「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/07/03
来週のセレクトセールに向けて
馬場幸夫氏

本業: 馬場眼科 院長

今週の主な登録馬:
ベストマッチョ(プロキオンS)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、馬場幸夫オーナーの本業は、広島県広島市の安佐南(あさみなみ)区にある、「馬場眼科」の院長です。
最寄りの「アストラムライン・安東【やすひがし】駅」(広島市安佐南区)からですと、南口を出て川を渡ってすぐに左折し、人気ラーメン店の「来来亭」(安佐南相田店)がある安川通りを東に500メートルほど進み、緑色の看板が目印の「妹尾病院」の隣にあるピンク色の建物が「馬場眼科」です。
同医院は、白内障、緑内障手術などで入院する方のためにベッドを20床近く完備しているため、「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っており、馬場オーナーを含めた複数の医師が診療にあたっていることから、非常に多くの患者が通院しているそうで、土曜日の午後も診療を行なっているそうですから、地域の方々にとって「欠かせない存在」となっているのでしょう。
なお、JRA馬主としての馬場オーナーは、確か2007年から馬を走らせ始めていて、2012年までは、特に目立った成績を残せていなかったのですが、2013年は、ベストウォーリアを出走させたユニコーンSで初の重賞勝ちを飾り、アジアエクスプレスを出走させた朝日杯FSで初のGI勝ちを飾るなど、「12勝・獲得賞金2億1980万円」という成績を残しておりました。
そして一昨年は、ベストウォーリアでプロキオンSを連覇するなど、「12勝・獲得賞金2億5539万円」(JRAのみ)という、前年を上回る成績を残しております。
更に昨年は、モーニンでフェブラリーSと根岸Sを制するなど、「11勝・獲得賞金2億8286万円」と、過去最高の賞金を獲得しております。
しかし、今年に入ってから先週までの成績は、「3勝・獲得賞金1億3103万円」というものであり、昨年の同時期(7月1週目まで)の「5勝・獲得賞金2億0218万円」を大きく下回っておりますので、現在の馬場オーナーは危機感を強く感じている筈ですから、今後は全力で巻き返しを図ってくるでしょう。
また、馬場オーナーは、2004年から毎年のように「セレクトセール」に参加しており、昨年も、7月11日(月)~12日(火)に行われた同セールに於いて、1頭を5832万円(税込)で落札しておりますので、当然、来週の月曜日と火曜日、7月10日~11日に行われる今年の同セールでも、何頭かの落札を予定している筈です。
したがって、現在の馬場オーナーは、「セールの資金を潤沢にするため、多くの賞金を稼ぎたい」と強く願っている筈であり、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のプロキオンSにベストマッチョを登録している今週は、馬場オーナーが、この馬を預けている手塚先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出しているのでしょう。


2017/07/03
「締め切り直前」となる今週のレースでは…
株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
エントリーチケット(豊明S)
マイネルフロスト(七夕賞)
パラノーマル(八雲特別)
ゲッカコウ(松島特別)
ラペルトワ(織姫賞)
マイネルビクトリー(濃尾特別)
マイネルディアベル(天の川賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めているのは、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーのご子息である岡田紘和氏です。
「ラフィアン」が設立されたのは1986年のことで、それから現在までにJRAで1500頭以上を走らせていて、その中には、1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴや、2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツや、2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウといった活躍馬がいて、これまでに、「GIの6勝を含む重賞70勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、89勝(重賞10勝、特別レース17勝)・獲得賞金19億0550万円という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
ただ、一昨年と昨年は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2425万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
という順位だったため、同クラブの関係者全員が、「今年は必ず巻き返したい」と考えている筈です。
しかし、今年に入ってから先週までの馬主リーディングは、
1位:「サンデーレーシング」→62勝・獲得賞金14億2178万円
2位:「キャロットファーム」→49勝・獲得賞金13億6832万円
3位:「社台レースホース」→48勝・獲得賞金9億1074万円
4位:「里見治(はじめ)オーナー」→28勝・獲得賞金8億4352万円
5位:「シルクレーシング」→40勝・獲得賞金8億2941万円
6位:「サラブレッドクラブ・ラフィアン」→33勝・獲得賞金6億5890万円
と、昨年と同じ6位に留まっております。
また、上記の数字を見れば分かる通り、5位の「シルクレーシング」との差が、「1億7051万円」と大きく開いておりますので、私が同クラブの関係者であれば、「賞金の高い特別レースを勝って上位との差を詰めたい」と考えます。
更に、今年の同クラブは、5月8日(月)に、「通常募集馬」として52頭(現1歳世代)のラインナップを、5月12日(金)に、その募集価格を発表しており、6月16日(金)にカタログを発送し、7月12日(水)まで、「2017年度第1次募集」出資を行いますので、「締め切り直前」となる今週のレースを迎えるにあたっては、クラブの関係者達が、「初期段階での出資を増やせるよう、過去の募集馬を活躍させたい」とも望んでいる筈です。
そして今週は、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の豊明Sにエントリーチケット
1着賞金4100万円(同3280万円)の七夕賞にマイネルフロスト
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、各馬について、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2017/07/03
今年も多くの馬を落札する筈ですから
永井啓弍(けいじ)氏

本業: トヨタカローラ三重株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
スズカウルトラ(茶臼山高原特別)
スズカディープ(茶臼山高原特別)
スズカデヴィアス(七夕賞)
スズカリバー(マリーンS)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、永井啓弍(けいじ)オーナーの本業は、三重県四日市に本社を構えている、「トヨタカローラ三重株式会社」の代表取締役会長です。
1961年に設立された同社は、現在、「四日市本社店」、「鈴鹿西支店」、「松阪支店」、「鳥羽支店」、「伊勢支店」など、三重県内に23の販売店を構えており、「2016年3月期の売上高」は「197億円」というもので、社員数は500名を上回る規模となっておりますから、そのトップである永井オーナーは、「地元経済界の有力者」と言えるでしょう。
そして、JRA馬主としての永井オーナーは、既にキャリアが30年以上に及ぶ大ベテランで、これまでに、サイレンススズカやスズカマンボやスズカフェニックスなどで多くの重賞レースを勝っている上、現在は「中京馬主協会」の会長を務めておりますので、経済界だけではなく、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
永井オーナーがこれまでに最も良い成績を残しているのは、サイレンススズカが、宝塚記念と中山記念と金鯱賞と毎日王冠と小倉大賞典を制した1998年で、この年は、重賞7勝を含む27勝を上げ、8億7026万円の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2014年→22勝・獲得賞金5億0152万円
2015年→11勝・獲得賞金3億1973万円
2016年→18勝・獲得賞金2億5946万円
と、1998年と比べれば明らかに物足りない成績の上、賞金が「右肩下がり」という状況ですから、今年の永井オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
実際、今年に入ってから先週までの成績は、「21勝・獲得賞金3億4745万円」と、既に昨年の数字を上回っておりますので、私の見込みは正しかった筈です。
また、永井オーナーは、毎年、多くの競走馬セールに参加しており、昨年も、自身の名義と、オーナーが代表を務めている法人の「永井商事」の名義で、計16頭を総額2億2247万円で落札しておりました。
そして今年も、
※4月25日(火)に行われた「JRAブリーズアップセール」
□永井オーナーの名義
「サンダークラップの2015」(牡・父アドマイヤオーラ)を2484万円で落札
※5月23日(火)に行われた「HBAトレーニングセール」
□永井オーナーの名義
「アドマイヤビアンの2015」(牡・父ヴィクトワールピサ)を1296万円で落札
□永井商事の名義
「ラビアンローズの2015」(牡・父ヘニーヒューズ)を2754万円で落札
と、計3頭を総額6534万円で落札しており、来週、7月10日(月)~11日(火)に行われる「セレクトセール」でも、何頭かを落札する筈ですから、私が永井オーナーであれば、「潤沢な資金でセールに参加するため、できる限り多くの賞金を稼いでおきたい」と考えるでしょう(落札金額は全て税込)。
そして、「セレクトセール直前」となる今週は、1着賞金1050万円(馬主の取り分は8割の840万円)の茶臼山高原特別にスズカウルトラとスズカディープ、1着賞金4100万円(同3280万円)の七夕賞にスズカデヴィアス、1着賞金2200万円(同1760万円)のマリーンSにスズカリバーと、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示していると私は判断しております。


2017/07/03
一昨年の半分ほどを稼いでおりますが
杉山忠国氏

本業: 株式会社丸杉 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ヴォージュ(七夕賞)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、杉山忠国オーナーの本業は、「JR岐阜駅」のすぐそばにある「金華橋通り」沿いの角地に、「フロンティア丸杉ビル」という本社ビルを構え、建設関連鋼材の販売・加工や、建設用機械器具資材の販売などを手掛けている、「株式会社丸杉」の代表取締役社長です。
同社は、1921年に初代社長の杉山清一氏が創業したのが起源で、既に100年近い歴史を有しており、現在は、「鉄鋼卸業界で国内トップクラスの企業」と言え、同社が鋼材を納入した主な物件としては、JR名古屋駅に併設されている複合施設・「JRセントラルタワーズ」や、東京都江東区にあるショッピングセンター・「ららぽーと豊洲」などの大型施設が挙げられるでしょう。
また、本社以外にも、愛知県稲沢市に「営業本部」、愛知県名古屋市に「名古屋支社」、東京都中央区に「東京支社」、千葉県船橋市に「関東支店」を構え、東海地区を中心に営業所を計12ヶ所も構えている同社は、他にもグループ企業として、
「丸杉建設株式会社」(岐阜県岐阜市)→土木・建築資材の販売及びリース事業を展開
「中央鋼管株式会社」(愛知県名古屋市)→鋼管類全般の切断・加工・販売事業を展開
「株式会社グループホーム」(愛知県名古屋市)→介護事業を展開
を有しております。
そして現在は、確か300名近い従業員を雇用しており、2016年3月期の売上高が「530億円」に達していますから、これらの企業を率いている杉山オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言うことができ、更に杉山オーナーは、現在、「岐阜県体育協会」の理事と「岐阜県バドミントン協会」の会長を務めておりますので、「誰もが認める岐阜県の名士」と言えるでしょう。
なお、馬主としての杉山オーナーは、確か1998年頃からJRAで馬を走らせており、これまでに現役の24頭を含めて100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のいちょうSで、オーナーにとって初の重賞勝ちを、一昨年のNHKマイルCで、初のGI勝ちをもたらしたクラリティスカイが挙げられます。
一昨年は、同馬の活躍などにより、「7勝・獲得賞金2億6020万円」という成績を残し、過去最高の賞金を獲得しておりましたが、昨年の成績は「13勝・獲得賞金2億3512万円」と、勝ち星では前年を上回っていたものの、賞金は2500万円ほど下回っておりました。
そのため、今年の杉山オーナーは、「必ず一昨年の賞金を上回りたい」と願っている筈で、実際、先週までの成績は、「4勝・獲得賞金1億1794万円」と、一昨年の半分ほどを稼いでおりますが、私が杉山オーナーでしたら、現状に満足することなく、一昨年の賞金を確実に上回るために、「賞金の高い特別レースを、1戦でも多く勝ちたい」と考えるでしょう。
そして今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞に、下鴨S、ジューンSと連勝中のヴォージュを登録しておりますので、私はオーナーが勝負を懸けてきたと見ております。
更に、杉山オーナーは、先述したクラリティスカイのNHKマイルCから「重賞で20連敗中」となっておりますので、今回は、「久々に重賞を勝ちたい」という思いも込められている筈ですから、「調教師情報部」の皆様には、ヴォージュを管理している西村先生がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいところです。