「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/01/29
まだ3割ほどしか回収できておりませんので
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンプラチナ(東京新聞杯)
ダノンマジェスティ(きさらぎ賞)
ダノンディスタンス(稲荷特別)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」などでお馴染みである「株式会社オービック」の代表取締役会長ですから、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「大阪ビジネスカンパニー」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2015年3月期」→売上高563億4400万円・経常利益277億2600万円
「2016年3月期」→売上高587億3800万円・経常利益295億2100万円
「2017年3月期」→売上高614億5300万円・経常利益322億4600万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けております。
よって、同社を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
なお、馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、馬主名義を現在の「株式会社ダノックス」としており、2014年は、ダノンシャークがマイルCSを制し、ダノンプラチナが朝日杯FSを制するなど、「26勝・獲得賞金7億1331万円」という成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2015年→22勝・獲得賞金5億6122万円
2016年→28勝・獲得賞金5億1387万円
2017年→26勝・獲得賞金6億1267万円
という形で獲得賞金が伸び悩んでおりましたので、「今年は必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
また、野田オーナーは、毎年のように「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月10日(月)と11日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計11頭を10億2816万円(税込)で落札しておりました。
ただ、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「4億1978万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「3億3582万円」ですから、落札に要した資金をまだ3割ほどしか回収できておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そのような中、今週は、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯→ダノンプラチナ
1着賞金3800万円(同3040万円)のきさらぎ賞→ダノンマジェスティ
1着賞金1500万円(同1200万円)の稲荷特別→ダノンディスタンス
と、計3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、野田オーナーが、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している筈です。

2018/01/29
今年は3位に甘んじておりますので
有限会社キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
クルーガー(東京新聞杯)
リスグラシュー(東京新聞杯)
ファドーグ(金蹄S)
コルコバード(箱根特別)
グローブシアター(稲荷特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーとなるなど、作家としても高い評価を受けております。
ちなみに、一般的にはあまり知られておりませんが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうで、素晴らしい執筆場所を提供してくれた吉田勝己オーナーに、手嶋氏は深く感謝しているそうです。
また手嶋氏は、静岡芸術文化大学の参与を務め、更には、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
一昨年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「重賞14勝を含む127勝・獲得賞金31億8985万円」という過去最高の成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
しかし、昨年の「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:「キャロットファーム」→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:「社台レースホース」→102勝・獲得賞金18億8314万円
4位:「シルクレーシング」→101勝・獲得賞金18億5173万円
と、1位の「サンデーレーシング」に「3億5150円」の差を付けられて2位に終わっておりますので、今年は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「必ずリーディング1位を奪還したい」と考えている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→重賞2勝を含む12勝・獲得賞金2億6603万円
2位:「シルクレーシング」→重賞3勝を含む12勝・獲得賞金2億5162万円
3位:「キャロットファーム」→9勝・獲得賞金1億8044万円
というもので、「キャロットファーム」は、まだ重賞を勝てていないことなどが響き、3位に甘んじておりますので、現在、同クラブの関係者達は、「賞金の高い特別レースを勝って、上位との差を詰めたい」と考えていることでしょう。
そのような中、今週、「キャロットファーム」は、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯→クルーガーとリスグラシュー
1着賞金1820万円(同1456万円)の金蹄S→ファドーグ
1着賞金1500万円(同1200万円)の箱根特別→コルコバード
1着賞金1500万円(同1200万円)の稲荷特別→グローブシアター
と、計5頭を特別レースに登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。

2018/01/29
一昨年までは、「完全に右肩上がり」でしたが…
里見治(はじめ)氏(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)

本業: セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長CEO

今週の主な登録馬:
サトノアレス(東京新聞杯)
サトノフェイバー(きさらぎ賞)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、里見治(はじめ)オーナー(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)は、一昨年の3月まで「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長兼社長を務めておりましたが、4月1日(土)付けで、長男の治紀(はるき)氏が代表取締役社長COOに就任したことにより、現在の役職は代表取締役会長CEOとなっております。
「汐留住友ビル」(東京都港区東新橋)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」などを傘下としており、2017年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3669億3900万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、確か1992年からJRAで馬を走らせ始めて、これまでに250頭近くを所有しており、一昨年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という「完全に右肩上がり」の成績を残しておりました。
しかし昨年は、サトノクラウンで制した宝塚記念、サトノアラジンで制した安田記念など、JRAの重賞を4勝しているものの、「34勝・獲得賞金10億0095万円」という成績に留まっておりましたので、今年の里見オーナーは、「必ず巻き返したい」と願っている筈であり、実際、先週までの成績は、「3勝・獲得賞金5804万円」と、昨年の1月(2勝・獲得賞金3470万円)を上回っております。
ただ、里見オーナーは、この成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、里見オーナーは、7月10日(月)~11日(火)に行われた昨年の「セレクトセール」に於いて、計16頭を総額18億3276万円(税込)で落札しておりますが、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「4億0426万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「3億2341万円」ですから、落札に要した資金をまだ2割も回収できておりませんので。
このような中、今週は、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯にサトノアレス、1着賞金3800円(同3040万円)のきさらぎ賞にサトノフェイバーと、賞金の高い重賞に2頭を登録してきましたので、私が里見オーナーでしたら、「とにかく稼いで、落札資金の回収ペースを早めたい」と考え、前者を預けている藤沢和雄先生と、後者を預けている南井先生に対して、かなり勝負懸った指示を出すでしょう。

2018/01/29
まだ特別レースを勝てておりませんので
東京ホースレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レッドサクヤ(エルフィンS)
レッドランディーニ(エルフィンS)
レッドレオン(きさらぎ賞)
レッドサバス(金蹄S)
レッドジェノヴァ(箱根特別)
レッドイリーゼ(春菜賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、一口馬主クラブ・「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドTを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワホースクラブ」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長であり、JRAの馬主としては、スピルバーグでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからで、それからは、山本オーナーの奥様である山本洋子さんが代表を務め、「レッド」の冠名で所属馬を走らせております。
また、愛馬会法人・「東京サラブレッドクラブ」の代表は、中山馬主協会の会長である西川賢オーナーの異母弟であり、プロゴルファーでもある西川哲氏が務めていることも、私が改めてご紹介するまでもなく、以前から皆様がよくご存知でしょう。
「東京ホースレーシング」に於ける過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の阪神ジュベナイルFなどを制したレッドリヴェールや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムといった名前が挙げられ、現役の代表的な存在としては、一昨年と昨年のスプリンターズSを連覇するなど重賞を4勝しているレッドファルクスの名前が挙げられます。
2014年の同クラブは、レッドキングダムが中山大障害を、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを制するなど、「59勝・獲得賞金10億3421万円」という過去最高の成績を残しましたので、この結果には関係者全員が大いに満足したのでしょう。
ただ、その後の3年間は、
2015年→49勝・獲得賞金9億6207万円
2016年→47勝・獲得賞金9億0817万円
2017年→39勝・獲得賞金8億6586万円
と、「明らかに右肩下がり」となっております。
また、この状況が影響しているのか、同クラブは、「2017年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の6月16日(金)に計32頭のラインナップを発表し、7月24日(月)から「先行募集」を、8月7日(月)から「通常募集」を行っておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口になっているのは20頭で、「募集中止」になった1頭を除く残りの11頭は、今も出資を受け付けている状況です。
そのため、現在は、クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、【レッドの馬は稼げる】という印象を与えて、残りの11頭を少しでも早く満口にしたい」と考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
ただ、今年の同クラブは、先週までに所属馬を27回出走させ、平場のレースで2勝を上げているものの、まだ特別レースは勝てておりません。
こういった状況の中、今週は、
1着賞金1900万円(馬主の取り分は8割の1520万円)のエルフィンS→レッドサクヤとレッドランディーニ
1着賞金3800万円(同3040万円)のきさらぎ賞→レッドレオン
1着賞金1820万円(同1456万円)の金蹄S→レッドサバス
1着賞金1500万円(同1200万円)の箱根特別→レッドジェノヴァ
1着賞金1000万円(同800万円)の春菜賞→レッドイリーゼ
と、計6頭を特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ております。