「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2022/11/07
親父さんはダンスインザダークとかでお馴染みでしたな
橋口慎介調教師(栗東)

主な管理馬:
レーヌブランシュ(2021年レディスプレリュードなど)
グレイスフルリープ(2018年JBCスプリントなど)

今週の主な登録馬:
ショーモン(デイリー杯2歳S)
ユウゲン(福島放送賞)
フライヤートゥルー(黄菊賞)
エマージングロール(室町S)

担当者:調教師情報部 元調教師T

橋口慎介君は、2016年の2月に定年で調教師を引退した橋口弘次郎さんの長男ですな。
橋口弘次郎厩舎っちゅうたら、皆さんがよう知っとる通りで、ダンスインザダークを使った1996年の菊花賞や、ハーツクライを使った2005年の有馬記念や、ワンアンドオンリーを使った2014年のダービーとか、GIを10勝、それを入れて重賞を96回も勝っとって、JRAで通算991勝を上げとりました。
そんな弘次郎さんを、子供の頃からずっと見てきた慎介君が、「調教師になりたい」と思うようになったんは、まあ当たり前やったんでしょうな。
そんで慎介君は、高校を卒業する前に、「競馬の世界に進みたい」と親父さんに相談したそうですわ。
そしたら、弘次郎さんに、「これからは競馬の世界も英語が必要になるんで、外国で勉強してこい」と言われて、慎介君は、アイルランドのリムリック大学にある競馬専門の学科で、4年間、馬のことを勉強しとりました。
日本に戻ってからの慎介君は、1999年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から池添兼雄厩舎で厩務員と調教助手をやって、2015年に調教師の試験に受かるまでの15年間、ずっと池添厩舎で経験を積んどりましたな。
慎介君は、「何としても、父の定年より前に調教師の試験に受かりたい」と思っとったそうやし、見事に2回目の挑戦で受かっとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
試験に受かった後は、技術調教師として、角居勝彦厩舎と弘次郎さんの厩舎で、馬のことはもちろん、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。
そんで、2016年の3月に、弘次郎さんの厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業した慎介君は、最初の年に、「14勝・獲得賞金3億0655万円」っちゅう、幸先のいいスタートを切っとりましたな。
その後の2年間は、
2017年→15勝・獲得賞金2億9892万円
2018年→15勝・獲得賞金2億8985万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんやけど、その後の3年間は、
2019年→24勝・獲得賞金3億7435万円
2020年→22勝・獲得賞金3億8605万円
2021年→27勝・獲得賞金4億0323万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりになっとったし、特に去年は、勝ち星と賞金のどっちも、今までで一番の数字やったんや。
で、今年も勢いは続いとって、先週までに22勝を上げて、稼いだ賞金は「3億9826万円」と、去年の数字を超えるんは時間の問題になっとります。
もちろん、今の慎介君は、「この勢いでもっと勝ちたい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のデイリー杯2歳Sにショーモンを登録しとるし、他も入れたら、全部で4頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、慎介君がどの馬もメイチに仕上げてくるとワシは見とります。

2022/11/07
鹿屋農業高校と日本大学の農獣医学部畜産学科を出ています
和田雄二調教師(美浦)

主な管理馬:
特になし

今週の主な登録馬:
オールパルフェ(デイリー杯2歳S)
ベルウッドブラボー(会津特別)
サンタナブルー(銀嶺S)


担当者:調教師情報部 元調教師O

和田雄二君は、鹿児島県の鹿屋市に生まれて、県立の鹿屋農業高校を1988年に卒業してから、日本大学の農獣医学部畜産学科に進んで、1992年に卒業しています。
それから、1994年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から、トウショウボーイを管理していたことで有名な保田隆芳さんの厩舎で厩務員をやっていました。
そして、1996年の4月に吉永正人さんの厩舎に移ると、次の年の6月から調教助手をやって、2006年の9月に吉永さんが亡くなるまで、ずっとそこで経験を積んでいたんですよ。
同じ鹿児島県出身で、乗り役時代に、ミスターシービーで牡馬三冠を勝つなど、大きなレースに強かった吉永さんに憧れて競馬の世界に入った和田君は、念願が叶って吉永さんの厩舎に入れたことを大喜びしていましたし、その頃から何度も調教師の試験を受けていて、なかなか合格できずにいましたけど、14回目だった2012年に試験に受かっています。
ちなみに、試験に受かった知らせが届いた時には、吉永さんの長男で、1992年から2008年まで乗り役をやっていて、今は和田勇介厩舎で調教助手をやっている護(まもる)君の家に行って、師匠の仏前に報告したそうです。
2013年の3月に自分の厩舎を開業した和田君は、最初の年こそ、「4勝・獲得賞金4646万円」という成績でしたけど、その後は、
2014年→12勝・獲得賞金1億3282万円
2015年→14勝・獲得賞金2億2790万円
と、順調に勝ち星と賞金を伸ばしていました。
でも、その後の4年間は、
2016年→9勝・獲得賞金2億1595万円
2017年→11勝・獲得賞金2億0912万円
2018年→10勝・獲得賞金1億7290万円
2019年→12勝・獲得賞金1億6865万円
という形で数字が伸び悩んでしまって、一昨年は、「15勝・獲得賞金2億1137万円」という成績を残して、巻き返しに成功しましたけど、去年は、「9勝・獲得賞金1億8229万円」と、前の年を大きく下回ってしまったんですよ。
それに、今年も悪い流れが続いていて、先週までが「9勝・獲得賞金1億5085万円」という成績で、このままだと、一昨年の数字を上回るのは厳しい状況です。
もちろん、今の和田君は、「賞金の高いレースを勝って一気に巻き返したい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、デイリー杯2歳Sのオールパルフェなど、特別レースに3頭を登録していますので、私が彼でしたら、どの馬も全力で仕上げますね。
それに、和田君の厩舎は、まだ重賞を勝てていませんので、デイリー杯2歳Sのオールパルフェには、「初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められていると私は見ています。

2022/11/07
1985年のカブトヤマ記念とか、乗り役の時に303勝を…
西園正都調教師(栗東)

主な管理馬:
ジュールポレール(2018年ヴィクトリアマイル)
サダムパテック(2012年マイルCSなど)
エーシンフォワード(2010年マイルCSなど)
タムロチェリー(2001年阪神ジュベナイルFなど)

今週の主な登録馬:
ローザノワール(エリザベス女王杯)
タガノビューティー(武蔵野S)
ダテボレアス(会津特別)
モダスオペランディ(堺S)
ビッグシーザー(福島2歳S)

担当者:調教師情報部  元調教師Y

西園正都君は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男さんの甥っ子で、馬が身近におる環境で育っとるから、「騎手になりたい」と思うようになったそうですな。
そんで西園君は、1974年に大根田裕也厩舎から乗り役としてデビューして、1985年のカブトヤマ記念をチェリーテスコで勝つなど、1997年に調教師の試験に受かって乗り役を引退するまでに、全部で303勝を上げとります。
1998年に自分の厩舎を開業した西園君は、次の年に、ヒサコーボンバーを使った阪神ジャンプSで初めて重賞を勝つと、2001年には、タムロチェリーを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っとったし、その後も、サダムパテックを使った2012年のマイルCSや、ジュールポレールを使った2018年のヴィクトリアマイルとか、今までに重賞を30回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を育てる方が向いとるんやろ。
そうそう、西園君の長男で、2014年から彼の厩舎で調教助手をやっとった西園翔太君が、去年の12月、調教師試験に受かっとりますな。
2012年の西園君は、サダムパテックとかがよう走ったんで、「43勝・獲得賞金10億5017万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとりました。
けど、それからは成績が伸び悩んどって、去年までの5年間も、
2017年→34勝・獲得賞金6億9643万円
2018年→20勝・獲得賞金5億7223万円
2019年→24勝・獲得賞金4億4066万円
2020年→29勝・獲得賞金4億8040万円
2021年→31勝・獲得賞金6億1579万円
っちゅう物足りない数字やったんや。
せやから、今年の西園君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとるんやろうし、実際、アフリカンゴールドを使った京都記念を勝つなど、先週までに去年と同じ31勝を上げとって、稼いだ賞金は「5億6736万円」と、もう去年の9割を超えとります。
もちろん、今の西園君は、「この勢いでもっと稼いで、早く去年の数字を上回りたい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、エリザベス女王杯のローザノワール、武蔵野Sのタガノビューティーとか、賞金の高い特別レースに全部で5頭を登録しとるんで、どの馬も「勝負懸かり」とワシは見とります。

2022/11/07
親父さんはケイエスミラクルとかを管理しとりましたな
高橋義忠調教師(栗東)

主な管理馬:
ワンダフルタウン(2021年青葉賞など)
レッドジェニアル(2019年京都新聞杯)
メイショウテッコン(2019年日経賞など)
ファインニードル(2018年スプリンターズSなど)

今週の主な登録馬:
クルゼイロドスル(デイリー杯2歳S)
タイセイシェダル(奥羽S)
ルチェカリーナ(奥多摩S)
ガムラン(福島放送賞)

担当者:調教師情報部 元調教師S

高橋義忠君が、2011年に調教師を引退した高橋成忠(しげただ)さんの長男っちゅうんは、皆さんもよう知っとるやろ。
成忠さんは、乗り役時代に、ヒカルポーラで1964年の天皇賞・春と宝塚記念を勝つなど、エエ成績を残しとって、シーエースで桜花賞を勝った1967年には、騎手リーディング1位になっとったんや。
調教師になってからも、ケイエスミラクルを使った1991年のスワンSや、メイショウバトラーを使った2006年のプロキオンSや、メイショウサムソンを使った2007年の天皇賞・春と天皇賞・秋とか、重賞を16回も勝っとりましたな。
義忠君が、調教師になろうと思うようになったんは、もちろん、親父さんが乗り役や調教師をやっとったからやけど、元々、義忠君は飛行機が好きで、大学では、経済学を学びながらパイロットを目指しとったそうや。
けど、その前に、「色々な世界を見たい」と思って親父さんに相談したら、「海外で馬を見てきたらどうや?」と勧められたんで、イギリスに行っとりましたな。
向こうでは、英語の勉強をしながら、1998年と1999年のイギリスチャンピオンSを連覇したアルボラーダとかを育てた、マーク・プレスコット厩舎で馬のことを教わって、その奥深さに惹かれて「競馬の世界もエエもんやな」と思ったそうですわ。
当時のプレスコット厩舎には、1992年にイギリスとアイルランドの両方でオークスを勝って、凱旋門賞で2着だった後、ジャパンCに出走して1番人気で6着だったユーザーフレンドリーがおって、義忠君もこの馬を間近で見とったそうやな。
日本に戻ってからは、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から吉岡八郎厩舎で厩務員をやって、1996年の6月からは調教助手をやっとりました。
そんで、1999年の10月からは、成忠さんの厩舎で調教助手をやって、調教師の試験に受かった2011年まで、ずっとそこで経験を積んどったし、その頃、親父さんの厩舎には、2001年のシンザン記念と2003年の新潟記念を勝ったダービーレグノや、さっき名前を出した、メイショウバトラーやメイショウサムソンがおって、こういう走る馬を何頭も間近で見てきたんですわ。
でもって、義忠君は、2011年の3月に自分の厩舎を開業したんやけど、決まったんが、その年の1月半ばやったんで、開業するまでの間は、2日に一回は飛行機で北海道に行って馬を集めとりましたな。
その甲斐があって、1年目に11勝を上げて「1億3982万円」の賞金を稼いどったし、2014年には、クリノスターオーを使った平安SとシリウスS、サンレイデュークを使った東京ハイジャンプと、重賞を3つも勝って、「31勝・獲得賞金6億2235万円」っちゅう成績を残しとったし、2018年には、ファインニードルを使った高松宮記念で初めてGIを勝つなど、26勝を上げて、「7億4942万円」っちゅう今までで一番の賞金を稼いだんや。
せやけど、その後は、
2019年→22勝・獲得賞金4億7206万円
2020年→27勝・獲得賞金4億5460万円
2021年→19勝・獲得賞金5億5890万円
と書けば分かる通りで、3年続けて2019年を大きく下回っとって、今年に入ってからは、先週までに11勝しか上げられとらんし、稼いだ賞金は「2億7954万円」と、まだ去年の半分くらいなんですわ。
せやから、今の義忠君は、「早く巻き返さなアカン」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円のデイリー杯2歳Sにクルゼイロドスル、1着賞金が1840万円の奥羽Sにタイセイシェダルとか、賞金の高い特別レースに4頭を登録してきましたんで、どれも気合いを入れて仕上げてくるとワシは見とります。