「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/10/02
既に昨年の成績を上回っておりますが
KTレーシング(代表:黒川哲美氏)

本業: 株式会社TFK 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
シュバルツボンバー(サウジアラビアRC)
マドモアゼル(りんどう賞)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、「KTレーシング」は、黒川哲美氏が代表者の法人馬主ですから、ここでは、「KTレーシング」を「黒川オーナー」と表記致します。
黒川オーナーの本業は、東京都港区に本社を構えている、「株式会社TFK」の代表取締役社長です。
1990年、大手メーカーの保険部門に入社した黒川オーナーは、その後、2000年に「矢野新商事株式会社」(新日本石油系のスーパーディーラー)の保険事業部長に就任し、2002年には、同社の子会社である「株式会社アローファイナンシャルサービス」の代表取締役となりました。
そして黒川オーナーは、2004年に保険の総合代理店である「有限会社TFK」を設立し、2006年に現在の「株式会社TFK」に社名を変更しております。
「株式会社TFK」は、中小企業を対象に、企業年金・退職年金問題に特化した保険販売を行なっており、導入した企業は100社以上に及んでいるそうです。
また、現在の同社は、36社の保険を取り扱っている上、東京の本社に加え、横浜、大阪、名古屋、札幌といった全国の主要都市に37の支店と営業所を構えており、2017年5月期の売上高は「58億6300万円」という業績を残しておりますので、その代表取締役社長を務めている黒川オーナーは、「保険業界の重要人物」と言えるでしょう。
馬主としての黒川オーナーは、一昨年からJRAで馬を走らせ始め、同年は、「1勝・獲得賞金1000万円」という成績でしたが、昨年は、「7勝・獲得賞金7554万円」という成績を残し、順調に数字を伸ばしておりました。
そして今年は、先週までに「10勝・獲得賞金1億3262万円」という成績で、既に昨年を上回っておりますが、私は、黒川オーナーがこの結果に満足せず、今後も貪欲に勝利を追求してくると見ております。
何故なら、「今年の競走馬セール」に於いて、黒川オーナーは、「KTレーシング」の名義で、
7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→6頭を4億1364万円(税込)で落札
7月18日(火)の「HBAセレクションセール」→3頭を4212万円(税込)で落札
8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」→6頭を3585万6000円(税込)で落札
と、計15頭を総額4億9161万6000円(税込)で落札しておりますので。
そういった中で、今週は、1着賞金3300万円(馬主の取り分は8割の2640万円)のサウジアラビアRCにシュバルツボンバー、1着賞金1000万円(同800万円)のりんどう賞にマドモアゼルを登録しておりますので、私が黒川オーナーでしたら、「セールで使った資金の回収ペースを早めたい」と考え、前者を預けている須貝先生と、後者を預けている斎藤誠先生に対し、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。
また、黒川オーナーは、まだ一度も重賞を勝てておりませんので、シュバルツボンバーには、「初めての重賞勝ちを飾りたい」という思いも込めている筈です。


2017/10/02
強い危機感を抱いている筈ですから
星野壽市(じゅいち)氏

本業: 三栄商事株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ヤングマンパワー(毎日王冠)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、星野壽市(じゅいち)オーナーの本業は、群馬県高崎市に本社を構えている「三栄商事株式会社」の代表取締役社長です。
1964年、高崎市の堰代町(せきしろちょう)に於いて、「鉄スクラップの加工処理」を目的として創業された同社は、3年後の1967年には、事業拡大のため、高崎市高関町に本社を移転し、その後も業績が順調であったことから、1980年には現在の場所に本社を移転しております。
そして1984年には、関連会社の「株式会社サンジョウ」を設立し、最近の同社グループにとって「事業の大きな柱の一つ」となっている、「住宅基礎鉄筋ユニット」の製造を開始しました。
2006年には、ベトナムの「ダナン国際空港」の近くに、関連会社の「サンエイベトナム」を設立しており、現在は、「本社工場」に加えて、そのすぐ近くに「倉賀野工場」を、群馬県佐波郡に「玉村工場」を、高崎市高関町に「高関工場」を有し、100名以上の従業員を雇用しているのですから、「三栄商事株式会社」の代表取締役社長を務めている星野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
また同社は、毎年、8月に行われる「高崎まつり大花火大会」(観覧者数・約70万人)や、12月に行われる「榛名湖イルミネーションフェスタ」(同・約13万人)など、群馬県内のイベントに協賛を続けておりますので、星野オーナーのことは、多くの方が「尊敬すべき地元の名士」と考えている筈です。
そして、馬主としての星野オーナーは、確か1998年からJRAで馬を走らせ始めており、これまでに50頭以上を所有し、その中の代表的な存在としては、2013年の桜花賞を制したアユサンと、一昨年のアーリントンCや昨年の関屋記念と富士Sなどを制しているヤングマンパワーが挙げられるでしょう。
2013年の星野オーナーは、アユサンの活躍などにより、過去最高の「2億0281万円」という賞金を獲得しておりました。
しかし、アユサンは、2014年のダービー卿CTに出走した後、ヴィクトリアマイルを目指していたものの、脚部不安を発症してしまい、競走馬登録を抹消され、その後は生まれ故郷の「下河辺牧場」で繁殖入りしております。
これが影響したのか、一昨年までの2年間は、
2014年→3勝・獲得賞金3072万円
2015年→1勝・獲得賞金7342万円
と、賞金が2013年の半分以下となっておりましたので、昨年の星野オーナーは、「必ず巻き返したい」と願っていた筈です。
実際、昨年は、ヤングマンパワーで、関屋記念と富士Sを制しましたが、他の馬があまり活躍できなかったため、最終的な成績は、「5勝・獲得賞金1億4176万円」と、2013年の数字を下回ってしまったため、今年の星野オーナーは、「何が何でも2013年の数字を上回りたい」と考えているのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までは、「1勝・獲得賞金3579万円」という成績ですから、現在は、強い危機感を抱いている筈です。
また、星野オーナーは、過去2年の「セレクトセール」に於いて、
2015年→2頭を5724万円で落札
2016年→1頭を3132万円で落札
という形で計3頭を総額8856万円で落札していた上、7月10日(月)~11日(火)に行われた今年の同セールに於いても、1頭を3996万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込表記)
そして今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の毎日王冠にヤングマンパワーを登録しておりますので、私が星野オーナーであれば、「ここで一気に稼ぎたい」、「セールで使った資金を早急に回収したい」と考え、この馬を預けている手塚先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼するでしょう。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2017/10/02
少しでも早く満口にしたい筈ですから
有限会社シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アストラエンブレム(毎日王冠)
ラストインパクト(京都大賞典)
グランドサッシュ(六社S)
アズールムーン(久多特別)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、一口馬主クラブの「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の常務理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1997年の有馬記念を勝ったシルクジャスティスや、2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナや、2004年の日経新春杯、京都記念などを勝ったシルクフェイマスなどが挙げられるでしょう。
また、「シルクレーシング」は、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としている上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、ここ数年で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、「勝利数」と「獲得賞金」にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、昨年までの5年間は、
2012年→40勝(重賞3勝)・獲得賞金7億9932万円(JRA馬主リーディング9位)
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(同11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっております。
そして、今年に入ってからの同クラブは、先週までに、グレンツェントが東海Sを、ゼーヴィントが七夕賞を制するなど、「重賞4勝を含む71勝・獲得賞金13億7958万円」(馬主リーディング3位)と、順調に成績を伸ばしておりますが、クラブの関係者は、先週までの結果に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、「シルク」は、6月16日(金)に、モーリスの全妹にあたる「メジロフランシスの2016」(父スクリーンヒーロー)や、ゼーヴィントの全弟にあたる「シルキーラグーンの2016」(父ディープインパクト)や、ショウナンパンドラの全妹にあたる「キューティーゴールドの2016」(父ディープインパクト)など、計65頭の「2017年度募集馬」(現1歳世代)のラインナップを発表し、7月19日(水)から出資を受け付けているものの、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは47頭で、募集中止となった2頭を除く残りの16頭は、まだ出資を受け付けておりますので。
そのため、現在は同クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を賞金の高い特別レースで活躍させ、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの16頭を少しでも早く満口にしたい」と考えていることでしょう。
そして今週は、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の毎日王冠→アストラエンブレム
1着賞金6700万円(同5360万円)の京都大賞典→ラストインパクト
1着賞金1820万円(同1456万円)の六社S→グランドサッシュ
1着賞金1500万円(同1200万円)の久多特別→アズールムーン
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれの馬を管理している厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2017/10/02
昨年のペースを下回っておりますので
窪田康志氏

本業: ケーアールケープロデュース株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
グレーターロンドン(毎日王冠)
バロンドゥフォール(京都大賞典)
ソールインパクト(六社S)
チェスナットコート(本栖湖特別・清滝特別)


担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、窪田康志オーナーの本業は、東京都渋谷区の千駄ヶ谷に本社を構え、各種映像の制作業務や、各種イベントの撮影・収録業務などを手掛けている、「ケーアールケープロデュース株式会社」の代表取締役です。
1999年に設立された同社は、コンサートやライブといった映像コンテンツの企画制作に力を入れており、主要取引先には、「電通」、「エイベックス」、「BSフジ」、「日本コロムビア」、「リクルート」といった大手企業が名を連ねております。
また、窪田オーナーは、ブライダル映像に特化した企画製作を行なっている、グループ企業の「有限会社レーヴ青山」と「ケーアールケープロデュース有限会社」の代表取締役も務めており、連結で150名以上の従業員を雇用しておりますので、これらを取り仕切っている窪田オーナーは、「非常に優れた経営者」と言える筈です。
また、オーナーのお父様で、同じくJRAの馬主である窪田芳郎オーナーは、電子部品製造機器の設計・製造・販売を手掛けている「株式会社東京ウェルズ」の代表取締役を務めており、同社は、2017年3月期の売上高が「195億円」という素晴らしい業績を残しておりますので、経営者としての才能は、ご子息の康志オーナーにしっかりと受け継がれているのでしょう。
窪田康志オーナーがJRAの個人馬主となったのは、確か2005年のことですから、まだ「ベテラン」とは言えませんが、過去には「一口馬主クラブ・大樹レーシング」の代表を務めたことがあり、これまで何度か、ペルーサやスピルバーグでお馴染みの山本英俊オーナーと共同で馬を落札したこともありますので、私は「ベテラン馬主と同様に扱うべき重要な存在」と考えております。
2011年までの窪田オーナーは、出走させた頭数が少なかったこともあり、それほど目立った成績を残せていなかったものの、一昨年までの4年間は、
2012年→4勝・獲得賞金4670万円
2013年→13勝・獲得賞金1億5716万円
2014年→20勝・獲得賞金2億8630万円
2015年→30勝・獲得賞金4億4269万円
という右肩上がりの成績を残していた上、昨年の窪田オーナーは、ビッシュを出走させた紫苑Sで初の重賞勝ちを飾るなど、「31勝・獲得賞金4億7797万円」という、過去最高の数字を記録しておりました。
しかし、今年に入ってから先週までは、「10勝・獲得賞金3億1279万円」という成績で、勝ち星と賞金のどちらも、昨年のペースを下回っておりますので、現在の窪田オーナーは、「賞金の高い特別レースを勝って、一気に稼ぎたい」と強く願っている筈です。
そして、窪田オーナーは、今週、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の毎日王冠→グレーターロンドン
1着賞金6700万円(同5360万円)の京都大賞典→バロンドゥフォール
1着賞金1820円(同1456万円)の六社S→ソールインパクト
1着賞金1500万円(同1200万円)の本栖湖特別→チェスナットコート(清滝特別にも登録)
と、特別レースに計4頭を登録しておりますので、それぞれを管理している厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が極めて高いと私は見ております。