馬主としての原オーナーは、確か1998年から馬を走らせ始め、これまでに60頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスとローズSなどを制したヌーヴォレコルトが挙げられます。
2014年の原オーナーは、オメガハートロックとヌーヴォレコルトの活躍などにより、「重賞3勝を含む17勝・獲得賞金4億9464万円」という過去最高の成績を残しておりました。
ただ、昨年までの3年間は、
2015年→11勝・獲得賞金3億4613万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
という形で、賞金が右肩下がりとなっておりますので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
実際、今年に入ってからは、オメガパフュームでシリウスSを制するなど、先週までに「10勝・獲得賞金1億7934万円」という成績を残し、既に昨年を上回っておりますが、2014年の賞金と比べたら、まだまだ物足りない数字ですから、現在の原オーナーは、「もっとペースを上げたい」と考えている筈です。
そういった中、今週、原オーナーは、1着賞金9000万円(馬主の取り分は8割の7200万円)のJBCクラシックにオメガパフューム、1着賞金1820万円(同1456万円)のみちのくSにファミーユボヌールと、2頭を登録しておりますので、私が関係者であれば、前者を預けている安田翔伍先生と、後者を預けている松永幹夫先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2018/10/29
「必ず巻き返したい」と願っている筈ですが
竹園正継(まさつぐ)氏

本業: テイエム技研株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
テイエムジンソク(JBCクラシック)
テイエムバリバリ(きんもくせい特別)


担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、竹園正継オーナーの本業は、鹿児島県鹿屋市に本社を構え、ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っている、「テイエム技研株式会社」の代表取締役です。
1979年に東京都世田谷区で設立された同社は、竹園オーナー自身が開発して特許を取得した建築補強材、「ウエブレン」の量産を開始してから、急速に売り上げを伸ばしており、1981年から1984年までは、鹿屋市に生産工場を3号棟まで新設し、1986年には現在の場所に本社を移転している上、東京都大田区に東京支店(現在は中央区日本橋)を開設と、順調に規模を拡大しておりました。
その後も、1991年までに生産工場を5号棟まで新設しており、現在では、本社工場に加えて、鹿児島県の鹿屋市に「串良工場」を、同じ鹿児島県の垂水市に「垂水工場」を構えておりますので、同社のトップである竹園オーナーは、「地元の雇用や経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての竹園オーナーは、確か1987年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに900頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、1999年の皐月賞や2000年の有馬記念など、GIを7勝したテイエムオペラオーや、2001年の桜花賞と秋華賞など、GIを3勝したテイエムオーシャンや、2005年の阪神ジュベナイルFを制したテイエムプリキュアや、2005年の中山大障害を制したテイエムドラゴンなどが挙げられます。
2000年の竹園オーナーは、テイエムオペラオーなどの活躍により、重賞12勝を含む29勝を上げ、過去最高となる「15億3366万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は2000年の数字を上回ることができず、昨年までの5年間も、
2013年→19勝・獲得賞金3億7381万円
2014年→16勝・獲得賞金2億8196万円
2015年→21勝・獲得賞金3億7664万円
2016年→16勝・獲得賞金3億8947万円
2017年→21勝・獲得賞金4億3758万円
という形で全盛期を大きく下回っておりましたので、今年の竹園オーナーは、「必ず巻き返したい」と願っている筈です。
ただ、今年に入ってからは、先週までが「14勝・獲得賞金3億1866万円」という成績で、昨年の同時期(10月まで)の「19勝・獲得賞金3億4049万円」を下回っておりますので、現在は、「もっと勝ってペースを上げたい」と考えているのでしょう。
また、竹園オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、計10頭を総額1億2334万円で落札していた上、今年は、
■7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→3頭を6048万円で落札
■8月20日(月)の「HBAサマープレミアムセール」→1頭を1242万円で落札
■8月21日(火)~25日(金)の「HBAサマーセール」→6頭を7322万4000円で落札
■10月1日(月)~3日(水)の「HBAオータムセール」→1頭を615万6000円で落札
と、計11頭を総額1億5228万円で落札しております。
(金額は全て税込表記)
そのため、現在は、「これまでのセールで使った資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金9000万円(馬主の取り分は8割の7200万円)JBCクラシックにテイエムジンソク、1着賞金1000万円(同800万円)のきんもくせい特別にテイエムバリバリを登録しておりますので、「どちらも勝負懸かり」と私は見ております。


2018/10/29
明らかに勢いがなくなっておりますので
杉澤光雄氏

本業: 株式会社ケーエスホールディングス 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ガンコ(アルゼンチン共和国杯)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、杉澤光雄オーナーの本業は、北海道の函館市に本社を構え、土木工事や解体工事、除雪や排雪作業、産業廃棄物処理などを主に手掛けている、「株式会社ケーエスホールディングス」の代表取締役会長です。
同社の起源は、1971年に創業された「杉澤商店」でして、2015年の7月に、現在の「株式会社ケーエスホールディングス」となっております。
当初、同社は、主に土木工事を手掛けておりましたが、徐々に事業の幅を広げており、現在では、
「株式会社カネス杉澤事業所」→土木工事や解体工事
「株式会社カネス道路」→舗装工事や切削工事
「有限会社みどり運輸」→貨物自動車運送
「株式会社ケイビ」→交通誘導警備や施設警備
「株式会社高橋興業」→土木工事や舗装工事の設計
「株式会社ケーエス・北の星観光バス」→観光バスや小型タクシーによる旅客自動車業
「有限会社扶桑」→自動車整備や中古車販売
「有限会社トーハン」→建築資材や工具の販売
「有限会社天海」→漁業や有漁船の運営
という形で、多くの系列企業を擁しており、グループ全体の従業員数は350名を超えているそうですから、そのトップを務める杉澤オーナーは、「函館を代表する優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての杉澤オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせ始めて、これまでに60頭近くを所有しており、2013年には「7勝・獲得賞金1億2202万円」と、初めて1億円の大台に乗せておりました。
しかし、一昨年までの3年間は、
2014年→4勝・獲得賞金6443万円
2015年→4勝・獲得賞金8809万円
2016年→3勝・獲得賞金7765万円
と、2013年と比べて物足りない数字となっておりましたので、昨年の杉澤オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、「10勝・獲得賞金1億2594万円」という成績を残し、2013年の数字を上回っておりましたので、私の見込みは正しかったのでしょう。
そして、今年に入ってからもその勢いは続いており、ガンコを出走させた日経賞で初の重賞勝ちを飾るなど、6勝を上げ、既に昨年を上回る「1億7152万円」の賞金を獲得しておりますが、私は、オーナーが、先週までの成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると見ております。
何故なら、今年、杉澤オーナーが獲得している「1億7152万円」の内、「1億6622万円」は、1月から6月までに稼いだものであり、7月から先週までに獲得した賞金は「530万円」と、上半期と比べて明らかに勢いがなくなっておりますので。
そういった中、今週は、1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)のアルゼンチン共和国にガンコを登録してきましたので、私が杉澤オーナーであれば、この馬を預けている松元先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示する筈です。


2018/10/29
2013年の3割ほどですから
アポロサラブレッドクラブ(五陵グループ)

本業: 墓苑の開発、墓石の販売など

今週の主な登録馬:
アポロケンタッキー(JBCクラシック)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、「アポロサラブレッドクラブ」の母体は、東京、神奈川、千葉、埼玉といった関東エリアを中心に、墓地の開発や墓石の販売を手掛けている「五稜グループ」でして、私が確認したところ、系列会社には、「株式会社五稜」、「株式会社日本石材」、「株式会社五稜墓苑開発」があり、「一般財団法人・日本仏教振興会」も同グループの系列団体です。
「五稜グループ」は、東急目黒線の武蔵小山駅(東京都品川区)から徒歩5分ほどの場所に「五稜ビル」という拠点を構えており、ここは、確か2階と3階が本業の事務所で、4階が「アポロサラブレッドクラブ」の事務所となっております。
同グループは、以前から墓苑の販売に力を入れており、私が確認したところ、現在は、養玉院(東京都品川区西大井)の特別区画などを販売しているようです。
「アポロサラブレッドクラブ」がJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2003年のことで、それから現在までに100頭近くを所有しており、代表的な存在としては、2006年のフェアリーSを制したアポロティアラや、2007年の京王杯2歳Sを制したアポロドルチェや、2013年の東京ジャンプSと中山大障害、2014年の中山グランドジャンプを制したアポロマーベリックや、一昨年の東京大賞典を制したアポロケンタッキーなどが挙げられます。
2013年の「アポロサラブレッドクラブ」は、アポロマーベリックの活躍などにより、「3億1090万円」という過去最高の賞金を獲得しておりましたが、その後の4年間は、JRAでの獲得賞金が、
2014年→1億5727万円
2015年→9391万円
2016年→2億0935万円
2017年→1億4975万円
と、2013年を大きく下回っておりますので、今年は「アポロサラブレッドクラブ」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
ただ、今年に入ってからは、アポロケンタッキーが地方交流G1の川崎記念とG2のダイオライト記念と日本テレビ盃で2着に入り、「4340万円」を獲得しておりますが、JRAでは、先週までに7勝を上げているものの、全て平場のレースであるため、獲得賞金が「1億0497万円」と、2013年の3割ほどしか稼げておりませんので、現在、関係者達は、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そういった中、「アポロサラブレッドクラブ」は今週、1着賞金9000万円(馬主の取り分は8割の7200万円)のJBCクラシックにアポロケンタッキーを登録しておりますので、私が関係者であれば、この馬を預けている山内先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。